魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK 時は西暦2050年、科学は益々繁栄し、 1年前 No.0
|
魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK 時は西暦2050年、科学は益々繁栄し、 1年前 No.0
|
魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK
エリナ、この間ロボットショップでカズヤが買ったロボットである、
エリナはとても可愛い女型のロボットで、よく働き、よく動く、人工知能には、人間の脳を超えた賢さを持つ、
普段、何も言わずに人間の言うことをきくだけの、ロボットだが、彼等の人工知能は、人間を、そして世界を、いったいどう思っているのだろうか?
カズヤには、それが気になって仕方なかった。
魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK
「なあ、エリナ、おまえ人間をどう思う?」
思いきってカズヤはエリナに訪ねてみた。
エリナは答える、
「人間…ですか、」
エリナは答えに詰まったようだった。
「人間、とは人と人の間にある、と言う意味です、」
エリナは答えを濁すと買い物袋を持った。
「さあカズヤ、夕御飯の買い物に行きますよ」
時は西暦2050年、京都から東京までは最速マシンで30分掛からない、カズヤ達は買い物に出掛けた。
エリナはとても精巧に作られている、いつもエリナのおかげで25歳であるカズヤのアパートは清潔で、食べている物だって体に良い物ばかりだ。
デパートは満員御礼だった。
エリナとカズヤは人混みのなかを通り夕御飯であるカレーの材料を買った。
魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK
エリナ、が人間をどう思っているかの答えは闇の中だった。
まさか人間に、反逆を企てたりして暴れまわっている、テロもどきのロボットと彼女は違うとカズヤは思っていた。
カズヤが一人で作った夕御飯よりも、エリナが作った夕御飯は抜群に旨い、
そうこうしているうちに日は、暮れた。