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悪魔に恋した天使

 ( 小説投稿城 )
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ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

貴方のその赤い瞳…

とても綺麗で、澄んでいてーー

私はその時恋をした。

貴方の正体も知らず、ただ純粋な……





これは天使と悪魔の禁断の恋物語。

関連リンク: 我が家に天使を迎えます 
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ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

ここは天界。
空は永遠に青く澄み、地上はどこまでも続く花畑。
神の使いと言われる天使が住む世界だ。

「アテナー!」

「リナ!」

二人の美しい少女が手を振り合っている。
リナはアテナのもとへ駆け寄った。
頬は少し紅潮し、興奮している様子だ。

「明日だって! 階級上げの試験!」

「明日とはまた急ね」

リナとは対照的に冷静なアテナ。
あまり興味も無さそうだ。
二人は見習いといって、一番下の階級の天使。
明日、見習いから下級へ繰り上げるための試験が行われるのだ。


2ヶ月前 No.1

ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

「私は出ないわよ」

「なんで?!」

「だって、なんか面倒くさそうだし…」

「だめだよ! 出なきゃ! いつまでも見習いじゃまずいでしょ」

見習いには制限期間がある。
天使として生まれ、20年以内で繰り上がらないと消滅する。
二人は同い年で18才、もう後がない状態なのだ。

2ヶ月前 No.2

ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

「分かったわ。消えたくないし」

アテナは渋々頷いた。
その反応にリナは満面の笑顔になる。

「そうと決まれば予行練習しよ!」

「え?」

「さあ、人間界へレッツゴー!」

素早くアテナの腕を掴んだリナは、繋がりの門まで突進する。
思わぬ力の強さに、アテナはただ引っ張られていった。
繋がりの門とは、世界と世界を結ぶ扉のことだ。
人間界へ行くには、この門を通らなければならない。

「着いたよ! ここを開けば人間界だー!」

「でも、見習い天使はこの門を使う事を禁止されてるわ。
それに、人間界へ行くには呪文を唱える必要がある。
貴方呪文なんて知らないでしょ。戻るわよ」

2ヶ月前 No.3

ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

「……私、知ってるよ」

そう言うリナの目は、とても真剣だった。
その目をそっと閉じると、何か呟き始めた。
アテナには何語か分からない。
ただ茫然と、その声に聞き入っていた。

「?!」

門を中心に魔方陣が浮かび、リナがキラキラと輝く。
その後も、数分に渡り呪文を唱えたリナ。
それが止んだと思うと、リナはその場に倒れこんだ。

「リナ! 大丈夫?!」

「うん、大丈夫。えへへ、魔力使いきっちゃった」

アテナがそっと抱き起こすと、少し嬉しそうにリナは笑った。

2ヶ月前 No.4

ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

「でも、成功したよ!」

「まさか…人間界に繋がったの?!」

驚愕するアテナ。
手を貸してもらいながら、立ち上がるリナは満足そうだ。

「えっへん! 凄いでしょ」

「こんなこと見習いに出来るはずがないわ。
そもそも、魔力だって足りないし」

「魔力の源はこれだよ」

そう言ってリナは、胸元に下がっているペンダントを見せる。
それは透き通った水色の魔力鉱石がはめ込まれた物だった。

2ヶ月前 No.5

ミシェル ★Tablet=slZ68LbTmA

「こんな高価な物、どこで貰ったの?」

「お母さんからだよ。お守り代わりに持っとけって」

「呪文はどこで覚えたの?」

質問攻めするアテナにうんざりしたリナ。
ため息をついて、呪文について答えようとはしなかった。

「早く行こ。こんな所見つかったらまずいよ」

「え、ええ」

リナが門を開くと、その先に別世界が広がっていた。
人間界だ。空気は多少汚いが、科学や文化が発達している事が分かる
その門を通った二人が後ろを振り返ると、門が消えていた。

2ヶ月前 No.6
ページ: 1

 
 
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