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rrrr

 ( 小説投稿城 )
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rrrr ★htjInmQRCR_M0e

今日からこの国のこの町に住むことになった。
今まで住んでいた場所とは違う、オシャレかつ上品で広い。
正体を知られないための女装も何年やってきたことか。この土地の人の前ではその必要もなくなる。
自分が初めて、男として生きることのできる場所。

「はいはぁい、新人かなぁ?っと。およ?」
ガチャリ。ドアを開け僕の顔を見た男は首をかしげた。
「男の子じゃない…ってことは何?配達?何の用?」
「いや、えと、男だけど…八麗です。草鐘の家の」
男は口をぽかんと開けた。
「いやいやいやいや嘘だ。だってあんた女でしょ?こっちは男の子だって聞いてんだけど」
「だから、これ女装だって。向こうの土地で人として生活するための」
「・・・」
半信半疑の表情で胸を確認する。
「この膨らみもパッドだし」
「いや、いやいや、信じられん。たとえ男だとしても草鐘の血を受け継いだ奴がこんな平気で女装できるような・・・」
男はしばし考え誰かを呼んだ。
「おーい金ちゃん。今草鐘を名乗る女が来てんだけどさあ、どうするよ?」
「ん?いやぁ、それはちょぃと怪しいんじゃない?見た目も草鐘家の男を名乗るにはヒョロっちぃし」
「そのぐらい自分でも分かってる。でも、嘘じゃない。男なのも草鐘家の人間なのも」
本当に草鐘家の男なのか自分でも疑うくらい僕はヒョロい。身長は高い方だけど女顔で、声も高いから女装なんて必要ないくらい。
小心者だしヘタレだし、勉強も運動もできない。つまり、偉大なる妖怪一族の男なのに、人間以下の使えないクズってこと。
「そんな言うんなら脱いでもらおっか」
「え」
「確かにいい方法だね金ちゃん。でも女だったら大変じゃね?」
「こんだけ言い張るんなら脱いでみなよってこと。男なんだから抵抗ないと思うし」
うぅ…それはマズい。決して僕は女ではないが、今までずっと女として過ごしてきたから、少し抵抗が…
「あれれぇ。やっぱできないんかな?ね、金ちゃん」
「そんな雰囲気だねぇ…飴。戻ろぅっと。くだんない」
「あ、ちょっと待っ…この!この腕輪見れば、分かるでしょ!」
小さい頃に父さんがくれた妖力を制御する腕輪。妖怪らしい力なんて発揮できたことないけど。
「・・・」
腕輪を見せつける。が、金ちゃんという男は反応せず、僕の体に手を伸ばした。
「ひっ、ひぃやぁぁあぁ!!!!なっ、なっ、何、を…お、前…」
服を胸の位置まで思いっきり捲りやがった。突然。
「?男じゃん。何隠してんの。金ちゃんのおかげで疑いが晴れたし。何も女みたいな反応しなくても…wふっwww」
「まぁ笑える。草鐘の奴がこんなんだとは。入っていーよ、八麗」
いくら男でも今のはひどすぎる。わいせつだろ。こんな家に住むなんて嫌。絶対に嫌。父さんに怒られるかもだけど、でも…帰りたい。
閉まった扉に背を向けた。

1時間後
「金ちゃん。そういえば八麗ちゃんは?入ってこないね」
「あぁ〜忘れてた。帰ったんじゃない?」
「それはダメでしょ。あーあ、殺されちゃうね、あの子」
「・・・」
「・・・」

帰るって言っても、帰れない。空港まで遠いし、そこから自分の国までは時間がかかりすぎるし。
行く宛てがなくまだ慣れぬ土地をふらつく。
こんなだから僕はダメなんだ。何かから逃げ出したり失敗するたびに、いつもそう思っていた。

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rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

愛の枷

母親の愛の支配下に置かれた一人の少年と、暴力の支配下に置かれたもう一人の少年。

いつまでも付き纏う醜き枷。少年たちは、その枷をどう捉え、どう向き合い成長していくのだろうか。

2ヶ月前 No.99

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

最近「雪女」が気になっていて、どんな話なのか改めてネットで調べた。
内容うろ覚えだったからな。
うろ覚えだけどアレンジしたら面白そうって思った。
なんか、おじさんと息子(赤ちゃん)が雪山の小屋で一晩過ごそうとしたら雪女が来ておじさんは殺られちゃって、息子(赤ちゃん)だけ生かしたみたいな?
実際ネットで調べたら全然違かったwwww
「若くてきれいだから殺さない」ってwwおい雪女ww贔屓かよwww

2ヶ月前 No.100

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

パッと思いついた内容だと、貧乏な三人家族(父、母、息子)は村を追いだされ、雪山へと踏み込んでしまった。
病弱な父は「俺が死んだら、その肉を食料として食べてくれ」と残し、そのまま息を引き取った。
偶然見つけた小屋まで息子と父を抱え歩いた。涙を流しながら。
最初は父を食べるだなんて出来なかった。けれど、極寒の小屋の中、食料は一つもなかった。
せめて、息子だけは死なせたりしない。思い切って父を食料にした。この寒さなら長く持つ。
母が食べれば息子にご飯もあげられるようになる。
吐き気がする。けど、食べなきゃ。父のためにも、息子のためにも。

やっとの思いで乳が出るようになった。
しかし、母の体ももう駄目になっていた。
体の不調に悩まされ、もうすぐ自分が倒れるんだと、分かっていた。
最後の乳を息子に飲ませ、その隣に横たわる。
「これまでなんだ」と、涙をこぼす。充分幸せだった。あとは息子が元気に生きてくれれば・・・
「女…起きるんだ」
こんな所に人が?
薄目を開く。涙で滲んでよく見えない。
それでも、長い黒髪の女の人が立っているのは分かった。
運が良ければこの人に息子を…
「お願い、します…この子を…どうか…」
女の人は息子を見た。そして、抱きかかえた。
「どうか…元気に…」
女の人がそのまま小屋を出ていくのと同時に、母は息を引き取り、外から入ってくる吹雪に包まれ凍った。

2ヶ月前 No.101

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

我ながらパッと設定が思いつくのってすげぇと思うw

2ヶ月前 No.102

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

昨日睡眠前に早く寝付けなくて思いついた設定がある。それが面白すぎて眠くなっても続けてたw

茶髪の少年と黒髪の大人の話。
月曜日の3時前。大粒の雨が降る中、人気のない公園のブランコに傘も差さず座る一人の少年。
見覚えのある茶髪。
「英くん、久しぶり。そんな所でどうしたの?」
傘を差し出す。
「…先生。濡れてますよ」
「君こそずぶ濡れじゃないか」
「僕はいいですよ」
「…ちょっとついて来なさい」
腕を引っ張られる。
「どうしてですか?」
「だって、あのまま置いて行ったら君は、家にも帰らずに風邪を引くことになる」
「先生に関係ありますか?」
「……」

「入りなよ」
「……」
「はぁ…ほら、入って」
(わざわざ腕を引っ張ってやんないと動かないのか。こいつは)
とりあえず髪を直しながら英の状態を改めて確認する。
頭から靴までビッショリ。
「どんだけあそこにいたんだ?」
俯いていた英が何かに反応した。顔を上げ、先生を見つめる。
「先生、変わった…」
「当たりめーだろ。外では利口にしてなきゃ生きてけねーんだよ。それより、早く靴と靴下脱いで上がれ」
ゆっくりと靴と靴下を脱ぐ。脱衣室に上がらせ、パーカーとTシャツを脱がせる。
重くなった衣服からはポタポタと水滴が垂れる。
風呂場で少々水を絞りながら、ズボンも脱ぐよう指示する。
「え、し、下はいいです。大丈夫なんで」
「いや、駄目だろ。とりあえず脱げ」
嫌々顔でゆっくり脱ぐ英。何がそんなに嫌なのか先生には分からない。
「…あちゃー、まさかの下着までビチョ濡れ。一体いつから雨に打たれてたんだ」
「朝からです、けど…」
「ダメだなこりゃ。風呂入んぞ。おら脱げ」
「え?いや、え、何言ってるんですか」
「俺も今から風呂入っとこだし。そんな冷えてちゃ服着替えても意味ねぇ」
「いや大丈夫です」
「拒否権無し。早くしろ」

嫌々風呂にも入ったわけです。
「お前、学校は楽しいか?」
「楽しかったら今頃学校にいます」
「あっそ。そりゃ学校なんて楽しくねーわな」
「…先生も許すんですか」
「何をだ?」
「学校なんて好きな時に行って好きな時に帰るし、先生も親も絶対怒らないし無理を言わない。何かあれば障害や精神疾患のせいにして。どうして僕だけが許されるんですか。ただの甘やかしじゃないんですか」
「あー…でも、そういうのは人それぞれだからな。大人数に少人数が合わせる必要ねえよ」
「皆そう言うんです。先生も親も、人に合わせる必要ないって。どうして僕だけ、そんな風に言われるんでしょうか」
(めんどくさいやっちゃなー)
「お前、俺に何を求めてるんだ?言っとくが、俺はお前の扱い方なんて少しも知らねえ。だから話を聞けと言われたら聞くし、質問に答えろと言われたら答えるまでだ。その答えがお前を傷つけても、知ったこっちゃねえんだ。分かったか」
そう言って先生は立ち上がった。
英に異変が起きたことに気付かず。

二人分の飲み物を用意して床に座っていた先生。
後から重い足取りで出てくる英。
「ん、そのシャツちょっと短すぎたか?今にも見えそうだぞ。嫌なら違うのに変えるが」
反応がない。聞こえていないのか。目を見開いたまま、何もないはずの床を見つめている。
そしてゆっくりと顔を上げ近づいてくる。
「?………!?」
ガッと急に両手で襲いかかってきた。
「…あ゛?」
すぐに両手を掴んだが、もしかしたら首でも絞めようとしたのか。
次は足でも使うのかと考えていたら、英が力を抜いた。先生が手を放すと、ぶらりと両腕を下げ背中を向けた。
「ごめんなさい。もう帰ります」
「おいおい、シャツ一枚でまたぶらつく気か?今服乾かしてっから、それまで休んでろよ」
「もう言いましたけど、先生に関係ありますか?僕なんかに構わなくていいですよ」
「関係性なんて、関係ないから始まるもんだろ。それに、俺は元担任だ。充分関係ある」

5時過ぎ。
乾燥機にかけていた衣服が乾いた。
「お、丁度いい時間だ」
シャツを脱いで自分の服に着替える。
「シャツ、洗って返すので」
「いいからそこらへん置いとけ」
「そうですか。色々お世話になりました」
靴はさすがに乾かせないので靴下は履かない。
「お邪魔しました」
「送ってく。お前傘ないだろ」
「大丈夫です」
「せっかく服乾かしたんだから……ぁ、ああ、やっぱごめん。用事あったんだったわ。傘貸すから、ほい」
「あ、ありがとうございます。さようなら」
「おう」

これであいつまた返しに来るな。
早めに気付いて良かったわ。






2ヶ月前 No.103

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

小説「喰らう人」から

自宅にピンポーン
(配達かな?)
ドア開けた瞬間お腹ドーン。(蹴られる)
想像もつかない一瞬の出来事で回避も防ぐのも出来なかった。
腹から血。意識朦朧。
土足でゆったり歩いてくる犯人。(自分とよく似た男)
「あれ?弱くない?こんなの聞いてないんだけど。あちゃちゃ」
携帯を手に取り救急車を呼ぶ。
「何も覚えてない、って言え」
去っていく。
気が付けば病院。
色々聞かれた。何も覚えていない、犯人は見てない。と答える。
事件として取り扱われているが一応退院。

2ヶ月前 No.104

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

体の大きな「巨人」が住む町に、一人旅をしていた青年が訪れる。

巨人の住む町に着いたのは、夕方頃。
生憎の大雨だ。
びしょ濡れだし暗いし、野宿をするなら屋根付きの場所じゃないと。
それにしても、人が少ないな。多かったら多いで困るが。
警戒もせず野宿に最適な場所を探していた時、目の前に突然板が現れた。
「痛っ」
思いきり顔面をぶつけた。
人がいないからって油断するのではなかった。
板の正体は家のドアだ。
巨人が住むのだから、もちろん全てが大きい。
「…あら?人間のお方?」
思わず家の陰に隠れる。やはり、大きい。
若い女性のようだが、3m以上はある。
「うふふ、怖がらなくてもいいわよ。出て来て頂戴。こんな所にいたら、風邪引いてしまうわ」
体が大きいと言っても、中身は普通の人間だ。
別に怖がる必要などないのだ。
「…悪かった。覚悟はしていたのだが、あまりの体格差に驚いてしまった」
「まあ可愛らしい。驚かせてしまってごめんなさいね。どうぞお入りになって」

2ヶ月前 No.105

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

俺の母親は、愛に飢えている――――。

真夏日。太陽も照らし疲れただろうに、未だに蒸し暑い。
家に帰るなりネクタイを緩め自室に入る。
と、ベッドに座る俺の母親が。「待っていました」と微笑んだ。
「なんで俺の部屋にいんだよ」
母はこちらに歩み寄り、首に腕を回して抱きついてきた。
「お帰りなさぁい」
気持ちの悪い声。ベタリと滲む汗。俺は母を突き飛ばした。
「近寄んじゃねえババア。気持ち悪ぃな」
床に投げた学校の鞄を再び持ち直し、さっさと家を出た。
大丈夫。いつものことだ。夜まで待てば、母は家からいなくなる。
「ったくよ、だりぃな。いい加減年齢考えろよあのババア」
幼い頃虐待を受けていたと言う母親は、充分な愛情を与えられずに、若い頃から男遊びをしていた。
そんな母を受け止め交際を申し込んだ父。母もその時は男遊びをしなくなった。
結婚までして俺を産んだ。なのに、母の男遊び癖がまた再発した。何回も駄目だと言い聞かせ、我慢してきた父も、ついに家を出た。
母親なのに昼夜問わず息子に手を出してくる。他に相手がいれば息子を無視して遊びに行く。
俺だって、本当は「普通」の愛情が欲しかった。
母親の「母性」が―――。

2ヶ月前 No.106

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

↑の主人公である青年は、母親のことを「母」と呼ぶことが出来ずにいる。
なので、いつも母親のことを「ババア」と呼び、親子ということを認めていない。
本音を言えば「普通の愛」、即ち母親の「母性」を求めている。

2ヶ月前 No.107

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

最近、今住んでいる家の下庭に子猫がいるのですが、その話をしていたらママンが「雄猫が子猫を殺しちゃうことがある」と言っていて思いついた。

私はただ、普通の家庭を築きたいだけなのだ。
けど、私の種族の男は子供を殺すという習性があり、愛する女性にも子供にも、逃げられてしまう始末。
何もしていないのに。殺す気なんてない。あの可愛らしい顔を見つめ、頭を撫でたい。それだけなのに。

2ヶ月前 No.108

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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2ヶ月前 No.109

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

子供の頃はこっちの方が強いけど、大きくなったら逆にこっちが食われちまう。
嫌だねー弱肉強食の世界は。

2ヶ月前 No.110

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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2ヶ月前 No.111

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

「寂しい」なんて、思いもしなかった。一人ぼっちが、当たり前だったから。
でも、ある時、初めて人に出会った。数人の少年達が、虫取り網やかごを持ってやって来た。
けれど、自分の存在に気付くと、慌てて逃げて行った。 一人を残して。
「お前、どこの子?」


人の温かさを知った。一人だった昔を思うと、とても孤独に過ごしていたんだな、と感じるようになった。
あれから何年経っただろう。服ももらった。ご飯ももらった。本や筆記用具ももらった。
いつも一緒に遊んでくれて、一人暮らしを始めれば、家にも住まわせてくれた。
昔は感じなかった色々な感情。今感じているのは、「幸せ」なのだろう。


2ヶ月前 No.112

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

「俺は、人間が嫌いだ」
「君も人間じゃないか」
「だから、自分も嫌い。人間皆殺して、俺も死にたい。どうせなら、生まれてこなければ良かったのに」
「それが君の望むこと?」
「うん」
「…そうか」
「でも、××は生きて。嫌な物だらけの世界で、××だけは好きになれた。××に出会えて、本当に幸せだった」
「……」


不平等な世界に、救いなんてなかった。
ちっぽけな俺にも、あいつを救うことができなかった。
あいつの言う言葉に、かける言葉なんて、  なかった。

今の俺にできるのは、あいつの願いを一つでも多く叶えること。
だから、必死に生きる。
あいつのために、罪悪感、喪失感、全てを抱えてでも。

2ヶ月前 No.113

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

蜂蜜、闇、=見えない旋律


甘くドロドロした蜂蜜と闇
独特で美しい世界
それはまるで次々と姿を変える不思議な模様
その模様に侵された脳内は見た物の表現が出来なくなり
考え感じることを放棄する
そしてそれを
見えない旋律と言う

2ヶ月前 No.114

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

我が子を人形のように扱い育てる母親。

女女男女男男 の6人兄弟。
最後の男二人は双子。母親は男女共に3人ずつ欲しかった。
最後男の子が丁度双子で生まれ、とても嬉しがっていた。
名前に愛は感じられず、お遊びの過ぎた名前。
3人目の女は母親に似ていて、可愛いものが好き。なので、自らの名前や生活環境を気に入っている。
他の姉弟は母親や名前を憎々しく思っている。

2ヶ月前 No.115

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

ソファに仰向けで横たわるいつもの彼。
ソファの横を通る際、磨いていたナイフが落ち、ダレた彼の人差し指を綺麗に切り裂いた。
ジワリ。静かに血が滲み出る。
「あーあ、もったいない」
そう言ってしゃがみ込み、血の出た指を舐める。
「わざとだろ」
指が切れても無反応だった彼が、口だけ動かす。
舐めていた人差し指の爪は口の中で形を変え、舌に食い込んだ。
温かい血が口内に溢れ出す。
のそりとソファに膝を立て、彼の上に乗る。
「欲しいんですか?」
返事はない。項に手を伸ばし引き寄せ、そのまま口付ける。
甘い血が口内を満たす。理性が飛びそうなくらい、甘い。
もっと欲しい。
ソファから起き上がり、押し倒す。
白く細い、綺麗な首筋に噛みつきたい。
しかし、彼が噛んでいたのは、千切れそうな細い指。
血がだらだらと流れ落ちる。
「飲みすぎですよ」
それでも構わず、さらに指に牙を食い込ませ、血を啜る。
血が止まると、今度こそ首筋に牙をたてる。

2ヶ月前 No.116

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

昔(ギリ乙女だった頃)読んでいたNL漫画・ロッカメルト・を思い出し、思いついた。


一人息子のいる家に、突然やって来た男の兄弟。
親の事情でしばらく居候をするらしい。
一軒家で三人で住むには広すぎたし、特に嫌がることもなかった。
ただ、広いと言っても各部屋が広いだけで、何部屋もあるわけではなかったので、兄弟とは同じ部屋だ。
予め用意しておいたらしいベッドに二人で。
夜中。高校生でも一応だいたいは規則正しい生活を送っているので、もう夢の中。
・・・のはずだが、謎の匂いと謎の音で目を覚ました。
のそのそと起き出し、兄弟のベッドにおもむろに目をやる。
言葉を失った。時が止まったようにも思えた。凍りついた体の中、心臓の音だけが聞こえた。
「え…え…」
ようやく出た声はか細く震えていた。
ベッドの上には、肩のあたりをえぐられ血まみれの弟。
それを食す兄。
起きたことに気付いた兄は、こちらを見た。
「あれ、おはよう。目覚めちゃった?まだ2時だけど」
「なんだ。起きたのか」
「そうみたい。今日はもういいよ」
気付けば気を失っていた。
「ちゃんと掃除しろよ」
弟はティッシュで血を拭きとり、包帯を巻いた。
「手洗ってこい」
「起こさないかな」
「仕方ないだろ。いいから行ってこい」
兄は洗面所に行き、血を洗い流した。
「大丈夫?」
「あ、ごめんなさい。大丈夫です」
「そう。何かあったら言ってね。男の子なんだからちゃんと食べないとダメよ」
「はい」
「それじゃあおやすみなさい」
「・・・」
(だんだんと、血の匂いが甘くなっていく。それはつまり弟が良い線の証)
部屋に戻ると、弟はベッドに横になっていた。

2ヶ月前 No.117

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

自分が人間であることを、決して悟られてはいけない。


実は、もう一人人間が紛れ込んでいる。

1ヶ月前 No.118

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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1ヶ月前 No.119

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

一番上の兄は、他の姉弟を心配しつつも、母親の制止を振り切り家を出る。
就職もして安定している。こまめに実家に帰り、残った妹、弟の面倒を見ている。


双子は家を出るつもりはない。
弟が病弱なので、自立というのはなかなか困難。
兄は弟を優先し、弟は「兄がそばにいればそれで良い」と言っている。

1ヶ月前 No.120

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

善人と悪人の話


本当に悪い人なんて存在しない。
「悪いなぁ坊ちゃん。それは間違いだ」
「どうして?」
「俺が本物の悪人だからだ。俺の存在が証拠だ。雑魚と一緒にすんな」
「そんなことない」
「いーや、あるね。お前は平和な世界しか見てこなかったんだ。だから分かっていない。現実から目を背けるな」
「僕には悪い人には見えない。今までの人たちと一緒だ」
「あれま。たぁいへん。ヒーローなのに見る目がないなんて!眼科に行ってらっしゃい。じゃ、そゆことで、話はお終い。じゃね」
「……」
「追わなくていいのですか?」
「うん。…懐かしいな」


ヒーロー活動をしている少年と、悪人の青年。
実は二人は同じ孤児院で育った血の繋がらない家族。
二人とも小さい頃からヒーローを目指していた。
しかし、片方は体の成長が早い特異体質で、社会に馴染めなかったことから、道を踏み外す。

ちなみに孤児院は、人の孤児院ではない。

1ヶ月前 No.121

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

学生時代。社会に馴染めず全てを恨み、人ではなくなった。
人々を脅し、帰らぬ人にした。
それでも世界は変わらない。何人死んだ所で、変わらず地球は回り続ける。
生きていても恨みが募るだけだった。
そんな時に、脅した一人の少年が、僕の世界を変えた。

「一緒に死んでくれるの?」

首を絞められようとしているのに、少年は僕の首に手を伸ばし、爪を立てた。
何を考えているのか分からなかった。なぜ抵抗しないのだろう。
僕のことを殺そうとでもしているのだろうか。
けど、僕だって少年の首を絞めようとしている。体の大きさも、力の強さも僕の方が上なのに。
勝てっこない。
力を込めて、首を絞めた。これでいいんだと、自分に言い聞かせた。
すると、少年が微笑んだ。苦しそうなのに、微笑んでいる。
どうして?
怖くなって途中で手を離す。殺せない。意味が分からない。
少年は咳込んで、僕を見た。
無表情で睨まれているような、恐怖を感じる瞳をしている。
少年は自分の首を触り「何で?お兄ちゃん」と問うてきた。
何で?なんて。僕が知りたい。君は一体何なんだ。

1ヶ月前 No.122

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

↑は、昔買った絶叫学級の11巻を久々に読んでいて、思いついたものです。
都市伝説になっている人物がある少年と出会い、恋に落ちていく話です。


学生時代に色々こじらせ、大人になった頃には社会人ではなく殺人犯に。
社会的には行方不明者扱い。子供たちには都市伝説として広まっている。
未だ逮捕されず人外染みた生活を送る彼は、本当に人ではなくなってしまったのか。

子供ながらに社会の不平等さに気付いてしまった精神疾患の少年。
不登校気味で通院やカウンセリング等、色々対応はしてもらっているものの、心が救われることはない。
生きることも死ぬことも嫌い、どうせ死ぬなら誰かと死にたいと思っている。

1ヶ月前 No.123

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

至って普通に見えるこのクラスでは、女子達の間でいじめが行われていた。
もちろん僕を含め皆が見て見ぬふりをした。

いじめの標的にされていた彼女は、ある日突然パタリと学校に来なくなってしまった。
見て見ぬふりをしていた者たちは「やっぱりな」とでも言うような顔をし、次は誰が標的にされるだろうといじめっ子の顔色を窺っていた。
いじめっ子たちは嘲笑の笑みを浮かべご機嫌の様子だったが、時間が経つと退屈そうな顔をした。
僕は、なぜか今更後悔のようなものを感じていた。見て見ぬふりをしていたくせに、なぜ……
彼女に対して可哀想だとかは感じなかったが、あの時助けようとしなかった自分に対して、怒りが湧いた。
聞こうとしなかった声を、見る事の出来なかった笑顔を、僕は忘れられなかった。

虚無感漂う彼女の席に、未だに置かれている一輪の花。
そこら辺に生えていそうな、小さく地味な花なのだけれど、ふと僕は、その花がここにはいない彼女に見えた。
きっと、そこにいるんだ。彼女は。
決して華やかではないけれど、虚無感漂う席では、とても綺麗に見えた。
美しい一輪の花に姿を変えて、一人静かに佇んでいるんだ。

その日から僕は、こっそり彼女の席の花に喋りかけた。
「おはよう」「また明日」「いい天気だね」「最近は雨が多いね」「今日の調子はどう?」
喋りかけると、彼女が答えてくれているような気がした。

クラスでは別の女の子がいじめの標的にされ、皆彼女の事など忘れていた。
花瓶と花もなくなっていた。
僕は花瓶を持参し、花屋で買った前と同じ種類の花を活けた。
再び、彼女の席は明るくなった。
「久しぶりだね」

教室に入ると、ある噂が話題になっていた。
「あいつ、保健室登校してるらしいよ」
どうやら、不登校になっていた彼女が、保健室登校をしているらしい。
僕は彼女が帰るであろうタイミング(下校時間より前)を見計らい、保健室へ行った。
丁度、保健室を出る彼女を見つけた。
複雑な気持ちになった。今まで喋りかけていたあの彼女と、今目の前にいるあの彼女。
僕は、一体どちらと話していたのだろう。

1ヶ月前 No.124

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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1ヶ月前 No.125

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

親が悲しむし怒られるかもしれないから、本当は自傷なんてしたくない。
わざわざ自傷する理由も分かってないけど、やらないと自分が大変なことになる。
それが分かってるから、やっている。
けど、最近自傷しても満足できない。ただ痛くて怖いだけ。力も入らない。
すごくムズムズして落ち着かない。
誰かを殺したくて仕方ない。殺傷衝動を抑えるためにも腕を切っていたのかもしれない。
自傷が効かなくなったら、自分はどうすればいいのか。
本当に人や動物に手を出してしまうかもしれない。
そしたらどうなるか、自分でも何となく分かる。
だからと言って衝動を抑えられるわけがない。自分が今どんな状況なのか分からないのに、この衝動の原因が分かるはずもない。
分かった所で、抑えられない。
誰に話しても、事の重要さを理解して行動に移してくれる人はいない。
深刻そうな顔しといて、結局何の解決にもなってない。

1ヶ月前 No.126

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

≪ 122 続き


「何で?お兄ちゃん」
分からなくて、怖くて、少年に背を向けた。
「待ってよ」
少年が近づく砂利の音に、咄嗟に走り逃げ出した。
少年は追いかけず、静まり返った公園で呟いた。

「…何だよ。つまんないな」

1ヶ月前 No.127

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

人の世界とは違う。
人のように見えて、皆人のような心を持っていない。
他人に関心がなく、善悪などないも当然の世界。
いらぬ子どもは野良猫のようにそこらに捨てられ雨に打たれる。
声をかけるもかけぬも自分の気分次第。
他人に興味がないからか、殺傷事件は0に近いが、捨て子は山ほどいる。



クラスから浮いている…いや、浮いてすらいない一人の女子高生。
前髪が長いおかっぱ頭。
実は父と兄と3人暮らし。母は育児ノイローゼで十数年前に離婚し実家で暮らしている。
兄は大学生で、先輩とほぼ同居状態。
なので、父と一緒に暮らしているも同然。

1ヶ月前 No.128

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

金持ちの兄弟の家に諸事情あって居候することになった無気力系男子。
用がなければほぼ自室。
ちなみに、兄弟の兄は半熱血系で、弟は不良。ヤンキー。
兄弟仲はそこそこ良い。

思いついたシチュエーションは、三人で入浴する時(超豪華な温泉)に兄弟二人は幼い頃からの教えで腰にタオルを巻くが、無気力男子はそんなこと気にもせず淡々と入浴する。
・・・だけです(汗

教え:入浴時は、体にタオルを巻くこと。男性は腰に。女性は大きなサイズのタオルで全身か、小さなタオルの場合、前の部分を隠すこと。

1ヶ月前 No.129

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

コインロッカーベイビー  知ってますよね?
大変不謹慎なのですが、このコインロッカーベイビー事件を元にストーリーを作らせてもらいます。
・・・不謹慎も何もあるかーーーっ!
俺は何も悪いことをしようとは思っていない。物語を作るには元が必要なのだよ!


まだ16の幼き少女が子を授かってしまった。
望まぬ妊娠。望まぬ母親。相手は、学校の教師…
誰にも相談できず焦った少女は、必死に膨らむお腹を隠し続け、産まれた子を駅のコインロッカーに放置した。
少女は重なる負担に精神を病み、原因を伝えぬまま入院生活となった。

駅内のコインロッカーから、腐敗臭がする。
との通報を受け、警察は臭いの元のロッカーを開け、バッグの中身を確認した。
「…?」
バラバラ死体の一部か赤子だろうと思っていたが、そんなもの入っていない。骨や腐敗した肉もない。
ただ、赤黒い 何か がベッタリとバッグに付いてるだけだった。


ネタバレ

赤子は当然生きているわけないのだが、少女の遺棄した赤子は腐敗しかけている途中に生き返り、自らバッグを出て成長を続ける。
ほとんど人のいない深夜を見計らい内側から扉を開け、まるで都市伝説の人物のように生きる。
体は成長するが、一度肉が腐敗しかけたので、皮膚はドロドロ、ボロボロにただれている。
そして、子供のくせに口調がwwww

1ヶ月前 No.130

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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1ヶ月前 No.131

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

122  の続き

あなたは、ドSでドМで神様でクズだ。


1ヶ月前 No.132

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

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1ヶ月前 No.133

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

悪魔の父親と(正体未決定)母親。
兄はヘタレでビビりで弱虫泣き虫ダメダメな黒髪。
幼少の頃から厳しい教育を受けていたが、もう泣いてばかり。
こいつはダメだと弟に教育を専念。
弟は弱音を一切吐かず大人しく真面目に修行を行うエリートな白髪。
しかし、突然修行中に動きがピタリと止まり、泣き出す。
全く兄と同じ言葉を放った。
父親は怒り、兄と弟は二人して逃亡。
泣きわめきながら走り、黒の塵になって電車内の男性と女性に憑りつく。
ファンキーな男性には弟が、仕事帰りのスーツ姿の女性には兄が。


辿り着いた場所で出会った気だるげな青年が、父親の知り合いの意地悪野郎にそっくり。
まさか連れ戻しに来たのだろうか、と怯える二人。

24日前 No.134

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

死にかけの少年を生き返らせた。
少年は自分がまだ生きていることに驚いた。
「え…何で僕まだ生きて…」
訳を説明すると、少年はボタボタと涙を流した。
「何で…どうして僕を生き返らせたんだ…っ」
気が付くと頬から血が垂れた。痛い。
こいつ、僕より強い。
「そんな力があるなら、僕じゃなくて姉さんを生き返らせろよ!」
「あ〜、そういうこと。でも、それは仕方のないことだよ。お姉さんが亡くなったのも、救いがなかったことも、君が死にかけたのも、お姉さんじゃなくて君に救いが来てしまったことも、全部偶然だからね。僕は意図的に君を救ったんじゃない。たまたま。偶然」
また。
小さな刃が僕の顔面に傷をつける。
痛い。
「姉さんに会わせろ!」
拒否したら僕の命が危うい。
「ちょっと待った、それは上司に訊いてみないと。僕の知ったことじゃないから」


ビルの中に入る。
「ただいま〜。あ、○○。上司さんは?」
「×、」
○○は僕の顔を見て固まり、後ろの少年を見た。
が、何もなかったかのように答えた。
「上司さんなら、いつもの部屋」
「そ、ありがとー」
そして、背中に向かって「その子は?」
「んー?何だろうねー。ハハ」
○○は首をかしげた。


「ちょっと待っててー」

「誰にやられた」
「新入り」
「面倒そうな奴か?」
「んー、まあシスコン」
「………シス…コン……」

トイレか?突然置いてけぼり。
5分弱で帰ってきた。顔には手当の痕。
「何か…傷付けちゃって、スミマセン」
「いーよー、生き返った直後は皆混乱しちゃうからねー。君の場合少し痛かったけ ど」


ノックをして返事を待たずにドアを開ける。
「失礼しまーす。上司さん」
上司という人は、散らかった部屋の中椅子に座り、机に肘をついて棒付き飴を舐めている。
入って来たのに気付いているのだろうか。
何の反応もせず、ずっとポケーっと空中を見つめている。
「実はですねー、こいつが亡き姉に会いたいと泣きわめくもので、どうにかできませんかねー?」
「・・・とりあえず冥界にでも行ってこい。俺んとこじゃ何もできねえ。ま、現世の探偵に任されるとは思うけどな」
気付いていたのか。
面倒そうに正面を向いて即答えを出した。


屋上へ連れて行かれた。
「空、飛べる?」
「え…飛べない…ですけど…でも、姉さんには」
「はいはい、じゃあ水持ってきて」
「水、ですか?」
「うん、早く早く」
ビルの中は普通。ビルの中にいる人も普通。ただ、個性が強い自由なビルだけれど。
髪色、髪型、メイク、会話の断片を聞いていても、なぜか個性が強い。
さっきから水道が見つからないのだけれど、誰に訊けばいいのだろう。
しかし、このままでは姉さんに会いに行けない。
マシそうな女性に声をかけた。
「あの、水道って…×に頼まれたんですけど」
「水道じゃなくて、水ならあの子だよ」
「え?」
「大丈夫大丈夫。あの子連れてってみ。水道必要ないから」
「・・・ありがとうございます」
「新入りかなー。若いねー」なんて会話が聞こえる。


「あの…連れてきました。この人で、いいんですか…?」
「うん。そうそう、その子。時間かかったね。分からなかった?」
「だって、水道…」
「チビ少年!安心したまえよ、このアタクシこそが水道なのです!」
「????」
「おソラに行きたいんでしょ?」
×が頷く。
「ほら見ていたまえ、アタクシのプァワアーを!ほいっ!」
屋上から下の地面に向かって、伸びをしている。
「んんんんんんんんんん」
「???…あ」
地面から水が湧いて出ている。あっという間に水たまりが出来た。
「よいしょ!」
「すごぉい…」
「ふっふーん、どんなもんだい!チビ少年もこのくらい出来るようになれゾ!」
頭を雑に撫ぜられる。


「それで、どうやって・・・」
「飛べないって言うんだもん。落ちるしかないでしょ。他にも方法はあるけど」
「・・・」
ポカンとしているうちに、手を引かれて真っ逆さま。
「嘘…だ…」
チャポン
水たまりを通り越した。
ふわりと浮いている。下にはあのビルが。
「水たまりの中に反射した空が映ってたでしょ。その空にダイブしたわけ。すごいよね、あの子。あー嫉妬しちゃうなーハハハハハハ」


空に白くて丸い生物が浮いている。
それを掴むと吸い込まれた。
気が付けば目の前に大きな豪邸。
「うわあ、こんな立派なもん建てちゃって…」
すると、×の肩に手が置かれた。
×は振り返り、眉間に一発ぶち込まれた。
反った背中を自力で立て直す。
もう言葉も出ない。何なのこの世界。
×の眉間には傷痕がなかった。
銃から出たのは国旗。銃を持った奴は×と仲良さげに会話をしている。
「今回は国旗か。どこの国だね?」
「なんとオリジナル国旗だ。この国は存在しない」
「想像力豊かだね、それじゃ」
「おう」
それだけかよ。


「いやー、このデカい豪邸の中歩くの面倒だから、上から直接行こう」
壁をよじ登る。そこは魔法とか使わないのね。
そして一番上の窓を開け中に入る。
「失礼します、上官様ぁ」
上官様と呼ばれたのは女性。何かめっちゃ睨んでくるし怖い。
目上の人の怖さとかじゃなくて、もうなんか不良。ヤクザ。
「窓から来んなって言ったはずだが、×」
「いやー、だってあんな広い社内を迷いたくないでしょー?」
「何の用だ」
「こいつの亡き姉を探してもらいたく」
「このガキのか」
コクリコクリと頷く。
×は目上に人に対してもなぜか余裕のある態度。
上官様は僕を見た。
「その件は断る。おいガキ、自分が偶然生き返ったからってそれが普通だと思うなよ?基本死んだやつは生き返らねー。欲張るな」


泣き崩れる僕の前に素早く移動する×。
×の体からは何かが激しく折れるような音がした。
×に庇われた上官様は何事も無かったが、周りの物は軋んだ。
苦しむ×の声なんか、聞こえていなかった。


「だったら、僕の救われた命を、姉さんに渡すから…姉さんの代わりに僕を殺してくれればいい!頼むから!」
上官様は机上の資料をめくり、あるページを開いた。
少年の元に歩み寄ると、胸倉を掴み持ち上げた。
「あと三日、お前の姉貴はここにいる。会いたければ、こいつの怪我をさっさと治して出直せ。分かったか」
「今会わせてくれよ」
「人間らしくねーな。こいつの悲鳴が聞こえねーのか。冷たすぎんぞ。ま、嫌いじゃねーけど」
少年を床に放り投げる。
倒れ苦しむ×の額にデコピンをし気絶させ、椅子に座ると、タバコのようなものを口にくわえた。
「今回は帰れ。そんだけだ」

18日前 No.135

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

本気で小説を作りたい。
母親からのアドバイスで、短編を作ることにした。
宣言しとくけど、完成することはまずないwwwww
本気とは一体wwww

18日前 No.136

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

134

兄弟には姉がいた。
姉も弱虫で、父は母の生み出した修行用クローンで姉を殺害しようとする。
姉は森の中をずっと泣きながら逃げ続け、何者かに助けてもらう。
その「何者か」は、善と悪で分けるとすれば悪に所属するグループの一員。
「こんな幼い少女に襲いかかるなんて、一体誰の仕業だ」
「…父ちゃん」
後に姉はそのグループの一員となってしまう。

17日前 No.137

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

数年前、いとこの姉さんが事故で亡くなった。
親の実家に帰った時の、姉さんのいない寂しさにも慣れてきた頃。
両親から不思議な話を聞いた。

いとこの姉さんが亡くなったのは、事故が原因ではなかった。
人の手によって殺されたのだ。
うちの家系の者は、必ず一人森の中の屋敷に生贄として差し出される。
大昔からの掟だった。
いとこの姉さんは生贄として差し出され、一か月も経たないうちにこの世を去った。
だから、次の生贄が必要。それが僕。

敷地内に小さな墓がある。
その墓には衣服しか埋まっていない。
肉は食い散らかされ、骨は飴として瓶の中に保存。

殺されると思ったが、ただ扱使われるだけだった。
不思議に思い姉さんの事を聞いたら、「酷い仕打ちを毎日のように受ける生活と、今のまま扱使われるだけの生活、どっちがいい?」と明らかにヤバい質問をされる。

朝食は基本的に花かスープ。
スープは白湯に謎のキューブを溶かしたもの。

幼少期に比べると、食が細くなったらしい。

普通の人間食も食えるが、大して栄養にならず、食べる意味がない。
花、人、ネズミ、鳥、主に生肉を食べる。

17日前 No.138

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

麻薬使用人の肉を食べると、酔うことが出来る。
2,3回目が丁度いい。
初めての人の肉はあまり薬が回ってない。
中毒者は肉自体がマズイ。

17日前 No.139

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

イリーガルマジックっつう俺の好きなボカロPさんの曲があんだけど、そっから思いついた話。


病院生活の二人の男の子の話。
二人は仲の良い友達だった。けど、片方の男の子が突然意識不明になり、一命は取り留めたが昏睡状態に。
イリーガルマジックは、その昏睡状態に陥った男の子の話。
もう片方の男の子のイメージの曲もあればなー

眠った男の子

両親からはほぼ見捨てられている。
見舞いもほぼない。
唯一の心の支えはその友人だけ。
一応重病。そこまで命に関わらないが、絶対に健康になることはない不治の病。
そのため、常に死と隣り合わせの子たちからは憎らしく思われている。
本人からしたら結構辛いのだが、その辛さを理解するのが難しい病。
奇病。

残された男の子

孤児院出身で、里親に引き取られた後発病。
一見健康そうに見えるが、発作が起きればそのまま堕ちる可能性が高い。
何もなければ本当何事も無く元気に過ごせる。
なので、基本的に普通。元気。
眠ってしまった男の子は大切な友人だと思っている。

11日前 No.140

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

神様と天使の話

神様は5人の天使がいた。
けれど、地に堕とされたと同時に5人の天使は逃げた。
神様は逃げた天使を探す。

神様
イケメン

天使1(あずき
うるさい。雰囲気がもう騒がしい。よく怒る。意外と頭良い。頭脳派。

天使2(いちご
普通。優しい。大人しい。利口。まとめ役。将来有望。

天使3(うに
ボーッとしてる。一人だけ逃げ遅れ(というか逃げもせず)孤児院に引き取られる。

天使4(えい
反抗的。悪ガキ。けど、仲間思い。

天使5(おいる
気だるげ。地味に生意気。唯一女の子。

10日前 No.141

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

武器は、人によって重さが変わる。
使いこなせる人ほど重い。使いこなせない人ほど軽い。
武器に頼らずとも実力のある人なら、自分に合っていない武器でも一応使い物にはなる。


幼少期は蔑まれ、拾われた途端に姫となり、突如城を追い出される。
衣服も髪飾りも全て奪われ、川に突き落とされた。
一度は自力で上がったが、大魚に足を噛まれ再び川の中へ。
青年と二人の女の子に助けられる。

10日前 No.142

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああ

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああ

5日前 No.143

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

あれ?投稿出来た。
今ばあちゃん宅にいるんだが、数日前に旅行先でメビリンを使ったらエラーになっちゃってさ、よく分からないけど…
↑はただの試だから。

5日前 No.144

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

ファンタジー系とか、アニメ、漫画によくある魔法(?)みたいなのあるじゃん。
異能系。超能力とか。
「命の恩人に憧れ、魔導師になった少女」
ってのを見て思いついたんだけど、超能力系の世界から急に超能力を消したら、めっちゃ強かった奴もひ弱になるんじゃねえかってwww
多少武術は出来ても、今まで異能に頼ってたからwww

5日前 No.145

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

蛇の血を受け継ぐ青年と狐の血を受け継ぐ青年の物語。

蛇族は集落をいくつも作り暮らしている。
ある集落に住む少年は病弱な母親を亡くし、大好きな父親と二人暮らし。
母親に似てひ弱な体を、体格のいい父親に毎日鍛えてもらっていた。
刀もある程度使えるように。
しかし、集落の外で散歩中に、狐族の男に父親を殺される。
以来、父親を殺した男とその息子を恨むように。
父親が死んだと同時に集落の者たちから迫害される。


狐族は大きな村を二つや三つ作り暮らしている。村に家を置きつつ村の外で暮らす者も多い。
暴力好きな父親を持ち、母親を家に置き去りにして村の外で暮らしている。
蛇族の男を殺している所を、木陰から見ていた。とてつもない恐怖を植え付けられる。
父親は恐怖と恨みの対象。後に父親を自らの手で殺害。
一度村の家に戻り母親と再会。母親は新しく夫を作らず、息子の帰りを待っていた。一晩過ごし、家を出る。
他の奴(特に父)と一緒にされるのを嫌う。
手先が器用で知恵が働く。ので、色々便利な物を持っている。

5時間前 No.146

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

蛇族の青年は偶然散歩をしている男の息子を見つけ、刀で襲いかかる。
が、あっけなく右手と首に噛みつかれ気絶。
勝手に手当をされ、嫌々一緒に生活をする。

襲いかかられた途中で相手が誰か思い出し、特に恨みも何もないので殺害は避ける。
丁寧に手当もして優しく(?)接する。蛇の青年に対して少しs…?
自ら実父を殺したことは言っていない。

4時間前 No.147

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

幼少の頃は両親に虐待を受け、路上で暮らす。
近所のガキにもいじめられていた。
突然何者かに連れ去られ、訳も分からず姫となる。
姫の生活にも慣れた頃、また突然髪飾りも衣服も全て脱がされ連行され、真冬の川に突き落とされる。
一度自ら立ち上がったが、足を大魚に噛まれ溺れ流される。
雪のうっすら積もった土手に打ち上げられていた所を通りかかった青年と二人の少女に助けられる。

路上暮らしの頃、一度男に声をかけられ、タオルケットと二つの黒い物体をもらった。
物体の正体は後々分かるのだが、ネタバレすると、果物を腐らせたもの。
リンゴとザックリンジー。
ザックリンジーとは、ブラッドオレンジのような見た目のオレンジで、「ピストル」というアルコールとは別種類のアルコールのような成分が入っている。
一口食べただけでかなり酔う。
ピストルは一般には全く広がっていない成分で、サックリンジー自体も全く実らない所とたくさん実る所があり、条件が揃っていないとダメ。

3時間前 No.148
ページ: 1 2

 
 
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