Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(360) >>

rrrr

 ( 小説投稿城 )
- アクセス(1718) - ●メイン記事(360) / サブ記事 (3) - いいね!(1)

rrrr ★htjInmQRCR_M0e

今日からこの国のこの町に住むことになった。
今まで住んでいた場所とは違う、オシャレかつ上品で広い。
正体を知られないための女装も何年やってきたことか。この土地の人の前ではその必要もなくなる。
自分が初めて、男として生きることのできる場所。

「はいはぁい、新人かなぁ?っと。およ?」
ガチャリ。ドアを開け僕の顔を見た男は首をかしげた。
「男の子じゃない…ってことは何?配達?何の用?」
「いや、えと、男だけど…八麗です。草鐘の家の」
男は口をぽかんと開けた。
「いやいやいやいや嘘だ。だってあんた女でしょ?こっちは男の子だって聞いてんだけど」
「だから、これ女装だって。向こうの土地で人として生活するための」
「・・・」
半信半疑の表情で胸を確認する。
「この膨らみもパッドだし」
「いや、いやいや、信じられん。たとえ男だとしても草鐘の血を受け継いだ奴がこんな平気で女装できるような・・・」
男はしばし考え誰かを呼んだ。
「おーい金ちゃん。今草鐘を名乗る女が来てんだけどさあ、どうするよ?」
「ん?いやぁ、それはちょぃと怪しいんじゃない?見た目も草鐘家の男を名乗るにはヒョロっちぃし」
「そのぐらい自分でも分かってる。でも、嘘じゃない。男なのも草鐘家の人間なのも」
本当に草鐘家の男なのか自分でも疑うくらい僕はヒョロい。身長は高い方だけど女顔で、声も高いから女装なんて必要ないくらい。
小心者だしヘタレだし、勉強も運動もできない。つまり、偉大なる妖怪一族の男なのに、人間以下の使えないクズってこと。
「そんな言うんなら脱いでもらおっか」
「え」
「確かにいい方法だね金ちゃん。でも女だったら大変じゃね?」
「こんだけ言い張るんなら脱いでみなよってこと。男なんだから抵抗ないと思うし」
うぅ…それはマズい。決して僕は女ではないが、今までずっと女として過ごしてきたから、少し抵抗が…
「あれれぇ。やっぱできないんかな?ね、金ちゃん」
「そんな雰囲気だねぇ…飴。戻ろぅっと。くだんない」
「あ、ちょっと待っ…この!この腕輪見れば、分かるでしょ!」
小さい頃に父さんがくれた妖力を制御する腕輪。妖怪らしい力なんて発揮できたことないけど。
「・・・」
腕輪を見せつける。が、金ちゃんという男は反応せず、僕の体に手を伸ばした。
「ひっ、ひぃやぁぁあぁ!!!!なっ、なっ、何、を…お、前…」
服を胸の位置まで思いっきり捲りやがった。突然。
「?男じゃん。何隠してんの。金ちゃんのおかげで疑いが晴れたし。何も女みたいな反応しなくても…wふっwww」
「まぁ笑える。草鐘の奴がこんなんだとは。入っていーよ、八麗」
いくら男でも今のはひどすぎる。わいせつだろ。こんな家に住むなんて嫌。絶対に嫌。父さんに怒られるかもだけど、でも…帰りたい。
閉まった扉に背を向けた。

1時間後
「金ちゃん。そういえば八麗ちゃんは?入ってこないね」
「あぁ〜忘れてた。帰ったんじゃない?」
「それはダメでしょ。あーあ、殺されちゃうね、あの子」
「・・・」
「・・・」

帰るって言っても、帰れない。空港まで遠いし、そこから自分の国までは時間がかかりすぎるし。
行く宛てがなくまだ慣れぬ土地をふらつく。
こんなだから僕はダメなんだ。何かから逃げ出したり失敗するたびに、いつもそう思っていた。

2年前 No.0
切替: メイン記事(360) サブ記事 (3) ページ: 1 2 3 4 5

 
 
↑前のページ (310件) | 最新ページ

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

きっと自分は、イラストレーター以外に職業無いだろうなww
今やってる事と言ったらイラスト描く事だけだし、本当はいつでもどこかで働けるように資格取って、良い給料もらいたかったんだけど、少し調べてみた所自分には難しそうだった。
今妄想してる理想の将来は、
職業はイラストレーターだが、ほとんど仕事が無いので、何かしらのバイト中。
時々イラスト教室を開いている。
コミケは常連。
的な。って言っても、たぶんイラストレーターになるために頑張っている時期があったりしたら、バイトも教室も開けないだろうな。
コミケは絶対行く!!

8ヶ月前 No.311

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

あわよくば作曲したい……なんてな。無能なくせして欲張りw


「○○様、こんな所まで来て、行く宛てはあるんですか?」
「無い」
「一緒に帰りましょう?今帰れば、まだ叱られずに済みます」
「お前は、あの場所に帰りたいのか。元の生活に戻りたいのか」
「どうしてですか?」
「小屋すら与えられずに外で鎖に繋がれて、言われるままに人を狩って、それなのに理不尽に暴力を振るわれて。逃げたいと思わないのか」
「思いませんよ。時々、自分はこんな所で何をしているんだ、と思う事はありますけど、逃げたいなんて思いません」
「なぜ?あんなに酷い扱いを受けているのに」
「だって、あの場所には僕を必要としてくれる人がいる。僕の居場所がある」
「そんなに必要とされたいか」
「はい」
「なら、尚更帰らなくて良いじゃないか。自由もあるし、暴力を振るわれないし、俺がお前を必要としてやるから」
「良いですね、それは。でも、見つかれば○○様も罰を受けてしまうでしょう?」
「なぜ俺を心配する。……お前、俺の事をどう思っているんだ?」
「好きですよ。大好き。だから、心配です」
「そんな訳が無い。嘘を吐くな。俺はお前を虐げる側なんだぞ」

8ヶ月前 No.312

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

8ヶ月前 No.313

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

なんか愛用(?)してる小説投稿サイトで企画がやってるから考えないとな。

1、和ホラー&洋ホラー
2、短編

先に短編の方やるか。
期限的に。

8ヶ月前 No.314

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

近所に住む姉ちゃんは、凶悪な殺人犯だった。
ニュースで放送もされたし、しばらく姉ちゃんの家周辺を人がうろちょろしていた。
少年は、その事実が未だに信じられなかった。そのくらい、姉ちゃんは良い人だった。
皆が調子に乗りたい時期にも、姉ちゃんは一人、大人びていた。
少年は信じられずにいたが、少年の両親は急に手のひらを返し「やっぱり何か変だったのよ、昔から全然子供らしくなくて。うちの子じゃなくて良かったわ」と、眉をひそめて話す。
姉ちゃんは何もやっていない。何かの間違いだ。それなのに、どうしてそんな事を言われなくちゃいけないんだ。この騒動が起きるまではとても信頼したように笑いかけていたじゃないか。
いつもより騒々しいクラスの中、少年と同じように暗い顔をする友人に声を掛けられた。
「最近騒々しくて疲れてるだろ。うちの母さんが甘いものを用意してくれたんだ。良かったら食べに来ないか。それとも、そんな気分じゃないかな」
せっかく誘ってくれたんだ。少年はすぐに「上がらせてもらうよ」と答えた。
友人は、友人の両親は、姉ちゃんの事をどう思っているんだろう。
もし自分の両親と同じような感じだったら、嫌だな。
でも、少なくとも、姉ちゃんや騒動の事を面白おかしく話していない友人は、自分と同じような心境なのだろう。
放課後、友人の家に上がらせてもらうと、友人の両親はいつも通り優しかった。
けれど、浮かない顔をする少年を見ると、悲しそうに眉を下げて「そうよね。まだ信じられないわよね。お姉ちゃんが逮捕されたなんて」と言った。
自分の両親と違って同じ心境であった事が嬉しくて、大きく頷いた。
「姉ちゃんは何もしてない。それなのに皆……」
友人の母は優しく頭を撫でた。
「皆、酷いわよね。本当にお姉ちゃんがやったのかも分からないのに」
もう一度、大きく頷いた。
「そうだ、○○。姉ちゃんに会いに行こう。それで、本当の話を聞けばいいんだ」
友人は母に「ね」と同意を求めた。
母は悲しみを隠すように笑った。
「大きくなったら、ね」
もしかしたら、友人の母はこの時もう既に分かっていたんだ。
姉ちゃんが有罪判決されて、長い間家に戻れなくなるのを。

8ヶ月前 No.315

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

愛しき人が刑期を終えて出て来るのを待つ青年……
いいね!いつも通りを装って、毎日のように家事をこなし、一人待っている。
けど、罪を犯しておいてのうのうと生きてるのもなんだかな……
多重人格ならまだいいかな……どうだろ。こういう系って難しくね。
でも自分しか読まないからいっか。

8ヶ月前 No.316

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

本当の殺人犯は少年だった。
小さな生き物を殺している事、その時人格が入れ替わっている事を知っていた姉ちゃん。
殺した生き物を処理しきれなかった時、こっそり処理したりしていた。
しかし、少年はついに人を殺した。
姉ちゃんは焦って、既に死んでいるそれに傷を付け、あたかも自分が殺したかのように装った。
人格が入れ替わり、しかも都合の悪い事は忘れるようになっている少年は、その事を全く覚えていなかった。
何て言うのは嘘で、少年は二重人格でも無し、都合の悪い事も忘れていない。全て少年の計算。

8ヶ月前 No.317

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

両親は離婚、水商売でほとんど家を空けている母親の元で育った少年。
誰ともつるむ様子は無く強面なので、高校に上がるまではずっと一人だった。
高校に上がって唯一話しかけてきた少年と次第に仲良くなり、家に上がる事もしばしば。
少年の事情を知った友人の両親は、心配性な事もあり、食事を用意したり布団を用意したりした。
まだ遠慮がちだが、家族のようになっていく。
しかし、少年は吸血鬼だった……

8ヶ月前 No.318

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

世界中の人たち一人一人に会った訳では無いけれど、きっと皆悪者だ。
意味も無く僕をいじめる。
今までに会った人、全員そうだった。
無視する人すらいない。いじめてくる。
なぜ生まれて来たのか、なぜ生きているのか。
思春期な事もあり、自分がなぜ存在しているのか分からなくなった。
自殺を考えていた中学の途中、遠くから一人の少年が転入してきた。
また、悪者が増えた。
そう思っていたが、少年は、初めて僕を庇った。
けれど、少年以外の人たちは全員悪者。
結局、二人していじめられるようになった。
「一緒に逃げよう」
少年はそう提案した。

8ヶ月前 No.319

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

今さっき母にカッターを持って学校に行くなって言われたんだが。
いつ先生と話したのか知らないが、喧嘩売られた日に先生に事情を話したのよ。その時、何て言っていいか分からずに焦って「殺してやろうと思った」って本当のこと言っちまって、それで持って行くなって言うんだ。
正論だよ。正論なんだが、嫌だ。
やるなら素手でやれだってwww普通の女子より弱い自分が素手?ww
目しか狙えないじゃんww
確かにいつも殺したいとは思ってるけど、まだ常識あるんだから理性あるうちは殺さないよ。致命傷も与えるつもりはない。
なのに「目でもいいから素手」ってさ……
目って致命傷だよな。指ツッコんだりしたら。
自分自身が目やられたら絶望するよ。本当の話。

まず喧嘩を売られなきゃ基本的には傷付けるまでには至らないと思うし、周りの奴が大人しくしてればいいだけの話よ。
はあ……思い通りにならない。
どうしてだ。

8ヶ月前 No.320

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

とある好きな曲を久々に聴いてたら思いついた。

私の大好きなあなたは大嘘つきだ。
バレバレな嘘も、私が気付いていないような巧みな嘘もつく。

「大丈夫。○○はすぐに退院できるよ。死んじゃったりしないから」

あなたがつくバレバレの嘘。

「……私、駄目みたい。○○と一緒に退院できないや」

その話は本当?
あなたも、助からないの?


やがて、私は窓辺の花になった。
元気な様子で荷物をまとめるあなたは、楽しそうに笑っていた。
最後まで嘘つきだったあなたの笑顔も、きっと嘘でしょう?

8ヶ月前 No.321

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

夢で見たからおかしいと思うけど、なんか面白かったから書き込む。

精神病棟(隔離病棟)に長い期間閉じ込められている少年。
少年はあまりにも症状が重かった。強い薬を限界まで服用しても効果は無く、すぐに手加減する気の無い暴力を振るう。
周りの看護師たちが泣くほどだった。
しかし、とある少年Bが来てから少年は回復していき、少年Bが退院した後に少年も退院。
会いたいと思いながらも互いの連絡先を知らなかった。
そんな時、猫を捕まえるのが得意な少年が猫を捕まえた。
その猫は、少年Bが少年を探すように頼んだ猫だった。
んで再会。

色々おかしいけど面白い夢だった。
少年Bがどう考えても堂野なんだよな。
ノンケ堂野は死すべし。

8ヶ月前 No.322

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

事件が発覚した当時、少年たちは小学6年生。姉ちゃんは高校1年生。夏。
姉ちゃんは1年ちょっとの間女子少年院に収容。
猟奇殺人を犯したのにもかかわらず、脳にも精神面にも大した異常は見られず、少年院での生活態度はしっかりしていたので、収容期間は短く、少年との面会も可能に。
その時の会話。(翌年の春)

「久しぶり、姉ちゃん」
「久しぶりだね、○○くん。来てくれてありがとう。また大きくなったね」
「うん。調子はどう?」
「いつもと変わらず、元気だよ。○○くんは?」
「病気はしてないけど、やっぱり姉ちゃんがいないと元気が出ないよ」
「そっか。ごめんね、迷惑かけちゃって」
「そんな事無いよ。それで今日は確かめに来たんだ」
「何?」
「姉ちゃん、本当にやったのか」
「どうして?」
「だって、姉ちゃんはそんな事するような人じゃない。僕も××も、未だに信じられてない」
「……それ、本当?」
「ああ、本当だよ」
「………信じてくれてありがとう。でもね、やったのは私なんだ」
「嘘じゃない?」
「うん。嘘じゃない」
「……姉ちゃんは嘘つくような人じゃないけど、人のためなら色々するよね。聞いといてなんだけど、やっぱり僕はどっちだって良いよ。姉ちゃんが好きな事に変わりは無いから」
「ありがとう。私も、○○くんの事好きだよ。他の皆も」

一度の面会を終え、少年院を出た姉ちゃんを、少年は殺害する。
理由としては、想いを寄せていた姉ちゃんが自分の事を特別な存在だと思っていなかった事が、面会での会話により発覚したから。
少年は、姉ちゃんが死体処理等をしていたのを、自分の事が特別好きだったからだと思い込んでいた。
好きな人ではあるけれど、利用しない手は無い、と思い、人を殺した時も利用していた。

8ヶ月前 No.323

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

弟の事が子供にしか見えなかった。
自分が弟くらいの年齢の時は、それなりに知能も発達していて、それなりの判断が出来ていたと思うけれど、弟の事を見ているとお子ちゃまに見える。
そう下に見ていた。
が、突如として俺は弟に追い抜かれた。

8ヶ月前 No.324

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

とある曲の歌詞から思いついた。


君は今日も、演じて歩く。
本当の君を知っているのは、この世では僕だけ。

8ヶ月前 No.325

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

見てはいないんだけど、とある動画のサムネとタイトルで思いついた。

友人が家へ遊びに来た。
少しの間友人から離れて戻ってきたら、友人は機嫌が良さそうに笑っていた。
「僕達、さらに仲良くなれそうだね。もしかしたら、この世の誰よりも。今度、僕の家にも見においでよ」

どういう事かと言うと、友人は殺人を犯していた。
男の家に上がった時、たまたま男も殺人を犯している事を知り、親にも恋人にも言えない秘密を共有できる→もっと仲良くなれる、という事。

8ヶ月前 No.326

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

社会に殺され罪を犯した人の話を聞いていると、何だかポエマーチックになるんよね。

クラスで浮いていた子が、大人になって罪を犯した。
今更後悔した俺は、事件を止めるべく、過去に戻った。

何て言うの思いついたけど、こういうのありがちだし、こういう話書けない。

8ヶ月前 No.327

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

大して興味ないアニメ映画見てていいなって思ったの。

性格悪いの良いよね。
人を騙したり悪い事をするのが好きなの。
人を殺したりしちゃうのはどうかと思うけど。だからやらせないけど。
悪人攻め……ただのSじゃねえか。

8ヶ月前 No.328

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

供養か……
「供養なんか何の意味もねぇんだよ!!」
なんてこと言うのどんな人だろう……ヤンキーか。
ヤンキーが大切な人を亡くすって設定美味ちい

7ヶ月前 No.329

rrrr @potechi40 ★htjInmQRCR_M0e

真面目な物語にするつもりはないんだけど、なんか美味しいシチュエーションとキャラが思いついてしまってな。

学校帰り、人外達が暮らす家に寄った。
何やら、皆深刻な顔をしている。
「○○くん!来てくれたんだね、どうしたの?」
元気なのは××一人。こいつは、恐怖や後悔などのマイナスな感情が無い。
「いや、何も予定が無いから顔を出しに来たんだ。調子はどうだい?」
「胃が痛いよ。元気なのは××だけだ」
彼らは溜息を吐いた。
「そっか。じゃあ、今日は帰る事にするよ」
「あ、だったら、僕と散歩に行こう!この後何も無いんでしょ?」

散歩からの別れ際、××が触れるだけのキスをしていたずらな笑みを浮かべるのが可愛い。

7ヶ月前 No.330

rrrr ★DpLdXHeu3W_M0e

現在パソコンの様子がおかしく某小説投稿サイトが正しく使えずに、もうすぐ参加したい企画がやっているのに何てタイミング!!
まあ、まだ始まってないしいっか。

和ホラーの一つは、蛇人間の話にする。
企画に参加させるのは通常に近い話で、その後BL風味を加えた話を投稿する。
って感じでおK。

7ヶ月前 No.331

rrrr ★DpLdXHeu3W_M0e

よく考えたら何か違う気がするので没。
ホラーか……全てを語らずってのが後味悪くていいと思うんよね。


今妖怪とか都市伝説調べてて、良いなって思ったの書き込む。

・だるま女
(試着室に入ってから忽然と姿を消した女性。その後、「だるま」と言う見せ物小屋に立ち寄ると、両手足を根元から切断され、まるでだるまのようになった裸の女性が壁に貼り付けられていた)

7ヶ月前 No.332

rrrr ★DpLdXHeu3W_M0e

だるま女つっても手足を切っただけじゃ芋虫やん、って思ったけど、どうやらだるま女は妊娠しているのか、腹が膨らんでいるそうだ。
舌を切られているのは、自殺させないため。

今考えているのは、都会で怒る連続猟奇事件の話。
もちろんミステリーでは無い。捜査もしなければ謎解きも解決もしない。
ただただ猟奇的で読者に恐怖を与えるだけの話。

連続猟奇事件が起こった。
被害者のほとんどは発見当時生きていた。が、とても直視できるような状態では無かった。
被害者は全員出産の近い妊婦で、両手足と舌を切断され、血を混ぜた赤い絵の具を体中に塗りたくられ、模様まで描かれていた。
まるでだるまのように。
切断された部分は止血されており、犯人は被害者に行き地獄を味わわせようとする残忍な人間だ。
あまりにもふざけていてあまりにも残虐なので、警察は血眼になりながら犯人特定を急いだ。
しかし、手がかりすらも一向に見つからない。
妊婦たちの恐怖は増すばかり。

主人公は、自分も狙われるのでは、と不安に思う妊婦。
不安な時期に夫は仕事の都合で家を空ける事が多くなっている。
(夫は、画家の夢を諦めたエリート社員)
ある時、妊娠している妻がいるのに浮気をしていたという話をテレビで知って、まさかと思い問い詰めると、夫は面倒そうに曖昧な返答をし、外に出た。
怒りのあまり乱暴に夫の部屋を探ると、たくさんの血で固まった衣服や刃物などが出てきた。
放心していると、ガチャリ、後ろからドアの開く音がした……

どうかな。よくある感じな気がするけど。

7ヶ月前 No.333

rrrr ★DpLdXHeu3W_M0e

周りがめっちゃ引くような奇行に走った病み男可愛い。
クラスメイトが「うわ……」ってなるような事してる可愛い子想像すると、何て言うか……ね?(圧

7ヶ月前 No.334

rrrr ★DpLdXHeu3W_M0e

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

7ヶ月前 No.335

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

もし愛(恋人)が全ての人がいたら。すべて失った時に救われ、その人だけが生きる理由になった時。
その人がいなくなったら、どうなってしまうのだろう。


力を使えば、だんたんと体が故障していき、やがて死に至る。


少々日差しの強い爽やかな庭で、青年は辺りを見回した。
すると、木陰から「ニヤァ」と鳴きながら猫がやって来た。
青年はその猫をびよーんと抱き上げ、「○○、死んじゃったんだって」と猫に話しかけた。


攫われた兄弟を追って飛び立つ雛鳥。


少年と犬の逃げたその後。
人身売買をする輩に捕まる。
明らかに身分が違うので別々にされる所、少年が持っている小遣いを出し「頼むから一緒にしてくれ。服も剥ぎ取ってくれていい」と頼む。
「ふん。この年で金に物を言わせるたあ、さすがお坊ちゃんだ」
後、野郎の元にセットで売られ、少年が先にくわれる(意味深
事の済んだ少年は震え涙目になりながら、「お前だけでも逃げれないか」と言うが、犬はいつものように「いいえ」と笑って断った。
「逃げられませんよ。もし逃げられたとしても、僕は逃げません」

7ヶ月前 No.336

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

結婚して数年が経つ。
もうほとんど話していない。
いつから、こんなになってしまったんだろう。
毎晩のように仕事仲間と飲みに行って、夜遅くに帰って来る。
まるで一人で暮らしているみたい。

―――は半ば強引な事が多い。
嫌では無いけれど。
本当は、そんな行為を求めている訳じゃ無いの。
「愛してる」って、キスをしてほしいの。
ここ数年、キスをされていない。

今日も、また眠ったふり。
ベッドが軋む。
「お前にも、俺以外の相手がいるのか」
いつもの馬鹿にするような言い方だが、声色が暗かった。
「……いないよ。○○以外の人なんて」

7ヶ月前 No.337

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

CMで「○○を救え!」って出てきて、救うとか助けるって言うの良いな……で思いついた。

俺の弟を救ってくれ

僕の兄ちゃんを助けてください!

7ヶ月前 No.338

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

ベッドで横になる憔悴しきった青年に、涙ながらに訴えかけた。

「もう、俺のために死ななくていい。死なないで。お願いだから」

7ヶ月前 No.339

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

あの頃、私は思春期だった。
本当はそんな時期など無かったけれど、周りの大人たちは私を思春期真っ最中の健常者だと思っていた。
私も、口では思春期であることを認めていなかったくせに、本音では思春期なのだと思っていた。
だから。
誰も私の話を信じてくれなかった。
助けを求めているのに、「思春期だから」で済まされてしまった。
あの時の大人たちに言ってやりたい。
「あなたたちにもこういう経験があったの?人を傷付けて、施設に入った経験があるの?あなたたちにも思春期があったんなら、世の中のほとんどの人はこういう経験があったんでしょう?」

7ヶ月前 No.340

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

俺は、大好きな彼を殺さなくてはならなかった。
確かに俺は彼から執拗な暴力を受けていた。
けれど、それは言わずともお互い承知の上の事で、彼からの暴力を嫌に思った事なんてなかった。
ただ、それは二人だけが知っている事。
周りの人には、本当のいじめだと思われていた。
思われるように、隠していた。
故に起こった悲劇。
どうして俺は、彼を殺さなくてはならなくなったのか。

6ヶ月前 No.341

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

血の繋がらない一番上の兄はとても嫌な奴だった。
何かされると、すぐに優しい兄の部屋に逃げ込み、慰めてもらっていた。
一番上の兄と優しい兄はあまり関わる所を見ない。
優しい兄の方が避けてるようにも見えた。
きっと、一番上の兄に何かされて、関わるのも嫌になったのだろう。
でも、あの性格の悪い兄が、避けるのを許しているのだろうか。
二人の関係の事をよく知らなかった。
ある日、一番上の兄が優しい兄に酷い暴力を振るっている所を見た。
(後、酷い光景を見る事が増え、少年は成長するとともに歪んでいった。中学生辺りから小さな嫌がらせを始め、知能はどんどん発達していき、大学生ともなると嫌がらせは陰湿なものに。優しい兄に対する愛情も歪んでいく。ちなみに、兄受け弟攻め)

6ヶ月前 No.342

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

きっと、これが恋と言う物なのでしょう。
何かされたわけじゃないのに、気がつけば特別な存在になっている。
やっぱり、中学生の頃の恋は本当の恋なんかじゃなかった。
あの時は、いじめから救われて一瞬で好きになった。
でもそれは、いじめから救ってくれる優しい人なら、誰でも良かったって事。

6ヶ月前 No.343

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

三兄弟の三男を事故で失い、父母も長男も精神疾患になった。
そんな中、三男と喧嘩を繰り返しとても嫌っていた次男が、家族の救いとなる。
三男がいなくなって悲しいどころか、嬉しくなった次男。
裏があるが故に人付き合いが上手く、ただのバイトでもそれなりに稼ぎ、家事もこなす。

6ヶ月前 No.344

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

僕の弟は勉強も運動も出来て、友達もたくさんいます。それに比べて僕は、何一つ自慢できることがありません。
よくある話です。
僕は昔からよく、弟に嫌がらせをされます。
ずるがしこくもある弟の嫌がらせには、毎回驚かされます。
けど、僕は弟の事が大好きです。
弟が本当は優しい事を知っているからです。
嫌がらせも、何か訳があるのでしょう。
弟が高校生になると、相手をすることもありました。決して優しいやり方ではありません。これも嫌がらせのうちでしょう。
最初は動揺しましたが、抵抗する事はもちろんありません。兄にこんな事をしなくてはならない訳がきっとあると思っているからです。
しばらくすると、悪餓鬼と一緒にいるようになった弟が友人たちを連れて家にやってきました。勝手に部屋に侵入され、軽く殴られた後、数人の輩の相手をさせられました。
弟の友人でも、何か訳があっても、さすがに抵抗しましたが、喧嘩ばかりしている彼らには歯が立ちませんでした。
用を終えた彼らはあっさりと引き上げました。
本当は、解っているのです。
弟が僕の思うような優しい心を持つ人間じゃない事を。でも僕は気付かないふりをします。
何にも気付かないふりをして、大好きな弟の理想像に期待をしている方が、僕にとって幸せだと思うからです。

少年の頃、猫を殺した。
その事を思い出して、文章を書こうとした。
でも、書いているうちにあの時の記憶が鮮明に思い出されて、またあの衝動に駆られました。
そして、何年もやらずにすんでいた事をしてしまったのです。
左腕からは真っ赤な血が滴り落ちました。

6ヶ月前 No.345

rrrr @rrrr10 ★DpLdXHeu3W_M0e

Aは鏡が怖かった。
小学生の頃、大きな鏡の前に立った時、鏡の中のもう一人の自分が襲ってきたからだ。
そのため、鏡に映る自分が怖くて仕方が無かった。
その事を母親に話したAは後日病院に連れて行かれ、学校でのいじめが原因の妄想性精神疾患だと診断された。
Aが鏡恐怖症であることを知ったクラスメイトは、Aを鏡の前に無理やり連れて行ったりしてからかっていた。
が、それを止めたのが転校してきたBだった。
小学生のいじめなどBの強い一言でパタリと止み、それ以来AとBは一緒にいるようになった。
それから十年以上経ってもAは鏡を避けて生活していた。
Bはその生活をサポートしていたが、いつまでもこのままでいるのは難しいと思った。
提案できるのは鏡克服だけ。しかし、嫌な事を無理強いは出来ない。
そんな時、ある事がきっかけでAは大きな鏡の前に立ってしまい、十数年ぶりに鏡の中の自分が襲いかかって来た……

6ヶ月前 No.346

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

田中太郎(仮) 25歳

真面目で几帳面で心優しいが、一度気に触れると人が変わったようにキレる。殺害された家族の話題は地雷。
逮捕理由:バイト先(勤め先)で心を許した女性に幼少時代の話題を振られ、言いふらさない事を約束し家族を殺されている事を暴露する。数日後、バイト仲間(仕事仲間)がその話を知っていて、約束をして暴露した女性は面白おかしく話題にしていた。問い詰めても悪びれる様子が無く、暴行を働く。
好き:家族 嫌い:犯人


山田三郎(仮) 37歳

真面目で熱心だが、コミュニケーションは不得意。過去に犯した過ちの事をひどく後悔していて、責められるとどうにかして償おうと自傷にまで至る。
逮捕理由:きちんと更生し真面目にバイトに取り組んでいたが、ネットサーフィンが趣味の新人がネットで見た少年犯罪者の顔写真と顔が似ていると、嫌らしく話しかけてきた。「他人の空似だ」と言って誤魔化すが、新人は三郎が犯人だと確信していたのか、それともただ嫌っていただけなのか、煽りに煽って手を出させるよう仕向け、殺人未遂を犯す。
好き:読書、少年院の職員 嫌い:過去の自分



「事件当時」

田中太郎(仮) 6歳

大好きな家族を殺され、幼いながらにそれがどういう事なのかを理解し、心に大きな傷を負う。
祖父母に引き取られる。
しばらくは常に落ち込んでいて、家族に関する事を見たり聞いたりするだけで泣いたり怒ったり、情緒不安定だった。
それも次第に落ち着いて行くが、地雷を踏まれるとキレる。

山田三郎(仮) 18歳

悪い家庭環境で育ち学校ではいじめられ、追い詰められた末に適当な家に侵入し、一階にいた家族を殺害。
少年院にて更生プログラムを受け、更生する。
命の尊さを知り、思った事を伝えられるようにある程度コミュ力を身につけた(それでもまだ苦手)。

3ヶ月前 No.347

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

田中太郎

女性はバイト先でも人気のある女性で、太郎も気になっていた女性である。
そのため、約束を破り人の辛い過去を面白おかしく言いふらしても、目撃者であるバイト仲間たちは女性を庇った。

3ヶ月前 No.348

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

刑務所にも種類があり、初犯と累犯は別々の刑務所だそうです。
どうしよう……
ファンタジーじゃ無いしここは忠実にするべきか……

2ヶ月前 No.349

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

(♂同士のビデオに弟が出ていた件、続き)
再会した弟に襲われ、思わず流れに任せてしまいそうになるのを何とかこらえた。
「ほっ、本当に、駄目だってば!」
上体を起こし弟の肩をがっちりつかむ。
「でも、これはどうするの?」
視線の先には元気になった、、、。
「抜いて来るから!自分で、ちょっと待ってて!」
焦りながらトイレに駆け込み、冷静になってから部屋に戻った。
「おかえり。何想像して抜いたの?女?男?もしかして俺?」
「…そんな訳ないだろ…」
(弟で抜いた何て言える訳無い…)
「ええ、寂しいな〜。DVD全部集めてるのに。浮気者め!」
DVDと言われはっとする。
「そうだ。お前、どうしてあんなヴィデオに出たりなんかしてるんだ」
「何?説教?DVD全部集めて抜いてるのが?」
馬鹿にするように目を細めて微笑を浮かべた。
「っ、確かに俺も人のこと言えないけど、お前は体を売ってるんだろ?顔も出して、証拠として残るような事して、心配なんだよ。父さんだって…」
「大丈夫だよ。そういうことしてんのが誰かにバレて嫌な目で見られようがどうでもいいし、長く生きながらえようとも思ってないし。父さんなんて俺をこんなにした張本人だから」
「は…?長く生きながらえるって、父さんが…どういうことだ?」
「父さんの事教えてあげても良いけど、今日はやーめた。よし、帰ろう」
腕を掴み引き留めようとするのを面白半分にさらりとかわし、ドアから顔を覗かせ「たまに来るから。お泊り込みで」と言い去って行った。
「家の場所も覚えたからー!」
と外から聞こえる。
弟(コンビニの前、コンビニの前…)

2ヶ月前 No.350

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

コンコンコン
誰かが戸を叩くが、無視をした。
コンコンコン
また戸を叩いた。
ベランダに出て玄関先を見下ろすと、人影が屋敷の中へと入って行くのが見えた。
僕は驚く。
玄関の扉は鍵をしているはずなのに。
階段を下りると、様子を窺うような男と目が合った。
「ああ、Aくん!久しぶり」
「叔父さん……」
その男は、僕が小さい頃に遠くの国へ仕事に行った叔父さんだった。
もう6年前。
「勝手に入っちゃってごめんね」
そう言って、手に持つ合鍵を見せた。
昔、この屋敷と屋敷の主の話を叔父さんだけにした。そして、合鍵を渡した。
「大きくなったね。僕も前より老けちゃったかな」
「……どうしてここに来たの。仕事は?」
「それが、少しの間帰って来たんだ。電話で、Aくんがどこにいるか分からないって聞いて、仕事を一区切りつけて帰って来た。またすぐに戻らなきゃなんだけどね」
「わざわざ来てくれたんだ。お茶でも飲もう。叔父さんはお酒が良いかな。僕しかいないからあの部屋のお酒たちは手つかず」
適当な酒を手に取り、突っ立ってる叔父さんを席に座らせる。
「影」たちにワイングラスなどを用意させ、僕も席に座る。
「暗い顔しないでよ。珍しく「影」たちを扱使ってるんだから。早くお酒を飲んで」
「Aくん。ご両親と何かあったの?」
「なぜ?」
「お父さんもお母さんも心配してるよ。こんな所に一人でいないで、家に帰ろう」
「……僕が家にいないこと以外、何も聞かされてない?」
「何もって……、うん。Aくんがどこにいるか分からないとしか」
「はぁ……。パパとママね、僕が怪我を負わせた。心配なんてしてない。だから、必死になって探さない。他の人も僕に怯えてる。それが分かってるから、僕は1年間ずっとここで一人でいたんだ」
「それは本当?」
「ああ。もう良いからさっさとそのお酒を飲んでよ。早く出て行って!」
カタカタ ガタガタ
屋敷が小刻みに揺れる。

1ヶ月前 No.351

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

ツトム(仮) 22歳
工場でバイト。
精神疾患の母親に虐待を受けて育ち、保護されたのが小学6年の頃の話。
精神疾患者に強い偏見を持ち、人に対して冷たい一面がある。
何でもない人に対しては普通に接するが、面倒な部分が見えた途端に冷たくなる。
自分が悪い事を認めようとしない。
由利(仮)  21歳
勤め先はカフェ。
心優しく穏やかだが、実は精神を患っている。
気が弱く自分から大事な事を話すのが苦手で、由利が病気であることを知っている人は数少ない。

:出会い:2018年2月
ツトムのバイト仲間の紹介で二人は出会う。
ツトムの由利の第一印象は「美人。優しそう。女性らしい」
由利のツトムの第一印象は「清潔感ある。クール」
一緒にいて心地は悪くなく、由利に告白されたのをきっかけに交際。

由利は実家住まい。
ツトムと交際し始めてからは週5、6のペースで泊まったりなどほぼ同棲。
家賃は払っていないので、食材を調達し調理しふるまっている。

:現在:2019年4月
交際して一年以上が経つ。
由利には時々「調子の悪い日」があったが、誰にでもあるだろうと気にしていなかった。
しかし、それが最近頻繁にある。
機嫌の悪い他人と接するのが苦手なのもあり、ツトムは放って置いた。
由利の奇行には覚えがあったが、そうであって欲しくなかったので、きのうせいだと思い込む。
お互いに口数は減っていった。
時々由利に話しかけられたが、由利の奇行に苛立っていたツトムは無視をしたり何も言わずにその場を離れたりしていた。
今の由利といると嫌な過去を思い出すので、あの状態が続くのなら別れようと決めた次の日の夜、由利が暴れ出した。
いつものように話しかけられたのを無視したのをきっかけに、テーブルの上のマグカップを床に叩きつけ割り、棚の上の小物を投げ飛ばし、今まで見た事も無いような強い力で壁を殴ったり蹴ったりした。
ツトムはサッと気持ちが冷えた。
ツトムは自分にも非がある事を認めず由利が悪いと決めつけ家を出ようとした時、由利が自らの腕を切りつけ、過去の記憶が蘇った。
酷いクマの出来た女が腕を切る姿。腕から滴る、赤い血。
怒りがフツフツと湧いて「勝手にしろ!俺は知らないからな!」と吐き捨て外に出て行った。
閉まりかけたドアの向こうから、狂ったような悲鳴が聞こえた。
全く何なんだ。出会った頃はあんな風じゃ無かったのに、猫かぶってたって訳か。
漫画喫茶に着くまで友人に愚痴を聞いてもらおうと、友人に電話を掛けた。

23日前 No.352

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

「今、いいか」
「おう。全然大丈夫だけど、なんだ、不機嫌そうだな」
「ああ、さっき怒鳴り散らしてきた後だ」
「えっ、喧嘩でもしたのか?」
「あれは喧嘩って言うのかな。家で優子が発狂して腕切ったんだ。最近奇行が多かったし、こっちもストレス溜まっててさ。全く、訳分かんねえよ。だから今家出て、漫喫向かってる途中」
「……マジでか。心配じゃねえの?腕切っちゃったんだろ。傷の具合によっては病院に……」
「そんな深くないだろ。付き合ってらんないって」
「優子ちゃん、優しくて良い子だったのに。何かあったんじゃねえか?お前の事だから、大して相談にも乗ってないだろ」
「何かって何」
「大きなストレス抱えてたりさ。例えば、職場とか家族とか。一度病院に連れてってみたらどうだ。自傷行為するくらいだから、もしかしたら……」
「なんだ。病気だって言いたいのか」
「そういう可能性もあるって事」
「もしそうだったら、すぐ切り捨てる」
「おいおい。お前本当そういうとこ直した方が良いぜ。精神疾患の人に偏見持ちすぎなんだって。あんな仲の良かった優子ちゃんを簡単に切り捨てるとか言っちゃって」
「僕が精神を患った奴に何をされたか知ってるだろ。偏見を持つななんて言われても無理な話だね」
「………でもさ、優子ちゃんに怒鳴って家出てきちゃったのはお前にも非があると思うぜ。早めに家戻って、ちゃんと話聞いてあげな。まだそうとも決まった訳じゃ無いんだし」
「はぁ。まともに話できるのかね。まあ明後日までには戻るよ」

20日前 No.353

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

漫画喫茶→ネットカフェ

土曜日の朝をネットカフェで迎えたツトム。
目覚めた時間は11時前。
いつもなら当然もっと早く起きるが、昨晩は興奮していたのかなかなか眠りにつけなかったのだ。
ネットサーフィンをしているうち苛立ちは治まった。なのに眠りにつけないので、色々と考え込んだ。
優子の奇行を思い出す度、過去の記憶が蘇る。
そして、ますます優子と記憶の中の女が重なる。
考えたくも無いのにその光景は何度も脳内で再生され、疑いは確信に変わっていった。
優子は―――――。
気付けば時刻は昼に近い。
家に帰ろうという気はしなかった。
けれど、友人に早く帰るよう言われたし、そもそもあの家は自分の家だ。
優子に別れを告げて家から追い出せばいい話。
眠気が完璧に冷めるまでネットカフェでゆっくりし、外で軽く昼食を食べて家に向かった。
家の中には誰もいなかった。
だが、きれいに掃除されてあった。
放り投げられた小物たちは元の場所に並べられ、ガラスが割れた形跡も無い。
テーブルの上には「突然騒ぎ立ててごめんなさい。お互いに落ち着いたら話がしたいです」と書かれたメモが置いてあった。
ツトムは(本当だよ。騒ぎ立てるなんてレベルじゃなかった)と思った。
話す事など別れ話くらいしか無い。

20日前 No.354

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

優子から連絡が来たのは次の週の金曜日。
それまでの間不便に思ったのは食事くらいだ。
料理が苦手なツトムは、週5,6日家で生活させる代わりに、優子に料理を作らせていた。
食材はあれど、一品作るのに四苦八苦。それでも食欲の湧くような味の料理は作れなかった。
食事の面では優子の作る味が恋しくなったが、あんな状態の優子の料理を食べてみろ。毒でも盛られてあの世に行ってしまう。
腐る食材が一通り無くなったら、また出来合いの物を食べればいい。
腐る食材が無くなれば不便な事も無かろう。買って来れば良いだけ。
優子からのメールの内容は、メモ書きとそう変わらない。
謝罪と、会って話がしたい。それだけ。
正直、会うかどうかも迷った。
こっちがしたいのは別れ話だけ。
面倒な奴の話に付き合いたくないし、別れを告げて逆ギレされても困る。
メールだけでサッと済ませたかったが、最後くらい顔を合わせてやってもいいか。
店の中なら暴れ出しても誰かが取り押さえてくれるだろう。


ファミリーレストランで待ち合わせ、席に向かい合わせて座った。
優子はホットコーヒーを頼み、ツトムに何を頼むか聞いてきた。
「僕は結構。そんなにゆっくり話すつもりは無い」
怒ってはいない。だが、明らかに冷たいツトムの態度に、申し訳無さげな優子の表情がさらに悲しげになった。
ホットコーヒーだけを注文し店員が去り、沈黙。
「……この間は、本当にごめんなさい。その事についてゆっくり話がしたかったの」
「何を話そうって言うんだ。言い訳か?僕が話したいのは一つだけだ」
「ずっと黙ってた事があって、きっとそれを聞いてもツトムさんの気持ちは変わらないと思うし、もしかしたらもっと………」
優子は言葉を詰まらせた。
ツトムは「ずっと黙ってた事」が何であるか薄々勘付いていた。
だから余計に、優子に否定的になっていた。
「……病気なんだ。私」
想像した通りだったので、大して驚きもせず適当に相槌を打った。
コーヒーが運ばれ、優子は控えめに礼をした。
「中学生の頃から心の病気で、でも今じゃ普通の生活を送れるくらい回復したの。けど、やっぱり不安定な時期ってあって、春になると……調子が悪くて」
「去年の春はそうでも無かっただろう」
「こういう言い方良くないと思うんだけど……私、誰かと生活するのが知らず知らずのうちにストレスになってたみたいで、それであんな事してしまったの。ごめんなさい」
ツトムは眉を顰めた。
一緒に生活するのがストレスで?
それで回復しかけてた病気が悪化して暴れたと?
ツトムは苛立ち、やはり相手の話に付き合う物では無かったと思った。
「もういい。これ以上言い訳を聞くつもりは無い。別れよう」
席を立とうとするツトムを優子は引き留めた。
が、振り返る事も無く足早にファミリーレストランを出て行った。

20日前 No.355

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

優子に別れを告げ、再び一人の生活に戻ったツトム。
食事は出来合い、横に並んだ布団は押入れ、収納ケースの中の女物の服は優子の自宅に送り付け、歯ブラシはゴミ袋に。
行動に移すのは早かったが、どの作業にも少し躊躇いがあった。
数日後、匿名の手紙が届いた。

「こんにちは。優子です。どうか破り捨てずに読んでください。
数日前はまた怒らせてしまってごめんなさい。
何度謝るのかって感じですが、それだけツトムさんに迷惑をかけてしまっているんですね。
病気の事を最初から話していればこんな事にはならなかったかもしれません。ずっと黙っていた私が悪いです。
きっとツトムさんは「ツトムさんと生活するのがストレスになった」と言った事にとても腹を立てたのでしょう。
せっかく私の話に付き合ってくれたのに、口下手なせいで誤解を生んでしまいました。
私は、ツトムさんといるのが苦痛だった訳では無いんです。
逆にツトムさんといると楽しくて、安心して、ずっとそばにいたいと思っていました。
けれど、ツトムさんはどう思っているのだろうととても心配で、なかなか眠りにつけない日もありました。
私は楽しくて安心する。けれど、もしかしたらツトムさんは楽しくないし、一緒にいて不愉快かもしれない。
そんな思いが、私のストレスになっていたのです。
ツトムさんを嫌いになった事なんて一度もありません。それは、今でも同じ事です。
また言い訳のようになってしまいましたね。
別れを告げられたのに、しつこくてごめんなさい。
最後に一つだけ、お願いがあります。
ご飯を作らせて欲しいんです。一緒に食べたいなんて贅沢は言わないです。家に上がらせてもらわなくてもいいです。
ただ、私が作った料理を食べて欲しいんです。
ツトムさんは料理が苦手だから、どうしても出来合いの物ばかりになっているのではないでしょうか。
良かったら、連絡ください。   優子」

差出人が優子であると分かった瞬間なんてしつこい女なんだとゴミ箱に放りたくなったが、破り捨てずに読んでほしいと書いてあったので、今度は何の用だと目を通した。
内容は、あの一言の誤解を解くのと、自炊した料理を食べて欲しいという事だった。
ツトムは手紙を読んで悪い気はしなかった。
誤解を解く文章を読んで、大したすれ違いも無く一緒に生活していた頃を思い出したのだ。
付き合い始めたばかりの熱々な高校生のようにベッタリしていた訳でも、二人でいるのが幸せで馬鹿みたいに浮かれていた訳でも無い。
けど、何だか心が温かくて、今なら人に優しく出来るんじゃないかと思っていた。
ほんの一瞬だったが、不覚にも、優子が恋しくなった。
が、返事は書かなかった。

19日前 No.356

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

友人から電話がかかってきた。
「おう、様子はどうだ。暇無くてあれから日にち経っちゃったけど」
「別れたよ」
「……え、マジ?優子ちゃんと別れたの?」
「ああ。数日前に」
「………」
ツトムは少し笑った。
「言葉も出なくなるほどショックか?」
「いやぁ、ショックだし思う事は色々ある。けど、俺は部外者だから何も言えねえなって。ちゃんと話し合ったんだろ?まさかひどい振り方してないだろうな?」
「ひどい振り方ってなんだよ。暴言も暴力もしてない」
「はぁ、そうか。それなら良いけどよ。お前が決めた事だし。……ま、こんな話はここらでやめて、今度いつ空いてる?気分切り替えて遊ぼうぜ」
遊ぶのは大賛成だ。気分を切り替えて優子の事なんて忘れよう。と言っても、未練がましく相手を想っているのは優子だけだけどな。

18日前 No.357

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

何かの音で目覚めた。
音のする方、隣の部屋に目を向けると、中途半端に開いている襖の向こうに、ボサボサ髪の女が頭を抱えうずくまりブツブツと独り言を呟いている。
いつ見ても不気味な女で、自分の生みの親とは思えなかった。
布団から起き上がり、少しドキドキしながら女の横を通り、台所に置いてあるパンと牛乳を朝食に。
食べようとすると、突然女が金切声を上げた。
驚き女の方を見ると、のそりと起き上がってこちらに向かって来る。
朝から何をするのかと見ていたら、女は台所の包丁を手に取り、自らの腕を切りつけた。
自傷行為は何度か見た事あったが、慣れる事は無く、目を背けた。
ポタ。ポタポタ。
床に滴り落ちているのは、きっと血だろう。
「………おい……お前……」
酒に酔ったかのような、ふにゃふにゃした声で呼ばれた。
振り向くと、酷いクマの女が腕から血を流し、虚ろな目でこちらを見つめていた。
「な、何……」
また何かされるんじゃないかと怖くなり、声が震える。
「…………」
女は何も言わない。
かと思ったら、女は僕の事を………

目が覚める。
悪夢を見たせいで動悸が激しい。
優子が暴れた日から、頻繁に悪夢を見るようになった。
どれも全部過去の記憶だ。
あの夢の続きも覚えてる。
まだ子供だった頃のツトムは恐怖でしかなかったが、大人になると怒りに変わり、思い出す度にあの女をどうにかしてやりたいと思う。

18日前 No.358

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

友人と遊びに出かけた。
優子と遊びに行く時とは違って、カフェや服屋なんて行かない。
友人が行きつけのバーで昼間から酒を飲み、バッティングセンターで体を動かし、アメリカンな穴場でまた酒を飲みながらカードゲーム。
たまには男友達と遊ぶのも良い。
いや、これからはまた男友達しかいないのか。
優子以外に仲の良い女性なんていなかった。
まあ、女なんて面倒な奴が多いし、男友達がいてくれればそれでいい。
特に、今一緒にいる男、薪頭(まきとう)はとても良い奴で、気が合う。
男友達、なんて言ったが、友達と呼べるほどに仲が良いのは薪頭だけだ。
薪頭が何気なく通り過ぎたカフェ。
そのカフェは優子のお気に入りのカフェで、よく二人でお茶をしたり、そうだ、薪頭に優子を紹介したのもこのカフェだった。
わざわざ顔まで見せて紹介したのは薪頭くらい。
「薪頭さん、明るくて良い人だったね。今度、また三人でお喋りしたいな」
帰りに微笑みながらそう話した優子の顔が思い出される。
「ん、おい、どうしたツトム。歩くの遅えぞ」
数メートル先で、薪頭が立ち止まり振り返っている。
「あ、ああ」
ハッとする。
何を考えているのだ。なぜ優子の事など思い出している。
「ちょっと考え事してた」
「遊んでる時くらい頭空っぽにしようぜ」
この辺りは家からさほど遠くなく様々な店もあり、優子ともよく来ていた。
そのせいだろう。

17日前 No.359

rrrr @rrrrr10 ★EuiLl0Lp9e_M0e

仕事を終え帰宅し、入浴を済ませた。
休憩したらスーパーで買ってきた天丼を食べよう。
大して美味しくないのは知っている。
白米は冷めてて、天ぷらは衣だらけ。
けど、これが一番楽。
近くのスーパーでサッと一つ買って帰る。
ふと、テーブルの上に置きっぱなしの手紙を読み返した。
「ご飯を作らせて欲しい」「ただ、私が作った料理を食べて欲しい」
優子の手料理は今でも恋しくなるほど美味しかった。
誰よりもずば抜けて美味しいとか、プロ並みだとか、決してそんなでは無かったけど、優子と一緒に食べる温かいご飯は美味しかった。
料理くらい、食べてやってもいいかな……。
そう思ったが、精神を患った奴の手料理だと思うと、毒でも入れられてるんじゃないかと疑ってしまう。
しかも、自分が振った相手だとより一層。
一度だけでも試してみようか。一体何を作って来るだろう。
そんな事を考えていると、インターホンが鳴った。
ツトムの家に訪問者が来る事は珍しかった。
荷物が届く事などほとんど無いし、誰かに用がある時は携帯電話で連絡を取り合っている。
誰が何の用だとチェーンロックをしてドアを開けると、そこには久々に見る女が立っていた。
自分から別れを告げたにもかかわらず丁度優子の事を考えていたので、そんな自分が嫌になった。
「家まで来て何の用だ」
何回も優子の事を思い出してしまっているのを悟られないように、あからさまに冷たい態度を取った。
「えっと、その……迷惑かもしれないんだけど、ご飯作って来たの」
ツトムは驚いた。
さっきまで優子の料理が恋しくて、一度だけでも連絡してみようかなんて悩んでいたところだったのだ。
気持ちが揺らいでいる時にそれを見せられたら、ついついもらってしまいそうになる。
「本当に勝手なんだけど、どうしても、食べてもらいたいって気持ちが……」
振った女になど興味が無い、冷たい自分を貫き通そうとし、「帰ってくれ」と言いかける。
だが、優子の持つ弁当箱らしき物からほのかに、食欲をそそる香りがする。
不安そうな優子。
意地を張って追い返すか、欲に正直になるか。
「もらうだけでも、どうかな。自分のために作った訳じゃ無いから、ツトムさんが食べたくないなら他の人とかに」
もらうだけ。そうだ、もらうだけ。
「ああ、そこまで言うならもらおう」
優子の表情は少し明るくなり、安心したように微笑んだ。
チェーンロックを外すと弁当箱らしき物を手渡され、優子は「ありがとう」と言って去って行った。
布に包まれた箱は、まだ温かかった。

17日前 No.360
切替: メイン記事(360) サブ記事 (3) ページ: 1 2 3 4 5

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)