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僕を救ってくれたのは。〜僕らの闘病生活〜

 ( 小説投稿城 )
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みわ ★Tablet=3J80qn7526

これは、以前私が書き捨て小説にて書いていた物語の続きです。
楽しんでいってください!!

登場人物

。中条新
わずか17才で白血病にかかった少年。高等学校では、陸上部に所属。
長距離を走るのが好き。

。桐谷笑心(旧姓:岡崎)
23才。新の骨髄ドナー。蛍光色のパーカーとジーンズパンツをいつも着ている。スカートが嫌い。

。医者
29才。顔はまぁまぁだが、冷静でほぼ無表情。そのせいで周りからは誤解されがちだが、根は優しい。

。その他、新の家族
母、父、兄の構成。

メモ2017/02/08 18:54 : みわ★Tablet-3J80qn7526

こんにちは。作者のみわです。このサイトにアクセスしてくださったかた。読んでくださったかた。本当に本当にありがとうございます。感謝でいっぱいです。

気軽にいいねを押してもらえると励みになります。読んでくださったかたは、下の方にあるサブ記事で、気軽に感想、コメント、アドバイスなどを書き込んでくれるとものすごく嬉しくて泣きそうになります。

もちろん、アクセスしてくださるだけでも読んでくださるだけでもものすごく嬉しいです。

これからよろしくお願いします。

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杏花音 ★Android=ThUbojWoF7

頑張って。連載サボるなよ!
こういうの待ってた!
・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

2ヶ月前 No.1

みわ ★Tablet=3J80qn7526

翌日。病室には、僕と母、父、兄、そして、あの無愛想な医者がいる。
まるで、ドナーがいないと言われた時のようだ。しかし、今、ここには、笑心がいる。いつものように目がチカチカするような蛍光色のパーカーとジーパンを着て、僕の隣にたっている。
今日は、いよいよ骨髄移植の日だ。自然と、脈が速くなっているのに気がつく。落ち着け...と自分に言い聞かせ、ちらっと隣にいる笑心を見た。
笑心。この人は不思議だ。一緒にいるだけで、僕の心もこの蛍光色のパーカーみたいに色づく気がする。初めて会ったときもそうだった。白血病の宣告、抗がん剤の副作用、ドナーがいないと言う知らせ...3つもの悪い知らせを受け、絶望のふちにたたずんでいた僕の心を、明るく、優しく、暖かくほぐしてくれた。ふと、笑心と目が合った。
「どした?(どうした?)」
そういうと笑心は、一昨日したみたいに白い歯を見せて笑った。
きゅっ。
きゅ?なんだ?一瞬、胸をぎゅっと掴まれたみたいな感覚があった。一昨日もそうだ。笑心がウインクをしたら、今みたいに胸がきゅっ。となった。これはなんだ...?まさか、新しい病気の症状か!?白血病の症状に、こんなのはなかったはずだ。医者に聞こうと思ったが、病気だったら嫌でやめた。
...!そういえば、以前、学校で彼女ができたと自慢していた奴が、
「あの子を見たとたん、胸がきゅっ。となったんだ...。これは恋だって、すぐにわかったよ〜。」
とか、言ってなかったか...?
え...えぇ?
ちらっ。今度は笑心にばれないようにチラ見する。
まさか。そんなこと。あるはずないだろ...。僕は、初恋だってまだだし...そう、ありえない。僕に限ってそんなことは、あるはずがないんだ。そう自分に言い聞かせた。そんなことより、まずは骨髄移植の説明を聞かなきゃ...僕は、今まで考えていたもしや僕は笑心に...?という考えを無理矢理頭蓋骨の外に放り出すと、説明を聞くため、真剣になった。
すると、笑心が
「またチラ見?もー、どした〜?(笑)」
と笑った。またもやばれていたのか。僕にはチラ見の才能がないらしい。
しかし、医師の眉がピクピクいっていたので、僕は黙って、笑いを無理矢理押さえ込んだ。笑心は、何かあった?みたいにしら〜っとしている。くっ...ものすごく表情づくりが上手いぞ、この人は。そして僕は、今度こそ...という気持ちで真剣になった。医師が説明を始める。
僕は、一言も聞き漏らさないぞ...と、医師の目をじっと見つめた。

2ヶ月前 No.2

みわ ★Tablet=3J80qn7526

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2日前 No.3

みわ ★Tablet=3J80qn7526

フィルタされて、見れない方のために、もう一度書きます。

2日前 No.4

みわ ★Tablet=3J80qn7526

「...以上が、移植についての詳しい説明となります。」
やっと話が終わった。長かった...。いろんな書類にサインをすると、ようやく手続きが完了した。
母さんたちが、
「じゃあ、また明後日に来るわね」
といって帰っていった。
母さんは、僕が病気になってから、すごく泣き虫になった。僕に隠れて、すごく泣いている。母さんは僕ら家族に、自分の弱いところを絶対に見せない。でも昨日、僕は聞いた。母さんが、隠れてトイレで泣いているのを。声を押し殺して泣いていた。きっと、声を出して泣いたら、僕に聞こえると思ったのだろう。どんな辛い状況であろうとも、我が子を思いやる気持ちを忘れない母さんを、僕は誇りに思った。そして、僕ら家族を、母さんを、ここまで追い詰めた病気を恨んだ。いろんな感情が混じり合い、それは涙となって僕のほほを濡らした。

2日前 No.5

みわ ★Tablet=3J80qn7526

母さんたちが帰ると、やがてあの無愛想な医者も帰っていった。病室には、僕と笑心の二人だけになった。気づけば、紅く燃えた夕日が、僕らの病室を明るく照らしている。その夕日を見ていると、いろんな感情が頭の中を高速で通りすぎていった。
そっと、笑心がハンカチを差し出してきた。
「涙。こぼれてるよ。」
笑心にそういわれ、顔を触ってみると、確かに濡れていた。悔しくて悔しくてしょうがなかった。こんな病気に侵されてしまった僕や、母さんたちを悲しませてしまった事実、笑心への罪悪感。全てが悔しくて、自分の無力さを恨んだ。
ふと、笑心が僕をぎゅっと抱きしめた。そして、
「大丈夫。絶対なおる。大丈夫。」
と言いながら、僕の背中を優しく撫でた。恥ずかしいのに、なぜか安心した。笑心は、過剰に慰めもせず、放っておくこともせず、ただただ背中を優しく撫で続けてくれた。それがなんだか嬉しかった。
...僕は、少しだけ声を出して泣いた。いつの間にか、夕日は沈み、僕の心とは正反対の、きれいな星が、漆黒の夜空に輝いていた。

2日前 No.6
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