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魔人ジークと影の魔王2

 ( 小説投稿城 )
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魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

昔昔ある世界に、魔法族という種族が居ました。
彼等魔法族は争ってばかり、彼等にかなう者など、
居はしませんでした。

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魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ヒュームガダルがベレニ共和国の王に成ってから二年が過ぎた。
彼は貧しくとも才能の有る者には特別に教育を受けさせた。
赤い髪を持ち、外見は十二歳、250歳の竜族の少年である魔人ジークはそれをよしとはしなかった。
ヒュームガダルは落ちぶれた古代王族の末裔だ。
それが暴力によって王に成った。
赤い髪の魔人として、そんな事は到底看過するわけにはいかなかった。

「とは言え王に成るには成ってしまった、今更今はどうしようもない」

ジークはそう言うと踵を返して歩き出した。

6ヶ月前 No.1

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

第一話【シウの苦難】
魔人シウは大剣を降り下ろした。
まったく乱れの無い剣は何処までも強力だ。
セフィーがやって来て言う。

「でもただの剣では、魔法族を相手には出来ないわ」

シウは緑の髪に黒い目の魔人だ。
セフィーは黒い長い髪に黒い目の美しい魔女だった。

「貴方は以前強力な機械の半身を持って居たわ、…でも、あれは貴方自身に負担を強いるものだった、だから私達は…」

セフィーが言った。

「魔女、無力な私を許してほしい、そして私は今にもっと強くなってみせる」

シウは言うと、闇雲に剣を振りまくった。


6ヶ月前 No.2

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

魔法族の復活、その話は、あまたの銀河にしれわたった。
魔法族は【混沌】そのもの、彼等に法は、無く独自のルールしかない、
残酷で、強大、数多の銀河をかつて支配した。
彼等は、最近復活を遂げたのだ。

「んなばかな、魔法族なんて、」

魔人ジークは半狂乱に成って言った。

「勝てる訳ない!」

ジークは、【滅びの炎】の、魔法が使えて刀も使えるが、魔法族とは、数が違いすぎる、
かつての魔法族にとって、一つの惑星を滅ぼすなど当たり前だったと伝えられている、
加えて最近セフィーの、言動がおかしかった。

「本当に復活したのなら、行かなきゃ」

セフィーがかつて魔法族だったと言う話ならジークも、知っている、セフィーだけでなく、魔人シウも、そうだった。

6ヶ月前 No.3

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

広々とした辺境の惑星の草原、魔法で地球から転移した。
セフィーは魔法族の族長に頭を下げた。

「セフィーか、お前の魔力、あてにしておるぞ」

族長はそう言って笑った。

シウも、居り、族長に頭を下げた。

「魔人シウ、半身機械化には、及ばぬが力をやろう」

族長が言った。

シウの体が一瞬光輝いた。

族長は言う。

「全てを支配し、破壊し、かしづかせるには、お前たちの力も、必要じゃろう、」

セフィーとシウが言う「魔法族に私達を入れて下さい」

族長が、言った。

「よかろう、よかろう、」

これを期に、セフィーとシウは、正式に魔法族と認められた。

6ヶ月前 No.4

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「ジークよく聞いて、」

ジークは驚いて振り返った。

声を発していたのはセフィーだった。

「シウはもう、貴方とは滅多な事では会わないわ」

ジークが尋ねる、「セフィー、何が有った?」

セフィーは明かす、「私とシウは魔法族に入ったのよ」

ジークが驚いて言う「何故そんな」

セフィーが言う「理由などそのうち解るわ…」

ジークが尋ねた「人を殺めるのだろう?」

セフィーが言った。

「殺める?違うわ…、魔法族にかなう者など、宇宙には存在しない、私がやるのは虐殺よ、」

ジークがたじろいだ。

セフィーが言った。

「地球は近近支配化計画の、実戦導入に入るわ、貴方と私、それからシウは、これからは敵同士ね」

ジークが言う、「セフィー、何か理由が有ったんだろう」

セフィーが言う、「理由?あなたが信じていた女は、昨日は何の、罪もない、他の星の人達を、魔法で、二万人は冥土に送ったわ、忘れないでね、ジーク、私達は貴方を裏切るの、」

ジークは黙った。

セフィーが言う、「魔法族を封印していたのは、間違いなく竜族の、貴方の父親の力だったわ、それが綺麗さっぱり消えたのよ、役に立たないわ、ジーク、あなたも、あなたのお父上、フリートも」

言い終わった後にはセフィーは転移魔法で跡形もなく、消えていた。

6ヶ月前 No.5

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「なあ、フィーン…」

ジークの横に15才くらいの、金髪の少年が居て、ジークは彼に話し掛けていた。

ジークが言う。「シウもセフィーもさ、魔法族だったんだってさ、」

「はい」

フィーンが答えた。

ジークが言う。「もうじき、ここ、地球を攻めてくるんだってさ、あいつら、どうしたんだろうな」

フィーンが言う、「どうしたもなにも、セフィーさんは大罪人ですから、皆にそれを、王にこの間明かしてましたから、自分で、」

ジークが言う、「それからさ、セフィーの奴、魔法族には、地球は勝てないから、降伏しろって王に言ったんだぜ」

フィーンが言った、「セフィーさんは嘘つきなんだ」

フィーンはうずくまって震えた。
占い師の館の魔女であるセフィーの裏切りは、同じく占い師の館の占い師であるフィーンに精神的な打撃を与えていた。

「まあ、俺は相手が魔法族でも、戦わなきゃな、フィーン、お前は降伏して、許してもらえ、戦うのはお前では無理だろう」

ジークが言った。

6ヶ月前 No.6

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

マキュラータと言う女が居た。
魔法族のこの女は遂にヒュームガダルの前に転移魔法で姿を現した。

マキュラータが質問する、「竜族は、居ないの?」

ヒュームガダルは質問の意味が解らないようだった。

マキュラータが更に言う。

「地球の守護者だった竜族です、居ないのなら、覚悟しなさい、」

マキュラータは古の杖に、魔力を収縮する、

マキュラータが言う「ほうら、魔法族の魔力はなんて強力なのかしら」

収縮された魔力は雷になり、ヒュームガダルを狙い出した。

「撃て、」

ヒュームガダルが隣に居るローレンスに命じた。

ローレンスは魔法銃をマキュラータに向けると、一気に引き金をひいた。

バキュン…、と弾けた銃弾は、雷の魔法に空中で相殺された。

マキュラータが言う、「いやですわ、銃なんて、」

少し顔を歪めてマキュラータが言う「面白く、ない」

雷の、魔法は、ローレンスとヒュームガダルを突き抜けた。

マキュラータが言う、「地球は降伏なさい、もし降伏したならば」

息も絶え絶えに成っているヒュームガダルが尋ねる、

「降伏したならば、何だ」

そしてマキュラータが答えた。

「少しは全員楽に殺しましょう…」

見ていた三十人の兵隊が全員で弓矢を構え、マキュラータに放った。

弓矢を、魔力によって全て空中で捻り潰しながら、マキュラータは言った。

「愚かな人間達、死こそが安らぎで有ることを」

「知りなさい」

マキュラータは言った。

雷の魔法は三十人の兵隊全てを一瞬で、死に至らしめていた。

ヒュームガダルが言った。

「降伏などせぬ」

マキュラータが言う

「お好きになさい」

彼女は転移魔法で消えた。

6ヶ月前 No.7

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「魔人ジーク君と、言ったね」

いつの間にかジークの後ろに老人が居た。

肌は白く、長く伸びた白髪は白く散らばっている、

老人は言った。

「明日だよ、明日、魔法族はこの地球にせめこむ」

勘の鋭くジークは言った。

「何のようだ、魔法族」

魔法族と呼ばれた老人は言う。

「君を救いたいんだよ、魔人ジーク、魔法族とは戦うな…」

ジークが言う。

「何だと…!、この、人殺し共!」

ジークは刀を抜いた。

老人が言う。

「勘違いするな、魔人ジーク、魔法族は人間を苦しめては殺さない」

!!!

ジークが立ち上がって一歩下がった。

「なん…だと?」

ジークが言った。

老人は言う。

「君の知り合いの、セフィー、とシウと今は名乗っているのか、まあいい、彼等は理解力が無い上に怒りっぽくてね、彼等には普段言わない事だが、」

ジークは一応黙って聞いた。

老人は繋ぐ、

「人間は、どうしようもない生き物だ、だから介抱してやろうと、我々魔法族は言うのだ…」

ジークは只黙ってうつむいていた。

ジークが言う。

「介抱だと?」

魔法族である事を認めた老人は言う。

「人間もとい全ての生命を力で潰えさせる、事が我々魔法族の決まりだ」

老人は続ける、

「人間とは、無理解で冷酷で、残忍な、生き物なのだ」

ジークが言う。

「だがそうでない奴も、ほんのすこしは知っている」

老人が言う。

「だとしても、全ての生命は滅びるべきだ、生命…、生命には、苦しみしかないのだよ、魔人ジーク」

老人の目に、涙が浮かんだ。

6ヶ月前 No.8

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「魔法族と、協定を結んだ、…俺は一緒には戦えねえ」

ジークが言い放った。
広場には、安堂カケル、ジン、セレス、フィーン、ルシア、セレーネ、そしてエウリルが、集まっていた。

ジークの、言葉を、聞いて、エウリルの目には涙が浮かんだ。

エウリルは、黒髪、黒目の、見た目は十二才の、美少女とよく言われる少女だ。

エウリルが尋ねる、

「じゃあジークは魔法族と組んで私達を殺すの?」

ジークは答える。

「違う、俺は干渉しない、魔法族は、俺には手を出さない、俺は魔法族にとって、必要なんだ、と言った、そして、生き残る人間は、決めてある、と…お前達が、生き残るのか、俺には解らねえが、あともうひとつ」

ジークが言ってエウリルが尋ねた。

「なあに?」

ジークが応える、

「魔法族は、殺しは介抱だと、全ての生命を、死によって、生きる苦しみから解き放つのが、魔法族だと言った、俺には解らねえ、魔法族がおかしいのか、人間がおかしいのか、」

安堂カケルが言う、

「ご高説、どうも、魔人ジークらしい答、だよな、でも俺達は、」

6ヶ月前 No.9

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「まだ、死にたくない、死ぬわけにはいかぬでござる」

ジンが言った。

集会は終わって、ジークのもとにエウリルが、駆け出した。

ジークが言う。

「エウリル、お前も、俺や、シウやセフィーと、同じに、魔法で年齢を止めたんだな」

エウリルの姿は二年前から何も変わらない、
エウリルが言う。

「そう、年齢を止める魔法は沢山鍛練が必要、やる人は少ない、と言うより、私達以外見たこと無いけど」

エウリルが言う、

「セフィーが教えてくれたの、あたしの事も必要かもしれないって言って、ジークと、一緒だね、あたしが選んだの」

ジークが言う。

「そうか」

6ヶ月前 No.10

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

魔法族は宇宙船によって大挙し、集団で、地球侵略に来た。

第2話【魔法族地球侵略】

魔法族の侵略は実に手際が素早かった。
彼等は、人種、老若男女見境なく、人間を虐殺していく、
彼等は科学兵器を殆ど使わない、使っているのは、刀、そして、火や、雷や、風、また氷の魔法である、

人々は見境なく逃げ惑い、刀や魔法の餌食になり、死に、捕縛され、また、魔法族と、話す者も、あった。

「安堂カケルだな、」

魔法族が安堂カケルに言った。

カケルが言う。

「魔法族…この人殺し野郎、…来い、殺られる前に、」

魔法族が、制し、そして言う。

「安堂カケル、ジン、セレス、フィーン、そしてこの知り合いや、身内は見逃す、」

カケルが驚いた。

「な、何だと…」

魔法族がねんを押す。

「我等には共通の敵が多く居る、安堂カケル、貴公が我等に刃を向けなくば見逃そう」

カケルは刀を置いた。

魔法族は強力無比な魔力で、1ヶ月で地球を手中に置いたのだった。

そして、魔法族の、優秀な兵士である、魔人シウ、魔女セフィーは、地球侵略に、加担しなかった。

6ヶ月前 No.11

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「よし、地球侵略に加担しなかったな、」

ジークがセフィーとシウに言った。

シウが言う。

「何故止めた、ジークも、族長も、魔法族の者も」

ジークが言う。

「いくら魔法族の兵士でも、地球は馴染みだろう?」

族長が言う。

「今回きりだぞ、シウ、そして、セフィー、地球では、戦わなくてよい」

セフィーは頭を掻き、シウは微妙な顔をしていた。

と、ある草原で、ジークがセフィーと、シウに、尋ねる、

「…シウとセフィーは根っからの魔法族では、無いんだろう?」

セフィーが、質問されて苦い顔をする、

「…それがなあに?ジーク…」

セフィーが言った。
ジークが尚も続ける、

「なら、何故魔法族に加担して、人間を殺すんだ?」

セフィーが戸惑ったように答えた。

「…魔法族が、本当に人間を苦しめて殺さないならやらないわ、…苦しめないで、サクッと、殺すのが、私とシウの、仕事、…そう、本当にはやりたくない仕事よね、」

ジークが驚き、セフィーは続ける、

「気が遠くなる程の大昔から、私と、シウがやっている事ね、あらジークはやらなくていいの、それにあなた、苦しめないで殺すの以外に難しいのよ」

ジークが言う、

「俺はお前ら二人には、それをやめてほしいんだが」

セフィーが笑いを押さえて言う。

「それは無理よ、魔法族にすべて任せたら、大変な事だもの」

シウは否定も工程もせず、黙ってうつむいていた。



6ヶ月前 No.12

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

魔法族の族長が魔人ジークを呼び出した。

「…優しい女だった」

族長はおそらくセフィーの事をそう言った。

「?」

ジークが首をかしげる、

「それで…話というのは?」

ジークが尋ね、族長が続ける、

「だから魔法族に入れた、セフィーは…、私は」

…、

「あまたの星、あまたの科学文明、原始文明、魔法文明、あまたのそれらを滅ぼした後私は呼ばれた」

魔法族の族長は魔法で一瞬にして14歳程の見た目に変わり、ジークは驚いた。

「影の魔王と」



5ヶ月前 No.13

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「ジーク、とるに足らぬ星、地球、何故今ここを魔法族が侵略したか、解るか?」

族長はジークに尋ねた。

「今?、いや、わからん」

族長は事もあろうに言った。

「ダルカが来る、保護してやろうと言うわけだ」

ダルカとは魔法族とは違う、科学の力で人間や、星々を支配しようとする、一つの組織である、

「確かに我々魔法族は人間や生き物を殺す、だがさして酷いことはしないだろう?、ダルカは違うぞ、奴等は生命を弄び、踏みにじり、人の尊厳すら奪うぞ」

「奴等の【科学】は【魔法】とは違い、実に恐ろしいものよ、我等がここにいなければ、立ち向かえるのは、ほんの一握りの人間のみよ!」

ジークは沈黙していた、が言った。

「ダルカなら知っている、奴等が来ると言うなら俺も戦う」

5ヶ月前 No.14
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