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☆とある僕達の兄妹問題☆

 ( 小説投稿城 )
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ゆずゆず ★2oboPqN7x8_ynN

☆とあるぼくらのブラコンシスコン☆

まあ、題名のベースは禁書目録とか超電磁砲からパクったヤツだけど。



☆主な登場人物☆
桃原 梨桜(ももはら りお)
誕生日:3月3日 うお座
血液型:A型
趣味:妹(雛菜)と一緒にいること
性格:お人好しで優柔不断で、モノをはっきりと言えない。
特技:家事全般
容姿:栗色の、やや長めの髪にライトブラウンの瞳。色素が薄いため、肌は異常に白い。
備考:重度のシスコン。声も顔立ちも女っぽいため、クラスでいじめられている。

桃原 雛菜(ももはら ひな)
誕生日:3月3日 うお座
血液型:A型
趣味:兄(梨桜)と一緒にいること
性格:お人好しで優柔不断で、モノをはっきりと言えない。
特技:植物や動物と話が出来る(ww)
容姿:栗色の、長い髪にライトブラウンの瞳。色素が薄いのと病弱なため、肌は兄より白い。
備考:重度のブラコン。病弱な所為で、非常にネガティブ思考をしている。

花咲 彩葉(はなさき いろは)
誕生日:4月23日 おうし座
血液型:B型
趣味:ボランティア
性格:サバサバしていて、面倒見がいい。桃原兄妹とは真逆な性格。
特技:スポーツ全般だが、主に空中浮遊前後転。
容姿:こげ茶の髪をポニーテールにしている。肌は白いほうだが、桃原兄妹よりは黒い。
備考:完璧超人。桃原兄妹、主に雛菜のほうを気にかけている。


6年前 No.0
切替: メイン記事(5) サブ記事 (1) ページ: 1


 
 

ゆずゆず ★1XOkoPqv7M_tzw

StoryT とてもかわいい僕の妹

―――コンコン・・・

HINAと書かれたプレートがかかっているドアを開ける。
一番最初に目に飛び込んできたのは、
ベッドのサイドに置かれている大きな熊のぬいぐるみ。
そして、ベッドには、病弱な妹が寝ている。

あ、自己紹介が遅れたね。
僕は、桃原梨桜。葵崎高校2年生。
どこにでもいる、普通の男子高校生だよ。
そう、普通の。至って普通の・・・。
僕らの家には両親が居ないから、
家事全般は僕が請け負っている。
妹がやったら大変な騒ぎになるからね・・・。

妹の名前は、桃原雛菜。
生まれて間もない頃、インフルエンザにかかった。
それが原因で、身体が弱い。だから学校には行っていない。
まあ、学校に行っていないのは、
身体が弱いからっていう理由だけじゃないけどね。
それはまた後々語るよ。

ともかく、僕は雛菜のために、特製おかゆを作ってきた。
「Spark Power」・・・雛菜が名づけたんだ。
煌めく力・・・日本語に訳すとこうなる。
何でこんな名前をつけたのかは知らないけど、
名前が無いとただのおかゆでしょって言って聴かないんだ。


「ん、ありがと」
おかゆを冷ましながら食べる雛菜は、いつ見ても可愛いなと思う。
僕のクラスの女子なんて、ギャルっぽいか地味かどちらかで、
僕は関わりを持とうと思わないし、相手側も思っていないだろう。

「ほんと、兄貴は料理が得意だよね。」
可愛い外見に似合わず、口は結構悪い。
まあ、男言葉を使わないだけいいとは思うけどね。
「そう?それならよかったよ。あ、もう学校行く時間じゃないか、行って来るよ」
「え?待ってよ、Spark Powerの空き皿どうすんの?」
「いいよ、ドアの外においておけば。帰ってきたらすぐ片付けるからね」
「ラジャったよ、じゃあいってらっしゃい」
「うん、行って来るよ、何かあったら携帯に電話してね」
「はいはい」
そして僕は、葵崎高校へ向かった。





・・・僕にとっての、味方のいない、静かな監獄へ・・・










6年前 No.1

ゆずゆず ★1XOkoPqv7M_rac

―――――――ガラ
「おいっ、オカマ来たぞ!」
「よーうオカマ!女装してねえのか!」
「しゃべってみろよ!笑うから!」

ホラ来た。そう、僕は容姿と声の所為で、女みたいだっていじめられてるんだ。

「なんで・・・ッ、いじめるんだっ!」
「ぎゃはははは、女みてーッ!」
「マジウケるぜどわっはっはっは!」

もうやだ。死にたい。

「ほらー席に着け・・・なんで、オカマ立ってんだ?早く席つきな」
「こいつ先生にもオカマ呼ばわりされてやんの!」
「だーッはっはっはっはっはははっははっは!」

だから、僕は学校に行きたくないんだ・・・。

雛菜を学校に行かせないのもこの理由だ。
身体が弱いことをいじめられたら・・・。


ガタンッ!


「先生、退学届け下さい。」
「は?」
「こんな、いじめのひどい学校なんていられません。」


ダダッ、バタン!

僕は、教室を飛び出した。

6年前 No.2

ゆずゆず ★1XOkoPqv7M_tzw

「はぁ、はぁっ・・・」


ずっと走ってきて、息切れしてしまった。
軽い眩暈で、倒れそうになる身体を強制的に持ちこたえさせる。

僕も、小さい頃インフルエンザになったことがあった。
インフルの時は、だるいのと食欲不振で、ちっともご飯が食べられず、
水も飲めない状態だったから、なかなか治らずに続いてしまい、
体重が激減した。今でも、その影響で、野菜・果物系以外食べられないのだ。
いや、まあ食べられるけど、小皿に少々というくらいなのだ。
だから、今でも、体重は42キロほどしかない。
激しい運動をして、眩暈を起こすのは、その所為だ。


「時間・・・どうやって潰そうかな・・・」


独り呟いて、ふと思い当たった。
ルーン大図書館、どこだっけ・・・?

ルーン、Luneと書き、月を表す。
その図書館が、月明かり位の暗さで、
神秘的な印象を醸し出しているから、そう呼ばれている。
雛菜がまだ元気だった頃、しょっちゅうお母さんと雛菜と一緒に行った図書館。
僕も雛菜も、それ以来、本が好きになったんだよね。


―――――ギィ・・・バタン。


「いらっしゃいませ・・・、あら、ええと、桃原さんとこの息子さんね。梨桜くんだったかしら」
「そうです。お久しぶりです、蓮賀さん。」

司書の、蓮賀美雨さん。美優さんの、ふたごのお姉さんだ。

「美優さん、今日はいらっしゃらないんですね。」
「ええ、風邪をこじらせちゃって、今日は休ませてるの。ま、楽しんで行ってね」
「はい。」


そうして僕は、図書館の中でも、お気に入りの一角へと、足を向けた。






・・・雛菜には、黙っておこう。学校を早退したこと・・・

6年前 No.3

ゆずゆず @lovemaze ★1XOkoPqv7M_rac

月明かりの暗さが、僕は好きだ。
それに、図書館では静かにするというのがルールだから、
誰にも話しかけないし、誰からも話しかけられない。
だから、ここ、ルーン大図書館が好きなんだ。
月明かりくらいなら、見えにくいというのもあるし。

僕は、雛菜のためにも、よく夜中に起きていたから、
夜目が使えるから、問題はないけど・・・
普通の人は、大抵、他人や棚にぶつかるんだよなぁ。

そして僕は、いつものお気に入りの一角、魔術書架へ着いた。
あ、単に読むのが好きなんであって、いじめたヤツらを呪うとかそんなことはないよ。
そんな呪ったくらいでいじめが止むわけじゃないもんね。
でも、雛菜が元気になるなら、やってもいい。
元気になるおまじないをかけて、治ったら一緒に、
あんなことやこんなことしてもいいかなと思う。
たとえば・・・・・・キ、スとか・・・

あれこれ、妹とのあんなことこんなことを妄想しているうちに夕方になっていた。
時刻は、午後4時47分。そろそろ帰らないとマズイ。
僕のとても可愛い、愛する雛菜が怒り始める。

本を戻して、司書カウンターの中に声をかける。
「美雨さーん、ありがとうございましたー!」
「はーあーいーごめんねー手離せなくてー!また来てねー!」
「はーい!」

半分怒鳴るような会話をして、図書館を後にした。

6年前 No.4

ゆずゆず ★1XOkoPqv7M_rac

――――ガチャ。

「ただいまぁ、雛菜、遅くなってごめんね〜!」

僕の台詞に答えるように、二階にある雛菜の部屋から声が聞こえた。

「兄貴遅いよ!!!いつもはもっと早いじゃん!!!何してたの?」
「彩葉とおしゃべりしててさ。」


彩葉・・・花咲彩葉。
僕と雛菜の友達で、僕のことはいじめないし、雛菜の事を気にかけてくれる
優しくて、面倒見のいいサバサバしてる女の子だ。

「そっかぁ、それならいいけど。今度からはメールとか電話入れてよね。」
「はいはい。あ、朝のおかゆの空容器、片付けないと。」

そのとき、雛菜の声が聞こえなくなった。
まさか彩葉とおしゃべりしてたってウソ、バレた・・・?

「ちょっと、入って、お兄ちゃん」
「え?」

僕は疑問を抱いた。今まで、雛菜は僕のことを「お兄ちゃん」なんて呼んだことは一度も無い・・・!


「どうしてさ、私は学校に行けないの?どうして、学校に行かせてくれないの?」


雛菜がいつも言ってる台詞。「私だって、学校に行きたいよ。」
始まった・・・。

「あのね、雛菜は身体が弱いでしょ?それで、もしいじめられたらどうするの?」
「お兄ちゃんに相談するからいいよ。学校行き、ったっ、・・・っく、」


しまった・・・。
僕の弱点は、雛菜に泣かれることだ。よりによって・・・。

6年前 No.5
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