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私のために。

 ( 詩投稿城4世(隠れんぼ) )
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kura @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

私のために書かれた詩のための場所。
私を慰めるためでも、
私を責めるためでも、
私を愛しく思うためでも、
構わないから私のために詩を書こう。
それ以外の何かのために書くのなら、
それが私のためであることを、
それが私の中の、私の外であること、
私から広がる世界のための詩を。
先ず原点を見つけるためには、
私のための詩を書かなければならない。
死にたくなるような私まで
愛しくてたまらない私まで
さかのぼって、さかのぼろう。

私のために書くことを意識するということを目的としたスレッドです。私のために、詩を書いてください。つまり、貴方のために、貴方のことを書いていない詩を書いてください。

1年前 No.0
メモ2016/02/06 22:18 : くら @goburin★iPhone-xMtA2CYZuX

今まさに、貴方のために詩を書いてください。いや、基本は放置ですが。僕も貴方も返詩なんて私のためにしか出来ないでしょうが。

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くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

触れられないものばかりを夢みる
マネキンの肢体に欲情する
くだらない言葉をくるくるまわして
愛というものなど、
苦しみの役には立たない
深い深い業が
胸をえぐりとる愛情となりて
おれを殺そうとする

8ヶ月前 No.88

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

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8ヶ月前 No.89

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

天元!!
求めるものには手が届かない
指先があたったときには遥か下にある
苦しみは絶え間なくきみを駆り立てて
いる。

8ヶ月前 No.90

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

しなばもろとも。
人間社会にうまれおち
すぐれたことばをもらっても
しなばもろとも、
しなばもろとも、

なにかに生かされつづけても
だれかのために生きるとも
ただ生きるために生きるとも
しなばもろとも、息はなし。

いずれ死するがさだめなら
生きているとも色がなく
誰かのために生きるとも
なにをすべきか分からずや
ただおのれのため
ただおのれのためにぞ息をする
うすよごれきった
くたびれを君にみせるも恥なりと
口を噤んで息をとむ

しなばもろとも
いきまけど
うらむ相手はみあたらぬ
それゆえ連れそうものもなし
汚濁の水にぞ、うつりこむ
おのれの面をころすのみ
波紋にゆがむ、みにくきの
そのあさましきがにくしなり

しなばもろとも、我はいう
ただこの命に価値があり
意味があるなり、君はいう
されども我にはそれが分からじ
ただ楽すことの色が分からじ
それゆえ、

しなばもろとも
世は無色。心は何も写さねど
ただそれだけで満ちみちて
呼吸せずとも喜べり
すなわち、命に生死なし



6ヶ月前 No.91

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

その、詩人たちの夜もようやく終わり、1つの時代が(つまり言葉が密やかに悦びを弄んでいた時間が、綴じられて)。白紙の魂がハエのようなせせこましさでもって、電子の回覧板を届け回している。叩かれもしないのにドアは口を開き、愚者の如く何かを綴っている。下手な考え休むに似たりと編者は語り、物ガタリたちは機械のような偏執さを詩から奪い去った。光芒がみるみるうちに失せて、詩人たちは朗読劇を演じる。子どものような人間になろうとするが、井戸の中に言葉は落ちていく。手の届かない花と壊れそうなグラスを写生して、救いは言葉のなかには、もはやない。マネキンのような鏡像を撫で回して悦にひたること、それが人間にとっての救いとなろうとは、孤独な舟漕ぎたちは知らなかっただろう。宵闇に終わった夜のきらめきが突き刺さっている。濃色のカーテンに押し付けられた幾つもの掌。その汗ばみもいずれ風化して、詩人が解けていくのだ。絵本の中には(それはあるいは「読まれないことになるだろう」その描き手さえももはやオートメーションなのだから。)誰もいない。絵画の中には失われた言葉たちの、構造体がある。偏執的な公開がなんどもなんども繰り返されて、羅列は読まれなくなり、古びた文化遺産と成り果てるまで、小鳥のように目玉に餌をやるのだ。それが新しい夜の「使い方」なのだ。

6ヶ月前 No.92

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

青空を手のひらのうえにのせてみたい
そして陰った路地で空を売るのだ

5ヶ月前 No.93

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

お前のために生きてみたい
しかしおれにはお前がだれなのか
ちっとも分からんのだ

5ヶ月前 No.94

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

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5ヶ月前 No.95

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

遠のいた人に尋ねた、
僕はなんのために紡いでいたのか。
ちまちまと稼いだ文学と情念も
散開して、空の隙間に逃げていく
そら、いけよいけよ
何もなくなったところから、
生きてみたいもんだな

甘えた寝言を垂れ流しながら
小人のような布団にうずくまっていた
ちまちまと稼いだ金と思い出
鼻水みたく、ちり紙に吸われてる
「あれだよあれ、」
ぼけた頭で婆アが言う
僕には何のこっちゃ分からない
箪笥のなかの、夢のはなし

「やめろよ。

古くさくなった
デジタルカメラをぶら下げている
電池は充電式の、
今はもうないメーカー製で、
安泰だったお前の親は
もういない、いないよ、と言う
辛うじて修理はしなくてすんでいる。

いつか僕が撮った「ふうけい」をみて
婆アが呟いたのを思い出している
「あんたにも一つくらいはあるんやの」
そして僕はいつか隠す
ひらかない箪笥の隙間に、紙を

「やめろよ、

慰めのつもりで毒を吐く。
言葉には呪いがかかっている
写真にも物語にも、同じように
それは、嘘をつくのだから。

偽物が顔つきをまねる。
後悔も苦しみも言葉となって、紙になる
ペンとディスプレイのうえを這い回る
なんて恐ろしい、生き物じゃないか。

偽物が手つきをまねる。
地獄も極楽も切り取られて、僕になる
ありのままの世界なんて
土台無理なのだった。

「このアングル、この光量やねん」
「せやろか、ようは思わんけどなぁ」
「撮ったらええねん」
「あんたが書くみたいにか」

「やめろよ、

閉じた扉にも裏口があると信じて、
夢をつないでいくことで、
前にも後ろにも動けずに
写真のなかの夢を食っていた。
そうやって多分生きていた
そうやっても多分、
生きていけるらしい。

「撮れへんやんけ」
「おかしいな、電池かな」
「電池ちゃうで」

古くさくなったカメラが
動かなくなる。
取り残されたものは動きを止める、
治し方がわからないなら
機械は、死んでしまう。
使われない道具は棺桶に入った。
そいつらが向かう黄泉の国がある。

婆アが口を挟む

「捨てな」

僕は隠しもった。
ただの死人を運んでいるのだけれど、
どうしても温かいのだった。

「何も書いとらんやないか、
「そうなんや、頭が、悪ぅて……

思い出に沈んでいく、
幾つもの無用たちの光。
そんなものがあるなら
ただ憐れみの情からで、
僕はシャッターを切るだろう

そうして光景を箪笥にしまって、
何もないままで、
嘘のない夜に生きるだろう。


手元には何かがあるが
それが何かは分からない
俺かお前か私か、僕か、
誰かのためになるのかは知れない。
だけどそれしか持っていないなら
大切にしまってきた紙切れを頼りにして
羅列のように生きていける。

ただ羅列のように、
無限に続く平坦さこそが夜なのだ。
たとえそれが僕の求めていたものとは、
少しも似つかなかったとしても。
そうして獲得する生存は、
黄泉の国へとたどり着くものなのだろうか。

ばらばらに解けた文学と情念が寄り集まって、いく。
空の果てを過ぎて、古ぼけた箪笥のなかへと、
僕たちを連れて。婆アはそれを嬉しそうに見ている。
そんなに懐かしいなら、何も蓄えたりはしなかった。
遠回りだなんだと僕が言う。
それには誰も答えちゃくれなかった。

5ヶ月前 No.96

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

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5ヶ月前 No.97

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

読解は許容する
同様に、
僕が君を許容するように。

ゆいだくだく、
弓持つ僕から死者の葬列へ
薄紫の、
花のような一輪が飛ぶ
生ぬるさを分割できぬまま
僕は浮かぶ、
ひとつの種子となろう

渾然一体とした事象の連なり、
無限無辺へと至る遠果のいとなみが
見下ろした景色には水晶体がない、
たったの四つしか。

まるく、まるく
いずれ読む者は夜に没頭し、
ただ暗がりに君の手のにおいがする。
桃色の爪のなかを夢想しよう

ゆるく、ゆるく
難解さが解きほぐされて
言葉さえも君の日常にしみる。
それでも、
温かい首すじは触れないでいよう

りりっく、りりっく
鈴音に額を押し当てること
罰を住まわせること
蛍火の瞳を覗きみやるなら、
指先もまた僕を指すだろう。

ひいらぎに魔除けの虜を託さば
棘がひりりと突きささり、
染み出した血はどこへやら
君には僕の背中が見られない。

それこそ、読解の果て
僕と存在自身が
よみ、に至るということ

夜は何千回もの物語を再生する
ひとつのテープレコーダーに言葉はいくつ
一連の文脈はそして、いくつ。
曲解は許容しない。
けれども僕が君を読み違えるように
解釈は現実に開かれているように
日常が生活を決めてしまうように
夜は数え切れないもので、
そこに浸ることもまたカルマ的だろう。

配置する、ゆいだくだく
月がひとつぶの涙に指をさしむけて
骨の髄まで満たされている。
ギヤマンのかけら
唇にあてがって。
すこし、
ひえる、と思う。

5ヶ月前 No.98

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

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5ヶ月前 No.99

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

融けて水になる足跡は
今や、おもかげすらなく、

一面の真白が、
覆った混凝土の地表で
かたい地面は氷よりも冷えている
肺の中の、湿ったくうきのような
灰色の雲が立ちこめて
降らない雨と落つる薄片を
身にまとう幼子たち

紙片には名と愛情が刻まれており
唇には愛撫が残っていた
肺の奥底にある指先には、
誰にも言っていない言葉が、
うしなわれぬ者だけの声があり
雪のしたで冷え埋もれていた

しらしらと君に、
語るときはいつも独りで
病にふして話さねばならない
息の詰まる日は熱を篭らせる
呼吸のとどかぬ指へと
たか、たか、と音を叩けよ
叩けよ、

灰色でなく雲の色だと
いつわりなき言葉を紡ぎ、
降り鳴く風の、
海のよな、
もどかしさのなかで
言わんとするのならば、
とおくとおくの
打木の音に急いて
見果てぬよう
あるけるままにあるきて、
君を追わねばならない。

この白痴の泥濘のそこを
踏破せねば、ならない。
たえだえのまなこを見開いて
足跡をふたたび残さねば
ならない(とけぬように)
冷えた雨水のつま先に流れるも
丸めずに伸ばしてやれば
新鮮な春の水であると思う、
やもしれぬから

5ヶ月前 No.100

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_eQU

なんと無様な生だろう。
朝日のもとで享楽にふける、いやしい男の無精ひげよ。
身なりには気を遣わず、言葉には翻弄され、
確固たるたましいの拠り所さえ持たぬ。
おまえのような者が朝に何を求めるのか。
深くおだやかな夜に浸って生きよ、と、
そうすべきであることを知っているだろう、と。

人間、いや、男の魂には、
遷ろうことのない底抜けの弱さがある。
触れることさえあたわぬ病弱よ、
その唾棄すべき精神には薬さえ役立たぬ。
かぎりある命に問わねばならぬ、
おまえの生存はいかにして償われるのか。
心底から罪悪であるおまえの生命は、
いかにして救われるのだろうか。

しかし畢竟その答えを夜は持たぬ。
夜はただ沈黙と寝床を与えるのみで、
その無言の呼びかけは責め苦となりて、
おまえの魂の深奥から、
おまえ自身の内奥から苛みとなる。
これこそ魂の破断であろうが、
さりとて死を選ぶはあたわず、
生も死も等しく価値を持たず、
不変の価値を有するは己の頽落のみ。
ただ堕落のまえに首を垂れることで、
おまえは許しを得ているのだ。


5ヶ月前 No.101

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX


『うつり囃子』

水面。百鬼夜行。
ゆめうつつ。逃避行。
木製の神社。神輿。
僕の掌。じてんする球。
夏至。とうげし。囃子。

海藻の臭いがする。
どぼんと陽炎のように
眼球のうしろで揺れる。
焦茶色の瞳と馬尾髪。
紫色に染まる刹那にも、
まぶた。開いて。

掌を、熱電球で透かしながら
君の血潮をみた記憶。
庭のイモリが呼吸するように
幼子たちは名前を呼び、
喪失した神様が帰還する。
ただいま、おかえり。
夜。それはオレンジに染まる。
熱されて狂い咲く彼岸。

砂利の残響。朝焼けに囁く水音。
熱気を忘れたまどろみ。触媒。
砕けたガラス玉とその内側の夜。
やわらかで細い肩。衣擦れの刹那。
導火線についた火種。花火の残響。
忘れない夜は神籤とともに隠されて、

水盤の底。地車が還る。
きぃきい。鉄太鼓。浴衣。
帯の裏。まとわりつく呼吸。
血潮をみた記憶。祭囃子。

5ヶ月前 No.102

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

開けた眼から蜜がおちる
みちる、生のあじに
ごわつく。掌が働いている
首が働いている、
おれは、喉は、渇きだ。

視野に入って世界はひとつに
なって、いのちは手からはなれて
言葉はおれは変わる。
溶けだしていく文学。
冷えたみずでも飲んで、頭を冷やそう。



おれがおれになった日などあるわけがない、
そう言ったけど人間の中身は破裂するのだ。
風船にたくわえた水は一瞬でたまらない、
しかし割れるのはいまこの瞬間なのだ。
伸びきった命に小さな穴がいくつもあいている。
おれの言葉はもはや歌われない。
しね、しね、と無音で告げることはない。
おれはありのままに、かたるのだ。
それはひどい渇きなのだった。
啓蒙などは呪われ人の贖罪なのだ。
だからこれは詩ではない。
もはや詩ではないのだ。

4ヶ月前 No.103

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

花弁が蕩けるのは暑さによって。
ぎらついたピンクのハイビスカスを咥えて
熱風をふきだす灰色に手を這わす
両の手足がまじりあう、夜。

4ヶ月前 No.104

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

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4ヶ月前 No.105

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

言葉だ。波打ち際の言葉で俺たちは生きている。さんざめく、もろもろの感傷はまるで貝のように口噤んで、その飼い主であるはずの俺にさえなにものも吐露しない。朽ち果てた小舟の残がいを幾つ拾っても、そこに刻まれていたあの航海はもう見えない。陸の上で干からびるのを待つ水夫などもはや海の子どもではない。だから、波打ち際の瓶の丸い底を、その角の取れた思い出たちを拾いあつめて、焼きついた言葉を太陽にかざしている。その言葉で俺たちは生きている。風を防ぐこともできない柔な掘っ立て小屋はしかし必要不可欠なのだ。ぼさぼさの塩気のある髪を垂らし、くすんだ両手で砂を掘る俺たちは何かを求めているわけではない。ただ、海の巨大な力を、大渦と狂騒のなかで木っ端になることを恐れて、安寧をむさぼる、そんな堕落に見えているのだ。

4ヶ月前 No.106

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

はしれ!!
脈うつたましい!!

3ヶ月前 No.107

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

過剰修飾の服をまとってきらびやかな僕らは批評家ぶるスノッブたちにすり寄っていく。言葉はそれだけでは意味をもたない。言葉はそれ単体では意味をもたない。ある種の環境と情念のなかでだけ意味をもつような一連の語たちを、君は詩と呼んで、あるいは一連のたましいを詩人と呼んだ。だけれど、詩への愛情など片想いよりもなおひどいものだった。独り善がりのオーガズムと型にはまったペインティングの下にあるのは、紛れもなく視野狭窄の精神なのだから。そこで僕は詩を次のように定めることにした。

詩とはおのれが詩であることにも気づいていないような日常性のなかに取り込まれることによってのみ完成する、語の非連続的な連なり、そのイメージのゆるやかな繋がりである。そうなると至るところに詩が産まれることになる。百億千万とたれ流されたコピーのなかにも、新奇をてらった過剰修飾のなかにも、歌うことすらできない精神病者の断裂された発話のなかにも、詩を生み出そうとする詩人の営みのなかにも。つまり僕は、このことを知った。詩はその選語と配列にではなく、それを咀嚼する舌のうえに存在している。

イメージされるものはすべて主観であることもできる。共有することで詩はその共通の像を得るが、そのとき詩は紛うことなき詩性を特別性のなかに放棄している。僕の詩が、読んでほしい人間以外に読まれるとき、君はそれを汚染されたというだろうか。僕はきっとうなずくだろう。ねぇ君、女性よ、たった一人のための詩を書こうとして、たった一人のための詩を書くよ。それは、いつも僕自身のために書かれよう。


3ヶ月前 No.108

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

あるものがいつか失われることを知ったときには、ただ見聞きするというのではいけない。あなたのたましいを深くから揺らさねばならない。生きているあいだに善いことをせよ。生きているあいだに失われることをしれ。あなたが欲する唯一のものは、少なくとも平穏ではない。まずはそのことに気づかなくては、一生が徒労となろう。

3ヶ月前 No.109

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

雪のよるに君は、
ひざのうえで横たわり、
その身体をぼくにあずけていた。
やわらかな髪が風のなかに溶けこみ、
そのあとに、いつくしみの瞳がひらき、
綿花のような手指が
ぼくを撫でる。

数本ぶんのねつが頬にとまり、
それから、冷えた目じりをぬぐった。
よるのあいだは長く、話をした。



諦めることは弱者のいとなみだと顧問に叱られた日に、俺はマジメに練習するのをやめる。考えてもみれば人生の余暇にすぎないことで、こんなこと誰も真剣にはやっていないのだ。人間は意味がないことを本気ではやれないのですと捨て台詞のように吐き捨てて、弱者になっていく。いいえ、戻っていく。産まれたところへ。人間の捨てられた場所へと。

3ヶ月前 No.110

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

いまひとたび火をつけよ
藁の一塊にいぶされて
隠れひそんだ言葉よ、のぼれ
褐色のたなびきが告げる
夜はいよいよ終わり
山麓の向こうへと
いまひとたびの旅路にでよ

3ヶ月前 No.111

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

幼い子が振り向いて、笑みは僕。

2ヶ月前 No.112

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

産むのは、とても苦しい。
から少し腰をおろして待とう。
誰もに愛されたいわけではない
誰もに覚えられたいわけではない
誰もに伝えたいわけではない
ただ、言葉は俺のため
ゆっくりと冷えた水を飲むときに
口の端からこぼれ落ちるように
知ってほしいから。

2ヶ月前 No.113

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

等身大のおれって奴から溢れるものが、
どれほど月並みかって話なんだ
かかってきた電話にかじりつく様に
おれは詩をまくし立てている。

2ヶ月前 No.114

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

詩を書くには体力がいる、
それは大ウソだと知ったのは今まさにこの瞬間。
俺は体力に満ちあふれていて、
どんなにも疲れちゃいなかったのに
何かを書くなんて気にはならなかった。
失った、あるいは落ちぶれた。
違うね、と俺は思う。

(情景描写は詩的だぜ、f**k)

たとえば今、
詩を書くなら俺は書かせていたはずだ。
自分ではない誰かに喋らせて
噴飯ものの詩的言語を操る、、、
そんな力を夢見ていたから。
だけど今はそうじゃない。
現実と詩は交錯すらしない、
読みものは言葉ではなくて呟きになった。
世の中に対するカウンターを決めてやれと
ほかならぬ俺が歌っている。

てんでくそくらえ、なんて汚いことは言わない
俺たちはいつのまにか雁字搦めを愛して
たまらなく幸せになっている
怒ることも喜ぶことも現実を玩具にした遊びで
たえまなく入ってくる情報たちを自在に
操ることもできずにただ浸っている
俺はもはや詩を書かないというのはつまり、
詩が俺を欲していないと、
そんなことを言えなくなったということ。
詩は小説でも評論でもない。

なにもないところから生み出していた詩は
朝がくるとともに散ってしまい、
なにかから生えてくる詩は
夜のなかではしぼんでしまい、
俺自身だけのその平凡だけが照らされる。
俺はいまも生きているが、
詩を書くには死んでいるほうがいい。
特に、ただ歌いたいのでないときは。
俺のことを知りたいときは。

2ヶ月前 No.115

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

ただ一人ではどこへも行けない

木立がたかだかとそびえて、
立往生する鳥の夜

1ヶ月前 No.116

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_3lO

謳われない鳥のこと





ぶらさげてさえずらず、
みられぬ腹をも恥じいる小鳥、
ひそりと鳴いて、給仕待ち、
ゆ るると羽をかかげてみれども
仰ぎ見やるはすでになく、
ささりささりと掠れるばかり。
あけひの翳りを衣にまといて
惑いもしらずに怯懦する

幾星霜もすぎさりて、
ようやく孤絶をなぐさむも
夜明け来りて
熱をおび、
瞳にうつる。

あさ。

の色めき、
沸きたち、
すがたかたち、

こえかたち、
ざわめき、
詩。

嘆息して問うている、

このみを、
 このみを継ぐか
 継がぬか
このみを

木の実を啄む野ざらしの、
夜を見やるも冷たかろうと、
崖の奥底、その深み、
岩肌かつかつ光るとき
空へとぶ音、大鷲の、
大仰、短爪唸らすも
ひびかぬうちに捨ておかれ
骨のしおれていくように
たれた臓腑にのさばっている

ことわり知らずも天際に触れ
かすみを食いて凍て空に立つ、
同胞ゆらめくそのさまも
羽あたためる木漏れ日も、
すさんだ身には薬とならず、
うたわれぬことの悟らるゝときには

甲高く鳴いても応えはなく、
岸壁の反響、
ひとのものと聞こえたが
ようよう待つと己のもので
恥じて、
熱をおびている。

霜の木立の片隅で、
死のトラに、
頭を垂れて
おぅんと唸り

鵺となる。鵺となる。

1ヶ月前 No.117

くら @goburin ★OFbJg7TR1s_8Xv

じゃあさ、もっと本気でやれよって。
マットレスに寝ころびながら思うけど
こんな低反発じゃキツイなってつぶやいてる

でもさぁ、火が着けばできるって。
レアなワイン飲みながら思うけど
こんな世間じゃキツイなって愚痴ってる
んで、馬鹿みてぇな会話を笑ってる

おらぁもっと、もっと高尚なんだぜって。
そりゃ流石に気付く。
笑われてんのはこっちかよって。
クソ、クソ。せめて金だろ。

いや、金なんていらねーよっ、
誰にも言いたくねぇけどさっ、

この国には、マジスゲェ奴がいてさ〜
すげぇ女にモテるらしいし、CGゲームを作るらしいし、
国立大学で研究者をしてるらしいし、金融で3億は稼いでるらしい
そんで、弁護士とアニオタを掛け持ちで
商社マンなのに芸術肌で、
シネフィルのくせにミリオタで
美人の嫁と子どもがいて、裏社会にも詳しいってよって。

このスマホに書いてあるだろ、いっぱい。
でもな、数えきれねぇくらいのキャラクター、
眺めてても、コンテンツの山にしか見えねぇ。
現実の人間関係なんて高々200人もいねぇけど、
こっちの天才どもの数はそれじゃ利かねぇ。

スゲェもんがバカバカ流れてきて、
おう、これたまんねぇな。たまんねぇ。
限りもなく性懲りもなく溢れてくる。
本気でいたら死んじまう。ファッキン価値なんだよ。
俺のほうがスゲェに決まってんだろ、バカ。
んなこと信じてるやついんのかよ?
生きてるだけで精一杯の間違いじゃねーの?




1ヶ月前 No.118

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

どいつもこいつも良い詩書きやがって。
おらぁメルヘンを腹ん中に忘れてきたんだ。
今さら戻ったってガキの妄想だぜ。

1ヶ月前 No.119

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

答えがないものに費やした命のかけらが
今の答えに繋がっている

1ヶ月前 No.120

Namari @namariiro☆55nHF1/H4gs ★Tablet=wNZfxPykST

なるだけなるだけと日陰の瞳孔

黒く広く広がるのは少しでも拾う為か

アナタ様の御心ボクなど知らずとも

愛の自己満足に気付く気などありゃしないさ

その言葉に嘘つきと言う気もありゃしないさ

ただ少しだけ ただ少しだけ 本当にただ少しだけ

口紅を付けてまるでアナタの為よと舌を巻く

その口癖は本音と建前の混じり愛なのかねと疑いたくなる

日陰の中からつい毒を吐いちまう嫌な癖があるのさ

1ヶ月前 No.121

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

ひとつの炎たらんと土くれの塔から夜をのぞき
雨に打たれながらも宇宙の拡がりを信じる
模倣の外側に向かう、まことらしさへの憧憬は
いまだ見たことのない私たちの旅路となる

1ヶ月前 No.122

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

古い詩ばかり読む、
俺たちの奇特な表現は、
全部あんたらの模倣だよ。
あんたらから溢れたしずくが
おれのなかに少しだけ。
残ってそうして、まだうたわせている。

1ヶ月前 No.123

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

小鳥は、うたえない。
読むことすらまっとうできない。
自己憐憫を白紙に刻んで.
絶望だってまだまだ遠いとは、
思いもよらない秘密だったな

過剰に、書いて減らす。
見えるものは見えなくては見えない。

1ヶ月前 No.124

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

中から孕み、中に産むのは俺ばかり。

1ヶ月前 No.125

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

願望の終わるところを見定めなくては。

1ヶ月前 No.126

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

慰みに詩を書くというのは、
やはりどうもつまらなく思える。
ことばの応援歌的な使用は、
しかしどうもつまらなく思える。

29日前 No.127

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

クォーツでできた宝石のような身体が集合離散して宇宙にかえっていく。時間とつながり、選択と法則の結晶が、魂が溶けこんだすべての場所で、平穏はいつもこの世を訪れている。

26日前 No.128

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

言葉に固執するな
お気に入りの語に、執着するな

26日前 No.129

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

ああ美しいなぁ!!
ああ美しいなぁ!!
みえないところで、
世界が世界がひらけていくのは!!

25日前 No.130

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パターソン

20日前 No.131

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

散逸する昼の欠けら。
ビーズ玉を咥える犬たちが
木目によりそっている。
反射する閃光のさくれつ。
夜から覗いた住宅、
こんなに眩ゆい。

あこれ(が)に託された
津々浦々の絵筆を束ねたら
走りまわる言葉は
稚児となって笑みかけ、
ひとさしゆびと中指の、
破れかけの水かきから
塩ビのプールに飛び込む。
きゅりきゅりと舌が雑音をとらえて
ビーズ玉を奥歯で砕いてた、
あれ、は、私の午後。


9日前 No.132

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX


燃えさかる雷のつま先。
白紙をなぞる蛇たち
虹彩万色
閃きが葦原に落ちて、
祝祭の夜。贄となるもの。

9日前 No.133

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

皮膚をゆらすものすべて
轟音や、視野のひろいあつめた
せぼねたちの燃えおちる
すべて。



リアルの硬度より めるへんちっくへ
歌うたいは、青空を褒めたたえて
思春期のあたまたちを笑っています
雲の果ておちた森林にも
降りやまない雨のるつぼにも
宝石がひとしく煌めいているのです



つんざくものすべて
砂煙や、鬼たちの騎行。
シークエンスが呪縛になるところで
轍はあすふぁるとを滑ります。

からから、きゅろろ
からから、きゅろろ

化石になった写真には
一切れの布地がまかれている。
引き剥がそうとするなら
なんべんも皮膚を剥ぐことになる
顔の。それも。すべて。

原典からうみおとされた
大人の、子どもの書き物を
忘れさることなく
視野いっぱいの砂模様。





9日前 No.134

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

お前を言葉で連ねることはできない。それはいわばお前の、お前の身体の中に入っていって、その魂とひとつになることで、それはできない。俺は、お前の、お前のなかの俺を読み下すだけで言葉で連ねることはできない。お前のために作ることはできる。なにかしらの紛い物を手頃な価格であるいはてすきの時間で。メイク、メイド、ウェルメイド。それらしく取り繕ったゾンビのよな言葉でも騙されてくれるなら、俺はお前に歌おう。歌っているうちに真実は風化するものだとお前は言った。それは嘘さ、嘘なのさ。だって俺は嘘だ嘘だと歌うからなのさ。


8日前 No.135

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

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7日前 No.136

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

歌うたいは、青空を褒めたたえて
思春期のあたまたちを笑っています
雲の果ておちた森林にも
降りやまない雨のるつぼにも
宝石がひとしく煌めいているのです
などと
勇気づけられてみてはいかがでしょうか

7日前 No.137
ページ: 1 2

 
 
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