Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(1) >>

あの日の、君と私。

 ( 恋愛小説投稿城 )
- アクセス(214) - ●メイン記事(1) / サブ記事 - いいね!(0)

@kfsys97 ★Android=MQ2UcZGwtW




あたしと、貴方はただの同級生。
それ以上でも、それ以下の関係でもない。
貴方の周りには、いつも誰かがいた。
輪の中心で、存在感がある貴方が羨ましかった。



でも、あの日貴方との関係が同級生以外の関係になるなんて思わなかった。

ページ: 1


 
 

@kfsys97 ★Android=MQ2UcZGwtW




「ねえ、明日カラオケ行かない?」


「いいね!歌いたい気分だったから行きたい。」


「じゃあ、決まりね!」



休みの日の予定を立て合う女子達の会話を聴きながら、窓際の席でただ空を眺めていた。
あたしは、人付き合いが苦手で自分から話しかけるのも相手から話しかけられるのも、苦手だ。



だから、あたしには仲の良い友達はいない。
最初のうちは、友達が欲しくて自分なりに頑張ってみたけど、何か最近は別に一人でもいいかなって思ってたりもする。



「ねえ、衛藤さん。明日、女子数人でカラオケ行くんだけど、良ければ衛藤さんもどう?」



こんな誘い、滅多に無い。
当然、行きたい。…行きたいけど。



「あたしは…、良いかな。」



「そう?」



「う、うん。」




…また、やってしまった。
せっかく、誘ってくれたのに断っちゃった。




「おはーっ!!ギリギリセーフ!!」



「悠哉、おせえぞ!笑」


「遅刻じゃねえから、セーフ!」



「あははっ、悠哉時間通りに来なきゃ〜!」



同じクラスの佐藤悠哉くん。
あたしは、彼が羨ましかったりする。
佐藤くんは、人懐っこくて明るいから佐藤くんの周りにはいつも人が集まる。



「衛藤ちゃん、おはよ〜♪」



佐藤くんは、あたしの隣の席。
こんなあたしにも、普通に接してくれる。
女子はおろか、男子とも話す機会がないあたしにとって佐藤くんと話すのは余計に緊張してしまう。



「ねえ、衛藤ちゃん。飴好き?」


「え、…うん。」



「じゃあ、衛藤ちゃんに飴やるよ。」



「…あ、ありが…「悠哉、こっち来てみ?」



「何〜?」



ちゃんと、お礼言えなかった…。
佐藤くんから貰った飴を握りしめ、小さくため息をついた。

4ヶ月前 No.1
ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)