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リ ボ ル バ ー

 ( 恋愛小説投稿城 )
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ユナ ★FBPsfbyM9f_M0e









そ の 指 先 で


引 き 金 を 引 い て


私 に 向 け て




迷 い な ん て い ら な い



た だ 狙 う だ け





「 R E V O L V E R   / リ ボ ル バ ー 」




2018 / 07 / 27.







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ページ: 1


 
 

ユナ ★rf0TNp52cl_M0e








私は怒っている。





カツンッ!



皿の上のチョコレートケーキをフォークでぶっ刺し、口に運ぶ。

この喫茶店に一緒に来た彩がびっくりした様子で私を見ていた。



「 …夕莉ちゃーん?どうした? 」


「 なーんも 」


「 えっ、いや、あるでしょ 」



最後の一切れを食べ終わると、メニューを開く。



「 え、え、夕莉?まだ食べんの? 」


「 おなかすいてるの 」


「 えぇー…すごいな… 」







「 お待たせしました〜 」


いっときして、テーブルの上に頼んだマンゴーパフェが置かれた。



「 えっ夕莉それデカくない? 」


「 普通じゃない? 」


「 …… 」











4ヶ月前 No.1

ユナ ★rf0TNp52cl_M0e






さかのぼること約3時間前。






放課後、教室を出て、部室にダンスの衣装を置きに行ったときだった。



サッカー部室からサッカーボールが飛んできたのだ。




ボールは見事に私の顔面に直撃。

バランスを崩してその場に倒れたが、サッカー部員はすぐには駆けつけてこなかった。

まぁ理由は、私が男嫌いだと有名で、普段から近寄りにくい目つきをするからだろう。



立ち上がれないままでいると、1人、グラウンドからサッカー部が駆けつけてきた。

1年にこういう爽やかイケメンはいないから、先輩だ。



「 ごめん、大丈夫?立てる? 」


親切に手を差し伸べてきたが、私は部室にいるサッカー部にイラついて、
すぐに大丈夫だと言えなかった。

いっときして自分で立ち上がり、乱れた髪を整える。



「 あ、立てた。保健室連れて行こうか? 」


「 大丈夫 」



やっとのことで口を開いた。相手は先輩なのにタメ口聞いてしまったが、気にしない。

とにかくサッカー部室に向かう。




「 …あ、やっべ 」


そう言ったのは同じクラスのやつ。


「 ねぇ誰、私にボール当てたの 」


そう言い放つと、部員は顔を見合わせ始めた。その態度に怒りが増す。


「 誰 」




「 …っ、こ、こいつ!こいつだよ! 」


「 ちょちょちょ、先輩〜何言ってんすか、俺違いますよ〜! 」


「 え、お前だろ? 」


「 俺じゃねぇし! 」


「 ほんとは田中じゃね? 」


「 えぇ!違うし! 」





ダメだこいつら。




私はヒリヒリする顔を抑え、帰った。






4ヶ月前 No.2

ユナ ★rf0TNp52cl_M0e







次の日の朝、彩に昨日のことを話した。


「 だからあんな怒ってたんだ。やけ食いやばかったよ? 」


「 あんだけ食べないとおさまんないの 」


「 でもさー、助けてくれた先輩にちゃんとお礼言ってないでしょ? 」


「 言ってないし言わなくていい 」


「 よくない 」


「 …… 」






______________




昼休み、私と彩は、2年生のフロアに上がった。

1年より制服を着崩している人が多い。さすが校内偏差値最下位の私立高校。


1組から5組まで見て回ったが、あの爽やかイケメンはいない。




「 3年生かなー 」


「 そーかも。3階行こっか 」



そう言って階段を上がろうとしたときだった。

3階からあの爽やかボーイが下りてきた。
名札を見ると、学年カラーから2年生ということがわかった。



「 あ、昨日の。確かー、えーっと、夕莉ちゃん? 」


「 うん…いや、えっと、はい 」



あー。敬語めんどい…。



「 大丈夫だった?顔だよね、ボール当たったの 」


「 顔。です。昨日はありがと 」



上下関係とかそういうの嫌いだからか、どうしても敬語が使えない。



「 おう。ごめんな、部室にいた奴ら、謝りもしなかったよな 」


「 先輩が謝ることないでしょ 」


「 …まぁな笑 」





「 春樹ー!弁当食うぞー 」


「 今行くー! 」



…春樹っていうのか。


春樹先輩は、「 じゃあな 」と手を振って呼ばれた方へ走って行った。







4ヶ月前 No.3

ユナ ★0vFFPSHx0m_M0e






なんじゃあのイケメンは。16年生きてきたけど初めて見るイケメンだわってゆーかあんなイケメンがこの学校にいたなんて。



「 あー、夕莉またぼーってしてー 」



彩がリンゴジュースを片手にやって来た。
私の机に座り、のんびりとした感じで飲み始める。



「 あ、見て見て夕莉。春樹先輩じゃない? 」



「えっ」と言い現実世界に戻ってきて、彩が指さす方を見た。
いや、偶然にもほどがあるだろ今さっきまで頭に浮かべてた人がいるんだぞ。




「 は? 」



ここは1年のフロアだろうが。なんでいるの?


ポカンとして見ていたが、その人の周りにはサッカー部のマネージャーであろう女子が群がった。




「 春樹先輩ー! 」



「 なんでここにいるんですかぁ? 」



「 え、やばいやっぱかっこいいー 」




うわぁ流石や。これじゃ多分3年生の女子からも人気があるのかも。




とか色々考えていたが、




「 あ、いたいた。夕莉ちゃーん 」




いきなり私の名前を呼ぶのだ。

そこにいた女子全員の注目を浴びた。




「 え、は、私…? 」




彩が「行きなよ」と肩をたたく。


めんどくせぇと思いつつも、若干驚きでもある。
廊下に出ると、春樹先輩が目の前に来る。




「 これ落としたでしょ?さっき話した場所に落ちてた 」




そう言って先輩が差し出した手のひらを見る。




「 あ 」




透明な小さいピアス。私のだ。




「 よく私のだってわかったね 」



「 だってピアスとか珍しいし。ほとんどイヤリングだから。男子はこういうピアスしないし 」




なるほど。

素直にお礼を言ってピアスを受け取る。なんで落ちたんだよ。





「 じゃあな! 」





本日2回目の「じゃあな」。










3ヶ月前 No.4

ユナ ★o2rNyvPyc1_M0e





「 え、それってさ、春樹先輩は夕莉がピアスしてるって知ってるってこと? 」



「 あ、そうやな確かに何で知ってんだろ 」




すると、いつから聞いていたのか、男子たちが口を挟んできた。




「 お前ら知らんの?この学校でピアスホール開けてる女子お前らだけって 」



「 「 え? 」 」




そーなんか、知らなかった初耳だ…




「 実際イヤリングしてるやつもそんないねぇから。お前ら有名だぞ 」




「 何それ嬉しいような嬉しくないような 」




「 2年にも3年にも知られてるだろうな 」





なるほど。それなら春樹先輩が皆んなに聞きまわって、皆んなは「1年の早川夕莉か松平彩」って言ったに違いない。








…って、あれ?



なんか光ってる…?




廊下で小さい何かが光っているのが見える。

拾いに行ってびっくりした。ピアスだった。

でも自分は持ってるし、彩もしてる。周りに声をかけてみたが誰のでもなさそうだった。


2ヶ月前 No.5

ユナ ★lndtDmeGOS_M0e




「 え、もしかして春樹先輩のだったりして 」



ありえる。さっきまでここにいたし、女子に囲まれてるときに取れたのかも。





自分の予想は当たった。

また先輩が来たのだ。



「 あ、夕莉ちゃん。このへんでピアス見なかった? 」



「 これ 」



「 あ、それだ!!はは、ありがとな 」



そう言って今度は先輩が受け取る。さっきと逆じゃないか。



「 そのピアスかわいい 」



「 だろ 」



にこっと笑ってそれを左耳に付け、また「ありがとなー」と、行ってしまった。




彩のところに戻ると、「カレカノに見える」とのこと。


まぁあんな風に話していたら見えるだろうが、あんなイケメンだったら彼女もいるはずだ。




「 春樹先輩、彼女いないらしいね 」



彩がそう言ったので、思わず「えっ」と顔を上げた。



「 元カノもいないって。付き合ったことないってこと 」



「 意外すぎる… 」



「 だよね。まぁ、告られた数は尋常じゃないけど 」



だろうな笑

あれで告らないという事はまずあり得ないだろう。




「 まー、夕莉もじゃん?何回も告られてんのに一回も付き合ったことないって 」



「 だーって皆んなかっこよくなかったもん〜 」



「 あぁ、そうだったね 」



苦笑いする彩。彩はかっこいい彼氏がいる。

同級生で、他校に通う人だ。




何だかんだいって私もそろそろ彼氏が必要な年頃かもしれない…、、




2ヶ月前 No.6
ページ: 1

 
 
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