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 真夜中の流れ星。

 ( 恋愛小説投稿城 )
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今宵。 ★XGXgQW1HPW_mgE









 ずっとずっと前のこと。
 真夜中にふたりで見た流れ星の輝きと鮮烈さを
 不思議と今も憶えてる。


 あれから一緒に居てきたけど
 君はまだ あのときのことを憶えていますか。








  ___ 【 真夜中の流れ星。 】








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今宵。 ★XGXgQW1HPW_mgE

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3ヶ月前 No.1

今宵。 ★XGXgQW1HPW_mgE



 02 # 好かない理由。




 「 え〜。遊佐やっば、笑 」



 にぎやかな笑い声が響く教室。昼休みは毎日こんな感じで遊佐とその仲の良いグループが集まって騒いでる。

 周りからしたら迷惑だなあって思いそうなもんだけど、やっぱり王子だから許されている。




 「 … うるさいなあ 」


 「 またか栗。あんた相変わらず遊佐くん嫌いだねぇ 」




 私の呟きにハハッて笑うのは友だちの六花。この学校で遊佐を嫌うのは私だけだろうなのに、それを笑って流してくれるいい子。


 なんで嫌いなのかは分かってるのか分かってないのか微妙だけど、軽く笑ってくれるところは素直に好きだ。




 「 遊佐くんって中学生時代は今と違ったんだっけ? 」


 「 うん、全然違う。もう別人なくらい 」


 「 そんなに? 」



 そう。中学生のときの遊佐は今とまったくと言っていいほど違った。


 短めに揃えた黒髪で、今よりももっと笑っていた。野球部のキャプテンとして引っ張っていた姿は悔しいけど凄く格好良かった。

 そんな遊佐を知っているからこそ、今の彼奴を好きになれない。あの頃の遊佐に私はまだ …。



 なんてこと、六花にでも絶対言えないから「 そんなにそんなに 」と笑って誤魔化す。




 高校に入ったときはまだ少し話していた。ただ、どんどん変わってしまううちに距離ができた。


 所詮 幼馴染なんてそんなもん。家族でもなければ恋人でもない。一度離れてしまえば、近所に住む赤の他人。




 「 勿体無いなあ 」




 六花が言った。何に対してかがわからない、けど。私もよくそれを思う。




 勿体無い。楽しかった幼馴染という存在を、一緒に過ごした時間を、簡単に手放してしまった。
 遊佐だって。憧れていた綺麗な黒髪を茶色に染め、笑顔が減って、変わってしまったことが勿体無い。



 私が言っても何も変わらないことだけど。私が遊佐を元に戻すなんてできないだろうけど。





 私は、遊佐が変わってしまった理由を知っている。








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3ヶ月前 No.2

今宵。 ★XGXgQW1HPW_mgE



 03 # 頼まれごと。




 「 あら、栗ちゃん。ひさしぶり 」


 「 .. 由紀子さん、おはようございます 」



 朝。学校に行こうと家から出ると、遊佐のお母さんに会った。遊佐のお母さんは おばさん と呼ぶとなぜか怒る。
 だから私は小さなころから由紀子さんと呼んでいた。


 遊佐と話すこともなくなったから、由紀子さんと会うのも久しぶりだった。このまま通り過ぎるのもなあと悩んでいたら。




 「 栗ちゃん、あのね。一個頼みごとしてもいい? 」




 由紀子さんが私に頼みごと?




 「 なんですか? 」


 「 あのね、千里が明日誕生日でしょ? それで、千里が遊佐も一緒に誕生日パーティーをしてほしいって言ってるんだけど … 」




 千里くんは、遊佐の弟。まだ小学三年生で私にもよく話しかけてきてすごく可愛い。
 でも、なんでパーティーのことを私に?



 「 遊佐、最近帰ってくるの夜遅いのよね。だから、明日は早く帰ってくるよう栗ちゃんから言ってほしくて 」


 「 … 私が? 」


 「 お願い!もう反抗期なのか知らないけど私の言うことは聞いてくれないのよ 」



 まったく と拗ねたような顔をする由紀子さんを見て、こんな可愛いお母さんなのに遊佐は何やってんだ なんて思う。


 そんな可愛い由紀子さんと可愛い千里くんのためなら私ががんばらないといけない、のかも。

 遊佐とは一年くらい全然話してなくて上手く伝えれるかわからないし、今の遊佐に苦手意識みたいなのは持っているけど。




 「 わかりました、言っときます 」




 これが何かを変えるかもしれない。そう思って私はそう返事をした。








 実際、この頼まれごとは大きなきっかけになったのかもしれない。というのはまた後のこと。










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3ヶ月前 No.3
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