Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(2) >>

 この世界をアイで染めて。

 ( 恋愛小説投稿城 )
- アクセス(195) - ●メイン記事(2) / サブ記事 - いいね!(2)

染花 . @cheat ★iPhone=ufW4tNPWA5













 「  愛って結局は人間が生きていくのに必要だと思うんだよね。 」







  “ 愛は好きを超えた重いモノ ”







 「 そんなこと思ってたうざがってた俺って餓鬼だったと思うよ 」













 「 どんなに嫌になっても、人は愛を求めるんだよ。自らを愛で染めたくなんだよ 」
















→ 染花. : 短編集、な筈。

ページ: 1


 
 

染花 . @cheat ★iPhone=ufW4tNPWA5



  01 / 広瀬さんと栗山くん。




広瀬 ちこ。17歳。
膝上ちょっとのスカート丈に、1つだけ開けたシャツのボタン。

そこはみんなと一緒。寧ろ周りと比べると大人しめな格好。


… だけど。


生まれつきの茶髪とぱっちりした目で、わたしは一線を引かれた。



 『  あの子、遊んでそうだよね。 』



そんな声にはもう慣れた。ただちょっと心に刺さるだけ。… 愛なんてもういらない。









その日、わたしは1人で校内を歩いていた。
隣を通る女の子たちがわたしを見て、「 あの子また人の彼氏に告ったらしーよ 」なんて囁くのが聞こえて、自嘲気味な笑みが溢れる。


… 先輩、わたしを悪者にしたんだ。


天野先輩に告白されたのは一昨日のこと。先輩には彼女がいるから断ったのに、いつのまにかわたしが先輩に告白したことになっていた。


「 もう疲れたな。 」


中学生のときから、人より目立つこの髪なんかのせいでハブられてきた。

わたしは何もしてないなんて、誰も信じてくれない。信じられないんだろう。



別に死のうなんて思ってなかった。けどわたしはふらりと屋上に上った。





3ヶ月前 No.1

染花 . @cheat ★iPhone=ufW4tNPWA5




屋上の扉を開けると、目の前が青に染まった。視界が空の青だけになる。

わたしは屋上を囲う柵に歩み寄る。そして柵に手をかけると、壇の上に飛び乗った。


ぐ、と柵から身を乗り出した瞬間だった。




「 … っ、お前何してんだよ 」



肩を掴まれわたしはうしろに引っ張られる。
落ちるッ ーー と思ったけど、誰かに受け止められた。


「 … あの? 」


「 お前、2年の広瀬やろ。何死のうとしてんの? 」


「 え? … ふっ、ははは 」


先輩らしきその人の焦った顔を見て、思わず笑ってしまった。

抱き締められたままだった体を離してから「 違いますよ 」と告げる。


「 ただ空をもうちょっと近くで見ようと思ったんです 」


「 … なんだ。目の前で飛び降りられるのかと思った  」



はあ、とため息をついたその人の横顔を見てわたしは荒んでた心が落ち着くような気がした。





3ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)