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 Destiny。

 ( 恋愛小説投稿城 )
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鳳。 ★iPhone=nqYxhpvDZP



 貴方の存在ひとつで360度わたしの人生が
 変わってしまうような、
 そんな必然的とも言える出逢い。

 貴方はわたしを探し求めていますか。
 あの日交わした約束を、わたしの存在を、
 覚えてくれていますか。


 ──────Destiny/運命.



 ( 2018.1.24.WED : 鳳 Ageha )

メモ2018/01/25 21:31 : 鳳。★iPhone-nqYxhpvDZP


百瀬 三葉 ( Momose Mitsuha ):♀


一之瀬 遙 ( Ichinose Haruka ):♂


藤咲 笑花 ( Fuzisaki Emika ):♀


香月 千颯 ( Katsuki Chihaya ):♂

関連リンク: 運命 。 ( pair 
ページ: 1


 
 

鳳。 ★iPhone=nqYxhpvDZP



 【 Prolog 】


 数年経った今でも鮮明に覚えている。

 わたしが小さい頃 近所に住んでた同い年の男の子、ハルくんと毎日一緒に遊んでいた。
 ハルくんは女の子みたいにか弱く泣き虫でいつもわたしの後ろに隠れてるような子で、友達に馬鹿にされることも多くあった。
 その度にわたしが強く言い返しては「 あんなの気にしないでいいよ 」って慰めてたっけ。

 でもある日を境にお別れすら言えないままハルくんは遠くへ行ってしまった。
 お母さんに聞いても曖昧な返答しかなく、結局今でも何故急に遠くへ引っ越してしまったのか分からない。

 そのお別れの前日。…否、ハルくんと会った最後の日にわたしたちは近くの花畑で一緒にお花摘みをしていたのを覚えている。
 真夏の炎天の下、二人向かい合うように座り一面に咲いたシロツメクサを摘んでいた。

 あっという間に日も暮れ始め辺りが薄暗くなってきたため「 そろそろお家に帰ろう 」なんて立ち上がったとき、ハルくんも遅れて立ち上がっては「 手出して? 」と後ろで何かを隠しながら無邪気な笑顔でわたしに言った。
 不思議に思いながらも言われるがままそっと左手を差し出せば、ハルくんは一本のシロツメクサをわたしの薬指に緩く巻き付けた。

「 大きくなったら結婚しよう、みっちゃん 」
「 うん約束 ! 」

 それがハルくんの最後だった。当時は当たり前のように毎日一緒にいた子が居なくなって心にぽっかり穴が空いたように寂しかった。

 待ってればきっといつか戻ってきてくれるなんて思ってもう数年。
 その貰ったシロツメクサだけがハルくんとの唯一の思い出、今でも押し花にしてしおりとして大切に使っている。

 ───ハルくん、何処に居るの?
 もう待ちくたびれちゃったよ。


 ー

6ヶ月前 No.1

鳳。 ★iPhone=nqYxhpvDZP



 ─── 01。


 「 みーつは、着いたよ 」
 聞き慣れた声がインターホン越しから聞こえバタバタと慌てて支度を済ませる。
 玄関を開けると其処にはわたしの数少ない友達の中のひとり、藤咲笑花が居た。

 笑花はその名の通り笑顔がとても愛らしく誰からも好かれるような優しい子で、わたしには勿体無いくらいの大親友とも言える。
 こうやって毎朝家まで迎えに来てくれて一緒に登校するのは日課となっている。

 今日は高校二年生になると共にクラス発表もあるため不安やら期待やらで胸がいっぱい。
 不安しかなかった一年前の今も、今では笑花のお陰で充実した高校生活を送れてると思う。

 いつもより早く校門を潜り、クラスが貼り出されている場所へと早歩きで向かう。
 其処に着くと同時に一組から順に自分の名を必死に探していると、
 「 わたしの名前あった、五組か 」
 どうやら笑花は五組らしい。自分も慌てて五組へと視線を移すと其処には百瀬三葉としっかり記されてあり、わたしたちは抱き合って歓喜した。

 でもわたしにはもう一人、同じクラスになりたい人が居たためその名前を必死に探すも五組には見当たらない。
 ふと隣の四組へと視線を遣ると其処に探していた香月千颯の名があった。
 その視線に気付いてか隣に居た笑花は「 千颯くんとも同じクラスになりたかったね 」なんて眉を八の字にしながら呟く。
 「 いいの、今年も笑花と同じクラスになれただけで嬉しいし千颯とも隣のクラスだからすぐに会いに行けるし ! 」と返答すれば笑花も安心したのか直ぐに表情が緩む。

 じゃあ一緒に教室行こっか、と緩みっぱなしの頬で五組の教室へと向かった。


 ー

6ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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