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君と恋のキャッチボール。

 ( 恋愛小説投稿城 )
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U。 @aslongas ★MxUpuqiQTs_M0e



君のこと想えば、

君も私を想う


手を振ったら、

振り返してくれる


笑ったら、

君も笑ってくれる……



まるで、君と“恋のキャッチボール”してるみたい




ずっと続く、永遠のキャッチボール……

メモ2017/11/20 16:41 : U。 @aslongas★MxUpuqiQTs_M0e

- 主な登場人物 -


宮原 幸(みやはら さち)/ 中3 / 陸上部


神木 蒼太郎(かみき そうたろう)/ 中3 / 野球部


川崎 凪沙(かわさき なぎさ)/ 中3 / ソフト部


岡本 晴生(おかもと はるき)/ 中3 / 野球部

ページ: 1


 
 

U。 ★PH3cXJUdZ2_M0e

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※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
10ヶ月前 No.1

U。 @aslongas ★NUsxwgrgOZ_M0e




翌日。




「おい、幸」


後ろから呼ばれて振り向くと、蒼太郎だった。
そして、蒼太郎の席である私の目の前の机に鞄を置き、座った。


「なにー?」


「お前ってさ、ハードル出るんだっけ?中体連」


「そうだけど」


「いや、陸上部でハードルやってんのお前だけだよな」


「まぁ、そうだね」



陸上部員も元々少なく、陸上中体連が近付くと他の部活の子を借りてきたりもする。
今年はまだ決まっていないが、そろそろ陸上部の顧問が声をかける頃だろう。


「蒼太郎も多分声かけられるね」


「当たり前だろー」


「はいーむかつくー」


「俺は恵まれた体してんだからなぁー!」


そういって、腕筋やら腹筋やらを自慢し出す。
…まぁ、他の男子よりめっちゃ筋肉すごいんだけど。

実は筋肉フェチの私も、蒼太郎の筋肉だけは好きだった。



そのとき、他のクラスのやつが蒼太郎を呼んだ。
蒼太郎は席を立つ。

そして、

「じゃーな、ちび」

いつものように私をからかう。


「は?お前がデカいだけでしょ」


私は、友達のところへ向かった蒼太郎の背中に、
聞こえないくらいの声でそう言った。




10ヶ月前 No.2

U。 @aslongas ★NUsxwgrgOZ_M0e



「さーちちゃん」


またまた呼ばれる。親友の凪沙だ。


「凪沙おはよ」


凪沙の席は、私の斜め前。蒼太郎とは列を挟んで隣。


「ねぇ幸、うち今年も選ばれるかな!?陸上中体連!」


「選ばれるんじゃない??だってスポーツテストの100m、また自己ベスト出したじゃん」


凪沙はとても足が速く、毎年陸上中体連の選手として100mや200mを走っていた。
一緒に練習するのが楽しくて、私も、凪沙が選ばれてほしいと思う。


「まー、林田先生の目に入っとけば声かけられそうかも?」(※林田先生→陸上部の顧問)


そう言って凪沙は笑う。かわいい。



「おぉ川崎。今日もパンダだな!」


戻って来た蒼太郎が凪沙の目の下の隈を見てそう言った。


「夜遅くまで勉強したんですけどー?」


「お前が勉強?!あり得ん……」


「いやホントだって!ねぇ幸?」


いきなり呼ばれてびっくりする。凪沙が勉強するってことは、普通ない。


「え、凪沙、まじで勉強したの??」


こう聞くしかなかった。うん。


「ふふふ〜、コレ見てよ」


そう言って凪沙は1冊のノートを取りだした。タイトル欄には、
『自主学習』と書いてある。

開いてみると、ぎっしりと数学の計算が並んでいた。丸付けまでしてある。


「おい、まじかよ」

「凪沙、いつのまに真面目に…!」


私も蒼太郎も、驚きを隠せないでいた。


「お前の行く高校って、偏差値低くなかった?」


「まぁ、そうだけどね、うち相当バカだって、お母さんが」


凪沙、頑張ってるなぁと思いながらも、私は聞いてみた。


「ねぇ凪沙、今までの実力テストで、5教科最高点数どのくらい…?」


「えーっと、240点…?かなー」


2、240…?!


「俺と一緒くらいじゃんかー」


「お前もかーい」


すかさず突っ込んだ。
2人とも…。せめて300点は取りましょうよ。


まぁ、私もこのままじゃ志望校受からないかもしれないんだけど。




ガララララッ!


「おーい、席付けー」


担任のその一言で、私たちは前を向いた。



10ヶ月前 No.3

U。 @aslongas ★9Cbclsf2YF_M0e



ホームルームが終わり、1時限目は理科。


「よかったぁ〜今年も選ばれた!」


凪沙は先生の話など聞かずに(理科の授業はほとんどの生徒がそう)、
陸上中体連の選手に抜擢されたことを喜んでいる。

隣では蒼太郎も友達に自慢していた。
やっぱり選ばれたな。


「また一緒に練習できるねー幸!」

「うん!よかったよかった」



朝のホームルームで、担任から選手の名前が告げられた。
私もハードル選手として出場することになった。

その中に、野球部の岡本晴生の名前もあった。

蒼太郎の親友でもあり、そいつも毎年選ばれている。



私は気付いている……知っている……



凪沙ちゃんは晴生くんに恋をしているのだと!!



かわいいなぁ恋してる女の子。

私恋してないもんなぁ。






10ヶ月前 No.4
ページ: 1

 
 
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