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 手に入れられないほど欲しくなる。

 ( 恋愛小説投稿城 )
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@comet00 ★Android=U2slrMmzW3









 容姿端麗で成績優秀。運動神経も抜群で家柄だって良い。非の打ち所がないわたし、早乙女 梓咲。

 何でも手に入れてきたわたしが唯一手に入れられないもの、それは、


 −−− 学校一モテ男の彼奴の心。


 そう、彼奴が好きなのは 全てにおいて普通で取り柄といえば無駄に性格が良いところだけのわたしの友達。


 手に入れられないほど欲しくなる。

 この気持ち、わかる?



     *



 !あてんしょんぷりーず!

 この物語にはどろどろ描写が含まれます。そして主人公の性格がくそです、性悪です。
 それでも良いよ◎という方は先へとお進みください。








   >>>

メモ2017/08/26 14:42 : 。##history-off @comet00★Android-U2slrMmzW3

早乙女 梓咲/サオトメ アズサ/超絶完璧美少女

榛名 爽/ハルナ ソウ/学校一のモテ男

宙野 はるひ/ソラノ ーーー/凡人少女

ページ: 1


 
 

@comet00 ★Android=U2slrMmzW3









 「 早乙女さんだ、今日も素敵! 」
 「 なんかさあ、性格の良さが溢れでてるよねッッ、あんな完璧な人がこの世にいるなんて 」
 「 おはようッ、早乙女さん! 」

 「 おはよう! 」


 わたしが挨拶に応えて微笑みかけるだけで周りからは「 キャーッ 」という歓声があがる。

 ( 嗚呼、今日も流石!わたし! )

 制服という名のドレスを着こなし、笑顔という名の仮面をつけて、周りに挨拶をしながら華麗なるステップで廊下を歩くわたしの名前は早乙女 梓咲。
 又の名を、−−− 完璧少女。

 ( ふふふ、周りの奴等は馬鹿ね。わたしのこの仮面の中の本性を見抜けずに今日も騙されて! )

 わたしはナルシストで性格が悪い。そんなことはとっくのとうに自覚しているし、自分自身そこまで馬鹿ではない。しかし、ナルシストになるのも仕方がないくらい美しく、性格が悪くても適当に仮面をつけておけば周りの奴等は騙される。
 嗚呼、都合の良い世界!

 なんてことを考えながら教室へと向かっていると、元々大きかった歓声が更に大きくなった。

 ( この女子達の黄色い声!これはきっと゛彼゛が現れたに違いない! )

 くるりと後ろを振り向くと、案の定そこには゛彼゛こと榛名爽が立っていた。
 普段わたしは本心で人を褒めるようなことはしない。しかし彼はわたしと同じく非の打ち所のないような゛完璧少年゛なのだ。


 「 おはよう、爽っ 」
 「 おはよう、梓咲 」


 二人で笑みを交わしあい、朝の挨拶をする。それと同時に周りからは「 お似合い 」だの「 絵になる 」だのの声が聞こえてきた。

 ( そんなの分かってるわ、完璧なわたしと完璧な彼だもの。不釣り合いというほうがおかしい )

 普通なら既にわたしたちは結ばれている、否結ばれてないほうがおかしいのだろう。
 しかし、しかし、しかし!!わたしたちは結ばれていない!何故かって?それは−−−

 こ の 榛 名 爽 に 好 き な 人 間 が い る か ら だ !


 「 あ、あずちゃん!おはよ! 」
 「 …おはよ、はるひ 」


 タイミングを見計らったかのように、榛名爽が想いを寄せている゛わたしの友達゛であり、゛至って凡人゛の女−−−宙野はるひがやって来た。

 ( この女の何処がいいの?わたしのほうが一億倍良いところあるんですけど! )

 爽とはるひを見ると、二人は熱く見詰めあっていた。そう、彼等は両想い。…といっても、前はるひに聞いたときは「 そんなんじゃないよ 」なんて頬を赤らめてたけど。

 ( あーっっ、嫌な感じ! )

 なんとなーくブルーな気持ちになりながら、わたしは再度教室へと歩き始めた。








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28日前 No.1
ページ: 1

 
 
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