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天体観測

 ( 恋愛小説投稿城 )
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八月 @34stk253 ★Android=wjlbX8JoOP

暖かく柔らかな風の吹く病院の窓辺。
そこで出会った彼女はとても綺麗だった。


新月の度、僕に襲いかかる、綺麗でいて、そして残酷な奇病。
それが、彼女と僕の大切な思い出の確かな軌跡だった。



メモ2017/08/26 00:25 : 八月 @34stk253★iPod-3lqhFqQzUW

登場人物の詳細は後日。


【プロローグ】http://mb2.jp/_rs/30409.html-1#a

ページ: 1


 
 

八月 @34stk253 ★iPod=3lqhFqQzUW

【プロローグ】


いつかまた、君と綺麗な星空を眺めたいんだ。こうやって、2人で笑って見られる星空を。






気がつくと僕は1人暗闇の中にいた。足は太股辺りまで水で浸かっている。空気の流れも分からない。腕をゆっくりと上げ周りを手探りで掴んでみようとするが、触れるものは何もなく、あるのはただただ無機質な黒だけだった。

「っー………」

口から漏れる吐息が大きくなるのが分かると不意に不安に駆られ、眉間に皺を寄せ目を細めた。
すると、太股辺りまで浸かっていた水が突然に増え始め巨大な怪物の様な波が僕に襲いかかった。

「っぷは…!」

ひたすら藻掻くも、強い波にはこれっぽっちも対抗すら出来ず、流されるがままに揺られ呑まれてゆく。

「彼女は、未来は……手を差し伸べてくれた彼女の未来は誰かの為なんかに、そんな自己犠牲なんてもので絶対に曇らせたりなんかしちゃいけないんだ…!」

僅かな力を振り絞り、波に逆らい腕を真っ直ぐに伸ばし力強く拳を握った。

28日前 No.1
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