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 理想のかっぷる。

 ( 恋愛小説投稿城 )
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和奏。 @cviy ★3DS=uU7vTlW7MK







 わたしの憧れのカップルは、お母さんとお父さんだった。


 何時も仲良くて、でもお母さんもお父さんもわたしにも愛情を注いでくれた。





 ーー「 有沙ちゃん。辛いときは俺の前でなら、泣いてもいいんだよ。 」




 わたしは、お母さんとお父さんのように、君と幸せになっていきたいんだよ。



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和奏。 @cviy ★3DS=uU7vTlW7MK






  [ 有沙ちゃん助けて、風邪ひいて起きられない。 ]



 LINEが来て、送り主が爽だと分かると急いで大学を出て爽の家に走る。


 水嶋爽。わたしの一つ下で、三年以上前から付き合ってる所謂年下彼氏くん。


 風邪引いた。と連絡してこれるっていうことは、前みたいじゃないらしい。

 前、まだわたしが高校三年生で、爽が二年生の時。爽は高熱を出した。

 爽は訳あって、高校生の頃からマンションで一人暮らしをしてるので、学校終わって急いで駆けつけた。


 すると家の中で倒れてる爽がいて、熱も38を越えてるからすごく熱かった。

 あのときは、すごくすごく大変だった。


 「 お邪魔しま〜す、 」


 近くのスーパーで、果物やら飲み物やらを買って、合鍵で家の中に入る。


 「 …、つわ!あつっ、 」


 家の中は、暑い暑い外よりも暑くてエアコンもついてないのに窓をしめきっていた。


 「 爽〜、窓開けないと空気悪くなるから我慢してね、 」


 リビングのソファーで倒れている爽を見つけると、急いで部屋中の窓を開ける。


 「 あ。有沙ちゃん〜助けて。 」


 窓をあけおわり、爽のところに行くとこてんとわたしに寄りかかる。

 180cmくらいある男の子に寄りかかられると流石にキツい、、、、、
 でも、爽が気持ち良さそうにすうすう吐息をたてて寝るからいっかなと思った。


 〜てゆうか!!!爽の寝顔が可愛すぎて仕方ないのはわたしだけかな!!!


 キュンキュンする気持ちを押さえて、爽からゆっくり離れようとすると、ぱしっと繋がられる手。


 ……、爽の熱い手。だ。


 「 有沙ちゃん、行かないで。ずうっとおれの傍にいて、 」




 ____ 嗚呼。もうわたしは年下彼氏色に染まって、どうかなりそうです。




29日前 No.1

和奏。 @cviy ★3DS=uU7vTlW7MK












「 有沙はさあ、いいよね。爽くんにあんなに想われてて。 」

「 はるこちゃん、、、 」



お昼休み。すっかり風邪も完治した爽と一緒に大学に来て、今から講義取ってる爽とばいばいして、友達のはるこちゃんと話してる。


はるこちゃんの彼氏は、大学の中で一番モテるイケメンな吉沢祐くん。

二人も高校生の頃から付き合ってるのだが、祐くんは浮気性。


「 あ〜あ。わたしもさ、有沙みたいな子に生まれれば良かったのかなあ、 」

「 ん?どういう意味?、 」

「 有沙さあ、可愛いよね。顔もだけど性格が。可愛げさえあれば、祐はずっとこっち向いてくれてたのかな、 」

「 …、はるこちゃん。 」




「 あーこの話やめやめ!、さてと、有沙ごはん食べよ冷めちゃうから! 」




わたしは、はるこちゃんに何ができるのだろう。




29日前 No.2

和奏。 @cviy ★3DS=uU7vTlW7MK







「 有沙ちゃん。どうしたの、浮かない顔してなんかあった?、 」


爽の講義も終わり、何時ものように手を繋いで今日は爽の家に泊るので一緒に爽の家に向かう。

爽は、わたしの変化を敏感に反応して気づいてくれる。

背の高い爽が、ひょこっとわたしの顔を覗くと、喋ってと言う合図。


「 友達のね、爽も知ってるでしょ。小川はるこちゃん。の、彼氏の祐くんが、、 」

「 あー。吉沢祐先輩ね。知ってる、俺の近くの席に座ってた子たちが言ってた。祐先輩の彼女可哀想って。 」


爽は知ってたらしい。祐くんの事。
総合政策部( 爽がそこ )の二年生も知ってるのなら、もう大学のほとんどの人が知ってるんだろうな。


「 小川先輩もさあ、よくあんな奴と付き合ってられるよね。俺だったら、直ぐ別れて有沙ちゃんみたいな子と付き合う、 」

「 だよね、、、最近はるこちゃんも呆れてるみたいで。でも、わたし、祐くんのいいところも知ってるから。何よりはるこちゃんの気持ちもあるし、 」


わたしははるこちゃんに、慰めてもらってばっかりだからお返ししたい。なのに、何も浮かばなくてうじうじしてたら。


「 あーりーさっ。 」


ちゅっと鼻の頭に爽がキスしてきた。有沙と呼び捨てで呼ばれるのは新鮮でドキッとする。


「 有沙ちゃんは、お人好しすぎ。…、と言いつつも俺も小川先輩には有沙ちゃんの事について相談聞いてもらったし、借りを返すチャンスかも。 」


うーん。と一緒に考えてくれる爽がだいすき。誰もいないところでキスする爽は、やっぱりわたしより優しいしお人好しだと思う。

爽の家に着き、二人でゴロゴロしながらいい解決策みたいなのがないか考えるけど、何も浮かばない。
何より、余計なお世話とかお節介とか言われそうで何も実行できなさそう。




祐くんは、高校が一緒で。はるこちゃんと付き合う前から結構話してた。

あの頃の祐くんは、誰にでも優しいとか目立つとかは無かったけど、浮気もしないクールな男の子だった。
わたしは、祐くんの、絵を描くところが大好きだった。綺麗な絵を描くなあと感心してたし、素敵だと思った。

でもそれは、別に恋とかじゃなくて、ただ素敵だと思ってた。だから、告白された時は断ってしまった。

それから、はるこちゃんと付き合い出して二人は幸せそうだったしお似合いだった。…、のに。

大学に入ると、性格が変わった。女の子とよく一緒に居るところを見かけるようになった。
女の子との噂が絶えなくなった。だから、なんで祐くんがこんなに変わったのかわたしも知りたかった。




27日前 No.3
ページ: 1

 
 
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