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約束

 ( 恋愛小説投稿城 )
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花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

「どこ行ったのかな、私のプリンス……」

「寂しがってないといいけど、お姫さま……」

「別に好きでこんな事やってるわけじゃない!」


約束、想い……
結ばれる日は、来るのかな?

1年前 No.0
メモ2017/07/02 21:10 : 花音 @myfavorite★iPad-uwMr1yMhoR

小説投稿は初めてなので、未熟なところもあると思いますが、よろしくお願いします!


約束という題名で、何編か書くかもです。


それは私によりますが……。


ヒロインの恋、ぜひ応援してあげてください!


(登場人物の欄、めっちゃ修正しててすいません…)

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花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

約束 〜6年越しの想い〜

登場人物

三上 優里(Mikami Yuri)
小6女子。急にいなくなった男の子を探している。
成績優秀で顔立ちは可愛い。運動神経は普通よりちょっと上くらい。
日が当たると金色に見えなくもない色の髪と瞳。
髪は基本的におろしてる。体育の時と暑い時は1つにくくる。

若林 柚(Wakabayashi Yuzu)
小6男子。5年ぶりに戻ってきた。
成績優秀、運動神経抜群、イケメンだが、恋愛系に関しては、超ドンカン。
焦げ茶色のような黒色のような微妙な色の髪と瞳。

三上 優衣(Mikami Yui)
優里の双子の妹だが、二卵性のため、顔や性格は似てない。
運動神経抜群で顔立ちは綺麗。成績は優里よりちょっと下。
栗色の髪と瞳。基本的に1つくくり。

1年前 No.1

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

優里side

暖かい、春の光。木漏れ日のきらきらとした輝きを受けながら、いつもの樹の下の芝生に座った。

「今日も、会えないのかな……」

ぼんやりと見慣れた景色を眺めているうちに……微睡んでしまった。


「絵、描くの上手だね」

ふわ……と、笑いかけられる。綺麗な子だなぁ。

「名前、なんて言うの?」

「優里だよ。きみは?」

「おれ?おれはユズ!」

「ユズって、植物の?」

「うん!漢字ってのも一緒なんだって、お母さんが言ってた!」

「へぇ……」


場面が切り替わる。

「また、明日!」

「うん!またここで待ってるね!」

「明日はおれの方が早く来るし!」

「じゃあ勝負だね」

ふふ……と笑いあう。綺麗だなぁ、相変わらず。天使がいたら、こんな感じなんだろうか?光を受けてきらきら輝いてる。

もっと見てたいなぁと思ったけど。

「じゃあな!」

って、走り去って行っちゃった。

あれ、どんどん霧がかかってく……?

「待って、行かないで!」

1年前 No.2

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

はっ、と目を開ける。今のは、何だったんだろう……。

っていうか、いつの間に寝てたのかな……。

あの夢は……

「6年前の春と、5年前、いなくなっちゃった前日の夢だ」

ぽつりとこぼした。あの時は、小学生にもなってなくて、わからなかったけど、今ならわかる。

「あれは、私の初恋」

なのに、きみは小学生になる年に、いなくなってしまった。

「どこに行ったの……私のプリンス」

1年前 No.3

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

…………。

またぼんやりとまわりを眺めててあることに気がついた。

木漏れ日の色が金色から茜色に変わりつつある。

「今日も会えなかったなぁ。残念。……明日、始業式だし、早く帰らないと」

いなくなってから、1年。全く会えなかった。1日も。……でも、

「私は待ってるから」

そう呟くと、家を目指して歩き出した。

明日からはちゃんとした6年生だし、しっかりしないと!

……初日から遅刻、なんて、イヤだしね。

1年前 No.4

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

今は始業式の真っ最中。

校長先生が長くてだるいお話をしてくださってます。

暖かいし、寝そう……。

「姿勢を正して。礼」

あ、終わった。次は確か……

「次は、転校生を紹介します」

これが毎年、ひそかに楽しみだったりする。でも今年、小6だし、転校生とかそんなにいるとは思えないなぁ。

「なあなあ、あの人身長的に小6っぽくね?」

「ぽいぽい!けど、小5かもよ?たまにいるじゃん、身長高い小5」

「やばい、あの人かっこいい!どうかうちのクラスにならないかなぁ」

「学年違ったらならないと思うけど……でも、どうか同じ学年でありますように!」

転校生が前に4人並んでるんだけど……、こっち側から見て一番右の子が、身長から高学年に見える。

それで、みんなザワザワしてるんだけど……これって、

「そこ、静かに。6年がうるさくてどうする」

やっぱり注意されるやつなんだね。

「それでは紹介を始めます。まず、2年2組に編入する…………」

静かになってから、騒ぎの原因となった男の子をじっと見てみる。

なんか、誰かに似てる……?とか考えながら見ていたら、体育館をさりげなく見回してた男の子と目があった。うん、なんか、

「最後に、6年1組に編入する、若林柚くんです」

「若林柚です。よろしくお願いします」

柚……?違うよね。でも……。ぐるぐる考えてるうちに、先生発表になってた。

……6年は持ち上がりだし、同じ組だから、明日とかに聞けばいっか。

1年前 No.5

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

「おはよ〜」

「……はよ」

朝の喧騒の中。私と優衣は一緒に登校してます。

「あ!優里ちゃん、優衣ちゃん、おはよう!」

「おはよう、茉莉ちゃん!」

「ああ、茉莉か。おはよ」

茉莉ちゃんは、幼馴染の女の子。引っ込み思案で大人しめ。とても優しいんだ。

「もう、6年生になっちゃったね〜」

「そうだね。最高学年かぁ……。務まるかなぁ?」

「優里ちゃんなら、大丈夫だよ」

「所詮、小6になったところで、変わんのは授業内容と学年の行動だけでしょ」

「……優衣ちゃんらしいね」

「……優衣は相変わらず冷めてるね」

「だってそんなもんでしょ?……あ、教室着いた。じゃ、優里、また後で」

「ん、分かった。じゃあね」

6年2組の教室に優衣が入ってく。それを見届けてから、私と茉莉ちゃんも6年1組の教室に入った。

「8時10分……なのに、いつもより人多くない?」

「みんな気合い入ってるんじゃない?初日から遅刻したくないとか」

「あ〜、なるほどね。……あ、茉莉ちゃん、呼ばれてない?」

「ホントだ。じゃ、私行くね」

茉莉ちゃんは友達のところにパタパタ……とかけて行った。

さてと。私の座席は……、

「4列目の右から2番目、かぁ」

隣は…………、ん?

「おれの1個前が『み』ってなんか変な感じ」

びっくりして振り返ると……そこにはちょうど考えてた人物がいた。

1年前 No.6

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

「あ……、おはよう」

若林くんだ。昨日の始業式でも思ったけど、改めて見てみると、綺麗な顔立ちしてるなぁ。

「おはよ。……えっと」

「ああ、三上優里だよ。よろしくね」

「…………優里?」

「え?」

ポソッと何か呟いたみたいだったけど、よく聞こえなかった。

「……なんでもない」

「まあ、そうだろうね」

じゃ、お先に、とだけ言って自分の席に座る。

……なんか柚くんに似てたな。……でも、多分違うよね。

もし、本人だったら。私はどうすれば良いのかな。どうしたらいい?

教えて___。


頭の中がグチャグチャだ。整理しないと。

1年前 No.7

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

柚side

「おれの1個前が『み』ってなんか変な感じ」

そう呟いたら、その呟きが聞こえたのか、前で座席表を見てた女子が振り返った。

「あ……、おはよう」

挨拶された。よく見てみると、昨日、体育館で目が合った子だ。

挨拶返すついでに名前聞こうかな。

「おはよ。……えっと」

「ああ、三上優里だよ。よろしくね」

聞く前に答えられたし。……っていうか、

「…………優里?」

「え?」

聞こえてないのか。よかった。いきなり名前で呼んだの聞かれてたら、どうしたらいいかわからない。

でも、記憶に引っかかる名前だな。

「……なんでもない」

「まあ、そうだろうね」

それだけ言うと彼女は___三上優里は自分の席に行って、座った。

そうだろうね、ってどういうこと?あ、なんでもないに決まってるだろうね、ってこと?

そんなこと思いながら見てたら、彼女はおれの席の隣に座った。

「そっか、名簿前後だった……」

なんか今年は大変そうな予感がするぞ……。




まぁ、この予感は後々当たることになるんだが。

1年前 No.8

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

優里side

放課後_____。

「優里、いる?」

「あ、優衣!どうかしたの?何かあった?」

優衣が教室の扉から顔を覗かせた。珍しいな、と思い駆け寄る。

「特にはないけど、一緒に帰ろう!!って言おうと思って。予定とかないよね」

「うん……そうなんだけど」

本当は若林くんに色々聞きたいなぁと思ってたことあるんだけど……。でもなぁ。

初日に聞いて気まずくなってやりにくくなるのも嫌だしなぁ。

「で?どうするの?」

「一緒に帰ります!ちょっと待っててね、用意するから」

…………一緒に帰るなんて珍しい。明日、春の嵐になんてならないよね……。

1年前 No.9

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

柚side

帰りの会が終わった後、三上さんに声をかけようか迷っていると、ドアのとこから1人の女子が顔を覗かせた。

他のクラスの人みたいだけどどうしたんだろう?って思ってたら、三上さんが、呼ばれた。

会話を聞いてるだけでも、仲良いことが伝わってくる。

姉妹なんかな、幼馴染なんかな。

名前が似てるし、双子の姉妹だったりするかもしれない。

そんなことを考えてたら、三上さんは帰る用意を始めた。……一緒に帰んのかな。

「また、明日ね、若林くん」

「ああ、また明日」

……挨拶、してくれるんだな。

さて、腹も減ったことだし、おれも家帰るか。

1年前 No.10

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

優里side

はぁぁぁ…………。

学校始まってから2週間経ったんだけど……。

…………聞けない。言い出しにくい。

告白でもなんでもないんだからとっとと聞けばいい……ってのは分かってるんだけど。

5、6年前の話なんか急にされても、迷惑だよね!?

「あぁ〜、どうしよう」

席隣なのに……。聞けばすぐ終わるのに……。

本人だったら、どうなるのかなぁ……とか考えると、もう無理。

「ホント、どうしよう……」

給食今日から始まるし、班一緒だし、班体型にしたら席真向かいだし!

「考え中?……の割には空気が黒い気がするんだけど」

聞き慣れた、声。ばっ、と顔を上げる。

「優衣!どうしたの?……何か忘れ物でもした?」

「……あんたがな」

そう言って優衣は右手に持ってた物をドン、と机に置いた。

「今日から給食あんの分かってて、給食袋忘れんな!」

あ、ホントだ。忘れてた。今日まで随分給食無かったから。

「ごめん!明日からは忘れないようにする。ありがと、優衣」

そう言ったら、優衣は数瞬だけ微笑んでくれた。それからまたいつもの表情に戻って隣の組に帰っていく。

「氷の女王様って呼ばれてるだけあるね、さすが」

……だから、『一緒に帰ろう』なんて言ったのが気にかかる。

あれは、何か意図があったんだろうか?

「…………まぁ、いずれ分かるよね」

優衣が言い出すまで待った方がいいような気もするし。

1年前 No.11

花音 @myfavorite ★iPad=uwMr1yMhoR

柚side

2時間目と3時間目の間の休み時間__中間休みって言うらしい__に、1人の女子が教室に入ってきた。

誰だろう……って思ったら、あいつ、前、三上と一緒に帰ってた、優衣とかいう人だ。

話を聞いてるところによると、三上が給食袋を忘れたらしい。

で、それを、その優衣って言う人が届けに来たみたい……って、やっぱり、この2人、双子か幼馴染じゃん。どっちなんだろ。

6年前を思い出してみる。そういえば、家族構成とか、聞いたことが無かったな。

聞いとけばよかった。手がかりになったかもしれないのに。

あの、優里ちゃんと似ている気もするし、似てない気もするし。

いつか、はっきりさせる事が出来る日は来るのか?

10ヶ月前 No.12
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