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そして、私の大好きなNo.37 だけを表示しています。

このはβ.+・。* ★xWbgY3bL81_7Ea

宿泊するホテルには、4時前に着いた。




雪がチラチラと降り出し、さらに私の心を凍らせていった。




私は最低だ……。




バスの中では、カオリさんを見れなかった。


カオリさんは、旅行を楽しくしようと、色々と話してくれてたのに、私は生返事。




きっと、変に思ったよね。




でも………


私には無理。


嫉妬心で、自分が醜くなっていたから。




カオリさんの笑顔を見たら、もっと……もっと、醜くなっていくような気がしたから。




そんな気持ちを、なんとか抑えながら、ホテルへと入った。




ホテルのロビーは広くて明るかった。


薄いピンクの絨毯が敷かれていて、可愛らしく、そして清潔感がある。




大浴場の他に露天風呂もあり、100人を収容できる宴会場が3ヶ所もある……というくらい、大きなホテルだった。




私たちが仲居さんに案内されたのは8畳と、テーブル、椅子が置いてある板間の部屋だった。


カオリさんと、事務所の年配のパートさん二人と私が、同じ部屋。




正直、今の私には、カオリさんと同じ部屋は………辛かった。




でも私は、カオリさんと一緒にいるしか、出来なかった。






………ナツさんのそばにいたかったから。






だって……




だって………私は、ナツさんにとって、きっと、カオリさんの連れ、くらいにしか思われていだろうから。




まだ『友達』にも、なれてない、ただの後輩。






ただの……後輩。






そんなの、私自身が一番わかっていたんだよ……。




2013/12/19 19:54 No.37

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