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雨と木

 ( 詩投稿城5世(思い出) )
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まあ 落ち着きなよ
と言われた気がした


雨が止んだばかりの灰色の空を背景に
みずみずしい緑の葉をつけた木が
こちらを見ている


6月8日のこと


言葉しか伝わらないと思っていたから
驚いて じっと見返した


その時 図書館の窓辺の席に座っていた
悶々としたカタマリを
手の内に作り上げながら
どうして どうして と
繰り返していたっけ


本当に優しかったから
わけもわからず悲しみがこみ上げる
感謝と悲哀が一緒になったのは
初めてのこと


雨空も良いと思った
晴れはこんなに優しくない


それから
悶々としたカタマリは無くなった
落ち着いた自分と雨空の下の木が
しばらく見つめあった瞬間
人間の時間は止まり
本当に幸せを知る





2年前 No.0
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