Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(33) >>

砂漠に降る雨

 ( 詩投稿城5世(思い出) )
- アクセス(239) - いいね!(3)

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

あの日きみを見失ったぼくは
まだわずかに燻る残り火を無理やり
誰も居ない砂漠の片隅に埋めてしまった

朝日が空を赤く染める度に
きみの残した謎掛けのような言葉が蘇る

ぼくはまだその本当の意味を知らない

2年前 No.0
メモ2015/06/07 09:17 : 朧 @mist9★Tablet-iBloTMizIH

無邪気で意地っ張りで

誰より愛らしく そしてちょっぴり

気まぐれな子猫のようなきみに


ぼくは昼も夜も謳うよ

きみの鳴らす鈴の音探して

また 抱きしめる日まで きっとね

ページ: 1


 
 

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

眠れぬ夜にはとっておきの
ちいさなちいさなキャンドルに
灯りを点して 目を閉じよう

しばらくすれば きっと
目蓋の裏に隠したきみの姿が
浮かんで来るはずだから

ね、きみに鸚鵡返した
あの時の言葉は
本気だったんだよ

今夜は久しぶりの通り雨で
満天にあるはずの星も
きみの心も 見えない


2年前 No.1

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

おまえのこと 守ってやるよって
追いかけて来た きみはただ
何も言わずに 消えたぼくのこと
まだ何も知らなかった だけなのさ

Little bubble 僕らの恋は
まるでうたかたさ
水面に今浮かんでいても きっと
きみはいつか消えてしまうんだ

いつだって おんなじさ
愛が何なのか 本当のことはわからない
きみはただ ぼくのこと
独り占めしていたかっただけで

Little bubble 僕らの恋は
まるでうたかたさ
水面に今浮かんでいても きっと
きみはいつか消えていくんだ

もしもぼくを 本当に
きみだけのものに したいのなら
あのとき 手をつないだまま
ぼくを離さなければ よかったのに

Little bubble 僕らの恋は
まるでうたかたさ
こころの中に流れ着く時を きっと
きみは待っていたんだ












2年前 No.2

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

長い間 誰からも必要とされず
求めてもいいのだということも知らずに
そうして乾いた風の中を歩いていた

ずっと一人きりで生きてゆくのだと
どこかでぼんやりと 確信しながら

誰からも愛されていたきみは
木漏れ日のようにまばゆくて
手を翳さなければとても見れなくて

夕闇がせまる頃 ようやく雑踏に紛れて
マントを纏い 通い慣れたリヤドの外へ出る
迷路のような街を抜けて まっすぐに

振り返ったきみの声は優しくて
湿った露の滴でぼくを潤していく
初めて見た砂漠に咲く可憐な花を
誰もが愛さずにはいられなかっただろう




2年前 No.3

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

口づけ交わす
瞬間でも まだ
きみが見えず

思わず 指を掴む
離れないで
ぼくだけ 見てよと

目を合わせて
重なっても まだ
言い知れない 不安に
心揺れる

2年前 No.4

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

つばめが来る
そうして
地面近く
掠めながら 飛び去り

遠くから
君を連れて
雨粒 ポツポツ
砂 静かに
濡らしてゆく


2年前 No.5

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

湿気を帯びた
夜更けの公園
幕が開くより前から
絶えず花が空から降ってくる

紅い紅い 藪椿
ぱたり、 ぱたり、
ぱたり、 ぱたり、 ぱたり、

醜い老婆が
おもむろに拾い上げる
湿気た短い吸殻

言葉を交わすより
今宵は踊ろう
時も場所も互いの名さえ
彼方に忘れて

2年前 No.6

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

雨 もっと
激しく降れ
そうして
ぼくの汚れ
流してくれ

君の言葉
やさしすぎて
ぼくには
届かなかった

傷つけ合って
離れず
ただ
声を殺し
唇噛む

雨 優しく
濡らしてくれ
ぼくのこころ
揺らしながら

2年前 No.7

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

月夜に 浮かんだ
二つの 影法師が
風に揺れて
近づいては
離れて

あの夜
ぼくらは 誰より
似ていたはず

きみってば
急に
素っ気ないふり
ぼくも笑って
結局 一人寝

星明かりに
今も揺れてる
空っぽの
さみしい
ハンモック

2年前 No.8

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

きみの放った
激しい雨 みたいな
あの 叫び声が
脳裏にこびりついて
まだ 離れないよ

ごめん、知らなかったと
言ったけど もう
何もかもが 手遅れ なんだね

たぶんね ぼくの愛が
重かったのさ
だからきみは 離れたんだ

きみのために 死ぬ

夢 みたいな
甘い、 誘惑
迷ったけれど
ぼくもきみの
ために死ぬよ
そう言った


2年前 No.9

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

甘い甘い
ドロップス
缶を振れば
一粒だけ
出てくる

何色かは
だあれも
わからないの

きみが持ってた
扉の鍵
ぼくの心
カチリと
開けてしまった

引き返せぬ
暗い闇と
苦い露に
錆びてしまった

ぼくの手には
缶が残った
中にはまだ
味わってない
未知のドロップス

きみとならば
何処へも
行けるよ
手をつないで

2年前 No.10

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

昔々 三回だけ
砂漠に 雨が降ってね
砂の上で 萎れていた 花がね
また 咲いたんだよ

それから ずっと待ってたが
雨雲は、 再び やって来なかった

ほろり、 咲いたよ
見て欲しくて 歌ったよ
待ち焦がれて いたらね
ほら
なぜだか
砂のむこう 蜃気楼の 中
手招きする 影がひとつ
見えたような 気が したんだ


2年前 No.11

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

来い、来い、
早くぼくを 迎えに来て

姿見える
でも ぼくから 近づけない
きっときみは 傷つくから

愛してる、 って言えないよ
だからせめて 詩で綴るの

2年前 No.12

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

さみしいのは 入り日が 赤いからだ
思いついて 急いで グラスを 取りに、 行く
あっという間に ソーダを 眩く 染め
氷の 間を 沈んで いく 太陽
やがて グレイの 滓に溶けて 消えてった

こうして ひととき
空見上げて
朱鷺色 カクテル
夢見る 代わりに 楽しむのさ

2年前 No.13

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

触れるな
探るな
見ないで

どれもとても 守れない
身動き できずに
どうしろって、 言うんだ

ぼくだけじゃ、 駄目なの
知っていたけど 見ないふり
不器用 だから、
あげられるの 心だけだ

優しい言葉 あげられない
都合のいい 距離感など
もってのほかだ
欲しいのなら この壊れた
身体も あげよう
冷たい この 眼差しもだ




2年前 No.14

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

また 眠れない
梅雨入り したのに
全然 降らない じゃないか

雨音無しじゃ 眠れないんだ
きみ無しじゃ 虚しいのと
たぶん意味は 一緒

ぼくらを 隔てる 壁って何?
性別かい
年齢かい
それとも 物理的な 距離ですか?
そんなものが
愛してるって 言えない
理由なのか


2年前 No.15

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

ゆうべは 雨
待ち焦がれた雨
おかげで
蛍に 会えなくなった

漆黒の 杉木立の 上まで
飛んだと 思うと
いつの間にか
ぼくの指に 留まって
ウインク
人なつっこい 奴だな

急に来て、
ドキドキ させるな、よ
いつもいつも
振り回して 消えないでよ


2年前 No.16

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

さっきから 横殴りの 雨
窓硝子を 叩く音が
記憶を 呼び起こして いく

急にぼくを 突き放した のは
何故ですか?
きみ自身が 語ることは なくて、
友だちから 聞かされても
鈍いぼくには どうにも 理解できず
ほんとの 気持ちが 全然 見えやしない から

2年前 No.17

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

きみに言われ
繋いだ手を ほどいた
それでも きみのことを
愛すること 止められない
自分が 愚かなのは
もう 知っているんだ

2年前 No.18

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

もし 二人が 一緒に生きる 運命なら
離れてても 再び 出会うはずだ
もう何度も そうだった ようにだ

ぼくらは 同時に 光を 放ってる
闇夜の中 夜露だけを 口にしては
短い 夏を惜しみ 夜毎謳う

きみが泣けば
ぼくの胸も 痛くなるし
きみの笑顔
やっぱりぼくを 悩ますのさ


2年前 No.19

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

そばにいると 駄目になると
ずっとそう 思っていたんだけど

月の周りを 埋めるように 広がる 雨雲に
輝く 光が 虹色に 反射して
まあるい 環ができるんだ
それはそれは もう 美しく、
見とれたぼくが 風邪をひくくらいに

そんなふうに ぼくらもいちど
寄り添って みないか

ほんの少し 背中合わせで 近づいて
きみの囁き 聴いてみたいんだ

2年前 No.20

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

ぼくが勝手に好きなだけじゃ、駄目なのか
別にこの気持ちに無理して応えてくれなくたって、いいんだ
そんなことは今までも、これからも
誰にも求めるつもりなんて、さらさら無いんだ

黙っててよ
何もしないから
ただきみに「好きだ」って、言わせてくれよ
それだけなんだ、ぼくのできることは

2年前 No.21

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

困らせたくないから
愛する人の名は秘密にする
どんなに執拗に訊かれても、だ

好きだけど
指一本たりとも触れてはいけない
ぼくのような人間には決して微笑みかけては駄目だ

約束、したんだ
忘れてなんかいない
今でもその呪縛に ぼくは囚われたままなんだ、きっと

2年前 No.22

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

きみと二人 背中合わせで書いてた頃
ぼくは初めて 自分が生きてることの 意味や価値なんかを
しみじみと 実感出来ていたんだ

きみが つけてくれた さまざまなものの 名前のすべてに
込められた意味を 解き明かす瞬間に
ぼくは 強い引力で きみ自身に惹かれていくのを 感じた

抗えない、強い言葉の 両腕に 抱かれるように
ぼくは猫みたいに 喉を鳴らして 安心しきっていた
見えないきみの 体温を確かに感じながら

確かに 愛されてるって 思ったのは ぼくの錯覚かな
いつだって背中合わせで いたけれど
不安を感じたことは 一度だって なかった



2年前 No.23

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

もう一ヶ月くらい まともに纏まった雨が、ない
雨上がりの 澄んだ空気に くっきりと浮かぶ
蒼い山の稜線を眺めるのが 好きだ
毎日窓から見ているから 眼を閉じていても描ける

ぼくらは互いの本当の名前を知らない
知っているのは詩と声だけ
それ以外のものは 寧ろ必要ではなかったのかもしれない
好きになるのに 時間はかからなかった

失ったものを取り戻そうとして
らしくなく 全力疾走して 疲れたよ
ここらでちょっと 昼寝しなくっちゃ ぼくはきっと折れる
力まかせに 鐫を振るっても 腕が痺れるだけだ

2年前 No.24

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

宵待草が光っているのは なぜなのか
なぜこの花の香りに 気づかないのか

蝶の羽に触った指先に びっしり付いた鱗粉が
どうして擦っても 離れ去らないのか

何のために ぼくはこの世に生まれてきたのか
どうやってきみのもとにたどり着いたのか

すべてのことにおそらく理由があるのだろう
砂漠のキツネに大きな耳があるように

2年前 No.25

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

いつだって好きって先に言うのはぼくなんだ
ずるいよ、何とか言ってよ
気持ちがはぐれたまんまで置いていかれるのはもう嫌なんだ

背を向けて走りつづけて
気がつけば胸にぽっかり空いた穴が疼いてる

自分を広げるのは苦手だったけど背伸びした
呼んで欲しかったけれど我慢した
あとどれだけ頑張ったらきみの心を捕らえられるのかな

今夜も月が見えない

2年前 No.26

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

黙っていると苦しいんだ
埋め火が燻って 胸の中で焦がれてさ
恋しくて名前を呼ぶんだ
誰にも聞かれぬように 何度も何度も
それでようやく眠りに落ちる
もう幾夜過ごしただろうか
夢うつつで

2年前 No.27

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

くゆる想いに 理性など 疾の昔に消し飛んで
諦めることなど もはや無駄だと わかっているのに
それでもなお 揺れ続ける 揺り籠
狂おしく燃える 恋の焔に照らされて
虚しさが すぐ側まで迫り来るというのに
一体何を求めているのだろうか
期待など してはいけない
手を 伸ばしてはいけない

2年前 No.28

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

止せばいいのに
ぼくは毎晩窓を少しだけ開けたまま眠るのだ。
湿った夜風は苦手だけれど、育てているハイビスカスのつぼみが落ちてしまわないように
窓を開けてやるのだ。

ぼくの身体なんかよりも花が元気に咲いてくれる方がずっと大事な事なんだ。

2年前 No.29

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

無茶した、かな
今夜は肥ってきた月が雲の間に見えたから
うん、きっとそれだけなんだ
ちょっとだけ嬉しくて 喋り過ぎたのかな

もうどうでも良いような気がする
考えても仕方ない時は寝ろって言われたっけ
父さんの口癖 思い出して笑ってしまった、じゃないか

2年前 No.30

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

十三夜の月が高いところから見下ろしている
漆黒だと思ってた夜空が こんなに明るい色だなんて
ぼくは長い間すっかり忘れていたんだ
ほら きみの好きな兎の顔も見えるよ

もう少し、なのに どうしても届かないの
酸素を求めて水面で口をパクパクさせる金魚みたいだ
何度も何度も 同じ戯言を繰り返してさ
夜が来れば一人 空舟を漕ぎ出して漂うだけなのに

あの小夜啼鳥の声がもう聞けないのなら
ぼくの人生は死んでいるも同然なのだ
それほど大切で愛すべき存在なんだ



2年前 No.31

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

2年前 No.32

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

どうしよう、まだ雨雲はやってくる気配もない
ラクダじゃないから もうダメかもしれない

スナネコみたいに大きな耳があればいいのに
そしたらこんな熱砂だってへっちゃらな顔でいられるのに

風が作り出す砂の上の模様は目を離すとすぐに姿を変える
ぼくがあの時見たものはたぶん蜃気楼のオアシスなのだ

あるはずのないもの
その名は
ぼくの歪んだ心が見せた幻


2年前 No.33
ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる