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から、ないから、れない。雷鳴。

 ( プロ詩投稿城 )
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くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX


>欠片。
>ひとかけらも。
>たくさずとも。
>手ゆびにおぼれるだけでも。
>行くのですから。

 鳥では? あなたは?
 浮きとび散る鳥の破片では?
 風に支配されるゆらめき、なのでは?

>この世の息は、息たちは。
>みなみな。
>水面のあぶくですから。

 息は? あなたは?
 もがき落ちるイカロスのように
 果てなさを目指していた、なのでは?

>流木をうとんじて
>かろんじて、しんじて
>滝をせめひしがれて
>まぶしがって、ころがされて
>ときなわたれて、
>おいすがってゆく朝は秘めごとで。
>みつかむ指はずっと。
>みつみつしくって。

 指は? 朝は?
 あなたは?
 亡き者たちを連れ去って、
 夕ぐれの湖畔に延びる、
 影のその先端を追いかける、
 あなたは? 落ちる。鳥では。
 鳥なのでは? 泳いで。溺れる。
 あの、あなたは?

>きっと誰しも。
>きらみゆくざんざんを、
>ざんざんを、
>注がれゆくでしょうから、
>いつか向こう辺でね、と。
>ゆいましょう。
>一斉にさんざめいて。
>濡!るまま行きましょう。
>そして、燻って。
>たなびいて。

 だったら、あの羽は?
 言葉は? こどもたちは?
 声は? 光ったものは?
 なぜ浮かび上がっていたのか、
 あなたは?

 鉄を抱きかかえて。沈んでゆく、
 あなたは縛る、鎖を追って、
 花々は? 楽園は? あたしたちは?

>みなみな、
>日のふる波まに。
>ざんざんと、ざんざんをねぎらい、
>慈しんだ心を。ください。

 それでも、鳥が。その羽が。その指が。
 あなたの、その言葉は?

 その脚は、腕は、足跡は、筆跡は、心は、あなたの、命で、知り得てきたすべてのものよりもずっと遠くからやってきて、それでもずっとうちあげられてきて、それでもあなたが掴むことのできない、ただただ美しかったものは、どこから、凪に呑まれるのか。あぶくに誰が、帰すのか。


 あなたを、あたしは。
 何も知らないから、
 わかれない。

 雷鳴。


ページ: 1


 
 

ひよ @hiyojirou ★iPhone=rIwCZKXvvH

私は、くらさんの隠れんぼに置いて下さってる詩がすごく好きで、なので…
ここにこれを綴るのは、もしかしたらくらさんの気を悪くしてしまう事かも知れないので、先に謝っておきます…ごめんなさい。

けれども、ここに推敲したこの詩の前に書いたであろう詩の方が、雷鳴を感じました。
稲光が落ちるまでの間の気持ちを鮮明に感じる事が出来たので…。

凄く複雑に綺麗に整えてられてしまった気がして、私には勿体無いと思いました。

感情を覆い隠す為の詩に成ったような…そんな気がしてしまったのです。

12日前 No.1

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

こんばんは。

実はひとつから2つできたんですよ! ひとつから生まれたので、ひとつにしようと思ったのですが、それぞれの趣意が違う方向に向いていて断念。そのどちらも僕には捨てがたかったので、より内向きのものを隠して、より外向きの、こっちを投稿したのでした。雷鳴というか、私の詩のような気がします。すみません。

基本、プロ詩には、よりごちゃついたものを置いている自覚はあります。推敲するほどに遠ざかったり忘れてしまったりということは多くて、よく分からないものを生むことも多々ありますし。それを整える作業は、良し悪しあるのですが、整える中で、作品ではなくて僕のなかで答えが出ることもあります。

こっちの雷鳴は、より、雷鳴が聞こえないほうだなぁと思います。聞こえない雷鳴が聞こえないことを恐れていたい気持ち。説法がまったく届かなかったら、自分で説法してみるしかない、みたいな。などと思いながら連ねています。

とはいえ普通に圧縮できるとは思いますが!
かなり冗長だし、矛盾ぽい流れがあります!
それはだいぶ推敲不足です、し、
色々な方向に向こうとするとまた届きにくく。

読んでいただき、率直なご意見いただき、非常にありがたい限りでした。それにしても感情は、難しいです。この辺り、割と苦しんでます。


12日前 No.2

すみ ★Tablet=4D93EpDRmA

言葉を掴むことが出来る方が羨ましいです。羨望を感じます。

11日前 No.3

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

こんばんは。
大事なものを掴めたら、と願います。欲しい言葉を探すのは、ずっと考えてみたらいつかはそれらしいものが見つかると思うのですが、言葉を編んで、言葉を見つける前の原型のような言葉にも論理にもならないが筋の通っているような、形のない信念のような、ひとつ、力のあるもの(そんなものはない!という哲学者は無視するとして)。を言葉に、詩の形にするのはとても難しくて、タイミングのいることだと思います。またそうしたものを、卑小な人生と記憶の中から探し出したり、生み出したりするのも。そうした産物にしか価値がないとは、もちろん思わないですが、しかしそうしたものが多くの人にとって(とりわけ自分自身にとって)非常に重要なものになることは間違いないと思います。そこで言えば、僕はそうしたものを書けるほど熟しても、早すぎもしないので、悶々としてみてます。指示語多すぎすみません。

読んでいただきありがとうございます。

11日前 No.4
ページ: 1

 
 
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