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ある春

 ( プロ詩投稿城 )
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炭酸 ★maMpAqLOPc_8gk

今日
白い鶏を埋めました
卵を産まなくなったから
雪で湿った畑の土を
柄の赤い
先の尖ったスコップで
幾度も幾度も突き刺して
両手で囲んだ大きさと
膝まで埋まる奥ゆきの
黒い穴を掘りました
縊る事が怖くって
飢え死にさせた鶏は
氷みたいに固くって
両目は深い穴になって
羽はポロポロ落ちるのでした
柔らかい陽の射す穴に
白い氷のような鶏を
ただ諦めて
静かに静かに置きました

ページ: 1


 
 

沙織 ★Tablet=rj55QJkumV

>今日
白い鶏を埋めました

この、冒頭のセンテンスの中の、>白い鶏 という言葉にこの作品の魅力集約されているように思え、そこ から拡がり、また、縮小されていくように読みました。

>白い にフォーカスされて、言い換えるなら、ピントが合ったり、また、ぼやけたりするかのような印象です。

カメラの魚眼レンズ を、思いました。

鶏は、白いものですが、白い と、敢えて強調させることで、意味をそこに集約させ、そこ を起点 として、白い の説明を行い、そこに帰結する という構造の詩に読めるように思えたのです。

つまりは、>白い が、色的な意味合いでも、意味的な意味合いでも、視点を変えて、移動し、拡がり、縮小されるように思えました。

>今日
>白い鶏を埋めました
>卵を産まなくなったから
>雪で湿った畑の土を

ここまで、惹きつけられたように思います。

美しい作品を読ませて下さり、誠に有難う御座います。

失礼致しました。

3ヶ月前 No.1

一輪車 ★I1wpISAuQ2_YD6

冬のあいだ温めたさまざまな思いのようなものを
春になって整理したというように読みました。

3ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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