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夕餉のカイエ

 ( プロ詩投稿城 )
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一輪車 ★I1wpISAuQ2_cjE

米を研ぎ
五色の糸を
惜辞に合わせて刺繍する

水量を計れば
嫌躁の、
白い地平を過ぎる風のシラブル

釜にセットすると
月の片雲が翔ぶ水たまりのソラを
野良犬がふみつける

スイッチを入れ
糸に操られて舞い上る
黄葉の嵐

魚の鱗をとり
脚萎えの少女と
盲目の少年の童話を閉じて

水洗いし
瞼のしんにょうを
歩む

割いた内蔵を洗い
雲の上に捨てられた鉄塔を
たずねる終(つい)のふたり

血合いを流す
星よりも高く聳える赤い都市
陶磁皿の上の つま

みりんと醤油で煮立て
烏帽子のかたちをした剥製の背からのぞく
前線に 濡れる緑霞む森

夕餉をセットする
雨だれの窓の下に
モーツアルトが眠っている

関連リンク: しゅんぱつ 
ページ: 1


 
 

ねことバス @nekoneko10 ★Android=celtmxvFRt

面白い構成してますよね。

三行一組でも読めるし、
上の行だけど並べても読める。

構成に関心と感心してます。


ただ、書かれてる意味内容が夕ご飯作ってることぐらいしかわかってないです(笑)

9ヶ月前 No.1

一輪車 ★I1wpISAuQ2_cjE

ねことバスさん、
感想ありがとうございます。
お読み下さり感謝します。

9ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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