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みんな、本読もうぜ!

 ( 詩人掲示板 )
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夜歩く、秋風☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

「読めない奴は書けないし、書けない奴は読めない」
―――私にまさる言葉の匠、いかいか師範の言行録より。


はい。というわけで、「詩を書くならこれは読もうぜ」って本をみんなで紹介し合うトピックを突発的に立ててみましたよ。というのも、俺たちのように無教養なパンピーにはまず、どんな本を読めば現代詩の理解につながるのかまるでわからなくて途方に暮れるわけです。少なくとも俺はそうでした。それでもまあ、必死こいて色々検索したり、ネット上の書ける人の言葉からヒントを得たりして、それなりに色々読み漁るようになりました。でも、思うわけですよ。「みんなで教え合ったら、もっと早いんじゃねーか」と。

そこで立てたのがこのトピック。とにかく、まずは俺がじっさいに読んだ本から片っ端におすすめ挙げていきます。他の人も色々教えてくれると嬉しいです。「いい本は、みんなの財産」がモットーです。みんなでいい本読んで、いい詩書こうぜ。

5年前 No.0
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本田憲嵩 ★uQ4JKrzyNH_kg9

戦後名詩選T・U(現代詩文庫特集版/野村喜和夫・城戸朱理 編/思潮社)
その名の通り、戦後の現代詩人たちの名詩が一通り網羅されて載っています。
それぞれの詩人についての解説も載っています。
まずはこれを読んでみるのも良いかもしれません。

ぼくはこの本で高橋睦郎という詩人を知りました。
ちなみに谷川俊太郎はT・U両方に彼の詩が掲載されています。

5年前 No.18

黒髪☆goIK5PGZO9Y ★ZOCnHsffrb_Hw3

詩の本はあまり知らないけど、読む本によって、その人の文体が決まってくると思うんですよ。だから、文極用の知識体系みたいなものが、自分の中にあるといいのかなーって。そう言う意味で、僕の今おすすめする本は、
三浦雅士『青春の終焉』ですね。
一流の批評家による、一流の批評。普通の本の三倍くらいの知識が詰まっていると思います。軽い本ばかり読んでいたら、そういう詩がかけると思うので、もしよかったら、とくにほかけさんに勧めたい。いや、ほかのみなさんも、絶対読む価値はあると思うけど(そうでなけりゃ紹介しないか)。

5年前 No.19

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

「作家のすすめ」(秋葉四郎,短歌新聞社選書,2010)

題名のとおり、短歌の入門書です。「なんで、現代詩で短歌なの?」との声もあがるかと思われるが、日本の伝統詩歌である俳句や短歌等は現代詩に先立つ詩の基本です。わたしの尊敬する詩人の多くも、俳句や短歌を実作していたり、また、その観賞に精通していたりするものです。


じじつ、本書からは伝統詩歌/現代詩の区別にとらわれずに使える技術や、詩文の鍛練方法が具体的に、わかりやすく書かれています。たとえば「自分の“こうありたい”という歌人の作品を模倣する」、「短歌のみならず、小説や海外の翻訳詩などからも、気に入ったフレーズを見つけたら手帖に書き留める」などは、きわめて基本的な練習方法であるが、これを知っているのと知らないのとでは上達の質が違うでしょう。ほかにも、定型韻律をあえて「崩す」うえでの心得が書いてあります。現代詩はもちろん、定型ではないが、作品ごとに独自の韻律を持つものです。そこで、いかに詩文に変化をもたらし、読者に強く印象を残すかというときに、このことを知っていれば応用を思いつくかもしれません。


また、斎藤茂吉や佐藤佐太郎などのすぐれた歌人から、無名の一般歌人までにおよぶ名歌・秀歌が多数収録されているので、作品観賞にも使えます。(くどいようですが、じっさいの作品に触れることがいちばん大事です。)


ぜひ、初心者にこそおすすめします。

5年前 No.20

ほかけ ★FNPYxomiCR_EP8

おはようございます。
ご助言頂きまして、"本を読もうぜ"のコーナーに貼り付けさせて頂きます。


谷崎潤一郎 著  「文章読本」 です。以下、内容の説明と少々の感想を載せております。


 *

二度しか読んでなくはなはだ不勉強なのですが、現代の文の書き方にも十分通じることが随所にみられますので、少し紹介してたいと思います。

今日はこの中から、"文の調子"と言う事について書かせてもらいます。
"調子"とはなにか、と申しますとその人の人格のようなものなのですが、ただそればかりではありません。書き手の体質、生理状態と言う物が、行文のあいだに流露する、その表れがいわゆる"調子"と呼ばれるものです。
まとめていえば、「文章における調子」は、そのひとの精神の流動であり、血管のリズムであると氏は述べられております。


今日はまず、"流麗な調子"について書かせて貰おうと思います。
これの一番は何と言っても"源氏物語"でありまして、すらすらと、水の流れるような、どこにも凝滞することのない調子です。
例文をあげてみましょう。最も有名なのは、「源氏物語の須磨の巻」の文章です。


かの須磨は、昔こそ人のすみかなどもありけれ、今はいと里ばなれ、心すごくて、海女の家だに稀になむと聞き給えど、人しげく、ひたたけたらむ住ひは、いと本意なかるべし。されとて都を遠ざからむも、古里覚束なるべきを、人わろく思し乱るゝ。よろずの事、きし方行末思ひつゞけ給ふに、悲しき事いとさまざまなり。

>横書きなので、出せなかった記号もありますが、このような文体です。

少し読みにくいと思われるので、原文のなだらかな調子を失わないようにして現代語に訳したのが次の文章です。


あの須磨と云う所は、昔は人のすみかなどもあったけれども、今は人里を離れた、物凄い土地になっていて、海女の家さえ稀であるとは聞く者の、人家のたてこんだ、取り散らかした住まいも面白くない。そうかといって都を遠く離れるのも、人家のたてこんだ、取り散らかした住まいも面白くない。そうかといって都を遠く離れるのも、心細いような気がするなどときまりが悪いほどいろいろにお迷いになる。なにかにつけて、来し方行く末のことどもをお案じになると、悲しいことばかりである。

谷崎氏の書かれた文章は、流麗な調子を生かしつつ、繋ぎ目をぼかし、古い日本語の特性を生かしつつ書かれた文章と言えると思います。
この文を念頭に置いたうえで、読んで欲しいのが次の文章です。


あの須磨と云う所は、昔は人のすみかなどもあったけれども、今は人里を離れた、物凄い土地になっていて、海女の人さえ稀であると云う話であるが、人家のたてこんだ、取り散らかした住まいも面白くなかった。しかし源氏の君は、都を遠く離れるのも心細いような気がするので、きまりが悪いほどいろいろに迷った。彼はなにかにつけて、来しかた行く末のことを思うと、悲しいことばかりであった。

こういう文章で書くことも出来ます。
この二つの文について、比較してみますと、

イ 敬語を省いたこと

ロ センテンスの終わりを「た」止めにしたこと

ハ 第二、第三のセンテンスに主格を入れたこと

です。


一概に後者の文章がよくないと言うのではなく、あくまでも古くから伝承されてきた文章は、このような若干曖昧さを含む文章の綴りになっている、と言う事です。
更に詳しくごらんになりたい方は、中公文庫から出ておりますので、(他の出版社から更に新しいものがあるかもしれません)ご覧になるとよいと思います。

調子について、今日は、"流麗な調子"について書かせて頂きましたが、そのほかにも、「簡潔な調子」「冷静な調子」「飄逸な調子」「ゴツゴツした調子」などがありますので、谷崎潤一郎氏に敬意を払いつつ、エッセンスを少々紹介させて頂けれれば、と感じて居ります。

非常に多くの文に対する作法が載っていて、現代においても非常に得るところの多い文章なので、興味のある方は是非お手に取ってご覧になることをお勧めいたします。

著作権に触れているのか、もうひとつ自信がないので、若しその方面で御知りの方がいらっしゃれば、教えて下さると有り難く感じます。
では、本の話はこの辺で、失礼します。

        ほかけ拝

2013/02/25 17:02  >>829


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ほかけ★01MgILYVFy_EP8

ちょっと例文に重複があったようなので、もう一度。済みません。


かの須磨は、昔こそ人のすみかなどもありけれ、今はいと里ばなれ、心すごくて、海女の家だに稀になむと聞き給えど、人しげく、ひたたけたらむ住ひは、いと本意なかるべし。さりとて都を遠ざからむも、古里覚束なるべきを、人わくぞ思し乱るゝ。よろずの事、きし方行末思ひつゞけ給ふに、悲しき事いとさまざまなり。


あの須磨と云う所は、昔は人のすみかなどもあったけれども、今は人里を離れた、物凄い土地になっていて、海女の家さえ稀であるとは聞くものの、人家のたてこんだ、取り散らかした住まいも面白くない。そうかといって都を遠く離れるのも、心細いような気がするなどときまりが悪いほどいろいろにお迷いになる。何かにつけて、来し方行く末のことどもをお案じになると、悲しいことばかりである。


>引用はしばらくしたことがなかったので、間違えてしまいました。もうしわけありませんが、こちらが正しい文章になります。

失礼しました。

        ほかけ拝

2013/02/25 17:22  >>830


 *

以上です。現在読んでいるのは、桐野夏生 さんの書かれた「錆びる心」です。彼女の作品は長編によいものが多いのです。「OUT」と言う話で始めて知ったのですが、最近では映画化された「東京島」等も面白いように思います。作風はかなり広いジャンルに渡りますが、この本の場合、短編集なので、電車に乗っている時間などで、一遍を読み終えることが出来ます。
一応断っておきますが、女性の作家です。 興味がある方は是非手に取ってご覧ください。


「錆びる心」 桐野夏生 著  文集文庫


では、失礼します。

        ほかけ拝*

5年前 No.21

ほかけ ★AU=UMkBKLQXxj

本屋さんに来ました。
様々なジャンルがありますね。

何を読むかで悩みますね。
まどみちおさんの「人生処方詩集」と言う詩集が一冊ありました。
挿し絵が素晴らしいですね。

読んでいたら寂しくなって、淋しい思いの父にメールしてしまいました。
画像高くなるので送れないから、アスタリスクで絵を書いて送りました、寒いだろうなと思うと、申し訳ないですね‥

 *

震災の小説が出ているので、一冊買って帰ります。

また、よかったら紹介しますね。


ほかけ拝*

5年前 No.22

ほかけ ★FNPYxomiCR_EP8

皆さん、おはようございます。引き続き本の紹介をして行こうかと思います。
今年は去年より多く読書をしたいと思うので、よい本があれば、またご紹介くださいね。

おととい近くの『紀伊国屋』に久しぶりに行ったのですが、少し見ない間にジャンルが増えているのに驚きました。本の傾向としても様々なものがあるので、これから本を読もうと考えて居られる方は、自分に合った本を探し出して読むことで、本を好きになれると思います。

 *

今日紹介するのは、朝倉卓也 さんの 「四日間の奇蹟」です。宝島社文庫 から出ているのですが、ピアニストを目指すケイスケが、海外で事件に巻き込まれ命より大切な指を失ってしまうことから始まるストーリー、孤児となった千織との不思議な生活の始まり、そこから紡がれて行く新しい日々の記憶が克明に描き出されています。この作品は、音楽を中心とした話なのですが、歴史が好きな方だと、平安末期から鎌倉時代の始めの時代について書かれた、「君の名残を」と言う小説もあります。 これらはどちらも名作と言えるような作品で、文章も非常にしっかりしていますので、長編ではありますがゆっくりした一日にじっくりと読んで欲しい作です。


        ほかけ拝*

5年前 No.23

ほかけ ★FNPYxomiCR_EP8

こんにちは、更新が遅くなってしまいました。ごめんなさい

「遺体」と言うドキュメンタリー小説を半分を過ぎたところです、少し考えなければ、感想として書けなさそうなので、もう少しお待ちください。
ドキュメンタリーなので、重い事実を書き手が努めて俯瞰的に見ようとしている点には好感が持てました。今、西田敏行さん主演で映画も公開されているようですね。
辛く感じられるようであれば、見ない方がいい方もおられるかも知れませんが、なにが起こったのか知りたい方は読まれるといいかもしれません。

 *

今日は時間があれば、有川浩 さんの書かれた「レインツリーの国」と言う小説を紹介できればと思います。

それでは、皆さま失礼します。

        ほかけ拝*

5年前 No.24

ほかけ ★FNPYxomiCR_EP8

おはようございます。

堅い話は、すこし後からにして、今日はあまり本を読んだことのない方でもさらっと読める、「レインツリーの国」を紹介します。
『 阪急電車 』でも、話題になりましたね。 有川 浩 さんと言う作家さんなのですが、この方は登場人物の心情描写が実に上手いです。

この話は、難聴という障害を持つ女の子が、メールを通じて男の子の友人を作るのですが、会って欲しいと言う話にどうしても応じられないんですよね。
好きだから、"難聴"と言う事実を彼に知られたくない。 そのあたりの描写が、とても上手く書けている。
また相手の男の子の取った態度も従来の小説には見受けられないもので、よかったです。

最近よく読まれている作家さんで、等身大の気持ちを書くのが非常にうまいし、思わず応援したくなるキャラクターがとてもよいです。

他にもたくさん書いておられるのですが、『 三匹のおっさん 』なども、お勧め出来ると思います。

読んで下さり、ありがとうございました。

この場を提供して下さった管理人さんもどうもありがとうございます。

        ほかけ拝*

5年前 No.25

ほかけ ★01MgILYVFy_EP8

こんばんは、今日は昼からは雨降りでした。自動車の中で本を読みました。「遺体」と言う本の続きです。
もう殆ど終わりに近いのですが、この本が石井光太さんと言うルポライターの手に依って書かれたのは、わたしは良いように思いました。
概ね俯瞰的な視点から事実が書かれているのですが、知らなかった事も多くて辛くなってしまった所が何箇所もあったからです。

また、改めて、お亡くなりになられた方の人数の多さについて認識が足りていなかったなぁ、等と思いました。
出来事は、とてもではないけれど一冊の本に収められるような事柄では無かったので、遺体の一点に絞って書かれているのは、文の中に収めて行くと言う上で上手く纏められているなあ、と改めて思いました。
もうひとつ、わたしはこの本を読んで思った事がありました。それは、あの震災は、震災に遭われた方々にとっては始まりだったのだ、と言う事です。
平素生きているだけでも、苦しい事や辛い事がありますが、それだってとても耐えられそうにない時もあります。でも、亡くなられた方は、辛い事すら経験できないんですよね。 だからと言って、神様みたいに自分の考えを変えることは出来ないけれど、
生きている人にとっては、もう二度と逢えなかったりするから、あの時こうしてあげればよかった、とか、またまだ遺体が見つかっていないご家族の方は、若しかしたら、どこかで生きているんじゃないか、と言う期待と不安を抱きながら、これから先もずっと思い続けながら生きて行くと言うことなんですね。

でも、生きている人の立場から、これから生きて行かなければならない人達のことを考えながら書いてある姿勢には思う所がありました。
うまく纏まっていないかもしれませんが、ちょっと文字では書けないこともあるので、今回の震災について知りたいと思っていらっしゃる方が居られればこの本は読まれるとよいと思います。
わたしは読んだら近くの図書館に寄贈して、出来るだけ多くの方に読んで貰えたらな、と、そのような事を考えさせられた一冊でした。


        ほかけ拝*

5年前 No.26

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

さいきん読んだ本

・「粕谷栄市詩集」現代詩文庫67
・「続・粕谷栄市詩集」現代詩文庫173
・「ランボー『地獄の季節』詩人になりたいあなたへ」野村喜和夫,みすず書房,2007
・「戦後名詩選T・U」思潮社

5年前 No.27

ほかけ ★Tablet=01MgILYVFy

こんにちは、長らくお留守にしていて済みません。NORANEKO さん、本のご紹介ありがとうございます。
詩集関連の本ですね。なかなかの勉強熱心ぶり、いいですね。
わたしは、現代詩手帳の3月号を買いました。今回は何やら北欧の詩の特集みたいです。まだ、読んでないんですけど、苦笑!
お、川口晴美さんの"幻のボート"と言うのがありますね。この詩は好きかも知れない。また、読んでみます。

今日は、小説のお薦めかな? 昨日勢いで買ってしまいましたが、ドラマ化もしているようですね。
湊かなえ さんで、"夜行観覧車"です。
因みに週刊ランキングにランクインしていましたが、そう言うのではあまり買わない方なので、

この本の場合、私立高校受験した娘さんの言葉がとても魅力的で、近所の世話好きのおばさんをラメポと呼んでいるんです。これには思わず失笑してしまいましたが、実は犬の名前ではなかったことが、後になってさりげなく語られて来る技、テクッてますな。
また、自分達親子のヒステリックな喧嘩を、お母さんは自分で、"癇癪劇場"と名付けているところも、実に上手いです。
まだ途中なのですが、サクサク読めてしまいますが、人間観察とか、現代人の抱える心理状態について、非常に上手く書かれています。
今のところ、なんですが、まだ途中なので。
あまり知られていないのですが、"Nのために"と言うのも読んで、これも面白かったですね。
それでは、また、続きを読んでみます。

        ほかけ拝*

5年前 No.28

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

失礼します。
図書館で、上中学生にも推薦できそうな詩の入門書を三冊選んできました。もちろん大人の私が自分でも読もうと思う本です。
以下に紹介しますね。なお、価格は変わっている場合もあります。

1)茨木のり子「詩のこころを読む」岩波ジュニア新書(600円)

戦後に書かれた詩を中心に、茨木が愛する詩を選び(平易な言葉で書かれた詩となってます)、それを深い共感によって読みといた入門書。
茨木のり子の、情熱を込めた丹念な読み取りが味わいぶかいです。
「詩は感情の領域に属していて、感情の奥底から発したものでなけば他人の心に達することはできません。どんなに上手にソツなく作られていても「死んでいる詩」というのがあって、無惨な屍をさらすのは、感情の耕し方がたりず、生きた花を咲かせられなかったからでしょう」
と、茨木は言います。
なるほど茨木とはそんなことを言いそうな情熱家の詩人です。

この本で扱う詩人は32人。読み方はいわゆる深読みというやつで、詩の外部から読者が想いを持ち込む読み方です。レトリックの解析はあまりありません。ですがさすがは茨木で、スベッていません。
なお、私は「詩学」バックナンバーで、茨木の投稿時代の作品を読みましたが、彼女自身は修業時代に実験的な作品も書いてますし、伝えたい心より、伝え方に重点をおいたような抽象的な作品も書いています。茨木はわかりやすい詩を書きますが、必ずしもレトリックの少ない詩人ではありません。
この入門書でも、長瀬清子の「諸国の天女」など、ほんとうはレトリカルな作品も入っていて、わかったうえで、敢えて共感で読んでるのでは、とも思いました。

5年前 No.29

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

上中じゃないです(*_*)
小中学生ね(*^^*)
小学生にも、ほんとうに解る本は、大人にとっても本物であります。

2)吉野弘「詩の楽しみ/詩作教室」岩波ジュニア新書 600円

吉野はこの本で、まずハートを大切に考えます。
「「詩の方法は」、対象への関心、対象への愛着が働かない限り、必要にもならないものだ」
その上で、こんな二つのことを言います。
「表現とは対象をほめることだ」
「心惹かれた対象を(中略)他者に伝達しようとするとき、私たちにできる最高のことは、(中略)それを、すでに言われた表現方法によってではなく、個性的に行うということです。それが「詩の方法」です。」

考えても考えても、どうにもイミフなレトリックを見かけたとき、皆様はどのようにその詩を評価するでしょうか。
私はそれを高くは評価しません。吉野のこの思想に共感するからでもあります。

吉野自身は、分かりやすい平易な言葉の詩もあれば、ビジュアルポエムの歴史的名作もある、幅のひろい詩人です。
吉野は上述の基礎的宣言に基づいて、レトリックの具体例を詳細に見ていきます。
俎上にあげられる詩人は、やはり数十人。ダンテから、中也、村野四郎、藤井貞和(現在のユリイカ選者)に幅広く及びます。

5年前 No.30

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

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5年前 No.31

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

「「詩の方法」は、対象への関心、対象への愛着が働かない限り、必要にもならないものだ」

誤記修正m(__)m

5年前 No.32

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

5年前 No.33

ほかけ ★Tablet=01MgILYVFy

いえいえ、蛾兆さんの紹介とても分かりやすくていいですね。
詩の本自体あまり多くは置かれていないのが現状だと思うので、こうした分かりやすい解説があると、書店にはなくてネットで注文するときにも、自分に合ったものが選びやすくなるのではないでしょうか。
ありがとうございます^^*

        ほかけ拝*

5年前 No.34

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

日記もそうだけど、なんか人の場を乗っとりがちなほかけさんへ

http://mb2.jp/_poem/274.html

いまがチャンスです。

5年前 No.35

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

ついでに、ほかけさんへ。

あなたの作品は、プロ詩ですらたいしたことはないから、大丈夫。得るものはたくさんあるはずです。ご健闘をお祈りします。

5年前 No.36

ほかけ ★Tablet=01MgILYVFy

こんにちは、NORANEKO さん、
今日は朝から体調が優れなく、ずっと寝込んだ状態なのです。せっかくサイトに来てくださったのにすみません。

このところ、二週間位は風邪気味ということも手伝って,だいたい毎日こんな具合なんですよ。
寝ていても、本は少しくらい読めたので、"夜行観覧車"は、読みました。あまり話すとネタバレになってしまうので、内緒にしておいた方がいいでしょう。
表紙が二枚掛かっていたのにもなにか意味があったのかもしれませんね。
寝転んだ状態のまま、パットから打っているので、いくぶんかの推敲不足があるかもしれません。ごめんなさい。

よい本を読んだとき、未解決のままで頭の中に残っていることがよくあります。
この本の中にも考えさせられる部分がありました。
この話に出てくる殺人の動機は、動機としてはやや弱い部分だったかも知れませんが、あえてそういう風に書いてあったのかもしれません。
謎を解く部分を読ませたかったのでは無かったかもしれませんね。

何度もレス下さったのにこのような状態で申し訳ありません。ご飯を作ったらまた休もうと思います。

ありがとうございました。

        ほかけ拝*

5年前 No.37

削除済み ★SOFTBANK=squycCFOXc

【この投稿は削除されました】 削除者: にわか☆マスター ( 2013/03/22 10:38 )  削除理由: 投稿ミス/本人からの削除依頼

5年前 No.38

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

おっと失礼しました。
書き込む場所を間違えてしまいました。
すみませんm(__)m

5年前 No.39

ほかけ ★Tablet=01MgILYVFy

こんばんは、皆さん、
今日は新しい本を読み始めました。また、改めて紹介しますが猫好きの方や動物が好きな方には特にお薦めかもしれません。
[旅猫リポート]と言う本を読んでいます。尻尾が7の形に曲がっているナナと飼い主である悟との話です。
もう2/3以上読んだので、終わりまで読みきってしまおうと思います。

それでは、どちら様もお休みなさい。


        ほかけ拝*

5年前 No.40

ほかけ ★FNPYxomiCR_EP8

こんばんは、

「旅猫リポート」有川 浩 読み終わりました。

もとノラのナナと飼い主の宮脇 悟 との一風変わった旅日記なんですけど、動物を飼ったことのない方にも是非読んで欲しいです。
犬や猫の習性についても知ることができますし、ホロリと来るエピソードもあります。

あまり話してしまってはいけない理由があるので興味のある方はお手に取ってみて下さいね。

それでは、この辺で失礼します。


        ほかけ拝*

5年前 No.41

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

ほかけさんへ

先日は暴言、失礼しました。ごめんなさい。現在、「メビウスリング詩人会(仮)」(  http://mb2.jp/_poem/274.html  )にて、詩の読書会の開催にむけての話し合いをしています。気軽に参加してください。


誰彼のべつなく、みんなで楽しめる場に、今度こそ、していきたいです。

5年前 No.42

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

横レス失礼。

悪いけど、これだけはキッパリ暴言でしたね(笑)
誰が相手であれ、ひと様の誘い方として、あれはないのです。
非を自覚してくださって嬉しいし、私もひとのことは言えず、他山の石として自戒します。

なお蛇足ながら、私が小学生にも参考になる本をここであげたのは、それが私自身や、長く書いてきたひとにも参考になると思うからでして、皆様を軽く見てはおりません。
誤解を招く書き方であったとすれば、私の言葉が足りませんでした。それについて釈明とお詫びをする機会が得られた点では、NORANECOさんに感謝します。

5年前 No.43

蛾兆 ★SOFTBANK=squycCFOXc

小説「恥辱」:クッツェー,早川書房

著者は史上初めて二冊でブッカー賞を受賞し(本書が二冊目)、ノーベル文学賞も受賞したJ.M. クッツェー(J.M. Coetzee)。翻訳は鴻巣友季子です。

最近読んだ小説のなかで、もっとも面白かったです。
詩サイトで紹介する理由は、この小説が「文学すること/文学の可能性を信じること」について、熱く語りかけてくる小説だからです。
また、この作品のなかで引用される文学作品には詩が少なくなく、親しみが持ちやすいかもしれません。

恋愛や性的な出来事も含まれますから、高校生以上に推薦します。
小説としては読みやすく、前提として必要な知識は、
「南アフリカ共和国はアパルトヘイト政策を実施していた」
と、いう歴史知識だけです。
白人のなかでも先に移住したひとびとについての地位や文化的についての知識も、あればより深く読めるかと思いますが、それを知らない私にも、衝撃的な作品でした。

アラスジなどは知らない方が楽しく読めますが、
知っておきたい方には、東大の阿部公彦さんのホームページにあるレビューを薦めます。

5年前 No.44

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

さいきん読んだ本

「岩成達也詩集」現代詩文庫
「アメリカ現代詩101人集」思潮社
「オセロー」シェイクスピア、ちくま文庫
「ハムレット」シェイクスピア、ちくま文庫
「マクベス」シェイクスピア、ちくま文庫
「蛍川・泥の川」宮本輝
「詩のこころを読む」茨木のり子、岩波ジュニア新書
「眼の海」辺見庸

5年前 No.45

NORANEKO☆IuD8Ld35Dkw ★SOFTBANK=KyZRnpbGhR

アメリカのビート詩人に興味が湧きました。あと、「眼の海」は良かったです。

あと、茨木のり子さんの「詩のこころを読む」は、なかなか粒ぞろいのアンソロジーで素敵です。岩波ジュニア新書はたびたび読みますが、大人が読んで面白い、格好の入門書揃いなので利用しない手はありませんね。

5年前 No.46

森田拓也 ★BqmXDZTCwN_zxH

こんばんは^^

2冊。また、詩の読書会で、使えそうな本。

『日本の現代詩 101』高橋順子

『現代詩の鑑賞 101』大岡信

5年前 No.47

お化け☆JeQ52NIYoPvn ★iPad=taIeNNBQ4r

本。ちょっと前に、本を売ってしまった。「もう読まないなあ」と思った本を売ったつもりなのだけれど「本は売らない方がいいなあ」といま思っている。だからと言って同じ本をもう一度買おうとは思わない。だけど、ちょっとした後悔。後でまた後悔するために売った本を目に付くところに書き残しておく。

レヴィ=ストロース「悲しき熱帯」上下巻

秋月龍「公案」

坂口安吾「堕落論」

ドストエフスキー「悪霊」上中下巻

シモーヌ・ヴェイユ「根をもつこと」上下巻

夏目漱石「三四郎」

司馬遼太郎「この国のかたち」一と二

司馬遼太郎「竜馬がゆく」一から八まで

ウィリアム・H・マクニール「世界史」上下巻

内田百閨u百鬼園随筆」

リップマン「世論」上下巻

中勘助「銀の匙」

4年前 No.48

明日☆f9q.WCnP/xm6 ★Android=5H0Nq4HGfs

雑食過ぎて何をしているのか
何を読んでいるのか分からない。

「横山大観の世界」美術年鑑社

「僕は模造人間」島田雅彦

「パーク・ライフ」吉田修一

「野菊の墓」伊藤左千夫

「尋ね人の時間」新井満

「ニーチェ入門」ちくま新書

「一生分、冷えている」大沢在昌

「地獄の季節」ランボウ、岩波

「まどろみの秋」藤堂志津子

「オリンポスの果実」田中英光

「ロダンの言葉抄」高村光太郎訳、岩波

「ゲーテ詩集」

「バランシン・テクニック」スキ・ショーラー著

「花影」大岡昌平

「音楽」三島由紀夫

「夜のミッキーマウス」谷川俊太郎

「ペテルブルクのバレリーナ」マルチダFクシェシンスカヤ著

「ダンス・バイブル」乗越たかお

「世界の絵本・童話」朝日新聞社

「チャイコフスキー・コンクール」中村紘子

「風の歌を聴け」村上春樹

「野ぶどうを摘む」中沢けい

「孤独か、それに等しいもの」大崎善生


もう11月か。
なんだか悲しくなる。
リハビリ期間。
小説。短いのばっかり。
読む集中を長時間続けるには?
なんかだめだな。
チョイスも意味不明だ。
10月、終わった。

あと茨木のり子さんのあれ、部屋に無残な形で置いてあった。拾った。
ものを粗末にして御免なさい。
今年のヒット小説はヘッセと
私小説なら、窪美澄さん。
まだ今年終わってない。
期待して本屋行こう。
最近占い本見てしまう。なんて乙女。

漫画読みたいな。
面白い漫画。
ないかな。

4年前 No.49

黒髪☆goIK5PGZO9Y ★SllwzbkfTT_xsu

  明日さんへ


面白い漫画、おすすめが2つあります。
『モブサイコ100』ONE
『どうぶつの国』雷句誠

僕はこれらが好きです。

4年前 No.50

明日☆f9q.WCnP/xm6 ★Android=5H0Nq4HGfs

どっちも絵がかわいい、
今日買う。
これから、仕事行かなくては、
昨日の幸せ感薄くなってきたな。

4年前 No.51

黒髪☆goIK5PGZO9Y ★SllwzbkfTT_woD

ディーン・R・クーンツ「ベストセラー小説の書き方」
雑誌「MONKEY」創刊号

を読みました。

一般大衆小説はあまり読んだことがなかったのですが、クーンツはやはりものすごい実力があるようだ。
その、書くことで意味を生み出すこと、全力を傾けて良い作品を作ること、そうした活動を行っている
数多くの作家たちの、「善意」「優しさ」といったものが、すごく癒やされるものでした。

MONKEYは、ポールオースター特集。若き小説家の未発表の断片が、奇想と美しい描写の文章で読ませる。
最前線に触れたいと思っている方におすすめ。

4年前 No.52

@migraine ★Xahmk3ST1r_goM

僕は最近はカフカさんの『城』を読んで居ます、 ――オルガさん、きっと好き。

4年前 No.53

蛾兆 @bolca ★SOFTBANK=squycCFOXc

今月号のユリイカは、なんと!森博嗣特集です!

のみならず!
このところ表に出ていなかった横尾忠則が泣かせるエッセイを書いています!

というわけで、お薦めなり。

3年前 No.54

eez-eh @snappy ★zCWR29dZ2h_cxU

吉岡実読んでみました

3年前 No.55

明日 @asu10 ★zlsAlA98hY_Fyu

どうぶつの国いいね


今一番欲しい本は
プラトンとアルキメデスの立体:美しい多面体の幾何学

3年前 No.56

黒髪 @kurokami00☆goIK5PGZO9Y ★SllwzbkfTT_VrM

賞賛します!
『日本サンタクロース株式会社』有田直央

第二回金のティアラ大賞においての銀のティアラ賞受賞作(「フロムエウロパ」)収録の短篇集。

「寂しくなったら空を見上げればいいんだね…」
 ↑
「フロムエウロパ」より


・キャラクターは柔らかく、作者は子どもの味方。精神年齢が上がるようでもあり、童心の意味を問う作品
が多いように感じられる。尊厳をいかに保っていけるのか、厳しい時代に送る孤独な心のふれあいを
描いているように感じた。

3年前 No.57

森田拓也 @smkxj8 ★bE9lHJeIAo_M0e

今、詩の勉強会で童話詩をみんなでしてるけど、おすすめの童話詩の本がある。

3冊とも「詩とメルヘン」に掲載されていた童話詩を収録されています。

東君平(ひがし・くんぺい)さんの本です。

ぼくは、東君平さんの著作物はほとんど読んだんですけど、以下の3冊が、ずば抜けて良いです。

 *

1、『くんぺい魔法ばなし 風の子供』

2、『くんぺい魔法ばなし 小さなノート』

3、『はちみつレモン』

3年前 No.58

森田拓也 @smkxj8 ★bE9lHJeIAo_M0e

こんばんは^^

ぼくは、工藤直子さんの詩絵本も自分なりにけっこう読んだつもりなんですけど、

・『ねこはしる』工藤直子さん

っていう絵本が一番なんか考えさせられたかなー、って記憶があります。

不器用な猫と寂しがり屋の魚さんの話なんですけど、結末の展開が大人が読んでも感動的な難しさがありますね。

それと、

・『おとうさんがいっぱい』三田村信行(作)、佐々木マキ(画)

散文詩小説みたいな感じの本ですね。対称年齢は、小学校、中・高学年なんですけど、

怖い話ばっかですwトラウマになります。

でもでも、はまる人ははまると思います。

3年前 No.59

とよよん @toyoyon ★iPhone=rp6PSxp2Je

森田拓也さんおすすめ >>58 のなかの、東君平さん「はちみつレモン」読みました。
表題作がやはり良いですが、シンプルな言葉選びなだけに、よりストレートにじんとくるものがたくさんありました。
知らず知らずのうちに、心の蓋を開けられていました。

3年前 No.60

金河南 @kinkanan☆.SsexIS0/ro ★vD2fiN6kZE_scx

先月の勉強会で、森田拓也さんにオススメいただいた
「猫見酒〜大江戸落語百景〜(著:風野真知雄)」
を読みました。
面白かったです。

短編が10話(本の目次では寄席っぽく“十席”)入っており、
ひとつひとつの話が――
もちろんオチもあるんですけど、

聴くほうの落語と同じように、話の中に2〜3か所は必ずクスリとする場所があるんですよね。


たとえば最初の話「ご天寿うなぎ」の中で、近所の友人の女房が、朝、父の命日だと実家へ出かけて行ってしまった愚痴とか

***

「……(略)……ちょいと線香をあげてきますだとよ。しかも、出がけにぽろっと言うには、ついでに浴衣も新調してきますって。ふざけやがって。線香なんざ言い訳に決まってる。この前なんか、家の周りを掃除するついでに、日本橋まで行ってきますだと。ついでに橋から川に飛び込んでこいってえの」

***

掃除のついでに日本橋ww越後屋常連かw

あぁ、そう、この最初の「浴衣も新調してきます」が布石なんです。
ここから「日本橋」とくると「呉服→越後屋」と飛べるんですよ!
こういうのが随所にあって、
ちゃんと連想できるようになってる所も勉強になりました。


布石って大事ですよね。

僕は長めの話を書くときは、伏線・回収、オチなんかを計算して書くんですが
超短編とか、よもや詩なんて、伏線はらないし布石も置かないので、
なんというか、
思い知らされました。

短い中でも布石置いておくと、こんなに面白くできるんだなぁ、と。


森田さん、ご紹介ありがとうございました。

3年前 No.61

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

高橋源一郎の、「非常時の言葉」を立ち読みしました。
そして、これはちゃんと読まねば、と思いました。

ジュネに始まり、石牟礼道子を経て、まどみちおまでぶち抜けます。
もの凄い力業だけど、これは文学史的な達成のひとつで、詩論/文学論として、今後は無視できない評論だと思いました。

2年前 No.62

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

名作『チェルノブイリの祈り――未来の物語 (岩波現代文庫)』の作者、スベトラーナ・ アレクシエービッチがノーベル文学賞を受賞しました。

ぜひ手にとってみて下さい。本物の世界文学ですし、これが未だ滅びてなどいない、本物の『大きな物語』です。
てかもー、文学の魂ですね。作者は鬼です。

※警告に同意して書きこまれました (マナー/リアクション)
2年前 No.63

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

あと、この『チェルノブイリの祈り』は、きわめて詩的な作品です。文学における、美のひとつの形だと思います。

2年前 No.64

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

坂口安吾の『美について』を再読しました。
短いエッセイですが、美のひとつの在り方を鋭く描いています。

『チェルノブイリの祈り』は、正に安吾の語る意味での美を体現した作品でした。

2年前 No.65

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫) | 大沼 紀子 |
第1巻/午前0時のレシピ
検索したら、ドラマになってました。帯には触れてなかったから、ドラマは原作とは方向性が違うとか、なんかしら原作者の納得しないところがあるのかも。

ジャンル的には不思議な小説で、手法は19世紀ぐらいの、デュマとか、ユーゴーとかを思わせるキャラクター小説ですね。
いわゆる『3+1人称』を使いますが、1を誰にするかを次々切り替えていき、『神の視点』を擬似的に再現して群像を描きます。
ラノベの手法だとも言えますな。ラノベが19世紀性格小説的なのでしょうけど。

主題はヤングアダルトだな。
だけど解決法、つまり展開されるドラマは、かなり純文学です。
ユング的な課題をアドラー的に扱います。愛に関する問題を、決断に関する課題として展開した、ビルディング・ロマン、ということだと思います。

面白さとしては、女の作者が描いた『イカす男』群像だということ。
マジでイカしてますから、女性は普通に楽しめるでしょうし、男性としては、大変勉強になります。

2年前 No.66

蛾兆 ★SOFTBANK=1EUZJOYJie

真夜中のパン屋さんは、公式略称をマヨパンというらしい。

四巻読み終わりました。

巻が進むにつれて、ラノベとしての特徴がはっきりしてくる感じでした。むしろヤングアダルト小説なのでしょう。
単一世界観を背景とする児童文学と、複雑な世界観を前提とする大人の文学の中間、という趣ですが、その微妙なミディアムぶりが良かったです。

『何しろ』というフレーズの多用が、印象的でした。
青春期とは、『何しろ』で始まる文の繰り返しによる、自己主張と他者認識の時期なのかも知れません。

2年前 No.67
ページ: 1 2

 
 
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