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【開始】退廃的ルービックキューブに瓦解性を一匙。

 ( オリジナルなりきり )
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死後の世界/謎解き/サスペンス @skyfall12☆l3fAFLxpXTw ★Android=wj8oYSwHFt

 いずれ来る死を待ちわびながら、枯れてゆく花へと贈るオラトリオ。


◯/◯



『ねえ、君はどうして死んでいるんだい?
 いや、君はどうして生きないんだい?
 そんなにここに来たかったのかな___それじゃあようこそ!
 ここが煉獄、花と溶岩と嘘の国。全てが中途の平行線、何もかもが不均衡を保ちながら移動する、この世とあの世の中継点。君は天国行きの切符と地獄行きの切符、どっちを持っているんだい? ___あれ? どっちも持ってないのかい。困ったな。これじゃあどっちにも逝けないよ』



☆/☆



 花に埋もれて死にたいと言って、君は緩やかに病床の餌食となった。現れた死斑は花の形をしていた。君の好きだったダリアによく似ていた。その時俺はこの病床こそが君という花を縛る花瓶だったのだと気づいて、そして。



◯/◎

 謎を解け。君はなぜ死んだ? なぜここにいる? 終わることの無い苦しみでさえ、君をここから引き剥がせない。恐ろしい呪い、祝福とすら言えるその流転、転生。ここにて君の罪は清算される、精算される、生産される。どっちの袋小路へ逝きたいんだい? 言葉に気づけ、この謎を終わらせてみせろ。





『____さあ、彼は何故死んだ?』









【 読んでくださり、お立ち寄りくださりありがとうございます。このスレは『死後の世界で死因を謎解き』、というサスペンスホラーでございます。お気になられましたら、サブ記事までどうかお立ち寄りくださいませ! 】

メモ2019/02/05 00:38 : スレ主☆l3fAFLxpXTw @skyfall12★Android-wj8oYSwHFt

メイン解禁致しました

サブ記事随時更新致します 

現在キャラ同士の交流時間中です

質問要望ございましたら伝言板かサブ記事まで

切替: メイン記事(36) サブ記事 (39) ページ: 1

 
 

スレ主 @skyfall12☆l3fAFLxpXTw ★Android=wj8oYSwHFt

【リンボちゃん/煉獄】



____赤い花が一面に咲いている。

 フォーマル・ディコラティブという万重咲きをしたその花々は、現世では決して有り得ない程濃い香りを発していた。その中で、ウエディングドレスを着た少年が、唇を薄く歪め、毒々しい微笑みを放っている。彼の足下には萎れた青いダリアが顔を出していた。一目で尋常でないと分かる景色と姿、そこいらじゅうを這い回る不定形の泥塊、花畑に沿うように流れる溶岩の川。美しいとは言えない、おぞましいとも言い切れない。しかしどこか目を奪われてしまう光景だ。だが少年の視線の先には、少し違うものが映っていた。
 少年はふんわりとベールをかきあげ、そこに連なる、人の形を保った者達を見つめた。彼らの反応は様々だが、皆一様に自分がどうなるか分かっていない様子だった。それは当たり前だ。少年ですら彼らがどうなるかなんてさっぱり見当もつかないんだから。

「はじめまして、こひつじたち。おはよう、それともこんばんは? まあ良いかな。煉獄にようこそ! そしておめでとう! ここが君たちの凄惨なる清算の場さ。君たちにはあるゲームをしてもらうよ」

 幼気で艶のある声が、朗々と『裁定』のルール説明を述べていく。その少年が自分を『リンボちゃん』と名乗っている事から、『裁定』は死因を当てるゲームだという事、そしてそれをクリアすると解放され、天国か地獄に逝くという事。矢継ぎ早に繰り出される言葉に混乱する者もいるだろうが、どうでもよかった。これが『リンボちゃん』の仕事だ。ドレスの裾をなびかせて、青いダリアを踏みならす。幻想的だが残虐だ。まるで蛙を踏み潰す子供のような。

「っとまあ、こんな感じ。君たちは選ばれたのさ、平たく言うとね。君たちは全員自分を殺した原罪を背負っているけど……カミサマの好意って奴だよ! 良かったねぇ」

 ニコニコと笑って、『リンボちゃん』は拍手をした。それが死を喜ぶものなのか、生を平手で葬るものなのか、彼の表情からは窺い知れなかった。

>>皆様




【 遅くなりました!
 これよりメインを解禁致します。まず最初の数レスは、キャラ同士の交流や、煉獄について、裁定についての情報収集の時間とさせて頂きます! 】

14日前 No.1

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】

 ふと強い香りで目が覚めた。酔いそうなその匂いに気が遠くなりそうになるもぐっと堪え、未だ霞みかがった脳と目を使う。足元にはフォーマル・ディコラティブであろう花が所狭しと咲いていて、その少し先には赤い川と思われるものがある。それだけなら綺麗なのだろうが、花と空を穢すように蠢く泥の様なものがその景観を台無しにしていた。左右には知らない人々がズラリと並び、それぞれが今の状況を理解しようと奮闘しているのだろう。

 景観以外の情報を理解する事を諦めて元々向いていた方に向き直る。そこにはウェディングドレスを着ている少女?少年?がいた。リンボちゃんの話が脳内で絡まり合う。脳の処理が追いつかない、もはや追いつけそうにない。何故死因を当てあわなくてはいけないのか。何故自分がこのゲームに呼ばれたのか。こちらの思考は知ったこっちゃないとでも言うように、幼さと艶やかさが両立した声の主はアップテンポな歌を歌う様に言葉を紡ぎきると笑顔を浮かべた。そして拍手をした。何に対してかは知らないが、何故かいい気がしない。

 だか彼の話が本当で神様がいるならば、もしも天国に行けるのであれば、祖父母に会えるのだろうか。そんな淡い期待と裁定への恐怖を胸にゆっくりと立ち上がる。
立ち上がる時にふと目に入った自分の姿は人と比べられないほど汚かった。虐待と虐めによって大部分が紫や赤色になった肌に傷んだ白髪。誕生日プレゼントに貰ったものが彩を加えてはいるものの、やはり傷の自己主張は抑えられないようで。ちらりと他の人を見ると綺麗な肌と髪の持ち主ばかり。あぁこんな姿を見られたくない、その想いが強かったのか2本後ろに下がる。

「こひつじなんて可愛いものじゃないのに…こんなに汚いのがこひつじだなんて、同じ呼び名の他の人が可哀想だよ」

 『こひつじ』という可愛らしい響きの言葉は似合わない。自分を嘲笑うようにポツリと呟き、自らを抱きしめるように腕を回した。

>>all様


【メイン解禁おめでとうございます!寝ぼけ頭で雰囲気を壊さないようにビクビクしながら書きました。絡みにくいとは思いますがよろしくお願いします。そもそもここは絡まないだとか、まだ載せるなボケェとかだったらすみません!すぐ消します】

14日前 No.2

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】

強い、花の匂いでを目を覚ました。未だにぼんやりとしている頭では理解できないが、自分は死んだはずでは……、と思いながら体を起こす。あたりを見渡すとフォーマル・ディコラティブと呼ばれる花が咲いていた。
「この、はな……こんな強い匂いだったかしら……」
ぽつりと呟いた声は紛れもなく自分の声で、死に損なったのか、それともここは地獄なのだろうかなんて思考をめぐらせながらあたりを見渡す。
辺り一面に綺麗な花が咲いているというのに、周りの景観がせっかくのきれいな景色を消していた。花や空を消すようにウゴウゴと蠢く泥状の何か。向こうの方には川、なのだろうか。赤い液体状のものが流れていた。
景観を理解する前に、前の方から少年か少女ぐらいの幼い声が聞こえそちらに振り向くと、どちらともつかない姿でウエディングドレスをきた人がたっていた。それ、はリンボちゃんと名乗り、矢継ぎ早に自分たちがここにいる理由を話、ゲームのルール説明をし始めた。

そのルールを理解すると共に、頭に血が上るのが分かった。自分は死んでまで、完璧を求められなきゃ行かないのか、と。こひつじ、とよばれてまで完璧にしていなくちゃいけないのかと。頭がぐしゃぐしゃになりそうで、誰かと話そうと思い、近くにいた人に声をかける。
「……ねぇ、あなたもこのゲームの参加者、なのよね。……体調悪いのかしら?」

声をかけた人は自分を抱きしめるように腕を回していたからそう問いかけたのだが。

14日前 No.3

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【途中送信申し負けないです。上のは>>矢坂千鶴様、all様になります……!!】

>>all様

14日前 No.4

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

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14日前 No.5

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 榴ヶ岡エリカ / 煉獄 】

鼻腔を擽るなんて柔なものではない、鼻腔を殴り抉られるような匂いで、目が覚めた。パチリ、とおめめをひらいた。(あれ)私、今まで何をしていたんだっけ? 少なくとも、この豪華で真っ赤なお花畑にはいなかったと思うんだけど――でも、(でも、このお花は、匂いはきついけど、とっても綺麗で、幸せになれる)へにゃ、と顔を緩める。常に幸せしか覚えない女だけど、だからこそ、というべきか、意味不明な状況でも、このお花に幸福を感じられた。
よっこらせ、と起き上がり、正座を崩したような――所謂、女の子座りといわれる体勢になって、周りを見渡す。此処にいるのは、自分だけではなかった。数人の少年少女たち。これはどういうことかな? と首を傾げていると、ウェディングドレスを纏った少年(少女かもしれない)が、朗らかに口を開いた。

(こひつじ? れんごく? ゲーム? さいてい? 死因? えっ、死因って――私、死んだんだっけ?)

意味を理解できないままそれでもじっくり『リンボちゃん』の話を聞いていると、理解は不能であるものの意味がわかり、スルー出来そうにない単語が、耳に飛び込んできた。
死因、ということは――自分は、死んでしまったのだろうか? まったく、まったく覚えがないけれど……無視できないワードだっただけで、ソレに異様なまでに驚くことはなかったし、実際自分以外の人間もそうだった。だって、死んだとか生きてるとか関係なく、今、私はこのお花に包まれて、幸せなんだもん。それなら、生きてようが死んでようが、この世だろうがあの世だろうが、天国だろうが地獄だろうか――煉獄だろうが、かまわない。あぁでも、『裁定』とやらによって天国か地獄か決まるのなら、天国に行きたいなぁ。天国は、幸せなところだから。
なんて、幸せになりたい――否、幸せでありたい一心で、そんな風に『こひつじ』である自分を認める。
認めて、いちばん近く――目の前にいた『こひつじ』の少女に、満面の笑みで、とりあえずと話しかける。

「――キミの髪、ふわっふわで綺麗だね! 私、榴ヶ岡エリカ。キミの名前は?」

赤っぽく茶色っぽいけどどちらでもない色の髪を下ろした、なかなか奇抜なスカートの丈の制服を着用している少女に、エリカは場違いな明るさの声のトーンと表情を向けた。


>>比丘形鸞さま、allさま

【メイン解禁おめでとうございます!】

13日前 No.6

@itxmm☆OxYUdDLLJjM ★iPhone=O46U9oTb94

【 西条 踵 / 煉獄 】

 ────ねえ、アンタは、オレを愛してた?

 最後に視界に映ったものはなんだろう。愛すべき我が学び舎か、憎らしいほど美しく輝く黄金の満月だったか、或いは、己を包む紅だったか。もしかしたら、あの紅が染めたのは己ではなくて校舎の方だったのかもしれない。嗚呼、なんだか、「月が綺麗ですね」と頬を紅潮させて微笑んだ“貴方”の声音が酷く愛おしくて憎らしい。
 鼻腔を擽るこの強烈な匂いは、“彼女”の柔い笑みと酷く似ている。それと同時に、“あの時”の強烈な愛おしさにも近い絶望とも似ている。
 横たわる自分を包む柔らかなものは一体なんだろう、そんな気持ちから踵は思い切り息を吸い込んだ後にゆっくりと目を開けながら腰を起こす。
 本来であれば、その異様な景観そのものに目を奪われるのであろうが、それよりも先に、踵の目に真っ先に映ったのは“ウェディングドレス”そのものだった。それを着ているのが誰かなんてどうでもいい。周りを囲むのがなんなのかもどうでもいい。
 ただ、その衣装そのものに、踵の背中にはゾクリと吐き気、眩暈にも近い悪寒が走る。急速に乾いた口の中が気持ち悪くて、生唾もなにかが引っかかってうまく飲み込むことを許さない。ドクドクと動くはずのない何かが早鐘を打ち、踵の口からは出てくるはずのない何かが出てきてしまいそうな気持ちだった。
 全身に走る気味の悪い汗、同様に走る気味の悪い悪寒、そして気を紛らわすために動かした視界の気味が悪い異様な景観、何を見ても気味が悪い。自分は死んだはずなのに。気味が悪い。気味が悪い。気味が悪い。君が、悪い。

 踵が呆然としているうちに、ウェディングドレスを纏った「リンボちゃん」はあっという間に話を進めてしまい、微妙に思考が追いつかない中でも、なんとか踵は説明されたことと現状をゆっくりと噛み砕く。と、言えども、やはり彼の目にはウェディングドレスが強烈に映り、噛み砕いたつもりでも何も理解できていない可能性もあるが。目を開いた瞬間の絶望の追い討ちで気が狂いそうになったが、なんとかそれを我慢した自分を讃えてやりたい。
 寝転がっていたことで乱れた前髪を軽くちょちょいと治すと、首にかかったシルバープレートのネックレスを見ることなくゆっくりと人差し指で撫でる。

 「……あ」

 どうしようかと目線を動かしている時、不意に自分の家にいたペットのことを思い出して思わず声が漏れる。普通よりも体の弱いあの子は、自分のいなくなったあとの世界でもちゃんと生きていくことができているのだろうか。
 自分と同じ“踵”のあの子は、“きびす”は、自分が居なくとも生きていくことができているのだろうか。それだけがどうも気がかりで、踵は周りに声をかける間も無く、ゆっくりと再度寝転がった。
 否、“彼女”のことを考えないために、気がかりなフリをしているだけなのだ。絶望のあまり発狂するような元気も残っていないのが幸いか。死に切ることも自分には許されていないのか。赦されていないのか。嗚呼、悲しい、悲しい。嗚呼、苦しい、燃えるほど、焼けるほど、妬けるほど、悲しい。
 今だけは、この気持ち悪くなるほどのこの匂いに甘えてしまおう。もう少し気持ちが落ち着いた時に、自分も周りと溶け込もう。大丈夫、焦る必要は何もない。自分はきっと、上手くやれるから。今まで、上手くやってきたから。上手くやってきた、はずだから。何も、不安になることはない。
 寝転がった目前に広がる青い華。それから発せられているであろうその匂いに、踵の目尻からは、己の意思とは反した生暖かな水滴が溢れた。

>>All様


【 メイン解禁おめでとうございます! 絡みに行くか悩んだのですがAllで失礼します! もしかしたらその内絡みに行くかと思われますのでその際はお相手していただければ幸いです〜〜!! 】

13日前 No.7

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

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13日前 No.8

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】

 気持ち悪い。匂いに酔ったようで頭がクラクラ、胸がグルグルしてきた。リンボちゃんに頼んで少しでもいいから花の匂いを抑えてもらうか、ガスマスクのような物を貰えないものか。きっと無理なので慣れる事にしよう。……慣れなそうな気配がないならば、嗅覚が麻痺するのを願うしかない。それが(あるならば)ティッシュのような物で鼻を塞ぐか。

 匂いと理解し難い現実が混ざって歪んでいる思考に1つの波紋が広がる。脳内に落とされた小石は1人の少女の凛とした声で。霧が晴れるようにとは言わないが、ある程度スッキリとした気がする。

「えっと、うん、はい。その私も参加者?らしいです。でもなんでこんな事を……。体調が悪いというか、この匂いに酔ったみたいで。それに私は『こひつじ』なんて可愛いものじゃない、こんなに汚いのがこひつじだなんて有り得ないのに…」

 こちらを向いているのだから私に話しかけているのだろう。その問いに対してタメ口と敬語の混ざった口調で答え、少しでも刺激が減ればと鼻を押さえるように右手を動かす。その動作が終わるのを合図に微かに口角を上げる。うまく笑えているといいのだが、生憎それを確認する方法が相手の反応以外無い。彼女と話したことで多少はマシになったものの、未だ微かに震える肩は無視をしておこう。

>>及川涼音様、all様

【絡みありがとうございます!よろしくお願いしますー!】

13日前 No.9

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】

「……匂い、ですか。確かにこの匂いは少しきついかもしれないですね。……ハンカチでも持っていればよかったんですけれど、いまあいにく持っていないみたいで。すみません」

彼女の言葉に涼音はあたりの匂いを嗅ぐためにスンとする。たしかにこの匂いはきついかもしれない、なんて思いながらポケットの中を確認する。どうやらハンカチの類は持っていなかったみたいで、持っていたら貸せたのになんて思いながら謝罪の言葉を述べた。彼女の言葉はどこか自虐的でまだ震えが止まっておらず、笑顔もどこかぎこちないような気がした。
「こひつじ……ねぇ。似合う、似合わない、とかこひつじかどうかはともかく……。私は今のあなたが汚いとかはおもわないわ。頑張って生きた証だもの。リンボちゃん……だったかしら?あの子の言うこひつじ、っていう定義がわからないからなんとも言えないけれど」

涼音はちらりと彼女を見ると、見るだけで悲しく、苦しい思いを今までしてきた、ということが分かる。少し悲しげにしながら彼女に言葉を投げかける。
彼女が落ち着いてくれればいいな、と思いながら。
自分も彼女と話すことで少しづつ落ち着いてきているのは確かなのだから。

>>矢坂千鶴様、all様

【先程は申し訳なかったです!!改めまして本編開始、おめでとうございます!久々なので至らぬ点等あるかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します!】
>>all様

13日前 No.10

緑酢 @karasu1010☆TyGLtXpsS1g ★0gkYBdXyN1_lXe

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13日前 No.11

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】

 ポケットをガサガサと探る目の前の少女。その後の言葉から匂いにという単語に対してハンカチを探してくれたらしい。そしてその後に紡がれた『汚いとは思わない』『頑張って生きた証』という言葉。初めて向けられたその優しさに胸が温かくなる。カイロのように温かくなるのではなく、どちらかというと傷に染み込むかのように。苦しくない痛みと共に温もりがじんわりと広がった。

「……ありがとう、ございます。初めて祖父母と姉以外に汚くないって言われて、それがこんなに嬉しいんだって。幸せ、多分今とても幸せなんだと思う。ありがとう、綺麗なお姉さん」

 張り詰めた糸が切れた気がした。彼女の言葉で氷が解けるように、ゆっくりと自分の中のわだかまりが消えた。感謝の言葉が浮かんで消えるという新たな混乱の中で感謝を伝える。上手く言葉に表せていないけど、どうか伝わりますように。そんな願いを込めて発する。そしてもう一度、今度は綺麗に笑う。目頭が微かに熱を帯びてるだなんて知らない。それよりもお姉さんと言っておきながら同世代だったらどうしよう。

「この香りは時間が経てば慣れるか、嗅覚が麻痺するかで対応出来るようになると思う……といっても時間がかかりそう…………」

 スンッと鼻を鳴らして周りを見渡すと、何人かでコミュニケーションを取っているのが見える。初めて会った人とは自己紹介をするんだよ、という誰かの言葉が浮かんだ。そうだ自己紹介。1番最初かその次辺りに行うものをすっ飛ばしてた、それはいけない、とてもまずい。

「あっと、自己紹介まだだったね。私は矢坂千鶴。もしよかったらお姉さんのお名前、聞きたいな」

 少し前までの沈んだ雰囲気を少しでも壊せるように、遠くへ押しやれるようにと、少しでも明るい声を出す。それで彼女の少し悲しげな部分が癒せるように。

>>及川涼音様、周辺all様

13日前 No.12

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】
「……お礼なんて……、いらないです。私は事実を述べただけですから……。それに私は綺麗じゃないですよ?」

彼女の言葉にほんの少し驚きの表情を見せながら言葉を紡ぐ。綺麗だ、という褒め言葉を素直に受け取れない訳では無い。むしろ、嬉しいと思うべきなのだと思いながらもそれでも、喜べなかった。慣れていないのだ。そういう褒め言葉に。
彼女の言葉に少し気恥しい気持ちになりながらもう一度鼻をスンとならしながら辺りを同じように見渡す。おなじこひつじ、と呼ばれる立場なのだろう。数人の人が目を覚まし、コミュニケーションを取っていた。それにしてもこの匂いはどキツイ。実に慣れたくない匂いだ。
「そうですね。嗅覚が早く麻痺することを願うだけね。……本当に完璧な人ならこんな匂いも気にはならなかったのかしら、ね」

彼女の言葉に軽く頷きながら口を開く。生前、自分は完璧な自分を強いられていた。本当は完璧ではないからこそ努力を惜しまないで。だけど、それは本当に完璧とは言えなくて。最後な本当に完璧な人なら。その言葉は蚊の鳴くような声で呟く。どうか、相手には聞こえていないことを願いながら。
「あ、そう言えばまだしていなかったですね。私の名前は及川涼音って言います。八坂さん、よろしくお願いしますね。それから……お姉さんって呼ばなくてよ大丈夫ですよ?」
相手が自己紹介をした事でこちらもようやく自己紹介をしていなかったことを思い出す。同じように自己紹介を挟んでからずっと気になっていたお姉さん呼び。どうにも慣れなくてさ擽ったくて仕方がなかったので、この際おもいきって言ってみることにする。さて、相手がどう反応するかな、なんて思いながら。

>>矢坂千鶴様、all様

13日前 No.13

坂本琴音 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【坂本琴音/煉獄】
だいぶ濃いめの花の香りがし、目を覚まし、これまで自身のいた場所とは何かが違う。こう思いキョロキョロと、辺りを見回す。そして、リンポちゃん?のいう言葉のいくつかに少し疑問は持ったが、死因。ということは自身はやっぱ死んだんだなと、再確認した。そう、あの日、あの橋にて、人生そのものが嫌になり自身は誰にも気づかれることなく14歳2ヶ月という人生は終わったのか。と、思う。
それよりも、こひつじ、と、しかも『たち』と言ってることから、それは、自身を含めた誰かいや、ここにいる人に対して言ってるものだと思いながらに、それにしてもだ。裁定とはなんだろうか。というか、こういうことを考えながらにそれにしても、ここは安心できるなと改めて思って

裁定について、聞かされると、自身の考えとしては希望なら天国だが、行き着いた場所が、自身のあるべき世界だ。と、思っており
→all

12日前 No.14

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

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12日前 No.15

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

【 比丘形鸞 / 煉獄 】

 一筋縄でいくとは思っていなかった。だって目の前の少女は自殺した直後にも関わらず天真爛漫なのだ、そんなの絶望に呑まれ切って壊れているか絶望を狂気で覆い隠しているかのどちらかに決まっている。けれどまさか、いきなり「幸せそうじゃない」なんて断定されるとは。いや、実際に幸せではないからエリカの言い分は寸分違わず正解ではあるのだが。普通そんなの、感じ取ったって口にするのはもう少し間を置くだろうに。
 頬を微かに引き攣らせ、しかしそれを相手に気取られる前に即座に修正。元の完成度の高い笑顔をなんとか零コンマ数秒でこさえ直す。……らーちゃん。そういうあだ名で呼ばれるのは別に良い。友達とか殆ど居なかった生前だ、そういう仲良しっぽい呼び方はむしろ心が甘く擽られて嬉しいとさえ言えよう。こっちもエリたんとかあだ名で呼び返すべきかな、などと迷う気持ちも湧いてこよう。
 だが。けれど。だとしても。初対面で幸せについて説かれるイベントの謎の威圧感は、その嬉しさを上回ってなお健在なのである。

「い、嫌じゃないわ。らーちゃんで大丈夫よ」

 ひとまず先にそれだけ返す。台詞が無いまま時間だけ経過させると彼女をスルーした形になってしまうから、とりあえず返せる部分から返して行くことにしよう。
 ……と決めたは良いものの、問題はその返せる部分があだ名関連にしか無いことだ。どうして幸せそうじゃないか、なんて本音で真正直にあけすけと語れば内容があまりにも××(ピー)で××(バキューン)で××(伏字)で××××(放送禁止用語)で××××××(御禁制)すぎて周りの空気まで固まらせること必至である。あとめちゃくちゃ長くなる。これが原因で死にました、ではなく、これがこうしてこうなった挙句にこんなことまで起こって死にました、な人生だったから。そりゃあ説明するとなると軽いSS並の文章量だ。しかもバッドエンドどころかバッドスタートまで完備したものっそいクソ鬱SSである。初対面の幼気な少女に読み聞かせられるか。

「お花は好きよ。ええ、好きなはずだわ。買ったことは無いけど、貰ったことはあって……別に嫌な気持ちにはならなかったから」

 エリカにほっぺたを両手でムニムニされつつ、それを振り払うでもなく光属性然とした笑みを取り繕い続ける。内心は戸惑い気味だ。なにぶん生きている間には出会ったことのないタイプなもので耐性が上手いこと付いていない。近いのは新興宗教の勧誘をしてきた目付きが危うげなお姉さんだが、そのお姉さんとだって目的が宗教勧誘と気付いた瞬間即効で逃げおおせたので経験値に含められるほどの会話をしていないのだ。死んでからこんな出会いがあると知っていれば、もうちょっとあのお姉さんと長めの会話時間を設けておいたのに。なんだかしくじった気分である。

「アタシはね、ファッションとかコスメとかスイーツとかのお話が好きよ! ね、エリカも女子高生か女子中学生のどっちかでしょ? 化粧水って何使ってた?」

 結局、幸せ云々には答えず他の質問に答えることで話をはぐらかす方向に持って行くことに決めた鸞。エリカは不思議ちゃんっぽいしきっと杜撰な作戦でも成功するはずだとタカを括っているが、『煌めく深淵』とでも表現したくなるエリカの真っ黒いのにやたらとキラキラした瞳に見つめられていると、すぐさまこの作戦は失敗するような気持ちも浮かんできた。目力が凄い。知り合いにそんなのいないけど、たぶん眼力だけで相手に催眠術がかけられる人ってこれくらいの目力が必要なんだと思う。

>榴ヶ岡エリカ様&ALL様

12日前 No.16

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9


【渡空飛燕/煉獄】

『 飛燕どうだった…? 』

『 早く退院して学校に戻ってこいよ…! 』



『……オレは忘れたくねえ…今オレの心の中にある、この嬉しい気持ち…そして、いままでの皆との思い出を忘れたくねえよ…!』



『 じゃあな … 』プスッ



……………

過去の走馬灯だろうか、目を閉じている飛燕は今までの中でも最も幸せだった一部分が夢として再生されていた。飛燕は人とはなるべく関わらない、関わる機会があったとしても距離を置いていた。親しさにも限度があった。それはなぜか。困るからだ、死にたいと思ってる人間が死ねなくなったら。

そして、そんな走馬灯は薄れていき…

「 ……!…ん… 」

このままずっと寝ている勢いであったが、幸い?にも周りから漂う良いニオイと言えばいいのか、はたまた臭いニオイと言えばいいのかわからない濃いめの花の香りがすると、閉じていた目をゆっくりと開く。

「ふわぁ…っ、…何処だここ」

あくびをする飛燕。明らかにこれまで自身のいた場所とは違う。むく、と身体を起こすとキョロキョロと周りを見渡してみる。やはり、見たことも来たことものない場所だ。

「(確かオレは病院にいたはずだが、…いやそれ以前にオレは死んだはず。)」

となると、ここは死んだ者達の魂が来るようないわゆる黄泉の国なのか?場所的に考えると明らかに天国じゃなくて地獄のように見えるが。そしてそんなことを深く考えることなく、そのまま周りの者たちの話に加わるように裁定についての話を聞く。が、正直自分にとって行く先は天国になろうとも地獄になろうとも特に興味はなかった。いま興味があるのは死んだはずの自分の存在とこの世界に対する好奇心。

≫all

11日前 No.17

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】


 綺麗じゃない。その言葉は容姿にかかっているのか心にかかってちるのか、それともただの照れ隠しなのか。千鶴は涼音では無いので真意は分からない。けど、それがもし容姿か心にかかっているのであれば、それは否定したくなる。理由は簡単、千鶴がそう思っていないから。

「綺麗だよ…?もしその”綺麗じゃない”が見た目か心に対して言ってるなら否定しよっかな。だってとても綺麗なサラサラした黒髪だもの。夜空のような黒、母なる大地の様な茶色、薔薇の様な赤、月のような淡い黄色……目は隠れててよく見えないけど、きっと澄んでいて美しいのね。それに、私に声をかけてくれた。それだけで優しい人だよ」

 自分で言って恥ずかしい。照れ隠しなのか少し下を向いて話す。軋む体を動かすのは辛いけど、動かないと別の意味で体が痛い。隣の彼女からポツリと聞こえた完璧な人という発言は聞いていなかった事にしよう。誰にだって聞かれたくない過去の1つ2つはあるものだ。でももし彼女が両親に好かれているのなら、私はどう思うのだろうか。羨ましいと思うか、大変だったんだと思うか、口惜しいと思うか。もしかしたら妬ましがるかもしれない。その時にならないと分からない事で思考が埋まりそうになるのを、頭を軽く振ることで回避する。落ち着けと言わんばかりに深呼吸をして、痛むけど我慢して伸びをする。

「涼音さん、ね。うん、素敵な響き。改めてよろしくね、おね……じゃなくて涼音さん」

 涼音さんにするか、涼音ちゃんにするか迷ったが、歳上だった時の為にも、お姉さん呼びしてた事も含めて『さん』にしておこう。そう思ってもずっとお姉さん呼びしてたため口からポロリと出そうになる、のを(少し口から出ていたが)抑えて名前呼びをする。この異様な場所でこんなに心が落ち着くのはきっと、両親やクラスメイトが居ないこと、しっかりと話をしてくれる彼女がいるからだろう。


>>及川涼音様、all様

10日前 No.18

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 榴ヶ岡エリカ / 煉獄 】

らーちゃんで良いと言ってもらえて、ふふん、と自慢げに目を細める。出会うすべての人にあだ名をつけてると言っても過言ではないけれど――あぁでも、ちっちゃい頃はさっちゃんとよしちゃんのこと、普通に呼んでたっけ? 兎に角、基本的にはあだ名で呼ぶことにしているから、もし却下が出たとしても、呼び続けていたかもしれない。それで幸せでは無くなるというなら、勿論やめるけれど。

「うん、大正解! 私は女子高生だよっ! 華の17歳! ーー良かったぁ、らーちゃんにも好きなものあって! そっか。お花とー、ファッションとー、コスメとー、スイーツかぁー! ……あ、えっとね、私の化粧水はぁっ、ハトムギ! お母さんが買ってきてくれたんだぁ♪」

自分の年齢を明かすと同時に、パッと相手の頬から手を離し、今度は両人差し指で自分の両頬を突く。突いて、にぃーっと笑った。目を細め、八重歯だけでなく綺麗に並んだ全ての歯を見せて、笑った。そういうちょっとあざとい動作を天然でやってみせるのが、エリカという少女である。
化粧水に関する問いもまたあざとい。幼い自分かわいいアピールに見えなくもない。お母さんが買ってきてくれたって。そういうのを恥ずかしがるのが女子高生だろう――目の前の女子高生の親が、どれだけ不幸を凄惨に生産したかも知らず、エリカはどこまでも無邪気に話した。

「私、らーちゃんが好きなものについては、あんまり詳しくないけど――でも、らーちゃんが私に話してくれて、それで幸せになれるなら、いくらでも聞くよ! 質問もできるだけ答えるし、おしゃべりするだけで私は幸せだから、らlちゃんにも幸せになってほしいの! だから、いっぱい好きなものの話しよっ?」

細めていた瞳を開き――というよりは、かっ開き、爛々と煌めかせる。頬を突いていた人差し指をしまい、グッと拳を作ってガッツポーズしてから、まっすぐと鸞の顔を見て語りかける。口を開けば開くほど宗教勧誘みたいな女だ。宗教勧誘っていうか、意見の押し付け。ある意味自分が思う通り動いて欲しいだけの人間でしかなかったりするのだ。かわいい見た目に騙されるな。

>>比丘形鸞さま、allさま

10日前 No.19

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

【 比丘形鸞 / 煉獄 】

 やはりエリカは女子高生という認識で間違っていなかった。17歳なら一つ上の学年か。しかし何だろう、先輩という感じが少しもしない。むしろ後輩感すらある。本人も気にしなさそうだし、このまま敬語でなくため口で通させて貰うとしよう。今から丁寧な口調に切り替えるのは妙な引っ掛かりがあるし、何よりエリカの性格とテンションを鑑みると親しげな口調のほうが話が進みやすそうだ。出会って一分足らずでの印象なのでもちろんこれから反故になる可能性は高い。しかし現時点ではそう感じる以上、現時点ではそう見做すのが正解である。

「へぇ、ハトムギかぁ。良いよねアレ、私も500mlのをボディにばしゃばしゃ使ってからクリームで蓋するタイプ! さすがにスキコンくらいの値段になると顔用にしちゃうけど、定番のナチュリエとかは安くて大容量でお財布に有り難いからついついあちこち塗りたくっちゃう。同じ価格帯のプチプラ化粧水でハトムギ以外なら、後はアタシ、日本酒とかのも結構好きだったわー。ポンプ式ってやっぱ便利よね」

 “お母さんが買って来てくれた”。普通の女の子なら経験して当たり前の出来事を口にするのは悪いことではない。この場合に悪いものがあるとすれば、それは当たり前の経験すら手にしたことのない鸞の『育ち』が『悪い』。だからエリカの台詞にちくりと痛む己の胸は無視する。なに、生前とてよく在ったこと。今さら平気だと思い込むことに支障は無い。臭いものには蓋をせよ。とびっきりの分厚い鉄蓋を。さすれば嫉妬は見えなくなって、羨望と情景も地下深くに。
 あどけない仕草で笑うエリカを見て、こちらもニコニコと朗らかに笑う。それにしても彼女は歯が綺麗だな、どこの歯医者さんでホワイトニングしているんだろう、なんて逸れたことをわざと考えれば、心の平穏はそれなりに保てる。空想こそは全人類に共通する楽園だ。どこにも実在しないからこそ、誰でも簡単に手に入れられる。

「うふふ、ありがと。エリカったらとっても元気な女の子なのね。アタシ16歳だからエリカのほうが年上なのに、年下の女の子とお話してる気分になるわ。――そうそう。いつまでも二人で話し続けるのも楽しそうだけど、ここには他にももっとたくさんと子達がいるじゃない? そっちにも話しかけに行ってみない?」

 エリカの目付きがますますの輝きを以てガン開かれたのを皮切りに、鸞はとうとう他の面子も彼女のペースに巻き込むことを決意した。自分一人で相手していてはいつかボロを出す。この際、もっとヤバいのとぶち当たっても化物には化物をぶつけんだよ精神で受け入れるので、是非とも第三者をフリートークに招待したい。
 自然を装ってさりげなく視線を外し、エリカと自分以外のこの場の面々にさっと目を配る。メンタルが危ない方向に凄そうだなとあからさまに直感できてしまうのは、向こうで悪人と地獄について一人論じている青年。しかし彼はあまりにもアクが強すぎて、こちらもこちらでアクの強いエリカとぶつけた場合ビッグバン的な超反応が発生しもっとヤバいことになってしまう可能性があった。故に別の人材を探す。
 傍らにいる別の二人組は仲良く話し込んでいてお邪魔するのも悪いし、十中八九で人間じゃなさそうなリンボちゃんに美容の話を振るのはさすがに場違いすぎて無理だ。となると、黒髪赤メッシュの青年か英字のパーカーに袖を通した青年の二択。……後者の青年は目尻に涙が伝っている。そこにハンカチを差し出す形で話しかければ自然に会話に混ざって貰えそうだ。よし、そうと決めたらすぐさま行動に移そう。

「あの。大丈夫かしら? 涙、そのまま乾くとこびり付いて剥がす時に痛くなっちゃうわよ?」

 制服の内ポケットから取り出したラデュレのハンカチ――たまたま入っていて助かったしなんならポケットティッシュも一応存在していた――を泣いている青年に駆け寄ってそっと手渡し、演技2割で本音8割の心配そうな表情も向ける。
 リンボちゃんの台詞から察するに彼も自殺して煉獄に来たことは確定済みで、そんな人間が目の前で涙を流し無言で呆然自失しているのだ。さしもの鸞とはいえ素で彼の精神状態を憂慮しても不思議ではあるまい。

>榴ヶ岡エリカ様&西条踵様&ALL様

10日前 No.20

坂本琴音 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【坂本琴音/煉獄】

ここでボーッとしてたらば黒髪と赤の髪(割合にすると8対2くらいだろうか?)の、青年が、その場が何処か戸惑ってる様子それを見ると、
「(そりゃそうだよな。私もわかんなかったんだから。)」
こう思いつつ

自身が人を拒絶するように相手も自身を拒絶するだろうな。と、期待はせずに
「ねーほんと、どこなんだろねってか、君もきたばっかなんだね。」

自身は死んだのになんで生きてるのか、生を宿してたとしてもどちにせよいいことが、全くなしなことなんてもう嫌だとまんざらでもないような風に思っており過去のこと思い出し

『はぁー疲れた死んで楽なろトン(父)にはこれが誕プレとかマジ申し訳ないけど』

こう最後にボソっと言い、父親の誕生日に身を投げた記憶もある
彼女が覚えてるのは、ただ、心霊現象多発地帯でもあったあそこから投身自殺すれば似た境遇の人がいるはずと、死後世界に興味あったというとこだ。
もしかしてここが、その例の噂の死後世界とやらなのか?と、思いながらに
→飛燕、all

10日前 No.21

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 榴ヶ岡エリカ / 煉獄 】

鸞が明朗とした様子で語るのを、にっこり笑顔とガッツポーズをキープしたまま聞く。どうしてわざわざキープするのかというと――(うん、よくわっかんないや!)よくわっかんないからである。エリカは、母にちゃんと保湿しなさいと買ってきてもらったものを、じゃあ使う〜と適当にやってるだけの人間なので、元より美容に興味はないのだ。だから、鸞の話すことはよくわっかんなかった。よくわっかんないけど、(けど、らーちゃんがたのしそうだから、いいよ)彼女が少しでも幸せになれたなら、それでいい。あ、でも日本酒の化粧水はわかる。お母さんがハトムギと一緒に買ってきたけど、私はなんか匂いが苦手だからってお母さんが使うことになった気がする。

「うんっ、よく言われる! クラスの子もエリカは妹みたいだよねって言ってたよ! そっかぁ、らーちゃんは年下だったんだね……すっごい落ち着いてるから、年上かと思っちゃった! ――うん、いいよ! らーちゃんがそうしたいなら、私はだいさんせーい! みんなで一緒に幸せになりたいもんねっ」

鸞の提案に笑顔で即答し、彼女の視線の先へ自分も眼を向ける。(みんながみんな『本当に幸せ』とは言えなさそうだなぁ)なんて。見た目の幼若さからは想像できなさそうな失礼きわまりないことを考えながら、他の面子をジロジロと不躾に見つめる。自殺してんだから全員そりゃ幸せじゃないに決まってる――というのは、エリカの中では考えられない。生死と幸せかどうかは全くの無関係だ。これは自分が煉獄にいる間はずっと思い続け感じ続け考え続け語り続けるつもりである。
鸞のアクションを待っていると(あくまで、自分は鸞を幸せにするために動いている途中なので)、彼女は泣いている青年へハンカチを渡しに行っていた。これは有難い行動だ。彼は泣いていて、この中でもとびきり不幸そうであるから――いやいや本当、どこまでも失礼なことを考える女だ。

「はじめまして! 私は、榴ヶ岡エリカ! キミ、どうして泣いているの? なにか悲しいことでもあった? 今ね、らーちゃんの好きなものの話をしてたの。キミも一緒に好きなものの話をしよっ! 私はね、『幸せ』が好きだよ! 世界中のみぃーんなに幸せになってほしいんだぁ! 勿論、キミにも!」

いつまでも握りしめていた拳を開き、手をおろし、やっとこさ立ち上がると、自分もパーカーの青年の方へ走り寄る。走り寄り、自分はハンカチを持ってはいなかったので、代わりに自己紹介をする。相手に質問を投げかけているというのに、全文章が強烈な自己紹介になっている。

>>比丘形鸞さま、西条踵さま、allさま

10日前 No.22

@itxmm☆OxYUdDLLJjM ★iPhone=O46U9oTb94

【 西条 踵 / 煉獄 】

 踵が虚ろな瞳でぼんやりと青い華を見ていたところ、不意にかけられた声に数テンポ遅れて思わず踵はゆっくりとそちらの方を見る。
 踵が一番最初に目に付いたのは、所謂世間一般で言われる、いや、世間一般で評価される以上に整った顔立ちの女の子で、随分と可愛がられて育ったんだろうなぁ、と的外れも甚だしい事を考えながら、ぼんやりと今しがた彼女が言っていた言葉を頭を働かせて考え直しながら、彼女の手にあるハンカチとポケットティッシュを見て、柔く笑う。
 ゆっくりと体を起こしながら「ありがとう」と言いかけたところ、彼女の後ろからは更に彼女と同い年くらいだろうか? とにもかくにも、彼女もまた随分と可愛がられて育ったんだろうなぁと信じて疑うことのないほどの可愛らしい少女がやってきたところで踵の口は噤まれる。
 それにしても、この後からやってきた彼女も彼女で自分のことを気にかけてくれているのは分かるのだが、如何せんぼんやりとしていた踵の頭が彼女が何を言っていたのかきちんと理解することには多少時間はかかったが、踵は概ね2人は自分のことを気にかけて此方に来てくれたのだろう、という事を理解した上で、今までの頭も心も占めていた思考を全て取っ払って、先ほどまで涙を流していた人間とは到底思えないほどの笑みを浮かべる。

 「あんがと! エリカちゃん、と……ええと……アンタ! 悲しいコトとかはねぇよ? ちょっと何が何だかよくわかンなくて疲れちゃってたっぽい。ほら、ボケーッとしてたり欠伸したりすると無意識で涙出ちゃってる時とかあんじゃん? そんな感じ!」

 名乗っていたので辛うじて後から来た少女、榴ヶ岡エリカの方の名前はわかった。しかし、先に声を掛けてくれた彼女の名前は名乗られていなければまだ聞いてもいないので「アンタ」なんて無粋な言い方にはなってしまったが、とにもかくにもお礼を告げつつ、自分はいたって平気だと小さなガッツポーズを作るようなジェスチャーをつけながら笑った。
 とはいえ、折角の厚意を無駄にするのもなんとなく申し訳なかったので、「ティッシュもらうね」と言いながら名前のわからない「アンタ」の手からハンカチは遠慮しつつポケットティッシュを受け取る。

 「オレは西条踵。好きなモンはオレのカ────ペット! デグー飼ってたんだァ」

 声かけてくれてありがとね、と付け足しながら自分の名前を名乗ると、エリカに尋ねられた好きなものになにかを言いかけた後に、すぐに言葉を変えた。
 危ない。危うく自ら自分の首を締めることになりそうな回答を仕掛けるところだった。どうも、まだここに来てからの時間がそう長くはないから、死を決意してから実際行動に移すまでの時間もそこまで経っていない事もあって、ついつい生前の癖で口を滑らせてしまいそうになっている。
 「オレのカノジョ」が好きなのは今でも変わらない。が、彼女はもうカノジョである前に既婚者になってしまったわけで。あまり考えるとまた気分が悪くなりそうなのでこれくらいで止しておこう。折角話しかけてくれた2人にドン引かれる事になる未来が見える。

 「……それにしたって、『幸せ』が好きなんて大それた話してんなァ。えーと……アンタは何が好きなの?」

 やたらテンションの高いような気もするエリカの言葉を思い返して、思わず笑みをこぼしてしまう。まさか『幸せ』なんて漠然としたものを堂々と好きと言ってのけるのだから、目の前の彼女、もといエリカの姿は矢鱈と眩しく見えた。
 踵は彼女達のガールズトークを聞いていたわけではないので、折角なら先に声を掛けてくれた彼女の事も知りたいと思い、踵曰く「アンタ」からすればきっと二度目となるであろう何が好きか、という簡単であって些か難しい問いを投げた。
 名前を聞いていない以上、名前を出せないので無粋な言い方になってしまっているのを申し訳なさそうに顔を若干顰めながら。

>>比丘形鸞様、榴ヶ岡エリカ様、All様


【 絡みありがとうございます〜! 】

9日前 No.23

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

【 比丘形鸞 / 煉獄 】

 よほどぼうっとしていたのだろう。青年は声をかけてすぐには反応してくれなかったが、それでも自我を取り戻してからは先程までとは打って変わっての快活な笑みを向けてくれた。エリカの怒涛の質問攻撃に戸惑いもしない。かなりコミュニケーション能力の高い青年だ。生前は陽キャを装っているだけで実質友達もまともにいなかった鸞と違い、本当の本当に陽キャで友達も100人くらいいたに違いないと確信できるだけのオーラが彼にはあった。少なくとも鸞はあると感じた。

「あ、アタシは比丘形鸞よ。よろしく踵くん」

 ポケットティッシュを受け取ってくれた彼に遅ればせながらの自己紹介。よく見れば大人びた面差しと理知的な切れ長の眼差しを有した彼が、それでいて子供らしく破顔する様はなんだか酷く可愛らしい。友達100人のみならず、こういう所にキュンとして彼とお付き合いを始めた彼女とかも居たりしたんだろうなと追加の想像案まで出て来る。見れば見るほど自殺とは無縁の人物像。これがどうして煉獄にいるのか。
 オシャレな色柄のハンカチをポケットにしまい直し、「へぇ、デグー!」と踵の話に相槌を打つ。確か鼠っぽい小動物だったはず。貧乏人ゆえに飼ったことはないけれど、貧乏人だからこそペットには憧れを覚える。いつか一人暮らしに成功して娘を搾取対象としか見ていない両親から解放されれば、自分もペット可のマンションで猫とほのぼのと暮らすのだと意気込んでいた。死んだ今となってはもはや叶わぬ夢。
 カ――の次は何と言いかけていたのか少し気になりはしたものの、なんだか触れてはいけない気がしてひとまず触れないことを選んだ。ちょうど話を振られたことだしそっちに答えよう。

「アタシ? アタシはね、さっきもエリカに言ったんだけどスイーツとか美容とかファッションの話が好き。最近じゃ特に靴に凝ってたわ。此処だと何でか制服だからローファー履いてるけど、私服なら30足くらいの靴の中からその日の気分で靴を選んで履いたりしてたの! 踵くん、お洒落は好きかしら? 最近だとジェンダーレスが流行ってて男の人でもヒール履いたりするのよね?」

 すらすらと好きなことに関しての話を連ねてゆく。30足の靴はもちろん身売りした報酬で購入したもので、それをする前まではサイズも合っていないボロボロのお下がりスニーカー一つしか持っていなかった。金を得たことで羽目を外しすぎたな、とは自分でも買って来たいくつもの靴を見下ろした時にちょっと思ったものだ。それさえ『自分だけの靴』が手に入った喜びには勝らなかったけれど。ハイヒール。ブーツ。サンダル。ミュール。スリッポン。レースアップシューズ。オペラパンプス。いっぱい買った。下着だって、化粧品だって、全部売春したからやっと買うことができたのだ。自分の人生に全く後悔が無いと言えば嘘になる。でも、手に入れた物たちを思い浮かべれば後悔だけでもない。『身売り』という行為に対しては我ながら複雑な感情を抱いている。

「天国って、シューズショップはあるのかしらね? あるなら是非とも行ってみたいけど、無いなら煉獄にはもうちょっと良い靴を履いている時にお呼ばれしたかったわ」

 くすくすと、自分の今際を思い出すことさえ苦痛な分際で冗談めかして軽口を叩く。平気なフリでもしなければ生きてはいられなかった。死んでからもこれだけは相変わらず得意なままで、そんな自分を、心のどこかで別の自分が嘲笑っている。嗚呼、タチが悪い。普通に会話しているだけで勝手に心が削れてゆく。こんな性格、欠陥品でしかない。仮に天国に行けたところで、暮らしている自分の性格がこんな風であるままなら全く馴染め無さそうだ。落ちたくはなくても、馴染む馴染まないでいうと比丘形鸞は圧倒的に地獄のほうに馴染めてしまう女だと己でも確信している。

>榴ヶ岡エリカ様&西条踵様&ALL様

9日前 No.24

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】

「ま、待って?そんなに言われるとなんだか恥ずかしいわね。ありがとう、そんなふうに褒められたの初めて。慣れない、わね。……私は優しくないわ。自分が落ち着くために、誰かと話していないと気が狂いそうだったから。だから優しくないわ。あなたの方が優しいと思うわ」

彼女の言葉に目を見開いて驚きを隠すことなく表現した。やはり、そんなふうに褒められるのは慣れない。見た目で褒められたことは無いのだから。優しい、と褒められたことも無い。だって完璧な人ならできて当然でしょ、とみんなに思われていたから。ありがとう、とは言われるが優しいとかそういうのは言われたことがなかったから。頬を軽く染めながら少し目線をそらす。困惑も入っていたからなのか、思わす本音が溢れる。この世界に来てそれほど時間が経過していないのもあって本当に自分が死んだのか実感が持てないのか最後まで言葉を言った時に口を抑える。違う、完璧な人はこんなことを思わない、と。私は完璧なのだから”だれかと話していない時が狂いそうだった“なんて。そんなこと思っちゃいけないのだ。
「あ……ちが……今の、は違くて……」
思わず言葉がこぼれてしまったことで言い訳がましい、困惑し切った声が自分の口から漏れているのがわかる。それでもあの頃の、親に愛されていなかったころのあの苦しかった日々を。完璧でいたからこそ両親からの愛をもらえていたのだ。そうじゃなくなった自分はーーー。

「っぁ……、うん。それでお願いします。お姉さん、だなんて堅苦しすぎますから……。矢坂さんの名前は千の鶴って書くのよね。いい名前ね。私、その漢字好きなの」

少し意識が飛びかけていたのだが、彼女の声で少し意識がこちらに戻ってくるが、それでも今の自分がどんな顔をしているかわからない。予想でしか物は言えないが、おそらくひどい顔をしているのだろう。今の自分は到底完璧でいられている、という自信はなく、ひどく狼狽していることが自分でもわかる。あの時の、完璧ではいられなかった頃、親から向けられていた、周囲の人から向けられていた目線を思い出して顔から血の気が失せていくことがわかった。あぁ、でも最近は完璧だったはずだ。じゃあ今でも完璧なはず、だ。それじゃあなんで愛されなかったんだ、いや、私が愛を感じなくなっただけなのかもしれない。
それでもへらりと無理やり笑いながらその漢字がすき、ということを告げる。それはまぎれもない本音なのだがこんな真っ青な顔でそんなことを言われても信ぴょう性は薄いだろうけども。

>>矢坂千鶴様、周辺all様


【んひぃ……なんかいきなりくらいこと書き込み始めてすみません遅くてすみませんぶん殴ってくれて構いません……。】

9日前 No.25

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 榴ヶ岡エリカ / 煉獄 】

「悲しいことはないんだねっ? 私は無意識で涙が出ちゃうなんてことは無いけれど、キミがそうならそれでいいや! ――踵。じゃあ、かっちゃんだね! こう呼ばれるのが嫌だったら言ってね。――ほぇ、デグー! デグーなら私、知ってるよ! 鼠みたいなやつだよね! 動画で見たことあるよ!」

すぐに明るく笑った彼から涙の理由を聞き、意味を理解はしなかったが、納得はした。自分は涙を流すことなんて滅多にないけど――まあ、真実は忘れているだけなのだが――彼が、踵本人がそう言うなら、そうなのだろう。
鸞と同じようにニックネームをつけ――まあ、これの付け方は安直且つ一定なのでそんなにバリエーションはないのだけれど。ニックネームをつけてから、デグーに対して理解を示す。否、示すほどの理解ではないのだけれど……これでも一応、現代女子高生なので、動画サイトをよく使う。その中で、デグーを飼っている動画を見たことがある。なので、実際に飼えるかはさておき、「デグーって××なんだって?」といくつか聞くぐらいの知識ならある。その程度しかないとも言う。
にしても、カってなんだろう? デグーのお名前かな?

「ふぇ? だってだって、幸せなのが嫌いな人なんていないでしょっ? 私は幸せであることが好きで、みぃーんなの幸せそうな顔がだぁーいすきなんだよっ! だから、かっちゃんにも幸せになってほしいの!」

それは当たり前のことだと言う風に――と言うか、実際にそう思っているのだが。当たり前だと、幸せについて語る。話せば話すほど怪しい人になっていっている。今の幼げな見た目だから許されてるみたいなとこあるから、大人になったら言わないで欲しい――まあ、死んだから関係ないか。やっぱずっと言ってていいよ。

「靴! 30足はすごいね……! 私、学校のローファーとー、このブーツとー、体育用のスニーカーとー、夏のサンダルとー、上履きとー、体育館シューズしか持ってない! らーちゃんは本当に靴が好きなんだね! シューズショップかぁ。あるといいね! 天国、きっとすっごく幸せなところなんだろうね! 私、絶対行きたぁーい! だからやっぱり裁定、頑張んなくっちゃね!」

6つ中最後の2つが室内用だ。
それはともかく。自分は天国に絶対に行きたいと、はっきり言う。行けると信じてやまない。天国はきっとみんなが幸せで、幸せであれる。幸せな場所。自分が行くべき場所。裁定頑張らなきゃ、なんて。簡単に言っているけれど――エリカは、まだ、自分がどういう判断で自殺すると決めて、どうやって死んだのか、何にも覚えていない。もしきかれても困る。死んだ原因だけじゃなくって、左手首の包帯すら、どうしてなのかわからない。

>>比丘形鸞さま、西条踵さま、allさま

8日前 No.26

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】


「私の方こそ優しくないよ。だって涼音さんが話しかけてくれなかったら、涼音さんが私の事を受け入れてくれたからこそ、こうやって話していられる。例えそれが自分の為であっても……ね。ん、違う……?どこが違うかは分からないけど…………涼音さんがそう言うならそうなんだよね」

 誰にも言いたくない事の1つ2つ、3つや4つ、10呼ほどはあるだろう。詳しくは聞かないよ、と急いで付け加える。聞いてしまってお互いが沈むのは嫌なのだ。
彼女は自分の事を優しくないと言った。彼女にとって彼女自身はそういう存在なのだろう。こんなオンボロなアルビノに声をかけるという行為、これは生前の彼女周りでは有り得ないことだった。むしろ奇異の眼に晒され、陰口を言われてばかりで助けなど無に等しい状態。死後の世界だからと言われたらそれで終わりだが、目の前の涼音は生前の人々のような事はしなかったし、混乱していた状態に歯止めをかけてくれた人なのだ。他の人からしたらそれだけかもしれないが、千鶴にとってそれはとても良い意味で信じ難い行動だった、それだけで優しい人に入りきるものだった。

「うん、そうだよ。千の鶴と書いて千鶴。千鶴万亀から取ったーだとか、真っ白だから鶴の入る名前でいいでしょーとか色々と説はあるみたい。涼音さんはこの漢字好きなの?私は……どうだろう、好きか嫌いかと聞かれたら嫌いかな。私は鶴のようになれないし、色だけで決められたのなら悲しいじゃない?」

 鶴は空を飛べるが千鶴は飛べない。鶴が綺麗に鳴いたって千鶴はそんな声を出すことは出来ない。そんな事は許されなかった。長寿を象徴する吉祥の鳥、仲良きことの象徴の鳥、天上界に通ずる鳥、めでたい鳥として尊ばれてきた鳥を名前に入れておきながら、長生きせずに早くも自殺してこの世を去った。仲良しな子は居たが、それもまた己の株を上げる為の演技かもしれない。何一つ自分と被らない名前を好きにはなれなかった。仮に祖父母が決めたのならそれだけで好きにはなるが、父母が決めた名前は好きになれそうにない。名前の由来や意味よりも、付けた相手が重要らしい。

「顔が真っ青だけど大丈夫?匂いにやられた?それとも私、嫌な思いさせちゃったかな?」

 あの人生の中で友達と呼べる人が沢山いたならば、こういった時の対処法もすぐ浮かぶだろうに。自分の姿と生前の行動力の無さに心がやられそうになる。それをなるべく悟られないように彼女の優れない顔色を伺いつつ、その手を軽く握った。ゆっくりと硝子細工を触るように、少しでも彼女にかかっている負担が減るように。その原因が自分なら、その辛さを肩代わりできるように。


【ひえっ……私の方こそ長時間待たせたのにこんな文ですみません!待たせてる身で言えることではありませんが、千里さんが納得のいく文が出来るで唸ってください…!待てます!!(変な事言っててすみません!)】

8日前 No.27

@itxmm☆OxYUdDLLJjM ★iPhone=O46U9oTb94

【 西条 踵 / 煉獄 】

 「びく、ぎょう……?」

 「アンタ」と呼んでいた彼女の名前は、比丘形鸞というらしい。「榴ヶ岡」もそうなのだが、比丘形もなかなかに珍しい苗字ということもあり、少し申し訳なさそうにしながらも踵は名前が間違っていないか、という確認も含めて首を傾げながら鸞の苗字を反芻した。
 鸞からはよろしく、という風に言われ、踵も柔く笑みを浮かべた後に「よろしくね、鸞ちゃん」と握手を求めるように手を差し出す。
 泣いていない、ということを踵が示せば、目の前のエリカは無意識で涙が出てくることなんてない、と不思議そうにしていたが、「オレだけの特異体質かも〜」なんておちゃらけたように相槌を打つ。すぐにエリカからはかっちゃんという風に呼ばれ、失礼ながらも何故にこんなにも元気な子が煉獄なんかに居るのだろう、という疑問も浮かんだが、不意に視界の端っこに映った彼女の左手首を見て「ああ、そういうこと」と心の中でつぶやきながら小さく頷く。
 デグーの話題を出したところ、意外と2人とも反応してくれた。最近はデグーのペットブームもあると聞いたし、今までのような「は? なにそれ? ネズミ? なんでそんなん飼ってんの?」みたいな反応が返ってこないのは新鮮だったし、何よりもちょっとだけ嬉しかった。
 デグーの話題が予想とは違う回答に嬉しくなっていると、先ほど踵が『幸せ』についての回答をエリカはしてくれた。

 「え〜! マジ!? じゃーあァ、エリカちゃんも鸞ちゃんも幸せになーれ! ……なんちって!」

 「かっちゃんに幸せになってほしい」という言葉を聞いて、踵は露骨に嬉しそうにしながら、両手をいっぱい広げるようにして上記を告げながら笑ったが、「なんちって」と言いながら恥ずかしくなってきたのかゆっくりと手を下ろしながらほんの少し顔を赤くしながら小さく笑った。
 良くも悪くもその場のノリには即座に対応してしまうクセは生前からのものだった。必要とあらば女子会にだって参加していたようなコミュ能力の男だ。その分、騒がしかったので少々嫌われがちでもあったが、良くも悪くも目立つ人間というのはそういうものだろう。
 踵が尋ねた好きなものの質問に嬉しそうに鸞が答えてくれたのを見て、何故か親鳥が雛鳥を見守るようなほっこりした気持ちになった。即座に鸞と会話を広げるエリカの姿にやっぱり女の子たちだなぁ、とは思いつつも、こう見えて女子会にも(半ば強制的に)参加していた(させられていた)踵も口を開く。

 「30! オレもねぇ、お洒落ダイスキ! あっ、でも自覚あるけど今の格好クソダセェとかそういうの無しね!? しかもスペルも文法もミスってるしね! オレアホだからちゃんと見ないで買っちゃった!! 普段はちゃんとしてるから! オレは持ってないけど、ヒールとか似合う男の人って羨ましいなーって思うかなァ。 ……あ、ねぇ、オレ、エリカちゃんの夏のサンダルってどんなのか気になるなー」

 自分のパーカーを見せるようにしながら服装についてのセンスはノータッチで、ということをやんわりと伝えつつも、お洒落をすることは好きだということを肯定する。嘘はついていない。どちらかというと、“誰かのために”お洒落をするのが好きなだけであって、お洒落そのものには比較的無頓着な方ではある。が、まぁ、お洒落そのものに全く興味のない人間は“誰かのため”であろうと普段の無頓着な格好で行くのが大半だろうし、今時の男子高校生だって服装くらい気にする。女子よりも女子力の高い男子なんて何人もいるし。

 「シューズショップかぁ。あ、じゃあ、もしあったらオレ、エリカちゃんと鸞ちゃんに似合いそうなのプレゼントさせてほしい! 女の子だもん、折角なら綺麗な靴で歩きたいだろうし、オレも歩かせてあげたいなァ。だから、裁定がんばろ! ……ここってお金の概念どうなってんだろ……?」

 踵のいう「かわいいもの」は広いジャンルの事を言うので、かわいいものが好きな踵は目の前の女子2人をかわいいかわいいと思ってしまっているだけにデロデロに甘やかしそうな勢いである。無論、この態度がデグーにも反映されていたわけで、もしかしたらデグーのきびすが今そばに居ない状況で余計にかわいい子を見て甘やかしたくなっている節はあるのかもしれない。発想だけで言うなら少し危ないどこぞの親父と似た思考回路でもある。もし生きていたら最悪通報までされていたかも。

>>比丘形鸞様、榴ヶ岡エリカ様、All様

8日前 No.28

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_Qi5

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7日前 No.29

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】


「……充分あなたは優しいわ。自分のために話しかけた、と言っているうえに何を否定しているかもわからない否定の言葉まで述べたのに軽蔑しないもの。私だったら訝しむわよ。……ありがとう。生前、なのかしらね、もう。生前色々あって思わず出ちゃった言葉だから気にしないでくれると嬉しいわ」

詳しくは聞かないよ、という言葉を聞いて小さな言葉でありがとう、と言葉を重ねる。この言葉で思わず出てしまった言葉の焦りもだいぶ抜けてくる。
人に優しくするのも生前からの癖で彼女が辛そうだったから、声をかけた、というのもあるが、何よりも一番は自分が辛かったから彼女に声をかけたというのがいちばんの理由だ。私利私欲で彼女に声をかけたのだから心が綺麗とはいいがたいだろうむしろそれでも自分に声をかけてきてくれたのが嬉しい、と語る彼女の方が心がよほど綺麗と言えるだろう。おそらくこれは彼女に言ったところで否定されてしまう。おそらく彼女は見た目ゆえにひどく奇異な目でみられ、嫌われていたからなのだろう。人は少しでも自分と違うところを見つけるとそこに攻撃性を生み出し弾圧し始める。
「えぇ……。字体が綺麗で好きなの。バランスが取りにくい漢字って綺麗に書けるだけで嬉しいの。……でも、確かにそうねぇ。鶴って漢字が自分の名前に入ってると緊張するわよね。なにせ、尊ばれている鳥の一種だもの。それに見合う人間にならなきゃ、と思っちゃうわね
それに白いからって理由で名前をつけられるのは悲しいわ」

彼女の言葉を聞いて頷きながら口を開く。自分の漢字が嫌いだ、という言葉を聞くと少し悩んだ素振りを見せた後にもし自分にこの漢字が入っていたら、という事を考えると今この現状は許されないのでは、と思ってしまうだろう。

「大丈夫よ。ちょっと生きてるときのこと、思い出しちゃっただけ。匂い、はまだ慣れないけれど、矢坂さんは悪くないわ。ここにいる人と比べたら私の人生はとても素敵ね、って言われる人生だったと思うの。幸せだったねって。でも、私にはもう辛くて耐えられない人生だった」

あれ以上を望むなんて馬鹿なのかもね、なんて言いながら苦笑をこぼす。彼女に握られたとき驚いてびくりと肩を揺らす。ガラス細工を触るような手つきで握られた手をこちらも優しく握り返した。まだ顔が青いのはならないが先ほどよりも血色のいい顔でへにょりとわらった。

【わー!ありがとうございます□!いつもお待たせして申し訳ないです……!今回なんか特にお待たせ致しました……!】

>>矢坂千鶴様、周辺all様

6日前 No.30

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【煉獄】

 …オレはお前を___…

目を覚ましてからも進歩なく、ただ周りを見渡している飛燕。そして、また走馬灯が起こる。誰かに向けて言った一言のはずだが、その相手が誰だか思い出せない、顔も思い出も全く一切思い出せない。そもそも相手に対して「あんた」とはよく呼ぶが「お前」と呼んだ事など生まれて一度もない筈だが、生前の記憶喪失のせいなのか。愛の告白なのか、それともただの予告なのか。分からない…。

そんなことを思っていると一人の女性に声をかけられる。

「…そうか、あんたは誰だか知らねえけどあんたの父さんはとても良い人だったんだな。」ニッ…

話を聞いていると完全に自己紹介をするタイミングを失ってしまう。が、最後のボソッとした一言を聞き取れば少し嬉しそうに笑みを浮かべてそう言う。

≫琴音

4日前 No.31

彼方 @oracion999☆xtH1zHfFiBA ★Android=QY7V02uj82

【矢坂 千鶴/煉獄】


 十分優しい、そう彼女が言うならそうなのだろう。自分で自分の優しさなんて理解出来てはいない。自分のことは自分が一番理解しているはずだと言われても、千鶴は自分の事を理解しきれていない、むしろ理解する場面がなかった。優しさというのも周りの人が誰かに対して『○○は優しいね』だとか『○○って気配りができていいね、将来は優しい良い人になれるね』だとかそういうのを聞いただけだった。軽蔑だってする様な環境にいなかった、ただそれだけ。もしそれに関わるような生き方をしていたのなら軽蔑もしたかもしれない。ただ人との関わりの少なさが、好意も悪意もなく奇異の目と陰口、両親の暴力のある生活が、それだけしかなかった生前が今の千鶴を作り上げていた。

「字体が綺麗……そう言ってもらえてきっと作者は嬉しいね。私は長生きもしなかった、仲良し…と呼べる子はいたけど『本当の友達』というものかは分からない、鶴という文字に泥を塗ってるようなものだから…きっと作者に嫌われるね。白いから鶴、でもこの白さは鶴じゃない。雪か紙ね」

 鶴は白以外にも色がある。ならば千鶴の白さは鶴以外の白。ただ単色で無彩色のものが相応しい。それに合わせて名前も小雪だとかそういうのにしてくれればよかったのに。脳の片隅で誰かは分からない名付け親に対して毒を吐く。

「そう……そっか、大丈夫ならよかった。素敵で幸せ?……なのに耐えきれなかったの?んー、私にはよく分からないや。私は私の人生を幸せとは思えない。けどきっと幸せな時間はあった…かな」

 耐えきれなかった幸せな生活とは何か、それに対する理解を諦めた後に自分の生前について考える。ひゅっと一瞬息が詰まる感覚。微かに浮かんだ嫌な思い出。ああ折角彼女が落ち着かせてくれたのに、折角このまま話が進むと思ったのに。また戻りそうになって。いけない、いけないとその連鎖反応を起こす元を隅に押しやる。
幸せとは程遠い、けど微かな幸せで満たされてた日々。幸せだったけど痛くて、幸せだったけど悲しくて。懐かしいソレに思いを馳せながら、握り返してくれた彼女に合わせて微笑んだ。


>>及川涼音様、all様


【こちらもお待たせしてすみません!しかも前回文字ミスに宛先未記入ミスとミスの連続でほんと申し訳ないです……】

4日前 No.32

坂本琴音 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【坂本琴音/煉獄】
自身の、あのボソッと言うたあの言葉に対し飛燕は、自身の父親はいい人だったのだな。

こう、言ってくれたのだが、自身は、とりあえず生きている事。それ自体に嫌気がさしたわけだが、というか、目の前にいる相手、飛燕に会ったのは初めてという感じはせず、昔に何度かどこかであったような気がしたのだが、相手のほうは記憶に無いと。なら、自己紹介でもしておくべきか。こう、思ったので、数秒開けた後に

「とりあえずうちのはいいやつではあったけど以外とヘタレだったりした。あ、君、名前なんやっけか?私は、坂本琴音。よろしくね。」
彼のことは、なんとなくどこかで見覚えあったような。それなのに、肝心の名は思い出せないため君の名はなんちゅうの?と、やんわりと聞けば父親は、父親なりに手を尽くしてくれてはいたため、恨みはねーかな。あるとしたら学校と自宅かなという感じで
→飛燕、all

2日前 No.33

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=GpDLBHarLt

【及川涼音/煉獄】

「そう、かしら?」

及川は彼女の言葉を聞いて首をかしげる。長生きをしなかった、という言葉は自分もそうだから気にしなければいいのになんて思いながら彼女の言葉に耳を傾ける。
「八坂さんは頑張ったのね。生きるの。たったの数年でもあなたは必死に生きたと私は思うわ。言葉の端々を聞いてるとそう思ったわ。私はカウンセラーじゃないから、あなたの心は癒せないかもしれないわ。そうねぇ、お友達になるのはどうかしら?」

彼女の言葉を聞いて自分では癒せない、と思った。彼女は自分よりもはるかに辛い思いをしていたと簡単に予測できたからだ。自分は完璧でいればおそらく愛されていたから。彼女は見た目のせいで幸せになるはずだった人生とやらは散々なものだったんだろう。
「雪は儚いわ。……あなたみたいに、ね。ほっといたら消えてしまいそうだもの。まぁ、もう死んでしまったから消えてしまう、なんて表現はおかしいかもしれないけれど。あなたは何色にも染まることのない綺麗な雪みたいね」
彼女の雪か紙、という言葉に彼女を照らし合わせると雪の方が彼女には似合うな、なんて思う。こんなふうに本音で話せる人はどのくらい久しぶりなんだろう、なんて思う。あってそんなに時間がたっていないというのになんでこんなに話せるのだろう、なんて思う。

「……私が、疲れちゃって。親の求める自分でいることが。そうしないと愛してはもらえないとわかっていながらも、ね。きっかけは簡単なのことだったの。親の言葉が原因だったわ。八坂さん、いきなりごめんなさいね、変な話して」

彼女の幸せだったのに耐えられなかったの?という質問に対して苦笑いを浮かべながら静かに頷いた。今思えば完璧でい続ければ親からのアクセサリーとしての愛情分はもらえていたのかもしれなかった。陰りを見せず磨かれもしなければ手入れもろくにしてもらえないというのに懸命に続ける宝石のような存在でいればよかったのだ。けれど、それがどうしてももう耐えられなくなっていたのだ。いつからかはもう忘れたしまったがこれは偽りの愛だと気がついたのは高学年になってからだったと思う。今思えば、普通に愛が欲しかったのかも、なんて思う。彼女には悪いけれども、これだけは、話せなかった。自分が完璧に固執していることだけは。
>>八坂千鶴さま、周辺all様

2日前 No.34

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【煉獄】

彼女と出会う数分前に起きた走馬灯の意味を考えている途中、初対面であるはずの琴音の存在にどこか他人とは思えない感覚を感じる飛燕である。自己紹介を受ければ笑みが耐えず、少し笑みを浮かべる。そして、父親のことを「ヘタレ」と言った際も笑みを絶やさなかった。決して嘲笑ではない。

「ハハハ、そうか…オレの名前は、渡空飛燕。よろしくな、琴音…!」

「よっ」と言わんばかりに軽く手を前に突き出す飛燕。だが、飛燕も無自覚ではあったものの身体がかつてに反応するようにその手は琴音の頭に向かっていき、手のひらを頭の上にのせてみれば優しく頭を撫でる。この行動になでている飛燕本人も内心驚きを示している。


≫琴音

22時間前 No.35

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 榴ヶ岡エリカ / 煉獄 】

自分が幸せについて真剣に(本人はとても大真面目である)語ると、踵は嬉々とした様子で両手を広げ、呪文を唱えた。
ノリが良い青年だ。エリカの生前の周囲の人間は、みんな「幸せとかなんとかアホくさい」とか「うわ、やばい子じゃん。近づかんとこ」とか「はいはいそうですねー」とか。そういう、後ろ向きなリアクションしかされなかった。だから、踵みたいに、ポジティブな反応は、その後の恥ずかしげなところも含めて、こっちも嬉しくーー幸せに、なるものだった。

「かっちゃんもみんなの幸せを願ってるんだねっ! とっても素敵! 一緒に世界のみんなを幸せにしようねっ! あはは、私、今のですっっごく幸せな気分になれたよ! ありがとっ、かっちゃん!」

元からきらきらと煌めいていた真っ黒な瞳の輝きが増えて、普段からやや開き気味の瞳はよりかっ開かれる。眼はやばいやつのソレだが、表情は心の底から幸せそうな笑顔である。るんるん気分で踵の手なんかとっちゃってます。ずいっと顔も接近しちゃって。距離感が近い。

「えー、私はとっても素敵だと思うよっ、かっちゃんのお洋服! ――ん? 私のサンダルはぁ、普通のジュートサンダル! って言っても、いっぱい種類があるよね――うーん、説明が難しけど、結構シンプルでリボンんがかわいいんだよーっ」

踵のパーカーを素で褒めてから、サンダルについて返事する。ノータッチの意が伝わっていない。もともとお洒落についてはそこまで詳しくないし興味もないのだが、コレでも普通の女子高生。周りはお洒落な女子高生達ばかりで、「エリカはよく動くしジュートにしたら?」とオススメされて買った。彼女たちがいなかったらきっと今サンダルの名前を答えることもできなかったから、エリカは感謝するべきである。ちなみに彼女は死後でのコミュニケーションに役立ったからっていちいち感謝する女ではない。

「わーいっ! そのときはみんなでおそろいの靴とかプレゼントし合いたいな! ――うーん……どうだろ。地獄の沙汰は金次第って言うけど、天国はどうなんだろうねぇ……ってゆーか、煉獄の裁定もおかね次第だったらどうしよう! 私、おこづかいもらう前だったんだけど……」

ずっと触っていた踵の手から離れて両手を上にあげてバンザイ。すぐに手を下ろして、顎に人差し指を当てて考えるようなポーズをする。『どうしよう』と言いつつも、全く不安なんて感じさせない笑みを浮かべたまま話す。強いていうなら、さっきまでの幸せに満ち満ちた相貌ではなく、ちょっぴり不思議そうに、きょとん、としている。

「もしそうなら、みんなに挨拶して回ろう! みんなどこか不幸なんだもん、幸せにしてあげなくちゃ!」

言うは易し行うは難し状態の鸞の意図を汲み取れる筈もなく、本気で全員に話しかける気でいるエリカ。"みんなどこか不幸"には、勿論いま話している2人も入っているが、本人達が気付くかは謎だ。それが失礼に値するとエリカは気付いていない。私? 私はとっても幸せだよ?

>>比丘形鸞さま、西条踵さま、allさま

13時間前 No.36
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