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hello,new world.

 ( オリジナルなりきり )
- アクセス(969) - ●メイン記事(58) / サブ記事 (71) - いいね!(10)

異世界転生/ファンタジー/サバイバル @bakara ★kanIEqkLWh_keJ

 空は青かった。初夏の陽気な風が頬を撫で遠くでは小鳥のさえずりが聞こえる。
 桜は緑に染まり花見には遅い。かと言ってセミが鳴き始めるにはまだ少し早い。朝と夜は涼しく、昼は少しだけ暑い。そんな日に、

 …僕は死んだ。

ーーーーーーーーー

 …ここはどこだろうか。暗い。壁も天井も見えない。なのに何故か足元には一本の道が引かれている。光も何もないはずなのに不自然に白くはっきりと見える。
 僕はなぜここにいる。わからない。経緯も何もかもがわからない。
 ただひとつわかる事は前後にただ道だけがあって他は闇。道を外れたら、なんて考えたくもなかった。
(進むしか、ないよな)
 意を決し立ち上がるとゆっくりと歩き出した。先の見えない一本道をどれだけ歩いたろう。そろそろ足が疲れ始めたころようやく光が見える。
 出口だ。ここから出られる。期待に思わず足が速くなる。そして光の先には、
(え…?)

 ジャングルが広がってた。遠くには高い城壁で囲まれた街のようなものが見える。
「ここは…」
 いったいどこなんだ。その呟きが口からこぼれることはなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

はい、どうもスレ主です。
よくある異世界転生モノ…なのですが、装備やら何もなし。ステータスは一般人。もちろんチュートリアルなんてありません。ファンタジーな異世界で真の意味でゼロからスタートとなっています。
いきなり放り出されたこの世界でどのように生きるかはあなた次第。魔法や剣を極めようがただ漫然と生きようが野盗と化そうが、お好きなように生きてください。

興味を持たれた方は是非ともサブ記事のほうへおいでくださいませ。

メモ2018/11/25 22:44 : バカラ @bakara★iPhone-xfrsiRF8f0

【本編開始。キャラ募集中】


【現在の状況】

◇全員クラス未習得


始まりの穴

・安芸津川 陽菜子(女/白魔法使い/レベル1)

・負箙 憂(女/狩人/レベル1)

・更科 蒼(女/騎士/レベル1)

・雪代 氷亜(女/黒魔法使い/レベル1)

・猫宮 沙羅(女/武闘家/レベル1)


森林地帯

・神凪 裕二(男/狩人/レベル1)

・空原エレナ(女/戦士/レベル1)

・鶴城町 鉛(男/白魔法使い/レベル1)

・リゼット・シュピーラー(女/騎士/レベル1)

切替: メイン記事(58) サブ記事 (71) ページ: 1 2

 
 
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天獄の使者 @yosinon447 ★NolTC1MmME_keJ

【始まりの穴/日菜子】

「ここ…は何処……。?」

目を覚ませば、そこは光すらもない真っ暗な暗闇だった。

――そうか……。私死んだんだ。と心の中でそう呟いた。
日常的に続いたダイキの暴力。それに耐え切れず、死んでしまったんだと
……ああ、最後に優しい時のダイキの顔を見れなかったのは残念だったなぁ…と思ってみれば、
不自然。死んだにしては不自然すぎる。身体の感覚は残っているし、暴力を振るわれた際の傷や痣による痛みと腫れは嘘のように全くない。
一体どうしちゃったんだろう私は…。

良く目を凝らして見れば、ここは完全に真っ暗では無く、ほんのり薄暗いけど、壁や天井があるみたい…
けれど…そこは私が知ってる場所ではないみたい…ちょっと怖いけど壁に触ってみる。
このゴツゴツとした岩肌…それに肌に透き通ってくるのは風…?
岩肌の壁と天井…風……洞窟だ。何故だか分からないけど私は今、洞窟にいる。
そう手で壁伝いにゆっくりその場から立ち上がると、私はそのまま壁伝いに歩幅は短くゆっくりと歩き始める。
根拠はないけど進まなきゃいけない気がした、この先を進めば出口たどり着けるそう予感だけが一人歩きする。
迂闊だ。こんなただでさえ薄暗い洞窟の中を一人無防備な恰好で進んでいいものか…
蝙蝠…ならまだ大丈夫。猪や熊が出てきて襲われたりなんかしたらそれこそ、本当に死んだも同然。
だからその事を踏まえて今はここで待つべきなのが懸命なのかもしれない…けれどその思いと裏腹に
私の脚は道のりを前へ前へと進んでいく。

暫くして、出口への光は見えてこないけども、耳に複数人…ざっと数えて五人はいるだろうと足音と同等の声が聞こえて来る
声質からして男女それぞれ分かれてるみたいだ…
私の他にも来てたんだと束の間の安息を抱くも、果たしてこの人達は良い人である事を祈ろう、仮に悪い人だとすれば自分の身が危ない
ここは勇気を振り絞って尋ねてみるか…それとももう暫くあの人達を伺ってみようか…

結論……岩陰に隠れてやり過ごそう…そう思った時だ。風に乗って音が聞こえて来た。それに耳を澄まして聞いてみると
洞窟の外だろうか、洞窟の先に生い茂る植物をかき分ける音が聞こえた。それも徐々に徐々に大きく増してきている。
仮にその獣が兎とかだったら良いけど、猛獣の類だったら…と戦慄してゴクリと唾をのみ込み

更に改めて考えてみる…ここで完全に息を殺して獣が去るのを辛抱して見届けるか後戻りしてみようか…だけどそれだともし前の人達が気付いてなかったら見殺しにする事になる。後は……!

「す…すみませーん……。私の前を歩いている方々…一旦引き戻しませんか?
 なんだかこの洞窟の先から何かが近づいてくる物音が聞こえたのですが……」

私は大声は出さず、私より前を歩いている方々へギリギリ聞こえるか聞こえないかの声で注意を促して見た。
この方法は間違っていたかもしれない…けれどもこのまま黙って見過ごして見殺しなんてできない、
これが最善の手だと判断したから――

》ALL様

【すみませんよろしくお願いします!】

29日前 No.9

アルタイル @orcus ★hMMZGHtESe_keJ

【始まりの穴/猫宮沙羅】

 返答までは数秒を要した。……尤も、それが間髪入れないものであったのなら、彼女を警戒せざるを得なかったかも知れない。
 数秒の間に分かったことは二つある。
 一つ。相手が私を知らない――拉致の犯人ではないこと。
 二つ。彼女を含めた、この場の恐らく全員が、脈絡なくこの洞窟に連れ込まれた被害者であること。
 背後からの声に一瞬気をかけたが、その必要も無いらしい。困惑、不安、期待――そんなのもしか感じられない台詞でしかないからだ。

「サラよ。猫宮沙羅。知り合いではないわよね?」

 敵対的でないのが分かったから、光の下に歩み出る。私の先を行っていたのは、背の高い金髪の女性だった。服装に色気はないが、西洋人らしく綺麗な顔立ちをしている。
 もちろん、知り合いではない。私の周囲に、明らかな外国籍の人物はいない。

「私に名乗らせたのだから名乗りなさいな。呼び名だけでも構わないけど」

 したがって、本名などに意味はない。赤の他人の名前など、覚えたところで仕方がない。テストに出る訳でもなし、区別がつけばそれでいい。
 歩みがてらに腕組みをして、ツンと顎を上げる。初対面、立場が対等ならば強気に限る。私の場合はそうする方が、最終的に意見を通しやすくなることを知っていた。

 更に返事を待つ間にも、周囲の物音に気を配る。取り立てて異常は無い……が、遠くからか細い声も聞こえてきた。
 ……引き返す?
 ありえない。何が近づいていようと、敢えて視界のない場所に籠もる理由は私にはない。照明があるならともかく、無闇に状況を悪くするだけに思う。
 万が一何か、例えば熊や狼のような危険が迫っているなら、その時は一目散に逃げるが勝ち。
 この場には他に何人もの人間がいるのだ。一人逃げ出すくらいは叶って当然。訳の分からぬこんな場所で、むざむざ死んでやる謂れなどない。
 ――冗談じゃない。そんなことになってたまるか。
 だから、どこか後ろの彼女の声は無視しておくことにした。

>>リゼット、周囲all

29日前 No.10

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【始まりの穴/更科蒼】
突然、自身の後ろから「よう!」と、言う声がし、そのため、誰かはわからないが、よくわからない不安になる場にいる時は誰かしらといる方が安全とも感じ、一緒に行動したいなと思い
「おす!って君、誰?名前は?」
よう!ときたらこっちは「おす!」と、いうが、そんなことよりだここがどこなのか、というよりもだ。なんでこんなとこにと、自身が人と関わることがあまりなさそうなとこにきたいとそう望んだからなのか思いながらにまた、さらにいうなら自分らに一体全体何のご用があるのか、と思いながらまた、彼女がいうおす!は、大体が人と話すのを避けたいがために使ってたりするが、今回ばかりは違くて、おす!の後に続けてこういう。
「てかさ、もしかしなくとも君も今来た感じっすか?それとも、前から居たりする?」
このよくもわからない場に今来たのか?もし、自分らが来る前からいる人ならば、大体ここについてわかるはずだろうと思いながらに→飛燕、all

28日前 No.11

三条飛燕。 @hirundo058 ★Android=ptUsq2kgJI

【始まりの穴】

後ろから話しかけられこちらの方へ向き、自分に対抗してなのか「おす」も言うため、そのノリの良さに思わず笑みを浮かべる飛燕。その後、相手にとっては人を拒むための言葉のようだがそれとは関わらず、話を進める。

「オレは三条 飛燕(さんじょう つばめ)だ。中学3年生、よろしくな。」

「誰」と聞かれれば自己紹介をする。逆にあんたは?とは問い返さず、そのまま彼女の聞きたい事を答えていく。

「ん、オレもついさっき来たんだよ。いやー、しかし一体何処なんだろうな此処…!どうなってるのか見てみたいかな。…よし!ちょっとこれから探検しよう!あんたも一緒に行こうぜ。」

まるでこの場所をどこかの観光地として見ているかのように「何処なんだろうな此処」という来たことのない場所に対する道に対する興味と「探検しよう」というどこか冒険心を持っている。飛燕からすればもうこの場所を観光名所のような気分でいるのだろうか。不安はもちろん、恐怖も見られない。ただ今を最高に楽しんでいる。

≫更科、all

28日前 No.12

バカラ @bakara ★iPhone=qKCNYOWdVc

【始まりの穴/リゼット】

『サラよ。猫宮沙羅。知り合いではないわよね?』

 その声と共に出てきたのはセーラー服の少女。しなやかな四肢に艶のある長い黒髪をポニーテールにまとめ、ガーネットを彷彿とさせる赤い瞳は不機嫌そうに少し細められている。
 腕組みをして顎をあげる。ともすればこちらを見下しているとも取られかねない態度を平然とするのはわざとか、それとも癖なのか。
 仮に駆け引きのつもりならお生憎様。リゼットにその才はない。

『私に名乗らせたのだから名乗りなさいな。呼び名だけでも構わないけど』

「リゼット・シュピーラーだ。僕の事は好きに呼んでくれていい」

 よろしく。そう言って差し出そうとした手はか細い声によって止められた。
 耳を澄ませば確かに聞こえてくる物音。ガサガサとまるで身を隠す気がないとでも言わんばかりのそれは少しずつ、次第に大きくなっているのがリゼットにも分かった。

「普通に考えれば熊か野犬か。もしくはここに連れてきた犯人だろうね。
 犯人ならまだいいけど、もし獣なら匂いでバレるんじゃないかな?」

 いつの間にか増えている声も今はさておいて。
 仮に犯人だとしても連れてきた人数は分かっているはずだ。この狭い洞窟内でかくれんぼしようものならすぐに見つかる。

「だから僕は走って逃げようかと思うんだけど、どうかな。サラはどう思う?」

》沙羅、洞窟内ALL

28日前 No.13

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 始まりの穴 / 負箙憂 】

パチリ、と、茶色い瞳がひらく。どうやらいつの間にか眠っていたようだ。おかーさんがおしごとにいって、おえかきして、それから……(あれ?)違和を感じる。精神年齢小学生未満でもわかる違和感。それ以降の記憶がないことではなく。寝そべっている身体を起こそうと、床に手をついた。けれどそれは、憂がよく知るおうちのモコモコの絨毯では無く、ゴツゴツしていて冷たい、岩のようなものだった。岩のような感触に違和を感じた。よく考えれば、周りの空気は異様に冷えていて、真っ暗で目を凝らしてもさっぱり辺りが見えないほどで、家じゃないことは確かだった。でも、お外が夜だから暗いのかなって思ったんだもん。

「あれ……ここ、どこぉ? おかーさぁん? お兄ちゃあん?」

ひんやりしたかたい地面に手をついて、よっこらせと起き上がる。だんだんと、暗闇に目が慣れてきた。ゆっくりと立ち上がって、自分の安全を確認。ドコを動かしても痛くない。お洋服もしっかり着ている。頭巾を被ってるし、ヘッドセットだってつけてる。何かの手がかりを聞き逃さないために、ヘッドセットは外して頭巾の中で首にかける。ドコかはわからないけれど、おうちにかえらなきゃ。はやくおかーさんとお兄ちゃんにあいたい。幼心にそんな決意を抱き、ゆっくりと歩み始める。とりあえず、唯一光が差している、出口と思われる方向へ。

「……あれぇ? 人がいーっぱいいるぅ! こんにちはぁ、はじめましてっ! あなたたちも、おきたらココにいたのぉ?」

テクテクと出口の方へ歩いていると、自分(とは言っても、実年齢ではなく、時の止まった7歳の自分)より年上と思われる人がたくさんいた。それらに対して警戒心を抱くことなく、子どもの無邪気さ満開で、笑みを浮かべて声をかけた。

>>周辺all

【絡み方こんな感じでいいのかよくわかりませんが()、やっとこさメインに参戦です!】

28日前 No.14

アルタイル @orcus ★hMMZGHtESe_keJ

【始まりの穴/猫宮沙羅】

 洞窟の外で蠢く何かの気配には、もはや誰もが気付いていた。
 私だって例外じゃない。それでも大した焦りが浮かんでこないのは、この状況に現実感が無さすぎるせいか。

「どうって、そんなの決まってるじゃない」

 何が迫っていようと、生身の人間にできることはそう多くない。
 隠れてやり過ごす幸運を祈るか、己が身を信じて夢中に逃げるか。
 そんな二択なら、私は間違いなく後者を選ぶ。リゼットの恥ずかしげもない提案は、既に私の中で決定している道と同様だった。

「もちろん、逃げるのよ。ここがどこの山奥か知らないけど、道路の一本くらい通ってるでしょ?」

 そこまで逃げれば、もはや帰ったも同然。外は明るい。通りすがりの車一台くらいは見つかるだろう。
 寝起きにしてはハードな運動かも知れないが、生憎そこらの少女と比べ物になる体ではない。最悪山一つ下ることになろうと、無茶をしないくらいの余裕はある。
 焦って状況が良くなる訳ではない。強気の態度を崩さず、答えを返す。

「どっちみち、家に帰るにはここで引き篭もってちゃ埒が明かないんだし。何もしないで痛い目見るくらいなら、私は自分の足を信じるわ。お互い無事に済むといいわね」

 最終的には逃げるとはいえ、いの一番に駆け出す気はない。こっちに来てる誰かさんが、きっちり獲物を定めるのを見てから逃げればいい。わざわざ危険の目の前に躍り出てやることなんて、私にはとてもできない。
 会話で時間を潰しながら、その時を待つ。背後の声もいつの間にやら大所帯だ。……何やら随分幼い女の子も混じっているようだが、知らんふりをする。
 他人の面倒を見るついでに自分が危険に晒されるのは甚だ納得がいかぬというものだ。

>>リゼット、洞窟内

28日前 No.15

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【始まりの穴/更科蒼】
「三条飛燕くん、か、私は更科蒼(さらしなあお)あなたの一個下の中2だべ!よろしゅうな!」
相手の名を聞けばそういうときは自分も名乗るべきか。しかも自身と年齢は一個違いかと、思いながらに、また、彼も今さきがた来たばかりで右も左もまだわからない。自身とおんなじような状況にあるからか、探検してみよう!と、提案されるとそれは、断る理由などないし、ここについて知りたい!という探究心と、興味あることしかいたしませんという彼女の性質からか、これは食の事以外で興味あることだったし、なにより、自身の運命に関わることだと思い
「いいじゃんか!探検してみよ!てか、洞窟ってドラゴン○エストみたいで面白そーだよね。こういうの。まあ、どーなってんだろね。案内人とか誰もいないとか」
こう、ある、ゲームみたいで面白そう。そう思いながら、「んじゃ、いくか。よっこいしょういち」と重い腰を上げ、ジジくさいことを独り言でいいながらに自身と彼は一歳違い。彼は自身と違い自分を引っ張ってくれそうだなと。思いながらに
→飛燕、all

27日前 No.16

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_2YW

【 始まりの穴 / 鶴城町鉛 】

 四人どころか五人目も湧いて出て来た。
 ……いや待て! 六人目だ! 六人目もいるぞ!

 確かに誰もいなかったはずの洞窟から続々と現れる人々に、鉛は岩陰で身を潜めたまま頭上に『!?』を浮かべ続ける。
 こんなに大量に来られると、出口一歩手前に歩を進めるまで他に誰も居なかった、なんてのは自分の気のせいじゃないかと思えてきた。
 あるいはこの洞窟、忍者屋敷よろしく回転扉だの隠し通路だのの仕掛けが施されているのやもしれぬ。
 人の手が加わった様子とかぶっちゃけこれっぽっちも見当たらないけれど、そこはホラ、仕掛けを手掛けた誰かさんがその分野の巨匠だったのかもしれないし。

(……って、今はそんなことどうでも良いか。どうしよ。逃げるにしても一番に走ったら付け狙われるし、ここは一番危険なポジションを買って出てくれる正義漢とか、真っ先に飛び出したら付け狙われるのが分からない頭の悪そうな奴が行動を起こしてくれるのを待つべき?
 や、でもそれを全員が待ってる場合はそのまま皆が逃げ遅れて全滅エンドも有り得るし……そもそも此処、最初はあの世だと思ってたけど本当にあの世? だんだんそういう雰囲気じゃない気がしてきた……)

 人並程度に小賢しい考えと共に洞窟側の薄闇へと目を凝らす。
 先程まではよく見えなかったが、時間の経過で良い加減に目が馴染んで来たのだろう。
 今度は彼ら彼女らの姿形がそこそこハッキリと視認できた。

 女が五人、男が一人。
 否、自分も含めれば男は二人。
 中には洞窟を探検しようと相談しあっているグループもあることだし、彼らが冒険ついでに洞窟の外へ出て謎の獣を引き付けてくれたりしないだろうか。
 この状況で自分たちの境遇をゲームに当てはめて会話しているくらいだ、そういう無謀を期待できなくはない。
 逆にドライな印象のセーラー服の少女にそういう動きを望むのは無理そうだ。
 彼女は自分自身を最優先にする人種。匂いで分かる。自分だってそうだ。我が身をこそこの世の至宝と抱えている。

(なんか一人、精神に異常を来してそうな女の子もいるけど……さすがにアレを外にけしかけて犠牲になって貰うのは心が痛む……やっぱゲーム脳の連中が冒険気分でお外に飛び出してターゲットになってくれるのを待とう)

 失恋した女が深夜の海岸で黄昏ている時くらいの静かさで、引き続き事態の傍観を続けることにした鉛。
 どうやら意地でも自分が真っ先に飛び出す気は無いらしい。
 生まれた時からハードモードで家の中でも命の危機に瀕していた少年は、幼くとも心が擦れているのだ。
 当然、それが誰かの為になるならと笑って犠牲になるメンタルなんぞ有していない。そんなものがあればとうの昔に死んでいる。

>ALL様

27日前 No.17

バカラ @bakara ★iPhone=x40n3PoB9Z

【始まりの穴→森林地帯/リゼット】

「…そっか。わかった」

 …答えは出た。ため息を一つ。

「はい、君はまだ出ない」

 外に出ようとする少女の襟を掴んで強引に引き戻す。一瞬、光の下に晒されたが今は沙羅の後ろまで下がっている。
 これでいい。そう自分に言い聞かせ靴紐を結び直す。大丈夫だ。解けてはいない。
 体調はむしろ良好。これならば森の中を走り抜けても問題ないだろう。

「僕が行くよ。沙羅は行かないだろうし、その子には任せられない。
 後ろの二人は…まあ、何とかなりそうだけど万が一が怖いしね」

 軽く笑みを浮かべて服装を正す。どのみちこうする予定だったのだ。自分の事は自分でする。両親から教わった数少ない教訓の一つでリゼットの座右の銘でもあるそれを実践するだけのこと。何もおかしな事はない。

「それじゃあ、僕は行くね。君も無事だといいね、沙羅」

 友人と呼ぶには関わりの浅い少女に別れを告げる。ついでに襟を引っ張ってしまった少女にはさっきはごめん。と軽く謝って光の下に身を投げた。
 鬱蒼と生い茂った木々を手で払いながら地面を蹴った。微妙にぬかるんだ土に払っても顔に当たる葉に顔をしかめながらも足は止めない。逆に早めていく。
 ニ拍ほど空けて後ろから聞こえてくる足音。反射的に振り返りそうになるが、そんな事をしている余裕はリゼットにはなかった。

》沙羅、憂、洞窟内ALL

【リゼットはこのまま走って街まで行かせようかと思います】

27日前 No.18

天獄の使者 @yosinon447 ★NolTC1MmME_keJ

【始まりの穴/日菜子】

結局…注意勧告としてかけた私の言葉は一瞬だけ気にかけた素振りがあったもののスルーされた。
別に良いんだ。悪魔で草叢をかき分ける音が聞き取れていないだろう相手へのメッセージを伝えたかったそれだけだから、
それと勇気を振り絞ったと言うのは少し違くて、何時何処でダイキが見聞きしている状況で他人と関わったら、
後で暴力振られる事に覚悟してが起因している。

―で尚も岩陰から身を潜めつつ分かった事は――
此処に現在居る人達の敵意がないのと男性は一人女性は私を含めて五人。後もう一人は今の所わからない私と同じで身を潜めて様子を伺ってるのか?と皆お互いを知らない…と言うかあの一組の男女はこんな状況で楽観的…大丈夫なのだろうか、まぁ此処でネガティブになっている私に比べれば断然良いよね。男女は友人のように見えるけど?それと女性の方の中に名前的に外国籍の人が一人。

何故ここに連れてこられたのはまだわかってないけど、犯人がいるとあの子達は推測してるけど少なくとも私にはそうは思えない、
その根拠は他ならない私。私はあの時、既に死亡寸前だったんだ…それがなんだかわかんないけど痛みはない。結論として犯人が居るって可能性が信じたくないけどそれは今は覆らない。

此処から先はこれからどうするか…此処で身を潜めていようと思っても何れは臭いを辿って獣がこっちに来る。その前に早く出ないと
けれども最初に出るのは度胸がない。だからって誰かを犠牲にと前へ送るような真似はしたくない。

(私の他にも!?それも幼い子が!)

此処で突如としてその声、低い可愛らしい幼い女の子声が聞こえた事に突然の事で背筋が震えた。
「まだ幼いのにこの子も…」と胸が苦しくなる。周りは…取り合ってくれ…いや取り合える暇もないんだ。
それに一見幼げな彼女とは不相応な私と同等ぐらいの背丈のシルエット。
傍から見れば未だに立っても親離れできていない。異常だと思われても可笑しくないけど、

このまま彼女を放っては置けない

と幼げな彼女の声がした方へと歩み寄る。そこに何故だか警戒心などなく、
ただ放っては置けない、心配。そんな心持ちで行動を始めた一方で、

一番に出ようとした学生服の子の襟を掴んで強引に引き戻し、我先へと洞窟から出て行ってしまったのは外国籍の彼女。
正直…彼女が先に出て行ってくれたのは願っても無い事だけど……それでもあの子一人行かせてしまった事は後にも先にも後悔が立ち込める。
だけども今は悩むよりも自分がすべき事をしないと。

「うん、そうだよお姉さんも気が着いたらここに居たんだよ」

と「こ、こんにちは…はじめましてだね」
そう笑顔で年下の子をお世話するお姉さんの感じで幼げな女の子に問いかけてみた。

》憂、ALL

27日前 No.19

@a20th☆uovuJf4D.iU ★iPhone=zpV9dHNvA6

【始まりの穴/雪代 氷亜】

泥に沈んだような意識の中で最初に感じたものは、体を不快に撫ぜるような肌寒さだった。その冷たさに引かれる様に意識は深層から浮かんでいく。それでもその微睡みに縋るように眠りの浅瀬で揺蕩っていると、一つの違和感があった。何故肌寒いのだろうか。否、当然のことだ。自分は今下校直後の格好だ。半袖のスクールシャツと膝上丈のスカート、そして無防備なまでに眠りこけている今、肌寒くて当然だろう。そうじゃない。何故自分は肌寒さを感じているのだろうか。その答えが濁り切った意識から浮かび上がった時、意識は覚醒した。

「──っ!?」

がばっと上体を起こし、目を見開いたはずだったが開かれた透き通るような水色の瞳に光が通過することはなかった。そして、突然の運動に寝起きの頭が軋む様に痛む。何も見えずとも確かに痛みが主張していた。何故痛みを感じている?静寂と闇の帳の落ちた空間で、実際に聞こえてるのではないかと言うくらいに騒がしく心臓が高鳴っている。何故心臓が高鳴っている…いや、脈打っている?おかしいのだ。意識があることも、寒さや痛みを感じることも、心臓が脈打っていることも、全てが。起こした上体に膝を近づけ、顔を埋めて蹲る。「なんで……なんで……」とうわ言の様に誰にでもなく答えを求める。だが変に冷静でそんな疑問の答えは既に出ていた。出てはいけない答えだったが、そうでなければ何なのか逆に問いたくなる。
その答えとは単純明快で、

「……死に損ねた……っ!」

喉の奥から出たその答えを噛み潰す様に歯を噛み締める。
そう、雪代氷亜は自ら死を選んだ人間だ。
自分の行いが産んだ地獄のような現実から逃げ出すように、父親の部屋に保管されていた劇物のような薬に縋って、命を投げ捨てたはずだ。覚えている。その理由も、自分が人でなくなるような感覚も、力なく崩れ落ちた衝撃も、遠くなる視界も、自分が事切れたと悟る瞬間までも。
そこまで覚えているからこそ、氷亜はこの現状を受け入れられずにいた。また、しばらく蹲っていると別の疑問が浮かんできた。

「ここ、何処だろう」

この暗黒の中にいる理由だった。死に損なったのなら居るべき場所は病院ではなかろうか。しかし、その考えは足元の固く冷たいざらりとした岩肌のような手触りに否定された。では、仮に死んでいたとして、さらに仮の話今の自分が自我を持った精神体や魂魄であったなら死後の世界というのはこの漆黒なのだろうか。しかしそれではこの体の感覚とそもそも矛盾してしまう。どんな答えを出しても否定されてしまうこの状況に頭はさらに悲鳴をあげる。
どうやら一人で処理しきれる次元を越えているらしい。一度自分の全てを割り切り、歩きだそうと立ち上がることにした。

「……っとと」

まるで意識を手放す瞬間が嘘だったような体の快調さと、その真逆にその瞬間のまま固定されたかのような感覚の不快さでチグハグになり、起き上がると同時にふらつき、数歩歩き転びそうになると、反射で伸ばした手が何かに当たる。壁だ。地面と同じような感触のそれだった。ということは自分は床も壁も岩肌の暗闇にいるのだろうか。ならば、考えられるのは洞窟か。何故洞窟なんかに自分がいるのかを考えても恐らく答えは出ないだろうと頭より先に足を動かす。壁伝いにゆっくりと歩き、暗闇の中、思い出したように氷亜は右目の部分に手を当てる。暗くて眼帯をつけていたことも忘れていたのだ。耳にかかったゴムを外して覆われていた右目が顕になる。こうして晴れて自由になった両目で、見えているのかも不安になるような道を、思考を停止させていても痛む頭を抑えながら進むこと数分、もしかしたらもっと長いか、そんな時、人の声が聞こえてきた。まだ声の主も視認できないが確かに複数人の声が聞こえてきた。何を話しているのかは洞窟に反響しているからかよく聞き取れない。ただ誰かがいる事で、氷亜は安心したのかもしれない。

「誰かいるんだ。こんな所に……」

そう独り言ちりながら、今度は壁と声を頼りに先よりも歩くスピードを早める。そして、

「んん……っ」

突然飛び込んできた光に驚いたように目を細める。苛烈なまでに眩しい光がそれまで少ない光を求めていた瞳を貫き、光単体でのホワイトアウトに視界が奪われた感覚だ。そんな最中にも眼帯をつけ直し、今度は眩しすぎて潰れた視界を補うように壁伝いに歩き、

「あのー!誰かいるんですかー!?ここー!どこなんですかー!?」

光に覆われる一瞬に確認できた数人のシルエットに向けて、目を瞑っていることで視覚からの情報が一切得られないこの状況に対して驚くほど無警戒で無防備に、今出せる限り精一杯の声を投げかけたが、もとより自殺をはかり、思考を停止した氷亜の気に留める所ではなかった。

>>始まりの穴ALL


【初投稿失礼しますー!思考停止させた結果地雷行為したみたいになってしまったかもしれないです。あと長くなってますが下半分だけ読んでいただければ十分じゃないかなと思います!】

25日前 No.20

裕二 @6aa1 ★Android=AN1LsrMJSg

【始まりの穴/神凪裕二】

空は青く、高く、そして広い。
日本の空に限りがあるのなら、この空には限りがないのだろう。俺は今PKO派遣中で出国から約2ヶ月が経った。唯一の家族である義理の妹は体の弱い子でよく入院と退院を繰り返している。そして現在入院中の妹は病室できっと1人っきりだ。PKO第2次派遣隊の話を上官からされたとき、両親が他界し、ただ1人の病弱な妹を残して長期間遠い国に行くのは勿論躊躇いもあったが、帰国したらATMの高座には多額の給料が振り込まれていて妹の治療費と入院費用にあてられるだろう。妹には可能な限り毎晩Skypeを通じて連絡をとり様子を伺っていた。 この前は、帰国したらアウトレットに行きたいとねだられ、俺は先生に相談して許可が出たら行こうと約束した。
その後だった。妹の容態が悪化し、三日前、妹が死んだと本国から遠く離れた異国の地で知らされた。

────。

水底から浮上するような感覚と共に、俺は目覚めた。同時に背中に冷たさを感じる。辺りは夜のように薄暗い。

「っ…ちくしょ…」

上半身をゆっくりと起こし辺りを見渡すと、どうやら自分は洞窟の中にいると気がつく。最後に覚えているのは散発的な銃声、爆発。激しい痛み……身体が冷たっていく感覚と、死への恐怖──。
身体を触って確かめるが吹き飛ばされた足も、傷も服も瀕死状態の身体は何もかも元通りだった。

「馬鹿な…どうなってんだ…」

立ち上がって身体が問題なく動くことを確認すると、遠くに見える僅かな光の方へ歩き出す。恐らく出口だろう。
洞窟の外へ出るとそこは森の中だったが自分が勤務していた派遣先ではなかった。かといって日本とも少し違う。辺りの草木を調べてみるが日本の山地に分布している植生ではない。

「んー…どこなんだここは」

とりあえず連絡をしなければ。公衆電話は…無さそうだな…。おまけにスマホも財布もない。
あれ…これってやばいんじゃね。

「なんだってんだ勘弁してくれ…あーだめだ。わっけわかっんねぇ…」

【よろしくお願いします。遅れましたがどなたか適当に絡んでやってくださると幸いです。】

>>all様

24日前 No.21

三条飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴】

「そうか、更科蒼って言うのか…じゃあ、蒼だな。よろしくな、蒼…!」

自身が自己紹介すると、相手も自己紹介してくれたため、蒼の名前を復唱して「良い名前だな」と内心思えば笑みを浮かべて「よろしく!」と伝える。

「よっこいせ、それがいいんだよ。案内人居ないと安心けど自ら探検できるって不安だがワクワクしてこねえか?」

いつの間にかあぐらをかいており、掛け声とともに立ち上がれば出口らしき方向へ指をさして笑みを絶やさず聞いてみる。

≫蒼、all

23日前 No.22

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

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22日前 No.23

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_2YW

【 始まりの穴→移動中 / 鶴城町鉛 】

 ゲーム脳コンビが愚行に奔るのを待っていれば、まさかまさかで先に動いたのは金髪の成人女性だった。
 馬鹿そうな言動はしていなかったから、きっと一番に洞窟を飛び出したのは正義感や周りの未成年への庇護欲に突き動かされてだろう。
 もちろん、足の速さにとてつもない自信があるという可能性も捨てきれないが、人間の脚力はいくら鍛えたところでチーターやライオンに遠く及ばない。
 小学生でも知っていることを立派な大人が把握していないとは思えないから、彼女が正体不明の獣に身体スペックで張り合おうとした無謀の徒であるという想定はやはり現実味が無かった。
 だから、まあ。きっと誰かのためなのだろう。
 見上げた勇気だ。走り出してくれる“誰か”を待っていた身で願うのは憚られるが、その勇気が死によって蛮勇と呼び変えられぬことを祈る。

「じゃ、ボクも行くわ」

 ブロンド女性がスタートダッシュを決めた三十秒後。
 簡潔にも程がある挨拶と共にひらりと片手を振って、岩陰から飛び出した鉛は全速力で獣の息遣いが聞こえぬ方向に疾走して行く。
 洞窟にいる面々にしてみれば、今の今まで岩陰に身を潜めて一言も発さなかった少年がいきなり登場していきなり退場した訳なので「は?」か「え?」か「あ゛ぁ゛?」くらいしか取れるリアクションがあるまい。
 位置関係次第で何名かはそもそも鉛の存在にも気付かないはずだ。

 六人どころか八人にまで増えた見知らぬ人々――否、一人は先行したから七人を捨て置き、走って走って走って走る。
 深層心理では彼ら彼女らに未練があるかもしれないが、それを表層の意識と理性で「気にすることじゃない」と切って捌く。
 道中、視界の端も端に深夜枠アニメのファンタジーものでよくお目にかかる怪生物がチラ見えした気がするが、それを無理やり幻覚だと思い込み首を捻る勢いで視線を外した。
 幸い、ゴブリ……ごほん。緑色をした人型の化物なんて鉛は知らない。知らないったら知らないのである。

「とりあえず、森で迷ったら木を見ろって言うよね。苔の生えてるほうが北側なんだっけ? やみくもに走りまわってもまた戻っちゃうかもしれないから、木の苔を基準に進む方角だけは一定にしておいて……」

 体力温存も兼ねて全力疾走から全力の六割程度での疾走に切り替え、周囲の景色に目配せもしつつルートを思案。
 東西南北いずれに進むかを一瞬だけ悩み、何の情報も無いからにはどこに向かおうと構うものかと東に向かうことを決定。
 巨体の化物が現われた際にはスピードを上げるのではなくむしろ止まって巨木の裏に身を潜めるなどして、あの手この手でなんとか命の危機を脱しつつ頑張るのだった。

 ――後に彼はこう語る。
 「昔はクソ親父相手に家の中で気配を押し殺す生活をしていて良かったって、そんなことを思う日がくるなんて」、と。

>ALL様

【皆さんが動ききるまで待とうかと思いましたが、同じ考えで待ちの姿勢の方がいらっしゃるかもしれないのでとりあえず投下します】

22日前 No.24

天獄の使者 @yosinon447 ★NolTC1MmME_keJ

【始まりの穴/安芸津川日菜子】

へ?この子の他にもまた一人…んー?……。へぇええっ!?!!続けて二人も来た!?

私より若干背の低い差がある赤い頭巾を身に着けた、見た目と内面が不相応な、何処か七歳未満程のあどけなさと言うか…純真無垢?と言った方が良いのだろう。彼女に話しかけた尚も、

西洋人の成人の方が洞窟を一番に出て間もなく経ってから、もう一人「じゃ、ボクも行くわ」と新たに現れた男性の声に一瞬大きく目を見開き驚いてしまうも、しかし声がした位置的に奥からではなく私の背中の方……先の方から聞こえた事もあり疑問を浮かべ…た間はなく、次々と一体何処から出没したんだろうか未だに謎にも新たに二名の足音と声が聞こえた。

一方で新たに現れた?後一人はそう言った後、私達を気にする事なく一気に駆け抜けていった……。恐らくではあるけども、その人が西洋人の方に続く洞窟を出た人になるのだろうか……と思いつつ。どうか、一足先に出た西洋人の方と今駆け出して行った子が獣などに襲われる事なく無事であある事だけを内心祈りながら、

『うん、はじめまして、こんにちは! そっかぁ、やっぱりそうなんだね。あたしは、負箙憂っていうの。お姉さんは?』

「あっ、私はね安芸津川日菜子って言うの。よろしくね憂ちゃん」

……負箙憂…珍しい名前だな……って私が言えた事じゃないか……それ言ったら安芸津川もだし。
目の前の周囲が張り詰めた空気?(二名は違うと言える)の中、それを知らない無邪気な赤頭巾の少女は満面の笑みで負箙憂と名乗ってくれる。
最もこう言う状況で名乗るべきは年上?…である私の方から名乗るのが筋なのであるが、その期を逃してしまった。実は憂ちゃんの本当の年齢は自分よりニコ上であるがその時の私はまだ知らない――もしくはこのまま知る機会なんて永遠に来ないかもしれないが、


それはさて置き乗っかるように続けて、両手を膝元に置き若干前かがみの姿勢で此方も満面の笑みで名乗り返した後、お世辞であるけど「……おふいびら…うれいちゃんか……。良い名前だね、」と褒め言葉を送った。

それとは別に気になった点について、私の前髪が不揃いな点。これについて初めて会った人は大抵、何かしら質問があって、それを私は「自分でカットに失敗しちゃって」と嘘で切り返すのだが、特に憂ちゃんからは無いご様子…。
一応見えるとは言ってもここは暗がりだしよく見れてないのかな、それとも精神面的にこんな感じだし気にできる余裕ないのかな……
と思ってると

『お兄ちゃん……おかーさん……どこに行っちゃったの……?』

やっぱり幼い…幼過ぎる……。この年齢にしては幼過ぎる。彼女に一体何があったのか知らないが、きっと彼女は過酷な状況下でそれが原因で今の精神状態のまま、この歳まで生きてきたのかが伺える。ただ分る事は憂ちゃんは今、彼女の年頃(7歳の)で大切な家族と離れ離れになって心寂しい、不安なのだと

……状況が状況でいつ戻れるかも不明な現状。迂闊に希望を持たせるような事言ったら後で余計に絶望しちゃうんだろうな……
果たして自分が支えられるのか全く先はわからないづくめだけど、今憂ちゃんにとって支えが必要。そう――私は

「そっか…憂ちゃんは家族とはぐれちゃったんだね……大丈夫。私で良ければ、一緒にお兄ちゃんとお母さんを探すお手伝いするよ…」

ただ真摯に受け止め、憂ちゃんの横に寄り添い、和やかな物腰で優しく語り掛けて、続けて「大丈夫。心配しないで…、きっと見つかるよ」と大丈夫と繰り返し言いながら、彼女の背中を優しく摩ってあげる。

「だからね…まずはここから一緒に出よ?いつまでも此処に居られないし、それに怖ーい熊さんとかがいるかもだしね」

更に続けて私は彼女へ共に洞窟から出ないかと提案をしてみた。それに捕捉するように、現在、自分達が置かれている状況が危険か
彼女に出来るだけわかりやすく説明をする事に……

》負箙憂様。ALL

21日前 No.25

バカラ @bakara ★iPhone=rLSELnecBY

【森林地帯/リゼット】

「はぁっ。はぁっ…」

 森林を駆け回る。件の追ってきていた足音は既に遠く、代わりに自分の口から漏れる浅い息だけがやけに耳に残った。
 自分がどこを走っているのか分からないまま、それでもあの足音の主に出会わないよう全力で駆ける。
 朝露でぬかるんだ泥がジーンズに跳ねる。どこかで切ったのだろう。頬を伝う赤い筋が不快に思えた。
 しばらく走って、そろそろと振り返るとそこは、

「…」

 …洞窟のすぐ側だった。
 足音の主こそいなかったものの、無我夢中で走った結果が回ってきただけというのは存外心に来るものがあった。
 項垂れるも不幸ばかりと言うわけでもないらしい。辺りの草木を調べる男が一人。リゼットがいた時には知らない顔だ。筋肉質の体に若さが残るが精悍な顔つきはレンジャーという表現が似合う。

「…君もここに連れてこられたのかい」

》裕二、ALL

【送った気でいましたが、今確認したところできていませんでした…!
申し訳ありません!】

20日前 No.26

裕二 @6aa1 ★Android=AN1LsrMJSg

【神凪裕二/洞窟付近の森林】

「やれやれ。遭難状態じゃないか…」

付近に人が住んでいそうな建物も伺えない。とりあえず歩いていれば、道路か線路、鉄塔といった人工物くらいあるだろう。そいつを辿って行けば何とかなるだろうし、運良く人が住んでいそうな民家を見つけられたら電話を借りよう。と、次の行動を冷静に検討していたところ声が聞こえた。
やけに高身長で白い肌の女性だった。日本人ではない。森の中を移動していたからか、着ている白いパーカーはやや土で汚れていた。 しばらく相手を見たあと「こんにちは」と挨拶した。

「…怪我、してるよ。大丈夫?」

と相手の頬を指さして伝えた。

「俺は神凪裕二。連れてこられたって…?よくわからないけど目が覚めたらあの洞窟の中に倒れてたんだ」

>>リゼット、all様

【絡みありがとうございます(*^^*)】

19日前 No.27

霧灯 @sunsuncat ★o08FOtq5xo_pcO

【洞窟付近の森の小空間 / 空原エレナ】

 一息吐いて茂みの中から立ち上がると、空原エレナは辺りを見渡した。そこは夜闇に包まれた暗黒の森の中。
 さてどうしたものか。ここがどこだか分からないことは既に把握済みだが、兎に角行動を起こす必要がある。
 木の葉の擦れ音で背後を振り向いた。……只の風だ。少々音が大きかっただけだ。恐る恐る正面を向き直す。

 茂みを跨いで先ほどの開けた地面まで戻る。そこは3平米程度だが、森の中に空いた小さな空間だった。誰が切ったのか知らないが、椅子代わりに丁度良い切り株もある。とりあえず座ってみる。スカート越しでも冷たいのに切り株の一部が太ももに直に触れて更に冷たい。しかし歩くのにも疲れた。敢えて我慢。
 見上げる。木が無い為、ここからなら空が見える。見えると言っても、ここからでは月までは見えない。しかし、どこからか照らされる僅かな月明かりがポッカリと空いたこの空間に差し込んでいて、木の葉で完全に遮られて闇が広がる周囲の森の中から辿り着いたこの場所には、妙な安心感がある。
 最悪朝までここに居るのも悪くない。暗闇を歩くのはあまりに危険だ。森の中からは虫やら獣やら如何にもな声が聞こえてくるし、実際変な生き物が居たし、それこそ何が起こってもおかしくない。
 とは言え、ここに居続けるのもそれはそれで「気が乗らない理由」がある。

「……こんなところで行き倒れてんじゃないわよ……」

 骸骨。人骨。遺骸。死体。成れの果て。
 この際別にどんな表現であっても構わない。切り株のすぐ脇に「それ」は仰向けに転がっていた。エレナは見ないように無理やり虚空を向いて呟いた。
 奇妙な声がした洞窟を出て、おかしな生物から逃げるようにすぐ森へ入り、暗闇の中恐らく100mは走って漸く辿り着いたその場所で、ほっと一安心も束の間、下を見ればリアルな白骨死体が転がっている事態など都会に生きてきたエレナには到底考えに及ばない。また、敢えてマイルドに行き倒れと言ってみたが、行き倒れではない気もしている。樹海と言えば……、いややめよう。
 兎に角、幾つかの現実離れした状況を前にエレナは夢でも見ているのか疑ったが、生理現象があるということは現実らしいと思い始めていた。好意的に解釈をするならば、奇跡的に助かった自分がその後あのギルマスやギルメン達にこの場所に運び込まれたと考えるのが筋だが(にしても常軌を逸した行動だが)、……ビルの高さ5階以上から落ちて、一体果たして、そんな奇跡があるだろうか?

 考えても仕方がないと諦めたのか、気付けばエレナは見知らぬ土地で水も食料も無い事実に向き合っていた。

 彼はエレナにとっての「助け」であった。
 調べてみれば、彼には持ち物があった。一つは薄汚れたダガー。刃物があれば色々役立つし、武器にもなる。野生動物を相手にするには些か以上に貧相ではあるが無いよりはマシだ。もう一つは、小鞄。ベルト付きなのがありがたい。死体に直に付いていた点が気になるが、この際仕方がない。自分の衣服以外に何一つも持っていないこの状況で物を入れることの出来る鞄を手に入れられるのは非常に助かる(15p程度で大きくは無いが)。
 おまけに中には、コルク蓋の7pくらいの「透明な空き瓶」と、広げた状態で20p程度であろう「地図らしき物」が四つ折りにされて入っていた。所謂羊皮紙という奴なのか、普段見てきた紙とは幾分にも違いがある。どうにも古臭そうな地図で当てになるのか分からないが、これしか頼りが無いのだから致し方ない。瓶は瓶で水を汲むのに使えるだろう。水の持ち運びも重要だ。
 どれも既に朽ち果てた者には必要の無い物だ。見つけると数度の深呼吸の後エレナはそれらを彼の亡骸から剥ぎ取った。サバイバルセットを手に入れたような気分。

「骸骨調べてアイテムゲットするのはRPGのお決まりよねぇ〜。自分の状況判断力の凄まじさに感嘆するわ〜。ま、私が引き継いであげるから安心して成仏しなさいっての〜。
 さてさて? それじゃあご観覧と行きますか。さっきの地図にはきっと付近の町の場所が示されている筈よ〜」

 しかし暗くてよく見えない。

「……あーね。はいはい。あるある。明かりが無いと使えない系ね。……はぁー、つっかえ!」

 ノリで地図を地面に投げ捨てた。地図は落ちた拍子に再び畳まれた。捨てた訳ではない。明るくなれば読めるだろう。しかし今拾うのも面倒で放置する。
 どの道歩くにはこの森は暗すぎる。やはり朝を待つのが得策だ。水も食料も無いことから余り悠長にもしてられないが、不用意に歩いて何かに襲われるよりかは断然賢いだろう。人間の英知で野生に打ち勝つのだ。

「じゃあ、その英知を駆使して一旦ひと眠りしとこうかな。今日は走ってばかりで疲れたし。暗いしすぐ眠れるわよね」

 気丈に明るく振舞いつつそう決めた。
 目を伏せ、うつらうつら。
 森の環境音の中、意識が段々と沈んでいく……。

>>ALL


【新規参加です。皆さんどうぞよろしくお願いします。地図を用意してみたので、もし良ければそれで街まで向かう展開など如何でしょうか? 一旦待ちの体制で失礼します。】

17日前 No.28

バカラ @bakara ★iPhone=oauLHWU3JH

【森林地帯/リゼット】

「裕二だね。僕はリゼット。リゼット・シュピーラーだ。よろしく」

 頬の傷を手の甲で拭い大丈夫だと返せばこちらを見る視線に頭に? を浮かべる。

(何かおかしな格好してるかな。
 …まあ今はいいや)

 考えても仕方ないと今は割り切り拭った反対の手を差し出す。握手の体勢。ありがたいことにこちらの手は殆ど汚れておらず失礼とはならないだろう。

「連れてこられたってのはちょっと違うのかな。僕も気付いたらあそこの洞窟に倒れてた。だからてっきり誰かに連れてこられたのかなって」

 車を運転してたことまでは覚えてるんだけどね。そう苦笑気味に続ける。

「僕や裕二の他にも何人か同じような人は居るみたいだし、何かの犯罪にでも巻き込まれたって思ってる。
 目的も何も分からないけどね」

》裕二、ALL

【遅いわ短文だわ出来悪いわの三拍子揃ってますがご容赦ください…】

15日前 No.29

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴/移動中】

この世界にやってきてから何時間経ったろうか。飛燕はこの始まりの穴へやって来てから、相変わらず不安な表情一つ見せず、好奇心のまま始まりの穴を見回っていた。もはや観光客だ。

「見たことのねえ場所ばかりで面白い世界だな…!」

そんな探検をしている中、この穴の出口らしき場所を見つける。そこには森が広がっており、悩むことなくそのまま穴を後にして森の方へ向かっていった。

≫all

13日前 No.30

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴/移動中】

この世界にやってきてから何時間経ったろうか。始まり穴に初めてやってきた時は人は沢山いたが、既に大半の人はここを抜けて森へ入っていき、街の方へ向かっている。そんな事など知る由もない飛燕はこの始まりの穴へやって来てから現在に至るまで相変わらず不安な表情一つ見せず、寧ろこの状況を楽しんでいるかのように少し笑みを浮かべながら好奇心のまま始まりの穴を見回っていた。ここまでくるともはや観光客だ。

「見たことのねえ場所ばかりで面白い世界だな…!」

ちなみに先程まで行動していた蒼とは逸れてしまっているため、その人物を探すのも目的の1つとし、この穴の内部をくまなく探検をしている。一通り、見回ったのか出口らしき場所を見つける。その出口の先には森林で広がっており、まるでジャングルのようだ。もう始まりの穴に飽きかけていた飛燕はそのまま森林地帯へ飛び出してしまいそうになるが、ある人物を見つけていない為ぐっと堪えてみれば再び探し始めた。

【少し付け加えました】

≫始まりの穴all、蒼

13日前 No.31

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 始まりの穴→ / 負箙憂 】

もし、憂が計算高く、幼いフリをして相手の警戒心をゼロにして情報を盗みとる、という芸当をやってみせるような女ならば、この展開は計画通りだろう。表面では天真爛漫に笑いながら、心の中ではほくそ笑む、あくどい17歳であったのだろう。だがしかし。だがしかし、負箙憂にそんな狡猾さはなく、それがもう十年目とは知らず、ただただ本気で自分を7歳と思い込み、知らない人の名前を聞いて、表面でも心の中でも無邪気な笑顔のままの、頭の悪い女なのだった。現に、日菜子の名前を聞いても、ソレを利用し住所などを炙り出すこともなく、変わらない笑みを浮かべたまま、

「あきつかわ、ひなこ……ひな……じゃあ、お姉ちゃんは『ひなちん』だね! よろしくね、ひなちん! うん、いい名前でしょ? おかーさんがつけてくれたんだよぉ。お兄ちゃんはね、『杞(くこ)』っていうの! これもおかーさんがつけてあげたんだって。おかーさん、お名前つけるの上手なんだぁ」

と、気安くあだ名をつけ、お世辞とも知らず本気で喜ぶのだった。
家族のことを話題に出したことで、寂しさが一段と強くなっていく。17歳なら「ここで家族の話を出したらもっと辛くなる、だからなるべく言わない」と考えられたはずなのに。そんな正常な精神の成長は、一人の男のせいで十年前にぶち壊されている。だから、そんな思考回路を持てず、名前を褒められて嬉しくなって、家族の自慢をしてしまったのだ。本当におばかさん。『負』って苗字に入るだけでなく、『憂』とかいう良くない漢字の、兄と合わせて『杞憂』になるような名前が、本心から褒められるわけないだろ。まあ、どんなに寂しがったって兄は十年前に死んでいるのだけれど。

「――ほんとっ? ひなちん、お兄ちゃんとおかーさん、いっしょにさがしてくれるの? やったぁ、あたしうれしいっ! うん、ひなちんとなら、きっとすぐお兄ちゃん達にあえるよね!」

日菜子の申し出に、ぱあっと目を輝かせ、ぴょんぴょこぴょんぴょん飛び跳ねながら、本気で喜ぶ憂。背中を撫でられながら、ジャンプした勢いで抱きつく。本当に幸せで、本気で日菜子とならすぐに兄と母に会えると思っている。兄には一生会えないし、この世界で母に出会うことはきっとできないというのに。ガチで幸福を感じながら、日菜子の言葉を聞く。

「……出る? ここから? ……うん、出よう! すっごくこわいけど、ココにはお兄ちゃん達いないみたいだし……あたし、がんばる!」

一瞬、怯えたように顔を曇らせたが、すぐに覚悟を決め日菜子と目を合わし頷くと、日菜子の手を引きずんずんと洞窟の外へ歩みだした。

>>日菜子さま、周辺allさま

【始まりの穴メンバー全員待とうかと思ったのですが、憂に話しかけてくれるのたぶん日菜子ちゃんだけなので…!(】

12日前 No.32

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_m5I

【 森林地帯→市街地・東部居住区 / 鶴城町鉛 】

 きっと自分は運が良かった。
 散らばった誰かの臓物を見て、踏みしだかれた誰かの白骨を見て、乾いた誰かの血痕を見て。
 鉛は改めてその事実を痛感した。

 いくら人より隠れ忍ぶことが得意でも、そんなの野生の獣を上回って凶暴なモンスターどもに100%発見されぬ理由にはならない。
 もちろん、気配の遮断に務めることで生存率を少しでも上げられたことが存命に繋がったとは思う。
 思うが、何よりラッキーだったのは自分がラッキーだったこと。
 ツいてなければ今頃自分は死体だった。運の良さが運の良さを引き寄せ、その折り重ねがついには人生の続きを掴み取ってくれたのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…………。ふぅ。あー疲れた。モンスターが出て来るパニック系のホラー映画で逃げ惑う主人公、たぶんこんな感じなんだろうね。クソッタレ! 二度と来ないよ、こんな森!」

 強いられた疲労と緊張への怒りを込め、森に住まう者どもに宛てた、けれど決して彼らには届かぬ罵倒を言い捨てる。
 そしてさっさとその場を後にした。
 あんな悍ましい森、二度と入らないのみならず近くに居たくも無い。
 やっとたどり着いた町と思しき土地にさっさと足を踏み入れよう。

 ……そう考えて森を抜け、町の中を歩いて五分が経過した。
 どうやらここは居住区らしい。というのも、歩けど歩けど家と思しき建物以外の何も見当たらないのだ。
 もっと言うと、その見当たる家も鉛の記憶と照合すれば違和感の塊でしかなかった。
 古い、古すぎる。ボロいとかあばら家とかいう意味ではなく、なんというか、そう――ファンタジー世界に出て来そうなデザインの自宅ばかりなのだ。
 鉄筋コンクリートやトタン板を使っている様子は確認できず、大きい家も小さい家もみんな木やレンガや石でできている。
 庭にあるのも車や自転車でなく井戸や草花。道には電柱の一本も建設していないし、地面の舗装されている部分だってNOTコンクリートYES石畳だ。
 ファンタジー世界に馴染みの無い人間には、ヨーロッパの片田舎にある一軒家でも想像して貰えればそれで事足りる。
 このレトロ感とアンティーク感は平成だと一周してオシャレ上級者の家と認定されよう。

「薄々そんな気はしてたけど、やっぱここってアレ? 異世界っていうか、別世界っていうか……。嘘でしょ? そういうの求めてるタイプじゃないんだけどボク。オタクなら喜ぶかもだけどさぁ」

 森の中で衣服についた葉っぱや蟻んこを手ではたき落としつつ、引き続き周囲の建物を見て歩く。
 交番でもあったなら記憶喪失の状態で森に捨てられていた可哀想な謎の美少年ムーヴをかまして保護して貰う目論みでいるのに、肝心の交番が一向に見当たらない。
 もう国家機関に保護されるルートは諦め、そこら辺の家の戸を叩くべきだろうか。

>ALL様

【一足先に町につかせておきます。前のロルで東に向かって進んでいた描写をしてしまったので、とりあえず居住区に投下。一定時間たったらギルドのある西部に向かわせますね】

12日前 No.33

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【始まりの穴移動中/更科蒼】
先ほど洞窟の中を探検しよう!と言う話をした、飛燕とはぐれてしまい、少し焦ったが、「どこ行ったんだか」と、小言をボソッと言った後に見たらば、その探してた相手を見かけ、飛燕かな?と思ったが、人違いやったら嫌だなとも思ったが、そんなことないだろうと言う、このカッコといい、色々と飛燕だ!と思いながらに、とりあえず良かったという感じで、どこほっつき歩いてた?に関しては飛燕も、自身に同じこと言うだろう。とは思ったが、探したんだべ?というなり、次という次こそは、逸れるなんてことがないように手は繋いで行動しよう。と思い

「あーおった!てか、どこほっつき歩いてたわけ?」

自身が先ほどまで探してた相手を見かけるなり、いた!なんで逸れるかなあ?と、まさか、その相手。飛燕も、自身を探してただなんておもっておらず、
自身は自身で飛燕をさがしながらに、自身も適度にあたりを散策したりと、「ドラ○エとかゲームにありそうな洞窟の中」を楽しんでたりしたわけで飛燕もそうなのかなあ。と、思いながらに
→飛燕、all

11日前 No.34

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_m5I

【 市街地・東部居住区→市街地・西部ギルド / 鶴城町鉛 】

 結局、適当な家の門を叩いて出て来た住民に記憶喪失のフリをして泣き付き、この異世界(仮)についての情報を教えて貰った。
 結果、この世界は異世界(仮)などでなく異世界(真)であると判明。
 クラスやレベル、ギルドやモンスター、白魔法や黒魔法といった概念は、元いた世界ではどんなド田舎であろうと到底実在し得ない。
 ついでに、つい先ほどまで己のいた場所が『始まりの穴』と称されるヤバい洞窟であることも教えてくれた。
 何でもあの穴からは時々人間が現われ、けれど周りがゴブリンやオークといった凶暴な魔物の住む森なので大抵この市街地に辿り着く前にお陀仏になるのだという。
 その話を聞いて、鉛は洞窟に残して来た面々の安否へと思いを馳せる。が、すぐに振り切った。安全圏から未だ危険区域にいる彼ら彼女らの無事を想ったところで、そんなの向こうには一銭の価値もありやしない。
 助けられる側にとって、明確に救いとなるのは差し伸べられる手だけ。差し向けられる思いなどではないのだ。曖昧なものは所詮手向けた側の自己満足。

「それにしても、ギルド……ギルドねぇ。そこに行ったら≪クラス≫ってものが得られるらしいけど、本当にそこまで簡単に行くのかなぁ」

 家主に風呂まで貸して頂き食事も与えられ、衣服を洗濯した後その家の奥さんに火の魔法で乾かして貰う、という万全のおもてなしを受けた後、西にあるというギルド本部への地図まで手渡されて、現在の鉛は其処を目指している。
 泣き付いた家の奥さんと旦那さんはどうやら子供がいないらしく、もしも記憶を失ったまま一人で生きていくのが寂しいなら息子として自分たちの家に住んでくれて構わない、とまで言ってくれた。
 心優しい老夫婦を嘘で騙したことにさしもの鉛も良心が咎めたが、けれど背に腹は代えられない。そのまま記憶喪失の演技を貫き通し、いざとなったらお願いします、の一言だけ残して家を出たのだ。
 ――老夫婦には申し訳ないが、本当に住む所がどうにもならなさそうならお邪魔させて頂こう。もちろんなんとか職を探して家賃は払う。

「とーちゃっく。ここか、ギルド。……奥さんと旦那さんがお小遣いだってお金まで下さったけど、できるかぎり無駄遣いはしてくないからなぁ。クラス得るのに金かからなきゃ良いんだけど」

 呟き、ギルドの扉を三回ノックしてから開ける。
 プロトコルマナーだと三回ノックは略式、二回ノックはトイレ用で正式な場では四回ノックが相応しい、などと定められているが、その割に日本の就活だと三回ノックがマナーだとされていたりで大変ややこしいし面倒臭いし、そもそもここは現実世界でなく異世界なので些細なことは気にしないようにした。
 よって「どうぞ」という返事も待たない。そもそも中は勇者みたいな格好の奴とか魔法使いみたいな格好の奴で賑わっていてとてもうるさく、カウンターのお姉さんだってこっちのノック音に気付いちゃいないはずだ。

 ギルド内部は壁にミッションの書かれた張り紙がいくつもあったり、樽から作ったような椅子とテーブルがそこかしこに在ったり、なるほどギルドらしいと思える雑多な造りをしている。
 その割に小奇麗で、地面に食べ物がこぼれていたり壁紙に謎のシミが付着していたりはしない。清掃員の手入れが行き届いているのだろう。
 鉛は「こんなガキがギルドに……?」だとか「あんな格好でギルドに来るってやる気あんのか?」みたいな周りからの視線を流しきり、羊皮紙に羽ペンで何かを書き込んでいる最中のカウンターのお姉さんの傍まで歩み寄った。
 そして僅かな緊張を滲ませつつ口を開く。

「あの、すみません。『白魔法使い』のクラスを得たいんですが……。あと、杖ってどこで買えますか?」

>ALL様

【単ロルの連続ですみません。しかし停滞するのも何なので、絡まれない内はある程度まで一人でサクサク進めておきます】

11日前 No.35

霧灯 @sunsuncat ★o08FOtq5xo_TJc

【森林地帯 / 空原エレナ】

「いやーーーーーー!!?」

 叫びながら慌てて森の中から走ってくるエレナ。何があったのか、後ろは振り返らず一目散に必死に走って来る。
 森の木の間をすり抜けて息絶え絶えに猛然と駆け抜けていく。するとやがて森の中で会話をする2人の人物の目の前に現れた。

「うひゃあ!?」

 ズコー!
 しかし見つけた拍子に木の根に躓き倒れる。顔から倒れた。とても痛い。痛いが、それより後ろを振り返る。……良かった、追ってきてない。そう思うと漸く土をほろい、落としたダガーと地図を手に取り、立ち上がってもう一度訊ねる。

「……はぁはぁ。あの、現地の人ですか? 私、その、迷子になってしまって。街の方角を教えて……いえ、もし良かったら一緒に街まで連れて行ってくれませんか?」

 自分より頭一つ分上そうな2人に対して少し見上げ気味にお願いする。
 こんな場所で遭遇した見知らぬ相手など普通なら警戒するところだが、今は生きている相手であれば誰でも頼りに見える。

>>リゼット 神凪裕二 ALL

11日前 No.36

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴/移動中】

蒼を探している内に次々と此処を出て森を向かおうとしている者も出てきた。先駆者になれず、このままではビリケツでここを出なければいけなくなるが、飛燕はそれよか蒼が心配なのかそのまま探し続けている。そして、彼女も自身を探していることが幸いしてか、蒼から声をかけられると振り向いて。

「よう、オレのこと探してくれてたのか…ありがとな。好奇心のままこの穴の中を歩いてる内に逸れちまったよ、途中蒼が居なくなってるのに気づいて探してた。」

いつもの如く軽く手を上げて「よう」と返事をするが、蒼も自身の事を探していてくれたことを感謝して飛燕も蒼を探していたことを話せば、「また会えてよかった」と言わんばかりに嬉しそうに微笑む。

「出口らしき場所を見つけてな、他の連中もおそらくここから出て森の中へ行くみたいだから、オレらも行こう。……あ、ここよりも更に広いみたいだからな、そこで逸れたらそれこそ迷子になりかねない。そこで考えたんだが」

飛燕はここの出口らしき穴とその奥に広がっていた森林のことを話す。森の一部しか見てないものの、そこはとても広大で入ったはいいが出られなくなったり文字通り遭難する危険性も高い。そこで対策として飛燕は考えたのは、なんと蒼も考えていたことと一致していた。それは、手を繋ぐことである。飛燕は、右手を差し出して蒼の右手を掴めば指と指と間に自身の指と絡めてぎゅっと握りしめる。

≫蒼、all

10日前 No.37

天獄の使者 @yosinon447 ★NolTC1MmME_keJ

【始まりの穴→森林地帯/安芸津川日菜子】

今、こうして憂ちゃんと対話してる自体、迂闊と言わざる得ない愚かな行為だっただろう。仮に彼女が良く頭が周り他人の命を顧みず狡賢い性格の持ち主であれば、私は簡単に手駒にされていた所だろう。だがそうなった場合、きっと私は彼女を悪いと思うのでなく自分が悪いと思う
それは此処に来るまでもなく変わらない、最愛の人であるダイキが機嫌が悪く怒って私を殴る蹴る包丁で刺す、物を投げたり…挙句の果てに性行為に及ぶのも、自分が言う事の聞けないどうしようもないお人好しで、例えそこに悪意があったとしても偽善だとしても私は放っておけず、助けてしまう。不器用な性を持って生まれてしまったのが私、安芸津川日菜子なのだから……。

触れ合った今、憂ちゃんがただ無邪気で純粋な少女だった事には喜ぶべきと思う
本当に…良かったと…。

「……ひなちん……うん、いいねありがとう!そうだ私も……うれいちゃんだから…うれ…れい…『れいちん』かな?あ…憂ちゃんが嫌なら呼び方変えるから……ねっ。へぇ、お母さんが……お兄ちゃんは杞…くん…さんか……そ、そうだね……!」

そう言った感じにあだ名をつけられると私からもあだ名をつける事にした。まぁ憂ちゃんが嫌なら辞めるけど……
それとあだ名をつけられるのはよっぽど悪意とかない限りなら特には気にはしていないし、基本、敬称を使われたら敬称を、
あだ名ならあだ名と見合った形で呼び方は考えている。加えて純粋に仲良くなりたいと距離を縮める為。

それとは別に彼女とそのお兄さんの名前について若干口元を引きつらせながらなんとかその気持ちを誤魔化すよう微笑む
先程、『良い名前だね』なんて褒めたがそれはお世辞にも言えないだろう。苦し紛れに褒めるのも程がある。後、憂ちゃんはお父さんの事口にしないけど、既に亡くなってしまったのか或はお父さんとの間にいざこざがあったのだろうか。

まぁ…まだ聞いただけで字を見た訳ではない為一概には言えないけど、きっと親ならそんな名前付けないだろうと心の中で勝手に、
茄子科の落葉低木からと捏造したり、今流行りのキラキラネームかなと、出来るだけマイナスな印象を付けたと考えないように
そうであって欲しいと願うばかりの心境な私の一方で……

喜ぶ憂ちゃんの顔付きに若干曇りが見える。家族の事を曝け出した時から……本来の彼女の肉体年齢ぐらいなら、嫌な事は言わないと選択できた筈だけど、この娘の心の成長に何かあったのではないかと気になるけど他人の事は、根掘り葉掘り聞くのは良くない
だから憂ちゃんがいつか明かしてくれる事を待とう。

それから憂ちゃんに家族の捜索を助力すると言うとそれが嬉しかったのだろうか
ちょっと機嫌が良くなっただけで本当の所は良く分らないけど、見る限りでは嬉しいのだとぴょんぴょんと飛び跳ねている。本当に幼いんだな
ただ背中を摩ってあげていた際にその勢いで急に抱き着かれると急な事だったので思わず、
一瞬目を大きく開けて驚きあわやそのまま押し倒されるように転びかけたのは…ナイショ。

危なかった…そのまま倒されたら今度こそお陀仏になるんじゃないかとヒヤヒヤした反面。そんな彼女が愛らしいと感じて

「うん!そうだよ!ふふっ!うんうん、すぐお兄さん達にあえるよ!」

憂ちゃんの言葉に微笑み続けて応えると抱きしめかえす。……既にその家族は居ないと言うのに…なけなしの希望を与えてしまったなんて酷いい事をするね私は……

「うん、その意気だよ。私も頑張るから!」

ここから出ようとの提案に乗ってくれた事で、しっかりしないとと再度自分に言い聞かせ、憂ちゃんに頷き返せば、
軽い足取りで前へ前へと洞窟の外へ向かう、憂ちゃんに手を離れないように痛くない限りで強く握った形でその後
「ちょ、ちょっと早いのは良いんだけど…音はなるべく立てないように…ね、」と言いながら慌てふためき、引かれながらあとを追っていく
勿論、なるべく足音を立てずに……

》負箙憂さま、周辺ALLさま

【すみませんっ!お待たせ致しました。】

10日前 No.38

裕二 @6aa1 ★Android=AN1LsrMJSg


【神凪裕二/森林】

「よろしく、リゼット」

彼女の差し出された手を握り握手を交わした。綺麗で細い指をした女性の手だがややしっかりしている感触だった。
彼女も自分と似たような境遇で気がついたらここに居たらしい。

「犯罪…?ごめんまだ少し混乱していて。陸上自衛隊俺は平和維持活動で中東にいたんだ。そして俺は…」


鼓膜を叩いた1発の銃声。爆発…。鈍い頭痛とともに記憶が蘇る。そして眩む視界と激痛。絶えず流れる赤黒い血液。次第に落ちていく感覚…。

「俺は死んだはずなのに…腕と足が吹き飛ばされたんだ。それが目を覚ましたら元通りになってた。夢じゃない。」

こめかみを抑え記憶を整理する。今はこれ以上考えていても仕方ない。理由は不明だがこうなってしまった以上、ここがどこなのかを優先的に突き止めた方がいいだろう。

「他にも誰か居ると言ったか。どこにいるんだ」

他にも同じくしてここに迷い込んできた人がいるなら何か情報が集まるかもしれないと考えリゼットに聞いたが…そこに突如、叫び声と共に女の子が転がり込んできた。

「…おいおい大丈夫かい。残念ながら余所者だ。もしかして君も迷い込んできた系か?俺は神凪裕二だ」

ダイナミックな登場をした少女に軽く自己紹介をする。

「ところで街があるのか?」

【遅れてしまいましたね…。】

>>リゼット、エレナ、all様

10日前 No.39

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【更科蒼/始まりの穴移動中】
飛燕に探しててくれたのか。そういわれると、自身からすれば飛燕はやはり自分のかけがえのない一人の仲間であり逆に飛燕が、探してくれてる。いや、探してくれてたということだけで嬉しいと思い

「当たり前っしょ!仲間だら?っつか、飛燕も私んこと探しとってくれたんやな」

さがしてくれてたんだな。という飛燕に対して仲間、いや、友達ならこう(心配だし、探すこと)は当たり前である。と、思ったので、そういう。

「そう。森あんの?まじかーなんとなく面白そうたからいぐか!」

そして、飛燕からここを出れば森があると聞かされる。また、こういうの、面白そうだな。おい!とまた、「こういうの、なんか腕がなるよなー森の中とか。ポケ○ンみたいで」と、
某、有名ゲームを例に出し、とりあえず飛燕も見つかって良かった。というか、飛燕も、迷子対策として手を繋ぐという同じ事を考えてたんだと思って

「飛燕、実はそれ私もおんなじ事考えてたわ。意外と気、会うかもね」

そういえば飛燕の手をぎゅっと握りながらに微笑んでみてはこれで逸れたりはしないよね?と、思い
→飛燕、all

9日前 No.40

バカラ @bakara ★iPhone=1h9j3mwLgF

【森林地帯/リゼット】

『他にも誰か居ると言ったか。どこにいるんだ』

「えっと、僕の記憶が確かならあそ、」

『うひゃあ!?』

 裕二への答えは最後まで言われることはなかった。指を差した直後に聞こえる驚いたような声と勢い良く倒れこむ音。
 慌てて振り返るとそこには一人の少女が倒れていた。手元には古びた地図と一本のダガーが放り出され、見るからに痛そうだった。
 後ろを振り向き何もいない事を確認すると少女はようやく立ち上がり土を払うと口を開いた。

『……はぁはぁ。あの、現地の人ですか? 私、その、迷子になってしまって。街の方角を教えて……いえ、もし良かったら一緒に街まで連れて行ってくれませんか?』

 丁度隣の位置になっている裕二が軽く自己紹介を済ませ『町があるのか』と尋ねる。少女が何か答えるよりも先に、

「君、ちょっとごめんね」

 持っていた地図を借り目を通す。

「ここの洞窟が多分これだよね…。それで…。
 うん。街はあるみたいだね。コンパスがあるわけじゃないから正確な方角までは分からないけど、そんなに遠くないみたいだよ。
 あ、僕はリゼット・シュピーラー。僕も迷っちゃって、さっき裕二とあったとこだよ」

 ありがとうと地図を少女に返して微笑むと忘れていたばかりに自己紹介をする。

「君はなんて言うんだい」

》エレナ、裕二、周辺ALL

9日前 No.41

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴/移動中】

「ハハハ…!確かにな。オレも同じ理由だよ、蒼はオレの仲間だから探すのは当たり前だ。それがオレにとって大切な人なら尚更な」

仲間なら探すのは当たり前、と言ってくれた蒼に対し、あまりに嬉しかったのか、声に出して笑って見せれば「確かにな」と返す。飛燕は蒼のことを仲間だと意識していたが、それは一方通行ではないのかと疑っていたのもあり、それを聞けてとても嬉しいのもあった。そして、「オレも仲間を助けるのは当たり前だと思ってる、それが自分にとって大切な人なら尚更な」と返す。

「ああ、楽しいと思う。怖いのは怖いのかもしれねえが、それよりも面白そうだしやりたいという気持ちが強い。ま、なによりも、蒼と一緒ならオレはどんな事でも楽しめるし、乗り越えそうな気がするんだよ。」

蒼も蒼なりに自分と同じく森へ行く事に好奇心を露わにしているようだ。飛燕は「楽しいと思う。」と答えてみては、蒼の手を握った自分の手に視線を向ければ「蒼と一緒ならどんな困難も乗り越えられるし、楽しい。」とそう言う。

「どんな困難も丸ごと楽しもう。そして、この手は絶対に離さねえようにしなきゃな…!」スリスリ

蒼の手を握って繋いでいる自身の手をそのまま自分の頬の方へ近づけてみれば嬉しそうに蒼の手の甲部分を頬ずりして、「絶対に離さないようにしなきゃな」と笑顔を見せながら伝えて。

≫蒼、all

9日前 No.42

霧灯 @sunsuncat ★o08FOtq5xo_TJc

【森林地帯 / 空原エレナ】

『…おいおい大丈夫かい。残念ながら余所者だ。もしかして君も迷い込んできた系か?俺は神凪裕二だ』
「え」

 まず耳に入って来た期待外れの前半部に一旦顔を暗くさせて項垂れてみれば、続く後半部の意味を数秒遅れて理解し始め再び顔を上げた。「君も」ということは? エレナは答えてくれた男性ともう一人の金髪の外国人女性の両方の顔を見る。

「え?」

 現地人ではなく、それどころかエレナと同じく突然ここに連れて来られたということらしい。特に何も言わないが、外国人女性の方もそうなのだろう。エレナもまた返答はしなかったが、様子から恐らくYESだと伝わるだろう。
 エレナは頭を抱える。自分一人だけでなく集団で誘拐されたとなるとまた話が少し違ってくる。寝て起きればいつもの部屋の天井ないしは病院の天井が見えたりしないものかという淡い期待を裏切った寝起き直後に改めて考えた考察が早くも無駄になった。それも外国人までとなると、これは国際規模の事件に巻き込まれたということなのだろうか。そんなグローバルな話はニュースでしか触れたことが無い。だとすれば、もしかしたらここは日本でも無いのかも知れない。そう考えると一層話が大きく見えてくる。小中学の修学旅行は国内だったエレナは海外旅行にすら未だ行ったことが無かったというのに。……いやそんなことはどうでも良いんだけど。

『ところで街があるのか?』

 それを聞きたいのはエレナも同じだ。近くにあって欲しいという方が正しい。
 ええと、あったら良いなと言うか。率直にそう答えようとした時、

『君、ちょっとごめんね』

 外国人だと思っていた女性が流暢な日本語を話し、突然エレナの持っていた地図を奪い取った。するとエレナはそこで漸く自分が地図を持っていたことを思い出した。パニックになっていた所為ですっかり頭から抜け落ちていた。ウッカリしていた。中身にしても、昨夜は明かりが無くて、明るくなってからは「アレ」の所為でエレナはまだ確認出来ていなかったのだ。何があったのかは話せば少し長くなる。
 兎も角、地図に目を通す外国人女性の隣に移動し、エレナも横から地図を覗き込む。明るい中で見ると確かにそれは地図だった。昨夜は暗かったので正直本当にこれが地図で良かったのかも怪しいところがあった。

『ここの洞窟が多分これだよね…。それで…。
 うん。街はあるみたいだね。コンパスがあるわけじゃないから正確な方角までは分からないけど、そんなに遠くないみたいだよ。
 あ、僕はリゼット・シュピーラー。僕も迷っちゃって、さっき裕二とあったとこだよ』
『君はなんて言うんだい』

「良かったぁ。私、このまま森で遭難するんじゃないかって思って。あはははは。
 私は空原エレナです。そちらはリゼットさんと神凪さんですね。よろしくです」

 安心感から笑顔を見せ、地図を受け取りながらエレナも名乗る。

>>リゼット 神凪裕二 周辺ALL

9日前 No.43

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

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9日前 No.44

裕二 @6aa1 ★Android=AN1LsrMJSg

【神凪裕二/森林】

リゼットが手にした地図を横からのぞき込む。ざっくりと描かれた略地図のようだ。正確なものなのか定かではないが、見る限りでは恐らく歩いてでも行けそうだ。

「方位なら…あった」

と辺りの地面を見渡して何かを探し出した。 指さしたそれは岩場や朽木に生えた苔だった。

「少なからずとも苔は南側には生えにくい。岩や古い樹木についてる苔は北側に付きやすいから大ざっぱに北側がわかる」

と苔を探した理由を説明する。磁石を持ってない場合は時計と太陽を利用したり植生をみたりなど様々な方法がある。中でも苔は案外と正しい。

「だから北はこの方向」と向こうに平原が広がっている方を指さす。自分たちは今森の中の標高が低い小山にいて丁度下山していくかたちになる。

「おおよその北はわかった。あとは俺達が今どこにいるかだ。エレナ、地図をかしてみろ」

エレナの地図を地面に広げ、適当な木の枝を拾う。

「北はこの方向。視点を右に移すと大きな山脈が見えるだろう。そして左方に視点を移すと…広大な針葉樹林が見渡せる」

手にした枝をその方向に向けて説明し、続いて地面広げた地図上を枝先で指す。

「以上からこの地図にも記されてる山脈と針葉樹林、そして前方に広がる草原を結ぶ線…現在地はこの辺りか」

等高線も座標もない略地図には山や川、森、そして街といった著名に確認できるものが記されている。景色と照らし合わせて現在位置を割り出すという見方しかできなかった。

「地図上だと街が平原の向こうにあるから、このまま北に平原を進めばなにか見えるはずだ」

と地図を畳んでエレナに渡した。

>リゼット、エレナ、all様

9日前 No.45

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【更科蒼/始まりの穴移動中】
自身を大切な人だと言ってくれてる飛燕にそんなこと言うなら飛燕も自分からすれば大切な人ではある。そう思い、ポンッと手を叩きなにかを思いついたかのように
「そっか。そんなこと言われたことあんまないから嬉しい!」
そう、彼女自身、こういう風に誰かに求められることがなく育ってきたが故に、なんとなく、頬が少し痒かったのか、ポリポリかいたり少し照れ臭そうにしてたらば、
飛燕が、なんとなく乗り越えられそう。そういうため、
「一人でできんことでも仲間と一緒だから乗り越えられる。一人でやるにしても困難なことでもあなたがいるから乗り越えられる!仲間の力ってすげーな!その困難を楽しむ!いいじゃん!面白そう。」
面白そうなことだし、なんとなく彼女の中で「うまくやれそう。興味あるし、と、思ってたからか、こういう仲間の力とやらはすごいな。と、思いつつに一人で挫折するようなことでもこうして乗り越えられる。と、困難を楽しんでこー!と、意気込みつつ
→飛燕、all

8日前 No.46

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_m5I

【 市街地・西部ギルド→武器屋 / 鶴城町鉛 】

 どんなに面倒臭くて複雑な手順の儀式をやらされるものかとドキドキしていた。
 していたのだが、白っぽいお薬を手渡されて飲まされた後、魔法円のある部屋に連れて行かれてそれが光るまで中で立たされるだけでクラス授与が終了してしまった。
 お手軽すぎて逆に怖い。こんなのでクラスを得られるなんて、ひょっとして自分は詐欺に遭ったのではないかと疑心暗鬼になりかける。
 だが「これで白魔法使いのクラスを得ましたよー」と言われて魔法円から出た瞬間、確かに身体中に自分は白魔法使いであるという確信が駆け巡った。
 何の理屈も根拠も無いのに。その確信を持って詐欺師を掴まされたという疑念は完全に破棄され、どことなくふわふわとした心地のまま、今度は杖を購入すべく紹介された武器屋をめざし足を動かす。
 なんでも白魔法使いは杖が無ければ魔法の行使に手間取るという。それに受付のお姉さん曰く、物理系の白魔法使いなら自分で自分にバフをかけまくって手にした杖で敵を殴り殺す戦法を得意にする者もいるらしい。鉛はそんな物騒すぎる白魔法使いを目指す気は無いけれど、それくらい白魔法使いにとって杖は大事な武器なのだ。
 ならば手に入れざるを得まい。幸い、クラスの取得にお金がかからなかったので貰ったお小遣いは杖にたっぷり割ける。

「失礼します。あの、白魔法使い用の杖ってどこにおいてありますか?」

 再び三回ノックをして、辿り着いた武器屋の扉を開く。
 中はこれまたRPGで親の顔より見たような典型的武器屋の光景。剣もあれば盾もあり、刀もあれば槍もある。
 新米が目当ての武器の場所を尋ねてくるのにも慣れっこなのだろう、店長と思しき壮年の男性は無言で杖の置いてある棚を一瞥して再び手元の剣を磨く作業に戻った。
 無口な職人、というやつか。現実世界だとこういう人種にもテレビの向こう側でしかお目にかかったことはない。
 今日は新鮮なものにばかり出会う日だ。

「へぇ、杖だけでも色々あるんだ。どれにしようかな。……うわ、何この金ピカでクソ高い杖。しかも重たっ。これだけはナシだね。センス悪すぎ」

 純金100%の重みと輝きを感じさせる杖を手に取り、しかめっ面で慌てて棚に戻す。値札にとんでもない数字が書かれていた。それに持ち手に巨大なフェニックスがはばたいていて携帯性も最悪だ。こればかりはダイソーで売っていても買いたくない。
 件の金杖をなるべく視界に入れないよう、その他の杖を手に取ったり近くで凝視したり真剣に吟味してゆく。初っ端に見た商品がアレだったから他もそうかと危惧したものの、どうやら例外だったのはあっちのほうなようで、他は携帯性も良くて値段も手ごろで良いデザインの杖がたくさんあった。
 十分に及ぶ熟考の末、ついに鉛は一つの杖をカウンターに持って行く。
 特殊警棒よろしく勢いよく振ればシャッと音をたてて全長が伸びるが、そうしなければ長めの定規と変わらぬサイズに縮まってくれたままの携帯性に優れながら武器としても使用でじゅる逸品。
 素材は木なのか鉄なのか石なのかも定かではない不可思議な感触だったが、爪を立てても喰い込まず、何度も振っても軋まなかったことから強度も充分と判断した。それでいてプラスチック並に軽い。最高だ。
 装飾の少ないシンプルな造りだが、黒と赤のボーダー模様なのも気に入った。今の服と良い感じにマッチする。

「おじ様、これいくらですか?」
「嗚呼、それなら10000G……いや、確か先週値下げしたんだったかな。そうそう、8000Gだ」
「ありがとうございます。これで足りますか?」
「充分さ。ほいよつり銭だ。ここは修理も請け負ってるからな。杖に不調がありゃあまた来てくんな」

 話して見れば意外と気さくだった店長に見送られ、『白魔法使いのクラス』と『武器の杖』を手に入れた鉛はようやく店外で一息ついた。
 何はともあれ。これで自分はまったくの無力、というわけではなくなった。現時点ではまだ無力が非力にランクアップした程度だが、これから経験を積んでいけば一人であちこち行って回って元の世界に帰る方法を探すことも可能なはずだ。
 そのためにもまず戦い。なるべく弱いモンスターとのバトルを数重ねてレベルを上げ、少しずつ強くなってゆくゲームのお約束を踏襲せねば。

「ギルドで初心者パーティにでも入れて貰えるよう頑張るか、一人でこつこつ初心者向けモンスター狩りに勤しむか。……そもそもどこら辺にいるモンスターが一番弱いんだっけ? もしあの森なら、二度と来ないとか宣言した傍から戻らなきゃいけなくなるなー」

 溜息一つその場に残し、ひとまず情報を得るべくギルドに戻る。
 さっきからやることばかりでロクに休む暇も無い。今日一日は本当に色々なことがありすぎだ。

>ALL様

【金の単位、イメージで勝手にG(ゴールド)にしましたがもし円とかドルを想定していたならすみません。もちろんそちらに修正いたします!】

7日前 No.47

バカラ @bakara ★iPhone=1h9j3mwLgF

【森林地帯/リゼット】

 隣で地図を広げ解説する裕二を見てぽかんとする。迷彩服を着ていることからもしかしてとは思っていたが、

(本物のレンジャーだ…)

 失礼ながら世に言う《オタク》なる人かとも思っていたが、ここまで詳しいと本職なのだろう。気づかれないように心の中で手を合わせ謝っておく。

『私は空原エレナです。そちらはリゼットさんと神凪さんですね。よろしくです』

「うん。よろしくね、エレナ」

 それはそれとして、よろしくと言われればよろしくと返すのが礼儀。少なからずリゼットはそう考えている。

『地図上だと街が平原の向こうにあるから、このまま北に平原を進めばなにか見えるはずだ』

 などと考えていると裕二の解説も終了。一応は聞いていたものの、詳しくは分からない。北に進んでいけば町が見えてくる筈。そう解釈して歩き出す。
 ちなみに遭難者があまりにも多すぎる点についてはすでに考えることをやめていた。学のないリゼットに分かるはずもない。こういう難しい事は頭のいい人達に任せればいい。

「二人ともー。日が暮れる前に街に着きたいから早く行こうよ」

 十メートルほど歩いて振り返ると二人に手を振った。

》裕二、エレナ、周辺ALL

7日前 No.48

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【始まりの穴→森/移動中】

蒼も、飛燕もドキドキを隠せなかったのか、お互いの心拍が直に手に伝わってくる。そして、「大切な人」と言われ、さらに手を頬にくっつけられて照れ臭そうにする蒼を見て笑みを浮かべるも。やはり飛燕も視線を少し逸しがちで照れくさそうにしていた。

「ん、そうだな…!」

自分から握っている蒼の手を自身の頬から離す、表情には出していないが本心はどこかうっとりし幸せそうにしていたのか。たが、握っている手は離すことなく意気込む蒼に同調するように返事をする。そして、二人してやっとのこと始まりの穴を抜け出してみると、先程見た光景と同じく広い、ジャングルのような森林に少し圧倒されながらも入っていく。

≫蒼、all

6日前 No.49

天獄の使者 @yosinon447 ★NolTC1MmME_keJ

【始まりの穴→森林地帯/安芸津川日菜子】

「良かった喜んでもらえて、うん!れいちん!」

あだ名を付け返して一瞬戸惑われるも、嬉しそうで何よりだと微笑みそして一安心と心内で深呼吸する。
まさかそんな事がないだろうとは思うが、もし今までの無垢な可愛い少女としての姿がまるで嘘かのように豹変して、
気安い呼び方で呼ぶななんてキレられたらどうしようかと……ほんとにそんな事がなくて良かった。

それから進んで洞窟から出る。憂ちゃんに手を引かれながらあたふたしつつも、何かの物音を聞き逃さないよう聴覚を研ぎ澄ますようにする。
出て早速出くわして襲われるのは嫌だからね。憂ちゃんもちゃんと注意してくれた事守ってくれてるみたいだし…ここまでは。
外の光に照らされ今まで真っ暗闇だった洞窟とは違い、明るい…と言っても周り一面、十以上……それよりも多いかと思われる木々と地面には草が生い茂る森に出たものだ。
……一体何処まで続いてるんだろう。じゃなくて街に繋がってるのか不安に思えて来る……。
最悪、永遠と彷徨ったり、急な崖に脚を滑らせて落下なんて悲惨な事にならないといいんだけど……

それとふと気になったのが地面に生い茂る草。私自身、野草や植物類には特に詳しい訳ではないのだけども、とても私が住む地域…日本全域
いや…外国に至る国々にもこんな草ないだろうと奇妙な色の花を見かけた。奇妙とは言っても変と意味ではなく、色鮮やかで見目美しくこの花を見て誰しもはぁ…と感傷に浸れるのではないかと……といけないいけない花に見惚れて注意怠ったら元も子もないよね。

「……そうだね。取り敢えず、ここで立止まっててもしょうがないから真っ直ぐ進んでみよっか?もしかしたら街とかあるかもしれないしね。
もし日が暮れ…夜までにここから出てない時の為に、歩きながらでも食べられそうな果物とかないか探――っ!?」

れいちんから、今思ってる事と同じ事を尋ねられて、真上を見ながら一指し指を顎について考え。
真っ直ぐ進んでみる事を提案してみた。本来なら無駄に体力を減らさないように変に歩くのは良くないと思うけど、
救助が来るか来ないか分からない状況下で、それを頼みにするのはもっと良くない。獣に襲われるのもそうだけど、一番は食事と寝る所。
食事は一日ぐらいならまだ耐えられるだろうけど…このまま食べられなければただ衰弱の意図を辿って餓死する可能性も出て来る。
そこで歩きながら手頃に食べれそうな果物や野草、キノコ。を探せれば一石二鳥。ただし毒や中毒の可能性も入れて
最初の一口は私が毒見しないとね…

睡眠も取らないとその為に獣に襲われないような寝床作りが必須。まぁ一日…最悪2日3日番を取る事も覚悟してる…
でもそれ以上は……かと言って憂ちゃんにその役任せるのは酷すぎる……。なんて事を考えて憂ちゃんに話しかけていたら
それは一目瞭然ならぬ一耳瞭然とした。聴覚を研ぎ澄ましていたからすぐそれは分かった。少なくとも人間ではない動物の足音。
しかも音の重量からして兎とかの小動物の類ではない、これはマズイマズすぎる。このまま自分達の元を嗅ぎつけられて迫られる事を
恐怖し唾を飲む。

ただ私はまだマシだろう…まだ精神が子供の憂ちゃんはそれ以上に不安と恐怖してるだろう。
その様子は見ればわかる。先程まで元気だった表情は息をひそめ暗く目を伏せて不安げに私を見つめている。
それは彼女のお兄さん達が本当にいるのか?寂しげな疑念の思いが伝わるように……

「れ、れっれいちん。落ち着かないかもだけど落ち着いて大丈夫…大丈夫だから!食べられないよ!だってれいちんは私が守るから!
 お兄さん達もき…きっと食べられてなんかない!無事だから……ねっ」

一方で怖い。怖い…怖いと恐怖と不安に今にも圧し潰されて行動共に表情に出してしまいそうな気持ちをひたすら耐えようと崩れそうな笑顔をキープする。ここで泣き言何て言ったら余計憂ちゃんを不安がらせちゃう。ここは意地でも我慢しなきゃ…そう私だけが我慢すれば上手くいく
……大好きなダイキの機嫌が悪い時の様に我慢すれば……!

既に耐え切れなくなり、その場で身体をガクブル震わせて涙ぐんでしゃがみ込んでしまった。れいちんを、
彼女の母親みたい?に接するように、屈みこんで優しく自分の胸元に寄せて抱き上げて、そう必死に落ち着かせようと言葉を繋げる。
後にしてなんて馬鹿な真似をしてしまったんだろうか、責任も取れない癖に背負っちゃって私はなんて無責任。
本当は自分一人で手一杯なのに……背負い込む…嫌な奴。

そして――憂ちゃんが少しでも今の状態が和らいだ所を見計らって
「れいちん。取り敢えず走って逃げるよ?このままだと本当にたべられちゃう。だから追いつかれないように走って逃げるの…」
と告げてから「行くよ…れいちん!」と言っては今度は自分が憂ちゃんの手を引く形で全力ダッシュするつもりだ。

》負箙憂さま ALLさま

6日前 No.50

霧灯 @sunsuncat ★o08FOtq5xo_TJc

【森林地帯 →街 / 空原エレナ】

 サバゲーマーだったりして。神凪の知識に感嘆する脇で、服装からエレナはそんなことを思い浮かべる。偏見かも知れない。ちなみに、エレナはやったことは無いが興味はある。確か意外と装備が高く付くのだあの遊びは。やっていると言っていたフレが旅費も掛かると嘆いていたことを思い出した。この森なら大喜びしそうだと思った。最後に神凪の横顔をチラリと見てみる。

 神凪から返された地図を改めて何気なく一人で覗き込む。するとエレナは顔を強張らせた。
 手に持っているのは「羊皮紙」。何かに気が付いてしまった気がした。
 はぁ。エレナは静かに息を吐いた。
 これは一旦二人には黙っておく。自分自身良かったと安心を煽った矢先に落胆させるのも気が引ける。今は進むしかないのだ。
 気付けばリゼットは先に進んでおり、声を掛けられ駆け足で追いつく。

『二人ともー。日が暮れる前に街に着きたいから早く行こうよ』
「はーい!」

 歩き始めればやがて街道らしき道に出て、その先を見れば街が見えた。高い石壁に囲まれたその場所にはそれに見合う高い木製の門があり、近くまで行けばその前に槍を持った門番が数名と、丁度入れ替わりに外へ移動していく人々に出くわした。服装を見ればやはり西洋、いいや、それ以上に。

「えっと、えらく古風な街みたい。ていうか思ったんですけどー、ここって海外みたいですねー。リゼットさん英語喋れます?」

 海外みたいですねというエレナの口調には少々のわざとらしさが混じる。尤も先の杞憂の半分は実際に街があったことで解消されたのでその分余裕が生まれたからというのもあるかも知れない。
 結果的には門番は英語ではなく「こちらにも通じる言葉」を使い、こちらの服装を見て訝しみはしたが通してくれ、エレナ達は街中へ入ることが出来た。その後目にした街の中に広がるのは、門番のイメージから連想されるような中世風の街並。

「ええっと、嘘でしょ?」

 海外に行ったことの無いエレナでも分かる、現代ではあり得ないその光景にエレナは言葉を詰まらせる。
 そこは自動車はおろか、現代設備など一欠けらも見当たらない全てがアナログの世界。
 あんぐりと開かれる口をどうにか閉じて、一旦他の者たちの反応を伺う。

>>リゼット 神凪裕二 周辺ALL

6日前 No.51

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【更科蒼/始まりの穴→森】
「うん!なんか想像してたよりもすごいジャングルって感じやね。跨いだとかとは大違いだし!っつか、元たとこにはこんなとこなかったしさ!」

彼女の元いた世界とは大違い!こういうスリルを彼女は前から求めていたという。そんなこんなだから気があう人がいなかったということになるが、飛燕という仲間でかつ、気があう人物がいて良かったと
彼女は何を想像してたのか、どこをみても草木の大草原。そういうのもいいな。空気が澄んでいるし、何よりも、自分を大切な人だといってくれる飛燕といれるのだから。これを超楽しい以外の何で表せばいいのか。と考えたりし

まるでデートという名の冒険してるみたいでいいな!と、頭の中はお花畑。

「こういうとこで肝試しとかしたらさ、絶対、面白いよね!これだけでもスリルあって面白いし!」

と、手をぎゅっと握れば森のそのスリルを味わい、これだけでもすげえと思うのにそこに少しホラー要素入れたらやっぱりすごいものはすごいよね?と、言ってみては→
飛燕、all

5日前 No.52

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_m5I

【 市街地・武器屋→大通り / 鶴城町鉛 】

 雑魚モンスターの情報を求めてギルドに戻る道中。
 遠目に洞窟で出会った連中の内の何名かの姿を発見し、ついそちらに寄り道することにした。
 もしも既にクラスを得ているなら、いきなり異世界に放り出されたよしみで彼ら彼女らとパーティを組むことでレベル上げがしやすくなるかもしれない。
 逆にクラスを得ていないなら、そういった諸々を丁寧に説明してやることで恩を着せられるかもしれない。
 どちらに転んでも自分に損は無いと判断したからだ。

「やっほー! お姉さんたち、さっきぶりー!」

 人懐っこい子猫のような笑みを顔に貼り付けてヒラヒラと片手を振りつつ駆け寄る。
 相手は三人。迷彩服姿で自衛官やサバゲー参加者を連想させる男が一人、高身長でジェンダーレス系な印象の西洋人女性が一人、女の子らしい洋服に身を包んだお洒落な少女が一人だ。
 その中の一人、西洋人の女性はあの洞窟から真っ先に飛び出した人物であることを思い出し、表情には出さないものの密かに胸を撫で下ろした。
 良い人っぽかったから、もし死んであの森にバラバラの肉片状態で散らばっていたらと思うと少し罪悪感があったのだ。そうなっていない現実を目視したならもうこんな罪悪感は抱えておく必要が無い。即刻ゴミ箱にポイする。

「ボクもあの洞窟にいたんだけど、覚えてる? まあ覚えてなくても良いや。お姉さん達、もしこの街についたばっかりなら何の情報も無いよね。ボクは幾つか情報あるんだけど、それ教えてあげるから一緒にパーティ組んでくれない? あ、パーティの意味が分からなければそれも説明するから!」

 ほぼほぼ初対面の年上たちを相手に臆する様子もなくグイグイ言葉を重ねてゆく。
 現在の鉛には預かり知れぬ情報だが、今話しかけている面々――即ち空原エレナ、リゼット・シュピーラー、神凪裕二が後ほど獲得するクラスは『戦士』に『騎士』に『狩人』。鉛は既に『白魔法使い』のクラスを獲得しており、パーティのメンバーとしては中々にバランスが良い。偶然コミュニケーションを仕掛けにかかったグループにクラス被りが無いのも、森から五体満足で抜け出せたことに続きかなりの幸運だ。
 もちろん断られる可能性もあるし、そうなったらそうなったで仕方ないと去る者追わずが鉛のスタイル。
 背後にニコニコという文字が読めそうなくらい友好的な印象の笑顔を浮かべ、三人組の顔を順々に覗き込むようにしながら彼ら彼女らの返答を待った。

>空原エレナ様&リゼット・シュピーラー様&神凪裕二様&ALL様

【絡み失礼いたします! やっと単ロルから抜け出せた……!!】

5日前 No.53

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【森】

彼女の元いた世界とは大違い、と自身と同じようにこの世界を楽しんでいる蒼に「ハハハ、そうか」と笑みを浮かべてそう返事をする。彼女は初めてあった時よりも数段、ポジティブになっているような気がするがそれは気にすることなく、森の中を進む。表面的には蒼ほど盛り上がってはいない様子だが、内心、彼は彼なりにとても楽しんでいる。

「好きだという気持ちは大切にな。その好きだという気持ちこそ、他の何にも増して最強だとオレは信じてる。」

蒼が持っている「この世界を楽しむ」という好きな気持ちについてそう伝えると、「……お、何か良さげな木の棒だな。」と足元に細長い木の枝を拾い上げる。そしてその木の棒をじっと見て何を思ったのか目をつぶって耳をすましてみるとどこか水が流れる音が聞こえてくる。おそらく彼だけかもしれないが。それを聞くと、目を開けて飛燕は「よし、行こう」と街と反対方向に蒼を導くように連れて行く。ちなみに行き先は川である

≫蒼

2日前 No.54

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【更科蒼/森】
ここにくる前のとこにはこんな青々と生い茂った木々なんかなく、『やっぱり新鮮』だなあと、とも思う。飛燕がなんか細長く頑丈そうな木の枝を拾うと、こういうのも学校の遠足みたいで面白いな。とも思って、ここに来た時はどうなることかとヒヤヒヤしてはいたが彼(飛燕)のお陰で色々と救われた部分も多かったような気もする。というか、何かするのがこんな楽しく感じたのはいつ以来?と感じるくらいでもあり

「おう!やっぱりそういう気持ちが大事なんやな!飛燕もさその気持ちも大事にね!」

飛燕の「好きという気持ち」も、自身の「だからこそ楽しみたい」というのも、2つとも大事だね。と、思いながらに

「おっなんか、水の音するね!早速いこ!」
水の音が聞こえてくると思ったのは彼だけでなく丁度彼女もおんなじことをおもってたが、その水流音がトイレについてるウォシュレットとかの清流音みたい。とか思って川の音を聞きながらにこういうとこの空気美味しいんだよなと思いながらに深呼吸して
→飛燕

2日前 No.55

渡空飛燕 @hirundo058 ★Android=n3pwQ9Lvv9

【森】

飛燕は、握っている蒼の手を離すことなく、もう片方の手で拾った長い木の枝を握り締めればブンブン、と目の前の草をかき分けながら進んでいく。これは草についている虫や蛇などを退ける為の行為であると共に彼は嬉しそうに蒼との行動を楽しんでいる様子の表れともいえる。彼女に対する好意とも言えるかもしれない。

「ああ…!」

「飛燕もその気持ちも大事にね」という蒼の言葉に乗るように笑みを浮かべればそう答える。飛燕もまた蒼とデートしているような感覚に浸っているが、初めて故にその感情はよく分かってはいない。が、蒼の握っている手の感覚に少し意識していたりと、満更でもなかったり。

「やっぱり在ったな、川。」

川に到着。水の流れる音はそう小さくはなかったので近かったようだ。蒼も水の流れる音を聞いていたようで空気が美味しいと深呼吸をする。飛燕はというと、一旦蒼の手を離せば木の枝を両手に持って木の枝を少しかじり、糸のように1枚を薄く剥いていき、その先端を糸針のようにする。そしてそれをもとの木の枝の先端にくくりつける。

「フフフ…、よし出来た。」

即興の釣り竿&釣り糸&針である。

≫蒼

1日前 No.56

更科蒼 @railguns03 ★iPhone=gXeY8DTIMi

【更科蒼/森】
やっぱり川があったな。と、言われるとそりゃもう、予想通り、せせらぎの音で心も少し癒されてく。やっぱり水の力は癒されるし、凄いな。とは思い木の枝で、飛燕が作った釣り竿を見るなり

「飛燕って、手先すごく器用なんだね!無人島生活とかなんか向いてそうかも。」
こう、目を漫画とかでよくあるキラキラと輝かせながらに、興味津々で釣り竿を木の枝でつくれるとは…と流石一年先輩のお方!発想が凄い豊かだなと思う。また、いつぞやの夕方くらいに無人島で○○円生活!とかいう番組とかあったっけ?と思いながらにここまで自然に釣り竿作成までできるなら中3にしては凄いものだと思う。彼は人並み以上にこういう自然界で生き残る力があるな。と分析し

もし、自分がいきなりそういうとこに放り込まれたとして自分でも、釣り竿作成というとこまでは考えが及ばなかっただろうと思いながらに、

小振りな石ころを拾い釣りの次には水切りでもしたいなと、ちょっとした遊びに頭は働いてたのか石ころを少々乱暴に左ポッケに数個入れて

→飛燕

20時間前 No.57

@purple3ru ★iPhone=5uXDFiflht

【 森林地帯→ / 負箙憂 】

ガタガタと蹲み込んで泣きだした憂に、日菜子は優しく声をかける。あたたかく抱きしめてくれる。今にも剥がれそうな笑顔で、必死に元気づけてくれている。今、憂が一時的に記憶を取り戻したなら、開口一番に「災難だったね」と言うだろう。「災難だったね、こんな幼いフリしたガキのお守りを押し付けられちゃうなんて。もしあたしがいなかったら、あなたはもっと簡単に生き延びれたのに」、と。しかし、現在の彼女に17歳の精神はなく、フラッシュバックするような要素も無いので、ただただ彼女の言葉を鵜呑みして丸呑みするしかない。

「うん、うん……! わかったっ……だいじょーぶ、だいじょーぶ……お兄ちゃん達も、だいじょーぶ……」

日菜子に言われたことを、ブツブツと復唱する。自分で言い聞かせるように。まあ、お兄ちゃんはずーっと前に刺し殺されているのだけれど……このおかしな世界にいる人間で、ソレを理解できている者は、今はひとりといない。何度も「だいじょーぶ、だいじょーぶ」と唱えながら、日菜子の向こう側、何もない空間をを見つめる。必死に自己暗示でもかけるかのように唱え続ける。しばらく呟き続けていたら、ほんの少し安心した。抱きしめられていることもあり、なんだかホッとして、怖いまんまだけど、なんだか立ち上がれる気がする。それを察してか、日菜子が憂の手をとり立ち上がる。

「う……うん! わかった! あたし、がんばってはしる……!」

首を縦に振ると、日菜子に引かれて駆け出す。必死に空っぽの片手を振り回して、ワンピースに隠れた脚をひたすら動かして。地面を蹴って蹴って蹴りあげて、森を走り抜けていく。何度も転びそうになりながら、いくつもの涙を零しながら。数分の間、走りに走り続けて、クタクタになったころ、やっと足音が完全に聞こえなくなった。途中から何にも聞こえないぐらい夢中だったけど、フッと、重く低い音が消えた気がして、森林がやっと静かになったような感覚。気のせいかもしれないし、木の精かもしれないけれど。

「……っ……はぁっ、はぁっ……! ひ、ひなちん……きゅ、きゅうけ……きゅうけい、しよ……。もう、こわいの……いないきが、する……」

息切れ切れにそう言いながら急停止と変わらないレベルの原則をする。あまりにも突然で、ふらっと崩壊するバランス。なんとか浮いた足を地面につけて持ちこたえるも、今度は右足と左足が縺れて転びそうになって、なんとか片足をずらして一歩進み、ゆるりと手を解きながら、膝をついた。のどかわいた。いきがくるしい。しんどい。つかれた。そんな言葉だけ、ぐるぐると頭を回って、これからどうすればいいかなんて考えられない。7歳未満には容量オーバーな現状だった。

>>安芸津川日菜子さま

【これからどうするかはお任せします!
 森に滞在しつづけても、森を出る方向へ向かっても、もっと別でも構わないです!お好きにどうぞ!】

8時間前 No.58
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