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▼kill kill kiss▲

 ( オリジナルなりきり )
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戦闘/対立関係/喧嘩/恋愛 @basuke21☆xM4sO6EUbuM ★sBHPZi6My9_OSy

──時代は2××0年。

当たり前のように車は空を飛び、当たり前のように人は宇宙へ行き、当たり前のように人は『能力』を使える時代。
人は1000人に1人の割合で、ひとつだけ、能力を持って産まれる。
能力を持たずに産まれた999人も、『能力育成機関』という国が運営している学校のようなものがあり、そこで能力を開花させる者もいる。
能力を開花させる者は999人に100人いるかいないか、であるが。
して、その能力は様々である。
日常生活において便利な能力、対人にて使える能力、逆に全くどの場面でも使えそうにない能力など。




──舞台は『プロスペリタ』。

石造りで、かつての欧州を感じさせるような、歴史が眠る大きな街。
木々から漏れる木漏れ日、大通りの涼しげな噴水、温かみのある木造の宿屋、コーヒーの香りが漂うカフェのテラス席、雲まで巻き込むほど高いタワーや聳え立つ摩天楼。
そんなプロスペリタの端と端に、二つの大きな組織が存在した。
二つの組織は、何年、何十年、何百年も、因果関係を築き上げてきている。
幼稚園児でも理解できる「仲良く」なんて、その二つの組織にしてみれば、世界から戦争を無くすレベルでもはや不可能であった。




──2××0年、6月上旬。

プロスペリタの人々は、コミュニケーションが大好きであった。
そのため、泡沫のように浮かび、やがて消えゆく言の葉たちは、真か偽かは問わずに伝言ゲームの如く広まってゆく。
「ここだけの話だけどさ」とか、「誰にも言わないでほしいんだけど」とか、そういう類の前置きなど、ハンバーグについているセロリに等しい存在感且つ存在価値である。


「なあ、聞いたか?ついに『ユーリス』の精鋭たちが『アイアンメイデン』幹部対策本部を立ち上げた、ってやつ」

「ああ。とうとう本気を出してきたか、って感じだ」

「でもよ、ユーリスの精鋭も、アイアンメイデンの幹部も、どっちも強いじゃねえか」

「そりゃあな、お前。プロスペリタだけでなく、世界に名を轟かせる組織だかんなぁ」

「俺はアイアンメイデンを応援するぜ。あいつらは『必要悪』だ」

「おま、嘘だろ。どう考えてもユーリスだ。あいつらこそ真の『正義』だろうが」





──『ユーリス』。

プロスペリタの右端に存在する本部は、近未来的なガラスとその他諸々で建てられた、大きな大きなタワーのようなビル。
能力を使える人間の中でも、特に秀でた者たちが多く所在している。
所謂「公安」や「警察」のような役割を果たしており、プロスペリタの市民の平和と安寧のために、日々秩序を乱す者を罰しているのだ。
己の「正義」を掲げて。




──『アイアンメイデン』。

プロスペリタの左端に存在する本部は、まるで高級ホテルのように豪華に、しかし上品に建てられている、大きな大きなビル。
能力に秀でた者からそうでない者、良い人から悪い人まで、とにかく様々な事情、力を持った者たちが所在している。
所謂「マフィア」や「ヤクザ」のようなもので、プロスペリタで組織の繁栄のために日々事件を起こしているのだ。
己の「正義」を掲げて。







「お前、じゃあ入るならユーリスとアイアンメイデン、どっちがいいんだ?」

「そりゃあ……支持するのはアイアンメイデンだが……そういうお前はどうなんだよ」

「俺か?俺は……」









「──ユーリスだよなあ?旦那」



「──アイアンメイデンでしょう?おじ様」








轟く罵声、怒声、破壊音。
プロスペリタの市民たちは、またか、なんて思いながら、「いいぞーもっとやれ!」と野次を飛ばすのであった。

7日前 No.0
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