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○○しないと出られない部屋

 ( オリジナルなりきり )
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陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

「今日のミッションはねぇ……どうしようかなぁ。まだ考えてないんだよ。あ、いいこと思いついたよ! 1つ目、××ちゃんが△△くんの**を*! 2つ目、△△くんに麻酔の注射をあげるから、自分の腕を切り落としてね。××ちゃんは目を離しちゃだめよ! この2つなら…………どっちにする??」


****************


「────うーん……たった1週間で共倒れかぁ……最近の若い子は堪え性が無いねぇ……」

 生活感が“あった”部屋を眺める。この、天井まで血が飛び散り、乾いて可愛い茶色の水玉模様になった 部屋は、惨劇の舞台が幕を閉じた後。大して面白くない実験結果だったが、無意味ではなかったので一応タブレットにレポートを残しておく。

 この実験を初めてだいたい8年経つけれど、長い人は1年、短い人はたった1日で発狂してしまう。1番多いのは2週間くらいかな。その長さに年齢や性別、生まれた環境にこれといった相関性は無い。つまり、何よりも大きいのは“2人の相性”だろうか。友達としても、恋人としても、主従としても。1日で死んだあの子も、別の相手だったらもっと長く保ったかもしれない。比較実験をしてみたいが、悲しいことに同じ人間は手に入らない。

 今回の2人、仲は最悪なのに1週間保ったのは逆にキセキだったかもしれない。馬の合わない2人は3日保たずに崩壊してどっちかが殺されるか、共倒れとわかってきている。

 さてさて。次にこの部屋に送られてくるのはどんな子だろうかな。2人いっぺんに死んだのは久しぶりだ。一緒のタイミングで入ってきた2人は、既にいた1人に新しいもう1人が来る時より面白いことが起こる。わくわく。

【短くてすみません! 久々のメビリンです。リハビリ中です。ほのぼのになるか、殺伐になるか、それともラブに転ぶか勇者譚に転ぶか犬と猿もビックリの殴り合いになるかは参加者様次第です。暫くレス禁です。】

メモ2018/10/07 19:13 : 陽香☆r92H8KW1RF2 @brahman★Android-lmNuvruUyx

《10/1〜 車麩 紫宸・加賀谷 武尊》


1日目(10/2)

ミッション記録

7時【車麩のネグリジェを加賀屋が着る:達成】or【車麩がこの部屋にある物を自由に使い、車麩が考える最高にダサい服を着る】

8時【加賀屋が自身の腕に注射】or【車麩が自身の腕に注射:達成】

9時【車麩が使用した注射器で加賀谷に注射】or【釘を身体のどこかに打ち込む:達成】

10時【台本に従いどちらかの家族に電話をかける:達成】or【ハンドサイン、相談を一切禁止しどちらかがじゃんけんで10連勝する】

11時【特別ミッション・ババ抜き:加賀谷の勝利】

12時【局所麻酔の注射】or【手の甲に釘を打ち込む】

・特筆すべき事項:

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サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

いやはや、驚いた。車麩紫宸という女は予想を超えて聡明だった。武尊自身もそこまでミッションを深読みしていなかった。むしろ、いかなる場所に釘を打たれても耐えよう…いや、眼球とか股間はやっぱり無理があるかなとか思考を巡らせていたのだから。

「やっぱす、紫宸はすげえや。俺らはそこまで頭回んなかった。勝手に打たれる覚悟決めた俺らがバカみてえだな。」

だが、特技の日曜大工中に自分の指をハンマーで打ってしまったこともならあるが、さすがに自分の身体に釘を打ち付けたことは一度もない。紫宸から手渡された氷を受け取る手が少し震えていた。

(大丈夫…紫宸が考えてくれたことだ。必要以上にビビる必要なんてない。紫宸を信じよう。)

耳たぶを氷で冷やしている間にいろんな考えが頭をよぎる。実を言うと武尊は少しだけ紫宸のことを疑っていた。もし、紫宸が釘を使って武尊を殺してしまえばミッションができなくなり、時間切れのルールによって1人残った紫宸が部屋から出してもらえるのではないかと。しかし、冷静に考えればそれをやるメリットはないし、それは薫に認めてもらえるかわからない。武尊は急いで紫宸への疑念を振り払った。

「ジャンケンして勝った方だな…わかった。あーあ、あんまり負けたくねえな。また紫宸に痛い思いさせんのは気が引ける。」

武尊の自分がやろうという気は変わっていないようだ。そして、運命のジャンケンタイム。武尊はイメージ通りかもしれないが握り拳…すなわち「グー」を出したのであった。

>>車麩紫宸様


【すみません。自分も勘違いしかけていました。とりあえず地の文で武尊の疑心暗鬼によって生まれた勘違いにしておきます】

2ヶ月前 No.36

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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2ヶ月前 No.37

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

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2ヶ月前 No.38

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷武尊】

「大丈夫か!?待ってろ、今すぐ止血してやっからな!」

耳たぶとはいえ釘をそこへ迷わず刺した紫宸を見て、心配と申し訳なさとその他いろんな感情が混ざったような声をあげ、必死で何が手当てできるものを探す。やがて武尊はガーゼとテープを持って来た。

「とりあえず、これで応急処置だ。動くなよ、紫宸…痛いかもしれねえが辛抱な。」

無意識なのか紫宸のかなり近くに顔を近づける武尊。消毒の後、ガーゼとテープを紫宸の耳たぶに巻いた。武尊は器用なため手際よく紫宸の耳にガーゼが巻かれる。これでよし…と一息ついた後、ハッと武尊は紫宸から距離を置く。今頃、近づき過ぎに気づいたようだ。

「おおおおおお、俺らはわざとじゃねえだよ!すまん。俺らみたいなのが紫宸とくっついちまって!」

どこかのおにぎりが好きな絵描きのごとく声が震えてしまっていた。武尊は紫宸の応急処置中に彼女のいい匂いや一瞬柔らかな感触を感じたことを走馬灯のように思い出したが、首を振り、それを振り払った。やがて、ミッションをクリアしたのか薫がやってきた。そして、次のミッションを説明する。話を纏めるとお互いがお互いの家族に電話するかもしくはジャンケンの10連勝をどちらかが成功させることである。

「電話か…これが台本なんだな。ちょっと練習しとくか。『もしもし…こちら○○署の…』」

ぶつぶつと台本を読み上げる武尊。しかし、様子がだんだん変になってきた。

「『貴女の娘さんは…娘さんは…』駄目だ!安心してくれ紫宸の親御さん!俺らが何とかして助けてやっから心配しねえでくれぇぇー!ああー!絶対に地上に帰すからぁー!」

まだ台本を読んで練習している最中なのに気持ちが抑えきれなくなったのか昔話題になった号泣会見のようなテンションで紫宸の家族に所信表明をしてしまった武尊。これでは台本を読んでる途中に泣いてしまってミッションが成立しないだろう。最初のミッション以外は足を引っ張りぱなしの田舎者である。

>>車麩紫宸様、相澤薫様


【ラブコメと見せかけてシュールギャグになってしまった…】

2ヶ月前 No.39

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

 結局、細い釘は耳たぶの半ば辺りまで打ち込んで終いにした。本当はほんの少し刺さった時点で切り上げるつもりだったが、それで薫にゴネられても面倒臭い。少量とはいえ血もちゃんと出たのだ。これなら彼女もぶう垂れはしまい。
 慌てふためく武尊の、それでいて的確な治療を「ありがとー」と笑顔で受ける。凄い包帯の巻き方をされそうだな、と妄想していたけれど、彼の器用さは治療にも適応されるようでガーゼとテープの使い方になんら可笑しな点は見当たらなかった。こういう部分でのスピーディーさは紫宸より上だろう。思い切りの良さは……別方向に良い勝負、といったところか。

「大丈夫だよぉ。紫宸、武尊くんみたいな男の子は結構好きだしー? なんならハグでもするぅ? ストレス解消に良いらしいよぉ?」

 距離の近さに遅ればせながら気付き赤面して退く武尊を見て、紫宸はけらけらと頬を緩ませる。可愛い男の子をからかうのは可愛い女の子の特権だ。……なんて書き方をすれば、紫宸の人間性を知っている友人らからは「可愛い? お前が? ……いやまあ、喋ったり動いたりしなけりゃ確かに可愛い、のか……?」みたいな引き気味のリアクションを貰い受けそうだが。
 和やかなムードのまま数十分が経過し、さてさて今回も十分前に薫が下手から出て来た。両手にはクリアファイルと段ボール。まだゆっくりしていて良いと口にしているのだし、言われた通りコンビニスイーツにでも舌鼓を打っておこう。デビルチョコケーキと二個入りのマカロンを一口ずつ咀嚼しつつ薫の動きを観察。テレビ前で何やらやっている。あれは電話機か。最近はスマホの普及によって固定電話を置かない家庭も増えて来たと聞く。あれもその内、黒電話みたく古い時代の遺物と呼ばれるようになるのだろうか。平成もそろそろ終わるし、時の流れはかくも早い。あと次の年号っていつ発表されるのだろう。

「ふぅん、電話かじゃんけんか。シシーの家族なら詐欺電話には引っ掛からないだろうし、武尊くんにそっちやって貰って終わらせるのも良いけどー。……薫ちゃんは電話かけて欲しいのかぁ。そっかぁ」

 説明を聞き、武尊は電話をするつもりなのか台本の練習に取りかかっている。対象的に紫宸はじゃんけんをやる気だ。指示に違反しない範囲で十連勝できる可能性が高い方法も見つけたし。何より薫が電話をして欲しいと思っているなら、彼女を喜ばせるのがなんだか癪に障るのでじゃんけんのほうで済ませたい。
 『出す手についての相談や工作のためのハンドサインは一切禁止』。『同じ手は3回以上連続で出してはいけない』。禁止されているのがたったこれだけなら幾らかやり用はある。「問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること」を相談と指すのだから、これによって禁じられるのは精々言葉を使った話し合いや筆談、口パクによるやり取り等。加えて工作禁止のために封じられたハンドサインという手法は、名前の通り手を使ったサインしか示していない単語。「ハンドサイン“は”一切禁止」であって、「ハンドサイン“等”は一切禁止」と薫は言わなかった。つまりハンドサインでもなく相談でもない行為はルール違反と見做されない。否、見做されたところでその場合はお前の指示内容に穴があったから突かれたのにそこを後出しで塞ぐなんてお前は性格だけじゃなく頭も悪いのか、などと中傷に暴言を重ねて意地でも認めさせてやる。こちとら思春期の女。性格の悪さなら向こうに負けていない。

「たっけるくぅーん! じゃーんけーんしーましょー!」

 台本片手に号泣する武尊をまずはこちらに向かせるべく声をかける。彼の視線がこちらを向いたことを確認して、紫宸はまず、『両足を揃えた状態』で飛んだ。次に『右脚を前に、左脚を前に出した状態』を二秒ほどキープし、続けて『両足を横に開いた状態』をまたしても二秒キープ。一連の動きを何度か繰り返し、最後にまた『両足を揃えた状態』に戻るまでが合計十回。足じゃんけん、という昔ながらの遊びを知っている者ならこの意図が読み取れるはずだ。田舎出身の武尊はコレを知っている可能性が高い。
 目を合わせたら薫に無理やり相談と判定される可能性があるため、紫宸自体は武尊から視線を外したまま、武尊にじっくりと教え込むように同じ動作を十回分繰り返した。意図するところは「グー、チョキ、パー、グー、チョキ、パー、グー、チョキ、パー、グーを互いに繰り返してアイコにしよう」だ。そして決して武尊と目を合わせぬまま、紫宸はじゃんけんの決まり文句を口にする。

「最初はグー、じゃんけんポンッ!」

 出した手はもちろんグー。ここに来てやっと、紫宸は武尊のほうにちらりと視線を戻した。自分の伝えたいことが伝わったなら、武尊もまたグーを出してくれているはずだ。はてさてその結果は――。

>加賀山武尊様

【もし武尊くんに意図が伝わっていたなら、その場合は紫宸の出す手を確定ロル気味に描写して十回終わったことにして頂いて大丈夫です。『足じゃんけんを一方的に見せつける』は『相談』でも『ハンドサイン』でもない、という認識で押してみる予定の紫宸です。こずるい女だ……】

2ヶ月前 No.40

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷武尊】

「ハ、ハグなんてそんな…紫宸の身体が汚れちまうからやめといた方がいいだ。」

またもや紫宸のからかいを間に受けてしまっている。いつまでたっても成長しない男であった。その後は台本を読み、練習しては泣いたり、叫んだりしていたがそんな武尊に紫宸が声をかけてきた。

(たっけるくぅーん! じゃーんけーんしーましょー!)

どうやら紫宸は10回連続でジャンケンをして勝つ方を選んだらしい。しかし、紫宸の様子がちょっとおかしい。両足を揃えた状態で飛んだ後、右脚を前に、左脚を前に出した状態になり、さらに両足を横に開いた状態になり、それを何度か繰り返し、最後にまた両足を揃えた状態に戻るまでを10回繰り返したのであった。最初は武尊は首を傾げたが、それを何度か繰り返したことによりハッと気がついた。どうやら『足ジャンケン』を表している。武尊はもちろんこの遊びを知っていた。そして、その順番をたどって行くと紫宸が出す手がわかる。おそらくグー→チョキ→パーをローテーションさせるのだろう。武尊はわかったと無言で頷いた。

…ちなみに紫宸が足ジャンケンをするサインの途中に紫宸の開いた股やたゆんたゆん揺れてた胸に少し目が行ってしまっていたのは内緒だ。彼女にはバレてるかもしれないが。

「じゃんけん…ぽん!」

武尊が出した手はもちろんグーである。2人はこれを10回繰り返す。やがて、すべての手がアイコで終わった。

「いやー、10回もアイコになるなんて珍しいこともあるもんだなぁ。それか俺らの相性が良いのかな?」

いかにも出来過ぎた展開を怪しまれないように演技を少し挟む武尊。最後の紫宸への一言は彼なりに紫宸をからかってみたようだ。やられっぱなしは嫌という思いからかもしれないが、からかい方が下手くそ過ぎである。

>>車麩紫宸様、相澤薫様


【それではじゃんけんを終わった展開にさせていただきました。】

2ヶ月前 No.41

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10時15分頃 相澤薫】

 ちゃうねん。そうじゃないねん。足じゃんけんでハンドサインがわりにすればミッションの穴をつけると気付いたのは非常にグッドだったが、10連あいこではない。あたしが掲示したミッションは「10“連勝”」だ。これではミッション達成ではないが──おそらく2人は気付いていないだろう。ここは初めてのミッション不履行の可能性だし、ダメなものはダメだと教えてあげよう。机の端っこに置いた受話器を取る。今部屋の中にある電話は外にも繋がっているが、この部屋との内線も繋がったままだ。左耳からは発信音、右耳からはモニター越しにプルルル、とシンプルな着信音が聞こえる。どちらかが受話器を取ったのをモニターで確認すると、「もしもし」と言われるのを待つ間もなく

「ちょっとちょっとやり直しやり直し!! あたしが言ったのはじゃんけんで10“連勝”だからね! あいこじゃないよ!! ほら、ちゃんとテレビ見てよ、連勝って書いてあるでしょ!? 残り45分あるから時間内に終わるよう頑張ってね!」

 小さい子に言い聞かせるような、大きく勢いのある声で受話器に声を突っ込む。今回は出血大サービスだ。今後こんな感じのことがあってもあたしに慈悲など無いから勘違いしたまま不履行でのランダム解放に望んでもらおう。受話器の向こうから聞こえる声を一切無視し、

「あと11時になったらお昼ご飯なにがいいかをついでに聞きに行くから決めといてね」

 それだけいつもの少し落とした声でいって受話器を置く。椅子をぐっと引きだるく足を組む。さて、この勘違いがどう出るかな。

>>お2人様

2ヶ月前 No.42

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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2ヶ月前 No.43

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

武尊は驚いた。きっと紫宸は連続あいこに持ち込むことで薫にあえて反抗する気なのだろうと思っていた。薫と紫宸は犬猿の仲であることは武尊もわかっていたからである。しかし、これはミッションの内容を間違えたミスだったようだ。これには武尊も予想外だった。

「薫、教えてくれてあんがとな。ミッション失敗の判定にしなかっただけ御の字だ。」

とりあえず、薫と紫宸が火花を散らさないように穏便に済ませようとする。ゲームマスターと喧嘩なんかしようものなら何をされるかわからない。それにここまで一緒にミッションを切り抜けてきた紫宸を守らなきゃという思いもあった。

(武尊くぅん。ダラダラ何分かじゃんけん続けて十連勝するのとぉ、どっちの家族にも殆どダメージの無い形でさっさと電話を終わらせてお昼ご飯の内容を考えるのに時間かけるのとぉ、武尊くんはどっちが良い?)

紫宸の提案に少し考える武尊。だが、その後に紫宸から電話をするなら家族に心配をかけないやり方を教えてくれた。武尊の足りない頭では思いつかなかった作戦である。まあ、問題は泣かずに電話をかけられるかだが…

「しょうがない。ジャンケンは失敗したことによって難しくなっちまったもんな。よし、俺らは紫宸の作戦に乗るだ。俺らは演技下手だから自信はないだ。だから、紫宸の家族に電話するだ。俺ら頑張って泣かずに電話するだよ。後ろで台本読むのは紫宸に任せた。」

まるで小さな子供が母親と約束するかのように「泣かないぞ」と決意表明し、車麩家に電話をかけるために受話器を取る。涙を堪えつつ、車麩家へ電話をかけようとするのであった。

>>車麩紫宸様、相澤薫様


【武尊が紫宸様の家族に電話するシーンは次のロルで終わらせても構いません。泣かずに頑張って電話したことにして(笑)】

2ヶ月前 No.44

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午前11時 相澤薫】

 電話を選んだけど、どうやらうまい具合に冗談ぽく誤魔化した。これなら、シシーちゃんの家族は昨日の夜から帰ってこない娘を心配していただろうが、またどこかで夜遊びしてるんだと一安心だろう。割と夜遊びしてそうなイメージ。あたしの中の専門学生ってそういうイメージしかない。

「さーて、そろそろ11時だ」

 電話も回収して元に戻さないとな、と思いまた10分前頃に部屋を出る。今度はポケットにトランプを3枚突っ込んで、だ。

「いやぁなかなかあたしには思いつかないミッション穴を突いてくるよねぇ。でもそんなシシーちゃんがミスを犯したのも、それに薄々気が付いてた武尊くんも何も言わなかったのが最高に面白かったです。あ、電話、また内線専用のに戻しておきまーす」

 ダンボールを持ってまたテレビの前に行き、パパっと電話のコードを引っこ抜き、元あったものに戻す。これでこの部屋は再び外界と隔離された世界となった────ところで、デジタル時計は11時を示した。

「よし、11だね。次のミッションは少し趣向を変えてね、ミッションを課すんじゃなくて、ちょっと勝負をしてもらおうかと思います」

 そう言いながら取り出したのは、3枚のトランプ。裏にしたまま机に置き、2枚と1枚にわける。

「トランプ3枚でやってもらうのはババ抜きです。ただし、この中には数字が2枚でジョーカーが1枚か、数字が1枚でジョーカーが2枚入っているかわかりません。知ってるのはあたしだけです。どんな手を使って相手のカードを知ろうとするのは禁止です、自分で言ってもダメだからね。どっちがこの2枚か1枚を選んでも構いません。それでもちろん、負けた方には罰ゲーム────」

 地べたに座りテーブルに肘をつき、トランプの隅っこをいじりながやニヤリと笑う。罰ゲームなんて大したことはないが……自分の一存で勝敗を操作できないこのゲームだ、どちらが罰ゲームすることになっても恨みっこなし。

「負けた方は今日のお昼ご飯抜き!! それじゃあ、張り切ってどうぞ」

 トランプの上に両手を置き、トランプに念を込めるようにしてから立ち上がる。あ、お昼のリクエスト聞くのを忘れた、と気付いたのは自分の部屋のドアを閉めたあとだ。まぁ、いっか。

【トランプのミッションは少々特殊です。私のTwitterでタイムラインには表示されないように、カードの中身を呟きます。暫くはTwitterの画像欄などを見ないようにしてください。表記の仕方はこちらの画像を参考にしてください。上が右、下が左です。カードを抜く時は「右のカード」「左のカード」といったロルをお願いします。https://twitter.com/Hal_no_ji/status/1047450590945542144?s=19。1枚のトランプを選んだ方が、2枚選んだ方の右か左を選び、その選んで1枚取ったロルを確認したらサムライ様には伝言板、友禅様にはTwitterのDMでお知らせします。本編の地の文でも、カードの中身は伏せてください。少々特殊な進め方になるので、質問あればよろしくお願いします。】

>>お2人様

2ヶ月前 No.45

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

「はぁ? 人を煽るつもりでドヤ顔かましながら口にした台詞を誤字ってるような子に面白いとか言われるの、こっちのほうが笑っちゃうんですけどー? それともその言い回しで正しい日本語のつもりなのぉ? ひょっとして年齢詐称は若く思われたいからじゃなく、若けりゃ馬鹿でも許して貰えるだろうって思惑からやってらっしゃるぅ? シシー、ババアの考えることってよく分かんなぁい」

 中指をおっ立て、ツバを吐き捨てるように言葉を吐き捨てる。誰がどう見たって喧嘩を売り返している態度だが、実際のところそうキレてはいない。相手の目をごまかすための演技だ。苛立ったように見える笑顔の裏側で紫宸は家族に思いを馳せる。先程の電話、台本の台詞を武尊の後ろで諳んじることで自分の生存をアピールするだけが紫宸の作戦ではなかった。台詞に付けたリズムを利用しモールス信号で「誘拐された」という一文をずっと受話器向こうの家族に伝え続けていたのだ。薫がそれに気付いている様子が見られないから悟られぬよう悔しがる素振りを続けるが、仮に気付かれていたとしてもやはりルール違反はやらかしていないので薫に文句を付けられる筋合いはない。バレてないならバラさないけど、バレても自分に一分の非も無い。それくらいどんと構えていよう。

「ババ抜きかぁ。相手のカードを知ろうとするのとー、自分でカードを言うのしか禁止されてないならー、ふっつーに『相手に自分のカードを見せつける』って行為が通じちゃうわけだけどぉ。まっ、罰ゲームが今日のお昼ご飯抜きで結局どっちかはそれに当てはまるなら小細工無しに行ってみよっか。シシーこっち引くねぇ」

 ルールを聞いた後、もはや退室する薫には視線さえ寄越すことなく一枚だけぽつんと置いてあるほうのトランプを手元に引く。昨日の時点で薫にねだった物の中にはサプリメント類もあるのだ。今日の昼ごはんくらい抜いたって、サプリメントで栄養バランスを整え冷蔵庫の中のコンビニおにぎりで済ませれば問題無い。そもそも女の子のランチなんてダイエット中ならグリーンスムージーや酵素ドリンクで済まされがちなのだ。一食程度なら抜くのは屁でもない。武尊はよく食べそうだからキツいかもしれないけれど。まあ、少なくとも紫宸は平気だ。

>加賀山武尊様

【説明がいまいち理解しきれなくて、描写に不足があったらすみません。「右のカード」「左のカード」といったロルを書くのは、二枚のほうを選ぶ場合のみで良いんですよね? この読み取り方から間違えていたらごめんなさい】

2ヶ月前 No.46

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「うう、辛かっただ…やっぱり俺らは嘘付くのは向いてねえ…」

いろいろと込み上げてくる感情を我慢し、何とか電話することに成功した武尊。正直、紫宸のフォローがなかったらミッションが進行しない恐れだってあったのだ。

「まあまあ、紫宸。とりあえず落ち着け。言いてえことは山ほどあるだろが、俺らは薫は話の通じる相手じゃねえと思うだよ。」

紫宸を宥めつつ、遠回しに薫を小馬鹿にする高等テクニック…じゃなくて無意識にそう言ってしまっただけである。口は災いのもととはこのことを言うのだろうか。さて、お次はババ抜きのようなルールのカードゲームである。先ほどまでは紫宸と力を合わせてクリアして来たが、このミッションは紫宸と勝負しなくてはならないようである。

「負けた方は昼飯抜きか…しょうがねえ。紫宸、勝っちまったらすまねえな!どうしても腹減ってるなら…俺らが何とかしてやるだ!」

薫のルール説明もそこそこにカードを抜く武尊。もちろんそこに作戦もイカサマも存在しない。適当に勢いだけで2枚組の右のカードを引いた。果たしてこんな破れかぶれの方法が吉と出るか凶と出るのか…

>>車麩紫宸様、相澤薫様


【たぶんこれでいいかと思いますが、間違っている場合はサブ記事にて指摘してください】
>>スレ主様

2ヶ月前 No.47

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 正午 相澤薫】

「いやーごめんね武尊くん、せっかくババ抜きで勝てた景品のお昼ご飯をゲット出来ると思ったのに、あたしとしたことがリクエスト聞くの忘れちゃいました。今すぐ決めてくれれば出前とるから教えてね」

 手をヒラヒラさせながら部屋に入り、テーブルの上に放ったらかされたトランプ3枚を右のポケットに突っ込む。ついでに左のポケットから、昨日出前を取ったラーメン店の出前メニューのチラシを置く。一応、住所と電話番号のところは切り取ってある。ラーメンは布教が大事なのだ。

「お昼どきと言っても出前はこれから取るしシシーちゃんはお昼抜きだし普通にミッションやりますね。今度は前にやったやつの強化版ということで……」

 トランプの代わりに机に置いたのは、記憶に新しい注射器と釘とハンマー。

「コレっていわゆるアレですね、倒したはずの敵が修行して帰ってきたやつ。この前はシシーちゃんに散々文句言われたので用意してきましたよ、ゴムと腕置く台。それでもちろん同じミッションなわけないですよね。まず注射、新しいやつを売ってもらうんですけど……これ、麻酔ですねー。局所麻酔って言われるヤツです。まぁ大した量入ってないし、効果も早ければ1時間で完全に消えるし特に問題はないと思うよ。腕に打つと困るなら他のとこでもいいし。中身が全部無くなればOK! 釘の方はねー、今度打ち込むのは手の甲ね。痛いよー、だいぶ痛いよ。まあ深さに指定はしないから。それじゃ、グッドラック!!」

 いままであたしが自室に帰ったあとは散々に文句を言われるのが決まっている。まだ数時間しか経ってないのに決まってしまった。なのでミッションを言い残し帰宅はマッハだ。スキップとかウィンクとかしてる余裕ないんだよ。

>>お2人様


【ちなみにトランプの最初の配置はこう(https://twitter.com/Hal_no_ji/status/1047451945798000640?s=19)で、シシーちゃんは武尊くんからジョーカーを引きました。その後シシーちゃんは右手ジョーカー左手スペードを持ち、武尊くんが右のジョーカーを選び、ジョーカー2枚で上がりです】

2ヶ月前 No.48

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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2ヶ月前 No.49

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 正午過ぎ 相澤薫】

「おめーマジか……」

 モニターに向かい、つい割と大きめの声の独り言が漏れてしまう。普通もうちょっと躊躇うだろ。さっきから自分の身体を傷つけることに抵抗無さすぎじゃないのか。本当にクレイジーな女を連れてきてしまった……。お昼のリクエスト聞き忘れたが、2人は冷蔵庫からおにぎりを取り出し咀嚼しているので、もしかしたら今更昼ごはんのリクエストを聞くまでもないかもしれない。それと冷蔵庫のラインナップをもう少し増やして電子レンジも置くか、などと逡巡する。実験のために、被験者に生活上の不都合は一切あってはいけないのだ。

 ────にしても、暇だ。

 いままではミッションをクリアするまでの間はみっちり監視、その後はネットで時間を潰せたが、流石に1時間丸々はキツいものがある。心理学の論文を読むのは面白いが、元から成績悪いあたしに理解できそうな論文はほんのひと握りだ。ブログだってもうネタがないし、それにアフィリエイトだって今月はかなりの額入ってきている。やることがないのだ。……いや、ある。冷蔵庫の中身を充実させるのだ。スーパーに行って冷凍食品やアイス、あとはテキトーな数世代前の電子レンジでも買ってこよう。内線を繋げ、「今から買い物行ってきます、1時には絶対戻るから!」と言い残し白衣を椅子にかけたら部屋を出、地上へ。

【薫不在イベントです。次のミッションまでは数レス置くので、久しぶり監視されない環境下で何をするか楽しみです】

2ヶ月前 No.50

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「あらら、俺らが勝っちまっただ。なんか申し訳ねえな、紫宸。」

昼飯をかけたババ抜きは武尊の勝利に終わった。すると、決着がついたのを察してか薫が部屋に入ってきた。

(いやーごめんね武尊くん、せっかくババ抜きで勝てた景品のお昼ご飯をゲット出来ると思ったのに、あたしとしたことがリクエスト聞くの忘れちゃいました。今すぐ決めてくれれば出前とるから教えてね)

「え?今すぐ?ならカツ丼を頼むだ。これも昔本土の定食屋で食って美味かった思い出が…って話聞いてんだろうか…?」

武尊の話をそこそこに姿を消す薫。紫宸とまた2人きりになってしまった。どうしようかと考えていると間髪入れずに次のミッションが言い渡された。このミッションは先ほどと同じく注射を使ったミッションである。しかも、打つのは麻酔という本当なら専門的な知識がないと使えない代物を紫宸は迷わず先ほどと同じ耳たぶに刺した。あまりの迷いなさに武尊は紫宸が耳たぶに針を刺した瞬間に顔を逸らしてしまった。

(はいっ、今回のミッションたぶんしゅーりょー! シシーさっき釘を耳たぶに刺してちょっと痛かったから、麻酔ができてとってもラッキー! さ、次のミッションまで武尊くんもシシーと一緒におにぎり食べよぉ? なんかね、面白い具乗せおにぎりいっぱいあったよー)

「そ、そんなことより、注射の傷は大丈夫だか!?また手当て必要なら急いでやるぞ!ちょっと待て…痛っだ!?」

あわあわあたふたとガーゼとか消毒液を持ってこようとする武尊はテーブルの角に小指をぶつけたようだ。わかりやすいくらいの慌てようであるが、武尊自身は紫宸を助けてあげようと必死なようだ。

>>車麩紫宸様


【手当てが必要ないなら断ってください。まあ、手当てうけてまたちょっとラブコメ風にしてもOKですがね】

2ヶ月前 No.51

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

「あー、大丈夫大丈夫。さっきの釘の傷ならもう血も出てないしぃ、注射なんて元々血管に刺さなきゃほとんど出血もしないようなほっそい針だからー。とりあえず消毒用アルコールぶっかけてぇ、ガーゼ巻いてテープ貼っとくぅー。てか武尊くんのが大丈夫ー?」

 手当を申し出てくれた武尊がそれを実行に移す前にセルフで事故り身悶えている姿を見て、しれっと自分の耳たぶへの手当てを進めつつ一応心配の言葉をかけておく。相変わらず彼はドジッ子だ。相棒が自分でなければ、あるいはミッションがもっと危険なもの揃いでなければ早々に死んでしまいそうで怖い。こっちは今のところそんなにへこたれていないからひとまず落ち着け、と声をかけてやるべきか。……今は痛がるのに必死で、どんな言葉をかけても届かなさそうだ。
 この程度の怪我であんなに心配されると、優しい人なのね、なんてキュンとするのを通り越して「コイツひょっとしてシシーのこと舐めてるぅ?」みたいな苛立ちが沸き上がってくる。これは薫へのムカつきのせいでストレスが溜まりすぎて彼にまで当たり散らしそうになっているだけで、決して彼が悪い訳ではない。ましてや紫宸は自分も悪いとは思っていない。ここで悪いことが起こればそれは全て薫のせいだ。そこを履き違えて武尊と紫宸でギスギスなんぞしては薫が笑うだけ。紫宸はあの女が嫌いだし友達も彼氏もいなさそうだと思っているし気持ち悪いしなんかもう生理的に無理なので、絶対に薫のことを喜ばせたり嬉しがらせたりなんかしたくない。つまりここで武尊に理不尽なストレスを発露させるのは御免だ。

「さてとっ。時間めちゃくちゃ余ってるけど、また映画でも観るぅ? それともゲームでもするぅ? お昼寝にもちょうど良い時間だよねー。運動不足解消のためにエアロビクスとかヨガとかもアリかなっ。えもいわれぬ不安に包まれて押し潰されそうなシリアスモードに突入してる場合は、シシー武尊くんを癒すためにハグくらいならしてあげるよー。さ、どれが良い?」

 ふわあ。あくびを一つこぼして手の中のおにぎりを平らげきった後、ミネラルウォーターで喉を潤し武尊に今後の予定希望を問う。無ければお昼寝する予定だ。どれだけ気丈に振る舞おうと人間は人間。人体は人体。非日常のストレスにより睡眠の質は落ちているに違いない。それを補うべく昼寝をとるのは、美容にも健康にも精神にもとっても良きことだ。武尊に予定が無いなら彼にもお昼寝を勧めるとしよう。どうせ薫は時間丁度とかその十分前まであの部屋から出て来やしない。そもそも先に失礼なことを十二分にしでかしたのはあちら側。人が来る時に眠りこけているなんて失礼だと咎められようと、そんな意見には痰壺に口の中身をペッとするオッサンみたいに否と吐き捨ててやる。
 返事を待っている間、そろそろ今着ているメンヘラパーカーにも飽きたので新しい服に替えるべく棚を漁った。大御所ホラー漫画家が描いた劇画チックな赤ん坊が「いやあぁぁぁ」と悲鳴じみた泣き声をあげているコマがプリントされた謎Tシャツを引っ張り出し、下に履くのは裾がフリンジになった一歩間違えなくともダサいジャージ素材のズボンをチョイスしておく。これを着ているのが普通の人間ならセンスが悪いと断じられるのに、そこに『服飾系専門学校生』の肩書きが加われば途端に「ひょっとして上級のお洒落なのか……?」という疑惑が湧いて来る。トドメに長ったらしい髪をゴムやシュシュでなく何故かベルトで結んで、左側はノースリーブなのに右側だけ指が見えないほど袖が長い意味不明なカーディガンを一枚羽織った。テーマは『裏原あたりにならわりと普通にいる女』だ。

>加賀山武尊様

【とりあえずこんな感じになりました。私もラブコメになろうがならなかろうが、別にどっちでもって感じですね。流したり流されたりで適当に行きましょう】

2ヶ月前 No.52

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

あまりにも過保護なためか若干紫宸をイライラさせてしまったようだが、武尊はまったく気づいていない。ここまで鈍感だと正直どうしようもないが、このわけのわからない閉鎖空間にずっと居れるのもこの鈍感さがあってこそなのかもしれないが。

「ゲームも映画もいいけど、疲れちまってそんな気分じゃねえや。ハグは…いや、紫宸に迷惑かけそうだからその、またの機会に。」

また恥ずかしそうに一瞬目を逸らす武尊だが、すぐにまた視線を紫宸に戻すとこう言う。

「昼寝か…まあ、それが一番いい選択かもしんねえな。でも、その前にひとつ聞きたいことがあるだ。紫宸、俺らは何かわかんなくなってきただ。本当にミッションを続けて出してもらえるのか。淡々とこなしてるだけじゃ、一生このままじゃねえかと…紫宸は今の状況、不安にならねえのか?」

珍しくしおらしくなっている。やはりいくら鈍感な武尊でもそろそろ不安になってきたようだ。要所要所で疑心を覚えた部分はあったものの、ミッションを円滑に進めるために我慢していた。しかし、今回初めて同じ立場である今目の前でクセがすごいデザインのTシャツを着ている紫宸に打ち明けた。これを聞いておかないと眠れない。そんなモヤモヤが胸の内に渦巻いていたから。

>>車麩紫宸様


【また何かシシーさんをイライラさせてしまいそうな態度ですみません】

2ヶ月前 No.53

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

 勝手に疲れ知らずな印象を抱いていた武尊も、やはりこれだけ特異なシチュエーションに放り込まれて異常なことをさせられ続ければ疲労するらしい。人間なので当たり前だ。紫宸とて精神的にも肉体的にもケージが減っている。同意も得たしさっさと昼寝でもして時間を潰そう。そう判断して朝方使用したのと同じ側の就寝スペースに行こうとしたところで、なにやら少々思いつめた様子の武尊から今の状況が不安ではないかと問われた。一生このままじゃないか。それは紫宸も感じたことだ。だからこそ先程の家族に電話をかけるミッションでは、その可能性を打破すべくわざわざモールス信号で家族に「誘拐」の二文字を伝え続けた。薫がどうやって自分たちを誘拐したかは知らないが、それでも自分があのカフェに入って商品を注文してからトイレに赴くまでの一連の行動はしっかり監視カメラに記録されているはず。家族が自分の捜索願いを警察に提出してくれて、近隣への聞き込み捜査や映像チェックが入れば、ひょっとしたら薫が自分のことを誘拐したその瞬間の監視カメラ映像なんかに刑事たちが辿り着くかもしれない。よしんば薫が監視カメラに映る愚を起こさなかったとして、それでもトイレに入った自分が不自然に消えたことはしっかり映像に残っているのだ。そこから捜査網が広がって、現在自分たちのいる謎の部屋が突き止められることもあるだろう。……できるだけ早くそうなって欲しいが、ここが山奥や地下なら望みは薄い。できることなら街中かさほど辺鄙ではない場所であることを祈ろう。

「不安と言えば不安だけどぉ、それよか薫ちゃんがクソウザーイって気持ちのが強いかなぁ? でもまあ、ただミッションこなしてるだけの状況が不安なら薫ちゃんへの腹いせにあの子がいる部屋の近くに火でも付けてみるぅ? 扉と床にちょっとだけ隙間あるし、煽いで煙だけでも向こうに送れば嫌がらせにはなるでしょ。原始的な方法だけど、釘とハンマーで上手いこと火花散らせてメモ用紙とかにそれを移せば火種はできると思うよー。こっちにまで被害が拡大しそうなら、こっちに来た火だけバスルームの水で消火しよう! あ、それともこのハンマーで薫ちゃんがいる部屋の側の壁を叩き続けて壊せないか試してみるぅ?」

 薫に家族への信号がバレるのは避けたいので、家族にSOSを送ったことはあえて口にしない。代わりに飄々としたいつもの調子で即興の嫌がらせ案をいくつか挙げた。しおらしくなっている子が目の前にいると、俄然こちらは強がりが奮う。お化け屋敷で自分よりビビっている子がいるとなんだか平気になってくるアレと同系統の症状だ。ただならぬ事態は重く受け止めたところでただならぬ事態でしかない。ならばシリアスに認識しすぎて心をすり減らすより、奇人ぶった態度のままできるだけ気楽に対抗策を練りつつ相手への嫌がらせを愉しむくらいが丁度良いだろう。向こうが性悪女ならこちらとて性悪女。お前は魔女だと小学生の頃に複数の女児に罵られた性根の刺々しさ、たかが『見知らぬ部屋に閉じ込められて実験台にされている』程度のシチュエーションでは矯正されぬと知らしめてやろう。クソガキとメスガキの混合物に大人の女の悪辣な強かさをエッセンスとして垂らした車麩紫宸という存在は、そんじょそこいらの悪女に弄ばれたくらいじゃ決して損なわれない。

(思い上がらないでよねぇ? 性格なら、絶対シシーのほうが悪いんだから――)

 理解に苦しむ対抗意識を密かに燃やしつつ、鼻歌混じりに卓上のハンマーをひょいと取って薫が出入りするのに使っている扉の隣の壁にフルスイング。薫に襲い掛かったらペナルティがあるとしても、これは薫ではなくただの部屋の壁なので問題無し。備品を壊しても御咎めが下らないのは注射器の件で確認済みだ。後出しでルールが追加されて薫への直接手を加えない嫌がらせが中止になっても、中止になったのは今からでその前までは禁じられていなかったから自分たちは悪くないと白々しい顔で嘯こう。

>加賀山武尊様

【紫宸のイライラは突き詰めると武尊さんのせいではなくこのシチュエーションのせいなので大丈夫です。それを本人も自覚しているから武尊さんに当たり散らすことはしません】

2ヶ月前 No.54

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷武尊】

「なるほど…薫を驚かしてやるのは面白そうだな。よし、乗った。あいつはずっと観察してたけど、ただの人間で間違いない。あの扉が特別なだけでな。」

薫が普通の人間なのはずっと前から本人が言ってたし、扉が色彩認証という特別な物であるというのも今気づいたのかと言われんばかりの遅さだ。しかし、ハイパー機械音痴な武尊がようやくこの部屋の技術レベルに気づいたようだ。薫に様々な嫌がらせを提案する紫宸の話を関心を持って聞いていた。そこで、武尊の頭にハッと考えが浮かんだ。

「なあ、紫宸。その煙やハンマーで壁叩くやつをさ、薫が寝静まった時にやるのはどうだ?それでそれをしつこいくらいに何回も繰り返せば薫も眠れなくなって困るだろう。そしたら根負けして俺達を出してくれんじゃねえか?」

最後はさすがに楽観的な論理の飛躍が起きてるが、武尊なりに嫌がらせに頭を使ったようである。薫とて人間だ。寝静まった耳にハンマーの騒音や謎の煙が迫ってきたら安眠できないのは当たり前だ。なら、いっそ紫宸のアイデアを今日の夜にでもやって薫を寝不足にしてやる…そう考えたのである。武尊は決して性格の悪いわけじゃない。どちらかと言えばお人好しだ。でも、自分がされて嫌なことだから、薫だって嫌がるだろう。そう考えればこんな考えが出てくるのだ。

「もしそれをするなら今から昼寝しといた方がいいな。寝てもいいかい?だって、先に俺らが寝ないと紫宸は安心して寝れないだろ…まあ、俺らは絶対に寝てる紫宸には何もしねえけど…」

もしも武尊の考えに賛成なら昼寝した方がいいと勧める武尊。果たして、紫宸の答えはどうなのか。返事を待つ武尊であった。

>>車麩紫宸様

2ヶ月前 No.55

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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2ヶ月前 No.56

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷武尊】

(ま、どんな嫌がらせするにせよお昼寝するのは止めないよっ! シシー眠ってる間に武尊くんにヤなことされたって死に物狂いで抵抗して酷い目に遭わせ返すから、順番とかそんなの気にしなくて大丈夫! シシーから誘って相手するならともかく、シシーの許可なくシシーを襲えば武尊くんの可愛い息子さんは使いものにならなくされるって思っててねぇ)

「や、やるわけねえだろ!薫に嫌がらせ計画してるそばから紫宸に嫌がらせなんて!」

小悪魔のように笑いながらさらりと恐ろしいことを口走る紫宸にぶんぶんと首を振って否定する武尊。就寝スペースにハンマーを持って入って寝床についた彼女の後ろ姿を見送る。しかし、口では否定したがそろそろ武尊もいろいろと溜まっている。ストレスか、あるいは健全な男子の欲求かは不明だがともかく、もしも目の前で紫宸が寝だしたらちょっとした出来心で悪戯してしまうかもしれなかった。ナイスバディでしかも武尊も可愛いとすら思い始めている娘ならなおさらだ。例えば女性の柔らかい部分をちょっと触るとかいうまだまだ少し青臭いやつだが、やらかす可能性は5割くらいあった。まあ、もしこのまま紫宸の就寝スペースに忍び込んだ暁にはそれこそ息子の危機になりかねない。紫宸は冗談のつもりかもしれないが、それこそ先ほどからエキセントリックな行動を見せてくれた彼女なら本気でやりかねない。

「ひとまず、俺らも昼寝しようか。紫宸、俺らの悩み聞いてくれてあんがとな。それだけは言っておくで。」

武尊は紫宸と違い、丸腰で就寝スペースに入る。おそらく目を覚ます頃には次のミッションが言い渡されている頃であろう。

>>車麩紫宸様、相澤薫様


【いえいえ、どんなネタでも頑張って対応しますとも!】

1ヶ月前 No.57

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午後1時 相澤薫】

「よいしょっ……」

 地下に来るまでの階段はだいぶきつかった。台車に色々乗せたはいいが、台車は階段を降りれないのだ。降りるというより落とすのだ。電子レンジはそこまで精密では無さそうだが機械は機械、丁重に扱わなくてはならない。ああ、こんな大荷物でミッションに必要な道具を持ってく必要はないか。今からテキトーに考えよう。

「はーいただいまー!! いやぁ買い物してたら結構ギリギリになっちゃっいましたごめんね」

 台車をゴロゴロと転がしながら、行き先は冷蔵庫。製氷機しか使っていなかった上段へパスタやチャーハンやお惣菜やアイスをぶち込む。お弁当が10個くらいは作れると思う、お弁当自分で作ったことないからわかんないけど。───あ、

「というかもう1時だよね!? あっその顔は寝起きだな? じゃあそんな2人に目覚ましがわりのミッションですです。1つ目はねぇ、うーん……どうしよう……そうだなぁ、この前ちょっとニュースになった失神ゲームしてもらおっかな。首を5分くらい絞めてどっちかを失神させるの。もう1個……あ! 相手の眼球を素手で触る。ごめんね何も考えてなくてテキトーになっちゃって。あと冷蔵庫の中に冷凍食品と、あと! なんと! ジャジャーン電子レンジ買ってきました!! それと必要だと思うから食器の棚ねー」

 台車の上に乗せっぱなしにしていたダンボールに向けて手をひらひら。ほとんど年中やってる新生活応援セールでなかなか安くなってきたし、機能もたくさんついてるしいいものではある。絶対。台車をゴロゴロとしながら冷蔵庫の隣へ。食器棚は広辞苑4個ほどのサイズのものだが、大きさの違う5種類の皿が2枚ずつ、お箸とスプーンとフォークが2本ずつ。これだけあれば困ることはないだろう。その上には白い電子レンジ。薫さんから2人への粋なプレゼントである。

「ということで、また1時間後!」

 ダンボールだけになった台車をゴロゴロ転がし、自分の部屋へ帰る。

>>お2人様

1ヶ月前 No.58

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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1ヶ月前 No.59

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

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1ヶ月前 No.60

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

 眼球を触る、と書くと仰々しいが、要は目に入ったゴミを指で擦って取るようなものだ。怖いなら最初から瞼を閉じていてくれて構わない。だというのにあそこまで狼狽えているのは、武尊の脳内イメージでの眼球への触れ方が物凄く痛々しいものだからに違いあるまい。そう酷いものではないと声をかけてやろう、かとも思ったが……本気で身構えておいて貰えば、いざそれが終わった時に「なーんだ、やってみたら大したことないじゃん!」という気持ちになってそっちのほうが逆に良い可能性がある。うん、やっぱり特に宥めないでおこう。

「首絞めるのが良いなら頑張るけどぉ、シシー自信無いからうっかり死んでもしらないよぉ? ってなわけでぇ、大人しくお目目さわられましょうねー。あとシシー見られる程度なら別に気にしないから罰とかは関係無しだよー」

 告白しなくても良いことを告白してしまう素直な武尊を面白く思いつつ、彼には申し訳ないが特に何の緊張感も無く、まずは「ていっ」と目頭付近に小指を突きつける。そのまま肌に這わせるように眼球に指を寄せて行った。ついに目尻に到着した小指をそのまま躊躇うことなく白目部分に触れさせ、相手が反応するよりも先にばっと離す。最低限。本当に最低限の範囲、最低限の時間だけ白目に触れた。痛みどころか異物感くらいしか与えなかったと思う。が、念のために「痛かったら拭け」の意味合いを込めて適当なタオルを渡しておく。本当はごしごしするのは目に良くない。良くないが、蚊に刺された時だって掻かないほうが良いのを承知の上で掻いてしまうのが人間だ。

「はぁい。お疲れ様ぁ。言うほど痛くなかったでしょ? まだ冷凍パスタの解凍も終わってないし、サクサク済んで良かったねー。アレ終わったら武尊くんの分もチンしてあげる。冷凍チャーハンで良い?」

 にっこり笑って相手の頑張りを労った後、まだぶぅーんと重低音を発する電子レンジに駆け寄り残り秒数を覗き見る。今回のミッションも五分以内で終わらせることに成功した。たぶん薫的にも異様と言える速さだろうが、秒で終わらせたさっきのミッションが先例にあるので二度目はそう驚かれもしまい。人は慣れる生き物だ。どれだけショッキングな情報が世界を席巻しようと、その情報が初めて人々の耳に入ってから数ヶ月も経過したなら既に新鮮味を失っている。広い世界も狭い世界もそう変わらない。

「シシーは余った時間でシン・ゴジラ観るつもりだけどぉ、武尊くん何か観たいものあるぅ? 今回は頑張ってくれたの武尊くんだしー、武尊くんに希望あるならそっち優先するよぉ?」

 待ち時間を利用し冷蔵庫の中身を漁る傍ら、首だけで振り返って武尊に鑑賞するDVDの注文を聞く。ぶっちゃけ映画を楽しみたいというより暇潰し目的だ。『アメリカ先住民に伝わる古代のモンスターが現代のニューヨークで復活しうんぬんかんぬん』みたいなZ級の匂いがするホラー映画だって、彼がそれを観たいのであれば構わない。

>加賀谷武尊様

1ヶ月前 No.61

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午後2時 相澤薫】

「いやー、喜んでもらえて良かったです。あたしもダッシュで山○電気まで行ってマッハで選んで車かっ飛ばして帰って来た甲斐がありました。ということで2時のお知らせです!」

 ドアから半身だけを出しながら、「ということで」のあたりから振り向きドアを閉める。左手には既に何回か仕事をした電子レンジ、心なしか嬉しそうである。ご飯も身体もぽっかぽかなんですねぇ。

「ということで次のミッションなんですけど、次からはちょっと出し方がかわってね、前回に選ばれなかったミッションがその次も選択肢として残ります」

 そう言いながら指したのはテレビの画面。再生されてた映画には大人しく一時停止されていただき、チャンネルを11に合わせる。表示は既に2時分のミッションに変わっているのだが、1つは先程選ばれなかった【どちらかを失神させる】。

「これはアレですね、「ちょっと嫌」と「死んでも嫌」なミッションの組み合わせならいいんですけど、「死んでも嫌」と「死んでも嫌」にならないように、ある程度は「死んでも嫌」なミッションを選んでこなさないといけないって感じかな。既にミッションを出す順番は決まってるから、この先どんなものがあるか予想すると楽しいかも?」

 テレビに表示されているのは、【どちらかを失神させる】と【10秒間2人でハグ】。なんかカメラの向こうでハグするとかしないとか言ってた腹いせに突っ込んでやった。こんの若者め。せいぜい悩みやがれ。あたしは帰る。

>>お2人様

1ヶ月前 No.62

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

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1ヶ月前 No.63

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

 武尊の地元の話を聞くたび、本当にそこは日本なのかと何度も首を傾げたくなる。今時コンビニなんてどこの街でもあると思っていた。……ひょっとしたら武尊、ド田舎どころか絶海の孤島の中の限界集落とかの出身かもしれない可能性が浮上してきている。総人口がひょっとしたら数十人ではなく十数人とかの。でも電子レンジを見て特殊鍵の時みたいなリアクションはしなかった以上、ちゃんと電気の通った建築物に住んでいるようでそこは一安心。常日頃から蝋燭の灯で暮らしていると言われたら、さしもの紫宸も生活ギャップを埋めるのに甚く心労を背負わされたことだろう。

「ううんー、シシー目医者さんじゃなくって服飾系専門学生ー。でもたまぁにカラーコンタクトとか入れるからぁ、武尊くんよりは眼球も触り慣れてるかなっ」

 ちょっと白目を触るのが上手いだけで、どう見たって眼科に見えない女を眼科認定しかけてしまう武尊の愛すべき天然ぶりに自然と気が緩む。可愛い男が好きな女にはめちゃくちゃモテるタイプだなと改めて感じた。同時に都会では食い物にされやすいタイプでもあるから、このまま健やかに成長しようと思えば彼は凄まじく辺境にある生まれ故郷で生きて死ぬのが一番良いとも考えられる。とはいえ彼の人生は彼の自由。彼が都会に出たいと言うなら紫宸に止める権利は無い。渋谷でもラスベガスでも火星でも好きに行けば良い。

「じゃあシン・ゴジラ入れるねぇ。途中までしか観れないだろうけどー、面白いって評判めっちゃ聞いてるから楽しみー」

 やっとチーンと音を立てて解凍が完了した冷凍パスタを電子レンジから取り出し、それを一旦テーブルの上に置いてからDVDゾーンを漁る。あった。さすがは近年の人気作。隣には霧にけむる町のスーパーの中でイかれ宗教ババアが嫌な活躍をしたりするあの胸糞映画もある。こっちは一度ショッピングモール最上階の映画館で観たが、暇になったらまた観てみよう。その場合、後味が悪くて武尊には酷だし上映するなら彼が眠っている時にでも。
 熱々のボロネーゼをフォークではふはふと啜りシン・ゴジラを鑑賞すること五十数分。街近くの河川敷に並んだ自衛隊の戦車がゴジラ目掛けて一斉射撃をした辺りのシーンで、ついに時計の針が2の字にかぶさってしまった。残念。お次のミッションの時間だ。シン・ゴジラは後回しにしよう。……それにしても、選ばなかったミッションが次に残るシステムなんて。そろそろ薫のネタも尽きてきたということか。それともこのシステムを利用した新たな嫌がらせを考え付いた?

「んー……ミッションの表示内容、首を絞めて云々とかの文章が消えてただの『どちらかを失神させる』になってるよねぇ。ってことはコレ、首絞め以外の方法でもOKってことだと思うー? それとも面倒臭いから薫ちゃんが端折っただけー……? ま、どっちでもいっか。駄目でも元の文章表示するのを面倒臭がった向こうが悪いって言い張れば良いんだし」

 文章表記の簡略化にやや悩む素振りを見せるも、すぐにどうでも良くなったのか彼女が退室するや否やテレビをいじくりシン・ゴジラの上映を再会させる。静かだと余計な緊張感が漂ってしまう。こういう時は画面の中に自分たち以上に緊迫した状況をもがき抜く連中がいるくらいのほうが良い。

「気絶したフリかぁ。この部屋の監視カメラが特殊なものじゃなかったら、それでも通用するかもだけどー……ううん。悩みどころー。それより普通に失神しよう! シシーお風呂の準備してくるねぇ。三十分くらい肩まで熱々のお湯にたっぷり浸かったあとぉ、湯船を出て早々にスクワットでもしまくったらまあシシーでも武尊くんでも普通に失神するでしょ。スクワットしなくても湯船だけで貧血発生させて倒れる子もいるくらいだしぃ?」

 暗に次のミッションは失神のほうにする旨を武尊に告げた。それからテレビの中のミサイル発射音をBGMにユニットバスへ赴き、栓を落とした湯船に40°超えの熱いお湯をどんどん溜めて行った。首を絞めるより時間はかかるが、こちらのほうがうっかり殺してしまう可能性の低い失神方法だと判断した。貧血は女のほうが起こしやすいし、湯船に浸かってからスクワットするのは紫宸が担当するつもりでいる。というか40°超えのお湯に肩まで30分とかやったことないし、上手くいけば――下手をすれば? どちらにせよ、ひょっとしたら湯船から上がった瞬間にふらついて視界がブラックアウトするかもしれない。うん。うっかり溺れて死なないようにいっそ武尊に便所サイドで待機して貰おう。

>加賀谷武尊様

【薫さんのロルは落とされた時点でちゃんと午後1時→午後2時の一時間が経過していることになっているので、シン・ゴジラを観ようとしたらすぐに彼女が新しいミッションを言い渡して来たような描写は時間軸が狂ってしまいます。なので今回はそれを無視する形で処理させて頂きました。ご気分を害したようでしたらすみません!】

1ヶ月前 No.64

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

シン・ゴジラもすごいが、紫宸の発想もなかなかのものだ。なるほど…確かにこの方法なら本当に失神したことになるし、死のリスクも低めだ。やはり、武尊が考えた単純な作戦よりも一枚も二枚も上手だ。よし、早速風呂を入れるとしよう…と思ったが、少しだけ気になる部分があり、武尊は紫宸を制止する。

「待て待て。ミッションは「どちらかを失神させる」って書いてある。1人で勝手に失神したんじゃ、薫が難癖つけてくるかもしれねえぞ。それなら俺らが風呂を沸かしてくらぁ。これだったら俺らが紫宸を失神させたことになるだろう?」

そう言ってユニットバスに向かう武尊。紫宸の作戦通り、風呂を入れ始めた。

(これで紫宸が入って、後は激しい運動をすれば失神できるって紫宸が言ってたな…はっ!待てよ…!今、ここに止まったら紫宸の裸が見れる…!?ちょっと見たい…いや、待て。今はミッションが先だな…でも…)

武尊は溜まっているやつのせいで葛藤が起きてるらしい。

(風呂を入れ終わったユニットバスから出るか否か…よし、こうなったら紫宸に直接聞いてみよう。)

「なあ、紫宸。俺らは入れ終わったら風呂場から出た方がいいか?」

当然、普通なら出ていけと言われそうであるが、もしかしたら…という微量な期待を持って紫宸に問いかけるのであった。

>>車麩紫宸様


【自分もよく時系列を理解せずにロールして申し訳ありませんでした。映画の途中でミッションが来たという流れにこちらで修正しました】

1ヶ月前 No.65

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

「あ、じゃあついでにシシーが湯船に遣ってる間『すぐに出て来たら殺すぞ!』とかそんな感じの脅し文句も言っといて貰って良い? 薫ちゃん性格悪いから、ただ武尊くんが沸かしたお湯にシシーが入っただけじゃNG判定下っちゃうかもしれないしー」

 代わりにお風呂を沸かしてくれるらしい武尊とバトンタッチし、念のために入浴中の悪漢ムーヴの依頼もしておく。性格悪い云々に関してはいくら薫だって紫宸に言われたくはあるまい。さてと。ともあれ湯が溜まりきるまでの時間に、どんな格好で浸かりに行くか考えておかねばならない。水着を置いてあろうものならソレ一択なのに、漁ってみたところ残念ながら水着は用意されていなかった。……まあ、布面積的には下着も水着もそう変わらない。仕方がないから代案で下着着用を決定しよう。
 下着の収納スペースから適当な下着――全面陽気なフラワープリントのブラジャーとショーツでなんとなくハワイやグアムといった南国を想起させる色柄だ――を取り出し、部屋の隅で衣服を脱ぎ捨てその下着セット一式に着替える。直視すると武尊が慌てふためくからちゃんと彼がユニットバスにいる隙に着替えた。紫宸なりの気遣いだが、彼の純情っぷりでは下着姿でも見れば凄く恥ずかしがってくれそうなのであまり意味が無いかもしれない。

「この水着みたいな下着ちゃんと着といたからぁ、うっかり途中で失神して湯船に沈んじゃった時のためにトイレ側で待ってて貰って良いー? 区切りのカーテンは開けてても閉めててもどっちでも良いよぉ。武尊くんになら下着くらいは見せてあげるー」

 ユニットバスから顔を覗かせる武尊の視界には、部屋のほうでそんなことを言いながら冗談混じりにグラビアポーズをキめる紫宸の姿が映っていることだろう。乙女座りして両腕は頭の後ろで組み、胸を反らせて脇と谷間を強調するようなよくあるポーズだ。なおこのポーズに深い意味など無い。可愛い青年をちょっとからかってやりたくて無駄なセクシー要素をぶち込んだだけだ。わりと水着っぽい下着だし、こういう週刊誌の表紙グラビアみたいな姿勢でいると本当に水着に見えてくる気さえする。
 ついでに、せっかくだからお前にも見せてやるよの心意気で監視カメラにも同じポーズをしておいた。こっちに関してはからかいより嫌がらせの意図が強い。ムカつく女が自分より男ウケの良さそうな肉感的で良い身体をしている事実にストレスを感じろ。女子特有、いやさ女子の中で一部の女子特有のマウンティング精神である。今から失神しに行く予定なのに相変わらず気丈で性悪な娘だ。

「お湯、まだ溜りきってないだろうけどこんな格好になったら寒いや。もう浸かりに行っちゃうねぇ」

 相手の返事さえ待たぬ内にグラビアポーズをあっさり解除。冷蔵庫の中に入っていたミネラルウォーターのペットボトルをひょいと掴むと、そのまま武尊のいるユニットバスに駆け足で向かった。長時間の入浴をするなら水分補給は大事だ。とぅっ、と掛け声を出して湯船に飛び込み、せっかくだから注文しておいた入浴剤も封を切ってさらさらと流し入れておく。グリーンアップルの香りと書いてあるそれは、なるほど色味もグリーンアップルに近い爽やかさで浴槽の中の湯はみるみる間に青緑に染まって行った。

>加賀谷武尊様

【いえ、私もたまに勘違いしてやらかしたり致しますので! お互い気をつけてやって参りましょう!】

1ヶ月前 No.66

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「こ、これは刺激が強いな…いや、何でもねえ…!とにかくミッションをやるぞ!」

下着姿の紫宸のポーズに地味に前屈みになってるあたり隠し事が苦手な奴である。しかし、裸はともかく下着姿を見せてもらえたことは役得だったようである。そうこうしている内に紫宸は湯船に浸かる。武尊は紫宸の胸元や太股をチラ見しつつもカーテンを閉める。その時、紫宸からの頼み事を思い出す。

(あ、じゃあついでにシシーが湯船に遣ってる間『すぐに出て来たら殺すぞ!』とかそんな感じの脅し文句も言っといて貰って良い? 薫ちゃん性格悪いから、ただ武尊くんが沸かしたお湯にシシーが入っただけじゃNG判定下っちゃうかもしれないしー)

「おい、紫宸。お前を無理矢理風呂に押し込めたが、これもミッションのためだ。我慢しやがれ!のぼせ上がるまで出てくるんじゃねえぞ?もしすぐに出てきたらぶっ殺してやるぞ!それか…風呂ん中で犯される方がいいだか?」

温厚で滅多に怒ったりしない武尊の精一杯の悪役ムーブである。心の中では「すまない、紫宸」という思いがいっぱいであろう。しかしながら、数時間前のお互いの家族に電話するミッションの時に演技できずに泣き出してしまったのに比べれば進歩したと言えるのではなかろうか。武尊もこの閉鎖空間で紫宸と共にミッションをこなして行く内に精神的に順応し始めたのかもしれない。

>>車麩紫宸様

1ヶ月前 No.67

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

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1ヶ月前 No.68

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

(きゃっ、シシーこわーい! 大人しく湯船に浸かり続けてなきゃ、武尊くんが猛々しい×××をギンギンに××させてシシーに襲い掛かってくるわぁーっ)

「お、おう!そうだとも!だから絶対に出るんじゃねえぞ。俺らは風呂の前で見張ってるからな!30分経たずに出て来たなら即押し倒して食っちまうぞ!」

紫宸のどぎつい悪ノリラッシュに早くも混乱を覚えて脅し文句がめちゃくちゃになりつつある武尊。やはり、紫宸はいろんな意味ですごい女だ…武尊は軽い戦慄を覚えたほどである。しかしながら、紫宸の下ネタを想像するとなんだかちょっとムラムラしてきてしまう。もし、本当にそんなことやったらどうなるんだろ…いや、やったら大変なことに…いやいや、でもあの通りにしなくても少し軽いやつなら…とDTらしい妄想が走馬灯のように駆け巡る。だが、今はミッションだ。頭を切り替えよう。

待つこと30分。ついに紫宸と話し合って決めた時間になった。武尊は悪役モードを解除してバスタブの方を見る。

「ど、どうなったんだ?紫宸は上手く気を失えただか?もし、本当に倒れてたら俺らが起こしてやんねえと…」

武尊はそっとカーテンに手をかけて、カーテンをずらした。そして、その隙間から紫宸の様子を伺うのであった。

>>車麩紫宸様


【では、30分後に時間を進めさせていただきます】

1ヶ月前 No.69

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_rxQ

【 車麩紫宸 】

 こちらが言葉の上で暴れすぎたせいであちらの演技に段々と支障が出て来た。それでもやり通さんという意気込みを感じさせる彼は本当に頑張り屋さんだ。後で冷凍のチャーハンを「あーん」してあげよう。谷間に盛り付けたチャーハンを向こうが直に口で喰う、というプレイも思い浮かんだが、あまりにも高度すぎて武尊には難しいだろうし紫宸も谷間が米粒でべちゃべちゃになるので却下だ。そういうプチ女体盛り的なことはアルコールが入った時にでもやろう。

(ん……これは凄い、のぼせすぎて頭がぐわんぐわんする。高熱で死にかけてる人ってお湯に入ってなくてもこんな感じなんだろうなぁ)

 武尊の手ずからカーテンが開かれるも、あまりにも湯に浸かりすぎた紫宸は脳味噌がボイルされたみたいな状態で言葉を返す余裕も無かった。バスタブの縁に顎を乗せ、真っ赤な顔でなんとか親指だけ立てる。まだ気は失っていないが、これで立つなり立たせて貰うなりすればその瞬間に血の気が引いて良い感じに失神できること請け合いだ。飲用として持ち込んだミネラルウォーターのペットボトルは既に空。水分は足りていてもやっぱり長風呂なんて身体に良くない。三十分も浸かるなら美容のためには半身浴が最善だと再確認した。

「引き、上げてぇ……」

 雨に打たれた子猫の鳴き声みたいなか細い声だけなんとか絞り出す。ちょっと力んでみたけどこれは無理だ。自力では到底バスタブから出られない。井戸から這い出る貞子のごとくズルズルと頑張ればなんとかなるかもしれないが、せっかく近くに男手があるならそれを借りたほうが手っ取り早い。視界がチカチカ点滅する。暗い。眩しい。暗い。眩しい。心臓は鼓動が早すぎて、むしろゆっくりに感じるようになってきた。
 最終的にはバスタブから顔と左腕だけを出した状態で、ついに頭を上げていられる元気も無くなりがくんと下を向く紫宸。かろうじて気を失っていはいないが意識は酩酊している。救急隊員よろしく今の紫宸に住所や年齢を聞いたって、たぶん「宇宙」とか「10万5000歳」あたりの支離滅裂な回答しか返ってくるまい。体調としてはアウトだが、ミッションとしては上々だ。もう失神できる気しかしない。目を閉じて三秒で寝られるとかそんなチャチな次元じゃあない。目を閉じなくても零コンマ数秒で意識を放り出せそうだ。

>加賀谷武尊様

【次のシーンで武尊くんに引き上げて頂いて、引き上げられたその瞬間に紫宸が気を失ったことにして頂いて宜しいでしょうか? 確定ロルは好きなだけお使い下さい!】

1ヶ月前 No.70

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「わっ!予想以上に重篤だ!早く引き上げてやんねえと…」

カーテンの向こうには息も絶え絶えでダラリと上半身をバスタブからさらけ出す下着姿の紫宸を急いでバスタブから引き上げる。軽く揺すってみるがどうやらここで気を失ってしまったようだ。武尊はそのままお姫様抱っこでリビングまで連れて行き、ソファーに一旦寝かせると自分の個人スペースから布団をリビングに引っ張ってきた。そして、その布団にシーツ代わりのバスタオルを敷いて再び紫宸をその上に寝かせる。忘れかけていたが武尊は器用である。あり合わせの物を使って病院のベッドのような物も簡単に用意できてしまう。さらに救急隊員かと言わんばかりの手際で保冷剤代わりの冷えたペットボトルや凍った冷凍食品を紫宸の周りに置いておいた。

「とりあえず熱中症の応急処置をやってみたが…これで大丈夫だか…目を覚ましますように…でも、本当に今の紫宸は無防備だな…」

気を失ってベッドの上に横たわる紫宸。下着姿なのがより一層邪な感情を煽る。最初は心配で彼女をじっと見つめていたが、だんだんと違うものが湧き上がってきた。しかし、まだ理性はある。何度か腰や胸に手が伸びそうになるが何とかその気持ちを抑え込む。こんな時に何をやってるんだ自分は…と自己嫌悪に陥りそうになりそうであった。

「な、なら、匂いを嗅ぐくらいならいいかな…」

武尊は妥協に妥協を重ねて匂いを嗅ぐために紫宸に徐々に顔を近づける。もしも、このタイミングで紫宸が目覚めたらキスでもしようとしてるのかと間違われそうである。

>>車麩紫宸様


【確定ロルの許可ありがとうございます。では、そのようにさせていただきます。】

1ヶ月前 No.71

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

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1ヶ月前 No.72

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_NqW

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1ヶ月前 No.73

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「元はと言えばお前のせいでこうなってんだろうが…白々しいやつだな。とりあえず、触るのはやめてやれ。」

この環境のせいがついに気絶している紫宸をペチペチ叩く薫に悪態をつきだした武尊。人の悪口は滅多に言わない男だが、この閉鎖空間によって徐々に徐々に心境に変化が出てきたようである。薫にイライラしたり、紫宸にちょっとムラムラしたりとだんだん俗っぽくなってきたようだ。

(失神ミッション大変お疲れ様でした! それじゃあ次は、さっき選ばれなかった10秒間2人でハグ、そしてもう1つはですねー、そこのロフトのベッドからどちらかが飛び降りてもらいます。受け身取ってもいいけど、どちらかがキャッチしたり、床に何か置いたり敷いたりするのは禁止です。それでは、アディオス!!)

そう言って薫がそそくさと退散するや否や、紫宸がロフトから飛び降りる方のミッションを実行した。床に何かを敷いたり、受け止めるのは禁止だが、身体に何かを巻くのは禁止されていないと言うことで布団を身体に巻いてロフトからダイブする紫宸。なるほど。この手があったか。紫宸の発想力には拍手を送りたいほどだ。まるで三国志の軍師並みに柔軟な策略でミッションをこなす姿は頼もしさを覚えてしまう。

「いやー、紫宸。俺らにはそんな頭はなかっただ。あんたは薫よりも賢いと思うぞ。でも、もしこれがアウトだったら…もう一方の方のミッションをやるしかねえか…」

薫のことだ。後出しでルールを追加してくる可能性も十分考えられる。果たして、薫の判定やいかに。武尊も静かに待機するのであった。

>>車麩紫宸様、相澤薫様

1ヶ月前 No.74

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午後4時 相澤薫】

「もー! なんでシシーちゃんはそんな性格悪いことするのかなぁ!!」

 ドアを開けて部屋に入ったと同時の一言。ドアノブに寄り掛かり力の抜けたようなフリをしながら、ダラけた声で悪態をつく。ポケットにはアイフォン、武尊くんはどうかわからないが、シシーちゃんは見たことある、もしかしたら没収したスマホが同じ型かもしれないやつ。ポケットからそのスマホを出し、先程洋服を1枚葬ったシシーちゃんに手渡す。その後、先程私に悪口──いや、悪口じゃなくて、ただ事実を述べただけか──をぶん投げてきた武尊くんにも同じものを渡す。

「1つ目のミッションは、さっきと同じで選ばれなかった10秒間2人でハグ。2つ目は、このスマホ、どっちかだけでいいんですけど、10個以上の部品に分解してもう1回組み立てて電源が付く状態にしてね。工具は棚のハサミとか入ってたところに揃ってると思うから!」

 手でろくろを回すような動作をしながら、次のミッションを説明する。スマホ解体からの復旧は前にやったことがあるが、まぁビックリするほど無残な姿にしてしまったので、きっとそこそこ難しいことなんだろう。

>>お2人様


【ビックリするほど短くてすいません!!】

1ヶ月前 No.75

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_NqW

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1ヶ月前 No.76

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

武尊の心配は杞憂に終わったようだ。紫宸のとった方法はOKだった。ホッと胸をなでおろすが間髪入れずに次のミッションが来た。

(1つ目のミッションは、さっきと同じで選ばれなかった10秒間2人でハグ。2つ目は、このスマホ、どっちかだけでいいんですけど、10個以上の部品に分解してもう1回組み立てて電源が付く状態にしてね。工具は棚のハサミとか入ってたところに揃ってると思うから)

薫から手渡されたのはスマートフォンだ。何とこれを分解して組み立てて、電源が付く状態にしろと言うのだ。

(武尊くん、スマホの分解ってやったこと……ある訳ないよねぇ)

「ああ、すまんがやったことねえ…スマホは見たことはあるけど使ったことはねえしな。はあ、これが木とか紙とか土で出来てんなら何とかなったのによぉ…」

先ほどから紫宸にミッションは任せっぱなしでいいところを見せたいのは山々だが、機械いじりはまったくの経験がない。2人ともこのままでは手詰まりだ。となると、残る方法はただひとつ。

「ここでハグするミッションをやるしかねえのかな。できればもう少し後まで取っておきたかったけど、この際だからしょうがねえか…」

紫宸を横目でチラッと見ながら言う。しかし、10秒もハグなんてしたら紫宸の身体のいろいろなところが武尊の身体に当たるだろう。逆もまたしかりだ。女でしかもムチムチで一緒に過ごす内に可愛いとすら思えて来た彼女とハグして我慢できるのか…必死に理性を保ちつつ、武尊は問いかけた。

「なあ、紫宸。本当に俺らと抱きしめ合うことに抵抗はないだか?俺らはその…抵抗はないんだが…あんたのどこを触って良いかわかんなくて…」

思わず本音が出てしまった。本当に隠し事が下手くそな男である。こんなことを聞いて紫宸が引かないが心配でもある。

>>車麩紫宸様

1ヶ月前 No.77

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_NqW

【 車麩紫宸 】

 武尊にもスマホの分解経験はやはり無かった。紫宸は軽く水没させたスマホをどうにかしようと背面カバーをドライヤーとピックで外した経験ならあるけれど、それ以上に手を加えた経験は無いので成功率は然程でもない。となると、やはりハグにすべき……いや、先程のミッションの内容なら“思い浮かんだ屁理屈”で突破も出来なくは……。
 『このスマホ、どっちかだけでいいんですけど、10個以上の部品に分解してもう1回組み立てて電源が付く状態にしてね』。このかなりザックリとした内容のミッションなら、「どっちかだけでいい、とは言ったけど『どちらか片方だけを10個以上の部品に分解してそれに電源が入る状態に組み立てろ』とは言われていない。から、一つは背面カバーだけ外すことで一応分解したと言い張り、残り九つの部品はもう一つのスマホから適当にもぎ取ってゆく。十個のパーツが揃ったら最後に背面カバーだけ取ったスマホにカバーをはめ直し電源を入れる。もう一つのスマホは放置」――という方法は通用しなくもないのだ。
 もちろん向こうにはまた文句を付けられるし悪態も吐かれるだろう。が、相手の意図とは違っていても相手の告げたミッションの内容は犯していない。「どっちかだけでいいって言ってたけど、それって強制じゃないんでしょぉ? それに電源が入るようにするスマホも二個ともじゃなきゃとか指示されてないしぃ? これでも良いよねぇ?」とゴリ押しすれば、明確なミッション侵害でない限り薫なら歯軋りしつつOKを出しそうな気がする。
 まあ、これで駄目なら仕方ないから大人しくハグしよう。武尊は随分とこちらに気を使っているが、そもそも抱きつかれるのも嫌な雄を相手に雌が下着姿なぞ晒す訳がないのだ。そういう風俗店にお勤めのレディを除き。彼女らはどれだけ臭い男にも脂ぎった男にもサービスしなければならないので大変だ。その点、武尊は肌がヌルヌルしていないし息が生臭くもないのでラッキー。これが強烈なワキガの野郎相手ならさすがの紫宸もハグを躊躇っていた。あとは首筋にニキビがありまくりとか。

「や、思い浮かんだ方法があるから先にスマホ分解のほうにチャレンジしてみよー? 別に抱きつかれるのは嫌じゃないけど物は試しってねっ。それだ駄目だったらハグしよぉ、あと女の子を抱きしめる時は腰とか背中とかに手を回せば良いよぉ」

 すっかりハグする予定でいる武尊に少しだけ「待った」をかける。洗面台からドライヤーを取って来て棚から工具箱をひったくった紫宸はそれらを卓上に並べ、武尊の手から「ちょっと貸してねぇ」と断りを入れつつスマホを奪い取った。それと自分のスマホの二台もやはりテーブルに並べ、まずは両方ともドライヤーとピックを駆使して丁寧に背面カバーを外してゆく。ドライヤーの使い道は熱で接着剤が剥がれやすくすることだ。ここまでの工程なら自宅でもやった。
 二台の背面カバーを外し終え、これで分解したパーツの数は現時点で2。片方のスマホは放置して、そこから先は一台のスマホからわりと乱雑な手つきで次々とパーツをもぎ取って行った。こっちは電源がつかなくとももう片方がつけば良い、と考えているので当たり前だ。自分の所有物でもないのだし、ここで丁寧にやって時間をかける意味が無い。内部に精密な配置で収まっていたパーツたちを乙女に乱暴する暴漢のごとき粗さで毟ること数分。監視カメラにパーツが十個以上あることを見せつけた後、綺麗な状態で残っているほうのスマホの背面カバーをはめ直して薫の判定を待った。

>加賀谷武尊様

1ヶ月前 No.78

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午後5時 相澤薫】

 男子とは、大抵浅はかなものである。

 もちろんこれはあたしの浅はかな持論だし、高校時代ロクに男子どころか女子とも話せなかったあたしのせめてもの抵抗になっていない抵抗から来る思いなのかもしれない。正直言ってシシーちゃんはかわいい。私が男だったらアタックするかはともかく、性格の悪さを除けば惚れていただろう。だから憶測なのだが、武尊くんがハグを選びたがるような言葉を選んで発するのは当然だ。ハグはたったの10秒、とりあえず59分間スマホにトライして、無理だったらラスト1分で達成すればいいのに、それを考えないあたりつまりそういことよね? おばさんにそういう甘酸っぱいのは胸焼けしちゃうわ。

「いやぁ若いっていいねぇ……いやよくない、うわ、またかな、またそういうルールの穴突きまくることしちゃう??」

 クリア判定にせざるを得ない、とテレビの表示画面をクリアに変更した。スマホを2台渡したのが間違いだった。2台渡したのは1台練習用、もう1台が本番用と思っていたのだ。確かにあたしの言い方が不足していたのもあるが、流石にこれは性格悪すぎだろう。ないわ。
 ……もういいや、性格悪いシシーちゃんには性格の悪いミッションをやらせるしかない。勢いよくドアを開け、るんるんとした足取りで、しかし眉間には皺を寄せながら、2人のところへ向かう。

「あんな風にルールの秘孔突かれるとは思ってませんでした」

 ぶつぶつと文句を言いながら、散乱したスマホだったものを回収する。これは然るべき場所へ持って行って正しく処分します。

「それじゃあ次のミッションですね。不人気ミッション10秒間2人でハグ、もう1個は組体操のサボテン、小学生のときにやったよね? それを30秒キープ。けれど、この場合サボテンの下はシシーちゃん、上が武尊くんで。それじゃ、また後で!」

 スマホの亡骸を左手に乗せながら、自分の部屋へ帰る。帰り際に冷蔵庫の中身を1度チェック、後で通販を使っての買い出しも行かなきゃならないだろう。

>>お2人様

1ヶ月前 No.79

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「いやいや、あんたも大概な性格だよ。性格うんぬんの話をしたけりゃ、まずは俺達をここから出しやがれってんだ。」

またもや薫に向かって毒を吐く武尊。例えるならば真っさらな青年がだいぶ紫宸色に染まって来たと言えるのではなかろうか。薫と紫宸は初っ端からバチバチ火花を散らしていたが、ついには武尊にまでクズ扱いされる始末である。ここから本格的に敵が1人増えたということだろう。

(それじゃあ次のミッションですね。不人気ミッション10秒間2人でハグ、もう1個は組体操のサボテン、小学生のときにやったよね? それを30秒キープ。けれど、この場合サボテンの下はシシーちゃん、上が武尊くんで。それじゃ、また後で!)

笑ってるのか怒ってるのかわからないテンションで去る薫を尻目にミッションを確認する。もちろん武尊は組体操は小学生の時にやっているためサボテンがどんなものかはわかる。しかし、内容は紫宸が下で武尊が上…逆ならどんなによかったものか…だが、紫宸の腕力がどの程度かは不明である。そういえば、昼前に寝込みを襲ったら息子を使い物にならなくしてやると脅されたっけ…だったら意外と紫宸は力強いんじゃ…いやいや、ハッタリの可能性もなきにしもあらずだから確認しておこう。

「なあ、紫宸。一応、聞くが次のミッションはサボテンやるのでいいか?もしやるんだったら…ロフトのはしご使って身体支えるとかするといいんでねか?まあ、サボテンが嫌ならハグでもいいが…」

さっきの紫宸の真似か必死にルールの穴を突こうと頑張る武尊。しかし、紫宸と比べれば具体性がないために所詮は猿知恵か。

>>車麩紫宸様

1ヶ月前 No.80

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_NqW

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1ヶ月前 No.81

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

紫宸が突然、2人しかいないのに3人サボテンをやろうと言い出した時には我が耳を疑ったが、なるほど、もう1人の足場は布団を重ねて代用するのか。それならばと武尊も紫宸の考えに乗って自分の個人スペースから布団を持って、2枚の敷布団の上にもう1枚重ねる。

「余裕を持って3枚重ねとくど。これなら何とか紫宸でも支えられるか。それじゃ、行くぞ…はっ!」

敷布団3枚と腰をかがめた紫宸とでは少しバランスが取れていないが、武尊は幼い頃に木登りや海で遠泳して遊んでいただけあって、運動神経は良い方である。故にぐらつきも少なく30秒が経過した。武尊はゆっくりと紫宸と布団の足場から降りる。

「よし、これで終わりかな…大丈夫か、紫宸?どこか痛めてねえか心配だ。すまんな。俺らは結構重かったろ。」

閉鎖空間に来てかなり時間が経つが紫宸を気遣う気持ちはまだ残っているようだ。だが、武尊にはサボテン中に気になることがあった。

(登る時に膝に感じた柔らかい感触…まさか…紫宸の胸か…?)

今まで遠目からチラチラと見ることしか叶わなかった紫宸の豊満な胸に足とはいえちょっと触れてしまったことにドギマギしている武尊。願わくばこの感情が紫宸に悟られませんように…

>>車麩紫宸様


【それでは30秒経過したことにさせていただきました。】

※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
1ヶ月前 No.82

陽香 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=lmNuvruUyx

【10月2日 午後6時 相澤薫】

 ないわ、マジでないわ。

 本日何回目かもわからないため息を監視カメラの映像を映し出すモニターに吹っかける。サボテンとは言ったけど3人サボテンあるなんてあたしは知らなかった。でも今ためしにググッたら確かに3人サボテンは存在したし、布団を使って3人ではないにしろあれはサボテンだった。…………ああもう、これは本格的にまずい。こうもルールの穴を突かれ続けると、今後の最重要ミッションの際半端じゃない影響が出てしまうだろう。あたしの方でも、ミッションに抜け穴が一切無いように綿密に説明をするしかなさそうだ。

「その前におつかいに行こうかな」

 野菜と飲み物、あとは今日の晩御飯で何かテイクアウトのものでも買ってこようか。

********

「ひー、駐車場がこの時間でいっぱいなんて思いませんでした」

 思ってたより長引いてしまったスーパーへの買い出し、結局晩御飯を持ち帰ってはこれなかった。また出前ですかね。あ、もう6時、ちょっと過ぎてるかも。ビニール袋を左腕に提げながらドアを開ける。ビニール袋の中には2人に頼まれたおつかい以外にも、一緒に買ってきたあるものが入ってる。

「いやぁ1日目ももうすぐ終わりですね、ちょっと寂しいです。あ、これ頼まれてたお野菜とか漬物とか冷凍食品とか買ってきましたよ」

 大きなビニール袋2つをテーブルの上に置いたあとに、1つの方からゴソゴソと何かを探る。あったあった、これ。取り出したのはスーパーの文房具コーナーに売っているようなシンプルなカッター。

「さっきスーパーで買ってきました。一応あそこの引き出しにも入ってるんですけど、まぁなんか色々きになりますよね? これで舌切ってください。深さはどうしようかな……あ、このカッターのパキパキ割れるところ1つ分までの深さ、ということで。そしてもうひとつは超絶不人気の2人でハグですね。それじゃあがんばってね!!」

 カッターと食材のお土産を置いて自分の部屋へと戻る────前に、半身で振り向いて、「服とか足りなくなったらちゃんと言ってよね?」とウィンクと共に残し────これで部屋に戻れる。

>>お2人様

1ヶ月前 No.83

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★YRuDhSwQ0p_2YW

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※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
1ヶ月前 No.84

サムライ @samurai07 ★iPhone=QCAUNJ3bTK

【加賀谷 武尊】

「そ、そうか。大丈夫だったのならそれでいい。うん、良かった良かった。」

自分の足が紫宸の胸に当たったのを気にしてか返事がわかりやすく焦っている。が、どうやら紫宸は気づいてないなと自己解釈したらしくこれ以上は何も言わなかった。いや、紫宸は気づいていたが許してくれただけなのに武尊が気づいていないだけなのだが…まあ、そんなこんなでまた紫宸と映画鑑賞タイムになった。

「あれ?これ本当に『ドラゴンボール』なのか?俺らが昔読んだ漫画とずいぶん違うなぁ…あら。紫宸がまた寝ちまってら。」

離島出身でいろいろなことに疎い武尊でもさすがに実写版ドラゴンボールにはかなり違和感を覚えているようである。それほど酷い映画なのだ。やがてつまらない映画より寝てる紫宸を見る回数の方が増えてきた。いわゆる「寝顔可愛いな」的な感情だ。しかし、そんなことを考えている内に薫がやって来て次のミッションが言い渡された。

「舌を切れだ!?いやいや、さすがにこれは無理だろう。紫宸、気が進まないかもしれないけどここはハグを…」

ミッションの内容への衝撃とちょっとした下心が混ざった感情で紫宸の方を見るが、彼女はもう事を済ませていた。紙に書いた文章…つまり『舌代』をカッターで切ったのだ。

「なるほど。そう来たか。確かにそれも舌には違いない。薫の奴にとやかく言われる筋合いはねえや。あいつの説明不足だったんだから。いっそあいつが文句を言ってきたら薫のうるせえ舌をぶった切ってやろう。」

この環境のせいかあるいは紫宸と長い時間ずっと一緒にいたせいか薫に対して辛辣どころではなくなってきた武尊。純朴な田舎者はどこへやら。変化とは恐ろしいものである。

>>車麩紫宸様

29日前 No.85
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