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霧の都に葬送曲No.49 だけを表示しています。

みんと @milkywayy☆woNfuP/Psag ★iPhone=WsHBgyg92L

【 白雨 / 6月13日 / おさんぽ 】

 アタシ達の息子、ミリヤムが言った言葉にゆるりと目を瞬かせ微笑を浮かべる。無邪気な笑顔のジャックは何も知らない純真無垢なままだ。唐傘の下で貼り付けた微笑の裏側の自分のことなどきっと気付かないのだろう。

「うふふっ、そうどすねえ。可愛いわっち等の坊ちゃんにはまだちいーと難しそうやけど、いつかは分かる日が来るかもしれまへんなあ」

 いつか美しく成長するであろうその姿を想像しては物言わぬ躯と変えてしまいたくなる、胸の奥底にそんな思いを沈め可愛らしいレインコート姿のジャックを見つめた。

「あらまあ、わっちは洋装は詳しくあらへんからミリヤムはんにお任せしときます、和装はジャックはんにはちょっと歩きにくいかもしれまへんけどきっとかわええと思いますよお」

 洋服を、と提言するミリヤムに同意するジャック。それを聞きながら頷きそんな言葉をかける。お菓子はそのあと、そう言って笑うジャックに笑みを零していれば突然横切る馬車、水溜りから弾ける水飛沫に白雨は一歩後ろへ下がったものの、レインコート姿のジャックはその身で水飛沫を受け止めてしまったようだ。嗚呼可哀想に、きっとあの馬車の運転手がシャーロックに見つかればそのままあの世行きだろう。

「ミリヤムはんちょっと慰めが下手どすなぁ。まあ、たんたはんらしいんやろけど。……ジャックはんも、水も滴るええ男、って言葉がわっちの生まれた国にはありましてなぁ、うふふ」

 白雨も慰めはあまり上手くないようだ。からころと下駄を鳴らしながら二人に近寄ればしゃがみ込み、そっと笑い声を零して。

>> ミリヤムさん、ジャックくん


(おへんじ遅れて申し訳ありません……!)

2018/06/29 00:59 No.49

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