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霧の都に葬送曲No.44 だけを表示しています。

エディ @d0ap ★iPad=qTOmkAVEvD

【エディ/6月8日/西洋料理店Wildcat】

美味しいカクテルと可愛い子供に上機嫌になっていると店の奥、厨房から食欲を唆るいい匂いが漂ってきた。シャーロックが出来上がったシェパードパイをカウンターへと運んで来たところで、ジャックを弄っているエディを咎めるように声を上げる。対するエディはシャーロックに向かって「可愛がっているだけじゃない」と少し不満気に言葉を返すとジャックから体を離し、カウンターに置かれたシェパードパイへ目を向けた。その見た目の美しさに此処の料理の最大の欠点を忘れそうになる。シェパードパイと共に運ばれてくる多種多様な調味料。そのいくつかをエディは慣れたように手に取ると遠慮なく料理にかけていく。本来であれば料理人を冒涜する行為なのだが、シャーロックの作る料理には味がついていないため仕方のない事だった。

「見た目や香りはお酒と同じくらい最高なのにねぇ」

自分好みの味を付けつつ「勿体無いわよね」と呟くと、空腹を満たすために料理を口に運ぶ。料理を黙々と半分程食べたところで隣から聞こえた声にエディは再び目線をジャックへと移した。先程まで大きなシルクハットが隠していた天使のような輝く柔らかそうな金の髪に空の色を写したような青い瞳の可愛らしい顔がエディの視界に入る。それに加えて一生懸命名前を思い出そうと思案するその姿もとても愛らしく、更に自分の名前がその小さな唇から飛び出すと心底満足そうな笑みを浮かべた。

「ふふっ、正解!よく覚えていたわねぇ。良い子よ、坊や」

今度は優しく大きな手でジャックの頭を包み込むように撫でる。オネエさん≠ニはよく呼ばせたもので、エディは女性とはかけ離れた体格、服装をしている。女性らしいのはその仕草や言葉使い、綺麗に編み込まれた髪に化粧を施した顔のみ。それでもジャックは素直にエディを受け入れたのはまだ幼く知識も少ないからだろうか。そんなジャックに日々此処に通うエディはとても癒されていた。

「そうだ。正解した可愛い坊やに良いものを見せてあげる」

顔の前で手をぽんと合わせると、なにやらカバンの中を探りながら「生き物は好きかしらぁ?」と声をかけつつ取り出したそれをジャックによく見えるように目の前に置いた。それは空気穴が空いているガラスケース。中には鮮やかな黄色を纏った瞳の大きい蛙がこちらをジッと見ていた。

>シャーロック、ジャック、all

【遅くなってしまい申し訳ありません;;】

2018/06/23 22:36 No.44

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