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霧の都に葬送曲No.35 だけを表示しています。

凍雨 @kafune☆01.vmkBoVYY ★iPhone=wo7ubgUPjt



【 ルイス / 6月30日 / ベイカーストリート 】


 ベイカーストリートの一角で建物に背を預けながらルイスは目を凝らした。が、闇夜に立ち込める霧が邪魔をして前がよく見えない。どれだけ探しても先程までルイスが居た工場は姿を表さない。夜霧が全てを覆い隠してしまったらオレのせっかくのショーが台無しになってしまうではないか。そう腹を立てながら口許を卑しく歪ませ、今はひとまずそれでいいと自らを宥めた。だって、ルイスの本当の楽しみはもう少し後に控えているのだから。ゆえに今は焦らず、ゆっくりと、『俳優であるルイス』に成り代わる為に何処へ身を潜めておく必要がある。


 さて、どうするか。考えていた最中、すぐ側の店の扉が鈍い音を鳴らした。――不味い。ルイスの脳内では瞬時に逃げ出すか、近場へ立ち寄った者の振りをするか、はたまた店から出てきた者によっては襲ってしまえば等と思考を巡らせていたがそれはヒールの音を連れて、若葉色の長い髪を揺らしながら現れた者――リリィから訊ねられた台詞によって遮断される。
 一瞬キョトンとした顔をしながらも突然、吹き出したかのような笑い声を上げ、ルイスが愉快そうに嗤う。そうして気が済むまで嗤ったら一呼吸置いて生意気そうな顔をして口を開く。


「――そんなの、最高に決まってるじゃん」


 自信満々に胸を張るルイスは俳優の仮面を被ることにしたらしい。殺人鬼としての仮面は脇に据え、役者ルイスは気紛れに辺りを見渡した。そしてリリィが出てきた建物をマジマジと舐め回すように眺めつつ、ねえ、と声を掛けた。


「ココ、アンタの店なの?」


 随分廃れてるけど、なんて小言を挟みながらリリィに問うて。

>>リリィ様、周囲おーる



【絡みありがとうございます! すっかり生意気ぶってるルイスですが宜しくお願い致します〜!】

2018/06/17 16:48 No.35

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