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MyselfApplication

 ( オリジナルなりきり )
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ようこそ異世界へ【戦闘】 @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR


『ねぇ、マイアプって知ってる?なんでも自分自身がキャラになって遊べるゲームらしいよ!』


そんな会話を聞いたのがすべての始まりだった。
それは会社の昼休みだったかもしれないし、学校帰りの電車の中だったかもしれない。
今となればその話をしてたのが男だったのか女だったのか…それさえも思い出すことができない。

「疲れた…明日も会社か」  「明日のテスト受けなくない〜」  「…退屈」
「もう嫌だ逃げたい」  「明日休みになんないかなぁ」  「なんか楽しい事ないかな」

(((振動音)))

「なんだこれ」  「見たことないアプリ」  「噂のゲームかな?」

手元のスマートフォンには最近聞いたアプリの名前が表示されていた。


【MyselfApplication】


「「「マイセルフ、アプリケーション?」」」


よくある冒険ものの王道ファンタジー、現実逃避?暇つぶし?
気が付けば『スタート』のボタンを押していた。【規則】ちゃんと読んだ?


【※このアプリはあなた自身がキャラクターとなって世界を駆けるものです。それでもよろしいですか?】


(タップ)(…通信中)


視界が歪む、眠たくなってきた。意識が落ちる…


『ようこそ異世界へ』

そんな声が聞こえたような気がした。



【こんにちは、ようこそお越しくださいました。もし興味がおありでしたら是非サブ記事の方までどうぞ。】

メモ2017/09/07 18:00 : GameMaker(スレ主) @96109610★ckDnZME2Oh_PHR

【参加Player一覧】


【男性Player】

〇BB(ベベ)/20代前半/男/職業:道化師(Crown)…スレ主 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-23#a

〇ゼノ/17歳/男/職業:暗殺者(Assassin)…霧雨様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-29#a

〇上鳴 翔汰(かみなり しょうた)/14歳/男/職業:魔術師(Grimoire)…希望様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-32#a

〇ウォルフガング=カイエン/20代中盤/男/職業:剣闘士(Gladiator)…参加希望者様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-48#a

〇バレット/28歳/男/職業:狂戦士(Berserk)…スサ男くん様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-54#a

〇アラタ/17歳/男/職業:召喚士(Summoner)…レーリン様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-133#a

〇ユリウス・エーベルハルト/28歳/男/聖職者(Priester)…ロッド様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-60#a

〇ムゲン/19歳/男/職業:暗殺者(Assassin)…ライブラ様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-64#a

〇シズマ/23歳/男/職業:剣闘士(Gladiator)…酢橘様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-82#a

〇ロレンス/38歳/男/職業:重装兵(Aegis)…フェルデイ様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-99#a

〇アレクセンド/18歳/男/職業:竜騎兵(Dragoon)…Future Re:Vision様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-132#a


【女性Player】

〇ミス・ハロウィン/20歳/女/職業:魔術師(Grimoire)…友禅様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-11#a

〇カレン/18歳/女/職業:錬金術師(Alchemist)…革迷家カーリー様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-30#a

〇キサラギ/17歳/女/職業:聖職者(Priester)…かしわぎ様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-47#a

〇アリア・ベリー/14歳/女/職業:魔術師(Grimoire)…むぅた様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-50#a

〇トア/15歳/女/職業:聖職者(Priester)…スマイル様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-61#a

〇アリス・シュトルーデル/15歳/女/職業:召喚士(Summoner)…雪鹿様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-93#a

〇まりる/11歳/女/職業:錬金術師(Alchemist)…グリーヴァ様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-89#a

〇星月/14歳/女/職業:竜騎兵(Dragoon)…Future Re:Vision様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-97#a

〇HAL(ハル)/20代前半/女/職業:剣闘士(Gladiator)…茅様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-113#a

〇ベル/9歳/女/職業:魔術師(Grimoire)…ますたぁ様 http://mb2.jp/_subnro/15626.html-117#a

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スマイル @smile390 ★Android=yRngEPU5CB

【トア/はじまりの草原】

プレイヤーたちの攻撃が次々とBuGへ直撃する。BuGは心臓も丸見えで命乞いをしているかのように暴れているだけだ。あともう数分も絶たないうちに倒せるだろう。トアはほっとし力を抜く。

『トア!! 大丈夫?』

聞き覚えのある声が聞こえた。

「アリアー!」

見ると、アリアがこちらへ駆け寄ってくるところだった。考えてみればアリアとは戦闘中ほとんど一緒にいなかったな、と思う。トアは親友との再開にぱああと顔を明るくし手を振った。

「だいじょぶだいじょぶー♪蛇はニーアたちがやっつけてくれてるしね!」

トアはニーアたちをちらっと見ながらそう言い、アリアはトアの前でぴたりと止まった。「?」と思っているとぶつぶつと呪文のようなものを唱え始めた。

『これでしばらくは大丈夫だよ!』

呪文を唱え終わるとアリアはそう言った。どうやらバリアを張ってくれたようだ。

「アリア、ありがと!」

まだ動くことが出来ないためとても助かった。敵は瀕死だが、いつ反撃してくるか分からないので油断はできない。といっても先程思いっきり力を抜いていたのだけれど…今も。と、『ぱりんっ!』という破裂音がし、見るとBuGの心臓が見事に砕け散っていた。話している間に皆が倒してくれたようだ。同時に重力増加スキルも解け、体の重さも無くなった。結局あまり役に立てなかったなと思ったが自分だって出来ることを頑張ったんだ!と思っておく、というか思いたい。



『 つかえない駒 』

と、声が聞こえた。どこからかは分からない。空からか、BuGのテレパシーか、あるいは自身の頭の中からか。トアはこの声に聞き覚えがあった。忘れもしない、あの、ゲームが始まった日__『ようこそ異世界へ』__最初に聞いた声と全く同じだった。つかえない駒…どういうことだろうか。BuGのことを差しているのか、プレイヤーたちに対してか。しかし、今日のBuG討伐が何かの1歩になったことは間違いないだろう。その何かは、現実世界へ帰るためか_。トアは真剣な顔をし、考えていた。いつか、現実世界へ帰る日が来たら……トアはこれ以上何も考えないようにぶんぶんと頭を振る。どうせまだまだ現実世界へ帰ることは出来ないんだ。こう思うのは現実世界へ帰ることを待ち望んでいる人にとっては傷つくことだったかもしれない。けれどトアは…こう思っていたかった。
と、空から黄金に輝く塊が降ってきていることに気づく。それは手に取ると、手の中へ吸い込まれるように消えた。そして目の前にクエストクリアの文字と持ち物に覚醒塊が追加されたことが表示される。この塊は覚醒塊と言い、それぞれのジョブを覚醒することが出来る超レアなアイテムなようだ。トアはついさっきまで考えていたことは忘れ、無事にクエストを終了できたことにほっと息をつく。

そしてトアは今更アリアの後ろにもう1人いたことに気づいた。この人は…さっきモンスターに襲われそうになっていた人だ。アリアが助けていたのは見たけど、その後もずっと一緒にいたらしい。アリアの親友としてはちょっと嫉妬。まあそれはおいといてさすがアリアだ。その優しさで面倒見もいい!と、心の中で親友を称賛し、自由になった体で起き上がりつつ話しかける。

「初めまして。僕はアリアの大大大親友のトア!君は?」

トアは焼きもちから大を強調して言うとアリアの腕にぎゅっとくっつき少し頬を膨らませながら聞いた。

『お疲れ様! もし、この後予定がないなら飯でも行かないか?』

男性の声が聞こえてトアは声がした方を向く。イエローファング討伐のとき、トアの中では1番に頑張っていたと思っている人物だった。

「わあー!僕行きたい!!」

トアは話の途中であることも気にせず、身を乗り出すようにバッと手を上げる。

「ニーアたちも行こ!」

そしてふらふらなアラタを支えるニーアを見つけ、声をかける。アラタは行きたそうにしているが、ニーアに止められているみたいだ。

「僕が回復するから!ねっ、いいでしょ?」

トアは自分の杖を掲げて尋ねた。

>>アリア様、ベル様、カイエン様、アラタ&ニーア様、はじまりの草原ALL様

10日前 No.133

かしわぎ @kashiwa☆0JtkEMONf/hg ★AcwmdJQC8P_PHR

【キサラギ/城壁の外:はじまりの草原】

 前に座っているミス・ハロウィンは褒められた悦びからかぶるぶると震えている。流石のキサラギでも彼女が褒められるとめちゃくちゃ伸びるタイプの人だと理解してきたところだ。これ以上何か言うとこの人は死んでしまうのではないかと逆に心配になってくる。
 そんなことをしているうちにBuGの体力はどんどんと削られていく。今までの仲間はもちろん、新しくやって来た者たちも着実にBuGに攻撃を食らわせていく。そして、ついにその時がやって来た。ガラスの割れるような音があたりに響く、仲間の攻撃がBuGのコアを貫いたのだ。と、同時に空から無数の金色の何かが降って来る。BuGを倒したことによるドロップアイテムだ。キサラギが恐る恐るそれに触ると、手の中に吸い込まれるようにして消えた。詳しい効果は分からないが、おそらくパワーアップアイテム的な何かだろう。――クエストをクリアした。その実感が少し遅れてわいてくる。

『 つかえない駒 』

どこかからそんな声が聞こえてくる。どこかで聞いたことがあるような……と首をかしげるキサラギであったが、そんな疑念はすぐにかき消されてしまった。そして興奮冷めやらぬままミス・ハロウィンに声を掛ける。

「や、やりましたね……!」

 やはり、仲間とともに何かを成し遂げるということはとんでもなく気持ちの良いものである。それはこの異世界でも同じだ。キサラギは他のメンバーの様子を知るため地上を見やる。すると、キサラギの耳にこんな言葉が入ってきた。

『「お疲れ様! もし、この後予定がないなら飯でも行かないか?」』

 どうやら今回のクエスト達成の立役者であるカイエンが参加者に声をかけて回っているようだ。その様子にキサラギは妙な既視感を覚える。――そうだ、打ち上げ会だ。文化祭やら体育祭やらのあとにクラスの中心人物がやるアレだ。本当はキサラギも…否、美里もその打ち上げ会に参加したかったが門限などの都合上参加できたことはない。まず誘われたことがない。夢にまで見た光景を目の当たりにし分かりやすく動揺するキサラギ。ミス・ハロウィンを横目でちらりと見るが社交性の塊のような彼女は間違いなく参加するだろう。そもそも私なんかが本当に参加していいのでしょうか……とますます不安になってくる。

「でも、一度でいいからやってみたいなぁ……」

 共に戦った仲間たちと喜びを分かち合う……そんな経験はキサラギにとって初めてなのだ。


>>ミス・ハロウィン様、ウォルフガング=カイエン様、はじまりの草原ALL様


【クエストクリアおめでとうございます!】

10日前 No.134

酢橘 @karasu1010☆TyGLtXpsS1g ★0gkYBdXyN1_zI8

【シズマ/城壁の外:はじまりの草原】

シズマの目の調子が戻る頃には仲間のプレイヤーが見事な攻撃を見せコアと呼ばれる物体に亀裂が入ったかと思えば見事に浮遊した状態で砕け散る。そして偽物の青空に煌めく黄金の塵は寝転びたい草原の風に乗りながら不愉快な声に混合しながら流れていく。また駆除に成功したBuGが最後の断末魔に選んだ言葉は『つかえない駒』。言っている事の意図を確かめる事は出来ないがその声はこの世界に誘ったあの声と同じであった。彼はこの世界に呼び出した何かとこの世界を蝕むBuGとの関連を心で感じ取る。だがこの世界を愛する彼にとってBuGやその何かの言動は理解出来なかった。彼等は一体この世界をどうしたいのか。目的が見えない今、この世界の敵か、プレイヤーの敵かどうかも分からない。とにかくつかえない駒と言う発言は何か重要な意味を示しているのは間違いではないだろう。
そんな答えの無い問いを考えていると、空から『黄金色の塊』が舞い降りる。先に来ていたプレイヤーによるとこれは覚醒魂と呼ばれるレアアイテムらしい。BuGに遭遇した事の無い彼にはどこかで聞いた事があるかも知れないが初めてみるアイテムであった。そしてその魂は剣を握る手の甲にのめり込んでいく様に融けていった。後でこのアイテムの詳細を他のプレイヤーにでも聞いて効果を確かめようと考える。
すると、プレイヤーであろう一人が任務の参加者について食事の誘いを行っていた。他のプレイヤーと情報交換出来れば、現実世界と電脳世界が繋がる方法があるかもしれないので彼にとっては願ってもいない話だった。ついでにBuGや覚醒魂についても色んなプレイヤーに聞きたい事が山ほどある。そしてシズマは単純にプレイヤー同士での交流も心の中で密かに楽しみにしている節もある。それにあまりこのクエストに関しては最後の方で参加してしまったから、どうにかもっと交流を深める必要があるとシズマは彼なりの見解だが判断する。

「……俺も入って良いか?」

そう言ってシズマは刀を納め頭に装備していた仮面を外し改めてプレイヤー達の様子を窺う。こう言った打ち上げはパーティを組んでいれば幾度も無く経験するものだが、この場に参加しているプレイヤーがもしもではあるが全員参加となるとこんなに大人数での打ち上げは始めてかもしれない。それに大人数だと様々な交流と言う良い意味でも様々なトラブルと言う悪い意味でも盛り上がりそうである。

>>カイエン様、周辺ALL

10日前 No.135

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/はじまりの草原→】

BuG討伐も終わりやっと解かれた緊張感に肩の力が抜ける。
流れとは言えかなりレアなアイテムもげとできたし、これは幸先いいなと感じる。
安心したのもつかの間BBの腹が大きくなる、そういえば金欠続きでこの一週間まともな食い物にありつけなかったな…
収入の1000Gもあるし街で腹ごしらえでもしてくるか、今日は…どうしようか。
そう考えているところにカイエンがプレイヤーたちに飯の誘いをしてくる。よっしゃ、のっかるか!

「はい!はーい!俺も行く!もう腹減って死にそう!」

これでもという位目立つ赤色が飛び跳ねる。

「なに食いに行く?肉?それとも肉?と見せかけて肉??」

涎をだらだらと垂れ流しながら飯の想像を膨らませているが、頭の中は肉一色である。
料理と言えばこの間パフォーマンスショーで言った料理屋、そこのまかない飯が旨かったことを思い出す。
きっと料理も格段にうまいはずだ、名前は確か…『Mallow(マロウ)』という料理屋だった気がする…。
和洋中一通り全部あるし贅沢だが300Gあれば満腹になれる、美人店員が多いことで割と有名な店だ。
まぁ料理長兼店長がオカマという点を除けばかなりパーフェクトな店なんだがな…。

「じゃあさMallow(マロウ)知ってる?行ってみないか?店長がアレでアレだけどアレだよ…いい奴だからさ、うん。きっとイケメンいたら割引してくれるよ」

ショーやった後に一回お礼の連続キッスの嵐で死にかけたことあるけれど思い出さないようにしておこうそうしよう
若干青ざめた顔をしながら行かないかとその場のプレイヤーたちに問いかける。

>草原ALL様

10日前 No.136

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★DoaFJQIlTR_Qks

【 ミス・ハロウィン / 城壁の外・はじまりの草原(空中) 】

 パーティメンバーそれぞれがそれぞれらしい攻撃手段を執拗に繰り返しダメージを与え続けた結果、ついにバグはガラスが割れるような破壊音と共にその命を終わらせた。降り注ぐ黄金の雨は元が黒煙だったとは思えぬほどに美しい。色は違うがダイヤモンドダストを連想した。現実世界で北のほうの国に旅行した際、あの時の一度きりしか見ていないが、それでも目を閉じれば今でも思い出せるほどに幻想的な光景だ。けれど金色なのも良い。どっちが上かは、まあ金閣が上か銀閣が上かの討論みたいに泥沼化しそうなので深く考えないでおこう。しかし、これだけで終わってくれれば最後は綺麗な散り様だったと評価してやれたものを、潰れた笑いじみた不愉快な声とどこかで聞いたことがあるムカつく声まで残していくのだからあのバグもタチが悪い。……けれどもっとタチが悪いのは、これだけ大勢の人間をゲームの世界に引きずり込んだあの声の持ち主か。勝手に黒幕扱いしているだけで実は彼女も雇われであり、上司が本当の黒幕とかなら勝手にヘイトを向けて申し訳ない。もしそうだったら詫びにいつもストックしている飴ちゃんでもプレゼントしよう。セールの時は一つで10Gだ。
 やりましたね、と声をかけてくれたキサラギにこちらも「やったわねん!」と笑顔とウインクで返しつつ、BBの助言に従ってホウキをかっ飛ばし覚醒魂(かくせいこん)を取りに行く。レアアイテムと聞けば惹かれずにはいられないのがゲーマーのゲーマーたる所以だ。近くで見たらダイヤモンドダストより大きいわねこれ、と思いつつ空に舞う黄金の塊をキャッチ。みるみるまに体内に吸い取られるように消えていく。とてつもなく眠かった時に30分の昼寝をし、起き抜けに珈琲を飲んだ直後のような満たされた感覚が身体を包んだ。もっと言うと、レッドブルだとかモンスターエナジーだとかのドリンクを飲んだ直後の感覚をちょっと割り増ししたような状態でもある。ここら辺の感覚は共通しているのだろうか。それとも個人差があるのだろうか。確認する術は無いが、これを体内に入れて辛そうなリアクションをしている者がいないことから前者の確率が高そうである。

「あら、人間やりたいと思ったことは心の底ではやれると思ってることよん? 行きましょ生きましょ! ごはん食べるなら女の子が多いほうが華やかで良いわ! 男ばっかりじゃ、どれだけ良い店でもチェーンの牛丼屋みたいな雰囲気になるもの!」

 ウォルフガングの言葉を聞いて小さな声で呟くキサラギに、高いテンションの余韻を引きずったままの口調でミス・ハロウィンが同行を迫る。本人的には迫るというか『勧めている』あるいは『誘っている』つもりなのだろうが、ホウキの上でくるくる回りながら飯に誘われたら大抵の人間は断り辛いと感じるものだ。よって相手にしてみれば迫られているのと同義であろう。色々なことをテンションで押し切ろうとするのはミス・ハロウィンの悪い癖である。ついでに中身が男子高校生のくせにさりげなく男をディスるのもどうかと思う。これに関しては自分しか知らない事実だし、まあ問題ないと言えばないのだが。

「はいはいはーい! あたくしちゃんとキサラギちゃんも参加するわー!」

 キサラギの返事も聞かない内からウォルフガング達のいる地上に向かってそう叫びつつ、やっとホウキを空中から地上に向かわせる。ずっと飛び回っていたから、いざ地面に降り立つとなんだか足元がふわふわしてしまう。ジェットコースターに散々っぱら振り回された後もこんな感覚になったことがあるが、乗っていた時間が時間なだけにジェットコースターよりも違和感が凄い。とはいえミス・ハロウィンはこの違和感にも慣れているほうなので、ふわふわしたのは最初の一歩だけで後は普通に歩き出せた。キサラギのほうは大丈夫だろうか。もし転びそうになっていたら支える準備くらいしておこう。

>キサラギ様&バグ様&ALL様

10日前 No.137

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_5cz

【ムゲン/城壁の外:はじまりの草原】

『つかえない駒』

「コマ?」

この声は確か最初にこの世界に来た時に流れた声と同じ声だった。
さっき倒したBuGってハエとかそういう意味じゃないのなら、バグはバグでもプログラム的な意味だったなら?
……まさかな、考え過ぎか? だが頭の片隅には留めておこう、とりあえず黄金の塊である『覚醒魂』を取得する。
とりあえず、クリアしたことには変わらない、このムードにシリアスな意見をぶっこむのは野暮ってものである。

「やー、皆さんお疲れ様ッス。戦闘に参加するのが遅れてスンマセンねえ、なにせ大所帯になったもので移動にも一苦労でして」

とりあえず陽気な感じで一つ頭を下げるとさっさと謝罪を終わらせる。今回はラクして儲けたようなもんだからな。
だって実質攻撃二回しただけで殆ど何もしていないようなものなのだから、まあ来ないよりはマシだったとは思うが。
イエローファングとの二連戦お疲れ様である、打ち上げをやるみたいなことを皆が言い始めたので便乗してみようと思う。

「打ち上げッスか、んじゃ俺も……って、その店長オカマサンじゃないですかー、俺知ってるッスよ」

色々なパーティに参加して打ち上げとかにも参加してる身としては店にもそれなりに詳しくなるワケで。
うまい店も知っているがその店は確か店長がオカマだったのを覚えている、一度目を付けられて大変な目にあったのも覚えてる。

>はじまりの草原ALL

10日前 No.138

スサ男くん @kodai4370 ★iPhone=zjgl2HOplW

【バレット/はじまりの草原→】

剣を構えてスキル発動の準備をしていたら終了したではないか。まったく数の暴力とは恐ろしいものだ、あのBuGとやらも噂ほどではない実力だったし、やはり今日はついていないようだな。後ろを振り返ってみると「飯に行かないか」という提案をする者やそれに乗っかるプレイヤー達の姿。半分はイエローファングの討伐に向かった連中だ、こんな真昼間からよくもまぁ連続で頑張るものだ、任務なんて一週間で1つか2つこなせれば充分だろうに。

それにしてもあの玉…。
右腕の掌から身体に入っていったアレはなんだろうか。初めて見るもの、というよりは現象と言うべきか。レアアイテムとやらの類いでは無さそうだし気にする必要は今の所ないかもしれん。
そしてバグ消滅時に聞こえたあの声、そして発した言葉も気になるな。この玉といい、どうやら遊び尽くしたというにはまだまだ程遠いらしい…フッ。いや、詮索はこの辺りにしておこうか。面倒な推理ゲームは彼らのようなゲームを楽しむ連中に任せればいいだろう。

「こんな時間から打ち上げとは恐れ入る」

率直な感想が呟きとして出てきた。
羨ましさと面倒さが半々と言ったところか、だがこの大所帯で打ち上げなんてバカげてる。あまり知らないがプレイヤー達のオフ会(?)というものでももう少し少ないらしいじゃないか。

「…じゃあな」

またまた独り言を呟いた。それと同時に持っていた短剣を鞘に収め、そのまま両手をコートのポケットに突っ込む。
やはり大勢でガヤガヤするのは性に合わない、これっきり会うこともないだろうし。ストレスを溜めてまで馴れ合うつもりはない。


全く、ここまで言い訳しなければ羨望を抑え込むことすらできんとは、今までワンマンプレイだった自身にとって、あんなに大多数で行動するのは驚くほどにとても新鮮だったらしい。出番こそ殆ど無かったが、それでも見ているだけで少し感動すら覚えたほどだ。

なぜかフッと微笑が浮かんだ、それに城門へ向かう足取りも少しだけ軽快だった。


≫はじまりの草原All様
【流石に人数が多いようなのでバレットおじさんの出番はこの辺りで一旦区切らせていただきます】

9日前 No.139

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

【カイエン/城壁の外:始まりの草原→中心街:Mallow】

 カイエンの提案に、何人かの冒険者から賛同の声が上がる。それを見つつカイエンは、

(よ、よかった〜。 颯爽と誘っておいて参加者ゼロだとかだった恥ずかしくてもうこの人たちに会えんかった)

 と、安堵していた。そもそも、彼はリアルでは特にリア充というわけでもクラスの中心人物というわけでもない。そんな彼がなんでこのような提案をしたかというと、ノリとしか言いようがない。
 彼の頭の中で、大仕事を終えた冒険者は酒を酌み交わすというイメージがあったし、正直、リアルでリア充の方々がやっているイベント後の打ち上げにも憧れがあったのである。もっとも、これで誰も参加しなかった本気で赤っ恥だった。まぁ、以前からの知り合いであるゼノとミス・ハロウィンは参加してくれるだろうと思っていたのだが。
 思ったより多い参加者の声を聴き、カイエンは内心でガッツポーズを取りながらもクールに発言する。もっとも、顔が完全に笑顔になっていたが、

「来るもの拒まずだ。我らは共に戦った同胞(はらから)、何を遠慮することがある。……店か。」

 自分的にはキリっと決まったつもりのにやけ顔で痛い厨二ワードをちりばめた言葉を吐くと、BBの言葉に首を傾げる。
 自分が知っている店でもいいが、これだけの人数が集まるのだ、好みも様々だろう。その点『Mallow』は噂に聞く限りだが様々な種類の料理があり、味も確か、そして値段も良心的と三拍子そろった良店舗らしい。
 そう考えているとライブラの言葉が耳に入る。店長がアレなのは少し、いや、正直かなり不安だが、

「ま、まぁ、普通に客として行くには問題ないんじゃないか? まさか、客に色目を使う店長もいなかろう。どうしても、拒否だという人がいるなら変更でもいいと思うが、そうでないなら『Mallow』でいいか?」

 ライブラが店長に目を付けられたことを知らないカイエンはあっさりと承諾した。
 そして、未だ打ち上げ参加を迷っている人達へと声を掛けていく。まずは、茶髪の髪を肩まで伸ばした召喚士とその召喚獣であろう総身が漆黒の人型に声を掛ける。

「限界だというなら、無理にとは言わないが。街に入れば比較的安全だ。そんなに心配しなくても大丈夫ではないか。」

 この二人はイエローファング戦でもBUG戦でも常に動き続けてきたので、体力的に厳しいのは分かっているので体力的に限界だというなら無理はさせたくはないが、はじまりの草原から街に入ってしまえばほぼ安全なのでそう進めて置く。
 そして次は、ミス・ハロウィンのホウキの後ろに乗っていた少女、キサラギに近寄って声を掛けた

「お疲れ様。参加したいなら遠慮をすることはない。参加を強制したりはしないが、参加したいものを拒むこともないさ。」

 そう笑いながら言う。知らない人間の多い集まりに参加するのは勇気がいることだ。だから、ほんの少し後押ししてやったつもりだ。
 そして、参加を断って街へと去ろうとしている大柄な男、バレットへと声を掛けた。

「協力に感謝を。また再び会おう」

 先ほどの言葉通り、彼は参加を断っている者を無理に誘うことはしなかった。そういった行動が相手にとって迷惑だと知っていたからだ。
 最後に全員を見回すと、カイエンはウキウキしながら言った

「よしっ! それじゃ、特に異論がなければ、『Mallow』へ繰り出そう」

>>ライブラ様 BB様 アラタ様 キサラギ様 バレット様


【みなさんありがとうございます。もし良ければこの後は、Mallowへ移動した描写から始めたいと思いますが、よろしいですか】

9日前 No.140

Future Re:Vision @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【アレクセンド/城壁の外:始まりの草原→中心街:Mallow】

倒れたことによって相手はこちらの狙いを定めやすい。それを覆すように体をうまく動かして避けた鞭は、他の物の攻撃によって消滅した。
BuGが倒されたあとが、周りには見えるように感じる。いや、考え過ぎだろう。
一つの金の塊が手に落ちると、それは体に浸透していくように消え去った。自分の体の中で何かがうごめく。

『つかえない駒』

何の声だろうか。少なくとも、あのゲームスタートのときの声と全く一緒だ。
使えない、か。少なくとも大人数で倒す状況では使えないだろう。少数精鋭で倒せてからこそが本番、だと自分は感じる。

「つかえない駒、か。それを貴様らが証明することはできるのか……?」
そうやって虚空に呟く。どう相手が思おうと此方が使えないという証明が出来なければ、それは失敗に終わる。
相手はどういう理論だろうか、そしてどうやってこの世界を作り上げたのだろうか……。
結論にはたどり着けない。そう考えてるうちに、打ち上げの話が出てきた。
どうやらカイエンと呼ばれる男が主体となっているらしい。私には不似合いなのかは分からない。それを後ろ目に早足をし始めた。

そのまま始まりの草原から去ると、エデンへと戻った。
素材を確認し、中心街の店に鑑定と売却を行った。1200Gほどの稼ぎだ。一応生活はできるだろう。
たまには外食、とBBというプレイヤーが先ほど何か言っていた時に会話に流れてきた店であろうか。そこへと入ろうかと悩んだ。

>>ALL様


【流れ的には星月も参加はしませんが、ロル的な意味合いで彼女も参加の予定がないという事なので返信しない癖にいろいろ言うなと思いますがご了承くださいー】

9日前 No.141

ユリウス @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【ユリウス/城壁の外:はじまりの草原→中心街】

「どういたしまして」

とBBに答えて、ユリウスは『覚醒魂』というレアアイテムが吸い込まれた腕を暫く眺めてしまった。
自分は何もやっていないのにアイテムだけ貰うというのも何とも後味が悪い。
大所帯で移動に時間がかかってしまったから仕方ないことではあるのだが。

「私は辞退するよ、今回はほとんど何も出来なかったから……打ち上げだけ参加するというのも何だか申し訳ない。気が向いたらあとから顔を出させてもらうよ」

『Mallow』という店は行ったことがある。料理は美味しいし、店の雰囲気も良いのだがオカマの店長が何とも濃いキャラの人で絡まれて結構厄介だったが、決して店長が苦手だから行かないわけではない。
草原にいるプレイヤー達に軽く頭を下げ、エデンへ帰還するために歩き出した。

>>BB様、はじまりの草原ALL様


【返信遅れてすみません。人数も多いようですので、今回は打ち上げの参加は辞退させて頂きます】

9日前 No.142

ロレンス @ferudhires ★pCtQIlBluB_Y9V

【ロレンス/城壁の外:はじまりの草原→】

「……フゥーッ」
大きく息を吐く。BuGの最後のあがきと言える鞭が飛んで行ったときには流石に肝が冷えたが、どうやらほかのプレイヤー達がコアを破壊したらしい。
流石に肝が冷えたが、プレイヤーたちに大した怪我も無く、無事に終わったようでなによりだった。
それにしても、最後に聞こえたあの声……駒という言葉が指している物によっては、気を付けなくてはならないかもしれないな。

そんなことを、金色の欠片が降っている中、考えていた。
ふと、プレイヤーたちが集まっている場所を見れば、どうやら打ち上げと称してこのまま店に繰り出すようだ。とはいえ、若者たちの集まりにおっさんが出るのは野暮というものだ。

「大して活躍もしていないしなぁ…」
誰に言うともなく呟く。

戦場に着き、戦闘態勢を整えた時には既に趨勢は決まっていた。それは勿論重装兵ゆえの取り回しの悪さもあるのだが、会社員をしていたころに比べて非常事態に対する嗅覚が鈍ってきている、とも感じていた。

とにかく、あの声、それにBuGの特異性も気になる。とりあえずは、なにかこの世界で記録媒体のようなものが見られる場所を探そう。
そう考え、エデンへ戻るため草原を後にした。

【私も今回の打ち上げは不参加とさせてもらいます。次はもうちょい活躍させてあげたいなぁ。。。w】

>>はじまりの草原ALL

9日前 No.143

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/はじまりの草原→中心街:Mallow】

「それじゃあ打ち上げ行くやつはついてこーい!」

手をひらひらと振りながら町の方へと歩いていく。中には参加しない者もいたがまぁ行きたい奴は後からついていくだろう。
中心街へ入ったところで人通りが多くなる。買い物客や仕事に追われるものたち様々な人間たちで賑わっている。
『料理屋:Mallow』はギルドとは逆方向のちょっと入り組んだ場所に位置している。知る人ぞ知る名店というものだ。
見た目は中国風の建物だがどこか和風の古民家のようなアジアンテイストなような…多種多様な文化が合わさった不思議なデザインである。

「こんちわー、大将…あ、いや『アイリーンさん』いる〜?お友達連れてきたんだけど」

暖簾をくぐり店内へ声を掛ける、中には綺麗な衣装を身にまとった女性店員さんと明るいうちから飲んで出来上がってしまっているおじさまたちの姿が…
「いらっしゃいませ〜」と可愛らしい声で歓迎を受ける。…決して変な店ではない、店長の趣味だ。
BBが辺りを見渡していると突如奥の方から声がする。

『あらBBちゃんじゃない!いらっしゃませ〜!そろそろ来るんじゃないかって天啓が来たのよね〜当たったわ!』

店の奥から颯爽と登場したのは身長200cmを超える巨体、筋肉質な身体に美しい赤い色のチャイナドレスを纏った男性…そうここの店長『アイリーン(本名:ザボルグさん)』だ。
その気迫に圧倒されながらもお友達を連れてきたことをアイリーンに伝え席を取ってくれるよう交渉をする。

『そんなことだろうと思って外のテラス席を貸し切りでご用意しちゃったわ!乙女の感はあたるのよ!』

テンション高めに外の席へと案内される。外には色とりどりの花や観葉植物たちがならび魚の泳ぐ池や桟橋など軽く庭レベルな風景が広がっている。
ちょうどど真ん中の一番景色が綺麗に見える席をアイリーンは用意してくれていたのだという。

「ありがとうアイリーンさん……はぁ」

料理はおまかせで持ってくると言い残しアイリーンは去っていく。
なんかこう…寿命が縮むというのはこういう時を示すのだろうか…。

「とりあえずみんなお疲れさま〜。無事にクエスト達成できたしみんなのおかげだよ〜」

椅子に腰かけながら今回のクエストクリアに改めて喜びの言葉をもらす。ぶっちゃけ自分だけだったら軽く三回は死んでたかもしれない。
幸運にもBuGを見つけてアイテムゲットもできたし上々の結果である。

>MallowALL様

【Mallowの場面に移させて頂きました。途中参加も可能ですので気になる方は遠慮なく来てやってください!】

9日前 No.144

レーリン/スマホから失礼します @reirin16☆iFOiR2juBrUr ★iPhone=t2Gdx8uNU5

【アラタ&ニーア/城壁の外:はじまりの草原→中心街:Mallow】

「ちょっとくらい大丈夫だって……!今日はちょっと動き過ぎたし、初めての外食も体験してみたいんだよ……!」
『語気に力が入ってない癖に何を言ってるんだい?というか、人付き合いは嫌いだってこの前言ってなかった?』
「あれは……日常的な話で……というか!こういう激戦からの打ち上げって、何か非日常的でワクワクするだろ?」
『知らないよそんなの』

ただでさえハイリスクハイリターンなスキルを立て続けに使用して殆どのステータスが下がっている故にまともに立てない様子のアラタと、表面的にはいつも通りの憎たらしい態度を貫きつつも内心心配しており、帰宅させて休養させたいニーアは、支えつ支えられつの状態を持続させたまま言い争う。リアルでの話、アラタ__否『小太郎』は現実的なことを嫌い、退屈な日常を象徴する人付き合いやテレビ番組の視聴等はあまりしないようにしていたが、祭りや年に一度の一大イベント等の非日常的なものは好きな傾向にあったようで、現にアラタとしてもこれから行われる打ち上げには参加したいようだ。しかし自らのスキルに生命力の一部を削り取られた以上、まともに動くことは出来ない。今更ながら何故【邪眼】というスキルを登録してしまったのかと過去の自分を恨めしく思う。
そんな時、救世主のような(主にアラタにとって)言葉が二つの方向から聞こえたのである。

『ニーアたちも行こう!』
『限界だというなら、無理にとは言わないが。街にはいれば比較的安全だ。そんなに心配しなくても大丈夫ではないか。』

危うく喧嘩が勃発しそうなほど意見のすれ違う二人に声を掛けてくれたのは、先程まで共に戦い、サポートまでしてくれたトアと、手強いイエローファングやBuGを相手に善戦してくれていたカイエンである。トアは更に自分がアラタの体力を回復するとまで言ってくれており、どちらかと言えば二人ともニーアに対して説得しているようであった。

『あのですねぇ、アラタのスキルをナメないで頂けます?【邪眼】は使えば使うほど生命力を削り、暫くはゲームで言う所の『基礎ポイント』以外は貧弱になりかねない、実に身に付けた理由の分からない意味不明なスキルで__「でもそれのお陰で、クロだって状態異常を回復できたんだろ?」……う……』

ニーアはそんな二人の誘いと説得にも応じまいとしてアラタのスキルのデメリットについて説明しようとするも、アラタからの横槍に返す言葉が無くなってしまい、俯いて黙り込んでしまう。

「それに……折角の誘いを断る訳にもいかねえだろ?俺、お前にも何か楽しいことを経験させてやりたいんだ」
『…………』

自分の顔を見上げ、口調を和らげつつ説得してくるアラタを見つめ、被り直した仮面の下でニーアは視線を泳がせる。彼の性格上、自らの弱さを見せたくないため、仮面はこういう時の必須アイテムとなる(アラタにとってはそれも無意味だが)。

『…………仕方ありませんね、行きましょう。トアさん、アラタを宜しくお願い致しますね。もし悪化させたら頭から喰らいますよ』
「怖い脅しすんじゃねぇ。っと……早速、頼んだぜ、聖職者さ……いや、トアさん?」

漸くニーアが折れたことで、アラタの打ち上げ参加は決定した。その後アラタがどのくらい回復したかは後で分かるだろう。

____さて、打ち上げ先の詳細はBB曰く、和洋折衷一通りの料理を揃え、300Gで満腹になれるほどのボリュームが期待出来るという。店員は美人が多いようだが、料理長兼店長がオカマで、イケメンが大好きらしい。この世界に来て間もないアラタにとっては初めての店だが、BBを始め既に来店経験のある被害者……基男性メンバーもいるようで、彼らの反応からして店長の人柄は容易に想像出来る。

「……どうする?ニーア。イケメンは割引だってよ」
『ふふっ、愚問だね?精々中の上程度の顔のアラタとは違い、APPの高いボクに掛かれば「TRPG経験者あんまいなさそうなんだから専門用語使うな。あとお前店長に酷い目に遭わされそうだから仮面被っとけ」』

主に料理長兼店長の印象が強かったのか、アラタは冗談半分にニーアを見やりながら呟くと、被害にもニーアがやる気満々だったため、目当ての店に着くまでは彼には目立たぬよう努めさせたらしい。

>打ち上げ参加者メンバーALL

【やっと書き込める時間帯になったと思ったら色々と遅れてしまったため、アラタとニーアのロルは今回此処までにしておきます!もし不都合でなければ、打ち上げが行われるテラス席には黙ってついて行ったということにしておいて下さい!(>_<)】

9日前 No.145

むぅた @muuuuuuta ★Tablet=nxCluXfSjh

【アリア/はじまりの草原】

『つかえない駒』

――――そんな声が聞こえた。 聞いたことのある声。 男か女かわからないような…そんな不気味な声。 ……つかえない駒……



アリアは視線を空から結界の中にいるトアとベルに向けられた

「あ! 終わったねー!!! 良かったー!!!」

(―――魔力を大量に消費しないで…)

そんな事でかなり安心しているアリア。 周りは命をかけて戦っているのに…回復薬を使う暇は沢山あるのに… 第一自分で決めた事なのに…… そんな事気にもせず、結界を解いていく。

深刻な顔をしているトア…だがアリアの後ろにいたベルに気づくと、トアはアリアの腕に引っ付き、頬を少しだけ膨らませて、

『初めまして。僕はアリアの大大大親友のトア!君は?』

と、聞く。

(大がすごく強調されてた気が…気のせいかな…? …ん? なんだろ?)

アリアはいつの間にかよくわからないものを手に入れていたことに気づく。

「『覚醒魂』? なんだろう……。」

(名前からして、進化とかできるのかな? さっきトアが難しい顔をしていたのはこれ関連なのだろうか…?)

「あ、トア。 これ何―――」
『わあー!僕行きたい!!』

アリアはトアに覚醒魂のことを聞こうと思ったその瞬間、トアは打ち上げに誘われて黄色い声を出している。 トアは他の人に声をかけて誘っている。

「あぁ!!! 僕も行くっ!!! 置いていったりしないでよー!!」

アリアは誘われなかったから少し悲しげにいう。

【あまり戦ってませんが、トア様が行くようなので…!←】

>>トア様、ベル様、周囲ALL様

9日前 No.146

かしわぎ @kashiwa☆0JtkEMONf/hg ★AcwmdJQC8P_PHR

【キサラギ/城壁の外:はじまりの草原→中心街:Mallow】


『「はいはいはーい! あたくしちゃんとキサラギちゃんも参加するわー!」』

 ミス・ハロウィンのそんな声とともに地面に降り立った二人。今までずっと空中にいたせいでふわふわとした奇妙な感覚がキサラギを襲う。思わず地面にへたり込みそうになるが、自分の杖を支えにして何とか踏みとどまり辺りを見回す。どうやら打ち上げに参加するのはクエスト参加メンバー全員ではないようだ。あまり大人数で騒ぐのが好きではなさそうな人もいたため当然といえるだろう。そして少し遅れてキサラギはミス・ハロウィンと参加することになっていることに気づく。これは願ってもないことなのだが、如何せん心の準備ができていない。「ちょっと待って」と彼女の方を向くが、その前に打ち上げ会の主催者であるカイエンに声を掛けられる。

『「お疲れ様。参加したいなら遠慮をすることはない。参加を強制したりはしないが、参加したいものを拒むこともないさ。」』

 そんなカイエンの言葉にキサラギはなんて素敵な方なのでしょう……と思わず涙ぐむ。参加の意思は固まった。

「それじゃあお言葉に甘えて……参加させていただきますっ!」

 カイエンの目を見てそう言葉を返し深く一礼する。話によると打ち上げは中心街のMallowという料理屋で開かれるそうだ。店長がアレな方だとうわさに聞いているが実際はどうなのだろう。行ったことのないキサラギには全く分からない世界だ。まぁ行ってみればわかりますよね!と出発した一行に置いていかれないようについていく。


 Mallowの外観は中華風でその中に日本家屋のような温かみを感じられるようなものだった。キサラギはもっとこう――西洋のお城のような見た目だと思っていたのだがそんなことはなかったらしい。それでも初めてのお店に入るわけだから内気なキサラギが緊張しないわけがない。早鐘を打つ心臓にそっと手を当てて恐る恐る店内へ入る。キサラギの顔色は蒼白で、とても打ち上げに来たような雰囲気ではない。どうにかして緊張を解こうと今まで行動を共にしてきたミス・ハロウィンに話しかけようとするのだが、どうにも声が出ず金魚のように口をパクパクとさせてしまう。


>>ミス・ハロウィン様、ウォルフガング=カイエン様、MallowALL様


【キサラギもMallowの方へ移動させていただきました】

9日前 No.147

スマイル @smile390 ★Android=yRngEPU5CB

【トア/はじまりの草原→中心街:Mallow】

トアがニーアたちを誘うとアラタは嬉しそうだったが、ニーアはまだ気乗りしない様子で断る理由を説明している。トアは難しい言葉がいっぱい出てきてよく分からずきょとんとしながら話を聞いていた。でもこれだけは分かった。ニーアはアラタの身を案じて断ろうとしている。さっきから話を聞いていてもアラタのことばっかりだ。いつも言い合っているように見えるけどその分仲がいいんだろうな。兄弟のようでちょっとだけ羨ましい。自分も兄弟姉妹がいたら言い合ったりしてたのかな…。
と、トアが想像しているうちにニーアはアラタが説得できたようだ。

『…………仕方ありませんね、行きましょう。トアさん、アラタを宜しくお願い致しますね。もし悪化させたら頭から喰らいますよ』
『怖い脅しすんじゃねぇ。っと……早速、頼んだぜ、聖職者さ……いや、トアさん?』

ニーアの言葉にビクッと震えかけるが、敬語だったこととアラタの注意が入ったことですぐに落ち着きを取り戻す。一瞬両親のことを思い出してしまった。毎日のように浴びせられた暴言、暴力。でも今ではそんなのもう昔の話だ。この世界でもニーアのように少々口が悪かったりする人もいるが、本気で言われたことは一度もない。ニーアが言ったのだって冗談だと思う、多分。
アラタに言われ、「まかせて!」と言って回復魔法をかける。スキルの疲労なら完全に全て回復とはいかないかもしれないが、かけないよりはいくらかマシだろう。回復し終わるとトアはパッとアラタたちに向き直る。

「よし。改めまして、僕はトア!知ってると思うけど聖職者だよ!よろしく!」

そう言ってトアはニッと笑う。戦闘中はちゃんと自己紹介が出来なかったため、改めて自己紹介しようと思ったのだ。


カイエンの誘いにたくさんの人が集まった。ほとんどがイエローファング討伐のときから見かけていた人たちだ。途中で参加した人たちは帰ってしまう人が多い。せっかくならその人たちともお話してみたかったな、と残念に思っていると

『あぁ!!! 僕も行くっ!!! 置いていったりしないでよー!!』

と言いながらアリアが駆け寄ってきた。トアは「あ…」という顔をする。またアリアを置いて行動していた。決して忘れていた訳では無い。トアは思いつくとすぐに動いてしまうのでそういうところは自分勝手で申し訳ないなとほんとに思う。

「アリアー!早く早くー♪あっ、君も行く?」

トアはアリアに笑顔を向け、急かすように言った。そして、先程名前を聞きそびれた(というかトアが途中で話を放置した)プレイヤーにも声をかける。初めはちょっと嫉妬していたがアリアの友達なのだ。親友の友達も自分の友達的なことをどこかで聞いた気がするから…というわけではないけど、アリアの友達ならトアだって友達になりたかった。皆でご飯を食べるのは仲良くなるいいきっかけになるはずだ。



BBの提案でMallowというお店に行くことになった。トアはたくさんの人とどこかに行くというのが初めてなため、ワクワクと不安が半々だ。店長がアレだと言っていたけど、アレってどういうことだろう。そんな疑問を持ちながら店内へ入る。店内は見たことのないような装飾で溢れておりとても変わったお店だった。トアは外国などのことはよく分からないがきっといろんな国のものが飾られているんだろう。と、BBが店長さんらしき人に話しかけている。その店長さんを見てBBがアレと言った理由が何となく分かった。店長さんは身長がトアの頭何個分にも高く、体はとても鍛えられているのか筋肉がすごかった。見た感じ男の人だと思ったが、服装は真っ赤なドレスで口調も女の人のようだった。トアはオカマやネカマのような言葉は知らなかったが、体型と見た目や口調がとてもチグハグに感じた。


店長さんに誘導され、トアたちは外の席へと案内された。

「わぁー…」

そこから見える景色に思わず立ち止まる。そこには様々な色や形の植物たちが広がり、池では魚が泳ぎ、とても綺麗な場所だった。この世界にはこんな場所もあったんだ。現実世界では見たこともない景色だった。

と、BBが適当な席に腰掛け話始めていたので自分たちも座った方がいいかと思い、きょろきょろと辺りを見回す。こんなにも広いお店に入るのは初めてで何だか落ち着かない。

「アリア〜……なんかすごいね」

トアはアリアの後ろに隠れるようにしながら席を探す。

【Mallowに移動し始めちゃったのでベル様の返答を待たずに移動することにしました。ベル様が行くかどうかは保留にしてあるのでどちらでもどうぞです】

>>アラタ&ニーア様、アリア様、ベル様、MallowALL様

8日前 No.148

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★DoaFJQIlTR_Qks

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※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
8日前 No.149

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/中心街:Mallow】

椅子に座り先に出された水の入ったグラスを傾ける。中に入ったハーブの清涼感が喉を潤した。
中には来なかった者もいたが主要なメンバーはみんな集まってきてくれたようだ。

「あははは、賑やかな人たちだな!こんなにわいわい飯食うの久しぶりだな……いや飯を食うのが久しぶりなんだな」

以前鳴りやまない腹の音に耐えながら苦笑を浮かべる。
そうこうしていると店主のアイリーンと女性店員さんたちが料理をテーブルに持ってきてくれる。
超高級ルビー貝のアクアパッツァ、濃霧の森で採れた不定形茸のスープ、ドラゴンの卵のエッグサラダ、蒼炎の火山の炎カクテル、ジェットラビットのニンジンケーキなどなど…
層々たる名前の料理たちを一気に運んできてくれる。

『もう可愛い子とイケメンちゃんがたくさんいるからサービスで御馳走するわ!』

広いテーブルはあっという間に料理で埋め尽くされる…まるでパーティーのようだ
名前はえげつないが料理からは食欲をそそる何ともいい香りが立ち込めている。

「ありがとうアイリーンさん!うっはぁ!こんなに食べきれるかなぁ」

料理が出そろったのを確認するとアイリーンは『また追加で持ってきたげるわよ〜』と厨房の方へ去っていく。

「早く食べたい…でもその前に乾杯だよね!」

カクテルグラスを持ち上げみんなの方を向くBB、そして満面の笑みで

「みんなクエスト達成おめでとう!そしてお疲れさま〜!」

乾杯の音頭とまで堅苦しくはないがまずはみんなの無事と成功を祝って乾杯をしようとする。

>MallowALL様

8日前 No.150

レーリン/スマホから失礼します @reirin16☆iFOiR2juBrUr ★iPhone=t2Gdx8uNU5

【アラタ&ニーア/城壁の外:はじまりの草原→中心街:Mallow】

ニーアの手厳しい脅し文句はともかく、アラタのお願いに応じてくれたトアにより、アラタは回復魔法を掛けて貰った。何だか、身体が大分軽くなった気がする。
試しにニーアの手を借りずに立ってみれば、先程のように体勢を崩すことはなく、難なく自立し、歩き回ることができた。それを確認するとアラタはニッと笑い、トアに向き合うと礼の言葉と自己紹介を行う。

「おぉ、凄い効き目だ……!ありがとう!改めて、俺はアラタ。召喚士のアラタだ。んで、そこの仮面被って突っ立ってるのが俺の召喚獣の『ニーア・ラルシュテフ・ドゥンケルハイト』、でも名前長いから『ニーア』だとか『クロ』だとか好きに呼んでくれ」

トアの自己紹介も聞き、「おう、よろしくな!戦闘ではありがとう」と言うと、アラタの体力が回復してからずっと彼を見て突っ立っているニーアの方を見て「お前も何か言え!」と小声で促す。それでやっと我に返ったのか誤魔化すように咳払いをすると、ニーアもやっと口を開く。

『ゴホン……改めまして、ありがとうございます、トアさん。まぁアラタのスキルがスキルなので、暫くは暴れ回るのをアラタには控えて貰いますけどね』
「お前は一言多いんだよ」

と、ニーアの台詞にアラタが軽く突っ込みを入れたところで、トアは駆け寄って来た彼女の友達らしい少女(二人の会話によるとアリアというらしい)とともに先に行ってしまった。それを見送ると、「じゃあ、行くか」とニーアに言い、二人揃ってBBたちに着いて行くのだった。

『料理屋:Mallow』は、ギルドとは逆方向に位置する隠れ家的名店、という例えが合いそうな場所に建っていた。名前からして洋風の料亭なのかと思いきや、外観は何とも言い難いアジア系の中華風な建物である。ニーアはこの建物について「西洋の人間が日本という国や他のアジア文化の国の情報を所々齧っただけで作った、アジア圏にとっては違和感ありまくりなWなんちゃって日本家屋Wそのものですねぇ」と後で評価したらしいが、そんなことをデザイナーに知られたら厄介なことになりそうなので彼とアラタだけの秘密である。
内装はさておき、店員は殆ど若い女性で、衣装は綺麗なのだが歓迎の声が可愛らしく、アラタは漫画で見たメイド喫茶のようだと思ったが、空気を読んで口に出さないでおく。店員が女性ばかりという点だけならまだ良かった。この店で一番強烈だったのは先に聞いていた料理長兼店長で、身長はニーアよりも高い上、ガタイの良い体を中華服に包み、典型的なオカマ口調でBBを始め皆を歓迎したのである。成る程、この人なら来店経験のある男は皆げんなりする訳だ__とアラタとニーアは心の中でそう呟いた。
案内された外のテラス席は綺麗だった。何となく和洋折衷の雰囲気漂う庭園を思わせる風景は、この席で食事をする客の目と舌を楽しませてくれる。

(成る程、これがWインスタ映え"って奴か……)

そう思いながら、アラタはなるべく無難そうな席に腰を下ろす。ニーアはテラス席へ向かった直後に『ちょっと風景を楽しんで来る』と言って(何故か仮面をアラタに託してから)ふわふわと何処かへ行ってしまった。相変わらず気紛れな奴だが、まぁ一人にしても大丈夫だろうと考え直し、『アイリーンさん』と呼ばれる料理長兼店長が張り切って持って来た色取り取りの料理を目を丸くしながら眺める。
外食とは、こんなに綺麗な料理が出てくるのだろうか?とアラタは考える。『石田 小太郎』として生きていた頃は家で母親の作る無難な家庭料理ばかりを目にし、食べてきた。外から来た客に出す料理なのだから綺麗なのだろうとも思うが、やはり家で食べる食事より興奮する、とも考える。__そう言えば、うちの家族は今どうしているだろう?息子が帰って来なくなって心配しているだろうか?母親のことだから早くから警察に届出をしているかもしれない。

(……ん?どうして今更両親のことなんか……。ずっとどうでもいいと思ってたのに……)

ふとして出て来た考えは、BBの乾杯の音頭によって打ち消される。気が付けば皆グラスを持つなりなんなりして乾杯をしようとしている。アラタも慌ててグラスを持つと、

「かんぱーい!」

と皆と重なるように声を上げた。

>打ち上げALL

8日前 No.151

酢橘 @karasu1010☆TyGLtXpsS1g ★0gkYBdXyN1_zI8

【シズマ/城壁の外:はじまりの草原→中心街:Mallow】

シズマは大人数での食事を予想していたが予想は見事に外れてしまう。確かに彼自身もこの人数を相手にいちいち色んな情報を聞いていたら何も食べられずに打ち上げが終了してしまう。そう一人で考え込みながら、先を歩いていくプレイヤー達の後を自身のペースで追いかけていく。しかし色んな事を考えていた為か、これから打ち上げに行く店がどこなのか全く聞いていなかった。別に味が良ければどこでも構わないのだが。そして打ち上げの場所と思われる『料理屋:Mallow』と言う看板が建てられた中国風っぽくもありアジアンテイストっぽくもある、とにかく多様性が現れているグローバルな店に辿り着く。ちょっと入り組んでおり、まさに隠れた名店と言う雰囲気が建物から醸し出している。彼はこの店に来るのは初めてだった為、どんな料理が出てくるか楽しみであった。そして店の奥から現れたのは自身よりも遥かに巨体で赤い色のチャイナドレスを纏った男性が出現する。どうやらこの店の店長らしい。何だか、BuGやイエローファングも逃げ出してしまいそうな迫力やらオーラやら色々感じざるを得ない。

そして写真映りが良さそうな景色が見える外の席へと案内された後に彼は食事の待ち時間を考え、この場のプレイヤー達に現実世界と電脳世界が繋がる方法を聞いていこうと自身の席から動き出す。しかし自身が動く前に店主と女性店員さんたちがテーブルに料理が次々と運ばれていく。超高級ルビー貝のアクアパッツァ、濃霧の森で採れた不定形茸のスープ、ドラゴンの卵のエッグサラダ、蒼炎の火山の炎カクテル、ジェットラビットのニンジンケーキ等を見せられる度に、予想以上の高級店に来てしまったのではないかとソワソワする。正直、財布事情は結構節約するタイプなのでそこそこお金はあるのだがお金をなるべく使いたくはない。

「……まあ、打ち上げだから少しは良いか」

そうシズマは考え、乾杯の仕草は行わなずに静かに景色を眺めこの世界を堪能する。

>>周辺ALL

8日前 No.152

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

【カイエン/中心街:Mallow】

 BBの先導でたどり着いたMallow。そこはアジアンテイスト溢れつつ多国籍な雰囲気で、こういった店にあまり慣れていないカイエンは少し尻込みする。さらに、彼らを出迎える2mは有ろうかという巨体のチャイナドレスを着た大男、

「お、おぉう。」

 そのあまりの個性にカイエンは思わず言葉を失ってしまうが、ふと傍らを見るとキサラギが焦った様子で口をパクパクさせている。そういえば、彼女は参加表明するときも躊躇していた。こういった集まりが苦手なのかもしれない。彼自身、リアルでは騒がしいのが苦手だっただけにその気持ちはわかる。
 また、人間、自分より焦っている人を見ると逆に落ち着くもので、カイエンは傍らの金髪の少女に声を掛けた。

「ほら、あちらでミス・ハロウィンが呼んでいるぞ。早く行ってやらないと彼女は寂しさで拗ねるだろうから、行ってやってくれ。」

 そう言いつつ、自分もゆっくりした足取りでテラス席へと向かった。ちなみに、途中で見目麗しい店員さんたちが華麗な衣装で給仕している姿を横目でちらちら見ていたり、その脚線美にドキドキしてたりしたが、そこらへんはお年頃なので許していただきたい。
 そして、顔見知りであるミス・ハロウィンの斜向かいに腰を下ろすと、彼女へ声を掛けた。

「やぁ、漆黒にして南瓜の使い手たる魔女よ。今回の闘いも激戦だったがお互いなんとか生き残れたな。それと礼を言う、数々の助力に感謝を、また君に借りができ……あ、の、飲み物は何でもいいです。はい、お願いします」

 前半は厨二病全開のミス・ハロウィンへの挨拶と感謝の言葉。後半は飲み物のオーダーを聞きに来た女性店員への素の混じったきょどりつつの対応である。なんというか、見ていて痛々しいことこの上ないが、お年頃なのでお察しいただきたい。
 そうこうしているうちにそれぞれの参加者に飲み物が配され、食卓には数々の料理が並ぶ。現実世界ではありえない、この世界独自の食材たちが調理されて居並ぶさまは中々に壮観で、カイエンは思わず素に戻って感嘆の声を上げてしまったものだ。
 そして、BBからの簡素な乾杯の音頭とともに皆がグラスを掲げる。

「乾杯」

 カイエンもそれに習ってグラスを軽く掲げると、その中身を一気に呷った。

>> BB様 キサラギ様 ミス・ハロウィン様 Mallow ALL様

8日前 No.153

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_5cz

【ムゲン/城壁の外:はじまりの草原→中心街:Mallow】

そうこうしている内にみんなで移動して飲食店Mallowにやってきた。
メシがうまいのは良いんだが、店長に若干苦手意識があるんだよなあ、悪い人じゃないんだけども。
BBサンの方に意識が言っている内にそそくさと席に移動する。

そんなこんなで運ばれてくる料理の数々、美麗な景色。これを自分で作ったとしたら大したものだ。
現実と区別がつかない程にリアルなこのゲーム、どうしても原理とかその辺りを詮索してしまう、このゲーム……今は現実をまだ受け入れ切れていない証拠なのだろうか?
異世界に転生したりバーチャルなゲームに入り込む感じのラノベはいくつか読んできたけど、実際に体験してみると完全に受け入れ切れるものでもない。
親父とかお袋はどうしてるかなー? とか考えながらグラスを取る。

「はい、かんぱーい!」

今までの湿った思考を一切感じさせないように努めて表情を作り込むとグラスを掲げる。
いやー、自分ほとんど何もしてないから結構疎外感が強いが、まあ何とかして話の輪に入り込もう。
とりあえず自己紹介でもしておこうか、この中でオレの名前知ってる方が限りなく少数だし。

「一応自己紹介を、俺の名はムゲンッス、漢字とかはなくてカタカナでムゲン。職業アサシンで気持ち的に忍者やってるッス
 遅くきてあんまり活躍してなかったけど、まあコンゴトモヨロシクってことで一つ、あ、このサラダうまい」

自己紹介しながら何気なくサラダを手に取って食べ始める、野菜はあまり好きじゃないがこのサラダはいけるな。
肉を食う前に野菜は適当に食べておこうという考えである、まあ酒は飲まないんだけどね、未成年だし。

>Mallow ALL

8日前 No.154

かしわぎ @kashiwa☆0JtkEMONf/hg ★AcwmdJQC8P_PHR

【キサラギ/中心街:Mallow】

 ようやく周囲を見渡す余裕が生まれたキサラギは改めてMallow店内を見渡してみる。まず目についたのは二メートルを優に超す身長の男性……否、女性だ。どうやらこの人が噂の店長のようだ。アイリーンと名乗った彼女曰く、キサラギたちには貸切のテラス席が用意されているらしい。これはありがたいとキサラギもそこへ移動しようとするが緊張のせいで右手と右足が一緒に出てしまう。ロボットのようなぎこちない歩き方でテラス席へ移動するキサラギ。さらにすれ違う店員や客にいちいち深すぎる会釈をするため周囲の人物にかなり不審がられてしまっている。

『「ほら、あちらでミス・ハロウィンが呼んでいるぞ。早く行ってやらないと彼女は寂しさで拗ねるだろうから、行ってやってくれ。」』

 やっとのことでテラス席付近にたどり着いたキサラギにカイエンがそう話しかける。慌ててその方向を見ると彼の云ったとおり、ミス・ハロウィンが「こっちこっち」と言いたげにキサラギに向かって手招きをしていた。キサラギは一瞬目をぱちくりとさせたがすぐに花を散らしたような笑みを見せる。すぐにそこへ向かおうとするが、カイエンに礼を述べるのを忘れていたことに気づき慌ててくるりと方向転換をする。

「あ、ありがとうございます!助かりましたっ!」

 そう言ってカイエンに深々とお辞儀をし今度こそミス・ハロウィンのいる席へ向かう。彼女やカイエンのおかげでだいぶ緊張がほぐれてきた。現実世界に彼女たちのような人間がいたら、キサラギの性格も随分と変わっていたことだろう。そんなことを考えていると、ふと家族の顔がキサラギの脳裏によぎり一瞬だが笑顔が曇る。しかし、この世界での暮らしが幸せなのもまた事実。今は急いで元の世界へ戻る道理はない。キサラギはそんな考えをどこかへ追いやるように深呼吸をし、ミス・ハロウィンの隣に腰掛ける。

「うひぃ……何から何まで申し訳ありません。お美しいハロウィンさんの隣だなんて恐縮です……」

 言葉では恐縮と言いつつも表情はいかにも幸せそうな笑顔である。これだからキサラギは分かりやすいと言われてしまうのだろう。ちらりと横に座るミス・ハロウィンを見て、横からだとさらに胸の大きさが際立っているなと思うキサラギ。そして彼女の胸と自分の胸を見比べてため息を漏らす。しかしそんな湿っぽい考えはすぐにかき消された。BBが乾杯の音頭をとったのだ。打ち上げ会なのだから乾杯はあるだろうと思っていたが、いざその時になると緊張するもので、さっきまで静かだった心臓が途端に高鳴り始める。キサラギは震える手で水の入ったグラスを取ると、BBにならってそのグラスを控えめに掲げた。

「か、乾杯っ!」

 若干――いや、かなり上ずった声でそう言うと、中身の水を少し飲む。キサラギは恥ずかしさのあまり茹でだこのように顔を赤くし俯き目の前の料理を眺める。元の世界では見たこともない名前と見た目の料理の数々に思わず息をのんだ。料理の一つ一つをじっくりと見ながら、渋谷にいる女子が好きそうですね……なんて思う。

『「一応自己紹介を、俺の名はムゲンッス、漢字とかはなくてカタカナでムゲン。職業アサシンで気持ち的に忍者やってるッス
 遅くきてあんまり活躍してなかったけど、まあコンゴトモヨロシクってことで一つ、あ、このサラダうまい」』

 ムゲンと名乗った忍者風の青年がそう自己紹介しているのを見てキサラギは自分が今までまともに自己紹介をしていなかったことに気づく。もしかしたら自分の名前を知らない人もいるかもしれない……と考え席を立つ。

「じ、自己紹介が遅れてしまい申し訳ございません!ええっと……私の名前はキサラギで、職業は一応聖職者です。これからもいろいろ諸々よろしくお願いいたしますっ!」

 キサラギにしては珍しい大声でそう自己紹介する。席に着くと今までの緊張が一気に解けたのか、キサラギのお腹が「ぐぅ…」と鳴った。数秒遅れてその音が自分から発せられたもの気づいたキサラギはあまりの恥ずかしさに卒倒しそうになりながら蚊の鳴くような声で「すみません……」と呟いた。


>>ミス・ハロウィン様、ウォルフガング=カイエン様、BB様、ムゲン様、MallowALL様

7日前 No.155

Gift @gift0001 ★iPhone=05OSeWFbnM

【独毒/中心街:Mallow】

「あ、あの、お姉さん、コレと同じのもうひとつ」

まだ外は明るいというのに、お酒のにおいを振り撒くオジサマたちがガヤガヤしている店内。昼間っからだらしないねェ……と呟くこの男も、人のことを言えた立場ではない。と言ってもヘロヘロに酔っ払っているわけではなく、しっかり節度は守って飲んでいるようだ。しかしその見た目は10代の少年。背後を偶然通った青年が、未成年が酒を飲んでいると思ったのか強めの口調で叱りつけてくる。それを軽くいなすと、少年のような見た目の男__独毒は新たに運ばれてきたグラスを掴む。身長と体格のせいでティーンエイジャーにしか見えないが、こう見えても立派な成人である。どれだけ名が通るようになってもこれだけは間違える人が後を絶たない。やはり名前だけ広まっても駄目なのか……などと考えていると。

「わ、なんか急に賑やかになった……」

店長のアイリーン、もといザボルグさんが何者かと親しげに話していたかと思えば、ぞろぞろと大人数のグループが外のテラス席へと移動していく。その先頭の男には見覚えがあった。たしかBBとか言ったか。わかりやすい道化師の格好をしているからよく覚えていた。他にも南瓜魔女や忍ばない忍者、個人的に憧れている厨二チックな剣士など、見たことのある顔が何人か混ざっている。何の気なしにそのまま見ていると、乾杯の声が聞こえたあたりどうやらクエスト終わりの打ち上げか何かのようだ。テラス席の出入口のすぐ側に座っていた独毒には彼らの声がよく聞こえる。あまり見ない顔ぶれに好奇心が疼いたのに加え、ひとりで飲んでいるのもつまらないと思った独毒は手近な窓から顔を出し、酒で酔った勢いに任せてBBたちに声をかけた。

「やあ、クエスト終わりってとこ? お疲れ様。よければ皆のクエストの話、聞きたいなぁ。もちろんタダとは言わないよ、何か奢らせて。それか今後のクエストでヒーラーが見つからなかったとき、呼んでくれれば即座に駆けつけるとかでもいいよ〜? どうかな、流石に無理があるかな……?」

BBたちの側からしてみれば、クエストに参加もしていない独毒はただの部外者だ。全く関係の無い人間が突然絡んできて迷惑だと思うかもしれない。だが独毒は店の賑わった雰囲気や酒の力で、いつもは神経質なほど気にする他人の反応もほんの些細なことのような気がしていた。

>>Mallow ALL様


【お酒の力に頼らなければ絡みにも行けないチキンですがやっとこさ本編にお邪魔します。完全にただの酔っ払った面倒な奴状態なので、迷惑でしたら適当にスルーしていただいて構いません】

7日前 No.156

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★DoaFJQIlTR_Qks

【 ミス・ハロウィン / 中心街:Mallow 】

 店長や女性店員たちの手によって続々と並べられていくのは、目にも鮮やかで美味しそうな料理たち。そのどれもが現実世界では手に入らない食材をふんだんに使ったものばかりで、こちらの世界に来たばかりの頃は「果たして舌に合うのだろうか」なんて恐々としていたものである。が、それなりに慣れた今となってはどれも美味しく食べられることを知っているから一安心。ミス・ハロウィンのテンションを上げてくれたのは料理だけではない。店長のアイリーンが口にした「可愛い子とイケメンがたくさんいる」という言葉でもテンションを上げていた。名指しされていないのに「可愛い子」の中に当然のように自分をぶっこむ辺り、この女はひょっとしなくても自意識過剰ではないだろうか? 今さらと言えば今さらの話である。

「さっきぶりねぇ、ウォルフガングちゃん。でもでも、あたくしちゃんはあたくしちゃんのやるべき事をやっただけよん? そしてあたくしちゃんのやった事が報われたのは、ウォルフガングちゃんみたいな前衛の子たちが頑張ってくれたお・か・げ! つまりはあたくしちゃん達みーんなの大勝利! 借りただの貸しただの、細かいこと気にする必要ないわん。あ、あたくしちゃんカボチャジュース一つ」

 斜め向かいの席に座ったウォルフガングにひらりと片手を振る。飲み物を聞いてくれた女性店員にはウインク混じりにカボチャジュースを注文したが、メニューに目を通していないのでここにカボチャジュースが置いてあるかは定かではない。まあ、無ければ近い野菜ジュースとかが出てくるだろう。とか考えていたらすぐにカボチャジュースが出て来た。さすが人気店なだけあって品揃えも豊富だ。手招いたキサラギも隣に座ってくれたし、これは楽しい打ち上げになる予感がビシビシする。というかキサラギに「お美しい」と褒めて貰えた時点で精神的ボルケージは最高潮に達しており、酒も入っていないのに既に頬が赤らんで雰囲気がぽわぽわしていた。相変わらず褒められるとチョロい。それでも乾杯の音頭は聞き逃さず、黄色っぽいカボチャジュースのグラスを高々と頭上に掲げる。そして火照った身体を冷ますように半分ほど一気飲み。満足そうにグラスをテーブルに置き、口元をナプキンで拭う。

「あらあらん? これってば二度目の自己紹介の流れなのかしらん? じゃああたくしちゃんも便乗ー!」

 腹の音を聞かれて恥ずかしそうなキサラギを庇ったつもりなのか、あるいはたまたまそう見えるタイミングだったのか――十中八九で後者だろうが、ともかく賑々しく片手を上げて立ち上がったミス・ハロウィンは、テラス席で天井が無いのを良いことにテーブルから高さ5メートルくらいの位置に結界を張ると、愛用のホウキを棒高跳びのように使ってそこに飛び乗った。ふわりと翻るブラックドレス。振り撒かれる甘ったるい匂い。けれど張られた結界のおかげで料理の中に塵や埃が入ったりすることはなく、本人もそれを知っているので遠慮なく半透明の結界の上をくるくると回る。そしてジャック・オ・ランタン・ボムをクラッカー代わりにいくつか弾けさせては、その破片から舞い散る紙吹雪やリボンの中でアイドル並のぶりっ子ポーズをかましつつ声を張り上げた。

「あたくしちゃんのお名前はミス・ハロウィン! 職業は魔術師(グリモワール)! 知っている子はあたくしちゃんを好きになって帰って、知らない子はあたくしちゃんを覚えて帰ってねんっ? 褒めてくれるともっと嬉しいわ! 今回だけじゃなく、今後ともよろしくして頂戴!」

 笑顔で言いたいことだけ言った後、ぴょんっと結界の上から自分の椅子の上に飛び降りて、何事も無かったかのように食事に手をつけ始める。奔放な女だ。なおジャック・オ・ランタン・ボムから舞い散った紙吹雪やリボンなどは、全て結界に受け止められて料理には微塵も降り掛かっておらず、ミス・ハロウィンの魔力で作られたものなので、結界を消してもその前に彼女が指パッチンすれば落ちてくる前に消え失せた。派手な振る舞いが人に許されるか、それとも許されないかの境目は、個人的に人に迷惑をかけるか否かだと考えている。ゆえにミス・ハロウィンは、どれだけ賑々しい言動をしようとあからさまに人の迷惑になるような事だけはしない。それは良識ではなく、最低限の常識だ。

>キサラギ様&ウォルフガング=カイエン様&ALL様

7日前 No.157

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/中心街:Mallow】

乾杯!その言葉の後、青い光を淡く放つカクテルを一気に飲み干した。
仕事終わりのこの一杯!最高である。
リアルの時はよく会社の残業後に缶ビールで仕事の疲れを癒していたっけか…
そんな懐かしい記憶を思い出しつつごくりと喉を鳴らした。

「そういや初対面の奴もいると思うからもう一回自己紹介しとくわ、俺の名前はBB(べべ)職業は道化師(クラウン)やってまーす!今日はなんやかんやで世話になったな」

おつまみがてらサラダをバリバリ食べながら自己紹介をする。
…ドラゴンの卵とか初めて食ったけどこれうまいな。

「運よくBuGにも遭遇できたし覚醒魂ももらえてラッキーだったわ!…あと2つか。」

再度注文したカクテル(今度は赤い酒を飲んでいる)を飲みながらふと思い出したように言葉を続ける。

「あんたたちさ、『元の世界』に帰りたいと思うか?」

正直場違いな質問だと思った、しかし問わねばならないことだと思いそのまま話す。
BuGを倒したときに聞かされたあの言葉…あれはまさしくここに来るときに聞いたあの声と同じ、黒幕の声に違いない。
どうして自分たちがここに来たのかは正直分からない、しかしこれだけは言える
元の世界に帰るための鍵は恐らくBuGが握っている。

「まぁぶっちゃけどう帰ればいいかなんて全くわかってないんだけどな!…ただ声が、あの声聞いて確信したんだ。元の世界に帰る方法はきっとBuGたちが握ってるんだって。」

こんな根も葉もないうわさ程度の妄言誰が信用するか、そう思ったが言わずにはいられなかったのだ。
不安をかき消すように酒を煽る、いつの間にかまたグラスは空になっていた。

>MallowALL様

【あ、お店の料理ですが適当に名前つけて頼んでいただいて結構です!(今更)】

7日前 No.158

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

【カイエン/中心街:Mallow】

 グラスの中の飲みものを飲み干してテーブルに置くと、カイエンは早速料理に手を付ける。正直、朝遅くに起きて急いでギルドに向かい、そのままクエストに直行したのでかなり空腹である。
 まずは手近にあったドラゴンの卵のエッグサラダを食べようと、大皿に盛られたそれを手元の小皿に移す。ついでに、近くにいる数人にも小皿に取り分けて渡すと、さっそく口に入れて咀嚼する。

「ん、これはうまい。うん、うん……」

 卵独特のまろやかさとジューシーさが口内を満たし、瞬く間に小皿に盛った分は消えていく。すると、ムゲンやキサラギが自己紹介をはじめ、ついでミス・ハロウィンがテーブルの上に結界を張ってそのうえで自己紹介を始めた。
 のは、いいのだが正直彼女の衣装で半透明の結界の上にのって頭上にいられると色々と目のやり場に困る。彼女とは以前からの知り合いであるカイエンは特に紹介を聞く必要もないので、彼女の声だけ聴きつつ、自分の中の誘惑にぎりぎり抗って下を向いて一心不乱にサラダをほおばる。
 しばらくすると、彼女の自己紹介も終わったようで今度は自分の番かと思った彼も立ち上がった。

「では、俺も自己紹介をさせてもらおう。ウォルフガング=カイエンだ、剣闘士をやっている。今後ともよろしく頼む。」

 腰の剣を叩きつつ胸を張って朗々というのだが、先ほどまでほおばってたサラダの葉が頬に一枚ついているのでどうにもしまらない。そんなことにはまったく気づかずに、カイエンは腰を下ろすと斜向かいのミス・ハロウィンに話しかけた。

「そうだな。君は君の最善を尽くした。だが、それは誰にでもできることじゃない。君はただがむしゃらに突っ込んだわけでも考えなしに攻撃していたわけでもなく。相手の能力、周りの状況、そして何より自分の能力を考えて常に最善な一手を選択していたように思う。それは、賞賛に値するよ。」

 先ほどの戦闘、ミス・ハロウィンは大雑把に爆撃していたように見えて、その実は上空にいるというアドバンテージを生かして全体を俯瞰で見据えて行動し、相手の動きの制限や味方への結界を行っていた。
 ただ突っ込むだけの自分とは大違いである。
 などと話していると、

『「あ、このサラダうまい。」』

 という声が聞こえた。見れば、ムゲンと自己紹介をしたアサシンがカイエンも気に入ったサラダを美味しそうに食べている。人間、自分の気に入ったものを相手も気に入ると親近感が湧くもので、ついそちらにも声を掛けてしまう

「それ、旨いよね。サラダなのに味があって……君って手裏剣使ってた人だよね。アサシンっていいよね。俺も最初剣闘士とどっちにしようか迷ったもん。」

 ちなみに、相手が同年代っぽいのでロールでなく素のテンションに戻っていたりする。なんともなりきれない男である。
 と、そんな彼らに声を掛けてきた青年がいた。

『「やあ、クエスト終わりってとこ? お疲れ様。よければ皆のクエストの話、聞きたいなぁ。もちろんタダとは言わないよ、何か奢らせて。それか今後のクエストでヒーラーが見つからなかったとき、呼んでくれれば即座に駆けつけるとかでもいいよ〜? どうかな、流石に無理があるかな……?」』

 そちらの方を見やれば、自分とさして年も変わらなそうな緑色の髪をした青年がお酒を片手にこちらに声を掛けていた。彼の年齢など知らないカイエンが見るからに未成年の彼が酒を飲んでいることに首をひねったが。ゲームの中で細かいことを言うのも無粋ということでそれは気にしないで彼に答える。

「奢りはともかく、ヒーラーの知己ができるのはありがたい。俺の知っていることで良ければ……」

 そう話そうとしたとき、今まで陽気に飲んでいたBBからある意味爆弾発言が飛び出す。

『「あんたたちさ、『元の世界』に帰りたいと思うか?」』

 そう問われたカイエンは全く躊躇することなく答えた

「その答えは、YESである。」

 元の生活に今のような刺激や楽しみがあったかというと断じてそれはないが、10数年生まれ育った世界だ。それなりに良い思い出も大切な家族もいる。彼はゲームが大好きだし、この世界にも満足していたが、さりとて現実に絶望しているわけでも諦観しているわけでもない。
 もし、先ほどの声の主が現実への帰還の鍵となるなる。彼はその謎を追うつもりだった。

>> ムゲン様 ミス・ハロウィン様 独毒様 BB様 ALL様

6日前 No.159

レーリン/スマホから失礼します @reirin16☆iFOiR2juBrUr ★iPhone=t2Gdx8uNU5

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6日前 No.160

酢橘 @karasu1010☆TyGLtXpsS1g ★0gkYBdXyN1_zI8

【シズマ/中心街:Mallow】

シズマはどれも現実世界では味わえない食事を堪能していた。どれも現実では味わった事の無い料理でこれからも是非機会があれば財布と相談する事請け合いだがいつでも通いたい程である。店主については歪んだ気迫の様なモノを感じるが特に喧嘩を売られる様な事をしてこなければ特に問題はない。そんなシズマは何も思っていないが誰がどう見ても今の彼は尖がっているとしか言いようがなかった。そして蒼炎の火山の炎カクテルを飲みながら、そのカクテルに合いそうな料理を口いっぱいに頬張る。
すると、ギルドで一番に仕切っていたムゲンがこの機会に自己紹介を行うと他のプレイヤー達も自己紹介を開始する。シズマは自身のペースで食事を終えた後、立ち上がり無難と言うより虚無に近い自己紹介を行う。

「剣闘士(グラディエーター)のシズマだ。宜しく」

そう言って自身の席に座り込み、再び楽しげな食事と景色を思う存分に堪能する。すると、この場を仕切っていたBBが元の世界に帰りたいかどうかを聞いて来る。それに対してシズマは自分の考えを淡々と酒の力を借りながら語る。

「元の世界に帰りたいと言うよりも元の世界と繋がれる方法を俺は今、探している。つまりは……いつでも、この世界と現実の世界と出入りが出来る様にしたい。それで折角の機会だから聞くがそう言った方法を何か噂程度で良いんだが情報を持っている奴はいるか? 勿論、こちらも出来る限りだが何か知りたい情報を提供する事も可能だ」

そしてBBが言っていたその鍵を握っているのはBuGと言う発言において俄然、興味が深まる。

「出来ればその話を詳しく聞きたいのだが……。何か見返りが欲しいなら言ってくれて構わない。今は言いたくないなら、それはそれで別にこれ以上は何も言わない」

シズマにとってBuGと言う存在はこの世界の脅威だと感じていたが現実世界へ繋がれる方法の鍵だと言うなら、今の内に是非色々BBの話を聞いておきたい。そう感じながら、打ち上げの雰囲気とは似つかない表情をシズマはBBに見せる。

>>BB様、MallowALL様

6日前 No.161

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_5cz

【ムゲン/城壁の外:中心街:Mallow】

野菜はあまり好きではないが、うまいのならば話は別とばかりに自分の皿に多く取る、無論他の人が食べられなくなるような量は取らない。
大学ではサークルとか入っていないのでその飲み会に行ったことはないがこの程度は最低限のマナーとして叩き込まれてある。
大声で自己紹介を返してくれたキサラギ、そのあと恥ずかしさのあまり縮こまりながらすみませんと呟いていたので適当にフォローしておくことに。

「まーまー、そんな縮こまらなくてもいいッスよ。みんないい人そうですし怒る人なんていないでスよ、大きな声で自己紹介できるのはいいことですよ」

自分で言っておいて随分と適当というか気休めっぽいというか、そんな感じのフォローになってしまった、腹が鳴ったことが原因だとは思ってもいない様子である。
褒めてくれると嬉しいわ! となんともまあ個性的な自己紹介に適当に拍手しながら「おー」とか言うと、酒が入った様子の青年がこちらに寄ってくる。
どんなクエストをしていたのかと聞かれるが、自分は答えられるほどに参加していないので回答は他の人に任せることにした。
次に話しかけてきたのはカイエンという剣闘士だ、恐らくイエローファング討伐組の方だろう。

「お、話が分かる人ですねー、俺は野菜あんまり好きじゃないけどこれならいくらでも行けるッスよ
 どうせゲームやるならロマンを追求しないとですよ。ここの皆さんも割とそういう人の集まりじゃないでスか? そこでさっき紙吹雪出してたハロウィンさんみたいに、もういっそ清々しいというか凄いというか」

道化師(クラウン)でもないのにあんな大道芸染みたマネができるのは凄いことだと遠回しに称賛しながら返事をする。
もしゃもしゃと草食動物にでもなったかのような気分になりながらサラダを頬張るとBBの言葉に一瞬目を細める。
が、直ぐにニヘラとした気の抜けるような笑みを浮かべ直すと飄々とした様子で答える。

「そッスねー、難しい質問ですよ。この世界は楽しいでスけど、リアルでも同じ時間が流れてたら俺大学留年の危機ですよ、ハッハッハ!
 まあそこは親がうまいこと休学扱いとかにしてくれてるでしょうよ、俺のスタンスとしては適度に楽しみながら適当に帰る方法を模索するって感じッスわ」

さらっと自分の年齢が割れそうなことを話すが、別に年齢だけ特定されても困るようなことはない、大学生でこのゲームをプレイしている人間はゴマンといるだろうし。
むしろこのゲームをプレイしている層は二十台以下の若い層がほとんどだと推測している、年食ったジジイがスマホでゲームをするという図は想像しにくい。
もし行方不明扱いになっていてもうちの親ならうまく対処してくれていることだろうと信じている、厳しい親であるがその分信じている。
シズマはこの世界と向こうの世界を行き来できるようにしたいと言っているが、自分は割と新参者の部類に入るのでそこまで世界の謎に迫れる情報はない。

「悪いッスね、俺は割と最近来たモンでさっきのBuG以上の情報は持ってないッスよ」

ムゲンがこの世界に来たのは半月程度前だ、それでも秘奥義スキルを取得したりこの世界で戦っていけるだけの能力を整えたのは努力の賜物だ。
情報収集したりクエストでパーティに混ぜてもらったり、悪いことはしていないが色々とやって今に至るのだ。
ただしシズマの思想は面白いものだ、ゲームと現実の行き来、というのは新しい発想だ。

>キサラギ、カイエン、ミス・ハロウィン、シズマ、Mallow ALL

6日前 No.162

スマイル @smile390 ★Android=yRngEPU5CB

【トア/中心街:Mallow】

トアは相変わらず落ち着かない様子できょろきょろと辺りを見回している。

『みんなクエスト達成おめでとう!そしてお疲れさま〜!』

と、BBが全体に向けて大きな声で言った。それに反応するように皆グラスを手に持ち掲げると乾杯という言葉を口にしている。

「か、かんぱ〜い…」

トアはきょとんとしつつ皆の真似をして言った。トアには乾杯の意味が分からなかった。現実世界では誰かとご飯を食べるなんて経験は病院の看護師さんとくらいだったし、テレビは無かったからその言葉を知る機会も無かった。この世界に来てからも乾杯という言葉は聞いたことがある程度で意味は知らない。皆がそういう行動をとっているところを見ると、決まり事のようなものなのかなとは思っていたけど。

乾杯が終わると今度は自己紹介が始まった。アサシン?のムゲン、自分と同じ聖職者のキサラギ、魔女のお姉さんはミス・ハロウィンって言うんだ、あとは道化師のBBに、剣闘士のカイエン、それと召喚士のアラタ、召喚獣のニーア…とここまで聞いてハッとする。

「アラタ!」

トアはアリアの背中から飛び出すとアリアの手を引き(ベル様がいらっしゃるならベル様の手も引き)アラタの元へ駆けていき「隣いーい?」と尋ねた。この多人数の中で知り合いを見つけられたことにホッとし、いつもの元気いっぱいなトアに戻る。ニーアがいないことに気づくが、さっきのアラタの自己紹介でニーアはどこかに行っていると言っていた気がするのでちょっと気になるけど気にしないでおく。
と、突然のBBの質問にトアはハッとしBBの方を向いた。

『あんたたちさ、『元の世界』に帰りたいと思うか?』

トアが1番考えたくない話だった。現実世界…トアの答えとしては帰りたいとは思わない。

僕には現実世界に家族なんていないし、友達だっていない。父親は生きているんだろうけどトアが病院にいても一度も会いになんて来てくれなかった。僕には生きてて楽しいことなんて一つも無い。いっそ死んでしまえば良かったかもしれない。でも、僕にはそんな勇気だって無かった。痛いのだって辛いのだって嫌だ。薬も注射も手術も嫌いだったけど生きられるなら頑張った。でも…でも…全部ダメだった。僕はこうして死ぬ運命だったんだ。僕は何のために生まれてきたんだろう。そう思った。でもあの日、あのボタンを押した日、僕はこの世界にやってきたんだ。太陽が輝いてとっても綺麗だったのを覚えてる。あの時は本当に夢みたいな光景だったな。体が軽くなって苦しいところなんて無いしどんなに走り回っても平気だった。

トアはアラタ、(ベル、)アリア、そして周りを見回した。

アラタやニーア、それに大切な友達もできた。こんな世界に来れて今更あんな世界に戻りたいなんて思わないよ…。

「その答えは、YESである。」

「! ………そう…だよ、ね……」

カイエンの迷いの無い答えを聞いてトアは俯き、消え入るような声で呟いた。

そうだ、皆は帰りたいんだ。僕だけ帰りたくないなんて言ったら迷惑だよね。………でも…でも僕は、やっぱり帰るのは………やだよ……。

感情が溢れそうになってトアはさらに下を向いた。

【進み過ぎちゃう前に投稿しました。アリア様、勝手に引っ張っていってしまいすいません。トアの行動はいつもの自分勝手ということで見逃してやってくださいm(_ _)m】

>>アリア様、(ベル様、)アラタ様、MallowALL様

6日前 No.163

かしわぎ @kashiwa☆0JtkEMONf/hg ★AcwmdJQC8P_PHR

【キサラギ/中心街:Mallow】

 幸運にもミス・ハロウィンが随分と派手な自己紹介をしてくれたおかげで先ほどの醜態は誤魔化せたようだ。彼女に次いでBB、カイエン、アラタも自己紹介をする。キサラギはそれらの自己紹介に控えめな拍手を送りながら早くこの空腹を満たさねばと目の前にある料理に手を付けた。“赤銅魚のムニエル”と紹介されたその料理は見た目は一般的な白身魚とほぼ同じで、味は脂っこすぎず淡泊でガーリックの風味がよく効いている。要するにすごくおいしい。肉料理より魚料理の方が好きなキサラギにとっては非常にありがたい。
 ムニエルを頬張りつつ、自分の失態をフォローしてくれたムゲンに「ありがとうございます」と自己紹介のときとは打って変わった小声で返事をする。やはりこの人たちは優しいなぁと思いキサラギは笑みを漏らす。すると、赤いカクテルを味わっていたBBが店内にいる一同にこんな問いを投げかけた。

『「あんたたちさ、『元の世界』に帰りたいと思うか?」』

 その問いにキサラギは自分の顔から笑みが消えるのを感じた。ごくりと唾をのむと震える声で質問に答える。

「わ、私もアラタさんと同意見です。……元の世界に戻ったところでやりたいことなんてないですし。それに、こんなに素敵なお仲間さんに出会えたんです。もう少しはこの世界にいたいなぁ〜、なんて。……すみません、出過ぎたこと言ってしまいましたかね」

 最後の方はすこし苦笑しながらそう言う。今は聖職者としてある程度の地位を獲得しているが、元の世界に戻ってしまえばキサラギはただの冴えない女子高生だ。それならばもう少しだけこの非日常に浸っていたい。今のキサラギにはカイエンのようにきっぱり『yes』と言えるような現実世界への強い意志はないのである。


>>ミス・ハロウィン様、BB様、ムゲン様、アラタ様、ウォルフガング=カイエン様、MallowALL様

5日前 No.164

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★DoaFJQIlTR_Qks

【 ミス・ハロウィン / 中心街:Mallow 】

 わりと演技モードの素面モードがガバガバのウォルフガングだが、そういう所も魅力の一つとして見ているので彼を痛々しいと思うことはない。真実を知れば、むしろ二人の内より痛々しいのは変な姉ちゃんとして全力でネカマをやっているミス・ハロウィンのほうであろう。しかもキャラモデルにしかのが実の姉。シスコンとネカマの二重苦だ。自分がウォルフガングに貸しを作ったと思っていないのは本当でも、それとこれとは話が別で褒められると素直に歓喜してしまうので「いやんっ、あたくしちゃん照れちゃう!」と頬に手を当ててクネクネと大喜びしておく。この照れちゃう、は建前ではなくガチの本音だ。火照りを抑えるためにまたしてもカボチャジュースを口にする。早速無くなりそうなので女性店員におかわりを頼んでおこう。

「あたくしちゃん、こっちの世界は楽しいけどあっちの世界はもっと楽しいから、帰りたい派になるわねん。だってこっちの世界、やっぱり地球に比べるとマップ狭いじゃない? 世界は広大で多彩なほうが楽しいわよ。だからまあ、贅沢を言うならこっちの世界もあっちの世界も自由に行き来が出来るようになればそれが一番かしら。そしたらほら、世界がもっと広くなるじゃない?」

 BBの質問を皮切りに色々な人物が己の意見を述べていく中、ミス・ハロウィンもピンク色のサイケデリックなミニトマトを頬張りながらそう答える。紛うことなき本音だ。ミス・ハロウィンは――というよりも中身の男子高校生は、自分で言うのも何だか現実世界でもわりと愉快で幸福な日々を謳歌していたタイプの人間である。性格は変わっているが自分を愛してくれて、自分からも愛を注げる家族がいた。面白可笑しく心優しい個性的な友人たちがいた。お互いちょっと意識しあうような仲良しの女の子もいた。他にやりたいゲームがあって、読み残してきた本があって、行きたいけどまだ行けていない観光地があって、そうだ、近場に出来た新しいカフェでモーニングを食べるという予定もまだクリアしていない。こう考えれば現実世界ではやるべき事もやりたい事もたくさんあって、だから帰りたいか帰りたくないかと言われれば、やっぱり帰りたいのだ。
 だからといってこちらの世界が嫌いなわけではない。どちらも行き来できるなら、それが一番。その答えは本音だけれど、それが駄目で『この世界に居続ける』か『元の世界に帰って二度とこちらの世界には来られない』の二択しか選べないなら、絶対に後者を選ぶ。この世界は刺激的で楽しいけれど、それでもやっぱり、元の世界より圧倒的に狭いし乏しい。ミス・ハロウィンが勝手にそう思っているだけで、他の人間が別の意見を持つことを否定はしない。今まで聞いた意見の中では、一番近いのはシズマのそれだろうか。それとムゲンの言葉は褒められたと解釈したので、「ありがとねん」なんて甘ったるい声を出しながら投げキスとウインクを送っておいた。語尾にハートマークの付きそうな響きだ。相変わらずチョロい女(ネカマ)である。

>キサラギ様&ウォルフガング=カイエン様&BB様&ムゲン様&ALL様

5日前 No.165

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/中心街:Mallow】

『元の世界に帰りたいか?』今更ながら酷な質問だと痛感する。なにせ皆の答えが満場一致のYESじゃないからだ。
現実世界(リアル)に重点を置くのは人それぞれだと思う。中には理由あって帰りたくない者もいるはずだ。

「あー、何も帰ることが正義ってわけじゃないぜ!訳アリなやつも多そうだし…まぁこっからは道化師の戯言だと受け取っておくれよ。」

強要はしない、しかしどちらにせよ本人の意思は必要だ。なんせこんな世界だからね。
実際BBもBuGを追い求めてきたがこれと言って帰るための貴重な手がかりなんてものは持っていない。

「俺はリアルじゃ社会人でさ、会社の事も仕事もあるし…そりゃここの生活も捨てがたいけれどいつかは決別しなきゃとも思ってる。……まぁ悩むよな〜」

そう吐き空を仰ぎ見る、こうやって見ている星空も吸っている空気も料理の味も温かさもリアルのそれと同じ、それが何よりも帰ることを悩ませる。
…あ、話の途中だったんだ。思い出したようにBBは仲間の方へと向き直り口を開く。

「俺がこの世界に落とされた時の話だ、仕事帰りの電車の中でアプリを起動して意識がなくなっていったんだよね俺…でもその時完全に意識が消えきれなくてさ、男か女かわかんない微妙な声で『ようこそ〜』みたいな言葉が聞こえて…そして電車の中で『白いフード姿の人影』を見たんだ。思い出せば皆も見てるかもしれない!」

こめかみを押さえ必死に思い出すような仕草を取る。確かこの後も意識が朦朧としたままだったと思う。

「上空からこの世界に叩き落された時だ、上空からその人影が俺の事をじっと見下ろしてて…それを取り囲むように『不定形の影』が…たぶん7、8体くらいいたような気がするんだ…おそらくそれらはBuGと呼ばれる連中だったんだ。…正直夢だと思ってたけれど今回の件であながち奴らが無関係でないことがはっきりしたんだ。そして予想が正しければ白いフード姿の人影が『あの時の声』の張本人だと思う。」

一通り話し終えると深呼吸をし心を落ち着かせる。

「BuGを倒していけば恐らく『白いフード姿の人影』に会える。そんな気がするんだ。」

それは同時に『俺はこれからもBuGを追い続ける』といった意味合いも込められていた。
こんな戯言信じてもらえるかは分からないが知っていることをこの場にいる者たちに話して…楽になりたかったのだ。

>MallowALL様

5日前 No.166

レーリン/スマホから失礼します @reirin16☆iFOiR2juBrUr ★iPhone=t2Gdx8uNU5

【アラタ/中心街:Mallow】

『アラタ!』

自己紹介を終えた直後、アラタは突然名前を呼ばれてビクッと肩を震わせると、声のした方へ顔を向ける。驚きで変な顔になっていないか心配だ。

「うぉっ!?ビックリしたぁ!……あ、トア……さん。え、隣?別にいいけど……」

そこにいたのは、クエストの途中で共闘し、打ち上げ直前に仲良くなったトア。移動中に友達と一緒に行ってしまい間もなかったが、その友達(ともう一人の友達らしき人)の手を引いているのを見ると、自分の友達のグループで座るのではなく此方も仲間に入れてくれるということなのだろう、と思い、アラタは若干照れ臭くなる。これもリアルではあまり経験したことのない出来事だ。
別に呼び捨てに抵抗はないし、相手の方が年下に見えるのだが、初対面から間もないのに急にそうするのは何だか馴れ馴れしいと思い、名前を呼んだ直後に「さん」を付けて話す(中身が中学生なのもあり、殆どが年上かもしれないメンバーたちに対してはあまり強く出ないようだ)。彼女から隣に座ってもいいかと聞かれ、若干キョドりながらも承諾し、ほんの気遣いのつもりで隣の席を引いてやる。友達もいるのに、俺なんかと一緒でいいのか、という質問は野暮なのでしないでおく。

BBの質問を聞き、カイエンがその答えにYESと答えた後、アラタと同意見の者がいればこの世界と元の世界を行き来出来る方法を探していると言う者、やはりカイエンと同じく帰りたいと願う者等賛否両論の意見が出た。中でも初めて見た時からこの世界でも十分楽しんでいけそうなタイプのミス・ハロウィンが帰りたい派だったのには正直驚いた。元の世界でも余程リア充しているのだろうと思うと、羨ましいと同時に嫉妬の情も湧く。自分はこんなに現実味のある日常を嫌っているのに。
少し機嫌が悪くなっていくのが自分でも分かり、気分を変えようと周囲の景色に目を移そうとしたが、その時に気付く。隣の席に座っているトアが、表情が、自分と同じくらい____否、もっとそれ以上に、それも自分の悩みなんか思考から吹き飛んでしまう程、苦しげで悲しそうなものになっていたのである。

「……トアさん……?」

ふと、ある考えが脳裏に浮かぶ。彼女は、元の世界では悲惨な人生を送ってきたのではないか、と。例えば親の愛を受け取れなかったとか、末期の重病で死にかけているとか、陰湿な虐めに遭って死にたいと思っているとか。その考えの大半が的中していることはまだ知らないが、アラタはそう思ったのだ。けれどもしそうだとすれば、トア自身は帰りたくない派となるが、それはこの中の誰よりも辛く重苦しい理由があってこそ、だ。そう考えると、自分の我儘のなんともちっぽけなことか!自分が直接悪い訳ではないのに、自分で自分が嫌になる!
アラタは若干でも頭は良い方だ。しかし対人関係に関してはそれを当てはめることは難しい。それでも、今まで自分がして貰ったり、他人がされているのを見たりして、ある程度の選択肢は作れる筈だ。だからこそ、アラタは少し、ほんの少しだけの勇気を振り絞り、行動をすることにした。

「…………あの、さ」

口を開き、そうポツリと呟くように言うと、側に置いてある余った皿にW超高級ルビー貝のアクアパッツァWを少し大皿から取り、トアの前に寄せて渡した。

「……そんな顔してるのに、渡すにはアレな名前の奴で悪いんだけど…………食えよ。俺も最初に食べてみたんだけど、凄く美味いぜ?」

雰囲気的にいつもの調子で話せず、途中モゴモゴとした所もありつつ、トーンを落とした口調で語り掛けると、両手をテーブルの下の両膝の上に置き、自分まで俯いてしまう。こんな時、ニーアなら(良かれと思い)わざわざ明るい口調でその雰囲気をぶち壊しに掛かるのだろうが、今はそうされなくて正解だろう。

『あー、何も変えることが正義ってわけじゃないぜ!訳アリなやつも多そうだし…まぁこっからは道化師の戯言だと受け取っておくれよ。』

自身の質問した内容で皆の意見を聞いて申し訳なくなったのだろう。質問をした張本人がそう声を上げると、次は彼がこの世界に落とされる前や落とされた当時の話と、その時に見た『白いフード姿の人影』、そしてそいつの周りにいた7,8体の『不定形の影』の話題を話し始めた。そしてその人影に会うことが、BBの目標だという。

「……『白いフード姿の人影』……?」

BBの話に出て来たWソレWの形容詞を耳にし、アラタは俯いていた顔を上げる。アラタもWソレ"について見覚えがあった。あの時、中学校へ通うバスの中、スマホの画面に出現した謎のアプリ。登録した瞬間薄れていった意識。そんな中で聞いた中性的な声。気が付けば自分の身体は上空からスカイダイブしていて、それを『白いフード姿の人影』が見下ろしていたのだ。
あーーー、思い出した!

「それ、俺も見た!この世界に来る直前の出来事もBBさんと一緒だし、あの不定形な影ってもしかしてBuGだったのか……?とにかく、俺たちがこの世界に落ちてきたのはそいつが関係してるってのは確かだよな……」

素早く片手を挙げつつBBに向かってそう声を上げれば、はっと周りのメンバーを見て我に返ったかのように片手を下げ黙り込む。しかし、BBが体験したことは自分もしているということは確かであり、もしかしたらこの場にいる全員が同じ経緯で今此処にいるということになる。
因みに、自分の実年齢が知れると少なくとも一部で物議を醸しそうなため身の上話は控えた。

>打ち上げALL

5日前 No.167

Charlotte @kirieru ★Android=ryLO8WYMEG

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5日前 No.168

スマイル @smile390 ★Android=zy5PAP7wf8

【トア/中心街:Mallow】

『……トアさん……?』

隣から自分の名前を言う声が聞こえ、トアはハッと顔を上げる。と、アラタが驚いたような顔をしてこちらを見ていた。そして自分が泣きそうになっている事に気づく。

「…っ…な、何でもないよ…」

慌てて目を擦りながら無理やり笑ってみせる。

こんなの僕らしくないや。いままでずっと笑ってきたんだから、大丈夫。これは僕の秘密。誰かに話す必要なんて無い。いつか帰る日がきても、今まで通り笑って皆を見送るんだ。それで…僕は……、

これ以上は考えまいと途中で思考を中断する。アラタを見ると、何か考え込んでいるようだった。

『…………あの、さ』

と、アラタが呟くようにそう言った。かと思うと皿を持ち、運ばれてきた料理の一つを取るとトアの前に置いて言った。

『……そんな顔してるのに、渡すにはアレな名前の奴で悪いんだけど…………食えよ。俺も最初に食べてみたんだけど、凄く美味いぜ?』

きっとアラタは少しでもトアを元気づけようとしているのだろう。そんなアラタの優しさがちゃんと伝わった。一瞬また目を伏せたトアだったがすぐに笑顔に戻る。

「…………へへ、ありがと。でも、ほんとに何でもないよ」

アラタもさっきのトアのように俯いてしまったので心配をかけてしまったと思い、最後にもう1度同じことを付け加えて言った。そして次にはアラタが取ってくれた料理を口に運び「わー!本当に美味しいねっ!こんな食べ物があったんだー!」といつものトアに戻っている。

『……『白いフード姿の人影』……?』

「…?」

アラタの言葉にトアは食べるのを止め前を向く。皆の視線がBBに集まっていたのでトアもBBの方を見た。どうやらBBは自分がこの世界に来る前に起きたことを話しているようだった。BBの話によるとこの世界にはその『白いフード姿の人影』とやらとBuGたちが関わっているらしい。あの声の主も『白いフード姿の人影』だろうとBBは言う。

『それ、俺も見た!この世界に来る直前の出来事もBBさんと一緒だし、あの不定形な影ってもしかしてBuGだったのか……?とにかく、俺たちがこの世界に落ちてきたのはそいつが関係してるってのは確かだよな……』

『白いフード姿の人影』はニーアも見たらしい。トアは残念ながら見た覚えは無かったけど、BuGたちが関係しているというのは何となく気づいていた。

『なんだと?!テメェ!!』

と、そこまで考えたくところで誰かの怒声が響き、言い合う声が聞こえる。店内の方で何か揉め事が起きているようだ。

「大丈夫かなぁ。あ、そういえばニーアはー?」

店内を心配しつつ、最初に気になっていたことを尋ねる。

>>アラタ様、MallowALL様

5日前 No.169

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

【カイエン/中心街:Mallow】

 BBの言葉に卓を囲んだ面々が思い思い言葉を紡ぐ、カイエンは黙ってそれを聞いていた。そして、シズマの提案を聞いて胸を躍らせる。そのまま、素の口調でつい口をはさんでしまう。

「あぁ、確かにそれはいいですね。こっちはこっちで楽しいし、自由に出入りできるならそれが最高かも!シズマさんでしたっけ? ナイスアイディア」

 ゲーマーとしての彼はこのゲームと世界を愛していたし、帰るか留まるかの選択肢以外の、いわば第三の選択ができたことには素直によろこんだ。ちなみに、若干敬語なのはシズマが素の自分より年上の姿かたちだからである。
 しかし、そんなカイエンの耳に悲し気な声がいくつか聞こえたきた。

『「! ………そう…だよ、ね……」』

『「……すみません、出過ぎたこと言ってしまいましたかね」』

 みると、トアと呼ばれていた小柄な桃色の髪の少女とキサラギが、消え入りそうな声で自分の意志を表しているところだった。その様子が悲し気で、思わずカイエンは胸を打たれてしまう。
 そして、自分の行動の軽率さに焦って頭を掻く、

(だぁぁ、また、空気読めないことやっちまったか。そうだよな、帰りたくない奴だって当然いるよな。あぁ、俺のたわけ)

 自分とて、現実世界の全てが好きなわけではない、反りの合わない先輩やら苦手な教科やらあるのだ。世の中には、もっといやなことがある人もいるだろう。こっちの世界で素晴らしいものを見つけた人もいるだろう。そういう人間のことを考えず、独善的かつ断定的に言ってしまった自分の軽率さを悔いた。
 別に、彼の言葉だけが原因ではないのかもしれないが、二人の様子を見ていると居たたまれなくなってカイエンはさいなまれる。

(どうすりゃいい? ウォルフガング=カイエンならどう慰める)

 脳裏に、『自分の理想とするキャラ』の言動がいくつか思い浮かぶ。だが、

(いや、だめだ。カイエンが謝っても意味がねぇ。『俺』が謝らなきゃ 筋が通らない。)


 『彼』はそう考えると、トアとキサラギの前に立つと口を開いた。それは、いつもの自信満々のロールプレイとは別種の弱弱しい、けれどそれだけに偽りのない本音で、


「あ、あの、すいませんでした。俺、時々考えなしに偉そうなこと言っちゃうことがあって。それがお二人を傷つけてしまったみたいで、すいません。」

 そして、二人に向かって深々と頭を下げた。

>> シズマ様 キサラギ様 トア様 MallowALL様

4日前 No.170

かしわぎ @kashiwa☆0JtkEMONf/hg ★AcwmdJQC8P_PHR

【キサラギ/中心街:Mallow】

 BBの問いに様々な人物が自分の意見を述べる。元の世界に戻りたいと願う者、この世界にいたいと願う者、二つの世界を行き来することを望む者――やはり現実世界への思いは個人個人で違うということだ。カイエンやミス・ハロウィンは前の世界でも充実した生活を送っていたらしく、真っ先にyesと答えた。キサラギはそれを聞きながら羨ましさとほんの少しの嫉妬を覚える。しかし、キサラギが自分の胸中に生まれた嫉妬に気づくのはもっと先になるのだろうけれど。そしてキサラギはふと同じ聖職者のトアと名乗った少女の方を見やる。いつでも明るく周囲に笑顔を振りまいている太陽のような少女と認識していた彼女であるが、今は少し、否、かなり元気がなさげだ。恐らく彼女もキサラギと同じく何か現実世界に帰りたくないような理由があるのだろう。それもキサラギには想像もつかないような深刻な理由が。彼女に声をかけようか否かキサラギが悶々と考えていると、カイエンがキサラギとトアに向かい頭を下げた。

『「あ、あの、すいませんでした。俺、時々考えなしに偉そうなこと言っちゃうことがあって。それがお二人を傷つけてしまったみたいで、すいません。」』

 あまりに突然であったためキサラギは数秒間動きを止める。次いでゆっくりと瞬きしあからさまに動揺を表す。そこから先の記憶はキサラギにはない。考えるより先に言葉が口をついて出たのだ。

「あああ謝らないでください……っ!自分の意見をすぐ否定しちゃうの、私の悪い癖なんです。だから、その、カイエンさんは悪くないんですよ!それに、自分の言いたいことをきっぱりと言えるの、私はとっても素敵だと思うんです」

 頬を火照らせながらキサラギはそうまくし立てる。キサラギとしてはカイエンの発言に気を悪くしたことなど一度もなく、むしろ常に堂々とした姿に尊敬の念まで抱いていたところだ。自分が興奮のあまり席を立って身振り手振りを交え演説をしていたことに気づき照れ笑いを浮かべたキサラギは、カイエンの元へ近づく。

「今日はお祝いのパーティーなんです。だから、カイエンさんも笑ってください!」

 にっこりと微笑みながらキサラギはそう言い、少し間を置いて自分が今放った言葉の恥ずかしさに気づき顔を真っ赤にする。

「うひぃ……いきなり偉そうなこと言ってすみません!でも、カイエンさんにはいつものかっこいい笑顔でいてほしかったので、つい……」


>>トア様、ウォルフガング=カイエン様、MallowALL様

3日前 No.171

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/中心街:Mallow】

良かった、BBは胸をなでおろす。

「俺が見たのやっぱり幻覚じゃなかったんだ…良かった。」

自分の他にも数人同じ現象を味わったものがいたという事は彼が感じた違和感もあながち間違いではないという事だ。
すると突然アイリーンが再び大量の料理をもって登場した。

『あらお話は終わったかしら?怪訝そうな顔しちゃって、お食事はみんなで楽しくするものよ?…という事で追加持ってきたわよ〜』

語尾にハートが付く勢いでウインクをかましアイリーンは再びテーブルを料理で埋め尽くしていく。もはや満漢全席レベルだ…

「そっそうだね、ありがとうアイリーンさん!とりあえずこの話はまた今度な!…あ、この煮物うまそう!」

あまり皆の不安をあおってもしょうがない、ここは情報共有ができたという事で良しとして置こう。
BBは笑みを浮かべさっそく運ばれてきた煮物にお箸を突っ込む。
…煮物の中に紫色のえぐい色をしたタコのような生き物が入っている。食べられるのだろうか??

「…おぅふ、頂きます。」

普通にタコの味しかしないことに安心し芋を頂こうとしたところ仰天する。…人面芋が入っているじゃないか。

「おぶっ!アイリーンさんこれ何!?」

今にも叫び出しそうな形相の物体に冷や汗をかき作った張本人に問いかける。

『あ、見つけちゃった?それマンドレイクの赤ちゃん。』

その後BBの絶叫とアイリーンの笑い声が場を埋め尽くす。…こんなに楽しい食事は久しぶりだ。
シズマの言う通りこの場所とリアルを自由に行き来することができれば本当にいいのに。ここはとても幸せな空間だ。
叫び声をあげ失神寸前のBBだったがいきなり店内に怒号が響き我に返る。…喧嘩か??

「ほ…ほぁ!?なんだ喧嘩か???」

呆気に取られているBBをよそにアイリーンが向かっていく。
バキバキと拳を鳴らしながらヴァネッサのいる方向へと歩いていく。

『あら〜お客様うちの可愛い看板娘たちにちょっかいはやめて頂戴ね!』

それでも険悪そうに悪態をつくゴロツキたちにアイリーンは息を一つ吸い

『…てめぇらも「食材」になりてぇのかって聞いてんだよ』

やたらゴツイ声色でゴロツキたちを脅しにかかる。その場の空気は一気に氷点下にまで下がり男たちは脱兎のごとく逃げ出した。

『うちの娘ちゃんを助けてくれてありがと。あなたもギルドの子かしら?今テラス席で宴会やってるから行ってきなさい?』

ヴァネッサにそう言い残し自分は片付けの方へ行ってしまう。

>MallowALL様

3日前 No.172

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_5cz

【ムゲン/城壁の外:中心街:Mallow】

「まぁまぁまぁ、今すぐその選択は今すぐに訪れる訳でもないんでスし、今はこの場を楽しみましょうや」

この世界から帰る、というワードに何名かが暗い顔をした、それを紛らわすように、それを遠ざけるようにムゲンはフォローする。
フォローになってないって? ンなことは俺だって分かってるんだよ、ただ選択を後回しにしてるだけだってことくらいわかってる。
このゲームをやってる奴は、少なくとも積極的に活動してる奴は現実で何かを抱えている人間が多い気がする、現実でできないことをこの世界でやる、それを間違とは否定できない。
現実と言う楔から解き放たれるこの世界を否定する権利は誰にもない。BBの話は続く。

「俺はちょっと覚えてないッスね〜、寝落ち寸前にキャラ作ったせいかもしれないッスけど。あ、すんませーん、グレープジュースお替りくださーい」

ムゲンが、四十万涼介という男がキャラを作ったのは午前零時だ、バイトが終わってシャワーを浴びて寝る直前に若干寝ぼけてキャラを作って。
意識がはっきりしたのは日が昇ってからだ、最初に効いた声も朧気だ。その時に居たBuGの数など覚えているはずもない。
自分の意志で来たか巻き込まれたかと聞かれれば間違いなく巻き込まれた側だ、だがこの世界にはそこまで嫌悪感はない。
何故ならこの世界には現実の殺伐としたしがらみがない、それを楽園と感じる人間も居るだろう、それを悪いこととは言えない。

(さて、なんと言うべきか……元の世界に戻る方法は模索するにしても、この空気を和らげたい)

ジュースの入ったグラスを傾けながらも何か空気を明るくする方法を模索する、が、何も出てこない。
リアルの方なら適当に話題を逸らせばいいのだが、このゲームでは注意を逸らせるだけの話題が見当たらない。
そうだな……あ、この覚醒魂ってアイテム使えるかな? フレーバーテキストはっと、三つ集めると上位クラスに? なるほど。

「そういえば、新しく手に入れた『覚醒魂』ってアイテムッスけど、これ三つで上位クラスにチェンジできるみたいなフレーバーテキストがあったんスけど、上位クラスの名前が気になる所ッスね
 俺はいまアサシンだけど、アサシンから何になるのかなーって。もしニンジャとかだったら俺は名実ともに忍者になれるッス」

上位クラス、きっとゲーマーとしては気が惹ける話題だろう、名前はどうなるのか、どういう変更点があるのか、興味は尽きない。

>Mallow ALL

3日前 No.173

Future Re:Vision @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【星月/城壁の外:はじまりの草原→中心街:大通り】

弾丸は――――――着弾。それは他のプレイヤーの攻撃と共にコアに突き刺さり「弾けた」。
それはBuGの悲痛な迷惑の二乗の叫びが耳を貫いた。だけど私にはあまり気にならなかった。

気になってしまったのはその後だ。

『 つかえない駒 』

駒。チェスでたとえてるのだろうか?いや、私にはちょっと難しい考えかもしれない。
この声が全く最初に聞こえたあの声と一緒だとわかるのだから、何か関連性があるのだろうか。
少なくとも、今私が気にし続けるには荷が重すぎるだろう。

「視力強化」が終了したことにより魔力消耗の反動が思いっきり体に疲れを伝達させる。
距離が関係されるだろう。相当なレベル。
何とかしてMIALを肩にかけると立ち上がって体を動かし草原を去って大通りへ戻っていく

>>(草原ALL様)


【やっと体調が回復して書けた……星月は疲れで撤退します―】

3日前 No.174

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

【カイエン/中心街:Mallow】

『「あああ謝らないでください……っ!自分の意見をすぐ否定しちゃうの、私の悪い癖なんです。だから、その、カイエンさんは悪くないんですよ!それに、自分の言いたいことをきっぱりと言えるの、私はとっても素敵だと思うんです」』

 その言葉に下げていた頭を上げると、いつの間にかキサラギも立ち上がっていて。身振り手振りを交えながらこちらに声を掛けていたのだ。顔を真っ赤にして手をバタバタ動かす様子は、もともと彼女が持つ雰囲気と相まって非常に小動物的な愛らしさを醸し出していたが、『彼』はそれよりも、キサラギの言葉に感銘を受ける。

『「今日はお祝いのパーティーなんです。だから、カイエンさんも笑ってください!」』

『「うひぃ……いきなり偉そうなこと言ってすみません!でも、カイエンさんにはいつものかっこいい笑顔でいてほしかったので、つい……」』

 その言葉を聞いて『彼』は嬉しくなる。
 キサラギという少女が、初めて会う人が、自分の演じた『ウィルフガング=カイエン』というキャラクターを、そして自分のロールプレイをそこまで気に入ってくれたということに。
 ゲーム上でのなりきりは『彼』にとってとても楽しいものだった。そして、できれば同じゲームをしている仲間にも楽しんで欲しいというのが『彼』の本音だった。だから、自分のロールプレイを他者が評価してくれるというのは彼にとって非常な喜びであった。
 故に、『彼』は一つ頷くとウィルフガング=カイエンとして返答することにした。

「あぁ、そうだな。今日は多くの同胞(はらから)とともに漆黒の悪意を討った記念すべき宴だ。共に食べ、共に飲み、そして共に笑おう。今、ここに集った我々は紛れもなく仲間なのだから。」

 いつもの芝居がかった口調でそういうと、キサラギの方を向いて屈託のない笑顔を見せる。ただし、その後小声で、

「あ、でも。本当にうっとおしかったり、めんどくさいやつって思ったりしたときは遠慮せずに言ってくださいね。そっちの方が俺も助かります。」

 と、素の口調で付け加えるのを忘れなかった。
 カイエンたちがそんな会話をしていると、BB達がこのゲームについて話しているところのようだった。その話を受けて、カイエンも口を挟む、

「ふむ。白い人影に多数のの黒い影か……その黒い影というのがBUGのことだとすると、先ほど討伐したのを除けば残りは六つか七つか。」

 彼自身は、連休の真ん中あたりの夜中、暇に空かせてアプリをダウンロードした後に、凝り性な性格のせいで3〜4時間かけてキャラをメイクした後に起動した後にこちらに来ていた。時間も夜中だったので眠かったし最初は夢だと思っていたのでこちらに来る途中のことはよく覚えてはいないが、BBの話は元の世界に帰る参考になりそうだ。
 さらに、ムゲンの話、先ほど手に入れたアイテムはどうやらクラスチェンジ用のアイテムらしい。ただし、一つでは効力がないという。

「力を手に入れるには試練がつきものというわけか……確かにクラス名も気になるな」

 カイエンにとってクラス名は非常に重要である。ここまでキャラを作りこんだのだ。似合わないクラス名だとかなりつらい。そんな内心の焦りは隠しつつ自分の意見を述べる。

「思うに、能力に関してはスキルや秘奥義の追加、あとはステータスの増加が定番ではないか? アサシンから忍者というのも定番といえば定番だな。 まぁ、BB君のような道化師は、賢者になったりするのかも知れんが。」

>>キサラギ様 BB様 ライブラ様 ALL様

3日前 No.175

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★DoaFJQIlTR_Qks

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3日前 No.176

酢橘 @karasu1010☆TyGLtXpsS1g ★0gkYBdXyN1_37U

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3日前 No.177

レーリン/スマホから失礼します @reirin16☆iFOiR2juBrUr ★iPhone=t2Gdx8uNU5

【アラタ/中心街:Mallow】

苦痛そうな表情で俯くトアに声を掛けると、彼女は慌てたように、溢れていたらしい涙を拭うと無理に作ったような笑顔で『何でもないよ』と返した。が、その態度がアラタにはどうにも痩我慢にしか見えなかった。きっと彼女には他者に悟られたくない深刻な過去があるのだ。だからこそ、こうして明るく笑顔を見せることができる__できてしまう。そう思うと、ますます放っておけなくなってしまうとアラタは思う。
だからこそ、どうすれば彼女を元気付けられるかを考え、行動した結果が、美味しい料理を彼女に渡すことであった。今思えば安直な行為だと感じるが、少し前に見せた無理矢理な笑顔とは違い、今度こそいつも通りの明るい笑顔に戻ってくれたので、良しとしよう。
その直後に聞いたBBによる『白いフード姿の人影』についての話を聞いて考え込んでいた時、集中していたのもあってトアの上げた声が上手く聞き取れなかったが、何となく『美味しい』という単語が聞こえてきたため、アラタの渡した料理も口に合っただろうと思われる。このまま打ち上げを心から楽しめるようになってくれれば良いのだが。

BBやアラタの他にも数名『白いフード姿の人影』を見た者がいたらしく、BBも安堵の表情を見せる。彼の反応も無理は無い、こんな体験談はオカルトチックで、そういうのを信じている人以外には絶対に信じて貰えないのだから、とアラタは心の中で呟いた。無論彼は信じる派である。
そんな中、ムゲンというアサシンの男性が『覚醒魂』というアイテムと上位クラスについて話題を振ってきた。『覚醒魂』を三つ揃えれば上位クラスにクラスチェンジできるらしいが、その上位クラスの名前はどうなるのか、とムゲンは語る。確かにそこは気になるところだ。自身の職業の名前は「召喚士(サモナー)」だが、それが上位になると呼び名がどう変わるのか想像もつかない。大体のゲームも同じような呼び方をしているし。だが名前はともかく性能の強化は魅力的だ。もしかしたら召喚獣を複数従えることが出来るかもしれないし、召喚条件やスキルのリスク等が軽減されるかもしれない。別にゲーマーではないが、空想話の好きなアラタとしては夢の広がる話である。

「うーん、そうだなぁ……召喚士の名前がどう変わるかはわかんねーけど、召喚系の能力は絶対強化されるって信じてる。他の職業で言うと、アサシンが忍者ってのは良い線行ってると思うぜ?他には、魔術師が賢者か禁術使い、聖職者は大司教辺りが妥当だと思うんだが__」
『なんだと?!テメェ!!』

考えを口にしている途中で店内から怒声が響く。何やら揉め事が起きているらしい。只今絶賛追加料理(その中に余程エグいものが入っていたのか早速手を付けたBBが絶叫している)を並べているアイリーン店長兼料理長はそれを聞き付けるとすぐさま仲裁に向かっていった。大丈夫だろうか、特に問題起こしてる人。

『大丈夫かなぁ。あ、そういえばニーアはー?』

同じく店内を心配しているトアから、突然思い出したように相棒について尋ねられる。そういえば彼が何処かへブラブラしに行ってから随分経つ気がする。テラス付近を見回しても姿が見当たらず、我ながら少し不安になってきたが、その感情を表に出すまいと微笑み、「あいつはどっかで散歩してるだろ」と返し、そのまま続ける。

「景色を見てくるとは言ってたが、正直あいつの考えてることなんて俺でもよくわからん。でもまぁ、あいつなら何があっても大丈夫だろ、俺より強いし」

>トア、ムゲン、その他打ち上げALL


【ニーア/中心街:Mallow】

我ながらとんでもないものを見てしまった気がする。

とある企みにより若い女性店員に変身し、厨房を覗き込んでいたニーアだが、その直後店員に絡んできたらしい男性達と、その絡まれた店員を助けに割って入った屈強な女戦士との間で揉め事が発生し、店員の姿をしている身としては放ってもいられない状況になってしまったのである。
全くこれだからセクハラと酔っ払いは愚かなのだ、と内心で呟きながら、現在の姿でのキャラ付けとしてW弱気で大人しいウェイトレスWを装いその輪の中へと近寄ろうとする。

「あ、あのぅ……わ、私たちの仲間に手を出すのは、や、やめて下さい……です!彼女、困ってますので……」

声の高い少女的且つ小さく弱々しい声音で、一応男性客たちに抗議の声を上げてみる(ニーア曰く「こういうのに混ざる時は取り敢えず一声掛けた方が楽しいんですよ」)。しかし此方まで絡まれるのは御免であるため、すぐに謝罪してスゴスゴと野次馬たちの中へ引き下がってしまう。
そのまま中で女戦士と男性客たちの対決を見届けようと思っていた矢先、ヌッと現れたのは図体と印象のデカい例の店長である。その迫力はどの状況においても一級品だ。その迫力を強めている一つの要素である女口調でやんわりと仲裁に入るも、尚も悪態を吐く輩に突如殺気にも似たオーラを纏いだし(ニーアにはそう見えたらしい)、こう言ったのである。

『…てめぇらも「食材」になりてぇのかって聞いてんだよ』

__ゾクリ、と一瞬背筋が凍った。その声音は普段の野太くも高いものとは打って変わり、低くゴツい、まるでヤの付く裏稼業の首領であるかのようなものであったのだ。いつもならどのような局面であっても愉快そうに笑うニーアであるが、その時本能的に「こいつに逆らってはいけない」という感情が刻み付けられる。それほどまでにこの店長は、否『アイリーン』という個人は相当の実力を持っているのだろう。
どうしよう、何も余計なことをせずにこのまま撤退した方が良さそうか?だがこれでは変身した意味が____と思っていた矢先、店長が店員を庇ってくれた女戦士をテラス席へ誘う声が聞こえ、更にこの騒ぎを聞いていたらしいミス・ハロウィンも、いつものように持ち前のプロポーションを見せつけつつテラス席の方から彼女を誘っているため、ここはと便乗するつもりでオドオドとした演技をしながら女戦士__ヴァネッサをテラス席へと誘導する。

「あ、あのっ!先程は私たちの仲間を助けて頂いて、ありがとうございました……!あのっ、ど、どうぞ!お席も空いていますので、是非お持て成しをさせて下さいっ!」

良いだろう、どうせなら今後の流れに身を任せようじゃないか。

>ヴァネッサ、Mallow内ALL

2日前 No.178

スマイル @smile390 ★Android=zy5PAP7wf8

【トア/中心街:Mallow】

トアがニーアのことを尋ねると本人は景色を見てくると言っていたらしい。とても信頼しているようで心配はしていないみたいだ。

『あ、あの、すいませんでした。俺、時々考えなしに偉そうなこと言っちゃうことがあって。それがお二人を傷つけてしまったみたいで、すいません。』

と、トアが口を開きかけたところでトアと、同じ聖職者のキサラギに向かいカイエンが頭を下げた。キサラギと同様にトアも数秒動きが止まり、先に話し出したキサラギの言葉でハッと我に返る。

「え………そ、そんなことないよ!さっきはその、ええっと…そう!ここすっごく綺麗だったから眩しくって!それで下向いちゃってただけだよ!うん!だからカイエンは関係ないよ!」

咄嗟に考えたため自分でも苦しい言い訳だと思ったが、他の人たちに気を遣わせたくなかったのでそう言った。

『今日はお祝いのパーティーなんです。だから、カイエンさんも笑ってください!』

キサラギの方は自分の考えを偽ることはせず、最後にはカイエンを褒め励ましていた。嘘をついてしまった自分に罪悪感が湧くが、それでも周りに変に気を遣わせてしまうのは嫌だった。
若干この場の空気が重くなってしまったので、自分のせいだと思い他の話題を考える。

『あらお話は終わったかしら?怪訝そうな顔しちゃって、お食事はみんなで楽しくするものよ?…という事で追加持ってきたわよ〜』

と、なかなか思いつけずにいた所にタイミング良く追加の料理が運ばれてきた。

『そっそうだね、ありがとうアイリーンさん!とりあえずこの話はまた今度な!…あ、この煮物うまそう!』

BBも切り替えるようにそう言ってくれたので、結局空気を変えてもらったことなるがひとまず安心する。その後店長さんはくるりと向きを変えると店内の方へ戻っていき、先程トアが気になっていた二人組の男性へ向かっていく。途中指を鳴らしていたのとその二人組に対する言葉が男らしく、正直ちょっと怖かった。あの店長さんは怒らせない方が良さそうだ。

そして、皆の会話はすっかり切り替わりBuG討伐で手に入れた覚醒魂の話になっていた。覚醒魂を3つ集めるとそれぞれの職業がクラスアップし、名前も変わるそうだ。皆、新しい名前が気になるようで先程から意見を出し合っている。トアも名前を考えてはみるが、ゲームには詳しくないためなかなかいいものが思いつかない。

『うーん、そうだなぁ……召喚士の名前がどう変わるかはわかんねーけど、召喚系の能力は絶対強化されるって信じてる。他の職業で言うと、アサシンが忍者ってのは良い線行ってると思うぜ?他には、魔術師が賢者か禁術使い、聖職者は大司教辺りが妥当だと思うんだが』

「大司教かぁ…いいと思う!」

そもそも聖職者がどういう意味か分からなかったトアだったが、アラタの意見を聞いて何となくそれっぽい気がしたので賛同する。

>>アラタ様、カイエン様、キサラギ様、MallowALL様

2日前 No.179

GameMaker(スレ主) @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【BB/中心街:Mallow】

アイリーンが去り数分後喧嘩の声は聞こえなくなった。きっとアイリーンの素(ザボルグ)が出現したのだろう。
衛兵出身の彼女と戦おうだなんて猛者さすがにいないだろうな…

「さすが鬼教官のザボルグさん…」

青ざめた青をしながら水を飲み干す。さっき食べたマンドレイクのダメージがヤバい。
そんなこんなで宴会は進みみなで覚醒魂の話になった。

「職業の名前かぁ…女の子にモテそうなかっこいいのがいいよな!」

そのためにはもっと覚醒魂を入手しなければ、でも神出鬼没のBuGがそうほいほいと姿を現すはずのないか…。

「クエストをいっぱいやってればおのずと彼方から姿を現してくれたりしてな!」

酒が回り上機嫌にそう笑いながら答える。現に今回もクエスト途中にBuGは乱入してきたわけだし…

>MallowALL様

【遅くなって申し訳ありません!いろいろと次のイベントや新しい要素について考えてたらこんな低出没に…。新しいイベントについてですが再びギルドにて受注するクエストを考えております。『こういうのがやりたい!』というのがあれば前向きに検討しますのでぜひサブにてお申し付けくださーい!】

2日前 No.180

上鳴翔汰 @railgun230 ★iPhone=z0FNsBzA5m

【上鳴翔汰/始まりの草原→中心街mallow】
カイエンの姿を見つけると、やっと見つけたぜと出遅れすまないと言ってはここはどこなのだろうと少し思うがそれは後々わかってくる事だからか、カイエンをみつけると何気に嬉しそうにしたが、なひやらお取込み中かな?と思うような雰囲気であったので
「っつっーかいたいた。カイエンだっけか?年上だからカイエンさん、か。っつか、何話してんすか?」
その、相手に何話してんすか?と軽く聞いてみては、その話してた相手にライバル心はあるようで、「俺がカイエンさんと仲良くなっから」的な雰囲気を醸し出すかのように
【だいぶ遅れましたすみません】
→中心街mallow、その場All

1日前 No.181

ウォルフガング=カイエン @sibamura ★o0W3VsenYO_Y9V

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21時間前 No.182
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