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 青春 × 幻界 × スクワイア!【本編開始!】

 ( オリジナルなりきり )
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学園/青春/戦闘/ファンタジー @milky2 ★UhUozvq756_Vx8



森の奥地で悲鳴が上がる。


走る少年の後ろから、騒がしい無数の足音。
後ろを一瞥すると、そこには灰色の狼の群れと巨大な蠍が迫っていた。

その光景を直視する事が出来ず、少年はすぐに前を向いて走り出す。
心臓が破裂するのではと言う速さで脈打ち、足は震えて今にも倒れてしまいそうだ。

自分1人であれば、きっと諦めていた。
少年の引く手には、小さな妹の存在があった。
妹を助けたいと言う強い意志が、少年を走らせていた。

けれど、彼の耳元で悪魔は囁く。

――手を離せば、自分だけは助かるかも知れない。

――散り散りになって逃げた方が安全かも知れない。

――こうなってしまったのは誰の所為だ。


「 ――煩い!! 」

少年は吠えた。

今にも泣き出したくなる感情を抑えて少年は走り続ける。
しかし少年も疲弊していた。足がもつれ、2人は大地に倒れ込んだ。

咄嗟に妹を抱きかかえて後ろを見やると、魔物達は迫っている。
迫り来る恐怖が少年の目を閉ざさせる。すぐに来るであろう痛みに、覚悟を決めて。




――痛みは未だに訪れない。

ぐっと固く閉ざしていた瞼を開く。

少年の世界に最初に飛び込んで来たのは、真紅に浮かぶサルタイアー。
疾風に揺らめく真紅が薄手の布である事を理解した少年はゆっくりと視線を上げると、まだ幼さの残る女の横顔がそこにはあった。
斜め十字が刺繍された真紅のマントを纏う女は、身の丈ほどある十字架の様な武器が軽々と持ち上げ担ぐ。

周囲には灰色の煙を立てて消え始める魔物の残骸。

女と少年の視線が交わると、その女はふと笑みを浮かべて口を開いた。



――もう大丈夫、助けに来たよ!




【 ご来場ありがとうございます。初めましての方は初めまして。
これは少し過去のお話。少しでも興味を持って頂けた方はサブ記事までどうぞ! 】

メモ2017/08/24 11:01 : スレ主☆ggNFEl0Udhk @milky2★UhUozvq756_jmr

【 第一章 青春 × 幻界 × スクワイア! 】


ある日、王宮からルーメンズアカデミアへ一通の依頼が届く。

その内容を遂行すべく、スクワイア達は森林地帯へやってきた。


◆ 今回の目標 ◆


森林地帯の小型カオスの掃討、及び大型カオス1頭の調査。


 × ――CHAOS


・小型カオス

古代に生息していたと言われるヴェロキラプトルの様な姿をした全長140cm程の小型カオス。

俊敏な動き、鋭利な爪と牙が特徴。基本的に群れで行動する事が多く、4〜7頭で目撃される事が多い。

今回の森林地帯でも全域でその群れが見られるが、40頭が固まって行動している様子はない。

1頭あたりの力は弱く、実力さえあればあまり苦労せずに倒す事が出来るだろう。


危険性:★☆☆☆☆(単体)


・大型カオス(ヨルムンガンド)

胴直径7m。全長は不明。身体をよじらせても森林地帯全域に身体が届いている事からかなり長い。

大地の奥底にいた様で、かなり長い年月を過ごしたカオスと予想されるが、近年そういったカオスの目撃情報はなかった。

70年程以前にさらに巨大な同系統のカオスが出現し、栄えていた一つの都市を破壊し尽くした事がある。それが現在の廃墟都市。

当時のカオスは戦士達の手によって討伐されているが、その時の恐怖からそのカオスにはヨルムンガンドと言う名前が付けられた。

文献によれば、一度に大量の人間を丸呑みにして胃の中で一晩かけて溶かすらしく、その時の悲鳴はまさに地獄だったとか。

全体的に灰色の身体をしているが、頭部や身体の至る所に金色の鉱物を鱗の様に付着させておりかなり強固。

瞳は血の様などす黒い真紅。牙の先端からは強烈な酸を分泌しており、素手で触れればその箇所は焼けただれてしまう。

胴体は常に地を這ったり地中に潜ったりを繰り返し、大地を荒らしながら獲物を求めて暴れ回っている。


危険度:★★★★☆

…続きを読む(7行)

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もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C>移動開始/スノウ・フォーラウト】

やはりセレーネも大型カオスが目的だったらしい。心の中でほっと息をつく。それにしても『倒しても構わない』とか『言葉に責任を持つ』だとか、これが10cmと5歳下の者の言動なのが凄いと思う。スノウが初めて湿地林で大物のカオスに挑んだ時はただ逃げ続けていたし、それでも命と僅かなアイデアしか持ち帰れなかった。

「それで大丈夫よ。ふふっ。信用させてもらうわ。」

笑いながらついていくと、大型カオスの当てがあるのか聞かれた。正直に言うとそれらしい痕跡は全く見つけられず、当てなどないも同然なのだが少し見栄を張ってみる。

「そうねぇ。私が考えているパターンは3つ。どれも"小型カオスが頻繁に出没し始めた"ことからの推理だからそれが関係ないなら外れだけど。」

ここに来る前から思っていた考えそのままだ。そして未だその考えを覆す要因はないはず。

「1つ目がさっきの小型カオスの突然変異のようなものが現れ、もとから暮らしていた小型が追いやられた。2つ目が全くの別種、それも強力なものが突如小型の住処に現れ追いやられた。どちらにせよ人がわざわざ入らない奥地に小型の元の住処があったから今まで見つかってなくて、今はそこに大型がいるだろうって推理ね。」

「あとは小型カオスが頻繁に現れるようになったと聞いて私のように危険な大型がきっかけでもおかしくないと思った人が流した悪質な噂とか?それだったら骨折り損よねぇ。」

人は点と点があったら線にしたがるものだ。小型カオスの出没が全く関係なくて、大型もただのしょうもない噂かもしれない。しかしスノウは、それでも突っ込んでこそのスクワイアだと思っている。最初にカオスに立ち向かった英雄のように、先陣を切るのが自分たちの仕事の一つだと。

「どれにせよ私は奥地にヒントがあると思うの。だから奥に向かいましょう。」

色々言ったが奥に進まないのなら何処に行くというのか。周囲の探索程度で見つかるなら目撃情報や痕跡はいくらでもあるはずだ。ちょっと年上の威厳を出そうとして御託を並べたスノウであった。

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL

1ヶ月前 No.29

めろ @choco0112☆g0HigF2/Q6. ★WICbYOSnfV_8yY

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1ヶ月前 No.30

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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1ヶ月前 No.31

麗しの銀塊 @kaizelkai ★OoN6oNoyDt_mgE

【仮拠点/ベルフェン・デューア】


 王都を離れ東に位置し、人々の資源調達に使われている森林地帯でスクワイア達の実践訓練を兼ねた訓練が行われている。仮拠点の上空から一人、銀色の髪を靡かせ、空から森林地帯の様子を伺っている。風に乗って聞こえる戦闘音、スクワイア達は順調にカオスを倒しているようだ。フッとゆっくりと降下して、地面に着地する。自分の手を出す必要は感じないと思いながら、仮拠点のテントに戻る。帰ってお茶の時間でも考えながら、天幕を開ける。
 テントの中は、湯呑が割れたりと中で何かが暴れたような形跡があった。周囲を見渡し、狼男の外見を持つマルコ先生とスクワイアのテオドール君がいた。


「 やあ、マルコ先生、それにテオドール君も。このちょっと荒れた惨状はどういう事かな?僕の見立てではね―ー― 」


 紅い唇に指に手を当てながら、考える仕草を浮かべる。小さく笑みを浮かべて、次のようにこう答えた。



「 テオドール君がマルコ先生の筋肉に我慢出来ずに、襲っちゃったんだね。今日は実践訓練だからって、相手が違うでしょう?もう……ダ・イ・タ・ン♪ 」



 可愛いお姉さんのように、熱い視線を二人に向ける。教師と生徒がテントで二人っきり、若さが溢れる瞬間でもある。それが男同士だろうが、関係無い。むしろそれも良し。だが本当はそんな事は絶対には起きてはいない、わかっててこんな事をするのは性分なのである。ああ、楽しい。そんな二人の反応を返すのが楽しみでたまらない、銀髪の男性教師はニコニコと笑顔を浮べていた。



>>テオドール、マルコ


【後方に絡ませていただきます。よろしくお願い致します。】

1ヶ月前 No.32

木野 @kino10 ★EHAKMvHTHQ_jmr

【 仮拠点/マルコ・トレビシック 】


教師のためにに宛がわれたテント。どちらかというときれい好きなマルコとしては、生徒を招き入れるにしては少し散らかっているこの状況はよろしくない。
はぁ……と溜息をついて散らかった湯呑等を摘み上げて、大きな掌に乗せていく。

「ああ。俺も丁度さっきそれについて考えていたところだ。」

大型カオスとは一体何なのか。マルコに質問したテオ同様、今回の依頼に参加した者全員が大なり小なり抱いている疑問であろう。

「今はまだ情報が漠然とし過ぎていて俺たち教師でもそれについてハッキリとしたことは言えん。ただ個人的に思う処があるとすれば、現段階ではスクワイア達にあまり深入りして欲しくはないな。あくまで『調査』に留めて欲しいもんだ。」

個人的に思うところは他にもある。それは都で聞いた様々な噂話や過去マルコが相手にした大型のカオスに関しての情報、いわゆる経験則だ。しかしこれらを話たことで、スクワイア達の調査に余計なバイアスがかかるのを避けたかった。そのため、他のスクワイアにもその話はしていないし、テオに対しても意図的にその話は避けた。
この依頼が終わって機会があったら話してやろう。都で噂になっていた空を飛ぶオオトカゲや地底で暮らす巨大なネズミの話とその実態を。

――と、お掃除しながら生徒との交流を楽しんでいると「変わった同僚」(マルコ評)が帰還した。

「タイタンだと。今回の大型が発見されたのか?」

耳が利く割に至近距離での会話で聞き間違いをするという天然を発揮する狼男のほうがよっぽど「変わった同僚」であることをベルフェンは看過してくれるだろうか。しかも前半部分に関して完全スルーするというおまけ付きである。これに関しては、前線のスクワイアを心配するあまり大型の話題に敏感になっているということで許して欲しいところだろう。


>>テオドール、ベルフェン

1ヶ月前 No.33

ウミノモズク @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

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1ヶ月前 No.34

革迷家カーリー @fromsign☆Tzz8anAJCsGV ★iPad=BfSnDq1JcU

【 森林地帯C→移動中 / セレーネ・ヴァレンタイン 】

丸投げよろしく雑な質問にも関わらず、つらつらと自身の考えを語り始めるのは流石と言ったところか。セレーネも馬鹿ではない。知恵ならばあるのだが、まだ入学して長く経ってはいないが為に、いかんせんまだ知識が足りない。それ故に、こういう場面ではスクワイアとしてより経験豊富な人間の意見は非常に貴重なのだ。もっとカオスに関する知識を集めなければ、と改めて感じさせられる。
歩きながらの会話で顔を見れない事は残念だが、カオスに警戒を払っておいて損はない。急襲されれば流石のセレーネでも対処に限界がある。頷いたりの代わりに控え目に声に出して相槌にしつつ、彼女の話に耳を傾けた。
提示された可能性は三つ。そこまで絞れるのかという驚きか、そこまで可能性を広げられるのかという驚きか、セレーネは片眉を上げる。
その考えを聞いていれば、なるほど、確かに納得できる。今回でなくとも、そしてカオスで無くとも、縄張り争いに負けた者の敗走によって引き起こされる被害は存在する。そうして人里に出てきてしまうカオスも少なからず存在するのだ。
そしてそういったケースに逆はほとんど存在しないと言ってもいいだろう。大型より小型の方が縄張り意識が強く、そういった存在は巣がある限り、余程の事がなければそこを中心に暮らす。そして、余程の事とは対処しきれない脅威の出現の時だ。故に、小型の大幅な移動は脅威の接近を表している。
そして、そもそも大型カオスの出現自体が虚構であるというパターン。これに関してはセレーネとしては嬉しくない展開だ。そうなれば今回は小型の駆除のみで終わってしまい、恐らく今回の参加メンバーを以てすれば危なげなく終わってしまうだろう。理想と言えば理想だが、将来的にそういった強大なカオスとも戦うかもしれないスクワイアにとっては、大型カオスというのは良い経験になるのだ。セレーネも例外ではない。
そしてスノウは結論として、奥地の調査を提言した。同じ事を考えていたセレーネは頷く事すらなくそれを肯定し、同意する。そして、素直な感嘆を込めた声で言った。

「成る程。道理に適ってますわね。流石ですわ、フォーラウトさん。私ならば後は、そうですわね……追い出されたのではなくむしろ小型の味方側のような存在、カオスが大量発生するコロニー的なカオスがいるとか? はっきりと姿が確認されていないのであれば、有り得ますでしょうかね?」

後半は半ば独り言のように言い切ると、「素人の考えなのですがね」と言って少し恥ずかしそうに口を押さえて笑う。

「貴女と一緒なら大型カオスも怖くなさそうですわね、有難う御座います。ふふ」

そして話題を探すように首を捻り、思いついたのか少し興奮した口調で聞く。

「……そうだ、貴女はアークをお持ちでして? そうなら、どこの職人さんの作品でしょうか。――いえ、言わないで。私、少しアークに興味があるんです。良ければ、教えて頂いても?」

>>スノウ・フォーラウト、ALL

1ヶ月前 No.35

めろ @choco0112☆g0HigF2/Q6. ★WICbYOSnfV_8yY

【テオドール・E・ハインツェ/仮拠点】


 大型カオスについての疑問を口にしてみれば、どうやらマルコも同様の事を考えていた様子だった。


「今はまだ情報が漠然とし過ぎていて俺たち教師でもそれについてハッキリとしたことは言えん。ただ個人的に思う処があるとすれば、現段階ではスクワイア達にあまり深入りして欲しくはないな。あくまで『調査』に留めて欲しいもんだ。」


 割れた湯呑の欠片を拾い集めながら、マルコはそう言った。
 確か、今回任務の説明時に大型カオスを見つけた際、討伐をしても良いか、と声を張り上げていたスクワイアがいたな、と思い返す。小型カオスについては『掃討』であったが、大型カオスについては『調査』に留められている。そもそも存在するかすら怪しいのだから、実際に存在することと形態・危険度が判明すれば、それで任務としての成果は十分なのではないだろうか。自分の力を発揮したい、という気持ちも分からなくはないけれど、自分たちの任務さえ遂行できなければ本末転倒だ。しかし、今朝の様子からすると大型カオスをブッ倒す! と息巻いている生徒は少なからずいるのも事実である。だから、現時点ではテオドールもマルコと同意見であり、深入りしないのが賢明という考えだ。テオドールは同意と了解、2つのの意味を込めて、こくん、とひとつだけ頷く。マルコは未だ散らばった湯呑の破片を片付けている最中ではあったが、視線を向けずともこちらの動きなど把握されているだろう。


 マルコと会話と呼ぶにはやや拙いやり取りをしていれば、テントの中に入ってきた人物が一人。腰まで届く程長い銀色の髪を優雅に揺らし、群青色の瞳を悪戯に眇めて見せたのは、マルコと同じルーメンズアカデミアの教師であるベルフェン・デューアその人であった。彼は、本来の性は男性であるというのに、女性と見紛う顔立ちとすらりとした体躯を持つ。テオドールもベルフェンの授業も受けてはいるものの、何となく掴み所がなくて何を考えているのかよくわからない。


「テオドール君がマルコ先生の筋肉に我慢出来ずに、襲っちゃったんだね。今日は実践訓練だからって、相手が違うでしょう?もう……ダ・イ・タ・ン♪」
「……き、きんにく…………?」


 やっぱりなに考えてるのかわからない!!
 突拍子もないベルフェンの言葉に、テオドールも的外れな単語を漏らす。恐らく、マルコが拾っている湯呑が割れた理由だとか、テオドールが教師のために用意された仮拠点のテントの中にいる理由だとか、そんなことについて冗談交じりの推測を口にしたのだろうが……ひくり、と息を吸い損なった喉がひきつった。
 マルコは『ダイタン』を『タイタン』と聞き間違えているし、ベルフェンは相変わらずその深い空の色をした瞳でニコニコ見つめているし。やっぱり大人はよくわからない。やや薄めの唇を一層引き結んで、テオドールはおずおずとテントの隅に後ずさった。


>>マルコ、ベルフェン、周辺ALL様

1ヶ月前 No.36

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★iPhone=L4KW15I17O



【 森林地帯B/ロザリー・ブランシュ 】


隊長。彼はロザリーをそう呼んだ。その言葉をロザリーは頭の中で反芻し、そして己の中で一人前の部隊長の姿を妄想した。その姿は些か過剰な程に凛々しく勇ましい。多数の軍隊を先導し高らかに剣を持ち上げる騎士は最早誰なのかすら分からないが、ロザリーはみるみる頬が緩んで行くのが傍から見て分かる。

「……えっへっへ〜!隊長だなんてくすぐったいなあ!ロザリーでいいよロザリーで!いやあ悪い気はしないんだけどさ!」

片腕をブンブンと縦に振って否定しながらも喜びを隠し切れない彼女はへらへらと笑みを浮かべ機嫌良さそうに更に足取り軽やかに先へと進む。彼女の目指す所は勿論立派なカオスハンターではあるが、それは強い女生と言う意味でもある。だからこそ、彼女は呑気なまでに隊長と言う言われ慣れない言葉に浮かれているのだった。あまり日常的にそう褒めてくれる人がいないと言うのも手伝っての事だが。ロザリーの中ではアルフィーがすっかり「良い人」として認識されている中、こちらからの問い掛けで会話は年齢の話へと変わる。アルフィーが17歳と答えた途端、ロザリーの脳は彼の呼び方を決めるよりも目を見開き驚く事を優先させてしまう。

「わっ!なんだ歳上じゃん!私16歳!もお〜敬語使うもんだから分かんなかったー……です!」

予想外、と言えば外見からして嘘になる。だが彼の言葉遣いがロザリーの中でその予想確率を大幅に下げていたのもまた事実で、大方の予想で同い年か、今年度入学したばかりの歳下くらいに考えていた。それを伝えるのは流石に失礼と考えて口にはしなかったが、態度までは隠せずその事実を知って尚こちらの言葉遣いに修正がかからない。己の年齢を何の戸惑いも不快感もなくあっけらかんと口にしつつ、少し落ち着いたのか苦笑気味に話しを続けようとした所でようやく思い至る。敬語を使った方が良いかも知れない、と。そして歳下の癖に隊長気取りをしていた為、しかし今更緊張したり申し訳なさそうにしたりは一切していない様子でなんとなく敬礼しながら明らかに咄嗟に取り繕った「です!」。何とも大雑把な敬語である。

「うーん……なんか、あんまり小型カオスいないなあ。もしかしてもう倒し切っちゃった?みんな仕事が早いなあ。」

しばらく歩き、後方と前方に人と思わしき気配は感じられた。けれど先程の様な小型カオスの殺気混じりな気配は一切感じられず、まるで詰まらない、とでも言いたげに口元を尖らせて周囲をキョロキョロ見回しながらぼやいてみる。


>> アルフィー、周辺ALL様




【森林地帯調査組がグループを作り其々森の奥を目指し始めたので、そろそろ物語を動かそうと思います。
23日の21時までには情報更新と物語の進展を実施出来ると思いますので、それまでに済ませて起きたい会話や行動があればどうぞ!
私から1つ言っておくとするなら、多分どこにいても異常事態は分かると思うので無理に奥地を目指す必要はありませんよーとだけ。】

>>ALL様

1ヶ月前 No.37

もっふもふ @peripon ★N5HnZe3H1x_b5K

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1ヶ月前 No.38

麗しの銀塊 @kaizelkai ★2P17A3cjY2_M0e

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1ヶ月前 No.39

もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C>移動中/スノウ・フォーラウト】

周囲にそれなりに注意を払いながらセレーネとの会話を楽しむ。彼女はカオスの大量発生説を挙げた。

「うん。それもあるかもしれないわね。いい発想だわ。でも私はその可能性は低いと思った。ええっと、私は人類とカオスの長い戦いの歴史で未だ発生源がわかっていないのは特別知能の高い者がそれを隠蔽しているからだと思っているのよ。ほら、アークを使うカオスの噂とか聞いたことくらいはあるでしょ?」

セレーネが真面目に話を聞いてくれているためか、調子に乗り出したようで更に自分の考えを話し続ける。

「要は森に小型カオスの大量発生の原因が出来たか、発生源を移動させたとして監督者がいないってことは考え難いってわけ。私の考えではね。監督者が居たらわざわざ人間の資源調達に手を出させるなんてことないと思うし、ましてや噂になって王都が調査させるなんて絶対に避けたいことだろうから、その可能性は低いと思うんだけど…逆に言うとその説が当たったら世紀の大発見ね!ロマンを感じるわぁ。」

スノウが気持ちよく話している間、セレーネはしっかり聞きながら周囲に気を配っている様子が伺える。戦闘技術のことも合わせて非常に出来た後輩だと感じる。するとまた、彼女から話題を振られた。アークを持っているかだそうだ。そういえばあの5頭の群れには端から使えないと判断したのであった。

「ふふっ。知りたいかしら?いいわ。これが私のアーク、アルティメイタムよ!」

そう言って右手に持っていた杖を掲げ、持ち手のオーブを起動させる。すると小さな風の音と共に杖の先端が開き、銃口が現れる。持ち手に飾りの様についていたオーブは中に埋め込まれ、代わりにトリガーが出現する。銃身が充分伸びたところで音が止み、杖から銃のアークへの変形が完了した。

「どう?貴女のそれより性能は地味だけどカッコいいと思わない?」

銃身をノックするように軽く叩きながら自慢するように言う。

「ふふ。アルティメイタムっていうのはね。最終手段っていう意味なの。つまり、戦いたくないってことよ。ふふっ。当時の私が。だからこんな見た目だけカッコいい機能つけたのよね。」

まるで自慢になるような話ではないが自慢するように笑いながら言うのであった。

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL

1ヶ月前 No.40

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★UhUozvq756_jmr



【 森林地帯全域 / ??????? 】


 ――何かが動いた。


 そう、全員が同時に感じただろう。けれど、何が、何処が、どうやって。
 それを一瞬の内に、明確に判断出来た者が、果たしてこの場に何人いただろうか。

 ――葉が。――枝が。――木々が。――根が。
 まるで何かに呼応するかのように不自然に蠢いていた。
 無風の中で尚揺らめく其れらは、まるで何か別の意思によって無理矢理に踊らされているようでもあった。

 だがそれが視認出来た頃には、もはや周囲の異変など些末な事と化している。


 足下と言うには些かスケールが小さい。森林全体、大地全体、その奥底で何かが這いずり回っていた。
 地響きとは違う。今まさに、この真下を、何かが通っているのだ。


 瞬間。天に向かって一本の柱がそびえ立った。大地を割り、吹き出す柱は上空80mほどでその進行を止める。
 天に向かって直立に伸びた柱は、しかし途端にその姿勢を崩し始める。

 まるで生き物の様に、ゆらりと形を保ちながら。


 次第に付着していた土が剥がれ始め、柱の先端付近には二つの鮮血の様な赤い二つの眼が在った。
 チロチロと細長く黒い触手の様な物が見え隠れし、表皮には金色の鉱物の様なものが付着している。
 崩れかかった姿勢をぐぐっと持ち上げ、ゆっくりと周囲を見回した。


 その口元には、誰かの上着が挟まっていた。


 ――その大型カオス、倒しちゃってもいいですか!?


 上着の持ち主は、そんな事を言っていた。


 風に揺らされ、上着は空へと投げ出されてしまったと同時に、その柱は絶叫する。
 つんざくような超音波に近いそれは、森全域を今まで以上に揺らして行った。

 超音波が響くと同時に、森林地帯全域にその柱と同質の巨躯がうねりながら地面を割って這い出てくる。



 ――それは、過去の文献に残された災禍のカオス、ヨルムンガンドに酷似していた。


>> 森林地帯全域




【 ロザリーは行方不明です。さて、第一章にしてはいきなりインフレが過ぎたような気がします!所謂レイドボスです!
それぞれの現在地でも巨大な地響きが感じれますし、空を見上げれば蛇の頭くらいは見えると思います!
各々攻撃を繰り出したり避難したり策を練ったり合流して一気に叩いたりと、皆で強力して倒して行きましょう! 】

1ヶ月前 No.41

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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1ヶ月前 No.42

ウミノモズク @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

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1ヶ月前 No.43

もっふもふ @peripon ★N5HnZe3H1x_b5K

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1ヶ月前 No.44

木野 @kino10 ★EHAKMvHTHQ_jmr

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1ヶ月前 No.45

革迷家カーリー @fromsign☆Tzz8anAJCsGV ★iPad=BfSnDq1JcU

【 森林地帯C→移動中 / セレーネ・ヴァレンタイン 】

自分の意見を披露すれば、しっかりと相手方がそれに対する反応をくれる。セレーネとしては勉強になる為嬉しい事だし、それ以前にこういう会話は好きだ。
可能性が低いと言われ、ほう、と呟く。知識の余り無いセレーネにしては、我ながらいい出来ではないかと内心満足だったのだが。彼女の話に耳を傾ける。

「――ああ、なるほど。その通りですわね」

確かに言われてみればその通りだ。素直に感心したのか、大きく頷いてみせる。

彼女が自慢げに掲げたそれは一見して杖であった。ならば、杖型のアークか?
セレーネがそんな事を考えつつそれに食い入るように視線を向けていれば、それがどんどん形を変えていき、そこにはあっという間に一丁の銃が完成した。
セレーネは今までの冷静な立ち振舞から一転して顔を紅潮させ、興奮した口調で言う。

「こ、こんな――見た事がありませんわ。見たところ風のオーブを使っていますわね。特に職人特有の意匠は無い……だったら、風のオーブ専門でやっているブランディス氏かしら。いえ、こういう凝った仕掛けを作るなら、シュルツ氏とか? ……降参ですわ。一体どなたの作品でして? 相当腕の良い職人さんだったのでしょうね」

先程セレーネが職人の名は言うなと言った理由がこれだった。ヴァレンタイン家令嬢としては、市場に流れるアークの製作者くらいは当ててみせようという自信。もっとも、簡単にその自信は圧し折られてしまったのだが。

「あら、地震かしら? ――ッ、いえ、違う! これはまるで、地面の下で何かが蠢いている様な――」

直後、天を貫く黒い柱が現れるのを呆然と眺める。
それは、蛇だった。だが余りにも巨大だった。地表に出ている分だけでも体のほんの一部なのだろう。真っ赤な目が光り、口には恐らく被害者であろう者の上着が。
鳴り響く甲高い轟音。セレーネは腕で顔を庇いながらも、その巨大なカオスを見据え続ける。

「これは少し想定外ですわね……行きましょうか。攻撃が通じると良いのですが」

>>スノウ・フォーラウト、ALL

1ヶ月前 No.46

もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C>移動中/スノウ・フォーラウト】

堂々掲げた自分のアークに対するセレーネの反応を見て更に得意気になるスノウ。調子に乗り、少し勿体ぶった言い方で答えを言う。

「これを作った職人?知りたい?これ実は…地震?いや…そうね…これは自然のものじゃない。」

言えなかった。
突然の地震のような草木の揺れに気づいた直後、何かが地中を通ったような奇妙な震動が襲い来る。原因は探るまでもなかった。木々の間からでもよく見える、近い大きさのものなど見たことも無い巨大なカオス。地震もおそらく突然ではない。小型の掃討の音かなにかで目覚めたのであろう。森に身を隠せるくらいだからそう大きすぎはしないだろうと高を括っていたためこれはかなり想定外だった。しかしスノウは見たことも無いものを見に来たのだ。運がいいとも言える。
すぐに観察を始める。体長の他の特徴はカオスの灰色と付着した土の色の他に金色の何かがついていること。体の太さと見えている部分の長さから見て蛇のようなカオスだろう。口元には犠牲者のものらしき上着がある。喰われたにしろ突き飛ばされて引っ掛かったにしろ無事ではなさそうだ。
観察している間にカオスの咆哮が轟く。誰かの上着が吹き飛び、可聴領域の上をいく部分もあろう甲高い音の波が森と自分たちを揺らし…。

「…咆哮?蛇が?それにあの巨体で高音なんて…」

…再び地面が揺れ始める。体全体を地表に出したようで付近にも巨大な円柱が見える。逃げきるのは難しそうだ。
片耳を塞ぎながら隣の後輩を見ると戦う覚悟を決めたような構えを取っている。一瞬止めようかと思ったが彼女は青い。どうせ止まらないだろう。それに長引いてカオスに木々が倒されればどう考えてもこちらが不利になる。いつか誰かが戦う以上、彼女のアークに任せても良いかもしれない。ただ、闇雲に行かせてはいけない。無駄に死ぬ。最悪でも価値のある死がいい。取り敢えず声をかけることにした。

「ちょっと待ちなさいな。そのアーク、長く使えるものじゃないんでしょ?落ち着いて観察して、勝算を建ててからでも遅くないわ。ああ、移動する分には大丈夫かしら。」

また長い話が始まる。

「まず、あれはどうすれば倒れると思う?」

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL

1ヶ月前 No.47

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★UhUozvq756_jmr

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1ヶ月前 No.48

革迷家カーリー @fromsign☆Tzz8anAJCsGV ★iPad=BfSnDq1JcU

【 森林地帯C→移動中 / セレーネ・ヴァレンタイン 】

彼女はセレーネを落ち着かせようとしているのか。ハッとしたセレーネは、自分が大分熱くなっているのに気が付く。恥ずかしさで顔はより赤くなるが、対照的に冷静さを取り戻したらしい。やはりこういうところでは敵わない。どうも実戦経験に乏しい為に突っ走り易いのだ。

「え、ええ。さっき使ったので、後十五秒分と言ったところですわ」

落ち着いた口調だが、その裏には焦りがある。人は想定外に遭遇すると多少なりとも動揺を覚える。セレーネも例外ではない。大きく深呼吸をしながら魔力を集中する。その体に真っ白い冷気が集まっていく。セレーネの氷魔法は高火力で応用も効く。その代わりに、冷気は肌に冷たく張り付き体温を奪っていく。まだ問題になるレベルではない、普段から慣れている程度だが。
森のもう少し浅いところから大きな音が聞こえる。恐らくはスクワイアが戦闘をしている筈だ。蛇の顔面に斬撃が飛び、しかし怯む程度に留まる。やはりあの黄金は硬質の鎧と化しているらしい。

「あの表皮ではなく、中に直接撃ち込めれば。密着する必要があるので安全とは言えませんがね。いえ、勿論わたくしも腹は据えておりますが……」

日傘が強く握りしめられ、細かく震える。涼しげな笑顔に冷汗が走る。人間は恐怖を感じたときにも笑いが漏れるとは良く言ったものだ。
見たところ、黄金の鎧を纏った表皮は生半可な攻撃では傷をつけられない。魔法とアークで叩いて、直接内部に強力な一撃を叩き込むのが理想だ。それも、即死を狙える頭部や心臓部に近い方が良い。下手に暴れさせては被害が拡大するだけだろう。
セレーネ達の頭上に木と同じ程ある氷の槍が三本現れる。急激に周囲の温度が奪われ、セレーネの周りに冷気が降り、寒気に一瞬震える。

「……そうね。魔法ならば、アークよりは長く使えますわ。効くかどうかは使わない事にはですが」

手を掲げて氷槍たちを射出する。カオスの上空まで飛んだぞれはその場に停滞し、下に、蛇の方に向きを変える。セレーネが指を下に突き下ろすような動作をすれば、それに呼応したかのように三本の氷の槍が蛇の巨躯に向かって降り注ぐ。

>>スノウ・フォーラウト、ALL

1ヶ月前 No.49

めろ @choco0112☆g0HigF2/Q6. ★WICbYOSnfV_8yY

【仮拠点/テオドール・E・ハインツェ】


 ベルフェンは警戒心を隠そうともしないテオドールに対して、続けざまに質問を投げかけた。口を真一文字に結んでいたテオドールであったが、教師に対してこうも頑なに口をきかないというのも如何なものか、と思い直し口を開こうとした――その瞬間。森全体がぐらり、と揺れるような感覚。地響きが周囲に響き渡り、木々の枝にとまっていた鳥たちが一斉に空へはばたく。次いで耳をつんざくような音。壁に貼り付けていた背中を無理やり剥がし、いち早く異変を察知していたマルコに続いてテントの外へ飛び出す。


 空を仰げば、そこには柱がそびえ立っていた。しかし、すぐにその『柱』はゆらりと動き出し、その巨体をくねらせ始めた。優に50メートル以上はあるその柱の天辺を仰ぎ見れば、血のように赤い眼と、ぎらりと鈍い光を放つ牙を確認することができる。あれこそが大型カオスだ。ようやく動き出したテオドールの頭がそう警鐘を鳴らす。


「テオドール。お前の炎の魔法はおそらく奴に対して有効だが……俺と行くかどうかはお前次第だ。無論、命の保証はできない。すぐに決めてくれ。」


 マルコに名前を呼ばれて、肩が揺れたのが自分でもわかった。大型カオスが出現した森林地帯には、実践演習中のスクワイア達が多くいる。今ここで行かなければ、マルコがテオドールにに対して待機と言った意味もなくなってしまう。


「…………行きます。…………でも、おれじゃアイツのとこまで、すぐに行けない。」


 だから、おれを連れていってください。そう続けて言うと、マルコの大きな背中にしがみついた。


>>ベルフェン、マルコ、周辺ALL様

1ヶ月前 No.50

もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C>移動終了/スノウ・フォーラウト】

それなりに冷静さを取り戻させれたようだ。スノウの近くにあった氷塊が消え、魔力を集中させている。

「ええ、貴女のアークは絶対決められる時に決めるべきよ。私も可能な限り援護する。」

直前にアルティメイタムを起動させたのは幸運と言える。風のオーブのままで問題ないかはわからないが、今は時間を優先することにした。
衝撃波かなにかがカオスの顔に当たり、カオスが怯む。大方教師か年長者のスクワイアが気を引いてくれたのだろう。この機に"絶対決められる時"を見つけなくてはならない。
自己の安全の確保は出来ている。今スノウに出来ることは観察。このでかいのがでかいこと以外に普通の蛇と違うのは恐らく考えることだろう。発声できるのはコミュニケーションをとる必要があった証だとスノウは考える。こちらの方が小さいのに威嚇してきたのもアークが危険なものだと何処かでわかっているからかもしれない。そうなるとやはり狙うべき急所は考える場所、頭か。爬虫類を模している以上、胴を狙って切断しても脊髄反射だけでのたうち回れる可能性もある。
そこまで推理した辺りでセレーネが氷柱をカオスに向かって発射する。氷柱というより氷槍か。他の場所からも攻撃が行われ始めているようで、カオスが苦痛で暴れている。…それによる差し迫った危険はない。スノウもカオスの体に狙いをつけ、猛回転する空気の弾丸を放つ。今は無風。回転力が高くてもあのサイズ相手に外れる理由はないはず。傷から固さを推測し、勝算を建てることにする。

「あんなの相手でも、案外勝てそうじゃない。」

小声でそう呟いた。

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL

1ヶ月前 No.51

もっふもふ @peripon ★iPhone=cOhjoosTnr

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1ヶ月前 No.52

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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1ヶ月前 No.53

木野 @kino10 ★EHAKMvHTHQ_jmr

【 森林地帯→ヨルムンガンドの身体の上/マルコ・トレビシック 】


テオドールの返答・騎乗と共に目にもとまらぬスピードで、白狼は森林地帯を駆ける。

「いいか。座学で学んだと思うが、カオスはその風体から性質がだいたい推測できる。奴の見た目は蛇。蛇は人と違って視力が極端に弱い分、熱で獲物を感知する。奴もその例外じゃないと推測しよう。」

途中出会う小型カオスを易々とかみ殺し、乗り心地最悪の猛スピードで、それでもマルコはテオに大声で説明を続ける。

「俺たちの役目は奴を攪乱することだ。奴の周りに人型大の炎をまき散らして、他のスクワイア達を的として絞らせ難くする。スクワイア達が逃走・攻撃するための時間を稼ぐんだ。わかったな。」

説明が終わるか終わらないか。そんなタイミングでヨルムンガントの出現した根本に到着した。
しっかりつかまれよと一言テオに告げるや否や、あらんばかりの力で跳躍し、ヨルムンガンドの胴体に着地する。かぎ爪を鱗の鎧に食い込ませながらヨルムンガンドの身体の上を縦横無尽に疾走する。


>>テオドール、ヨルムンガンド、近辺ALL様


【マルコの背中まだ空いてるので使いたい方はご自由にどうぞご利用ください。】

1ヶ月前 No.54

ウミノモズク @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

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1ヶ月前 No.55

麗しの銀塊 @kaizelkai ★OoN6oNoyDt_mgE

【仮拠点→森林地帯/ベルフェン・デューア】


 突如として起きた地鳴りで、テントから飛び出して天を仰いだ。それは天にも届く異様な長さと大きさ、強固な鱗に覆われた大蛇が天に向かって吠えていた。昔座学で習った言い伝えレベルのカオスの中に、大蛇のようなのもいたのを聞いた事がある。ほうほうと感心したように眺めていると、マルコ先生は巨大な狼となって先に向かわれてしまった。マルコ先生の機動力は心強いが、勝手に行かれるのも困ったものである。羽織っていた外套を腕に通し、周囲のテントに駐在していた生徒達に向けて、指示する。


「 はーい、注目〜!腕の自信のないスクワイア君達は避難して。手の空いてる人は負傷した人を運びなさい。慌てず、迅速に行動しなさい。
それが出来ない人は……僕が性的に、食・べ・ち・ゃ・う・ぞ。 」


 最後はあの蛇のような獲物を狙う獣の目、低いトーンの声で薄ら笑みを周囲に伝える。その時、スクワイア達の行動が慌てず早く避難を開始した。特に男子スクワイア達の動きがまるで自分から逃げているようであった。うんうんと彼らの迅速な行動に納得し、改めて大蛇の方を見る。まるで山が動いているようで、移動するだけで地形が変わりそうで、動く災害である。しかし、何故今になってあのカオスは動き始めたのかが、気になる。この森林地帯は昔から知ってるが、あの大型カオスの出現は今までなかった。
 自身の重力魔法で重力の向きを空へ向ける。そのまま浮き始めて、空に向かって飛ぶように、落ちる。


「 ―ー―まあどっちにしても、可愛いスクワイア君達に牙を向けるなら……―ー― 」


 重力の方向を微調整しながら、大蛇の頭の更に上空まで落ちていく。外套の裏にマウントしてある大型トンファーのアーク【マリスブレイカーX】を持つと、待機モードから戦闘モードへ変形する。折りたたまれたトンファーは1m程の大きさになり、先端部分から機械状の拳が音を鳴り、せり上がってくる。
黒く光沢のある黒鉄色のボディ、黄色の線がトレードマークが僅かに輝く、自慢の相棒である。そして重力の方向を蛇の頭部に向け、落ちる。物は重力に向かって落ちると、徐々にその落下速度は加速する。アークから発するエネルギーが身体を包み込み、弾丸のようになり、銀色の雷を轟かせながら、トンファーを構える。


「 ―ー―容赦しないよ。 」



 誰にも聞こえないドスの効いた声、蔑んだ目で蛇を見下す。重力の加速、そして自分自身の重力を一瞬だけ最大値にする急降下によるトンファーの打撃を放つ。それは晴れた空に、一筋の銀雷が大蛇のカオスに襲いかかる。

>>森林地帯ALL

1ヶ月前 No.56

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★UhUozvq756_jmr

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1ヶ月前 No.57

もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C/スノウ・フォーラウト】

カオスの体が急に大きく動き、風の弾丸が外れる。氷槍の直後ということを加味すれば此方に攻撃がくるのだろう、ピンポイントな攻撃ではなく広範囲への凪ぎ払いか。すぐに先に見つけておいた安全地帯になりうる穴へアークを放り投げ…セレーネのことが一瞬引っかかるが、充分に警戒してくれているはずだと信じて声掛けに留める。

「攻撃がくる!退避するわよ!」

安全地帯に飛び込み、少しすると凪ぎ払いが頭上を通った。

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL


【ロルを途中で切ったのでこの後セレーネの意識がある状態ならスノウの行動も適当にロルしてもらっても構いません。】

>>革迷家カーリー様

1ヶ月前 No.58

革迷家カーリー @fromsign☆Tzz8anAJCsGV ★iPad=BfSnDq1JcU

【 森林地帯C / セレーネ・ヴァレンタイン 】

「命中は難しいですわね……ふぅ」

寒さにガチガチと音を立てる顎を落ち着かせようとそれを深呼吸で止める。
氷槍はどうやら命中しなかったらしい。傷付けたのは表皮のみだったようで、大きなダメージにはならなかったようだ。セレーネは焦燥を覚える。
各地で生徒達が奮戦しているらしく、カオスは休む間もなく行動を強いられている。
と、突然地中から出現した蛇の尾が薙ぎ払われる。
スノウに鋭く声をかけられる。

「え――」

余りにも突然の事、そして自身の気の緩みからか反応が一瞬遅れた。
それでもスノウの声かけのおかげで対処は間にあう。自身の体に分厚い氷を纏う事で直接のダメージを防ぐが、衝撃によってセレーネの華奢な体は吹き飛ばされる。視界がブレる。
次に見えたのは、大木の樹皮。
――マズい!
再び体を氷の鎧が覆う。大木は圧し曲がり、氷はヒビ割れて真っ白に染まり上がる。
体中に走る衝撃。脳や内臓がこれでもかと揺さぶられる感覚。気持ちが悪い。

「――!!! ……はぁ、ふぅっ……んん、油断、しましたわ」

セレーネは砕けた氷の山からゆっくりと立ち上がり、ボヤケた視界を目を擦って明晰にしていく。
周囲一体の木々は薙ぎ倒されてしまったらしい。元いた位置から随分と飛ばされたようだ。スノウの姿が木々と土煙で見えない。体が痛むが、幸い骨は折れていないらしい。氷魔法様様だ。息は切れ、体温が低下しているが、ほとんどそれだけだ。直接狙うのではなく、薙ぎ払うようなものだったのが幸いした。

「はぁ、あんな大口叩いてこれでは、兄様に示しが付きませんわね……合流、しなきゃ……! フォーラウトさ――ッ?!」

轟音。咆哮の様だが、先程とは明らかに違う。振動が衝撃波になり、大地を揺るがす。
セレーネは腰を落とし、足元を凍らせて地面と一体化させる事でその場に留まる。
体温がどんどん持っていかれるが、そんな事を言っている暇はない。
十秒ほど凌ぎ、足の氷が粉々に散る。蛇を睨みながら、フォーラウトのいるであろう先程の場所に足早に向かう。

>>スノウ・フォーラウト、ALL

【出来心で当たってみたくなってしまいました】

1ヶ月前 No.59

もっふもふ @peripon ★N5HnZe3H1x_b5K

【森林地帯B/アルフィー・ロックハート】

どうやら先ほどの攻撃を行った二人は無事の様だ。片方は怪我は負っているも致命傷と言う感じではなく、もう片方に至っては無傷で既に臨戦態勢を整えており、

『そこでぶら下がってる奴、一発ブチ込むから落ちるんじゃねえぞ。』

言葉と共に放たれる斬撃。

また身悶えられて、振り落とされてはたまらない。

そう考えながら、その剣撃と同時に蛇の身体の付き立った剣を支えに腕の力で身体を跳ね上げる、そして、器用に双剣を引き抜きながら飛翔し、蛇の背へと乗り上げた。すぐに振動に身がまえはするものの、巨蛇が斬撃に怯む様子は少なく拍子抜けする。

しかし、次なる衝撃が巨蛇を打ち付けた。それはまるで雷が落ちたのかと錯覚するような一撃。


――――……増援、ですか。


どうやら後方からも増援らしい大きな獣とその上に乗った生徒、否、片方は大狼に見えるがその人物も立派な教師である事を彼は知っていた。しかし、その事に気付くと同時、ぞわり、と背筋に冷たいものが走る。何かが来る。と。

あらゆる攻撃を受け、固まっていたヨンムンガンド。その口をカパリと開くのを見て推測が確信へと変わる。


「伏せてッ!!」


瞬間、後方から来る二人組、マルコとその上に乗るデオドールに吠える様に叫び、自身の黒いアークのトリガーを三度引く。
その効果は『あらゆるエネルギーを吸収する』黒い窓ガラス程の薄さの防御壁の作成。その吸収量には限界はあるが見た目の薄さよりもずっと強力なソレを、テオドール、マルコ、アルフィーの順で彼らの眼前に貼り巡らす。

最後の壁を張り終えたと同時、最初の咆哮とは比べ物にならない程の威力をもった轟音が響き渡り、周囲のあらゆる全てを吹き飛ばさんばかりの暴威を振るった。自分の防壁がぎりぎりで間に合わなければ、彼一人吹き飛んでいた事であろうが……。
ともあれ、この防御壁は横から入り込む音は防げなくとも正面からの轟音と衝撃波なら吸収して何とか防ぎ切ってくれる筈だ。それに一瞬で破られていないのならば、消える寸前で貼り変えることだって容易い。
そう考え、耳に入ってくる余波の音に顔をしかめながらも、周囲の状況確認だけは怠らず――……


これ以上はまずいですね……。そう思い新しい壁を生成しようとした直後、轟音が止んだ。
しん……と静まり返る中、僅かにしか残っていなかった防御壁は、その役目を終えたかのように消失する。


――――……そして巨蛇は動き始めた。問題なのはその方向。


「この、方角……王都を襲うつもりですか……」


させません――――……!

ガチャリ、音と共に彼は怒りに身を任せる様に銀のアークの撃鉄を、上げた。オーブの力を一点に集中させた拡散しないと言う特性の衝撃波。アークだから出来る特殊なエネルギーコントロールにより金属すらも容易く貫くほどの貫通力を持ったソレ。しかし此処からでは急所の集まる頭には程遠い。

だが、機動力を落とす、その一点に関してはすぐにでも実行できる物がある。

穿つはこの蛇の背の中央――――、より正確に言うのならばその中に埋まっている器官。それを目掛け彼は銀のアークを突き立てると同時、引き金を引く。

そう、動物の脳による電気信号を全身へ巡らせる器官、脊椎へと目掛けて。


>テオドール、マルコ、周囲ALL様

【中々えげつない攻撃したけど、カオスならこんな程度、大丈夫、ですよね……?】
【後、なんかお二人勝手に守ってしまってすみません……。】

1ヶ月前 No.60

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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1ヶ月前 No.61

ウミノモズク @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【 森林地帯B/フィン・ラジアータ 】

鈍い音と共に鞭が跳ね返される。どうやら固い何かが盾となり攻撃を防いだようだ。
再び鞭を放とうとしたが突然フィンの動きが停止する。片膝を付き肩で息をし始める、視界が歪む。
高濃度の毒を使い過ぎた用でその副作用により吐き気に見舞われてしまった。

「おぇっぷ…」

口元を手で押さえ必死に吐きたいものを堪える。
このままでは視界的にも危ないことになってしまう、鞭に仕込んでいた付与魔法を一旦停止させる。これでちょっとはマシになった。
しかし毒による攻撃がしばらくの間出来なくなってしまった。そうこうしていると大蛇が王都に向かって歩を進めている光景が目に入る。
…あそこには一般市民が、それよりも先にフィンの脳内にはもう一つ心配すべきことがあった。

「お、おじいちゃんが…」

あそこには大切な家族がいる。このままでは大変なことになってしまう。
自分ではあの巨大なカオスには勝てない、ならばせめて時間を稼がなくては
せめてあの時校舎を真っ二つに押した一撃が来てくれればせめて装甲は剥がせそうなのに…

「とりあえずとまれぇぇ!!」

足止めになれればいいと鞭による斬撃を敵に連発で繰り出す。あの巨体ゆえ一筋縄ではいかなそうだが…

>森林地帯ALL、ヨルムンガンド

1ヶ月前 No.62

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★UhUozvq756_jmr



【 森林地帯全域 / ヨルムンガンド 】


 ――大き……った……たしの……ろ……いで


 ――か……いか…………わた……


 ――だ……なか…く…………。


 ヨルムンガンドの揺さぶられた脳は、偶然にも失われかけていた記憶を溶かしていた。断片的に木霊する言葉の切れ端が、ゆっくりと紡がれて行く。

 行かなければならない。あの場へ行かなければならないのだ。

 どうしようも無く掻き立てられた心の奥底に眠るノイズだらけの記憶が、ヨルムンガンドを王都へと向かわせた。いったい誰がそこで待っているのかも知らぬまま。いったいどんな使命を抱えているのかも知らぬまま。だが、行く手を阻むのは未だ戦意を喪失しない人間達。こんな場所で相手をしている暇は無い。それでもここでこの者達を排除しなければ、あの場所へ辿り着いたとしても邪魔されてしまう事は明白。次第にケダモノでしかなかったヨルムンガンドの思考は鮮明に、聡明に、そして残酷に構成されて行く。

 ならば、ここにいる全ての人間を喰い千切り、擂り潰し、殺し尽くしてしまえば良い。ヨルムンガンドの眼は、明確な意思を孕み始めた。


 背中と首元、両端から刃物を突き刺されて内側に走る衝撃と電撃。脊椎へのダメージはあるが強固な骨が易々と破壊される筈もなく、激痛が走るものの動きが制限される事はなかった。電撃は一部の筋肉を硬直させる威力を持っていたが、その巨体へ電流が行き渡るにはいったいどれほどの電圧が必要か。どちらも相応のダメージを与える事に成功しており、恐らくこのままこの攻撃を浴び続ければそのうち動けなくなってしまうだろう。だが今行動を起こせば、まだ致命傷は避けられる。ヨルムンガンドの頭部はゆらりと落下を始めた。それは脊椎を損傷したのでも筋肉の収縮を阻害されたのでも、ましてや力尽きたのでもない。むしろその逆。今、身体に密着している邪魔な存在を洗い流そうと言う意思を持った動きだった。

 重力に身を任せて叩き付けられた大地は地響きを起こし、木々が身体中に突き刺さり傷を作る。だが、もしそれに人間が巻き込まれればひとたまりもないだろう。ヨルムンガンドはそのまま身体を大地と木々に擦り付けるように、蛇行しながら地を這った。まるで身体に纏わり付く寄生虫を払うマンボウよろしく、身体中を周りの物にぶつけながら進んで行く。

 だが、異変が起きた。妙な破裂音が何処からか響き、ヨルムンガンドの動きが止まる。何かの衝撃が与えられているかのように小刻みに身体が震え、その音と衝撃、そして痛みが次第に明確な物として感じ取れるようになる。競り上がって来る痛みに耐えきれず僅かに口を開けた瞬間、その隙間から大量の爆炎が吹き出す。爆炎と共に回転する白い何かが飛び出し、それと同時に牙の一つが砕け散った。滴っていた酸がヨルムンガンドの顔面に悲惨する。己の生成した酸が顔面の金属と皮膚をみるみる溶かして行き、顔の半分が焼けただれたおぞましい形相へと変わっていった。その激痛に耐えきれずに再び頭部を持ち上げて絶叫するヨルムンガンド。いったい何が起きたのか分からず周囲を見渡すものの、ピット器官が酸にやられて正常に機能していない。


「 ――はあ、はあ……し、死ぬかと思った〜……! 」

 胃液の影響で衣服がボロボロと化し、皮膚も所々火傷を負った少女、ロザリー・ブランシュは木を背凭れにしながらその場でへたり込んで、弱々しくも意外と元気な素振りでそんな言葉を吐き出した。

 ロザリーは生きていた。突如出現したヨルムンガンドに丸呑みにされたものの、胃液そのものは即消化されるような強力な物ではなかったらしい。問題は出口の方で、今までほとんど頭部を真上に持ち上げていた為、どう頑張っても出られずにいた。しかし、皆の攻防により頭部を地面に下ろした事で状況は一転。体内が横一直線になった所を見計らい、ホワイトクロイツ・レプリカの爆風の勢いを駆使して食道を切り刻みながら一瞬で口元まで飛び出し、一気に強力な爆発を引き起こして牙を破壊しながら飛び出し脱出したのだった。

 オーブを酷使し過ぎて2つは砕け、一つはヒビが走り、無事なのは一つだけと言う状態のロザリーは、ヨルムンガンドの巨大さを外から目の当たりにして「うわあ……。」と感嘆にも似た息を漏らす。だが、自らの酸に悶え苦しみながら周囲を見回すヨルムンガンドは、まさに隙だらけと言えた。


>> 森林地帯全域ALL様



【 皆さん好戦的で嬉しい悲鳴。ちょっと展開が早いですが、あまり引っ張ってもって感じなので後半戦です。だいぶ攻撃が通りやすくなります。
ラストアタックではないので、最後かっこよくキメたい方はとっておきはまだ出さずに畳み掛けて一気に体力を削り取る所までお願いします! 】

30日前 No.63

めろ @choco0112☆g0HigF2/Q6. ★WICbYOSnfV_8yY

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30日前 No.64

もけもけ @mokemoke33☆JkO.CsmxoNQ ★Android=KuzFkPRxgo

【森林地帯C>ヨルムンガンドの首付近へ/スノウ・フォーラウト】

少し待って穴から顔を出し、氷槍によるダメージと二撃目が来ないことを確認する。倒れた木が穴を塞ぐなどという不運はなかった。ただ自分の身を守れた。自分の身を…
セレーネは当然姿が見えない。土埃のせいもあるが、自分のところ以外に逃げ場所は見つけられなかった。吹き飛ばされたなら命が危ない。穴から出て凪ぎ払われた方向に駆け出す。

「セレーネさん!大じょ――」

声を掛けた瞬間それはカオスの咆哮に掻き消される。最初のそれよりかなり大きい。両耳を塞ぎ、体勢を低くし、転がってくる木々を避けると土埃が晴れ、少し遠くにセレーネの姿が見える。駆け寄ると外傷はなく、落ち着いた表情を保っているが、顔色が悪い。

「大丈夫!?そんな無理して動かなくても…ひゃっ!?」

額に手を近づけると人の、それもこの日差しの中とは思えないほどの冷たさだった。自分が涼むために魔法を使うのだから冷気が本人に帰ってくるのは当然だが今までそれを考えてはいなかった。これで顔色が悪かったようだ。このままだとどうなるのかはわからないが咆哮の後立っていたのを見るに意地でも戦場に戻りたいのだろう。危ない。そう思いながらカオスの方を再び見ると咆哮にめげずに顔近辺で戦っているスクワイアが見える。なるほどあれに遅れを取りたくないわけだ。
こちらへのカオスの意識は少ないはずと考え、セレーネの意向を…別に聞いた訳ではないが…優先する。氷槍のダメージからカオスの耐久をそれとなく計算し、やはりあのアークなら決められると確信する。

「もう魔法は使わなくていいわ。注意を引いている人が充分いる。隙を探して決めましょう。」

言いながらセレーネの手を握る。気休めにはなるだろうか。少なくともスノウは少し涼しく感じている。

大型カオスの方を見るとスクワイアたちの攻撃に頭を垂れたようだ。更なる攻撃の予兆かどうかはわからない。しかし今行かなければカオスか、戦っているスクワイアかが終わりそうな予感がした。

「今から近づくわよ。ああ、無理はしないで。私に身を任せたっていいわ。」

>>セレーネ・ヴァレンタイン、ALL

30日前 No.65

革迷家カーリー @fromsign☆Tzz8anAJCsGV ★iPad=BfSnDq1JcU

【 森林地帯C→ヨルムンガンドの顔付近 / セレーネ・ヴァレンタイン 】

「ああ、無事でしたのね。良かった……!」

駆け寄ってきてくれるスノウの姿に安心する。どうやら上手く攻撃を凌げていたらしい。やはりこういったところで思い知らされる経験の差は大きい。どうもセレーネは若さ、経験の無さが大きく出過ぎてしまっている。先程言われた通りだ。落ち着いて、冷静にならなければ。
彼女は心配した様子でセレーネの額に触れる。すると、体温の低さに驚いたらしい。セレーネはそういう反応には慣れている、と言わんばかりに笑って見せる。

「ええ、問題ありませんわ。少し中を揺らされただけ。あとは、少し寒いかしら」

セレーネの真っ青に染まり上がった顔色と震える体からして、少し寒いでは到底ない様子だが、それでも強がる。虚勢も張り続ければ本物になろう。寒さには慣れている。
スノウに手を取られる。その手は体温差のせいかとても暖かく感じられる。思わず、強く握り返してしまう。勿論セレーネの握力で握られたところで痛みにはならないだろうが、少し申し訳なさそうに手の力を緩め、あちらの力に任せる。

「ふふ、お優しいのですね。ありがとう」

かなりセレーネを心配してくれているらしい。手ではなく、心にも何か温かい物を感じる。
スノウに少し体重を任せながら走りだす。一人よりもだいぶ楽だ。
ヨルムンガンドの頭の方へ向かっていけば、その口から爆炎が吹き出した。その他にも何人かの攻撃が見える。どうやら、あちらは上手くやっているらしい。かなりのダメージを負っているようだ。

ヨルムンガンドの王都への進路の最前線へと到着する。既にスクワイア達が応戦しており、見知った顔も見つかる。普段のセレーネならば優雅に挨拶をかます程度には余裕があるのだが、今は遊ぶ余力などない。手に握りしめられている日傘に視線を向け、小さく頷く。

「魔法を使うなと言われましたが……ごめんなさい。それは出来ません。私にはこれしかありませんし、より確実にするならやるべきですし――何より、私は、まだ、やれますわ! ……私の体が動かなくなったら、お任せするかも知れませんわね」

そう呟くと、頭上に先程の氷槍が一回り大きくなった様な巨大な氷塊を形成する。それは最早槍と言うには大きく太過ぎた。――氷杭。セレーネの現在持ちうるポテンシャルで発揮できる最大の攻撃。
同時に周囲の大気が白く染まり、頬の辺りから腕にかけて霜が降りたように表面に薄い氷が貼りついていく。スノウと繋いでいた手も徐々に氷に染まり上がっていき、手の甲まで進行した辺りで名残惜しそうに手を離す。体温は人間の動ける低限近くまで落ちているだろう。
この一撃で、アークで撃ち抜く為の傷を開く。上空に形成された巨大な杭は尖端をヨルムンガンドに向ける。ブレやすい顔を狙えば確実に当てることは難しい。ならば、最初から腹を撃つ。発射されたそれは、その蛇の巨大な腹を捉えて高速で飛翔する。

>>スノウ・フォーラウト、周辺ALL

30日前 No.66

木野 @kino10 ★EHAKMvHTHQ_jmr

【 仮拠点/マルコ・トレビシック 】


テオはどれほど自分の作戦を実行できただろうか。ヨルムンガンドの不規則にうねる身体に対応して胴体を飛び、駆けまわる。予想以上に身をくねらせ、動き回るヨルムンガンドに対して当初の想定と作戦が甘かったことを痛感する。このような状況下で、熟練のハンターならまだしも、先程の作戦を忠実に実行することは不可能に近い。だが、嬉しい誤算もあった。

「(スクワイア達の攻撃が効いている!)」

単独で数年間、カオス達を相手に戦い続けたマルコの悪癖。なんとしても生き残る。彼のその第一義的な考えが、敵を実物以上に力強く強固で俊敏に仮定してしまう。スクワイア達の攻撃にこうも身をねじらせて対抗することも想定外だったため、当初の作戦も失敗に終わっている。
ただ、伊達に百戦錬磨ではない。当初の想定を違えたことに対して、怖じることもなく即座に対応策を練り始めようとした。その時、ヨルムンガンドが大きく口を開けるのを視認した。

「(何かくる!)」

『伏せてッ!!』

待避の体勢をとったと同時に、自身とテオの身の回りの防御壁が現れる。

アルフィー・ロックハート。その実力もさることながら、その冷静さと思慮深さを武器に実戦での対応力を見せる才気。先走りがちなスクワイア達の緩衝材になることを期待していたが、期待以上の答えを彼は戦場で見せてくれているのだろう。戦闘中にも拘わらずマルコは感心する。

しかし、長い感慨に耽る間もなくヨルムンガンドがさっきまで以上に大胆な動きを見せる。周りの生徒はとても優秀のようで、ヨルムンガンドの動きに対応して、各自回避と攻撃を行っている。
背中の生徒もやる気だ。
ヨルムンガンドの落下に即座に対応し、回避したマルコは、背中のテオが強力な炎を生み出していることを察知し、攻撃態勢を整えた。

「!?」

テオが炎を放出する数刻前、ヨルムンガンドの口からもまた爆炎が噴き出した。それ自体、新たな脅威として驚くべきことなのだが、マルコはもっと別のことに対して驚愕していた。


――――……その大型カオス、倒しちゃってもいいですか!?……――――


いやお前喰われとるやないかいっ!脳内で激しく突っ込みをいれると、テオの攻撃の後、ところどころ火傷を負い傷ついたお転婆スクワイアに駆け寄る。大ダメージを相手に与えたとは言え……

「無茶しやがって…立てるか?」


>>ロザリー、テオ、周辺ALL様

30日前 No.67

もっふもふ @peripon ★N5HnZe3H1x_b5K

【森林地帯B/アルフィー・ロックハート】

浅い――――……!

咄嗟の一撃、故に、僅かながら狙いが逸れた。
手応えはあったが完全に骨の芯を捉えられては居ないと言う事を同時に伝えてくる。おおよそ、掠りはしたものの砕くには至らなかった様だ。ならば、もう一撃。砕けるまで何度でも打ち込むまで、とそう言わんばかりに撃鉄を上げようとし、

その直後、僅かな浮遊感、そしてその後の衝撃に巨蛇の背中に突き立てた剣を支えに、耐える。



「今度は何だと……。」


頭を地に伏した巨蛇は、激しい横揺れと共に動き出す。巨蛇の体をくねらせる様な、まるで背中に乗る自分達を振り落とそうとするかの様な激しい蛇行。それに対し、彼は一時的な撤退を選択するでもなく、ただ耐えるでもなく、――――逆に突き立てた剣をしっかりと握りしめ、剣を引きずるようにして蛇の表皮を切り裂きながら、激しい揺れの中、駆け始める。

普通であれば経って居られないほどの揺れと遠心力。更には木々に身体を打ち付ける衝撃の中、彼は己の勘を頼りに常に安全でかつ、走っていても振り落とされずに済む様なルートを疾走して行く。目指すは、巨蛇の頂頭部。急所が多く集まる箇所。

しかし、更なる異変が巨蛇の動きを、そして彼の足を停止させる。


――――……破裂、音?


それは新たなる増援の攻撃か、それとも巨蛇による攻撃の前触れなのかそのどちらかは分からないが、それは確かに巨蛇の内部で響いた音だった。そして巨蛇はまたもや口をガバリ、と開き、先ほどの音響攻撃がまた来る、とアルフは警戒を跳ね上げると共に黒のアークの引き金を引きかけて、


巨蛇の口から爆炎と共に何かが吐き出されるのを目視する。しかし、それは攻撃と言うには余りに方向性が無く、吐き出されたそれは。


「…………ロザリー……!心配しましたよ、全く……。」


ボロボロでも辛うじて生きている、と言うか割と元気そうなロザリーまでは僅かながらに距離がある為、彼女に聞こえる事はないだろうが……、そう安堵したように呟く。マルコが彼女の元に駆け寄っていくのを目視し、自分が今行く必要はなさそうだと判断、そして未だに悶え苦しんでいる巨蛇の頭に視線を移した。そこに放たれる炎の攻撃。それを見ながら青年は思う。


もうひと踏ん張り、ですかね。


「それなりの人数が集まりましたし、私の真価をお見せしましょうか――――……。」


薄い笑み、と共に発動される光魔法。淡い光の粒子が蛇の頭のその周囲の人間を包み込む。

言葉のまま、これが彼の真価である個人ではなく、集団の『身体能力強化』。
無論のことかける人数が多ければ多いほど消費も激しいが、今はそんな事に構っている余裕は、ない。


「――――……ええ、絶対に王都へは行かせませんよ。」


マルコに乗っているスクワイアの言葉に同調するようにそう言い、両手のアークを勢い良く巨蛇の頭に振りおろす。
頭は身体よりも堅い金色の金属の割合が多く傷を付けるのは難しいだろう、それならば金属をはぎ取った上で攻撃を加えるまでだ。


>マルコ、テオドール、ロザリー、周囲オール様

【とりあえず、此処でアルフィーによる範囲バフを……!
巨蛇の頭回りに居る方々(ボロボロのロザリーちゃん含む)にバフ掛けしてみました。一応、多少離れてても掛かります。
バフなんていらねえ!!!!って方はスルーしていただいても結構です;;ただ、めっちゃ強くなったマルコ先生は見たi(ry】

30日前 No.68

スマイル @smile390 ★Android=oiE4yLAonf

【 森林地帯B / レイラ・バーネット 】


「わあっ、なにあれ!!?」

木々が生い茂る森の中、空を見上げ驚く少女がいた。彼女の名前はレイラ・バーネット。ルーメンズアカデミアに通うスクワイアの一人だ。彼女がこの森にきたのは森林地帯の小型カオスの掃討、及び大型カオス1頭の調査のためだ。先程、ルーメンズアカデミア宛に王宮から一通の依頼が届き……以下略。とにかく、その依頼を遂行すべく、レイラ・バーネットはこの森林にやってきたのだった。
しかし、着いてみるとほとんどのスクワイアたちが到着しており既に戦闘が始まっていた。レイラがこんなにも遅くなってしまったのには訳がある。


__アカデミアで依頼の話を聞いたあと、

「依頼……!!」

レイラは今にも周りにキラキラと出そうなほど目を輝かせ興奮していた。
レイラにとってアカデミアに入学して初の依頼だった。しかも、訓練で小型カオスと戦うことはあったが大型カオスは見たこともない。大きさはどれくらいなんだろう、どんなカオスなのかな。自分のまだ見ぬ世界にレイラは想像を膨らませる。
しかし、レイラの性格上、余計なことも考えてしまう。私なんかにできるかな、周りに迷惑をかけちゃったらどうしよう、と。けれど、世界平和といういかにも子供っぽい夢を胸に抱く彼女はこんなところで立ち止まっていてはいけない。人間を脅かすカオスの全滅のためにも勇気を出さなければ。
最終的に行くことに決めたのだが、今のままでは皆の足を引っ張ってしまうのがオチだ。せめて装備品だけでも増やしておこうと先に城下町を訪れることにした。さまざまな装備品を見てまわり自分に良さそうな物を探す。だが、なかなか決まらない、というか決められない。剣を振るうには筋力が足りないし弓矢も扱ったことがない。仕方なく、水属性のオーブの所持数を増やしておこうかと歩きかけてはっと気がつく。こんなことに出すお金はないのではないか。よくよく考えれば自分が勇気を出しておけばいい話だ。食事とオーブどちらかを選べと言われたら断然食事をとる。生活費のほうが最優先だ。


というように結局無駄に時間を使い、森に着いたときには既にたくさんのスクワイアたちが大型カオスらしき怪物と戦っていたというわけだ。ここに来て思った以上に大きく強そうな大型カオスに足がすくむが、怯んではいられない。とりあえずあのカオスの100m範囲内くらいには入り、サポートにあたろうとロッドを持つ手に力を込める。このレイラのアーク、ロッドには浮遊効果があり5分程度なら飛び続けることができるのだ。この距離ならスピードを出せば5分でたどり着けるかな、と簡単に予想しレイラは浮かび上がった。

飛び続けること約5分。スピードが落ちてきてそろそろ限界かなと思い、レイラは地面に降り立つ。ちょうど100m範囲内には入れたらしく、近くなったからか他のスクワイアたちの攻撃音、掛け声などがあちらこちらから聞こえてくる。

「うーんと、もう少し近づいたほうがよさそうかな。ここからじゃどうなってるかよく分かんないし…」

状況を理解するため再度飛び立つ。あの大型カオスに近づけば他のスクワイアたちに合流できるだろうと木々に身を隠しながら慎重に進んだ。
だいぶ近くまできたところで数人のスクワイアたちに出くわした。皆、戦闘中だ。名前はまだほとんど覚えられておらず、誰が誰か分からないが、先輩であることは確かだろう。

「皆すごいなぁ」

先輩たちの戦闘ぶりに思わず感嘆する。

「鞭を振り回してる男の子と狼、刀を持ってるすっごく強そうな人と明るくて活発そうな女の子!……あっ」

ぱっと見で思った通りの印象を馬鹿正直に口に出してしまっていると、最後の女の子には見覚えがあった。たしか、依頼の話をしていたときに大型カオスの討伐について質問していた人だ。さすが真っ先に手を挙げていただけあって本当に最前線で戦っている。

「皆強そう…私なんかのサポートはいらないかな」

逆に邪魔をしてしまってもいけないので少し離れたところから様子を見ていることにした。


>>森林地帯B周辺様


【初めまして。本編がけっこう進んじゃっててどのように入るか悩んだのですが、遅くなってしまった理由も含めてこのような形で加わらせていただきました。よろしくお願いします】

29日前 No.69

麗しの銀塊 @kaizelkai ★OoN6oNoyDt_mgE

【森林地帯/ベルフェン・デューア】



「 ―ー―なかなかの暴れん坊さんだわねぇ。」


 急降下による襲撃から体勢を立て直すと、巨大な口からによる咆哮が襲いかかる。吹き飛ばされないように地面に足を付けて、アークを交差させて、守るようにつき出すと足元の重力を強く発動し、身の守りに入る。咆哮が終わると、ふぅと一息を吐き、再び巨蛇の方を見て、一人呟く。進んでいる方向は間違いなく王都の方であるのは確かだ。これだけの攻撃を受けても、頑なに王都への進路方向を変えようとはしない。知能の低い獣と同じなら方向を変えるはずだ。
 おやと首を傾げる、巨蛇の様子がおかしい。小刻みに身体が震え、その音と衝撃、競り上がって来る何かが、その隙間から大量の爆炎が吹き出す。爆炎と共に回転する白い何かが飛び出し、それと同時に牙の一つが砕け散った。何かが出てきたのは確か大型カオスを倒してもいいですかと質問した子のはず。滅多に出来ない体験出来て良かったねと面白い子だと思った。マルコ先生が向かっていったので自分が行く必要は特にないだろう。あの生徒も生きてるので、問題はない。


「 最近の子は面白いわぁ。僕はあんな事、しなかったけど。 」


 自らの酸に悶え苦しみながら周囲を見回すヨルムンガンドは、まさに隙だらけと言えよう。地上を駆け巡り、再度巨蛇の頭上に向かって落ちる。重力の魔力を集めた玉を形成し、集める。とっておきの決めてを準備に取り掛かる。先ほどのような単純なパワーによる強襲ではない。確実に仕留めるための手を使う。


>>森林地帯ALL

29日前 No.70

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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29日前 No.71

スレ主 @milky2☆ggNFEl0Udhk ★UhUozvq756_jmr

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28日前 No.72

ウミノモズク @96109610 ★ckDnZME2Oh_PHR

【 森林地帯B/フィン・ラジアータ 】

斬撃による連続攻撃もむなしく固い鋼の装甲に跳ね返されてしまった。
先端部分の刃は若干の刃こぼれを残しフィンのもとへと帰ってくる。あっちゃーやってしまった!

「はっ刃こぼれしてるじゃん!!」

全く使えないことはないが先ほどよりも攻撃力が下がってしまうことは確かだった。どうしたものか…
放心状態になっていると凄まじい爆発音が辺り一帯に鳴り響いた。何事かと顔を上げると大蛇の口から女の子が姿を現した。
恐らく飲み込まれていたのであろう、服は胃液で溶けてボロボロで本人も身体のあちこちに傷を負っていた。

「あの子もスクワイヤかな?しかも敵さんダメージ受けてるしラッキーだね。ナイス女の子!」

敵自らの胃酸で溶けた金属のおかげでこちらの攻撃が通りやすくなっているみたいだと考えたフィンは刃こぼれした鞭に再び魔法を付与し始める。
恐らくこの一撃以降はリバース直行便かな?まぁ少しの足止めさえできれば自分は大満足なのだが。あとは『仲間』が決めてくれる!

「ふっふっふ…さっきはよくも僕をゴムボールみたいに吹っ飛ばしてくれたねぇ。おかげで色々痛いよ!」

高濃度の毒魔法の付与が完了する。気のせいか今既に吐きそうである。

「やられたらやり返してやるもんね!…喰らえよ」

文字通り渾身の一撃がカオス、ヨルムンガンドに向けて放たれようとしている。

>森林地帯ALL様

28日前 No.73

スマイル @smile390 ★Android=oiE4yLAonf

【 森林地帯B / レイラ・バーネット 】

レイラはいまだに木の影から先輩たちの戦いぶりへの尊敬と大丈夫だろうかという心配の気持ちで様子を伺っている。と、あることに気がついた。

「この蛇みたいな大型カオス…どこかで見たような気が………」

うーんと難しい顔をしながら大型カオスを見つめ、あっ、と声を上げる。ヨルムンガンドだ、と。いつかの文献で見た災禍のカオス。その時はこんなのがいたら大変だなと他人事のように思っていたが、そのカオスが今、目の前にいるのだ。レイラは今になってこの戦いの重要さを理解した。
さっきより真面目に様子を見ていると、刀を持ってる強そうな人がすばやく駆け出し、ヨルムンガンドの右目に十字に刀を食らわせる。すると、ヨルムンガンドはよろめきつつもさらに高く上空に向かっていった。ヨルムンガンドの柱のような胴体がさらに高くなる。
レイラは嫌な予感がした。見た目からしてもヨルムンガンドは多々の攻撃を浴びだいぶ弱っている。そんなヨルムンガンドがさらに高く上って何をしようというのか。上空に何かあるわけでもないだろうし。向いている方向からしてヨルムンガンドは王宮方面に向かっているはずだ。上空は関係ない。となると__
レイラの予想が正しければというかそれ以外考えられないのだが、大変なことになる。レイラでも察したのだから他のスクワイアたちはとっくに気づいているはずだ。既にそうなる前にヨルムンガンドを倒そうと他のスクワイアたちは攻撃態勢に入っている。自分も何かしなければと、レイラは頭を回転させる。

「せめて被害を抑えられれば…そうだ!」

防幹障壁。太い幹を何本も隙間無く連ならせ、木の壁を作るというものだ。本来、これはある程度大きな攻撃に対する防御用に使うのだが今回でも使えるはず…。ヨルムンガンドの全体を囲うのは難しいがせめて高い胴体の下付近だけならいけるだろう。
レイラはロッドを手に飛び出し、ヨルムンガンドの正面、50m程離れたところにヨルムンガンドに背を向けて立つ。ロッドを両手に持ち直し地面に立て叫んだ。

「森の精霊たちよ、我、汝ら森の精霊と心通わし者なり、森の加護を受けたまわん…!」

詠唱を終え、ロッドに魔力を全力で注ぐ。ロッドの先端部分と首にかけるネックレスが輝き、魔力を高めていることが分かる。輝きが最高潮に達しよりいっそう輝き出したとき、地鳴りが起きレイラの目の前に直径5m程の幹が出現する。その幹は扇型の円周のように連なり、ヨルムンガンドを囲い始める。本当は直径10mまで及ぶ幹を出したかったのだがレイラではこれが限界だ。ヨルムンガンドの威力ではレイラの防壁などいとも簡単に壊せるかもしれないがレイラに出来ることはこれくらいしかない。順調に幹が連なっていくなか、レイラは先輩たちを見上げる。ロッドを握る手にぎゅっと力を込め、先輩たちがヨルムンガンドを倒し、レイラの防壁が無意味になることを祈った。

>>森林地帯ALL様

【洋風の名前のくせに詠唱が和風だというところは見逃してやってくださいm(_ _)m】

28日前 No.74

もっふもふ @peripon ★N5HnZe3H1x_b5K

【森林地帯B/アルフィー・ロックハート】

酸の影響か、金属を砕き取るつもりだった双撃はやわらかく変質した金属を切り裂き、あっさりとその身に刃を届かせた。
なんとも恐ろしい酸である。兄の作ったアークの強度や耐久力は信用しているがそれでもアークが心配になる。

そう思い、ふとアークの刃に目を移した直後、ぐわり、と足元が揺れる。暫く動かなかった大型カオス――――……ヨンムンガンドの名を冠する巨蛇が再び動き出したのだ。


「凄まじい、生命力ですね……。」


動き出すまでの間、自身の攻撃や周囲のスクワイア、教師達の攻撃を受けていたにも関わらず、このカオスはまだ動く。その事実に驚きとごく僅かな称賛を交えつつ呟く。

そしてまたもや、頭を左右に激しく揺さぶり青年含む、頭上に存在する人間を振り落とそうと言う試み。

酸にまみれた頭上――――……そこにうかつに触れれない、この状況で流石にこれをまともに耐えるべきでは無い、と判断したアルフィーは一度巨蛇の頭を蹴るようにし、強化された脚力、そして銀のアークによる衝撃波の反動を利用し巨蛇の頭上へと大きく飛び上がる。

狙い目は巨蛇がその動きを止めた時、――――……そう考えていたのが裏目に出た。


「――――……ッ!?」


なんと蛇は動きを止めたと思った途端、ぐんっと頭を振り上げるかの如く持ち上げたのだ。彼からしてみれば下から酸まみれの金属と鱗の大地がそれなりの勢いを持ってせり上がってくると言う状況に等しく、双剣を突き刺し、膝蹴りを放つような姿勢で巨蛇の頭を受ける事で辛うじて上半身への被害は防いだものの、膝に焼ける様な痛みが走る。その痛みに顔をしかめている間に、その頭は見る見るうちに上昇、そして50m程の高度に達した辺りでその動きを止める。

そしてその身体に、力を込め始めるのを感じ取り、彼はこれが地上へ対する攻撃、それも今までの規模よりも遥かに恐ろしい渾身の一撃を繰り出そうとしている事を察した。それは自身の身すら案じない、 一撃。上に乗るアルフィーは愚か、下にいる生徒と教師もまともに喰らえばタダでは済まないだろう。防壁の様な木の壁が誰かの手で生成されたようだが、それも気休めにしかならない。


「…………捨て身……、ですか……。此処までして抵抗をされると、やはり感性のある生物を殺めていると言う事を改めて、実感させられますね……。」


彼とて、カオスという存在を殺すことに思わないことが無い訳ではない。機械のように感情を感じられない物を倒している訳ではなく、痛みや苦しみを感じる様な生物を殺めている事に多少の同情はあったし、彼らも生きる為に人間を食らっているのだろう、と思う事はある。だが、それを感じた上で彼は宣言する。


「ですが、私達は貴方を斃します。人に仇なす貴方を、人として、人の為に。同情はあれど、憐れみはしません。――――……ですので、安らかにお眠りなさい――――!」


犠牲は出さない。誰も殺させなどしない。明確な意思の元、深々と頭に突き刺さったままの銀のアークの引き金を引く。一度きりでは無く、オーブの力を使い切るつもりでありったけを。

アークの衝撃波。拡散される衝撃波程度では骨を砕くには至らないだろう、しかし、衝撃の波であるソレは振動となり骨を伝播し脳へと伝わる。この至近距離なら連続するその振動で脳を壊すに至る可能性は十分にあった。少なくとも脳震盪を起こさせ、この攻撃を中断させる事で隙を作る事は出来得る筈だ。そうすれば、後は仲間達が止めを刺してくれる。


>周囲ALL様

28日前 No.75

ライブラ @5121☆stkO0KxpThU ★ztEbdaugmt_3HH

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28日前 No.76

木野 @kino10 ★EHAKMvHTHQ_jmr

【 仮拠点/マルコ・トレビシック 】


褒めてないし、身体ボロボロだし、女の子なのに着衣の乱れを気にしてないし、まだまだやる気マンマンだし……様々な思いから溜息を漏らしながらも、マルコはほくそ笑んでいた。
当初、ただのビッグマウスと捉えていた「倒しちゃってもいいですか」という発言。実物の大型を目の前にしたらきっと考えも変わるだろう。マルコはそう予想していたし、何よりもそうなったときにすぐ駆けつけてやらなければいけないと考えていた。


『まだまだ限界じゃあないですから!』


実物を目の前にしても怯まぬ勇気、剰え体内から攻撃してみせるという離れ業。
誇らしい、今後世界の平和をカオスから守っていく担い手たる彼らを全力で守り、サポートする。自分の役目を今一度心の中で噛みしめ、マルコは跳躍のため下半身に力を込める。


「テオドール、乗り心地に慣れないところ悪いが、さっきより揺れるぞ。負傷しているロザリーをしっかり抑えててやれ。」


アルフィーの補助の光を受けて、駆けつけてきたスピードよりも迅く、力強く跳躍すると、一気にヨルムンガンドの頭部付近まで駆け上がった。

28日前 No.77

めろ @choco0112☆g0HigF2/Q6. ★WICbYOSnfV_8yY

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28日前 No.78
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