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メビ物語

 ( オリジナルなりきり )
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風俥 @ganma24 ★Android=dTmbFSG7bS

 現実は小説より奇なりと言うフレーズがあるが、その奇を得る事はとても稀だ。人生生きてきて奇を得ない者もいるだろう。そんなの奇と言えるだろうか。
 極少量のチョコレートが入った醤油をチョコレートと呼ぶだろうか。いいや呼ばない。人生の奇なんて奇と呼べない。事実その奇も常識の範疇の奇なのだ。

 つまらない人生を送ってきた男はつまらない事を思いながら、終止符を打つべく屋上から地へと降りた。

「やっほー!やぁ!僕はキュー
 んー、君たちの心の中にいる誰でもなく君の味方!」
 雪の様なそのマスコットは、体に似合わない位低い声で形のない僕に話しかけた。
「返事はー?あ、そうか体がないのか!まぁ、いいや
 僕はね怪異みたいなものなんだ!君たちの魂を奪う怪異」

「怖がらないでよ!何もしてない時は奪わないんだから!僕は死ぬ時に君たちの魂を奪い取り天国に連れてくんだ!そうだね、天使みたいなものだね」

 思っても答えてもない、何故か自分の中で言われたと感じたのか怪異なるものはそう答えた。僕は声を出せないが、「天国?」と頭に疑問を浮かべた。読み取ったのか、ダダ漏れなのか怪異なるものは「天国がわからないかー」と腕を組み俯いた。

「天国って言ったけど明確には違うんだよねー
 別の器だけど生きてるし、衣食住には困らないけど争いはあるしね。死なないけど」

「そして名称が違う!メビウスリングって言うんだ、世界の中心に黄金のメビウスの輪があるからメビウスリング!」

 そう言うとそいつは形のない僕の方に小さな手を翳した。「何をしているんだ?」特に驚きもせずに抑揚のない口調で答える。

「説明がめんどくさいから!切るね!じゃあね!」
 視界が真っ青になる。

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