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魔法少女 対 大魔王【募集中】

 ( オリジナルなりきり )
- アクセス(834) - ●メイン記事(64) / サブ記事 (43) - いいね!(9)

超マジカル残虐すと〜り〜 @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

20XXーー

ある時、天は悪意の具現化とも言うべき暗黒の邪気に覆われる。

そして現れしは紅蓮の炎の怪物

それは地球の人々にこう告げたーー


”やぁ、みんな!この美しくて涙流しそうな俺様の姿は見えてるかな〜??
俺、所謂【大魔王】って奴なんだけどさぁ。出来るだけ短く済ませるから椅子に腰掛けながらでも良いから聞いてほしいんだけどさぁ。
俺っちの世界、なんかきゅ〜くつになっちまってこのちきゆうとか言う変な名前んとこに下僕どもと引っ越すことにしたんだ。

でもさぁ……来てみたら何だなんだ!

どこを見ても人間、人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人参人間!!

はっきり言ってウザい。めざわり。



だ〜か〜らぁ




滅ぼすね♪”


そして送られて来る大魔王の軍勢。

奴らの力はあまりにも強大であり、人類滅亡のカウントダウンが刻一刻と迫るーー!



そ の 時



「僕に力があればみんなをーーみんなを救えるのに!」

”そうか、力が欲しいかーー。
ならばくれてやろう。この力、どう使うかは貴様次第だ!”

「これは……宝石?
…………変身!」


救世主現る

その名ーー



「化け物どもーー



皆殺しだ!!」



魔 法 少 女ッッッ!!!

【うっ、いつも以上にアレなあらすじになっちまったい……。
きょ、興味のある方はサブ記事へ!!】

1年前 No.0
切替: メイン記事(64) サブ記事 (43) ページ: 1 2


 
 

お知らせ @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

本日の夜、第1話スタート!
まだまだ参加者募集中だぞい!!

1年前 No.1

本編スタート! @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/商店街】

「〜〜♪」

初めまして。私は神月 仄です。
学校がお休みの今日、商店街に来ています。
私のお父さんとお母さんは共働きで、2人の為に夕食を作ります。その材料の買い物をしているところです。
今日は雲ひとつない晴天で絶好のお買い物日和です♪





日本のとある街『凪光市』。そこで暮らす少年少女たちは休日の今日、それぞれの時を過ごしていた。

しかし、彼らはまだ知らない。

この日、己が運命が大きく動きだす事をーー。


>ALL


【皆様、大変長らくお待たせ致しました!本編開始です!!
この平和ボケしたうちの仄に話かけるも良し無視するのも良しカツアゲするのも良しですよ♪】

1年前 No.2

零たん @ganma24 ★Android=RWkc7cAWza

【見調悠狂/住宅街】
「あぁ……」
 転々と世界の至る所を渡り歩いていた男は、「凪光町」に現れた。
 生気のない目を血走らせ、猫背で歩く様に道行く人は明らかに嫌悪感を持った顔し道を開けていく。彼はそれに何も考えず公園に入っていった。
「腹が減ルぅ……」
 彼はリュックサックを漁るが、その中には銃と魔法石しか入っていない。軽く舌打ちをしリュックサックを原っぱに投げた。
 水道の蛇口をひねり水を飲んでいるとガサっと草むらが揺れた。目を光らせその草むらに顔を向ける。ゆっくり足を運び、草むらの中を覗き見た。
 蛇が居た。緑の蛇が居た。
 ゆっくりと手を伸ばし蛇の頭を掴む。体を踏みつけたあと、何度か頭を踏みつけ頭を砕く。
 動かなくなったのを確認し、蛇を手に取った。彼は身をかじった。下処理もせず彼は蛇を食す。頭もが体も尾も何もかも胃の中に入れる。
 手を合わせご馳走様と言い腰を上げた。公園から出るとたくさんの警官が待ち構えていた。
「今日ハ厄日かなァ?」
 一番近い警官に銃を向け、頭を打った。彼は打った警官を蹴り飛ばし近くの家の中に塀を飛び越え逃げていった。

1年前 No.3

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/商店街→住宅街】

住宅街での買い物を終え自宅への帰路についていた頃、何やら不穏な空気を仄は感じとった。

(なんだろう……この感じ……。)

そう言えばさっきからパトカーのサイレンが絶えず耳に入って来る。
仄は足を動かす速度を無意識のうちに上げていく。

「え……?」

その時、彼女はみてしまった。
見知らぬ影が塀を越えて我が家の敷地に飛び込んで行ったのを。
仄は恐怖を擁きながらも自宅の庭を除き込んだ。

>悠狂


【悠狂君が飛び込んだのは神名月家と言う事にしてもよろしいでしょうか!?】

1年前 No.4

魔王軍襲来!! @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/住宅地】

神名月仄は異変を感じた。
急に辺りが暗くなり始めたのだ。
そうまるで巨大な何かが今、空を太陽を覆い隠さんとしているかの様にーー。




20XX年ーー

世界は悪意の具現化とも言うべき暗黒に包まれた

そしてーー





「ククク……。」

世界を包みし暗黒に巨大な炎の塊の様な”ナニカ”が映し出される。
それは言葉でも絵でも、例え映像に収めたとしても理解は出来ないーー我々とは別次元の怪物。


ある者は恐怖に怯え

またある者は遂に世界に終焉が訪れると狂喜する

そんな最中、怪物を口を開く。







「やぁ、みんな!」

……あれ?意外とフランク。

>ALL

1年前 No.5

ミカ @sm1109 ★bLVLnEBVv0_VuR

【珠華/駅前】

――カタン。
と軽い音が響く。その音を鳴らしたのは靂能 珠華。駅前に設置されたロッカーの戸を閉めた音である。

「フー…」

珠華は軽く一つ息を吐く、その動作は何かを一つやり遂げたようでもある。

ロッカーの中にはでかいボストンバッグ入っており、更にその中にはゴーグル・バンダナ・ブカブカのパーカー・ハーフパンツが入っている。
ここから少し離れた滅多に人の通らない路地裏で、如何にもと言った感じのガラの悪そうな男が鼻と口から血を流して意識を失っているが、それとこの行動が関係あるのかは誰にもわからない。
――一人の少女を除いて。

閉じられたロッカーの戸に額を当て、それは興奮のせいなのか、僅かに震える身体が収まるのを待つようにそうしていると、やがて顔を離し、踵を返し歩き始めた。
だがその歩はすぐに止まる。本当に二三歩ほどで止まってしまった。

珠華の歩を止めたのはその暗すぎる空だった。
さっきまで眩しくてうっとうしいほどに日が差していたはずなのに、急に暗くなったと思い空を見上げたら、そこには暗黒が広がっていた。
周囲の人間も異常だと感じ取ったのか、皆一様に空を見上げている。

「一体なんなんよ…」

思わず言葉が漏れる。
動けずに空を見上げたままの体勢でいると、その暗黒にナニカが映し出される。
極めて形容し難いが、しかしその"ナニカ"を一言で形容する言葉もある。

――怪物。

普段していることから、人よりは普通ではない事態というものに耐性がある珠華だが、この状況は普通ではなさすぎていた。
あまりに異様すぎる光景に動けずにいると、その怪物が動き出し、なにやら喋り始める。

"やあ、みんな!"

異様さに更に異様さがプラスされる。その口調はまるでフレンドリーとでもあるかのように…。

珠華は開いた口が塞がらなかった。

>ALL

1年前 No.6

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

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1年前 No.7

零たん ★Android=wUmPLVM9s9

【見調悠狂/住宅地】
 視線が感じる。視線の方を向けると同時に銃口を向ける。自分にとって害がない事と対して『面白そう』でない事を確認すると銃を下ろした。
 銃弾が頬を掠める。
「しつコイなぁ日本のポリスメェンは……」
 自分を撃った警察官の額めがけて引き金を引いた。
 強い衝撃が肩に生まれるが気にする様子はなく、続々と塀を登る警察官をシューティングゲームをするかのように撃ち抜いていく。
「どこの国でも変わらないネ。サツは総じて面白くない。アメリカのポリ公は面白かったッケ」
 銃をカッコつけてリュックの中にしまう。
「まァ、つまらないならつまらないなりに妹と遊んでやっテって」
 上を向いた。
 怪物を狂った目で見据え「しまラないなぁ」と呟き、銃口を向けた。
 引き金をひく。>ALL

1年前 No.8

無慈悲な殺戮者オーク @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

意外にフランクだった怪物は相変わらずのテンションで続ける。

「この美しくて涙流しそうな俺様の姿は見えてるかな〜??
俺、所謂【大魔王】って奴なんだけどさぁ。出来るだけ短く済ませるから椅子に腰掛けながらでも良いから聞いてちょーだいよ。
俺っちの世界、なんかきゅ〜くつになっちまってこのちきゆうとか言う変な名前んとこに下僕どもと引っ越すことにしたんだ♪





でもさぁ……来てみたら何だなんだ!

どこを見ても人間、人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人参人間!!

はっきり言ってウザい。めざわり。



だ〜か〜らぁ




滅ぼすね♪」

結局、最後まであのテンションは維持されたまま語りは終わった。



大魔王

そう名乗ったあの怪物は確かに言った

我々人類をーー





滅ぼす

とーー。

「ククク……フハハハハハハハハハハ!!」

そして怪物は高笑いと共に姿を消す。


「……!
なんだあれは!?」

そして次に現れたのは紫色の輝きを放つ物体。
所謂魔法陣と言う奴だ。

それは空を覆い隠した暗黒と言う名の漆黒のスクリーンに次々と浮かび上がって行く。

その光景はそれを見上げる人々に”美しい”と感じさせた。
今この状況でいだくべきでは無いとわかっていながらもーーその光景はとにかく美しかったのだ。


この魔法陣のイルミネーションはこれから滅ぼされるかもしれない我々人類に最後の慈悲として見せた幻想なのだろうかーー?


そして


つかの間の幻想は終わりを告げた









ブォォォォォォォォォォォンッッッ!!!

魔法陣より降下して来たオークの群勢。
それらはまず雄叫びを上げ、先の幻想に心を奪われていた人々を目覚めさせる。

今まで見た事の無い怪物の突然の出現にパニックに陥り逃げ惑う人間たち。
オークどもはそれに容赦なく襲い掛かり、殺戮して行く。

凪光市は今、この世の地獄へと変わったーー。

>ALL


【厨二染みた文章サーセンww】

1年前 No.9

星影 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=pkknKAjy2C

【 月小路唯純 / 駅前 】

今日も実にいつも通りだった。始業10分前に学校に着いて友達と駄弁りながら始業を待って半分寝ながら授業を受けて、今日は部活もバイトも無いのでとっとと帰宅。あ、帰りに本屋で寄り道したからそこはいつもと少しだけ違った。でも割といつも通りだった。
駅でICカードをピッとしたら俺の家までは徒歩だ。イヤホンから流れる音楽のテンポに合わせて歩く。BPM=150くらい、このテンポだとかなりの早足だから周囲にいるサラリーマンや学生をどんどん抜かして歩く。

――――歩いていると。

空だ。空がおかしい。急に黒くなった。もうそんなに遅い時間? それとも日食で一時的に太陽の光が届いていない? いや、違う。この黒は夜空の黒とは全くの別物だ。夜空の様に愛しく優しい黒ではなく、禍々しい黒。
携帯の通知が鳴り、「オイ! 泉! 空見てみろ!」というポップアップが表示される。隣の席で仲の良い伊藤からだ。タイピング系のゲームで鍛えた自慢の速さのフリックで「泉じゃねーよ唯純だ」と返すと、すぐに既読が付き、「お前のんきだなーw」という返事がきた。そりゃあ周りは写真を撮ってSNSにアップしているし、小さな子供が急に暗くなってぐずってるくらいで大人達は驚いてはいるが恐怖ではない。それに演説をしてる政治家は「私が当選した暁にはこの真っ黒の空さえも晴らしてみせましょう!」なんてわけわかんないことも言ってる。いや人間様が空のことをどうにかできるわけねぇだろ。
わけがわかんない。立ち止まった足は何かから逃げるように自然に後ろへ進んでいた。なんだ。アイツはなにを言っているんだ。やたらフランクだが、人間がウザイから滅ぼす? 正気か? いや魔王だから破壊が本分なのか? そんなことどうでもいい! 逃げるんだ俺!!

危険を感じて大混雑する駅のホームに飛び込もうと後ろを向く。やばい、真後ろに誰かいたので肩がぶつかってしまった。あの空から降ってきた? ような? 怪物かもしれないやばい殺される今までありがとう俺は幸せだったよ――
「あわわすいませんすいません!!」
ぶつかったのは人間だった。茶髪をツインテールにした女の子だった。俺の遺言の行き場所は如何に。でも完全に死を覚悟していた俺は拍子抜けしたようなぶつかったのが人間で安心したような。
「あのあの、あれ、なんかゲームで見るオークっぽいですよね? 俺らヤバくないですか?」
やばいのは俺だ。初めましての女の子に何を言っているんだ。

>>珠華ちゃん本体様

1年前 No.10

お知らせ @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

オークは自由に動かしても構いません!
ちなみに普通に人語を話し、性格は皆荒々しいです。武器は斧とか棍棒です。

1年前 No.11

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/住宅地】

「ぁ……ぁぁ……。」

神名月仄もまたこの世の地獄の中にいた。

「死ね!人間ども!!」
「ギャアアア……。」


ブヒ、ブヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ


オークたちが笑いながら人間を次々と殺戮して行くーー

飛び交う血、血、血ーー



血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血!!

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺されるーーッ!!

仄は無我夢中で走った、とにかく走った、走り続けた。

「君、大丈夫か!?」

駆けつける警官隊。彼らに出会えた事に少女は神に感謝する。

しかしーー




神名月仄は救われなかった。

「馬鹿な……!」
「ブヒヒヒ!なんだそれは?」

警官隊の銃撃はオークにはまるで通用しなかった。

「く、来るな……来るな来るな来るなぁぁぁぁ!!」
「死ねぇい!!」

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

警官達の断末魔が聞こえる。耳を塞いでも聞こえて来る。

「お嬢ちゃん!」
「!」

耳を押さえ、その場にしゃがんだまま震えるばかりであった仄であったが、一人の警官の言葉に我に帰る。

「私が囮になる……!早く逃げるんだ!」
「で、でも……。」
「行けぇぇぇぇぇ!!」

ドンッ

背中を押された仄はよろめきながらも何とか転ばずに済んだ。
そしてすぐに後ろに振り返ると、僅かに生き残った警官達が必死にオークたち相手に応戦していた。
しかし、また一人、また一人警官は殺されて行くーー。







私のせいでーー

私に力がないせいでーー








”力が欲しいか?”

「!?」

頭の中に直接響いて来るかの様な謎の声。
その問いかけに仄は迷わず答えた。

「欲しい!みんなを守れる力が……!!」

”良いだろう……。
この力、どう使うかは貴様次第だ!”

神名月仄の目前に光と共に現れるは銀色のクリスタル。
彼女はそれを手に取り、胸に当て叫ぶーー

「変身!」






「オメェで最後か……。」
「くっ……!」
「ちぃねぇぇぇぇ!!」

オークが警官の最後の一人に手をかけようとしたーー


その時!


ザシュッ


「……ありぃ?オデの腕が消えた!?」
「ち、違う……良く見ろ!!」
「!!?
グェェェアアアアアアアア!!オ、オデの腕……腕ガァァァァァアアアアアアアアッッッ!!!」

切り落とされたオークの腕。
その近くに立っていたのは銀髪の少女。
彼女の手には血がびっしりとこびりつい大た斧が握られていた。

「次は何処を切り落として差し上げましょうか?」


魔法少女ホノカーー


誕生!!

【……とまあ、こんな感じで魔法少女になって下さいw(全然見本になっとらんわぁ!】

1年前 No.12

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

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1年前 No.13

零たん @ganomile ★Android=bNHAZyUqir

【見調悠狂/住宅地】
 「あァ、やっと面白くなってきタね。」
 彼はリュックサックから黒と白の石を取り出し、上空に掲げた。
 様々な所から影が集まり、悠狂を覆う。その状態で彼は塀を飛び越え外に出た。オークの軍勢が体に合わぬ速度で彼の元に寄っていく。
「変…身……」
 妙にねっとりとした口調で呟くと影の隙間から光が漏れ、影が個体となって当たりに飛散する。飛散した影にがオークに刺さり血飛沫をあげ倒れた。
 オークの中心に立つ者は、ヒーローが着るようなスーツにトンボのような複眼を持った先ほどまで立っていた小汚く気の狂った彼とは全くと言っていいほど違った男だった。
 男は額に手を当てる。
「『人の目、誰の目』」
 目の色がオークの目の色に変わると同時に彼とから見える視界とは違うものが映し出される。オークの視界だ。転々とオークの視界からオークの視界へと飛び移っていくとさっき逃がした少女が見える。
 その少女はさっきの服とは違う服を着、違う髪色をしていた。だが、同じ『魔法』と名のつく彼にはそれがさっきと同じ少女であると勘づいた。
 ニヤリと口角を上げる。
「妹、今から遊び相手を送るからね。」
 いつも以上に落ち着いた口調で、歩きながら誰かに問いかける。
『ケケケ、餌が自ら突っ込んでくるなんて自殺志願者ですか?』
 オークは悠狂の顔を殴る、顔は一切動くことはなかった。動いたのは数秒後で、すこし距離が離れてからである。
 オークの方を向き、銃口を向けた。
「シラケることスんなよ、妹ト話シテンだからさぁ!」
 心臓に一発打ち込んだ後、飛行機並みの速度でオークに近づき、倒れるそいつの顔面に膝打ちをを食らわせた。マウントを取り、「豚畜生のクセに!!」と憎悪に塗れた表情を浮かべ何度も言いながら、顔を何回もぶん殴る。息がなくなったのを確認すると頭を強く踏みつけ頭蓋骨をくだく。最後に銃弾を一発ぶち込んだ。
「ふざけんなよ……ただの道じゃ危ないか」
 軽く地から飛び屋根に上がった。ゆっくりと歩き出す。
「初めから言うよ、遊び相手を送るからね。え?誰って?名前は知らないんだけど、多分妹は知ってるよ。ほら、さっきのお姉ちゃん」
 話している間に彼が目指していたところに付く。
 地面にストンと降り立ち、銃口を銀髪の少女に向け引き金を引いた。銀髪の少女の頭のスレスレを通り、オークの体にその弾はぶち込まれる。
 舌打ちをしまた彼は銃を構えた。>仄

1年前 No.14

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/住宅街】

「……。」

自分の頭スレスレを通過する銃弾。
しかし仄は臆することなく現れた相手をじっと見据える。

「貴方は……。」

何かを言おうとした仄であったが、そこで事態は急変することになる。

「……ッ!」

何かに反応し目を見開く。
彼女は感じたのだ。とても大きな力を。
そしてそれがどんどん近づいて来るのを感じたのだ。
仄は悠狂がどう動くか警戒しつつ、ある場所を目指して飛び立つ。>悠狂




【凪光タワー】

凪光市の港の近くにそびえ立つ巨大な建造物。
これは都市のシンボルであり、実はS級災厄対策組織ピース・アークの本部が地下に存在する凪光タワーである。
タワー周辺の施設が変形しカタパルトを形成、そこからパワードスーツを身を纏いし4人の戦士が飛び立とうとしていた。
彼らはピース・アークが誇る精鋭であり、太古の眠りより目覚めし大怪獣ラリテゴンを海底の奥深くに封じ込め世界を救ったのは記憶に新しい。
今度は大魔王を名乗る者が送り込んだオークと戦おうとしているのだ!


しかしーー





その時だった!

「ん?あれはまさかもしかして隕せ









ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォン


凪光タワー付近に巨大な火球が墜落。
大きな大きなクレーターを作り上げた。
その中心部に何かが存在する。火球の正体であろうか?
近づいて確認して見るとそれはーー






人だった

いや、正確には額に角を生やした人だ。もしかしたら人ではないのかもしれない。まあ、少なくとも普通の人ではないのは確かだ。

しかし一番の問題はーー




ん?ピース・アークの精鋭4人組が火球が落下した衝撃で吹っ飛んでそのまま海に転落して沈んで行った事がその問題なのかって?
いやいや、違う。そんな奴らの事はどうでも良いだろう。

……話を戻す。一番の問題はーー






「……zzz」

あの角生やした野郎がこんな惨事引き起こした癖して当の本人は大の字で寝そべって呑気に昼寝していやがる事だッ!
しかし、こいつこそが大きな力の正体なのである……。 >ALL

【えー……ボスキャラの登場です、はい。】

1年前 No.15

ミカ @sm1109 ★bLVLnEBVv0_VuR

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1年前 No.16

星影 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=pkknKAjy2C

【 月小路唯純 / 駅前 】

あああもう終わった人生終わったわ、でもテストの点数に一喜一憂する前に死ねて良かった。
アスファルトに飛び散る人間だったものが否が応にも視界に飛び込んでくる。映画なんかでみるよりよっぽど悲惨で凄惨で怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて仕方が無い。駅にいた人はパニックだし、SNS見る限り日本どこでもこんな感じらしいし、俺には前からじわりじわりとさっきの美しい光景から生まれた醜い魔物……ゲームではこんな感じのモンスターをオークと言っていたが近寄ってくる。怖い。殺せる筈なのに、まるで人間の恐怖という感情を楽しんでいるみたいだ。
「ヤバいですよね本当に俺達終わっちゃうんじゃ――――」
ぶつかってしまった女の子は自分をミカといった。ミカさんか。この世で最後に話した人として覚えておこう。でもそのミカさんも、その直ぐあと全てを悟ったような、無の恐怖の表情に変わった。ただ焦っていただけの恐怖から、希望を完全に失った恐怖の顔。どうやら目の焦点は俺の肩の後ろ。すぐさま振り返ってその“恐怖”の正体を見てやろうとすると――――

――――――

…………俺、死んだか。最後に見えたのは、大きな鉄の塊。あまりに近くにあったもんだから、それが斧なのか剣なのか、棍棒かもしくは鋏かもしれない。いや、使われた武器がどうとか俺にはあんまり関係無い。俺は死んだ、それだけで充分だ。
真黒い空間に自分だけが不自然なくらいの明るさで存在していて、黒の画用紙に写真を切って貼り付けたみたいな感覚だった。死後の世界ってこんな感じなのか。いやぁ死後の世界なんて文字通り人生で1度しか大剣出来ないのだから非常に貴重だ。それにあんな魔物に殺されて死んだ人間もこのご時世そう多くは無いだろう。俺はまだ16歳という若さでこの世を去ったアンラッキーボーイだが、誰にでも出来る訳ではない体験をしたある意味ではラッキーボーイだ。俺の人生にカンパイ。まだ飲酒出来ないけど。
「…………ん?」
遠くで光っているのはなんだろう。大きさは地上から見上げる星みたいだが、目線の先にあるくらいの高さだ。あの石に触れたら最期の審判とかが始まるのか。

――――――力を望むか

あーあー、死んで尚幻聴とかマジで頭イってるな俺。天使様が死んじまってもうなにも出来ない人間にわざわざ力を与えるわけないし。

――――――力を望むか

2回目とかもういいよ1回で十分だよ。

――――――お前ノリ悪いな! 答えろよ! お前は力を望むか!? 望むなら望むと言え、今その力を手に入れればお前を殺しかけたあの豚さんのオークだって殺せる!!

「お前それガチか!?」

ってかこの謎の声急にフランクな口調になったり豚さんとか言ったり、人間味がすげぇ。ラノベの主人公覚醒シーンが一気に冷めるだろこんなフランクな神の声いらないわ。
「マジでとかなんか失礼なこと言ってスンマセン、いやマジで俺死にたくないんで生きれるならなんでもいいです力をくださいなんでもするからさっきの暴言は取り消しで俺に力をくれ……さい」
なんか力を授けてくれる神様っぽかったから暴言のお詫びをした。いやまぁ本当に何のために生きたいからゴニョゴニョっていうのは一切無いんだけど、死ぬのは嫌だ。この訳分からない状況を切り抜けられる力を貰えるなら二つ返事で取りに行く。
謎の声は俺の返答を聞いて喜んだような声で“目を開けろ”と言い、海のような深い青の石を握っていた。

――――――

「のわっ!?」
気付いたらさっきまでいた駅の風景。そして、俺の頭の横をすり抜ける強烈なパンチ。自分が殴られているのではない、その一撃であのオークの武器を破壊したのだ。オークを背にしているので詳細はわからないが、破片の一部はこちらの頭に降ってきたのでおそらく武器は破壊されたのだろう。そうなれば、もうこの打撃の邪魔をしてはいけない。俺はすぐさま身を横に翻し、こちらへ近付いてくる3匹組みのオークに相対した。何故か恐怖はもう薄れていたし、今ならこの拳一つで奴らをワンパン出来る気だってした。身体に妙な違和感があるが……俺は、戦える。
「フンッ!!」
腰に引っさげた鞭を抜き、短い足の真ん中、膝を目掛けて一閃。鞭なんていままで触ったことすら無かったが、何故か動かし方がわかる。敵にダメージを与えるにはどうすれば良いか、コントロールはどうするか、全てがわかる。3匹ならんで歩いていたオークは膝に深い傷を負い、また3匹仲良く姿勢を崩し倒れた。俺の武器では瞬時に致命傷を与えることは難しいということもわかっていたから、すぐに身を引いて今にも襲われそうな人を助けな、けれ――――

―――そんなもんただ目の前のやつをぶっ飛ばしたい…ただそれだけに決まってるんよ…!

背後でなんかすごい声が聞こえた。声は多分さっきぶつかったミカさんなんだけど、なんかもうすごく別人だ。返り血で紅くなった彼女を見て思わず「ヒェッ」なんて言ってしまったが、今はそれどころじゃない。今まさにその無骨な武器を男性に振り下ろさんとしているオークには武器を腕ごと縛り地面へ叩きつけ、まだ生きている小さな子供を引き裂こうとしているオークの腕を締め上げ関節を外す。なんか俺すごい強い。
「俺つえええええ!! なんか今なら魔王も倒せる気がする!!! 魔王出てこい!!!」
こんな雄叫びだってあげたくなる。だって俺強いから。出てこい魔王、俺が倒してやるぜ。でその肝心の魔王はどこだ。あれか。遠くに見えるビルの……あそこに……
「魔王、もしかして寝てる……?」
とんでもなく気の抜けた声で言った。ついでに肩の力もドッと抜けた。

>ミカ様、周囲All


【唯純はまだ自分が女の見た目になったことに気付いていないです、誰か突っ込んであげてください……】

1年前 No.17

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄/住宅地→凪光タワー付近】

とても大きな力を感じ、それを辿っていたらクレーターを発見し降りてみたらなんか誰か寝ていました。
仄は思わずきょとんとした表情を浮かべてしまう。

『俺つえええええ!! なんか今なら魔王も倒せる気がする!!! 魔王出てこい!!!』

「!?」

そんな時、突然聞こえて来た女性の雄叫びにビクッと体を震わせる仄。

「うわっ!」

おっと目の前のツノ生やした人(?)も飛び起きたではないか。

「あの……。」

とりあえず仄は驚いた様子で辺りをキョロキョロ見渡すツノの人に話しかけてみた。

ツノの人「ん?」
仄「貴方は何者?」
ツノの人「クンクン……。」

しかし相手は突然なんか匂いを嗅ぎ始めた。
こちらの問いなど耳に入っていない様子だ。

ツノの人「君、凄く良い匂いがするね!」
仄「はい?」
ツノの人「ねぇ……





食 べ て も 良 い?」

その一言を聞くや否や仄は反射的に一気に相手との距離をとった。
そして近くにいる先ほどの雄叫びの主であろう女性に話しかけた。

「あの……”お姉さん”もーー。」

しかしそんな最中、例のツノの人が大ジャンプ、空中で何度も回転しながら落下、そして華麗に着地ーーそんな明らかに人間技じゃないアクションでクレーターから出て来た。

「”お姉さん”あのツノの人凄くヤバそうです、気をつけてください……!」

近くの女性にそう言いつつ、ツノの人を注視しいつでも迎え撃てるよう構える。

>唯純、ALL

1年前 No.18

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

――それは突然起きた出来事だった。何もない空にて無数の魔法陣が着々と展開され、そこから人間を遥かに超える巨大な体躯を持つ豚人間……オークが現れ、住宅街に進行し、逃げまどう人間達を貪り喰らう――

「ZZZ……うぅ騒がしいなぁ…もう」
そんな事が起きてると言うのにここに一人……散らかった自室のベッドで横臥する少女が居た。それが私ベル・フェルメールことベルフェ…
今日もいつも通り部屋の中でグータラライフを送っていたけど……今日はどういった事か外が煩い…一体何を騒いでるのやら……
そう思って呑気に布団を全身に覆い被せ、音を遮断しようとした時だった――次の瞬間

あ……一体何が……

突如何が起こったのか――最後に覚えているのは、何だかいきなり、巨大な刃物か鈍器だろうか或いはバールのようなもので殴られたのかわからないけど……そうだ……私死んだんだ。
ふと気が付くと私がいたのは一面真っ白な空間に佇んでいた。一体ここはどこなのかと思う前に何故だかここが死後の世界だと自然とわかってしまった。本当になんでだがわからないけど……私は年若く17歳で死んだ、今までグータラした毎日が祟ったのかな?でも……ここで死ぬのもいいかも……特に生命に執着していなかった。今の今まで死人と同じような生活を送って来たんだもの、そんなには大差も感じていなかった。

――力が欲しいか
突如、脳内に響くように何者かの声が聞こえた、この声は一体誰なんだろう、もしかして神様?
だけど、もうどうでもいーや、このまま死んだままでも


――力が欲しいか
……けれどその声はやむ事なく脳内に永遠と流され続けるのだった。まるで私が力を手にしたいと言うまで
何度も何千回も永遠と再生されて

あーもう煩い煩い煩い煩い煩い煩い…(以下略)わかったから、望むから黙ってよ……!もう頭がジンジンする……

「わかりました、成れば力を授けましょう――では目を覚まして魔王軍と戦ってくださいそれが貴方の使命」

なんだか半ば強引に女神様みたいな人に押し切られ、力を授けられる事となった。つまり私に魔王軍を倒せって事?
と魔王軍とは一体なんなのかと分からずに女神様が言ったように目を覚ますと

―――

「ここは……って私の家……そう、貴方が壊したの…豚さん、私の家をぐうたら生活を……」

気が付けば、私は瓦礫の上に居た。又、周りの景色などから直感する様にこの瓦礫の山が元は私の家だったのと
それを壊した張本人が目の前に居るのは、ゲームなどでよく見るおなじみの豚さん(オーク)だった。
そして更になんだか私の左半身に力が漲る感じとその力の使い方が自然とまるで身体が覚えているような感覚で

「っ!!」
「ブヒャァアアアア!!!!」
私はそのまま左手の掌を豚さんの前に翳すとそこから一気に周囲を凍てつかせる程の冷気が放たれ、豚さんへと直撃し、白い霧が現れそして霧が消えたそこには先程の豚さんのが氷像と化していた

「左手から冷気が……これで魔王軍を倒せと言うの……」
私は心底、自分の手から冷気が出ていた事に驚き目を丸くさせていたと同時に溜息をつく、即ちこの力を使って魔王軍を倒さなくちゃ――いけない事、

「……兎に角早く私の健やかなグータラ生活を取り戻す為にもさっさと魔王軍を殲滅しなくちゃ――」

そう言って気だるげに魔王軍を殲滅する事を志して、ゆっくりと歩を進ませながら、周囲にいる豚さん達を見つけては、冷気を放ち凍らせて行く中で、なんとその最中を走り抜けようとする人間達までも巻き込んだのだ……それはただ単に自己中心的で、わざわざ人間達に技を命中させない様にするのを面倒臭がった結果なのだから

――ダァン!

「!?……あれは……?」

すると近くに誰かが戦闘しているのだろうか、私はその場所に豚さんが居るのだと歩いて行く道中で
空を駆け凪光タワーへと向かう、黒のローブを着た銀髪の少女の姿が見えて、その姿に「魔法」と付く私と同一の存在である事はわかったが、
私はその彼女の向かう場所には行かず、そのまま銃声が聞こえた方に歩いて行った

》住宅地(悠狂周辺ALL)

1年前 No.19

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

今日の進藤は少し機嫌が悪い。それは昨日彼の応援するプロ野球チームが負けたからだ。興味のない人からすればたかがそんなことと思うだろうが、ファンにとって勝敗は時に精神安定剤にも勝るのだ。
せっかくの休日で家にいてもしょうがないのでショッピングモールをブラブラして本屋に入る。そしていつも通り野球雑誌を立ち読みするが、読んでいる内に昨日の試合を思い出し複雑な気分になる。
そんなこんなで立ち読みに夢中になっていて世界が危機を迎えていることなど気づきもしなかった。

「これ買って帰ろう」

しばらくして読んでいた雑誌をレジへ持っていく。進藤は立ち読みだけで済ませず、ちゃんと購入して出版社に還元する。これが当たり前だと思っている。
レジへ持っていくと店員がやけに外を気にしているのに気づく。誰か有名人でも来ているのだろうか。進藤はそれを見てそのくらいしか思わなかった。
本屋を出た瞬間下の階から悲鳴が聞こえた。止めておけばいいのに好奇心が勝った。進藤は下の階へと歩を進めてしまった。

「え?」

下へ降りた進藤はその光景を見て固まってしまった。フロアを支配しているのは血と死体と化物。何が起こっているのかさっぱり分からない。
立ちすくんでいると後ろに気配を感じ、恐る恐る振り返る。
そこに立っていたのは大きな豚の化物。そう理解する前に蹴飛ばされてしまった。

「何が、起こって…」

もはや理解が追いつかない。分かるのはお腹の痛みと、このままだと死ぬということ。逃げなきゃいけないのに体が動かない。
ここで死ぬんだ。心に諦めの念が浮かぶ。その時、どこからか声が聞こえた。

ー力がほしいですか?

「え?誰?」

ー私が力を授けましょう。貴方はこの状況を切り抜けられるでしょう。ただし先に言っておきますが、この力を得れば否応なしに厳しい戦いへと向かうことになります。

「いや、ここから逃げられればいいだけで戦いなんて…」

ーならこのまま死になさい。頭を潰されれば一瞬ですから。それも嫌なら戦いなさい。貴方はいつも、自分を変えたい。そう願っていたでしょう?これは最後のチャンスですよ?

「そんな無茶な…」

強引な謎の声に困惑するが、この状況では答えはあって無いようなもの。一つ間を置いて答える。

「分かった、分かったから。戦うよ。だから助けて!」

ーそれで良いのです。

ナゾの声が消え我に帰るも特に変わったと実感する点はない。胸と髪にどこか違和感は感じるが。
あまりの恐怖に幻聴が聞こえた。そう解釈するしかなかった。
気づけば先程自分を蹴飛ばした化物が目の前まで来ていた。しかも手にした棍棒を
振りかざしているではないか。

「う、うわああああああああああ!」

無駄な抵抗と分かっているが両手を突き出して少しでも距離を取ろうとする。目を瞑り、その時を待つ。
しかしいくら待てども死ぬどころか棍棒が命中する衝撃すら感じない。
恐る恐る目を開けると、驚きの光景が待っていた。

「何だ、これ!火!?」

それはまるでマジックのショーのようだった。進藤の掌からは火炎放射器のように炎が飛び出し、化物を焼いていた。驚いて手を握ると炎は消え、黒焦げの化物だけが残された。

「何だよ…一体何が起こってる?」

未だに現状は理解できない上、自分までおかしくなってしまい軽い混乱状態に陥ってしまった。フロアにはまだ化物はいるし襲われている人もいる。本来なら助けに行くのが当たり前だが。進藤は違った。

「逃げないと…ここから、逃げないと」

混乱している進藤は立ち上がるとフラフラと安全な場所を探して彷徨い始める。もはや他人など目に入らない。どこかへ逃げないと。ただそれだけを考え歩を進める。
自分が魔法少女へと変身していることなど知らずに

>紫苑、ALL

1年前 No.20

零たん @ganomile ★Android=xfKtn9VdpF

【見調悠狂/住宅地】
「逃げたカ、つまらないなァ」
 周りのオークを拳と肘を使い一掃した後、近くの塀に飛び乗り座った。
「妹、どうやらあの見込み違いだったみたいだ
 何としても今日中にもう一人、人間を送るから。
 そうだ、豚さんはどう?遊んでくれて……る?」
 空から誰かが来るのを見つけ、目を細めそこを凝視する。
「見つけたよ……遊び相手。
『君ノ目、誰ノ目』」
 向かってくる者の視界を覗き見る。彼女は確かに悠狂がいる方向を向いており彼はニヤリと口を歪めた。弾の段数を確認し、リュックの外ポケットから足りない分を装填する。
 塀に銃を置き、彼はその者が来るのを待った。>ベル・フェノール

1年前 No.21

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール 】

 空飛ぶハエが、振るわれる大太刀の風圧に巻き込まれて粉々になった。魔法少女と化した紫苑の動きのあまりの速さに突風が巻き起こり、周囲の窓ガラスが一斉に割れる。オークに向かって繰り出す蹴りや突きはオークの身体を木端微塵にしてもなお威力が収まらず、やはり風圧で壁にピシピシッとヒビなんぞを刻んでいた。たまにオークが勘に任せて振るった斧が紫苑の身体に当たることもあったが、それさえも筋肉の締め付けで止めてみせ結果として無傷。自分の身体に何が起こっているのか。詳しいことは分からないが、でもこれだけは分かる。巫女舞紫苑はこの化物たちから不幸な人々を守れる力を得たのだ。特別な自分に相応しい、特別な力を得たのだ。
 女房装束を纏った9歳の華奢な少女が未知の化物どもをひたすら駆逐する。その光景を見ているのは、幸か不幸か天井付近に設置された監視カメラだけ。数秒前なら携帯ショップの店先に接客用に設置されたペッパーくんもいたが、彼は飛んできたオークの巨躯に踏み潰され機能停止してしまったのでノーカウントだ。監視カメラもそろそろ変な音をたてて火花を散らしているので、あと二、三秒でお役御免だろう。

「ここの怪物たちは殲滅したから、今度は他の階に行ってたくさんの不幸な人々を救わないと……」

 ひしゃげたオークの血や肉がペイントアートのようにそこら中にぶち撒けられた空間の中。返り血の一つも浴びず豪奢な衣装をしゃらりと揺らして、紫苑は全階共通で吹き抜け構造になったフロアの真ん中の部分に向かって軽々と飛び込む。一番大きな本屋があるフロアは最上階から一つ下がった階層だ。いちいち階段を使って降りるよりは、こっちのほうが随分と時間の短縮になる。今の紫苑なら着地に失敗する気もしない。
 本当は一番悲鳴が聞こえてくる階層、すなわち生き残っている人間が最も多そうな階層のオークから優先的に殲滅して回る予定だった。けれど落下途中、ショッピングモールにもう一つある本屋の店舗が入ったフロアで離れていても肌が焼けるような異様な熱が発生しているのを察知して、紫苑は咄嗟にそのフロアに横滑りで着地した。ついでにその階にいた今にも人を襲おうと棍棒を振りかぶっていたオークを一匹蹴り殺す。胴体からあっけなく吹き飛ばされたオークの生首はサッカボールのようにコロコロと転がって行き、上下黒のレディーススーツに身を包んだつり目の女性の足元でピタリと止まった。きっと彼女の視点では、見開いたまま絶命しているオークの眼球とばっちり視線が合ってしまっただろう。
 しかしオークが未だ大量に残っているこのフロアでそんなことは気にしていられない。紫苑は大太刀に付いた飾り紐と銀製の鈴を艶やかに揺らめかせながら、疾風怒濤の勢いで床だの壁だの天井だのを蹴り上げてはスピードそのままに次々とオークを屠っていく。この階層でも、先程までのフロアと同じく巻き起こった突風で窓ガラスがパリンと音を立てて砕け散ったり、壁にヒビが入ったりしている。けれどそのガラスの破片で生存者たちが傷付いたりしないよう、オークに攻撃する合間でさりげなく生存者たちをフロアの安全そうな場所に抱えて移動させているのはさすがだ。こいつはキチガイだが、キチガイであるがゆえに『自分は不幸な人達を助けるという使命を帯びた存在だ』という思いは決して揺らがない。だからこそ、いきなり謎の力に覚醒していきなり化物との命懸けの戦いに放り込まれてもここまで動けるのだ。

>進藤敦規様&ALL様

1年前 No.22

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

「何処か…隠れる場所…何処か…」

ブツブツと呟きながら歩き続ける進藤。周囲の事は目に入らず自分のことでいっぱいいっぱいになっていた。自分が火を出せるようになったのは理解した。しかも自分の思いのままに出したり消したりできることも分かった。それでも周りの人を助けようとはしない。普通なら意気揚々とモール内を駆け回りオーク狩りをするだろう。しかし進藤は多くの死体とオークとのファーストコンタクトだけで戦意喪失状態に陥ってしまった。
ふと、自分の足元に何かが転がってきた。反射的にそれを見て、後悔した。
転がってきたそれはオークの生首、しかも目がこっちを見ているではないか。

「あ…あ…」

トラウマ間違い無しの出来事に数歩後ずさりして尻もちをついてしまう。
進藤自身スプラッターは大嫌いでゲームや漫画でもその類は避ける。作り物ではなく現実で転がり込んできたそれにとてつもないショックを受けてしまう。

「あああああああああああああああ!」

ショックにより半狂乱状態になり、両手でその生首を焼く。さらに、この悪夢をかき消そうとするようにめちゃくちゃに手を振り回す。加減ができていない炎は進藤の周囲を焼き払う。幸い近くに人はおらず、焼けたのはモールの店舗や商品、そしてオーク。全てを黒焦げにした。
気がついた時には半径10mが焼け野原と化していた。
この時離れた所で縦横無尽に動く人影を捉えたがそれどころではなかった。

「あそこだ…あそこに隠れよう」

ふと近くにあったブティックが目に止まりそこへ一目散に向かう。無人となったブティックの試着室に転がり込み、体育座りで縮こまる。
まだ外では戦っている音が聞こえる。
…音が聞こえる?

「そういえば…」

いきなり転がってきた生首、しかもオークのもの。あんなことが一般人にできるだろうか?聞こえてくるこの音、オークの出している音とは違う。加えてオークの悲鳴らしい声も聞こえる。周囲を焼き払った時に見てた人影、常人ではできない動きをしていた。しかも何か巨大な物を持っていたような。

「何かがいる…別の何かが。人か?」

誰もが行き着くであろう結論に行き着く。確かめに行きたいが味方かどうか分からない以上下手に近づけば殺されることもあり得る。
さらに、先程から嫌というほど見た人の死体と血と転がってきたオークの生首がトラウマで試着室から出る1歩を踏み出せない。
結局、周りが静かになるまでやり過ごすことにした。本当にやり過ごせるのかは分からないが。

>紫苑、ALL

1年前 No.23

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール 】

 あらかたのオークは殲滅した。フロアには水位3cm程度の血の海が作られ、その全てがオークの身体から流れ出した血によるものだ。だというのに、裾を引きずる女房装束は雫程度の血液さえ含んではいない。無意識に張った結界による効果だ。細やかなガラスの破片や塵芥が血の海の上にぷかぷかと浮かび、漂い、そしてフロアの端にある階段を伝ってじわじわと下の階へと流れてゆく。階下にいる者にとっては恐るべき光景だろう。その血の持ち主がオークではなく人間だと認識し、あまりのショックに泣き叫ぶ者もいるかもしれない。せめて緑色だの青色だのの体液をしていてくれればそういった弊害も防げたのだが。気の利かない化物どもだ。

「さてと。あの凄まじい火を操る誰かさんは、一体どこに行ったのかな。戦うための力があるのに、どうして人々のために立ち上がらずにいられないんだろう。どうして刃を握ろうとしないんだろう。自分と子孫とご先祖様に恥ずかしくないのかな。理解できないな」

 思ったことを素直に言うだけ言った後、大太刀を鞘に仕舞い直して再びフロアど真ん中の吹き抜けから階下へと移動する。きっと自分と同じく力を手に入れた存在なのであろうあの火の使い手が、一体何故オークを倒そうとせず隠れてしまっているのかは分からない。が、一人で放っておかれても平気なくらい強いならそれは紫苑が救うべき『不幸な人々』に含まれない存在だし、戦う気がない相手に戦えと説得しにかかるくらいなら自分が頑張ってこのショッピングモール中のオークを倒して回ったほうが早いし救われる命も多い。
 こんな状況を目の当たりにしても自分一人だけ隠れていられるような奴だ。戦う力を持っていながら戦えないような奴だ。自分が倒さなかったせいで生き延びたオークが自分の恋人や友人を殺すかもしれないという発想すら湧いてこない奴だ。あるいはその発想が湧いているにも関わらず、それでも恐怖に負けて竦んで怯えて震えて、その場から動けもしないような奴だ。そんな奴にいちいち構っていられない。誰のためにも動けないなら、せめてどこかで誰の足も引っ張らないように一人で爪を噛んでいろ。特別な人間としての責務を果たせない唾棄すべき精神的弱者め。

「選ばれた人間は、救世主にならなきゃいけないのにね」

 誰に教えられたわけでもない、生まれた時から自分の心に根差していた考えを小さく呟き。先程までいた所から一つ下がったフロア、つまり4階に着地した紫苑は5階や6階でも繰り広げた光景を再び再現しだした。割れるガラスに飛ぶオーク。人間にとってはまさしく希望の星である少女の姿は、しかし敵意を向けられるオークたちにはどのように映ったのだろう。死神が佇むような、暗鬱で凄烈な絵画のような光景。巨大な刀で生み出した血の海の中に立って大太刀を仕舞う紫苑の姿は、オークたちにしてみればまさしくそう表現するに相応しかったはずだ。もっとも、今となっては4階のオークたちは既に絶命しきってしまっている。

「さて、次は3階だね」

 再び吹き抜けを移動に利用すべくそちらに視線をやった。この調子でショッピングモールのオークを虐殺しきったら、次は外にいる人々を救いに向かわねばならない。救世主であることを己に強いる者(メサイアコンプレックス)たる紫苑は、近くに救うべき人々がいる限り休憩も挟まず限界まで戦ってのけるだろう。それで自分が死んだとて、己の生き様にも死に様にも悔いは無く。

>進藤敦規様&ALL様

【性格がアレなんで失礼な描写が含まれます、すみません!!】

1年前 No.24

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

しばらくしてフロアが静かになった。恐る恐る外へ出るとそこは血の海になっていた。それだけでも震え上がるのにそこへさらなる追い打ちが飛んだ。
『恥ずかしくないのか。』言葉の鉄槌である。正論なのがまた痛い。
言葉の主が下のフロアへ降りていく瞬間を見て、それが少女なのが分かった。16の男が小さな女の子に説教された事が余計に心の痛みを増していく。

「分かってるよ…分かってるんだけどね…」

反論にならない反論をつぶやく。相手はもう下に行ってまた派手に戦い始めているので届くことはないだろう。
引き寄せられるように吹き抜けへ近づき、下の様子を伺う。下ではあの少女がまるでゲームか何かのキャラクターのように華麗にオークを倒している。

「あれが本来あるべき姿だろうなぁ…」

人々を襲う怪物に対して立ち向かいうち伏せる少女と逃げ続けた自分。どちらが褒められるかは一目瞭然だ。それも分かってはいる。自分も立ち向かいたいと思っている。しかし目の前の惨劇に歩が前に進まないのだ。
色々考えていると、下のフロアも静かになった。覚悟を決める時がやってきた。

「怖がる必要はない…すぐに終わる…自分を信じて…」

ブツブツとひたすら自分に言い聞かせる。勇気を奮い立たせる。あの謎の声も言っていた通りこれは自分を変えるチャンスだ。弱い、逃げてばかりの自分を変えるチャンス。
ならこのチャンス、存分に活かそうではないか。

「よし…1、2の…3!」

掛け声と共に吹き抜けから飛び降り3階を目指す。飛行能力があることは知らなかったが無意識に飛んだ。飛んだというより滑空に近いが。
無心で3階に飛び込んだ進藤をオークが視界に捉える。ここまで来たら後戻りはできない。体は未だ恐怖で震えている。それでも逃げない。
フロアを駆け回りながら目についたオークを燃やしていく。少女に比べれば何もかも劣る戦い方だが、これが今できる精一杯である。

>紫苑、ALL


【大丈夫ですよ!】

1年前 No.25

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【シーラ/ショッピングモール】

コツ コツ コツ コツ コツ コツ コツ

ショッピングモールに響き渡る音。
それは一定のリズムで鳴り響く。
リズムは精密機械の如く一切の乱れを起こさない。

音の正体はブーツの足音であり、その主たる者が大魔王に歯向いし2人の愚者の下へと姿を現す。

「……。」

それは14歳くらいの少女。
彼女は人形の様に整った顔を幼き救世主の方へと向ける。
表情は無表情で保たれ一瞬たりとも崩される事はなく、相手を見据えるその瞳も瞬き一つしない。
人間と全く同じ姿をしながらも一切の無駄のないその佇まいは断じて人間の者ではない。それはこの少女もまた人ならざる者である事を裏付ける。

「最優先調査対象を確認。」

少女の眼前に展開される魔法陣。その中から細長い棒が出現、それを手に取り華麗に高速回転させる。

ジャキンッ!

そして形成される紫の巨大な刃。少女が手に取ったのは大鎌であった。

「調査開始。」

大鎌を振り上げながら、黒ずくめの少女は幼き救世主へと突進する。

>紫苑、敦規


【急いで打ったので変な文章かもしれません;】

1年前 No.26

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

「……」
私はそのまま、銃声がした場所向かう。

とその時――

オークA「ブッヒッヒッヒ!ほーら逃げろ逃げろ、早くし逃げないと処刑しちゃうぞ〜〜〜!」
青年「うわぁああああ!なんなんだよこの豚野郎は!!だ、誰か助けてくれ〜〜」
オークB「お嬢ちゃん可愛いブーね、可愛すぎて食べちゃいたいくらいだブー」
少女「パパ―ぁ!ママ―ぁ!誰か助けてぇ――!」
オークC「ひゃ〜〜ほ〜〜!人間共は丸焼きだ〜〜!」
オヤジ「たく、一体なんで俺がこんな目に!浮気がそれ程いけねぇのかよ畜生!」

目の前から三匹の可愛い可愛いオーク達が青年、少女、浮気者オヤジを襲っている所を目撃し
私は豚さん達を倒す態勢に入り、まず始めに私の後方にこれから放つ攻撃の反動で吹き飛ばし防止に冷気で作った氷塊置き、
そして掌を真下の地面に向けて翳す。

青年「やったー!なんだかよくわからないけど、あの子が助けてくれるんだ、さぁさぁ!あの豚野郎をちゃっちゃっと倒してくださいよ〜」
少女「お姉ちゃん助けて〜〜」
オヤジ「おお!良かった!そこのお姉ちゃん、早く後ろのコイツをぶった倒してくれって…」

一方で豚さんから逃げる街の人達は私に助けを求めたが……

オークA「ブヒャァアアアア!!!!」
青年「え…おい……嘘だろ…俺を助けてくれるんじゃ……」

オークB「い、嫌だぁぁぁ!オイラはまだ可愛い子ちゃん達と遊んでいたかったのにブー」
少女「あ……な、なんで…?お姉…ちゃん」

オークC「あべしっ!!」
オヤジ「ぎぃやぁあああああ!!!!ふ、ふざけんなよ!なんで俺まで……うぐぁ…」

私は構わずまず「邪魔」と言って正面にいる青年を巻き込んで豚さんAに向かって地を這う氷の棘を放ち始末すると、
続けて右正面少女を巻き込んでオークBに、正面左の酔っ払いオヤジを巻き込んでオークCに向けて同じく数秒単位のタイムラグありで地を這う氷の棘放ち始末すると(ただしオヤジの身体には深く棘を突き刺し)

「ふぅ……」
連続して技を放った為疲労でその場で力を抜かす。周囲に自身を狙っている魔法少女がいるとも気付かずに……

》見調悠狂、住宅地 周辺ALL
【零たん様。絡み文ありがとうございます!それからベルは悠狂君の存在に気付いていないので、撃つなら撃っても良いですよ!ドンパチやるかもですが(汗)

1年前 No.27

零たん @ganomile ★Android=xfKtn9VdpF

【見調悠狂/住宅地】
 見ていた所から対象物は消えた。
「『君ノ目、誰ノ目』」
 そう呟き魔法を発動させ対象物の視界を覗き見た。場所を大まかに見た後、横に置いた銃に手をかける。
 持とうとしたものは無く、彼は後ろを見た。後ろにはオークが居た。自分の銃を構えたオークがいた。
 オークは震えた様子で引き金を引いた。
 悠狂の肩に直撃し、肩から赤い液体が吹き出す。
「何すんだよ、痛ぇよ、豚頭」
 肩を抑えオークとは反対側に降りる。
 負傷している為いつもより力を込め屋根に飛び乗った。オークの弾丸は腹部を抉る。屋根を滑り、オークがいる位置の反対側に降り茂みに隠れた。
 変身を解除し、茂みから出る。
 横を見るとそこには青髪の女がいた。>ベルさん

1年前 No.28

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール・3階 】

 自分が三階に降りるよりも早く、炎を纏った何者かが3階のフロアへと着地した。黒のパンツスーツ姿のその女性は、確か5階にもいた人物だ。なるほど、異様な熱の正体は彼女だったらしい。先程相手を否定するような物言いをしたばかりだというのに、いざ彼女が人々のためにオークを火炙りにしている姿を見ると、やはり特別な人間はこうでなくては、と納得のような満足のような気持ちが湧いて来る。紫苑は自分の基準において『特別な人間としての責務を果たしている』と見える人間には好意的だ。特技は手のひら返し、とまでは言わないけれど。

「頑張りましょうね、お姉さん」

 すれ違い様そう声をかけ、こちらも3階にてオークの討伐活動を開始する。火の粉と血飛沫の舞うスプラッター映画とアクション映画の混ざり物みたいな光景。端っこに固まって小さくなっている一般人たちは、スマートフォンを構えるのも忘れてそれに見入っていた。やがて目につく範囲にいる全てのオークを肉塊と焼肉へと変貌させ、さて、次は2階だと再び吹き抜け部分に視線を移そうとしたところで。
 魔法によって強化された聴力が、この場の誰よりも早く遠方から響くヒールの音を拾った。即座にそちらに目を向け抜刀。コツコツというヒールの音に混じって、しゃらんと涼やかな鈴の音が響く。視界の先にいるのは自分より年上の、けれどパンツスーツの彼女よりは若干年下に見える中学生くらいの少女だ。無表情かつ綺麗に整った、二重の意味で人形のような顔をしている。こちらに歩いて迫ってくる間に一度も瞬きしていなかった辺り、その印象は間違いではなく、案外本物の人形なのだろうか。魔法陣から湧いてくるオークがいるのだ、勝手に動く人形が現れたって誰も可笑しいとは思わない。

「誰かは知らないけど、紫苑の使命の邪魔をするなら君は邪魔」

 少女が魔法陣から取り出した大鎌を手に突進してくると同時、こちらも血溜りの足場を蹴り上げて突進。振るわれる大鎌と大太刀が火花を散らしてぶつかり合う。身体能力の強化という単純な魔法は、だが単純であるがゆえに強力だ。華奢な9歳の小娘を人ならざる者との接近戦が可能な化物に仕立て上げられる。紫苑は足元の血を女房装束の裾ごと蹴り上げて少女の顔へと飛ばす。血液を利用した目潰しだ。それが当たったか当たっていないか決まるよりも速く、近くにいるパンツスーツの女性に対し振り向くことなく声をかける。

「お姉さんは、先に2階と1階の不幸な人々を助けて下さい。この邪魔な物は、紫苑がこの世からのかしておきますから」

 二人がかりで相手したほうが確実に倒せるのは分かっている。が、そうこうしている間にも2階と1階ではたくさんの哀れな人々が醜悪で強靭なオークに蹂躙され虐殺されているのだ。それをみすみすと見逃すのは、巫女舞紫苑という生物の精神が許さない。が、ここで自分に挑んできた敵をパンツスーツの女性に押し付けるような真似も主義に反する。だからこそのお願いだ。

>進藤敦規様&シーラ様&ALL様

【ありがとうございます!!】

1年前 No.29

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

3階に降りて戦っているといつの間にかあの少女も降りてきていた。何となく見捨てられそうな予感がしていたので共闘してくれるのは大変ありがたい。気持ちも少しばかり楽になる。

「お姉さん?何の事だ?」

少女がすれ違い様に声をかけてくれたが、聞き間違いでなければ自分の事を『お姉さん』と呼んだ。
どういうことか分からない。顔立ちも当然女に間違えられるほどではないと理解している。
自分が魔法『少女』になっていることを未だに気づいていない進藤はそのワードがどうしても引っかかってしまう。
ただ今は戦いに集中しなくてはならない。落ち着いた時に聞いてみることにしよう。

「大体片付いたね。次は2階…」

3階のオークを倒し終わり吹き抜けから2階の様子を伺おうとした時、背中に寒気が走る。
それは今まで感じたことのない何か。自分が対峙してきたオークとは比べ物にならない恐怖が襲う。
振り返った時にはすでに少女と何者かが相まみえていた。
自分の理解より早い展開にもはやあっけにとられるしかない。そんな時少女に言葉をかけられる。

「そうはいっても……分かった。すぐに戻る。ああ、そうだ!僕の名前は進藤敦規、お姉さんじゃなくてお兄さんだから。それじゃあ…頼んだよ」

少女は自分が何者かの相手をしている内に下の人達を助けてこいという。少女が強いのは分かっているが、相手の威圧感というかオーラというか、何かに言いようのない不安を感じた進藤は言う通りにしていいものか少し迷ったが、従うことに決めた。
吹き抜けから2階に降りようとする時、自分の名前と性別をしっかりと伝える。流石に2回もお姉さんと呼ばれては訂正しなければ。

「なんのことやら…」

2階に降りた進藤は頭をひねる。自分の身に何かあるのか?確かにさっきから何かしら体に違和感は感じるけれど。
鏡で確認をしたい所だけど続く戦いと、何者かに感じた恐怖が許してくれなかった。
早く戻らないと。その一心で2階のオーク達に立ち向かっていく。

>紫苑、シーラ、ALL

1年前 No.30

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【シーラ/ショッピングモール】

オークの血がこちらの顔に降りかからんとする。
シーラは咄嗟に瞳を閉じ、血が目に入るのを防ぐと同時に後方にジャンプして紫苑から距離を取る。

「……。」

袖で瞼に付着した血を素早く拭き取り、そして……。



バサァ


背中から黒き翼が生える。大鎌に黒づくめの服装も相まってシーラの姿は正に死神のそれであった。

「翼よ……。」

黒き翼から数個の羽が宙を舞いーー

「我が敵を撃て。」

それは黒き針へと形を変えて紫苑に襲い掛かる!





と思われたが針は彼女の横を通過し何処かへと飛んで行く。
針は向かっているのだ。まるでそれ一つ一つが生き物の様に障害物を的確に判断し狙ったもう一人の獲物の下へと向かったのだ。
2階へと降りた敦規に死神の翼が襲い掛かる!

>紫苑、敦規

1年前 No.31

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール・3階→2階 】

 血での目潰しはそれを避けるために相手が目を閉じたわけだから結果的には成功したようなものの、進藤敦規と名乗ったお姉さん、否、彼曰くお兄さんが2階にいくのを思わず目で確認した行為によりそのチャンスを不意にした。容姿も声もあきらかに女性のものだったと思うし、いくらパンツスタイルとはいえあの縫製の感じとデザインは完全にレディースだったと思うのだが、あれで男と言い張るなら何か複雑な性事情の持ち主だろう。トランスジェンダーンダーとか。勘違いをした紫苑は突っ込まないことにした。頼まれました、とでも言うように敦規と目を合わせて微かに頷く。合流したら、自分もちゃんと名乗ろう。
 紫苑から距離をとっていつの間にやら羽を生やしている少女――こんな大して広くもない場所で大きな翼なんぞ生やして何をしたいのだろうと紫苑は思った――は、簡単な詠唱と共にばさりと両翼を広げると、それは黒く禍々しい針へと姿を変え紫苑に襲い掛かってきた。教えられずとも知っていた魔法陣型の結界を自分の眼の前に張ることでそれを防ごうとする。万が一、追尾機能なんかが付いていた時のことを考えて自身が動ける準備もした上で。
 けれども黒い針は紫苑の魔法陣型の結界の前で軌道をグイッと逸れさせて、見当違いな方向へと突っ走ってゆく。いや、よく目で負えば見当違いではない。あの元数枚の羽、現数本の針が標的と定めたのは間違いなく敦規だ。それを悟った瞬間、紫苑は近くにいる黒装束で大鎌の死神少女なルックをスルーする形で自分も針の後を追った。魔法少女全員に共通して備わっている飛行能力ではない、浮遊というよりも積極的落下に近い身体能力にモノを言わせた移動法だ。黒い針が敦規の眼前に現れるよりも速くに2階に着地した紫苑は、オークを華麗にヴェリー・ウェルダンにしている真っ最中の彼女……ではなく、彼の背中を守るような位置へと瞬間で移動し、大太刀を構えながら背後の敦規に声を張り上げた。

「紫苑の名前は巫女舞紫苑です、自己紹介が遅れてすみません! さっきの今でごめんなさい、事情が変わったのでやっぱり一緒にあの邪魔ものを世界からポイッてしましょう!」

 ああやって本体から切り離して使える武器(?)を持っている以上、自分だけがあの人形じみているんだか死神じみているんだか分からない少女と戦う意味は無い。だって彼女は紫苑の相手をしながらでも敦規のオーク討伐の妨害が出来てしまうのだ。だったらいっそのこと、二人がかりでさっさとコレを屠ってやっぱりオーク討伐も二人がかりで担当したほうが手っ取り早い。そんなことを考えながら黒い針を大太刀の鞘で一閃して全て地面へと落とし、なんか復活とかしたら嫌だな、という曖昧かつ感覚的な理由から地面に落ちたそれらを靴底で粉砕しておく。普通の人間の脚力なら何本もの針を一度の踏み込みで粉末状になるまで破壊するような真似はできないが、そこは身体能力強化の魔法を持った紫苑ならではの芸当だ。ついでに下の床にまで小さなクレーターとヒビ割れが出来てしまったが、まあ、上階のほうは窓ガラスが全部割れたりしているので破損は今更である。うっかり倒壊させてしまわないよう本気はセーブしているから、問題ない。と思いたい。

>進藤敦規様&シーラ様&ALL様

1年前 No.32

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

2階に降りてひたすらオークを焼いていく。血とオークはある程度慣れてきたがまだ嫌悪感は抱く。人の死体にはほとんど慣れてない。
必死にオークを処理している所、いきなり背後から声をかけられた。驚いて「ヒッ」と短い悲鳴を上げて振り返ると、あの少女がいた。
まさか、もう倒したのか?少し期待をしたがその期待はすぐに裏切られることになる。
少女が話すのは自己紹介と、共闘の持ちかけ。

「紫苑さんね、よろしく。それで…事情が変わったと言うのは…」

何が起こったのか聞きたかったが床に散らばる黒い物を見て言葉を紡ぐのを止めた。今までそこになかった物がある。これだけで異常事態というのは理解できる。しかもこの状況、紫苑がいなかったら死んでいた可能性もある。それだけでゾッとする。

「うん、分かった…一緒にアイツを倒そう」

正直オーク達を相手にしていた方が気持ち的に楽だった。進藤は自分が階下のオークを一層して戻ると紫苑が相手をすでに倒していてゲームセット。という都合の良すぎる未来を考えていた為、3階に戻ることになるのは予想外の予想外だ。しかしこの状況で断れるならどんなに楽だろうか。
いつの間にか震えが止まっていた体がまた震えだす。胸を締め付けられるような恐怖が体を支配する。逃げられるなら逃げたいくらいだ。
しかし今逃亡は選択肢にない。今自分が持っている選択肢は、一緒に戦うか?という問いに対して『はい』か『イエス』しかない。

「……よし、行こう」

一つ深呼吸をして3階へと飛ぶ。3階が近づくにつれ恐怖から動悸に襲われる。呼吸も荒くなる。
3階へ戻り乱入者を見た瞬間、無意識に1歩後ろへ下がってしまう。乱入者のオーラに圧倒されていた。
普通なら、2対1の状況でしかも相方は紫苑だ。不安要素は少ないはずなのに、進藤は最悪の予想すらしていた。
果たして、本当に勝てるのだろうか?その疑問だけが頭の中を駆け巡る。

>紫苑、シーラ、ALL

1年前 No.33

星影 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=pkknKAjy2C

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1年前 No.34

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

暫しの疲労の回復中――

突如としてダァン!と再び銃声が鳴ると共に――何すんだよ、痛ぇよ、豚頭と銃で撃たれたのか少年ぐらいの男性の彼の声が上から聞こえてる。これは一体?と上を見上げるも塀の上には誰もいない……取り敢えずまず落ち着いて考えて、銃を持ってるのは恐らく敵…豚さんである事には違いないとして……撃たれたのは一般人と推測していると…

「!」

次に聞こえて来るのは屋根を滑る音と続いて、(私の)すぐ傍(横)のほんの僅か揺れた気がした。
……まさか、そこの茂みにいるのは――

一般人?もしくは豚さんか、前者でも後者でもあっても、願うなら前者だったら良い、面倒な事(戦わなくて)しなくて済むから
もし後者だったら決まっている魔法を放って始末するだけ――そう僅かに揺れた茂みに向けて左の掌を翳す……と

そこから出てきたのは私と同い年の男性と目と目が合う。
その人は、自ら切ったであろう不揃いでな髪型に顔立ちは整っているのに正気を失った様な目に開いた口でヤバイ人だと匂わせている後、筋肉質で肩の筋肉が特に凄い事と身の丈に合わないブカブカな服装をしていた。持ち物に大きな茶色のリュックを持っている限り…彼は旅人なのだろうかと思う、それはそうとして前者で良かった、面倒な事はしなくて済む……そう彼(見調悠狂)を一蹴して去ろうとした時だった。

臆病なオーク「ひ、ひぃっ!また出やがったのか!魔法少女!くっそお前なんざ怖くねぇ、今すぐここで死んじまえ!後そこの人間もな」

突如、私と彼(見調悠狂)の目の前にドスンと地面に着地してクレータを作る、銀色銃…何て言ったけ?を持った震えた豚さんがその場に現れて声を震わせながらそう言って銃を二発、私と彼の眉間に向けて続けざまに放って来た

「っ!……よくも…」
臆病なオーク「ブヒ!……げっ、くそっ!」

彼にも銃弾を撃って来たが、私は庇うなんてことはせず、ただ目の前に迫って来る弾を回避しようとするも
躱しきれずそのまま、こめかみを掠る様にして当たり、私はこめかみを右手で押さえるようにして、左の足に氷を纏わせて、地面を踏みつけて、
地面を這う氷塊をカウンターとして放つも躱されて氷塊は豚さんに致命傷を与える事はなく、片足を凍らせただけだった。

》悠狂君 住宅地周辺ALL

1年前 No.35

零たん @ganomile ★Android=k9u2oz1FzH

【見調悠狂/住宅地】
 オークにより打ち出された弾を避けようと左に飛ぶが、避けきれず同じ肩をまた抉った。
「フざケンなよ……」
 彼は弱々しく立ち上がった。左手に握っていた魔法石を天高く掲げた。影が悠狂を覆う。
「変身」
 いつもより低い声で言葉を発すると影の間から光が漏れだし、影の破片が弱々しく剥がれ落ちた。
「覚悟は出来てンだろウなァ……『君ノ目、誰ノ目』!」
 目を手で覆いそう叫んだ。オークの視界に真っ暗な悠狂の視界を映す。オークは錯乱した様子で、周りを見回した。
「早くコの豚頭を殺セよ青髪ィ」
 覆いながらも顔だけ少女が居たところを向きそう言った。>ベル

1年前 No.36

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【シーラ/ショッピングモール】

紫苑は敦規へと放ったこちらの攻撃から彼を守るべく2階へと向かった。
そして今、2人は合流して3階へと戻ってこようとしている。
魔力を感知事出来るシーラはそれによりこうやって敵魔法少女、少年の動きを読む事が出来る。

「翼よ、我が敵を射て。」

再び数個の羽を舞わせ、提唱とともにそれを針へと変え2人の敵の下へと向かわせる。

>紫苑、敦規


【仄、煉花/凪光タワー付近→駅前】

(お、お姉さん急にどうしたんだろう……?)

自分が話しかけた途端、相手の様子が急変した事に困惑してしまう仄ちゃん。
相手のあまりにも深い事情を彼女は知るよしもない。

「わぁ……君からもいい香りがするよ〜♪
おまけに肉付きも特にその2つの大きい大きいそれは実に食べ応えがありそうだよ〜〜♪♪
あぁ、ヨダレが……。」

ツノの人ーー魔王軍幹部の煉花は今度はへと視線を向けそう言い放つ。
その最中、相手の大きな2つのそれをジロジロと眺めるわ、舌舐めずりをするわ、しまいにはヨダレまで垂らし始める。
ヨダレは着物の袖で拭うーーと思ったらその中からハンカチを取り出し、拭った後は丁寧に折り畳んでしまう。まぁ、意外と礼儀良さそうな事で。

(あれ……このツノの人もしかしてーー





男……!?顔も声も中性的だし、服装に至っては女物の着物だったし女の人かと…………………………うぇ。)

仄ちゃんの煉花を見る目が次第に軽蔑の眼差しへと変わる。
そして遂に言ってやりました。

「男が女の人に食べるだのあそこをジロジロ見るだの……このーー




変態!!」

しかし言ってやった所で相手は人外、あんまり効果はーー。

「へん……たい……?僕が……?」

あった様だ。これはチャンスだ!

「消えろ変態!」

魔力を集めて作り上げた銀色の十字架を飛ばす。
しかし煉花は我に帰り、素早い動きでそれを避け、2つ並びの高層ビルの間へと移動する。
彼は空は飛べない様ではあるが、2つの高層ビルを三角飛びで登って行く。どこぞの配管工かと。
そして屋上へと付くとそこにある貯水タンクに手を伸ばす。そして何と片手で軽々と持ち上げてしまう。

「勘違いしているみたいだけど、食べたいって言うのはご飯としてでね!”あっち”の意味じゃないからねッ!!」

そう弁解の言葉を叫びつつ、下にいる2人の敵に狙いを定める。

「それに君たちは僕の大切な仲間たちを随分と殺してくれたみたいだね……報いをッ!受けろッッッッ!!!」

凄まじい叫び声とともに唯純と仄目掛けて貯水タンクをブン投げる!
並外れた鬼の力で投げられたそれはすんごい速度で2人に突撃して来る!!

>唯純

1年前 No.37

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール・2階→3階 】

 3階に戻るのではなく、相手が2階まで下りてくるのを待ち構えて迎撃するつもりだったのだが……まあ、戦う場所が2階でも3階でも変わりは無い。先に3階に上がった敦規の後を追ってこちらも地面を蹴り上げた。一階くらいの高さなら、飛行魔法を使うよりも脚力に任せたほうが早く辿り着ける。3階に辿り着いて早々に再び針が飛んできたが、動体視力も込みで身体能力が上がっている紫苑にとってこの程度の針を振り払うくらい造作も無い。衣装が女房装束というのも有り難かった。わざわざ武器に拘らずとも、針くらいなら幾つも重ねられたこの重たい袖を振るっただけで弾き飛ばせる。
 そこら中に転がっているオークの死体から奪い取った斧と棍棒を両手に持ち、その双方を、相手が飛ばしてくる針と同じくらいの速度で少女目掛けてぶん投げてみせる。この大きさでは通常ありえないほどのスピードで相手に向かって行く斧と棍棒。そしてそれ以上の速度で床板に巨大なクレーターを作るレベルのスタートダッシュを決めた紫苑は、並の人間の肉眼では残像さえ捉えられないようなスピードで少女の背後に回り、『大太刀で居合抜き』というとんでもない所業をやってのける。眼前から迫り来る針並の速さの巨大な斧と棍棒、そして背後から迫り来るそれらよりも速い閃光のごとき居合抜き。
 普通に考えれば全て避けることなど不可能なはず。だが、紫苑の脳内にはこのどれもが避けられてしまうだろうという確信があった。だからこそ、絶対的優位な立場で攻撃しておきながら、その目には一寸の奢りも隙も見えはしない。あるのはこの攻撃が避けられた後にどのような攻撃を加えるのかという数々の作戦、そして敦規が少女に繰り出すであろう火炎攻撃に巻き込まれないよう常に張り巡らせている危機察知の意識だけだ。
 パンッと何かが破裂したような音が響いた。少し遅れて、ちりんっ、と大太刀に飾られた鈴の音が鳴る。拳銃から弾丸が発射された際に鳴る発砲音は、火薬の爆発した音ではなく弾丸が音速の壁を突き破った音だ。それに酷似した音が響いたということは、すなわち、今の紫苑の初速は音速を超えたことになる。

(いざとなったら、紫苑がこの人を抑えている隙に敦規さんに紫苑ごとこの人を燃やして貰いましょう)

 脳内でしれっとそんなことを考えているが、まだ実行すると決まったわけではないのでさすがに口に出しはしない。もっとも口に出したところで、この短いやり取りの間でもかなりマトモな性格だと分かる敦規が紫苑の作戦に乗る確率など低そうだが。
 さて、紫苑の攻撃は相手に当たるか否か――。

>進藤敦規様&シーラ様&ALL様

1年前 No.38

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

3階について早々凄いものを見る。乱入者に黒い翼が生えているではないか。自分が2階へ降りる前はなかったのに。
そして、その翼から羽根が舞ったと思えば、その羽根が針へと変化しこちらへ飛んできた。

「危ないっ!って、痛え!」

予想外の攻撃の上、反応が一般人並みのせいでとっさに炎を噴射して殆どを焼き払うも2発ほどくらってしまう。1発は右の脇腹をかすめた程度だったので切り傷で済んだが、もう1発は左の太腿にもろにくらってしまった。
痛みに顔をしかめる。スーツに血が滲む。
弓道での不慮の事故で人に矢が刺さってしまったというニュースから何回か注意喚起を受けたことがある。あの事故ってこのくらい痛かったのかなぁ。
くらってしまったが、あの攻撃は焼き払えることは分かった。そうとう不意打ちされない限り次は大丈夫のはずだ。

「何だありゃ…もうめちゃくちゃだ」

とりあえず近くにあったベンチの裏に隠れ様子を伺う。もう紫苑は仕掛けていた。そのスピードは速すぎて目で追えないレベル。あれでは邪魔になりかねなくて近寄れない。いや近寄らない方がよさそうだ。
その時、背中に硬い感触があることに気づいた。触ると何か背負っているようだ。

「え?何でこんなもの…」

それはスナイパーライフルだった。おそらく本物。斜めがけできる紐がついていて、ずっと斜めがけで背負っていたのだ。色々必死すぎて全く気付かなかった。
触ることすら初めてだが、何度か動画で使い方は勉強したことがある。

「これがあれば…もしかしたら…」

動けることは動けるが怪我のせいで満足には動けないだろう。下手に前に出ても紫苑の足を引っ張るだけだろう。せっかくいいものを見つけたのだから使わないわけにはいかない。
さらに幸運にもここは色々と遮蔽物の多いショッピングモール。ここならこちらから見えても向こうからは見つけにくい場所はたくさんあるだろう。
ただしアタッチメントでフラッシュハイダーがついている。マズルフラッシュでバレにくいのは良いがサプレッサーではないので銃声は抑えられない。より正確な狙撃が要求される。

「任せろ…こちとら、4発で勝負を決めてきたんだ」

幸い弓道部に入っているので的あて自体は得意。4本の矢で結果も出してきた。一つのミスで全てが決まる世界で見習いレベルだが生きてきた。今こそその経験を活かす時。
さっきから紫苑の足を引っ張りすぎている気がする。あんな小さな女の子に負けてはいられない。ここは後方支援ではあるが良いところ見せないとな。

>紫苑、シーラ、ALL

1年前 No.39

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【シーラ/ショッピングモール】

前後から挟み撃ちの攻撃にシーラはすぐさま対応した。
翼はその形状を変化させ、彼女の全身を包み込む。それはまるで大きな黒い卵の様に見える。
投げられた斧と棍棒は弾き飛ばされた。
しかし、紫苑が放った迅速の一撃は防ぎ切ることは出来なかった。
黒き卵は切り裂かれながらも、攻撃の勢いを緩めることは出来た。しかし、それでシーラが無傷で済む訳ではなかったのだ。
シーラのドレスに、彼女の腹に大きな切り傷が出来上がる。

「……。」

しかし、それでもシーラは表情一つ変えずその場に立ち続けている。
切り傷からは彼女の血かそれとも別の何か、明るい緑色の液体が流れ出る。
そんな事も気にする素振りも見せず大鎌を凄まじい速度で薙ぎ払い今度な紫苑を切り裂かんとする。

>紫苑、敦規

1年前 No.40

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

『フざケンなよ……』
彼(見調悠狂)も銃弾を避けようと左に飛んで回避しようと試みたが避けきれず、再び損傷した肩へと抉る。
彼の“フざケンなよ”と発言はこの状況で私が庇わなかったのからか、或いは豚さんに対してかは定かではないが、

ベルフェは彼が弱々しく立ち上がり握っていた石を知っていた。それは現に自身も持っており、今もこの姿に変える不思議な力持つ石。

――魔法石だ。
その石を持っている事はとどのつまり、彼もまた魔法を扱う者になるのだろう。
そうして天高く掲げた石の影が彼を覆い「変身」と元々だろうか意識して出してるのか低い声でそう発言すると……
影の間から光が零れ影の破片が剥がれ落ちその場に現れたのは…、緑と青のグラデーションかかった複眼に、口元には黒いペストマスク、髪は顎下まで伸びて、身体はまるで仮面ライダーのような衣装に身に包まれ背面にはトンボの羽を模した装飾が付いた衣装、彼は…魔法少女ならぬ魔法少年だったのだ。

「貴方も私と同じだったのね。」
私はそう発言する一方で彼は、覚悟は出来てンだろウなァ……『君ノ目、誰ノ目』!と自身の目を手で覆い、これが彼の魔法の呪文なのか叫ぶ。

すると…それまで氷漬けとなった片足を何とかしようとしている豚さんに、突如、何が起きたのか訳も分からず錯乱する様子に、
これは一体と疑問を浮かべる、彼の使う魔法からして今彼の行っている行動と豚さんが「なんだこりゃ、なんで真っ暗になりやがった」かの発言に、私は彼の魔法が自分の視ている視界を相手に移すものだと確定ではないが推測をしていると目を覆い隠した状態の彼が

『早くコの豚頭を殺セよ青髪ィ』

「……言われなくても、今すぐ殺すから……」

此方を向いてそう言って来たのに対し、私はこう返答を返して、豚さんに左の掌を豚さんの正面に向けると
そこから真っ直ぐに噴射する極太の冷気を放ち、あっという間に豚さんを氷漬けにしてトドメを刺して終わらせてから、

「取り敢えずサポートしてくれてありがと。私の事はベルフェでいいから」
彼(見調悠狂)に戦闘に協力してくれたお礼を述べてから自身の愛称であるベルフェと名乗り、この場所から去ろうと素振りを見せた

》悠狂君 住宅地周辺ALL

1年前 No.41

零たん @ganomile ★Android=0EzbjVOXaP

【見調悠狂/住宅地】
 彼はオークから落ちた銃を拾い、ベルフェと名乗る少女に銃口を向けた。
 躊躇い銃を下ろす。自分自身の勝算を計算したからである。怪我を負っている自分がこの状態で勝つ確率は低い。
──妹と約束をした。
 その事を彼は頭に浮かんだ。妹を取るか自分の命を取るか。天秤にかける。天秤はゆらゆらと動き定まらない。
 ある一つのことが浮かびあがり、その天秤は揺れつつも一つに定まった。
「死ンだら死ンだデ妹と遊べルジャねぇかよォ」
 相手に聞こえないくらいの声でそう呟き、揺れる気持ちを一つにするために、打たれ血みどろになった右肩を自ら撃つ。
「ぐっ……」
 歯を食いしばり堪え、苦し紛れであるがニヤリと意図して口角を上げる。
 ベルフェの方に銃を構え、引き金を引いた。
「妹の遊び相手にナッてくレよ!」>ベル

1年前 No.42

ミカ @sm1109 ★bLVLnEBVv0_VuR

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1年前 No.43

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール・3階 】

 視界の端で敦規がいつの間にやらスナイパーライフルを構えている姿が映る。まさかあんなものが平和な法治国家である日本のショッピングモールに陳列販売されているわけがないので、十中八九、紫苑の大太刀のような気付けば手元に現れていた武器だ。軽く負傷してしまった様子の彼は、近接戦闘は紫苑に任せて自分は適度に離れた場所からの援護を担当してくれるつもりでいるらしい。素直に有り難い。やはり共に使命を遂行する相手がいるというのは良い事だ。
 翼を生やした少女目掛けて投げ飛ばした棍棒と斧は見事に弾かれてしまったが、けれど紫苑自ら振り抜いた大太刀の一撃は、彼女の羽根の防御を打ち破ってそれなりの一撃を負わせた。翼が緩衝剤となって当初予定していた威力よりは弱体化しているが、それでも並の人間であれば戦意を喪失するに充分なダメージ。のはずなのだが、少女は顔に苦渋の色を浮かべるどころか眉の一つも動かさなかった。
 紫苑は紫苑で、今までのやり取りから少女があの程度の攻撃なら避けてくるだろうとタカをくくっていた分、攻撃を喰らわせておきながらむしろ“避けられると思っていた攻撃が通ったことが予想外”で反応が遅れてしまった。よって冷静な精神状態なら回避できたはずの大鎌の一閃をまともに喰らってしまう。いくら魔法の影響で身体がかなり頑丈になっているとはいえ、回避もせずに斬撃を受ければ結構な傷になる。
 肩口から腰にかけて袈裟斬りに走った痛み。思わず舌打ちがこぼれた。幸いなのは、既に強化された自己治癒能力により傷の回復が始まっていることだ。このくらいの傷なら、多めに見積もっても一分以内に治る。説明文が頭に流れたわけでもないのに、紫苑は自分の魔法がどのようなものなのかハッキリと細部まで理解していた。他の魔法少女もそうなのか、それとも紫苑だけがそうなのかは分からない。

「敦規さん、紫苑なら穴だらけになっても回復するので気にせず『コレ』ごと撃って下さい。早く決着をつけないと、2階と1階にいる人達が心配です」

 『コレ』と口にした辺りで顎をしゃくって目の前の人形少女を指し示す。回復すると言っても痛みは人並に感じるのだが、そこは紫苑のキチガイっぷりが物を言う。痛みに対する拒否感や恐怖心を足して掛けても、使命感のほうが圧倒的に多いのがこの小娘なのだ。ゆえに早く人形少女を倒して2階と1階にいる人々を救うためにオークを殲滅したいという目標がある以上、こいつはそれを果たすために手段は択ばない。自分使いも人使いも荒いのだ。

「紫苑も動きを封じるように心がけますから」

 言うが速いか、傷が回復しきるのも待たず再度のスタートダッシュ。最初から抜いている大太刀と、逆側の手に握った鞘を駆使しての二刀流。左右から挟み込むような神速の二撃が人形少女を襲う。避けられても避けられなくても、今から数十秒の間は呼吸さえ排して人形少女にひたすら連撃を仕掛け続けるつもりだ。相手も身体能力は高いようだが、こちらは身体能力を強化する魔法の使い手。そんな紫苑が息継ぎという隙さえ作らず、一秒の内に五度は白刃が舞うようなスピードに乗った攻撃を振るい続けるのだ。間違いなく、相手に大幅に移動するための隙など作らせない自信がある。そして移動さえなければ、標的をしっかりと補足した敦規のスナイパーライフルが火を吹いてくれるはずだ。

>進藤敦規様&シーラ様&ALL様

1年前 No.44

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

彼から去ろうとした直後、彼は豚さんから落ちた銃を拾いソレ(銃口)を私に向けて来た。

「……何の真似?」

彼はここで私を殺す気なのかと頭に過るが、相手は躊躇い銃を下ろす。利口だ確かに今の状況で負傷を負い過ぎている彼と私がぶつかれば目に見えた事になるのは明らか、彼がそのまま帰るなら見逃さないでもないけど、襲ってきたら別……さて彼はどうするか?

「?」

その末、彼の思考が纏まったと思いきや突然何か呟いたかと思えば、彼は突如苦し紛れに何か画策しているのかニヤリと不敵な笑みを零すと、イカれ狂ったのか自分の肩(負傷している方)を手に持った銃で撃ち抜いたのだった。

…彼は正常じゃない……と『身に迫る危険を肌で感じ取る。

『妹の遊び相手にナッてくレよ!』

「っ……!!」

そして案の定彼はそう言って彼は銃の引き金を引いて弾が発射される。
私は弾を避けようとするもこの距離では躱せないと思い、即座に左足に集中させ、地面の水分を瞬時に凍らせて氷の壁を作り弾を防いた後
「そう……なら殺す…命乞いしたって遅いから……」と冷たい低い声で呟くと、氷の壁を足代わりにアクロバットして彼の背後へと回って距離を取るとそこから左の掌を真下から上に払い、地面から氷の塊が突き出す質量攻撃を放った

》悠狂君 住宅地周辺ALL

1年前 No.45

零たん @ganomile ★Android=0EzbjVOXaP

【見調悠狂/住宅地】
 氷が出てきて彼はタイミングよく跳躍し、屋根の上に立った。
「やっパり勝チ目はネェかァ?」
 屋根から少女を見下ろし彼はそう呟く。彼は考える為に言葉を発する。
「なぁ、ヘビを食ッタことあルか?」
 屋根から飛び降り何も考えてないように彼はそう言った。銃を下ろす。
「ヘビっテノハな他の野良生物とカに比ベテ食いヤスい、しカモそノ割にヘビは肉が厚いンだァ。焼イテモいいが生でモイける、最高ノ食材だゼェ」
 戦意がないかのように壁にもたれかかり座った。彼は壁を這っていたトカゲを取り、凝視した。
「トカゲは上手イぞ、何ヨリよ上手いィ、ヘビよりも」
 早々に矛盾した事を良い、トカゲの体を引き裂いた。トカゲを口に放り込む。トカゲをベルフェに差し出し「食ウか?」と聞いた。
 彼はハッとした様な顔をし、立ち上がりニヤリと微笑んだ。
「そうか!物ハ使イ様って事だなァ!」
 血を蹴り宙を飛び少し回転して屋根に着地した。
 すうっと息を吸い、「ウガァァァァァァ!!!」と雄叫びをあげた。彼がいる所に10体のオークが走り押し寄せる。>ベル

1年前 No.46

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄、煉花/駅前】

「っ!」

凄まじい速度で飛んで来る貯水タンクを空を飛んで回避する仄。

ドォォォォォォン

「うわっ……!」

地面へと貯水タンクが叩き付けられた事で激しい衝撃波が発生、その余波で飛行するバランスを崩しそうになるも何と持ち堪える。
そのままビルの屋上に陣取る煉花への下へと向かっていた

その時ーー

「!?」

新たに現れた3人目の魔法少女。彼女は音速でこちらに近づき右ストレートを放って来た。
煉花は咄嗟に腕を交差させて相手が狙いの顔面をガードした。

「クッ……!」

その反動で後方に勢いよく下がって行く煉花。
あわやビルから転落かと思われたが、ギリギリの所で踏ん張り事なきを得る。

「イタタタ……今のは少し効いたよ;」

苦笑いを浮かべながらそう言う煉花。
先ほどの”攻撃を少し効いた”程度で済ますとはーー鬼の強靭さ恐るべきと言った所か。

「じゃあ、今度は僕の番だね。」

そう言い微かな笑みを浮かべるも、相手を見つめる視線は獲物の前にした獣の如き鋭さで。

「ハァッ!!」

凄まじい速度で一気に珠華との間合いを詰め、彼女に回し蹴りを叩き込まんとする。
鬼の尋常ならざる力で放たれたそれの威力は計り知れない……!

>珠華、唯純

1年前 No.47

@tukatthi34 ★Android=gOTEo4PYCd

【進藤敦規/ショッピングモール】

キョロキョロと狙撃に適した場所を探していると何と紫苑が乱入者に一発入れたようだ。もしかしたら意外と簡単に行くのではないか。思わず笑みを浮かべてしまったが、その笑みはすぐにかき消されることになる。

「!、紫苑さん!」

進藤の目に反撃をくらい傷を負う紫苑の姿が入る。結構深くやられたが当の本人はまだ平気そうに見える。
しかしその光景を目にした進藤から余裕は消えてしまった。
悠長にしている時間はない。姿を晒しながらの狙撃は好きではないが仕方ない。
痛む足を引きずって何とか紫苑と挟み撃ちできる場所に移動する。姿を隠してくれるものは何もない。
そして、紫苑から驚きの言葉が飛び出す。何と自分ごとあの乱入者を撃てと言うではないか。

「あのねぇ…そんな簡単に言ってもらっちゃ困るよ。初めてこんな物扱うこっちの身にもなってもらわないと…」

紫苑に聞こえないように小声で愚痴を漏らす。紫苑に驚かされるのはもう何度目だろうか。何かしらで強くなっているとは言え、仲間を一緒に撃つことなどスナイパー1年生にできる訳がない。
しかし位置的に乱入者を撃つと、貫通すればそのまま紫苑も被害を被ってしまう。また、距離も離れているせいで乱入者だけを撃ち抜く角度もつけられない。

「やるしかないか、やれやれ…バイポッド展開…」

移動中にバイポッドも付いている事を確認したので腹ばいになり床にスナイパーライフルを立てて標準を合わせる。乱入者のがら空きの背中が見える。
後は紫苑が乱入者の動きを止めてくれるのを待つだけ。
集中、集中。2つ深呼吸をすればもう周りの音は耳に入らない。進藤が弓道部でそれなりに活躍できているのはこの集中力にある。一度的に集中すれば射抜くまで何も耳にも目にも入らない。名人ではないので外す時もある。しかしその後の動揺は一切見せないことで他校からも有名である。
安全装置を外し、引き金に指をかけ、その時を待つ。
集中、集中。

>紫苑、シーラ

1年前 No.48

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=KntUairjBR

【道標舞歌/カフェ前→公園→ショッピングモール】
カフェでのバイトからあがり、家に帰ろうとしていたとき、空の異変に気づく。

「ん?」

カフェの店内で客がざわついていたのはこのせいだったのだろうか。

「気味悪いなぁ…さっさと家に帰ろっと…」

と、豪快な舞歌でさえビビる程空は不気味だった。
しばらく歩いて、家の前に着く。舞歌の家の前には結構大きい公園があるのだが、そこで信じられない物を見てしまった。
女の子『キャー!助けて!』
オーク「喚いたって無駄だ、お前を助ける奴は一人も居ないんだからな!」
驚いてその場に棒立ちしていると、後ろからいきなり公園の中へ突き飛ばされた。
…痛い。この痛みは尋常じゃない。
振り向くと、女の子を襲っているのと同じ怪物…いや、豚?とにかく豚みたいな怪物が大きな斧を降り下ろそうとしていた。
…もう駄目だ。あんなので切られたらもう死ぬ。
まあ、どうせバイトと家とをひたすら往復する人生。死んでも誰も困らない。
何てことを思ってた時、

『……力が欲しいか。』

ん?誰だ?

『……力が欲しいか?力を手に入れれば死なずに済む。その代わり、危険な戦いに挑む事にもなる。』

………

『おいっ!無視するんじゃないっ!もういい、勝手に力をくれてやる!』

ええ?まだなんにも言ってないだけど…
と、いきなり、空から水色の宝石が落ちてきた。

「宝石…?」

それに豚みたいな怪物も驚いたようで、「ん?」とキョトンとしている。

「あっ!もしかして…変身!」

すると、舞歌の姿はみるみるかわり、巨大なペロキャンを持った女の子に大変身。

オーク「なんだなんだ!?」

このペロキャンで何かするのかな?と、がむしゃらに豚に向かって振ってみる。するといきなり炎が繰り出され、豚は見事に丸焼きになった。

「え、えぇ…」

困惑する舞歌。しかも先程女の子を襲っていた怪物にもペロキャンをがむしゃらに振った為か炎が当たっていたらしく、そっちもひっくり返っていた。

女の子『お姉ちゃん、ありがとう!』

と、襲われていた女の子がお礼を言いに来た。

「あ、うん。いいよ。気をつけてね。」

そのまま女の子は立ち去り、公園には舞歌一人になった。
うーん、ペロキャンをひと降りして敵を倒すって…なかなか強いんじゃないか?

ということで、力を試すために近くのショッピングモールへ向かう。ショッピングモールなら人もたくさんいる、さっきの豚みたいなやつもわんさかいるだろう。

っと、ショッピングモールに来た訳だが、周囲には人の亡骸が転がっている。

「き、気持ち悪い…」

しかも上からなんだか物音がする。怖いが人がいる可能性もあるので、取り合えず上がってみる。
3階に来たとき、またもや信じられない光景を目にする。
黒い羽が生えた女の子に、銃を構えた女の子…どちらかと言うとお姉さんか?と、9才位の子供…
一体何事…?

>>紫苑さん、敦規さん、シーラさん、周囲ALL


【いきなり乱入すいません;邪魔だったら「どけ」とか言って頂いて結構です】

1年前 No.49

星影 @brahman☆r92H8KW1RF2 ★Android=pkknKAjy2C

【 唯純 / 駅前 】

角の男から投げられる貯水タンクから咄嗟に逃げようと膝を曲げ、ジャンプしようとしたが、コンマ数秒間に合わずに体勢を崩し手を地面につけてしまう。(殺られるな)と思ったその瞬間だ。
突然のことだったから、本当に驚いて、立ちかけの身体をもう1度崩してしまう所だった。音速……くらいだろうか、かなりのスピードで角の男に向かい突進した彼女は衝撃が数メートル遠くの俺にも届くくらいの衝撃波を生み出すグーパン。やば。魔法少女やば。いや俺も魔法少女なんだけど、さっきまでの雑魚との戦闘との感覚ではあそこまでの身体能力補正は多分されていない。それとも、魔法少女っていうくらいだしあの音速での移動や強烈な衝撃波が彼女の魔法なのだろうか。だったら俺の魔法はなんだろう。
――そんなどうでもいいこと考えてる場合じゃねえぞ……!!

角の男……恐らく魔王は、さっきの強烈な右ストレートを食らって「少し効いた」と言った。俺があれをガードしていても正面から喰らえば吹っ飛んでいたであろう攻撃を、何食わぬ顔で多少後方へ追いやられただけだ。流石魔王と言ったところか……ってかホントに俺に出来ることとかあんのか……せいぜい周りの背後から近寄る雑魚を追い払う程度しか出来ないんじゃないかと錯覚する。容姿にしろなんにしろ、俺に力を与えたこの石のあの謎の声に言いつけてやりたいわ。

――――じゃあ、今度は僕の番だね。

魔王が口を開いた。薄ら笑いを浮かべているのに目は鋭い。
「危ないッ!」
今度は身体がなんとか間に合って、薙ぎ払うように振った鞭を魔王の脚に巻き付け、動きを封じる……いや、少しでもスピードを緩めることができたら彼女――ミカさんは勝手に間合いから逃げるだろう。
「止まれ……」
祈るように呟いた。今はこんなナリだが俺だっていちおう男だし、目の前で女の子が蹴られるのは見てて気分が悪くなる。

>>珠華、仄、煉花

1年前 No.50

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地】

私の氷塊を突き出す魔法は相手にタイミング良く屋根に飛び乗られた事によって不発に終わる。

『やっパり勝チ目はネェかァ?』
「銃を向けた相手が私で運が悪かっだけ……」

そして屋根から見下ろして呟く彼に返すように呟くと、その後彼は屋根から飛び降り突拍子もない質問をして銃を下ろした

『なぁ、ヘビを食ッタことあルか?』
「ない」

彼の質問に対してきっぱりと無表情な顔でないと言う。私はアウトドア派じゃない、自宅警備員だ。そんな得体の知れないもの食べられない
一方で私は彼が一体何の目的でいきなり銃を下ろしたなんかして喋り出した事に詮索に入る。と言ってもただ何にも考えてないのか…

『ヘビっテノハな他の野良生物とカに比ベテ食いヤスい、しカモそノ割にヘビは肉が厚いンだァ。焼イテモいいが生でモイける、最高ノ食材だゼェ』

「ふーん……。」
そうして彼はまるっきり戦意がない様子で壁にもたれかかり、蛇の美味しさを私に言い聞かせる。無理無理無理そんなの受け付けない、例えどんなに美味しいかと言われてもそんなもの食べられないと内心で思いながら、無表情を続け話を聞いてると、彼は壁に這うトカゲを凝視する行動を見て
……まさか

『トカゲは上手イぞ、何ヨリよ上手いィ、ヘビよりも』
さっきと矛盾した話を続けていると、トカゲの身体引き裂きそれを思ってた通り口に放り込み、そしてトカゲを私に差し出し「食ウか?」との問いに「いらない……」とこれまたきっぱりとポーカーフェイスで応える。
すっかり雑談になってしまっているも、彼は突然、何か思いついたようにニヤリと微笑んだ

『そうか!物ハ使イ様って事だなァ!』

と同時の地面を蹴り上げて、宙を飛び少し回転して屋根に着地した途端、息を吸うと獣のような雄叫びをあげると、彼の居る場所に10匹の豚さんがわんさか集まって来た事に。一杯食わされた、この豚さん達を呼んだ理由は何かしらで私を疲弊させる目的なんだと気付き、無表情でいるものの、これは不味い事になった。けれどもここで降参したとして彼が許してくれるとは限らない…ならば、やる事は元より決まっているではないか――、豚さん共々彼を凍り付かせてしまえばいいんだと、
私は左掌と左足にありったけの冷気を込め始めた。

》悠狂君 住宅地周辺ALL

1年前 No.51

凪光市壊滅 @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【大変な事になりますので、魔法少女の皆さんは上空に退避を!!】

【仄、煉花/駅前】

「!」

珠華に回し蹴りを叩き込もうとした時、その場に駆けつけた唯純の鞭が足に絡み付く。

「フフ……こんなの!」

しかし煉花は目に止まらぬ速さでその鋭い手の爪による斬撃を放つ。
鞭は切断されてしまったに違いない。

ところがーー

「え……?」

煉花は鞭を切ることが出来なかった。
魔法少女と言う不条理な存在が扱う武器は生半可な攻撃では壊せないと言う事だろうか。
煉花は鞭は切れないと知ると慌てて自分の手で解く。
しかし、その隙を見逃さない者がいた。

「行け!」

ビルの上空に構えていた仄はその隙をついて作り上げていた巨大な銀の十字架を煉花目掛けて放った!

「!?」

煉花は十字架に押し出され、ビルから転落し地面に叩き付けられた。
しかし、あれだけの高さから落ちたにも関わらず彼はまだ動ける様だった。

「フフフ……中々やるね、”てめぇら”。
久しぶりにーー





本気出すかッ!!」

その叫びを聞いた瞬間、仄は体に只ならぬ悪感を感じた。
同時に煉花の力がどんどん高まって行くのも感じる。


「2人とも!何か嫌な予感がします、上空に退避を!!」

仄が珠華と唯純に上空に退避する様促した時、煉花は口を大きく開きーー


コオォォォォォォォォォォォォォ


空気を吸い出した。その勢いは凄まじく、自分の周囲の空気全てを吸い尽くさんばかりだ。

そしてーー



ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

煉花は吐き出した。灼熱の炎を。それも尋常ではない量を。
炎はまるで大量の煙の様に、凪光市全土を包み込まんと広がって行くーー

>唯純、珠華


【シーラ/ショッピングモール】

「!」

シーラは感じ取った。途轍もなく巨大な力を。そしてショッピングモールもまたおびただしい量の炎によって飲み込まれようとしているのを。

(煉花様……相変わらず加減を知らない方で。)

今まで無表情だった彼女に表情に何かに呆れる顔と言う変化が訪れる。
そして戦闘を中断して壁を豪快に破壊すると、上空へと飛び立って行った。

>紫苑、敦規、舞歌


【焦土と化す凪光市】

凪光市全土を飲み込んでしまった鬼が吐き出しし灼熱の炎ーー

「グルルル……
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!」

それは煉花の尋常ならざる雄叫びとともに全て一瞬で跡形も無く消え去った。

そしてーー


焦土と化した凪光市が姿を現す。
建造物の数々は綺麗さっぱり焼き払われ、所々に僅かながら残った残骸が点在するばかりだ。

「ぁ……ぁぁ……。」

上空に退避していた仄は生まれ故郷のこの惨状に呆気に取られるばかりで。
その張本人である鬼は上空に退避したであろ魔法少女たちを見上げ、口を開く。

「ふぃー、随分と見晴らしが良くなったなぁ!
戦いやすくなったこのリングで第2ラウンドを始めようぜてめぇらぁぁぁ!!」

先ほどまでは大人しそうだった彼の様子は一変、正に鬼な狂気染みた笑みを浮かべながら煉花はそう叫ぶ。

>ALL

1年前 No.52

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 巫女舞紫苑 / ショッピングモール・3階→上空 】

 床に這って射撃の機を窺う敦規、息つく暇もなく斬りかかる紫苑、いつの間にやら視界の端にいた初対面の魔法少女。そして何かに対して表情を崩したかと思えば、いきなり天井を突き破って上空へと飛翔する人形少女。魔力というものに触れたのは今日が初めてだったため、さすがに人形少女よりも反応はやや遅れたが――それでも確かに、紫苑も何かとてつもない力の奔流がこちらに向かっていることを感じ取った。今にも斬りかからんとしていた大太刀の刃を一瞬で鞘に収めると、咄嗟に「ヤバい」と感じた方角目掛けて張れる限りの大きさの魔法陣の結界を張る。同時並行で目につく範囲にいる一般人たちを抱えられるだけ抱えて割れた窓から上空へと飛び上がった。きっとショッピングモールには他にも一般人たちが残っている。が、全ての命を救う時間は残されていないと嫌でも分かってしまったから。全身全霊を込めて張った、それでもきっと気休め程度にしかならないだろう結界だけを残して物凄い勢いで上へ上へと昇ってゆく。その高さが100メートルにまで達するかといったところで、どこからともなくやって来た夥しい量の炎が見える限りの地面を総なめにした。そして数十秒の後、獣のような雄叫びが轟いたかと思えば、瞬く間に炎は消え失せる。残されたのは、灰と化した多くの建物と、1階部分の右半分ほどだけが焼け残ったショッピングモール。運良く紫苑の張った魔法陣の結界に守られていた場所だ。が、紫苑の知る限りショッピングモールには1階の右半分だけでなく他にもまだ人がいた。それが鉄骨さえ塵としてしか姿を残せないほどの火力に炙られたのだ。生きているはずと望みを抱けるほど、紫苑は馬鹿ではない。キチガイとはいえ、地頭は良いほうだ。

「……使命を完璧に果たせませんでした。この失態を、紫苑は深く反省しないといけません」

 不幸な人々を救うという、紫苑が架せられた――あるいは己に架した使命。それは腕の中にいる二人の小さな子供たちと、あとは辛うじて魔法陣の結界で守れた人々に対してしか果たせなかった。嗚呼、今の炎で一体どれだけの数の尊い命が犠牲になったのだろう。救えない命だったとしても、それが救うべき命だったことに変わりはないのだ。彼ら彼女らの既に失われてしまった温もりを取り戻す術など無い以上、紫苑に出来ることは、なんとか救えた数少ない生存者たちを守り抜くことと、そして――。

「貴方と、先程の炎の使い手をきっちり殺しきることですよね」

 宝石のようなヴァイオレットの瞳にどろりとした濃密な殺気が纏わりつく。とてもじゃないが9歳のして良い目ではなかった。それどころか、こんなのは人間の眼球に浮かぶべきでもない。現に殺気を向けられたわけでもない紫苑の腕の中の幼稚園児くらいの少女二人は、そのあまりにも禍々しい双眸に泣くこともできず青白い顔をして無言でガタガタと震えている。頬を伝う冷や汗。漏らしていないのが不思議なくらいの怯えようだ。怒り狂った正義の味方が放つ殺気ではない、心に鬼か修羅を飼っている者のみが放つことのできる異様な純度の殺気。怒気も憤怒も籠っておらず、ただただ相手を殺すという意思にのみ染まった純度100%の殺気。混ざり物ではないストレートな殺気。表現を変えれど、その殺気が『殺気』というカテゴリーにおいて最高峰に位置するであろう代物なのは間違いなかった。向けられている相手が人外ではなくただの人間だったなら、それこそ口から泡でも吹いて失神しかねない。周囲の気温が一気に十度は下がったと錯覚させるような悍ましい眼差し。
 けれど腕に子供を抱えているから、先程のようにいきなり特攻をしかけはしない。安全な場所が無い以上、このまま助けた子供たちは自分が抱えたままにしておくのが最も生存率が高いはず。だ、さすがに両手が子供で埋まった状態で目の前の敵を相手取るのは至難の業だ。もちろん不可能とまでは行かないが、そうなってくると自分どころか子供たちにまで手傷を負わせてしまう可能性がある。となると、やはり仲間の協力が必要不可欠か。

>進藤敦規様&シーラ様&道標舞歌様&ALL様

1年前 No.53

@tukatthi34 ★Android=oSq5W180os

【進藤敦規/ショッピングモール】

静かに好機を待っていたが、何かを感じ取ったのか乱入者が離脱した。進藤は何が起こったのか分からず目を丸くする。
また、狙撃に集中しすぎていた進藤は紫苑よりも遅れてその『何か』に気づいた。

「……何だ?この感じ…」

背筋を伝う嫌な予感に思わず辺りを見渡す。この嫌な感じはショッピングモール内ではなく外から来ているようだ。『何か』を探っている内に紫苑も乱入者と同じように離脱した。それだけで自分も逃げないといけないことが分かる。スナイパーライフルを背負って自分も窓から上空へ向かうべく窓の方へ進もうとした時。人影が目に入る。
一般人かと思ったがその姿を見て、一瞬で同業者だと悟る。

「そこのあなた!詳しいことは分からないけど、今あなたは空を飛べる!いきなりで悪いけどとにかく出来る限り高く逃げろ!早く!」

焦りから早口で捲し立てて言い終わると返答も待たずに飛び出す。足の怪我のせいでその女性の元へ向かうと時間がかかる。ついてくる事を願うしかない。
決して速くはないが紫苑の後を追うように上昇していく。
そして、次の瞬間目に入ったのは、とてつもない威力の炎。炎は今までいたショッピングモールを焼くだけに留まらずはるか彼方までも焼き尽くす。気づいたときには見渡す限りの焦土と化していた。

「………」

もはや言葉も出ない。どこかから雄叫びが聞こえてくるが進藤の耳にも届かない。
進藤の目はショッピングモールではなく、それなりに離れた住宅街を捉えていた。離れていてよく見えないが被害は受けているようだ。住宅街が壊滅しているなら、当然そこにある進藤の自宅も被害を受けているはずだ。
進藤は絶望していた。家族は大丈夫なのか。続く戦闘で連絡は取れていないのでもしかしたらどこへ避難しているかもしれない。しかし、もし自宅に留まっていたら?進藤の脳裏に家族の変わり果てた姿が浮かび上がる。知らずの内に涙すら出てきた。

「…許さない…」

そして大切な家族に手を出されたことから怒りが吹き出てくる。突如進藤の周りの温度が上がり、蜃気楼すら浮かび上がる。
そして次の瞬間、進藤の両腕から勢い良く炎が上がる。指先から肩まで紅蓮の炎が包む。さらに反面、進藤の腕を焼くことはなくオーラにも近い感じで纏っている。しかしこれは正真正銘の炎。進藤の怒りの炎である。

「うわあああああああああ!」

叫び声を上げながら乱入者へと猛然と突っ込んでいく。おそらく街を焼いた炎は乱入者の仲間の仕業だろう。ならば報いを向けてもらわなければならない。街を破壊した報い。そしてなにより家族に手を出した報い。消し炭にして同じ痛みを味わわせなければならない。
足の痛みも恐怖も絶望も全て忘れていた。あるのは怒り。進藤はもはや怒りに支配された状態になっている。

>紫苑、シーラ、舞歌、ALL

1年前 No.54

零たん @ganomile ★Android=y2Ey7ACmKd

【見調悠狂/住宅地→住宅地であったもの】
「何カ来るナァ」
 立ち上がり屋根から気配のする方向を観察する。『君君ノ目』と呟き気配の近くのオークの視界を覗きみた。目の前に広がるのは炎であった瞬く間にオークを包み、目の前には赤い揺れ動くもののみが残っている。
 魔法を解除し目の前を見る、視認できるほど近くに寄ってきている。
それにこの少女のやろうとしている事も気掛かりだ。逃げる様に後ろの家の屋根へ後ろの屋根へ飛んでいきオークを見つけると腹を一発殴り気絶させた。重たいオークの体を屋根にあげる。
 火が悠狂の数十メートル先までまで来る、怪我してない方で思いっきりオークを上空に投げた。オークに追いつくように思いっきり飛び、オークの上に乗る。オークは降下していくが火は通り過ぎない。オークが火に飲み込まれそうになる時にオークの体を蹴り宙へ飛んだ。
 火が通り過ぎた直後、地面にスタンと着地する。
「危ナカったナァ。」
 彼は平地になった世界を見回しさっきまで戦闘していた相手が生きてるか確認するためにそこまで赴いた。>All

1年前 No.55

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=KntUairjBR

【道標舞歌/ショッピングモール上空】
舞歌が困惑していると、いきなり黒い羽が生えた少女が天井を突き破り上空へ。

「え、えっ!?」

>>そこのあなた!詳しいことは知らないけど、今あなたは空を飛べる!いきなりで悪いけどできる限り高く逃げろ!早く!


「は、はい!」

拳銃を構えていたお姉さんが舞歌に向かって叫び、言い終わるや否や直ぐさま上空へ行ってしまった。
舞歌は言われるがまま思いっきり踏み切ると、上空へふわりと浮かんだ。そして出来るだけ高く。そしてようやく下を見下ろすと、そこには灰と化した町の姿。あらゆる建物が破壊され、町の姿はもうない。

「そん…な…?」

よく見ると自分の家ギリギリまで炎が迫っている。あの家が焼かれればもう舞歌に住む家はない。早いところ止めなければ。

そして周りにいたお姉さん、9才位の少女はどちらも怒りを燃え上がらせていた。

……家を…そしてこの町を……許さない、いや、許せない…

このとき、舞歌は暴走する寸前まで迫っていた。

炎を出したのはあの黒い羽が生えた少女、もしくはその他の敵だろう……と、タワーがある辺りに敵らしき人影を発見した。恐らく…いや、ほぼ確実にあいつが炎を放ったのだろう。

「二人とも!あいつらをやっつけるのに私も協力する!」

と、お姉さんと少女に呼び掛ける。そして、巨大ペロペロキャンデイを構えた。

自分の魔法も相手と同じく炎魔法だ。だが灰と化した町にはもう関係無い。

「それぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

と、黒い羽の生えた少女と、タワー付近にいる人影にめがけて思いっきり巨大ペロキャンを振った。

>>敦規さん、紫苑さん、シーラさん、煉花さん

1年前 No.56

C.C @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【ベル・フェルメール/住宅地→平地(元住宅地)】

『何カ来るナァ』

冷気を溜めている一方で彼は魔法を使用しているのだろう何かを呟く、周りには豚さん達が徐々に近づいていると、
ここで――彼はその場から後ろのそのまた後ろの屋根へと飛び移って逃げていた事に妙な感じを覚え、彼が逃げた逆の方向を見ていると

なんと――!

住宅地を徐々に燃やし尽くしながら火が此方まで来た事に、焦りと激しい怒りを露わにする(表情は相変わらず無表情だが目のハイライトが完全に消えている)。怒りは家族の事では……なくただ自分がぐ怠惰な生活ができる安住の地が奪われた事に対してだった。

「……許せない魔王軍。私のオアシスを……」

とは言え、今の状況では膨大な力を溜めている状態な為、このまま飛行する事は不可能であり、出来る事はこの冷気を迫る炎にぶつけるのみ。
強大な火に強大な冷気をぶつけたら、ただでは済まない事を承知で、その場で膨大な量の冷気を周囲向けて放ち地面や建造物などを凍結させながら炎へと迫り、やがてその両方はどちらも譲らない…いや炎の方が上だったろうが、膨大故にぶつかった衝撃はすさまじく、その余波でベルフェは吹き飛ばされてしまう事に――

―――

「ここは……ッ!!」
一体いつまで眠っていたのだろうか、気付いて目を覚ました時には、今まで、ごく当たり前にあった、家などがすっかり物寂しくなった平地に横臥している態勢で、そのまま私はゆっくりと立ち上がると、突如、左半身に痙攣が起り、よろけて地面に寝そべってしまう。どうやらこの症状は冷気をありったけ使ったその代償か


「とりあえず…疲れたからここで休んでから魔王軍滅ぼす………zzz」
どっと出た疲労を回復する為、私はそう言って、その場で眠りについた。

》悠狂君、 平地(元住宅地)周辺ALL

1年前 No.57

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【仄、煉花/凪光市廃墟】

「おおっと!」

巨大ペロペロキャンディによる一撃を連続バク転で回避する煉花。
その時、顔を尋常ならざる怒りに染め上げた仄が急降下して来る。
そして斧による渾身の一撃を煉花に叩き込む!

「よっと♪」

しかし恐るべき事に煉花はそれを片手で軽々と白刃どりし、続けて仄を空中へと蹴り上げた。

「かはっ……!」
「ガルルルルルルルル!」

煉花は空中へと大ジャンプし、仄に殴りかかる。
仄は咄嗟に魔法陣の結界を展開するもーー

ズドォォォォン

相手が放った一撃は凄まじく、仄は地面へと叩き付けられてしまった。
気を失ってしまった彼女の近くに煉花は着地する。

「まずは一匹……呆気ねぇなぁ。
おらおらぁ!もっと俺を楽しませろやぁぁぁ!!」

>ALL


【シーラ/凪光市廃墟】

舞歌の巨大ペロペロキャンディを宙へと飛び上がって回避する。
そんな時、炎を纏って向かって来る進藤。

「翼よ……我が敵を射て。」

翼から分離した羽を針へと変える。
これだけなら彼女が散々行った攻撃なのだがーー

「行け。」

その数は今までとは比べ物にもならないおびただしい量であったのだ。
周囲を黒く塗り潰さんがばかりの針の群は進藤のみならず、他の魔法少女にも襲い掛かる!

>ALL

1年前 No.58

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

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1年前 No.59

零たん @ganomile ★Android=mL3H1xPY0x

【見調悠狂/荒廃した土地】
 さっき居た所を見ても氷の少女は居なかった。
「そうか」
 と呟き、変身を解除する。その場に座り込み、Tシャツを脱いだ。怪我をしている肩にそのTシャツを強く巻き効果を為すかわからない程、適当な応急手当をした。
 無言で立ち上がり、周りを見回した。何も無い。僅かな希望を込いつもの言葉を呟き人の視界を覗き込んだ。少なからず生き残りは居るようである。最も荒れ果てているから場所など把握出来ないが。
 リュックサックを背負いトボトボと丸まりながら歩いていく。場所は火が現れたと思わしき場所に。
【数レス悠狂くん退場します。少し立ったら多分、煉花くんとかのあたりに行きます。】

1年前 No.60

@tukatthi34 ★Android=oSq5W180os

【進藤敦規/上空】

涙を浮かべながら特攻する進藤。こぼれた涙は両腕の炎の熱量で瞬間的に蒸発していく。
家族は無事だと信じている。また皆に会える。そう信じている。しかし、進藤の頭から最悪の未来が消えない。ダメかもしれないと考えてしまう自分が情けない。
相手が動き出す。またあの針の攻撃だ。しかしさっきまでとは規模が違う。周りが黒く塗りつぶされようとするくらいの大規模な攻撃。だが、進藤の怒りの炎はそれくらいで消え去ることはない。

「今更そんな攻撃が、効くかぁ!」

両腕を前に突き出し炎で針を焼き払う。進藤の炎は先程とは比べ物にならないくらいとてつもない火力だった。自分に向かってきた針を全て焼き払うだけでなく、空を焦けるのではないかと思ってしまう程の威力。
進藤も思わず目をむいて驚く。しかしその驚きは自信へと変わる。
今なら、行ける。憎き相手を打ち破れる。

「今度はこっちの番だあああ!」

力強く拳を握り相手へ殴り掛かる。進藤は戦い方は距離を取って炎で攻撃するのがベスト。決して力も強いわけではなく、身体能力が強化されているわけでもない。進藤自身もそれは理解しているが、強い怒りで半ば暴走状態にもある進藤はそれすらも考えられなくなっていた。
それだけ進藤の怒りは強い。

>シーラ、紫苑、舞歌、ALL

1年前 No.61

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=KntUairjBR

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1年前 No.62

魔神帝王G @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

【煉花、シーラ/凪光市廃墟】

「ガルルッ!」

獣の様な唸り声を上げながら進藤の前に立ち塞がる煉花。彼の拳も炎に包まれていた。

「グルァッッ!!」

そして拳と拳が激しくぶつかり合い、周囲に衝撃波が走りそれに触れた建物の残骸は砕け散って行く。
一方シーラは煉花が進藤の相手をしているうちに背後から迫る舞歌の迎撃を試みる。

「ッ!」

力強く振られた大鎌から激しい風圧が発生し、舞歌の放った炎を打ち消してしまう。

「!?」

その時煉花が驚いた表情を浮かべ、それと同時に彼は後方へと勢いよくぶっ飛んで行った。
激しく地面に叩き付けられながらも煉花はすぐに体勢を立て直す。
しかし、彼は苦しげに息を荒げていて。

「はぁ……はぁ……変だな……力が入らないや……。」

そんな煉花にシーラは背後から近づき、彼を抱き空中へと羽ばたく。

「シーラ……ちゃん……。」
「一度にあれだけの炎を吐いたりするからこうなるのです。
ここは退きましょう。」
「ははは……相変わらずダメだな……僕は……。」

そして煉花は魔法少女たちの方へ向くと。

「今回は君たちの勝ちって事にするよ。
けど、次は負けないから……!



我が名は煉花!大魔王に仕えし幹部が一人 ”狂鬼神 煉花”!!その名にかけて必ずやお前たちを討つッッッ!!!」

気迫だけは一人前な捨て台詞を吐くと、魔王軍幹部を名乗りし鬼はシーラと共に上空に展開した巨大な魔法陣の中へと入って行った。
魔法陣が消えると、闇は払われ空に青さが戻るのだった。





君たちの勝ちーー

鬼は確かにそう言った。
しかし彼によって多くの魔法少女にとっての生まれ故郷である凪光市は焼き払われ、多くの人たちが死んで行った。

果たしてこれが勝利と呼べるのだろうかーー?

しかし、彼女たちが感傷に浸る時間はない。
何故なら、次なる戦いがすぐに間近に迫っているのだから……。

第1話 完

【第1話、これにて完結です!(突然ですが…。
皆様、ありがとうございますっ!
第2話はただ今準備中でございます。それまでしばらくお待ち頂けたら幸いです。】

1年前 No.63

第2話開始 @stlng ★iPhone=rXlHEiipHP

世界は魔王軍の攻撃によって荒廃したーー。

しかし、”あの日”魔王軍による攻撃開始と時を同じくして世界各地で誕生した”魔法少女”たちの奮闘により人類は辛うじて生きながらえていた。

【仄/市街地廃墟】

20XX年 6月 17日 東京

「シャアアアアアアアアア!!」

廃墟と化した街で巨大な大蛇が雄叫びを上げる。

そして奴は向かうーー

しぶとく生き延びた人間どもが集まる場所へとーー!

ザシュッ!

しかしそんな怪物の首は突然切り落とされ、その巨体は崩れ落ちる。
その近くへと大斧を携えし銀髪の少女が降り立つ。

「シャアアアアアアアアア!!」

再び聞こえて来る怪物の雄叫び。
銀髪の少女ーー”あの日”魔法少女となった神名月仄の視線の先にはビルの残骸をその巨体で粉砕しながらこちらに迫って来る大蛇数体の姿があった。
仄は臆する事なくその怪物たちの方へと飛んで行く。

魔法少女の使命ーー罪なき人々を守る為に。

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1年前 No.64

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