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創り物の学園の中心で

 ( オリジナルなりきり )
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異能力学園群像劇 @isaribi10 ★0gkYBdXyN1_jWF

「この世界はジオラマ。皆、皆、騙されているのよ」
学園の隣の近未来的な実験施設の屋上で少女は空を見上げてポツリと呟く。誰かが呆れながら呟く。
「で?次はどんな陰謀説?」
少女は大げさな笑顔でどこか遠くへ見る。
「もう貴方は知っているはずよ」
少女は笑顔を創りながら、その場を去る。

――此処は九十九(つくも)学園。とある都市に構える豪華な学校。全寮制で家に帰れるのはお盆と正月だけ。制服では無く私服登校で髪型、髪の色も自由の為規則は厳しくは無い。学園の隣には学生、教師専用の研究施設のラボが建てられる等少なくとも金回りが良い私立高校と言うのが分かる。
そしてこの学園には大きな秘密が存在している。その秘密とはこの学園が国の政府により創られた異能力養成学校であった事。その為、九十九学園は普通科と異能力科と別れている。普通科の生徒達は校舎そのものが別れている為その事を知る事は無い。

そして九十九学園の異能力者達はとある事件をきっかけにまるで運命の様に一つの学園から一つの真実まで導かれていく。
【駄文失礼しました。スレ主は至らぬ点や返信が遅れる事がありますが宜しくお願いします】

メモ2017/06/18 11:57 : 友禅☆fXqsD0VZIxk @yuuzenn★Ywte4t2Nfq_jCr

ルール

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-1


世界観・用語・募集・プロフィール

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-2


ロケーション

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-28


物語全体のあらすじ

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-56


第一章のイベント内容

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-73


〜キャラクター一覧〜


理事長(セヴェルト・スージオ)

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-31


御子柴優

http://mb2.jp/_subnro/15565.html-9


序ノ舞浪曼

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黒葛原綴裏

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二股舟木舞

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異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【檜木真琴/体育館】
「あれ……?」
バトミントンは一回戦負け。相手が全身のスピードを通常の三倍で動ける能力が持っていた後輩。
「ず、ずるいわよ!」
「す、すみません。でもはい……どうしても……」
「えぇ〜……」
とは言っても後輩は能力のコントロールが出来ない様で常に三倍で動かなければならないが檜木はそんな事も知らずに頬を膨らませ、いじけてしまう。すると、生徒会役員から怒られる。
「生徒会は生徒を監視しないと駄目ですよ……さっきも食堂で怒られてたじゃないですか」
「はあ……もう、楽しい球技大会なのに」
「最近は生徒会、ディザスター以外にも第三運営とか出てきてるんですよ。一般生徒にも目を光らせないと……。それに、生徒会に媚びを売ろうとする生徒もいるんです。簡単に言えば賄賂ですね。それで更生室送りを自分だけは逃れようとしてるらしいです。逆に残間さんは賄賂を贈る程のやましい事があったのかと追及して更生室にその人達をぶち込みましたけど……」
「……残間」
檜木は生徒の監視を行う。すると、一人の生徒が檜木に話しかける。
「あの、すみません! あたし達バレーボールの練習してるんですけど、少し休んでも大丈夫ですか?」
檜木は生徒の顔、名前を大体を覚えているつもりだったがすっかり忘れている事にシニヤ事件で気付かされたので球技大会の間で再び覚え直していた。その為、シニヤ事件直後に1-Aの窓から飛び降りた二人の生徒の名前も思い出していた。ただし、トリガ―ラボで会った生徒は九十九学園に存在しなかった。そして檜木は自分に話しかけた生徒の名前を口にする。
「確か……桜木知佳って言うよね?あ、間違ったらごめんね」
続けて檜木は質問に応える。
「うん、休んでて良いよ。私も今、休憩中だし」

>桜木知佳様、体育館ALL

【八城修/1-A】
1-A廊下前に生徒会が歩く。周りを見ながらまるで鼠を捕まえる猫の様に。瞳孔が開き確実にディザスターを捕縛する。未だに戻って来ない師堂、新堀、矢野島を見ればディザスターが喜んで更生室へ行くと思うのだろうか。一般生徒や一部のディザスターは今頃、球技大会を楽しんでいるはず。わざわざ学校で隠れて無いで外に行けばいいと思うが外には生徒会役員や教師がサボり防止の為に見張りを立てている。中には生徒会役員が生徒会の悪口を言っただけでリンチにされる光景も学校の中を移動している時に見られた。まさしく袋の中の鼠である。
「余程、災害に警戒している様だな」
八城は時計を見る。まだ朝だと言う事に気付く。学園でかくれんぼをしている様だが捕まれば即、更生室送り。暴走した権力の行く末は革命。不満と共に塗れてギロチン刑。堕ちたるは首と名声。八城には見える。頭を撃たれた理事長と残間の姿が。革命の礎となり晒し首にされる二人が。
「……」
八城は第三陣営について考える。生徒会でもディザスターでも無い、違う目的を持った生徒達。
「可能性はゼロでは無いか……」
八城はコンピューター室を思い出す。
すると、生徒会役員が八城を見つけ出す。生徒会役員は鈴を持つ。この役員の能力は音の大きさ、高さによる音波を衝撃波に変える事が出来る。大きい程広範囲の攻撃、高い程鋭いナイフの様な攻撃が出来る。役員は鈴を八城に振る。音波から衝撃波に変え八城を襲う。役員も鈴から出た衝撃で吹き飛ぶ。八城は弾丸の様に飛ばされた衝撃波を圧縮する。そして衝撃波を潰そうとするが圧縮しきれなかった衝撃波を八城は喰らう。衝撃波は八城の肩を撃つ。
「やるじゃないか。生徒会」
八城は鈴を圧縮した後に、役員を圧縮する。
「ぐああああ……」
その後八城は手当の為に保健室へ向かう。
>保健室ALL

【残間義景/昇降口】
「た、ただ……俺は……悪口を言っただけじゃないか! 」
残間はリンチされた生徒を見ていた。
「一人で殴られるより複数に殴られる方が残酷に見えるでしょう。それで良いんです。悪口を言った程度で死刑にならないだけでも感謝して欲しいですよ」
暴走した権力の行く末は革命。ただし、革命を起こした者達は明日を見ない。そして素人が恐怖政治を開始する。反逆者を消す事しか考えない災害の行く末は管理。
「結局は同じ事の繰り返しでしかありません。結局は理事長の理想の世界に戻るんです。いくら災害がこの学園を襲おうともね」
残間は今後の行事の予定を確認する。
「次の行事は文化祭。普通科は有名人を呼んで大規模な祭りを開催する様ですね。異能科は有名人こそ呼べませんがかなり充実した予算で様々な事が出来るはずです。
その次は体育祭。文化祭から数週間後に行うのでかなり早急な準備が必要です。確か、最後に修学旅行があるはず……」
修学旅行は何処へ行くのかは未定となっているが全学年の生徒が毎年海外へ行っているのは確かである。しかも普通科同様に。かなりの金額を要するこの修学旅行は流石に一般生徒も疑問に思う。
「過剰管理と呼ばれディザスターの数が多くなろうが第三陣営が現れようが全ては学園を守る為ですから。全く……開けるべきパンドラの箱なんてありませんよ。開く事を望むパンドラの箱は普通無いでしょう。今、この学園に必要なのは徹底した管理と更生です」
残間は無表情で体育館を見る。
>昇降口ALL

22日前 No.75

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【嵐城條/異能科校舎裏】

 その時、突然自分を呼ぶ声が聞こえてきた。驚いた拍子にバスケットボールを取り落としそうになるが、ワンバウンドさせて持ち直す。ただ声をかけられただけだが、ここまで驚くのも無理はない。……あんな呼び方をする奴はこっちの世界に存在しないのだ。

「あんた…………なんで此処に居んの?」

 嵐城は声をかけてきた者を驚いた目で見るが、すぐに素朴な疑問をぶつける。声をかけてきたのは……薄紫のショートヘアに深緑の目、青い石が付いた首飾りを掛けた女子。名前は、白月レイ。普通科の生徒で、学年は一つ違うが以前に交流があった人物だった。まさかよりによって出くわすとは……。というか、どうやって此処まで来たんだろうか。異能科校舎の、しかも裏側で人の立ち入りが少ない所だというのに……。

「それと、あんま大声で呼ぶな。人が来るだろ」

 そう言い放つ嵐城の言葉は、やや高圧的で冷たい雰囲気を漂わせている。やはり以前とは違うものを感じさせる振る舞いである。

【ありがとうございます!】

>白月レイ


【桜木知佳/体育館】

 生徒会の彼女は自分の名前を知っているみたいだ。生徒会だから当然……なのかな?

「はい、合ってます。……ありがとうございます!」

 返事をし、許可をもらえたので笑顔でお礼を言う。知佳は友達の方を向いて、両手で大きく丸を作り「大丈夫だってー!」と言うと、みんな安心した様子になる。
 知佳達は体育館の端に寄って休憩に入った。一部の友達は飲み物を買いに行く。知佳は、ボールを何度も打って腕が痛いと言う友達の、腕の腫れを治していた。打ち慣れていないとよくあることだろう。

『ふぃー……やっぱ知佳が居ると頑張る気になれるわ。それにしても、あの人って檜木真琴先輩だよね? 女王って呼ばれてる人なのによく許してくれたねー』
『でも檜木先輩、生徒会の中でも立ち位置違うじゃん。私ぶっちゃけまだ不安なんだけど……』

「へぇー、そうなんだぁー」

 あの女子生徒は檜木真琴という名前で、先輩ってことは学年が上の人のようだ。生徒会は一気に恐怖政治の体制に近づいてきた、とは聞いていたが、そんな生徒会の中でも人によって立場や意見の違いはあるものなのかと、知佳は呑気に思った。

『もー、知佳も生徒会のメンバーちゃんと覚えといた方がいいよ! あんたの能天気なのは良いとこだけど、平和ボケすぎでこっちが心配になる……』
『私も。じゃあさ、この際生徒会メンバーのこと、一通り教えてあげよっか!』

「う、うん。お願い!」

 生徒会のことを知っておくことが、どれだけ重大な意味を持つのか……この時の知佳はあまり理解出来ていなかった。それでも、興味が無い訳ではない。教えてくれるなら是非聞かせてもらおうと、興味津々な姿勢を示した。

【必要あれば、友人がどんな風に教えているか作ってしまっても構わないです】

>檜木真琴、体育館all

21日前 No.76

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【檜木真琴/体育館】
檜木は桜木の事が気になり、バレーボールを行っている場所へ向かう。すると、友人が桜木に生徒会について話していた。
「まあ生徒会にも色々いるけど、私が知っている範囲だけど有名なのは鈴蛙鈴鹿、檜木真琴、残間義景とかかな。勿論、他にもいっぱいいると思うんだけどね。鈴蛙鈴鹿は微妙に古風な口調でクールビューティー系でカッコイイのよ。女子の憧れね!檜木真琴先輩は女王と呼ばれる事で有名よね。ワガママで自分勝手らしいわ。でも私もあまりよく分からないの……。残間義景先輩は理事長の犬として有名ね……。でも今の状況を見てこの学園を支配しているのは残間先輩……。恐らくこの過剰管理の指示も残間先輩よ」
檜木は友人と桜木に話しかける。
「ほう、私は女王と呼ばれているのね……」
檜木は不満な顔をする。
「有名になるなら弓道部の美少女部長、或いは生徒会の超美少女役員で有名になりたいんだけどな〜」
檜木は少し固いバレーボールの上に座る。すると、鈴蛙鈴鹿が檜木の元へ行く。
「ぬし、職務はどうしたのだ? 」
「鈴鹿……相変わらず固いわね!今日は楽しい行事よ!」
「その楽しい行事を守るのが余達の役目であり職務であろう。先輩ではあるがその態度は生徒会としての威厳が足りていないのではなかろうか? 」
檜木は鈴蛙の方を向けずもっと話をしたかった桜木を見ながらムスっとした顔になる。

>桜木知佳様、鈴蛙鈴鹿様、体育館ALL

【早速NPCキャラを使ってみました】

21日前 No.77

ますたあ @ritonetto ★Android=yDqhBiviYT

【白月レイ:校舎裏】

声をかけると驚いた顔で、どうしてここにいるのかと聞いてきた。それもそうか、ここって本当は普通科の生徒は入れないんだ。

「私、球技大会の救護班としてここに呼ばれたんです。普通科のなかで異能力の存在を知っているのは私くらいだから……今は休憩を貰ってここに。どうもあの場所は私には居心地が悪くて…」

元気そうな條くんの顔を見れて安心しました。でもなんだろう、前のように笑ってくれないし、目がとても悲しそう。そして、條くんは私に大声で名前を呼ぶなと威圧感を出しながら言ってきました。

「あ、ごめんなさい……あの、條くん…その、あの噂は本当なのですか?…條くんが…この学園を滅ぼそうとしているって……嘘…ですよね、ううん、本当でも構わない。きっと條くんのことだから、何か訳があるのですよね!……條くんは意味もなく何かをする人じゃないもの」

私は無我夢中であの噂の真偽を確める。いましかない。気のせいかもしれないけど、このまま離れたらきっともう会えない、そんな気がするから。
そして、もし條くんが何かをしようとしていて、それが良くないことなら、止めたいし、それが何かいいことなら力になりたい。

>嵐城條くん

21日前 No.78

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【八城修/保健室→廊下】
八城は保健室で肩の手当てを行う。たいした傷では無いがそのまま放置する訳には行かない。
「さて、生徒会も此処に来る事だろう。早めに退散しなければ」
八城は保健室を背に少し血が付いたスーツで廊下を歩く。学園の日常の隣では血がベットリ張り付いている。そんな景色では八城の服に付いた血等、違和感を感じる事は無い。
天井から滴り落ち渇いた血がこの世の未練の様にシミと化する。何も悪い事は無い。それが当たり前。八城は渇いた学園を血に沈んだ革靴で足音を立てずに生徒会がいない方へ行く。
八城は他のディザスターのメンバーはどうなったのか気になっていた。八城が今思い出せるメンバーは会長の嵐城條と同級生の元貞坂朱夏。会長は生徒会役員に捕まる様な事は無いはず。元貞坂は同級生ながら会った事は一度も無い。ただし、幽霊を使役出来る能力があるらしくかなり有名。

八城は隠れながら、生徒会を確認する。正直に言えば隠れる必要も無く生徒会役員達を倒していけばいいが味方の居場所も分からず、流石に人数が集まると不利になってしまう。
「ディザスターの統制を取るべきだが指示を従う者がどれくらいいるかによるな」
ディザスターはメンバーを把握出来ない程にバラバラであった。管理を嫌う不良が入ってくるのだからしょうがないが後先考えない勝手な行動さえも目立って来る。言ってしまえば災害と言えば災害になる。
八城は新品の様に綺麗な学園を歩く。
>廊下ALL

20日前 No.79

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【桜木知佳/体育館】

「ふぅん……」

 友達から聞けたのは、生徒会の中でも特に有名らしい鈴蛙鈴鹿、檜木真琴、残間義景の情報だった。やっぱり生徒会は、元々生徒の憧れの的なのだ。ただここ最近は、残間義景を中心に、右翼的な思想の人達が目立ってしまっているのだろう。

“ほう、私は女王と呼ばれているのね……”

 とここで、聞き覚えのある声が割り込んでくる。ついさっき会話した檜木真琴だった。

「あ、檜木先輩!」

“有名になるなら弓道部の美少女部長、或いは生徒会の超美少女役員で有名になりたいんだけどな〜”

 檜木は弓道部の部長でもあるようだ。確かに、清楚な雰囲気があって可愛らしい人だと、知佳も思う。

「あはは。あたしは、それでもいいと思いますよ!」

 バレーボールの上に座る檜木に、明るく笑って、同意的な発言をする。知佳にとっては決して媚びている訳ではない。もっとも……こんな状況にさえならなければあり得ないことでもなかったはずで……。
 すると、生徒会と思われる女子生徒が此方にやってきて、檜木に注意している。この人が鈴蛙鈴鹿……さんかな?

「……大変そうですね」

 今の光景を見て、知佳は呟くように言う。ディザスターが出てきて、異能力事件を防がなきゃいけないんだから当然なのか……。そういえば、最近は第三勢力が出てきたって噂を聞いたような……。
 厳しいやり方をとっていても、結局はみんな守るために動いているのだ。その相手が学園なのか、生徒なのかは人それぞれかもしれないけれども……。生徒会のやり方は……争いを生まずに済むのだろうか。

「あの……これ、あたしの連絡先です。あたしは、出来れば争いを生みたくありません。だから、何か手伝えることがあれば……よかったら手伝わせてください」

 知佳は携帯電話を取り出し、電話番号が映る画面を檜木に見せる。生徒会の味方になるつもりじゃない。自分の願いのためにサポートする手段を作ろうとしていた。

>檜木真琴、体育館all


【嵐城條/異能科校舎裏】

“私、球技大会の救護班としてここに呼ばれたんです。普通科のなかで異能力の存在を知っているのは私くらいだから……今は休憩を貰ってここに。どうもあの場所は私には居心地が悪くて…”

「そう」

 そういえば詳しい事情は知らないが、白月は普通科に居るにもかかわらず異能力者だった。自分も以前は全く知らず、トリガーラボの中で見かけて初めて気付いた。だから厳密に言えば、白月と最後に会ったのは恐らくトリガーラボのはず。
 まぁ、話を聞くに普通科にも少なからず波紋が広がっているのだろう。別に普通科に隠すつもりはないが、変な風に加担されるとしたらそれはそれで面倒なことになりそう。
 そして何やら噂も広まっている様で、白月は噂の真偽を確かめようとしてくる。自分が学園を滅ぼそうとしていると聞いたらしい。

「俺が滅ぼす? はははははは! はぁ……そうか。俺がやろうとしてることは、そういうことか」

 それを聞いて最初は笑い飛ばす嵐城だが、少し落ち着くとどこか思うところがある様な表情になる。

「いいよ。別に、滅んだって。……″全部終わった後″ならよ」

 また人差し指の上でボールを回し、ボールに視線を向けながら言う。学園の真実を知った先には何が待っているのか……それは自分にも分からない。たとえ今滅ぼす気が無くても、結果的にそうなれば同じようなものだろう。正直こんな場所、さっさと潰れてしまえばいいと思うけど。
 でも、まだだ。まだ……この使命を果たすまでは。潰すにはまだ早い。

>白月レイ

20日前 No.80

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【黒葛原 綴裏/廊下】

軽快な足取りで廊下を歩く一人の少年は、その身なりの真面目な学生らしさからディザスターに時々襲われて、生徒会にはそのディザスターとやらに間違われて取り締まられる。が、しかし、彼の衣服には一切の戦闘による痕跡は見受けられなかった。この学園という名の戦場をカモが歩くような物なのに、一切の傷もない。強くても返り血だので染まることは十分あり得るのに、だ。
とはいえ、その種明かしをしてしまえば、簡単な事でそもそも彼の放つ嫌悪感すら持ってしまうような雰囲気を肌で感じ取ってしまった者が多い。人の気配に神経を研ぎ澄ませてしまったからこそ感じるその嫌な者の気配を避けたのだ。いや、何人かは恐れをなさずに向かってきた人もいるんだけどね。

生徒会には簡単な話で、保健室で貰った風邪という証明書の元、学校に忘れものしちゃってそれを取りに行ってました。と一冊の本を呈示した。因みに、これに嘘は一切ない。朝に百合ちゃんではない他の先生に診て貰ったのだから。まぁ、彼女が関与してないか、なんて聞かれたら困ったものだけど。

そんな彼は、一人の男を見付けた。ちょっぴり血の付いたスーツを纏っていてオールバック。

「あはっ、こんにちは!君の顔どっかで見たんだけど……思い出せないんだよね〜。八木、じゃなくて……八代じゃなくて……なんだっけ?」

あははっ、と愉快そうに笑いながらも相変わらず胡散臭くもあり、嫌悪感をどことなく感じてしまう雰囲気をそのままに、その青年に声を掛けていく。実際のところ、彼は本当に覚えていないのだから、発言に嘘は無い。いつもなら、こんな事は気にも止めなかったんだけど……正直、仕方なかった。え?だってほら、僕の雰囲気に耐えられそうで尚且つ、うっかり殺しちゃわない人ってそんなに居ないんだよね。
というか、僕がうっかり殺されちゃいそうだけど……それはまぁ、いっかな。木舞ちゃんも百合ちゃんも何処に居るのか分かんないしー。百合ちゃんは忙しそうだったからメールだけ送っといたけど……多分、見た頃合いかな。百合ちゃんのすることを制限したくないから僕の方でちょっともう頑張ったんだけどね。

「まぁ、名前なんて聞いても忘れちゃうだろうしどうでもいいんだけどさ。君って確かディザスターだよね?」

胡散臭く笑みを浮かべた少年は名前をどうでもいいと一蹴してから、相手の確認を続ける。ここで生徒会です、なんて言われちゃったら相手してもらう意味もないからね。ディザスターはちょっと増えすぎだし……うん、やっぱり何回か考え直してみたけど最悪手はこれだ。誰にとって、なんて下らない。全員にとっての悪手だからこその最悪手なんだもん。
誰かの悪手しか打つつもりは無い。そんな理念しか持たない彼らは勿論、どんな状況であろうと利益なんて生み出さない事くらい、コンピューター室に居た者でも全員が全員分かるだろう。

「ディザスターなら、会長に伝えといてよ。僕の知り合いとお友達になってもらおうと思ってて、何十人か目を付けてるんだ。って。君達が何人の組織か知らないけど……あ、そうそう。僕達にコンタクト取りたいなら放課後にコンピューター室……って、君なら分かるかな?」

無垢な笑みを浮かべたままの少年はそう言いながら、ポケットに入っていたガラケーを取り出して一枚の画像を見せた。そこには、数人のディザスターの者がベッドに寝かされている様子だった。
その者達は一様に腕に点滴を刺されていてまさしく病魔に蝕まれている患者のように苦しそうな様子であった。しかしながら、当然彼らに病気であったという経歴も無いし、なんなら少し前まで元気であったのだろう。数人は体操服を着ている者も居る。
そんな画像を笑顔で出す辺り、彼等の薄気味悪さの一部と言うことだろう。彼等は初めから終わってる人種なのだ。故に、他人にとってのそうすべきでない、なんていう常識からは甚だしく逸脱している。第三陣営は、既にもう水面下ながら動き出したのだ。

>八城 修様、all

20日前 No.81

ますたあ @ritonetto ★N6ZPthUNsx_nHx

【白月レイ:校舎裏】

私の質問に條くんは大声で笑い飛ばしました。私は急に笑い出す條くんに首を傾げ
少し引きながら「條くん?」と小さく呼びかけました。
すぐに落ち着いて、バスケットボールを指先で回しながら「滅んでもいいさ、全部終わった後にな」とつぶやいた。
その様子を見て私は

「條くん、條くんがしたいことってなんなのですか?…」

條くんのなかにみえるのは、この学園を滅ぼしたいとか、人を傷つけたいとかそういうものではなく、何かを成し遂げたい、そういう思いが見て取れ、そしてそれは決して悪い事ではないと思えたのです。

このとき、私はあることを考えていました。
それは、條くんがもしこの学園を滅ぼしてしまったら、私は私の忌まわしい異能力を消す術を探せなくなってしまうのではないか
この学園以外に異能力の研究をしている場所があるかすらもわからない。もしここがなくなったとき、私はどうやってこの異能力を消せばいいのでしょう。

「條くん…異能力ってなんのためにあると思いますか?」

ふいと條くんに質問をする


≫嵐城 條

20日前 No.82

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【嵐城條/異能科校舎裏】

 すると、白月に自分のしたいことは何なのか訊いてくる。しかし今度は、嵐城の表情に変化が無い。答えはすぐに決まっていた。

「誰が教えるかバカ」

 そして、回答の第一声がこれである。

「俺がやりたいのは学園の真実を暴く。これだけ覚えときゃ十分だから。あとは勝手に考えてろ。……ってか、これ以上探ろうとすんな、鬱陶しい」

 冷たく突き放すような物言いで言う。いくら以前の関係があろうと、特別に態度を変えることは出来ない。こうなってしまっては、もう後には戻れないから。白月は以前のままに話そうとしているっぽいけど、それも少し迷惑……。
 本当の目的なんて、ここで言えたら隠す必要も何も無いことになるだろう。そんなものは自分の中に封じ込めておいて、周りには上辺だけ見せておけばいい。本当の目的はそこさえ潰せば潰えるし、当事者にしか分からないこともある。……とにかく、言うだけ無駄だと思う。

“條くん…異能力ってなんのためにあると思いますか?”

 この質問を聞くと、嵐城は一瞬眉間に皺を寄せる。難しいこと訊いてくる……と思いながらも語り始める。

「……大体は、自分が必要になって持つものなんだろ。でもそれは最初で、そのうち意味を無くしていくかもしれない。最早ギャンブルだよ。何が当たるか分からないのに、一度当たれば好きでも嫌いでも付き纏ってくる。人生変えられることさえ不思議じゃない。そんなことがあっても、自力で探していくしかないんじゃないかと思うけど」

 或いは他者から与えられるか……だが、その前に信用出来るかどうかが問題になる。無論、全員に当てはまることではないだろうが、何のためにあるのか見失うことというのは、恐らく一つの通る道でもあるのだろう。
 嵐城は、ボールを回すのをやめて持ち直す。白月の方を見ると、一つ尋ねた。

「ねえ。どんな異能力持ってんだい?」

 単純な興味だ。今までちゃんと確かめたことが無かったので、この際聞いてみようと思った。

>白月レイ

19日前 No.83

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【花丸山望 / 体育館】

1-A、望たちのクラスの教室がディザスターに荒らされた事件…シニヤ事件、と誰かに名付けられたそれによって、学園中の空気が変わったのを、鈍感な望でも察した。まったく、入学早々めんどくさいことをしてくれる。
変わった…というか、違和感を覚えるようになった。クラスメイトが、ディザスターに入る人が多くなっているようだ。クラスメイトが話しているのを聞いた。「わたしディザスターに入ったの」「じゃあ仲間に入れて」「わたしも話に混ぜて」。学園の陰謀とやらに興味のない望としては、本当にどうでもいい。

「あんたがたどこさっ、ひーごさっ、ひーごどこさっ」

退屈そうに――というか本当に退屈に、バドミントンのラケットを右手で握り、歌を口ずさみながらシャトルを何度も上へ打ち上げる。この動作を腕だけ動かして行なっているので、たぶん運動神経は悪くないというか、真上へ上げる正確さは持っていると思われる。何でこんな退屈なことをしているのかというと、特に戦う相手もおらず、でもサボるほど面倒な行事でもない、と判断した結果、延々ひとりバドミントンである。明らかに手毬歌であろう歌を口ずさみながら。
ちなみに今日の望はいつももワンピースではなく、動きやすい中学校時代の赤いジャージだ。左の胸元には『花丸山』と書かれた、ごく普通の。

「せんーばやーまーにーはたーぬきーがおって…あ」

機械的に運動を続けていた望だったが、何かが狂ったのか、シャトルがあらぬ方向へと飛んでいってしまった。しかも、そこそこ遠く。
無表情でもそれなりに慌てて取りに行こうと、パタパタ体育館シューズを鳴らしてかけていくと、どうやら人の方に飛んでいったようである。
飛んで行った方には2人の少女。片方は知っている。生徒会の人だ。名前は確か、檜木真琴。嘘が現実になるとかいうチート級の能力の持ち主。
もう1人は…誰だろう。見たことがあるようなないような。明るい茶色のゆるくうねうねしたサイドテールにされた髪の、深い青色の目の少女。

「すみません…シャトル、取ってもらえませんか?」

ちょうど真琴と茶髪の少女の間を裂くように転がり込んでいったシャトルを指さし、望はおねがいした。

>>檜木真琴さま、桜木知佳さま、周辺allさま

【絡ませていただきました!】

18日前 No.84

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【八城修/廊下】
「ディザスターなら、会長に伝えといてよ。僕の知り合いとお友達になってもらおうと思ってて、何十人か目を付けてるんだ。って。君達が何人の組織か知らないけど……あ、そうそう。僕達にコンタクト取りたいなら放課後にコンピューター室……って、君なら分かるかな?」

無垢な笑みを浮かべたままの少年はそう言いながら、ポケットに入っていたガラケーを取り出して一枚の画像を見せた。そこには、数人のディザスターの者がベッドに寝かされている様子だった。

八城は目の前の話すのが初めてな青年が自分をディザスターと知った上で第三陣営である事を宣言したのと、かつて日常の中にいた迷惑極まりない「彼」が目の前の青年である事に非常に喜びを感じる。

「初めて自分の選択が正しいと言えたよ」
第三陣営を前にしても、八城は余裕を保つ。何ならディザスターの計画を全て吐きだしても余裕のままでいるくらいに。それくらいに会長、嵐城を信頼し、ディザスターの計画が完璧な物を言い現わしていた。
八城はすっかり忘れていた数人のディザスター達だが特に影響は無い。だが放課後のコンピューター室でのコンタクトは弾三陣営の思想や規模においてかなり重要な事になると考え、八城は乗る事にした。
「ああ、分かった。君とコンタクトを取ろう」
八城は第三陣営を待っていた。自らの計画の成功の為に。八城はこの時を待っていた。自分の信じる正義の為に。
「少しだけ話そう、私の計画を。もしかしたら……」
彼は自身の計画の目的を呟く。
「私の計画の目的はこの学園をこの手で終わらせる事だ。真実を明らかにさせた後に私がこの学園を終わらせる。そうだ、この学園は間違っているから終わらせるんだ。もう、この学園は修復出来ない程に腐っている。だから私が……ゼロにするんだ」
八城は弾三陣営を精悍な顔で見る。
「……私は君に期待をしているんだ。自分の正義を曲げても君を……」

>黒葛原 綴裏様

【檜木真琴/体育館】
「すみません…シャトル、取ってもらえませんか?」
赤い学生ジャージを着た少女が檜木と桜井の前に現れる。鈴蛙は体育館のステージに座り、檜木をひたすら待つ。
「シャトル? 」
檜木はバトミントンで使うシャトルを取る。
「あ、はい」
檜木はそれを少女に渡す。檜木は少女の名前を思い出していた。
「え〜と、花丸山望? 」
彼女は確実に正解と言う自信があった。それくらいに何度も生徒の名前を覚えようとしていた。
「あ、一緒にバトミントンしちゃう? ねえ? 」
檜木は花丸山と桜井と桜井の友人達と鈴蛙も呼ぶ。鈴蛙は流石に檜木を止める。
「この人数でどうやってバトミントンをしようと言うのか……。それより生徒会の仕事をしないのか? 何故だ? 」
「行くったら行くのよ!皆、私についてきなさい!」
しかし鈴蛙が檜木を押さえつけてしまう。

>花丸山望様、桜木知佳様、鈴蛙鈴鹿様、周辺ALL様
【何か無ければ次回辺りで第二章突入させます!】

17日前 No.85

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

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17日前 No.86

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 序ノ舞浪漫 / 購買 】

 今頃、体育館は球技大会で盛り上がっている真っ最中だろう。浪漫は残念ながら女子特有の毎月やって来る下半身の出血と、それに伴う腹痛により不参加を選んだ。そこまで痛みが酷くなるほうではないから参加しようと思えば参加できたのだが、元から出来ることならサボりたかったくらい興味の無いイベントだったのでこれ幸いにと休ませて貰った。生徒手帳の見学届けに『生理痛のため』と書いて教師の一人から承認の証に印鑑も押してもらったから、これで万が一どこぞの過激派生徒会メンバーに見つかり「サボリか」と問い詰められても正当な言い逃れができる。体育館や保健室でじっとせず購買に来た理由を聞かれれば、その時は今しがた買ったばかりのカイロを見せてやれば察してくれるはずだ。ナプキンは保健室で貸し出してくれるが、さすがにカイロは常備していない。

「しかし、ここ最近は生徒会もディザスターも随分と忙しそうに動いてるわね。嵐が来る予定なら、せめてその前くらいは静けさをもたらせないものかしら」

 数日前からやたらと気を張りつめた様子で見回りを強化する生徒会役員たちや、そんな空気に抵抗感を煽られてディザスター入りを決意する一般生徒たちの姿を思い起こしながら、自室でマグボトルに入れてきたラズベリーリーフのホットティーを一口飲む。かすかな甘みと酸味が喉を通りぬけてゆく。ハーブティーの中には味の癖がやたらと強いものも多いが、その中ではこのラズベリーリーフは比較的初心者にも飲みやすいものだ。色も赤みがかっていて、英字のロゴが入った透明なマグボトルの中にこれを注ぐと心無しお洒落に見える。鮮やかな青色を醸し出すマローブルーなどに比べれば色味のインパクトでは勝てないが、あれは見た目が綺麗でも正直言って味はそこまでではない。少なくとも浪漫の舌ではラズベリーリーフの味わいが勝る。
 普段は人気の焼きそばパンやから揚げが丸ごと一つ入ったホカホカのおにぎりなどを買い求める生徒でごった返す購買も、さすがに球技大会の真っ最中かつ昼時ですらない時間帯ともなると人気が無い。というか浪漫以外には誰もいない。購買の店番をしているおばちゃんは浪漫がカイロを勝ってすぐ尿意を催したのかトイレに駆け込んでいった。もう一人いるはずの店番は、扉一枚を隔てた向こう側の部屋から物凄いイビキと歯ぎしりと寝言と寝相で壁を蹴る音が聞こえてくるので仮眠の最中なのだろう。眠っていてあんなに五月蠅いということは、よほどストレスを溜めこんでいて眠りながらも暴れずにはいられないような悪夢でも見ているのかもしれない。購買のおばちゃんも大変だ。

「いや、異能科の購買に勤めるくらいだし、夢の中で戦うような能力の持ち主なのかもしれないわね」

 大して気にしもしていないくせに、無駄に気になっているような素振りだけ見せて、そこでイビキの主に関しての考察は切り上げる。広々とした空間に一人きりだと、人間どうしても独り言が多くなってしまう。中途半端な体調不良に苛まれている時なんて尚更だ。
 さて、もう購買で果たすべき用も済んだ。本来ならばこれからすぐ体育館に戻るべきなのだが、あんな人で溢れ返っている場所に踏み込んでは無用なトラブルに巻き込まれかねない。となると、療養も兼ねて大人しく保健室のベッドに引きこもるのがベストか。

>ALL様

【木舞は後日投稿いたします】

17日前 No.87

ますたあ @ritonetto ★Android=yDqhBiviYT

【白月レイ:校舎裏】

返ってきたことばは、ある意味予想通りでした。
そうですよね、昔のことがあったとしてもほとんど部外者である私に、ふかくまで教えるわけないですよね。私ってばちょっと追求し過ぎました。
そのあとの條くん廼言葉に私は目を見開きました。

「学園の……真実……そうですか。そうですねこれ以上追求はしません。すいませんでした。」

少し想うところがありましたが、それをいうことはひかえた。力になりたい、けど…。
そして條くんは私の質問に答えてくれ、そのあと私に思わぬ質問をしてきた。そっか、條くんは私が異能力者だって知ってるんだ。
私は右手を刀の刃に変化させ

「……これが私の能力、武器化。私はこの世にある武器すべてに変身できます。ただこの能力はパートナーとなる人がいないと成立しないんです。そして一度パートナーと契約すると、そのパートナーの命令に逆らえなくなる。
私はかつてこの能力で何人もの命を奪ってしまった。だから二度とこの能力を使わないように普通科にいるんです。再び悪用する人が現れないように。」


手をもとに戻し、條くんに背を向けて

「そろそろ休憩も終わります。條くん、どうか今のこと他言しないでください。」

そういい、私はその場を後にしようとしました。
私が自分の異能力を打ち明けたのは、いろいろ追求してしまったわびのつもりでした。またここで隠してしまうと、條くんに信用してもらえなくなってしまうからです。

>條くん

17日前 No.88

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【八城修/廊下】
「私の全ての行動心理は正義から来ている。他の者の事はどうでも良い。会長でさえも君でさえも。ただ、思想がどうであれこの学園があるべき姿に戻そうとする事に私は期待している。この行為が日常を破壊する事だったとしても曲りなりに私は正義を貫いているつもりだ」
その為に必要な事はディザスターの目的であるパンドラの箱を開ける事。同時に生徒会と理事長の立場を失わせる事。
「さて……もうすぐ昼だ」
八城はポケットの中の購買で買った、ラップに包まれたからあげが具として一つ入ったおにぎりを食べる。
「君は何か食べないのか? 少し喋りすぎて喉が乾いてしまった」
彼は気さくに話し続ける。だが精悍とした目は決して変わらない。人間として維持するのが大変そうに。
「やはりこのおにぎりは美味しいな。学園が終わると食べられなくなるのは非常に辛い」
八城は笑いながら、敵を前にして財布を持ち、一番近くの自販機で缶のブラックコーヒーを購入する。八城はおにぎりを廊下に置き缶を開け、壁沿いに座り込む。今、八城を見れば球技大会をサボった普通の高校生。肩からにじみ出る血と何も見ていない目とさっきまで隣の人物と学園崩壊について話し合っていなければ。やがて来る誰も知らない災害を前にして八城はコーヒーを飲んで落ち着く。
「……」
人は必ず選択をしなければならない。誰かを救済し誰かを犠牲にして。誰かを信じて。誰かを裏切って。八城は目の前の敵を見る。
「お前は……どんな選択をするんだ? 」
八城は殺気を加速させる。八城は窓の外を見る。窓の外、ゴミを焼却炉で処理する清掃員がいた。
>黒葛原 綴裏様、周辺ALL

【第二章 死神はゴミ箱で笑う】
窓の外の清掃員は近くの生徒会に不気味に笑う。
「……な、何だ? 」
清掃員は突如大量の錠剤が入ったビンをポケットから出し、ビンを開け錠剤を大量に飲み込む。すると、清掃員の腕から服と皮膚と血を吹きだしながら鎌状でブレードの様な白い骨が飛び出る。さらに清掃員の顔も皮膚と肉を突き出し髑髏が現れる。身体全体の骨格も変わりモンスターの様に変貌する。清掃員は生徒会をブレードで切り裂き、肉片へ変え生徒会を散らかす。
「……あ〜あ、清掃員なのに学園を汚しちゃったよ……」
清掃員は剥き出しの眼球で肉片を見つめる。すると、清掃員は体育館へ近づいていく。
「……皆、死ねば良いんだよ。そうすれば……」
死神は静かに笑う。
その様子を学園の窓から見ていた八城は清掃員に対しての警戒、殺気を抑え死神を確認する。
「人は選択をする。人と言う形を維持せずに化け物となるか。人になりきり、日常を過ごすか。ハハハ……この学園にいる地点で俺達は終わっているんだ」
【清掃員の今後の行動はご自由に動かしても構いません】

16日前 No.89

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【黒葛原 綴裏/廊下】

正義、そう語る彼は何処か生徒会に通ずる物があった。んー……この分だと会長の方とも反り合わなそうだよね〜。元々、一緒に転校するつもりもなかったしいいんだけど……ディザスターっていうもんだから、どんな災厄かと思って楽しみだったんだけど、こればっかりは仕方ないよね。そもそも、僕達の期待通りに物事が進んだ事無かったしね。

「ふぅーん……まぁいいや、精々頑張ってね。僕達は君達の期待通りに動くほど、真っ当じゃないからさ。」

然して興味無さげに話題を区切ってはつまらなそうに空笑いをしながら、そう告げた。彼にしては珍しくの労いだったが、それも自身達の手による疲労に対しての言葉であるが故に、ただの皮肉なのだろう。事実、彼の肩の傷になにもしない。……まぁ、敵意も無いから悪化させたりもしないけどね。
と、つまらなそうにしていた彼の前で堂々と食事を始めた。わざわざ、珈琲まで買って、だ。少し皮肉にも思えたが、そもそも僕の能力を遠目にしか見ていないから、仕方ないか。いや、仕方ないからなんだ、っていう話なんだけどね。
因みに、おにぎりは食べたことがない。長時間かけて素手で食べる物は基本的に食べたことがない。能力が発現する前はそれこそ、良くてドッグフードだったかな。

「お財布忘れてきちゃったんだよね〜。だから、帰るつもりだったんだけど……ほら、面白そうなモノ見付けちゃったから。」

あはっ、と困ったように眉をひそめながらも笑ってから、浅くため息を吐いた。そして、ニコッと笑いながら相手を再び見る。面白いモノということは、つまりそういうことなのだろう。
お財布に関しては事実で、うっかり昨日着ていたカーディガンの懐に入れたままにしてしまったのだ。とはいえ……百合ちゃんか木舞ちゃんに頼れば良かったんだけど、数分探して見付からなかったもんだから諦めちゃった。携帯は……使いすぎると壊れちゃうんだもんなぁ。
ふと、外を見ると清掃員が生徒会を殺傷していた。この距離からでも明確に分かる……むしろ、あれで生きてたらそういう異能者ということになるくらいだ。

「選択って、君達が思ってるほど意味無かったりするんだぜ?だから、僕は適当にアミダくじで決めることにしてるんだ……にしても、帰れなくなっちゃったなぁ。」

その様子を見て八城がこちらへ不可解な事を尋ねてきたので、スプラッタな光景に慣れきった彼はガラケーでその光景を撮影してから誰かにメールをしていた。第三陣営への一斉送信。
内容は面倒だけど、この人みたら適当に処理しちゃって。と、そのスプラッタ写真つきでの送信。
……はぁー……止めてよね。殺したりしたら、面倒くさいし未成年で罪が軽くなって損しちゃうじゃん。それに、第一発見者とか面倒くさいじゃん。見なかったことにしよーっと。

「で?君はどうするの?会長さんも死んじゃうかもよ。僕と一緒に居たいって言うんなら……まぁ、別にいいけど。」

冗談っぽく愉快そうに笑い、携帯をポケットにしまって八城に尋ねる。無論、彼はこの件についてあまり干渉するつもりはなかった。校舎を崩壊させかねない程の強烈な異能を持った自身が動きすぎて陣営同士の勢力図が変動してしまわないようにしているのだろう。

>八城 修様、(二股舟 木舞様)、all

16日前 No.90

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【嵐城條/異能科校舎裏→】

 白月は、自身の右手を刀の刃に変化させた。そして、能力について話してくれた。

“……これが私の能力、武器化。私はこの世にある武器すべてに変身できます。ただこの能力はパートナーとなる人がいないと成立しないんです。そして一度パートナーと契約すると、そのパートナーの命令に逆らえなくなる。
私はかつてこの能力で何人もの命を奪ってしまった。だから二度とこの能力を使わないように普通科にいるんです。再び悪用する人が現れないように。”

「……そうか」

 一通り聞くと適当な返事をする嵐城に、表情の変化は無かった。異能力者なら異能科にいるべきだと非難し責め立てることもしない。
 ただ……右手を元に戻して休憩から戻ろうとする白月の背中に声をかけた。

「こっちはよ……化け物の巣窟だ。能力のある生活が当たり前で、何かありゃとりあえず能力で解決しようとする。そんな奴ばっかり。……だから、こっちの世界に飛び込もうとする奴なんざ、俺は気が狂ってるとさえ思うよ」

 敢えて自分の事を棚に上げて言えば、「それじゃ」と軽く告げて白月の行こうとする方向と逆の方に向かい歩き始める。これでも遠回しに警告したつもりなのだが。異能科に来る気が無いなら近寄らない方がマシだ、と。……まぁ、伝わってくれてもくれなくてもいいんだけど。
 それにしても武器化、か……。今後白月と再会出来るのかすら不明だが、実はほんの少し感じた期待から興味を持っていた。……個人的に。
 さてこの後は……丁度バスケの試合開始も近くなってきた頃合いなので、そのまま体育館に戻ってしまおうと、嵐城は考えていた。

【お相手ありがとうございました!】

>白月レイ


【桜木知佳/体育館】

 檜木と対話していると、突然小さな物体が飛び込んでくる。それはシャトルだった。誰かがバドミントンをしていて誤ってしまったのだろうという推測に至ると同時に、赤いジャージを着た一人の女子生徒が此方に近づいてきた。どうやら彼女が飛ばしたシャトルのようだ。シャトルを、檜木が取って彼女に渡してあげた時、檜木は彼女の名を口にする。その名前に、知佳が反応した。

「花丸山望……? あっ、もしかして君があのおもちちゃん!? こんなところで会えるなんて嬉しいー! 可愛いニックネームのあなたと一度お話ししてみたかったんだぁー。あたしは知佳って言うの、よろしくね!」

 彼女が『おもちちゃん』というニックネームを持つ人物だと分かった途端、知佳は大はしゃぎで話しかける。知佳は望のほっぺを指でつまんで弄っては「うわあー、本当にもちもちだー!」と、とても楽しそうに振る舞う。というのも、実は可愛いものが大好きなのだ。ニックネームを可愛いと思っただけで、その人物のことを記憶に残してしまう程の。初対面だが同学年なので、彼女の噂を聞くのはそう珍しいことではなかった。
 すると、檜木が知佳達にバドミントンしないかと誘ってくる。

「あ、でもあたし達そろそろバレーの練習しなきゃいけないので、残念ですけど……」

 知佳達はあくまで練習の休憩中で、バレーボールも本番の試合が近いため再開しない訳にはいかず、誘いを断ろうとする知佳。檜木は檜木で、鈴蛙鈴鹿に止められてしまっていた。

 ――その時。急に悲鳴が上がり始める。単なる声援ではない。この不穏な悲鳴は……たった今体育館に侵入してきた、清掃員の格好をしているけれども、とても人体とかけ離れた姿の人間……正確に言えば人骨がむき出しになっている者に向けられていた。

「ぎゃーー!! 何あれぇー!」

 知佳も驚いて、望の背後に隠れてしまう。確かに通常で見ればおぞましいもの。でもそれはただ何らかの異能力の仕業で、たまたま発動したまま入り込んでしまっただけ……ならばよかったのに。
 その人骨丸見えの人間は、球技大会真っ最中の生徒達に、無差別に襲いかかり始めたのだ。

>花丸山望、檜木真琴、鈴蛙鈴鹿、体育館all

16日前 No.91

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

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16日前 No.92

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【檜木真琴/体育館】
目の前にいたのは憎悪と言う骨格を剥き出しにした化け物であった。
「全員、皆殺しだ……」
突如、体育館に乱入したのは清掃員の格好をした異能力者。だがどう考えても様子がおかしい。
「ぎゃーー!! 何あれぇー!」
知佳も驚いて、望の背後に隠れてしまう。檜木は正義感から構えてしまう。だが彼女に戦闘経験は無く異能力もコントロール出来ない。何人かの生徒会は化け物を異能力で抑えようとするが化け物は暴走を止めない。憎悪と言う一つの感情のみしか化け物を動かす物は無かった。真っ白な骨は真っ赤に塗られるまで生徒会を腕のブレードで切り裂く。檜木と鈴蛙も止めようとするが残間からメールが届く。
「……そんな」
メールの内容は手出し無用。それだけだった。
「どう言う事よ? こんな時こそ生徒会が出ないと駄目でしょ! 」
鈴蛙も同意見だったが残間の目的を考えている。
「考える暇は無いわ。だって……見たでしょ? 」
化け物は確実に人である事を辞めた。目の前の命を終わらせておいて、事実だけを確認し何も感じ取ろうとしない。正真正銘の化け物は一般生徒まで襲う。
「ちょっと待ちなさい!」
檜木は叫ぼうとするが鈴蛙に抑えられる。
「……」
鈴蛙は無言で檜木を抑え続ける。
「た、助け……」
体育館は血と傷の跡が大きく張り付く。それでも体育館は修復を続ける。しかし目の前の現実は元に戻らない。化け物は悲痛な叫びを繰り返す。
「流石、全世界の理想の学園だけあるな……」
化け物は淡々と意味不明な発言を繰り返し、学園中を暴れ続ける。

>花丸山望様、桜木知佳様、鈴蛙鈴鹿様、体育館all

15日前 No.93

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 二股舟木舞 / 中庭→体育館外→体育館内 】

 こっちのほうが確認が楽そうだからという理由で選んだ体育館だったが、中に入るまでもなく、この騒がしさならこっちに例の骨の化物がいそうだ。ただ賑やかなだけならよほど球技大会が盛り上がっているのだろうと思うくらいだが、これだけ破壊音だの悲鳴だのが響いているとどんなに鈍感な奴でも内側で非常事態が発生していると気付けてしまう。ましてや木舞は鈍いほうではない。
 木舞はガラスで出来た体育館の正面扉の前でシュツルムピストルを構えると、そこから成形炸薬弾――いわゆる対戦車用砲弾や対戦車ミサイルに使われるような凄まじい威力の弾丸を骨の怪物めがけて発射する。窓ガラスを突き破って目視不可能の速度で飛んでいく弾丸は、相手にとっても避けがたいものだろうが、木舞にとっても当たったかどうかを瞬時に判断できるような代物ではない。今の一弾で出た煙が風の流れで眼前に煽られ木舞の視界を遮っているから尚更だ。

「相手に避けられていない限りは当たっていると思いますが……今更の話、こうして外側から狙うならシュツルムピストルよりシュトゥアムゲヴェーア・フィーアウントフィアツィヒのほうが適切でしたね」

 本当に今更の話をしながら、用済みとなったシュツルムピストルを体育館外に設置されたゴミ箱にポイッと捨てる。これはあまり近距離戦に適したアイテムではないから、これから体育館に乗り込む予定の木舞としては不要の品だ。

「ルガー・シングル・シックス」

 代わりに召喚した小振りなシングルアクション・リボルバーをズボンのポケットに突っ込み、割れたガラスの破片たちをさらに靴底で踏み割りながら体育館の中へと入ってゆく。今ので身体にドデカい穴をこさえて倒れていてくれれば御の字だが、きっと体育館の中にもいたであろう戦闘向きの異能を持った者たちが自分が来るよりも早くあの骨の化物を無力化していなかった事実を鑑みるに、それは望み薄だ。けれど綴裏に処理をしておいてくれと言われた以上、相手が如何に強靭な化物であろうと自分はアレを処理しなければならない。全ては依存先たる綴裏のために。

「あ……しまった、綴裏様にメールの返信をさせて頂くのを忘れておりました。俺としたことが何という失態でしょう」

 片腕にバルディッシュを握ったまま、ルガー・シングル・シックスを突っ込んだのとは逆のポケットからスマートフォンを取り出しポチポチとメールを作成。『綴裏様の仰せのままに』。短い文章だが、わざわざ長文を送ってあの方のお時間を消費してしまうのは申し訳ないのでこれくらいが丁度良い。周囲の大半の生徒たちは、いきなり清掃員の恰好をした骨の化物が知り合いを血祭りに上げて回ったかと思えば、次の瞬間にはどこからともなくとんでもない威力の弾丸が飛んできて、三番目に入ってきた何故か巨大な斧を手にした文学青年っぽい奴はこの状況でスマートフォンを弄り始めた、というカオス極まりない状況に呆気にとられている。無理もない。ツッコミの異能でも持っていない限り、今起こった全ての事象に的確なリアクションを取りきることなど到底不可能だ。

>清掃員&(黒葛原綴裏様)&ALL様

【当たったことにしたら確定ロルになるので描写ぼかしました】

15日前 No.94

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【元貞坂朱夏/部室】

 元貞坂朱夏は、十数人程のディザスターと共に部室棟内の一室に居る。理由は勿論、球技大会をサボるため。運動自体は嫌いではないが、学校行事という名目の下で半強制的にやらされるのが物凄く面倒臭い。それに、参加しても大嫌いな生徒会に見られながら行うことになるだろう。そんなのは御免だ。
 サボりメンバーは皆それぞれ発見した場所に身を隠しているようだ。此方の場合は、体育館がある校舎から離れたこの場所が監視の目が届きにくい恰好のエリアだった。しかし、後になって警戒しだしたのか、現在は部室棟の出入り口に生徒会が見張りについてしまったので、無闇に騒げない状態が続いている。
 そんな中、朱夏はフライドポテトをつまみながら持参していたギャグ漫画を黙読していた。……でも全く面白くない。朱夏にとってはギャグ漫画よりも幽霊と会話している方が娯楽になる。ちー兄さま以外は。だって部屋中が臭くなってしまうから。ただ他の幽霊でももし霊障が発生したら、自分だけでなく他の人達も耐え切れず部屋を出たくなってしまうかもしれない。そうなると自分までもが見つかってしまう恐れがある。それを避けるためには仕方のないことだった。
 呼び出せない可能性を考慮して念の為持ってきた漫画本だったが、やはりあまりにも退屈なので球技大会が終わるまで寝てしまおうかと考えた。朱夏は本を閉じる。
 すると、部室棟の外が若干騒がしくなったような気がした。気のせいかと思っていたが、ずっとスマートフォンを弄っていた女子生徒が口を開いた。

『ねえ。見張りの生徒会どっか行ったらしいよ』

 突然の報告に、部屋の中はにわかにざわめきだし、『マジ?』『なんでなんで?』と声が上がる。

『なんか、体育館に不審者が現れたらしくて、そいつが結構凶悪なんだって。だから動ける生徒会みんな体育館に集めようとしてて、他んとこも今全然見張りいないんだってよ』

 女子生徒はスマートフォンを見つめたまま話す。彼女は普段からメールやチャットをよく利用している。多分別の場所にいるディザスターか、知り合いから伝えられたのだろう。
 だからと言って万が一気付かれたら危険なので、朱夏の異能力を利用して幽霊に部室棟の出入り口を確認しに行かせてみた。するとどうやら本当に居なくなっているらしく、この空間は一瞬にして歓喜に沸いた。生徒会の監視が無くなり、ついでに恐らく球技大会の続行不可は確実……つまりはサボり放題になったのだ。災害が起きて学校が休みになったみたいな感覚だ。

「これで心置きなく幽霊と話せるッスよ。あー、つまんなかった。そういえば、生徒会いないってことは普段入れない場所に好き勝手入れたりするんッスかね? 職員室とか、更生室とか……ん? どうしたんッスか?」

 誰に問うでもなく、単にどさくさに紛れて幽霊と一緒に探検できたら楽しいだろうなという想像で独りごちると、一瞬場の空気が固まった。朱夏が困惑していると、周囲から次々と声が上がり始める。

『もしかして、今なら潜入調査出来ちゃったりするんじゃね? ディザスターってそういうこともやるんでしょ?』
『確かに絶好のチャンスじゃん! まぁそのうち会長から指示くるっしょ』
『いやでも、最近メンバー絞りたがってるらしいじゃねえか。今のうちに行って手柄取っちゃえば評価上がるだろ!』

 なんてことを言い合って出した結論は『更生室・理事長室・職員室・トリガーラボに分かれて潜入調査を行い、何か掴んだら会長に報告』。目的は、手柄を得ることでディザスターに残れる可能性を高める。これには朱夏も便乗するつもりだ。ディザスターにいるから、今の自由があるのだから。大嫌いな生徒会に従うのはうんざり。正直、会長のご機嫌とかどうでもいいんだけど、省かれるよりはマシだ。きっとみんな同じように考えているだろう。だから自分も、余計な事を考えずに軽い気持ちで決断できた。
 この後、他のディザスター達も似たような考えで続々と行動を始めたらしい。

 善は急げ、とみんな部屋から出て行ってしまうが、急な決定だった故食べ残しのフライドポテトの片付けに手間取ってしまい、朱夏だけ後になって出て行く羽目になってしまった。まずいまずい。このままじゃ先越されそう。

「急げ急げーっと。――え? 先に会長に連絡した方がいいって? ……そっか! オレっちが一番最初に伝えてあげれば、存在を記憶に残しやすくなるッスもんね。君オレっちより頭良い!」

 傍から見れば独り言が激しすぎるキチガイに見えるかもしれない。しかしこの時、″朱夏にしか見えない人間″から助言を受けていた。一番最初に会長に話を伝えてあげれば、その後もずっと『元貞坂朱夏から聞いた』と思ってくれる。会長もきっと、名も知らない奴よりは少しでも覚えのある者を残したいだろう。これも一種のアピールだ。
 朱夏は部室を出ながら、ロング丈白衣のポケットから携帯電話を取り出した。

【NPC使用させて頂きました。ディザスターを本筋の通り行動開始させました!】

>all


【嵐城條(元貞坂朱夏)/→体育館前廊下→屋上前階段】

 異変は、校舎に入ってすぐに感じていた。球技大会中にしては激しい、悲鳴ともとれる大声。バタバタと廊下を駆け巡る足音。生徒会が体育館へ向かう嵐城とすれ違ってもほとんど反応を示さない。まるで今はそれどころじゃないとでも思っている様だ。
 一先ず状況を確認しに行こうと考えていると、自分の携帯電話が鳴り始める。これは電話をかけてきた時の着信音だ。相手は……元貞坂朱夏。嵐城は此処に移った時に連絡帳を改めたので、大して思い出さなくても彼がディザスターの者だと分かる。

「……もしもし?」

 電話に出ると、やけに威勢の良い男の声が返ってきた。

『もしもし会長、体育館で何かあったらしいッスけどそっちどうッスか?』

「今向かっているところだ。何か事情知ってんのかい?」

『あ、いや、オレっちはサボってて他の奴から話聞いただけッスけど……なんか不審者が暴れまくってて、しかもそいつが凶悪でマジやべーらしいんッスよ!』

 随分と抽象的な説明だが……なるほど、不審者か……。こんな時期に入り込んでくる不審者とは、一体何者で何のつもりなんだか……。
 話を聞きつつ体育館に接近していく嵐城は、直前に差し掛かっていた。しかし、体育館の中がほんの少しだけ露わになった地点で……見えてしまった。血塗れで倒れている惨殺死体の姿が。

「…………ほう」

 眉をこれでもかというくらいに、ぐにゃりと曲げ低く落とした声を出す。この時点で嵐城の足並みは止まっていた。

『そんで生徒会がみんなそいつの対応に行っちゃったんッスよ。で、オレっち達これチャンスじゃね? って思ったんで、これから更生室とか調査することにしたッス!』

「……はあ?」

 すると相手は突然おかしなことを言い始め、思わず頓狂な声を上げる。確かに監視が一気に緩くなった今なら狙い目かもしれない……だが、何故急にその考えになる?

『やっぱり皆ディザスターに居たくて必死なんッスね! オレっちも手柄掴めるよう頑張るッス。んじゃっ』

 と、一方的に喋ってきては電話を切られてしまった。電話を終えた嵐城は暫しの間思案していたが、突如方向を変えて歩き出し、体育館から離れていく。そして歩きながら携帯電話で、ディザスターのグループにこのようなメッセージを送った。

「″緊急招集。屋上前階段に来い。強制じゃない。別の用があるなら優先しても構わない。あと、体育館にいる奴犯人の動画適当に撮っといて″」

 その後、嵐城は招集場所に向かうため階段を上り始める。

>all

14日前 No.95

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【残間義景/昇降口→焼却炉】
「そうですか。化け物が出ているんですか」
残間は他の生徒会が大慌てしながら残間に報告をする。しかし残間、残間の側近の人物達、生徒会に対して友好的な教師等は何も動揺しない。
「今は化け物の対策より混乱を抑える方が大切です。この混乱に乗じてディザスターや第三陣営が動く可能性があります。不審な動きをした人物は容赦無く更生室に送って下さい。これは生徒会として最重要任務。この任務に従えない者は更生室送りです」
残間は昇降口で仁王立ち。
「そして私の警告に従わず化け物を排除しようとする教師、学校関係者も取り抑えて下さい。適当に違反行為をでっち上げて理事長に任せておけば良いんです」
残間は体育館から聞こえる悲鳴をただ眺めていた。体育館から吹き出る血をただ眺めていた。まるで絶望をテーマにした絵画を見る様に。
全ては他人事。残間は血だまりだらけの焼却炉へ向かう。其処では生徒会が肉片を片付けていた。
「理想の学園には犠牲が付き物です。貴方達は理事長に不満を感じていた。だからこんな事になった。……同じ同志として残念だ」
残間は肉片に語った後に肉片を焼却炉へ入れる。肉と骨は憎悪と共に消え去る。遂に学園内で殺人事件が起こったと言うのに花束をあげる者はいない。学園の為、真実の為、自分の為。誰も血みどろの誰かを見る事は無い。残間はただ一人、燃えて行く肉を眺める。まるで嘗ての自分を見る様に。

人の肉が焼ける匂いが漂い始める。これがさっきまで断末魔を上げていた同志だと思うと残間は結局、人間も異能力者も行き着く先は火葬。
「……」

>周辺ALL
【鈴蛙鈴鹿/体育館】
残間からの連絡は手出し無用。其処までして守るべき指示では無いが残間なりの考えがあるのかと考えてしまう。しかしどう考えても辿り着く結末が茶番にしかならない。つまり、全ては生徒会の掌の上。しかし死亡者が出ているのは何故なのか。それが残間の言う正義なのか。鈴蛙には理解出来なかった。鈴蛙は選択を迫られる。だがどちらも選べない。間違えれば裏切りと看做される。とにかく鈴蛙は一般生徒の避難を促す。

化け物の方は見る余裕が無かった。いや見たく無かった。救える者を救えない事に。生徒会の任務と正義に揺らぐ彼女は暴れる檜木を宥め、桜木や花丸山を守る様に指示する。檜木を説得出来るとは思わなかったがとにかくパニック騒動を起こされるのは状態悪化でしか無いので落ち着く他無い。

最もあんな状況でお落ち着けと言う方が酷だ。人間と非なるモンスターが人を襲い実際に出血している教師や生徒会、一般生徒がいる。

ただひたすらこの状況に目を瞑るしか無かった。

>体育館ALL

【NPCキャラの使用方法を間違えてました。御迷惑をおかけしまい申し訳ございません。未熟者ですか次回から気を付けます】

14日前 No.96

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【花丸山望 / 体育館】

飛んだシャトルを、檜木真琴が手渡しながら、望の名前を言った。「生徒会は全員の名前を覚えているのか」とひとりで理解し、コクリと頷くと、茶髪の少女が目を輝かせた。
何で自分が『"あの"おもちちゃん』と言われるほど噂になっているのか等とは気にも止めず、無表情で『知佳』と名乗った少女が自分の頬を触り、楽しそうにしているのをぼうっと見ていた。
すると、真琴の方から一緒にバドミントンをしないかと誘われ、知佳が断るのを見て自分も「1人でやりたいから」と断ろうとしたとき、苦痛な悲鳴が聞こえた。

「……っ! なに、あれ…」

知佳がかわいいとは言えないしかし真っ当な反応として悲鳴をあげて、望の背中へ隠れた。普段から表情の変わらない望も、流石に目を見開き、その顔を恐怖で染める。
それは、化け物だった。元は人間の形をしていたのだろうが、体のあちこちからブレードっぽい骨を飛び出させ、骸骨や目玉も露わになったっている怪物。途端、体育館の地面には、血と肉が増えていく。その匂いに普通なら吐き気が…というか構わず嘔吐しそうだが、望の精神力では「怖い」と思う程度に留まった。
逃げられないままその場に立っていると、ミサイルっぽい弾丸が飛んできた。すごく速くてすごく強そうな。そして骨に向かって。しかし弾は素早く避けられた。あの清掃員もどき、凄い身体能力をお持ちで。ミサイルは呆気なく床へ激突し、音を立てて床を破壊したが、さすが理想の学園。壁はすぐに戻った。

「知佳さん、逃げよう…!」

割れた窓から、眼鏡をかけた大人しそうな青年が入ってきたが、彼は大きな斧を持ったままもう片方の手でスマホを触り始めた。ミサイルを撃ったのはどう考えてもあの青年だし骨を攻撃しようとしたということはきっと敵ではない。しかし、今の状況では頼りにすべきではなかった、どう考えても。地雷を踏んだら次に斧で切られるのは自分な気がした。鈍感な望でも直感的にわかった。
今信じられるのは、生徒会の援護ではなく、自分だけな気がした。だから、後ろを振り返り、そのもちもちした手で知佳の手首をつかみ、体育館から逃げようと駆け出そうとした。

>>檜木真琴さま、桜木知佳さま、二股舟木舞さま、体育館all

【清掃員の動かし方(?)に問題があったら言ってくださいヾ(・ω・`;)ノ】

12日前 No.97

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【皆甘里原薇 / 体育館】

皆甘里原薇の人生は既に終わっている。これは別に彼女がいま既に死んでいて此処に存在するのは幽霊です、という比喩ではなく。皆甘里原薇は人生を放棄した。放棄された人生は、もう終わったも同然だ、ということである。
今日は球技大会。とってもとっても楽しくてこれ以上なく面倒臭い学校行事。異能科の球技大会が行われる体育館の入り口のすぐ横に、少女は体育座りしていた。手足は細々とし、ボサボサの派手な髪色と、何もかも諦めた目が特徴的な少女。今日のセーターはクリーム色で、今日のスカートは赤紫だ。

「……!」

突然入ってきた清掃員と思われる人間が、何か薬を乱暴に口に入れた挙句、人骨を丸出しにした怪物へと成れ果て、生徒に襲いかかり始めた。
さすがに気力を全部捨てた薇も驚いたが、次の瞬間には「この怪物ならわたしを殺してくれるかも」と思っていた。薇はそういう人間だ。全てが「自分が死ぬこと」に結びついていき、それを望んでいる。

「……っ、が…」

剥き出しになった目玉と目が合った。背筋に寒気が走った途端、骨のブレードで体が裂かれた。吹き飛び体を床に打ちつけた、それだけじゃない。何度も刺され、何度も切りつけられ、ただの肉片となるまで攻撃された。やがて攻撃をやめた怪物は、他の生徒たちにも襲いかかり、肉片へ変えていく。
普通ならこんなミンチになった時点で人生終了だ。しかし、皆甘里原薇は違う。
肉片たちは、モゾモゾと動き始め、元の形をどんどん形成していく。やがて数十秒も経たないうちに、元の姿へ、少女の姿へ戻った。
さっきまでと違うのは、床へ広がった自分の中に流れていた血と、裂かれて服にべっとりとついた赤だけ。

「……」

アイツもわたしを殺してくれなかった。期待ハズレなことにため息をつき、冷めた目で骨を眺めた。

>>体育館all

【二体目のキャラクター、薇ちゃんです! お好きにお絡みください(】

12日前 No.98

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【八城修/廊下→屋上前階段】

「″緊急招集。屋上前階段に来い。強制じゃない。別の用があるなら優先しても構わない。あと、体育館にいる奴犯人の動画適当に撮っといて″」

八城はおにぎりを完食し缶コーヒーをゴミ箱に捨てる頃、会長から連絡が来ていた。八城としては第三陣営、それも首領格の青年を見張っていたかったが会長の指示に従う事にした。全ては最善策を見出す為の選択。八城はディザスターの一人に連絡する事にした。八城は一旦廊下を去り屋上前階段に向かう。そして自分の財布を確認する。
「正義の代償は重いな……」
八城の連絡相手は日陰蝶瑞穂。二つ上の先輩。彼女の一言で言うならば選択の基準が全て金。八城自身はその選択に理解出来ないが別に他者の選択に自分の思想を押しつける気は無い。日陰蝶は八城の電話に応じる。

「どうしたん? 仕事? それに応じるのはお金次第やさかい。いくらか出してもらいましょ」
日陰蝶はいきなり仕事の話を切り出し勝手に交渉する。八城は淡々と答える。
「……まあ仕事以外に連絡する事は無いですから。日陰蝶さんの反応は正しいと言えます」
「能力使用問わず仕事なら一定の料金で引き受けるわ。それで? 依頼内容は何なん? 」
八城は第三陣営を名乗る青年をギリギリ見える距離に行く。
「保健室前の廊下にいる青年を尾行して欲しいんです。ついでに青年の名前、クラス、個人情報をなるべく集めて欲しいんです。まあ日陰蝶さんの能力とは全く関係ありませんが他のディザスターだと第三陣営って聞いただけで暴れそうなので頼みにくいんですよ。それで金次第でどうとでもなる日陰蝶さんに是非お願いしたくて」
「それじゃ前金、口止め料、依頼金、合わせて後日きっちり返済しておくれはります? 直、返済不可能と判断した場合は借金と判断させて頂きます故……ご注意して下さい」
「それは勿論……分かりました」
日陰蝶は矢城を完全に取引相手と認めた様子であった。そして一方的に日陰蝶は電話を切る。八城は屋上前階段に着く。
「この学園が壊せるならばいくらでも金を出そう」

>(日陰蝶瑞穂様)、周辺ALL

【絡みありがとうございました!】

【日陰蝶瑞穂/図書室→廊下】
日陰蝶はカーテンの閉まった図書室へ行っていた。目の前に生徒会がいながら。しかし何も心配する事は無い。日陰蝶は一部の生徒会と結託し、学園内で違法、合法関係無く様々な金に絡んだ事をしていた。生徒会役員はカーテンが閉まっており暗くなっていた図書室の電気を点ける。
「此処ならば、生徒会にバレる事はありません」
日陰蝶は生徒会の発言を無視してひたすら人生の成功者の書籍を辿っている。だが生徒会自体も何故か焦っていた。それは化け物が体育館に出現したからではない。

『同志』が焼却炉で燃やされていたからである。犯人は残間。図書室にいる生徒会役員にとっては体育館にいる化け物より焼却炉の前で人間を燃やす化け物の方が恐ろしかった。

「何をうろたえておる。アンタはんら目触りなんやけど? 」
日陰蝶は生徒会の空気を察する。すると、日陰蝶に連絡が来る。相手は年下の八城と言う人物。まあ金を払ってくれるならだれでも構わない。八城の連絡からは保健室前の青年の尾行と青年の情報収集。能力と関係無かったが金で秘密を守れると言うのはかなり大きい。日陰蝶は図書室を出る。図書室から保健室までは依頼主である八城も見えるのでは無いかというくらいに近い。そして日陰蝶は隠れながら青年を見る。

>(黒葛原 綴裏様)、周辺ALL

【残間義景/焼却炉→図書室】
残間は後ろの図書室に目を配る。カーテンは閉められ状況は不明。だが残間は能力を使い存在を消し図書室へ壁をすり抜け入る。図書室では生徒会が残間について話していた。
「更生室送りか? 」
「それ以上かもな……。絶対バレてるよ。だって……」
残間は能力を解除し生徒会の前に現れる。
「生徒会は一般生徒の規範にならなければなりません。それを金に目が眩んで汚職とは……。九十九学園の恥ですよ」
「……ざ、残間……」
生徒会役員は即座に異能力を発動しようとするが残間は警棒を取り出しその前に次々と殴り飛ばす。中にはアバラを折る者も出てしまう。
「これでもそれなりに身体を鍛えているんです。異能力に頼り過ぎている貴方達では私を倒す事は出来ません」
生徒会役員は怯えきってしまう。
「さて……生徒会に下衆はいりません。貴方達には立派な更生を施してあげます。せめて犠牲になった方が良いと思えるくらいの更生を用意してますよ」
残間は教師を呼び出し生徒会を連れ出す。
「さて本格的な焙り出しはこれからです。死神さん」
彼はスマートフォンで九十九学園について調べる。
「……理想の学園ですか」
理事長は九十九学園について取材を受けていた。

「全ての教育において憧れ、理想の学園を創りたいと考えているんだ。自由と規律を重視してね」

この教育方針は既に評価、尊敬されており、中には完璧な学園方針と言われるまでになった。

しかし九十九学園に問題が起こっている事と裏腹に九十九学園への期待と評価は高まるばかりであった。

>周辺ALL

【檜木真琴/体育館】
檜木はパニックに陥っていた。だが何処かで見た青年が化け物に対して攻撃を仕掛けたのは確かだった。化け物は攻撃を避けて絶望に塗れた顔で青年の方を見る。動く度に身体中から血と筋肉が爛れ吹き出す。明らかに人間を辞めており、人を殺す事に躊躇等無い様に見えた。化け物は再び薬を服用する。薬は鎮痛剤。通常ならばこんな化け物に変貌する前に死んでしまう。それ以前に出血多量で死んでしまう。だが化け物はそれでも動き続ける。檜木は化け物から花丸山、桜木、鈴蛙を守る思いはあるが気持ちに身体が付いていかない。身体は震え死の恐怖にのたうち周り声にならない悲鳴を上げようとする。

化け物はバスケのスコアボードやゴールを壊し、バトミントンのネットを切り裂き自分或いは誰かの肉や血を落としながら歩みを止めない。

そして檜木は深呼吸をしてある決断をする。それは化け物の説得であった。檜木は鈴蛙の止めようとする腕を離し、化け物へ一歩ずつ近づく。

「大丈夫……化け物でも心はちゃんとした人間のはずだから」
檜木は全員が救う選択を選ぶ。ヒザは笑い目からは涙が出そうになる。正直、心の整理もついていない。彼女を突き動かすのは正義と気力。決して負けない一つの心が檜木を化け物の前に立たせる。

化け物は鎮痛剤を再び処方する。どうやら鎮痛剤が効かない程に痛みが加速している様であった。
「……」
檜木は再び深呼吸をする。そしていつもの檜木に戻ろうとしていた。少女は血まみれの体育館で笑う。

>花丸山望様、桜木知佳様、二股舟木舞様、鈴蛙鈴鹿様、体育館all

12日前 No.99

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 二股舟木舞 / 体育館 】

 無事にメールを送信し終える。スマートフォンをポケットにしまいながら視線をやれば、どうやら骨の化物はシュツルムピストルから放たれた成形炸薬弾を回避していたらしい。常人の動体視力や反射神経で避けられる速度ではなかったはず。それを被弾せず無傷でやりすごした以上、相手の身体能力は人間離れしていると認識したほうが良い。ルガー・シングル・シックスの引き金をしぼって六発全ての弾丸を骨の化物に撃つも、相手はそれを跳躍することで回避。弾丸を撃ちきったルガー・シングル・シックスは体育館の端っこに蹴っ飛ばして、「S&WM19」と小さく呟く。現れたのは次元大介も愛用していることでお馴染みの渋いリボルバー。こちらも装弾数は六発だ。どうやら化物の身体能力は上等といえどリスクの高い能力なようで、攻撃が当たってもいないのに全身から血と肉を吹き出し続けている。ひっ、とどこぞの女子生徒の引き攣った悲鳴が小さく聞こえた。それも化物の気持ち悪さも気にする様子は無く、今度はS&WM19で化物が飲んでいる錠剤のようなものが入った瓶に弾丸を一発放ってみる。またしても血飛沫を上げながら避けられた。しかし何故かこちらに向かって来ようとはせず、スコアボードやバスケのゴールネットなどを破壊して回っている。どうにも意図が読めない。痛みで頭がおかしくなっているのだろうか。

「うーんー……リボルバーだと避けられるみたいですし、こちらに致しましょう。UZI」

 残る五発の弾丸をおざなりに化物目掛けて発射しきった後、それを背後にポイと放り捨てながら口にしたのはイスラエルの会社が作る短機関銃の名前。いくら動きが早いといえど、サブマシンガンの弾丸を全て避けきるのは難しいはずだ。見たことのある女子生徒が化物の前に立っているが、それを意に介することもなく淡々と安全装置を解除する。彼女を化物と一緒に蜂の巣にしてしまっても、綴裏に頼めば彼の能力で生き返らせてくれる。だからといって普通の人間であれば何の罪もない女子生徒を“ついで”で穴だらけの惨殺死体にすることは躊躇うだろうに、幸か不幸か、そして良くも悪くも、こいつは普通の人間ではなかった。

「五秒後に撃ちますから、穴だらけになりたくない人はそちらの骨の人から離れて下さいね」

 一応警告はしておく。五秒後に女子生徒が化物から距離を取っていなくても、こいつなら本当にサブマシンガンをぶっ放すだろう。というか、五秒たたずともあの化物が距離を詰めてこようとした時点で引き金をしぼってみせる。それを躊躇できるような上等な感性は、少なくとももう何年も前に壊されてしまっているから。

>檜木真琴様&清掃員様&体育館ALL様

12日前 No.100

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【黒葛原 綴裏/廊下→保健室】

退屈しのぎになるはずだった青年はなにやら誰かの連絡で再び動き始めた。あーあ、つまんないの。折角もう少し遊ぼっかなー、とか考えてたのに……ディザスター会長も空気読めないよね。彼はエリートと呼ぶには、少し力不足だから敢えてなにもしないけど。
と思っていれば、なにやら不意に視線を感じる。ああ、なるほどね。僕を監視ってわけか。いやいや、僕を監視しているなら他の人を監視した方が身の為なのにね……まぁ、僕の能力自体は完全に誰もが把握してる訳じゃないから、そこは漏れようが無いし……過去の経歴だってこの国でも有数のエリートなオトウサマが勝手に揉み消してるから、情報収集が得意な人だとしても分かるのは精々「何も分からなかった事」位なんじゃないかな。そりゃ、クラスとか見た目で分かる事なら分かるから……あとは、僕の此処に入学する前の中学校が廃校になっている位じゃないかな。
百合ちゃんは百合ちゃんでそもそもバレにくいタイプの能力だし、木舞ちゃんは隠す気無いし……普通の人じゃ、情報なんて集められないだろうなぁ……。

こちらを監視する目を憐れんでいると、不意に携帯が小さく振動する。ガラケーを開いて確認すると二人からの返信。
木舞ちゃんは『綴裏様の仰せのままに』なんて相変わらず畏まった返事。百合ちゃんは……へぇ、百合ちゃんったら相変わらず容赦ないよね。
確認が終われば、その携帯をポケットに戻して外をただ眺めていた。

「監視したって意味無いのに、御苦労様だよね。さてと、僕は保健室で昼寝でもしてよっかな。」

ちらと図書室側を見てから、皮肉めいた言葉を仰々しく言っては保健室の中に入っていく。そして、保健室のベッドの片方を堂々と占領しては、そのまま寝入った。狸寝入りとも取れるかもしれない。ともかく、表面上は寝たのだった。
学園にとっての脅威の一つは、こうして一度動きを止めた。それが、どう影響するのか、なんて分かりっこないが、少なくとも彼のしている事で何かが好転する事は殆ど無い。少なくとも第三陣営は彼以外動いているというのだから、動きを止めた、というのも存外的はずれでもあるだろう。
ただ一つはっきりしているのは、よっぽどの事が無ければ、彼自身が動くことはもう無い、ということだろうか。

―――彼がこうしている今もディザスターや生徒会はじわじわと病魔に蝕まれていく。第三陣営の手によって次々に。

>(日陰蝶 瑞穂)、all

【こちらこそ、お相手ありがとうございました!】

11日前 No.101

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【檜木真琴/体育館】
檜木に向けられたのはサブマシンガン。サブマシンガンを所持していたのは大分前に印象に残っていながらそれ以来会う事の無かった生徒。檜木は改めて生徒の名前を思い出す。
「あっ。1-Aにいた……二股舟木舞……。ちょっと……どうしてそんな物騒な物を持ってるの? 」
二股舟は聞いていなかったのかそれとも無視したのか、サブマシンガンを降ろす事は無く檜木ごと化け物を撃とうとしていた。
「五秒後に撃ちますから、穴だらけになりたくない人はそちらの骨の人から離れて下さいね」
檜木は思考回路が真っ白になった。人生で銃を向けられる、殺意のままに死を感じる事は初めてだったからである。

しかし同時にそれは起こった。何と化け物が一人の一般生徒をミンチにしたから。檜木は一般生徒の傍へ行く。檜木は化け物と自分さえも殺そうとしていた二股舟を置いてミンチにされた生徒へ向かい救出しようとしていた。

だが生徒はミンチになったにも関わらず数十秒も経たないうちに少女の姿を形成する。檜木はまたもや頭が真っ白になってしまう。この学園に不可能と呼ばれる事はほぼ無い。そんな事を感じざるを得ない。

「……」
檜木は少女にかける言葉も無い。少女は何故か落胆していた。まるで死ぬ事を望んでいたかのように。檜木の頭の中にはそんな考え自体が存在しないのでまたもやパニックに陥る。直、この時でも化け物、二股舟の説得、桜木、花丸山、鈴蛙、そして目の前の少女や他の一般生徒、生徒会を避難させようと考えていた。だが自分の限界と理想が違い過ぎてキャリーオーバーを起こしていた。

化け物は遂に叫び始める。腕は完全に骨だけで筋肉や血液は完全に抜けていた。それでも直生きてしまっているのは人間と言う生物を止めてしまったからか。化け物はブレード状の鎌だけになってしまった骨で暴れ続ける。やがて人間だった頃の記憶も人間だった頃の感情も人間だった頃の憎しみも忘れてしまい、激痛に耐えられず暴れ続ける化け物に完全に変わってしまう。流石の檜木でも骨だけの化け物、つまり死神に対して説得する等至難の業。檜木は何とか説得したいが説得方法も分からない。ただこの現状を見るしか無かった。

>体育館ALL様

【日陰蝶瑞穂/廊下→保健室前】
監視対象の元へ日陰蝶は向かう。既に対象が移動していたら全く持ってこの依頼は意味を持つ事は無い。とは言え図書室と保健室、同じ一階にあり尚且つ距離も近かった為日陰蝶は焦る事は何一つ無かった。
「あれが依頼で言いとった対象者やね」
日陰蝶は対象を見る。対象はガラケーでメールを見ていた。
「携帯を見ればよろし。むしろ携帯だけの情報を提供出来れば依頼達成と言う事……あくびが出る程簡単やわ」
日陰蝶は携帯でのメールで個人情報を確かめようとしていた。携帯の交流関係だけでも第三陣営がどれ程乃大きさなのか分かる為、十分な情報である。
「監視したって意味無いのに、御苦労様だよね。さてと、僕は保健室で昼寝でもしてよっかな。」
確かに監視対象は監視と発言していた。日陰蝶はそれを見逃す事は無く、同時にわざと日陰蝶に対して発言していた事に気付く。日陰蝶は監視対象が普通の人間では無い事を理解した。この学園に普通の人間等いるのか疑問だが。
「ウチを前にして一筋縄でいかへんと言いはるとは流石第三陣営言われる事ありますわ」
対象は保健室に入りベッドで眠る。そして日陰蝶は保健室の様子を扉から覗く。保健室は一部の棚から一つ包帯が無くなっているのとやけに静かであった事。
「確か、体育館で化け物が暴れているはずなのにどうして誰も保健室に運びこまれていないんやろね」
しかし考えても分からない事は意味等無い。日陰蝶はそのまま対象の様子を見続ける。

>(黒葛原 綴裏様)、周辺ALL

10日前 No.102

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 二股舟木舞 / 体育館 】

 本気で檜木真琴が五秒以内に退かなければ撃つつもりだったのだが、それより先に骨の化物のほうが彼女から離れたので自動的に巻き込まなくて良くなった。痛みで精神が錯乱しだしたのだ、獣のような咆哮を上げてあっちにこっちにと暴れ回る化物に、木舞は宣言通り五秒経過した瞬間サブマシンガンの引き金をしぼる。ダダダダダダダッ、と響き渡る連続した発砲音。床に薬莢の散らばる硬質な音色。数秒の後、全ての弾丸を放出しきったUZIを地面に放り捨てる。骨の化物はというと、リボルバーからの一撃は避けられてもさすがにサブマシンガンからの連撃は避けられなかったようだ。至る所に穴が空いている。だというのに、未だ地面に倒れることなく血と肉をボタボタと地面にこぼしながら緩慢な動きでの徘徊を続けていた。耐久力が凄まじいのか、精神力が逞しいのか、それとも薬の影響で神経が馬鹿になっているだけなのか。何にせよ、まだ動いているなら動かなくなるまで攻撃を加え続けるのみ。あれだけ足取りが重くなっているのだ。今度はリボルバーやピストルでも当たるだろう。

「ジェリコ941」

 UZIからの繋がりで手元に召喚したのはベビーイーグルの通称で知られるピストル。中身は十六発の9×19mmパラベラム弾。まずは使い所があるかと思っていたら意外と無かったので邪魔になっているバルディッシュを足元に放り捨て、両手でしっかりとジェリコ941を構える。ダブルタップと呼ばれる、同じ場所に二発撃ち込む射撃方法でまずは化物の関節の継ぎ目を狙った。いかに堅牢強固なボディを持っているといえど、動き回れているなら身体には確実に関節が存在しているはずなのだ。そこは当然、完全に骨に覆われた他の場所よりも幾分か造りが脆くなっている。そこに容赦なく二発ヒットさせた。ずっと叫び続けている相手ではリアクションからダメージを推測するのが難しいが、骨と骨との間に確かに弾丸がめり込んでいる。まさかあれでダメージ零というのは無いと思いたい。
 撃ちやすい場所にテクテクと歩いて移動しながら関節狙いの射撃を続けていると、無傷にも関わらず全身べっとりと血にまみれた女子生徒が視界に入った。目元にくっきりと刻まれた濃いクマに、かつて入院していた精神病棟で仲良くなって、最後には退院に絶望し自殺してしまった彼女のことをふと思い出す。生きるのに必要最低限の肉しか付いていないような細っこい身体も彼女にそっくりだ。嗚呼、なんとも懐かしい。根拠は無いが彼女とは仲良くなれそうな気がするので、後で第三陣営に誘ってみよう。鬱々しくて弱々しくて儚げで暗くて病んだ雰囲気の幸せという言葉からほど遠そうな、それでいて温かいものや人並のものを諦めているからこその強かさを秘めているような手合いは、第三陣営こそがよく似合う。単なる勘でしかないが、彼女もきっとその人種だ。

>檜木真琴様&皆甘里原薇様&清掃員様&体育館ALL様

【薇ちゃんがまだ第三陣営にいなくてこれから所属する感じの描写しちゃってますけど、解釈違いならこちらが合わせますのでご指摘お願致します!】

10日前 No.103

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【残間義景/図書室→焼却炉】
残間はしばらく様子見をしてから図書室を出て焼却炉に向かって行く。残間は有る人物に連絡を行う。
「こちらの様子は? 」
相手は生徒会役員。
「現在、死神は体育館で暴れていますね。ただ、もうそろそろ死にそうですが」
「そうか。では……始めるぞ」
残間は携帯で生徒会役員にメールを送る。内容は更生室、職員室、理事長室、トリガ―ラボに無断侵入しているディザスターを一斉捕縛する事。
「さて……どれだけのゴキブリが捕まりますかね。まあ、この任務は全て茶番と言う事だが……死神が踊ると言うだけ価値はある」
彼は焼却炉の方を覗く。

この清掃員暴走の一件。引き起こしたのは他でも無い残間自身である。目的は清掃員暴走の混乱に乗じて行動を起こすであろうディザスターを一斉捕縛する為。また残間に隠れて違反を起こしていた生徒会の処分、更生も加わっている。つまり全ては残間によって行われた罠。清掃員の正体は九十九学園の生徒会OB。能力は骨格操作。当初は清掃員が少し暴れれば良かっただけだが清掃員自体は本当に狂っており残間が思っている以上の被害が出ていた。

死神はゴミ箱で笑う。その死神は残間。

しかし残間にも誤算が生じる。それは清掃員が学園の秘密のヒントを握っている事と災害の恐るべき強さを。

【日陰蝶瑞穂/保健室前】

他のディザスターから日陰蝶に連絡が入る。相手はトリガ―ラボに潜入しているらしい。
「どうしたん? 仕事? それに応じるのはお金次第やさかい。いくらか出してもらいましょ」
依頼の重複は当たり前。一応後先は考えているつもりだがどうしても依頼に応じてしまう。しかし相手は連絡に出ない。日陰蝶は何かを察したのか電話を切る。
「……何か違和感がこの学園を襲っとるね。どうでもええけど……」
しばらく経ち、再び相手から連絡が来る。日陰蝶は警戒しながら応答する。
「ソチハ、ディザスターノ一員カ? 」
「……まずアンタはんの名前から名乗るもんやろ」
日陰蝶は警戒を解かない。
「妾ノ名ハ、満月。生徒会ノヤリ方二不満ヲ持ッテ、ディザスター、ヘ加入シタモノジャ。まあソチラ、ディザスターモ大シテ変ワラヌカ」
「アンタはんの意見なんてどうでもええわ。ウチは日陰蝶瑞穂。電話のかけ間違いでもしなければウチに仕事があるんでっしゃろ? 」
満月の依頼内容は全てのディザスター、及び会長に清掃員暴走が残間の罠であるのを知らせる事。
「アンタはんがやればええやないの。ま、金にになるならなんでもええけど前金、口止め料、依頼金、合わせて後日きっちり返済しておくれはります? 直、返済不可能と判断した場合は借金と判断させて頂きます故……ご注意して下さい」
日陰蝶は勝手に電話を切る。直、日にち等の細かい設定は事前に連絡済み。
「今日は大儲けやわ」
日陰蝶はメールで全ディザスターに一斉送信する。ディザスターと言う組織の人数を現時点で確実に把握しているのはディザスター会長とディザスターの全メンバーから依頼を行える日陰蝶くらい。
日陰蝶は退屈そうに保健室を覗く。もうそろそろ対象は寝ていると思い日陰蝶は慎重に最大限警戒しながら保健室に入ろうとする。いざと言う時は能力を使う予定。

【満月/トリガ―ラボ】

満月の周りには綺麗な星々では無く血まみれの生徒会とディザスターが倒れていた。生徒会もディザスターも血まみれだが死んではいない。満月は生徒会から情報を吐かせていた。
「コレ以上ハ情報無イノカノ」
生徒会役員は怯えながら呟く。
「ほ、本当だよ! だから身体を回転しながら指から銃弾出すなよ! シャレにならねえって……本当にこの学園は何でも有りだな。とにかく全部残間が今回の計画の絵を描いてたんだ。まあ、生徒会が返り撃ちにされるって言う計算はしてないらしいけどな」
満月はこの状況で確実に残間の罠についての情報を伝える人物が日陰蝶と会長しかいない事に気付く。だが会長に連絡すれば何を実行しようとするか分からない為、とりあえず確実に情報を金で伝えてくれる日陰蝶に連絡する。
「折角ノ行事ガ台無シデハ無イカ」
満月はこの事件を起こした残間に心底許す事が出来ない。三年にとって今年の行事は最後。それをこんな事までして潰そうとする考えが気に入らない。とはいえディザスターの混乱に乗じてトリガ―ラボ等の潜入を行おうとするのも理解出来ない。
満月は理事長室、職員室、更生室で暴れるディザスターと生徒会の鎮圧を行おうとする。

8日前 No.104

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【遅くなってしまい申し訳ありません。他キャラのレスはもう暫くお待ちください】

【桜木知佳/体育館→購買】

“知佳さん、逃げよう…!”

 突然の事態に、望の背後に隠れながらも暫し圧倒されていた知佳だったが、望の声がかかって目を覚ました。

「……うん! みんなも早く逃げて!!」

 知佳は同意してしっかりと頷き、望に引かれる手を頼りにしながら知佳も駆け出した。知佳の友人達にも忘れず声をかける。そして、そのまま知佳達は体育館を抜け出していった。
 始めは望に先導されていた知佳だったが、此方も逃げることに精一杯だったせいで、つい全力に近いスピードを出してしまい、気付けば知佳が望の手を引いて走っている構図になっていた。元々走ることが得意な知佳の身体的能力が起因した様だ。
 知佳は駆けながら瞬時に逃亡場所を思案する。付近で一先ず安心出来る所と言えば……。

「とりあえず購買に隠れよう!」

 『購買』と書かれたプレートが目に入ると、知佳は走りながら皆に声をかけ、購買の前で軽くスピードを落とし、そのまま購買に突入した。此処ならば、購買の職員が居て匿ってもらえる可能性が高い。
 結果、知佳と望、そして知佳の友人達が購買に入ることになった。

「はあ、はあ……此処まで来れば大丈夫かな……」

 購買に入ると知佳は走るのをやめ、息を切らしながら言う。

【所々確定みたくなっておりますが、問題無ければこの流れでお願いします!また、宜しければ序ノ舞浪漫様にも絡めたらと考えました】

>花丸山望、(序ノ舞浪漫)、購買all

8日前 No.105

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 序ノ舞浪漫 / 購買 】

 まあ保健室に移動するのはもう少し後でも良いだろう。その考えで腹にカイロをあてがいながら購買脇のベンチに腰を落ち着けていれば、いきなり通路のほうから凄まじい勢いの足音が響いて来た。銃を乱射するキチガイか襲い掛かってくる猛獣から逃げている時でもなければあそこまでの足音は出ないはず。ただ事ではなさそうだと察した浪漫は咄嗟にポケットに突っ込んでいたビニールの小袋入りのラスクを手に取る。飛び込んできた者が敵っぽければこれで能力を発動して先制攻撃を仕掛ける腹積もりだ。
 が、飛び込んできた者の一人は自分の友人、もう一人はクラスこそ違えど同学年の女子生徒だった。花丸山望と桜木知佳。少し遅れて、名前までは把握していないが酷く怯えている様子の数人の女子生徒たちも購買に入ってくる。これはもう完全にアクシデントが発生しているに違いない。外がやたらと騒がしいとは思っていたが、球技大会が盛り上がっているだけだとスルーしていたのがいけなかった。

「おもちちゃん、大丈夫? 怪我してない? してたらこの私が犯人をかき混ぜた卵みたいにグチャグチャの惨殺死体にしてあげるわ。この私の友人に手を出すっていうのは、この私に手を出すのと同じですもの。どこのメス豚だか豚野郎だか知らないけど、この私は格下に舐められるのってどうしても気に入らないのよね」

 真っ先に友人である望の身体をペタペタ触って怪我の有無を確認。発言が多少過激なのはいつものことだ。生理痛に襲われているくらいじゃ性格は変わらない。別に望以外の女子生徒を心配していないこともないのだが、やはりこの場の優先順位でトップに君臨するのは明確な友人である望。それは仕方がない。十秒ほどかけて行った安否確認で、ひとまず外傷は無いと判断。僅かにホッとした表情を浮かべる。

「……球技大会中に、何かあったのね。またディザスターがやらかしたの? それとも生徒会がついに凶行に走った?」

 宥めるために後ろの女子生徒たちに自販機で買ったホットココアとミルクセーキを投げ渡す。ここが調理室であれば一からもっと美味しいものを作ってやれたのだが、購買ではそれも出来ない。よって振る舞うのは残念ながら市販品だ。
 こうしている間も、片手はずっとラスクの袋を握りしめたままでいる。何が彼女らの身を襲ったのか分からない以上、その正体のわからぬ何者かがここに飛び込んでくる可能性もあると考えているからだ。ここにいる女子生徒たちの能力が戦闘向きか否かは把握できていない。もしも不審者が入ってきた場合、事と次第によっては自分だけで相手をする気でいなくては。いつぞやもこんなことがあったと思い返しながら剣呑な目つきで出入り口を窺う。あの時は警戒も杞憂に終わったが、今回もそうなってくれないものだろうか。

>桜木知佳様&花丸山望様&ALL様

8日前 No.106

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【黒葛原 綴裏/保健室】

黒葛原 綴裏、彼は最底辺の人間にして最上位を屠るどのような悪意ある言葉でも言い表す事の難しい彼は当然のごとく、余裕があっても手は緩めない。手を緩められるのは、良識っていう馬鹿みたいなもの信じてるエリートだけなんだよ。
……ただ、あんまり百合ちゃんとか木舞ちゃんに頼ってばっかだと悪いから、今回ばかりは自分で動くしかないんだけど。

「あはっ、保健室にようこそ!で……何の用?」

ベッドの上でガラケーをいじりながら寛ぎながら座っていた彼は、相変わらず気色の悪さをどこかで感じさせる声色で入ってきた相手に話し掛けた。そして、携帯をいじりながら日陰蝶の前まで歩いて向かう。そして、ガラケーを適当にソファーへと投げ捨てた。
詰まるところ、彼が寝るなんて大嘘だったのだ。こそこそと隠れて見られるよりも、彼は面倒だったので適当に蹴りをつけることにしたらしい。そのための罠と作戦……本当はプランBでしか無かったんだけど、近くにあったのが保健室だったもんだから仕方ないよね。

「君の話は聞いてるよ。能力も又聞きだけど……少しはね。僕って戦闘とか嫌いな穏健派だから、ディザスターの会長と君の依頼者の事を教えてよ。あ、別に恋する乙女とかじゃ無いんだから、能力と名前かだけでいいよ?教えてくれたら、物質的な何かをあげるよ。」

ソファーの肘置きの部分に座ってはそんな風に笑いながら、彼は眼前の敵に堂々と交渉にうって出る。目の前の女性は日陰蝶……少し前に百合ちゃんが尋問によって得た情報の一つにそういった女の子が何でも屋みたいな事をやってるとかなんとか。能力干渉系能力で守銭奴。とまぁ、下っぱが多過ぎてそんな程度なんだよね。
というか、あんまり此処を使ってると百合ちゃんに怒られちゃうんだよね〜。保健室は彼女のテリトリー。ここじゃあ、流石に僕だって彼女と渡り合う事すら難しいんだから……本当に怒らせたくないんだよね〜。だから、内心ではいつも以上に焦ってたりする。日陰蝶ちゃんも死にたくはないだろうし……色んな意味で板挟みだよ。

「十秒以内に答えてね。それ以上は同じ気持ちでいられるか分かんないし。」

表面には、焦りを出さずにちらっと横目で時計を確認した。そろそろ、百合ちゃんが帰ってくる頃合いだ。治療を終えて搬送も終えただろうし……後は、ここまで帰ってくるだけ。感じ多く見積もっても3分ないって感じかな〜。
機嫌良さげに微笑みながら彼はただ、相手の返答を待ちながら欠伸をした。いずれ来る、白衣の病魔に内心で戦々恐々としながら……。

>日陰蝶 瑞穂様、all

8日前 No.107

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【檜木真琴/体育館】
桜木と花丸山とその友人達は体育館から避難していた。鈴蛙は一般生徒の避難を今も促している。決してこちらを見る事無く。檜木は目の前の少女を気にかける中、残間からのメールが届く。化け物を前にメールを見る余裕等無い為檜木はメールを見る事は無かった。
化け物は二股舟により骨と骨との間に確かに弾丸がめり込んでおり確実に化け物の様子は苦しそうであった。化け物は少し動きが遅くなり次第に骨もヒビが入る部分も見られる。やがて化け物は自分の姿に怯える様になり再び暴れ始める。しかし明らかに息が荒くなり自分の身体をコントロールするのが困難になって来ていた。

檜木は人間を越えた化け物を見て人間の限界を感じていた。人間の形を維持出来なくなった異能力者の成れの果てを感じてしまう中、檜木の無力さを思い語る。

化け物は口から血を吹き出し、明らかに弱っているのが見えていた。まさしく時間稼ぎの為だけにこんな何にも意味の無い事をしている様に檜木は思う。
「どうして……其処まで貴方は……」
化け物は檜木の言葉に振り向く。骨が軋み眼球が充血した化け物は檜木に何かを呟くが言葉にならない悲痛な叫び声しか聞こえない。檜木はそれでも問いただそうとするが化け物は檜木に対して腕のブレードを向ける。檜木は逃げる事無く説得を続ける。
そして化け物は説得を続けた檜木の胴体の部分を切り裂く。檜木は血を吹き出し倒れてしまう。しかし傷が浅かったのか檜木に意識はあった。それでも激痛が檜木を襲う。
何故檜木は死なずに済んだのかと言うとまず化け物のブレードの切れ味は人の血とアブラで切れ味がかなり悪くなっていたからである。とはいえかなりのダメージを檜木は喰らってしまった。本来保健室に連れて行かないと駄目だがその連れて行く人さえもこの状況ではいなかった。大怪我していながらそのまま保健室や病院へ運ばれず放置されている生徒が何人か出てきてしまう。

化け物は身体全体が痙攣を始め、フラフラと倒れそうに歩き後悔したかのような悲鳴のような声を出す。そして化け物は体育館の開いた扉から見える学園を見つめ出す。

見つめた先には一階の廊下でポケットに手を突っ込んで優しそうな目で見ている理事長がいた。理事長はすぐに立ち去り何処かへ向かってしまう。

>二股舟木舞様、周辺ALL
【日陰蝶瑞穂/保健室】
保健室に入った途端に対象は起き上がり持っていたガラケーをソファーへ投げ日陰蝶の前まで来てしまう。そして取引を持ちかけてくる。対象は確実に日陰蝶について知っている節であった。さらにソファーの肘置きの部分に座って十秒以内に取引についての返事を答えろと言う。日陰蝶は余裕を見せる素振りをして取引について話す。
「ウチの事、知ってはるんやね。ほな話は早いの。今回、取引に応じる条件はアンタはんが言う物質的な何かと、ある程度のお金やね、会長の名前教えるんやからそれくらいの価値はあるんよ。まあ安いもんやと思うよ。他でも絶対聞けまへんもの。それにアンタはんの名前、能力を教えてくれたら応じてもらいまひょか」
日陰蝶はディザスターに対しての思いは金しか無く、金が絡む取引は敵でも応じる方針。とはいえ相手はハッキリ言えば本来触れてはいけない人間。さっさと対象との取引に応じて八城に取引をバレる事無く八城の依頼を達成したい。だからと言って日陰蝶は金に絡む取引を応じない訳にはいかない。また相手を厳しい条件で怒らせてはいけないが甘い条件で舐められてもいけない。
「ほな、まずお金を用意してもらわんとあかんね。値段はアンタはんのお気持ち程度で。貴重な情報を提供するんやし、ウチとの今後の関係もあるやろ? あ、もしお金が無いんなら借金してもええよ。ウチ、金の貸し借りもしとるから」
日陰蝶はベッドに座り込む。日陰蝶のプランとしてはもはや金をどれだけ絞るかだけ。ディザスターの情報等隠す気は無い。日陰蝶は時計を見る。
本来ならば対象がもしこの場で断っても日陰蝶は後日必ず脅迫まがいに取引を実行しようとするが、この相手ではこうはいかない。今取引しなければこの金は無かった事にされる可能性がある。直感で日陰蝶はそれを感じ、長期戦へ持ち込まそうとしてしまう。日陰蝶は対象が保健室を出ようとしている事を察する事は出来なかった。

>黒葛原 綴裏様、周辺ALL
【満月/トリガ―ラボ→トリガ―ラボ前】
満月はトリガ―ラボを抜けようとしていたがある痕跡を見つける。満月がトリガ―ラボに入る直前まで居たかのように一つの研究室が開いていた。満月はついでの情報収集のつもりで研究室に入る。
研究室の中は情報媒体で溢れておりコンピューター室の非では無い。そして一つだけ起動していたパソコンにある人物のデータが記してあった。
「……? 」
データには誰かの名前、顔写真と異能力、それに何故か時間経過等が書かれていた。何の時間経過なのかは不明。他にも大量の様々な人物のデータが表の様にそのパソコンに書かれていた。また一部、名前が書かれているのは通常黒なのだが名前が赤くされている者、また名前が無記名の者もいた。
満月は学園の真実を思い出す。もしかしたらそれに関連しているのかもしれない。満月はさらに調べようとしたがその先はどうやっても調べる事は出来なかった。とりあえず今見ている情報が何かしらの意味を持っているかもしれない。しかしトリガ―ラボが今頃侵入者を察知。満月に対して警告を促す。
満月はトリガ―ラボを不審に思う。生徒会やディザスターが此処でいくら暴れてもシステムが起動する事が無かったはずだが満月が研究室の情報を調べようとするだけでシステムが起動する。満月はこのままだと生徒会に気付かれると感じすぐにトリガ―ラボを抜け出す。
「……」
満月はこれを誰にも言う事は無かった。何故研究室が一つだけ開いていたのか。名前を書かれたリストは何を意味しているのか。黒字で書かれた人間と赤字で書かれた人間と無記入の人間が意味するのは。とにかくこれ以上触れると日常に影響を及ぼしてしまう事だけは分かった。

>周辺ALL

7日前 No.108

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

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6日前 No.109

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

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6日前 No.110

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【花丸山望 / 体育館→購買】

知佳が友人たちにかける声を後ろに聞きながら、望は体育館の外へ駆けていた…はずだったのだが。知佳の運動神経が鈍くさい望の運動神経を上回ったのか、いつの間にか手を引かれており、「わ、わわ…」と何度か引っ張られるように浮きながらも逃げた。そして、知佳に任せた結果、購買へ飛び込んだ。
走るのをやめた知佳から手を離し、肩で息をしながら購買内を見回すと、ラスクっぽいお菓子を握りしめた友人が目に入った。浪漫だ。

「うん、怪我してない。だから、そんな物騒なこと言わないで…」

板などを軽く叩くようなかわいらしい擬音がつきそうな動作で、浪漫は望の身体を触診する。触られながら少々苦笑いを零して答え、深呼吸をして息を整える。ジャージの裾を直し、知佳とその友人たちの方を、首を捻って顔だけ向けて怪我などの確認をする。まぁ、走って逃げて来れた時点で、大怪我はしていないだろう。パッと見て血なども見られない。この空間で赤いのは多分、望のジャージだけだろう。など、どうでもよいことを考えていると、浪漫から問われた。

「ううん。ディザスターでも、生徒会でもない。なんか、骨の怪物みたい…」

浪漫の投げたココアと粉ミルクを目で追いながら、問いに答える。
あれは、ディザスターではないはずだ。ディザスターはもっと…学園の陰謀がなんたらとか籠の中の鳥とか意味不明なことを喚く、と聞いた。もちろんクラスメイトの会話を教室で小耳に挟んだだけだ。生徒会でもないはずだ。生徒会のメンバーである檜木真琴が怯えていた。つまり、あれは生徒会の敵というわけだ。じゃあ、あれはなんだ? 清掃員だったはずだが、望たちが体育館を出る頃にはもはや人ではなくなっていた。ついでに銃を撃つ音がなんども聞こえた。たぶん、ミサイルを撃った眼鏡の青年がやったのだろう。いまごろ体育館はどんな惨劇になっているのか、考えるだけで吐きそうだ。

「知佳さんたち、けがない?」

考えてもしょうがないことを考えるのをやめ、知佳たちの方を向く。ぱっと見は確かに怪我はないが、足をくじいたり何処か切っていたりしては大変である。

>>桜木知佳さま、序ノ舞浪漫さま、周辺allさま

6日前 No.111

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【皆甘里原薇 / 体育館】

嗚呼、死にたい。死なない死にたい少女、皆甘里原薇は、服に血をべっとりつけたまま、それすら気にしない様子で、光のない空洞のような目で体育館で繰り広げられる惨劇を、興味なさそうに見続けていた。
生き返ったときに目の前にいて混乱していた生徒会っぽい少女がこちらを見るのも。自分より約30cmほど背の高い眼鏡の青年が歩きながら弾丸を発砲しながらこちらを見たのも。少女たちが体育館の外へ逃げていくのも。生徒会のメンバーが一般生徒の避難を促し、もちろん一般生徒である自分にも避難しろと言うのも。化け物が悲痛な声をあげつづけるのも。混乱した様子で自分を見つめた少女が、自分を殺せなかった骨の怪物に切り裂かれるのも。

「……はぁ」

他人から血が出るのはどうでもいい。とりあえず死にたい。でも人がいて混乱する場所では自傷は難しい。人が死のうとするのを見たら止めるのが常人らしい。命を助けたつもりかもしれないが、大迷惑だ。あの少女はあの程度の怪我で死んでしまうかもしれない。でもだからって薇が死ぬわけじゃない。
化け物が痙攣して倒れるのも見た。枯れ果てた声も聞いた。座り込むのも見た。何か言うのも聞いた。でも、全部見聞きしてずっと傍観者でいただけで…何もない。もしも薇が今ここで体育館で何が起こっていたのか見ていたのを知っていて、聞きたい人がいるなら聞けばいい。全部教えてやる。その代わりに、ほんと、ころしてほしい。

「……」

そろそろ終わってくれるだろうか。本当はどこかに移動して死にたいのだが、球技大会をサボって生徒会に連行されると本当に死ねない。そうなるぐらいなら…と体育館にいたが…面倒ごとに絡まれてしまった、傍観者という形で。

>>体育館all!

【薇ちゃんとりあえず投下しておきますっ】

6日前 No.112

ますたあ @ritonetto ★Android=yDqhBiviYT

【白月レイ:体育館>体育館裏】

條くんと別れたあと体育館に戻ると大惨事になっていました。どうやら怪物が現れて大暴れしたそうです。複数の死傷者が出てしまったようです。
そんな、少し目を離しただけなのに、とにかく手当てをしないと、と中にはいろうとすると、私の事情を知っている教師が私の前に立ちふさがりました。私は首を傾げました。すると
『白月、お前はトリガーラボにいけ。ここでは人の数が多すぎるし、ディザスターに生徒会と感のするどいやつらばっかりだ、お前が普通科の人間だと気づかれる恐れがある』
と、言われた。たしかに先生の言い分はもっともなのですが、少し気がかりなことがありました。

「あの、どうしてトリガーラボなのですか?」

『……理事長命令だ。とにかく、すぐにいくように。あ、体育館裏が近道になってるから』

答えにならない答えが帰ってきて、先生はその場を去っていきました。私はしぶしぶトリガーラボへと向かうことに。
体育館裏まで来て誰もいないことを確認し、そそくさと走っていく。なぜ避難場所がトリガーラボなんだろう。確かにあそこはある意味安全ですが

>all

6日前 No.113

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【残間義景/焼却炉→体育館】
焼却炉前に身体を切り裂かれた等の重傷者が運び込まれる。保健室に運ばれる事無く。これは重傷者を更生室にぶち込み死んだ事にする為だ。どうせ誰も見ていない。残間は被害者の方を一度も見る事無く体育館の方へ徒歩でゆっくりと向かって行く。自分の眼で化け物の様子を確かめたかったからである。生温かい風が残間を纏わせる。人が死んだ匂いは腐敗している。残間は体育館へ辿り着く。丁度玄関の前で鈴蛙鈴鹿が化け物を貫こうとしていた。残間は即座に存在を消す。
いくつもの悲しみと空虚を乗り越え鈴蛙の鞘から火花は散り化け物を通そうとする。それでも残間は溢れる人混みに埋まってく様に遠ざかる。目の前の光景が全て人ごとのように無表情。この場、この学園、この世界で残間は存在しない。だから重力の法則も何も無い。少し身体が軽くなり痛みも心も感じなくなり決して誰からも見られる事無く。
ガラクタの様な化け物は足掻こうとする。残間に利用されながらも人の形を維持出来なくなった化け物になりながらも。この学園の憎しみ、自分への諦め、そしていずれかへの後悔。行事や人を破壊した残酷なガラクタは最後までデータを取り出そうとする。

「よくある犠牲と言って野望の為に踏み台する人間は大嫌いだ。その人間は一度も野望の為に犠牲になった事が無いからだ。だが私はあえてそのような人間になる」
誰も聞こえない中で少しずつ加速する鞘を見守る。
「信念を曲げてもやり通す事があると言う事だ。私の望みの為にね」

>体育館ALL

5日前 No.114

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 二股舟木舞 / 体育館 】

 右手に握ったジェリコ941で化物の関節を狙い撃ち続ける。途中で檜木真琴が化物に斬られて倒れてしまったが、綴裏から人助けをしろという指示は受けていないので助けようとする素振りは微塵も見せない。そもそも彼女に視線さえ向けはしなかった。死んでいないようだし、根性があれば自力でなんとか這いずって体育館の端に移動するくらいのことは出来るだろう。
 ついに痙攣さえ始めた化物の身体に、それでも容赦なく拳銃から弾丸を放つことを止めない。どうやら体育館の外を見ているようだ。ちらりとそちらに視線をやれば、はっきり言ってあまり接点が無いので殆どうろ覚えだった理事長の顔が見えた。それも束の間のこと、彼はすぐに踵を返して校内へと消えてゆく。この状況を見て助けに行こうとも警察を呼ぼうともしない辺り、分かっていたことだがあの理事長も腹に一物抱えている手合いのようだ。まあ、綴裏の障害にさえならなければ彼が何をしようが木舞にはどうだって良い。その思惑に誰が巻き込まれて死んだって傷付いたって、それが綴裏や第三陣営の仲間たちでなければ気に病むどことか気に留めもしないだろう。
 他人の夢や野望や大志に、いちいち好感も嫌悪も湧かない。ただひたすらに、どうだって良い――否、どうだって悪いとしか感じないから。

「あの、そちら撃つのに邪魔なので撃たれたくないのであれば距離を取って下さいませんか? はっきり申し上げますと目障りなのです。俺が綴裏様に頂いたご命令を遂行する邪魔をしないで下さい」
「何を――うッ!! 貴様、正気の沙汰か!?」
「もちろん狂気の沙汰です。正気だなんてご立派なもの、5歳の時に“元ご主人様”の手で壊されましたから」

 骨の化物に鞘を振るう鈴鹿に警告するが速いか、彼女ごと骨の化物に弾丸を喰らわせる木舞。鈴鹿は己の脇腹を穿った銃弾にぐっと眉根を寄せて僅かに足元をぐらつかせた。同時に化物も痙攣の度合を増す。両者の反応をやはり気にする素振りもなく、二撃三撃と立て続け様に引き金をしぼる木舞。それは化物の関節だけでなく、その途中にある鈴鹿の肉をも貫いた。避けていると撃つのに時間がかかって邪魔になるから避けずに鈴鹿ごと撃つという発想を、何の躊躇いもなく実行しているのだ。
 鈴鹿は一瞬、目の前の化物を処理するべきか先に木舞のほうを片付けてしまうべきか迷うような表情を浮かべる。が、視線はすぐに化物へと移った。木舞の射撃線上にできるだけ入らないよう気を配りながら、痛みと流血を堪えてさっさと忌まわしい骨の化物を装置ごと殺しきることを優先することにしたのだろう。チームアップと呼ぶにはあまりにもアンバランスな代物だが、とにもかくにも。鈴蛙鈴鹿と二股舟木舞の二人から同時攻撃を受けることになった骨の化物。動きもよたついていて上げる悲鳴さえ震えるような有様のこの生き物が、完全に息の根を絶たれる場面はそう遠くはないはずだ。
 死神の振るう大鎌を避けることは、死神にさえ出来ないのだから。

>清掃員様&体育館ALL様

5日前 No.115

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【湯布院 百合/保健室】

彼女は、久々に苛ついた。いや、苛ついただけなら、数えきれないほどにある。しかし、眼前のこの女は私の事をどうやら舐めきっているようで意に介さずに居座ろうとした。て言うことは、これはそういう事で良いのよね?そうしても良いってことよね?だって、ここはもう私の城だもの。忠告だって、ちゃんとしたんだもの。それに……ディザスターだもの、ね?

「あら、手が滑っちゃったわ。」

薬品棚にあった液体薬の入っている茶褐色の割れやすそうな瓶を思い切り日陰蝶の腹部へと投げた。彼女は、一方的に日陰蝶を知っている。だって、黒葛原 綴裏に教えたのはこの湯布院 百合なのだから。
ディザスターを人質兼情報収集の為に騒がせず、ひたすらに十数人捕縛したのは彼女だし、尋問したのも彼女なのだから、当然と言えば当然なのだが。そして、湯布院はまた一人。その毒牙にかけようとしていた。しかし、その彼女の毒牙は牙とすら思えない代物だった。
医療器具や薬。それらは攻撃と真逆の用途であるはずにも関わらず、彼女はそれを使ってその体を蝕む。今回にしたって、薬瓶を割った時点で彼女の能力で終わりかねない。障壁系統の能力は私としては苦手だけれど、そうでないなら基本的に私の一撃は重いわよ。まぁ、今回はかわいくインフルエンザ程度だから、意識は保てるでしょうけど……私の能力は発症させるだけ。因みに発症した時点で私の能力は終わってるらしいわね。
故に、彼女は静かにそして、騒がれないように幾人ものディザスターを捕縛出来たのだ。少し怪我した人を消毒すれば、それだけで彼女の手のひらの上なのだから、末恐ろしい。そして、彼女の前で倒れてしまえば、それこそ終わりだ。病院に搬送されて永遠にこの学園には戻ってこれないだろう。

「でもね、貴女が悪いのよ。私がちゃんと、教えてあげたのに従わなかった貴女が悪いの。だから、私はちっとも悪くないわ。」

先程の黒葛原 綴裏を知っているからこそ、分かることかもしれないがその気色の悪い威圧感は先程の黒葛原と同等かあるいは……少なくとも似ていることだけは確かに感じ取れるだろう。ディザスターとも生徒会とも違う、ましてや一般生徒とは程遠い。そもそもを考えれば、サイコパスにに似通ったマイナス思考を持つ黒葛原やその黒葛原に追従する事に何も思っていない上に依存しきっている二股舟に長らく一緒にいる人間がまともなはずは無いのだが。
そんな彼女は天使の微笑みとは程遠い、口角をニタリと上げて畏怖させてしまうような笑みを浮かべた。そして、メスをまるでナイフのように右手で3つ持った。万が一に備えているようではあるが、いつも通りの悠々と大人らしい余裕を持った態度で相手を見据えていた。

>日陰蝶 瑞穂様、all

5日前 No.116

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【鈴蛙鈴鹿/体育館】

鈴蛙は二股舟に警戒はしていた。だが化け物と内臓に付着したデータを破壊しようとする時に二股舟が弾丸を飛ばすとは考えていなかった。弾丸は脇腹を抉り化け物に着弾する。鈴蛙は二股舟か化け物か処理に迷うが化け物を優先する事にした。身体が痛みで震え鞘を持つ事さえも十分に出来ない。だが早く化け物を差さなければ二股舟がどんな行動に出るか分からない。鈴蛙は考えるよりも先に鞘を化け物に向け差し込む。データが破損した瞬間に装置は起爆する。鈴蛙は起爆する一瞬まで手を止める事は無く鞘を差し込み続けた。
そして爆発が起こり鈴蛙と化け物は吹き飛ぶ。爆発の範囲はかなり小さいが壊れた装置が爆風により飛び散り間接的に大怪我を引き起こす。とはいえ直接内臓から爆発すれば死にはしないが確実に生きる確率は格段と下がる。だがそれは鈴蛙もだった。二股舟による攻撃で受けた脇腹の傷と能力により内臓を貫いた為、同等の痛みが鈴蛙を襲う。また脇腹の傷の中に装置の破片が入れば大惨事。だが鈴蛙はそれを知った上でこの選択を行っていた。

爆発の威力が弱かったのが幸いし鈴蛙は生きていた。だが同時に化け物もしぶとく生きている。だがもはや動ける状態では無く息が出来るのもやっとな状態。さらにいくつかの内臓が破裂しており身体の機能も失い始めていた。このままだったら時間はかかるが化け物は死ぬ。鈴蛙はそう確信してその場を動く事は無かった。
これは鈴蛙の小さな情けであった。データを破損した所で彼女の任務は終わっていたからである。無闇に殺生をする理由は無い。もう死ぬ相手に殺す必要は無い。だが一人例外がいた事に気付く。それは二股舟木舞と言う存在。正直、この状況で二股舟の思考回路を理解或いは予測等出来る訳無いが倒れている化け物に追い打ちする可能性はあった。別に化け物に対して何も思う事は無いが目の前の殺人を見過ごす訳にはいかない。実際、鈴蛙も化け物を殺そうとしていたが殺さないといけない状況にあった。つまりやむを得ない状況の為に殺す必要があった。そう自分に言い聞かせながら二股舟の方を見る。実際、何を行動するのかさっぱり分からない。そういえば檜木が必死に守ろうとしていた少女がいた。彼女はただの傍観者としてこの状況を見つめる。また鈴蛙もその少女の思考回路に理解する事は無かった。ともかく倒れたまま動かない化け物はどう足掻いても死しか選択出来なかった。

>二股舟木舞様、皆甘里原薇様、周辺ALL

【日陰蝶瑞穂/保健室】
携帯が入っているポリ袋を持ちながら日陰蝶は対象の手がかりを探していた。全ては報酬の為。逆に報酬以外に望む物は存在しない。いっそ保健室の関係者を追い出してこの保健室を調べ尽くしたいくらいである。
そんな事を考えていると急に声が聞こえる。
「あら、手が滑っちゃったわ。」
薬品棚にあった液体薬の入っている茶褐色の割れやすそうな瓶が思い切り日陰蝶の腹部へと投げ込まれる。日陰蝶は突然の事で動く事は出来なかった。そして瓶は割れ液体が日陰蝶を襲う。得体の知れない液体を浴びた事で日陰蝶の中で恐怖が現れる。塩酸、毒物、それともそれ以上か。とにかく日陰蝶はこれ以上無いくらいにパニックに陥る。
「な、アンタはん……何してくれとるん……」
白衣の天使は威圧感を醸し出し日陰蝶を再び恐怖へ誘う。先程の対象と同じ様な雰囲気を感じさせる。少なくとも彼女も普通の人間では無い。日陰蝶はお金とライターを用意し警戒する。
相手は口角をニタリと上げて畏怖させてしまうような笑みを浮かべた。
「勝手に漁ってるから薬品投げるなんて其処ら辺のディザスターよりも凄いわ……何者なんよ……」
日陰蝶はどう考えてもただの白衣の天使とは思えなかった。それ程の恐ろしさを肌に感じる。

>湯布院 百合様、周辺ALL

5日前 No.117

燐鈴 @linnvo ★iPhone=vHS9oEFUi7

【元貞坂朱夏(幽霊視点)/更生室】

 更生室に向かおうとするディザスター集団の背後を、一人の幽霊が追っていた。彼は元貞坂朱夏が異能力によって使役している幽霊。実は嵐城との通話の後、自分の場合は幽霊に任せてしまえば調査に行く必要はないと朱夏が思い立ったため、朱夏は集合場所として通知された屋上前階段に向かい、更生室・理事長室・職員室・トリガーラボへ向かう各集団に一人ずつ、幽霊に観察を任せたのである。
 そのうち、更生室の場合。到着したディザスターの一人がドアを開けようとすると、鍵は開いていてあっさり侵入に成功した。その後、あまり大きな物音を立てないように物色を始める。『コレとか良い手がかりになるんじゃねーか?』などと見せ合い、話し合いながら。幽霊は何もせず……というか何も出来ないので、彼らの状況をただ観察するのみであった。潜入調査が終わったら、主人である朱夏のもとに戻って報告する。
 目の前のディザスター達は、一心に物色を進めていた。まるで自分達の勝利を確信しているかのように。

【侵入させました!ちなみに他の場所も似たような状態になっております】

>all


【嵐城條/屋上前階段】

 嵐城條は、屋上へ続く扉の前の踊り場の端に座っていた。壁に背をもたれ、バスケットボールは手に持たず隣に置いている。
 招集通知から数分くらい経って、徐々にメンバーが集まり始める。見たことのある顔や、見たことのない顔……と様々だが、だんだんと人が来なくなっていくと、恐らく先程までいたメンバー全体の三分の一ぐらいの人数になっていることが判明してきた。この調子だと、大体3、40人は残存しているだろうか。

「……骨か。死に損ないが、よくも勝手なことしてくれたねえ」

 嵐城は本題に入る前に、送られた犯人の動画を冷静に観て、憎たらしげに呟いた。勿論、このような骨使いなどディザスターで確認していない。居たとしても、これ程大きな破壊や殺人を起こすような騒動は、自分の指令が無い限り起こす者はいないはずなのだ。何故なら、ディザスターのメンバーであれ元から素行不良だった者であれ、大抵はなるべく更生室に連行されたくないと考えている。相応の覚悟さえつかなければ、自ら堂々と破壊行為に出る……なんてことは考えられないだろう。シニヤ事件なども、嵐城という第三者に機会を与えられたからこそ起こせた。と言っても過言ではない。まあ、たとえ″ディザスターとして″ではないと認識した事件については、メンバーが犯人であっても責任は負わないつもりでいるのだが。
 とにかく、自分が責められる筋合いは無いことは確定。正直ディザスター以外に″平穏をかき乱す存在″がいる事実に腹が立つ……しかし、今の立場ではあまり表に出ない方が正解かもしれない。

>屋上前階段all

5日前 No.118

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【湯布院 百合/保健室】

腹部へと直撃したそれのおかげで相手の顔色は恐怖の色に染まっていく。いいわぁ……けど、まだ足りない。これだけじゃ、逃げちゃうかもしれないでしょう?私は、私の元から離れないお人形さんみたいな患者さんが欲しいのよ。だから、そうつくり変えてあげなきゃね。楽しみだわ。ライターとお金……即興の火種かしら?まぁ、いいの。そんな事を考えられないくらい気持ち悪くしてあげるんだから。

「あら、安心しなさい。ただの消毒薬……アルコールよ。けど、貴女はただじゃ、帰さないわよ?」

ニタリと笑みを浮かべた白衣の天使こと、湯布院 百合は指をパチンと鳴らした。そして、その瞬間に日陰蝶は感じることだろう。明確な気だるさ、感じる息苦しさ。そして、40度近くの高熱を発する―――それがインフルエンザであることは、掛かった事があるのであれば分かるだろう。
発動した時点で彼女は既に能力の行使を終えているのだから、能力に干渉したところでその意味をなさない。彼女の強みの一つでもある。
しかし、彼女は相手の能力を知らないからこそメスをしまって、彼女にとっては最凶とも言える薬瓶を一つ手にとって相手との距離を積めていく近付いていく。相手の心を完全に折るために、彼女は手を一切緩めない。ただただ、彼女は彼女らしくやるだけだ。

「何者?湯布院 百合。それ以上でもそれ以下でもないわ。それと、火を付けるのは止めておきなさい……完全に偶然だったけれど、少しの火花が命取りじゃないかしら?」

くすりと、笑みをこぼして相手へ優しく語りかける。その優しさは完全に病人へ向けた医師としての彼女であったが、それはつまり彼女は既に眼前の少女を懇切丁寧に死ぬまで患者にする事を意味している。敵であれ、見知らぬ人であれ、彼女の前では皆等しく患者に成りうるのだから、きっとディザスターに対しても優しく優しく死へと向かわせるのであろう。
そして、麻酔薬の入った薬瓶の蓋を開けて微笑む。インフルエンザにもう一つ病気を発症してしまったら、軽くても命を落とす可能性が出てきてしまう。インフルエンザは対策があれほどされているのに、毎回死人が出ているのは、老人や赤子が掛かっていたり、そもそも病院に来なかったり、あるいはそういった理由だったりする。

「さてと……命を乞う?それとも、諦めて植物人間として余生を過ごす?いずれにせよ、地獄のような闘病生活は免れないけれど、ね。でも、良かったじゃない!貴女の仲間、私の病院へ送るつもりだから全員同室にしてあげるわよ!結構、騒がしいじゃじゃ馬な子が多かったから、きっと寂しくないじゃない。」

先程までとは立場がまるで逆転して、彼女は手で薬瓶を揺らした。これが1滴でも掛かったら、再び発病させられて死に至る。それは考えなくても分かってしまう程に分かりやすい脅しだった。そして、彼女は思い出したかのように他のディザスターと一緒に病院へ行けることを嬉々として告げてきた。まるで、それが吉報とでも言うように、彼女は彼女で歪みきった精神の元に言う彼女はまさに、白衣の悪魔だ。

>日陰蝶 瑞穂様、all

5日前 No.119

ますたあ @ritonetto ★N6ZPthUNsx_nHx

【白月レイ:トリガーラボ】

なんとか誰にも見つからずにトリガーラボにたどり着き、研究員の指示でラボの中に入った。
その時、なにか妙な違和感を感じた。誰かに見られているような。でも、周りは誰もいないしきっと気のせいかな
と思い、私はそのまま研究員についていきました。

私はいまだに、私がこのラボに来た理由がわからず、キョロキョロしていました。
怪物が現れたのはたしかに危険だし、生徒会の人たちがいるなか危険な体育館にいるのは私の正体がばれる可能性もあったのですが
でも、だからといってわざわざラボだなんて、普通科の校舎でもなく寮でもなく、ラボ…
なにか理由があるのでしょうか。
歩いていくと、そこには一つの部屋があり、そこに入るように言われました。言われるがままその部屋に入ると
そこには真っ白な空間と真ん中には何かを差し込む台座のようなものが、いったいこれはなんなのか

「あの、これはいったいなんですか?」

と、一緒に入ってきた研究員に尋ねると、研究員はずれたメガネをくいっとあげて、私の目をにらみつけるような顔で

『それは、君の能力をあげるためのものだ。正確には君の能力の一部というべきか』
研究員の人の言葉に私は思わず驚愕しました。
なぜなら、私がこのラボに通っていた理由は、自分のこの忌々しい異能力を失くしたかったからで、まさか上げるだなんてどうしてそんなことを
と思ったのですが、私はただ驚愕し何も言えませんでした。
『君も、怪物が出たことは知っているね、まだ校内…学園内にいるかもしれない。そこで君の武器化したときの周囲察知能力を使いたいんだ。これはそのための機械だ。
この機会に君は剣となって突き刺さる、すると機械が君のパートナー代わりとなる。そして、君はその機械のセンサー能力を向上させる、そうすることで君は千里眼のような力が使えるはずなんだ。
それで、今回の怪物の残党などがいたら教えてほしいんだ。できるかい?』
研究員の説明はわかりやすく、頭に入ってきた。この能力を使うのははっきりいうと嫌、でもこの学園にあんなひどいことを起こした怪物が他にもいるかもしれない、それはきっと危ないし誰かの役に立てる、なら私の能力を使うべきなのですね。そう思い私はうなずいた。

私はゆっくり目を閉じて剣を思い浮かべました、でも正直この能力を使うのは少し怖い。
また誰かを傷つけてしまったら…、そう思うと力を使うのに時間がかかりそう。
その時、脳裏に過去の忌まわしい事件が浮かんだ。怖い

≫ALL

5日前 No.120

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【八城修/屋上前階段】

八城は日陰蝶からの連絡をひたすら待っていた。その後、他のディザスターがワラワラと集まり会長の付近を囲んでいく。すると、日陰蝶からメールが届く。同じディザスターだと言う満月によるとどうやら骨の化け物については化け物の混乱に乗じてディザスターを罠に嵌めようとする生徒会の仕業らしい。信じるかどうかは後にして、他のディザスターにも恐らく届いているだろうがその場でメールを見なければこの情報は意味をなさない。ましてや今頃、手柄の為に会長の指示も聞かずにトリガ―ラボ、職員室、理事長室、更生室に行く暴徒達にとってはメール等見る訳が無い。
ただし八城は骨の化け物について関与しているのが生徒会だとは思っていなかった。
「最初に化け物が襲撃したのは生徒会の人物だと思っていたが……」
また八城は第三陣営が存在する事を嵐城に連絡しなければならなかった。八城は嵐城の元へ向かい今回の事件が生徒会の仕業、また第三陣営が存在する事、そして日陰蝶が第三陣営について調べている事を伝えようとした。
「……」
だがこんなに人が多い中で話す訳にはいかない。第三陣営の存在を他のディザスターに聞かれた場合、何をするか分からない。少なくとも今向かって倒せる相手では無い。ちゃんと会長と二人で話し、対策を練るべきだと考える。どうせならばと日陰蝶が戻ってきた時に会長を呼んで依頼の成果を会長と自分に発表すっれば良いと八城は再び日陰蝶からの連絡を階段で座り込み待つ。八城は

八城は朝から昼に買ったコーヒーとおにぎりしか食べていない。そのせいかやけに疲労を感じてしまう。それもあるが朝に生徒会の攻撃により肩を怪我してしまったのも大きい。八城は手当てに関しての知識はあまり無い為、ちゃんと手当てが出来ているのか不安だった。保健室に行く事も考えたがとりあえずは会長の指示を聞く事を優先に考える。
「もう一頑張りか……」
八城は保健室に行くと言う選択をしなかった。

>(嵐城 條様)、周辺ALL

【日陰蝶瑞穂/保健室】

目の前の彼女が言った言葉の一つであるアルコールと言う単語が耳の中へ突き刺さる。得体の知れない液体はアルコールである事を理解する。だがもう相手の言葉がろくに聞こえない程に日陰蝶は自分の事で頭が一杯だった。冷静を取り戻そうとしてもどうにも収まらない。すると彼女は指をパチンと鳴らした。一瞬にして頭はまっ白になり全ての思考回路が停止する。まるで嵐の前の静けさだ。そして思考回路を再開する事無く、瞬間に明確な気だるさ、感じる息苦しさ。そしてインフルエンザの時の40度に近い熱を感じる。これはインフルエンザの可能性があり、彼女の能力が少なくともインフルエンザに関連している事とすぐに気付いた。しかし立つのが辛いのか座り込んでしまう。そして自分にインフルエンザを引き起こさせた彼女は名前を言う。彼女は湯布院 百合と名乗った。日陰蝶はとにかく冷静に落ち着きを取り戻す事だけを考える。今、起こっている事はインフルエンザのみ。今すぐ死ぬ訳では無い。まだ日陰蝶がやれる事はある。すぐにでもお金を燃やしたかったがライターを使うとアルコールに燃え移る可能性が非常に高い。ライターを捨てお金を破り能力を発動しようとしたがその前に湯布院が麻酔薬の入った薬瓶の蓋を開けて微笑む。意識はしっかりあるが関節が痛く精神と身体が全く追いついていない。ついでに吐き気がし始める。そして湯布院は選択を迫る。
「どれだけアンタはんが狂っていようがウチには……金がある」
日陰蝶は力を振り絞って目が霞んで何枚なのかも分からない万札を破り捨てる。彼女は金次第で相手の能力に干渉が出来る。日陰蝶はとにかくこの場から逃げる為に湯布院に対して記憶力の弱体化を狙った。
「……これから一時間アンタはんは記憶を忘れやすくなってしまいはるわ。今は覚えている事もほとんど忘れてしまう。ウチの事も医療の知識も自分の事も……ウチは本当に金さえあれば何でも出来るんよ。金さえあれば……」
話す度に喉や息が苦しくなる。だがこのままいれば確実に飼い殺しか死ぬだけ。日陰蝶の能力は金の価値により記憶力の強弱は変動する。しかし今回、札が何枚なのか分からずに金を消費した為に実際湯布院の記憶力がどうなっているかは不明。日陰蝶はどうにか立ち上がり床に破られた万札がいくつか落ちている保健室を後にしようとする。
日陰蝶も普通では無い人間をこれまで生きている中で何十人も見たつもりだったがいざ自分がその普通では無い人間から被害、ましてや異能力を受けてみるとこんなに恐ろしいのだと実感していた。

>湯布院百合様、ALL

3日前 No.121

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_jCr

【 二股舟木舞 / 体育館 】

 目の前で鈴鹿が化物の体内に内臓されていたらしい爆弾を爆破させ、二人して逆方向に激しい轟音と共に吹っ飛んでいく。死んだかな。そんなあっさりとした感想が脳裏をよぎったが、けれど爆弾の威力は音と見た目に反してそう大したものでもなかったらしい。呼吸をするので精一杯の状態に見えるとはいえ鈴鹿は生きているし、体内で爆発が起こった骨の化物だって生きている。どちらもこのまま放っておいたら死にそうな怪我だが、損傷の具合からして、先に死ぬのは骨の化物のほうだ。そんなわけで、こちらから手を出さなかったとしても骨の化物はそのうち天に召されてご臨終と果てるのだろうが……それを待つ時間が無駄でしかない。第一、勝手に死なれては自分が処理をしたことにならないではないか。せっかく綴裏からの命令を果たすチャンスだというのに、それを棒に振る真似を木舞は望まない。

「チャーターアームズブルドッグ」

 弾数僅かになったジェリコ941の代わりに武骨なデザインのダブルアクション・リボルバーを召喚。ジェリコ941のほうは残弾を連発して骨の化物にかまし、空になった本体を背後にポイッと投げ捨てた。最近では生徒が死んだり殺したり見殺しにしたりが日常茶飯事になってきたこの治外法権な九十九学園だ、まさか化物を殺した程度のことで一人だけ退学になったりはしないだろう。大体この骨の化物は何人もの生徒を惨殺しているのだ。仮に殺すのはやり過ぎだと非難されたなら、その時は正当防衛を主張して乗り切ろう。
 チャーターアームズブルドッグの弾丸を化物の胴体に空いた穴を目掛けて五発全て撃ち込み、続いて「グロスフスMG42機関銃」と呟き手元に汎用機関銃を召喚。チャーターアームズブルドッグのほうはジェリコ941と同じく背後にポイ捨て。よっこらせと地面に伏せて体勢を整え、7.92mmの口径から先程のサブマシンガン以上の速度でモーゼル弾を連射してゆく。化物の身体だけでなく化物の背後の壁まで穴だらけになり、体育館中にダダダダダダダダッというフルオートのマシンガン特有の爆音が響き渡った。鼓膜がピリピリと痛むほどの大きな音だ、さすがに体育館の外にいる人間も体育館で何かが起こっていることに気付くだろう。それはシュツルムピストルによる一撃目の時点で言えることだが。というか、こんなに五月蠅くしていてはさすがに普通科の校舎のほうまで音が響いているのではないだろうか。木舞は普通科の人間に異能科の存在が知れたとことでどうということはないが、理事長がわざわざ異能科の存在を普通科の面々に伏せているということは、きっとそこに何かしらの意味や目的があるに違いない。ならばまあ、そこら辺の対処は彼が自力でやってくれるはずだ。だってやらなきゃどう考えたってバレる。

>清掃員様&体育館ALL様

3日前 No.122

雪鹿 @salt9140 ★Android=42zyboh5vZ

【湯布院 百合/保健室】

座り込んだ少女を前にして珍しく彼女はなまじ油断していた。誰が、お金を破るだけで能力が発動すると思うだろうか―――いや、触れるだけとか薬物を掛ける事で発動しているのだから、その程度は考慮してしかるべきだったかもしれない。もしくは、お金の方をどうにかすべきだったのだ。薬剤の大半が苦手とする炎に少しばかり気を使いすぎて、肝心なところで気が散っていた。不覚。
万冊を破った彼女は、なんと私の記憶力の低下を狙ってきたというのだから、私も思わず目を点にしてしまった。確かに、彼女の名前とか最近看た患者の記憶も徐々に薄れていってるし、黒葛原君から何をお願いされていたか、もう思い出せなかった。しかしだからと言って、約20年の記憶をたかが数万程度で消せるというなら、それこそ無敵の能力と言っても過言ではない。……要は、幼少期からずっと付き合ってきたこの能力と親に叩き込まれた膨大な医学の知識も多少の虫食い状態ではあったけれど、覚えてはいた。そして、記憶に由来する性格もしっかり維持できている……けれど、あまりこの状態で派手に動けはしないわね。せめて、綴裏君のお願い位は覚えておきたかったわ。強いて言うなら、この瓶の中の液体が何なのか、それが分かったから、最悪ではないけれどね。

「そう、『怒る理由』を消す。回らない頭でよく考えたわね。正直、現に引き止めようとは思えない……だから、最後にプレゼントよ。」

先程の怖さがスッと引き下がり、いつもの天使のような笑みを浮かべながら、彼女の作戦に感心たような素振りを見せてから、手に持っていた麻酔の液体薬を出ていく彼女の背中に思い切り引っ掛けようと蓋を開けたままの瓶をほぼ、事前動作無しに放り投げた。
そして、掛かったかなんて分からないが、能力を発動した。しかし、仮に掛かっていたとしても、日陰蝶の体調に変化はない。それもそのはず、彼女が指定した病はトラウマ。具体的に言ってしまうと、湯布院百合の事を他人に伝えようとすると、伝えようとする前にパニックを起こしてしまう。ただ、それだけ。
彼女の前に立った時点で、得るものなんて何も無い。あるのはただ、損得勘定でいうところの損でしかないのだ。無益どころか、赤字にさせる。それが彼女達を相手取った者が迎える決められた末路なのだから。いや、寧ろ命を持って帰れた時点で彼女は損はすれども、比較的勝ち組なのかもしれない。彼女達に関わってしまった他のディザスターは、全員帰らぬ人なのだから。

ひっそりと笑いながらも床に散らばった万札と逃げ行く日陰蝶を眺めながら、彼女はただソファーでゆったりと休むのだった。

>日陰蝶 瑞穂様、all

3日前 No.123

異能力学園群像劇 @karasu1010 ★0gkYBdXyN1_giC

【セヴェルト・スージオ/昇降口→グラウンド】

体育館から爆発音の少し後にサブマシンガンの爆音が聞こえてくる。セヴェルトは購買で人気の無い、具が変わり種のおにぎりを四個くらい買って食事を行う。
「やっぱり不味いね。知ってたけど」
セヴェルトは今回の騒動を一切知らなかった。全ては残間の独断。だがこの死者さえ出ている状況にセヴェルトは対して問題視していない。セヴェルトはおにぎりをそのまま捨てて昇降口から一旦学校の中に入り一階の教室、1-Aに通して窓からグラウンドに出る。グラウンドでは普通科の生徒が今でも楽しそうに行事をこなしている。隣が戦場になっているのにボールを転がして遊ぶ。
「キャーッ!サッカー部のキャプテンがシュートした時に観客にいたマネージャーがキャプテンを見てたのですッ……こ、これは恋が始まる予感がするのですッ……」
グラウンドでは一人の生徒が大騒ぎしていた。遠くから見ていたセヴェルトからもその存在を認知出来る。だが普通科の生徒達は何も起こっていない様に感じる。
特に学園の近くに自衛隊の訓練所等、施設がある訳でも無ければ銃声と言うのは非日常に分類される。銃声が聞こえただけで避難するのも恐れすぎであるが今回は爆発音とサブマシンガンの爆音。確実に普通科に聞こえているはず。
セヴェルトは戦場と化した学園を背に日常を眺める。
「普通科には運よく届いてなかったんだね。良かった良かった。残間君もこれからは普通科の存在に気を付けてもらわないと……」
セヴェルトは明らかに不自然な理由で普通科との問題を解決する。そしてセヴェルトはスマートフォンを取り出し画面を見る。其処にはトリガ―ラボに調査をしていた満月が写っていた。
「……彼女の情報を提示してくれ」
セヴェルトは満月を眺める。

「あ、そう言えば今ってトリガ―ラボって誰が使ってるんだっけ? まあ良いや」

>ALL

【日陰蝶瑞穂/保健室→廊下】

日陰蝶は湯布院を見ずにそのまま保健室を壁を伝って立ち去ろうとする。本来どれくらい記憶力が低下するか見ておく必要があるがそんな余裕はない。インフルエンザの症状のせいで今にも倒れてしまいそうになる身体を無理やり懸命に突き動かす。すると、彼女の背中に何かの感触を感じる。何かの液体が背中に広がり気持ち悪い。だが確認する事は出来なかった―――

日陰蝶はどうにか保健室を出る事に成功した。しかし一時間後には自分がした事を湯布院は思い出す。
「……ウチはどうしたら……」
彼女は湯布院に狙われた事に恐怖を覚える。彼女が今すべき事の一つは一時間以内に湯布院をどうにかしなければいけない。それとも湯布院に隠れて生きるか。とはいえ日陰蝶の事を調べられるとかなり困る。日陰蝶を調べるにあたり彼女が全てのディザスターを知っていると言う事は全てのディザスターが彼女を知っている事になる。つまりディザスターの一人が吐けば日陰蝶について大体の事は分かってしまう。
そんな事を考えていると日陰蝶は大量の汗をかきながら横たわっていた。恐らくこの廊下付近の空気を吸ったならばインフルエンザに感染出来る程に日陰蝶の状態は酷かった。

彼女はとにかく屋上前階段に向かい八城と会長の元へ行き、対象への報告、そして保健室にいる天使の皮を被った悪魔が存在する事を伝え金を貰いディザスターを利用して復讐を告げる。

「……誰か……」

先程まで金を散らばせ羽ばたいた蝶は孤独に地で眠る。欠けた金の様にただ落ちながら。
「ウチは……こんな所で……まだ金が……」
もし湯布院が追ってきたら日陰蝶は終わってしまう。彼女はこんな時に金を口にする。あの恐怖を覚えながら。だが彼女にとって金は全てだった。日陰蝶は目を閉じる。

頭や身体中にインフルエンザの警告は鳴り響く。外からはサブマシンガンの銃声とサッカーのシュート、歓声が騒ぎ立てる。廊下には前から其処にある様に誰かの血だまりが砂の様に固まる。保健室の前には日陰蝶の背中まで何かの液体が放浪する旅人の様に動き出す。日陰蝶にとっての安っぽい日常が剥がされて行く。金で覆われたメッキがアルコールで溶け始める。
日陰蝶は意識を失わない様に手を伸ばす。金が全ての彼女を救えるのもまた金のみ。つまり誰も彼女を救えない。それでも日陰蝶は手を伸ばす。
「金なら……出したるよ……奪ったら治った時に絶対許さへんけど……」
日陰蝶は金を見せようとするが保健室で能力を発動するのに全ての金を破り捨ててしまった為金が無い。すると何も無い手を誰かが握り締める。相手は日陰蝶と手を組んでいた生徒会の一人。残間に殴られ気絶したが残間が予想したのよりも早く生徒会の一人が起き上がり図書室から出た所、インフルエンザで倒れていた日陰蝶を見つける。
「なんで……アンタはんらが……」
日陰蝶はそのまま倒れてしまう。生徒会は日陰蝶を図書室に運ぶ。

>湯布院 百合様、ALL

2日前 No.124
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