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《もし突然アオハルが肩を叩いたら》~夢幻学園恋物語~

 ( オリジナルなりきり )
- アクセス(904) - ●メイン記事(79) / サブ記事 (87) - いいね!(3)

恋愛×学園×青春/まったりなりきり @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3

中学時代に何度も聞いた言葉。

「青春」別名「アオハル」

そんなものはやって来なかった。

このまま来ないのかなと思っていたアオハル。

そんなアオハルが…

《もし突然アオハルが肩を叩いたら》


クリック&アクセスありがとう!

このスレは、恋愛青春学園物語「もし突然アオハルが肩を叩いたら」です!

テーマは「恋愛×学園×青春/まったりなりきり」です!

詳しいことはサブ記事で解説しますので!

下のルールを呼んだらサブ記事へGO!


・ルール

メビウスリング、オリジナルなりきり板、ローカルルールを絶対に守りましょう。

参加者同士の喧嘩、誹謗中傷もやめましょう。

なりすまし、荒らしは無視が原則です。


以上のことに十分に気をつけて、参加したり、閲覧したりしてください!

それではスタート!

メモ2017/05/06 12:36 : 雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818★iPad-t9QKjirHA3

まずはサブ記事にGO!


19:03 サブ記事が開放されたよ!


4月25日19:38 メイン記事解放!スタート!


設定案

http://sns.mb2.jp/huya0818/d-9


設定

初めに http://mb2.jp/_subnro/15564.html-1#a

基本軸 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-2#a

部活動など http://mb2.jp/_subnro/15564.html-3#a

プロフィール解説 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-4#a

細かい設定 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-5#a

補足1 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-11#a

補足2 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-14#a


予約の方

・チーノ様(女1)


参加者(プロフィール)

・ふうや(スレ主):雪宮暎斗 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-6#a

・翼。様:天城翼 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-15#a

・笹様:兼丸縁 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-17#a

・御坂美琴様:牧野美琴 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-21#a

・優結様:倉橋幸祈 http://mb2.jp/_subnro/15564.html-23#a


参加者(アカウント)

・雪宮暎斗役 ふうや@スレ主(アオイ)http://sns.mb2.jp/huya0818/

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@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

天城翼/屋上

「七島…茜?」

茜に答えられた名前を反復する。
顔と名前を覚えることが苦手な為、確認が必要なのだ。
そして、茜にもぎこちなく目を細める。

「ガタイがいいのに、可愛い名前じゃん。」

弟子にしてくれ、という茜の申し出は完全にスルーして、マスクを顎にかける。
珍しく素顔を人前に晒した、風が心地よい。

「俺は天城翼。
いつも、屋上にいるから。」

落ち着いたトーンで自己紹介をすると、ヘッドフォンをかけて、また音楽を聞き始める。

≫暎斗様、茜様

2ヶ月前 No.30

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=W1VemU3zJF

【九条幸次/美術準備室】

幸次はもうすでに何かをあきらめていた。一時はまだ間に合うかもとか今から走ればなんとかなるかも、とそんな夢を見ていた時期が。
現実はそんなに甘くはない。授業が始まって早くて10分以上は経過しているだろう。
「そもそも顧問の先生も先生だよね……俺に重労働頼むの間違ってるよ……」

軽く恨み言を言いながらイーゼルを片付ける。幸次は「よいしょ……」と言いながら持ち上げる。幸次は美術部だが部長でもなければ副部長でもなかったのだが、委員会の当番でもないのに早く来てしまった幸次は久々朝の美術部に参加しようと思ったのだが、あいにく今日は無かったらしい。戻ろうと思ったら、顧問の先生に捕まり、美術室の整理を頼まれたのだ。結構朝も早かったのですぐに終わるかと思ったのがそもそもの話間違っていたのだ。非力な幸次にそんなのは叶わなかった。

「まだこんなにあるよ……一時間目はサボりかなぁ……」
そんなふうに小さく呟いた後にはあ、とため息をこぼして再びイーゼルを運び始めるのだった。

>>周辺all様

【遅れてしまいましたが、幸次君投下です!スマホからの更新ですので、何気に変な文章かもしれないですが、すいません!真面目な幸次君なので、教室にしようか悩んだんですが、絡みにくいなぁと思ったので、こちらに置かせていただきました……!】

2ヶ月前 No.31

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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2ヶ月前 No.32

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3


屋上/雪宮暎斗


「名前知ってるだろ?雪宮暎斗!覚えといてな!」天城に名前を聞かれ答える。

筋肉質の方も名前を答える。七島茜という名らしい。

見た目とは裏腹に可愛らしい名前だ。

暎斗は聴きながらも風で舞い上がった髪を手で直す。屋上は時折風が吹き荒れる。

そんなことをしている時、彼女はマスクを外して初めて素顔を見せた。

なかなか可愛い…暎斗は特にタイプとかはないが、素直に魅かれる容姿だった。

彼女はまたヘッドホンをつけて音楽を聴き始めた。

「やっぱり戻りたくないの?」困った。というような顔で考える。

連れ戻すにはこの子と仲良くなるしかないようだ。

まずは彼女の趣味を聞かなければ。人と仲良くなるにはそれが重要だ。

「天城さんは何が趣味なの?俺は…ゲームとか虫捕りとかが好きかな!歌うのとか音楽聴くのも好きだよ!」

聞こえてるのかな?と考えながらも聞いてみる。



>>翼様、茜様


取り敢えず隣に座ってみる。どうにかして教室に連れ戻さなければ。

副会長としてのプライドが許せない。

2ヶ月前 No.33

@a3ktm72 ★Android=88k40WAwbj

【屋上/七島茜】

「ガタイが良いのに、可愛い名前じゃん。」

 何処と無く落ち着いた様子の彼女を見て深い安堵感を覚えると共に、"ガタイが良い"という褒め言葉に過剰に反応し目を輝かせる。名前が可愛い、というのは男としてあまり嬉しい言葉では無いのだが、つい先程まであからさまに自分や暎斗と名乗る男子生徒を敵視し睨んでいた彼女が自分の事を褒めてくれたのだから、自然と頬を緩めずには居られない。

「可愛いかっ!?うん、まぁよく言われる。そっかそっか、天城翼って言うのか。クールなオマエにピッタリな名前だな!中性的だしちょっと親近感湧いてくるわ」

 翼と名乗る少女に、相変わらずの大きな声で答える。女の子らしい見た目とは裏腹に、翼という思ったより中性的な名前に少し驚きつつも自分の名前と比べて親近感のようなものを感じ、茜の中で謎の仲間意識が生まれる。中性的な名前に加えまさかの俺っ子、彼女も性別を間違えられたりするのだろうか。
 初対面相手に自分の名を名乗れば、毎度必ずと言って良いほど「名前だけは可愛いね」なんて内心褒めてるんだか貶してるんだか良く分からない言葉が返ってくる。たまに女性用の下着や化粧品のセールス電話が自分宛に掛かってくるし、名簿を見れば女の子の方に振り分けられていたりもする。だけど、この名前を疎ましく思ったことなんかは一度も無い。言われて嬉しいと思った事もあまり無いが「可愛い」も一応褒め言葉。最近は中性的な名前も流行ってるっぽいし、何より大好きな父からの生まれて初めてのプレゼント。名前の由来みたいなものは未だ聞いたことが無いが、おそらく「夕日のように情熱的に〜」だとか「茜色の心を〜」だとか、大まかに言えばそんな感じだと何となく想像出来る。うちの父ちゃんらしいな、と心の中で笑った。

「いつもここに居るの?ふーん、じゃまた暇な時にでも遊びに来るわ。そーいやオマエらって何年生なの?...ですか?」

 散々タメ口で話しておきながら、実は彼ら二人が先輩だったらどうしよう、と今になってようやく焦り始める。運動部、特にうちの野球部なんかは礼儀作法にも一際厳しく、挨拶なども必須。中学の時は帰宅部だったし、先輩後輩関係だとか敬語とかそんな事は気にした事すら無かったが、高校で野球部に入部しようやく一年生である自分達の身分を知った。

 ふと、いつの間にか彼女のマスクが外れている事に気が付いた。つい先程まで考えていた、誰が先輩で何年生だとかそんな事はすっかり忘れ「おいおい、風邪ひいてんだろ?頼むからうつさないでくれよ〜」なんてタメ口でブツブツ呟きながらその場にしゃがみこむ。目つきは少し怖かったが、マスクを外すと大分印象変わるんだな、とつくづく思う。勿論良い意味で。

「天城さんは何が趣味なの?俺は…ゲームとか虫捕りとかが好きかな!歌うのとか音楽聴くのも好きだよ!」

 彼女の素顔をボケっと眺めていると、雪宮暎斗と名乗る長身の男子生徒が彼女に問いかけた。

「え?オマエらカレカノじゃないの?まぁいいや。ゲーム...はよう分からんが、虫捕りは野性的で良い趣味だな!俺の実家めちゃくちゃ田舎だから、今度連れてってやるよ!カブトムシとか死ぬほどいるから」

 自分宛ではなく翼への質問だが、茜にとって気になる点が幾つかあるので彼女よりも先に口を開く。
 よくよく考えてみれば、さっきから互いに名前を教え合ったりだとか趣味を聞いたりだとか、まるで初対面みたいな、カップルとしてはかなり違和感のある会話が繰り広げられていた気がする。屋上とかいう青春の象徴的な舞台が茜の思考回路を間違った方向に進めてしまったようだ。ちなみに茜の実家は一応関東圏ではあるものの、家の周囲全て田んぼに囲まれたド田舎である。茜は幼い頃から田んぼの畦道を友人と共に走り回って育った生粋の野生児なのだ。

「ところで、雪宮くん...だっけ?さっきから言ってる、戻る〜とか連れ戻す〜とかって、何の話?あ、込み入った話しなら無理に言わなくてもいいぞ!そんときゃ俺は授業戻るからさ。後はお二人で。」

>雪宮暎斗様、天城翼様

2ヶ月前 No.34

@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

天城翼/屋上

「趣味…?」

小首を傾げて、考える。
音楽を聞いたり、ギターを弾いたりするのは好き、それにバスケも大好き。
でも、趣味なのかどうかはわからない。

「ゲームはよく分からないし、虫取りはしない…
でも、音楽を聞いたり、歌を歌うのは好きかも。」

ヘッドフォンを肩にかけて、考えてみる。
少し和やかな雰囲気が続いていたが、教室に戻る、という言葉を聞いて、眉間に皺を寄せた。

「教室には帰らない、絶対に。」

マスクをかけ直し、暎斗を睨みつけた。
教室に行ってもいいことなんてない、だって…
また、冷たい雰囲気に代わり、長い黒髪が風に揺れた。
猫のような瞳は、警戒に強ばっている。

≫暎斗様、茜様

2ヶ月前 No.35

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3



屋上/雪宮暎斗


「あ、俺は2年生だよ!」後ろに振り返って言う。そっちはと聞いて見る。
なんで最後に「ですか」っていう敬語が入ったんだろう…あ!俺の身長がちょっと高いからか。このような考えが頭を巡った。
「えっ!カレカノだと思ってたの!」驚いた表情で座り込んでいる七島に返事をする。
そんなものに見える柄なのだろうか…分からない。
驚きながらも後の会話を聞く。七島の実家は田舎でカブトムシとかは死ぬほどいるという話。内心ワクワクしていたので顔にそれが出ていた。
そういや俺の母型の実家も田舎だったなと関係のない話を思い出す。そこには田舎ではあるが別に虫はあまりいなかったし。なんせ海沿いだからなあ。フナムシだらけ。
おっとっと。目的がずれたので話を戻す。
「んとね!それには深い事情が…」暎斗は天城と俺が同じクラスであること、そして隣の席であることを話して、天城がなぜか教室に来ないから教室に戻ってもらいたいことも話した。
会話は七島から天城に戻る。
「歌うの好き!?どんなジャンルが好き?俺は全部かな!バンド系の奴すごい好き!」
興奮のあまり腕を振ってしまう。もう一限目に参加する気はなさそうだ。


>>翼様、茜様


>>33 のレスをミスりました!

「>>翼様、茜様」の文が一番下に入ります。

2ヶ月前 No.36

@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

天城翼/屋上

「俺は2年。」

茜が急に敬語になったことに顔を顰める。
相手によって態度を変えられることはあまり好きではないのだ。
俺が先輩であろうと、茜にはあの態度を崩さないでほしいとか、思ってしまう。

「別に、先輩であろうが敬語じゃなくていいんじゃない?
俺はそう思うけど。」

真顔で茜に告げ、興奮気味の暎斗に目を向ける。
『歌うの好き!?どんなジャンルが好き?俺は全部かな!バンド系の奴すごい好き!』
バンド系の曲が好き?案外気が合うじゃん。
そんなことを考えながら、青いカバーのスマートフォンをパーカーのポケットから取り出した。

「これ、知ってる?」

クラシックの曲を現代風のバンドにアレンジしたバンドグループの画像を暎斗に見せた。
翼はこのバンドがとても好きなのである。
とても、良い曲を作る集団なのに白い仮面を付けて、顔をわからなくしているのところがとてもミステリアスで素敵なのだ。
そして、少女達の社会への反抗を著した歌詞は、自然と翼の胸に突き刺さった。

≫暎斗様、茜様

2ヶ月前 No.37

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

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2ヶ月前 No.38

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=W1VemU3zJF

【紫月愛斗/保健室】

「……まぁ、鑿の言葉は一応褒め言葉として受け取っておく。あんたはなんでも正直に話すからね」

愛斗は軽くため息をこぼした後にそう口にすると、先ほどまで布団に潜っていた彼に「ちょっと布団どけてよ、顔冷やせないでしょ」と言いながら、布団を軽く叩く。ぽふぽふ、と何とも笑いかこみ上げてくるような音と共に、愛斗は手元のアイスノンを揺らす。
「にしても、たしかにそんなに存在は絶滅危惧種。今どきの女の子はそんな子、あまりいないんじゃない?……知らないけどね……」

他人に興味が無い愛斗から言われてもあまり信憑性がないだろうなぁ、とか、鑿に姉さんそう言えばいたなーとか考えつつも、愛斗は手元を動かしながら、コーヒーの花日になったので、愛斗のせいで拗ねてしまった彼のために万年筆を走らせている鑿へと再び視線を戻す。
「鑿凄いね……僕はインスタントしか飲んだことないから、ドリップされたの楽しみかも」

コーヒーを御馳走になる話なので、愛斗としてもとても嬉しいものがあった。なんにしても久々にコーヒーが飲めるのだ。愛斗は久々にこんなにワクワクしているし機嫌がよかった。
保健室に入ってきた彼はどうやら少し体調が優れなくてきたらしい。見たことがあるような気がしたが、愛斗は特に何も考えずに、「そうですか」と言うとカーテンから出てきて、棚から保健室利用者カードを出すと、彼に手渡す。出している時、ふと名前を呼ばれた気がした。その時はそれどころじゃなかったので、返事はしなかったし、そもそも愛斗はまた思い出していない。彼が保健委員の先輩だということに。
「……どこでもいいけど、コレ……書いて。ええっと、それから……なんで僕の名前……知ってるわけ?知り合い……だったけ……?」

愛斗はそんなふうに不思議そうに問いかけながら、相手の顔をちらりと見る。愛斗としては顔だけなら見覚えがあるのだが名前が思い出せない、など日常茶飯事で特に思い出そう、なんていう努力はあえてせずに失礼な発現を連発するハメになる。
「……記入が終わったら、とりあえず熱測ってください。……顔色、悪いですから」

素っ気なくそういいながら彼の書く予定の紙の隣に体温計をケースごとことり、と置くのだった。

>>倉橋幸祈様、黒保根鑿様、周辺all様

2ヶ月前 No.39

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3


屋上/雪宮暎斗

「んー!見たことある気がするけど思い出せない!ごめんね!」まるでフクロウのように首を傾げて考え込む。
バンドがまあまあ好きなのに知らないものがあるとは。向こうを失望させてしまったかもしれないと思い悩む。
どうにかしてもっとハッピーな気分はにしなければ。
「そうだ!なんで天城さんは教室に来ないの?何か嫌なことあったの?」逆に雰囲気暗くなるだろと突っ込まれそうな話題を純粋な瞳で聞く。明らかに空気を読めていない。暎斗からしたらただ、同じクラスメイトとして是非とも知っておきたい話題だったからだ。
下の校庭からはどこかのクラスのランニングの元気の良い掛け声が聞こえてきていた。



>>翼様、茜様

2ヶ月前 No.40

@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

≫暎斗

「あ、そう…」

少し残念そうな表情を浮かべた。
せっかく趣味の合う人、を見つけたと思ったのに。
でも、バンドが好きな人を見つけたのは幸いだ、もしかしたら、バンドを組んでくれるかもしれない。
そんな淡い期待をしていた時、暎斗の一言で場が凍りついた。
『そうだ!なんで天城さんは教室に来ないの?何か嫌なことあったの?』
翼は怪訝に眉を寄せて、暎斗から目を逸らした。

「別に。
なんもないけど、面倒臭いだけ。」

深入りするな、というように冷たく言い放った。
本心を知り合ったばかりの人間にペラペラと喋る人間は少ない。
翼の核心ともいえることだった。

「(触れられたくない…」


≫暎斗様、茜様

2ヶ月前 No.41

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3



屋上/雪宮暎斗


『別に。』その言葉を聞いて暎斗はまずいことをしたなと心で思う。
空気を読めていなかった暎斗はここでやっと気づいた。
「ご、ごめんね!突然そんなこと聞いちゃって!」急いで謝る。
これで天城さんの心がもっと閉ざされたら大変だ!と思いながら謝った。
「嫌だったよね、、、そこまで関係の深くない人にそんなこと突然聞かれるなんて。」下を向き呟く。
そしてまた前を向いて校門の向こうに広がる街を見た。
過ぎ去る車、行き交う人々が手に取るように分かる。
今ここで起きていることと全く関係ないがなぜか視線が行ってしまう。
「天城さんは何かやりたいこととか夢とかある?」天城の方に向き直して質問する。
雲ひとつない快晴の空には群れる鳥たちが飛んでいた。


>>翼様、茜様

2ヶ月前 No.42

@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

天城翼/屋上

「やりたいこと…?」

_バンド。

頭に浮かんだのは、それだけだった。
猫のような瞳をぎこちなく細めて、眩しい夕日を見たあと呟いた。

「バンド。
[amber crumb]のみたいなバンドがやりたい。」

[amber crumb]とは、クラシックやおとぎ話をバンド曲にしたグループで翼の大好きなバンドだ。
ボーカルは女で、グループ全員が仮面を付けている、謎の人気高校生バンド。
将来的にはメジャーデビューも予定されている。
ボーカルの女の子の声が澄んでいて、とても綺麗。
流石高校生バンド、歌詞も社会的な反感をニュアンスに含めていて、翼ぐらいの年頃の心のうちを写し出しているようだった。

≫暎斗様

2ヶ月前 No.43

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

【保健室/黒保根鑿】

 鑿の言葉は一応褒め言葉と受け取っておくと言われ、鑿はまるで女の子のように目を細め口元を緩め「はいッス」と満足そうに頷きながら言うと、鑿は素直だ、と言われたことに思わず一度目を丸くした後に、口元に手を当てながら苦笑をするかのように「ふふ」と声を漏らした後に、失礼とも言える言葉を発する。


 「そんなことないッス。愛斗さん……というよりは、日本人がなんでもかんでも隠しすぎなんスよ。ただ、素直って言われたのが嫌とか、そんな感じはしないッス。ありがとうッス」


 少しばかり恥ずかしいのかふにゃふにゃと気が抜けたように力が抜けたように笑いを返しながら頬をぽりぽりとかきながらそんな事を言って返す。無論、鑿の言葉には何一つ嘘偽りなんかが存在しないのだから信憑性のある言葉ではあるが、裏をかくのが日本人というもの、素直すぎて何かあるんじゃないかと下手したら思われそうですらある。なんなら今までの発言全部が嘘だ、とか。言われかねない。
 すると男子生徒の不貞腐れるベッドの方から困ったような愛斗の声と布団を叩いているのかぽふぽふ、という音が聞こえ、迷惑かけてるなぁ、と何故か自分がしでかしたことのように愛斗への申し訳なさを募らせつつも愛斗の余談すぎる鑿の理想のヤマトナデシコ像についての言葉を申し立てしてくれ、愛斗の言葉に「やっぱりッスか〜」と落胆したかのようにがっくりと大きく肩を落とす。本当に日本人、それに女子に夢を見すぎている男の子の典型的な例である。
 がっくりと大きく肩を落とした鑿の瞳は悲しげに伏せられ、むぅ、と頬を膨らましながら女子のように唇を尖らせた。今こそはオールバックという厳つい見た目故に可愛くもなんともないが(逆に一周まわって怖いくらいだが)、鑿は前髪を降ろすと童顔になるので前髪を降ろしていたらそこそこ可愛いかもしれない。体格は別として見ることを前提にして。
 愛斗とコーヒーの話をしていると、コーヒーはインスタントのものしか飲んだことがない、という愛斗の発言に思わず「ええ!?」と鑿は若干体を仰け反らせながら驚いたように目を見開いてぱちくりとさせては嘘だろ、とでも言いたげに口をぱくぱくと動かした後にゆっくりと言葉を放った。


 「ま、豆から挽いた事無いんスか……!?サイフォンとかハンドドリップとかペーパードリップとかネロドリップは使ったことないんスか……!?エアロプレスとかフレンチプレスとかパーコレーターとかは……!?」


 驚いたように愛斗の方を唖然としながら見ながらそんな事を尋ねるも、そもそもとしてインスタントしか飲んだことのない人間には到底分からないような言葉ばかり並べてもどうしようもない。いくらコーヒー通と言えど全ての道具が揃っている訳では無いし、ドリップだっていくつも種類があるのにわざわざ全てを集めるような人間だって早々いないだろう。いや、それどころじゃない、サイフォンまではぎりぎり分かるにしてもエアロプレス、フレンチプレスが通用するわけがない。
 フレンチプレスはインスタントからでも使えるものではあるのだが、エアロプレスの抽出方法は少し独特だ。エアロプレスは空気の力でコーヒーを押し出す抽出方法であり、自由な淹れ方を楽しむことができるエアロプレスを使って、なめらかな舌触りのコーヒーを淹れることが可能である。誰が使っても失敗はしないし美味しく作れるとかでここ最近巷の間で有名だったりもする。と言っても、鑿が一番得意で好きなのは愛斗に豪語したドリップでもエアロプレスでもなくがっつり本格派のサイフォンだが。


 「あ、良かったらサイフォンで淹れるッスか?ドリップならいつでも出来るんで……それにサイフォン飲んだことないなんて勿体無いッスよ!サイフォン淹れるのはジブン、超得意なので!」


 サイフォンというのはガラス製のフラスコのような変わった形の器具ごしに、コーヒーができあがるまでの過程が目でも楽しめる演出効果の高い抽出器具だ。火加減と、ヘラでコーヒーを攪拌する段階が、抽出工程でも重要なポイントとなり、手際よく作れるようになったら周囲の注目が集められること間違いなしと言われるくらいには上級者向けでもあるし、味にも視覚的にも申し分はない。
 鑿が愛斗の衝撃発言やら何やらで若干頭が回っていない状態でサイフォンの方が美味しいだとかなんだとか考えていると、保健室に入ってきた男子生徒、倉橋幸祈は愛斗の名前を呼んだことにより知り合いかな?と思った矢先に愛斗の先程からのなんで僕の名前知ってるわけ?という言葉を放っており、相手先輩ッスよ!!と突っ込みたくなったのをグッと堪えながら若干ひやひやしながら愛斗と幸祈を目で交互に見やる。
 一先ずツレの自業自得の顔面強打の紙は書き終わったので、幸祈が座るだろうと考慮したのか鑿は徐ろに立ち上がるとそそくさと近すぎず遠すぎずの絶妙な位置に立っていると、幸祈の口から姉である馨の名前が出てきたことにより、一先ず自分が相手を間違えたことは無かった、という安堵感から少し溜め息を吐くと、似ている、と言われ思わず目を丸くさせてしまう。


 「そ、そうッスかね!?ジブン、髪の色逆だしあっちと目の形が全然違うって言われてて……初めて言われたッス!嬉しいッス!ありがとうございますっ、倉橋先輩!」


 目を一瞬だけ丸くさせたかと思えば、すぐに人当たりの良さそうないかにもと言ったにこやかな表情を見せながら右手を上下に振りながらいかにも嬉しそうに頬を緩めて幸祈にお礼を言う。無論、流石と言うべきか体育会系よろしく鑿特有の深いお辞儀も忘れていない。しかし途中までテンションよく話していたのを愛斗のとった行動を見てハッとすると鑿はぺこぺこと腰を低くして頭を下げた後に「騒いですみませんッス」といきなり小声気味になりながら口元を今更のように両の手のひらで抑えた。両の手のひらで口元を抑えたまま鑿が口を開く。


 「お、お体、大丈夫ッスか……?」


 控えめに口を開いた鑿の口から出てきた言葉は心配を意味する言葉で、鑿の方はまるで自分のことのように眉を寄せながら幸祈を心配がるように見た。

>>倉橋幸祈様、紫月愛斗様、all様

2ヶ月前 No.44

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

【教室→美術準備室/黒保根馨】

 一限目が始まり、得意教科の一つである英語の教科書をパラパラと捲りながら眠たげに欠伸をしながら馨はあくびから出た雫から若干涙目になりつつも窓から入る季節を知らせる風に今日はバウムクーヘンとヴルストが食べられるなぁと思いながら口元をにまにまと緩ませながら馨はぼんやりと授業を聞いていた。と言っても、今まで何10回何100回と外国には行ったことがあるし、大前提として父の実家のドイツは英語の始まりだとも言うこともあり、正直に言って習う必要も無いしつまらない極まりなかった。各国にひとりは友達がいる自信さえあったし、コミュニケーション能力の方は自分でも申し分ない方だと思っているので(客観的に見れば問題しか無いが)言ってしまえば英語の授業を受けなければいけない理由と意味についてらしくもなく本気で考えていた。まあつまり、面倒くさいのだ。
 今授業として出ているのが、強調構文なのだが、問題文が馨にとってはまた可笑しい。例えば、例題2の質問が「Do you know how it was that the civilization went to ruin?」そしてこの文の中で疑問文になっている数語を選べ、というものだとしよう。ドイツ、オランダ、英語はゲルマン系言語と言われていることもあり英語なんて親戚のようなもの、日常茶飯事で聞かれるような言葉を今更強調がどうだこうだと言われてしまっても馨にとってはどうでもいい、否、今更過ぎてやる意味がわからない、だ。余談にはなってしまうが、先ほどの英文の日本語訳は「どのようにしてその文明が滅んだかをあなたは知っているのですか。」である。いかにも教科書に出てきそうな簡単な内容になっており、疑問文になっている数語は言わずもがな疑問詞の次につくhow it was thatである。そして、馨にとってはこれが一瞬にして解けてしまう。日本人が日本語の分節を一瞬にして区切るのと同じ原理で。


 「せんせー、馨ちゃんねみぃから保健室行ってきますね〜」


 授業中、英語教師が教科書を持ちながら黒板のチョークの粉を落としながら説明をしている中、いきなり馨は挙手をしたかと思えばくあぁ、と大あくびをしながら眠いから保健室に行く、と言ったかと思えば先生の返答も聞かずにのろのろと怠け者以上に遅い動きで立ち上がり、教室の扉の前まで向かうとのろのろと遅い速度でゆっくりと教室の扉を開け、そしてまたのろのろと遅い速度で教室の扉をしめた。馨が教室から出る前までは謎の静寂ができ、馨が教室から出て言った瞬間に教室から「またアイツかよ」と呆れに近いような笑い声が聞こえる。
 馨は気にする様子もなくくあぁ、と全く止まらない欠伸にどんだけ授業つまんなかったんだろう、と思いながら保健室とは真逆の方向へゆっくりと向かう。階段を上っていると、ふと美術室の方からだろうか、美術室の方から誰かの話し声のようなものと物音が聞こえ、馨は何事かと首を傾げながらも好奇心には打ち勝つことは出来なかったのか、のろのろとしながらもどこかいつもより軽い足取りで美術室へと上履きのかかとを潰しながら時々ペタペタという音を立てながら向かった。
 美術室の前につき、美術室の中に入ると、一限目は美術の授業は入っていないようで、誰もいなかった、が、美術室の教室の中には誰もいなかったし何の物音もしなかったのだが、美術準備室の方から聞こえた物音に馨は不安半分好奇心半分という曖昧な気持ちになりながらも授業中だから誰も居ないよな、という考えやら次の授業の準備先生がしてるかもしれないなあ、なんて思いながら準備室の扉をのろまにノックを二回する。
 一度目をコン、と叩いた後に、馨はもう一度ゆっくりとした動きで暫くの間を置いた後にまたコン、と2度目のノックをする。これが馨にとって普通だというのだからまた不思議なものだろう。馨は気になったことも確かなので、ゆっくりとドアノブに手をかけると、ドアノブをゆっくりと回してゆっくりと扉を開いてゆっくりと美術準備室に足を踏み入れる。
 何をするにも行動が遅くのろまな馨、下手したら相手に恐怖を与えかねない。
 準備室に入るや否や、いつもは真面目で生徒の鏡といったような知り合いの顔に思わず目をぱちくりとさせた後に、馨は「う〜ん?」と間延びした疑問符をつけながら考えるかのようにゆっくりと腕を組んでゆっくりと首をかしげた後に、考えることが面倒くさくなったのか、腕を組んで首をかしげたまま口を開く。


 「何やってるのこうちゃん〜。こうちゃんもサボりかなー?こうちゃんがサボりなんて珍しいね〜。馨ちゃんみたいな素行不良生徒の仲間入りだね〜」


 のろのろとした喋り方になりながら相手からすれば時が止まったのか時間が遅いのかと錯覚させるようなのろのろで喋りながらイーゼルを片付ける面識の強い男、九条幸次をアンニュイ型に開かれた気だるげな瞳は映した。


>>九条幸次様、all様

【短文で失礼致します。もし良かったらこちらでも宜しくお願いします……!】

2ヶ月前 No.45

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★HBceeKwFWA_yFt

【九条幸次/美術準備室】

幸次が準備室で片付けをしていると、不意にドアがコン……と一回たたかれた後にしばらくすると再びコン……とやたらのんびりとしたドアをたたく音がする。こののんびりとした叩き方はあの子かなぁ、なんて思いながら顔をそちらへと向ける。いくら待っても開かないので一瞬迎えにでも行こうかなとか思ったが驚かせるんだろうなぁと思ったのでのんびり屋な彼女のことをおとなしく待つことにする。

しばらくイーゼルを持つのも辞めて彼女の登場を待っていると、ゆっくりと開いた扉の先にいたのはやはり幼馴染みの馨で彼女はうーんとしばらく悩んだそぶりを見せた後にのんびりと馨は口を開く。馨の話し方とか、
『何やってるのこうちゃん〜。こうちゃんもサボりかなー?こうちゃんがサボりなんて珍しいね〜。馨ちゃんみたいな素行不良生徒の仲間入りだね〜』
「素行不良って……。俺は風紀委員だからね、サボらないです。あえて言うなら……部活のお仕事をしているんですよ、馨さん。馨さんは、何故、ここに……?何かありましたか?」

ナマケモノが話しているのかと疑いたくなるほどゆっくりに話す馨。幸次は最初こそもっと早くしゃべらないかなぁとか思ったが、なれてしまえば素直に聞き取りやすくなるものだ。そんなことを考えていたのもあり苦笑をこぼしながら素行不良生徒、と言う言葉に対して弁解をするかのように声をかけてきた馨へと返事を返す。ついでに幸次も質問を投げかける。今は授業中なので、ここにいることに疑問を感じた。なんとなく察しはついてはいるが。その後に複数のリーゼルを小さく声を漏らしながら持ち上げ、口を開く。視線は馨にむけたまま。

「んっ……、今日、委員会の仕事当番でもないのに早めに来てしまったので、部活に出ようとしたら片付け任されちゃって。最初はすぐに終わると思ってたら案外リーゼル、重くて……。思ったよりも時間掛かったんです」

“非力ってこういうときに困りますね”と小さく笑いながら片付けをするのだった。

>>黒保根馨様、周辺all様

【絡んで下さりありがとうございます!全然大丈夫ですよ!こちらこそ短文で申し訳ないです】

2ヶ月前 No.46

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Amh


【教室→美術準備室/深緑 菜々星 】


いつも通りの日課が終わり、私は美術室に来た。その時だった。普段はサボりもしない菜々星だが、何故か今日はやってみたくなった。今の時間帯は美術室に誰もいないだろし、行ってみる価値はありそうだ。先生に手を上げ、体調が悪い事を伝え、足をわざとフラフラと動かし、退室する。演技こそ下手だが、普段から蒼白い肌をしてる菜々星にとってはあんまり変わらないことだろう。そういって教室を立ち去り、先ほどとは打って変わっていつもの凛とした歩き方に代わる。たまにはサボりもいいかもしれない。そう思い、美術室のドアを静かに開けた。ある意味、バレたら終わりだからだ。しかし、中から会話が聞こえた。菜々星は一瞬泥棒を疑い、何かない物かと思い、思い付きで箒を取り出して準備室に行く。誰かと会話をしているようだが、こちら側からでは聞き取れない。菜々星は開いているであろうそのドアノブに力を込めて一気に引っ張った。そしてこういい放った。


「不審者めっ! わ、私が排除するわっ、って………………え? 」


そこに居たのは部長と黒保根馨さんだった。何でこの時間帯にこの場所に? ぐるぐると回る思考の中で風が優しく何処からともなく吹き、神とスカートのすそをわずかに揺らす。私は声を掛けようと二人に目を配らせた。一見、私の方が変な格好をしているとは思うが、それとは関係なしに、ちょっと自分が起こした行動に恥じらいを持ちながら、少し頬を赤くさせて、こう俯きながら、話しかけた。


「なんで、部長と、黒保根馨さん、いるんですか…。私、ってっきり、不審者かと思いました。なので、この箒は気にしないでください…………。サボりは良くないですよ? 」


自分の事は棚に上げてそう言い放つ。でも、威厳が無いに等しいので、その言い方は優しく、何処か諭す様なものがあったが、自分にも非があるため、少し後ずさりをする。恥ずかしいし、何よりも自分のしてることはサボりと同じこと。だから、自分の絵画のあるところまで後ずさってしまい、ちょっとこけそうになる。恥ずかしい。それとともに木のキャンパスに触れる感触が手に伝わって少しびっくりしてしまい、手を放す。ちょっとバランスが崩れたが、そこまで派手ではないし、大丈夫だろうとは思うが。そして、自分の絵を見る立ち位置に行って、絵画を見る。出来栄えはまあまあと言ったところ。そして、キャンパスと向かい合ってる椅子に腰を掛けて、絵の具を広げるパレットを取り出した。新たな真っ白なキャンパスを選び、運び出す。そして、こう声を掛けた。


「えっと。すみません、部長と黒保根馨さんにお願いが…………。よかったらデッサンの相手になってくれませんか!? 」


突然で急なお願い。恥ずかしさを隠すために絵に集中しようという魂胆らしい。そういって筆を取り出す菜々星。その姿は画家そのものだった。

>>周辺all様

【突然でごめんなさい。もしよかったら菜々星も輪の中に入れてやってください…】

2ヶ月前 No.47

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

【美術準備室/黒保根馨】

 美術準備室にのろのろと入り、真面目な彼相手に素行不良生徒の仲間入りだね、なんてくだらない上に失礼極まりないことを言ったかと思えば、幸次の方は風紀委員だからサボらない、と言われ「ああ、そういえば」と思いながら幸次は風紀委員だったかなぁ、とこの学園に入って何度聞いて何度忘れた事を頭の中で反芻する。そして今回もまた放課後にでもなれば忘れているのが馨だ。部活の仕事をしている、と言われ一時間目に入るくらい大変な仕事なのか、と勝手に自己解決をしながら馨の方にも何故ここに居るんだ、と尋ねられ、「あー」とまたのんびりとした様子で一度ついさっきまで何やってたっけ?と考えながら首をひねったあとにまた「あー」と言って顎に手を当てながら口を開く。


 「英語やってた〜。分かるとこやってもつまんないから抜けた〜。数学だったら出てたよ〜」


 数学だったら出てたよ、という不必要極まりない発言を残しながらまだ顎に手を当てながら視線を斜め右上にやり、考えている素振りを未だに見せる。ぽそぽそと「あれ?本当に英語やってたっけ?」なんて下手したら心配になるようなことをのろのろとした口調で言いながらうーん、とのんびり唸りながら考えてみるが、やはり自分の記憶力の足りなさにすぐについさっきまで何をやっていたか、というのは忘れた。無論、どんな例題が出されてどんな問題をやったのか、ということに関しては完璧に忘れていたが。
 すると幸次は確か……イーゼル、だったか。キャンパスを立てる時に使うための三脚、それをだいぶしんどそうに持ち上げながらわざわざこんなことに至った経緯を教えてくれた幸次の姿を見て、じぃっ、と見たあとに少しだけ考えたような素振りをした後に、ゆっくりと一つ頷いたあとに「よし」と声を漏らす。


 「こうちゃんは真面目だもんねぇ。面倒なことまでやっちゃうなんて相変わらず優しいな〜。いいよ〜、体力面では自信ある馨ちゃんが手伝ってあげる〜。どこに持ってくの〜?あ、先に言っとく〜ヴぃって、しゅーん……あー、Bitte schon。どーいたしまして〜」


 鑿に比べてだいぶのろのろとした喋り方だからか、まるで覚えたてのドイツ語を喋るような喋り方をしたかと思えば、気に食わなかったのか馨は不機嫌そう、不服そうとも言えるように顔を顰めながら首元を少し触った後に流暢なドイツ語に訂正して、それに加え日本語でのどういたしまして、との言葉を返した。どちらにせよ流暢な言い方に変えるくらいなら最初から流暢に話していれば良いし、日本語での意味も入れるくらいなら最初からドイツ語を使うな、というツッコミが入りそうだったが、思わずついつい癖で口から出てくるものは普段父と話す時に出てくるドイツ語なのだ。父はたしかに日本語も嗜んでいるし、日本語もかなり流暢だと言えるのだがやはりドイツ国籍ということもありドイツ語で会話することの方が多いのだ。つまり、馨や鑿も無意識下のうちで思わずドイツ語というものはぽろりと出てきてしまう。今更やめろと言われようとどうしても癖になってしまったからにはどうしようもない、というのも無理はない。
 相手から礼を言われるだろう、と見越した上で先にどういたしまして、と馨は言ったわけだが、これで言われなかったらどうしようだとか断られたらどうしようという気持ちが無いわけではなかったが、行動に移してしまった、というよりは口に出してしまったからにはここは致し方ないとも言えるだろう。馨は幸次に近付いて、イーゼルをしんどそうに持つ幸次を手を数度まるで来い来い、というように手折る。一見逆じゃないのか、と突っ込みが入るのだが、馨からすればこっちが正しいのだ。馨からすれば、というよりはドイツ人からすれば、という意味だが、ヨーロッパの方では日本でよくやる来い来い、という動作、それは西洋での「あっち行け」という意味を持っているので、馨はあっち行け、程ではないにしても、これは馨ちゃんが持ってあげるからどいてね、という意味を兼ねていた。無論、それが幸次に伝わるかどうかは別として。
 ふとイーゼルを持ち上げようとした時に、踵を踏み潰した上履きのせいで持ち上げた反動で上履きが脱げそうになったのでイーゼルを支えにしながら片足で立ちながらまずは右足の上履きの踵部分に手を当て、普段は踏んでいるいっそシワができてしまった上履きを履き、次は左足の上履きを履く。「きもちわりー」と言いながらも上履きを履いたらイーゼルを運ぼうと力を入れた瞬間に扉が開き、「不審者めっ!」という声が聞こえ、ヤベェついに不審者扱いされるようになったのか、と内心軽く冷や汗をかきながら入ってきた人物を半開きのハイライトの宿らない紫色の目でじとーっと品定めをするかのように見る。


 「……んん〜?あー…………ああー…………こうちゃん、ヴぇあ、だー?wer da?」


 じとーっと見たあとに曖昧な日本語になっていない日本語を話したかと思えば、こうちゃん、と幸次の名を呼んだかと思えば先ほどと同じようにのろまなドイツ語を喋った後に流暢なドイツ語で再度聞き直す。本来一般ドイツ人は使わない言葉の使い回しなのだが、元空軍大将の父は空軍時代の癖が抜けないのか誰だ、と尋ねる時に「wer da」を使う。軍隊用語であるのだが、そして馨もそれを理解しているのだが、普通に「Wer ist der Frau dort?」日本語訳ではあの女性は誰ですか?と聞くよりも何100倍も早いこともありwerで尋ねた。幸次が分かるかどうかは別として。
 するとふとどうしてここに居るんですか、と尋ねられ、馨はぼんやりと考える素振りをした後になんて答えようか悩んでいたのか、最終的には西洋人よろしくオブラートに包まないを発揮。


 「やんなくても出来るとこだからいいかな〜ってー。つーかサボりはキミもっしょ。共犯者だねー」


 のろのろとした喋り方のまま幸次にも素行不良生徒の仲間入りだね、の次は更に言い方が悪くなり共犯者だね、という言葉選びをしだす。ちなみに素行不良生徒の仲間入りだね、から共犯者だね、という言い方に変えたのは馨個人の問題、素行不良生徒の仲間入りだね、という文字が最強に長く言うのが面倒くさかったので手っ取り早く共犯者という言葉を使ったわけだ。のろまを極めるにも程がある。
 こうちゃんはサボりだってー、とついさっき説明されたことを既に忘れたのかぽやーんとしながらいかにもthe、適当というふうにそれっぽい説明を付け足してあげた。幸次が優しいからと言って流石に馨も調子に乗っている。そのうち幸次に刺されても馨は文句は言えないだろう。と言えど、仮にも馨は幼少期から様々なスポーツをやっているし、特に得意な格闘技は小さい頃から行っている父の勧めによって始めたボクシングだ。逆に刺し返すような気もする。
 するとデッサンのモデルになってほしい、と言われ馨はふーん、とのんびりとした口調でいいながらどうしようかと暫し考えるように俯くようにして腕を組んで考える。ただでさえのろま人間が黙ると本当に時が止まったような錯覚を覚えさせるが、時間が麻痺しそうなほど黙った後に暫くして口を開く。ちなみに、馨が黙った時間は三十秒もないのだが。


 「Verzeihung.……ach…………ふぇあつヴぁいんぐ。馨ちゃんデッサンにしても画になんねぇよ〜」


 咄嗟に出てきたのはドイツ語で謝罪を意味する言葉だった。馨自身もいつもののろのろ日本風ドイツ語よりも先に流暢なドイツ語が出てきたことに驚いたのか、言ったあとに英語で言う「oh」を意味する考えるような鼻の付け根辺りに触れて目を閉じて眉間にシワを寄せながら日本風ドイツ語の喋り方を少し模索した後に普段の日本風ドイツ語を話した後に、断りを入れて画にならない、という理由でデッサンモデルはご丁寧に断った。どうしてもと言われるのであれば致し方ないとも思うのだが、馨からすれば如何せん自分のモデルの悪さには苦笑すら漏れてしまう。


>>九条幸次様、深緑菜々星様、all様

2ヶ月前 No.48

@a3ktm72 ★Android=88k40WAwbj

【屋上/七島茜】

「別に、先輩であろうが敬語じゃなくていいんじゃない?俺はそう思うけど。」

「いやいや、敬語は大事なんだぞ!...と言いたい所だが、正直俺もそう思ってる。でもなぁ、敬語使わなきゃ野球部の先輩に怒られるし。」

  しゅんと肩を落とし、性にも合わず俯きながら嘆くように喋る。目上の人には敬語、部活の先輩の口癖とも言えるこの台詞。まるで洗脳されるかのように茜の頭に染み込んでいるが、敬語の必要性なんてものを問われたら絶対に答えられないであろう。かくいう茜は敬語が苦手なのだが、部活の先輩がまたとんでもねぇ野郎で後輩の態度やら言葉遣いに一際厳しい。自分なりに丁寧な言葉遣いを心掛けてはいるものの、茜の滅茶苦茶な敬語が敬語だと認識されるかどうかは彼らの機嫌次第と言ったところだろうか。茜の敬語が先輩に対する不適切な態度だと認識されれば容赦なく引っぱたかれる。特に勉強もしておらず、中学時代を黙々と筋トレに費やした茜の脳内では「〜っす!」だとか「あざっす!」といった一般的に体育会系敬語とも呼ばれるものが浸透しており、野球部の先輩達の理想の後輩像とは程遠い。ちなみに過剰に上下関係にこだわる、野球部部員の中でも割と悪名高い先輩達だが、茜は彼らに苦手意識がある訳でもなくむしろ尊敬している。野球も敬語も上手だし・・・。
 ともかく、彼らも茜と同じ二年生との事なので一安心。十一月上旬、クラス替えから約半年が経った今。いくら記憶力の悪い茜でもクラスメイトの顔と名前くらいなら完璧に覚えているつもりだ。雪宮暎斗に天城翼、顔を見ても名前を聞いてもいまいちピンと来なかったという事は、彼らはおそらくお隣のB組の生徒なのであろう。

『ところで、雪宮くん...だっけ?さっきから言ってる、戻る〜とか連れ戻す〜とかって、何の話?』

「んとね!それには深い事情が…」

 天城が教室に来ない?なるほどなるほど、保健室登校ならぬ屋上登校って訳か。もしそうだとすれば、雨の日は何処に登校するんだ...?なんて割とどうでも良い疑問が頭を過ぎる。教室に戻る、という雪宮の言葉に過剰に反応し顔を強ばらせるあたり、本人の心にも深い事情があるのだろうと何となく伺える。何で教室来ないの?とより深みのある会話を続ける雪宮を見ていた茜は、クラスメイトとはいえ赤の他人がそんなに軽々と掘り下げても良い話題なのかと疑問に思う。ましてやクラスの違う茜がずかずかと入り込める話題では無いし、そもそも初対面の自分が今この現場に居ていいのかもイマイチよく分からない。何だか気まずいので一瞬この場を離れようとも思ったが、授業とかもっとめんどいしとりあえずもう少し居座ってみる事にしよう。
 快晴の空の中ぽつりぽつりと現れる雲を見て、「あ、あの雲魚みてぇな形してんな」とかボケっと呟いてみたり。空を見上げ、まるで水中を泳ぐかのようにゆっくりと流れ行く雲達をぼーっと眺めながら、二人の会話にこっそり耳を傾ける。普段は恐ろしいほど空気が読めない茜だが、敢えて空気を読まない茜の行動が実は一番空気読めてる気がする。

「天城さんは何かやりたいこととか夢とかある?」

 よくよく考えてみれば、自分には夢や目標などと言うものが特に見当たらない事に気付く。やりたい事かぁ、いい質問だな。幼少期から父のようなムキムキマッチョに憧れを持ち、父と共にトレーニングに励んだ。今となっては自分の肉体は完成形に限りなく近いものとなり、後はそれを維持するのみ。余談だが、茜の計算によれば鍛え上げられた肉体美により年内にはモテ期が訪れ、そしてその勢いで人生初の彼女が出来るだろうと予想する。

「...バンド。[amber crumb]のみたいなバンドがやりたい。」

「バンドかぁ、いいな...!タンバリンぐらいなら俺でも叩けると思うぞ。手伝おうか?」

 音楽なんてものにはあまり触れたことの無い茜だが、せめてタンバリンぐらいなら...と軽い冗談を交え大きな声で楽しそうに笑った。今まで音楽なんかとは無縁の世界で生きてきたしさほど興味も無かったが、ギターを掻き鳴らす男ってのもちょっとかっこいいな、なんて思ったり。しかし、うちの学校には軽音楽部が存在しないので残念ながら彼女の夢を叶える事は難しいだろう。

>雪宮暎斗様、天城翼様

2ヶ月前 No.49

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=W1VemU3zJF

【美術準備室/九条幸次】

幸次が説明をすると、そう言えば、というふうに思われていることも知らず、幸次は"この説明何度目だろうなぁ、でもまた多分明日……最悪放課後とかしばらくしたら忘れられるのかなぁ"と思いながら、ふっと頬を緩める。馨は変わらないなあ、とか案外くだらないことを考えながら、幸次は少しづつ片付けていく

馨の数学なら出ていた、という言葉には、そう言えば、馨は数学は苦手だったけなぁ、とか考えながら「そうなんですね」と少し流す。

幸次が少し辛そうに持ち上げると、しばらくじぃと見つめられた後に少し考えたそぶりを見せてよし、の声を漏らした
『こうちゃんは真面目だもんねぇ。面倒なことまでやっちゃうなんて相変わらず優しいな〜。いいよ〜、体力面では自信ある馨ちゃんが手伝ってあげる〜。どこに持ってくの〜?あ、先に言っとく〜ヴぃって、しゅーん……あー、Bitte schon。どーいたしまして〜』
「……ありがとうございます、馨さん。面倒ではないですよ」

そう言いながら、幸次は普段から優しげな表情から嬉しそうに頬をゆるゆるに緩めながら、ありがとうございます、と告げる。嬉しかった。ただただそれだけだった。馨にはいつも助けてもらってばかりだなぁ、とか思いながら、頬を緩ませる。
幸次は馨の来い来い、という手折るのを見て少しの間首をかしげたものの馨が西洋の人だ、ということを思い出すとそうか、というふうに少しどくことにする。
「でも馨さんだけにやらせる訳にはいかないですよ。俺だって男なんですから」
しかしその後にむすりとしながら、そう言うと、比較的片付けるのが楽なものを手に取る。

そんな時だった。『不審者』と叫ばれたのは。
「……えっと、深緑さん。俺は部長じゃないですよ」

不審者と叫ばれたのにはびっくりしたが、そちらを見やれば、よく見慣れた生徒で、同じ部活の生徒だった。
「ああ、馨さん。この人は深緑菜々星さんって言って俺と同じ美術部の副部長さん」

既に聞きなれたドイツ語。いつの間にかドイツ語を勉強することになっていて、今では馨の話している大半のことは分かるようになった。確かこの意味は、誰?という意味合いだった気がした。間違っていたら実に恥ずかしいので、「今のって誰っていう意味であっている?」と小さな声で聞きいたが。

その後に、幸次は深緑に向き直り顔を見ると、ほおに恥じらいを見せている彼女を見て小さくふふって微笑みが零れる。そのままの顔で口を開く。
「俺はサボりじゃなくて、部室の整理……かな?先生に頼まれたんだ。深緑さんは?」

サボり、というのを軽く否定をしながら、そう話しをする。「といいうか僕がサボるわけないです」と付け足すようにそう話をする。

その後に続いて絵のデッサンになってくれないか、と頼まれる。幸次は暫し悩んだ挙句にそっと口を開く。
「うーん……俺もデッサンには向かないからなぁ……」

デッサンは普段から、あまりなることは無かった。下手ではあるが、描いている方が楽しかったからだ。馨も断ってしまった。どうしようかな、そんなふうに考えながら、デッサンをするかしないか悩み始めるのだった

>>黒保根馨様、深緑菜々星様

2ヶ月前 No.50

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Amh

【美術準備室/深緑菜々星】


私はサボりなので何も言えないが、絵画になってもらうことも拒否られてしまったし、恥ずかしさは最高潮だ。アルビノの髪がちょっと動揺するかのように揺れ、と一緒に聞きなれない言語に耳を傾け。私は、言語関係にはそんなに強くない。どちらかというと理数系に近い方面であるため、語学関係は無知ともいっても過言じゃないほど。


「私はんーと、たまにはサボってみてもいいかなあと。出来上がった水彩画が日の下だとどう映えるか見たかったっていうのもありますし……。モデルになっる素質って無いに等しいですからね……。というか、モデルになるのに素質何ているんですか……。そ、その。ヌードデッサンとかって訳でもないんですから……」


ちょっと口ごもるようにしてそういって見せる。頬の赤さはもう隠しきれていない。もう、いっそこの場ではじけ飛んでしまいたいくらいだったりもする。それくらい恥ずかしい。自分の口から出たヌードデッサンの話は、昔はよく女性限定で、とか男性限定で。とかっていう理由付きではあったがよく私の住んでいる地域では絵画デッサン教室が開かれていた。よく、私も成熟しきれていないまだ若い20代前後の女性の裸体を必死にデッサンしたものだ。その時には恥じらいは皆無に等しかったので、何も思わないが、今思うとちょっと恥ずかしい。それと部長と間違えたことに一言「あ、ごめんなさい。」と謝って。

天性のアルビノである彼女の髪が少し顔を隠そうと髪を揺らし、前髪をいじいじと弄り続ける。普通に見れば可愛いが、菜々星にとっては恥ずかしいの一言である。絵の具のついた手で、二人をちょっと指さしてみると、さっきよりも数倍小さな声でこう口を開いた。


「あ、あのー…。お二人は何故ここに? 九条幸次さんがいるのは分かるんですけど……。その、同じ部員ですし。黒保根馨さんは何故、ここに? 私と同じでサボり……ですか? 」


普段は生真面目を語っている菜々星だが今回に関しては先生の信頼を欺き、ここにいる。まあ、先生に見つかった処で言い訳はいくらでもあるが。私の場合は色彩検定の一級を保持しているだけであらゆる制度が免除されたりしている。もう、後ちょっとしたら進路の時期だ。美大に行くためにひたすら絵を書く作業しか最近はしていなかったため、学業の面ではちょっと疎かになっている。テストの点では変わらないが。若干受ける姿勢が変わってしまったかのように思える。

そして二人がデッサンを断ったため私は何をしたらいいのかと言わんばかりに辺りを見回る。そして、二人のどちらかの言葉に従うことにしよう。そうしよう。そう心に決めて二人の言葉を待った

>>黒保根馨様、九条幸次様

【お相手感謝です!!!】

2ヶ月前 No.51

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3


屋上/雪宮暎斗


「んーよく分からないけどバンドしたいんでしょ!?それだったら俺も手伝おうか?ギターなんて弾けるか分からないけど!」にっこり笑って口にする。
後ろにいる七島も『手伝おう』と言っている。3人で頑張ろう!と暎斗の心は既にまとまりかけていた。
中学に入学したての時にバンドにハマり始めた。
理由は自分が想いを寄せていた子がバンドを好きだったから。
初めはその子に話しかけて進めてもらったバンドを聞いていた。
『天体観測』『ワタリドリ』そんな曲が大好きだった。
いつしかその子よりもバンドに夢中になっていた。そして中学3年生の時にまたその子と同じクラスになって話しかけてはみたが、『バンドはもう別に好きじゃない』『彼氏が出来た』そんな二言がその子の口から出た。
ショックで悲しかったけどそんな時に励ましてくれたのは自分の好きな曲、好きなバンドだった。
バンドはカッコいい。ギターを弾いてドラムを叩いて惹きつけるように歌って。
夢ほどではないがそんなことをしてみたいという想いもあった。そのことが出来るかもしれない。そう思うと心がワクワクする。
ただ天城がやろうって言ってくれるのかは分からないが。
「どう?3人でやらない?部活の合間とかに!」課題をする時間はますます減るがそんなことは夢中の暎斗の頭には存在しない。
楽しさはどんどんつのっていった。



>>翼様、茜様

2ヶ月前 No.52

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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2ヶ月前 No.53

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★HBceeKwFWA_yFt

【美術準備室/九条幸次】

「はいはい、馨さん棒読みだよ」

幸次の流しながら話した言葉に対して、馨は演技がする気がなさそうな雰囲気で発せられた雑な言葉と嘘泣きに苦笑をしながらそう返す。全く、と思いつつもなんだかんだ言って彼女の素直なところは彼女の魅力だなぁなんてこっそり思っていた。

幸次のふにゃりとした笑いに馨は『幸ちゃんもそんな顔するんだねぇ』と言いながら馨も負けず劣らず頬が緩みきった顔を見せる。若干失礼な気がしたが、そこまで気にするようなことでもなかったのもあり、「そうかなぁ」なんて良いながら自分の頬をむにむにと触る。そんな風にしていると不意に頭をなでられる。それも良い子良い子、と言われながら。
「全くもう……馨さんにはかなわないなぁ」

普段から色々お世話になっているのもあり、やめてなんてことはいえなかったし、そもそも悪い気はしなかったのもあったのでふわりと笑いながら話しをするのだった。
馨は素早くイーゼルを片付けるのを見てやっぱり自分は非力だなぁなんて考えてしまう。と言うよりそんな風に早く動けるなら、もう少し早く話せないものか、と普通は思うところだがあいにく幸次に至ってはすごいなぁと言う感情以外は持ち合わせていない。

「うーん、特には頼まれていないけど……結構散らかってますし、少し片付けでもしようかなって。あぁ、その絵、ですか?恥ずかしいですが、俺のですよ」

不意に訪ねられた問いにほんの少し恥ずかしいそうに頬を染めながら答える。馨が目にとめた作品、それはここ最近完成させたばかりの絵だった。
「水彩画?それなら、あっちにありますよ。それから、間違えていたことですが、謝らなくて良いですよ、気にしないで大丈夫です」

恥ずかしそうにしている菜々星を目にして困ったように笑いながら、きにしないで、と声をかける。そして水彩画は向こうにあるよ、といいながら水彩画が置かれているところを指を指す。そう話していると何故ここにいるのか、と聞かれる。幸次は少し苦笑をこぼしながら
「俺は部室のお片付け。さっきも話したと思うんだけどなぁ。馨さんは片付けていたらお手伝いをしてくれていたんです」

そう言いながら先ほどからずっと前髪をいじっている彼女へと目を向ける。馨のストレートさには驚きもしたが、わざわざドイツ語で話すと言う彼女の配慮がほんの少し感じられてふっとほほえんでしまう。この意味はわざわざ教えることも無いだろうと思ったし、教えてこの二人の関係が悪化してしまうのもいやだった。そう思った幸次はあえて何も言わないで黙ってこの場を見届けるのだった。

>>黒保根馨様、深緑菜々星様

2ヶ月前 No.54

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/保健室】

『……どこでもいいけど、コレ……書いて。ええっと、それから……なんで僕の名前……知ってるわけ?知り合い……だったけ……?』

「ええとな……。僕もうろ覚えやから申し訳ないんやけど、確か委員会一緒やなかった?僕、三年の倉橋幸祈っていうんやけど」

知らんかなあ、まあ良かったら覚えといて、そう言って笑顔を見せる。保健室利用者カードを慣れた手つきで差し出す彼女を見てやっぱ保健委員だ、そう確信した。三年とは言っても幸祈は特に役職に就いているわけでもなく、委員会に部活動ほどの交友はないので知らないと言えば当たり前かもしれない。幸祈も、その紫色の長い髪と緋色の目という目立つ外見がなければ名前までは覚えていなかっただろう。見たことがあるな、くらいには思うかもしれないけれど。ありがとう、と頷きながら利用者カードに目を向け、胸ポケットに突っ込んでいた絵を描く用のシャープペンシルを取り出すと、保健委員らしく慣れた手つきで滑らせた。気を遣って椅子を退いてくれたのであろう鑿にもぺこりと頭を下げて、よいしょと用紙が用意された机の前の椅子に腰かけた。幸祈自体は保健室で休むことはあまりないが、体育の時間などに誰かが怪我をすると、連れてくるのは保健委員だという暗黙のルールがあり、気を遣って代わりにカードを書くのは決まって幸祈の役割だった。

『……記入が終わったら、とりあえず熱測ってください。……顔色、悪いですから』

「ああうん、ありがとう。ええと、これもいい?」

素っ気なく置かれた体温計を見て、きちんと話してからまだ数分足らずなのに、彼女らしいな、なんて思って、そんな自分に苦笑しながらも礼を言う。利用者カードを差し出すと、さすがにこれは馴れ馴れしかっただろうかと思ったりして、けれど彼女も保健委員なのだから──と、幸祈にとってはよくあることなのだが、そうして一見要らぬ様に見えるところにまで神経を尖らせる。幸祈の場合、更に先回りして気を遣っているから口には出さないものの、もし「大丈夫?」などということを思った時にそう言ってしまえば大抵の人は気を遣われすぎてうざったく感じてしまうのではないだろうか。

ともかく体温計を脇に差し込むと、先ほどから幸祈と愛斗を心配そうに見つめていた馨の弟──黒保根鑿に目を向ける。

『そ、そうッスかね!?ジブン、髪の色逆だしあっちと目の形が全然違うって言われてて……初めて言われたッス!嬉しいッス!ありがとうございますっ、倉橋先輩!』

「ううん、似とると思うよ。え、ほんま、初めて言われたん?わ、あの、喜びすぎ……あの、ね、頭なんか下げんとってよ、あああ、先輩とか言わんでええけん!な、鑿くん!」

鑿がガバッとお辞儀をしたのに椅子に座っていた体を反射的に跳ね上がらせ、立ったまま何故かパニック状態になりながらあわあわと両手を上下左右に振る。身長差のえげつない二人が向かい合って手を振りまくる光景は、外から見ればなかなかシュールに見えたことだろう。鑿くん、そう呼んでしまったものの、馴れ馴れしいかもしれないという思いが頭をよぎり、「ごめんな、ええと、鑿くんで良かったやろか」と眉を下げながら言葉をかける。こちらのことなど良い意味で気にしていない元気な鑿の姿に自然と笑顔が溢れ、ふふ、と謎に女子力高めの笑い声を漏らす。まだ完全に消えたわけではないが、胸の奥のチクチクが少しだけ和らいだ様な気がした。その元気な姿に家庭内も結構上手くいっているのだろうなという嫉妬を抱かないこともなかったが。かと思えば鑿ははっとしたように口を抑え、小さな声でこう言う。

『騒いですみませんッス』
『お、お体、大丈夫ッスか……?』

「全然ええよ、むしろなんか鑿くんの元気なん見てたらこっちも元気出るし……。うーん、体はよう分からんけど。鑿くんやって兄弟持ちやもんね。」

幸祈にしては珍しいほどに本心を言葉を選ぶことなくそのままの言葉で吐き出す。最後の一言は言う必要なかったかなと思いつつも、ちょうどいいタイミングで鳴った体温計に目を向ける。

「37度3分、まあ微熱かなあ」

一応は保健委員の愛斗に言ったつもりだが、別に誰に言うとでもなくそう呟く。

>紫月愛斗様、黒保根鑿様、周辺ALL様


【レス遅くなって申し訳ないです…!】

2ヶ月前 No.55

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Amh

【美術準備室/深緑 菜々星】

水彩画が置かれてる場所に座り、新しいデッサン用の物を用意し、頭の中で思い描く。二人の青年と、川、桜、木の幹、空の色、そして今言われた言葉の意味。少し眉が動いたが気にしないでおこう。その言葉だけは知っていた。父の愛読書の一個。孤児であるアルビノの私だが、盲目ではないし、片目は盲目だったが。アルビノ特有のこの赤い瞳も気にしないで置こうと思ってた。でも、日本人は変だ、とかこれだから日本人はキライだ。っていう意味を持つ言葉を放たれて少し不快な気持ちが水を一滴たらしたように波紋のように広がっていく。菜々星には何にも体制が無い。傷つくときは傷つく。そう思われているのなら、直接言え、この外人が。と本音が飛び出そうになるのを抑える。どうせ後輩だろうし、私に威厳が無いからと言ったからって先輩であることには代わり映えは無い。だし、この人に私の絵の事は分からないだろう。やっぱり、新品の物を使って書くよりも、以前書いたものをリメイクするほうがいい。構図やパースがぐちゃぐちゃな、あの最低な絵。私はため息をつく。そして皮肉には皮肉をと素直に返すよりも、自分らしい会話を出した。


「なんだか、パース(構図)の決まらない気持ちの悪い感じですね。私、アイレベルの定まっていない絵とか嫌いなんです。」


とかしれっとした顔で言って見せる。少し見張った片目はぎょろっと動き、少し不気味さが加わる。そして自分の過去の物を取り出し、書きだす。手に絵の具をくっつけて、それを気にしないでどんどん書いていく。そして箒を投げるようにしてたたきつける。大きな音が鳴るが、気にしていない。馬鹿にされたいらだちをそこにぶつけ、絵に没頭する。アルビノの中でも私の知り合いには全盲の子もいるが、私は片目で済んだ。片目も血のような赤だが。すっきりした気持ちになりたくって、散乱している絵の具たちを適当に拾い集めてはさっさと絵に影をつけていく。雲が澱んだ色になっていくのを菜々星は感じたが、それも水彩画の味わいだ。雲が何処か人間の闇を吸ったかのように黒くなっていく。雨が降っている構図にしてみたら、これくらい当たり前なのかもしれないが、木の色が黒に染まっていく。葉の色も深緑よりも深い色を使って行って、嵐の堂々さを表したくって。他の二人を無視して、絵を書き始める。それは人間の感情であれば拗ねたとかとかって表すのだろうが、彼女はその感情を知らなかった。どうせまたなめられているのだろう。としか思っていない。美術の事を誰もわかっていない。私の事が誰だって。私の事を分かってくれるのは絵だけだ。そう思うと、涙が出始める。書きながら泣く人間なんて、滅多にいないだろう。でも、何故か悔しかった。私の中の何かを馬鹿にされた気持ちでいっぱいだった。

そう思うと、絵を書く手が止まらなくなっていく。新たなキャンパスを取り出し、シャッシャと鉛筆を動かす音と、パンのゴシゴシとした音を部屋中にさせながらオーラは画家そのもの。受賞歴など興味がなくって覚えて無いが。そんなことはどうでもいい。二人の青年と、川、桜、木の幹、空の色、そして今言われた言葉の意味。それを含んだ意味の絵を書いていく。ボキッと鉛筆の芯が折れたなら、変わりの物を探し、折れたものは分投げる。これがこの部屋が片付かない理由の一つでもあるとは思うが、綺麗にしていったそばから、汚くしていく。菜々星にとってこの部屋が汚かろうか綺麗だろうが、関係なかった。書ければいい。そう、あの日のように。

髪に絵の具が付くのを厭わず、手に絵の具を付けて、色の具合を見ながら、色を付けていく。なんか馬鹿にされた気持ちを全てこの絵にぶつけようと思って。そして、書き終わった瞬間立ち上がり、絵をさっとそっちに向ける。そこには二人の笑っている姿絵と、桜の木の下で座って笑っているであろう二人の絵をサラッと描き上げた。影などはすべてつけ終え、ダッシュで書いた。んで、どうですか。と言いたげに立っている。そして、顔に涙の痕を残しながら、こういった。


「二人が、似合わない。って言っていても。こう書けば似合うんです…」


気に食わなかったその気持ちを全てぶつけたそれを見せる。そして使ったものをまとめて大きな声を上げようと準備をする。二人とも、きっとサボりだろうから困るだろう。サボりじゃないと否定できる要素があるのだろうか……。とか思いながら二人の動向を待った。

>>周辺all

【菜々星を少し動かさせてみました。ちょっと気に食わない描写になってたらごめんなさい】

2ヶ月前 No.56

@tubasa921 ★PSVita=WgGgapNLPb

天城翼/屋上

『バンドをやろう!』
やりたい、とっても。その為に独学でギターを学んできたようなものだ。翼は、マスクをかけた顎に右手の人差し指を引っ掛けて考えた。ボーカル兼ギターは俺が行うとして…、暎斗と茜には何をしてもらおうか。もっとも、茜には許可さえも貰っていなかったが、翼はすっかりその気になっていた。最低でも、ドラムとベースがいなければ。成り立たない。キーボードがいれば尚更嬉しいのだが。二人の話を聞いた限りは、ドラムとベースの経験者ではないようだ、本年に困った。

「ベースかドラム。二択にしたから選んで。」

唐突だった。いや、翼からすれば、脳内で相当長い時間考えた込んだのだから、切り出すのも当然のように感じているのだが、今の翼の言葉は二人からしてみれば、とても唐突で無責任なことと思えた。タンバリンがどうとか、言っている茜にベースをやらせるのは、不安だな、なんて事を考えていた。ここまで翼が考えているということは、つまり二人には拒否権はないということになる。とても気の毒だ。翼は、あまりにも自由気ままで自己中心的過ぎる、社会やクラスに馴染めないのも当然のことのように思えた。

「ボーカルとギターは俺がやる。」

春特有の暖かい心地のよい風が、南西の方角から吹いてきて翼の長い黒髪を揺らした。気付かないうちに時間が立っていたようで、屋上の時計の針は二時限目の終了の時刻を指していた。ノーチャイム制のこの学校では、誰も気付かないまま、三人のどうしようもない雑談は三時限目に入った。久し振りに人と話したけれど、意外に楽しくて翼は心を踊らしていた。バンドが組めるなんて…!

2ヶ月前 No.57

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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2ヶ月前 No.58

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★Android=W1VemU3zJF

【紫月愛斗/保健室】

愛斗の鑿は正直だね、という言葉には、嬉しそうに頬を緩めながら、「そんなことない」と述べる。さらに日本人は隠しすぎだ、とか言われ、"ああ、そうかもなぁ"なんて思いながら、「そうかもね」と思っていたことを素直に口にする。

ぽふぽふ、と何度か叩いていると、ひょっこりと顔を出す男子生徒。それに少し安堵したかのようにホッと息を吐くと、「はい、これで冷やして」と彼に手渡しをする。
愛斗の言葉にがっくりと肩を落として、目を伏せながら唇を尖らせながら落ち込んでいる鑿が目に入った。
「え……、そんなに落ち込むほどなの……」

そんな様子の鑿に少し驚きを隠せなかった愛斗はそんなふうに口をすべらせる。もちろんそのことには気がついていない。寧ろ、鑿は日本人に期待を抱きすぎたと思っていた。でもまぁ、それは今に始まったことでもないので、前ほどではなくなったものの、そこは気になるところだったので、素朴な疑問として鑿にぶつけようと思った愛斗は恐る恐る、ではなく、普通に堂々とした態度で
「そう言えば、鑿って前から日本人に過度な期待をしてるけど……何で?」

と聞く。さて、返事はどう来るかななんて思いながら、不貞腐れている彼の様子をまじまじと見つめる。普通であればこれだけ図体のでかい男が頬をふくらませたりしていてもただただ怖かったり気味が悪かったりするだけだが、愛斗はいろんな意味ですべて慣れていた。

「待って鑿。君は何を言っているの。……一般家庭にはないよ……普通……多分」

唖然としながら、並べられた言葉は到底愛斗には理解が出来ずにいた。一般家庭でもある家には普通にありそうなものもあるが、愛斗はそれを知らない。そもそもの話、コーヒーが飲めるのだってあの家では愛斗のみだ。それも相極まって余計に高校生の財力では揃えられないだろう。頭が混乱しながらも、聞き取れた言葉は、サイフォンでコーヒーを入れようか、という提案。その言葉に珍しくバッと後ろを振り返ってまじまじと鑿のことを見つめた後に、「うん」と少し恥ずかしそうに答える。
恥ずかしいのもそのはずだ。愛斗はあまりこういうのは慣れていない。

「……あぁ、そう言えば、倉橋先輩か……そんな先輩もいたな……」
名前を聞いてようやく思い出したのだが、そうだ。この人は保健委員の先輩だった。と言うよりも、今思い出した、という方が正しいが、端々失礼な発言をしながらも口を開く。
「……すいません。覚えてなくて。特に覚える必要も無いかなぁって思ってたんで」

そう言いながら、愛斗は軽く頭を下げる。しかしその後に続いていた言葉は失礼極まりないことに全くもって気がついていない。せめて先輩一人ぐらいは覚えないとかなぁなんて思いながら、じっと倉橋のことを見つめる。鑿はいつの間にか書き終わっていたのか、倉橋先輩の後ろに立っていた。愛斗は近づいて手を差し出しながら口を開いた
「鑿、書き終わったなら、貸して」

そう言いながら、愛斗は倉橋の慣れた手つきで記入していく姿を見て「そう言えば、何度か一緒の当番になったかも……」なんて小さくつぶやく。

一度視線をそらして窓の外を見つめる。今日も天気はいいが、風が強い。屋上は注意しないとあそこら辺危ないなあとか考えながら再び二人に視線を戻すとアワアワとしながら二人共両手を振っていた。
「……何やってるの……。シュールだよ…」

そういった後に小さくやれやれ、という意味愛をこめたため息を吐いた。

「……分かりました。布団……どうします?ベットで寝るか、掛け布団だけ持ってきてここで被るか、どっちにします?」

と言ったあとに付け足すかのように「好きな方を選んでください」と口にする。愛斗にしては珍しく、この人なら話してもいいかな、と思ったのか、そんなことは愛斗にしか分からない。愛斗本人もあまりわかってはいないのだが、何となく、楽しかった。ただそれだけが理由だろう。そう問いかけながら、愛斗は静かに問いかけるのだった

>>黒保根鑿様、倉橋幸祈様、周辺all様

2ヶ月前 No.59

千里 @matunogirl☆JygYpuYd4vU ★HBceeKwFWA_yFt

【美術準備室/九条幸次】

幸次の棒読みだよ、と言う突っ込みには不自然な笑い方をしながら今更、と言われる。
「うん、今更だったね」
なんて苦笑をこぼしながら少し困ったように口を開いた。と言うのも馨には昔からのなじみでたくさん助けて貰ったりしていて、男としては情けないが救って貰ってばかりで何も返せていないのだ。くびを傾げながら悩んだそぶりを見せ手板が自己解決をしたのか、何故笑っていたのか、と言う問いは来なかった。

馨には適わない。そう言うと馨はきょとんとしながらぼんやりと間延びしながらなんのこだと、問われる。ちょっと悩んでから再びふわりと笑いながら口を開く。
「うーん……たぶん嬉しかったからかなぁ……分からないけどね?」

幸次が自分の描いた絵を馨に見られている、と言う恥ずかしさを感じているとそっと手で触れると様々な角度で絵を見ていた。その後に珍しくハイライトを宿した瞳で幸次の絵をまじまじと見つめながら馨は唐突に口を開く。

『馨ちゃんこれ好き〜。今度馨ちゃん描いてよ〜。スポーツしてる時の馨ちゃん。普段の馨ちゃんはどうってことも無いけど〜、スポーツしてる時の馨ちゃんは自分で言うのもなんだけどきらきらしてると思うよ〜』

「馨さんはいっつも唐突ですね……。俺なんかの絵で良いなら描きましょうか?今度部活中に行きますよ」

馨の唐突な申し出に少し目を見開くものの、そこまで気に入ってもらえるのはやはり書いた人としては嬉しい。自然とゆっくりと目尻が下がる。馨の運動神経の良さは幸次も知っていたし、何よりも今より生き生きとしているのだ。それが何よりもうらやましかったりする。と言うのも幸次が運動に関しては全くできないからなのだが……。
「馨さん、スポーツしているときはきらきらしていて綺麗ですからね、俺も描くの楽しみです」

そう言いながらほほえむと不意に箒を床にたたきつける大きな音が聞こえ、少し肩を揺らす。そしておそるおそるそっちを振り返ると、片付けていた部屋が散らかっていくのが目に入る。馨から『いつもこうなのか』と聞かれたことに「いつもはそうじゃないよ」と返す。先ほどの意味が分かっていたらしく、ほんのすおし面倒なことになったなぁと思うのと同時に意味の分からない専門用語を話されても、幸次には理解が追いつかない。確かに幸次は美術部の部員だが、趣味程度にたしなんでいるなだけであって、意味が分からなかった。

そもそも泣きながら描くほどの絵とはどんな思いが込められているのかと思う。それでも思ったことは“せっかく片付けた部屋を汚されるのはいやだなぁ”という幸次には珍しく嫌悪感というものを感じた。あぁ、こんなの自分らしくないなぁとか思ったけど、それでも頑張って片付けた部屋を汚されるのはあまり気分は良くない。

「深緑さん、いくら気分が悪くなったからってそうやって折れたものをぶん投げたりして部屋を汚すのは辞めて下さい」

そう言い終わった後に見せられた絵。確かに綺麗だとは思うが、許可もなしにかってに絵にされたことに少なからず顔をしかめる。その津銀馨のこうちゃんもねー、というこえではっとしていつも通りの優しげな笑顔で、それでもまだ少し困ったように笑いながら
「あはは、ごめんね。馨さんにはなるべく素直に話しているんだけどね」

と口にする。その後に言われた馨にしては珍しくはきはきとした言葉で早口で幸次に菜々星をどこかに連れて行くように言われ軽く頷くと「じゃあ行こうか」と声をかける。
ちらりと馨のことを見ると中々手際が良いようだった。自分よりも良い手際の良さに苦笑がこぼれる。すごいなぁ、と思いながら。不意に訪ねられたものはよく見れば部のもので、軽く頷着ながら口を開く。

「あぁ、それは部のやつです。分かりました、部長に相談してお来ますね」

そう軽く笑いながら“後で倉橋さんに相談しなきゃなぁ”と思うとほんの少し面倒だ、とか思うが、幸いクラスは同じなので、あとで直接相談しておこう、とおもう。
「それから掃除用具ですが美術s津にあるもの使われた方が早いですね、取ってきましょうか?」

そういったは良かったがすでに見つけていたようで、余計なこと言ったなぁ、と思う。そんなときだった。ふと馨の目に入ったもの、大聖堂の絵を見ながら目を輝かせながら、その絵をじっと見つめていた。
「その絵、俺も好きなんですよ。すごいですよね」
それでも片付ける手を止めてはいないが心を奪われているようだった。

「そういえば馨さん、それ欲しいですか?」
唐突にそう問いかけると、ほんの少しだけ首をかしげるのだった。

2ヶ月前 No.60

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3


屋上/雪宮暁斗


「ベースかドラム??」ドラム、ベース、ドラム、ベース。頭の中で二言がぐるぐる回る。
どっちが向いてるんだ…どっちなんダァ!しばらく考える。
ドラムは出来る気しないからベースで行こう。そうまとまった。
「俺ベースがいいなぁ!」手を挙げて言う。
もう3時限目だと言うのに誰もこない。
このまま下校時間までここにいようと決めた暎斗がここにいた。



>>翼様、茜様

2ヶ月前 No.61

@a3ktm72 ★Android=88k40WAwbj

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2ヶ月前 No.62

@tubasa921 ★Android=hX9jnhDVMY

天城翼/屋上

「じゃあ、決まり。」

暁斗がベースで、茜がドラム。でも、練習時間が少ないような…という不安は茜の名案によって解決された。音楽部の設立までとは、行かなくてもバンド同好会ぐらいなら作れるのではないだろうか?暁斗は生徒会の役員でもあるし。でも、バスケに少しだけ傾いた。抜群の才能と跳躍力がある為、大学から推薦が来ていた。翼自身そんなに本気でやるつもりはなかったのだが、顧問の小言が増えることは覚悟していた。

「そういや、もうお昼だ。」

時計に目をやると、もう12時をさしていた。お腹が空いてくる頃合だ。翼はリュックを背負うと、屋上の扉に向かった。扉を開くと、振り返り、2人に声を掛ける。猫のような瞳をぎこちなく細めながら。

「俺は外に食べに行くけど、2人はどうする?」

校則違反なのは分かっているけど、母親のいない彼女はこうするしかない。2人とは、もう少し話したかったりもするのでついてきてほしかった。

≫暁斗様、茜様

2ヶ月前 No.63

雪宮暎斗@スレ主ふうや @huya0818 ★iPad=t9QKjirHA3


雪宮暎斗/屋上


「もうそんな時間か?」

時間が経つのが早い。
あっと言う間に時間が過ぎる。疲れているのかもしれない。
最近は生徒会の仕事もあったし、部活もあいも変わらずあるもので疲労がたまっていたのかもしれない。
もうちょっとで休日だからゆっくり休む時間が増えればいいのだが…
天城は外にご飯を食べに行くらしい。ちょうど俺も弁当はない。持ってる金で何か買って食べよう。

「俺も弁当ないから外で食べるわ。そこの…七島さんは?」

横に座っていた七島茜に尋ねる。
仕事で母が丸一日いないと弁当を作る人が誰もいなくなる。
そんな日が1年に3分の1ほど。
てことでパンとか何かを買いに行っている。
下手に外に出るのは危ないがたまにはいいだろう。



>>天城様、七島様


出来ればゆっくり進んでいって欲しいです!よろしくお願いします。


>>ALL様


お知らせがありますのでサブ記事に来てください。お願いします。

2ヶ月前 No.64

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/保健室→廊下】

椅子に座ったまま、ちょうど無理せず見える位置に掛けられた時計をちらりと見る。時刻は既に2時間目、3時間目と言ったところだろうか。もっとこの人たちと喋っていたいような気もしたが、体調ももう遜色ないし、授業に遅れるのは幸祈としてはあまりよろしくない。いくら体調が悪かったとはいえ、学校に来ていて授業を受けないなんて初めてだ。微妙な罪悪感が心を揺すり、意外と自分は優等生だったんだなぁ、なんて「お菓子のたっぷり入った」スクールバッグを小脇に抱えながら思う。

「いや、やっぱり体調戻ったみたいだし、僕授業戻る。心配してくれてありがとう。またね、鑿くんに紫月さん」

ふわり、とやはり人好きのする笑顔を浮かべ、ひらりと手を振る。いやはや、あの二人は何か人の体調を良くするような能力でも持っているのではなかろうか。先ほどまでの身体の熱っぽさや重さはどこへやら、すっかり軽くなった身体を弾ませながら、上機嫌で廊下へと出る。
取り敢えず職員室に寄って、遅刻届か何かを貰って来なければならなかったような気がする。まさか自分が遅刻をするなんて思いもしなかったため、先生の新学期にしてくれた話は遅刻届やらの辺りから記憶にないのだが、多分クラスの遅刻常連男子が毎回先生に何か紙を渡しているのを見ると、まあきっと何かしらは提出しなければならないものがあるはずだ。
職員室へ続く廊下をスキップしながら進み、途中で前を通った教室の生徒から若干生ぬるい視線を感じたが、心の中でぺこりと会釈をして、スキップを続ける。


>新緑菜々星様、周辺ALL様


【沈黙を肯定ととらせていただきました……!若干キチガイっぽくなっておりますが、疾風様には絡んでいただけると幸いです。屋上組の皆様、一応時刻を2、3時間目辺りとしましたので、追いつくまで少々お待ちください。】

1ヶ月前 No.65

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_MHL


【深緑菜々星/美術準備室→廊下】

なんで、絵の事で嫌な顔をするの、なんで。私には理解できないよ。だって、私には絵しか無いんだもん。無いんだもん…!!!気が付いた時には、ディーゼルを蹴って、折った鉛筆を捨てて、皆には冷静に「暴れないでください」と言われて。何で? 私居ちゃいけなかったの? 何で?どうして? だんだんと分かんなくなってきてしまった。涙があふれてとまらない。まるで壊れたラジオのように。二人っきりで話したかったんならそういえばいいじゃない。もう、嫌になってきてしまった。自分がセンパイらしくないから? 皆に邪険にされるの? 私の何がいけなかったの?もう分かんないよ。

気がついたら、いつも自分が使っているスケッチブックと尖った鉛筆を握りしめ、美術準備室を出ていた。雑巾で髪を拭かれるのも嫌だったし、あの空間に居るな。って言われてる気分だった。そしてダッシュで会談を降り、廊下へ。授業に出よう。少し、頭を落ち着かせよう。じゃないと、この涙は止まらない。そんな気がした。クラスのみんなにもどうしたの? って言われてしまいそうで。ちょっと怖かった。クラスにこのまんま戻るわけにもいかないし、どうしよう。涙の痕を隠すほど。器用じゃないし…。ああ、こういう時に誰か私の気持ちを分かってくれる人はいないものか。そういって首を振って、髪についた絵の具も気にせず、職員室前まで来ていた。普段なら、この場所で遅刻届を書かなければならない。中々利用することの無いシステムだったが、教室に戻らなきゃいけないのかな…。既に時間は、2,3時限目と言ったところだろう。私の絵を書く速度は速い方だが、いざこざがあったから……。

そこでとある人物を見つけた。倉橋幸祈さん。うちの部活の部長。本当の部長だ。さっき見たく見間違えたわけでもなく。でも、部長にこの様子を感ずかれたくはないなあ……。なんて思いながら、こう声を掛けた。


「お疲れ様です、部長。何でこんなところに居るんですか? 」


部室の掃除なら部員がやってましたけど、今日ってそういう日でしたっけ? と涙の痕を隠すように笑って話しかける。嫌な思いをした。とかとは言いたくなくって。きっと全部私が悪いのだろうし……。そう思って笑ながら話しかけるが涙の痕は隠せていない。どう反応を返されるのだろうか。しかも髪に絵の具がついてることから察するに、絵で失敗したとか思われそうで嫌だなあ……。とか思いながら。私は相手の返す言葉を待った。

>>倉橋幸祈様、周辺all様

【沈黙はyesであってます!! どっちから繰り出そうか迷ってましたが、繰り出してくれてありがたかったです!】

1ヶ月前 No.66

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/職員室前廊下】

職員室前にようやくたどり着き、軽くふう、と息をつく。普段から運動はしない。本当にしない。吹奏楽部などと違って美術部は別に腹筋を鍛える必要も肺活量を鍛える必要もないのだ。描き続ける場合、多少体力はいるのかもしれないが……。好きなものこそ上手なれ。少し使い方は違うだろうが、絵を描いている間は体力など気にしたこともない。ただ、走るのとか階段を上るのとか、そういった類のことは苦手を通り越して嫌いなレベルにある。結論として、幸祈は家から学校まで歩いてきて、さらに階段を上って自分の教室に着くことさえきつい。毎日その生活を三年も続けていれば自然と鍛えられるのではないか、否、幸祈の場合はそうはいかなかったのである。何故かと言われてもそれは解らないのだが。
肩を上下させ、息を整える。やっと息が通常通りに戻ってきたころ、背後から聞き覚えのある声がした。

『お疲れ様です、部長。何でこんなところにいるんですか? 部室の掃除なら部員がやってましたけど、今日ってそういう日でしたっけ?』

部長、と呼ばれ反射的に振り向く。良く目立つふわりと緩いウェーブのかかった真っ白な髪に肌、真っ赤に染まった目。やはりそこには同じ美術部の副部長、深緑菜々星が立っていた。

「あれ、深緑さん。あ、えっと、僕はちょっと体調悪かったから保健室に行ってて、遅刻届みたいなの取りに来なきゃと思って……。そういうのあったよね? 深緑さんこそ、どうしたの? 部室の掃除……。僕は聞いてないい。自主的にやってくれてたのか、先生に頼まれたのかだけど……。なんか申し訳ないな」

軽く微笑んで彼女の質問に応える。深緑さんこそ何故ここに、と聞いてみたものの、よく見てみれば、彼女の髪には絵の具が付き、目はつい先ほどまで泣いていたように見えた。それは絵の関係で何かしら彼女を悲しませること、或いは怒らせるようなことがあったと想像させるには容易で、どうしたの、大丈夫? 聞こうとして少し迷う。果たしてここで聞いてもいいものなのだろうか……。あまり首を突っ込まれるのも嫌だろうし、かと言って心配なのが本音だ。眉を寄せ、考え込む。こういうところで他人の気持ちを考えすぎてしまうところが、幸祈の長所でもあり、また短所でもあった。

「……その、何かあった? 僕で良ければ話、聞くよ?」
勿論言いたくなかったらそれでもいいから。遠慮しないで。そう付け足し、彼女を不安げな瞳で見つめる。その碧眼は心なしかいつもよりもほんの少し軽く潤んでいるように見えた。

>深緑菜々星様、周辺ALL様


【それは良かったです……!いやあ、果たして私から投稿していいものかと震えていたところでしたので……(チキン)。良かった。(真顔)】

1ヶ月前 No.67

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_MHL


【深緑菜々星/職員室前廊下】


保健室に行っていたと聞いて、体調がすぐれなかったんだなと察する。私みたく、たまの息抜きでサボるような人ではないと知っているからだ。部室の掃除は聞いて無いという。そこにちょっと驚いた表情を見せる。私も部長もしらない話なんてあるわけがない。副部長である私の耳には嫌って程雑務はよく押し付けられる役割であるからだ。ってことはあそこにいた人たちはサボり……? そう悩んでいるような表情を見せる。そして、気まずそうに彼が大丈夫? と聞いてくるので、本当に部長は優しい人だな、なんて思う。私のせいの可能性が100%に近いのに。私の悪い胸をどう伝えたらいいのだろう、しかし、この場所で言うことは出来ない。だって、職員室前で、しかもこんな話を……。取りえず、誤魔化すように目元を隠して、笑って、こういった。


「大丈夫ですよ、部長。いつもの事ですから。私が、悪いん、です……」


声がだんだんと小さくなる。そして、少しするとうつむいてしまった。あんまり、こんな姿を見られたくないからかもしれない。そして、気になっている一言をこういった。


「ここじゃ、話にくい事なので……。何処か行きますか? 」


そう提案する。

>>倉橋幸祈様、周辺all様

【今回は短いですけど、好きに動かしちゃって大丈夫ですよ!!!】

1ヶ月前 No.68

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

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1ヶ月前 No.69

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_MHL


【深緑菜々星/職員室廊下前→美術室】

私は大きく深呼吸をして、はっきりとこういった。

「何かあっても、私が責任を取ればいいだけの話です。一応、私美化委員の副委員長でもあるんですから、誤魔化しは効きますし……。美術室なら。お掃除で。って名目付きますし、行きましょうか」

そう言って笑う。また醜態を見せるはめになったって構わない。私が恥ずかしい分にはどうにでもなる。それにこの手に持っているスケッチブックと尖った鉛筆を戻したかった。そうじゃないとクラスにも戻れないし、何よりも、あんまり今は絵について考えたくなかった。絵だけしか特徴が無い私にとって、あんまりにもそれは消極的な行動であることに間違いはない。

「部長が行きやすいって言ったら美術部だと思うんで……。気にしないでください。私の事なんて。」

そういって歩き出す。絵の具のついた髪は乾いてかかぴかぴになっていた。だが、雑巾で拭われるなんて嫌だったし、あの二人組がいても構わない。だって、私が悪いわけじゃ無いもん。そう割り切るしかない。絵に関しては間違いなく最高の物を提示したし、それに不躾な言葉をぶつけてきたのは向こうの方だ。私は悪くない。ただ、少し才とタイミングが悪かっただけ。それだけの事。

風が冷たく吹いてくる。あまり、暖かいとは言えない風だ。ちょっと寒いな。なんて思いながらスカートのすそを揺らし歩く。あんまりのしのしとは歩かないが、それなりに歩幅はある。てくてくと部長を置いていきながら進んでいき。美術室のドアの前でぴたりと止まる。ここから先はあまり自分にとっては行きたくない場所だ。飛び出てった。その場所に入る。

少し嫌だったが、気持ちよりも部長の事を優先してドアを開ける。そこには、誰かがいる気配はない。そして窓を開けた痕跡があることからさっきまで人がいたことが分かる。もういなくなったのかな? なんて思いながら、その場所に入った

>>倉橋幸祈様

【遅れてごめんなさい!! シンプルイズベストにしました!!!】

1ヶ月前 No.70

優結 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/職員室前廊下→美術室】

『何かあっても、私が責任を取ればいいだけの話です。一応、私美化委員の副委員長でもあるんですから、誤魔化しは効きますし……。美術室なら。お掃除で。って名目付きますし、行きましょうか』
『部長が行きやすいって言ったら美術部だと思うんで……。気にしないでください。私の事なんて。』

「あ、うん、ありがとう。じゃあ行こうか。……でも、私なんか、なんて言っちゃ駄目だよ。深緑さんは、だって」

そこまで言いかけて、ぐっと唇を結ぶ。『だって深緑さんはすごい人だから』、本当はそう言いたかった。言いたかったけれど、目を逸らし、俯いてしまう。まるで自分に大丈夫だと言い聞かせているかのように深呼吸をし、笑顔を見せる彼女。その顔は無理をしているんだろうなと思わせるには十分なくらい引きつっていて、何より哀しそうだった。そんな彼女に『すごい人』なんて能天気な、ふわふわとした実体のないことを言っても、勿論幸祈にとっては本気だが、菜々星からしてみれば安っぽいお世辞に聞こえるだけじゃないだろうか。そんなことを思って。
冷たい風が幸祈達をなでる。ずんずんと前に進んでいく菜々星を確認して少しずつ歩を進めながら、ちらりと窓の外を見やった。もう冬もすぐそこだろうか。けれど、絶対に春はやって来るのだ。人生においても同じだとか、そんな哲学じみた慰めを言うつもりもないけれど、それでも希望を持たずにはいられない。今の苦しみが必ず報われる時が来るのだと、信じられずにはいられない。だってそうじゃないと、頑張ることなんてできない。無償で頑張れるほど自分たちは良く出来ていないのだ。

「……だから僕たちにも、深緑さんにも、いつかは報いがありますよね?」

誰に言うでもなく小声でそう呟き、ふわりと笑う。菜々星に何があったのかはわからないが、それだってきっと何かに繋がっている、そう信じ込むしかない。そんなのはただの自己満足だといえばそれまでだが、それが報われるのが、いつか分からないだけの話。だから皆辛いのだ。いつ成果が出るか分からないから。それまではどうしても無償で頑張らなくちゃならないから。

彼女がドアを開けているのを見て、「あ、あり」とまで言ってから周囲が授業中であったことを思い出し、出来るだけ足音を立てないように小走りになる。例のごとく十数メートル走って息を切らしながら、絶え絶えに「あ、りがと、ね」と無理やり笑顔を見せ、美術室に入った。
窓は開いていて、やはりさっきまで九条くんたちがいたんだと思う。うん、今度からはちゃんと先生に聞こう、と再確認し、きょろきょろと辺りを見回す。窓際の前から二番目の席の椅子を引き、「ここでいい?」と尋ね、自分は窓際の一番前の机の上に腰掛けた。

「あ、そういえば髪も洗う? 水道なんかじゃ嫌かな」

女子の髪に対する思いはよく分からない。風が直に当たる。ふわりふわりと銀色の髪を軽く揺らしながらとりあえずその話を振り、彼女が話し出すのを待つことにした。

>深緑菜々星様



【わあわあわあわあすみませんすみません……!今ですね、画面の前でばったばったと両手と頭を床に何度も打ちつけながら土下座しております、お久しぶりです優結でございます。リアルが忙しくなってしまって、レス遅れてしまい本当申し訳ないです……! これからもこんなペースになるような気がします(ならないように気をつけます)が、今後とも絡んでくださると嬉しいです。中盤自分でも言ってることの意味が分かりませんが幸祈くんのポエムだと思って聞き流してください。(真顔)】

1ヶ月前 No.71

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_MHL



【深緑菜々星/美術室】


ここは、さっきまで人のいた痕跡があるが、音がしない。きっと帰ってしまったのだろう。私はそう感じた。そして、いつものごとくディーゼルを持ってきて、新品のキャンパスを持ってくる。絵の具は部活の物だ。自分の物を一回持ってきたときに怒られてしまった。顧問の先生に。だから嫌でも部の物を使用しているといった感じだ。自分専用の機材を持ってないわけがない菜々星だが、そんなこと今はどうでもよかった。また冷たい風が吹いて、私の髪をさらりと撫でる。その風で私が何をしたかを思い出す。……人に嫌な気持ちをさせたのはまがいもない自分だというのに。どうしてだろう。ちょっと、私が悪いとは思わなかったのだ。絵に関しては私は間違えてない。そう、そういうことだ。そう自信を持たなきゃ……。そういって、ディーゼルとかを持ってきて、よいこらっしょ。っと持ち上げる。絵の具を持ってきて、外の景色を描こうと思っている。部長にはあんまり迷惑をかけないようにしないとね。

部長が何か言いたげに言葉を切った。きっと私の事を罷免する内容なんだろう。きっと、気を使ってくれているのだろう。私はそう思う。でも、あんまり安い同情は要らないし、私はあんまり同情されることは好まない。私はそんなに細かいことは気にしないようにしている。自分にセンパイらしさがきっとないからこうなってしまうんだ。そう思っている。あんまり、部長の言いたいことは分からなかったが、だって、の後が気になってしまって。ちょっと意地悪げに微笑んだ後、こういってみた


「部長。言いたいことあったらいってもいいんですよ? 」


そういってはかなげにほほ笑む。そういって水道の話に触れたのでこう返した。


「洗ってもらえるなら……」


そういって自身の髪を差し出した

>>倉橋幸祈

【後半内容薄くって御免なさい! 好きに菜々星を動かしちゃってください!!!】

1ヶ月前 No.72

自由 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★MA1k2bzgkp_zir

【倉橋幸祈/美術室】

『部長。言いたいことあったらいってもいいんですよ?』
「……いや、なんでもない。」

微笑む菜々星の顔に、心なしか影が差している。いや、きっと気のせいではないのだろうが。窓からさす日の光がその影を一層濃くしていた。何か言いたいことがあるのか、と尋ねる彼女に誤魔化すようで若干の罪悪感も感じながら少し黙り、結局ゆるりと首を横に振るとなんでもない、と返す。

『洗ってもらえるなら……』
「え、いいの?」

確か彼女はアルビノだったはずだ。自分も大概色素が薄い方だが、彼女の比ではない。髪質も弱いのではないだろうかと不安になり、一応確認をとってしまう。けれど彼女が良いと言っているのだから良いのだろう、と自分に言い聞かせ、じゃあごめんね、と彼女の絵の具を混ぜて作った色をスケッチブックに試し塗りしたかのような髪を水道水で濡らす。意外にもそれはすぐに取れて、安心した。ハンカチ、これ使ってないから、と前置きしてから彼女の真っ白な髪を軽く拭く。

美術室に入るなり外の風景を描き始めようとする彼女にやはり深緑さんらしいな、と思わず笑みを少々零しながら、ちょうど彼女の作品が背中越しに見える斜め後ろに回る。何度か瞬きをすると、適当に何か描こうかなと室内をぐるり、と見渡す。イメージが溢れる、溢れる。全部欲しいけれど、全部を求めれば片っ端からこぼれてしまう。だから、たかが10数年の感覚からそれらの中から本当に書きたいものを掴む。今の菜々星のようにキャンバスは使わない。どちらかというと幸祈は、スケッチブックに思いついたことを思いつくままに一気に描いていくタイプだった。その中で特に気に入ったものがあれば、それはそれで躊躇なくキャンバスに描かれてゆくのだが。静まり返った美術室に声の大きい現代文教師の声が遠くから微かに聞こえ、あとは鉛筆を走らせる音だけが響く。色々聞きたいことはあるが、彼女の気が向いた時で良いだろう。今はこうして、ゆったりと静かな気分で絵を描いているのが彼女にとってもいいことだと思った。

>>深緑菜々星様

26日前 No.73

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Noa

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22日前 No.74

自由 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/美術室】

「……え」

一瞬かけられた声が自分に向けられたものだとわからずに、小さく声を漏らす。そしてこの部屋にいるのは菜々星と自分だけだと思い出し、「ああ、うん」と柔らかに微笑んだ。

「ええと、とりあえず見えるものを描いてるだけだよ。……うーん、なんて言ったら良いんだろう」

美術室に置かれた机、キャンパス、誰かが忘れていった白の絵の具、常に置いてある予備の鉛筆、そして絵を描く白髪の少女の姿。無秩序に散らばった部分部分。色も塗られていなければ、あたりがまだ残ったままで下書きというよりはラフに近いのではないかと思わせるほどに、それらは美しいと呼ぶにはデタラメすぎて、きちん、きちんと整った菜々星の絵とは真逆と言っても良いものだった。そこにあるものを、そのまま、描いただけ。
菜々星の絵は綺麗だ。それはこの3年間、美術部に入ったときからずっと思ってきた。しかし、そういう絵を描こうとは思わない。何故だろう。
多分、窮屈なのだ。彼女のようにきちんとしている絵は美しい。美しいけれど、それは繊細で、落とせばすぐ壊れてしまうガラス玉のような儚さがあって、多分それは自分には合わない。勿論きちんとした絵も好きだが、いつ落としてしまうかとびくびくしながら絵を描くことは、できるだけしたくない。

「……もうそんな時間なんだ。何か食べるものある?」

結局午前中は全部さぼることになっちゃったなあと苦笑しながら、たまには意外と楽しいこの時間を過ごそうと思って、どうせなら何か一緒に食べたいななど思いながらそう尋ねた。スクールバッグを覗けば、そこには大量のお菓子が入っているのだが。

>>深緑菜々星様


【やっとお昼です、屋上組の皆様、本当にお待たせして申し訳ないです、宜しければどうぞ……!】

15日前 No.75

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Noa

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12日前 No.76

自由 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/美術室】

『はえ……? 部長らしいですね。』
「え、そうなのかなあ」

菜々星に目をやり、スケッチブックに他人から見る自分ってよく分からない。部長らしいと言われながら、これが自分なのかと妙に納得してしまい、そんな自分に苦笑する。ふわり、木炭の良い香りが鼻をくすぐり、隣を見上げればそこには菜々星の姿があって、どく、と胸が音を立てた。顔が熱くなるのが分かるが、誤魔化すように席を立ち、顔を下に向けてスケッチブックを閉じる。

『私、お弁当教室にあるので取ってきますね。部長も食べますか? 私特製のサンドイッチ』
そう言って教室へと戻る彼女に「え、いいの? う、あ、いってらしゃ、らっしゃい」と若干噛みつつも無理やり言葉をなんとか発し、菜々星が廊下の向こうへ消えたことを確認してから「ふうううう」と息を吐き、腕を机の上に伸ばして頭を突っ伏した。
「な、なにこれ」
胸に手を当てると、未だに速くなった鼓動が収まっていないのが分かる。深呼吸をしながら立ち上がると、彼女の描いた几帳面な絵を、少し迷ってから片付けることにした。出すのにも大して時間はかからないだろうし、これからお昼ご飯を食べるのなら大きなキャンバスは邪魔になってしまうだろうから。それでも彼女の絵を目の届くところに置いておきたくて、迷った末に教室の黒板の横──教壇がなくなって少し低くなったところと言えばいいだろうか、教室の端に絵を寄せ、先ほどと同じ席に座る。スクールバッグから青い風呂敷に入ったお弁当箱を取り出すと、教室へと戻った彼女を待つことにした。サボっていたことがバレたりはしていないだろうか、まだ大して時間は経っていないのにそんなことを思い、黒板の上に掛けられた時計をちらりちらりと見てしまう。

>深緑菜々星様


【恋の予感ですわよ疾風様!!←
ちょっと片想いさせておくので、菜々星ちゃん気付くなり気付かないなり、菜々星ちゃんも意識するなり友達として仲良くなったなーと思うなり色々お願いします!】
>疾風様

8日前 No.77

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_Noa


【深緑菜々星/美術室】


ドアを閉めた途端、座り込む。あんまり、待たせたくはないのに。どうしてもこの気持ちに嘘は付けないんだ。好き。絵以外で感じた、初めての気持ち。ちょっと恥ずかしくなってちょっと走って、お弁当を取りに行く。時間が立つのが早い気がする。何でだろう。部長と居ると、とても楽しいんだ。絵を書く以外で、こんな気持ちになったことは無かった。だから、ちょこっと戸惑って。でも、どうしようもなくって。

クラスに入ると声を掛けられた。頬が赤いよ、って。恥ずかしさがまだ残っていたらしい。もう、恥ずかしいな。御飯何処で食べるの? と馴染みのクラスメイトに聞かれるとこう答えた。私、今日は部長と御飯食べる約束してるの。って。したらラブラブ? なんて言ってくるもんだからちょっと拗ねた様子で廊下を足早に歩いた。

美術室の前。そっと深呼吸をして、扉を開ける。部長が絵を片付けてくれていたらしい。本当に優しい部長だなあ。なんて思いながら、こう声を掛けて、椅子の上に座った。

「部長。御飯にしましょ? 」


そういってほほ笑む彼女の瞳にはちょっとした恋心が含まれていた。


>>倉橋幸祈様

【恋を進展させてみましたわよ!←
どうかなあ。】

3日前 No.78

自由 @nanamaru☆43ke11mKtUk ★iPhone=dgcL1EDLvj

【倉橋幸祈/美術室】

何度時計を見ただろう、彼女が戻ってきたのは冷静に考えてみればたった10分あるかないかで、でもそれは幸祈の苦手な数学の授業よりずっと長かった。

『部長、ご飯にしましょ?』
「そうだね、ええと……ここ、座る? どうしようか、どこで食べるのが一番話しやすいかな」

彼女の視線に多少含まれた好意には勿論気付くことなく、何事もなかったかのように一生懸命振る舞う。多分いつも通りの態度には振舞えているだろう。さっきの変な鼓動はなんだったのだろう、自分の気持ちにさえ彼は鈍感らしい。
自分が座っている席の隣と後ろを同時にトントンと叩き、どちらがいいかと尋ねる。後ろなら自分が振り向いて食べればいいし、横なら普通にお互い横を向けばいい話だ。
幸祈は、基本的に昼食はいつも一人でとる。たまに誘われることもあったし、別に断る理由もなければ変に断って傷付けるようなことになってしまえば申し訳ないので基本的に誘いは受けてはいた。しかし、突然スケッチブックを広げ始めたり、ぼうっと考え事に耽ったり、そんな絵のことになると自由すぎる性格が知らず知らずに出てしまっていたらしく、三年生となった今では誰にも誘われない。所謂ぼっちというやつだ。幸祈自体には人望はあるしクラスで決め事をするときにはまとめ役になることが多いが、普段の生活としては一人でいることが多いし、その方が楽だった。突然絵を描き始めるとか本当意味が分からないごめんなさい、なんて自分でも反省しつつ。

>深緑菜々星様


【短いすみません!
いいですねいいですね、幸祈もうほんと鈍感なんだから……←】

2日前 No.79
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