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マジカル・リベレーターズ【まほシリーズリスペクト】

 ( オリジナルなりきり )
- アクセス(413) - ●メイン記事(19) / サブ記事 (26) - いいね!(5)

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

20XX年、とある町――――

人々が逃げ惑う、おびただしいほどの瓦礫が転がっている。
この町は発展していたであろうが、今は見る影もない。

「……この星は我ら魔王軍が頂く!!」
町を襲う異形の化け物。
奴隷として使うためか、人々を攫って言っているようだ。

そして一人の男が今、襲われていた。

「意地の悪いヤツだ……おとなしく奴隷になれ!!」
「くっ……」

魔王軍の毒牙にかかろうとしていたそのとき――――

「待ちなさい!!」
「ん?」

「あなたたちを許すわけにはいきません! 私たちが相手します!」
「『魔王軍』……私と遊びましょう?」

突然現れた特徴的な格好をしたものたち。
『魔戦士』それは地球の意思に選ばれた正義の戦士たちのことである!

しかしそれはもう、『昔の話』――――――

「うっ……」
「近寄るな化け物! てめぇなんざにこいつをやれるか!」
魔戦士の一人が突き飛ばされた。

魔王軍は魔戦士たちに倒されたがその傷跡は癒えていなかった。
人間はわずかな食料のために争うようになっていた。
それで心がすさんだのか、魔戦士の力を恐れた人間たちが魔戦士を迫害するようになっていた。

「…………」
先ほど突き飛ばされた魔戦士が違うところを見る。
すると今度は一杯の水を取り合っている現場だった。

「……なんて愚かなの、人間は」
魔戦士は独り言をつぶやきながら、ゆっくりと立ち上がる

「あ? なんか言ったk……!?」
一人の男が魔戦士から膨大な黒いオーラが出ているのを見て、酷く驚いた。
魔戦士が『黒魔』になった瞬間である。

「……ふんっ!」
「ぐああーっ!!」
『黒魔』は右手をかざすと、黒いレーザーを放ち、あたり一面を吹き飛ばしてしまった。
そして『黒魔』は同志を集め、『女帝』になった。

『女帝』は魔戦士の国「ブラックエンパイア」を建国し、全世界に宣戦布告。
そして敵対する魔戦士を退け、世界を制圧していった。

しかし、希望は残っていた――――
敗れ去った魔戦士たちはあきらめていなかった、そして新たなる魔戦士が誕生しようとしていた!

【興味がある人はサブにどうぞ!】

メモ2017/04/18 20:16 : lzh☆PvKD6UICUoMc @lllllzh★TuwsMa7hHI_Zyp

現在状況

レジスタンス:魔法石工場で魔法石採取および拉致された人間の救出

ブラックエンパイア:↑を迎撃する

切替: メイン記事(19) サブ記事 (26) ページ: 1


 
 

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【サブ解禁、してまっせ!】

12日前 No.1

削除済み @lllllzh ★TuwsMa7hHI_Zyp

【記事主より削除】 ( 2017/04/16 21:51 )

8日前 No.2

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【霧島あすか、青原和海/魔法石工場周辺(夜)】

「えっと、場所は……」
私『霧島あすか』はあいつらに負けた。
だけどあきらめずに戦っている、世界を解放するために。
ところで、私はここで魔法石の人体実験が行われているという情報をキャッチした。

辺りはすっかり暗くなっていた。
私は周辺を見渡しながら、怪しいものを探す。
すると、地面に刺さっている地球から力を吸い取っているであろう装置や、魔法人形ともいうべき敵兵が巡回しているのを見つけた。
監視のためか、明かりも結構多い。

(今……助けるからね)
私はそう身構え、突入しようとしたその時だった――

――返しなさい!!

――あんまり調子に乗るなよクソアマ!

「……ん?」
喧騒が聞こえた。
見ると、茶色いロングヘアーの子があいつらに拉致された人の行列に飛びかかって、兵士と戦っている。
力の差は歴然で、すぐふっ飛ばされてしまっているが、それでも逃げずに飛びかかっていた。

「……まったく、世話のかかる女だ。まぁいい、こいつらと一緒にモルモットにしてやる」

――――敵がそう言っているのを聞いた私はすぐに、構えを取った。

>all


【メイン開始です! どうぞ〜】

8日前 No.3

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Xgx

【 靫葛団扇 / 海辺の砂浜 】

 靫葛団扇は、魔戦士になりたくてなったわけではない。気付いたら魔戦士になっていた。けれどこの役目の辞め方なんて分からないし、なってしまった以上はこちらを敵と見なし襲いかかってくるブラックエンパイアちと戦わなければ生き残られない。大義や正義があるからではなく。もちろんブラックエンパイアの連中のように何かに対する激しい感情があるでもなく。ただ必要に迫られてやっているだけだ。だからといって、魔戦士という役職に辞められる手段が見つかれば辞めたいほどの冷淡な想いを抱いているわけでもない。普通の人間だった頃に比べてブラックエンパイアの面々に捕まらないよう行動するのが随分と楽になったし、いざ自分たちがブラックエンパイアを滅ぼしかつての彼女たちのように人間に迫害されるようになったとしても、自分は他人に勝手な期待などしないので怒りを爆発させて黒魔にもならないだろう。迫害されて怒りを抱くのは、心のどこかで他人に対する承認欲求を持っているから。それさえ最初から放棄してしまえば、靫葛団扇は決して黒魔にはならない。

「まあ、残念ながらこの気質が魔戦士絆パワー的なあれやこれやの成長を妨げる要因にもなってるんだけどね」

 綺麗なグラデーションが入ったガラス製の爪やすりで自分の爪の形を整えながら、誰もいない真っ暗な海に向かって独り言をこぼす。平和だった頃の世界なら夜の海に遊びに来ようというもの好きもいるにはいたかもしれないが、その殆どをブラックエンパイアによって支配された今の世界では、夜どころか昼でも海に来ようとする人間なんてほぼ絶滅している。だって物凄く見晴らしが良いのだ。うっかりブラックエンパイアの手先と遭遇してしまっても隠れる場所さえ無いから、よほど逃げ足に自信があるか、あるいは自分のような戦う手段を持った魔戦士でもない限りこういった場所に来ようとはしない。そのおかげか、砂浜にはゴミ一つ落ちておらず清潔だ。
 金属製のシャイナーで爪の表面を軽く磨き艶を出し、小振りな瓶の中に色とりどりの花たちが入った華やかなネイルオイルを保護のためにうっすらと爪に塗布してゆく。ブラックエンパイアは広い国だから、ブラックポリスからかなり離れた位置にある端っこの端っこみたいな場所だと案外黒魔たちの監視の目も薄い。爪やすりやシャイナーは元から持っていたものだが、このネイルオイルはそのブラックエンパイアの端っこの店からこっそり拝借してきたものだ。瞬間移動の固有魔法はこういう時に便利極まりない。戦闘では火力不足で決め手に欠けるが、回避と逃走においてはかなり有用な魔法だ。他人からもそう言われるし、自分でもそう思っている。
 全ての爪にネイルオイルを塗り終えた後、ほのかに指先から香るジャスミンとバニラに満足してケア用の道具をレジャーシートの上に置いたポーチに仕舞い込む。今日はケアだけにして、本格的なネイルアートを施すのは明日にしよう。道具は既に入手済み。北欧風ネイルに刺繍ネイルに桜ネイル、白雪姫ネイルに和柄ネイルに不思議の国のアリスネイル、ステンドグラス風ネイルにパールネイルにフルーツネイルに……試したいネイルアートがたくさんあって困ってしまう。この前は涼しげにウォーターフールネイルで決めたから、今度は暖色系で押し花ネイルなんて良いかもしれない。
 世界が荒廃しているからといって、それは己の趣味を我慢しなければならない理由にはならない、というのが団扇の意見だ。ゆえに団扇は今日も爪を労わる。それが自分の好きなことだからだ。

>ALL様

【メイン解禁おめでとうございます】

8日前 No.4

伊武崎 @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【下鴨六ツ美/慰霊碑】

此処はブラックエンパイアが拠点とするブラックポリスとそれに対抗すべく立ち上がった魔戦士達によるレジスタンスの拠点の境である。
ブラックエンパイアによって無人街となった。この街で一人の少女が作ったのだろうかこの街で亡くなった者達が眠っている。
幾つもの花々とその慰霊碑の前で手を合わせしゃがみ込み目を瞑り黙祷していた

「………。」

私「下鴨六ツ美」はあの日、愛する夫の死によって、黒魔となり、夫を死に追いやった奴等も同じ末路辿らせてしまった。
    ・・・・
他ならぬ私の手で――

本当は黒魔になるつもりなんて無かった、けどどうしようもない哀しみや憎しみ、怒りを抑え切れず衝動的にあの事態を生み出してしまった。
後になって思い返しても、酷い仕打ちを受けたとしてあんな事許されていい筈がない。

私がが犯した罪は重い
それは私が死んで償って消えはしない、だから…私が命を奪って行った奴等の分まで生き続ける、そして私みたいな奴を生み出させる訳には行くものか。
それが理由で、私は元・魔戦士達だった者達がブラックエンパイアの創始者であり、首領であるエンプレスの私達を迫害した人間を滅ぼし、争いのない世界を作ろうと理念の元に所属した訳だが…黒魔全員がその理念に賛同したかと言えばそうじゃない。
中には人間を殺す事や魔戦士と戦う事をゲーム感覚で楽しむ為に入った者が居たりする訳だが、

最もその中で異質なのは私じゃないだろうか入った目的も矛盾している。
けれども、入るしかなかったんだ。黒魔である私が理念を果たす為には――

「さて行くか――ってもう夜か」

そう言うと少女は立ち上り、慰霊碑を見つめる。気が付けば辺りは暗く日が沈んでいた。
そうして慰霊碑に背を向けて静かに足を進め、

慰霊碑から暫く離れた先で立止まってふいに左手を強く握りしめ、薬指に着けている結婚指輪の上段に着けている魔法石の指輪に
意識を集中させ念じれば

突如、魔法石と同じ形のエネルギー弾が自らを包み込めば…やがてその場に
金属棒の先に青い宝石とその反対側には竹製の房が付いた箒を手に持った白い古式の魔女の衣装に身に包んだ
先程の少女と似た顔立ちの黒魔が現れると、
その黒魔は箒をしっかりと握りしめ、片足を通して跨り腰を掛けると地面から足を離しふわりと浮上しそのままある一定の高さまで上昇しつつ
速度を増して何処かへと一直線に飛んで行った。

その場所は仲間の黒魔が魔法石の人体実験を行っている工場であり
丁度、魔戦士の一人が人間達を奪還すべく戦闘に入っていると情報が入り、
六ツ美はその場へ向かっていた。


》ALL様

【取り敢えず六ツ美は魔法石工場に向けて進行していると事でよろしくお願いします!】

7日前 No.5

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【霧島あすか、青原和海/魔法石工場周辺(夜)】

「うおおっ!」
敵が私めがけて思い切り殴りかかってきた。

「はっ!」
私はすかさず魔法石を取り出し、念じる。すると魔法石と同じ形のエネルギー弾が射出され、敵を吹き飛ばす。
そのままあの女の子を助けつつエネルギー弾に入り、魔戦士への変身を完了させた。

「ここは危険です! 下がってください!」
「嫌よ! お母さんを助けたいの!」
「それは私に任せて……」
「一人であれをやるっての!?」

私は安全なところに行かせようとしたが、相手は聞く耳を持たない。
どうすればいいか悩んでいると相手が起き上がり、私にまた殴りかかってきた。

「はっ! はっ! てやっ!」
私はその敵の攻撃を受け止めたあと数発殴り、空気で思い切り吹き飛ばした。
相手は魔法人形だったようで、バラバラに砕けた。

「今のうちに、逃げて!」
私はさらわれていた人たちを逃がすと、門に真正面から入っていった。
すると背後に気配を感じた。

「なについて来てるんですか……」
「助けたいからに決まってるでしょ……」
相手はあの女の子だった。やっぱり退く気はないらしい。

「……ん?」
工場の中に入ろうとしたその時、私は上空から妙な気配を感じた

>下鴨六ツ美および周辺all

7日前 No.6

伊武崎 @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【下鴨六ツ美/魔法石工場周辺(夜)】

仲間を救援しに慰霊碑から魔法石工場へ向けてひとっ飛びして
工場にたどり着いた私の目に光景が飛んで来る

――はっ! はっ! てやっ!
(お?魔戦士発見!……しかっし派手に壊しちゃってまぁ…)

目の前に移った景色それは…赤髪とピンク髪の二人の魔法少女…
片方は仲間内の情報を得ているから知っているとして…もう一人は新手か?
そしてその傍にはついさっき魔戦士に倒された魔法人形がバラバラに砕け散っていた。
そんな様子に私は楽観的に傍観していた。気付かれないように息を潜ませながら……

――今のうちに、逃げて!
酒屋の兄さん「ありとうよ!魔戦士の姉ちゃん!」
娘「ありがとうお姉ちゃん!」
母親父親「ホラ早く……すみません。助けて頂き…このお礼はいつか…」
商店組合達「オイ、なにちんたらやってんだよ!後が閊えてんだ。とっとと出てくれや!黒魔に見つかったら、また捕まっちまうじゃねぇか」

(…………。)
そうしてピンク髪の魔戦士が人形を壊した後に私達によって人体実験に捕らわれていた人間達に呼び掛け外に解放する。
掛け声に続いて捕らわれてた人間達がゾロゾロとやや駆け足気味に工場が去って行く
その様子を私は無言でチラッと人間達の方だけ見ると、私は人間達を捕らえには行かなかった。

それは私自身、人間達は私達を迫害した…けど必ずしも全員が迫害していた訳じゃない、
後は捕まっていた連中の中に親子や恋人達が居たからだ。私は過去に夫を亡くしてるから、あいつ等にも私と同じ目に遭ってほしくないからと
理由で見過ごした。

――なについて来てるんですか……
――助けたいからに決まってるでしょ……

一方でピンク髪の魔戦士の背後に連なるように赤髪の魔戦士が付いて行き
何やら二人は揉めているように見えたが、私は人間達が無事逃げ切ったか確認の為にもう一度ちらりと目配せすると
そろそろあいつ等の相手をしてやるかと再び工場の中へと入ろうとする二人の方を見て

――……ん?

「あ―あ、人形をこんなにもしてくれちゃって、アレ一体作るのにどれだけ魔力を必要するかわかってんのかよ――
「…まっそんな事は置いとくとして……。要件は一つお前等の魔法石は頂かせてもらうぜ!」

「ホーリーバインド!!!!」

向こうも私の存在に気付いた事を察知しつつ、私は人形の下りを冗談交じりに口にしながら開幕早々啖呵を切り勝負に持ち込んだ。
私が発動させた魔法…ホーリバインド、私の固有魔法の一つで、その魔法は
箒の房部分を無数の伸縮する光の帯の変え相手を拘束させる技、ただし拘束のダメージは入るが、殺傷できる程締め付けられない
とは言っても元から殺そうだなんて思ってないしな。

そうして魔法名を口にした直後、無数の光の帯となった房が二人の魔戦士を拘束する為、迫って行った。

》霧島あすか、青原和海、周辺ALL

6日前 No.7

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【霧島あすか、青原和海/魔法石工場周辺(夜)】

「!」
私は光の帯に気づきすぐに狙撃銃を取り出して構えて撃ち落とし、
その反動を利用して後退しつつ工場の中に入った。

「ん?」
そこでふと見るとあの子が縛り付けられている。

「あなたにあげる魔法石は、ありません!」
そこで敵に啖呵を切りつつ先ほどの狙撃銃を使ってあの子を拘束している光の帯を壊し、助けた。

「だから言ったのに……生身で挑むのは、無理がありすぎます!」
「そ、それでもやりたいのよ! これはね……」
あの子はそう言うとなんのあてもなく奥へと走り進んでいった

「お母さーん! みんなー! どこー!?」
あの子が必死で叫ぶ。

「はぁ……」
軽くため息をついた私。
これは間違いなくここを狙われるパターン。

>下鴨六ツ美および周辺all

【キャロライナ/魔法石工場周辺(夜・別室)】

「ぎゃあああああああ!!」
「やめてくれええええ!!」
ホルダーをつけさせられた二人の男が魔法石を入れられ、もだえ苦しんでいる。
片方は小さくさせられ、もう片方は超音波で苦しんでいる

「……どうだったかしら?」
金髪ロングの女がガラス越しに何かを見ている。
どうやらこれは人体実験の様子のようだ。

「これは……ですね」
「なるほどねぇ……」
部下と思われる鳥の怪物が金髪の女に魔法石の効果を教えた。
金髪の女はさしてうれしい素振りを見せなかった。

『ビーッ! ビーッ! ビーッ! ビーッ!』
そこに警報が鳴る。
侵入者がいる事を伝えているようだ。

「……見るか」
鳥の怪物がおもむろに装置を操作し、映像を見る。
見ると敵対魔戦士が一人にただの人間が一人。

「どうやらこっちのやつと交戦中のようだな、少し様子を見るとしよう」

>all

5日前 No.8

春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【エリカ・ルシファー・アイアリス/海辺の砂浜】

「今日もだーれもいないのね。つまらないわ」

レジスタンスとブラックエンパイアが争うこの時代。そんな時代にこの少女はおしゃまに着飾り、ヒラヒラの日傘を差して、林の中を探索していた。

無論、野生の小動物と戯れるためでも、囀る小鳥の声を聴くためではない。ブラックエンパイア及び、レジスタンスの人間が潜伏していないか、はたまた迷い込んでいないか散歩がてら探しに来たのだ。

彼女は、ブラックエンパイアの成立とほぼ時を同じくして立ち上がった第三勢力、『七罪王軍(セブンス・シン)』の指導者、エリカ・ルシファー・アイアリス。目的は、人類の殲滅、世界の崩壊。現在はブラックエンパイア、レジスタンスには及ばない程度の戦力しか集まっていないが士気は高く、烈火の如き戦いを繰り広げて二勢力の作戦を妨害している。ここまで戦火が拡大したのは半分くらい彼女のせいなのかもしれない。

「エンプレスなんて名乗っちゃって。可愛い」

直属の手下から送られてきた情報に目を通し、クスクスと、小馬鹿にするように随分前のことに感じる昔の戦友を嘲笑う。

「海まで来ちゃった。ここは前線とはあんまり関係ない場所ねぇ……あら?」

人影。だが、彼女は隠れることなどしない。内在する絶対的な自信とプライドはそんな事をさせないのだ。そして、こんな時勢に海を眺めにくる人間に対して興味が湧いた。

不用心に、それでいて一切の隙を作らず、堂々と、されど油断せず人影へ近づいていく。

「こんにちは、貴方は海を眺めに来たの?………あら?」

人影の正体……彼女の正面へと周り、傘を畳んでスカートの裾を少しだけ摘み挨拶。だが、ふと、1点に視線が集まる。

「綺麗な爪ね。好きなの?」

ブラックエンパイアだろうがレジスタンスだろうが関係はない。ただ、興味を満たして、抵抗があるなら始末し、何も無いなら放置しておく。そんなスタンスで話しかけたのだ。

≫団扇

【からまさせていただきます!】

5日前 No.9

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Xgx

【 靫葛団扇 / 海辺の砂浜 】

 凪いだ海を眺めながら、立体的に波を表現した3Dネイルアートなんてのも良いかもしれないなと考えていれば、先程までは感じなかった気配がこちらに近付いてくるのを察知。まだ遠いが、この感じだと確実に残り数十秒で相手の視界に自分の姿が入るだろう。そしてかち合う前から分かる、己を強者と認識する者特有の堂々とした雰囲気。その在り方に間違いなく相手はただの人間ではないと直感するも、だからといって慌てて変身したり逃げ出そうとするような素振りは見せない。戦闘が始まれば真面目になる団扇だが、逆に言うと戦闘が始まるまでは少しも真面目ではないのだ。敵が近づいてきたから臨戦体勢にならなければならない、なんてのは真面目な奴の発想だ。相手から攻撃してこない限り、団扇にとっては戦闘開始と見做されない。

「こんにちは、貴方は海を眺めに来たの? ………あら? 綺麗な爪ね。好きなの?」

 感じた気配の持ち主が後方から正面へと回り込んでくる。カジュアルロリィタを好む団扇が思うのもアレだが、ツインドリルにゴスロリとは中々の出で立ちだ。気に入らないとかそういうわけではなく、例えるならいきなりスラム街にベルサイユ宮殿にいそうなドレス姿の貴婦人が迷い込んできたような違和感。それを言うなら団扇とてスラム街に着飾った良家のご令嬢が迷い込んで来たような違和感はあるのだが、目の前の少女と荒廃した世界とのギャップに比べれば、自分と荒廃した世界とのギャップはまだまだマシなほうだろう。どんぐりの丈比べだろうなんて野次は聞こえない。

「こんにちは。うん、海を眺めるのも爪も好きだぜ。……自分のをいじるのも好きだけど、他人のをいじるのも好きなんだよね。ゴシックロリィタのお姉様、その衣装に合う華やかなネイルアートに興味はおありで?」

 両手の指にネイルケア用品やネイルアートグッズを挟んで持ち、ニッとチェシャ猫のような笑みを浮かべる。敵だろうが何だろうが、戦闘が始まらなければ目の前にいるのはただのゴシックロリィタと紫髪ツインドリルが似合うお嬢系美少女。つまりネイルアートを施すには格好の獲物。
 コルセットネイルにしようかなー、十字架の模様とか入れようかなー、爪に蝶々でも飛ばそうかなー、メタルパーツを使って堕天使風のデザインに仕上げようかなー、十指全部に色の違う薔薇を咲かせようかなー、レースとリボンが付いたようなゴシックっぽい感じでまとめようかなー、ちょっとパンクのテイストも突っ込んでチェーンにタータンチェックもアリかなー、血が滴ってるようなフレンチネイルにコウモリのデコパーツも良いかなー、黒く塗った爪の上に金色のラインストーンで王冠とか作るのも素敵かなー、アーガイルとか黒猫とかもキュートとゴシックが両立した感じで魅力的かなー、そういえば三日月型のスワロフスキーがあったからあれを付けても良いかなー、眼窩から花を生やした髑髏なんてのもいかにもゴシックな感じで雰囲気出るかなー、あとはあとは――――。
 少女からの返答を待つ間にも、目の前の彼女に似合いそうなネイルのデザインが次々と浮かび上がっては消え去ってゆく。こんなご時勢に揃いも揃ってフリフリの衣装に身を包んだ年頃の少女たちが浜辺で向かい合っている姿というのは、違和感が凄まじいがゆえに、その現実味の無さがかえって幻想的だ。場合によっては美しいとさえ言える絵面だろう。

>エリカ・ルシファー・アイアリス様&ALL様

【ありがとうございます!】

5日前 No.10

伊武崎 @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【下鴨六ツ美/魔法石工場(夜)】

「お…」

私が放ったホーリーバインドは片方を捕らえるに至ったがもう一人は方は狙撃銃によって防がれ光の帯は撃ち落とされ、粒子状に消滅する。
そして相手がそのまま工場に入って行ったのに目で追うと

『あなたにあげる魔法石は、ありません!』

「あらま…まっそうなるよな」

その先で、魔戦士から、啖呵を返されて、それで済むはずないかと苦笑して言う
まぁ、大事な魔法石だしそう簡単に寄越す訳なんかないし、しかも敵にやる筈なんてない。
そして魔戦士が先程拘束を打ち破ったのと同様の手段で捕まっている魔戦士の拘束を解くと


――だから言ったのに……生身で挑むのは、無理がありすぎます!
――そ、それでもやりたいのよ! これはね……

助けた側が助けられた側に引き留めようとしているものの
助けられた側の魔戦士そう言って走って行ってしまい。

「…お母さんか…」

その時あの魔戦士の発した「お母さーん! みんなー! どこー!?」と懸命に探す叫び声に
動揺して言葉を零した後、

「なぁ…後追わなくていいのか?」

今が魔戦士を責めるチャンスだと言うのに、
不意に私は魔戦士にそう投げかけた。

》霧島あすか、青原和海、及び周辺ALL

4日前 No.11

春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【エリカ・ルシファー・アイアリス/海辺の砂浜】

「私は爪なんて気にしたこともないし、海に興味も無いわ。そんな私達が巡り会うなんて、世界はわからないものね。まぁ、赦してあげましょう」

今さらっと世界が混沌へと傾きかけたのは言うまでもない。拠点で待機するエリカの私兵はエリカの一言であらゆる場所へ攻勢をかける。そのタイミングというのが、彼女が世界に対して怒りや憎しみを抱いた時。つまり、自身は世界より上の存在だと信じて疑わない為、自分の預かり知らぬ出来事を看過できないのだ。

だが、幸運なことに、今日の彼女は年に1回あるかどうかのレベルで機嫌がいい。どのくらい機嫌がいいかと言うと、こうして目の前の彼女、つまりは他人と対等な目線で話すことによる不快感が機嫌でカバー出来るレベルに機嫌がいい。

「あらあら……くふふふ……あははははっ!」

なので、目の前の彼女の返答に、さも愉快そうに笑うことが出来るのだ。彼女自身、見た目にはあまり気を使っていない。体型が変わっていないという理由でこの服を着まわしている(この服があと5、6着ほどある)し、それがたまたま奇跡的に彼女に似合っていただけ。

だが、やはり何もしないよりは綺麗な方がいいし、目の前の彼女のような綺麗な爪になれるなら、なりたいのだ。堕ちても少女なのだ。

「私はお姉さんなんて姿形はしてないわよ。えぇ、これで満足してるもの。私はこの身体を気に入ってるの。あぁ、こんな風に話しかけられたのは久々よ。今まで髪以外気にしたことは無かったけれど、爪……ねぇ」

自分の爪を見てみる。形が歪だったりはしていない、普通の爪。だが、血以外のネイルを施した事などない。そして、自身の考えに決着を着けるように、二度頷き、

「えぇ、えぇ。お願いするわ。でも、やるならば持てる実力をすべて発揮して、私を満足させなさい?」

どこか高圧的な笑みを浮かべ、両手を目の前の彼女へ突き出す。そのときふと、思い出したことがあった。

「そう言えば……名前、聞いてなかったわね」

≫靫葛団扇

4日前 No.12

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Xgx

【 靫葛団扇 / 海辺の砂浜 】

 随分と上から目線のご様子だが、団扇は人の話し方で神経を逆撫でられるタイプでもないので特に目くじらを立てることなくスルー。それに上から目線もあからさまにされすぎるといっそ清々しい気分になるのだ。そういう意味では、自分の本心をひた隠しにして心の中だけであくどいことを考える腹黒気取りよりは好感が持てると言えなくもない。マゾヒストというわけではないが、突き抜けた強慢さは一部の人間にとって妙な心地良ささえ感じさせるものなのだ。

「なんとなく、『お嬢さん』よりは『お姉様』って感じな気がしてさ。髪も良いよね。ハートツイストとかギブソンタックとかフィッシュボーンとか、そういうヘアアレンジもまあ嫌いじゃないんだけど……やっぱりやってて一番テンション上がるのはネイルなんだあ」

 完成度の高いネイルアートは一種の芸術だ。世の中には「爪にマニキュアを塗っている女子は料理とかしてなさそうで萎える」だの「あんなの男子ウケ悪いのに何でわざわざ金と時間掛けて塗ってんの?」だの見当違いの批判をしてくる者が大勢いるが、そもそも多くの女子は別に男子にモテたいとか可愛いと思われたいとかいう理由でネイルをしているわけではない。自分で自分を可愛いと思いたいからやっているし、金と時間を掛けて爪を飾るのは男のためではなく自分のためだ。
 団扇相手にもそこを勘違いして「団扇ちゃんは可愛いんだからネイルとかしないほうがナチュラルな感じでモテるよ」などとほざいてくる野郎がいたが、どうして興味の欠片も持ち合わせていない異性にモテるために自分の大好きなものを我慢しなくてはならないのか。それが法律に違反するものなら考えるが、ネイルが法律で規制された時代なんて一秒たりとも存在していない。つまり他人の嗜好に善意という建前で口を出し自分の意見を暗に押し付けようとしてくる者に言いたいことはただ一つ。お前は私の人生に必要ないから話しかけんな、だ。
 昔の気に喰わない男のことを思い出してちょっとイラッとしかけたが、しかし今からせっかくゴスロリ少女にネイルアートを施そうというのにこんな精神状態でやるのはあまりにも勿体無い。静かに深呼吸をして精神を速攻で落ち着ける。少女の爪は形が変だったり痛んで二枚爪になったりしていないし、乾燥して縦ジワが入っている様子もないので、これならネイルクリームを塗ったりエメリーボードで削ったりしなくても大丈夫そうだ。甘皮もふやかすためにキューティクルリムーバーを塗りこめたりしなくて済みそうだし、爪の表面を拭った後いきなりクリアジェルを塗るところから始めよう。

「ふふっ。満足させる自信はあるよ、プロのネイリストから太鼓判貰ってるからね。……私の名前は靫葛団扇。この流れだと、ゴシックロリィタのお姉様の名前も聞いて良いのかな?」

 差し出された白い両手に早速アセトンと消毒綿を使って爪の表面の微細な付着物などを拭い取り、ベースコートの入った小さな瓶を手に取る。最近だと百均やプチプラでも良いものがたくさん出ているが、団扇が愛用しているのは店で買えば2000円近いお値段のそれなりにハイブランドな品だ。無駄遣いと言われても良い。自分の金で自己満足のネイル用品を買い込んで何が悪いのか。お前が金を出してくれるわけじゃないんだから口も出してくるなよ――と、またまた昔の気に喰わない男が頭の中に出てきてしまいそうになったので即座にデリート。
 ボトルのフチでハケをしごいて量を調節したベースコートを、爪の裏側、爪の先端、爪の中央、爪の両端の順に丁寧に、しかし素早く塗布してゆく。このベースコートがムラになると上に塗るマニキュアまでムラになってしまう。ベースコートの仕上がりこそがネイルアートの仕上がりを左右すると言っても過言ではないのだ、ここでの失敗は許されない。ベースコートが乾くまで待って貰う間、上に塗るための色々な色をしたマニキュアの瓶やデコパーツの入ったプラケースなどをポーチの中から次々と取り出す。
 それが今日になるか明日以降になるかは分からないが、きっといつかは戦うことになるだろうことが運命づけられた敵。そんな少女と二人して向かいあい勤しんでいるのがネイルアートだと言うのだから、まったく、世の中は何が起こるか分からない。

>エリカ・ルシファー・アイアリス様&ALL様

4日前 No.13

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【霧島あすか/魔法石工場周辺(夜)】

「へ……!? いいわけないですよ……」
私は不意の質問に少し驚いたが、こう返した。
そして私は追う準備を始める。といっても不意打ちされる可能性があるため、背を向けることは出来ない。

そこで私は相手を見たまま、後ろに飛んでいくことにした。
しばらくは警戒を怠らないようにしよう

>下鴨六ツ美および周辺all

【青原和海、キャロライナ、ガルーダ/魔法石工場周辺(夜)】

「うっ……」
走っていると何か大きなものにぶつかって、あたしは思い切り尻餅をついた。
見上げてみると2m近くある大きな鳥の怪物がそこにいた。
鳥の怪物はあたしを見てこう言った

「……あいつ、逃がしたのか」
どうやらさっきの敵が逃がしたことを言っているようだ。
そして構えを取ってこうも言った。

「……あいつが逃がしても、俺が逃がさんぞ」

――――――瞬間、私の腹に激痛が走った。
全く見えなかった。恐らくあたしは思い切り殴られたんだろう。

「うぅぅ……」
なんて威力。のたうちまわるのがやっとだ。左のガラスから、さらわれた人が苦しんでいるのが見えているのに。
何もできない。

追い討ちをかけるかのようにもう一人敵らしき女があの怪物の後ろからやってきた。

「何かと思えばただの人間じゃない……今はあっちの方が興味あるわ。モルモットにしなさい」
「はい、キャロライナ様」
女が鳥の怪物に命令している。
なんてことだ……でもきっと、どこかにチャンスがあるはずだ。

そう思っていると鳥の怪物があたしの足をつかみ、思い切り投げた。
「うわあああ!!」
あたしはさっきの場所に戻されてしまった。

「まだよ……絶対みんなを、助けるんだから!」
それでもあたしは、立ち上がる。

>周辺all

3日前 No.14

春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【エリカ・ルシファー・アイアリス/海辺の砂浜】

「ふぅん。ま、敬称で呼ぶのならいいわ。私は髪を弄るのが好きだけど、色々あってずっとこの髪型よ。面倒なのよね、少し髪型が変わっただけで私だと気づけない愚か者やだったり、私のヘアアレンジの時間を奪う不心得者達。こうやって趣味に没頭できる貴方が少しうらやま……いいえ、忘れて頂戴」

弱気になるなど自分に許可した覚えはない。愚痴はこぼしても泣き言は言わない。そうしないと、作り上げた自我が18年という歳月を過ごした少女としてのエリカに耐えきれなくなるからだ。

そう。目の前の彼女は自身の命令に従ったまで。何も不思議なことはない。この結果次第では滅亡後の世界で生きる権利を与えてもいいかな、と思案する。

「それは良い知らせだわ。芸術界隈の太鼓判は他のそれよりよっぽど信がおけるもの。期待くらいはしてあげるわ。……で、あなたの名前、靫葛……団扇ね。随分と変わった名前。下の名前は極東の涼を感じる為の道具という認識があるわ。……なら、貴方を団扇と呼ぶわ。して、私の名前だけど……」

これは真名を伝えてもいいのだろうか。エンプレスから袂を分かった黒魔が居ることは、この地域に住んでいる以上知るところとなる事実だろう。そして、ルシファーなどという特殊な単語の入った名前などエリカ以外に存在しない。団扇の立場がエリカと敵対する勢力なら確実に知るところだろうし、この場で戦闘が勃発する可能性もある。

エリカは別にそれでも構わないのだが、折角、爪を綺麗に装飾してもらっているのだ。しかも自分から頼んで。わざわざ突き放すようなことを告げても利はない。

「そうね、私の事はエリカと呼んで頂戴。どこにでもいそうな、ごく普通の名前よ」

しかし、手を他人に触られるなど久々だ。何だかむず痒い感覚が手から伝わり、時折体がぴくっ、ぴくっと震える。そんな中、団扇の手際を興味津津な様子で見つめる。

≫靫葛団扇

3日前 No.15

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Xgx

【 靫葛団扇 / 海辺の砂浜 】

 ベースコートが乾ききった爪に、まずは黒のマニキュアを丁寧に塗っていく。これは有機溶剤を使用していない胡粉ネイルなので、従来のマニキュアのような刺激臭がしない。そして発色もバッチリだ。爪に優しい分せっけんやお湯で落ちやすいのが難点だが、単体で塗らず上から色々と重ねる予定があるのでこちらも問題無い。ベースコートと同じ順番で丁寧に塗っていったが、しかし全ての爪ではなく一本飛ばしで塗っている。飛ばした指には黒ではなく赤の胡粉ネイルを塗り込めていき、そして黒と赤とマニキュアがちゃんと乾けば、それぞれの指の真ん中を除いたサイドの部分に今度は紫色の胡粉ネイルを塗ってゆく。察しの良い者であればこの時点で団扇がコルセットネイルを基調にしたデザインに決め打ったことが理解できるだろう。本当は真ん中にマスキングテープを貼ったほうがやり易いのだが、生憎それは切らしてしまっていたので等間隔で綺麗に真ん中だけ開けられるよう身長に塗る。大丈夫。団扇の手先の器用さなら、いきなり背後からイノシシがぶつかってきて手元がブレるでもしない限りはミスしない作業だ。

「芸の道は終わりなし、ってね。変な名前だっていうのはよく言われるよ。まあ、扇風機とか冷房って名前付けられるよりはマシかな」

 最近では宇宙と書いてアースくんや蝶々と書いてアゲハちゃんなど、いわゆるキラキラDQNネームも流行っているようだが、団扇はまだ団扇と書いてうちわという正しい読みなだけそれらの名前よりはマシだろう。親がどのような願いを込めて自分にこのような名前を付けたのかは分からないが。推測するなら、どんな場面でも涼しげにやり過ごせとかそういった感じだろうか。中々ハードボイルドな生き様を娘に求める親である。

「エリカさんか。確かにどこにでもいる名前ではあるけど、その響きに負けない人は結構珍しいよね。ほら、エリカってどうしても凄い美少女か美女をイメージしちゃうような名前じゃん。そういう意味で言うと、エリカって名前自体は珍しくなくてもエリカさんは珍しいと思うよ」

 一時期干された美貌の女優もエリカだったし、何年か前のドラマでは金持ちの美少女でエリカという役柄の登場人物がいた。少女漫画などでも“エリカ”は大抵が高飛車だったりプライドの塊だったりする美女か美少女で、つまりエリカというのは残念ながら名前負けしやすい名前なのだ。けれど目の前の少女は、エリカという響きに負けるどころかむしろそれを凌駕しているような風情さえある。そういう意味では、やはり『エリカ』という名前が世界にどれだけありふれていても目の前の『エリカ』という存在は稀少だ。
 プロ級の手付きで赤黒紫のコルセットネイルに薔薇やリボンのデコパーツを加えたネイルにラストスパートをかけながら、それでいて喋る口も止めずどちらも器用にこなしていく団扇。源氏物語では端役の誰かさんが「何でもできるっていうのは何もできないのと一緒だよな」みたいなことを言っていたが、団扇に言わせれば何でもできる奴は何でもできる奴で、何もできない奴は何もできない奴だ。どちらも一つの道を極めないという意味では同じかもしれないが、その価値にはエベレストより大きな違いがある。

>エリカ・ルシファー・アイアリス様&ALL様

3日前 No.16

春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【エリカ・ルシファー・アイアリス/海辺の砂浜】

「家電の名前をつけられる人間なんて見たことないわね……もし、私がそんな名前をつけられてたら……とうに自殺してるわ、多分」

オーブン・ルシファー・アイアリス。考えただけで死にたくなってきた。ちなみに、キラキラネームやDQNネームは頭悪いものだと認識している。宇宙はどう足掻いてもアースにはならないし、蝶々と書いてアゲハと呼ぶなど滑稽な話である。アゲハは揚羽だ。そう考えると、ルシファーなども滑稽ではないか。と、考えがそれそうになったが、修正しておいた。そんな頭の悪い考えで付けた名前ではないのだ。彼女の本名については、秘匿の所となっているので追求はしない。

「存在が珍しい、ね。確かに、私という存在は唯一無二。代わりなんて認めないわ。そも、自分の名前如きに勝てないようじゃ私は最初から存在してないわ」

自身の価値は存在によって決まり、名前など、自身の特性を表す記号でしかない。よって、名前負けしている人間には存在価値がないと言っているようなものであり、主観的には全人類に喧嘩を売っているようなものだが、感情で動くような人間や組織では彼女によって灰燼にされるのがオチだったりする。

目の前で飾られていく自らの爪を眺めつつ、不覚にも期待度が増していくのを覚え、顔をしかめる。だが、徐々に顔が緩んでいく辺り、彼女も普通の女の子なのだろうか。

「そういえば、ここ海だったわ。潮風は髪の大敵。傘で遮りましょう」

すると、地面に刺さった傘がふわりと宙に浮き、その花を開く。と同時に海と彼女の頭との間に割り込み、風を遮る。客観的に見れば、ゴシックロリィタ調の格好をした2人組が方や傘を浮かせて手を差し出し、方やその手を取って、一流の腕で芸術を施す。荒廃した世界で、人気のない海岸。そこで行われているとは、誰であっても知らされずは気づかないだろう。

「もうすぐ完成みたいだけど……これは何ていうネイルなのかしら?」

≫靫葛団扇

2日前 No.17

伊武崎 @yosinon447 ★NolTC1MmME_yFt

【下鴨六ツ美、ルーク/魔法石工場(夜・周辺)】

―へ……!? いいわけないですよ……

「だよな…何言ってんだ私……
 じゃあ先行くけど…いくら隙だらけと思って不意打ちするなよ…それは私の飛ぶ速さを狙えたらの話だけどな!」」

相手は少し驚きそう返すと背中を向けず追う準備を始める。
持って当たり前だ。敵がいる前で気を許す訳ないのだから…ただここに一人気を許してる黒魔が此処にいる訳だがそれは逆に相手を舐めてるとも取れるが、そうではなく、ただ気を許してるだけなのだ。

そう苦笑交じりに私はそう言うと、またもや敵にするとは思えない言動を吐いた後挑発気味にそう言って、箒の柄をしっかりと握り、目にも止まらない急速度で飛んで、そのまま速度を変える事なく、けれど精密な軌道で工場の入り口まで低下し潜り抜け、魔戦士の横をスレスレで突き抜けて行き、いつもここを通ってるからか、どんなに複雑な通路もスイスイと道なり進んでいくと、
その先で背筋をピンと立て侵入者に警戒して歩いて来た一人のサイボーグ人間に、徐々にスピードを落としブレーキをかけてから、声をかける。

「よっ!」

『…あ、六ツ美先輩、お疲れ。…それで、先程…キャロライナ様、ガルーダ君が居る。
 実験室にて魔戦士なる者一人が迷い込んだようなのだが…相手の力量と言い二人に勝るとは思えないが、どうする?』

今、声をかけたサイボーグ人間は、主別であるが、仲の良い関係にある。「ルーク」って奴で、魔獣を変えられる以前、こいつはレジスタンスを応援している一市民だった訳だが、今では黒魔の事情を知り、ブラックエンパイアの理念を達成すべく動いている奴で、
私はコイツの事けっこう好きだ。(恋愛的な意味ではない)

そうルークが私に向かって敬礼しながら、同業二人と魔獣一人が居る部屋に魔戦士…どう考えても狙撃銃を持った魔戦士のもう一人が部屋に入った報告を受けて、

「じゃあいいや、私は新しく手に入った魔法石の実験しに行くからさ」
『わかった。良い魔法石が出ると良いな』

ルークからの質問にそう応えると私は新しい魔法石の実験をしようと今、戦闘中の所と別の実験室へと
再び移動を始めた。

》霧島あすかおよび周辺ALL

【ベルフェ(変身前)/魔法石工場(夜・別室)】

「zzz……」

私は「ベルフェ」はかつて、この地を支配していた魔王軍を打ち破った魔戦士だった内の一人…。そう言っても、私の眠り妨げたから倒したにすぎないのだけど…あいつ等(人間達)もそう…誰だって私の至福の睡眠やグータラを乱す者は誰だって許さない……
それが理由で「ベルフェ」は黒魔に気付いていたらなっていたの……。

そして今、私は魔法石工場の小部屋のベッドで愛用の熊のぬいぐるみと心地よく睡眠中、
仕事は全部、私の配下達に押し付けた。ただ私はこの部屋でダラダラ過ごすだけ…

「うぅ…もう食べきれにゃい……っ!」

何か美味しい食べ物を食べてる夢を見てるのだろうか、満足そうな笑みを浮かべながら寝言を言った後、寝返りをすると、ベッドから転げ落ちてしまい
地面に頭をぶつけてしまい、痛い所摩りながら、眠たそうな目のまま私はゆっくりと起き上がり…

「喉…乾いた…」

寝起きで喉が渇いていたのであろう、私は水を飲みに部屋を出たのだった。

魔法石工場周辺ALL

1日前 No.18

lzh @lllllzh☆PvKD6UICUoMc ★TuwsMa7hHI_Zyp

【霧島あすか/魔法石工場(夜) 別室】

「速い……だけど!」
敵が私を追い越していったのを見た私は、すぐに狙撃銃を構えた。
私は照準をじっ、と見つめよく狙いをさだめる。

「!」
いざ撃とうとしたそのとき、あの子が私と反対の方向に勢いよく飛ばされているのが見えた。

「まずい!」
私は撃つのをやめ、すぐに戻ろうとするが大量の魔法人形たちが近づけさせまいと押しかける。
蹴りや正拳突き、そしてストレートで蹴散らしていったが多すぎてキリがない。

「このままじゃ……」
間に合わない――――――

>周辺all

【青原和海、キャロライナ、ガルーダ/魔法石工場(夜)】

「あがぁ……ぐ……」
あたしは立ち上がるたびにあの怪物に打ちのめされ、倒れふす。

「はあっ!」
「……無駄だ」
思いっきりあいつを殴っても効果はないし、逆に自分が叩きのめされる。
それでもあたしは負ける気はない。

「力の差は明らかだというのに、なぜ抵抗する? おとなしくモルモットになったらどうだ」
「そんなの……簡単よ!」

あたしは思いっきりあの怪物をにらみ、こう啖呵を切った――――――
「あたしは『お母さんやみんなを助けたいし、守りたい』の! ほっといたり、倒れてることなんかできないわ!」

「……ならば、力づくで倒す!」
あいつがあたしの顔めがけて殴りかかったそのとき――――――

「ぐはっ……!」
「!?」
突然地面から大きな光の柱が出てきた。あまりにも強力なのかあいつが吹っ飛ばされている。

「おのれ……」
あいつがよろよろと起き上がろうとしている。今がチャンス。
私の目の前に現れた宝石『魔法石』を手にとって、あたしは思い切り念じた!

すると、魔法石からエネルギー弾が出て、私の体を包んでいった。

「これは……!?」
思わず自分の手を見るあたし。
これは間違いない――――――

「……これで戦える!」
あたしは魔戦士になったんだ! 構えを思いっきり取り、戦闘態勢に入る

「まだ面白くなさそうだわ……ガルーダ、そいつは頼んだわよ」
「わかりました、キャロライナ様」
起き上がったあいつが、敵の命令を受けて構えを取った。

>周辺all

14時間前 No.19
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