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 ( オリジナルなりきり )
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スレ主 @moontype ★6gKaaEj4KD_9BK

魔法少女…
それは女の子の永遠の憧れ…


キミは空を飛んでみたいと思ったことはないかい?


花や動物とお話して見たいと思ったことはないかい?


悪いやつらをやっつけてみたいと思ったことはないかい?


ちっぽけな自分を変えてみたいと思ったことはないかい?



そんなキミに耳寄り情報♪


この不思議な宝石『マジカルクォーツ』を身に付けて秘密の呪文を唱えると、そんな願いが叶っちゃうんだ☆


これさえあればキミが小さい頃に憧れた魔法少女に近づけちゃうかも?


 ・

 ・

 ・

 ・

『マジカルクォーツ』を身に付けたかい?


これで君も立派な魔法少女の一員だね♪


じゃあこれから魔法を使って一仕事してもらおうかな?


え、そりゃあもちろん、魔法の力を手に入れたんだからちゃんと対価は払わなきゃ♪


何をすればいいかって?


困っている人を助ける?


悪い魔物をやっつける?


アハハ、そんなことは必要ないよ☆


う〜んそうだね、強いて何をしてもらいたいかといえば…


とりあえず魔法少女同士で


『  コ  ロ  シ  ア  ッ  テ  』


もらおうか★

メモ2017/01/28 18:33 : ひえ〜さん☆HULp0ij5IO. @moontype★6gKaaEj4KD_tIn

【当スレッドに関する権利・設定のすべてを兎咲@tmrさまに譲渡いたします。 】


【必読! 以下がこのスレのルールになります!】

http://sns.mb2.jp/moontype/d-2-28#S28


【用語・ロケーションプロフテンプレ】

http://sns.mb2.jp/moontype/d-2#S15


【キャラの行動(行動を共にしているキャラで区切ってます)】


▼加賀美町

@[妖魔(ライト)] ←交戦→ [セシリア][ハピネス][キャプテンピーコッド] [博月暗夢]


▼加賀美町路地裏(屋上)

[故] (後方支援)―合流→ [灰河苺/道標舞歌]


▼加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所

[正木尚之/八雲琴椎葉/城崎天音]


▼神鳴高校・体育館

@[ベルベット・ハンマー] ←交戦→ [サロメ ―捕獲→ 扇串多々連]


▼神鳴高校・中庭

[翌檜桐恵] ←交戦→ [カルメン]


▼神鳴高校・校舎内

@[湖朧秀美] ←接触→ [ブラックローズ]

A[マモノ]


▼神鳴高校・屋上

…続きを読む(139行)

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友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

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1ヶ月前 No.569

似非紳士 @baccano☆/.lpbIA2P7M ★J1SGpZKeln_yFt

【マリアンヌ・光子・松崎/路地裏】

これは、まずそうだ。
どうやら体と心が別々に動いているようで、その結果が暴走として表出している。
心は私を、体はより強い魔力を求めているというわけだ。

なら、こうするほかない。
暴走したままでは、より多くの不幸が巻き散らされる。
それを防ぐのなら、この身の危険など天秤にかける必要すらない。

「独自行動は、フリーランスという事でお許しくださいな。私はハピネス。全ての幸福こそが私の祈り」

巻き散らされる紫電を槍で地面へと流しながらも走る、走る、走る。
目標は妖魔の進行方向前方。
暴走しているのは目標が二方向に分かれているからだ。

これからは、真正面に立ち続けるほかないだろう。

「不幸を避けるために、まずは暴走を食い止めないと」

或いは、私自身が恐怖しているのかもしれない。
この妖魔に、なぜか重なるあの面影と、それが指し示す考えたくない事態に。
何度振り払っても頭の中に浮かび上がる、どうしようもない不安に。

「あなたは、まさか、本当に……」

槍を構えて間合いを詰め、切りつけ、突き刺し、その直後には再び奴の前方に向かって距離を取る。
集中を途切れさせてはいけない。
そして、辿りつかせるわけにもいかない。
後ろから追う訳にもいかない。
なんという厳しい戦いだろう。
条件が多すぎて、苦笑が漏れてしまいそうだ。
だけれど、それゆえに、何処か背徳的な面白さを感じてしまう自分がいる。
あぁ、そうだとも。
初めて彼女と戦った時に、生涯で初めて感じたあの罪深い高揚感だ。

口の端が三日月に吊り上がるのが、とても良く解った。

「あぁ、やはり、私は罪深い!!」

>>妖魔(ライト)様、周辺ALL様



【小鳥遊由美(カルメン)/図書室→中庭】

小鳥のうちの2羽が捕えられた時に、嫌な予感を感じていた。
瞬間の閃光。
網膜に焼き付いたそれを感じて硬直する体に痛みで喝を入れ、私はとっさに直感に従って右へと飛んだ。
反対側から迫ってくる刃が左腕を切り付ける。
恐らく、飛んでいなければ頸動脈を裂かれていた。

「あら、提案に乗って下さったのかしら、無粋に見えて意外とロマンチストでしたのね」

背中に感じられる冷汗を相手に覚らせてはならない。
それを覚られることは戦いにおいて最も不利なことだから。

私は一足に中庭に続く窓際まで跳び退り、薔薇を模したステッキで一息に叩き割る。
そのまま中庭へと飛び出した。

「舞台を変えましょう。追いかけてくださるかしら?」

正直に言えば、彼女を妖魔にあてがってしまうのが最適解だろう。
舞台の邪魔者がお互いに食い合ってくれればそれが最もいい。

「一つ提案なのだけど、私ではなく無粋な獣を狩りに行くなんて、そんなつもりは無いかしら? おそらく脅威度で言うならば、あちらの方がはるかに高いのだけれど。ねぇ、天使様? 私は、罪のない一般生徒を苦しめるつもりなんて、かけらもないのよ?」

これに関しては事実でもある。
私は一般生徒になど何の関心もない。
だからこそ、傷つける趣味もないし、護る義理もない。
私が守りたいのは、いや、違うわね。
私にとっての関心の対象は、我がエスカミーリョ。
彼と、サロメだけ。
そして、今の舞台上に居るのはサロメと、ベルベット・ハンマー、そして多々連さんだけ。
それだけが舞台上の役者として許可した人物。

それ以外の有象無象は、勝手に生きて勝手に死ねばいい。
私の舞台では端役以下だ。

「私、別に道徳家ではないのよ? むしろ、それとは正反対にいるといってもいいの。私はね、興味が無いのよ。戦う事にも、学ぶことにも、演じることにも、ましてや恋することにも。だから、唯一の興味の対象であるあの子に付いているだけ。もしもあなたに興味がわいていたならおそらくとてもいい友達になったでしょうね。でも、無理なの。やっぱり興味が持てなかった。貴方じゃあ、愛するエスカミーリョどころか、私を殺すドン・ホセだって役者不足だわ。私の脚本に、正義の味方の入り込む余地はないの。正義ならば正義らしく、この学園を護るためにあの妖魔を殺してきてはいかが? そのころには私の舞台も終わって、あの子も私も、きっと仲良く退場しているわ」

私は狂っているのだろうか。
死にたいという思いと、生きたいという願いが、どこかで混ざり合っている。
元来は混ざるはずのない水と油のはずなのに。

「私はね、死ぬのは満足してからと決めてこんな魔法少女(バケモノ)になったの。身勝手かもしれないけど、あの恋の結末を見届けて納得して死にたいわ」

閃光からの不意打ちは見させてもらった。
ならば、二度目はもっとうまくやれる。

「貴女は、こんな魔法少女(バケモノ)になってまで、何がしたかったの?」

私たちは、もう人間ではない。
魔力を失えば死んでしまう上に、魔力を使って人を越えた力を振るう化け物。
強欲に、貪欲に、自らの理想に殉じることを是とする愚か者。
理想という塵に塗れて死ぬ、そんな愚鈍。

ならばこそ、この理想だけは誰にも譲れない、果たさず散るなどあり得ない。

問答を続けていればいい。
時間は緩やかに歩みを進め、やがてはその最後の一瞬へと辿りつく。

その果てにあるのは、きっと私にとって絶望なのだろう。
だからこそだ。
私は、知りたい。
この心に空いた穴の正体が、果たして絶望なのかを知りたい。
彼を失った、この傷痕が絶望なのかを知りたい。
死という希望を前に、絶望を理解しておきたい。

あぁ、何処までも身勝手で気まぐれな私の恋の小鳥たち。

「【L'amour est un oiseau rebelle】。ただ全ての脅威から私を守って。敵を討つ必要はないの。示威籠城戦こそが私の望むところだわ。ただ時を、私に時間を頂戴な。その生涯最後の時に私が『止まれ』と口に出すその時まで!!」

これじゃあ、まるでヨハン・ファウストね。
でも、理想を果たすためならば悪魔とだって契ってもいい。
その対価が死後の魂だとしても、生きている内から死後の心配なんて愚の骨頂だわ。

ステッキを一度回転させて、地面へと突き刺す。
ステッキを中心に、新たに3羽の茨の鳥たちが生まれ出で、先ほど受けた左腕の傷口から滴る血を啜る。

「私の血も、私の魔力も、好きなだけ啜ればいいわ。この舞台が幕を下ろすまで魔力を持たせればそれだけでいい。どうせその後は消える燈火なのだから。だから、嗚呼、我が悪魔(恋心)よその時まで、如何かこの灯火を繋いでおくれ。その末に、この罪深い私の肉を裂いて千切って、七つの地獄に落し召せ!!」

>>キリエル様、周辺ALL様

【とりあえず、中庭に移動させてもらいました。こいつは基本的にこのイベント終盤までは最大限生存を意図して動きます。遣り辛い相手かもしれませんが、こいつの中の願望に従って動かしたいと思います。基本的な方針としては傷は受けますが、致命傷は可能な限り避けます。満足(絶望)したその時は、サパッと殺してやってください(^^; 我が儘かと思いますが、このカルメン一世一代の大舞台にお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます】>>Charlotte様

1ヶ月前 No.570

七彩 @tmr☆qrj4adrhQpgH ★Tablet=rLqy3zkxxj

【チェイン・プロテジュレ/→神鳴高校屋上】

「……善処します」

 魔法少女同士だからこそ、そういうことしかできない。超能力があるとはいえ彼の能力は予知をしても動かなければ当たる。その予知も体が反応できるスピードやものでないと、彼の体に影響が行く。ダメージが深くなければ癒やせばいいが、深くなればなるほど自分では回復しきれない。そうなる前に自分が前衛に出ないといけないという小さな脅迫概念じみたものが確かにあって。だからこその善処しますだった。

 早く抱きついてくれたおかげで妖魔の雷球はこっちに飛んでくる前にそれなりのところへ逃げることができ、防御に魔力を使わなくてよかった。まあ今は皮膚同士が接触しているから、使ったとしたら飛行中に彼から使った分を吸い取ってしまいそうだが。

「……あの時みたいには、なりたくない」

 移動中にふと、思っていることが口から出る。自分が特別災害対策課に入るきっかけのきっかけになったこと、自分がこの力に目覚めるきっかけになったこと。そして、唯一無二のパートナー――イザナギに、出会ったきっかけ。いいことは確かにあったけど、その傷は未だに自分を苦しめる。ぐちゃぐちゃで複雑な気持ちのまま、グラウンドを越して屋上へ到着。

「……とりあえずここから校内に入りますか」

 再び左手用の蛇腹剣を取り出して、イザナギに告げた。

>>イザナギ、ALL


【とりあえず屋上に到着させましたー!】

1ヶ月前 No.571

イザナギ @shine☆3Am2zLL2jrk ★Android=xabBzBXZkk

【イザナギ・J・オルフェウス/→神鳴高校屋上】
「却下だ
今のお前じゃ、楽しいバトルにはならない
だから下がってサポートしろ
トラウマ抱えて被害者やるなら
俺が全部守ってやるから後ろで見ていろ」
そう言い尊の頭をくしゃくしゃと撫でる
「体の傷は治る、深くても時間をかければ
痕は残るがそれでも治る
尊、お前の望む全部俺が守ってやる
何を隠そう、俺は警察官(正義の味方)だからな」
そう言い微笑すると刀を抜いて刃の欠けを確認する
「さすがだな、コンクリに突き刺しても欠け一つないとは」
そう言い楽しんでいるのか笑顔を見せる
≫尊、ALL

1ヶ月前 No.572

一凛 @itismile ★Android=EabOapv9qW

【セシリア(雅成七瀬)/路地裏から離れたところ】


八雲琴椎葉のサイコキネシスで動かされたガラスによって相殺された後を
ガラスが飛び散っていたので気を付けながら椎葉の元へ行くと、内容を説明してくれた。彼女の豊富過ぎる胸に相変わらず目のやりどころに困りつつも話はしっかり聞いた。

「ほほぅ、あの妖魔はチェリーさんなのですね〜。そうですね、あの雷の玉もややこしそうなのでテレポートで飛ばして貰って接近戦が良さそうですね。ではではよろしくお願いします」

勢いよく一度お辞儀をしてから、クマのぬいぐるみに手を当てありがとうと言うと元のサイズに戻した。
腰についていたバックの中から赤い裁ち鋏とキーホルダーサイズの黄色く小さな兎の人形を出すと空に投げる。裁ち鋏は1m程の大きさに変わりグサッと小気味よい音をたてて地面に突き刺さる。小さな兎の人形はサイズは変えずにセシリアの肩に登って来ると定位置を決めてそこに座る。
赤い裁ち鋏を地面から抜き取りくるくると回して馴染ませると、椎葉の方を向き準備OKです、と親指立てて合図する。

次の瞬間、パッと空にテレポーテーションするとすぐ近くに先程の妖魔がやはり高校目がけて移動をしていた。そばには妖魔に間合いを取りながら攻撃を仕掛けている修道女を連想させる服装のフリーランスの魔法少女もいる。
椎葉のテレポートのおかげで無事に攻撃を受けずに妖魔に近づき横につくと、やっほーと一言、裁ち鋏を振りかざした。
それとほぼ同時に先程まで肩に座っていた黄色の小さなぬいぐるみは妖魔の方へジャンプし張り付いた。

「さぁさぁ、私の目標はあなたの足止めなので最後まできっちりやらせてもらっちゃうからね〜」

と、妖魔目がけて思いっきりに裁ち鋏を振り落とした。


>>八雲琴椎葉様、マリアンヌ様、周辺all様



【七瀬への説明、誘いありがとうございます。椎葉様のテレポーテーションよろしくお願いします。】

1ヶ月前 No.573

隊長機モルガン @type14 ★BUzhF4mm8n_yFt

【正木尚之/加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所】

 椎葉が、天音がうなずいてくれた。
 チェインが、イザナギが動いてくれた。
 そして七瀬もきてくれた。

 独りで突っ走っていた自分が、誰よりも先に仲間の大切さを痛感していた。目頭が熱くなったのに、一瞬うなだれたのは傷の痛みのせいにしておいた。この程度で泣き顔を見せる青二才ではないのだから。そして故からの通信に笑顔で返す。

 「わかってるよ、故。いつも心配かけてすまないな。俺の命は、俺ひとりのものじゃない。だからこそみんなと戦いたいんだ。課長である前に、俺は超能力者で、君のパートナーなんだからな。それに危ないことを仲間だけにさせたいとは思わない」

 金属でできたタロットカードを取り出した瞬間、稲妻がこちらに向けられた。今度は正面から相殺してやる。カードを投擲しようとした瞬間、正木を立ちくらみが襲った。
 出血による貧血……ではない。現場へ急行する為にシャープ・センスで急いだのと、先ほどの攻撃で受けたダメージが正木を著しく消耗させていた。片膝なんてつきたくない。左手を支えにしゃがみこめば、稲妻と椎葉が放ったガラスが空中でぶつかる。よく見れば稲妻は自分に進路が向いていたわけであって……

 「すまん椎葉……助かった」

 どうやらこの姿が椎葉の目に留まったおかげで、正木は自分の負傷が思った以上に響いているのを彼女に晒してしまったようだ。もっとも、あまりに無茶が得意な正木の怪我など、合流した時から見抜かれていたかもしれないが。しかし、正木はただ甘えさせてもらってばかりではない。何も足手纏いをするためにここにいるわけではないのだ。椎葉が放ち、稲妻に砕かれたガラスの破片をサイコキネシスで集めると、パイロキネシスの能力で発熱させ、灼熱の球体にすると、妖魔に向かって放つ。普段はシャープ・センスの能力で遠くまで投げつけることが出来るが、目の前で椎葉があれだけ決めてくれたのだ。対抗意識ではないが、彼女を見習って自分も持てる力と使えるものは何でも使っておく。

 「チェリーなカウパー野郎には間違いない……男の名誉にかけてあいつは倒したいな。セシリア、奴の魔力放出スピードは速い。近づきすぎて雷撃を食らわないように警戒を忘れるな!」
 セシリアに変身した七瀬は椎葉のテレポートで空へあがる。そんな彼女を掠めるように炎に包まれたタロットを投げつけた。そしてこの戦いは三人だけのものではない。

 「天音、ようやくその武器の本領を発揮する時がきた。言葉どおり、やっちまうぞ!」

 これ以上の進撃は、特災の名誉にかけて許さない。
 なお、普段は故以外の魔法少女に「くん」付けする正木が魔法少女を呼び捨てにする時は、決まって決戦の時だけ。これはつまり、重要な戦いだ。正木のタロットも、妖魔に突き刺されば正木の「能力」で敵を火だるまに変えることは出来る。

 「負傷してる俺が言うのもなんだが、椎葉、体力は大丈夫かい? 次の一発は、必ずよけるよ」

 サイコキネシスとテレポート……自身の手数を惜しみなく使う椎葉を気遣う。彼女は出し惜しみがないため、体力勝負の要だが、如何せんその分消耗が激しくなるであろう。そう考えると、正木からすれば椎葉の体力だって気になるところだ。いつも助けてもらっていたからこそ、正木はこういう部分を気にしているのだ。それはチェインと約束した「全員生きて再会しよう」という言葉を守る意味もあるのだ。

>>椎葉様、故様、天音様、七瀬様

1ヶ月前 No.574

エステル @captain1 ★Android=tdjdXA69bB

【海凪蒼/加賀美町 路地裏】

蒼が引き寄せた瓦礫は見事にバイオレット・デビルに当たったようだが、残念ながらあまり効果のあるものではなかったようだ。本来ならば苺さんの攻撃直前に瓦礫がヒットしてバイオレット・デビルに隙ができれば良かったのだが、タイミングが合わなかったらしい。やはり今しがた出会ったばかりの魔法少女とぴったり息を合わせて戦闘するのは難しい。蒼はバイオレット・デビルがこちらに投げてきた瓦礫をシールドで防ぐ。投げ込まれたのはただの瓦礫だ、魔法少女にダメージを与えられるものではない。

状況を伺っているうちにバイオレット・デビルは苺さんの言葉に大変機嫌を悪くしたようだ。暴言は相手のスイッチさていれる可能性があることを蒼はそこで思い出したのだった。だがある意味それは幸運といえる。取り乱して正常な判断ができずに暴れれば必ず隙が生まれるはずだ。なんとかしてバイオレット・デビルを生きて捕らえなければ。

その折に、正木課長から連絡が入る。どうやら先程妖魔に動きがあったのは、神鳴高校で魔法少女同士の戦闘があったかららしい。妖魔を相手にしているこの非常時にさらに非常時が起こってしまうとは。蒼は今こそ自主退学したが、元神鳴高校の生徒である。そこでの友人も多い。友人達の身の安全のためにも、早く高校に向かわなければ。だが、もちろん苺さんと舞歌さんを見捨てるわけにはいかない。ここは正木課長の指示通りの行動が最適だろう。

「海凪蒼、了解しました」

それだけ返事をすると、目の前の戦闘に再び意識を集中させる。舞歌さんが放った攻撃はかなりの威力を誇るもので、周囲にも攻撃が及ぶようだ。蒼はふわりとその場に浮遊し、舞歌さんの攻撃を避ける。そしてその直後、妖魔が再び無差別な攻撃を放ってきた。先程までハピネスを求め続けていた妖魔だったが、今は高校に意識が向いている。取り込まれたという魔法少女の意識が妖魔に浸食されてきているのだろうか。蒼は宙を飛び回りながら妖魔の攻撃を避け、また3人の様子を伺う。どうやら苺さんはバイオレット・デビルから距離をおき、また舞歌さんは妖魔の攻撃を受け動けない状況のようだ。そんな身動きが取れない二人に向かって、バイオレット・デビルは容赦なく攻撃を浴びせる。二人は動けない、ならば蒼が動かなければ。

蒼は二人の前に降り立つと、苺さんと舞歌さんの前に素早く網状の糸を展開させた。細かく織り込まれた網状の糸が打ち出された剣と接触するその瞬間、糸に極度硬化を施す。そうしてバイオレット・デビルが打ち出した剣を弾いたのだ。さらに、蒼は糸を展開するのと同時進行で、矢を弓につがえる。織り込んだ網の穴は剣を通さない大きさだが、矢ならその穴を通り抜けられる。バイオレット・デビルが敵へと放った攻撃の中から、ふいに一本の矢が逆に自分へと飛んでくるのだ。蒼はバイオレット・デビルの右足を狙い、矢を放ったのだった。

>>周囲ALL

1ヶ月前 No.575

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=TK4bAWNIYw

【道標舞歌/裏路地上空】
「は? 大丈夫な訳ないでしょ。アンタの敗因は…たったひとつよ。……アンタらはアタシを怒らせた。『ダークブリンガー!!』」
身を隠そうとするのがバレたのか、上空に10個ほどの異空間の窓の様な物が現れ、そこから色々な形をした剣がとび出してくる。
「え、ちょ、ヤバッ!」
そうだ、苺ちゃんの破壊魔法!
あ、でもこの前魔法は破壊出来ないって言ってた…ってことは無理!?
と、ギリギリの所で蒼が網状の糸を周りに張ってくれ、剣を弾いてくれた。
「あ、ありがとう!」
体の痺れは大分取れてきた。すると、蒼がこの攻撃の中から矢を放つ。すると舞歌があることを思い付いた。そうだ!私も炎を違う方向から放てば!
剣は通さないが、矢は通すほどの隙間があるなら、固形ではない炎ならもちろん通すだろう。それに、剣を弾き返すほどの固さなら、炎で少し焦げるくらいで済むだろう。
「ファイアカプセル!」
バイオレット・デビルに向かって矢と炎が襲いかかる。

>>苺様、蒼様、バイオレット・デビル様、(マリアンヌ様、)周囲ALL様

1ヶ月前 No.576

とり @toritori3 ★p18uXB2W2L_7cy

【潮依波(キャプテン・ピーコッド) / 路地裏】

 妖魔の後方から道沿いに進行方向へ。流れ出る魔力を吸収すると、その身のヒリヒリとした感覚が徐々に消えていく。直後放電が起こった時には速度を付けた身は妖魔から距離を置き、その影響が依波を包むことはなかったが、代わりに左右から高く響く破砕音が耳に刺さり、その中を潜り抜けるように進めば、後方から飛び散る電撃球が依波のすぐ脇を通り過ぎて行き、幾つ物電撃球の隙間を縫うようにターンをして再び妖魔へ依波は迫っていく。
 地響きと共に妖魔が移動を開始しこちら側へ向かっていた。また、気付けば先程まで前方にいた特災課の者達が姿を消していた。一体どこへ行ったのかと思うも今はそれを探している余裕はない。気を抜けばあの電撃にまたもや撃ち抜かれてしまいかねない。
 一人残されたように戦うシスターの彼女は、槍で電撃を逃がしながらも妖魔の移動に合わせてその前に立ち塞がるように攻撃を仕掛けていた。それを器用な真似だと思いながらも、やろうとしていることは足止めかと推測する。どこかへ移動するのをどうにかしたいということだろう。依波にはその一応の方法がない訳でもないが、この比較的狭い路地ではどちらが破壊者なのか分からなくなってしまうことになりかねない。また、依波としてはこのままもう少し魔力補給を続けたいところである。
 従って依波は自身の戦法を継続する。妖魔の頭程度の高さを飛びもう一度。今度は正面から頭を狙って。
 直前に目の前にまた魔法少女が1人現れ、そのハサミのような武器で妖魔の体を斬り付けた。更には依波の後方を追うように火球が飛んでくる。その主が誰なのかはこの後分かる。依波のカトラスが妖魔の頭を斬り付ける。


>>妖魔周辺ALL

1ヶ月前 No.577

マッコイ @mackoi ★iPhone=L2RQd8CwuP

【マモノ/体育館前】

またも飛来する光弾。無駄だとわからないのか…などと思いながら消す準備をする。だが、その準備は必要なかった。

「なっ…!」

自分ではなく目の前に着弾する。と同時に巻き上がる砂煙。煙幕のようにマモノの目をくらます。さらに、運悪く目に入ってしまったようだった。

「サロメ、すまん!目をやられた!一旦退く!」

自身の目視ありきの戦闘を行うマモノにとって、この状況はかなり不利な状態だった。相手も近接戦闘を仕掛けてくるならまだ可能性はあった。

「心苦しいが…」

一旦距離を取り、校舎の中へと消えて行く。

>>サロメ様、ベルベット・ハンマー様


【大変遅くなってしまい申し訳ありません!サロメvsベルベット・ハンマーの一騎打ち演出のために退きます】

1ヶ月前 No.578

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 八雲琴椎葉 / 加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所 】


 さっそく瞬間移動させた七瀬が武器の裁ち鋏を思い切り振り下ろす傍ら、自身も適当なガラス片を決定打ではなく攪乱目的で妖魔に向かって飛ばす。尚之は尚之でパイロキネシスを利用してガラス片を燃え盛る火炎の球体へと昇華させ、サイコキネシスでこちらも妖魔目掛けてぶっ飛ばしていた。完全に相手の目を散らせることだけを目的にした椎葉のガラス攻撃と違って、あの威力なら妖魔にも良いダメージを与えることが出来るだろう。


「負傷してる俺が言うのもなんだが、椎葉、体力は大丈夫かい? 次の一発は、必ずよけるよ」
「去年のアタシが何トン単位のガソリン抱えてガソリンスタンドと町中を往復テレポートしてきたと思ってんのよ。たかが窓ガラスの十枚や百枚、へばるまでもないわ」


 尚之からの気遣いに、彼女らしいといえば彼女らしい、清々しいまでに傲慢で華麗な笑みと共に髪をバサリと振り払う。疲れていないといえば嘘になるが、疲れたと口にするほど疲れてもいない。妙な例えだが今の体力事情はそんなところである。例えるなら、マラソン大会の5分の1を走りきるかきらないか辺りの疲労度。疲れているといえば疲れているのだが、それは残り5分の4を走りきることを前提にした上でまだまだ耐えられるレベルの疲労なのだ。だから『疲れているけど疲れていない』。今しがた口に出した去年の巨大妖魔戦のほうがもっと体力の消費量は上だった。大量のガソリンをサイコキネシスで浮かせながら数キロ離れた場所にあるガソリンスタンドと町中を瞬間移動で往復するあの疲労度に比べれば、今回の窓ガラスであれやこれやする疲労度なんてそれこそトライアスロンとジョギングくらいの差がある。
 故に八雲琴椎葉の不敵な表情は崩れない。もっとも、こいつの顔からそれが無くなるのはそれこそ睡眠中くらいなものだ。

 それに今回の相手は魔法少女ではなく巨大な妖魔。もっと疲れて超能力の精密コントロールに若干の齟齬が生じようとも、的があれだけ巨大ならば多少のズレやブレなどあって無いようなものだ。だから椎葉も己の疲労にそこまで気を遣うことなく遠方からバンバンナイフやらガラス片やら飛ばし続けている。ついでにまた件の放電攻撃がこっちまで来た時の為、さっき割れた十八枚を除いた残りのガラスで再び防御壁を組んでおく。四方八方に縦列で十枚重ねられるようあちこちからテレポートさせてきた窓ガラスたちだから、十八枚割れたところでまだ壁を展開できるに足る枚数はある。自分の身をガラスたちで守りながら、サイコキネシスを駆使して妖魔に飛び道具で攪乱攻撃。これをただひたすらやり続けるだけの椎葉にとって、敵はむしろ妖魔よりも己の体力量になりそうだ。
 勿論、その戦いにも負けるつもりは無いが――。


>正木尚之様&城崎天音様&雅成七瀬様&妖魔様&ALL様

【サロメのロル返しは少々お待ちを】

1ヶ月前 No.579

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

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1ヶ月前 No.580

隊長機モルガン @type14 ★BUzhF4mm8n_yFt

【天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)/神鳴高校・体育館】

 愛しい美少年は無事だった。それが乙美の心に光を差した。一度は魔力を分けてもらって助けられた以上、必ずどこかで彼を助けることが来ればいいと願っていた。それが今、訪れたのだ。あんな女に命を狙われるだなんて。その事実が、乙美の中にさらなる過保護の欲望が渦巻いた。
 幸いにも、サロメはいない。ならば、このまま彼を自分のものにしてしまおう……そう思ったからこそ、乙美は唇と重ねた。
 ファーストキスは父親に奪われてしまったが、心から愛する者と唇を重ねたという事実を、多々連と作ったのだ。彼が忘れてしまっても、乙美は忘れない。
 それが1秒にも満たない時間だったとしても。

 迸る殺気。
 飛んでくる講演台。それを射撃で真っ二つにすれば、講演台はベルベット・ハンマーと多々連の間を飛んでいき、派手な音を立てて床に落ちた。
 ああ、そこにいたのね。そう言いたげにベルベット・ハンマーは微笑む。サロメの怒りの表情が、声に出さずとも『殺す』という言葉を発していた。ベルベット・ハンマーはブラッディメアリーのレバーをコッキングして魔力を銃身にチャージする。

 「……あら、何を怒っているのかしら。どうせ私が負ければ多々連くんは貴女に命を奪われる。その時に好きなだけすればいいじゃない。だから私は生きている間の彼の唇を頂いた……いえ、貴女のスタンスで言えば、奪ってやったのよ。あなたに彼のヒロインは似合わない。生きている彼の人生の舞台には、私の方がふさわしいのよ。そばにいるヒロインとしてね。わかったのなら、私の多々連くんを返してもらうわよ」
 死の星を二つ、左腕と肩につけられながらも、ベルベット・ハンマーは笑みを浮かべてサロメを挑発する。
 「多々連くん、舞台の袖に隠れてて。手加減できないから、きっと建物が壊れたりしたら危ないの。後で迎えにいくから。
 多々連に動くよう言い出すと、ベルベット・ハンマーはサロメを蔑むように問いかけた。

 「ねえ、略奪者さん。何も手に入れられてない状態から、奪われていく気持ちって、どんな気持ちかしら」

 不敵な笑みと共にウィンチェスターライフルに似た、銃剣を取り付けたライフルをサロメに向ける。この先待っているのは、憎しみのぶつけ合い。どろどろとした黒い思いが心を満たす時、二人の戦いは次のゴングを鳴らす。

>>扇串多々連&空舟栢間(サロメ)様


【愛を武器に戦うヒロインはなかなか倒れないという理屈と同じですよwww。とりあえず選択肢は遠くへおいて戦う、ですのよろしくお願いします!! しかしサロメちゃんがここいらで怪我をしておく予定だったように、乙美もまたぴんぴんさせるつもりだったのに結構痛めつけちゃってますしwww。精神的に強いキャラが友禅様なら、こちらはよく怪我するキャラが持ち味なんですよきっと……!】

1ヶ月前 No.581

ひえ〜さん @moontype☆HULp0ij5IO. ★iPhone=OWFXzT3g4Q

【バイオレット・デビル/路地裏】

「なによコレっ! もおぉぉぉ!!!」

道標舞歌と灰河苺たちと自分の間に一人の魔法少女が現われる。ふたりに向かって放たれたはずの剣は何かに阻まれたかのように空中で静止する。それは細かく織り込まれた網状の糸であった。糸と言って侮ってはいけない。例えばクモの巣の糸は魚網サイズにまで大きくすれば飛んでいるジャンボジェットを捕らえることもできるのだ。
しかし糸に阻まれたといっても推進力を失った訳ではないので更に魔力を込めることによって加速力を生み出す。まるでそれは宇宙戦艦に積まれているようなブースターエンジンのように剣の持つ推進力をさらに増し加え続ける。そして10本のうち3本の剣が網を破って敵の魔法少女に向かって突撃を再開した。それは舞歌から放たれた『ファイアカプセル』という炎の塊を打ち破って襲い掛かった。だが……

…ザシュッ!

「っ! あああああっ!!!」

突然バイオレット・デビルの右足に焼けるような激痛が走る。片膝をついて痛みのある部分に目をやると1本の矢が深々と突き刺さっていた。熱くなりすぎて自分の攻撃に意識を集中するあまり防御がおろそかになっていたのだ。
痛い。こんな屈辱は以前エメラルドグリーンの髪をした魔法少女と戦った時以来だった。その戦闘に敗北したのだが捨て台詞として『あなたのクォーツは奪うにはまだ成長が足りない。』という言葉を投げつけられた。自分より年端もいかない少女に与えられた敗北と屈辱。足の痛みに悶えながらなぜかそのことを今思い出していた。

「…痛い…なによ…どいつもこいつもアタシのことを馬鹿にしてぇ…」

>>道標舞歌 灰河苺 海凪蒼



【これでバイオレット・デビルの攻撃ターンはほぼ終了です! とどめは灰河苺ちゃんにお願いしますので、ぶっ倒してマジカルクォーツを奪ってください!】

>>紫さま

1ヶ月前 No.582

Charlotte @kirieru ★Android=ryLO8WYMEG

【翌檜桐恵/神鳴高校・図書室>中庭】

迫りくる刃を避けて中庭へと後退したカルメン。
桐恵も翼を広げカルメンの後を追い地面に降り立った。

『一つ提案なのだけど、私ではなく無粋な獣を狩りに行くなんて、そんなつもりは無いかしら? おそらく脅威度で言うならば、あちらの方がはるかに高いのだけれど。ねぇ、天使様? 私は、罪のない一般生徒を苦しめるつもりなんて、かけらもないのよ?』

カルメンは自分より市街地に進攻してくる妖魔を討伐するべきではと桐恵に訪ねてくる。
確かにカルメンよりもあの妖魔の方が脅威的あり一般人が巻き込まれる被害も大きいのだ。

「貴方の言葉で私が貴方をみすみす見逃すとも?.....それに悪の魔法少女である貴方の言葉を私が信じるとでも思っていましたか?」

しかし桐恵は妖魔よりもカルメンの討伐を優先する。
何より罪のない一般生徒を苦しめるつもりはないという発言は悪を許さない桐恵にとって信じられる物ではなかったのだ。
なにせ魔法少女は殺した人間の魂から魔力を補給できるのだから。

「貴方が心配しなくともあの妖魔は他の魔法少女達が相手にしていると思いますから多分、私の出る幕はないと思います.....それにあの青年をほっとく訳には行かないので」

妖魔は桐恵とは別の魔法少女達が討伐に向かっているのだから自分が赴く必要なないと桐恵はそう判断をしていた。
何よりサロメに拐われた多々連を救出しないといけない。
彼がどんな人間であろうとも鳴神学園の生徒会長として彼を見捨てる訳には行かないのだ。

「そろそろ私が舞台の幕を引かせましょうか?身を飾るヴェールを次々と脱ぎ捨て破滅への舞を舞いながらね」

次の攻撃を仕掛けられる前に桐恵は先制するようにガンブレードを頭上に掲げると上空に向けて光弾を撃ち放つ。
すると撃った光弾は多数の光の柱へと変化しカルメンに降り注いだ。

「これが私の神聖なる裁きの鉄鎚です......」


カルメン、周辺All

1ヶ月前 No.583

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 扇串多々連&空舟栢間(サロメ) / 神鳴高校・体育館 】


 ぶん投げた講演台は射撃で真っ二つにされ、離れ離れになったそれらが激しい物音と共に後方へ落下した。サロメも講演台を貫いた後そのまま自分に向かってきた魔力の弾丸を小さなシールドで相殺し、地獄の黒炎のような殺気を瞳に滾らせたままベルベット・ハンマーと視線を絡める。愛銃に魔力をチャージしながら不敵に微笑むベルベット・ハンマーは、愛しの相手にキスをしたばかりということもあるのだろう。随分と勝気な風情で挑発めいた台詞を続ける。
 ベルベット・ハンマーから舞台袖に隠れているよう進言された多々連だったが、けれどその言葉にこてりと首を傾げて座り込んだ状態のまま相手を見上げた。そして不思議そうにこう言う。


「……僕のこと、渡さないんじゃなかったの?」


 さすがに言われてから一分も経過していない言葉は忘れていないようだ。念の為に書いておくと、こいつには何の他意も無い。小悪魔っぽく自分を傍で守ってみせろと煽るような芸当はこいつの専売特許ではないし、そもそもそういう行為をしようという発想も湧いてこない奴だ。ただ、渡さないって言われたから近くにいたけど、離れても良いのかな。そんな考えから漏れ出ただけの発言。けれどサロメはそうと受け取らなかった。多々連からベルベット・ハンマーへかけられた声に。その内容に。サロメの金色の瞳の中で揺らめく嫉妬と殺意の炎はついにこれ以上ないというほど燃え盛り、そして爆ぜた。


「――殺してやるッ!!」


 口にするまでもない感情を、今度はしっかりと口に出して。
 嫉妬と狂恋に駆られたサロメは、そこが抉れるほどの脚力で床を蹴り上げた。そして一秒としない内にベルベット・ハンマーの前へ肉薄。手にした星のステッキを瞬時に伸ばし、その鋭い先端を彼女の腹部目掛けて突き出した。多々連は未だに、ベルベット・ハンマーの傍に座り込んでいる。憎き女の血を被っても、彼はきっと美しいだろう。そして事切れたこの女の傍で、血にまみれた美しい彼に死と愛の口付けを贈るのだ。その時こそが、魔法少女サロメにとって――否、空舟栢間という一人の少女にとっての至福の時であると信じて。


>天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)様&ALL様


【遠くに置いて戦おうとするほうを選択なさったので、それについて疑問を呈した多々連の様子を無駄に誤解してヒートアップしたベルベット・ハンマーが特攻をかましてくるルートになりました。
 椎葉は精神的に強いですけど、別にサロメはそんなに精神強靱じゃないんですよね……多々連は弱いとか強いとか以前の奴ですけど、サロメはむしろ弱いほうなんじゃないかと思います。たぶんベルベット・ハンマーちゃんのほうが精神力は上でしょう。サロメは狂気で弱気が目立たないだけで】

1ヶ月前 No.584

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【灰河苺 / 路地裏】

>>あ、こう言うのも前提でやったから……大丈夫だとは思うけどっ!

>>は? 大丈夫な訳ないでしょ。アンタの敗因は…たったひとつよ。……アンタらはアタシを怒らせた。『ダークブリンガー!!』


舞歌はさっきの電撃を喰らったせいで、体が痺れているようだ。苦しそうに答えた。それに対して何か返す前に、バイオレットは苺たちの前に現れた。まさに悪魔、それ以外に表しようがない。ただただ怖い。体がガクガク震えた。「全然大丈夫じゃなかったじゃん……」という感想を呟く前に、此処ではない場所から、剣が出てきた。そうしてそれは、自分たちに飛んでくる。「ひっ」と小さく悲鳴をあげて、せめて少しでも抵抗できるように、とハンマーを盾代わりに自分の前へ構えて、ぎゅっと目を瞑る。せめて衝撃だけでも壊さないとっ…そうしてやってくるダメージを待っていたが、全く来ない。ゆっくりハンマーを下ろして目を開くと、糸の網が、苺たちを守っていた。とても弱そうなのに、剣は触れた途端に跳ね返された。そしてそのまま弓矢を悪魔女へと放った。その様子を、苺は呆然とみていた。この人、こんなにすごいことができるんだ…。

>>っ! あああああっ!!!


聞いていて心地よい音とともに、悲痛な叫びが耳を貫いた。バイオレットの視線を追って脚を見ると、蒼の先ほど放った矢が、深く深く突き抜いていた。見ているだけで痛々しく、液体やらなんやらが出てくる前に苺は患部から目を逸らした。自分が蒼と敵対していなくてよかった、心からそう思う。自分に矢が刺さったらたぶん泣く。刺さった矢を破壊したところで痛みも傷も治せるわけじゃないし。見ていて本当にバイオレットが可哀想になってきた。別に今更何かできるわけじゃあない。回復系の魔法ではないから。しかし、痛みを無くしてやることはできるだろう。

「失礼します」

小さく呟いて、バイオレットに歩み寄る。生物を破壊することはできない。しかし、このハンマーで一思いに叩いてしまえば、クォーツごと潰れてしまうだろう。破壊の念を送らなくても。ならば、念を送ればいい、と苺は思った。壊せないが、壊そうとすることはできる。破壊範囲も場所も自由に指定できる便利な魔法なので、「マジカルクォーツだけを綺麗に残してバイオレットを壊そうとする」ことはできる……はず。そう、はず。実際にやったことないからわからないが、理論上はできるはずなのだ。無い頭で考えた結果である。そうした結論に至った苺は、モーションが大き過ぎと言った相手に、これまでにないぐらいゆっくりとハンマーを振りかざす。標的はバイオレット・デビル本人のみ。マジカルクォーツは残すのだ。

>>…痛い…なによ…どいつもこいつもアタシのことを馬鹿にしてぇ…


「いちごはあなたをばかにしてないよ。むしろ、いちごよりつよくて、すごいとおもう! ……えいっ」

弱音のようなものを吐くバイオレットに、優しく本音をかけると、女性を頭から潰すには身長が少し低かったので、軽く飛んで浮遊する。完全に見下ろせる状態になってから、「狙いはバイオレット・デビルさんだけ、マジカルクォーツは残す」と再度脳内で唱え、ハンマーを勢いよく振った。生きてる間に聞きたくない部類な肉の音と共に、人間がミンチになる瞬間を初めて見た。おろしたハンマーを上げると、地面と触れていた部分が色々大変なことになっていたので、「後で洗わなくっちゃ」などと考えてから、肉片の中の宝石を手に取った。

>>バイオレット・デビルさま、周辺all


【戦闘知識が私にないので、苺ちゃんは永遠モブ()感を醸し出しながら魔力切れて妖魔化するかと思っていましたが(おい)、まさかとどめを任されてしまうとは! びっくりです! こんな感じで良かった……のでしょうか…………バイオレットさん、ごめんね…。色々()やばかったら、書き直したりなんだりするので!!! それと、愛ちゃんは吉田幸ちゃんが動いたら動きます!!】

30日前 No.585

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

【天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)/神鳴高校・体育館】

木製の講演台は長期の使用に耐えうるよう、樫で出来ていることが多い。しかし、魔法少女の力なら容易く破壊出来るものに変わりはない。いまのベルベット・ハンマーに変身した乙美なら、火力でなくてもブラッディメアリーのバイヨネット(銃剣)で力任せに叩き斬れる。
バイヨネットはそもそも刺すものであり、切っ先であっても肌着一枚破くことはできない。それを「固体すら真っ二つ」にするくらい、魔法少女の身体能力は高い。
だから、サロメのステッキによる一撃はその長さ分の人体を貫通することなど容易いものだ。もちろん、ベルベット・ハンマーにはその一撃に敗れる理由はない。
ましてや愛する者にあんな一言を貰えば……意図はともかくとして、言葉によって逆上したのがサロメなら、言葉と口付けで高揚したのがベルベット・ハンマーだ。

「せいっ!」

力を得るまで戦いをしらなかった天鵞絨乙美は武道に縁がない。しかし、多々連を甲斐甲斐しく世話するうちに魔法少女としての敗北をしない為にも肉弾戦を習うべく銃剣術が使える男のもとへ一時期通い詰めていた。
対価は自分の体。しかし、多々連と一緒にいる為ならどんや穢れすらも受け入れる決意は、狂気的な精神を彼女に与えた。
それを力して、正面からステッキの一撃を銃身でいなすように受け止める。

「ええ……多々連くん……あなたを奪われるわけにはいかないの……だから……離れてて。あなたが忘れても迎えにいくから……!」

いくらベルベット・ハンマーとはいえ、力任せの一撃は小細工程度では完全に止まらず、横にいなしたものの先端はへそから脇腹までの表面に一本線を描くように切ったようで、服にはうっすらとちのシミが出来ている。
「はん……やるじゃない……でも、まだまだっ!」
受け止めた杖を上へ弾こうと、ブラッディメアリーを大きく振り上げようとする。

>>扇串多々連&空舟栢間(サロメ)様

【結果による多々連くんの罪づくりな言葉にニヤッとしました(笑)。なんていうかサロメちゃんは執着が力になっているので、逆にしぶとそうな部分が好きですね。顔が認識できなくても「お前は敵だ!」と言えるくらいに本納が滲み出てます。
乙美もさして強くないのですが、昔読んだ本にあった「実は女性の方が常に痛みに晒されるので苦痛には強い」というのがもとで愛のためなら苦痛を苦痛とも厭わないくらうに内面が壊れてます(笑)】

30日前 No.586

エステル @captain1 ★Android=tdjdXA69bB

【海凪蒼/加賀美町 路地裏→神鳴高校 上空】

糸により相手の視界を奪い、その隙から攻撃する……蒼がよく用いる戦法だ。今回それは見事に成功し、蒼が放った矢はバイオレット・デビルの右足へと命中した。だが同時に、相手の攻撃がこちらに襲いかかる。極度硬化を施した糸を振りほどき、3本の剣がこちらへと襲いかかってきたのである。攻撃直後だった蒼は、その剣を避けるのに必要な時間を確保できなかった。一本の剣が蒼の真横を通り抜け、直後蒼の左上腕部に痛みが襲った。

「っ……!」

蒼は声を挙げそうになるのを必死にこらえ、続いて腕が焼けるように熱くなっているのも大きく息を吐くことでこらえる。手元から糸を繰り出すと、傷口よりも上部に糸と巻き付け血の流れを止めた。簡易的に止血はできたものの、これから高校に行って戦闘を行っている魔法少女を止めねばならないのに、とんだ失態だ。そうやって束の間傷について反省を巡らせていた蒼だったが、その行為はさらに彼女の失態を招くことになる。

バイオレット・デビルはもう動けない。それならばあとは糸で拘束して対策課で身柄を預かるだけだ……蒼はそう考えていた。しかし、動けないバイオレット・デビルに苺さんが近づいていったのである。彼女の手にはあの大きなハンマーが握られていて、彼女の足取りには迷いがなかった。考えたくはないことだったが、これから何が起こるかは容易に想像することができる。

「だめ!」

苺さんと、そしてバイオレット・デビルに向けて、蒼はありったけに手を伸ばし、ありったけに叫んだ。だが、それも虚しい行為に終わる。一瞬だった。人間の形をしていたはずなのに、直後そこには潰れた肉片だけが残ったのである。蒼は目を見開いた後に、ぐっと目を強く閉じた。バイオレット・デビルは明らかに他人の話を聞くタイプではなかった。拘束して語りかけたとしても、きっと考えを変えるタイプではない。そうなれば、蒼も苺さんと同じ結末を選んだだろう。だが、バイオレット・デビルには自分の思いを語らせる時間さえ与えられなかった。何かの願いを胸に魔法少女になったのならば、彼女の思いを理解できるかもしれなかったのに……蒼は打ちのめされたように頭をうつむかせながら、ゆっくり伸ばした手を下げていった。

だがここで俯いているばかりもいられない。蒼にはまだ仕事が残っているのだ。まだやるべきことがある。まだ自分にはできることがあるのだ。蒼は顔をあげる。晴れやかな顔、とは行かないが、次の目標に取りかかる覚悟を決めた顔をしていた。

「苺さん、舞歌さん、ご協力ありがとうございました。ベストな終わりではありませんでしたけど……それでも一緒に戦えて良かったです。それでは、私はこれで」

にこりと人当たりの良い笑顔を浮かべて二人に別れの挨拶をする。もしこの二人と対立することがあったならば、彼女らは蒼のマジカル・クォーツを殺してでも奪い取りに来るのだろうか……?そんな不安を笑顔の後ろに隠しながら蒼はふわりと宙に舞う。願わくば次会う時も二人が味方でありますように……そう内心呟きながら蒼は神鳴高校へと向かった。



妖魔の横を通り抜けしばし空を飛んだ蒼は、やがて神鳴高校の上空へとたどり着いた。神鳴高校は蒼が元生徒だった学校だ。魔法少女になったタイミングで中退し、それほど長い時間高校を離れていたわけではないが、それでもここは懐かしいと感じる。元クラスメイトの子達もどこかにいるのだろうか……?そのことを考えると、より迅速に魔法少女同士の争いを止めなければという思いが強くなる。短い間でも一緒に過ごした友達だ、彼らが傷つくところは見たくない。

「海凪蒼、神鳴高校に到着しました」

とりあえず通信機に向かって現状の報告をする。魔力の気配を探ってみると、戦闘が行われているのは体育館と校舎内のようだ。蒼は魔力こそ大幅に消費していないものの、左腕を負傷している。弓を引く度に痛みが襲うことは必須だ。さて、どこに向かうべきか、あるいは応援を待つべきか……蒼はしばし宙に浮いたまま戦場の流れを掴もうとしていた。

>>神鳴高校ALL


【とりあえず蒼は高校の上空に置いておきますので、お相手して下さるという方は、突然攻撃などしていただいて構いません】

30日前 No.587

七彩 @tmr☆qrj4adrhQpgH ★Tablet=rLqy3zkxxj

【チェイン・プロテジュレ/→神鳴高校屋上】

「……大丈夫です、トラウマなんかじゃ、ない、です」

 最後は自分に言い聞かせるように繰り返すように聞こえたかもしれない。震えを抑えるように、そっと蛇腹剣を持たない片手を胸において。魔力の反応を探る、体育館と一番下の廊下と中庭。体育館から外れるように魔力が流れていくのと、空から魔力を感じる。多分空の魔力は蒼さんだとしたら、残りの魔力の流れが該当すると言ったところだろうか。

「……イザナギさん、二つ選択肢があります
 一つはここに留まって向こうがこちらに引っかかるのを待つ、もう一つはこちらから戦地に赴いてやる
 かけるか突っ込むかの二択です」

 顔を向けずにどうしますか?と言うような声で告げる。それまでに敵がこっちを見つけてきてくれれば助かるのだが――どうだろうか。

>>イザナギ、黒幕魔法少女ALL

30日前 No.588

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

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30日前 No.589

リユカ @amethyst☆RjrSFHraO6Q ★R3lMq2ye0U_qxX

【故/加賀美町路地裏(屋上)】

 相方との通信を聞いて現実逃避していられたのも束の間、突然妖魔は辺りを破壊しながら市街地を突き進み始めた。進行方向に何かが現れたのだろうか……タイミング的には、高校で始まったと言う魔法少女同士の戦闘が関係している可能性が高い。微妙な時間帯で生徒も残っているであろう学校に妖魔まで現れようものなら、それは紛うことなき大参事……否、地獄絵図だ、きっと。
 妖魔の移動に紛れて此方に飛んでくる電気の塊、それは先程のように広範囲への雷撃でなかった分回避は容易かったが、それがぶつかったビルの壁はバチバチと不快な音を立て、火花を上げて焦げ付いた。学校に向かわせるのは言語道断だが、この調子で町中を黒焦げにされるのも避けた方が良いに決まっている。ならば、妖魔はこの場で迅速に殲滅する以外にない。

 妖魔の進行方向に再三再四矢を放つ。今度は小細工なしの単なる矢だが、追尾の応用で視認できた魔法少女は避ける様に多少は調整しておいた。遠距離の難点はフリーランスを巻き込みかねない所だが、そうならないよう対策はしているつもりだ。あとは彼女たちの動体視力と運の良さに賭けて、フェンスを乗り越えて地上へと飛び降りる。落下が好きなのも自分の性分のようだが、衝撃さえやり過ごせれば重力加速度程移動に便利なものは無いと思う。
 そして降り立つのは、先程板ビルから少し離れた路地……そこには思った通り、二人の魔法少女が居る。辺りには錆びた鉄と饐えた匂いが充満していたが、それも想定のうち。何者かの相手を任されていた同僚が高校に到着したということは、少なくとも一つの争いが終結したということだ、たとえどんな形であれ。
「こんにちは、私は彼女の同僚よ。戦闘が終わったばかりでお疲れのところ申し訳ないのだけれど、もう少しだけお手伝いをお願いできるかしら。何がなんでもあの妖魔を此処で食い止めたいの。無理にとは言わないけれど、お礼は何処ぞのお人好しがはずんでくれるそうよ」
 突然上から降って来た闖入者の言うことを大人しく聞いてくれるかどうかは解らないが、恐らくこの二人は先程まで自分の同僚と共同戦線を張っていたのだ。声をかけておいて損はない、と思う。

【魔法少女戦お疲れ様でした、ということでさらにスカウトに来ました← 断ってもマジカルクォーツ強奪者と勘違いして襲ってきてくれても構いません】

>苺様、舞歌様、周辺ALL様

30日前 No.590

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

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30日前 No.591

七彩 @tmr☆qrj4adrhQpgH ★Tablet=rLqy3zkxxj

【妖魔/加賀美町/→移動中】

 建物をなぎ倒しながら、あるいは攻撃を受けながら進む個体の足は止まらない。止まりたいという意志を見せるような両手(?)に逆らって、前へ前へと歩んでいく。いつの間にか胴体を覆う炎は近接攻撃が頭部と脚部になら安心して近接攻撃が出来る程までに消えていたが、それでも妖魔は熱と痛みに苦しみ続ける。ハピネスの槍は足を切りつけ、突き刺し魔力を出していく。セシリアの攻撃は確かに右腕を仕留め、転送してもらう前に使った魔力をある程度癒していく。ピーコッドのカトラスも後頭部を切りつけることができた。

「アァ……アアァアァア!!!」

 撹乱目的て転送されたガラス片に、怒りを感じたらしい。叫び声とともに放たれた雷球は、火球とぶつかりあい、そして爆発を引き起こす。爆発の合間を縫って二本の矢が肩を穿った。

「ア、ァア!!!」

 その声を合図に今度は対象を起点にするものらしく小規模の黄色い魔力円が攻撃をし、足止めとして残っているすべての超能力者と魔法少女の上下に展開される。そして再びその体を貫かんと雷を落とすが、小規模である分、一番初めよりも力は少なく、かつ簡単に脱出ができそうだ。

>>妖魔組ALL

30日前 No.592

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=TK4bAWNIYw

【道標舞歌/裏路地上空】
蒼の矢と共に放った炎で、蒼の矢から集中をそらすことに成功。見事にその矢は命中し、弱音を吐き始める。
すると、固いはずの糸が急に柔らかくなり、三本の剣が舞歌たちへと襲いかかる。必死にペロキャンで防ぐものの、剣の勢いが勝り、少し遠くへ突き飛ばされてしまう。と、そこに苺がハンマーを構えてバイオレット・デビルの上空へ。そして一気にハンマーを降り下ろす。「え…これってもしかして…」と思い、目を必死にそらすと、思った通り、気持ちの良くない音がする。目をそちらに向けると、バイオレットデビルの姿は無く……正しく言えば破壊された肉体の破片と、マジカルクォーツを握った苺がいた。
体制を持ち直していると、対策課の魔法少女が別れを告げようとする。だが腕には先程の攻撃で負っただろう傷が。「待って!」と声をかける間もなく、魔法少女は去っていった。
すると、またまた対策課の魔法少女が。話を聞くと、先程の魔法少女の同僚らしい。動きだした妖魔を一緒に止めてほしいという。
「もちろんだよ!私達も止めに行こうかと思ってたし!」

>>故様、苺様、周囲ALL様

29日前 No.593

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

【正木尚之/加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所】


「あの戦いか……俺が燃やして君が燃料を注いだ秋の戦いを思い出さずとも、椎葉への信頼は変わらないさ。ただね、俺だって時には最高の美女を心配することはある。その美貌への傷は俺だって許したくはないのさ……くるぞ!」
再び稲妻が天を裂いて降り注ぐ。借りを返すつもりなのか、正木はシャープ・センスで強化した腕で金属製のタロットを投げて道路標識を切断すればサイコキネシスで標識を投げて雷にぶつける。これで地上に向かう雷の力を多少なりとも消費させるつもりだ。
正木の能力は短距離のスプリンターに例えられる。爆発力の大きい力だが、全力で出せる時間は短い。比べて椎葉は長距離ランナー。継戦能力のエキスパートであり、能力の器用さが弱点すらも補う。ただ、双方とも体力は無尽蔵ではない。だからこそ正木はスタミナの良すぎる椎葉をお節介だとしても助ける。
そんなところが故からはお人好しと言われる理由だろう。

さて、蒼は高校へ向かった。そして妖魔は脚こそ高校へ向かうが、なぜかその腕は駄々をこねるように建物をつかんで進撃を拒否しているようだ。
「(……お前はやっぱり誰かの成れの果てなのか……最後はそういう運命だなんて信じたくはないが……)」
とにかく脚を攻撃するため、燃えるタロットを投げる。
「故……さすがだな。戦力の数は申し分ない。なんとか畳み掛けるぞ!」
戦う同盟を集めた故に賛辞を送ると、落ちてきた雷をかわすため飛び上がる。

>>椎葉様、故様、蒼様、魔法少女ALL様

29日前 No.594

マッコイ @mackoi ★iPhone=L2RQd8CwuP

【吉田幸/教室】

気がかりだった。さっきの魔法少女たち、すぐ隣にいると思われる約2人の魔法少女。すぐにこちらに襲いかかって来ないということは恐らく吸魂が目的とは考えづらい。ただ、戦闘が起こるならその飛び火は間違いなくここに及ぶだろう。と考えていると

ー連絡します! 校内に残っている生徒は今すぐグランドに非難してください! もう一度連絡します! 校内に残っている生徒は今すぐグランドに非難してください!ー

放送が校内に響いた。やはり、そうか。グラウンドなのはきっと移動していった大きな魔力たちが体育館に移動したためだろう。

ー……窓から逃げよう、廊下は……危ない、かもー

「リヴィちゃんの言うとおり…に…」

カーテンを開けるリヴィの方を見ると幸は固まってしまった。
ああ、見えてしまった。見たくなかったモノが。この呪われた宝石は日常を侵食して行くのだろう。魔法少女どうしは引き合うのかもしれない。確かに自分自身は身を危険に晒す事に慣れて来たし、昔より酷い暮らしはないと思ってる。だからこそ今のそれなりに豊かな暮らしを与えてくれたマジカルクォーツに感謝はしている。でも。なんてことを考えながら避難をし、グラウンドまで来てしまった。

「どうしよっかな」

対策課が来るまでは時間がかかるかもしれない。この状況、対応しきれなくてもグラウンドとは別の方向で戦うように意識を引きつけることぐらいはできるかもしれない。
そうと決まれば行動に移すだけだ。

「ごめんね、ちょっとお手洗いに!リヴィちゃん、1人だと不安だからついて来てもらってもいいかな?」

ここまで移動して来てわかった。リヴィエール・コロン。この子も魔法少女だ。さっきまでは変身した魔法少女が多すぎてわかりづらかったのだ。
協力を仰ぐためにリヴィに声をかける。しっかりと、真っ直ぐ目を見つめて。

>>槻ノ木沢まゆり様、リヴィエール・コロン様、桃見愛様、周囲の皆様


【こちらも大変遅くなってしまいました!申し訳ありません!】

29日前 No.595

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 八雲琴椎葉 / 加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所 】


 またもや妖魔が放電による全体攻撃を放ってきたが、威力は最初のものよりも弱そうだ。ならば今回は窓ガラスを一枚も絶縁破壊されずに凌げるだろう。前後左右に加えて上下までもを完全に絶縁体の窓ガラス複数枚で囲まれきった椎葉は、ただの放電攻撃に関してはもはや完全に防ぎきれるものと見なしている。体力消費の問題だって、ガラス同士の接触面を最低限のサイコキネシスでネジやボルトの要領で繋げているだけなので微々たるもので済む。
 さて、今度は自分で避けると言っていた尚之はこの攻撃を如何にして防ぐつもりなのか。その答えはすぐに判明した。愛用の金属製タロットカードを強化された腕力でぶん投げ道路標識を切断した彼は、それをサイコキネシスで空中に持ち上げることにより避雷針代わりにそちらに電気を集めるつもりのようだ。その方法で地上からの雷撃は確かにかなり緩和できるだろうが、下から襲ってくる雷撃のほうは防ぎきれていないはず。元々結構な満身創痍だったのにダメージは大丈夫なのだろうか。椎葉は足元にも絶縁体であるガラスを幾重にも重ねているから下からの放電も問題ない。だが靴が完全に地面と接してしまっている以上、彼の身体は下からの電気に関してはいくらか受けてしまっているはずだ。
 すぐに故に賛辞を送ったり飛び上がったりしている以上、まあ特筆するほどのダメージでは無かったのかもしれないが……。


「アタシもアタシの顔に傷は付けたくないけど、付く時が来ればその時はその時だわ。アタシの美貌は傷さえ花と咲かすのよ」


 動けている内は大丈夫と判断して相手への安否の声掛けはすることなく、とりあえず先程の台詞に応えるかのようにフッと唇を吊り上げておく。ガラスの中でガラスにもたれかかりながら腕組みしてドヤ顔めいた笑みを浮かべる美女というのは一周してシュールな絵面だ。その周りにガラス片が散りまくっていれば尚更である。
 どうやら妖魔に向かっていた尚之の火球も自分のガラス片も妖魔に直接ダメージを及ぼす前に相殺されたらしい。しかし魔法少女たちの攻撃は多かれ少なかれちゃんと当たっている。あの様子なら誰かがとどめを刺すのも近いだろう。尚之が新しく燃え盛るタロットカードを投げるのを横目で見ながら、椎葉は少しばかり首を傾げて問いかける。


「あれ、さっきの七瀬ちゃんみたいにアタシが妖魔の近くまでテレポートさせる? そっちのほうが当たる確率は上がると思うけど」


 伸ばされた人差し指が示す先は、飛んで行ったばかりの燃え盛るタロットカード。体力というのは消費されるだけでなく回復するものでもあるというのは誰しもが知っていることだ。椎葉はテレポートやサイコキネシスこそ多用しているが、今回本体はほとんどガラスケースの中にこもりきりで殆ど動いていない。つまり身体だけ見ればずっと休んでいる状態なのだ。そりゃあ超能力の使用で消費した分を全て補え切れるかと問われれば決してそうではない回復量だが、少なくとも元々短期決戦向きかつ現在満身創痍の尚之に比べれば随分と余裕がある。ゆえに助力も出来るし、何より体力というのは怪我でも消費されてしまう。今回の戦いでより多く超能力を使用しているのは椎葉だが、傷だらけの尚之に比べれば無傷の自分のほうが総合的な体力は余っているはず。
 尚之は助けられてばかりは性に合わないと感じるかもしれないが、椎葉だってずっと余裕のある戦いを続けられるわけではないのだから、今回の借りを今回の内に返そうとせずとも未来の戦いにピンチが訪れればその時にまとめてドンとお返ししてくれれば良い。椎葉が人を助けても人に助けられても大して気にしないのは、恩なんて来るべき時が来れば返せるし返されるのだからいちいち細かく気にする必要なんて無いという至極淡白な思考回路ゆえだ。この女は良くも悪くも考え方が豪胆に過ぎる。


>正木尚之様&妖魔様&ALL様

29日前 No.596

とり @toritori3 ★p18uXB2W2L_7cy

【潮依波(キャプテン・ピーコッド) / 路地裏】

 すれ違い様に後頭部を斬り付け直進。反るようにして上昇。妖魔の唸り声の中依波は次の攻撃を考える。鯨を上昇させつつ首を向けて後ろを見れば、炎が上がったような爆発が起こった。炎を見てもしやという予感が過ぎる。しかし本人の姿は見つけられない。
 直後、妖魔の魔法陣が現れ依波は咄嗟に顔の向きを戻した。「チッ!」舌打ちをして今度は当たるまいと鯨の速度を上げる。

「なぁめんなぁ!!」

 捻るように回転しながら急加速させて上へ上へと昇り、落ちる雷撃を紙一重で避けていく。チリチリとした感覚が鯨の腹と依波の頬を突くようにバチバチと跳ね、轟く音と衝撃に揺さぶられながらもその魔法陣の位置より高く上がる。安全圏内へ退避し今度こそは回避することに成功すると、依波は果たせたリベンジにどうだ見たかと言わんばかりに口尻を吊り上げた。
 再度向きを変えて妖魔へ突撃していく。その際見れば腕によってなぎ倒された周囲の建物が無残に崩されている。あまり長引かせると被害も拡大してしまう。魔力はそれなりに確保が出来た。反対に心なしか妖魔の魔力が落ちている。あれだけ盛大に放ち続けていれば当然だろう。妖魔へ集まる者も増えてきている。……そろそろ頃合か。
 依波は次の狙いをコアに定め、そのコアが位置する胴体中央部を目指す。半透明の体から赤く透けるその部位を背から真っ直ぐに突き刺さんとして。

「おらあああああ!!」


>>妖魔周辺ALL



【刃が届かない可能性← 失敗は確定してますんでそんな感じで。】

29日前 No.597

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 扇串多々連&空舟栢間(サロメ) / 神鳴高校・体育館 】


 三度目の投げキスは回避されたが、だからこそ、背中を狙った一撃が容易く決まった。むしろ横に飛んでくれたのは彼女なのだから、彼女から当たりに来てくれたと言ったほうが早いかもしれない。肩甲骨を抉る一撃。痛みに喘ぐベルベット・ハンマー。そしてふらりと舞台から落下した彼女が床に激突するよりも早く、サロメは彼女が落下する位置を予想してそこに再び三度目の投げキスを放っていた。
 叩きつけられるベルベット・ハンマーと、その身体の上に向かってこちらも舞台から離れる形で飛びかかるサロメ。投げキスの向かう先は頭部、ステッキの向かう先は足元。今回も攻撃は二段階。前者が当たれば今まで以上の激痛が相手を襲い、後者が当たれば左脚のアキレス腱が足首の肉ごとぶち切られる。どちらも避けることは、元々あった星二つ分の痛みに加えて舞台から床に叩き落とされた衝撃も味わっている彼女にとっては至難の技だろう。どちらか片方でも当たってくれれば、それだけでサロメはかなり有利な立ち位置になれる。両方当たればそれこそチェックメイト間近だ。
 舞台袖に引っ込んでぼうっとしているだろう多々連のことを想って、サロメはニィと薄桃色の唇を吊り上げる。


(待っていて、多々連くん。先にこの女の首を切り落として、その血で貴方の唇に紅を塗ってあげる――)


 美しい男の唇を憎い女の血で瞳と同じ赤に染めるのを――そしてその唇に自分の血が重ねられる瞬間を想像して、サロメの表情は喜悦に歪んだ。
 嗚呼、哀れで悲しく美しい、ただそれだけの魔性の君よ。どうしようもなく終わっていて、どうしようもなく綺麗な男よ。貴方に似合う死化粧も死装束も、貴方の髪のような白ではなく、貴方の瞳のような赤だ。愛に狂った女の身体から流れる真っ赤な血を全身に浴びて、誰よりも鮮やかな姿で死んでくれ。そして願わくば。麗しい貴方の亡骸を腕に抱いて、私は貴方を手に入れた最初で最後の女として貴方の後を追ってしまいたい。そうすれば、私はその時初めて『生まれてきて良かった』と思えるだろうから。

 君と一緒に死ぬことでしか、私は生を喜べないのだ。


>天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)様&ALL様

【全体で数秒も時間が進んでいないような戦闘シーンって、やっぱり確定ロルを避けると書けることが少なすぎて短文になりますな。
 サロメもちゃんと不意打ちとか奇策みたいな自然と負傷できる状況を作って頂ければ負傷させる予定ですので、お互い傷付けたり傷付いたりしつつ進めて参りましょう。椎葉もそうなんですけど、私「この流れだと負傷するべきなんだろうけど、ここをこうしてこうすれば負傷せずに済む上にこのキャラクターの設定上それが思いつかなかったり出来なかったりするわけがないんだよなあ……」っていうキャラクターへの拘りの強さで負傷するタイミングを逃す所があるので、何が何でも負傷させたい時は相手方の協力が必須なんですよね。特に椎葉なんて攻撃回避も防御もしやすいテレポーターですし(´・ω・`)
 正木さんのロルですが、早々に返しておいてあれなんですけどあんまりペース早く返しすぎると他の方が置いてけぼりになるのでそっちはゆっくりやりましょうぜ】

29日前 No.598

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【灰河苺 / 路地裏】

蒼の「だめ!」の声は遅かった、脳にその声が届く頃には行動は完了していた。1人脳内で、苺はそんな言い訳をしながら、魔力の回復を完了させた。そして、血やらなんやらがべっとりとついたハンマーを見つめ、持ち手の部分に少し力を入れて、血だけ破壊して、ハンマーを元通りにする。ベストな終わりじゃない、と蒼は笑みを浮かべて言った。腕に剣を刺して。これ以外に何か終わり方があっただろうか。痛いならそれから解放するしかなかったんじゃないだろうか。一体、蒼は、何をするつもりだった? 考えたってわからないし変わらないし考えたくない。苺は、考えるのをやめた。
もう家に帰ってしまおうか、等と考えていると、少女が話しかけてきた。綺麗な黒髪と少し血色の悪い頬と唇、白い肌で和服を着た少女。少女は、海凪蒼の同僚を名乗った。妖魔を食い止めるのを手伝って欲しいらしい。

>>もちろんだよ!私達も止めに行こうかと思ってたし!


舞歌は、そう答えた。私"達"? いつの間にか自分も入っていることに少し驚いたが、嫌悪も否定もせず、普通に嬉しかった。仲間だと思ってくれているのだ。しかし…妖魔も、ハンマーで叩けばダメージを喰らってくれるのだろうか? 妖魔は人間ほど脆くない。しかし、食い止めるためならダメージを蓄積させていけばいいのか? 破壊は絶対的に不可能だとしても、ダメージを与えるのは、このハンマーでなら容易いはず。それに、炎を使う舞歌だっているし、妖魔の方ではハピネスや他の魔法少女も戦っていたはずだ。苺1人で戦うわけではない。この黒髪の少女だって共に戦う。じゃあ、断る理由は、特にないだろう。

「うん! いちごたちにできることなら、どんどんやっちゃうよっ!」

>>故さま、舞歌ちゃん、周辺all


【桃見愛 / 1-B教室→グラウンド】

>>連絡します! 校内に残っている生徒は今すぐグランドに非難してください! もう一度連絡します! 校内に残っている生徒は今すぐグランドに非難してください!


まゆりの手元に広げられた問題を読んでいたとき、よく聞きなれた、しかし今流れることはありえない、放送を告げる音ともに、緊急連絡がされた。『避難』の言葉に、体はぴくりと震え、結わえられた桃色の髪もそれに合わせてふわりと揺れた。よくわからないがとにかく怖かった。早く逃げないと、と焦ってガチャン!と大きな音を立てて立ち上がり、廊下へ出ようと体の向きを変えると、リヴィが「窓から逃げよう」と言った。当然だ。校内で何かがあるからグラウンドに逃げるのだから、直接外に行った方が危険じゃない。リヴィの言葉に頷いて、既に全ての荷物の入ったスクールバッグを肩にかけてグラウンドへ駆け出した。
グラウンドに集まってきたが、みんな困惑を浮かべていた。愛もそうだ。何が何だかさっぱりわからない。特に意味もなくキョロキョロしていると、幸がお手洗いにリヴィを誘っていた。

「こ、校舎は危ないんじゃっ…」

咄嗟にそんな言葉が出たが、幸のリヴィを見つめる瞳が真剣すぎて、声は最後の方は消えかかっていた。

>>槻ノ木沢さん、リヴィ、吉田さん、周辺all

29日前 No.599

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

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29日前 No.600

ひえ〜さん @moontype☆HULp0ij5IO. ★6gKaaEj4KD_tIn

【バイオレット・デビル/路地裏】

『いちごはあなたをばかにしてないよ。むしろ、いちごよりつよくて、すごいとおもう! ……えいっ』

自分より小柄で年下と思われる魔法少女は小さく浮遊するとその手に持ったハンマーを自分目掛けて振り下ろす。バイオレット・デビルにはその動きが1000倍速カメラで映したかのような超スロー映像に見えていた。生命の危機に面した人間の脳が回避策をフルで生み出そうと超高速回転演算をすることによって生まれる超感覚。いわゆる走馬灯である。

(え!アタシ死ぬの?なんで!こんなガキに殺されなきゃなんないのよ!ふざけんな!そんなことよりもこれを避けてここから逃げなきゃ!動け…動け…動いてよ!今動かなきゃアタシ死んじゃうよ!動いてよ!アタシの足!うそでしょ?…なんで…嫌だ…そんなの嫌だ!まだアタシはこんなとこで死ぬわけにいかないのに!魔が差したんだ…敵を舐め過ぎてた…自分を過信し過ぎてた…あの緑髪の言うことをちゃんと聞いていればこんなことにならなかったんだ!馬鹿ばか莫迦バカアタシってホント馬鹿!自分に酔ってたんだ…色々上手く行き過ぎて自分が物語のヒーローになってた気になってヒロイズムに酔ってたんだ…動いて…嫌だ…死にたくない…嫌だ…いやだ…いやだいやだいやだいやだイヤダイヤダイヤd―――

ここでブラックアウト、バイオレット・デビルの意識は完全に途絶え身体は肉塊となり路地裏に赤い花を咲かせたのであった。彼女の持っていたマジカル・クォーツは苺の手に渡った。


>>レス不要


【とりあえずここでバイオレット・デビルのレスは終了です! お疲れ様でした!】



【日比生ペリーヌ/オペレーションルーム】

ペリーヌ『神鳴高校へ到着した隊員に連絡です! 現在校内で複数の戦闘が発生しております! ただちに制圧行動に出てください! またグラウンドに避難している生徒の誘導も並行して行なってください!』

現在魔法少女同士の戦闘によってパニック状態になっている神鳴高校を鎮圧するよう現場の隊員に指示を送る。

【一応神鳴高校の対策課隊員に行動指針を通達しておきます! レス蹴りしてくださっても構いません!】

>>神鳴高校の対策課ALL



【神鳴高校グラウンド/槻ノ木沢 まゆり】

「どうしよう…これってちょーヤバイ感じ?」

とりあえずグラウンドに避難しておいたがこれからどうすればいいのか分からなかった。そもそもなんでこんな事態になったのかもわからないので不安は更につのるばかりだ。周りにいる生徒も皆同じであった。

『ごめんね、ちょっとお手洗いに!リヴィちゃん、1人だと不安だからついて来てもらってもいいかな?』

『こ、校舎は危ないんじゃっ…』

「そうだよサッチー、こんな時に校舎に戻ったらあぶないよー!」

幸がトイレに行きたいと言っているが流石にそれは危ないのではないかと愛の意見に同調する。それは友人としての警告であり、もちろんまゆりは幸が魔法少女であることを知らないので一般人であろう友人の身を案じてのことであった。

>>リヴィ 吉田幸 桃見愛

29日前 No.601

ブラックローズ @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_X9G

【ようやっと返信するほどの時間の暇が与えられました…】
【1-B廊下/ブラックローズ(神代千聖)】

 剣の形は、不定形のものだ。
 電波的なブレを見せながら姿形を変えて行く様は正しく変化・変形を魔法で行っているようにしか見えない。設定された機能と術式をフルに回して稼働させ、在り方を変えて行くのがブラックローズの新たな力だと言っていい。かつてロゼと名乗っていた頃に持っていた力など、劣等のものだと蔑むようにだ。
 邂逅時には長剣だった薔薇色の剣は、戦闘の構えに入ったブラックローズと共に変化を遂げる。その形状は、長剣から湾曲したシャムシールのような形状。薔薇色に輝くオーラが剣を変貌し終え得ると、ブラックローズはそれを振るった。

「黄昏の空、紡がれる時の夢、ふふふ、ははは。
 薔薇の色は君の死色だ。君が最期に見る、死神の色なんだよ」

 振るった途端、剣から飛び出たのは紫煙。それは発光体に包まれて小型の刃となる。ブラックローズが腰を落とし、空いている手を敵魔法少女に突きつける。するとどうだ。浮かんでいた多くの小型の剣はまるで引力に引き寄せられたかのように魔法少女に向かっていく。
 いわば面制圧。先ずは一興、これをしのげ。凌がなくては面白くないからだ。

>>湖朧秀美


【加賀美町・路地裏からそれなりに離れた場所/城崎天音】

 飛行中の術式展開には相応の苦労を強いられる。そもそも、自分の武器はどう考えても魔法少女が持っていいようなものではない。ステッキとか、そういうファンタジーのようなものではないし、一言で言い切ってしまうのならば古くさいロボットアニメで敵が装備していそうな武器なのだから。
 こうなってしまった理由をあまり答えたくはないし、おもいだしたくもない。そんなことより、今は妖魔の相手が先決だ。保証された魔力の元、加速を繰り返して妖魔の攻撃を回避し続ける。だが、それにも限度が出てくる。一度は攻めるべきだと判断する。
 相手は妖魔……即ち、消滅するモノ。自分の能力を考慮する必要など全くない。故に!
 これにはチャージ時間を要する。故に敵の攻撃に晒される可能性もあろうが、全く関係ない。

「シーケンス・BSC!
 魔力充填を開始、誤射修正、角度調節――――――」

 RECORD BREAKERの先端が解放、セパレートされた二つの四角い穴に桃色の光が満ちる。
 大出力の魔力由来の攻撃を行う。……この大きな一撃が当たれば良いのだが。敵はどう動く。チャージ完了までに、死なずにいられるか。

>>妖魔戦ALL


【ゴー・アヘッドは魔法少女が誰か来たら出陣しようかと…】

29日前 No.602

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 扇串多々連&空舟栢間(サロメ) / 神鳴高校・体育館 】


 ベルベット・ハンマーの絶叫が体育館一面に響き渡る。けれども舞台袖の多々連がそれに釣られて出てくる様子はない。彼の性格を考えれば、律儀に約束を守っているよりは約束を忘れた挙句なんとなくぼうっとしている内にそのまま舞台袖で寝てしまった可能性のほうが幾らか高そうだ。あれはそういう男だから。そして目覚めた頃には、きっとサロメのこともベルベット・ハンマーのことも忘れている。舞台袖からのそりと出てくれば、そこに広がる惨状を見てこてりと小首だけ傾げて。そして何事も無かったかのように去っていくのだろう。そこに二人の少女の死体が転がっていたとしても。
 アキレス腱への攻撃はかわされたが、投げキスのほうはヒットした。けれど僥倖もそう長くは続かない。当てずっぽうで放たれた相手の愛銃からの一撃が、左脚のふくらはぎを貫通したのだ。恐らく狙ってのものではないだろう。苦し紛れにしぼった引き金から放たれた弾丸が、たまたまそこに着弾したのだ。ぐっと眉を寄せるサロメ。滴る血液がブーツの中をぐっしょりと濡らし、けれど悲鳴は意地でも出さず。戦士の意地ではない。女の意地だ。
 きっと相手が味わっている痛みよりも、今の自分が味わっている痛みのほうが軽いから。なのにみっともなく叫び出しては、それは精神力でこの女に負けたことになってしまう。負けたくない。恋でも戦いでも意地の張り合いでも。この女にだけは、負けたくない――決して。


「――――」


 光の無い眼差しで、身体をビクビクと小刻みに跳ねさせながら。それでもなお立ち上がろうとする目の前の女は、確かに自身で言う通り、彼のことを深く愛しているのだろう。だからこそ、彼女にだけは負けられない。これは彼に向かう狂った愛の切っ先で互いの心臓を抉り抜き殺し合う戦いだ。負けたほうは身体だけじゃなくその愛まで殺される。彼への愛を貫きたくば、何が何でも目の前の相手に勝つしかない。
 出しっぱなしになっていたバスケットボール入りの大きなカゴを最大限に引き伸ばしたステッキに引っ掛けて相手の側までぶん投げ、いくつものバスケットボールが散らばった乱雑な視界の中、その隙間を縫うようにして駆け出す。そして四度目の投げキスと、負傷した左ふくらはぎを顧みない強い踏み込み。さらなる加速と同時に姿勢を低くし、まるでチータのように地を駆けるサロメの姿はさながら獣の狩り。これだけのバスケットボールが散らばっていれば多少は狙撃への攪乱になるだろう。伸ばされたステッキがしなる。狙う先は胸部。呼吸は痛みに耐えるためにかなり重要な器官だ。肺を潰してしまえば、あの女の身体を走る激痛はいよいよ誤魔化しが効かなくなるはず。


>天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)様&ALL様


【就寝前の眠たい頭で書いたので誤字脱字が多めかもしれませんが、気にせずスルーしておいて下さい(`・ω・´)】

29日前 No.603

イザナギ @shine☆3Am2zLL2jrk ★Android=xabBzBXZkk

【イザナギ・J・オルフェウス/神鳴高校屋上】
「決まっている」
そう言い不敵な笑みを浮かべて答える
「こちらから打って出るさ
見敵必殺一気に方を付ける
だから……」
相手を抱き寄せ囁く
「お前は無理に闘うな」
そう言い微笑して籠手を深く付ける
今のコイツの姿は見ては居られない、ならばせめて俺がコイツの代わりに戦おう。
それに、こっちに居る奴らもきっと俺を楽しませてくれるはずだ

≫尊、高校ALL

28日前 No.604

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

【天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)/神鳴高校・体育館】

こんなに痛い思いをしてでも貫きたい愛がある。それは二人とも変わらない。かたやこちらは気が狂いそうな痛みと背中の怪我。かたや向こうはふくらはぎの貫通銃創。悲鳴をあげずにこちらを睨みながら立ち上がるサロメと擦りきれそうな理性の中で立ち上がるベルベット・ハンマー。
ただ一人への愛をテーゼにぶつかり合う二人の闘志はは痛みの向こうで燃える。ただ、ベルベット・ハンマーは普段ならとうに息切れをしてもおかしくないはずなのぬ、高揚にもにた感覚が自らを奮い立たせる。
こんな狂っているとしか思えない中でも、不思議と自分の力を信じていた。己のマジカルクォーツにかけてここは勝たねばならない。そんな思いは二人とも変わらないであろう。

バスケットボールの籠がボールを撒き散らしながら飛んでくる。しかしベルベット・ハンマーはその後ろでキスを飛ばす動作に入るサロメを確認。素早く視界から外れるが、同時にサロメがバスケットボールを掻き分けて突っ込んでくる。目を閉じてキルゾーン・マッピングを展開。ボールの向こうにいるサロメの動きをみながら、先程と同様に胸への一撃を銃剣でいなしながら、振り上げたブラッディメアリーの銃床でサロメの鎖骨辺りを狙い、突きの一撃を狙う。

「(負けたくない。私こそ多々連くんの全てを手にいれるんだから……)」

執着の度合いはサロメと比べて遜色のないようになってきた。

>>空舟栢間(サロメ)様、ALL様


【こちらも半分寝ぼけ頭で落としたのでモロモロとアレですが見つけてもそっとしておいてください……(笑)】

28日前 No.605

似非紳士 @baccano☆/.lpbIA2P7M ★Android=ErSbd0BUQK

【小鳥遊由美(カルメン)/中庭→体育館付近】

全ては思い通りに進んでいる。
けれど、何一つ望みは叶わないのだろう。

小鳥たちの数匹を自分に当たりそうな光の柱へと向かわせる。
込められた魔力の差だろうか、小鳥たちは無事なようだ。
降り注ぐ光の柱の間を縫って、時折掠めるそれが肌を焼くのも気に留めず、私は体育館の近辺へと歩みを進める。
天を仰いだときに上空に見えた一人の魔法少女。
味方では無さそうだった彼女に向かって使い魔を放つことも忘れない。

さぁ、間もなくフィナーレだ。
クライマックスに向かって雪崩落ちるように踊り続けよう。

「もはや、語らいに意味はない。カルメンを殺すのはいつの世だって正義ではないの。カルメンを殺すのは醜い穢れた人の欲望。貴女とは対極にあるものよ。だからこそ、全ての正義に目にもの見せる。愚かな乙女は此処に居る。貴女も、貴女も、貴女も、貴女も! どうぞご覧じよ!」

正義はこの身に届かない。
悪意の刃のみが、この命へと手を届かせる。

「さぁ、この舞台も間もなくフィナーレ。最後まで、最期まで、どうぞ皆様お付き合いのほどを」

傷だらけの身体、ズタズタのドレス。
けれど、優雅にカーテシー。
全ての観客に、全ての正義に示す。
これがカルメンの咲かせる悪の華。

>>キリエル様、蒼様、周辺ALL様



【マリアンヌ・光子・松崎/路地裏】

後ろが静かになった。
どうやらあの魔法少女は死んだらしい。
しかし、そんなことなど最早どうでもよかった。
ただ、この妖魔の魂を早く解放しなくては。
目の前の恐ろしい妖魔が、まるで泣きじゃくる子供のようで、私はひどく胸を締め付けられる。
今はただ、一刻も早く楽にしてあげたい。
何故こんなにも妖魔に入れ込んで居るのだろう?

いや、余計な思考は脇にどけておくと決めたはずだ。

「その魂を解き放ちましょう。愚かで浅はかな獣の肉から解き放ちましょう。主の御前に全ては等しく裁かれる。その裁きの庭へとあなたを送りましょう。ただ、あなたの安らかな眠りのために祈りましょう」

雷撃は槍で受け止め、地面へと流す。
僅かな痺れと数倍に増幅されている痛みが両手を走るが、気にするようなことではない。
それこそが罰なのだ。

余計な全てが思考から除かれる。
私の世界に残るのは、私と妖魔だけ。
過去にないほど、私は目の前の敵に執着していた。

全てがゆっくりと流れていく。
景色も、痛みも、敵も、私も。

「汝の王国、峻厳と、荘厳と、永遠に、斯くあれかし」

再び、攻撃を始める。

28日前 No.606

エステル @captain1 ★Android=tdjdXA69bB

【海凪蒼/神鳴高校 上空→校舎内】

状況を伺っているとペリーヌさんから通信が入る。その声色からここが余談を許さない状況であることは十分理解できた。建物という閉鎖空間で近接戦があまり得意でない蒼がどこまでやれるか分からないが、そんな言い訳を理由にここに留まるわけにもいかないだろう。蒼は頭を地面の方に向け、校舎の出入口へと飛び、扉の前に降り立った。まだ生徒が残っているらしく、時々校舎から避難する人影が見える。彼等はもと同じ学舎にいた関係だ、早く助けなければ。

蒼は校舎内に立ち入ると、思わず懐かしい気持ちに覆われた。少しの間とはいえ通っていた学校なのだ、見慣れた風景ばかりで学生時代の思い出が蘇る。だが今は物思いに耽っている場合ではないと軽く頭をふると、魔力の気配を再び探った。どうやら戦闘が起こっているのは体育館の方向のようで、2ヶ所でそれぞれ戦闘が行われているらしい。生徒が巻き込まれることはもちろん、学校自体を破壊されるだけでも被害は大きくなってしまう。蒼は体育館の方へと走り出した。すると、ひとつ大きな人影がこちらに向かってくるのが見えた。確か彼女は蒼の一年上の先輩で、いつも道着を着ていた人だ。だが彼女の姿はいつもの服装とは変わっていて、さらに魔力を体から発している。彼女も魔法少女だったのかと今さら分かる事実を確認しながら、蒼はその魔法少女から少し距離を置いたとこで立ち止まった。

「あなた魔法少女よね?それならこの学校で魔法少女同士が戦っているのは知っていると思うけど……あなたはその戦いを止める人かしら?それとも戦いを止めようとする人を止める人?」

蒼は用心を解かずに目の前にいる道着をにきた魔法少女に問いかける。まずは彼女が味方か敵かを探らなければならない。蒼はまっすぐと相手を見据えながら返答を待つのだった。

>>マモノ様、周辺ALL


【せっかく似非紳士様に絡んでいただいたのですが、まだ戦闘していない方のところにいきます。申し訳ありません。マッコイ様のマモノさんが現在どなたとも絡んでいないようでしたので絡ませていただきました。よろしくお願いします!】

28日前 No.607

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 扇串多々連&空舟栢間(サロメ) / 神鳴高校・体育館 】


 目を閉じた状態で胸部狙いの一撃をいなすのを見て、やはり相手の能力は目を閉じることを発動条件にした視界に関係する何かなのだと悟る。そうであれば、大量のバスケットボールによる攪乱も無意味だったか。次いで繰り出される鎖骨目掛けたライフルの突進は、けれどこちらも半身の回避体勢に入ったことで表皮を擦ってすり抜けるに終わる。それでも靴下を履かず半ズボンで思い切り助走をつけて体育館の床を座ったまま勢い良く滑った時のような、皮膚が突っ張って熱くなる感じの痛みには襲われたが。いなされたステッキを持つ腕は相手の身体右側上方に行っている。それを瞬時に掌の中で逆手に持ち替え頚椎目掛けて振り降ろし、同時に空いている手で、相手の身体ではなく愛銃を狙って投げキスを放った。いくら魔法少女の武器といえど、サロメの死のキスからは逃れられない。一撃でも喰らえば瞬時にダンボール並の脆さに成り果てまともな武器としては使い物にならなくなるはずだ。弾丸を放つ衝撃で自壊し、鈍器として振るおうにも相手の身体に当たった瞬間ぐしゃりと潰れるような長物、武器どころか松葉杖としても役立たないことは必至。それでも一度変身を解いてもう一度変身し直せばリセットしたと見なされて強度は戻るが、そんなことをサロメの目の前ですれば一瞬の隙を晒した瞬間殺害されることなど相手も重々承知だろう。つまり相手に投げキス三つ分の充分な痛みを与えた今。投げキスで狙うならば本体よりも愛銃のほうがこの戦況を自分優位に持ち込める可能性は高まる。
 それだけではない。片手で頚椎を標的にしたステッキの一撃、もう片手でライフルに狙いを定めた投げキスを贈る傍ら、サロメは軸足の右脚だけを地面に残し、先程弾丸で貫かれたばかりの左脚ではベルベット・ハンマーの足元目掛けて足払いを仕掛けていた。元は柔道などの格闘技の技である足払い。けれどそこから投げるモーションや引きずり倒すモーションに入る予定はないので、厳密には足払いのような何かと形容するべきかもしれない。相手の前足を払って投げる出足払、相手を釣り上げながら足を払って投げる払釣込足、相手を横に引きずりながら足を払って投げる送足払など、数ある足払い系の技のどれとも微妙に一致しないこれは、単に身体能力に物を言わせて脚力だけでの両足を掬いこかしてしまおうというシンプルな力技だ。それゆえに、テクニックでどうにかかわそうというのは至難。今度は二段構えではなく三段構え。三つ同時に繰り出した攻撃のうちどれか一つだけでもヒットすれば良い。もちろん相手もやられっぱなしではないだろうから、こっちの攻撃が通ると同時に向こうから反撃が来てこちらにダメージが及ぶ可能性だって考えている。けれども傷を恐れていては相手に傷を与えられない。星三つ分の痛みで闘志を失わないベルベット・ハンマーを戦線から離脱させるには、やはり息の根から止めにかかるしかないのだ。そのためならこちらも痛手を負う覚悟はとうに決めている。


>天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)様&ALL様


【一秒にも満たない時間で凄い攻防が繰り広げられているんだぜ、魔法少女たちの身体能力ってスゲー! な描写を目指したら台詞が無くなりましたん。アニメによくある無言無音のハイスピードアクションをスローモーションで送るシーンのイメージ】

28日前 No.608

フロウ @flows573 ★iPhone=zoNQ4IsSNm

【湖朧秀美/ 1-B前廊下】

ん、剣の形状が変化したぞ。やはりあの剣は魔力の賜物、幾ら叩き折っても何度でも構築可能というわけか。強力で厄介な魔法、一体どれほどの願いや憎悪を抱いているんだ。
そんな彼女の言葉は、少し心を抉る。

…薔薇色こそが死色か…
あながち間違いでもないかもしれない、

しかしそれ以上の思考タイムは強制中断、彼女が再び動きを見せたかと思えば、どこから現れたのか小型の剣が自身をめがけて、まるで餌を見つけた鷲のように一斉に襲いかかって来た。


「なッ!? 剣のクセに遠くにも飛ばせるってちょっと強すぎない!?」


後ろへジャンプするように下がり、まるで物を掬うかのような手の振り方でシャボン性爆弾を一気に発射する。数なら負けてはいない、それを証明するかのようにシャボンと敵の短い剣はほぼ全て相殺し爆発後に消滅した。
いや、正確には一本だけ爆破し損ねた、その一本は正確無比に私の顔面ど真ん中を捉えていたが、危機一髪で顔を逸らし頬を掠っただけで、剣は背後へと飛んで行く。

だがそれはこちらのシャボンも同じこと、何物にも当たらず、廊下の窓から外の光が反射し、儚くも美しく光る三つのシャボン玉は速度を上げて敵の元へと向かって行く。

>ブラックローズ様、All様

28日前 No.609

七彩 @tmr☆qrj4adrhQpgH ★Tablet=rLqy3zkxxj

【グラウンド→/リヴィエール・コロン】


「大丈夫だよ……まゆりちゃん、愛ちゃん、校舎には入らないから」

 心配でもしようものなら、薄いとはいえあまり見られない微笑みをみせ、ぽすぽすと二人の頭に右手左手を優しく置いて撫でる。私の感情がなんとなくわかるようになった二人なら、多分詳しく言わなくても、大丈夫だときっと分かってくれる。その小さな微笑みはそのままに、二人に背を向けて幸ちゃんの手を取ろうとして。

「すぐ帰ってくるから、みんなの近くで待ってて……素早く行くよ、幸ちゃん」

 その瞳が語ることは、まだ覚醒したことのない私にはなんとなくしか分からない。でも、マジカルクォーツが“何か”に反応してるのは確かにわかる。そしてその“何か”が、近くにあって暖かいのも。手をとってくれてもくれなくても、野外のお手洗いのある方向へと走り出す。

 手を取ろうとしたのは、自分なりの答え。ついて行くよという意思表示だった。

>>幸ちゃん、(まゆりちゃん、愛ちゃん)

28日前 No.610

一凛 @itismile ★Android=EabOapv9qW

【セシリア(雅成七瀬)/路地裏→移動中】

「やった、この調子で...」

勢いよく振り下ろした裁ち鋏は見事、妖魔に命中しダメージを与える事が出来た。妖魔から漏れだす魔力で先程の魔力の消費を少しばかりは回復することが出来た。セシリアだけではなく様々な攻撃が次々に妖魔にダメージを与えてゆく。次の攻撃に移すため少し間合いをとるように後ろにさがろうとすると、叫び声に驚いていると黄色い魔力円が現れた。

「うーちゃん!!」

突然の事に大声を上げてセシリアの兎のぬいぐるみを呼んだ。
それは先程までセシリアの肩に乗っており妖魔にくっついていたキーホルダーサイズの小さなぬいぐるみの名だった。
セシリアの叫び声に反応したように妖魔にくっついていた兎のぬいぐるみは
魔力円から雷が放出される前に、巨大化しセシリアに抱きついた。
上下の魔力円から放出された雷に当たるのと間一髪というところか。
セシリアを包んだ兎のぬいぐるみに雷は直撃した。しかし、このぬいぐるみもセシリアの魔法で強化されている為ある程度の電撃は防ぐ事が出来る。セシリアの元に雷が届く前に雷は止んだ。ぱっとぬいぐるみに離されたセシリアは右手をぶんぶんと振りながら、うぇーと情のない声を漏らしていた。
兎のぬいぐるみはぷすぷすと若干音を立てて小さく焼けこげたところがあった。弱めの雷だから右手だけで済まされたがもっと強かったら...と考えるのをそこで止めた。右手にだけ電撃が届きぴりぴりと痛い手で裁ち鋏をくるくると回すと裁ち鋏を2つに分け怒ったように妖魔を睨みながら追いかけた。

「私は...此処で止めなきゃなのです。何があっても...」

自分に言い聞かせるようにそう言うと片方の裁ち鋏だったものを、ふんっと槍投げのように妖魔目がけて飛ばした。


>>妖魔様、周辺all様

28日前 No.611

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

【【天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)/神鳴高校・体育館】】

「ッ!」
銃床の一撃がかわされ、自分の足に相手のが絡まり、掬われそうになる。咄嗟に脚を上げてそれをいなすも、順々に繰り出される相手の手数はベルベット・ハンマーの経験を上回る。平時なら格上の相手として敬意も払えただろう。
しかし、残念ながら両者には一人の存在を巡る深い因縁がある。そして、その存在に最初の接吻を交わしてしまった以上、空舟栢間と天鵞絨乙美の間にある憎しみは後戻りどころか、地獄の釜の奥底すら貫いたものとなってしまった。
愛をかけた戦いと言えば美しいだろうが、そう、これは互いの愛を命と共に殺そうとする戦いなのだ。お互いに妥協を許すということはない。

足払いに気をとられたせいで、ベルベット・ハンマーは重要な点を見逃していた。キスのモーションは見えていたとしても、体に痛みが増さないからかそ不発と判断した。
……が、それこそサロメの術中にはまったことを意味する。サロメの狙いは体ではない。ブラッディメアリーの銃身である。バレルと機関部を結ぶ中間のラインに浮かぶ死の星に気がつくことなく、頚椎を狙って袈裟懸けに振られたステッキの一撃をブラッディメアリーで応じるが、星によって硬度が脆弱とブラッディメアリーは、まるでかじられた焼きたてのパイのようにぐしゃり、と粉砕されてしまった。あまりのことに驚き、バックステップで距離を取るが、ステッキの先端によってベルベット・ハンマーは鎖骨、谷間、乳房の下に、斜め一文字の袈裟懸けによる荒い傷が出来てしまう。

「うああああっ!」

谷間のリボンが切れてしまい、傷がなければ扇情的な姿になるが、傷口から溢れた血液が柔肌と服を染めてしまう。
「はぁ……はぁ……よくも……私のライフルを!」
機関部とグリップだけが原型をとどめたブラッディメアリー。それを逆手に持ち、トンファーのように構えながらもその闘志は未だ消えない。

「(大丈夫、まだ手はある……魔力さえなんとかぶつければ……!)」

傷の痛みすら気付けに変えて、ベルベット・ハンマーは震える足許に血溜まりを作っていた。

>>空舟栢間(サロメ)様、ALL様、スレ主様

【ハイスピードの三段攻撃はロマン!そして後程どう決着するかを今日中にスレ主様の日記にに案として落とします(一部日記の内容に触れるのでサブには落としません)。そこにミーナ登場のタイミングも案として出しておきますので後程確認をお願いします。友禅様にいたりましてはこのままお時間ある時にレスを返して頂いても大丈夫です。】

27日前 No.612

隊長機モルガン @type14 ★Android=KeKvbmnKtk

【天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)/神鳴高校・体育館】

「ッ!」
銃床の一撃がかわされ、自分の足に相手のが絡まり、掬われそうになる。咄嗟にサロメを抱き寄せ転倒を避けるも、順々に繰り出される相手の手数はベルベット・ハンマーの経験を上回る。平時なら格上の相手として敬意も払えただろう。
しかし、残念ながら両者には一人の存在を巡る深い因縁がある。そして、その存在に最初の接吻を交わしてしまった以上、空舟栢間と天鵞絨乙美の間にある憎しみは後戻り出来ないどころか、地獄の釜の奥底すら貫いたものとなってしまった。
愛をかけた戦いと言えば美しいだろうが、そう、これは互いの愛を命と共に殺そうとする戦いなのだ。お互いに妥協を許すということはない。

足払いに気をとられたせいで、ベルベット・ハンマーは重要な点を見逃していた。足払いの前にキスのモーションは見えていたとしても、体に痛みが増さないからかブラフと判断した。痛みによる恐怖心を煽った舐めたやり口だと。
……が、それこそサロメの術中にはまったことを意味する。サロメの狙いは体ではない。ブラッディメアリーの銃身である。
そしてバレルと機関部を結ぶ中間のラインに浮かぶ死の星に気がつくことのないベルベット・ハンマーに、抱きつかれたまま頚椎を狙って逆手に握られたステッキの一撃を見舞うサロメ。咄嗟に横にずれようとした為、頚椎への直撃は回避したが、ステッキの先端は易々とベルベット・ハンマーの背中に突き刺さり、片肺を貫いてしまう。

「ぐえっ……か……はっ……!」

美少女らしからぬ声と共に喀血でサロメの肩を汚しながらもブラッディメアリーを回して銃身を逆手に持ちかえると、サロメのわき腹目掛けて横から突き刺そうとするが、星によって硬度が脆弱となったブラッディメアリーは、握るだけでまるでふやけた段ボールのようにぐしゃり、とひしゃげる。構わず力任せに突き刺すべく、銃剣の先端はサロメのわき腹へ迫る。
エクストリミス・ナウ―死の淵に立たされる時―を迎えてもなお、一人の存在を巡る故にベルベット・ハンマーは泣き言を口にしない。舞台で喝采を浴びるのは自分と信じてやまないのだ。

>>空舟栢間(サロメ)様、ALL様

【ご迷惑をおかけしましたが、修正をしました!また怪しい部分がありましたら教えてくださいましまし!】

27日前 No.613

@purple3ru ★iPad=o1RdeKbLL2

【桃見愛 / グラウンド】

>>大丈夫だよ……まゆりちゃん、愛ちゃん、校舎には入らないから

>>すぐ帰ってくるから、みんなの近くで待ってて……素早く行くよ、幸ちゃん


リヴィはそう微笑むと、私の頭の撫でた。何が大丈夫なのよ、意味わかんないわよ。だって緊急の避難放送がされるくらいの大変な事件なのよ? そんなときに、女子2人が此処を離れるなんて、危ないに決まってるじゃない! 私はリヴィと吉田さんのことが、とても心配だった。避難訓練以外でグラウンドに一刻を争う強制集合。こんなの、私は初めてだ。そんなときに、友だち(吉田さんは私を友だちと思ってくださるかはわからないけど…)が何処か行っちゃうなんて、心配で心配でたまらない!
そんな風に思ったのに、リヴィと吉田さんは、私たちに背を向けて、外にあるお手洗いの方向へ歩いて行った。

「……大丈夫かな…」

>>リヴィ、吉田さん、槻ノ木沢さん

27日前 No.614

友禅 @yuuzenn☆fXqsD0VZIxk ★Ywte4t2Nfq_Q1n

【 扇串多々連&空舟栢間(サロメ) / 神鳴高校・体育館 】


 咄嗟にこちらの身体を抱き寄せることで足払いでの転倒は回避したベルベット・ハンマー。けれど愛銃目掛けた投げキスは見抜けなかったのか、あるいはブラフと判断したのか、見事にヒットしてしまい星の模様が浮かんでいた。相手はそれにまだ気付かない。頚椎への一撃のほうは、場所こそ外れてしまったがダメージを与えることには成功した。片肺を貫く生々しい感触。苦痛と絶息に喘ぎ嗚咽するベルベット・ハンマーの口元からごぽりと吐き出された血が、サロメのワンピースの肩口を濡らした。サロメの身体に密着したまま愛銃を手の中で逆手に持ち替え槍術のごとく脇腹を突き刺そうとしているものの、ダンボールと変わらぬ脆さになったそのライフルは魔法少女の身体能力では軽く握り締めただけでぐしゃりと元の形状を失ってしまう。それさえも気にせず脇腹に突き刺そうとしてくるが、サロメのキスは物に当たった場合、当たった場所だけを脆くするわけではない。当たった物そのものが丸ごと脆くなるのだ。切れ味はそのまま、強度はダンボール並の銃剣。そんなものを勢い良く人間の脇腹に突き刺そうと思えばどうなるかは単純明快だ。


「残念だけど、それじゃただの人間でも殺すに足りないわ」


 ぐっと腹筋に力を込めれば、脆い銃剣はサロメのワンピースと皮膚と、後は筋肉のほんの表面を撫でるようにうっすらと傷付けただけで、すぐにポッキリと折れてしまった。当然だ。いくら切れ味が鋭かろうと強度がダンボール並なのだ。身体に、ましてや人間より丈夫な耐久値を誇る魔法少女の身体に特筆すべきダメージなど与えられようはずも無い。少し考えればそんなことは分かるだろうに、それでも己の愛銃でサロメの脇腹を突き刺すことを選んだのは何故なのか。痛みで脳の働きが鈍くなってきた、あるいは刺さらないことを理解した上で苦し紛れに咄嗟にそうしてしまった。もちろん他の理由があるというパターンも考えられる。だが毒物を塗るような時間の余裕が無かったのは確かだ。もし少しでもそんな素振りを見せていれば、サロメは最初の足払いの時に抱き寄せられた時点ですぐに押し倒すか突き飛ばすかしていた。
 もはや相手の武器は鈍器としても刃物としても使い物にはならない。銃身がひしゃげていては、銃器としてもロクな働きは期待できないだろう。そしてベルベット・ハンマーがあのライフルから魔力の弾丸を放つ以外の攻撃を今に至るまでしてこなかった辺り、彼女の魔法は武器があって初めて攻撃を成せるものと考えられる。つまり彼女は武器を失い、攻撃力に乏しい魔法しか使えず、そして身体中をサロメの魔法によって激痛で蝕まれ、片側のみとはいえ肺まで抉られている状態。こちらも首の切り傷と鎖骨付近の軽い摩擦と打撲、そして左ふくらはぎを貫通した弾丸と痛みと失血による体力の消耗こそあれど、それもあちらの満身創痍ぶりに比べれば微々たるものだろう。
 ――この戦い、現段階では間違いなくサロメが有利だ。


「飛び道具を失った以上、もう貴方を相手に接近戦を挑む理由も無いわね」


 ベルベット・ハンマーの肺から抜き取った血濡れのステッキを片手にそう呟くが早いか、ふくらはぎに弾丸の貫通した左脚を慮ることなく地面を蹴り上げざっと数メートル後退する。もはやブーツの中は血で満たされ、少し動くたびに履き口の隙間からチョロチョロと血がこぼれているような有様だ。もちろん弾丸が貫通したことで空いた穴からも。それでもサロメは立ち止まらない。ベルベット・ハンマーも立ち止まらないだろう。恋は道ではなく崖なのだ。歩くものではなく、堕ちるもの。一度そこに足を踏み外してしまえば――あるいは進んで身を投げてしまえば。後はもう堕ちるしかない死ぬまでノンストップの落下劇。さあ、先に谷底へと叩きつけられて死ぬのはどちらか。天からぶら下がる蜘蛛の糸はお生憎様お一人用だ。
 負けられない戦いだからこそ、ここは手堅く勝たせて貰おう。ベルベット・ハンマーのいる場所や、恐らく避けるならばそこに移動することになるだろうと予測される周辺に向かって何十という投げキスを飛ばしながら、視線は彼女から逸らさぬままじっと次の行動を伺う。左脚を負傷しているとはいえ、投げキスならば手首のスナップを効かせ一定の場所を往復させるだけで手軽に放てるのだから便利だ。まっすぐにしか飛んでいかないので軌道は容易く読まれるだろうが、そこは数で幾らかカバーできるはず。


>天鵞絨乙美(ベルベット・ハンマー)様&ALL様

【バイト帰りにつき書き殴り失礼】

27日前 No.615

リユカ @amethyst☆RjrSFHraO6Q ★R3lMq2ye0U_qxX

【故/加賀美町路地裏→ビルの屋上】

「有り難う、助かるわ」
 あっさりと協力することを承諾してくれた二人の少女に答えるが早いか、出現した魔力円にシールドを覆い被せるようにして雷を防ぐ。折角左腕が回復してきたところかつ協力者を見付けたばかりなのだ、この場でまた電撃で痺れるのは避けておきたい。魔力の消費は少なくはないが、身体の方は無傷で攻撃を防ぎ切り、改めて二人の方を振り返る。
「貴方達遠距離戦は得意? 一応此方は後方支援の予定だから、なるべく遠隔攻撃で妖魔の足止めと近くに居る他の人たちのサポートをするわ。消耗しているなら下手に近寄らない方が安全だとは思うし、それが可能ならついて来て。もしまだ余裕があって接近戦の方が良ければ、妖魔の方に向かって欲しいの」
 戦闘シーンを見ていないため二人の能力は自分からすれば未知数だ。従って、取り敢えず適材適所の振り分けといこう、と自分と後方支援をするか妖魔に直接攻撃に向かうかの提案をする。見たところ仲の良さそうな二人なので、別れる別れないは向こうの判断に任せた方が良いだろう。

 相手の返事を待って、再び屋上に舞い戻る。と言っても先程とは若干場所をずらし、妖魔の進行方向を捉えやすくしたところだが。
「そうね、数だけなら十分すぎる程だわ。人員は幾らでもいるんだから、上手く使いなさいよ」
 相方の賞賛に、遠回しに無理をするなと言う警告を返す。
 引き絞った弓で狙うのは妖魔の両足、それこそ魔力の出し惜しみをせず雨のように連射した。

>舞歌様、苺様、尚之様、妖魔(ライト)様、周辺ALL様

26日前 No.616

Charlotte @kirieru ★Android=ryLO8WYMEG

【翌檜桐恵/中庭>体育館付近】

天から降り注ぐ裁きの鉄鎚は使い魔達によって阻まれカルメンは光柱の間を縫いながら体育館付近まで後退していく。
だがこの戦闘の状況は桐恵の方が優勢でありカルメンは徐々に追い詰められている様子でもあった。
それでもドレスがボロボロになろうともカルメンは余裕を保ちながら桐恵に向かって芝居がかった台詞を言い続けている。
ただ虚勢を張っているのかそれともこの戦いも自身が演じる舞台として主役俳優のように酔いしれているのか今の桐恵にとってはどうでもいい事だった。
桐恵はゆっくりと体育館付近に居るカルメンに近づき淡々と語り始める。

「先程の貴方の質問に答えましょう....私はこの世の悪を排除する為....全ての悪に裁きを下す為に魔法少女になった.....それ以上もそれ以下でもない」

カルメンの言った『魔法少女(怪物)になってまで何がしたかったのか』という問に桐恵はこう答えを返した。
『この世悪に裁きを下す為』。
桐恵はたったひとつの歪んだ信念の為に彼女は人である事を捨てたのだ。
その信念を貫く為なら桐恵は目の前の魔法少女の命を奪う事さえ躊躇ない。

「愛を弄んだカルメンは愛憎に満ちたホセの刃で命を散らし舞台は幕を閉じる.....」

暫くの降着状態が続いたが次の攻撃の一手を先に仕掛けたのは桐恵だった。
ガンブレードを地面に突き刺し引き金を引くとガンブレードから光の衝撃波が発生する。
その衝撃波は割れた地面から光が壁のように噴出していきそれがカルメンの周囲を弧を描くように取り囲む。
まさしく袋の鼠という状態でこの場から離脱する退路はほぼ断たれてしまった。
すかさず背中の翼で飛び上がり上空から桐恵がカルメンに目掛けて強襲を仕掛ける。

「だがこの舞台のカルメンに向けられる刃はホセの愛憎の刃ではなく私の断罪の刃.....!これでフィナーレです!」

長く続いた舞台にフィナーレを迎えるべく最上段から桐恵はガンブレードの刃を主演女優であるカルメンに振り落としたのだった。

>>カルメン、周辺All

26日前 No.617

ひえ〜さん @moontype☆HULp0ij5IO. ★6gKaaEj4KD_tIn

【ただいま一時的に本編を停止しています。各本体さまはサブ記事にどうぞ。】

>>ALL本体さま

26日前 No.618
切替: メイン記事(618) サブ記事 (660) ページ: 1 2 3 4 5 6 7

 
 
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