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TRPG風Oなり【翡翠の風の魔法使い-Aerial Magician-】

 ( オリジナルなりきり )
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GM@募集開始 @uqtosora ★Android=qDFNcxo2NA

彼は夢を見た。
世界の多くを目にし、仲間と歩く夢。
夢は何も語りはしない。
ただそこには、様々な経験があった。
出会いがあった。対立があった。
大切な者を失った。彼は叫んだ。
神々しいそれは表情一つ変えない。
彼は杖を手に神々しいそれを追い詰める。
しかし、彼にとどめは刺せなかった。
そして悲しみと平和が訪れた−−

「よし、旅にでよう。」

そして彼もまた、歩き出す。
そこに多くの困難と障害があろうとも。
夢に見る景色を求めて。

「翡翠の風=エアリアル」

呟くと、どこからともなく風が舞う。
そして次の瞬間。彼は、飛び降りた。
その広い世界へと−−

Welcome to the world of Mebius!!

メモ2016/02/12 18:28 : GM@募集開始 @uqtosora★Android-qDFNcxo2NA
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春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/酒場1F】

「ん〜、いい(料理の)匂いがするにゃ〜」

1Fに着くなり鼻を動かしてご機嫌そうに耳を動かす。朝食が大いに楽しみな所ではあるが、ひとまずは皆について席へと着く。

そして、皆の後にマスターへの別れの挨拶をしようとした時、

「━━━?」

匂いと共に近づいてくる人がいた。順番的には匂い→気配→振り向くの順。彼女は最近、人によって共通する匂いと違う匂いがあるという独自の結論に至っている。

何が言いたいかというと、例えばソラとシャーリィやリーリエ、ウェンディは共通した匂いを持つが、ソラとキーファはまた種類の違う共通した匂いがする。キーファとリーリエに共通する匂いは他のメンバーには全く無い様に何かしらの関係性が匂いにはあるらしい。

それを確認する為にソラにくっついたり、わざわざ酒盛り組のテーブルに絡みに行ったりしていたのだ。ちなみに、夜行性である彼女が寝ている皆の匂いをアルコールによって寝付かされるまで堪能していた、というのは彼女だけの秘密である。

閑話休題。そしてなぜこの話を持ち出したのかというと。それは簡単、この近づいてきた人物とソラに共通した匂いがあったのだ。

が、シャルルはあえて口を出さない。二日酔いのせいもあるが、ここで自分がとやかく言ったところで決めるのはソラだし、何より口を出す材料が無い。

とりあえず空気を読んでここは黙って置こう━━というシャルルの決意的な何かは次の瞬間に、思考の外へとぽーい、された。

「ふにゃあぁぁぁ〜!?」

確定的に「これは美味しい」見た目と(料理的な)匂いを振り撒くクラブサンドが置かれたのだ。「こんないいものを自分が食べていいのか」というかのように手がぷるぷる震えている。が、その遠慮とは裏腹に尻尾が物凄い速度でぶんぶん振られている。

とりあえず醤油淡白のソースを選択する。今のシャルル的にはこれがいい。そして両手で掴み、一呼吸おいてかぶりつく。その瞬間、野菜の甘さや食感が最初に、そして油漬けされたカチウオの味が醤油と絡み合って舌へ伝わる。いい具合に油と醤油、水分を吸ったパンの内側とふんわりした外側のバランスもよろしい。

一言で言えば「美味しい」のだ。

「こんなに美味しいもの食べたのいつ以来かにゃ……」

ひとかじりされたクラブサンドを見つめながらふと呟く。が、そんな些細な事でシャルルが止まるわけはなく、1分かかったか程度の時間でクラブサンドを完食してしまった。

「ふにゃ〜、マスター、ありがとにゃー!」

自然と出た満面の笑みでマスターにお礼を言う。

そして流れ的にスープへと取り掛かるわけだが、ふと、シャルルは思った。

(そーいえば、私の里はこういうのダメだったんだにゃー)

猫には食べさせてはいけないものがあることは周知の事実だが、それには玉ねぎや卵、レバーや人間用の牛乳、香辛料、コーヒーなどがあるが、シャルルはそのいずれも平気なのだ。

恐らく、他の猫獣人に比べて猫感が薄いからだとは思うが、それでも、見る人が見ればヒヤッとする光景だろう。

ちなみに、シャルルがアルコールに弱い原因の一つは僅かな猫感なのかもしれない。

≫all

2ヶ月前 No.277

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_ej6

【リーリエ/酒場1F】


二人の後に続いてマスターに短く別れの言葉を告げ、そそくさと食事の並べられたテーブルの席に着く。
確かにマスターにはいろいろお世話になったし、今日でマスターの料理が暫くお預けになるのは名残惜しい。が、リーリエ的には今は並べられた食事のほうが気になって仕方が無い様子で、挨拶自体はさっぱりしたものだった。

――――さて、と目の前の料理に目を向ける。今日の朝食はどうやら、サンドイッチとスープのようだ。
サンドイッチの方はトーストを三枚使った三段重ねのクラブサンド? だったかな……で、たっぷりの野菜とハムが挟まれたボリューミィなものだ。ソースをかけて食べるのだろうか? 脇に3種類ほどおかれている。1つはシーザーだとわかったが、他の2つはなんだろう。スープの方は、玉ねぎと卵と使ったコンソメスープか。澄んだ琥珀色がなんとも綺麗だ。

今日の朝食もとても美味しそうで、ソラの合図をまだかまだかと待っていると、何やら一人の男性がソラの方に近づいてくるのに気付いた。
耳を立てていると、どうやら仲間になりたいとのこと。

『"翡翠の風の魔法使い"……二つ名みたいなものか? なんか、かっこいいな』

しかしリーリエが気になったのはソラの通名の方のようで、自分も何か、そういうかっこいい名前が欲しいなと思った。
いや、自分で名乗るようなものではないんだろうけども。羨ましいものは羨ましい。

頂くとしよう、というソラの言葉に、《和楽風胡麻》のソースを取ってかけ、クラブサンドを持つと小さな口をめいいっぱい開いて、ぱくり。
外はかりっ、中はふわっとした絶妙な焼き加減のトーストや、しゃきしゃきとした生野菜の食感。燻製独特の風味を持つハムは柔らかくて食べやすい。いい匂いだったからという理由で選んだ《和楽風胡麻》のソースだが、胡麻の味がしっかりと生きていてしかし主張しすぎず、野菜本来の甘さやハムの味を壊さず纏め上げている。

その美味しさに満足そうに、幸せそうにフードの下で笑顔を浮かべるリーリエ。
だが、三段重ねのクラブサンドはその小さな口にはやはり大きかったのだろうか。その頬はまるでハムスターのように膨らんでいた。


>>ALL

2ヶ月前 No.278

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/酒場1F】

ウェンディが可愛らしく眉間に皺を寄せながら、どのソースを使えば良いか迷っているのを見ていたシャーリィは、隣から声をかける。

「ねぇ、私はウェンディちゃんが使うのと違うソースにするから、一口ずつ交換しよ?その方が、お互いに得でしょ?」

一緒に過ごしているうちになんとなく分かってきたが、ウェンディに対しては感情に訴えるよりも、利害を説明する方が遥かに効果的であると、シャーリィは気付いていた。

そのため、今回も言葉に気を付けながら、一口交換を誘ってみた。その本心はあくまで、迷っているウェンディに色々な味を楽しませてあげたいという、若干過保護気味なものだったが。


>>ALL



【特にすることも無いので、ウェンディに絡みにいきます。なんかこの感じ懐かしいですね。笑
しかし冷静に考えるとソースは食べながら変えていけばいいだけの話なので、クールに断っていただいても一向に構いません。
もし乗っていただけるのであれば、折角なのでリーリエと違うソースを選んでくれれば、リーリエとシャルルの二人も一口交換に加わってくれるかもですね。ちら。】

2ヶ月前 No.279

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/マスター/酒場1F】

彼の注文を受けて、マスターは厨房に戻り、ホットミルクに加熱したハニーシロップを加えてみる。
どうやら彼が甘党である事に気付き、少々趣向を凝らしてみるようだ。

そうこうしてできた《ハニーミルク》を彼のテーブルに運び「お待たせしました」と差し出す。



ハニーシロップを加熱して、ホットミルクと混ぜることはできなかった。
理由としては、加熱する際に凝固してしまう点が上がり、融合というには物足りないものとなった為だ。
仮に蜂蜜が固形化せずに高温になったとしても、ミルクと融和する事はならず、行き詰まりを迎えた。

結果、固形化させてから融和させる事に辿り着いた。
ヒントはミルクに混ぜるシュガーやシロップ。
それらの融和を見て、固形化させた蜂蜜を砕き、ミルクの熱で溶かす方法を試みた。
これは上手くいき、マスターはこれを《ハニーパウダー》と名付けた。

そうして一仕事終えると、今度は【翡翠の風】の可愛い女の子達に御礼やお別れを言われる。
彼女らと軽く言葉を交わし、また離れると彼女らの「おいしい!」という笑顔に少々上機嫌になるマスターだった。



キ《忍び歩き(70)》=43(成功)
キ《隠匿技術(90)》=27(成功)

そしてキーファが物音なく動き出す。
彼は不自然なく立ち上がり、とある人物の死角に入る。
ソラは頭に?マークを浮かべるが、待たせる人も居るということで食事に集中する。
結果、彼はフードを被る娘の死角から娘に接近する。

ちなみに他の女の子達には見える位置である。
彼女らに伝わるかは分からないが、キーファは口元に人差し指を立てて『静に』とウインクしてみせるのだった。

その頃、ソラはリーリエと同じく、口にサンドを蓄えもきゅもきゅと食べていた。
マスターも変わらず、下げたカップを洗い、それが終わるとカウンターで朝刊のセントラル情報紙を広げて、皆が食事を終えるのを待つようだった。

>>All


【キーファが動きます。
合わせてくれると嬉しいなー(ちらちら)とキーファが女の子達皆に視線を送ってます。
ちなみにこれを容認すると、リーリエに対してキーファの不意打ち行動が確定します。
不意打ちとは、特殊な技能がない限り、幸運でしか回避できない行動であり、不意打ちを確定させた時点で、対象への次の行動が自動成功となります。

七篠未様以外の皆様が、リーリエにおしえてあげる。もしくは、リーリエが気づく行動を行えば失敗となりますので、キーファに合わせるかは自由です。】

>>皆様

2ヶ月前 No.280

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/酒場1F】

己の意思では決めかねて、けれど悩んでいるのも馬鹿らしいと手元にあった《シーザー》ソースとやらを手に取る。
結局すっかり思考を一巡させて、挙句に適当引っ掴むことになるとは。言い訳その他は先ほど散々撒いたので、ここは抑えておくとするが。
まあ、気にするだけ無駄である。さっさと食事を胃に片付けて、この後の事を考えよう―――と、いった矢先。

ふとシャーリィから思わぬ提案を受け、思考を余所にやっていたのもあって一瞬返答が遅れる。
と、その遅れを取り戻そうとして、つい口を突いた言葉をやや急きながら並べてしまうわけで。


「え―――あ、そうね。そのほうがいいのか……も」


ほとんど全部言い切って、語尾だけ躓くようにして漸く思い至る。
相手の話をよく脳内で噛み締める前に相槌紛いの返答をしてしまったが、よく考えると色々……こう、アレではなかろうか。
何がアレって、それはもう。ウェンディ=ウィン=ブランサージュという女性を知っているなら、最早説明するまでもないと思う。
いやしかし、仮にも利害は一致して……いるのかどうかも正直なところ曖昧だが、どちらに不利益があるわけでもないのでその点はクリアとする。
言い換えれば、ウェンディが承諾する最低限の理由付けはできるわけで。そうなると、今度は断るに足る理由がなければならない。
さらに付け加えれば、一度頷いてしまっている以上、この上で改めて首を横に振るハードルは相応に高いと言える。

気が変わった? それはちょっと乱暴だろう。
気恥ずかしい? いい歳して今更何を。いい歳してるからこそ恥ずかしいと言えなくもないが、それはそれ。
気乗りしない? それこそ今更だ。既に『そのほうがいい』とまで言ってしまっているというのに。

結論。


「まあ、アレよ。その……あなたがイヤじゃないのなら、ね」


諦めて、やや視線を逸らし気味に漂わせながら告げた。
こう言ったものの、相手はシャーリィである。他所の誰かならいざ知らず、自身を人間の少女と信じ込んでいる上にお人好しが服を着て歩いているが如き彼女には無駄な足掻きに過ぎないのだが。
そう悟れるくらいには、それなりに互いの性質を知る仲にはなっている、のだろうか。彼女にとっては複雑な心境である。思い至る経緯が経緯なだけに。



そんな折。
視界の端に怪しげな人影―――と言っても、その動作自体はごく自然なものだったが―――が映り込んで、反射的に銃を引き抜こうと太腿に手を伸ばす。
なぜと言うほどの理由もない。ただ、ウェンディは魔人種であるキーファを今もそこそこ警戒しており、彼のダメ親父っぷりによくよく呆れており、その裏に見え隠れする鋭さにまずまず注視している。
そんな彼が足音を忍ばせて寄ってきたのだから、それはもう問答無用で撃ち抜くかという至極論理的な帰結(ウェンディ談)だったが、今は曲がりなりにも食事中。
であれば彼も余程の事は仕出かさないだろうし、一応こちらを頼む眼差しも感じるし、正直なところ相手をするのもバカバカしいし。

兎角色々と理由をつけて、ウェンディはポーカーフェイスという名の無視を決め込むのだった。
リーリエには悪いが、許してほしい。こちらも飛空艇の事とソースの事であれこれ考えねばならないのだ。まあ、その、半分くらいはほぼ自爆なのだが。


>>All

2ヶ月前 No.281

春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/酒場1F】

シャルルは目の前で繰り広げられている(?)ソース問答を食べるものが無くなった為か、それとも単に二日酔いで食欲がどうしても減退してしまっているのか本人はナイフの手入れをしていた。

ナイフホルダーに入るサイズという限定はあるものの、手足に仕込む8本のナイフの形状は長いものから短いものまで、片刃もあれば両刃もあり、柄の形状も鍔が無い以外の共通点が存在しない。

シャルルは旅先の各地でナイフを購入しては戦闘において折れたり紛失したりしているため、一つの種類だけを持ち歩くのは不可能に近いのだった。

「にゃ?」

気配、というか匂いの動きを感じて、視界の端にキーファを捉える。ウインクした所を見ると、どうやらこれから面白そうなことになりそうなので、今回は気づかないフリをする事にした。

(ごめんにゃー、シャーリィちゃん)

ワクワクしつつもとりあえず心の中で謝る。

≫all

2ヶ月前 No.282

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_ej6

【リーリエ/酒場1F】


具が横から溢れないように注意しつつ、ゆっくり慎重に食べ進めていると、シャーリィ達の会話が聞こえてきた。
なるほど確かに、お互いに一口ずつ交換すれば、三種類のソースを全て味わうことが出来る。得しかない。

「よかったらわらわも混ぜてくれないか? そのソースをかけたのだが、他のも気になっていてな……」

《和楽風胡麻》のソースを指差しながら、一口交換の仲間に入れてくれと声をかけた。


楽しそうに、嬉しそうに食事に集中するリーリエは気づかない。
自分の父親が死角から近づいてきていることに……。


>>ALL

2ヶ月前 No.283

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/マスター/酒場1F】


どうやら許されたと思われるキーファの動き───まあ、各々の思惑と状態によるモノ───だが、彼はだからといって大層なことをする気は無い。

そう、強いて言うなら職業柄。職業柄仕方無く、こうした動きをしてしまうのだ。
彼曰く「その方が面白いだろ?」ということでもあるのだが、要はキーファの普段気質なのだろう。

動きは普段と変わらないというのに、足音も心音も乱れず───まるでそこにあるが当然の如く───キーファは娘の背後に立った。

隙を窺い、皆とのシェアに乗り出す際、彼女の横に移動する。そして────


キ「フードはとらなきゃ失礼だぞ。我が娘よ?」


───ひょいとフードを持ち上げた。

本当にただそれだけである。ある種、真面目に見て警戒を意識していたら、ずっこけるレベルでどうでもいい。
だがそうした急に際し、娘の見せる表情は無防備極まりなく、気を付けてはいたのであろうが、艶やかに口元に光るソースを残しキョトンとする様は、まさに『可愛い!』の一言。

そんな彼女もまた名残惜しいが、キーファは父として口元の素敵なソースを「ほら、付いてるぞ」と素敵な笑顔で拭ってあげるのだった。


一方その頃、我等のリーダーは、まだもきゅもきゅしていました。もきゅもきゅ。

ソ『美味ぁぁい…』

マ『フフッ…いい顔で食事なさる。貴方が何とかこの日を迎える事ができ、少々寂しさも残りますが、私は嬉しい限りです。ありがとうございます。ソラ様。』

>>リーリエ、All


【エッグシュガーソースは、オランデーズソースのほんのり甘いバージョンです。
オランデーズソースの場合、塩、黒胡椒等で味を締めますが、エッグシュガーソースは砂糖で檸檬の酸味を立たせます。
檸檬の風味の後に甘みが残る女の子向けのソースです。】

2ヶ月前 No.284

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/酒場1F】

ウェンディが消極的ながらも、一口交換に賛成してくれたので、シャーリィは自分のクラブサンドにエッグシュガーソースをたっぷりつけ、まずは一口かじる。

「うん、甘くて美味しい!ウェンディちゃんも甘いもの好きだよね?」

はいどうぞ、とそのままウェンディの手に渡そうとする。


そんなやりとりをしていると、リーリエが混ぜてくれないかと声をかけてきた。
食べられる味が増えるので、シャーリィとしては当然断る理由がない。

「もちろんですよ!では、先にリーリエさんのを頂いてもよろしいでしょうか?」

自分の分をウェンディに渡してしまうため、シャーリィはそうリーリエに提案する。

そこでシャーリィは初めて、キーファがリーリエのすぐ後ろに立っていることに気がついた。
そして声をかける暇もなく、彼はリーリエのフードを上げ、口元のソースを拭いとる。

『私にも父がいたら、あんな風だったのでしょうか。』

シャーリィはそんな親子を微笑ましく感じながら、少しだけ眩しそうに見つめていた。

>>ALL



【交換はウェンディ→リーリエ→シャーリィの順番で。と言っても強制ではないので、拒否してもらってもOKです。】

2ヶ月前 No.285

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_G29

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2ヶ月前 No.286

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/マスター/酒場1F】

フードを取られた事に気付き、あわてふためく娘の様子にキーファは困ったけど、とりあえず「ハハハ」とから笑い。


キ「リーリエ。リーリエは今、仲間や世話になった人に失礼をしているとは思わないかい?」

キ「ロゼの言ったことも大事かもしれないけど、この先もずっと教わったことに囚われて生きていくのかい?」


顔は相変わらず優しい笑顔だが、キーファは娘の固定観念を払拭したいため、諭すように少し真面目なトーンで話す。

冷静なキーファから見て、固定観念を持った人間は、冒険の場で迷いやすい。
状況の異常性には注意を払い、できることを確認したり、時には手を引く決断や進言を行うものだ。できない者から犠牲になる。
仲間を思うのであれば尚のこと、実際には馴れ合いではないのだ。生きるために協力する。後から悔いても遅すぎる。皆、流されてるだけではいけない。

娘の返答を待たずにキーファは続ける。


キ「皆も、それに私もフードを被ってないだろう?とるべきところでとっていないと、かえって怪しまれたり、印象が悪くなってしまうぞ。」

キ「大丈夫。いつものように笑顔で接していれば、皆可愛いお主に優しくしてくれる。何かあったら仲間に頼れ。そういうものだ。」


そうしてキーファは笑顔を見せ、締め括りにリーリエの頭を撫でようと手を伸ばすのだった。

>>リーリエ、All



一方その頃、我等のリーダーは食事が済んだようで、口元を拭くと立ち上がる。

ソ「マスター、珈琲甘めでよろしく」

マ「かしこまりました」

ソラが歩きながらマスターに注文すると、マスターは了解し、ソラの皿を下げてカウンター奥に戻っていく。

ソ「失礼するよ。」

そう一言告げて、ソラは朝飯前に話しかけてきた彼のテーブル席に彼と対面するように座る。

ソ「改めて、このギルドのマスターをしているソラだ。先程は失礼をした。早速だが、貴方の売りを教えてほしい。速いに越したことは無いのでな。」

そうして土魔法使いの彼に笑顔を向ける。先の話を聞いて、いたく気に入った様子のソラであった。


>>ニコル、All

2ヶ月前 No.287

ニコル @wool2☆VNBqqCXSBrI/ ★jwcrYYhVbX_Qc5

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2ヶ月前 No.288

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/酒場1F】

わざわざ『あなたがイヤじゃないのなら』と、遠回しではあるが提案を取り止める余地を残してみたのだが。
にも拘らずと言うべきか、まあ予想通りと諦めるか、シャーリィは相変わらず朗らかな調子のままに笑いかけてくる。
果てにはリーリエまでも話に乗ってくる始末で、ウェンディはなしくずしに流されるままである。


「それは……ええ、まあ……嫌いでは、ないわね」


こうなっては踏みとどまるのは難しい。会話にも、どうしたって混ざるしかないではないか。
なるほど、甘いもの。それはもちろん好ましい。どちらかといえば果実類の爽やかに抜ける甘みを好むのだが、砂糖の舌に残るような甘さも悪くない。
疲れた脳にも糖分はよく利いたので、魔術学に励んでいた頃もよく世話になった。無論、ここまで真っ当な品ではなかったが。

まあ、そもそも好き嫌いはそう激しくないと自負している。魚介類は得意ではないが、それ以外は概ね問題ない。
常から懐に不安のあった彼女にとって食糧問題は重要であって、選り好みする立場ではなかったのもある。
兎も角としてシャーリィの言葉には曖昧に頷く他ないわけで、簡単な思考の海に逃げ込もうにも差し出されたものを受け取らないわけにもいかない。

結局、話の輪の中にある誰とも目線を合わせないよう、かつ極力余計なボロを出さぬよう速やかに、シャーリィのクラブサンドを受け取った。
そのまま口を付ける前に、そっと自身の分をリーリエに押して寄せる。隣の少女のように『どうぞ!』なんて笑顔で言える性質ではない。言ったが最期、もはやそれは自分とは呼べないだろう。
己がアイデンティティが崩落する前にそそくさと交換を済ませてしまえば、まだ傷は浅い。後に自己嫌悪に陥らないためにも、今は口を閉ざす時だと判断した。

そう、理由はそれだけだ。なので、リーリエに忍び寄る影に関してなんら言及しなかったことには、少しの悪気も含まれていないのだと弁明する。
それはもう、ほんとにまったく。自分の事で精一杯だっただけで、わざわざキーファを制すのも面倒だとか、リーリエに視線が集まればやや状況が緩和するのではという淡い期待とか、全部ないのだ。


しかし。ウェンディはこの選択を、正直なところ後悔した。
キーファの言っていることも、まあ分からないではない。リーリエ=W=アルテーンという少女に語るものであると考えれば、適した指摘なのかもしれない。
けれど、思わずにはいられない。反感を覚えずにはいられない。この身体は、この記憶は、この感情(わたし)はどうしても、ひどく捻くれた存在であるらしい。


―――そんな台詞が吐けるのは、お前が恵まれていたからではないのか。


と、つい口を突いて出そうになった言葉をすんでのところで呑み込んだのは、ウェンディが比較的理性的な女であり、この場においては僅かでも態度を軟化させる必要があると定めているがゆえである。
この場、というのは酒場を指してのものではない。【エアリアル所属のウェンディ】という立場である以上は、ひとまず暫くはそう在り続ける意思があるのなら、相応に。それだけのことだ。

やや話の筋が逸れるとしても、ウェンディはキーファの話に頷けない。
だってそうだろう、その内容はあまりにも前向きに過ぎるではないか。
却って印象が悪くなる? なにを馬鹿な、姿を知られれば印象どころか存在ごと否定されることだってある。
普段通りの笑顔でいい? そうしたら、どんな目に遭っていたか知れない。今此処にいるのは、自分を押し殺し続けた対価に生き長らえたからだ。
仲間に頼ればいいだって? 上っ面だけの仲間など、誰より信用ならない! 信用してしまえばそれだけ、知られ、裏切られ、疎まれる苦しみが増していくのに―――。


そこまで考えて首を左右に振り、ねっとりと今もずっと自分の奥底に這い続ける黒い感情を追い出した。
分かってはいたが、消えない。消せない。現在は過去の積み重ねで、未来は現在の延長だ。だとしたら、過去から続くこの確執は、いつまでも消えることはないのだろうと思う。
だから、考えるだけ無駄なのだ。自分は生涯そういうモノで、ここでは自分の話はしていない。それで納得してしまえば、誰に咬み付くこともない。

心なし落とした視線に入ったのは、先程受け取ったクラブサンド。気を紛らわせるためにも、と小さく一口かじって頬張ってみる。
………甘い。まだ胸中が落ち着かず、実のところ味はうまく分からなかったのだが、それでも後に残るそれは感じた。
今は、その優しさに逃げておくのも手かもしれないと、素直にそう思った。


>>All



【いつものウェンディの脳内だけで繰り広げられる唐突な謎シリアス。まだ三日目だからネ、是非もないのですネ。】

2ヶ月前 No.289

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/酒場1F】

「にゃ」

ナイフの手入れ終了。特に理由もなく、ただの「区切り」として「にゃ」と発言した。次に手入れする戦闘用のグローブをポーチの中から取り出しつつ、3人、とキーファに目を向ける。

何をするのかと思えばそんな事か、その辺は自分は気にしていないのに。と思いつつも口には出さず、これ後々教育の方針とかで夫婦喧嘩の種にでもならないかと若干心配である。娘は20なのだからその辺は大丈夫なのかな、などと思いながら右のグローブを装着する。

このグローブはナイフを仕込むための装置や、腕に固定する為のギアロック製のベルトが付いている。グローブの中に手を入れ、丸い歯車の様な装置を回す。すると、それに繋がるベルトが締められ、腕に固定される。これで容易に吹き飛ばされる事は無い。

そして、腕につけてから手入れすればやりやすい事も最近の発見だった。

そして、リーリエとキーファを見ながら、故郷での事を思い出す。とは言え、10年ほど前の事だから忘れている部分も多いが。故郷では人間色の強いシャルルは浮いた存在だった。身体能力、という観点においては他の獣人に劣るシャルルは、人間的身体にある「優位性」を用いた。それが、このグローブである。金属製の外装は生身の相手に有効打を与え、内側の革は衝撃を吸収してくれる。そしてナイフを仕込めば複雑な攻撃が可能となる。そして、それを与えてくれたのは紛うことなき両親である。

少しだけ懐かしさを覚えながらも両手のグローブの手入れが終わる。

「………なんだか、血の匂いがするにゃあ。誰か鼻血とか出してたり。にゃーんてねっ」

天井を向いて言った一言は、恐らく、その根源となる者が聞いたら恥ずかしさで悶絶するであろう核心を突いたものだった。

当人にとっては、シャルルがその匂いの元を探してあたりを見回りたり、立ち上がったりしなかっただけ救いだろう。

10にも満たぬ年で故郷を離れ、匂いを便りに何となく生き抜いてきた彼女は今、目的を達成し、能天気にスープを飲んでいる。

そして、「そういえばウェンディちゃんの匂いしっかり嗅いだこと無かったにゃー」とばかりにつつつー、とウェンディに擦り寄って行く辺り、やはり彼女は猫なのだ。

≫all

【無自覚に状況をかき混ぜるシャルルがウェンディに絡んでいきます。ぺしっ、とあしらってもらっても構いませんよ?諦めませんがねっo(`・ω´・+o) ドヤァ…!】

2ヶ月前 No.290

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/マスター/酒場1F】


問いかけた彼には、少々おかしな点があった。

先ずは彼に先程の“勢いが無い”こと。
俯いているので表情がはっきり見て取れるわけではないが、目元が少し窪んだような、青いような気がしなくも無い。
回答も先のような言葉を連ねる感じでは無く、どちらかと言えば悩んでいるような、詰まらせたようなものだ。


そうして観察していると、彼は「土魔法が使える」という言葉を皮切りに、先のような饒舌さで語り出した。
そして、先程の疑問の“回答”が目の前に晒される。


「“紅玉の鼻血の錬金使い”───聞かない通り名だな?まあ皆まで言わずとも、そんな風に弱点を晒すのは勇気がいるよな。信用を得るためにそこまでしなくても良かったんだが、生憎俺のギルドは商会じゃなくてな。えーと、名前がまだだったな?」


断りを入れようと思ったが、名前を聞いていなかったのを思い出し、友好的な相手を蔑ろにする事は気が引けるために再度問いかける。

そうこうしていると、マスターがソラの注文した珈琲をだしに現れ、ついでにティッシュペーパーをニコルの前に差し出した。
もちろん、垂れた血を拭く為の布巾も忘れてない。

マ「先ずはそのみっともない面をどうにかしろ。お前も先ずは止血させろ。店に血溜まりなんて迷惑万来だ。」

ソ「あ、ああ、悪い…。あまり聞いたことないリスクだったんで、つい観察してしまった。」

マ「全く、しっかりしてくれよ」

そうしてマスターは、また奥に戻っていった。

>>ニコル、All

2ヶ月前 No.291

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_G29

【リーリエ/酒場2F】


「確かにその通りではあるのだが……」

真面目なトーンで離すキーファの言葉に、俯いてしまうリーリエ。
失礼だなとは自分でも思っていたし、父上の言うことも理解できる。3日前の頃であれば、確かにそのとおりだと納得してフードを外していただろう。

しかし、だ。今ではそうするべきか迷う自分がいる。

原因は昨日の朝の出来事である。今でこそシャーリィと仲良くなれたとリーリエは思っているが、あの時の嫌悪に満ちた目はまだ記憶に新しい。
一緒に冒険をして、お互いのことを知って、今がある。シャーリィほど優しい者相手でも、外見を見られただけでそれだけの時間を要したのだ。今後も似たようなことがあったとして、今回と同じように仲良くなれるか……リーリエには分からなかった。
あるいは幼少の頃から社会に出て、ちゃんと対人関係の経験を積んでいればそれを元に判断もできたのかもしれないが。安全という箱に入れられて育ってきたリーリエの皆無とも言える経験では分からない、分からない。

「父上、父上は昨日、自分の考えを持って頑張れとわらわに言ったよな? だから……少し待って、ほしい」

頭を撫でようとキーファの手が伸びようとしたその時、俯いていた顔を上げて相手を見上げる。結論は自分で出すから、と。拒否でも承認でもなく、保留の意志を告げる。
そしてその上で"今はまだ"隠しておいたほうが良いような気持ちがやや勝っていて。そっとフードを被り直した。
因みに話すことに、考えることに集中していて、どうぞの一言もなくこちら側に寄せられたウェンディのクラブサンドには気付いていないようだ。


>>キーファ、ALL

2ヶ月前 No.292

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/酒場1F】

俯き考え込むリーリエを見て、シャーリィは心を痛めていた。

『もしかしなくても、私のせい……ですよね。』

初めて会ったリーリエにひどい言葉を浴びせてしまったのは、つい昨日のこと。彼女がそれを忘れられるはずもなく、フードを外すのが怖くなってしまったのだろうとシャーリィには思えた。

「キーファさん、私が口を挟めることではないのかもしれませんが、今はリーリエさんの意思を尊重してもらえないでしょうか。お願いします。」

リーリエの仲間として、友達として、少しでも助けになりたくて、シャーリィはキーファに頭を下げる。

>>ALL

1ヶ月前 No.293

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【キーファ/酒場1F】

出した手を避けるようにフードで隠す我が娘。
仕方ないと言わんばかりに、その上から頭を撫でる。

するとシャーリィからも頭を下げられる。
さすがにこれにはキーファも頭が上がらない。
どのみち彼は、リーリエがそう感じるならそれでいいと思うタイプだ。先程の事は、いずれ娘ができるようになればいいと思っている口だ。


「シャーリィちゃん。君が気に病む事でも無いんだ。お互い環境に持たされた先入観───固定観念によるものだからね。」

「ただ私は、リーリエに新しい考え方を教えたかっただけだ。不必要に素顔を隠せば、そういう事情があると思われても仕方がない。今や土や光の都のような場所でもなければ問題になることは滅多にないことだ。」


そう言ってキーファは、リーリエの隣に椅子を移して座りこむ。


「火の国の因果応報とはよくいったもので、大抵の場合、やられる側もやられるような事をしているものなんだ。常に誠意を示すのも違うだろうが、群衆の中でなら流されず、セオリーを利用するのも手さ。君達はこれから色々なところを回るんだろう?」

「その場所にはその場所のやり方や常識がある。けして自分の常識が常に通じるとは思わないようにね。そして、攻めるなら怯まないこと、最悪逃げ道は確保しておくことかな。私もそれなりに苦労したからね。君達の気持も分かるつもりだよ。」


キーファは、冗談ではない空笑いをして皆に促す。
相変わらずのポーカーフェイスではあるのだろうが、口から出任せを言っているわけではないだろう。


>>リーリエ、シャーリィ、All

1ヶ月前 No.294

ニコル @wool2☆VNBqqCXSBrI/ ★jwcrYYhVbX_Qc5

【ニコル/酒場1階】

ティッシュペーパーをこねて詰め物を作り、それを鼻の穴に無造作にねじ込んで止血とする。

「いやあ、店を汚しちまって悪いなオヤジさん。しかしコイツがいつ出てくるのかは俺にも分からないんだ、勘弁な」

そのまま酒場の主人に「ふきんとティッシュ、ありがとう」と礼を言ってから、置かれたふきんを使い、机の上で満開になっている赤い花をふき取って行く。何度かふきんを往復させれば血痕は綺麗に消えて、代わりにふきんが血を吸って赤くなった。

「さて、名前だったな」

ニコルは言われてから、自分がまだ名乗っていなかったことを思い出す。どうやら鼻血で想像以上に取り乱していたらしい。
前置きをしてから、先刻と同じような饒舌さで語り出す。

「ニコル・ステュアータ。さっきも言った通り、ガルニアの出身だ。と言っても、隅っこの田舎の方の、だがな。だから騎士だとか、イニス教団だとかとは関わり合いが無いし、くだらん魔人排他思想なんてモノも持っちゃいない。ただ少し土魔法が使える程度の田舎者さ。旅の目的は……まあ、見聞を広めるために――ってトコだな」

名乗りついでに簡易的な自己紹介も付け加えておく。

「紅玉の鼻血の錬金使いってのは、自嘲の意味を込めて自分につけた蔑称みたいなモンで、ただのジョークだ。そんなふざけた通り名を引っ提げて生きる気は無いから、マジに取らんでくれよ。そもそもの話、俺は通り名が付くほど有名な冒険者ではないんだ。旅を始めたのも、ほんの少し前のことだからな」

先程名乗った珍妙な通り名に対する訂正も忘れない。
止血したことで先程と比べて少しだけ冷静になったニコルは、自分がとんでもない事を口走ったのだと自覚し、ここで奇声を上げながら芋虫の如く酒場の床を転がりたい衝動に駆られたが、それに身を委ねてしまえば最後、不採用に加えて、今後の冒険者としての活動にも支障が出るだろうと考え、堪えた。
失態についての思考は打ち切るべきだろう。まだ面接は終わっていないのだから。

>>ソラ マワリノミンナー

1ヶ月前 No.295

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/酒場1F】


「ずいぶんと、知ったようなことを言うのね」


ひとくち齧ったクラブサンドを皿に戻して、ウェンディは至ってすまし顔のままため息交じりに口を挟んだ。
リーリエがキーファの言いなりにならず己の意思を示したことで僅かながら溜飲が下がったのか、或いは先程の諦観と糖分が効いたのか、彼女は幾分調子を取り戻していた。
即ち、無愛想かつ辛辣な小生意気娘の再来である。尤も、歯に衣着せぬからといって咬みつくわけでもないのだが、好印象でないのも明白だ。


「やられる側にも。いえ、むしろそちらにこそ原因がある。素晴らしいじゃない、その理屈さえ通れば他人を責める大義名分には事欠かないわ。
 ………なんて。別に、あなたを詰っているわけじゃないの。異質であること、異様であることを怖れて敵視する。そんなの当然の反応だし、そうでなければ集団を維持できないわ。
 それに、あなたが『その性質を肯定せよ』と言っているんじゃなくて、あくまであたし達に波風立てない対処法を説いているだけに過ぎないことも分かってる」

「でも、あなたの言い方は少し気に入らないわ。―――因果応報? 自業自得? その基準、善悪なんて誰が決めたのよ。
 世の摂理に反していることこそが裁かれるべき悪だと言うなら、ここは箱庭と同じだわ。それはきっとこの上なく平和でしょうけど………否応なく違ってしまった逸れ者には、何処よりも生きづらい。
 だって、世界が平和であればあるほど、己が異分子であるという事実が浮き彫りになるんだから。たとえ周囲がそれを許しても、きっと当人が認められない。自責の焔に身を焼かれる人間は、必ず居るわ」


たっぷりと時間を掛けて、けれど冗長になりすぎないよう注意を払って言葉を紡ぐ。
その口調は淡々としたものだ。決して己の生い立ちから来る逆恨みを刺々しい物言いで以て浴びせ掛けるものではなく、多面的な自論を展開しているだけ。
まあ、『逸れ者』のなかに自身が含まれるのは否定しないが、話の主軸はそこではない。
そして、彼女がこんなことを言い出した理由は、話の主軸には存在しない。―――ややこしいが、つまり。


「と、言ってはみたけど。まあ、景色に紛れて悪目立ちしないのが上策なのは間違いないわよね。
 ひとりの男が侍らせた女子供が何人も、なんてただでさえ目を引くんだから、それがまた普通じゃない行動をすれば見咎めるなってほうが難しいわけだし。
 そうね、今のはあっちの話を待つ間の暇潰しだったと思ってちょうだい。気を悪くしたかしら?」


言外に『まさかこんなことで腹を立てたりはしないだろう』と含めるような締め括りである。
要するに、余るであろう時間を使いたかっただけらしい。それにしては華のない話題だが、ウェンディにそのあたりを求めるのは酷というものである。
それに、今の面子だけでは今後どこかで人目に付くであろう、ということは想像に難くない。十分に予測し得ることでもある。
そういう意味では、ただいま絶賛面接中の彼が加われば違和感は多少なりとも緩和されるのだけど―――と、視線を移したことで、ようやく彼女に忍び寄る(?)人影……猫影? に気が付いた。


「………なにかしら。これを分けてほしいってことなら、あたしじゃなくこの娘に言いなさいな」


ちらり、と視線でシャーリィを指してみる。本能で生きている彼女のことだから、大方そんなところだろうと当たりを付けて。
その予想は残念ながら的を外しているわけだが、だからと言ってウェンディはそんなことなど知る由もないのだった。


>>All

1ヶ月前 No.296

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/酒場1F】

マスターの用意したちり紙と布巾によって、彼───ニコル=ステュアータの“弱味”への対処は何とかなった。

話によると、先に話した金銭の点で早とちりしてしまったが、彼は商人ではなく冒険者のようだ。
冒険者じゃない者が、わざわざ冒険者を呼称するとは考えにくいし、彼は実直に感じられる言動をしている。

物事をはっきり言うには、それなりのリスクがある。
当たり前だが、思考や思想は人それぞれである。故に、はっきりと言うには、その際に起こり得る価値観の対立を想定しなければならない。

例えば、現場においての言う言わない。
これに善悪を付けるとしよう。これはいわゆる報連相という奴だ。皆のよく知る当たり前に分類される。
当たり前に善悪を付ける場合は、前提条件、つまり状況やそれぞれの立場、それに伴う義務の追及が必要となってくる。

例えば連日仕事に勤しむ労働者が、ある日、幹部に休憩時間を聞かず、いつも通りに休憩をとったとしよう。
この際幹部は、休憩時間を言わずに休憩に入るよう労働者に伝えている。
それに従い、いつも通り休憩をとった労働者が戻る。

もしここで問題が起きた場合、悪いはどちらになるだろう。
落としどころとして簡単に思うのはお互い様だろう。
だが、幹部にはスケジュールを管理する義務がある。
もし問題が起きて『聞かない方が悪い』などと言えば、どうなるだろう?
十中八九、労働者の反感を買っても仕方ないのではないだろうか?
幹部はスケジュールを管理し、作業を潤滑に回す役割がある。これは多くの人を管轄下に置き、仕事を成功させるために重要な要素であり、その報酬として、幹部は通常の労働者よりも賃金を待遇してもらっているわけだ。

これは責任を放棄していることにはならないだろうか?
立場を利用して、とるべき責任を押し付けてると見られても仕方ないのではないだろうか?
故に、この論争を起こした場合、先に『いわない方が悪い』と言うのも一理あることでは無いだろうか?

というように精神的、論理的、思想的発言には逆説的見解によるリスクが伴うのだ。
彼にはそれを避けるために隠したり、ぼかしたりする様な言葉を選ぶ素振りが見られないし、むしろそれらに対しての自分の意見をはっきり言っている為、実直に感じられるのだ。


「そうか、商人ではなく冒険者なのか…。勘違いをしていた。すまない。」

ソラはまず、勘違いしていたことを素直に打ち明ける。
必要性は薄いかもしれないが、印象を左右する要素の1つになる可能性もある為だ。

「───それで、具体的にどんな土魔法が使えるんだ?」

「土魔法にもいろいろあるだろ?」とソラは話題をふる。


>>ニコル、All

1ヶ月前 No.297

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【キーファ/酒場1F】

そんな感じで上手くまとめて場を収めようかというタイミングで彼女───ウェンディ=ウィン=ブランサージュが声を上げる。

これにキーファは内心笑みを浮かべた。
理由としては、彼女がソラを除いたメンバーの中で唯一旅の難しさや人の影をよく知ると思える人物だからだ。

キーファは───ソラに聞いた事だが───彼女が魔族と人間のハーフであることを知っている。
その際に、ソラが「彼女にはメンバーとは別に希望を持たせてやりたいと思っている」などと言っていたことは、後の酒の肴にしかならないが。

閑話休題、つまりだいたいの事情は知れている。

それを鑑みると、彼女がこういったことに黙ってられない可能性は非常に高く、ここで彼女が声を上げる事はキーファにとって、確認をとるための布石でもあった。



最後の彼女の“ふり”にキーファは答える。

「────こういった話題だと、お互い伝えるのに必至になるあまり、怒っているとか機嫌が悪いとか、よく勘違いされるけど、実際君もそうじゃないんだろう?」

そうして、いわゆる薄ら笑いをウェンディに向ける。
内心としては非常に楽しくて仕方が無い。

「仮にそうだとして、問いに答えておこう。善悪とは大衆の意思だと、私は考える。理屈としては当たり前は当たり前に限らない点なんかをあげようか。」

切り替えるようにリーリエの頭から手を離し、キーファは足を組み、指を組んでテーブルの上に乗せる。

「大衆の意思と一口に言っても、説明するには規模が大きすぎる。故にここでは皆知ってる“当たり前”という思想に置き換えるとしよう。」

「君なら言いたいことが分かると思うけど、今言った様に当たり前は当たり前に限らない。絶対ではないんだ。故に許された事、許されてしまった事が存在する。」

「君が言ったことはこれに当たるだろう。これはある程度の条件下であれば、気付くことができるかもしれない世界の矛盾───いや、人の思想の矛盾かな。世界は悪くない。」

「君の言うとおり、これがまかり通るならば、世界は箱庭といっても過言ではないだろう。大衆…つまりは人の意思。共通認識が善悪を決定する。引用して考えれば、この世界は人に都合のいいように考えられ、回されている箱庭だ。これもまた現実だろうね。」

そうして、言い終わった様にテーブルの上の手を引き、椅子の背もたれに寄りかかる。

まわりには良くは見えないかもしれないが、お互い冷静さを欠いているわけじゃない。
平常を保つ努力を怠っていないし、お互いこれを保つ為の塩を相手に送っている。
つまり、真剣なのだ。真摯とも真面目とも言える。

キーファは彼女がのるかのらないかを待つとするのだった。

>>ウェンディ、All

1ヶ月前 No.298

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_G29

【リーリエ/酒場1F】


環境に持たされた先入観。そういえば自分も昨日は、シャーリィ本人のことは全く知らないのに修道服を着ている=イニス教=魔族の敵。と思ってしまった。それは以前、母上に教えられたことだったのだが、それがまさしく先入観というものなのだろう。あの時はそればかりが浮かんで、もしソラが止めていなければ。もしその後一緒に冒険することがなければ。今でもその先入観に囚われていたかもしれない。

「攻めるなら怯まないことと、逃げ道を確保すること……」

フード越しに頭を撫でられつつ、父上の言葉を小声で復唱する。
と、その時。ずいぶんと、知ったようなことを言うのね。と声が聞こえ、そちらの方を向く。ウェンディだった。
その後に続いて語られる言葉も、そしてそれに対する父上の言葉も。リーリエにとっては少々難しいものであり、今はまだ、十全には理解できない。しかし、何か重要であるように聞こえ、自分は参加はできないものの聞き逃すまいと耳を立てる。
二人とも落ち着いているし、父上も怒っているわけでも機嫌が悪いわけでもないと言っているが、横で聞いてる分には言い争っているようにも聞こえてやや心配ではあったが。

そして、横に置かれたクラブサンドには、まだ気付くことはなく。


>>ALL

1ヶ月前 No.299

ニコル @wool2☆VNBqqCXSBrI/ ★jwcrYYhVbX_Qc5

【ニコル/酒場1階】

前提として、ニコルは自分が商人だと思われている――とは考えていなかった。
なぜなら「冒険してみないか?」と言うキャッチコピーを掲げている以上、その簡素かつ端的な情報から読み取るならば、募集しているのは冒険者であろう事は想像に難しくない。ならば、その文字に惹かれ、集まってくるのは冒険者に他ならないだろう。
故に、ニコルとしては仲間にしてほしい項を伝えた時点で、自分の事を冒険者として見てくれる、と思っていた。

それは間違いだったが。

誤解の元はニコルにあった。
元々酒場に居た理由が商人じみており、ファーストコンタクトの時点で「わたしは商人です」とも取れるような台詞を言ったのが原因だろう。

「いや、誤解を招くような事を言ったのは俺だ。悪いな、紛らわしい事を言っちまって。始めに明言しておくべきだったな」

勘違いをしていた、と言うソラに、自分も悪かったと謝意を返すニコル。モジャモジャ頭に手をつっこんで、バツの悪そうに頭をかく。
聞き手の齟齬は言い手の齟齬とも言う。
その謝罪は必ずしも必要なものでは無く、またそれをするリスクが大きい事もニコルは知っていたが、知らぬ内に誤解され、知らぬ内に誤解が解かれた事を知らされた所で「ああ、そうだったのか」以上の感情を抱くことは無かった。
ただ、ソラに対して、自分が悪いと認めた事に関して素直に謝る選択が取れる人、と言う印象を抱いた。まだ経験不足が否めないが、その短い経験の中で、ニコルは謝れる人間に悪い人は居ない、と言う持論を得ている。このギルドマスターの下でなら問題無く活動ができそうだ、とニコルは自分の中でソレへの好感度を上げた。

そんなギルドマスターが、ニコルに問いかける。

「ああ、そうだな。お前さんの言う通りだよ。モノを作るだけが土魔法じゃないさ」

質問の意図は明白だった。
冒険には危険がつきものだと言う事は、ニコルは冒険をする前から知っていた。だからこそ"先生"に師事を仰ぎ、戦う力を貰ったのだ。
ギルドに参加する動機も、危険のリスクを下げるためだ。
ならば、この質問は「お前は強いのか?」と同義であるとニコルは判断した。そもそも最初の「強み」が、そう言う意味だったと気づけばもっと話は早かったが、鼻血ショックで思考力を欠いていたニコルにそれを求めるのは酷と言うものだろう。
今度こそしっかりと、自分の強みを伝える。

「俺の土魔法は、何だってできる。戦闘においては万能と言ってもいい。障害を排除するための攻撃力と、それから身を護る防御力がある。加えて傷付いた味方を癒す力もあれば、生命力を外部から供給することだってできる。その代わり欠点として、全ての行動に下準備が必要になってくるんだが……逆に言えば、その欠点(スキ)をカバーしてくれる味方さえ居れば、強力なサポート役になれると思っている。どうだ? 俺の事を欲しいと思ってくれたか? まだ発展途上だが、必ず役に立つ自負はあるぞ」

ニコルを仲間にするかどうか、その判断に必要な部分のみを説明する。
必要なのは「何をするか?」ではなく「何ができるか?」であると判断した結果、碑の仕組みなどの理屈的な部分は省き、何ができるか、何が必要かを、一切の専門用語を使わずに説明することにしたのだ。
理論的な部分は、必要な人に、聞かれた時にすべきである。


【ニコルは設定上実直であり、ソラさんにも実直だと思われていますが、思いっきり保身に走ってる件】

1ヶ月前 No.300

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/酒場1F】


結果的に───彼を受け入れない理由がなかった。

彼は冒険において、最も必要な多様性を持っている様であり、対応力の面で問題があるようだが、“管理”するという面で───こちらとしては───有用だ。

そして相変わらず実直に感じられる回答。
ソラとしては好印象である。


1つ問題があるとすれば、中身───実力がまるで分からないことだ。

眼の力で、彼がそこまで頭抜けた力や魔力を擁してないのは分かるが、このレベルでそんな土魔法は憶えにない。

ちなみに分かることは、眼で確認できる範囲までの事である。
といっても、所謂《魔眼》程の強力な力ではない。
使い方次第ではあるものの、外部への強制的な力はないし、範囲も決まっている。
見ることで対策はできても、耐性があるわけでもない。
使用した際の眼の変色もデメリットに数えられる。

内容としては、対象の種類の詳細を見られる。
体力や生命力、力と魔力等のステータスが見れる他、性別に年齢、種族がどんなものか、属性の適性は何かが確認できる。

ちなみに身長や体重、サイズの暫定値も見れるが、ソラは───主に服に隠れている等の理由で───不確定な情報は信用しない質なので心配な人は安心である。


「ニコル。今日から仲間だ。よろしく頼む。」


短い言葉ではあったが、ソラはリーダーとかマスターとしてではなく、仲間として頭を下げた。
なんとなく、彼にはお世辞を言うような回りくどい事をしなくてもいいような気がしたのだ。

ソラ自身、無駄なことは嫌いな質であり、無駄なことにはとことん面倒くさがる。
また、無駄な時間を使わないために面倒くさがって、物事を省略するような言動をとるため、彼の実直さに甘えたと言ってもいい。

どのみち彼が、ソラにとって好印象なのは間違いないのだった。


>>ニコル、All


【ソラは役柄的に仕方ないかもしれませんが、上に立つための能力を持っているので、保身とか以前に情報量が違うのがズルいところですね。
実直と思わせる行動を選んでいると言っても過言ではないでしょうけど、本人的な部分は現実と同じように違うでしょう。

世界観の説明が足りない気がしているこの頃ですが、生命力の項なんかで察しの付く方もいらっしゃると思います。
この世界の機械は電力以外に生命力で稼働するものが多く、生命力溜まりを作る石、つまりは妖人の加護を持つ鉱石を使って、生命力をためておいたりして使えます。
大型のものはそれで電力を発生させて稼働させます。
鉱石はコイルのような、バッテリーのような扱いになると思ってください。
まあそれだけではないんですけど…ブレーカーの方が分かりやすいかもしれません。
コントロールシステム、コントロールパネル、ディスプレイ。そんな感じのものになります。
電子的要素や液晶とはまた似て非なる感じ。似たようなものなんですけどね(;´Д`)

その鉱石を通して、色々な機能を実行できて、鉱石自体もエネルギー源として利用できるというのがまとめ?です。】

>>皆様

1ヶ月前 No.301

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/酒場1F】

ウェンディのやや刺々しくも聴こえる言葉に、キーファは実にたっぷりとした余裕を以て応えた。
さすがはお国勤めの役人サマ、といったところか。そのポーカーフェイスを崩すのも一興だろうとそれなりに挑発染みた台詞も織り交ぜたつもりではいたものの、眉ひとつ微動だにしないとは。
比較的負の感情が表情に出やすいウェンディにとっては、ソラ同様にやり辛い相手である。そも、核心を突きたがるきらいがある彼女は殊更、交渉諸々に向いているわけではないのだが。

などと思考を巡らせかけて、一度クールダウンを挟んでおく。正面から腹の探り合いをしては、たとえ互角の勝負を繰り広げてもなお経験の差、底の深さで勝てる道理がないからだ。


「そうね。ま、本音を言えばあたしは相手に理解されなくても構わないのだけど。ただ、自分の意思を示しておきたいだけだもの」


だから、意見をぶつけ合いたいわけではない、という牽制。
無論、必要とあらば思想でもってせめぎ合うことも吝かではなかろうが、この起き抜けの朝食という和やかな時間ではとてもではないが気乗りしない。
見ようによっては言い逃げるようでもあって、彼女自身好むところではないが、テーブル向こうの様子が一段落つきそうなことを契機に席を立つ。


「そして、あたし達みたいな矮小な存在は、そんな箱庭で流され生きるか逆らって死ぬしかないのよね。せいぜい大衆のお怒りを買わないように気を配るとしましょ」


話を切るように言い残しながら、終わり掛けの面接に視線を寄越す。
ちょうど、ソラが相手の青年に頭を下げていた。今後のご活躍をお祈り―――している雰囲気でもなし、おそらくは決まったか。
彼の存在がウェンディにとっての気苦労となるか、関心を分散させる蓑になるかは分からないが、少なくとも箱入りの少女らよりは世話の必要がなさそうである。

いずれにせよ。
結果がどうだろうと、用事が済んだこと自体は喜ばしい。何故かと言えば無論のこと。
これで、ようやく気兼ねなく飛空艇へ向かえるというものだ。


「―――あ、そうだ。あなたに回したソレ、もう全部食べておいて良いわよ。難しい話をして、悪かったわね」


回した彼女も、あまり重要視していなかったのか。
思い出したようにクラブサンドを指差すと、踵を返して面接の終了を見届けるのだった。

>>All

1ヶ月前 No.302

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【キーファ/酒場1F】


『ほう、のってこないか…』

様子見をしていたキーファは、内心感心する。

物事にはタイミングがある。
そのタイミングを間違えるだけで、正しいことですら間違った現実へと歪めることができてしまう。

今回の件で言えば、彼女の出だしは仕方がないことにしろ、どこかで出した手を引っ込めなければ、採算を付けるのはキーファの側になる。
キーファの側で収めること自体には問題はないが、彼女の主張が無意味な時間の浪費に成りかねない。

そして更に彼女はキーファの聞き出したい項目について語ってくれた為、キーファはこれ以上ものを言う意味もない。

『やはり彼女への入れ知恵は有効だな。一度口にして、意識から外す事は難しい性格だろうし、偏っているから自己暗示にも近い。収拾つける才能もあるし、ある程度流されたとしても、彼女なら望む方向へ軌道修正を加えられるだろう。』

その控えめな物言いは、実直というには捻くれている言動ではあるものの故に信用できる部分もあるとキーファはとりまとめた。

彼女が席を立ち、ソラの方へ向かうに、キーファは何も言いはしない。
これ以上は、よほど大切なことでもない限り、口にすれば今までの優位性を失いかねない。

『それに、機会はまだ続く…。必要とあらば、だ。』

キーファは一度前のめりになった身体を起こし、背もたれに背を預ける。
その際、真隣の娘の匂いに癒やされ、ポーカーフェイスを緩めている姿はギャップが酷くて口にできないが、やれやれと言った感じである。やれやれ。


>>All



【キーファ側で本スレ内で得るべき言質はとれたので主側としては問題ありません。
ウェンディちゃんの心の問題を問題として共有するためのサブイベント的な感じでしたが、まあ、進展するわけでもなく、とりあえずメンバーが認知することはできたと思いますので(受け取り方はそれぞれに任せます。)今後突発的にこの問題を問題化することも容易になりますし、とりあえず前触れなくは避けられたので主的にはウィンウィンムードです。】

1ヶ月前 No.303

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_G29

【リーリエ/酒場1F】


席を立ったウェンディの背中を、リーリエはフードの下からどこか悲しそうな目で見ていた。
確かにリーリエは今はフードを被って自分の外見を隠すことを選択したが、それは第一印象での他者との無用な衝突を避けたい、仲間に迷惑をかけたくないという気持ちから選んだのだ。できることなら他人に理解され、他人を理解し、いろんな人と仲良くなりたいと思っている。そのためには最初の内だけは姿を隠し、ある程度仲良くなった上でなら衝突することなくこの外見を受け入れてもらえるのではないか、と考える。
しかし、ウェンディは理解されなくても構わないと言った。それがリーリエには、まるで他人と仲良くすることを最初から諦めているような……そんな感じがして、悲しい気持ちになった。

――――そして、あたし達みたいな矮小な存在は、そんな箱庭で流され生きるか逆らって死ぬしかないのよね。せいぜい大衆のお怒りを買わないように気を配るとしましょ。

いったい彼女がどんな経験から、どんな気持ちでそう言ったのか。想像もつかない。
そんなことはない、と言いたい。信じたい気持ちはあるが、そう言えるだけの経験も自信も、今のリーリエにはなかった。

「いや、考えさせられる話だったから良いのだが……ん? 全部?」

指さされた方を見てみると、いつの間に回されたのだろう。クラブサンドが置かれていた。お互いに一口ずつ交換しようという話だったのでそれは良いのだがそのクラブサンド、食べた形跡が全くない。
朝食は一日の内でもっとも重要な食事、みたいなことを聞いたか読んだかした憶えがあるのだが、ウェンディは大丈夫なのだろうか。

「しかし、流石にわらわ一人では量が多い。シャーリィと父上とわらわで分けようか?」

二人の方を交互に見ながら、そう訪ねて。


>>ALL

1ヶ月前 No.304

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【キーファ/酒場1F】


娘の余韻に浸っていると、当の娘から魅力的なお誘いがあった。

これは父として、娘が食べきれない分を貰う選択を取りたい。
けして、娘の口をつけたものが食べたいとか、そういうやましいものではない。断じて違うぞ!
がしがし、修道服の少女とも分けるため、これは残念ながら諦めねばなるまい。何故って?

シャーリィが意識してしまったら、困ってしまうじゃないか。
いやだがそれで我が娘が嫉妬に燃える姿も見てみたいが…

キーファは苦悩の末、口を開いた。

「それじゃあ、三等分だな?よっ────」

キーファは負けた。…色々なものに負けた。
だがそれを表情に出すことはなく、見事な手際でナイフを出し、ざくざくとした野菜の音と共に切り分ける。

ナイフがどこから出たって?
そりゃあ何もないところから出たさ。暗器だもの。

切り分けたキーファは、ローブの中に手を入れる。
するとたちどころにナイフが消えてしまうが、キーファは素知らぬ顔で切り分けたサンドイッチの一つを取り、口に運ぶ。

「んー、マスターはまた腕を上げたな。うまい。今日は忙しくなるから、皆も早く食べてしまえよ?」

そうして手にした残りの分も食べてしまうキーファだった。


>>リーリエ、All


【サンドイッチのカットはこの際ですので、誰にも強制力を向けませんし、強制ロルは自然に流しました。問題ないとは思いますが、何かあれば教えてください。】

1ヶ月前 No.305

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/酒場1F】

そうして、ソラが頭を上げると立ち上がる。

よってきたウェンディに微笑んで見せ、皆の方を向く。

ソ「待たせてすまない!それじゃ、出発しよう!」

出発の音頭を取るとソラはマスターに一礼し、マスターもそれを見て、胸に手を当てて一礼を返す。
その礼式は、まるでどこかの執事のような具合であった。

キ「────ゴクン。それじゃ、行くとするか。ご馳走様。」

キーファは口に突っ込んだ残りの分を呑み込むと立ち上がり、入り口付近で待つソラをスルーして外に出る。
案内役がキーファなのもあるが、ソラはメンバーの皆が来るのを待ち、揃って出るためだ。

そうして、食事と準備を終え、ついに非公認ギルド【翡翠の風】は新たに旅立つのであった。


【ソラ/キーファ/セントラル5番倉庫】

そうして面々は、セントラルの流通物資を保管する倉庫に到着した。

セントラル5番倉庫は、飛空挺という大型市場関連の部品や、それに搭載する小型の飛行機や陸上移動用の自動二輪車などを保管する倉庫となっており、完成した飛空挺をも保管できる規模を誇る。


その中心にその船はあった────


キ「さあ、これが俺の仕入れた“非戦闘仕様”の高速艇、その名も…【エメラルダ】だ!」


キーファが飛空挺の前に立つと振り返り、大手を振ってメンバーに披露した。

その船は高さ約22m、全長約70m程の規模で幅は翼を含め約65mない程度の船である。

【飛行機とは少々違いますが、近未来的なデザインで広がった翼が後ろに伸びるようなものをイメージしています。
船底もそれに伴い、後ろに伸びた船尾を持ち、全長の長さはこれに取られています。
居住スペースやコントロールスペースは前に寄っていて、伸びた船尾の上がデッキのようになる感じです。
動力は翼に搭載されているタイプをイメージしてます。船底には着水時に船としても使えるような動力を別に搭載してます。
高さがありますが、前面によった居住スペース、コントロールスペースに融通を利かせるためです。
デッキがその裏になるので自然と風よけにもなります。
構造計算等はしていません。リアリティを求めるにしても、限度も限界もあるので、ファンタジーだろ?とご了承下さい。
高さは半分にしても二階層は余裕で準備できますし、前面と側面利用で部屋を用意するとしても、それなりの数の部屋は用意できると思います。
抵抗の面はファンタジー補正で!www】

翡翠の様な透き通る淡い緑が全体的に目を惹き、所々が白で塗られた綺麗目なデザインである。

ソ「これが俺達のギルドハウスであり、旅の友だ。これから、先日貰ってきた翡翠石を取り付けて、エアレーに直接ギルドを認めてもらい、恩恵を受ける。」

ソ「二階が居住スペースだから、それぞれ好きな部屋を使って荷物を置いたら、一階のラウンジルームに集合な。ラウンジルームは一階のデッキ側だ。前方は舵取りとか、コントロールルームだから、間違えないようにな。」

ソラは一通り説明を終えると、我先にとキーファに案内役をさせ、船底前方部ハッチから中に入る。

キ「奥が倉庫と着水時のエンジンが積まれたエンジンルームだ。ここから梯子で上に行くぞ?」

中に入ると場所の説明を軽くして、キーファは上に向かい、ソラも今は共に上に向かう。
抜けると丁度一階の中心に出たようで、早速確認する。

右手がラウンジルームで先にデッキがあり、左手がコントロールルーム。奥(正面左)にはトレーニングルーム。後ろ(正面右)には広い稽古場がある。

その上に向かう梯子は、先の梯子の裏に有り、一旦ここで床に足をつける様になっている。

ソ「なかなか良いじゃないか。」

キ「誰が用意したと思ってるんだ?」

キーファは自慢気に綺麗なラウンジで腕を組んだ。

>>All


【居住スペースの部屋は2人部屋です。2人でも1人でも構わないので、キャラクター性を意識した上でロールをし、決定してください。その他質問もあればお願いします。】

>>皆様

24日前 No.306

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/セントラル5番倉庫】

「これが私たちの船、ですか。」

たったいまソラとキーファから説明があったばかりだが、あまりのスケールの大きさに、シャーリィは今一つ現実感を感じられずにいた。

『これに乗って世界を飛び回る……まるで子供向けの夢物語みたいですね……。』

その容貌は、それこそ一日中見ていても飽きることはないだろうが、ソラとキーファは飛空挺の説明をしながら、さっさと中に入ってしまう。
慌ててついて行くと、好きな部屋に荷物を置いて集合するように指示を受けたため、シャーリィはさらに上へ。

『良い船ですけど、各階への移動が梯子でしかできないのが難点ですね……』

若干息を切らせながら、梯子を登りきったシャーリィは最も近い部屋に入ってみた。

『あ、思ったより広い。』

シャーリィはとりあえず荷物とハンマーを二段ベッドの一段目に置く。部屋の奥にある窓をなんとなく覗きこむが、当然倉庫の中が見えるだけで面白くもない。

『あまり皆さんを待たせるわけにもいきませんし……』

特にやることもないので、1階のラウンジへ移動する。

>>ALL


【とりあえず自分のベッドをキープ!(笑)
シャーリィはさっさと部屋を出てしまいましたが、もし同室希望の方がいらっしゃったらウェルカムなので言ってください。】

22日前 No.307

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Q1n

【リーリエ/セントラル5番倉庫】


「高速艇、エメラルダ……!」

キーファとソラの案内により倉庫のような場所に辿り着くと、そこには巨大な船が置かれていた。透き通るような翡翠色がメインカラーに、アクセントとして所々が白く塗られている。非常に綺麗な船だ。人目さえなければ、自分の翼を広げて様々な方向から眺めたいものだが、足早に中に入っていく二人を見て、慌てて追いかける。
巨大な外見の通り内部も広めのようだ。上に行くのに梯子を使う、と聞いた時は流石のリーリエもやや苦い顔をしていたが。

「特に置くような荷物は持っていないが、どんな部屋か気になるからな! 少し見てくる!」

先にラウンジの方に向かった二人にそう残し、後ろ側の二階へ繋がる梯子を登っていく。
一階分ならともかく、二階分一気に上るのはなかなか大変そうだと少々息を切らしながら登りきったところで、丁度部屋から出てきたらしいシャーリィの姿を見つけた。

「シャーリィ! 部屋はどんな感じだった? 良かったか?」

とてててっとそちらの方へ駆け寄りつつ。
そういえば部屋は二人部屋だと言っていた。シャーリィはもう誰と……とか決めたのだろうか。

「そ、そういえばシャーリィは誰と相部屋にする、とかもう決めたか? もし良ければわらわと、一緒に……」

少々気恥ずかしそうにもじもじとしながら相部屋にならないかと誘ってみる。
折角二人部屋なんだし、一人だと寂し……いや寂しいなんてことはないが! 寂しくはないが、きっと二人のほうが楽しいに違いない!


>>シャーリィ、周辺ALL

17日前 No.308

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/セントラル5番倉庫】

部屋を出たところで、シャーリィはリーリエと出会った。
リーリエは駆け足気味に寄ってくると、部屋の様子を訊ねてきたため、シャーリィは部屋の中を振り返りつつ答える。

「とてもキレイな、良い部屋ですよ。」

続けて、リーリエが恥ずかしそうに相部屋の希望を告げる。
その様子が可愛らしくて、シャーリィは思わず笑みをこぼす。

「もちろん構いませんよ。こちらこそよろしくお願いします。……ちょうど、一人で使うのは寂しいなと思っていたところです。」

そう言って、リーリエを部屋の中に招き入れながら、目の前のベッドを指し示す。

「2段ベッドなんですけど、リーリエさんは上と下どちらが良いですか?」


>>リーリエ、ALL



【リーリエが可愛すぎてつらい件について。笑
ちょっと投稿の間隔短いですが、流れを考えて先に書かせてもらいました。七篠未さんの次の投稿でラウンジルームへ移動するよう促してもらえると助かります。】

17日前 No.309

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/セントラル5番倉庫】

「んん〜〜━━━っ、船だにゃー!!」

シャルル、完全復活でハイテンション。ダッシュで船に駆け寄って行く様子は正しく子供、いや、仔猫である。
ソラの説明を聞き流しつつ、梯子はお手の物とばかりにひょいひょいと2階へ駆け上がる(立体戦闘得意?笑)。

「お部屋はぁ、適当にここーっ!!」

唐突に急ブレーキをかけ、目の前の部屋に突入。その勢いのまま二段ベッドの下に荷物を放り込み、自身は二段ベッドの上へ飛び上がる。猫は高いところが好きである。

「気持ちいいにゃー」

ここで一息。天井を見上げ、「にゃふぅ」と息を漏らす━━━

━━━のも一瞬で、すぐさま何となく耳の端に聞き取ったデッキという言葉を思い出し、とりあえずデッキへ向かって見ようと部屋を出る。

「あ、ラウンジルームかにゃ」

下へ降りる時は梯子を使わず飛び降りる。すぐさまダッシュを開始し、ラウンジルームへ。

「ソラ!キーファ!この船すごいにゃー!にゃはは!」

弾けんばかりの笑顔ではしゃぎまくる。

≫all

17日前 No.310

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/ラウンジルーム】


キ「────てな感じだ。後は実際に動かして確認してみろ。普通に運航する分には、各妖人の用意したルートを通ることになる。避けたいときはエアレーに頼め。」

ソ「わかった。…本当にAG迄で良いのか?」

キ「リーリエが旅に出る以上、これからは俺がロゼの元に居てやらないとな。…まあ、代理とはいえ、お前は俺の教え子だ。よろしく頼むぞ。」

肩を軽く叩かれたソラは、苦笑しながらも複雑な感情を押し留めて話すキーファの姿が、父親としての一つの理想に思えた。


一通りの説明を受け、ラウンジルームの中央の台座に【風神エアレー】の妖石である〈翡翠石〉を設置した。

設置した〈翡翠石〉は淡く光を放っている。

機械的な台座は〈翡翠石〉を囲うような容器があり、その奥には大きめのタブレットが置かれている。

タブレットに光がともると、予備電源で動いていた船の機能が〈翡翠石〉の放つ生命力によって稼働を始めた。

タブレットは手に持つには少し大きいため、若干モニターのような具合で設置したまま操作する。

まず動力が〈翡翠石〉に移行したのを確認し、船の各機能を稼働させる。
発進準備状態迄設定して、稼働状況を確認する。


ソ「問題なさそうだ。生命力の通りもいい。」

キ「誰が用意したと思ってるんだ?」

ソ「金を出したのは俺だろ?」

そうして2人はお互いを認め合うようにニヤリと笑う。

そうこうしていると早速シャルルが戻ってきた。
登るのが早すぎて、登ったのか分からない感じだったが、機嫌が良いのを見る限り、気に入ったようだ。

ソ「気に入ってくれて何よりだ。早速だが、翡翠石の上に手をかざしてくれ。これからギルドとしてのメンバー登録を行う。ちょっとした恩恵もあるから、かざしたらこのタブレットを見てくれ。」

そうしてソラはシャルルに〈翡翠石〉が設置された台座を見せた。


>>シャルル、All


【来た人からステータス公開します(`・ω・´)キリッ】

16日前 No.311

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Q1n

【リーリエ/エメラルダ2F】


「本当か!? それは良かった! ……実を言うとわらわも一人では少々寂しくてな」

相部屋を快諾してくれたことに満面の笑顔を浮かべ、シャーリィも一人で使うのは寂しいと思っていたと聞いて頬を掻いて。
『そうか、寂しいのはわらわだけではなかったのか』
その直後に「ほんの少し! ほんの少しだけだが!」と、とても重要なことのように付け足しながら、招かれるままに部屋の中に入っていく。

「確かにきれいな部屋だな……なんだこのベッド?」

部屋の中をいろいろと見て回っていると、見慣れないものを見つけそちらに近づきつつ。
なんだこれは……ベッドが縦に2つ? 初めて見る形だ。もしかしてこれ、上にも寝れるのか?
なんて考えているとシャーリィに上と下のどちらが良いかと聞かれ、本当に上にも寝れるものなのだと理解する。

「上、上にも寝れるのか……そうか、上……」

上と下を交互に見ているが、リーリエとしてはどうにも上のほうが気になるのだろう。そちらを見る時間のほうがやけに長い。
2段ベッドを見るのが初めてとはいえ、上のほうが良いと言外に語っているかのようだった。

「ベッドはシャーリィが選んで良いぞ? わらわはこれでもお姉さんが故な、ここは譲ろう!」

ふふんと胸を張って腰に手を当てる。こういう時くらいは、少しはお姉さんらしさというものを見せておこうかな、なんて。
…………ちらちらと上段の方を見てさえいなければ、そうできていたのかもしれないが。
その時、二階に居た誰かの心音が下の階へ遠ざかっていくのが聞こえ、ドアの方へ視線を向ける。

「ふむ、既にラウンジルームに向かった者がいるようだ。わらわ達も行こうか? ベッドや他のことは、戻ってきてから考えよう」


>>シャーリィ



【促しましたので、次でラウンジルームまで移動して頂いて大丈夫ですよー】

14日前 No.312

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/エメラルダ2階】

部屋に入るなり、リーリエは2段ベッドにいたく興味を持ったようだ。

『でも2段ベッドを知らないなんて、本当にお嬢様育ちなんですね、リーリエさんは。』

しかし父親であるキーファの溺愛っぷりを考えると当然という気もしてくる。……リーリエ自身は2段ベッドをこんなに喜んでいるというのも皮肉な話だったが。

「では、荷物も置いてしまいましたし、私は下のベッドを使わせていただきますね。」

お姉さんアピールをしつつも、視線は上段のベッドに釘付けのリーリエを微笑ましく思いながら、シャーリィはそう提案する。

その時、リーリエはおもむろに扉の方を向き、誰かがもうラウンジルームへ移動しているという事実を告げる。

「そうですね、皆さんを待たせてしまっているかもしれませんし、私たちも移動しましょうか。」

シャーリィはそう言いながら部屋を出て、リーリエと共にラウンジルームへ向かう。


>>リーリエ、ALL



【七篠未さんから許可もらいましたので、シャーリィ、リーリエの両名はラウンジルームへ移動します。
ステータス公開、楽しみです。】

14日前 No.313

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/ラウンジルーム】

我先にと駆け込んでいくシャルル、指示に従ってせっせと梯子を登って行くシャーリィとリーリエを見送ったウェンディは、けれど自らは梯子に手を掛けることはなかった。

初めて目にする、自分達の艇。その威容と迫力に彼女もまた、珍しくやや熱っぽい眼差しを送っている。しかしながら、浮き足立つ一行の中で唯一感情を強く示したがらないのも、また彼女である。
故に、彼女は今感嘆を口にすまいと己を律しているのか、それとも眼前に広がる光景に圧倒されているのか。そのどちらであるか表情から読み取るのは難しかったのだが。

女性陣のなかでただひとりソラ達と共にラウンジルームへ先行したウェンディは、誰にともなくこう語っている。


「大した荷物もないし、部屋を見るのは後でもいいわ。それにあたし、きっと一度部屋に籠ったらなかなか出てこないわよ?
 ───なにより。この先二度とはない認定の儀を見逃すわけにはいかないじゃない。これでも術学的興味はある方よ、あたしは」


そう。つまるところ、このエメラルダなる高速艇に翡翠石が据え置かれ、生命力が満ち溢れるその瞬間から目を離すまい、と。
考えてみれば何のことはない。普段しかめっ面のくせをして、専用艇の存在を聞けば期待に微笑みさえ見せた、誰あろうウェンディのことだ。
己が寝泊まりする部屋の様子すら後回しなのも至極当然。艇が起動する光景をみすみす見逃す手などあるはずもなかったのだ。

無論、この後角部屋に陣取って、存分に内装を観察したのちに隅から隅まで船内を眺め尽くすのは確定であろうが。
いまはただ、感慨深げに翡翠の光へ視線を投げるだけだ。思えば、あたしのような存在(モノ)がこうしているのも妙な話だ───なんて、目深に被った帽子の下で皮肉な苦笑を浮かべながら。


一通り稼働準備が済んだ頃。
ニヤニヤと顔を突き合わせる男ふたりに一瞥もくれずラウンジルームを見て回っていた頃、当ギルド元気印の猫娘が駆け込んできたところでソラが声を上げる。
メンバー登録……というのはウェンディは聞き流したが、ちょっとした恩恵ときた。
その辺り、ギルドに所属したことがなく、最近までする気もなかった彼女は些か無知である。
こう見えて好奇心燻る俗な一面を持つウェンディは、無言のままスッと翡翠石へと手を翳した。

ちゃっかり一番乗り、である。この時ばかりは、常からのすまし顔がどこか得意げに見えた。


>>All



【唐突な一番乗りですまない……。】

13日前 No.314

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【エメラルダ/システムメッセージ/ラウンジルーム】

ポウッと翳された手に反応するように〈翡翠石〉から光の粒が浮かび、ウェンディの手に群がる。

感触はなく、その光はその人にとっての安らぎを否応なく彷彿とさせる温かさを持っている。

ポーン────と音が鳴り、タブレットモニターに新しいメッセージ表示が発生する。


『ウェンディ=ウィン=ブランサージュをギルドメンバーに登録しました。』


そしてこの下には各能力を数値化した“ステータス”というものが表示されている。


ウェンディ=ウィン=ブランサージュ Lv.10
HP95 MP120 A45 B15 C50 D20 S25
job Magic(a)gunner lank G fete 1




【ソラ/ラウンジルーム】

とか何とか言っていたら、ウェンディが何事もなかったかのように〈翡翠石〉に手を翳していた。

『さっきからキョロキョロしてたが、意外と好奇心旺盛なんだなw』

ソラは優しい視線と表情で手を出したウェンディに笑顔を向けるのだった。


『──────ふむ。』

表示されたステータスを見て少し思案する。

ちなみにこのステータス。
数値化できない要素やプライバシーを害する内容は、非表示となっている。
年齢、体重、スリーサ…体格、運、スキル、装備等がこれにあたり、どれも本人の広める限りとしている。
“運”という要素があるそうだが、こればかりは数値化してもあてにならない。
重要な要素ではあるが、これは出自から決まっているものであり、そうでなくても運命を切り開く力を授けてもらえる世界なのだから、誰も文句は言わない。

『やはり、防御面が低いか。というか、分かっては居たが、S(素早さ)に頼りきりなのがはっきり見て取れるな。25といえば、フルングニル持ちの俺でようやくといった具合か…』

ふむふむと大きめのタブレットモニターをウェンディの後ろから眺めるソラでした。

>>All

13日前 No.315

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

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12日前 No.316

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Q1n

【リーリエ/ラウンジルーム】


部屋を後にしてシャーリィと共にラウンジルームへと向かう。
途中、梯子を降りる際に自分の胸で足元が見難く、踏み外して危うく落ちかけたりもしたが何とか無事に辿り着くことができた。

「父上! ソラ! 良い部屋だったぞ。特にあの2段になっているベッドが良い」

ラウンジルームに入るや否や、二人の方へ駆け寄りながら部屋の感想を述べる。
部屋というか、最早ベッドのことしか言っていない気もするが、それだけ気に入ったということだろう。あの2段ベッドのことが。
特に今は上段を使えることになったので、とても上機嫌な様子。

「ところでこれは……何をしている最中なんだ?」

今度はシャルルの方へと近付き、その様子を眺める。
昨日、苦労して皆で取りに行った翡翠石が機械的な台座に設置されており、そこに手を翳しているようだ。見ただけでは一体何をしているのか皆目見当もつかないが……。
小首を傾げながら、自分も同じことをすれば何か分かるだろうかと。好奇心の赴くままに自分も翡翠石に腕を伸ばし、手を翳してみた。


>>ALL

12日前 No.317

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/ラウンジルーム】

ラウンジへ到着するや否や駆け出したリーリエに続くように、シャーリィも皆のもとへ移動する。
リーリエはどうやら、ソラとキーファに対し、部屋の感想を伝えているようだった。

「リーリエさんの言うとおり、良い部屋ですね。私もとても気に入りました。」

シャーリィも部屋の感想を告げながら、リーリエと同室になったことを報告する。

「ソラさん、私とリーリエさんで同じ部屋を使わせてもらうことにしましたので、よろしくお願いします。……鍵は一つしか見つからなかったのですが、スペアキーのようなものがあれば、いただけますか?」

そうこうしているうちに、リーリエは何かの儀式のように台座へと手を翳す。
どうやら、ウェンディとシャルルは先に済ませているらしく、シャーリィは慌ててリーリエのあとに続く。

「……この翡翠石に、手を翳せばよろしいのでしょうか?」

シャーリィはそう言いながら、リーリエを真似するように手を翳す。


>>ALL

11日前 No.318

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【エメラルダ/システムメッセージ/ラウンジルーム】


シャルルが勢いよく手を突っ込むとフワッと光の粒が揺れ、その勢いが収まる頃にまた寄ってくる。

揺れる光の粒はその者が否応なく安堵感を覚える温かさを持っている。


ポーン─────と先程聞いた清んだ音が鳴り響く。


タブレットには新たなメッセージが表示された。


『シャルル=フォールトをギルドメンバーに登録しました。』


そうして、今度もまたステータスというものが記されていた。


シャルル=フォールト Lv.10
HP110 MP90 A65 B30 C5 D20 S35
job Assassin(?) cat rank G fate 1


【ソラ/キーファ/エメラルダ/ラウンジルーム】


『ふむ…え?』

ソラは出てきたステータスを見て驚愕する。
獣人種は基本的にA(攻撃)B(防御)S(素早さ)が優遇されている。
ステータス自体は典型的なものではあるが、いくら何でも素早さに激振り過ぎる。

『たしか、拳闘士だったはずだが、素早さが早すぎてシステム認識すら困惑してるじゃないか…。なんだアサシン(?)って…。』

〈ナイフ〉を使うからか、と自己解決しておく。

その後、入ってきたリーリエは興奮気味で可愛い。
とか思ってたら、キーファがデレデレになってて萎えた。

「〈スペアキー〉はあるから安心しろ。メンバー登録をしてるから、続いて〈翡翠石〉に手を翳してくれ。」

シャーリィに聞かれたことに答えつつ促すが、既に本人達は流れに呑まれるままに手を翳していた。
光の粒は新たな獲物でも見つけたかのようにうようよと手にまとわりつく。
感触はないが、その光の粒はその人が否応なく安堵感を覚える温かさを持っている。


ポーン─────といつもの音が鳴る。


『リーリエ=ワラキア=アルテーンをギルドメンバーに登録しました。』
『シャーリィ=ザトクリフをギルドメンバーに登録しました。』


新たに二つのメッセージが表示され、そのしたにはステータスが表示されている。


リーリエ=ワラキア=アルテーン Lv.10
HP90 MP140 A5 B25 C80 D40 S15
job magician rank G fate 1


シャーリィ=ザトクリフ Lv.10
HP100 MP120 A10 B40 C40 D60 S15
job sister rank G fate 1



『ハハッ…。なんか皆のステータスが可笑しいんだが。』

ソラは乾いた笑みを浮かべる。

『リーリエの火力なんか俺の2倍近いんだが。シャーリィはなんだ?あのか弱いボディに何を内臓してるんだ?数値だけ見れば、リーリエの火力を受け止めつつ回復できるんだが…。』

切り替えるようにのびをするとソラは声を上げる。

「メンバー登録はこんなところだな。ステータスは自分たちの冒険者としての能力を数値化したものだ。ジョブは分かっても、スキルや戦闘スタイルはそれぞれで、ステータスには関与しない。」

「ステータスが高いから強いってわけじゃないことは覚えていてくれ。それぞれにできることはかわってくるし、それぞれがそれぞれの良さを持ってる。」

「うちのギルドの方針は仲良く旅することだ。無理にとは言わないが、同じ冒険者として互いの役割を尊重していこう。ってな具合だな。体面的に仲良くっていっても、このご時世、いろんな奴が居るからなw」

そうしてソラはみんなに促し、同意を求めた。

>>All

11日前 No.319

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/ラウンジルーム】

横から鼻を寄せてくるシャルルにやや戸惑いながらも、対処法が分からずさせるがままにしてタブレットに注視する。
やがて、淡い光と耳に響く音色と共に些か見慣れないメッセージが表示される。

ウェンディといえど、ギルドの登録は初の経験であるし、従ってこのように己の能力を数値化・視覚化されたものを見たこともない。
概ねの内容はまあ、見て取れる。しかしながら、基準がないために自己判断がしづらいのもまた事実だ。

ここで、ようやく背後から同じく画面を眺めていることに気付く。


「……さて、どうかしら? この数字を見て役割を決める、っていうのはあたしには難しいけれど」


出来ることは、せいぜいが相対的な比較くらい。
その点に関して言えば、彼女のステータスは周囲の面々とくらべれば半端と言えるかもしれない。

シャルルほどの膂力はなく。
リーリエほどの魔力はなく。
シャーリィほどの耐力はない。

或いはこれは、その出自にも似通っているとすら思った。
人間にしては素早く魔力がある。魔人にしてはしぶとく体力がある。――同時に、裏を返してもまた然り。

それを悲観するわけではない。元はひとりで生きた身だ。
故に、“まあ、そういうこともあるか――”と。漠然と、事実として受け入れるのみである。

それはそれとして、連携や協力、役割分担に適材適所といった人材運用はまったくの専門外である。
そのあたり、否が応にも常識人枠に収まりそうな自分でもお手上げだと肩を竦めて、一行を一通り眺めた後ソラに意見を求めるのだった。

ちなみに。
皆仲良く、という部分に関してはあえて言及しなかった。否定したいわけでもないし、かと言って肯定できるほどの度量もない。
沈黙は金なり、とはよく言ったものである。使い所はまるで違う気はしたが、考えずにおくこととする。

>>All

10日前 No.320

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/ラウンジルーム】

少しばかり呆けていたようなウェンディが、こちらを振り返り、ステータスの感想を問いかけてきた。


「んー、見た感じ俺達には敵に当たっていける盾役が居ないな。シャーリィが硬いのは分かったが、回復役を何も無しに前衛にはおけないし、シャーリィの硬さは職業柄、そう無意識に望んだ結果なんだ。」

「ステータスは、みんなが今まで冒険者として行動してきて、無意識に望んだ形を功績───つまりレベルによって、妖人の恩恵を得たものだ。」

「当然だが、冒険してきて、どこが足りないと感じたり、どこを伸ばしたいと思ったり、他にも失敗や困難の中で無意識に感じたことがステータスに反映されやすいようだな。」


ソラは初めてであろう皆に軽く説明がてら、ステータスの話しをする。
ソラ自身も受け売りではあるが、この際気にしない。
ステータスはみだらに公開するものじゃないし、基本的には個人管理、広がってもギルド内の共有である。
一部の職業以外では、知らないのも無理はない。


「盾役ではないが、俺達は斬り込めるに十分なS───素早さがある。俺はウェンディに少し硬さを足したオールラウンダーで《フルングニル》を召喚してからが本番だから、【祠】では前衛をウェンディに任せたんだ。が、これからはシャルルが居る。」

「シャルルのSは獣人達…いや、冒険者の中でもかなり高い。同レベルの経験を持った冒険者の中じゃ一二を争う素早さだろう。シャルルが前衛の中でも先行して動けば、敵を撹乱できるだろうし、そうすれば魔法も銃撃も安全にかつ確実に威力を発揮できるんじゃないか?」

「素早いと変わっていく戦況に対応できる。前衛が2人以上になれば、お互いにカバーができる様になって、今まで偵察で済ませていたのを強襲、撹乱し、中備えの俺や後衛の火力に安定して繋げられる。悪くないだろう?」


そうしてソラは役割云々に対しての考えを述べる。
実際のところ、ウェンディは察しが良いし、経験から来る予期や分析が頼りになる。
ソラはその点を高く買っている為、役割についても薄々察しはついているだろうと考える。

ステータスが分かったからと言って、何かが変わるわけではない。
ステータスは所詮、指標なのだ。

『今のあなたの功績はこの程度で、これ位の攻撃、防御、魔力、精神力、素早さだよ』という具合だ。

妖人と対話できない多くの人のために、知らず無茶をしないよう、妖人が用意したシステムでしかない。
でも無茶だとしても、戦わなければならないのが日常だし、魔物も戦争狂いも待っちゃくれない。

結局、自分がやってきたことを、今できることをやって生きるのが現実だ。
ステータスはそれを共有するための共通の値。


ソ『現実はそんなに優しくない。』


「あいよ、失礼」という具合に、ちょい後ろに構えていたソラがタブレットを操作しに前に出る。
皆見てるところだろうが、今の登録画面だと、少々見難いので、メンバー一覧の画面に切り替える。

メンバー一覧の画面にはメンバーの名前とステータスが先程と同じように並んで表示されている。

当然だが、一番上はソラだ。


ソラ=エインディア Lv.12
HP110 MP130 A45 B40 C50 D35 S20
job MagicLancer Rank F fate 2


>>All


【この主人公力のなさよ(´・ω・`)】

9日前 No.321

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/ラウンジルーム】

ウェンディとソラが各自のステータスについて話し合っているが、AやらBやらの数値の意味が分からないシャーリィとしては話に加わることもできず、静かに聞き入っていた。

「シャーリィが硬いのは分かった」というソラの言葉を聞いて、自分はまだ堅苦しいのだろうか、と一人首をひねる。

ステータスについてはさっぱりついていけていないシャーリィだが、もう一つの、皆で仲良くという話については大きく頷くことができた。

「私はソラさんの方針に賛成します。イニス様も《仲良きことは美しきかな》と仰っていることですし、皆さん仲良くしていきましょう。」

ニコニコと笑いながら、シャーリィはマイペースに自分の意見を述べる。


>>ALL

8日前 No.322

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Q1n

【リーリエ/ラウンジルーム】


先程の行為はどうやらギルドに登録するためのものだったらしい。
意味もわからず何となく真似して翡翠石に翳した手に、淡い光が纏わり付くのを興味深そうに眺めていると、ポーンと聞きなれない音がタブレットの方から聞こえてきた。そこに写るのは、自分の名前とギルドメンバーに登録しましたという文字。それからアルファベットと数字の羅列。

『ソラの話を聞くに、Sが素早さで……わらわが一番自信あるのは、もちろん魔法。MPかCがそれだとして、他はさっぱりだな』

能力を数値化した、と言われても職業やランクはともかくAやらBやら見方がわからない。
なんとなく予想がつくところもあるにはあるが……後で誰かに教えてもらおう。

「うむ、わらわも異論はない。仲良く楽しく、な!」

皆で仲良く旅をするというソラの言葉に首を縦に振って同意し、にっこりと笑顔を浮かべた。


>>ALL

7日前 No.323

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/キーファ/ラウンジルーム】


切り替えた後の言葉に、それぞれがそれぞれの反応を示したのを確認し、ソラは一度笑顔を見せる。


ソ「よし!それじゃあ、出発だ。」

キ「俺達はコントロールルームで船の操作をしているから、入り用になったら呼んでくれ。なに、アンダーグラウンドはすぐだ。」

ソ「が、到着は夕時になるから、動くのは明日以降だ。部屋の整理なり、船を歩くなり、キッチンの使い心地なり、それぞれ自由にやってくれ。」


そうして、ソラとキーファはラウンジルームを出て、向かいのコントロールルームへ向かっていった。


そうして、しばらくせず、船は動き出した。


倉庫のデカい扉が開き、船はゆっくりと進む。


向かう先はセントラルの外れにある飛行場だ。


>>All



【ということで、ここからは自由時間です。

何かしても、しなくても構いません。

頃合いを見て、旅立ちます。

思い思いのロールプレイをどうぞヾ(o´∀`o)ノ】

5日前 No.324

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/ラウンジルーム→】

―――つまるところ。前衛におけるインファイトを担うシャルル、パーティの生命線であるシャーリィ、敵殲滅の主砲となるリーリエらのようにある程度決まりきったものではなく。
ウェンディに求められているのはひとえに“対応力”である。役割としては陣の中心に構え、全体に目を配り戦況をコントロールするソラに近しいが、それよりも一回り実働的だ。
前衛が崩れかければスイッチし、制圧力に不安ができれば中距離から牽制し、陣形に穴が生まれればカバーを担い、孤軍による遊撃が必要とあらばまた然り。

もとよりソロであり、かつステータスとしても耐久以外に目立った穴の少ない彼女であれば、経験的にも実力的にもこなせないわけではないだろう。
小回りの利く機動性を活かして臨機応変な戦闘を心掛ければ、近接戦(シャルル)、支援能力(シャーリィ)、殲滅力(リーリエ)、統率力(ソラ)のような専門性が必要でないだけ易しい面もある。

その一方で。突き詰めれば、それは「やれることはすべて出来なければならない」役回りでもある。
同時に、司令塔に次いで全体への意思疎通と連携能力を必要とする立場でもあるだろう。
自らの得手に集中するよりも、誰かの不得手を補う形だ。今の【エアリアル】の水準でそこまでを求められているかは別として、ではあるが。


(………当然と言えば当然、だわね。けれど)


途端に、気が重くなる。
先述の通り、ウェンディの能力を鑑みてもやってやれないわけではない。
であれば気掛かりなのは―――誰もが察せるかもしれないが―――メンバーとの交流、意識の共有に他ならない。
他人と呼吸を合わせる、という時には人間が無意識に行う程度のことを、彼女はロクに知らない。或いは、知る機会に恵まれなかった。
自分の事だけに意識を集中させればいいわけではない、という当たり前な現実がどっしりと圧し掛かってくるようだ。

無論、協力して事に当たるなど生きていれば避けようもないし、また避けるべきでもない。
どうしてもそれが嫌なら専門性を磨いて誰よりも秀でるしかなく、そしてウェンディにはそれが出来ないことも他でもない本人がよくよく理解している。

それなのに。だというのに。
今を以て溜息をつくことしかできないのは、なぜなのか。
それだけが、決して解けない疑問として彼女の根底の部分で燻り続けていた。


「じゃあ、あたしは部屋で待つことにするわ。船内の生活に少しでも早く慣れておきたいし、目的地までに銃の整備もしておきたいもの」


あなたたちも探索にはしゃぐのはほどほどに、と言い残してラウンジルームを後にする。
こういうところが上手くないのだが、そこはそれ。筋金入り、というヤツである。

>>All

2日前 No.325

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Q1n

【リーリエ/ラウンジルーム】


『夕時……時間的にはちょっと早いか? 母上は起きているか少し怪しいな』

吸血種は元来、夜行性の生物だ。外で働いている父上のように例外というか昼夜逆転している者もいるが、基本的には昼に寝て夜に起きる。
リーリエも今でこそ他のギルドメンバーと同じように昼に起きているが、アンダーグラウンドにいた頃は当然夜に起きていた。それは母上も然り。
着いたら一度、母上に顔を見せたいとは昨日の夜に伝えたが、それをいつにするか。行動はソラに一任している。
今夜中に行くとまだ決まったわけではないが、一応心の準備はしておいたほうが良いだろう。

それはそれとして。

「わらわは少し船の中を見て回ろうと思う。これから拠点となる場所だ。やはり、いろいろと気になるしな!」

まだラウンジルームに残っている皆を、「良かったら一緒にどうだ?」と誘いつつ。


>>ALL

22時間前 No.326
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