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TRPG風Oなり【翡翠の風の魔法使い-Aerial Magician-】

 ( オリジナルなりきり )
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GM@募集開始 @uqtosora ★Android=qDFNcxo2NA

彼は夢を見た。
世界の多くを目にし、仲間と歩く夢。
夢は何も語りはしない。
ただそこには、様々な経験があった。
出会いがあった。対立があった。
大切な者を失った。彼は叫んだ。
神々しいそれは表情一つ変えない。
彼は杖を手に神々しいそれを追い詰める。
しかし、彼にとどめは刺せなかった。
そして悲しみと平和が訪れた−−

「よし、旅にでよう。」

そして彼もまた、歩き出す。
そこに多くの困難と障害があろうとも。
夢に見る景色を求めて。

「翡翠の風=エアリアル」

呟くと、どこからともなく風が舞う。
そして次の瞬間。彼は、飛び降りた。
その広い世界へと−−

Welcome to the world of Mebius!!

1年前 No.0
メモ2017/05/31 00:51 : GM@参加者募集 @uqtosora★Android-0XeFVlXF3K
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リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_wL2

【リーリエ/真祖の館:謁見の間】


シニルの話が一段落付くと、自己紹介を頼めるかと促された。真っ先に立ち上がったシャーリィを横目に、先程の恐怖で口が乾いていたため、まずはそれを潤すべく紅茶へと手を伸ばす。――――香りも良く、味も良い。茶葉が良いのもあるだろうが、それ以上にこれを用意してくれた人……ルナといっただろうか? その女性の腕が良いのだろう。紅茶は淹れ方次第で味が全く変わるらしい。母上も凄い拘っていたのを憶えている。
ほっと一息ついて気分も落ち着いてきた……のだが、シャーリィの衝撃的な自己紹介の内容に、えっ、とそちらを向いて固まった。

『シャーリィ、流石にそれは……』

リーリエも人のことを言えたものではないが、それでも流石に今のは酷いと思ってしまった。
当然、シニルにも簡単に見抜かれているようだが、イニス教であるということを特別嫌っているわけではなさそうだ。それよりも気になる言葉が。

――――妾を騙していた《ヘイズ》が嫌いなのだ。

ちらっと、自分の胸元に視線を向ける。バラの花を象った《黒曜石》、その花弁一枚一枚が別々の方向に光を反射し、綺麗に輝いている。

『父上が確か、これには妖人様の力を使った術式が組み込まれてて、これを通して妖人様が見ていると言っていたような?』

もしかして、こっちのほうがバレたらまずいのでは?
あわあわとペンダントを服の中に押し込んで隠すと、いかにも"何もしてません"といった雰囲気で姿勢を正した。
…………と、本人は思っているが無意識に視線はきょろきょろと動いているし、どこかもじもじとしていて落ち着きの無さが出ているのだが。
シャーリィの自己紹介が終わったところで一度深呼吸し、「じゃあ次はわらわが」と立ち上がった。

「わらわの名はリーリエ。リーリエ・ワラキア・アルテーンという。吸血種の魔族だ」

にっ、と笑った口の端に、小さいけれども鋭い牙が覗く。
そこまで言って、そういえば自己紹介とは名前以外に何を言えば良いのだろう。と、少々迷う。今までしたことなんて殆どなかったし。ソラにした時は緊張してて何を言ったかあまり憶えていないし。

「えっと、魔法が得意で……本を読むのが好きで……いろんな世界を、ものを見たくてソラのギルドに入れてもらった」

こんな感じで良いのだろうかと思いながら「これから宜しく頼む」と締めくくった。
…………ペンダントのことは、大丈夫なはず。シャーリィのように口は滑らせなかったしな!


>>ALL

4ヶ月前 No.434

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/真祖の館:謁見の間】

 自己紹介はとにかく苦手だ。それが、ウェンディの自身に対する正当な評価である。
 翡翠の風の面接時を思い返してみても、やはり上手くなかったと断ずる他にない。しかしながら、その原因自体には大凡の見当がついている。
 それは相手の心情を推し測る経験の欠如。つまるところ、相手はどう思うかをまともに気に掛けてこなかったウェンディにとって、相手に好印象を抱かせることが基本目的の自己紹介は不得手の極みだ。
 必要な最低限の情報を見繕って言い聞かせるくらいワケはないが、それではどうしても機械的に、そして性急になってしまう。
 今回の場合で語れば、大枠としてシィニルティアはソラの師であり、ウェンディらにとっては鍛錬の指導者ということになる。
 であれば、伝えなければ不具合を起こすようなものはせいぜいが名前と戦闘能力、そして役割分担程度のものではないだろうか。それ以外のものは概ね些事といえば些事だ。
 故に、普段であればそれらをなんの飾り気も持たせずに告げて口を噤むところなのだが―――。


(………なにやってるのかしら、この娘たちは)


 たまらず溜息を零し、どう見ても呆れていると分かるほど額に掌を添えて苦々しげに眉を寄せる。およそ頭痛でも堪えているのだろう。
 それも致し方のないところではある。なにせ、いの一番に立ちあがったシャーリィが開幕早々ド派手に爆弾を落としていったのだから。
 ローゼリアの忠告を既に忘れているのか、あるいはまだ浸透していないのか。恐らくは後者だろうが、その発言はこのアンダーグラウンドにおいて禁句にも等しい。
 対するシィニルティアは快活に笑ってくれているようだが、それはまったくの幸運な偶然だ。たまたま落とした爆弾が、踏み抜いた地雷が、奇跡的に破裂しなかっただけに過ぎない。
 その証左として、呑気なツラでのうのうと茶菓子をパクついていた(ウェンディ主観)ソラでさえこれには動揺を顕わにし、瀟洒という単語が服を着て歩いているようなルナさえも目に見えるほど狼狽えていた。
 それがシャーリィの境遇に対する驚愕なのか、バレバレもいいところの嘘に呆れているのかは兎も角として………無論、ウェンディとて嘆息を禁じ得ない。

 頭痛の種はそれだけに留まらない。同じく衝撃の発言に当てられて静止していたリーリエが、一転して大慌てで胸元に煌めくペンダントを服の中に仕舞い込んだ。
 それもシィニルティアの発言の直後に、だ。これもまたあからさまで、そして不思議と誤魔化し切った自信に満ちている様までそっくりそのままだ。頭痛は増していくばかりである。
 もう少しこう、間を空けて自然なタイミングと所作で懐に隠すとか、他の誰かが自己紹介をして皆の意識が向く隙を狙うとか、他にもやりようはなかったものだろうか。
 そもそもからして相手は全員を俯瞰できる位置にいるのだ。よほど目を盗まないかぎり、平静を装うのは無理があるとなぜ気が付かない?
 きっと本人にその気はないのだろうが、指摘を受けないかと不安なのか視線は宙を泳いでいる。目は口ほどにモノを言う、という言葉をよくよく教え込む必要があるとウェンディは内心で覚悟していた。

 ―――ともかく。今後、なんらかの機会で秘密を共有しなければならなかった場合、この二人にはよほどの事情でもない限り教えるべきではないと頭を抱える。
 無垢なのは愛らしいし、純心は美徳だがそれもケースバイケースである。さも当然のように嘘をつく自分のようになってほしいわけでもないが、これはこれで危険だと思うには十分過ぎる一幕であった。

 さて、そうと決まったところでそろそろ腰を上げねばなるまい。リーリエの詳しい事情は知らないが、下手に突っ込まれて館の主に剣呑な雰囲気を持たれても困る。
 ソラはシィニルティアを全面的に信頼しているようだが………ウェンディにとってみればまだまだ未知の存在である以上は、何で反感を買ってしまうか分かったものではないのだから。


「じゃあ次ね。あたしはウェンディ。正式にはウェンディ=ウィン=ブランサージュ………だけど、別にフルネームで覚えてもらわなくても結構よ。
 出生に関しては語ることもない、どこぞの馬の骨と思ってもらえばいいわ。役割としては中衛寄りのオールラウンダー、前衛での撹乱も後衛での支援も孤立しての遊撃も求められればこなすつもり。
 要するに、適当な位置で扱い易い手頃な駒って解釈で問題ないはずよ。得手不得手はあってもこだわりはないから、好きなように使ってくれて構わないと言ってあるわ。他に何か質問があるならどうぞ」


 ここまでほとんど一息に言ってのけて、いつも通りの澄ました顔で着席する。さっきまでの呆れ顔もどこへやらといった調子だ。
 やや荒れ始めた場をほんのり冷めさせるには適した、頭から先まで事務的な自己紹介だった。冒頭であれこれと考えた割には素っ気なさ満点である。
 が、今回の場合は意識してやったことだ。どうにも浮ついた雰囲気をある程度は締めておく必要があると感じたウェンディは、努めて面白味のない言葉だけを選んだのだった。


>>All

4ヶ月前 No.435

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/真祖の館:謁見の間】


 妙なツボにはまり「カッカッカ!」とキレの良い渇いた笑い声を上げること数秒。シニルは目尻に溜まった涙を拭きながら、次の紹介を耳にする。

 そうしてリーリエの「よろしく頼む」との締めに「うむ」と短くも機嫌良く、了解の返事を出す。
 どうやらリーリエの懸念は、シャーリィの天然ギャグによって、うまいこと回避されたようだ。

 自然な間をおいて、シィニルティアが“最初から”目をつけていたウェンディが紹介を始める。

 シィニルティアの瞳には生命力がはっきり見える。
 個人の経験や知識量によって理解は異なるが、肉体に宿る生命力を見る場合、それは様々な情報を持つことになる。
 どんな色でどんな属性を現しているか。種族による特徴を踏まえ、どんなことが得意か。またそのパターン分け。長所と短所の判別等々────
 持つべき者が持てば、それだけでも大きなアドバンテージになるだろう。

 彼女はウェンディが稀有な肉体を持っている事に興味を惹かれていた。魔族のような、そうでないような。あまり“見ない”パターンの生命力を持っているのだ。
 誰しも珍しいモノには目を惹かれるだろう。例えそれが他に理解されないことであっても、理解できるが故に目を奪われてしまう。

 しかし、彼女は簡単ではなかった。

 シニルにウェンディの鬼のような言葉のラッシュは荷が重く、途中から「ん?」また「ん?」と?マークを浮かべてしまっていた。
 要約の部分を聞いて、ようやく理解したが、彼女の物言いはあまり誉められたものではなかった。

『なんじゃ?ソラが連れてきたにしては、随分危険な奴よな。余程のことがなければこうはなるまい。しかし、実力はルーキー…戦争や紛争に身を投じてきた年齢にも見えん。さて────』

 シニルはチラリとソラを見る。
 理由は色々あるが、彼が“それ”について知っているのか。“それ”を認めた上で仲間に加えたのか。また“これ”を許しているのか。が主になるだろう。
 チラリと目配せした先の彼は、すでに『しょうがないなー』というような渇いた笑いをウェンディに向けており、シニルの視線に気づいても『ごめんなさい』というように掌を立てて頭を下げるのみだった。
 顔を上げて、アハハと上目遣いをする彼に気持ちが高揚したが、今はダメだと平静を装った。

シ「…まあ、お主が認めているなら────しかし、ウェンディとやら。此奴は好きに使うなどとは思えん性分じゃろ。あまり困らせてやるなよ?」

 シニルは「カカッ!」と最後に笑みを浮かべてみせた。

シ「さて諸君、準備が良ければ早速修行を始めようじゃないか。質問やお願いすることはあるかの?」


>>All


【回答がなければ全員同じ空間にまとめます。
 分担しない方向になれば、ひとまず様々なパターンの戦闘シミュレーションを修行内容とします。結果的に特化した際のような追加点はありませんが、レベルは上がると思ってください。
 それとパーティーの役割を上手く確認してもらえるいい機会かと思います。フォーメーションを決める材料にもなりますし、余裕もあるので色々試すのもいいと思います。】

>>皆様

4ヶ月前 No.436

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/謁見の間→】


 変わらず、堂々たる物言いで皆に問う彼女。
 皆の決意や覚悟がしっかりしているかを言葉で確認する事はできないが、この数秒の静寂にソラが口を開く。

ソ「では、まず最初は全員で挑む形にしてもらえるかい? 俺達は余計な不安がなくなるし、シニルにも都合がいい筈だよ」

シ「うむ、よかろう。して、他には?」

ソ「今回は単独ネームドを想定した通常戦闘をお願いしたいかな。搦め手や極端なステータスを想定した戦闘はまた今度でいいと思う」

シ「承知した。では、そろそろ良いかの?」

 問いにソラが頷くとシニルはにんまりと悪戯な笑みを浮かべ、手を前に突き出して、何らかの魔法を発動させた。

シ「《転移:私の箱庭(オブシウスガーデン─────


【転移→黒曜石の箱庭】


 次の瞬間、ギルドの面々は皆平原に立っていた。

 そこは障害物もなく、戦闘するには十分な広さがあり、群青色の空が世界を覆っているが、暗くなく、視界は確保されている。

シ「ようこそ、妾の“仮想世界(にわ)”へ。歓迎するわぁ」

 急なことに驚いているであろう皆の前に、先程より成長したシニルがパタパタと翼をはばたかせて現れる。
 身長はソラより少し小さい160pくらいあり、先程のおこちゃまボディからはだいぶ成長したと思える程度には女性らしい体付きを得ている。

シ「このぐらいの大きさが丁度良いと思って調整してみたのだが、どうであろうお前様よ?」

ソ「ん、ばっちりだな。それじゃ、よろしく頼む」

 そうしてソラは皆に目配せして杖を構えた。


>>All


【戦闘開始です。
 ロールプレイをはさみたい方は是非どうぞ。
 行動順はシャルル→ウェンディ→ソラ→シャーリィ&リーリエです。
 シャーリィとリーリエはどちらが先にロールプレイをしても構いません。
 また、特別何かしたい場合は相談して下さい。ロールプレイのでき次第では判定にプラス補正がかかったりしますので、存分に楽しんで下さい。

 敵は《シィニルティア(成長期)》です。
 武器は特に持っていませんが、闇の眷属なので闇魔法の手練れであることを皆様のキャラクターは理解していると思います。
 服装は袖なし白ロリータに裸足。蝙蝠のような翼膜を張る翼を腰の辺りにもっています。
 本来の素早さはシャルルを凌ぎますが、とりあえず最初のターンは実力を見るためにも様子見する気でいるようです。
 質問がある方は是非設定板にお願いします。】

>>皆様

4ヶ月前 No.437

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

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4ヶ月前 No.438

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:42/42
SP:120/120→105/120
弾丸:6/6


 ―――あまり困らせてやるなよ、と。そう忠告めいた言葉を残したシィニルティアに、ウェンディはいささか機嫌を損ねていた。
 ソラの性分がどうあれ、自由に扱える駒として如何様にでも動いてやるとわざわざ宣言したのに何が不満だというのか。
 勿論、あえて突っ掛かるほどのことでもないので大人しく着席したままだったウェンディであるが、まるで自身をフォローするように掌を立てる彼に少々剣呑な視線を送る。
 彼まで謝罪の意を示しては、まるで自分が粗相を働いたようではないか。特に問題発言をしたつもりのない彼女にしてみれば面白いものではなかった。

 その後はとんとん拍子に話が進み、あっという間に実戦形式の戦闘訓練を行うらしいことが判明する。
 具体的な内容についてはソラに一任した形だが、そちらの判断については彼女としても異論はなかったらしい。
 まあ、そうなるでしょうね―――とでも言うようにひとつ頷く。なにせ、まだ翡翠の風の面々は万全を期していないのだから。
 このなかに余程消化能力に飛び抜けた自信のある丈夫な胃の持ち主がいれば話は別だが、それぞれの顔色を窺うにそういうこともあるまいし。
 そんな状況で各自単独での訓練を始めても目立った効果は現れまい。その意味では、不調をカバーできる―――ないし、万全でない状況でも互いに協力して乗り越えられる連携力を鍛えるにはもってこいだ。
 そして、それはウェンディが最も苦手とするところでもある。身体は重くとも手を抜くつもりはないと、彼女は強い意思を込めた瞳でシィニルティアを見据えていた。


 というのも、束の間のことだったのだが。突然の周囲の変化に、さしもの仏頂面も驚愕するように目を見開き、ついで呆れるように細めた。
 当人曰く『仮想世界』だそうだが、この規模の領域転換を事も無げにやってのける時点で実力の程は推して知れようというものである。
 それが世界を構成する情報の一時的な塗り替えなのか、異空間の創造なのか、各自の意識に干渉した認識変更なのか………或いはその何れでもないのかは定かでないが、どの道生半可なレベルではない。
 さきほどリーリエが何を見たのかは知れずとも、シィニルティアの力の一片を垣間見たというなら頷ける。それほどの規格外だとウェンディはここに来てよくよく理解するに至った。


(そんなヤツと、正面きっての戦闘ね………訓練とはいえ、生きた心地がしないわね。今回ばかりはあの能天気な性格が羨ましいくらいだわ)


 じっとりと汗ばむ背中を自覚して、ウェンディはせめて精神を落ち着かせようと溜息を吐く。
 対して、眼前の猫娘はそんなものどこ吹く風と普段の調子を崩さない。それを一概に精神力が強いとは言えまいが、強敵を前に怯えて竦むよりは何倍もマシと言える。
 後方にいるだろう後衛二人の様子まで窺う余裕はないが、隣のソラを横目に見ても動揺している様子はない。それも当然、彼にしてみればもはや慣れたものなのだろう。
 であれば、自身が情けなく狼狽えるわけにはいかないではないか。最後に息を大きく吸い込むと、それに呼応させるようにウェンディは体内の生命力を練り上げる。


「そこの猫さん、あなたは好きに動きなさい。フォローとカバーはあたしとソラでどうにでもする。
 その代わり、彼女を自由にさせないで。あなたの機動力で地面に釘づけにするのよ。自由に飛び回られたら対処しきれない可能性が高い」


 ウェンディの周囲に漂う大気が冷えていく。その間にも、彼女はシャルルにひとつ声を掛けた。
 やや命令的な物言いなのはご愛嬌、その辺りはこれから最適化していくものだろう。そのための訓練でもある。
 無論それにシャルルが応えるかどうかも別の話であり、そこも含めて発展途上というわけだ。

 ―――兎も角。


「来なさい―――《スライドブルー》、“セット”」


 大気中の生命力、そして彼女が練り上げたそれが混ざり合うようにして生まれた、涙のごとき雫が集って彼女の“左右”に水溜りを作り、そこから鋭利な刃を模った水剣が立ち昇る。
 それらが瞬く間に氷結してその場に鎮座すると、周囲にひんやりとした冷気が流れては平原を緩やかに駆ける風に溶けていく。


「身体が重くても思考能力さえ無事なら戦えそうね。ある意味ではいい勉強になったわ、あの鍋」


 そんな皮肉めいた冗談を誰かに向けて飛ばして、ウェンディは愛銃を太腿のホルスターから抜き取ると気を引き締めるのだった。


>>All

4ヶ月前 No.439

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/黒曜石の箱庭/fate:3】

HP:55/55
MP:130/130→118/130


『────さて、どうしたものか。』

 ソラは、相っ変わらずひたすらに考えていた。
 このPTで唯一シィニルティアの“やり方”を知っている彼は、まず自らが先んじて動き、戦いの流れを掴むべきではないかと考えた。
 しかし、PTの中で最もレベルが高い事を相手に予測されている以上、下手に動いて対応レベルを変えられてもマズい気がした。

『彼女の性格なら────先ずは余裕を見せ、俺が旅立つ以前に訓練したレベルで“様子見”をする筈だ。だったら、まだ動いてないシャルルのスピードを破るレベルじゃないはず…』

 そこで一旦思考を止め、隣のウェンディに意見を求めようと横目で視線を送ろうとする────が、当のウェンディその人に何やらジト目気味で見られており、向けようとした視線は交わる前に引っ込んでしまった。

『なにやら…怒って、らっしゃる? そういえば、シニルと話す間もずっと険しい表情でこっちを見てた様な気がするし…と、とりあえず!それは今置いておこう』

 訓練とはいえ、今は戦闘に集中しなければ!と、なにやら裏では苦しい言い訳だの、現実逃避を別の現実にだの言われそうな言い訳を自らに言い聞かせ、ソラは行動を開始した。

「───《マテリアライズ:フルングニル》」

 位置的にはPTの中心に立ち、自らの杖にエンチャント系の魔法を発動する。
 通常のエンチャント魔法の上位に当たるこの魔法によって、木の杖は黒色の槍へと姿を変えた。

 この《マテリアライズウェポン》は、武具のイメージを現実の物に付加する夢のような魔法だ。
 勿論、誰にでも扱えるわけではない。イメージは形状を含め、具体的な内容でなければならないし、媒介もそれに似た形状のものが必要となる。
 ソラの場合、この槍は子供の頃から夢に見る男性が持つ物であり、男性の顔はぼんやりしているのに槍に関してはくっきりはっきりと見えていた不思議なものだ。

 この世界には、所謂“伝説的武具”なんかとして伝わるものもこの魔法ではないかと言われる事がある。
 実存する武具もたしかにあるが、古ぼけた劔等ではその真偽は確かめられない。
 故に、それを媒介に為すのでは?等とよく魔導士や賢者の間で取り上げられるのだ。

 だが、真なる姿が分からない以上、イメージは本当にそれと為せるか?という疑念が尽きない。
 実際に効果も不安定なものが多く、ソラの様に常に実用化するレベルまでの性能になることは稀である。

 ソラは黒色の槍───フルングニルの矛先をシニルに向けて、しっかりと構えをとった。

>>All


【さり気なく伏線を張るわし(いままでもせやったわし)

現在のエリア配置
遠│シニル│近│シャルル│ウェンディ&ソラ│遠】

4ヶ月前 No.440

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
MP:120/120→112/120

お茶を飲んでのんびりしていたのも束の間、いきなり別の場所へ移動しての訓練が始まってしまった。
シャーリィはわたわたと慌ててハンマーを拾い上げる。などとしている間に、自分とリーリエ以外のメンバーは皆戦闘準備を整えていることが分かる。

『ちょっと緊張感に欠けてましたね……』

シャーリィはちょっぴり反省しつつ、今や定位置となった後列に移動すると、精神を集中させ、呪文とともに解放する。

「アクアリウム!」

魔法の発動とともにシャーリィの周囲がキラキラと輝きだす。
それは空気中に浮遊している水の精霊たちが放つ光で、何百という光点が互いに結び付き、神秘的な光景を生み出している。

やがてその光は各メンバーへと飛んでいき、身体に吸い込まれるようにして消えていく。これで生命力の消耗は多少抑えられるはずだ。

「援護は任せてください!」


【というわけで、シャーリィは後列に移動したうえでアクアリウムを宣言します。】


>>ALL

4ヶ月前 No.441

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】

HP:45/45
MP:145/140


「転移魔法!?」

シニルが何かの魔法を発動したと気付いた時には、目の前の景色は既に全く異なるものへと一変していた。先程彼女の力の一片を垣間見たリーリエでさえ、この出来事には驚くほか無い。
人はどこかへ移動する場合、徒歩や飛行など方法はともかく出発地から目的地まで線で繋いだ移動が普通だ。
しかし今、彼女がやってみせたのは違う。点から点へ、出発地と到着地の空間座標を重ね合わせ、移動する過程をすっ飛ばした所謂転移魔法と呼ばれる物。
リーリエも《暗闇倉庫》という異空間へ繋ぐ魔法を持ってこそいるが、そんなものとは全く比べ物にならない。まさしく別格。

そんな凄い魔法を目の当たりにしてしまった衝撃のせいだろうか。他のメンバーが次々に戦闘準備を整えていく中、リーリエは暫く動けずにいた。
気付いた時には、シャーリィが既に後ろの方に移動し、水属性の補助魔法を使ってくれているところだった。

『いかんいかん、集中せねば。……しかし、会ってから驚かされてばかりだな』

黒十字の杖を手に取り、シャーリィと同じくらい後ろにまで小走りで下がりながら、リーリエは面白くなさそうにぷくっと頬を膨らませる。
やられたままでは何となく気に食わない。そんな負けず嫌いな性格が発揮されてしまい、一つシニルを驚かせることができないかと企んでいた。

『攻撃魔法以外はあまり得意ではないが、あの魔法を使ってみるか』

「大地の果てに住まう、大いなる生命の息吹を感じよ――《砂竜の息吹》!」

移動しながら他の人には聞こえない程度に小声で詠唱を済ませ、後退し終えると同時。ばっとシニルの方に振り向き、杖を持つ方とは逆の手を彼女に向ける。

瞬間――――ぼんっ。

小さな爆発音、何かが急に現れたことにより、空気が押しのけられたことで起きた微かな風とともに、シニルが立つ場所に小規模な砂煙が発生する。
この翡翠の風のメンバーの前では初めて使う、戦闘中の攻撃以外の魔法。砂煙により視界を遮り、砂による目潰しを狙う妨害魔法。
そう長くは続かない魔法だが、少々驚かせることができればいい。一泡吹かせることができれば……そして、皆が攻める隙を作ることができれば。


【予定通り後衛に移動後、砂竜の息吹宣言で】


>>ALL

4ヶ月前 No.442

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:800/???
MP:???/???

 ソラと言葉を交わした後、翼を羽ばたかせ、ふわりと浮く様にして距離を取る。

『────まあ、格上の敵に挑むなら、それなりの準備をするものだし、少しくらいは猶予を与えてやろうかの。どれどれ…』

《飛行》をやめ、小気味よくトンと着地すると、その紅い瞳で【翡翠の風(敵)】を余裕たっぷりの表情で見据える。

 本当に吸血種(人間)と戦う場合は、こんな風に表情も変われば、言葉も通じる中での戦闘になるだろう。
 今回は、シニル独自の見解によって「ネームドってこんなものじゃろ?」とでも言うように表情を浮かべているが、本来の吸血鬼の思考性は低い。
 上位種であっても魔物としての思考性が向上した結果────人型に近ければ、せいぜい表情を変える事ができる様になる程度だ。
 つまり、本当にシニルが思うレベルのネームドが実在する事は、ほぼほぼあり得ないということだが、レベルが低く設定されているわけじゃないので、訓練としては有用(?)だろう。

生命力感知(魔眼):90/100
 1,シャルル(91/100)=失敗
 2,ウェンディ(17/100)=成功
 3,シャーリィ(18/100)=成功

砂竜の息吹:60/100
 シィニルティア(49/100)=成功
 付加:盲目(2/3)ターン


『ふむ、猫娘の謎エンチャント以外はだいたい理解できたが…』

 チッ、とシィニルティアは小さく舌打ちした。
 小さな炸裂音と共に、吸血種の小娘────リーリエの発動した魔法がその視界を奪ったのだ。

『視界が───まさか、いや、あやつは誰とも言葉は交わしてはいなかった。つまり、あの娘の独断か? …忘れておったわ。流石、あの小僧の愛娘ということか』

 リーリエのセンスに少々感心したシィニルティアは、この魔法を機に行動を開始することを決めた。
 まずは、バサッ!と翼を強くはためかせ、周囲に発生していた邪魔な土煙を払う。

「なかなか小賢しい真似をする!だが、悪くはない!───どれ、遊んでやろう」


>>All



【そうしてシィニルティアは、盲目(目がかすむ程度に演出中)を「ハンディがあるくらいで丁度よかろう」程度に捉え、対複数人戦では常套手段となる初手全体火力ぶっぱで、PT全体に負荷を与えて、数的優位を一気にそごうとしたのですが…


 なんと、ここで重要なお知らせがあります。


 ここで口上というか、自信たっぷりにシィニルティアのターンテーブルへの参入が始まるわけなのですが、シィニルティアの素早さは32となります。


 あるぇ?猫ぉさんよりも遅いんじゃぬぇ?


 ちなみに猫さんの素早さは、この世界の同レベル(恩恵)帯で最速。上のレベルにもちょっといないものです。
 そしてその情報は、とある意地の悪い旦那のおかげ?で検知されていても発信されていません。

 シィニルティアの素早さは現在、この世界に公開されているステータスより、すこーし高い値となっています。それを知る当の本人は、もう余裕たっぷりです。

 さあ、行くのだシャルル!ここでやらねば、猫ではない!(?)
 その自慢のネコ耳で世界を流行の渦へ巻き込むのだ!


ということで行動順をば
 シャルル=サン!→シニル→ウェンディ→ソラ→シャーリィ&リーリエ(どちらが先でもOK)

 なので、春宮様の猫に見せ場が回ってきました!ということだ!w

 ちなみに感知ロルを行ってますが、これは皆様の準備ターンにやってたものですので、ターンテーブルとは別のものになります。】

>>皆様

4ヶ月前 No.443

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/黒曜石の箱庭/fate2】

「んと、つまりシニルちゃんが上に飛ばないようにすればいいってことかにゃ?やったことないけどやってみるにゃー」

この猫には確証も経験も計算も何もあったもんじゃないが、何となく求められていることは分かった。今まで何となく生きてきたのだ、これからも何とかはなるだろう。

そのくらい能天気なのがこの猫の取り柄なのだ。

銃を構えるウェンディを背に、姿勢を低くし、突撃準備をする。と、後方から風を感じた。

「この視界は……ふふ、リーリエちゃん、ありがとにゃあ。んじゃ、早速……」

しゃがみ込むような体勢になり、脚のスプリングに力を込める。

「━━にゃ」

掛け声と共に、シャルルは文字通り風となった。砂塵を撒き散らした痕跡を残しながらシャルルは駆ける。そして、さすが猫と言うべきか、この一連の動作にほとんど音が生じていない。

砂塵を掻き分け、シャルルの身体は跳ねる。と、同時に砂塵の層が途切れ、シニルの領域へ達する。

「どーん!やっほぅシニルちゃん!」

綺麗な曲線を描きながら低空ジャンプにて接近。そして、この猫はそれだけでは終わらない。

「んで、ファーストヒット、頂くにゃあー!」

右腕を大きく振りかぶり、牽制の意味合い強めで「キャットスパーリング」を放つ。大技を撃って躱されカウンターは避けたい為、隙の大きい技を避けたのだ。

シャルルの高速猫パンチがシニルへ迫る。

≫all

【水を得た魚のように元気な猫が帰ってきました。シニルにエンゲージし、「キャットスパーリング」を発動です。】

3ヶ月前 No.444

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP800/???→720/???
MP???/???
《盲目》2ターン→1ターン


 ─────どれ、遊んでやろう!」


 シニルは、そうして真紅の瞳を爛々と輝かせた。

 単刀直入にだが、彼女は攻める方が好きだ。
 それにこれまで自分の思い通りにならなかった事など、三百超えても片方の指で足りる程度にしかない。

 圧倒的な“生命力の量(エネルギー)”に圧倒的“肉体(フィジカル)”、そして“才能(ポテンシャル)”を持つ彼女が、そうなるのも無理はない。

 ────が、今日この日この時、その指を一本増やさなければならなくなった。そして、それは「にゃ」と正面きってやってきた。

「どーん!やっほぅシニルちゃん!」という声に「なっ?!」と驚きの声を上げ、シニルは攻めるに細めた大きな瞳を再び見開いた。

 その素早さは────初見には制限をかけたシニルでさえ────霞む魔眼の力がなければ、反応できたかも分からない程の速さであり、反応できたとしても、なんとか身を固めるくらいが良いところだった。

 当然、そんな驚きの声を上げる暇もなく拳が突き出される。
 シニルは慢心の不意を突かれるも、驚きに硬直する身体をその意地で動かして回避を試みるが、そんな素早い者の動体視力から逃れる事はかなわず、ましてやリーリエの魔法の回復を怠った状態では、完全に捉えられるのも仕方がなかった。(設定板にて回避失敗)

《キャットスパーリング》消費4
 シニル:(1,4+65)-防御点=30


「カッ!…今度こそは」

 シュッと突き出された拳を受けつつ、そのまま少し距離を取ると、シニルはもう一度先の手順で魔法を発動させようとする────が、これもにもまた思わぬ追撃が待っていた。
 先程、無愛想な娘が設置した遅延型の魔法が、この猫娘の突撃と同時に解放されていたのだ。
 これでは、魔法の発動などしている場合ではない。これに回避を試みるが、攻撃を受けつつ離れた矢先の追撃に体勢を整えることはかなわず、シニルは被弾してしまう。(設定板にて回避失敗)

《スライドブルーA,B》
 シニル:A(6,5,6+50)+B(5,2,6+50)-防御点=50


「──────ッ!」
『───初手で1割…確かに小僧の言っておったとおり、なかなか骨のある“新人(ルーキー)”を見つけてきたようじゃな』

 防御せず、これらを受けきったシニルは受け身をとりながら体勢を立て直すと直立し、スッと目を閉じる。

《黒き癒し(ダークヒール)》消費?
 盲目2ターン(40/100):(51)=失敗(1ターン回復)


「チッ、こんな時に!」

 黒い輝きが眼の辺りを覆うが、その光は儚げに消えてしまう。
 リーリエの魔法の回復に失敗したシニルはそれを隠しもせず、皆に憤りを見せた。

『防御魔法など使いたくはなかったが、このままでは仕方があるまい。簡単に、そう簡単に削らせてなるものか!』

 シィニルティアは先程までとうって変わって、ギロリと皆を睨みつけるのだった。


>>All



【遅れてすいません。
 デバフを回復して、色々やりたかったシニルは回復できなかったので今のまま防御に徹する覚悟のようです。
 リーリエのデバフの回復は段階式で1ターンなら60、2ターンなら40、3ターンなら20といった具合で成功します。
 今回は51なので2ターンの回復には失敗、1ターンだけ回復しました。元々ターン経過で回復するので、複数設置は悩みましたが、回復魔法が一定のレベルで働いて無意味なのも変かと思って設置しました。
 ばでほり様には、シャーリィのフィルター使用時の参考にして頂けたらと思います。

 前から進言して頂いてる状態異常の一覧についてはもう少しお待ち下さい。
 回復方法を考えているのですが、試行回数が少ないので上げても変更があることを考慮していただかなくてはいけないものになると思います。
 待たせてしまっているのに申し訳ない。

 水を差しました。投稿をお楽しみ下さいませ。】

>>皆様

3ヶ月前 No.445

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

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3ヶ月前 No.446

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:720/???→652/???
SP:???/???
付与:《盲目》1T,New!《飛行不能》2T


 睨みつけること刹那のうちに切替の早いウェンディによる射撃がシィニルティアを襲う。
 射撃は、生命力による遠距離攻撃の魔法と違い、物質を飛ばすことによるミドルレンジ攻撃────魔法であれば、シニルなら“打ち消し”も考えられるが、それも受け付けない利点がある。ただ、当然デメリットもあるのだが────シィニルティアは、これに素早いステップとジャンプ&空中での体勢コントロールをもって、回避を試みる(設定板にて回避失敗&C発生)。

ガトリングビークAーD(d+2D6)
 シニル:a(6,3,2+45)-B=16
 b(3,3,5+45)-B=16
 c(4,1,2+45)-B=12
 d(4,5,2,6,2+45)-B=24 計68点


「カッ…小癪なぁ!」

 しかし、やはり視界を遮られての回避は上手くいかず、複数発射された銃弾は、その柔らかい身体を削りつつ、彼女の翼膜を引き裂いた(C効果:飛行不能1D3=2T)。

『翼が…?! 妾ならこんなものすぐに治せるが、ネームド級の魔物はどうなんじゃ? 魔法の打ち消しなんかもできるのかのぅ? でも最初に極端な耐性持ちはダメだと取り決めたし…やはり、今は防御魔法を使うしかないか』

 シニルは翼の傷をそのままに、戦闘時の自然な回復を待つことに決める。
 どのみち今は回復や攻撃魔法を発動する隙がない。一旦全てを躱すか防ぐかして、対応を考えることにする。
 翼を畳みつつ、まだ続くであろう次の攻撃に備える。


>>All



【SPに変更してみた件。スキルポイント、スピリットポイント…まあそんな感じ。でもマジックポイントとして流通してるMPよりは、語弊を招かないかと感じました。
 皆様もよろしければ、変更してみて下さいませ。】

3ヶ月前 No.447

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/黒曜石の箱庭/fate3】

HP:55/55
MP:118/130→98/130


『《翡翠の風────“疾風(ゲイル)”》』

 ウェンディの銃撃に合わせ、ソラは飛び出した。

 よく考える彼が動いた理由は、この戦いにシャルルがなくてはならないと思ったからだ。彼女次第で戦闘の流れが変わってくる───言わばPTの要である。
 そんな彼女の万が一を潰すため、唯一近距離武器を持つ彼が前に出ることは、理に適っていると考えた。

ソ「チャージッ!」

 ソラは翡翠の風をまとい、シニルに突撃をかける。
 しかし、魔法の発動による生命力の揺らぎを感じて、シニルは突っ込んでくるソラに掌を向けた。

シ「《女神の盾(アイギ───…《暗き盾(ダークシールド)》」

 暗く禍々しい雰囲気の防壁が形成される寸前、シニルはハッとしたように言い直し、形成されかけた防壁は、黒い円形の防壁に落ち着いた。(回避破棄)

チャージランス
 シニル:(1,4,3,6,4+45)-B=23

暗き盾
 チャージランス:23-(6,4+C/4)=0


ソ「─────クッソ…ダブル、チャージ!!」

 ガキィン!と弾かれたソラは、諸手を挙げた反動でくるりと後ろへ1回転し、着地と同時に低く構えると、もう一度シニルへ突撃をかける。
 シニルは防御魔法の発動直後で再発動できず、回避のタイミングもない連続突撃に防御姿勢で応える。(成功判定を回避破棄により飛ばしているため、この間の防御魔法の発動不可、通常防御可)

ダブルチャージランス
 シニル:(5,1,2,2,2+45)-(3,9+B)=5
 スタン付与/行動値1D6=5減少


 シニルは突撃に合わせ、槍と平行になるよう身体を半身ずらし、その矛先を躱したと同時に槍そのものを弾こうと腕を振る。
 しかし、ソラはそれを読んでいたのか、そこで踏ん張りつつ腰を入れ、槍を回転させることで突きの衝撃をここにもってきて、触れた腕を弾き返す。

シ「ッ〜!腕を上げたのぅお前様よ。カカ」

ソ「何度も防がれてるから、これくらいはな」

 腕を弾かれた衝撃を利用してシニルはそのまま二、三歩後退し、距離をとると弾かれた腕を痛そうにブンブン振り、笑顔で軽く言葉を交える。
 ソラは気をぬかず、口角を上げて笑顔を作り、言葉を返してみせた。

>>All


【スタンにより行動値減少、現在シニルのSは27。
 スタンは基本的に1ターンしか効果がありません。
 ソラのスキルがだいぶ初期のままになっているので更新を急ぎます。
 その前にシャーリィを先に更新すると思いますが、皆様にはご迷惑をおかけしてすみません。
 分からない点などがあれば随時聞いて下さいませ。】

>>皆様

3ヶ月前 No.448

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】

HP:45/45
SP:145/140→129/140


リーリエが前ターンに放った砂煙を生成する魔法。その砂煙自体はやはり即座に吹き飛ばされてしまったが、砂による目潰しには成功したようだ。
ふふふ、してやったり。にやりと口元に笑みを浮かべ、よしっと小さくガッツポーズを決める。
そして一瞬の隙を突くように、目にも留まらぬ速度で飛び出したシャルル。それに続くようにウェンディとソラの追撃が入り、こちら側が優勢のように見えた。ならば、その流れを断つわけにはいくまい。

「このまま一気に押し切ってくれよう! 投影(トレース)――――」

杖でかつんと軽く地面を突くと、その場所を中心に黒い魔法陣が展開する。投影――これだけでは何の意味もない魔法。
勿論これで終わりではない。重要なのはこの後だ。

『ソラの攻撃に対して、シニルは闇の防御魔法を使っていた。ならば……この前完成させたばかりの魔法、試してみるか!』

投影魔法の展開が完了すると同時、たんっと今度は片足で地面を軽く蹴る。溢れ出る魔力が琥珀色に光る線を描き、リーリエを中心に魔法陣が展開する。
その瞬間だった。先に展開していた投影魔法。黒色の魔法陣がぐにゃりとその形を変え、侵食されるように色を変え、後に展開した琥珀色の魔法陣と全く同じものに変形してしまった。
これが投影――次に発動した魔術式を転写させ、並列思考が苦手なリーリエが無理矢理に魔法の多重起動を試みた力技だ。
使うのは初めてであったが、無事に成功したのでほっと安堵の息を零し、一呼吸の後、シニルに向けて手を伸ばし、掌を向ける。
その掌の前と、その右側に全く同じ黄色の魔法陣が更に展開。これで準備は整った。

「ソラ! シャルル! 巻き込まれるなよ……《二重化・琥珀色の双撃》!」

黄色の光が輝きを増し、轟! と、掌の前の2つの魔法陣からそれらは射出された。
大槍。いや、巨大な杭のようにも見える。リーリエの背丈ほどもある長さ、細く鋭い円錐を2つ組み合わせたような形状。その片側、敵側に向けられた方には螺旋状の溝と刃があり、少しでも機械知識のある者が見たならば、それは巨大なドリルのようだと答えるだろう。
黄色よりもさらに貫き穿つことに特化させた、琥珀色の魔法。強烈な回転を伴い、動きは直線的で見やすいがその速度は速く。只管に速く。投影されたものと合わせて2つ、全く同じタイミングでシニルに向かって放たれた。

さらに、まだ終わらない。命中した際には魔力を過剰供給し、回転数をブーストさせて破壊力を増すべくタイミングを伺って。


【命中したら《魔力集中》使用で。その時は、いつも通り次の投稿でその分のSPも引きます】


>>ALL

3ヶ月前 No.449

削除済み @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【記事主より削除】 ( 2017/06/05 01:28 )

3ヶ月前 No.450

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:647/???→441/???
SP:???/???
付与:盲目1T,飛行不能2T,スタン1T(S-5)


 旅立つ前は受け流せたソラの槍捌きが、弾かれた腕のじんとした痛みと共にシニルへ“成長”を実感させる。
 それは師として、また育ての親として、ただひたすらに嬉しいことであり、思わず喜々とした笑顔がこぼれるのも仕方がなかった。

「じゃが、喜ぶ間もなさそうじゃな…」

 この空間にある彼等を一番良く見ているのは、言うまでもなくシィニルティアだ。
 彼女は、生命力の流れを視認できる事もそうだが、普通の人達が持てば“天才”と呼ばれても不思議じゃない能力を持っている。
 それについては追々だが、その能力をもって、この空間の彼らの全てを感じ、対応している。

 今はその眼を潰されているが、リーリエから感じる強力な魔法を発動する際の生命力の集中と膨張、そして圧縮。それらを踏まえて、彼女は選択を迫られる。

『この状況…安全策ならば防御じゃが、どうであろうな。確かにダメージは受けておるが、そのどれもが軽く、ネームド相手には決定打になるものではない。
 であれば、決定打を持つのはこの娘ではないのか? 感じる限り申し分ない威力がありそうじゃし、何よりあの小僧の娘じゃ。目眩まし程度で収まる器量でもなかろう。さて────』

 シニルは魔法の発動に合わせ、その笑顔に狂喜の色すら浮かべながら腹を決める。

二重化・琥珀色の双撃(デュエラ・フェルム・グランディス)
 シニル:(2,4,6,1+27)=40(回避失敗)
 リーリエ:(5,4,5,1,1,6,3+15)=40(成功)

二重化・琥珀色の双撃+魔力集中
 シニル:{(6,1,1,4,6,5+80)*2}=206(条件を満たしているため、琥珀色の効果適応)


 魔眼の力が阻害されているが、意を決して回避を選択し、横に跳ぶシニル。しかし、ここで頼りにしていた鋭い感覚が仇となる。
 シニルはこのとき、魔法が増加したように感じて、出方を覗う為に一瞬足を止めてしまう。
 ハッとしたようにすぐ踏み出したが、放たれた鋭い槍は素速く飛来し、シニルの右腕と肩を貫いて、地に易々と突き刺さる。

「んぐっ!」と小さくうめき声を上げるが、その傷は黒い煙を上げて徐々に消えていき、えぐり貫いたはずの傷穴は、洋服の穴だけを残して、すっかり元通りになってしまった。

「今のは効いたぞ!流石は、杭の小僧の娘よ!どれ、そろそろ本気を見せようかのぅ…」

 そう言いつつ、シニルはにんまりと年相応ながら、素敵な笑顔になるのだった。


>>All


【この度は大変申し訳ない。
 女神が紛らわしい出目を出すから…まあ、ともかく当たったぞ女神!←ちょ、おま
《魔力集中》も忘れてないし、大丈夫なはず!
 てか、気付いたらまた追記予定増えてない? というか、スキルの更新すら途中なんだが(´・ω・`)?

 今回ご指摘頂き、ありがとうございました。
 こうして参加している皆様からのお声によって、間違いを訂正したりしながら、より良いスレになっていくのだと思います。
 その方が愛着も湧きますし、またやらかしたときは教えてください。お願いします。すいません。】

>>皆様

3ヶ月前 No.451

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
SP:121/120→113/120

今のところシニルに対し順調にダメージを積み重ねているが、シャーリィには一つの危惧があった。

『皆さんの消耗が、今までにないくらい激しい……!』

シャーリィには、リーリエやシニルのように生命力を直接視認できるような能力は無いが、幼少の頃より当たり前のように触れていたこともあり、感知するという意味では充分才能に恵まれていた。

そのシャーリィの感覚が、パーティメンバーがどのくらいの生命力を行使したのかを告げる。
強大な魔法を放ったリーリエはもちろん、普段はある程度の余裕を持った戦い方をするウェンディやソラまでも、一度に使うには限界に近い量の生命力を振り絞っているのが分かる。

『それだけ、強力な相手だということでしょうか。』

事実、あれだけの猛攻撃を受けたというのにシニルは平然としている。

『私には攻撃する魔法はありませんが、せめて皆さんの援護を……!』

そして再び集中力を高める。
先程よりも深く、遠くまで届くよう精霊に呼び掛ける。

「行きます、アクアリウム!」


>>ALL



【というわけで、シャーリィの手番で再びアクアリウムを宣言します。おそらく次ターンから防御と回復で手一杯になるので、最後の援護になりますかね。】

3ヶ月前 No.452

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期→成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:441/???
SP:???/???

付与:飛行不能1T


 この戦闘中、シニルは何度か“笑み”を浮かべた。その理由は本人曰く「面白いからに決まっておろう?」だ。
 それは戦闘自体に対するものではなく、ソラに対して見せたものとも理由を違えている。では、なにが“面白い”のか。それは────


「これからが本番だ!若き冒険者達よ!」

 そう宣言すると、シニルの身体を中心に生命力の力場が生まれ、それに伴う強い圧力によって【翡翠の風】メンバーをその場に釘付けにする。
 紅き瞳の輝きを取り戻し、シニルはその力で安全に違えることなく、自身の身体の《ステータス調整》を不敵な笑みにて行う。

『さぁて、ちと決め事に反するかもしれぬが、こういうお約束の展開なのじゃ。ちと、ほんのちーとじゃ。魔法に対して強くならねば、やってられぬわ。
 言わば、今まではスタンダードモード。ここからは、対魔法使いモードじゃ。カカ、こういう展開で敵が柔らかいままでは、主ら冒険者もやりがいがなかろうて。どれ、こんなものかの?』

────彼女自身が全能感を保持しつつ、身体を動かせるということに集約されているのだ。


 力場の発生が収まり、メンバーをその場に留める強い圧力が消失する。
 そこには魔族とは思えぬ身長を携え、黒地に紫のレースをあしらえたドレス纏うシィニルティアの姿があった。

「この姿も久しぶりじゃな。お主に会ったとき以来かのぅ? お前様よ」

 低い声音でソラにそう告げると、今までとは違う美しくもどこかおぞましい笑顔を浮かべて見せた。
 大きく、そしてどこまでも黒い翼を翻し、調子を確かめる様にパタパタと羽ばたかせる。穴が空いたままなので飛ぶことは叶わないが、余裕を見せているのだろう。


>>All



【ということで、今日が過ぎたのでシニルのステータスと姿が変わりました。
 ちなみに身長は170くらい。女性らしい身体つきになっております。髪は若干伸びたくらいです。描写の通り翼が大きめになっております。

 行動順に変更はありません。
 公開情報として、Sは26を設定。前回のリーリエのロールを参考にしましたが、判定までそのままかは、どうでしょうねw
 後は、ステータス変動に伴う姿の変更によって、かけられた状態異常に耐性を持っているかもしれません。

 あとシャルルバックがあれば再度調整します。

 ご参加ありがとうございます。】

>>皆様

3ヶ月前 No.453

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

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3ヶ月前 No.454

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

ソラ
HP:55/55
SP:108/130→87/130
付与:《フルングニル》

シィニルティア(成熟期)
HP:441/???→344/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値2減少)


 軽く肩を叩かれて、視線でそちらを振り返ると、その主であるウェンディの考察と次の手段について、一方的な協力を取り付けられる。
 ソラは相変わらずのウェンディに苦笑いを浮かべつつ、そのウェンディに肩を寄せ、自身の考察と見解に基づく予想を口にする。あと了解も。


ソ「まあ、精一杯頑張らせてもらうよ。…前に使おうとしたときは、ちゃんと見せてもらえなかったしな。
 あと、シニルは今以上の調整を行うことは無いと思う。彼女はルールを“ある程度”守る質だから、今の調整がこのPTに合わせたものというのは事実と見ていい。」


 大きくなったシィニルティアは、最初に口を開いたウェンディの挑発に愉快そうな薄笑みを浮かべる。


シ「挑発の割には、主は始めから心に余裕がないの。
 しかし、まあ、そうじゃの、確かに様子見は飽きた。旅立つ頃の主らの主に合わせたのじゃが、どうやら本当に甘く見積もって居たらしい────
 …ので、不服申し立てる主らに合わせて調整させてもらったのじゃ。いやあ、退屈させてすまぬの? 満足させてやるから、かかってくるといい」


 そして、その回答をウェンディが返すより早く、ソラはその回答を待つシニルに問答無用の突撃を仕掛ける。


ソ「言われなくともっ!」


チャージランス
 シニル:(2,5,1,2,5+26)=41(失敗)
 ソラ:(3,1,3,3,2,2,2,5+20)=41(成功)

 シニル:(5,3,6,2,5+45)-B=26
 付与:スタン/行動値減少1D6=2


シ「ぐっ!だが、まだ…」

ソ「そう!まだだ!」


《フルングニル》の突撃を受け、腹部を押さえつつも突き飛ばされるシニルは、次を読むような言葉を洩らす。
 しかし、ソラは“そんなものは関係ない”とでもいうように、もう一度突撃をかける。


ダブルチャージランス
 ソラ:(2,3,3,3,1,5,5,1+20)=43

 シニル:(6,1,4,1,4+45)-B=21


 しかし、先の動きから予想していたシニルは、このタイミングで先の防御魔法を発動させる。


暗き盾
 チャージランス:21-(6,5+C/4)=0


 先ほどと同様に派手な音を上げ、二度目の突撃も弾き返され、その反動でソラは二、三歩と後退する。しかし、その手に持った槍杖はシニルに向けられた。


ソ「ゲイルランスッ!!」

シ「なっ?!…んのっ!」


ゲイルランス
 シニル:(1,6,2,6,1+24)=40C(C失敗)
 ソラ:(3,1,6,4,2,1,4,6+20)=47C(C成功)

 シニル:(3,4,5,6,3+50)=71(C効果)


 作られた闇の防壁の消失と共に生成され、図ったかのようなタイミングで放たれた風の槍は、着地したばかりだというのに見事な回避を行うシニルのさらに上を行き、見事に彼女の肩を貫いた。


シ『先の動きで失念しておったわ…。先の際は魔法の行使権を《翡翠の風:ゲイル》に使っておったのだな。つまり、槍の見事な2連続攻撃は、気法だけでやっておるわけか…。』

シ「カカ、流石お前様よ。よくやりおるわ…。」


 シニルは突き刺さった魔法の消失と共に肩を押さえ、痛みを堪えつつも不敵な笑みを浮かべる。

 ソラは反動で後ずさりしつつ、笑顔をウェンディに向けて浮かべ、バトンタッチというように掌を開いた。


>>All


距離表
【遠│シィ│ソ&ウ│近│中│シャ&リ】

【ただし!実にこの間数分である!

 分かりやすくする為、流れのまとめ。
 ウェンディ挑発(?)→ソラと打ち合わせ(ツン)→ソラへ押し付け(デレ?)→ソラ了解(諦め)→ウェンディ挑発(拍子抜けだぜ!)→シニル返答(合わせてあげたわよ〜)→ソラ突撃(ヒャッハー!)→ソラ頑張る(ヒャッハー!w)→今ここウェンディ(デレくる?)

 シャーリィ&リーリエは事後的にこの間に動いていた&考えていたロールを行っても構いません。
 システム的にはちゃんとターン処理をしますが、オリなりですので、ロールはターンに関わらず、できるだけ自由にできるようにしていきたいのでー】


>>皆様

3ヶ月前 No.455

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

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3ヶ月前 No.456

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:441/???→391/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値減少2)


 ソラの連撃が止まり、ようやく一段落したというときに新たな魔法の発動を感じ、シニルはその方にバッと顔を向ける。

生命力感知:90/100
 リーリエ(4/100)=成功(クリティカル)

『なんじゃ? ずいぶん無理矢理な式を使っておるの。基本となるものが、統一した形式だから使えておるのだろうが、普通の魔法使いのやり方ではないのぅ。
 まったく、小僧の娘だというに…いや? 体質なんかは“妖精(シルキー)”似なのか? 何となくそんな気もするが、うーむ』

 シニルは魔眼を使い、ほんのわずかな時間だというのにリーリエの魔法を理解する。
 そしてチラリ、と傍に迫る生命力でできた影を見据え、回避を試みる。(クリティカルボーナス=CB:回避ダイス追加1D6)

暗黒色の双撃(ハスタ・ウェスペル)
 シニル:(5,1,4,3,3,+24)=42(失敗)
 リーリエ:(1,6,6,3,3+15)=C34(CB:成功)

 シニル:(2,5,5,2,5,4,5,2+80)-D=50


「なっ?ぅぐ…!」

 シニルはこれを完全に見切ったと思ったのだが、リーリエの魔法は槍(ハスタ)に違いないけれど、黒色の性能を引き継いだ追尾性のある魔法。
 速度のある槍の魔法になったとしてもその追尾性は衰えておらず、伸びるようにその矛先はシニルを刺し削った。


>>All



【お待たせ致しました。

 こんな短い内容にずいぶん時間をとってしまいました。申し訳ない(´;ω;`)
 次はばでほり様のシャーリィ、その次がスタン効果で盛り立てられたPL様のウェンディとなります。
 余裕ブッこぎすぎてやばいシニルですヾ(o´∀`o)ノ】


>>皆様

3ヶ月前 No.457

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
SP:123/120→115/120

姿を変え、これからが本番だと不敵に笑うシニルに対し、ウェンディは悠然と立ち向かっていく。
シャーリィはそんなウェンディの姿を目で追いながら、シニルが見せた力に怯んでしまった自分自身を叱咤する。

『ウェンディちゃんは、なんであんなに強いんだろう?』

こちらを心配する素振りすら見せながら、パーティの先頭に立とうとするウェンディ。
小柄なはずの彼女の背中が、今はとても頼もしく感じられる。


━━━本当は、危ないことはしてほしくない。


でも、きっと、今かけるべき言葉はそうじゃないから。

シャーリィは大きく息を吸うと、最前線に立つウェンディまで届くよう、喉も限りに叫ぶ。

「ウェンディちゃん、負けるなーー!!」


>>ALL



【本文中には明記してませんが、三度目のアクアリウムを宣言します。】

3ヶ月前 No.458

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:331/???(訂正)→329/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値減少2点)



 各攻撃を受け、だいぶ押し込まれつつあるシニルだが、相変わらず付いた傷は跡形も無く消えてしまっている。

『この身体があの忌々しいヘイズに作られたものじゃなきゃ、回復魔法を挟まなきゃいけないところかの。元より生命力に満たされた妾は、HPを全損しなければ肉体の保持は問題ないからの…』

 リーリエの魔法を受けて後退しつつ、シニルが思考すると同時にシャーリィが叫ぶ。

『カカッ。あの娘さえなんとかできれば、小娘どもを捻るのは容易と思っておったが、なかなかどうして、もう余裕がないのぅ…』

 そうしてシニルはこの際、一矢報いるというより、現在の最良と思われる一手を打つことを決意する。
 本当は厄介な回復役を倒してから、徐々にメンバーを各個撃破しようと思っていたのだが、予定していたダメージを彼女達が叩き出してしまう方が早そうなのだ。
 つまり、攻め手を潰してしまおうという事だ。

 キッ、とメンバーを見据え、シニルは高火力の単体魔法を発動しようとする。が、そこにこざかしく飛来する水刃が文字通り水を差す。


スライドブルー(回避破棄)
 シニル:(5,4,3+50)-D=2


 シニルは此れを一瞥すると避けもせず、むしろ自ら向かい、掌で軽く払い退ける。

『これくらいなら魔法を使わずとも退けられる様にしておるわ。口ぶりからして、もう少し冴えた攻め方をすると思っておったが、ちまちまと攻めることしかできぬのか? やはりここは、娘っ子を落とすとしようかの』

 そうして、シニルはリーリエに狙いを定める。
 ただ、この時侮った事が、彼女の運命を大きく狂わせる事になるのだが、彼女はまだそれを知らない。


>>All



【今にもリーリエを退場させる気でいますが、システム的にウェンディのターンが先です。
 ちょっと疲れているのか、文面が単調な気がしてなりませんが、ちょっと私の方も色々忙しくなっておりますので、ご勘弁を(;´Д`)】

>>皆様

3ヶ月前 No.459

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

 相も変わらず愉悦の笑みを絶やさないシィニルティアに、ウェンディはその冷ややかな双眸を険しくさせる。
 なるほど、こちらの焦燥感は当然のように見抜かれているらしい。『油断をしない』事と『余裕を持てない』事は、似ているようでイコールではない。
 そして、ウェンディは疑いようもなく後者なのだろう。皆の前では沈着冷静を装っているが、その実は不安を振り払えず懸念に捉われているだけに過ぎない。
 それをこの吸血姫は勘づいている。強者ゆえの察しの良さか、或いは何らかの読心術を持つのかは定かでないが―――


「………ふん、言ってくれるわ。私なんて眼中にないくせに」


 ぽつり、と呟くように溢す。
 ―――だが、それでいい。せいぜい『取るに足りない』と見下してくれて構わない。
 ウェンディはそんな内心に燻るような獰猛な敵対心を悟られぬよう、平静を繕いながら機会を伺う。
 何も、考えもなしに挑発を仕掛けたわけではない。先の発言はひとつの確認でもあったのだ。つまり、シィニルティアが誰をどこまで危険視しているか、というものだ。
 挑発に乗って自身に向かってくるのなら、それはそれでよし。けれど、ソラの成長を感じさせるのだろう猛攻とリーリエの強力な魔術がシィニルティアの意識を引き付ける。

 それはそう、露骨な挑発を受けてもなお、この半端者なぞ後回しで構わないと断ずるほどに。
 ………その判断自体は、一概に間違いだとは言えない。ウェンディ自身、己の危険度は低いと自覚しているし、“そう思われるように”立ち回ってきた。
 自身にできることは牽制と遊撃という攻撃的支援しかなく、小賢しくこそあれどつまらない攻め手しか持ち合わせていないのだ、と。
 そして、知ってか知らずか―――否、きっと各々が全力を尽くしているだけだろうが―――ソラもリーリエも、実に派手に立ち回ってくれた。これではウェンディに注視しろというほうが難しい話だろう。

 ………頃合いか。そう、ウェンディは拳を握って感触を確かめる。
 そのまま、怒濤の三連撃を繰り出したソラに応えるように、小さな手のひらを打ち合わせて出迎えて。


「………なんだ、あなたもそれなりにやるじゃない。少しだけ、見直してもいいわ。………次は私の番ね」


 対抗するように言い終えて、地を蹴った。駆ける。駆ける。駆ける―――!
 その速度はシャルルにこそ劣るだろうが、風魔法を行使するソラにも匹敵する疾走だ。
 目指すは懐。リーリエに向いた意識、それを妨げるような水刃、それを経てもなお注意が向かないのであれば、活路はあってもいいはずだろう!
 ………何をバカなことを、と思う。ネームド級を相手に接近戦を挑むなど、普段ならば自殺行為だと鼻で嗤うことだろう。

 それでも。


「―――」


 掌に生命力が集束する。想いを乗せて、なんて大層なことは口が裂けても言えないけれど。
 叫ぶようなシャーリィの声が届いて………ウェンディは自然と、それを『悪くない』と思えてしまう自分に気が付いて。
 自分がそんな状況にいることが不思議でならないのに、どこか高揚していく意識を覚えた。

 右手を伸ばす。
 触れさえすれば、一泡くらいは吹かせてやれるかもしれない。………あとは、この言い知れぬ昂りが届くか否か。それだけだ。

>>All


【ちょっと文章に悩んで遅れました。消費等々はダブルキャストで追撃すると変動するのでこの投稿には記載していません。】

3ヶ月前 No.460

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:329/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(S-2)


 シィニルティアは、迷いなくリーリエを標的として魔法を起動させ、それを発動しようと構える。
 無論、周囲のメンバーにも眼は配ってある。火力関係も過ぎるほどに様子を見て、よく考えた。

 故に─────“駆け寄るもの(ウェンディ)”への対処など、取るに足りぬと踏んだ。

『カカッ、時間稼ぎに前に出るか…。なんと愚か────いや、仕方無くかや? どう考えても彼奴に打開の策があるとは思えぬ。戦闘手段を見るに彼奴の様な奴は、中衛からの多重圧攻撃を展開するのがセオリー。
 役割は敵を安全な位置から足止めし、前衛の移動をサポートするといったところ。あわよく仕留められるのであれば、仕留めるのじゃろうが無理はしないはずじゃ…。』


 ────そう、これは次の攻撃担当が攻撃する為の時間稼ぎ。そうであるに然るべきだ。

 彼女は会談の際にも命令されれば、我が身を顧みずに行動する事もいとわない様な発言をしている。
 つまり、彼女は個人の損得勘定で動くようなタイプの人間ではない。

 故にこの行動は、PTにとって最善となる自らの行動ということに違いない。
 得物を持つ者が、得物を捨てた以上、そこまでの火力を与えられる筈もない。火力関係も過ぎるほどに様子を見た。彼女もそれを理解している筈だ。

 例え“異常な生命力の巡り”が見えるとしても、それは彼女の渾身の一撃ではあるのだろうが、たかが知れている。シィニルティアはその眼を持って、伸ばされる魔手を避ける。


ウェンディ《瞬間凍結》
 シィニルティア:(2,5,6,6,1+24)=C44(失敗)
 ウェンディ:(1,2,5,2,6,6+25)=C47(CB:成功)

 シィニルティア:(5,3,4,2,5,2+50)-D=11
 付与:瞬間凍結New!


「なっ?!凍結魔法!?」

『あの異常な生命力の巡りは気法の発動などではなく、起動した術式を腕に滞留させていたとでもいうのか?!
 なんという無茶苦茶な事をする娘なのだ。魔人でさえ、魔術反動を恐れてそんな危険なことはせん。そも、只人の身体能力の許容を超えておるぞ。』

 例え当たったとしてもたかが知れた事────その筈だった。
 それは気法の発動に伴う生命力の滞留に酷似していた。現実的にも“只人”にはあり得ない技法なのだ。
 だが、この危険を顧みない魔法を実戦レベルで使用できるという事は、此れをある程度までは使用、検証したということでもある。
 シィニルティアは部分的な凍結により、動けない身体に舌打ちしつつ、この異常な事態に思考を走らせる。

『まさかとは思うが、此れはあの“力”に類するものなのか? それこそあり得ぬ!妖人どもにそんな余裕はない。まして凍結といえばセピアニース嬢の管轄。最もこの世界を思う彼女が、此れを画策する意図が見えぬ。
 しかし…ええい!後じゃ!後!この娘は安全が確認できるまでみっちり見てやるしかなかろう!』

 シィニルティアはまるで苦虫をかみつぶしたような引いた笑顔を見せる。それは、一見してこの状況が非常にマズいという事では無く、このウェンディの行動自体に集約されていた。

 彼らがそれに気づくことは、難しいかもしれない。


>>All



【わしも文章表現にまよってしまた。
 というのもあるあるなのだが、途中まで書いたものを消してしまったのだ。
 一応数値は同じようにしてあるので安心してほしい。あのね? クリティカル出過ぎだから。いい? 出過ぎだから!まじ、女神(ksbt)…
 いや、途中まで書いたのは良い感じだったの。今回のはそのとき書いたものを断片的に思い返しながら書いたんだけど、なんかしっくりこない。うん。
 まあ、内容は同じようなものなんだけど、うまく書けてたというか、流れがしぜんなかんじだったというか、動きがあったっていうか…
 くっ、相変わらず情けないぜ(;´Д`)】

2ヶ月前 No.461

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:42/42
SP:101/120→110/120→60/120
弾丸:6/6

▼ ▼ ▼

 ―――取った!
 伸ばした掌がシィニルティアを捉えた瞬間、ついにしてやったりとウェンディは薄く口の端を吊り上げる。
 実際は、分の悪い賭けではあった。むしろ策と呼べるのかも疑わしい、至るところに不安要素の散乱した穴だらけの行動だったろう。
 誰にも相談らしい相談はしなかった。
 もし皆がシィニルティアの目を奪うような闘いを披露できていなければ?
 仮にシィニルティアが、訓練という名目であろうと兎を狩るにも気を緩めぬ獅子であったなら?
 何より、都合よく虚を突けたとして、ウェンディでは追い縋ることもできないほどの実力差があったならば。

 そうした懸念を度外視して、こんな特攻じみたことを“やってみるのも悪くない”と思えたのは何故だったか。
 その答えを探る余裕もなく、漸く掴んだ好機を逃すまいとウェンディは一心に生命力を注ぎ込む。


「うッ―――!」


 接触発動。
 掌に魔法と成る直前の生命力を滞留させ、それを対象に触れさせることで大気への分散をギリギリまで抑制して効率を高め、また事前に術式を練ることで生命力の伝達速度を飛躍的に向上させる、文字通りの奥の手だった。
 シャーリィやリーリエは愚か、ソラにすらまともには披露したことのないそれをいま、ウェンディは惜しみ無く最大出力で発動させている。
 体内で生命力が躍動するのが感じられるようだった。心拍数が極端に上昇し、けれど後先など考えるなと熱くなった思考が有らん限りに叫ぶ。

 だが、些か無理をした。急激な生命力の消費と魔法への変換に全身が火照り、しかし氷結を喚ぶ掌は正しく氷のように冷えきって、ズキズキと突き刺さるような頭痛が苛む。
 貧血にも似た眩みと気怠さに捉われながら―――それでも、ウェンディは退かなかった。
 ここで退いて何になる? シィニルティアの苦い顔が視界に入る。なるほど意表は突けたのかもしれないが、いまだ凍結はほんの一部。
 まだだ。まだ足りない。こんなものじゃ届かない。我が身可愛さに腰が引けているようなら、あの日、決心と共に一歩踏み出した意味がない!

 ………たかだか力試しの訓練に何を、と言われれば返す言葉もなかった。まったく、呆れ返るほど合理的でない。
 存外頭の悪い自分に幻滅する思考もたしかにあって。それすらも片隅に追いやって、ウェンディは掌の皮膚が氷塊と化し始めたシィニルティアに張り付いて走る痛みも厭わず力を込め続けた。


「凍り、尽きなさい………!」


>>All

2ヶ月前 No.462

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/ソラ/黒曜石の箱庭】

HP:318/???→268/???
SP:???/???

付与:飛行不能1T,スタン(S-2)1T,瞬間凍結

SP:96/130→86/130

付与:フルングニル


 動かぬ身体、そして語らぬ意に反して“危険な行為”を再度行おうとするウェンディに怒りを顕わにし、シニルは口を開く。

「止めぬか!馬鹿者がっ!くっ……」


ウェンディ《瞬間凍結》
 シィニルティア:(1,5,2,2,5,3+50)-D=8

※瞬間凍結による行動不能により回避&防御不可


 次の瞬間凍結の発動により、そのまま氷付けにされるシィニルティアだが、その表情は鬼気迫る程の怒気を放っている。

 ソラは、そんな彼女を見て疑問を覚える。
 それもその筈、彼女が怒る姿は幼少の頃より共に過ごしたソラでさえもろくに見たことがないのだ。

 偉そうな人が来たときも、今回の様に模擬戦をする事になったときも、強い魔物が現れたときも、彼女は何事もないかの如くいずれをも簡単に処理してきた。

 模擬戦の際、安全の為に手加減しながら様子を見るのはいつものことであり、その隙に行動を制限されることなど、今までにもよくある事だったはずだ。

ソ『─────では、なにが彼女をそこまで怒らせる?』

 ソラは技を決めたウェンディに目をやった。
 確かなことは分からない。少なくとも、ソラが“眼”で見たときは、ウェンディの奇跡的な体質を知ることができた以外に大した問題はなかったはずだ。

 予想できるのは、あのウェンディの奥の手が何らかの危険を孕んだ技法で成立しているということだ。
 知っての通り、シニルに外傷を与えることは不可能に等しく、麻痺や毒も魔法で解除できる。
 つまり、この程度の事で怒る事はまずない。


《瞬間凍結》解除(20/100)
 シィニルティア:81(失敗)


ソ『今はまず、コレを終わらせるしかないか』

 ソラは思考に区切りを付け、この隙を見て氷付けになったシニルに突撃する。


ソラ《チャージランス》+瞬間凍結
 シィニルティア:(3,2,5,3,3,6,6,2,1,2,4+45)-B=42

※瞬間凍結による回避&防御不可
※物理ダメージによる瞬間凍結解除

 付与:スタン(S-2)1T


 ウェンディの凍結魔法によるダメージ増加により、確かな手応えを覚えるが、同時にこれ程の魔法を連続で発動したウェンディが心配になる。
 しかし、今は凍結が剥がれたシニルに追撃する事を優先する。何はともあれ、終わらせてからやればいいことだ。
 どうしてもというときに彼女を止めることは誰にも叶わないのだから、その時は切り上げるだけの話だ。


ソラ《ダブル/チャージランス》
 シィニルティア:6,2,6,6,6+24=C50(成功)
 ソラ:5,5,3,4,5,6,2,4+20=54(失敗)


 凍結による氷箔が剥がれ落ち、再び自由を手にしたシィニルティアの動きは凄まじく、その怒気とは裏腹に静かに流れる様な身のこなしで次の突撃を回避する。

シ「如何にして…そんな魔法の使い方を身につけたかは知らぬが、そんな欠陥だらけ魔法を完成させてやるのが、今回の妾の役目のようじゃな」

 ソラを躱して、腕の痛みに耐えるウェンディを厳しい眼で見ながら、シニルは仕方ないとでも言いたげに話す。

 その眼に映る情報を得ながら、彼女がウェンディをどう思っているかは、彼女のみが知る。


>>All


【ソラはシニルのウェンディの魔法への対処を見て魔法の発動権を破棄します。
 SPの消費を意識しています。ソラには派手な決め手がありませんので、継続的で有効な攻撃を心がけています。

 毎度更新が遅れていますが、職場の移動とそれに伴う周りの意識だのへの対処も済みましたのでそろそろ私も予定通りに更新していけるかと思います。
 しかし、設定の方でも対応が求められている現実がありますので、こちらの更新をメインに心がけてはおりますが、対応の遅延などにはご理解いただければと思います。

 スキルのエラッタを行いました。内容の確認をお願いします。特に称号の件には、それぞれ何かしらの反応をいただければと思います。
 今後もよろしくお願いします。】

>>皆様

2ヶ月前 No.463

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_m8y

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】
HP:45/45
SP:119/140→109/140

《暗黒色の双撃》の直撃を確認し、即座に次の魔法を放つべく術式の構築を開始する。
シニルの姿が変わってからというもの、どうにも魔法の通りが悪い感じだ。しかし、優勢の流れを維持するためにも攻めの手を緩める訳にはいかないだろう。
速く、もっと速くと魔法に意識を集中していたが、再びの強い生命力の気配。また何かしてくるのか!? と、前方を見る。

『シニル……ではないな。ウェンディか? いやしかし、これほどの生命力。いったいどんな魔法を……』

魔眼を使ってはいない今では生命力を視認することはできないので、あくまで感覚的にだが、どうやら膨大な生命力を集中させているのはウェンディのようだ。
いったい何をする気なのだろう。注目して見ていると、その直後に起きた現象に目を見開く。

『凍結魔法!?』

遠目ではよく見えないが、シニルに駆け寄ったと思ったらその体が徐々に凍りついていくのが見える。
今までウェンディは地を這う水刃や銃? という武器による攻撃がメインで、一撃の威力というよりは手数の多さで攻めるタイプだとリーリエは思っていた。
しかし、あの凍結魔法は違う。籠められた生命力も段違いであるし、シニルを氷塊に変えてしまうほどの大魔法だ。まさしく奥の手、必殺技とも呼べるものなのだろう。

「やるなウェンディ! わらわも負けてはおれん。行くぞ、《暗黒色の双撃》!」

凍結魔法という上位魔法に興奮しつつも、自分も負けじと掌を相手に向けて、先程と同じ暗黒色の魔法陣を展開する。しかし先程とは違って地を伝う影としてではなく、掌前方の魔法陣から直接闇の槍を射出した。
《黒色》ほど不規則な動きではないが、同じ黒系の魔法だ。射出後も細かく方向を調整し、追尾するようにシニルの姿を追う。

『最早見切られているのは分かっているからな、一つ"おまけ"を仕込ませて貰ったぞ!』

避けられた時に事も考えて、その内に一つの術式を宿しておいた。
相手の身体に当たらずとも、影に当たれば発動する《影縫い》。魔法の実力も相当なものであろうシニルに対し、移動を封じるのは意味があるのかは疑問だが、避けられて終わりというのも癪だ。せっかく演習とは言え実戦形式なのだし、シニルほどの実力者にも通用するか試したいというのもある。
とはいえあくまでそれは避けらたらという話で、最初から影を狙っているわけではない。リーリエも当てることを諦めているわけではないようで、《魔力集中》を使うタイミングを図っていた。



>>ALL

2ヶ月前 No.464

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:268/???
SP:???/???

付与:スタン(S-2)1T


 氷箔が剥がれ落ち、翼も元通りになったシニルは、再度来た攻撃役(リーリエ)の魔法の回避を試みる。

『本来なら防御魔法じゃが、露骨にそういうのはルール違反じゃからの。にしても、また何か式を追加しておるようじゃの』


リーリエ《暗黒色の双撃》
 シニル:(4,2,5,2+24)=37(失敗)
 リーリエ:(5,6,3,4,5+15)=38(成功)

 シニル:(4,5,3,6,6,2,3,4+80)-D=53


 放たれた魔法に急激な軌道修正はないものの、絶妙にその矛先を修正しながら飛んでくる。暗黒色と言うだけあって、滲むような闇の塊は視覚的にもその軌道を見失わせる。

 回避を試みたシニルは、躱すことは叶わず、腕をそわせて無理矢理直撃を避ける。
 そんなことをすれば、通常であれば腕がボロボロになるか、切り裂かれてしまうだろうが、相変わらずシニルはけろっとしている。

『変な式は効果を発揮しなかったようじゃな。どんな式かは気になるが効果を発揮しないものを分析する事は叶わぬからの。それに、もう次はない…』

 シニルはこれでリーリエを落とせば、まだ逆転できると鋭い眼を向けた。


>>All

2ヶ月前 No.465

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

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2ヶ月前 No.466

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/黒曜石の箱庭/fate2】

HP110
MP113→1

その時、猫は駆け出した。

その速さを生かして、一瞬で戦線復帰を果たすと、全速でシニルへと迫る。

鉄製のグローブから仕込みナイフが飛び出した。選択する技は、「ファイティングアサルト」、選択属性は、刺突。消費は112。合計56発の怒涛の連撃。

「にゃにゃにゃにゃにゃー!」

猫らしい掛け声とは裏腹に、鋭い連撃がシニルへと繰り出される。これを凌がれると、回避行動の取れない紙装甲シャルルはかなり不味い状況になるが、今は本能を理性でねじ伏せ、全力を投じる事を決めた。

≫all

【ナーフとか調整とかは後にして、とりあえず前に進めるために打ち込みました。ロール的には、戦線復帰からの攻撃かな?】

2ヶ月前 No.467

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/ソラ/黒曜石の箱庭→謁見の間】

HP:予定値を超過したため、終了シーンに入ります


 リーリエに狙いを定めたその時だった…
 雄叫びと共に戦線を離れていたシャルルが、矢の如きスピードで飛びかかり、とっさに避けきれないと判断したシニルは防御を構えた。

 しかし、その後に繰り出される凄まじいラッシュにより、シニル自身が設定したダメージをゆうに超える。
 シニルは“最早付き合う道理はない”と言いたげに先までとはまったく異なった圧を放ち、一つの魔法を発動させる。


「顕現:女神の神盾(アイギス)招来」


 パリッとシャルルの前に薄壁が幾重にも発生し、それらは連撃によっては砕け散り、足元に落ちては消えてゆく。
 次第にそれらが多頭の蛇のように拡がりを見せるが、戦う意志は無いという具合でシャルルの攻撃が止むのを待つのだった。


「…よし、戦闘終了じゃ。皆、帰って休むとしよう。主らならこれから行く先のネームドにも通用しよう…が、もう少し知らねばならぬ事もある故、今後はその点を各々学ぶとするがよいじゃろ」


 そう総評とし、彼女が指を鳴らすと皆は元の謁見の間に戻ってくる。シニルの容姿は闇に消えるように元に戻り、相変わらず座席の上に立っている。皆はそれに向かい合うように対峙しているような具合だ。


ル「お帰りなさいませ。皆様、浴場の用意ができておりますのでご利用下さい。場所は廊下に出て、隣の扉の部屋となります。どうぞおくつろぎ下さい。」


 先までの戦闘の気が抜けないであろう一行にメイドのルナが声をかける。
 返す返事に困るであろう皆を見かねてシニルが口を開き、動きを取り仕切る。


シ「それがよいじゃろ。その後は食事じゃ。少し長くなったから、もう昼食を食べるにもよい時間じゃて。カカ」

ソ「その後は皆で街を散策でもするか? ここじゃシニルの影響で人間に復讐する程の行動に出る奴は滅多に居ないし、それなりに安心だぞ」


 そしてソラが暢気に便乗する。
 実際、彼はどこか飄々としているような、ぼーっとしていような、暢気にも見える人柄なので仕方がない。
 まさかその先で“人間”に襲われるなんて、彼は露ほども思っていないのだろう。


>>All



【はい。雑ですみませんが、やることはやって、流れをぶっ込みました。設定板の方も追われてるので頑張ります(´;ω;`)】

2ヶ月前 No.468

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/黒曜石の箱庭→謁見の間/fate2】

 ………ひとまず、シィニルティアが想定していた程度の力は示すことが出来たらしい。妖人に次ぐというほどの存在から、きっと並み居るネームドにも通用し得るとお墨付きを頂いたことになる、のだが。
 他でもないシィニルティアがそう宣言し、またも詳細不明な術によって謁見の間に舞い戻ってきても、なおウェンディは表情険しいままだった。
 らしくない。そう思ってもどうにも籠った熱が抜けず、高ぶった意識を持て余して、ふと強引な凍結魔法を行使した己が掌に視線を落とす。
 さっきまで―――高揚していた実戦中は気付かなかったが、極低温の氷に張り付いて破れたのだろう、ところどころ皮膚が剥がれ出血している。
 ………こんなものはなんでもない。多少は痛むだろうが、怪我をした内にも入るまいし、いざとなればシャーリィに一声かけるだけで片手間に完治するだろう。

 そう。実質、この訓練で翡翠の風の面々は文字通り無傷だと言っていい。それは単に訓練だから、というわけでもないだろう。その事実が、却って彼女の眉をくもらせる。
 上手く行きすぎている、というのも勿論だが、今となってはウェンディの不安を掻き立てるものはそれだけではなかった。


「―――言うことはそれだけなの?」


 だからだろうか。一旦の間を設けようと休息を促すシィニルティアらに水を差すように、そんな口を挟んでいた。


「………いえ、今のは忘れてちょうだい。一度熱を冷ますのは、確かに必要かもしれないわね」


 我に返ってみれば、血気に逸る若造にも、堪え性のない子供にも思える催促である。やや強引に取り繕って、ウェンディはひとつ息を吐いた。
 ―――自分は、何を焦っているのか。妖体という圧倒的な存在は愚か、仲間内ですら自身を越える実力者であると明確に示されたせいだろうか?
 ソラは純粋に冒険者として格上だ。それは単なる経験の差なのかもしれないが、現時点で彼が上回っているのは間違いない。
 シャーリィは無二の治癒能力者だ。今後も不可欠な存在である。リーリエにしてもシャルルにしても、わかってはいたことだが優れた戦闘適正を有していると目の当たりにした。

 対して、自分が出来たことと言えば、信を置くには不安定に過ぎる接触魔法ひとつくらいで。
 我が事ながら呆れるくらいに、特筆すべきことが見つからない。元より、自信だのプライドだのに拘る性質ではないが―――


「散策―――そう、ね。見識も拡がるでしょうし、皆は行ってきてもいいと思うわ。
 ただ、私は………正直、魔人種の街を用もないのに出歩くのは、あまり気乗りはしないかしら」


 どのみち、一度落ち着いて肩の力を抜く必要があるだろう。その点に関しては異議もない。
 気を取り直すようにソラの提案に頷いてみた………は、いいものの。リーリエやシィニルティアの手前、悪し様に言うのも憚られるがやはり苦手意識は拭えない。
 自身のような半端者に向けられる冷たい視線を、配慮のない言葉を覚えている。一見ではわからないと言えど、ソラやシィニルティアのように何らかの術で看破されないとも限らない。
 そう思うと、特にギルドとして目的のない観光であれば二つ返事で同行を申し出る気にはなれなかった。

>>All

1ヶ月前 No.469

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/謁見の間】


パチン、と音がして。

シャーリィが気づいたときにはもう見覚えのある部屋に戻っていた。もちろん、ギルドの他のメンバーも一緒だ。

そして、つい先ほどまで皆の猛攻を受け続けていたはずのシニルが、何事もなかったかのように昼食の提案をしてくる。
たしかに、体力面はともかく、精神的には大きな疲労を感じる。なんといっても、これほど長時間魔法を使い続けるのは、シャーリィにとって初めての経験なのだ。

さらに街の散策というソラの提案を聞いて、シャーリィは一つの案を思いつく。

「では、みんなで街に出て、外で昼食というのはいかがですか?……ウェンディちゃんも、用があるなら街に出てもいいんでしょう?」

前半はシニルやルナを含む全員に。後半はウェンディに向かって問いかける。
揚げ足とりにもとれるような発言だとシャーリィ自身も分かってはいる。
ただ、最近単独行動の多いウェンディのことを考えると、多少強引でもみんなといる時間を作ってあげたかったのだ。


>>ALL



【というわけで誘ってはみましたが、ウェンディが来てくれるかは五分五分かな?と中の人は思ってます。でもたまにはウェンディからハッキリ拒絶されるのもアリかなと思っていたり。返答はみすとさんにお任せしますー】

>>みすとさん、ALL

1ヶ月前 No.470

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シニル/ソラ/謁見の間】


『───────…ふむ、若いの。じゃが、冷静に我に返り、訂正し、謝ったというだけ、年の瀬に合わぬものの見方ができておるようじゃの』

 “良いぞ良いぞ”とでも言いたげにシニルはニコリとウェンディに笑顔を向ける。

 始まった話題に口を挟むつもりはないようだ。
 彼らはもう彼らという一団であり、その決定権は時に移ろうこともあるだろうが、今それを強要する意味はシニル側にはない。ということだろう。

 そうして持ち上がった些細な問題にこの男が(相変わらず)首を突っ込んでいく。


ソ「ふむ、俺はウェンディ“も”見識を深めたら、もっと色々違った見方で考えられるようになると思うんだが、どうなんだ? そ、それに!皆と一緒の方が“そういうの”は良いんじゃないのか?な?!」


 珍しく皆の前でウェンディへの考えを吐露したが、ソラは『あ、やべ、偉そうなこと言っちゃった』とでも言うように、わたわたとセルフフォローを入れる。
 奇しくもそれは、なんだかんだ言いたいことを伝えられるかもしれないような形にまとまっており、カッコはつかない作り笑い丸出しの誘いなのだが、標準スタイルでの彼はヘタレなので許してやってほしい。

 先程まで笑顔だったシニルが、やれやれとあきれ顔を向けたのは言うまでもない。
 傍らに立つルナは、メイドらしくくすくすと小さな笑いをもらしている。

『まったく、こやつは目的がない時は本当になんというかアレじゃな!アレ!なんと言うんじゃったか、とりあえず甲斐性無しみたいな感じのやつじゃ!カーッ』

 シニルは本当に残念そうだ。


>>All



【ぶっ込んでみた(`・ω・´)テヘ】

1ヶ月前 No.471

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/謁見の間】

 まあ、たしかに先の催促は性急で、失言だった。だったのだが、それの何が楽しいのかシィニルティアは頬を緩ませる。
 どうも、いちいち優位に立たれているようだ。
 相手が相手である以上、力関係としては自然でもあるのだが、それが気に入らないウェンディはいつもの仏頂面を作ってみせた。

 そんな折、シャーリィが不意に思いついたように案を呈する。

 ………言葉が足りなかったか?
 一瞬そう疑いはしたものの、すぐに思い直して開きかけた口をつぐむ。
 なにせ、シャーリィは彼女の面接時にも同席していたのだ。ソラ同様、その生い立ちや過去を多少なりとも耳に入れている。
 であれば、その上であえて街に連れ出そうとしているのは―――きっと善意なのだろう。その心は間違いなく尊いものだ。
 あの悍ましい闇鍋すら悪気なく錬成する箱入り娘に、相手のトラウマを刺激しようなんて考えがあるわけもなし。

 ………だが、シャーリィは何も知らないのだ。
 今まで何不自由なく暮らしてきた―――そう、ウェンディからは見えてしまう―――少女には、あまりにも縁遠い世界がある。
 分かってほしいとは言わない。
 相互理解など求めはしないし、それがどれだけ難しいのかも嫌というほど思い知っている。
 ただ、無闇に踏み入ってこられるのは………やはり面白くはないというだけ。
 そんな感想を抱く自分こそが大人げないことも、向けられているのが善き心でしかないことも分かっているから、殊更に咎めるのも憚られるが―――


 ―――生憎だけど。
 そう、断りを入れようとして、ウェンディは新たな介入によってそれを阻まれた。
 仮にも翡翠の風の長たるその人は、冒険者としての先輩風を吹かせたかと思えば、性に合わなかったのか慌てて当たり障りのない言葉を添えようとする。
 師には残念なモノを眺める視線で呆れられ、メイドまでも控えめに吹き出すその様は、どうにも頼りなく、可笑しくて。


「………はあ、まったく。そんなに焦らなくても、一言『ついてこい』と言われればついていくわよ」


 そんな風に、少々意地の悪い言い方をして肩を竦めてみせた。
 シィニルティアが話した通り、彼には酷な物言いだろう。ソラが積極的に他人を命じて動かす性質でないことは、付き合いの浅いウェンディにも十分に察せるところだ。
 だからこれは、珍しくも似合わない先達らしさを出そうとした彼への、ほんの意地悪で意趣返し。


「―――なんて、冗談よ。いいわ、あたしも行く。ここで断っても和を乱すだけだし………あなた達だけで行かせると、どんな厄介事を抱えてくるか分からないもの。お目付け役って必要だと思わない?」


 前例として、あたしのような厄ネタを躊躇いもなく引き入れているんだから―――と、悪戯っぽく言い添えて。
 ともかく、この二人は妙なところで甘いのだ。
 相変わらず自分を子供扱いするシャーリィは勿論のこと、ソラにしても達観しているようで寛容というか、放任というか。
 迷い猫を拾ってくるくらいなら、まだ可愛いものだろう。道中に困窮したヒトがいれば放っておけるかは怪しいものだ。

 ………そうやって、適当に理由をつけて自分を納得させないことには、やはり抵抗のある街ではあるけれど。


「まあ、万が一があってもウチのギルドマスターがなんとかしてくれるでしょうから。あたし達は気楽に観光といきましょう」


 そう、シャーリィに含み笑いを向けた。
 ―――なお。この発言がフラグであったのか否かは、後に知れることになる………かもしれない。

>>All

1ヶ月前 No.472

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/謁見の間】

さて。シャーリィが先ほど出したような提案があれば真っ先に飛びつきそうなこの猫ではあるが。

「つーかーれーたーにゃー……」

FAの反動を思いっきり食らっていた。具体的にいえば自身の規格を超えた力を奮ったことによる代償。俗っぽく言えば普段やらないことをやったことによる筋肉痛。

「腕が重いにゃー、痛いにゃー、動かないにゃー」

武装解除もせず(出来ない)、腕をだらん、と下げたまま、ぺたんと床に座っている。
だが、浴場、という言葉を聞いた途端、耳だけがぴくっと動いた。

シャルルは「まだ」風呂嫌いを克服していない。よって、その筋肉質の脳でうまく浴場へ連行されるのを防ぐべく行動することにした。

「私もそれでいいにゃー。ただ、お風呂ははいりたくにゃいってゆーか、その、苦手とゆーか……」

少しずつ後ろに下がりながら、とりあえずなにか喋って間を持たせようとする。

本人的には上手くいっているつもりだろうが、目が世界新記録取れるくらい泳ぎまくっているのは誰の目にも明らかだった。

しかしまだ諦めない(気づいてない)シャルルは、次に、脱出する為の布石(になってない)を打つ。不自然な動作でソラに首を向けると、

「ソーラーぁ。手のコレ外してにゃー。痛くて動かにゃいー」

この上ない棒読みで、するりと、ソラの方へと近づき、手を差し出す。

最悪、連行勢(シャルル的にはシャーリィのこと)に追い詰められてもターン&ダッシュで逃げられると踏んだ距離だった。

無論、シャルルの背後には壁しかないことは、誰の目にも明らかである。

≫all

【猫は今日も疲れてます。トラブルメーカーなのかな?だといいけど】

1ヶ月前 No.473

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/謁見の間】


 悪びれたことを言うウェンディに変わらず苦笑いを浮かべるが、なんだかんだ付いてきてくれるようなのでそれはそれで良しとする。
 ウェンディの棘をチクチク受けていると、今回頑張った猫が名を呼びながらふらりふらりと近寄ってくる。

 どうやらあの思い切ったラッシュで腕が上がらないようだ。どういう意図かは分からないが、ご指名である以上、蔑ろにする気は全く起きない。


ソ「仕方ないなあ…どれどれ」


 ソラは他意など全くないのだが、腕を掴むと肩を寄せ、ぐいぐいとグローブをシャルル側からはぎ取る。
 空気が凍っているかはよく分からないが、それをもう一度行い、シャルルのグローブをはぎ取って、ほいと渡す。


ソ「それじゃあ、汗を流したら玄関ロビーに集合な。シャルルも汗かいたんだし、お風呂入らなかったら屋台の飯はないと思うように」


 壁際のシャルルに所謂壁ドンをかまし、ソラはニッコリと黒い笑みを向けた。


ソ「ということで、皆よろしく頼むぞ」


 シャルルを解放して皆のほうを振り返り、そう伝える。
無論どうなってるかは知らない。

>>All

1ヶ月前 No.474

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/謁見の間】

 結論から言えば。
 文字通り一部始終を端から見ていたウェンディは、ここぞとばかりにソラへと白けた視線を浴びせていた。

 まあ、然もあらん。
 当人らの意図するところは兎も角として、彼女からすれば努めて平静を取り戻そうとしても、未だに戦闘の昂りが冷めきっていないところだ。
 そんな折に、堂々と目の前で肌を寄せあってイチャイチャ(悪質な表現)なんぞ披露されては彼女のジト目が更に底冷えしていくのは自明であったと言えよう。
 無論、彼らにそんな気がないことは重々承知であるものの、そこはそれ。お約束というものも世には存在するのである。

 ウェンディはさも呆れたように肩を竦めると、これでもかと盛大な溜め息を吐いてみせる。


「まったく、なにが仕方ないんだか。風紀だなんだと言うつもりはないけど、平気でそういうことをしているとあらぬ誤解を生むわよ。
 ただでさえ男女比が偏ってるんだから、それこそ比喩でなくハーレムだの呼ばれかねないわ。せめて人前ではやめてよね? あたしは嫌よ、そんな目で見られるの」


 要は、釘を刺したかったのだろう。二人の意識如何に関わらず、つまらない噂というのは蔓延るものだ。
 そこから延長して自分まで『ハーレムの一員』扱いされるのは御免だと、ウェンディはあえて口を尖らせる。


「それとも、そのままあなたが洗ってあげるのかしら? ―――なんてのは冗談だとしても。スキンシップもほどほどになさい、リーダーさん?」


 お姉さんからの忠告よ、と尤もらしく言い置いて踵を返す。
 今はもう、早々に汗を流してしまおう。ちょっと厳しい物言いになったのも、きっと疲労が残っているからに違いない。
 そうして、いまひとつスッキリとしない頭でふと思う。
 先は彼に『その気』がない前提で話したし、今までを見る限り間違ってもいないだろうが、万が一にもトップが色欲魔であればギルドは堕落崩壊まっしぐらである。
 そう思えば、得体の知れない貼り紙だけを頼りに人となりを調べもしないまま誰かの下につくなんて、我が事ながら随分と無用心なことをしたものだ。
 やはり、行き詰まりかけていた人生の道行きに、あの時は正常な思考ができていなかったのかもしれない。今にしてみれば第一声も酷かったものだ。

 どこか頼りなさげな印象や無意識なボディタッチはともかく、ソラが最低限の常識を備えた人物であることにちょっぴり感謝するウェンディであった。


「………ま、それでも壁ドンはないわね」


 にべもなし。


>>All



【流すのもちょっと寂しい気がしたので、少しだけ挟んでおきました。私としては、本体様の都合がついているなら騎士子のシーンまで飛ばしても構いません。】

1ヶ月前 No.475

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/謁見の間】

「ん、ありがとにゃー」

グローブを受け取りながら、ソラの背後へ。そして、ソラを盾にしながらひっそりとこの場から遠ざかる事で、この作戦は成功……

と、なる筈だった。

「にゃっ!?」

唐突に腕。壁際を進んでいたせいで、進路が突然に絶たれる。固まる首を何とか動かしながら振り向くと、何故かソラがいた。

「うっ」

さすがのシャルルも面食らった。ソラの表情が、これまでに見た事が無いほど、危険な匂いがしたのだ。例を挙げられない、得体の知れない恐怖がシャルルを包む。

━━のも、一瞬の話。ソラの口から告げられた残酷な宣言に、シャルルの表情が凍りつく。

「にゃっ……そ、ソラの裏切り者ーっ!」

無論、この後シャルルが不満顔で磨かれ洗われたのは言うまでもない。

≫all

【ソラの黒笑<飯抜き(笑)こんなシャルルですが、ふと思い出す時はあるかなぁ、と。】

1ヶ月前 No.476

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

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1ヶ月前 No.477

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/“唯一都市”コルーポ:酒場】

店に入った途端、酒場特有の匂いが鼻をつく。まだ早い時間だが、店内には酒を飲んでいる人もちらほら見られる。
シャーリィ自身はこの前の失敗もあり、飲酒を封印しているが、酒場の雰囲気は嫌いじゃないので笑顔で席につく。

好きなものを頼んでいいというソラの言葉に素直に従い、メニューに目を通す。
(少し前まではお金のことを気にしていたシャーリィだったが、今となってはソラに出してもらうことに全く抵抗が無くなってしまっていた。)

「う〜ん、悩んじゃいますね。この《暗黒なるダークネスバーガー》も美味しそうですし、こっちの《ブラック&ブラック♪パスタ》もいいし……あ、この《黒すぎるコーラ》もとっても美味しそう!」

ひとしきり一人で盛り上がったところで、「ウェンディちゃんはどうする?」と話を振る。


>>ウェンディ、ALL

1ヶ月前 No.478

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_h7d

【リーリエ/"唯一都市"コルーポ:酒場】


ソラに連れられて酒場に入ると、興味深そうにきょろきょろと見渡す。
リーリエは確かにアンダーグラウンドの生まれではあるが、殆ど自宅の敷地から出ることなく暮らしてきた。"唯一都市"コルーポに来たことがないわけではないが、それでもまだリーリエにとって新鮮な場所で、エデンと同じくらい興味を惹かれるものが多い。
此処の酒場に来たのは今回が初めてではあるが……人種の違いこそあれど、酒場の雰囲気はエデンとそう変わらないのだな。なんて思いつつ、見渡すのを止めて席に着く。
因みに、ここが魔族の多い街であるためか、隠す必要もないだろうと今回はフードをちゃんととって顔を晒している。

「ふむふむ……おもしろいメニュー名をしているな」

シャーリィの持つメニューを横から覗き込むようにして、そこに記されたお茶目さが伺えるメニュー名にふふっと笑を零す。
さっきのマスターが考えているのだろうか。見た目とは裏腹に、なかなかかわいらしい。

「わらわはこの《ダークサイド・サンド》にしよう。ここの料理は食べたこと無いが、説明に書かれてる黒使鳥の肉がまた美味しいのだ」

何を注文するか迷っている二人に「オススメだぞ?」と言いつつ。
煮てもよし。焼いてもよし。母上もよく黒使鳥を使った料理を作ってくれたことを思い出して頬を緩めるが、しかしつい昨日の事を思い出して『母上は今、どうしてるんだろうな……』と、一瞬だけ実家のある方に目をやって、そっと目を伏せる。

「後はそうだな、《血沸き肉踊り、心弾む暗黒ソーセージ》も頼みたい。血を使った料理らしいが、どんな味がするのか気になるからな!」

そんな沈みかけた心を誤魔化すように明るく言って、にっこりと笑う。
注文はいっぺんにしたほうがいいのかな? と思い、他のメンバーが何を頼むのか。決まるのを待つ。


>>ALL

1ヶ月前 No.479

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K


【注意:諸事情により、このシーンを切り替えます。
 閲覧の皆様は、大変申し訳ないのですが、酒場での少女達の絡みは脳内にてよろしくお願いします。
 シーンは翌日の朝食後となり、今日の活動を決める、もしくは紹介するタイミングとなります。
 私の未熟故のレス蹴りとなりますが、今後も続けていきますのでよろしくお願いします。】


【ソラ/シニル/謁見の間】



 酒場から戻り、夜は身体を休めることとなった。
 少し長めのフリータイムで昨日のちょっとした無茶や、精神のすり減りも回復したただろう。

 朝食は、意外かもしれないが、ヴァラクラッドの作物である米を主食とした“和食”なるものだった。
 米を磨いた“白米”を蒸したご飯と味噌なる調味料を溶かした海草のスープ、野菜の漬物、赤い身の焼き魚である。

 シニル曰く「和楽の食事は身体に良いのだ!身体が資源の冒険者なのだから、気を付けなければな!」だそうだ。
 残念ながら、我々のメンバーはあまり気にしていた者は少ないように思えるが、色々あるため仕方ない。

 食事を終えると小休止として出された緑のお茶を飲む。そうしてまったりしていると扉がノックされ、シニルが「来たか、入れ。」と声を掛けた。


ル「指南役の方がいらっしゃいました。どうぞ」


 ルナが扉を開け、短く内容を伝える。
 そうして入ってくるのは見覚えのあるふたりだ。ルナが扉を閉めるとシニルは椅子の上に立ち上がり、ふたりはそのとなりに並ぶと皆に笑顔を向ける。


シ「それでは!紹介も何もないが、そこのリーリエの両親を指南役として呼びつけた!今日はそれぞれ、知りたいことを学ぶ日にするといい!実力は妾が保障しよう。」

キ「先日は悪かったな。俺の専門は魔法道具の生産、戦闘では近接をメインとして、魔法も使う感じだ。魔族だが、ソラに格闘戦を教えたのは俺だから安心してくれ。」

ロ「先日は失礼しました。妾が得意とするのは魔法。ただ、説明は苦手なので、感覚的なものを教えるか、実演…もしくは実戦を通して、伝えられることを伝えましょう。少しなら、家事や生活魔法についても教えます。」


 ふたりが軽く紹介を済ませると、シニルを挟んだ反対側にルナも立つ。


ル「僭越ながら、私も指南役を務めさせていただきます。私が教えるのは生命力の扱いについてです。我々エルフは、大地との親和性が高く、生命力の扱い…もとい寄り添い方を生来的に身につけております。応用としては、エンチャントなどの生命力を付加する技術があります。」

キ「俺の《纏気》を完成させるのにも知識を借りてるから、何かやりたい事があるやつは聞いておくといいぞ。あたっ」


 いつものように口を出したキーファにロゼがごく自然な流れでペシッと頭を叩く。


シ「して、妾は兎にも角にも実戦じゃ!先は押し切られてしまったが、主らそれぞれに劣る妾ではないぞ!揉んでやるから、かかってくるがよい。カカッ」


 そうしてシニルが締めくくった。
 教える事によるが、戦闘や攻撃魔法の行使が必要な場合は、先日のシニルの庭が使えるそうだ。


ソ「それじゃあ、それぞれ知りたいことを学ぶ事にしよう。戦闘以外でも思うことがあるなら、知ってそうな人に話を聞いて、少しでもやりたい事ができるように今日は頑張ろう!」


>>All



【キーファの隠密については、隠し通されるので触れられません。ルナは立場的に隠しておりませんので、その身のこなしを学ぶこともできます。

 今回は個別の投稿になるので、待つ必要はほぼなくなります。私も返せる限り返そうと思いますが、もし、無茶である場合、有志で投稿してくれる方を募ります。
 永遠にそのキャラをというわけではありませんが、このシーンの間、1つのキャラクターを追加で操作していただきたいとおもいます。
 過程による獲得物については、条件等を伝えますので、そのキャラのなりきりプレイを楽しんでいただき、達成できていれば、対象へ伝えて下さい。
 不安な場合は、私に確認をお願いします。】

>>皆様

11日前 No.480

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/謁見の間】

 結局、昨日の訓練を終えてからはただ心身の疲労を癒すことだけに時間を費やした。
 食べたいものを食べ、やりたいことをやって、眠りたいときに眠る。そんな、本来の生物としてはきっと当たり前の………けれどウェンディにとっては余裕のありすぎる環境に、彼女はまだ少し馴染めないまま。
 それでも、努めてそれらを受け入れながら。宛がわれた寝具の中で、いつかこの自由にも慣れて、ヒトとして当然の権利だと語るようになるのかと自問する。

 ………できれば、そうはなりたくないと思う。

 何か合理的で理性的な根拠があるわけではない。ただ、“今”を得難いものだと感じる心を忘れたくなかった。





 翌日。一行に稽古をつけてくれるという指南役の到着を待ちながら、ウェンディは朝食のことを思い出していた。
 異国ヴァラクラット産の食材を中心に据えた【和食】なる料理。シィニルティアが言うには、大雑把に『身体に良い』らしい。
 ウェンディは具体的な効能までは訊ねなかった。問題はそこではないのだ。今更嘘を吐いたり毒を盛ったりするわけもあるまいし、身体に良いというなら結構なことだ。

 しかしながら―――何を隠そう、ウェンディは魚介類が苦手なのである。

 朝食におけるメインであろう、赤身の焼き魚。それを目にしてから、彼女は表面上の平静を取り繕いながらどうしたものかと起き抜けの頭を回していた。
 勿論、口にしないというのが最も単純明快な逃げ道だ。が、当然体裁はあまり宜しくない。今はあくまで客人であり、ソラの旅仲間だ。
 知古のようだからソラの顔を潰すことはなかろうが、そこはそれ、ウェンディも子供ではない。下手に弱みを晒してつけこまれても嬉しくなかった。

 ………なるほど、身体に良いのか。そうか、だったら仕方ない。時には我慢も必要だろう。
 そう自身を納得させて、ウェンディは黙々と完食した。我ながら大した忍耐力と演技力だと褒めてやりたいところだったが、彼女が食事中いつも以上に無口だったことは言うまでもない。

 この仲間内で、何を好み何を嫌うのか。そんなことも知らなくて、知る気もなかった自分を、心のなかで少しだけ詰った。





 それはそれとして、現れたアルテーン夫妻にウェンディは複雑な視線を向けた。
 実際のところ、彼女はふたりに好印象を持っていない。元より他人の評価がマイナスからスタートする彼女にとって、愛娘のこととはいえ危うく敵対しかけた相手を善く見るのは難しかった。
 いつか自分にも子が出来れば分かるのだろうか? そんな益体もない疑問を早々に捨てて、ウェンディは口を開く。
 彼女はシャーリィ、次いでリーリエに目を向けると、


「とりあえず、あなた達から選びなさい。誰から教わるにしても、マンツーマンのほうが個人に割ける時間のある分だけ吸収は早いはず。
 指南役もお誂え向きに4人用意してくれたようだし、まずは各自別れて訓練したほうが都合が良いとあたしは思う。

 何より。成長の余地が大きいあなた達の育成こそ優先されるべきよ。ソラはともかくとして、あなた達に比べてあたしの伸び代、才能はそうないはず。
 ………勘違いしないで。別に、卑下して言っているわけではないわ。ただ、あなた達が今後のあたし達を左右するかもしれない。そう感じているだけよ」


 嘘を言ったつもりはない。まだ冒険者として駆け出しもいいところの二人だが、秘めているものは決して小さくない。
 けれど、誇張を交えたのも事実だ。ウェンディ自身、己にどれだけの伸び代があるのか予測など出来てはいない。
 ただ、自分が何を知りたいのかを探すところから始めねばならないぶん道程が遠い、というだけのことだった。

 その上で、何を学ぶべきかと考えたとき、まず思い当たったのはソラの扱うような《マテリアライズウェポン》―――つまり武器へのエンチャントだ。
 ウェンディも武器を扱う術士であり、またエンチャントは独学で獲るには遠い技術である。ルナから学べるのであれば、彼女に教えを乞わねばならない。
 しかし、実戦訓練のときのシィニルティアの不可思議な反応も気にかかる。時間が許せば、彼女からも何らかの指導を受けねばならないだろう。


>>All

4日前 No.481

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Qks

【リーリエ/謁見の間】


酒場で食事を済ませた後、午前中のシニルとの戦闘の疲れや元々体調があまりよろしくない事もあって、その日は取り敢えず休みの日となったのが昨日。
十分に休めたお陰か、寝て起きたころには地味に辛かった腹痛も回復し疲れも取れていた。
現在は朝食にはシニル曰く体に良いらしいヴァラクラッドの和食なる料理をご馳走になった後。緑のお茶を飲んでほっこりしていると、指南役が到着したとメイドのルナが入ってくる。

「えっ!?」

ルナに連れられてシニルの隣に並んだ二人の指南役に、思わず声を上げて驚いたリーリエはがたっと椅子から立ち上がる。
その二人の指南役は、見紛うはずもない。昨日ぶりとなるリーリエの両親であるキーファとロゼだった。
ああでも確かに……と、リーリエも最初こそ驚いたものの二人の魔法使いとしての実力の高さ(父上は単身赴任していることもあって、見る機会はあまりなかったが)を知っているので、指南役には打って付けだなと納得。そして昨日の今日でちょっと顔を合わせづらいなあと思いつつ、頬を人差し指で掻きながらゆっくりと再び椅子に座った。

シニルとルナを含めた4人の指南役の自己紹介が終わり、どうしようかと悩んでいるとウェンディから声がかかる。
あなた達から選びなさい、という言葉を素直に受け取って、「うむ、分かった。ありがとう」と感謝の意を述べ、暫し悩んだ後、ではと手を挙げる。

「わらわはシニルと実戦がしたい。母上に魔法を教えてもらうのと迷ったんだが……旅に出た後、実際に何度か戦って、経験の足りなさを痛感したのでな」

今までは経験の多いソラやウェンディ、シャーリィによる回復のサポートもあって、後ろで攻撃魔法を放つだけでも何とかできた。
しかし風の祠で会った桜牙や、昨日のシニルとの戦闘。強敵相手では、それでけでは何とかならないことも増えてくるだろう。
なので、まずは実戦での戦い方というものを学ぶべきだろうとリーリエは考え、シニルを選んだ。そしてその後、時間があれば、戦い方を学んだ上で新しく必要になるであろう魔法を、母上から教えてもらおう。
その前に、母上とは昨日のことで少し話をする必要があるかも知れないが……。



>>ALL

7時間前 No.482

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シニル/ソラ/謁見の間】

突発的な判定利用の例

お題:ウェンディの魚嫌いに気づけるか

感知(幸運のみ):ソラ(24)=58(失敗)

※lacの利用式は公開しません。

【今回の感知判定は、技術的介入が(ただの朝食という場で意識的にも)難しいと思われますので、本来敏捷値などを利用する事もありますが、偶然性を加味し、運を利用しました。
 このように事後的にあったことでも投稿直後であれば判定を受け付けます。ただし、判定結果にはしたがっていただきますし、各自の既に投稿された投稿内容は変わらないのでご注意を。
 つまり、ソラは悲しくもその性格が仇となり、ウェンディの好みに気づけませんでした。】


 ソラは食事中のウェンディが、静かだったような気がして様子を窺ったが、異国の料理だというのに綺麗に平らげた様子を見て『大丈夫そうだな』と思いました。




 ウェンディのもの言いにやれやれと思いつつ、これに対して、主であるソラが何も言わないことにもやれやれと呆れて納得するシニルは、その後の第一声となるリーリエの言葉に快活な笑顔を見せる。
 が、すぐに瞳を閉じて、その喜びを(隠せていないが)隠すようにして口を開く。


シ「よいこころがけじゃ。主の足りぬ所にも思うところがある故、苦戦必至となるだろうが、そこはほれ。休み休み、要点を学習しつつやればよいじゃろ」


 そう言っては楽しそうな鼻歌交じりに他の皆の意見を待つシニルなのであった。


>>リーリエ、All

6時間前 No.483
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