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TRPG風Oなり【翡翠の風の魔法使い-Aerial Magician-】

 ( オリジナルなりきり )
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GM@募集開始 @uqtosora ★Android=qDFNcxo2NA

彼は夢を見た。
世界の多くを目にし、仲間と歩く夢。
夢は何も語りはしない。
ただそこには、様々な経験があった。
出会いがあった。対立があった。
大切な者を失った。彼は叫んだ。
神々しいそれは表情一つ変えない。
彼は杖を手に神々しいそれを追い詰める。
しかし、彼にとどめは刺せなかった。
そして悲しみと平和が訪れた−−

「よし、旅にでよう。」

そして彼もまた、歩き出す。
そこに多くの困難と障害があろうとも。
夢に見る景色を求めて。

「翡翠の風=エアリアル」

呟くと、どこからともなく風が舞う。
そして次の瞬間。彼は、飛び降りた。
その広い世界へと−−

Welcome to the world of Mebius!!

1年前 No.0
メモ2017/05/31 00:51 : GM@参加者募集 @uqtosora★Android-0XeFVlXF3K
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春宮 @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/アルテーン家:リビング】

「ん、終わったにゃ?」

皆が一様にシリアスだったり不干渉だったりする中、シャルルという猫はと言うと。のんびりと言うか、ぐったりとしていた。

思い返せば昨日は酷い体調の状態だった。朝から二日酔い、船に乗ってからはランニングマシーンに転がされ、極めつけに闇鍋(物理)が胃袋にダイレクトアタックしている。

無論、普段通りのテンションはどこにも無く、大人しく状況を見守っていた次第である。

そして、リーリエの里帰りを見てのシャルルの感想は、「世界って広いんだにゃー」である。簡単に言えば、シャルルの故郷とアルテーン家(主に母親のロゼ)の方針が真逆な事に驚いている。

シャルルの故郷は何処かで書いた通り、10歳になると一旦外の世界を見に旅に出るという風習がある。その期間は様々だが、長くても2年程。だが、シャルルは8歳に外へ旅に出てから10年間1度も家に帰っていない。

つまり、娘を傍に置いておきたいロゼの事を珍しく思っているのだ。

そうこうしてる内にソラから撤退の号令がかかる。

「了解にゃー。ばいばいロゼちゃん〜」

ゆるゆると手を振りながらアルテーン家へ別れを告げる。

そして、後ろを歩くリーリエにくるりと振り返る。

「何を言うべきか、何が言いたいかはゆっくり考えればいいにゃー。誰も望まない結果にだけはならないにゃ、たぶん」

たぶん、というのは単純な直感だからである。アルテーン家は家族を大事にしている。でなければあんな会話はしないからだ。

「パパとママ、今何してるかにゃ……絶対老けてると思うけど」

10年も経てば人の見た目くらい変わるだろう。シャルルだって見た目は随分と変わった。中身はあんまり変わってないが。

≫all

【借りてきた猫のようにキョロキョロしていたシャルルです。】

3ヶ月前 No.418

シャーリィ @17854 ★Android=qsa859gBhy

【シャーリィ/アルテーン家/リビング】

仲間に続くように、シャーリィも席を立つ。

「ロゼ様、キーファ様、お茶ごちそうさまでした。ご忠告も心に留めておきたいと思います。」

そう言って深く頭を下げ、おとなしく部屋を出ようとする。しかし、後ろから聞こえてくるすすり泣きのような声に我慢できず、シャーリィは思わず振り返る。

「━━安心してください、リーリエさんは私が守ります。……絶対に。」

差し出がましいことをしたのは分かっている。世の中を知らないという意味ではリーリエと同レベルの自分が言っても説得力は皆無だろう。
━━━それでも、言わなければきっと後悔するだろうから。

シャーリィは再び頭を下げると、二人の返事を待つことなく部屋をあとにする。


>>ALL

3ヶ月前 No.419

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/アルテーン家:庭先→】


「さて、それじゃあ次の目的地にいこうか。」


 翡翠の風一行が外に出てきたのを確認すると、ソラは気さくに話し出した。

『実際、気にした所で仕方がない。家族間の問題にとやかく口を出すべきではないのは言わずとしれた事だし、そうしたとしてもキーファ達は納得しないだろう。なら俺達は俺達の目的の為に先ずは行動しないとな。』

 これに皆が賛同するかはさておき、次の目的地はすぐ近くの街の中にある屋敷だ。
 幼少の頃にソラが過ごした屋敷であり、魔法の師匠で育ての親でもある人がそこには居る筈だ。

『旅する仲間ができたら、一度顔を出しに来るのだぞ!妾はここでずっと待っておるからな!』

 そう言って涙ながらに送り出してくれた師匠の事は、一日たりとも忘れたことはなかった。
 旅に出るに際し、後見人として面倒を見てくれて、冒険者のノウハウを教えてくれたのがキーファになる。故にキーファは2人目の師匠である。
 どちらかといえばフレンドリーなキーファは、師匠というより兄貴分的な感じなんだけど。偉ぶらないし、やるべき事、教えるべきことはちゃんと教えてくれた。先輩というのが的確かもしれない。

 そうして、ソラは皆の賛同を待つのだった。


>>All



【ちょっと思うところがあって、自分なりに文面を調整していますが、合わせる必要はありません。気を遣わず、楽しく自由に投稿を行って下さい。
 さて、連絡ですが、キーファ達への投稿は返ってくることはなかったと受け取って下さい。キーファとロゼは聞いては居ても反応することはありませんでした。いや、反応できなかったと言いましょうか。
 キーファは笑顔くらい返してくれたかもしれませんが、彼も親ですからね。後見人として、皆を新人としては認めては居ますが、シャルルは相変わらず軽いし、シャーリィは経験不足ですから、かけた言葉に心配自体は拭えなかったと思ってください。
 以上をふまえていただいて、よろしければ次に進もうかと思います。ここでやりたいことがあればどうぞ。正しいかはさておき、結果的にキーファ達と話せる様になるかもしれません。
 ただ、危険なことは間違いないでしょう。いわば仮承諾を得た程度ですから、下手を打てばキーファ達との関係は悪くなるかもしれません。
 ここで事を大きくする事は得策ではないでしょう。が、皆さんのキャラクター達がどうしたいかは別ですから、やりたいことがあれば是非ともお願いします。
 不安があれば、いつものように相談板へどうぞー。】

>>皆様

3ヶ月前 No.420

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/アルテーン家/庭先→】

 ウェンディのスタンスは終始一貫していた。頑なだったと言ってもいい。それほどに、彼女の反応はどこまでも淡白なものだった。
 いや―――むしろ。その瞳に宿っていたのは一種の敵意であり憎悪だ。冷め切った態度で上手く紛れさせているが、その裏に潜む怨恨と失望が僅かに覗いていたのを、キーファくらいは気付いていたはずだ。
 その要因は間違いなく彼女の過去にしかなく、この場の誰に関わりがあるわけでも、ましてや責任なぞあるはずもないが、それでもウェンディは魔族を前に平静を装うので精一杯だった。
 ローゼリアが一喝した際には、その内容も相まって思わず銃に手を伸ばしたほどだ。自分の出る幕ではないと努めてささくれ立った感情を押し殺したが、彼女の目が据わるのは避けようもないことであった。
 ソラから退室の声が掛かるや否や、彼女は一礼もせずにそそくさと立ち去る。それぞれが思い思いに別れを告げる中、振り返りもせずに。

 やや圧迫された、詰まるような緊張感があった室内から抜けて、ウェンディは漸く肩に入った力を解すように溜息を吐いた。
 他者なんぞどうでもいいと高を括っていたが、存外心の底では恨み辛みが根を張っていたいたようだ。我ながら大人げないと首を振る。
 そこで、ふと。………或いは、それは妬みだったのかもしれないと、唐突に思い至った。
 ―――いったい何に? 彼女は自問する。敵愾心すら抱きかねないような相手の、いったいどこに嫉妬するというのか。
 そう考えて辿り着いた答えは、思いの外素直に胸に落ちた。浮かんだ疑問の通り、別にローゼリアやキーファを妬んだつもりはない。
 ただ、単純に―――この一連の出来事に、それでも強いて挙げるなら他でもないリーリエに、彼女は僅かばかりの羨ましさを感じたのだ。

 何故と言えば、無論。彼女は、ずっと独りだったから。家族など、それを疎ましがったり案じたりする感情など、一時も味わったことがなかったから。
 だから、そう。なおさら、何を言う権利もないのだけれど。気を取り直すように言葉を掛けるソラから視線を外して、まだ足取りの重いリーリエを流し見た。


「………いるだけマシなものよ、家族と思える相手っていうのは。嫌うのも、束縛するのも、赦すのも悩むのも何もかも………そこに誰かがいないと、出来ないものだから。
 だけど、所詮は別の存在。同じ思考は持ち得ない。お互いに納得しきれないことが普通なのよ。それで―――いや、分かりにくいかしら。まあ、つまり。感情的になるのは家族だと認めている証左ってこと。
 さっきのを直に見ても自分の家族に対してなんの感慨も湧かない、そも想うべき家族を持たないあたしよりあなたは余程優れているわ。いい、今は哀しいでしょうけど良く聞いて。

 ―――“誰にも見つめてもらえなくなった時”こそがあたし達知性体の死だと、そう覚えておきなさい。だとすれば、あなたはこれ以上ないほどに生きている。いまはまだ、それでいいと………あたしは思うわ」


 少々、長くなった。ウェンディはひとつ咳払いを挟むと、ソラに先を行くように促す。もう、此処に留まる意味はないとでも言いたげだ。
 別に励ましたつもりはない。ただ思ったコトを、思ったように言ったまでで。―――その中に交えた小さな嘘は、きっとリーリエに気取られることはあるまい。
 それは即ち、彼女が自身の家族に対して思うところがないということ。そんなことはない、ウェンディは確かに存在したはずの両親に対して消えない疑問を抱え続けている。
 ………なぜ、自分のような存在を産み落としてしまったのか。どうして、自我を獲得する前に殺してくれなかったのか。どうして―――その顔も思い出せず、この手を握ってくれた記憶もないのか。
 それに比べれば、リーリエの抱く感情はずっと健全だ。それはあるべきモラトリアム。誰しもが経験したはずの、自立に向かう猶予期間なのだから。


「さあ、先を急ぎましょう。もう少し歩くんでしょう、マスターさん? 時間は有限よ。悠長に浪費するのは避けたいの」


>>All


【長文マジレスお姉さん。】

3ヶ月前 No.421

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/アルテーン家:庭先】


 リーリエに声をかけた後の珍しく勇み足のような感覚を覚えるウェンディの物言いに、ソラは近付いてきた彼女の顔をじーっと見つめるが、それはほんの数秒でまた皆の方を向き直す。


「それじゃあ、出発しよう!」


 こうして、皆にひと声かける。
 各々準備する中、ソラはちょっとしたつぶやきも聞こえるであろう距離のウェンディを確認し、その顔も見ずに────他のメンバーに内容悟られぬよう、また姿を悟られても良いように────語りかける。


「お前ももう独りじゃない。あまり無理をするなよ。」


 ソラは彼女にそれだけ言って、返答を聞く間もなく皆の先を歩き出した。


【UG“唯一都市”コルーポ/真祖の館】


 リーリエの家から、飛行場の音を遮る丘に沿って歩くこと三十分といったところで一行は街へ入った。
 街の入り口は城砦と言える程度に堅固で高く、立派な鉄扉の門には“吸血鬼の女性が輝く石を眺めている”ような装飾が施されている。

 街はそれなりに賑わいがあり、石畳の舗装された道端には露天商が並び、様々な物が売られている。
 建物は木造、煉瓦造、またはそれらの混同した造りが多く見られる。

 不思議なことに高い建物の横に並ぶ露天商達の道は、それ程暗くない。
 脇道を見ても建物の影が伸びず、見通しが良いような印象が残るだろう。

 道行く人は、ほとんどが魔人だと思える。
 巻き角を生やした眼鏡男子や青白い肌を顕わにした刺激的な黒衣を身に纏う女の子。鳥の翼を腕にもつ魅惑的な身体つきの女性。下半身が蛇で筋肉質な上半裸を晒す男性。どこか違うような雰囲気がある人族等々…。
 所謂、魔物にもある種の人々が和気藹々として、平和な日常生活を送っているように見えるだろう。

 そんな道を抜けて、突き当たりに出ると急に人が少なくなる。突き当たりなのだから当然かもしれないが、そこからはT字に道が続いているし、少し戻れば先の賑わいが帰ってくるような場所だ。

 そこには赤い屋根の立派な屋敷が建っており、少しどんよりとした空気が立ち込め、暗く見通しが悪い様な気がするだろう。


「さて、ここが目的地だ。この屋敷に住む俺の師匠に話を通して、皆にはちょっとした試練を乗り越えてもらおうと思う。まあ、今後も冒険を続けられるように修行をするとでも思ってもらえたらいいと思う。」


「どのみち、この体調じゃ今は冒険できないしな」と後付けて苦笑しつつ、ソラは鉄格子の門を開く。
 そうして皆と玄関前まで来ると呼び鈴をカランカランと鳴らして、中の人が来るのを待つのだった。


>>All



【リーリエはこの館が“怖い吸血鬼の館”だと知っていて構いません。また、両親に話を聞いたことにして、子どもの頃は怖いものとして躾の際に用いられるが、それは本来、真祖の威厳と権威に対する敬意であることを聞かされていてもいいです。】

3ヶ月前 No.422

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【“唯一都市”コルーポ/真祖の館】

 アンダーグラウンド、ひいてはそこにある街を訪れること。それ自体は、ウェンディにとって初めての体験だった。
 だから、相応に好奇心も刺激されていたはずなのだが………彼女は重厚な鉄扉を潜ってからというもの、鍔の広い帽子で表情を隠すように俯いたままだった。
 理由ならば言わずもがな、道行く見知らぬ人々ら―――けれど、一目で魔人族であることが伺える―――の視線を避けるために他ならなかった。
 過去に拒絶された結果、彼女自身にも根強い苦手意識が芽生えている。これから歩み寄るためには厄介な障害でしかないのだが、だからと割り切れるものでもなかった。

 その反動なのか、或いは先ほど言い置かれた言葉に思うところがあったのか。それとも、もっと他に要因があったのか。
 兎も角、住人達から距離を取りたがったウェンディは、必然的にギルドの面々に近しいところを歩いていた。
 翡翠の祠を目指していたときは露骨に最後尾を、それも数歩分も間を空けて維持していたことに比べれば、その距離は格段に縮まって見えた。
 無論、それを指摘すれば本人は否定した挙句にまた離れてしまうのだろうが。無意識的な行動だからこそ、という部分もきっとあるのだろう。


「ふうん………随分と陰気なところに住んでいるのね。あまりあなたとはイメージが結びつかないけれど」


 大層な屋敷であるのに、同時に暗くどんよりとした纏わりつくような空気に眉を顰めて、率直な感想を述べる。
 歯に衣着せぬのはいつものこと。どうも、ソラが漂わせる雰囲気とこの先に待ち受けているだろう何者かが住む屋敷がうまくかみ合わないようだ。
 彼の師匠であるというのなら、それなりに交流はあるはずでここまで乖離した印象を抱くこともイマイチ釈然としないのだが―――。
 ウェンディは人気が薄れたせいか漸く顔を上げ、ソラの斜め後方に控えるようにして館の主の応答を待つ。

 ―――しかし、まあ。彼の師匠か。
 内心で呟くように思案する。今更ながら、このソラという人物の背景が如何様なものなのか、未だに判然としていない。
 もしかしたら、この邂逅は彼の内情を推察する手掛かりのひとつくらいにはなる可能性もある。そう思うと、初対面の他人との顔合わせとは言えど、あまり忌諱すべきでもないだろう。


>>All

3ヶ月前 No.423

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

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2ヶ月前 No.424

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_Xgx

【リーリエ/"唯一都市"コルーポ/真祖の館】


シャルルとウェンディに励まされたこともあって、家を出発した直後よりは幾分足取りが軽くなったリーリエだが、だからといってぱっと切り替えられるほど利口でも、単純でもなかった。今は落ち着いているものの持ち前の明るさはなく、いつも通りならアンダーグラウンドで育つも殆ど訪れたことがないコルーポの街並みや、すれ違う様々な容姿の魔人に興味津々とばかりにきょろきょろ見回していただろうが、それもない。リーリエという人物を知っている者が見れば元気が無いのは明白だろう。

そんな様子で皆の後ろを歩くこと暫く。
ここが目的地だというソラの言葉で、街に入って初めて周囲の景色に目を向ける。『ここは……!?』と、思わずぱちくりと瞬いた。
アンダーグラウンドに唯一存在する都市コルーポに存在する、赤い屋根が特徴的な"怖い吸血鬼の館"。子供をしつける際によく親が口にする話だが、リーリエも昔、叱られたわけではないがこんな話があるよと母上に聞かされたことがある。当時は怖いと思いつつもまさかそんなのあるわけ……と思っていたが、話はともかく屋敷は実在すると知り、好奇心旺盛なリーリエはちょっと見てこようと家を抜け出そうとして、母上に止められたのは懐かしい記憶だ。

目の前にあるのは、まさしくその"怖い吸血鬼の館"だった。
いや、実際は吸血種の真祖という凄い偉い人の館……らしいが、どちらにしても。ソラの目的地は本当にここで間違いないのだろうか。
ということは、つまり、ソラの師匠とは――

玄関から現れた背の高い女性とソラが短くやり取りをした後、屋敷の中へと案内される。
部屋も外観と違わぬ立派な造りで、シャンデリア? というのだろうか。蝋燭の火が灯る天井近くにあるそれを綺麗だなーっと見上げていたため、屋敷の主。ソラの師匠の存在に、高笑いが聞こえてきて始めて気づいた。
第一印象はリーリエが言うのも何だが子供っぽい、だろうか。魔族であるため実年齢は分からないが、椅子の上に立って腰に手を当てている様はまさにそんな感じだ。

「えっと、じゃあ、失礼する」

ソラの指示を受けて一言断ってから、手近な空いている席に腰をかける。
『しかし本当にこの者が怖い吸血鬼、吸血種の真祖……なのだろうか?』聞いていた話のイメージと実際の姿がどうにも合わず、うーん、と少し困惑しながらもシニルの方を見ていた。


>>ALL




【七篠未、復活しました。
質問ですが桜牙の時に魔眼で鬼の力が見えたみたいに、シニルを見たら何か見えたりしませんか?
判定が必要ならお願いします】

>>主様

2ヶ月前 No.425

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/"唯一都市"コルーポ/真祖の館】

コルーポの街は、シャーリィが思い描いていたよりも、ずっと明るく、賑やかだった。
道行く人々はみな人間とは異なった特徴を備えていて、昔のシャーリィであればそれだけでも大騒ぎしただろう。
しかし、リーリエやその家族を知った今では、彼らにも家族がいて、生活があるという当たり前のことに気付くことができた。

『どちらかというと、私達の方が街から浮いてしまってますね……』

服装のせいもあるのだろうが、なんとなく視線を集めているような気がするまま、歩みを進める。


やがて、今日の目的地である突き当たりの屋敷へ辿り着き、少女が出迎えてくれる。まだ幼く見えるが、ソラの師匠だという。リーリエといい、ロゼといい、吸血種の女性は皆そうなのだろうか。

とにかく、「失礼します」と頭を下げ、シャーリィは指し示された席に腰を下ろす。


>>ALL

2ヶ月前 No.426

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

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2ヶ月前 No.427

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/真祖の館:謁見の間】


 ソラは皆が席についたのを確認して、立ったままシニルのことを皆に紹介しようとする。
 しかし、それは未だに椅子の上に立つ当人の差し出した手によって阻まれる。


シ「妾が名乗る故、お前様は座って茶でも飲んでおれ」


 ソラはそれに肩をすくめ、なし崩し的に了承の意を示して席についた。
 その間にダークなメイドのルナが、皆に紅茶を差し出す。菓子にはパウンドケーキやマカロンが並べられており、ほのかに甘い香りが室内を漂う。


シ「さて!皆、遠路はるばるよくぞ来た!妾はこの館の主、シィニルティア=S=オブシウス───愛着をもってシニルと呼ぶがよいぞ!」


 椅子に立ったまま両手を広げ、ニカッと活発な笑顔を見せて皆を歓迎するシニル。
 すると何かに気づいた様にピタッと動きを止めると、リーリエの方を心配そうに見つめた。


ソ「…どうした?」

シ「いやあ?───お主、あまり目を凝らさぬ方がよいぞ。さて、自己紹介がてら皆も聞いて欲しい。妾はこれでも巷で“真祖”などと呼ばれて久しい身だ。そうだな…不本意だが、だいたい《ヘイズ》の次ぐらいの強さがあると思って相違ないぞ」


 そんな突拍子もないことをシニルは堂々と、そしてすんなりと皆に告げるのだった。

 そんな中、ただひとり分かっているソラは『いきなりだなあ』と思いつつも、釘を刺された以上、下手に手を出すと危ないため、おとなしく目の前のマカロンを口にほうるのだった。


>>All



【ソラ…(ぇ)】

2ヶ月前 No.428

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_wL2

【リーリエ/真祖の館:謁見の間】


そういえば、と。
風の祠でオーガと会ったときのことを思い出す。魔眼を使って彼を見た時、それまでは見えなかった鬼の角が見えるようになった。
もしかしてこのシニルという女性も、魔眼を通してなら普通では見えない何かが見えるのではないか?

なんて、好奇心がいけなかったのかもしれない。

他者を魅了する蠱惑的な光は宿さずに、ちょっと目を凝らす程度の力で魔眼を発動させると、思った通り。シニルの側に浮かぶ物が見えてきた。
――――鎌。一切の無駄を省いたようにシンプルで飾り気のなく、彼女の背丈には似合わないほど大きな鎌。

それを見た瞬間、ぞわり、と。リーリエは全身に鳥肌が立つような感覚を覚えた。
怖い、怖い、怖い、怖い、怖い。
例えるならば……身を、心を、魂を。自分の全てをその鎌に切り刻まれ、刈り取られ、一つ残らず奪われるような恐怖感。
これが真祖たる彼女の力の本質か、それとも一端なのかは分からないが、まさしく死神の象徴のようなそれに抗うことさえ諦めて震えることしか出来ない。

そんな状態で動けずに居ると、心配そうにこちらを向くシニルと目があった。
あまり目を凝らさないほうがいいという彼女の言葉で、はっと意識を戻したリーリエはコクコクと勢い良く頷いて魔眼を解除する。
ぷるぷると残る両手の微かな震えを、押さえつけるように膝の上でぎゅっと拳を握り、話に耳を傾ける。

「《ヘイズ》……闇の妖人様の次くらい、か。そんな凄い人に稽古をつけてもらえるなんて光栄だな!」

第一印象だけではそんなまさかと信じはしなかったかもしれない。
が、今となっては疑う余地もない。そうなんだろうなと納得してしまえるだけのものを見てしまったので、リーリエはその言葉を真剣に受け止めた。


>>ALL

2ヶ月前 No.429

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/真祖の館:謁見の間】

 シィニルティア=S=オブシウス。それが、彼女の名前らしかった。館の外観から漂う陰鬱とした雰囲気に反して快活に破顔する彼女は、見るからに翡翠の風の面々を歓迎してくれている。
 かといって、初対面ですぐに愛着など湧くわけもなかろうに―――と努めて冷淡な感想を抱いたウェンディは、当分『シニル』と呼び掛けることはないだろうと内心頷いていた。
 別に、いまさら警戒心を剥き出しにしているわけではない。ソラの師であるなら相応に信用すべきだし、歓待を無下にすべきでもない。
 ないが、それと何もかも気を許すのは別の話だというのがウェンディの持論だ。かつて自衛のために築き上げた価値観の一端でもある以上、早々に変化は望めまい。

 まあ、それはそれとして、彼女の世話になること自体には依存ない。暫くは聞き役に徹しようとして、ふと視線を横に走らせる。
 ………すると、だ。どうしたことか、リーリエが虚空に目を釘付けられたようにして小さく身を震わせているではないか。その瞳が映しているのは―――察するに恐怖。なぜに? その感情の行方まではようとして知れない。
 視線の先には相変わらず友好的な態度を示すシィニルティアがいるだけだ。彼女の奥に何を見出だしたのか、ウェンディでは目を凝らしても掴めなかった。


(同じ魔族として感じるものがあるというの? 或いはアンダーグラウンド出身だから? どれも想像の域を出ないわね―――)


 そのまま視線をソラに滑らせる。彼は気づいているだろうか、という確認だったのだが、どうもその様子はなく進行をシィニルティアに一任している。
 もしかしたら、彼にとっては身内に当たる彼女を警戒、ないし恐怖する理由がないから目を配る必要を感じていないのかもしれない。
 だとするなら、助け船も期待できまい。ここはひとこと挟んでやるべきか―――そんな刹那の俊巡を遮るように、他でもないシィニルティアが事も無げにリーリエへ声をかけた。
 その結果、リーリエもやや落ち着きを取り戻した以上は言うこともないのだが………それでもウェンディは自然と目付きが鋭くなるのを止められなかった。


(………妖人の次点? そんなもの、文字通りの規格外じゃない。あたし達なんて吹けば飛ぶ程度の存在ね。リーリエの反応を見るに虚言でもない)


 なにせ、そう。それは、いまの面々に比してあまりにも強大にすぎるが故に。
 圧倒的に大きい力を前にしたとき、諸説はあれど人はおよそ二手に分かれる。そこに憧憬を抱くか、畏怖を覚えるかだ。
 嫉妬心だとか対抗心だとか敵愾心だとか、或いは信仰心なんてものはそのあとからくる感情であって………この時、ウェンディは恐れを覚えた。それだけのことだ。
 同時に、それほどまでの存在を師と仰ぐソラに対しても、言い知れない不安が過る。結局のところ、彼はいったい何者なのか―――


(―――だめね。馬鹿みたいにひとりで考え込むのはあたしの悪癖だわ。近いうちに改めないと)


 そこで、思考を打ち切った。あれこれと理屈をつけなければ安心できない自分自身にため息を禁じ得ない。
 ………そう、きっと不安なのだ。何もかもが不安で、信じられなくて、だからその全てにかくあれかしと根拠や理由を求めてしまう。
 だが、それでは前に進めない。誰より自分がスタートラインに立つまでもなく足踏みしていてどうする。
 ウェンディは意識して巡りめぐる思考を放り投げると、シィニルティアの続く言葉を待った。

>>All

2ヶ月前 No.430

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/真祖の館:謁見の間】


 シニルの言葉に激しく同意を示したリーリエを見て、ソラは彼女にも“あれ”が見えているのかと疑問を感じた。

『桜牙の時にも角が見えていたような事を言っていたし、生命力の形が見えているのは間違いないみたいだな。後でどんな具合か聞いておくか…』

 考えを巡らせて、とりあえず今は───とマカロンをまた一つ口に放りこむ。ほんのり甘くサクサクとした食感は口当たりも良く、今だけは余計なことを忘れさせてくれる気がした。

 堂々と胸を張り、ふふんとどや顔の仁王立ちを決める椅子の上の彼女。シニルは、リーリエの言葉に満足そうにうんうんと頷いた。

シ「知っての通り、妾は皆のリーダーの師であり、幼少の頃から面倒を見てきた後見人でもある。それ故、仲間を募った頃に顔を出すよう伝えておったのだ」

 そうしてシニルは、今一度その紅き瞳にて皆を一瞥する。流した軌跡は燃えるように揺らめき、妖艶な雰囲気を醸し出している。

シ「此度は皆に付き合わせてしまった故、滞在の間はできる限りのもてなしをさせてもらおうと思う。さて、妾からはこんなところだ。皆にも自己紹介を頼めるかのう?」

 仁王立ちしていた腕を解き、人差し指を立ててあれこれ説明した彼女は、その手を開いてどうぞと催促して見せた。

 そんな彼女の仕草を見て、ソラは一度皆の方に目を向ける。もし、自ら紹介することが難しいなら、リーダーとして軽い紹介ぐらいはやらねばなるまい。
 そうして、皆の反応を待ちつつ、様子を見ることにした。

 その際にウェンディの視線に気づき、何故かいつもより“険しい”気がしたのだが、今は考えても仕方ないので頭に浮かんだ?マークはそのままにして、笑顔を見せておくソラなのであった。

>>All


【ソラぁ…(ぇ)】

2ヶ月前 No.431

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/真祖の館:謁見の間】

自己紹介を促された途端、待ってましたとばかりにシャーリィは立ち上がり、一礼する。

「はじめまして、シニル様。私の名前はシャーリィ。光神イニス様の下で働く神官見習い━━━というのは嘘で、趣味でこのような格好をしています。以後、お見知りおきくださいますよう、お願いします。」

ロゼから忠告してもらったばかりだというのに、危うく口を滑らせるところだった。

『これからお世話になる方に嘘をついてしまうのは心苦しいですが、郷に入れば郷に従えという言葉もありますし、仕方ないことですね。』

誰が聞いても全く誤魔化しきれていない状態だが、当のシャーリィだけは「ふぅ、危なかったです……」などと呟きつつ、安堵の表情を浮かべる。


>>ALL



【嘘がつけない子なんです、許してあげてください。笑】

2ヶ月前 No.432

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/真祖の館:謁見の間】


 シニルは一旦、話の主導権を【翡翠の風】の面々に渡すと「よっこいしょ」という具合に腕を組み直す。
 ちなみに未だ椅子の上に直立していらっしゃいますが、もうこれが彼女のデフォルトだと思ってほしい。

 そうした後、真っ先に自己紹介をはじめたのはシャーリィだった。
 シャーリィは、初っぱなから盛大に口を滑らせ、もうほとんど言ってしまったような事をわざわざ誤魔化すように言い直した。
 彼女は満足げに「どうやらなんとかなった!」と思っているようだが、ソラは動揺で動かしていた口が固まってるし、ルナは口に手を当て「え?何この子、大丈夫?」的な具合でおののいている。

 つまり────まったく隠せてない!

 そんななか、この采配を決するシニルがゆっくりと口を開く。

シ「カカッ!嘘をつかずとも良い。妾は確かに闇の眷属だが、妾を騙していた《ヘイズ》が嫌いなのだ。それに────」

 シニルはその紅い瞳を煌めかせ、彼女をのぞき込むように数秒見つめると牙(人間の八重歯にあたる)を剥いてニッと笑顔を見せる。

シ「お主には光の力を強くは感じない。どちらかというと懐かしい水の力を感じる。妾の友達に似た優しい力だ。」

 そうしてシニルは少し朗らかな笑顔になった。昔を懐かしむような、少し哀しいような、そんな儚げで柔らかい笑顔だった。
 ところで、われらがソラは問題なかった事に大きく胸をなで下ろした。どうやらソラもシニルとイニスの間に明確な確執があるかはわかっていなかったようだ。

シ「カカッ!それにしても、趣味でその格好は無理があろう?外の魔族には、もう少しマシな言い訳を用意しなければな。プッ───」

 そして彼女には意外とウケた。


>>All



【自己紹介タイム。皆でわいわい口を挟んでもおけ。一応様子見はしてるけど、リアクションとりたい!って思ったら、募集板に書いといてもらえると助かります。】

2ヶ月前 No.433

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_wL2

【リーリエ/真祖の館:謁見の間】


シニルの話が一段落付くと、自己紹介を頼めるかと促された。真っ先に立ち上がったシャーリィを横目に、先程の恐怖で口が乾いていたため、まずはそれを潤すべく紅茶へと手を伸ばす。――――香りも良く、味も良い。茶葉が良いのもあるだろうが、それ以上にこれを用意してくれた人……ルナといっただろうか? その女性の腕が良いのだろう。紅茶は淹れ方次第で味が全く変わるらしい。母上も凄い拘っていたのを憶えている。
ほっと一息ついて気分も落ち着いてきた……のだが、シャーリィの衝撃的な自己紹介の内容に、えっ、とそちらを向いて固まった。

『シャーリィ、流石にそれは……』

リーリエも人のことを言えたものではないが、それでも流石に今のは酷いと思ってしまった。
当然、シニルにも簡単に見抜かれているようだが、イニス教であるということを特別嫌っているわけではなさそうだ。それよりも気になる言葉が。

――――妾を騙していた《ヘイズ》が嫌いなのだ。

ちらっと、自分の胸元に視線を向ける。バラの花を象った《黒曜石》、その花弁一枚一枚が別々の方向に光を反射し、綺麗に輝いている。

『父上が確か、これには妖人様の力を使った術式が組み込まれてて、これを通して妖人様が見ていると言っていたような?』

もしかして、こっちのほうがバレたらまずいのでは?
あわあわとペンダントを服の中に押し込んで隠すと、いかにも"何もしてません"といった雰囲気で姿勢を正した。
…………と、本人は思っているが無意識に視線はきょろきょろと動いているし、どこかもじもじとしていて落ち着きの無さが出ているのだが。
シャーリィの自己紹介が終わったところで一度深呼吸し、「じゃあ次はわらわが」と立ち上がった。

「わらわの名はリーリエ。リーリエ・ワラキア・アルテーンという。吸血種の魔族だ」

にっ、と笑った口の端に、小さいけれども鋭い牙が覗く。
そこまで言って、そういえば自己紹介とは名前以外に何を言えば良いのだろう。と、少々迷う。今までしたことなんて殆どなかったし。ソラにした時は緊張してて何を言ったかあまり憶えていないし。

「えっと、魔法が得意で……本を読むのが好きで……いろんな世界を、ものを見たくてソラのギルドに入れてもらった」

こんな感じで良いのだろうかと思いながら「これから宜しく頼む」と締めくくった。
…………ペンダントのことは、大丈夫なはず。シャーリィのように口は滑らせなかったしな!


>>ALL

2ヶ月前 No.434

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/真祖の館:謁見の間】

 自己紹介はとにかく苦手だ。それが、ウェンディの自身に対する正当な評価である。
 翡翠の風の面接時を思い返してみても、やはり上手くなかったと断ずる他にない。しかしながら、その原因自体には大凡の見当がついている。
 それは相手の心情を推し測る経験の欠如。つまるところ、相手はどう思うかをまともに気に掛けてこなかったウェンディにとって、相手に好印象を抱かせることが基本目的の自己紹介は不得手の極みだ。
 必要な最低限の情報を見繕って言い聞かせるくらいワケはないが、それではどうしても機械的に、そして性急になってしまう。
 今回の場合で語れば、大枠としてシィニルティアはソラの師であり、ウェンディらにとっては鍛錬の指導者ということになる。
 であれば、伝えなければ不具合を起こすようなものはせいぜいが名前と戦闘能力、そして役割分担程度のものではないだろうか。それ以外のものは概ね些事といえば些事だ。
 故に、普段であればそれらをなんの飾り気も持たせずに告げて口を噤むところなのだが―――。


(………なにやってるのかしら、この娘たちは)


 たまらず溜息を零し、どう見ても呆れていると分かるほど額に掌を添えて苦々しげに眉を寄せる。およそ頭痛でも堪えているのだろう。
 それも致し方のないところではある。なにせ、いの一番に立ちあがったシャーリィが開幕早々ド派手に爆弾を落としていったのだから。
 ローゼリアの忠告を既に忘れているのか、あるいはまだ浸透していないのか。恐らくは後者だろうが、その発言はこのアンダーグラウンドにおいて禁句にも等しい。
 対するシィニルティアは快活に笑ってくれているようだが、それはまったくの幸運な偶然だ。たまたま落とした爆弾が、踏み抜いた地雷が、奇跡的に破裂しなかっただけに過ぎない。
 その証左として、呑気なツラでのうのうと茶菓子をパクついていた(ウェンディ主観)ソラでさえこれには動揺を顕わにし、瀟洒という単語が服を着て歩いているようなルナさえも目に見えるほど狼狽えていた。
 それがシャーリィの境遇に対する驚愕なのか、バレバレもいいところの嘘に呆れているのかは兎も角として………無論、ウェンディとて嘆息を禁じ得ない。

 頭痛の種はそれだけに留まらない。同じく衝撃の発言に当てられて静止していたリーリエが、一転して大慌てで胸元に煌めくペンダントを服の中に仕舞い込んだ。
 それもシィニルティアの発言の直後に、だ。これもまたあからさまで、そして不思議と誤魔化し切った自信に満ちている様までそっくりそのままだ。頭痛は増していくばかりである。
 もう少しこう、間を空けて自然なタイミングと所作で懐に隠すとか、他の誰かが自己紹介をして皆の意識が向く隙を狙うとか、他にもやりようはなかったものだろうか。
 そもそもからして相手は全員を俯瞰できる位置にいるのだ。よほど目を盗まないかぎり、平静を装うのは無理があるとなぜ気が付かない?
 きっと本人にその気はないのだろうが、指摘を受けないかと不安なのか視線は宙を泳いでいる。目は口ほどにモノを言う、という言葉をよくよく教え込む必要があるとウェンディは内心で覚悟していた。

 ―――ともかく。今後、なんらかの機会で秘密を共有しなければならなかった場合、この二人にはよほどの事情でもない限り教えるべきではないと頭を抱える。
 無垢なのは愛らしいし、純心は美徳だがそれもケースバイケースである。さも当然のように嘘をつく自分のようになってほしいわけでもないが、これはこれで危険だと思うには十分過ぎる一幕であった。

 さて、そうと決まったところでそろそろ腰を上げねばなるまい。リーリエの詳しい事情は知らないが、下手に突っ込まれて館の主に剣呑な雰囲気を持たれても困る。
 ソラはシィニルティアを全面的に信頼しているようだが………ウェンディにとってみればまだまだ未知の存在である以上は、何で反感を買ってしまうか分かったものではないのだから。


「じゃあ次ね。あたしはウェンディ。正式にはウェンディ=ウィン=ブランサージュ………だけど、別にフルネームで覚えてもらわなくても結構よ。
 出生に関しては語ることもない、どこぞの馬の骨と思ってもらえばいいわ。役割としては中衛寄りのオールラウンダー、前衛での撹乱も後衛での支援も孤立しての遊撃も求められればこなすつもり。
 要するに、適当な位置で扱い易い手頃な駒って解釈で問題ないはずよ。得手不得手はあってもこだわりはないから、好きなように使ってくれて構わないと言ってあるわ。他に何か質問があるならどうぞ」


 ここまでほとんど一息に言ってのけて、いつも通りの澄ました顔で着席する。さっきまでの呆れ顔もどこへやらといった調子だ。
 やや荒れ始めた場をほんのり冷めさせるには適した、頭から先まで事務的な自己紹介だった。冒頭であれこれと考えた割には素っ気なさ満点である。
 が、今回の場合は意識してやったことだ。どうにも浮ついた雰囲気をある程度は締めておく必要があると感じたウェンディは、努めて面白味のない言葉だけを選んだのだった。


>>All

2ヶ月前 No.435

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/真祖の館:謁見の間】


 妙なツボにはまり「カッカッカ!」とキレの良い渇いた笑い声を上げること数秒。シニルは目尻に溜まった涙を拭きながら、次の紹介を耳にする。

 そうしてリーリエの「よろしく頼む」との締めに「うむ」と短くも機嫌良く、了解の返事を出す。
 どうやらリーリエの懸念は、シャーリィの天然ギャグによって、うまいこと回避されたようだ。

 自然な間をおいて、シィニルティアが“最初から”目をつけていたウェンディが紹介を始める。

 シィニルティアの瞳には生命力がはっきり見える。
 個人の経験や知識量によって理解は異なるが、肉体に宿る生命力を見る場合、それは様々な情報を持つことになる。
 どんな色でどんな属性を現しているか。種族による特徴を踏まえ、どんなことが得意か。またそのパターン分け。長所と短所の判別等々────
 持つべき者が持てば、それだけでも大きなアドバンテージになるだろう。

 彼女はウェンディが稀有な肉体を持っている事に興味を惹かれていた。魔族のような、そうでないような。あまり“見ない”パターンの生命力を持っているのだ。
 誰しも珍しいモノには目を惹かれるだろう。例えそれが他に理解されないことであっても、理解できるが故に目を奪われてしまう。

 しかし、彼女は簡単ではなかった。

 シニルにウェンディの鬼のような言葉のラッシュは荷が重く、途中から「ん?」また「ん?」と?マークを浮かべてしまっていた。
 要約の部分を聞いて、ようやく理解したが、彼女の物言いはあまり誉められたものではなかった。

『なんじゃ?ソラが連れてきたにしては、随分危険な奴よな。余程のことがなければこうはなるまい。しかし、実力はルーキー…戦争や紛争に身を投じてきた年齢にも見えん。さて────』

 シニルはチラリとソラを見る。
 理由は色々あるが、彼が“それ”について知っているのか。“それ”を認めた上で仲間に加えたのか。また“これ”を許しているのか。が主になるだろう。
 チラリと目配せした先の彼は、すでに『しょうがないなー』というような渇いた笑いをウェンディに向けており、シニルの視線に気づいても『ごめんなさい』というように掌を立てて頭を下げるのみだった。
 顔を上げて、アハハと上目遣いをする彼に気持ちが高揚したが、今はダメだと平静を装った。

シ「…まあ、お主が認めているなら────しかし、ウェンディとやら。此奴は好きに使うなどとは思えん性分じゃろ。あまり困らせてやるなよ?」

 シニルは「カカッ!」と最後に笑みを浮かべてみせた。

シ「さて諸君、準備が良ければ早速修行を始めようじゃないか。質問やお願いすることはあるかの?」


>>All


【回答がなければ全員同じ空間にまとめます。
 分担しない方向になれば、ひとまず様々なパターンの戦闘シミュレーションを修行内容とします。結果的に特化した際のような追加点はありませんが、レベルは上がると思ってください。
 それとパーティーの役割を上手く確認してもらえるいい機会かと思います。フォーメーションを決める材料にもなりますし、余裕もあるので色々試すのもいいと思います。】

>>皆様

2ヶ月前 No.436

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シニル/謁見の間→】


 変わらず、堂々たる物言いで皆に問う彼女。
 皆の決意や覚悟がしっかりしているかを言葉で確認する事はできないが、この数秒の静寂にソラが口を開く。

ソ「では、まず最初は全員で挑む形にしてもらえるかい? 俺達は余計な不安がなくなるし、シニルにも都合がいい筈だよ」

シ「うむ、よかろう。して、他には?」

ソ「今回は単独ネームドを想定した通常戦闘をお願いしたいかな。搦め手や極端なステータスを想定した戦闘はまた今度でいいと思う」

シ「承知した。では、そろそろ良いかの?」

 問いにソラが頷くとシニルはにんまりと悪戯な笑みを浮かべ、手を前に突き出して、何らかの魔法を発動させた。

シ「《転移:私の箱庭(オブシウスガーデン─────


【転移→黒曜石の箱庭】


 次の瞬間、ギルドの面々は皆平原に立っていた。

 そこは障害物もなく、戦闘するには十分な広さがあり、群青色の空が世界を覆っているが、暗くなく、視界は確保されている。

シ「ようこそ、妾の“仮想世界(にわ)”へ。歓迎するわぁ」

 急なことに驚いているであろう皆の前に、先程より成長したシニルがパタパタと翼をはばたかせて現れる。
 身長はソラより少し小さい160pくらいあり、先程のおこちゃまボディからはだいぶ成長したと思える程度には女性らしい体付きを得ている。

シ「このぐらいの大きさが丁度良いと思って調整してみたのだが、どうであろうお前様よ?」

ソ「ん、ばっちりだな。それじゃ、よろしく頼む」

 そうしてソラは皆に目配せして杖を構えた。


>>All


【戦闘開始です。
 ロールプレイをはさみたい方は是非どうぞ。
 行動順はシャルル→ウェンディ→ソラ→シャーリィ&リーリエです。
 シャーリィとリーリエはどちらが先にロールプレイをしても構いません。
 また、特別何かしたい場合は相談して下さい。ロールプレイのでき次第では判定にプラス補正がかかったりしますので、存分に楽しんで下さい。

 敵は《シィニルティア(成長期)》です。
 武器は特に持っていませんが、闇の眷属なので闇魔法の手練れであることを皆様のキャラクターは理解していると思います。
 服装は袖なし白ロリータに裸足。蝙蝠のような翼膜を張る翼を腰の辺りにもっています。
 本来の素早さはシャルルを凌ぎますが、とりあえず最初のターンは実力を見るためにも様子見する気でいるようです。
 質問がある方は是非設定板にお願いします。】

>>皆様

2ヶ月前 No.437

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

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2ヶ月前 No.438

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:42/42
SP:120/120→105/120
弾丸:6/6


 ―――あまり困らせてやるなよ、と。そう忠告めいた言葉を残したシィニルティアに、ウェンディはいささか機嫌を損ねていた。
 ソラの性分がどうあれ、自由に扱える駒として如何様にでも動いてやるとわざわざ宣言したのに何が不満だというのか。
 勿論、あえて突っ掛かるほどのことでもないので大人しく着席したままだったウェンディであるが、まるで自身をフォローするように掌を立てる彼に少々剣呑な視線を送る。
 彼まで謝罪の意を示しては、まるで自分が粗相を働いたようではないか。特に問題発言をしたつもりのない彼女にしてみれば面白いものではなかった。

 その後はとんとん拍子に話が進み、あっという間に実戦形式の戦闘訓練を行うらしいことが判明する。
 具体的な内容についてはソラに一任した形だが、そちらの判断については彼女としても異論はなかったらしい。
 まあ、そうなるでしょうね―――とでも言うようにひとつ頷く。なにせ、まだ翡翠の風の面々は万全を期していないのだから。
 このなかに余程消化能力に飛び抜けた自信のある丈夫な胃の持ち主がいれば話は別だが、それぞれの顔色を窺うにそういうこともあるまいし。
 そんな状況で各自単独での訓練を始めても目立った効果は現れまい。その意味では、不調をカバーできる―――ないし、万全でない状況でも互いに協力して乗り越えられる連携力を鍛えるにはもってこいだ。
 そして、それはウェンディが最も苦手とするところでもある。身体は重くとも手を抜くつもりはないと、彼女は強い意思を込めた瞳でシィニルティアを見据えていた。


 というのも、束の間のことだったのだが。突然の周囲の変化に、さしもの仏頂面も驚愕するように目を見開き、ついで呆れるように細めた。
 当人曰く『仮想世界』だそうだが、この規模の領域転換を事も無げにやってのける時点で実力の程は推して知れようというものである。
 それが世界を構成する情報の一時的な塗り替えなのか、異空間の創造なのか、各自の意識に干渉した認識変更なのか………或いはその何れでもないのかは定かでないが、どの道生半可なレベルではない。
 さきほどリーリエが何を見たのかは知れずとも、シィニルティアの力の一片を垣間見たというなら頷ける。それほどの規格外だとウェンディはここに来てよくよく理解するに至った。


(そんなヤツと、正面きっての戦闘ね………訓練とはいえ、生きた心地がしないわね。今回ばかりはあの能天気な性格が羨ましいくらいだわ)


 じっとりと汗ばむ背中を自覚して、ウェンディはせめて精神を落ち着かせようと溜息を吐く。
 対して、眼前の猫娘はそんなものどこ吹く風と普段の調子を崩さない。それを一概に精神力が強いとは言えまいが、強敵を前に怯えて竦むよりは何倍もマシと言える。
 後方にいるだろう後衛二人の様子まで窺う余裕はないが、隣のソラを横目に見ても動揺している様子はない。それも当然、彼にしてみればもはや慣れたものなのだろう。
 であれば、自身が情けなく狼狽えるわけにはいかないではないか。最後に息を大きく吸い込むと、それに呼応させるようにウェンディは体内の生命力を練り上げる。


「そこの猫さん、あなたは好きに動きなさい。フォローとカバーはあたしとソラでどうにでもする。
 その代わり、彼女を自由にさせないで。あなたの機動力で地面に釘づけにするのよ。自由に飛び回られたら対処しきれない可能性が高い」


 ウェンディの周囲に漂う大気が冷えていく。その間にも、彼女はシャルルにひとつ声を掛けた。
 やや命令的な物言いなのはご愛嬌、その辺りはこれから最適化していくものだろう。そのための訓練でもある。
 無論それにシャルルが応えるかどうかも別の話であり、そこも含めて発展途上というわけだ。

 ―――兎も角。


「来なさい―――《スライドブルー》、“セット”」


 大気中の生命力、そして彼女が練り上げたそれが混ざり合うようにして生まれた、涙のごとき雫が集って彼女の“左右”に水溜りを作り、そこから鋭利な刃を模った水剣が立ち昇る。
 それらが瞬く間に氷結してその場に鎮座すると、周囲にひんやりとした冷気が流れては平原を緩やかに駆ける風に溶けていく。


「身体が重くても思考能力さえ無事なら戦えそうね。ある意味ではいい勉強になったわ、あの鍋」


 そんな皮肉めいた冗談を誰かに向けて飛ばして、ウェンディは愛銃を太腿のホルスターから抜き取ると気を引き締めるのだった。


>>All

2ヶ月前 No.439

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/黒曜石の箱庭/fate:3】

HP:55/55
MP:130/130→118/130


『────さて、どうしたものか。』

 ソラは、相っ変わらずひたすらに考えていた。
 このPTで唯一シィニルティアの“やり方”を知っている彼は、まず自らが先んじて動き、戦いの流れを掴むべきではないかと考えた。
 しかし、PTの中で最もレベルが高い事を相手に予測されている以上、下手に動いて対応レベルを変えられてもマズい気がした。

『彼女の性格なら────先ずは余裕を見せ、俺が旅立つ以前に訓練したレベルで“様子見”をする筈だ。だったら、まだ動いてないシャルルのスピードを破るレベルじゃないはず…』

 そこで一旦思考を止め、隣のウェンディに意見を求めようと横目で視線を送ろうとする────が、当のウェンディその人に何やらジト目気味で見られており、向けようとした視線は交わる前に引っ込んでしまった。

『なにやら…怒って、らっしゃる? そういえば、シニルと話す間もずっと険しい表情でこっちを見てた様な気がするし…と、とりあえず!それは今置いておこう』

 訓練とはいえ、今は戦闘に集中しなければ!と、なにやら裏では苦しい言い訳だの、現実逃避を別の現実にだの言われそうな言い訳を自らに言い聞かせ、ソラは行動を開始した。

「───《マテリアライズ:フルングニル》」

 位置的にはPTの中心に立ち、自らの杖にエンチャント系の魔法を発動する。
 通常のエンチャント魔法の上位に当たるこの魔法によって、木の杖は黒色の槍へと姿を変えた。

 この《マテリアライズウェポン》は、武具のイメージを現実の物に付加する夢のような魔法だ。
 勿論、誰にでも扱えるわけではない。イメージは形状を含め、具体的な内容でなければならないし、媒介もそれに似た形状のものが必要となる。
 ソラの場合、この槍は子供の頃から夢に見る男性が持つ物であり、男性の顔はぼんやりしているのに槍に関してはくっきりはっきりと見えていた不思議なものだ。

 この世界には、所謂“伝説的武具”なんかとして伝わるものもこの魔法ではないかと言われる事がある。
 実存する武具もたしかにあるが、古ぼけた劔等ではその真偽は確かめられない。
 故に、それを媒介に為すのでは?等とよく魔導士や賢者の間で取り上げられるのだ。

 だが、真なる姿が分からない以上、イメージは本当にそれと為せるか?という疑念が尽きない。
 実際に効果も不安定なものが多く、ソラの様に常に実用化するレベルまでの性能になることは稀である。

 ソラは黒色の槍───フルングニルの矛先をシニルに向けて、しっかりと構えをとった。

>>All


【さり気なく伏線を張るわし(いままでもせやったわし)

現在のエリア配置
遠│シニル│近│シャルル│ウェンディ&ソラ│遠】

2ヶ月前 No.440

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
MP:120/120→112/120

お茶を飲んでのんびりしていたのも束の間、いきなり別の場所へ移動しての訓練が始まってしまった。
シャーリィはわたわたと慌ててハンマーを拾い上げる。などとしている間に、自分とリーリエ以外のメンバーは皆戦闘準備を整えていることが分かる。

『ちょっと緊張感に欠けてましたね……』

シャーリィはちょっぴり反省しつつ、今や定位置となった後列に移動すると、精神を集中させ、呪文とともに解放する。

「アクアリウム!」

魔法の発動とともにシャーリィの周囲がキラキラと輝きだす。
それは空気中に浮遊している水の精霊たちが放つ光で、何百という光点が互いに結び付き、神秘的な光景を生み出している。

やがてその光は各メンバーへと飛んでいき、身体に吸い込まれるようにして消えていく。これで生命力の消耗は多少抑えられるはずだ。

「援護は任せてください!」


【というわけで、シャーリィは後列に移動したうえでアクアリウムを宣言します。】


>>ALL

1ヶ月前 No.441

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】

HP:45/45
MP:145/140


「転移魔法!?」

シニルが何かの魔法を発動したと気付いた時には、目の前の景色は既に全く異なるものへと一変していた。先程彼女の力の一片を垣間見たリーリエでさえ、この出来事には驚くほか無い。
人はどこかへ移動する場合、徒歩や飛行など方法はともかく出発地から目的地まで線で繋いだ移動が普通だ。
しかし今、彼女がやってみせたのは違う。点から点へ、出発地と到着地の空間座標を重ね合わせ、移動する過程をすっ飛ばした所謂転移魔法と呼ばれる物。
リーリエも《暗闇倉庫》という異空間へ繋ぐ魔法を持ってこそいるが、そんなものとは全く比べ物にならない。まさしく別格。

そんな凄い魔法を目の当たりにしてしまった衝撃のせいだろうか。他のメンバーが次々に戦闘準備を整えていく中、リーリエは暫く動けずにいた。
気付いた時には、シャーリィが既に後ろの方に移動し、水属性の補助魔法を使ってくれているところだった。

『いかんいかん、集中せねば。……しかし、会ってから驚かされてばかりだな』

黒十字の杖を手に取り、シャーリィと同じくらい後ろにまで小走りで下がりながら、リーリエは面白くなさそうにぷくっと頬を膨らませる。
やられたままでは何となく気に食わない。そんな負けず嫌いな性格が発揮されてしまい、一つシニルを驚かせることができないかと企んでいた。

『攻撃魔法以外はあまり得意ではないが、あの魔法を使ってみるか』

「大地の果てに住まう、大いなる生命の息吹を感じよ――《砂竜の息吹》!」

移動しながら他の人には聞こえない程度に小声で詠唱を済ませ、後退し終えると同時。ばっとシニルの方に振り向き、杖を持つ方とは逆の手を彼女に向ける。

瞬間――――ぼんっ。

小さな爆発音、何かが急に現れたことにより、空気が押しのけられたことで起きた微かな風とともに、シニルが立つ場所に小規模な砂煙が発生する。
この翡翠の風のメンバーの前では初めて使う、戦闘中の攻撃以外の魔法。砂煙により視界を遮り、砂による目潰しを狙う妨害魔法。
そう長くは続かない魔法だが、少々驚かせることができればいい。一泡吹かせることができれば……そして、皆が攻める隙を作ることができれば。


【予定通り後衛に移動後、砂竜の息吹宣言で】


>>ALL

1ヶ月前 No.442

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:800/???
MP:???/???

 ソラと言葉を交わした後、翼を羽ばたかせ、ふわりと浮く様にして距離を取る。

『────まあ、格上の敵に挑むなら、それなりの準備をするものだし、少しくらいは猶予を与えてやろうかの。どれどれ…』

《飛行》をやめ、小気味よくトンと着地すると、その紅い瞳で【翡翠の風(敵)】を余裕たっぷりの表情で見据える。

 本当に吸血種(人間)と戦う場合は、こんな風に表情も変われば、言葉も通じる中での戦闘になるだろう。
 今回は、シニル独自の見解によって「ネームドってこんなものじゃろ?」とでも言うように表情を浮かべているが、本来の吸血鬼の思考性は低い。
 上位種であっても魔物としての思考性が向上した結果────人型に近ければ、せいぜい表情を変える事ができる様になる程度だ。
 つまり、本当にシニルが思うレベルのネームドが実在する事は、ほぼほぼあり得ないということだが、レベルが低く設定されているわけじゃないので、訓練としては有用(?)だろう。

生命力感知(魔眼):90/100
 1,シャルル(91/100)=失敗
 2,ウェンディ(17/100)=成功
 3,シャーリィ(18/100)=成功

砂竜の息吹:60/100
 シィニルティア(49/100)=成功
 付加:盲目(2/3)ターン


『ふむ、猫娘の謎エンチャント以外はだいたい理解できたが…』

 チッ、とシィニルティアは小さく舌打ちした。
 小さな炸裂音と共に、吸血種の小娘────リーリエの発動した魔法がその視界を奪ったのだ。

『視界が───まさか、いや、あやつは誰とも言葉は交わしてはいなかった。つまり、あの娘の独断か? …忘れておったわ。流石、あの小僧の愛娘ということか』

 リーリエのセンスに少々感心したシィニルティアは、この魔法を機に行動を開始することを決めた。
 まずは、バサッ!と翼を強くはためかせ、周囲に発生していた邪魔な土煙を払う。

「なかなか小賢しい真似をする!だが、悪くはない!───どれ、遊んでやろう」


>>All



【そうしてシィニルティアは、盲目(目がかすむ程度に演出中)を「ハンディがあるくらいで丁度よかろう」程度に捉え、対複数人戦では常套手段となる初手全体火力ぶっぱで、PT全体に負荷を与えて、数的優位を一気にそごうとしたのですが…


 なんと、ここで重要なお知らせがあります。


 ここで口上というか、自信たっぷりにシィニルティアのターンテーブルへの参入が始まるわけなのですが、シィニルティアの素早さは32となります。


 あるぇ?猫ぉさんよりも遅いんじゃぬぇ?


 ちなみに猫さんの素早さは、この世界の同レベル(恩恵)帯で最速。上のレベルにもちょっといないものです。
 そしてその情報は、とある意地の悪い旦那のおかげ?で検知されていても発信されていません。

 シィニルティアの素早さは現在、この世界に公開されているステータスより、すこーし高い値となっています。それを知る当の本人は、もう余裕たっぷりです。

 さあ、行くのだシャルル!ここでやらねば、猫ではない!(?)
 その自慢のネコ耳で世界を流行の渦へ巻き込むのだ!


ということで行動順をば
 シャルル=サン!→シニル→ウェンディ→ソラ→シャーリィ&リーリエ(どちらが先でもOK)

 なので、春宮様の猫に見せ場が回ってきました!ということだ!w

 ちなみに感知ロルを行ってますが、これは皆様の準備ターンにやってたものですので、ターンテーブルとは別のものになります。】

>>皆様

1ヶ月前 No.443

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/黒曜石の箱庭/fate2】

「んと、つまりシニルちゃんが上に飛ばないようにすればいいってことかにゃ?やったことないけどやってみるにゃー」

この猫には確証も経験も計算も何もあったもんじゃないが、何となく求められていることは分かった。今まで何となく生きてきたのだ、これからも何とかはなるだろう。

そのくらい能天気なのがこの猫の取り柄なのだ。

銃を構えるウェンディを背に、姿勢を低くし、突撃準備をする。と、後方から風を感じた。

「この視界は……ふふ、リーリエちゃん、ありがとにゃあ。んじゃ、早速……」

しゃがみ込むような体勢になり、脚のスプリングに力を込める。

「━━にゃ」

掛け声と共に、シャルルは文字通り風となった。砂塵を撒き散らした痕跡を残しながらシャルルは駆ける。そして、さすが猫と言うべきか、この一連の動作にほとんど音が生じていない。

砂塵を掻き分け、シャルルの身体は跳ねる。と、同時に砂塵の層が途切れ、シニルの領域へ達する。

「どーん!やっほぅシニルちゃん!」

綺麗な曲線を描きながら低空ジャンプにて接近。そして、この猫はそれだけでは終わらない。

「んで、ファーストヒット、頂くにゃあー!」

右腕を大きく振りかぶり、牽制の意味合い強めで「キャットスパーリング」を放つ。大技を撃って躱されカウンターは避けたい為、隙の大きい技を避けたのだ。

シャルルの高速猫パンチがシニルへ迫る。

≫all

【水を得た魚のように元気な猫が帰ってきました。シニルにエンゲージし、「キャットスパーリング」を発動です。】

1ヶ月前 No.444

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP800/???→720/???
MP???/???
《盲目》2ターン→1ターン


 ─────どれ、遊んでやろう!」


 シニルは、そうして真紅の瞳を爛々と輝かせた。

 単刀直入にだが、彼女は攻める方が好きだ。
 それにこれまで自分の思い通りにならなかった事など、三百超えても片方の指で足りる程度にしかない。

 圧倒的な“生命力の量(エネルギー)”に圧倒的“肉体(フィジカル)”、そして“才能(ポテンシャル)”を持つ彼女が、そうなるのも無理はない。

 ────が、今日この日この時、その指を一本増やさなければならなくなった。そして、それは「にゃ」と正面きってやってきた。

「どーん!やっほぅシニルちゃん!」という声に「なっ?!」と驚きの声を上げ、シニルは攻めるに細めた大きな瞳を再び見開いた。

 その素早さは────初見には制限をかけたシニルでさえ────霞む魔眼の力がなければ、反応できたかも分からない程の速さであり、反応できたとしても、なんとか身を固めるくらいが良いところだった。

 当然、そんな驚きの声を上げる暇もなく拳が突き出される。
 シニルは慢心の不意を突かれるも、驚きに硬直する身体をその意地で動かして回避を試みるが、そんな素早い者の動体視力から逃れる事はかなわず、ましてやリーリエの魔法の回復を怠った状態では、完全に捉えられるのも仕方がなかった。(設定板にて回避失敗)

《キャットスパーリング》消費4
 シニル:(1,4+65)-防御点=30


「カッ!…今度こそは」

 シュッと突き出された拳を受けつつ、そのまま少し距離を取ると、シニルはもう一度先の手順で魔法を発動させようとする────が、これもにもまた思わぬ追撃が待っていた。
 先程、無愛想な娘が設置した遅延型の魔法が、この猫娘の突撃と同時に解放されていたのだ。
 これでは、魔法の発動などしている場合ではない。これに回避を試みるが、攻撃を受けつつ離れた矢先の追撃に体勢を整えることはかなわず、シニルは被弾してしまう。(設定板にて回避失敗)

《スライドブルーA,B》
 シニル:A(6,5,6+50)+B(5,2,6+50)-防御点=50


「──────ッ!」
『───初手で1割…確かに小僧の言っておったとおり、なかなか骨のある“新人(ルーキー)”を見つけてきたようじゃな』

 防御せず、これらを受けきったシニルは受け身をとりながら体勢を立て直すと直立し、スッと目を閉じる。

《黒き癒し(ダークヒール)》消費?
 盲目2ターン(40/100):(51)=失敗(1ターン回復)


「チッ、こんな時に!」

 黒い輝きが眼の辺りを覆うが、その光は儚げに消えてしまう。
 リーリエの魔法の回復に失敗したシニルはそれを隠しもせず、皆に憤りを見せた。

『防御魔法など使いたくはなかったが、このままでは仕方があるまい。簡単に、そう簡単に削らせてなるものか!』

 シィニルティアは先程までとうって変わって、ギロリと皆を睨みつけるのだった。


>>All



【遅れてすいません。
 デバフを回復して、色々やりたかったシニルは回復できなかったので今のまま防御に徹する覚悟のようです。
 リーリエのデバフの回復は段階式で1ターンなら60、2ターンなら40、3ターンなら20といった具合で成功します。
 今回は51なので2ターンの回復には失敗、1ターンだけ回復しました。元々ターン経過で回復するので、複数設置は悩みましたが、回復魔法が一定のレベルで働いて無意味なのも変かと思って設置しました。
 ばでほり様には、シャーリィのフィルター使用時の参考にして頂けたらと思います。

 前から進言して頂いてる状態異常の一覧についてはもう少しお待ち下さい。
 回復方法を考えているのですが、試行回数が少ないので上げても変更があることを考慮していただかなくてはいけないものになると思います。
 待たせてしまっているのに申し訳ない。

 水を差しました。投稿をお楽しみ下さいませ。】

>>皆様

1ヶ月前 No.445

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

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1ヶ月前 No.446

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:720/???→652/???
SP:???/???
付与:《盲目》1T,New!《飛行不能》2T


 睨みつけること刹那のうちに切替の早いウェンディによる射撃がシィニルティアを襲う。
 射撃は、生命力による遠距離攻撃の魔法と違い、物質を飛ばすことによるミドルレンジ攻撃────魔法であれば、シニルなら“打ち消し”も考えられるが、それも受け付けない利点がある。ただ、当然デメリットもあるのだが────シィニルティアは、これに素早いステップとジャンプ&空中での体勢コントロールをもって、回避を試みる(設定板にて回避失敗&C発生)。

ガトリングビークAーD(d+2D6)
 シニル:a(6,3,2+45)-B=16
 b(3,3,5+45)-B=16
 c(4,1,2+45)-B=12
 d(4,5,2,6,2+45)-B=24 計68点


「カッ…小癪なぁ!」

 しかし、やはり視界を遮られての回避は上手くいかず、複数発射された銃弾は、その柔らかい身体を削りつつ、彼女の翼膜を引き裂いた(C効果:飛行不能1D3=2T)。

『翼が…?! 妾ならこんなものすぐに治せるが、ネームド級の魔物はどうなんじゃ? 魔法の打ち消しなんかもできるのかのぅ? でも最初に極端な耐性持ちはダメだと取り決めたし…やはり、今は防御魔法を使うしかないか』

 シニルは翼の傷をそのままに、戦闘時の自然な回復を待つことに決める。
 どのみち今は回復や攻撃魔法を発動する隙がない。一旦全てを躱すか防ぐかして、対応を考えることにする。
 翼を畳みつつ、まだ続くであろう次の攻撃に備える。


>>All



【SPに変更してみた件。スキルポイント、スピリットポイント…まあそんな感じ。でもマジックポイントとして流通してるMPよりは、語弊を招かないかと感じました。
 皆様もよろしければ、変更してみて下さいませ。】

1ヶ月前 No.447

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/黒曜石の箱庭/fate3】

HP:55/55
MP:118/130→98/130


『《翡翠の風────“疾風(ゲイル)”》』

 ウェンディの銃撃に合わせ、ソラは飛び出した。

 よく考える彼が動いた理由は、この戦いにシャルルがなくてはならないと思ったからだ。彼女次第で戦闘の流れが変わってくる───言わばPTの要である。
 そんな彼女の万が一を潰すため、唯一近距離武器を持つ彼が前に出ることは、理に適っていると考えた。

ソ「チャージッ!」

 ソラは翡翠の風をまとい、シニルに突撃をかける。
 しかし、魔法の発動による生命力の揺らぎを感じて、シニルは突っ込んでくるソラに掌を向けた。

シ「《女神の盾(アイギ───…《暗き盾(ダークシールド)》」

 暗く禍々しい雰囲気の防壁が形成される寸前、シニルはハッとしたように言い直し、形成されかけた防壁は、黒い円形の防壁に落ち着いた。(回避破棄)

チャージランス
 シニル:(1,4,3,6,4+45)-B=23

暗き盾
 チャージランス:23-(6,4+C/4)=0


ソ「─────クッソ…ダブル、チャージ!!」

 ガキィン!と弾かれたソラは、諸手を挙げた反動でくるりと後ろへ1回転し、着地と同時に低く構えると、もう一度シニルへ突撃をかける。
 シニルは防御魔法の発動直後で再発動できず、回避のタイミングもない連続突撃に防御姿勢で応える。(成功判定を回避破棄により飛ばしているため、この間の防御魔法の発動不可、通常防御可)

ダブルチャージランス
 シニル:(5,1,2,2,2+45)-(3,9+B)=5
 スタン付与/行動値1D6=5減少


 シニルは突撃に合わせ、槍と平行になるよう身体を半身ずらし、その矛先を躱したと同時に槍そのものを弾こうと腕を振る。
 しかし、ソラはそれを読んでいたのか、そこで踏ん張りつつ腰を入れ、槍を回転させることで突きの衝撃をここにもってきて、触れた腕を弾き返す。

シ「ッ〜!腕を上げたのぅお前様よ。カカ」

ソ「何度も防がれてるから、これくらいはな」

 腕を弾かれた衝撃を利用してシニルはそのまま二、三歩後退し、距離をとると弾かれた腕を痛そうにブンブン振り、笑顔で軽く言葉を交える。
 ソラは気をぬかず、口角を上げて笑顔を作り、言葉を返してみせた。

>>All


【スタンにより行動値減少、現在シニルのSは27。
 スタンは基本的に1ターンしか効果がありません。
 ソラのスキルがだいぶ初期のままになっているので更新を急ぎます。
 その前にシャーリィを先に更新すると思いますが、皆様にはご迷惑をおかけしてすみません。
 分からない点などがあれば随時聞いて下さいませ。】

>>皆様

1ヶ月前 No.448

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】

HP:45/45
SP:145/140→129/140


リーリエが前ターンに放った砂煙を生成する魔法。その砂煙自体はやはり即座に吹き飛ばされてしまったが、砂による目潰しには成功したようだ。
ふふふ、してやったり。にやりと口元に笑みを浮かべ、よしっと小さくガッツポーズを決める。
そして一瞬の隙を突くように、目にも留まらぬ速度で飛び出したシャルル。それに続くようにウェンディとソラの追撃が入り、こちら側が優勢のように見えた。ならば、その流れを断つわけにはいくまい。

「このまま一気に押し切ってくれよう! 投影(トレース)――――」

杖でかつんと軽く地面を突くと、その場所を中心に黒い魔法陣が展開する。投影――これだけでは何の意味もない魔法。
勿論これで終わりではない。重要なのはこの後だ。

『ソラの攻撃に対して、シニルは闇の防御魔法を使っていた。ならば……この前完成させたばかりの魔法、試してみるか!』

投影魔法の展開が完了すると同時、たんっと今度は片足で地面を軽く蹴る。溢れ出る魔力が琥珀色に光る線を描き、リーリエを中心に魔法陣が展開する。
その瞬間だった。先に展開していた投影魔法。黒色の魔法陣がぐにゃりとその形を変え、侵食されるように色を変え、後に展開した琥珀色の魔法陣と全く同じものに変形してしまった。
これが投影――次に発動した魔術式を転写させ、並列思考が苦手なリーリエが無理矢理に魔法の多重起動を試みた力技だ。
使うのは初めてであったが、無事に成功したのでほっと安堵の息を零し、一呼吸の後、シニルに向けて手を伸ばし、掌を向ける。
その掌の前と、その右側に全く同じ黄色の魔法陣が更に展開。これで準備は整った。

「ソラ! シャルル! 巻き込まれるなよ……《二重化・琥珀色の双撃》!」

黄色の光が輝きを増し、轟! と、掌の前の2つの魔法陣からそれらは射出された。
大槍。いや、巨大な杭のようにも見える。リーリエの背丈ほどもある長さ、細く鋭い円錐を2つ組み合わせたような形状。その片側、敵側に向けられた方には螺旋状の溝と刃があり、少しでも機械知識のある者が見たならば、それは巨大なドリルのようだと答えるだろう。
黄色よりもさらに貫き穿つことに特化させた、琥珀色の魔法。強烈な回転を伴い、動きは直線的で見やすいがその速度は速く。只管に速く。投影されたものと合わせて2つ、全く同じタイミングでシニルに向かって放たれた。

さらに、まだ終わらない。命中した際には魔力を過剰供給し、回転数をブーストさせて破壊力を増すべくタイミングを伺って。


【命中したら《魔力集中》使用で。その時は、いつも通り次の投稿でその分のSPも引きます】


>>ALL

1ヶ月前 No.449

削除済み @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【記事主より削除】 ( 2017/06/05 01:28 )

1ヶ月前 No.450

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期)/黒曜石の箱庭】

HP:647/???→441/???
SP:???/???
付与:盲目1T,飛行不能2T,スタン1T(S-5)


 旅立つ前は受け流せたソラの槍捌きが、弾かれた腕のじんとした痛みと共にシニルへ“成長”を実感させる。
 それは師として、また育ての親として、ただひたすらに嬉しいことであり、思わず喜々とした笑顔がこぼれるのも仕方がなかった。

「じゃが、喜ぶ間もなさそうじゃな…」

 この空間にある彼等を一番良く見ているのは、言うまでもなくシィニルティアだ。
 彼女は、生命力の流れを視認できる事もそうだが、普通の人達が持てば“天才”と呼ばれても不思議じゃない能力を持っている。
 それについては追々だが、その能力をもって、この空間の彼らの全てを感じ、対応している。

 今はその眼を潰されているが、リーリエから感じる強力な魔法を発動する際の生命力の集中と膨張、そして圧縮。それらを踏まえて、彼女は選択を迫られる。

『この状況…安全策ならば防御じゃが、どうであろうな。確かにダメージは受けておるが、そのどれもが軽く、ネームド相手には決定打になるものではない。
 であれば、決定打を持つのはこの娘ではないのか? 感じる限り申し分ない威力がありそうじゃし、何よりあの小僧の娘じゃ。目眩まし程度で収まる器量でもなかろう。さて────』

 シニルは魔法の発動に合わせ、その笑顔に狂喜の色すら浮かべながら腹を決める。

二重化・琥珀色の双撃(デュエラ・フェルム・グランディス)
 シニル:(2,4,6,1+27)=40(回避失敗)
 リーリエ:(5,4,5,1,1,6,3+15)=40(成功)

二重化・琥珀色の双撃+魔力集中
 シニル:{(6,1,1,4,6,5+80)*2}=206(条件を満たしているため、琥珀色の効果適応)


 魔眼の力が阻害されているが、意を決して回避を選択し、横に跳ぶシニル。しかし、ここで頼りにしていた鋭い感覚が仇となる。
 シニルはこのとき、魔法が増加したように感じて、出方を覗う為に一瞬足を止めてしまう。
 ハッとしたようにすぐ踏み出したが、放たれた鋭い槍は素速く飛来し、シニルの右腕と肩を貫いて、地に易々と突き刺さる。

「んぐっ!」と小さくうめき声を上げるが、その傷は黒い煙を上げて徐々に消えていき、えぐり貫いたはずの傷穴は、洋服の穴だけを残して、すっかり元通りになってしまった。

「今のは効いたぞ!流石は、杭の小僧の娘よ!どれ、そろそろ本気を見せようかのぅ…」

 そう言いつつ、シニルはにんまりと年相応ながら、素敵な笑顔になるのだった。


>>All


【この度は大変申し訳ない。
 女神が紛らわしい出目を出すから…まあ、ともかく当たったぞ女神!←ちょ、おま
《魔力集中》も忘れてないし、大丈夫なはず!
 てか、気付いたらまた追記予定増えてない? というか、スキルの更新すら途中なんだが(´・ω・`)?

 今回ご指摘頂き、ありがとうございました。
 こうして参加している皆様からのお声によって、間違いを訂正したりしながら、より良いスレになっていくのだと思います。
 その方が愛着も湧きますし、またやらかしたときは教えてください。お願いします。すいません。】

>>皆様

1ヶ月前 No.451

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
SP:121/120→113/120

今のところシニルに対し順調にダメージを積み重ねているが、シャーリィには一つの危惧があった。

『皆さんの消耗が、今までにないくらい激しい……!』

シャーリィには、リーリエやシニルのように生命力を直接視認できるような能力は無いが、幼少の頃より当たり前のように触れていたこともあり、感知するという意味では充分才能に恵まれていた。

そのシャーリィの感覚が、パーティメンバーがどのくらいの生命力を行使したのかを告げる。
強大な魔法を放ったリーリエはもちろん、普段はある程度の余裕を持った戦い方をするウェンディやソラまでも、一度に使うには限界に近い量の生命力を振り絞っているのが分かる。

『それだけ、強力な相手だということでしょうか。』

事実、あれだけの猛攻撃を受けたというのにシニルは平然としている。

『私には攻撃する魔法はありませんが、せめて皆さんの援護を……!』

そして再び集中力を高める。
先程よりも深く、遠くまで届くよう精霊に呼び掛ける。

「行きます、アクアリウム!」


>>ALL



【というわけで、シャーリィの手番で再びアクアリウムを宣言します。おそらく次ターンから防御と回復で手一杯になるので、最後の援護になりますかね。】

1ヶ月前 No.452

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成長期→成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:441/???
SP:???/???

付与:飛行不能1T


 この戦闘中、シニルは何度か“笑み”を浮かべた。その理由は本人曰く「面白いからに決まっておろう?」だ。
 それは戦闘自体に対するものではなく、ソラに対して見せたものとも理由を違えている。では、なにが“面白い”のか。それは────


「これからが本番だ!若き冒険者達よ!」

 そう宣言すると、シニルの身体を中心に生命力の力場が生まれ、それに伴う強い圧力によって【翡翠の風】メンバーをその場に釘付けにする。
 紅き瞳の輝きを取り戻し、シニルはその力で安全に違えることなく、自身の身体の《ステータス調整》を不敵な笑みにて行う。

『さぁて、ちと決め事に反するかもしれぬが、こういうお約束の展開なのじゃ。ちと、ほんのちーとじゃ。魔法に対して強くならねば、やってられぬわ。
 言わば、今まではスタンダードモード。ここからは、対魔法使いモードじゃ。カカ、こういう展開で敵が柔らかいままでは、主ら冒険者もやりがいがなかろうて。どれ、こんなものかの?』

────彼女自身が全能感を保持しつつ、身体を動かせるということに集約されているのだ。


 力場の発生が収まり、メンバーをその場に留める強い圧力が消失する。
 そこには魔族とは思えぬ身長を携え、黒地に紫のレースをあしらえたドレス纏うシィニルティアの姿があった。

「この姿も久しぶりじゃな。お主に会ったとき以来かのぅ? お前様よ」

 低い声音でソラにそう告げると、今までとは違う美しくもどこかおぞましい笑顔を浮かべて見せた。
 大きく、そしてどこまでも黒い翼を翻し、調子を確かめる様にパタパタと羽ばたかせる。穴が空いたままなので飛ぶことは叶わないが、余裕を見せているのだろう。


>>All



【ということで、今日が過ぎたのでシニルのステータスと姿が変わりました。
 ちなみに身長は170くらい。女性らしい身体つきになっております。髪は若干伸びたくらいです。描写の通り翼が大きめになっております。

 行動順に変更はありません。
 公開情報として、Sは26を設定。前回のリーリエのロールを参考にしましたが、判定までそのままかは、どうでしょうねw
 後は、ステータス変動に伴う姿の変更によって、かけられた状態異常に耐性を持っているかもしれません。

 あとシャルルバックがあれば再度調整します。

 ご参加ありがとうございます。】

>>皆様

1ヶ月前 No.453

ウェンディ @mistnack ★H9PieMdH07_ACu

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1ヶ月前 No.454

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【ソラ/シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

ソラ
HP:55/55
SP:108/130→87/130
付与:《フルングニル》

シィニルティア(成熟期)
HP:441/???→344/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値2減少)


 軽く肩を叩かれて、視線でそちらを振り返ると、その主であるウェンディの考察と次の手段について、一方的な協力を取り付けられる。
 ソラは相変わらずのウェンディに苦笑いを浮かべつつ、そのウェンディに肩を寄せ、自身の考察と見解に基づく予想を口にする。あと了解も。


ソ「まあ、精一杯頑張らせてもらうよ。…前に使おうとしたときは、ちゃんと見せてもらえなかったしな。
 あと、シニルは今以上の調整を行うことは無いと思う。彼女はルールを“ある程度”守る質だから、今の調整がこのPTに合わせたものというのは事実と見ていい。」


 大きくなったシィニルティアは、最初に口を開いたウェンディの挑発に愉快そうな薄笑みを浮かべる。


シ「挑発の割には、主は始めから心に余裕がないの。
 しかし、まあ、そうじゃの、確かに様子見は飽きた。旅立つ頃の主らの主に合わせたのじゃが、どうやら本当に甘く見積もって居たらしい────
 …ので、不服申し立てる主らに合わせて調整させてもらったのじゃ。いやあ、退屈させてすまぬの? 満足させてやるから、かかってくるといい」


 そして、その回答をウェンディが返すより早く、ソラはその回答を待つシニルに問答無用の突撃を仕掛ける。


ソ「言われなくともっ!」


チャージランス
 シニル:(2,5,1,2,5+26)=41(失敗)
 ソラ:(3,1,3,3,2,2,2,5+20)=41(成功)

 シニル:(5,3,6,2,5+45)-B=26
 付与:スタン/行動値減少1D6=2


シ「ぐっ!だが、まだ…」

ソ「そう!まだだ!」


《フルングニル》の突撃を受け、腹部を押さえつつも突き飛ばされるシニルは、次を読むような言葉を洩らす。
 しかし、ソラは“そんなものは関係ない”とでもいうように、もう一度突撃をかける。


ダブルチャージランス
 ソラ:(2,3,3,3,1,5,5,1+20)=43

 シニル:(6,1,4,1,4+45)-B=21


 しかし、先の動きから予想していたシニルは、このタイミングで先の防御魔法を発動させる。


暗き盾
 チャージランス:21-(6,5+C/4)=0


 先ほどと同様に派手な音を上げ、二度目の突撃も弾き返され、その反動でソラは二、三歩と後退する。しかし、その手に持った槍杖はシニルに向けられた。


ソ「ゲイルランスッ!!」

シ「なっ?!…んのっ!」


ゲイルランス
 シニル:(1,6,2,6,1+24)=40C(C失敗)
 ソラ:(3,1,6,4,2,1,4,6+20)=47C(C成功)

 シニル:(3,4,5,6,3+50)=71(C効果)


 作られた闇の防壁の消失と共に生成され、図ったかのようなタイミングで放たれた風の槍は、着地したばかりだというのに見事な回避を行うシニルのさらに上を行き、見事に彼女の肩を貫いた。


シ『先の動きで失念しておったわ…。先の際は魔法の行使権を《翡翠の風:ゲイル》に使っておったのだな。つまり、槍の見事な2連続攻撃は、気法だけでやっておるわけか…。』

シ「カカ、流石お前様よ。よくやりおるわ…。」


 シニルは突き刺さった魔法の消失と共に肩を押さえ、痛みを堪えつつも不敵な笑みを浮かべる。

 ソラは反動で後ずさりしつつ、笑顔をウェンディに向けて浮かべ、バトンタッチというように掌を開いた。


>>All


距離表
【遠│シィ│ソ&ウ│近│中│シャ&リ】

【ただし!実にこの間数分である!

 分かりやすくする為、流れのまとめ。
 ウェンディ挑発(?)→ソラと打ち合わせ(ツン)→ソラへ押し付け(デレ?)→ソラ了解(諦め)→ウェンディ挑発(拍子抜けだぜ!)→シニル返答(合わせてあげたわよ〜)→ソラ突撃(ヒャッハー!)→ソラ頑張る(ヒャッハー!w)→今ここウェンディ(デレくる?)

 シャーリィ&リーリエは事後的にこの間に動いていた&考えていたロールを行っても構いません。
 システム的にはちゃんとターン処理をしますが、オリなりですので、ロールはターンに関わらず、できるだけ自由にできるようにしていきたいのでー】


>>皆様

1ヶ月前 No.455

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_jCr

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1ヶ月前 No.456

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:441/???→391/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値減少2)


 ソラの連撃が止まり、ようやく一段落したというときに新たな魔法の発動を感じ、シニルはその方にバッと顔を向ける。

生命力感知:90/100
 リーリエ(4/100)=成功(クリティカル)

『なんじゃ? ずいぶん無理矢理な式を使っておるの。基本となるものが、統一した形式だから使えておるのだろうが、普通の魔法使いのやり方ではないのぅ。
 まったく、小僧の娘だというに…いや? 体質なんかは“妖精(シルキー)”似なのか? 何となくそんな気もするが、うーむ』

 シニルは魔眼を使い、ほんのわずかな時間だというのにリーリエの魔法を理解する。
 そしてチラリ、と傍に迫る生命力でできた影を見据え、回避を試みる。(クリティカルボーナス=CB:回避ダイス追加1D6)

暗黒色の双撃(ハスタ・ウェスペル)
 シニル:(5,1,4,3,3,+24)=42(失敗)
 リーリエ:(1,6,6,3,3+15)=C34(CB:成功)

 シニル:(2,5,5,2,5,4,5,2+80)-D=50


「なっ?ぅぐ…!」

 シニルはこれを完全に見切ったと思ったのだが、リーリエの魔法は槍(ハスタ)に違いないけれど、黒色の性能を引き継いだ追尾性のある魔法。
 速度のある槍の魔法になったとしてもその追尾性は衰えておらず、伸びるようにその矛先はシニルを刺し削った。


>>All



【お待たせ致しました。

 こんな短い内容にずいぶん時間をとってしまいました。申し訳ない(´;ω;`)
 次はばでほり様のシャーリィ、その次がスタン効果で盛り立てられたPL様のウェンディとなります。
 余裕ブッこぎすぎてやばいシニルですヾ(o´∀`o)ノ】


>>皆様

1ヶ月前 No.457

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

【シャーリィ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:50/50
SP:123/120→115/120

姿を変え、これからが本番だと不敵に笑うシニルに対し、ウェンディは悠然と立ち向かっていく。
シャーリィはそんなウェンディの姿を目で追いながら、シニルが見せた力に怯んでしまった自分自身を叱咤する。

『ウェンディちゃんは、なんであんなに強いんだろう?』

こちらを心配する素振りすら見せながら、パーティの先頭に立とうとするウェンディ。
小柄なはずの彼女の背中が、今はとても頼もしく感じられる。


━━━本当は、危ないことはしてほしくない。


でも、きっと、今かけるべき言葉はそうじゃないから。

シャーリィは大きく息を吸うと、最前線に立つウェンディまで届くよう、喉も限りに叫ぶ。

「ウェンディちゃん、負けるなーー!!」


>>ALL



【本文中には明記してませんが、三度目のアクアリウムを宣言します。】

1ヶ月前 No.458

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:331/???(訂正)→329/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(行動値減少2点)



 各攻撃を受け、だいぶ押し込まれつつあるシニルだが、相変わらず付いた傷は跡形も無く消えてしまっている。

『この身体があの忌々しいヘイズに作られたものじゃなきゃ、回復魔法を挟まなきゃいけないところかの。元より生命力に満たされた妾は、HPを全損しなければ肉体の保持は問題ないからの…』

 リーリエの魔法を受けて後退しつつ、シニルが思考すると同時にシャーリィが叫ぶ。

『カカッ。あの娘さえなんとかできれば、小娘どもを捻るのは容易と思っておったが、なかなかどうして、もう余裕がないのぅ…』

 そうしてシニルはこの際、一矢報いるというより、現在の最良と思われる一手を打つことを決意する。
 本当は厄介な回復役を倒してから、徐々にメンバーを各個撃破しようと思っていたのだが、予定していたダメージを彼女達が叩き出してしまう方が早そうなのだ。
 つまり、攻め手を潰してしまおうという事だ。

 キッ、とメンバーを見据え、シニルは高火力の単体魔法を発動しようとする。が、そこにこざかしく飛来する水刃が文字通り水を差す。


スライドブルー(回避破棄)
 シニル:(5,4,3+50)-D=2


 シニルは此れを一瞥すると避けもせず、むしろ自ら向かい、掌で軽く払い退ける。

『これくらいなら魔法を使わずとも退けられる様にしておるわ。口ぶりからして、もう少し冴えた攻め方をすると思っておったが、ちまちまと攻めることしかできぬのか? やはりここは、娘っ子を落とすとしようかの』

 そうして、シニルはリーリエに狙いを定める。
 ただ、この時侮った事が、彼女の運命を大きく狂わせる事になるのだが、彼女はまだそれを知らない。


>>All



【今にもリーリエを退場させる気でいますが、システム的にウェンディのターンが先です。
 ちょっと疲れているのか、文面が単調な気がしてなりませんが、ちょっと私の方も色々忙しくなっておりますので、ご勘弁を(;´Д`)】

>>皆様

1ヶ月前 No.459

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

 相も変わらず愉悦の笑みを絶やさないシィニルティアに、ウェンディはその冷ややかな双眸を険しくさせる。
 なるほど、こちらの焦燥感は当然のように見抜かれているらしい。『油断をしない』事と『余裕を持てない』事は、似ているようでイコールではない。
 そして、ウェンディは疑いようもなく後者なのだろう。皆の前では沈着冷静を装っているが、その実は不安を振り払えず懸念に捉われているだけに過ぎない。
 それをこの吸血姫は勘づいている。強者ゆえの察しの良さか、或いは何らかの読心術を持つのかは定かでないが―――


「………ふん、言ってくれるわ。私なんて眼中にないくせに」


 ぽつり、と呟くように溢す。
 ―――だが、それでいい。せいぜい『取るに足りない』と見下してくれて構わない。
 ウェンディはそんな内心に燻るような獰猛な敵対心を悟られぬよう、平静を繕いながら機会を伺う。
 何も、考えもなしに挑発を仕掛けたわけではない。先の発言はひとつの確認でもあったのだ。つまり、シィニルティアが誰をどこまで危険視しているか、というものだ。
 挑発に乗って自身に向かってくるのなら、それはそれでよし。けれど、ソラの成長を感じさせるのだろう猛攻とリーリエの強力な魔術がシィニルティアの意識を引き付ける。

 それはそう、露骨な挑発を受けてもなお、この半端者なぞ後回しで構わないと断ずるほどに。
 ………その判断自体は、一概に間違いだとは言えない。ウェンディ自身、己の危険度は低いと自覚しているし、“そう思われるように”立ち回ってきた。
 自身にできることは牽制と遊撃という攻撃的支援しかなく、小賢しくこそあれどつまらない攻め手しか持ち合わせていないのだ、と。
 そして、知ってか知らずか―――否、きっと各々が全力を尽くしているだけだろうが―――ソラもリーリエも、実に派手に立ち回ってくれた。これではウェンディに注視しろというほうが難しい話だろう。

 ………頃合いか。そう、ウェンディは拳を握って感触を確かめる。
 そのまま、怒濤の三連撃を繰り出したソラに応えるように、小さな手のひらを打ち合わせて出迎えて。


「………なんだ、あなたもそれなりにやるじゃない。少しだけ、見直してもいいわ。………次は私の番ね」


 対抗するように言い終えて、地を蹴った。駆ける。駆ける。駆ける―――!
 その速度はシャルルにこそ劣るだろうが、風魔法を行使するソラにも匹敵する疾走だ。
 目指すは懐。リーリエに向いた意識、それを妨げるような水刃、それを経てもなお注意が向かないのであれば、活路はあってもいいはずだろう!
 ………何をバカなことを、と思う。ネームド級を相手に接近戦を挑むなど、普段ならば自殺行為だと鼻で嗤うことだろう。

 それでも。


「―――」


 掌に生命力が集束する。想いを乗せて、なんて大層なことは口が裂けても言えないけれど。
 叫ぶようなシャーリィの声が届いて………ウェンディは自然と、それを『悪くない』と思えてしまう自分に気が付いて。
 自分がそんな状況にいることが不思議でならないのに、どこか高揚していく意識を覚えた。

 右手を伸ばす。
 触れさえすれば、一泡くらいは吹かせてやれるかもしれない。………あとは、この言い知れぬ昂りが届くか否か。それだけだ。

>>All


【ちょっと文章に悩んで遅れました。消費等々はダブルキャストで追撃すると変動するのでこの投稿には記載していません。】

27日前 No.460

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:329/???
SP:???/???
付与:飛行不能1T,スタン1T(S-2)


 シィニルティアは、迷いなくリーリエを標的として魔法を起動させ、それを発動しようと構える。
 無論、周囲のメンバーにも眼は配ってある。火力関係も過ぎるほどに様子を見て、よく考えた。

 故に─────“駆け寄るもの(ウェンディ)”への対処など、取るに足りぬと踏んだ。

『カカッ、時間稼ぎに前に出るか…。なんと愚か────いや、仕方無くかや? どう考えても彼奴に打開の策があるとは思えぬ。戦闘手段を見るに彼奴の様な奴は、中衛からの多重圧攻撃を展開するのがセオリー。
 役割は敵を安全な位置から足止めし、前衛の移動をサポートするといったところ。あわよく仕留められるのであれば、仕留めるのじゃろうが無理はしないはずじゃ…。』


 ────そう、これは次の攻撃担当が攻撃する為の時間稼ぎ。そうであるに然るべきだ。

 彼女は会談の際にも命令されれば、我が身を顧みずに行動する事もいとわない様な発言をしている。
 つまり、彼女は個人の損得勘定で動くようなタイプの人間ではない。

 故にこの行動は、PTにとって最善となる自らの行動ということに違いない。
 得物を持つ者が、得物を捨てた以上、そこまでの火力を与えられる筈もない。火力関係も過ぎるほどに様子を見た。彼女もそれを理解している筈だ。

 例え“異常な生命力の巡り”が見えるとしても、それは彼女の渾身の一撃ではあるのだろうが、たかが知れている。シィニルティアはその眼を持って、伸ばされる魔手を避ける。


ウェンディ《瞬間凍結》
 シィニルティア:(2,5,6,6,1+24)=C44(失敗)
 ウェンディ:(1,2,5,2,6,6+25)=C47(CB:成功)

 シィニルティア:(5,3,4,2,5,2+50)-D=11
 付与:瞬間凍結New!


「なっ?!凍結魔法!?」

『あの異常な生命力の巡りは気法の発動などではなく、起動した術式を腕に滞留させていたとでもいうのか?!
 なんという無茶苦茶な事をする娘なのだ。魔人でさえ、魔術反動を恐れてそんな危険なことはせん。そも、只人の身体能力の許容を超えておるぞ。』

 例え当たったとしてもたかが知れた事────その筈だった。
 それは気法の発動に伴う生命力の滞留に酷似していた。現実的にも“只人”にはあり得ない技法なのだ。
 だが、この危険を顧みない魔法を実戦レベルで使用できるという事は、此れをある程度までは使用、検証したということでもある。
 シィニルティアは部分的な凍結により、動けない身体に舌打ちしつつ、この異常な事態に思考を走らせる。

『まさかとは思うが、此れはあの“力”に類するものなのか? それこそあり得ぬ!妖人どもにそんな余裕はない。まして凍結といえばセピアニース嬢の管轄。最もこの世界を思う彼女が、此れを画策する意図が見えぬ。
 しかし…ええい!後じゃ!後!この娘は安全が確認できるまでみっちり見てやるしかなかろう!』

 シィニルティアはまるで苦虫をかみつぶしたような引いた笑顔を見せる。それは、一見してこの状況が非常にマズいという事では無く、このウェンディの行動自体に集約されていた。

 彼らがそれに気づくことは、難しいかもしれない。


>>All



【わしも文章表現にまよってしまた。
 というのもあるあるなのだが、途中まで書いたものを消してしまったのだ。
 一応数値は同じようにしてあるので安心してほしい。あのね? クリティカル出過ぎだから。いい? 出過ぎだから!まじ、女神(ksbt)…
 いや、途中まで書いたのは良い感じだったの。今回のはそのとき書いたものを断片的に思い返しながら書いたんだけど、なんかしっくりこない。うん。
 まあ、内容は同じようなものなんだけど、うまく書けてたというか、流れがしぜんなかんじだったというか、動きがあったっていうか…
 くっ、相変わらず情けないぜ(;´Д`)】

26日前 No.461

ウェンディ @mistnack ★Android=GSNUYecoxY

【ウェンディ/黒曜石の箱庭/fate2】

HP:42/42
SP:101/120→110/120→60/120
弾丸:6/6

▼ ▼ ▼

 ―――取った!
 伸ばした掌がシィニルティアを捉えた瞬間、ついにしてやったりとウェンディは薄く口の端を吊り上げる。
 実際は、分の悪い賭けではあった。むしろ策と呼べるのかも疑わしい、至るところに不安要素の散乱した穴だらけの行動だったろう。
 誰にも相談らしい相談はしなかった。
 もし皆がシィニルティアの目を奪うような闘いを披露できていなければ?
 仮にシィニルティアが、訓練という名目であろうと兎を狩るにも気を緩めぬ獅子であったなら?
 何より、都合よく虚を突けたとして、ウェンディでは追い縋ることもできないほどの実力差があったならば。

 そうした懸念を度外視して、こんな特攻じみたことを“やってみるのも悪くない”と思えたのは何故だったか。
 その答えを探る余裕もなく、漸く掴んだ好機を逃すまいとウェンディは一心に生命力を注ぎ込む。


「うッ―――!」


 接触発動。
 掌に魔法と成る直前の生命力を滞留させ、それを対象に触れさせることで大気への分散をギリギリまで抑制して効率を高め、また事前に術式を練ることで生命力の伝達速度を飛躍的に向上させる、文字通りの奥の手だった。
 シャーリィやリーリエは愚か、ソラにすらまともには披露したことのないそれをいま、ウェンディは惜しみ無く最大出力で発動させている。
 体内で生命力が躍動するのが感じられるようだった。心拍数が極端に上昇し、けれど後先など考えるなと熱くなった思考が有らん限りに叫ぶ。

 だが、些か無理をした。急激な生命力の消費と魔法への変換に全身が火照り、しかし氷結を喚ぶ掌は正しく氷のように冷えきって、ズキズキと突き刺さるような頭痛が苛む。
 貧血にも似た眩みと気怠さに捉われながら―――それでも、ウェンディは退かなかった。
 ここで退いて何になる? シィニルティアの苦い顔が視界に入る。なるほど意表は突けたのかもしれないが、いまだ凍結はほんの一部。
 まだだ。まだ足りない。こんなものじゃ届かない。我が身可愛さに腰が引けているようなら、あの日、決心と共に一歩踏み出した意味がない!

 ………たかだか力試しの訓練に何を、と言われれば返す言葉もなかった。まったく、呆れ返るほど合理的でない。
 存外頭の悪い自分に幻滅する思考もたしかにあって。それすらも片隅に追いやって、ウェンディは掌の皮膚が氷塊と化し始めたシィニルティアに張り付いて走る痛みも厭わず力を込め続けた。


「凍り、尽きなさい………!」


>>All

20日前 No.462

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/ソラ/黒曜石の箱庭】

HP:318/???→268/???
SP:???/???

付与:飛行不能1T,スタン(S-2)1T,瞬間凍結

SP:96/130→86/130

付与:フルングニル


 動かぬ身体、そして語らぬ意に反して“危険な行為”を再度行おうとするウェンディに怒りを顕わにし、シニルは口を開く。

「止めぬか!馬鹿者がっ!くっ……」


ウェンディ《瞬間凍結》
 シィニルティア:(1,5,2,2,5,3+50)-D=8

※瞬間凍結による行動不能により回避&防御不可


 次の瞬間凍結の発動により、そのまま氷付けにされるシィニルティアだが、その表情は鬼気迫る程の怒気を放っている。

 ソラは、そんな彼女を見て疑問を覚える。
 それもその筈、彼女が怒る姿は幼少の頃より共に過ごしたソラでさえもろくに見たことがないのだ。

 偉そうな人が来たときも、今回の様に模擬戦をする事になったときも、強い魔物が現れたときも、彼女は何事もないかの如くいずれをも簡単に処理してきた。

 模擬戦の際、安全の為に手加減しながら様子を見るのはいつものことであり、その隙に行動を制限されることなど、今までにもよくある事だったはずだ。

ソ『─────では、なにが彼女をそこまで怒らせる?』

 ソラは技を決めたウェンディに目をやった。
 確かなことは分からない。少なくとも、ソラが“眼”で見たときは、ウェンディの奇跡的な体質を知ることができた以外に大した問題はなかったはずだ。

 予想できるのは、あのウェンディの奥の手が何らかの危険を孕んだ技法で成立しているということだ。
 知っての通り、シニルに外傷を与えることは不可能に等しく、麻痺や毒も魔法で解除できる。
 つまり、この程度の事で怒る事はまずない。


《瞬間凍結》解除(20/100)
 シィニルティア:81(失敗)


ソ『今はまず、コレを終わらせるしかないか』

 ソラは思考に区切りを付け、この隙を見て氷付けになったシニルに突撃する。


ソラ《チャージランス》+瞬間凍結
 シィニルティア:(3,2,5,3,3,6,6,2,1,2,4+45)-B=42

※瞬間凍結による回避&防御不可
※物理ダメージによる瞬間凍結解除

 付与:スタン(S-2)1T


 ウェンディの凍結魔法によるダメージ増加により、確かな手応えを覚えるが、同時にこれ程の魔法を連続で発動したウェンディが心配になる。
 しかし、今は凍結が剥がれたシニルに追撃する事を優先する。何はともあれ、終わらせてからやればいいことだ。
 どうしてもというときに彼女を止めることは誰にも叶わないのだから、その時は切り上げるだけの話だ。


ソラ《ダブル/チャージランス》
 シィニルティア:6,2,6,6,6+24=C50(成功)
 ソラ:5,5,3,4,5,6,2,4+20=54(失敗)


 凍結による氷箔が剥がれ落ち、再び自由を手にしたシィニルティアの動きは凄まじく、その怒気とは裏腹に静かに流れる様な身のこなしで次の突撃を回避する。

シ「如何にして…そんな魔法の使い方を身につけたかは知らぬが、そんな欠陥だらけ魔法を完成させてやるのが、今回の妾の役目のようじゃな」

 ソラを躱して、腕の痛みに耐えるウェンディを厳しい眼で見ながら、シニルは仕方ないとでも言いたげに話す。

 その眼に映る情報を得ながら、彼女がウェンディをどう思っているかは、彼女のみが知る。


>>All


【ソラはシニルのウェンディの魔法への対処を見て魔法の発動権を破棄します。
 SPの消費を意識しています。ソラには派手な決め手がありませんので、継続的で有効な攻撃を心がけています。

 毎度更新が遅れていますが、職場の移動とそれに伴う周りの意識だのへの対処も済みましたのでそろそろ私も予定通りに更新していけるかと思います。
 しかし、設定の方でも対応が求められている現実がありますので、こちらの更新をメインに心がけてはおりますが、対応の遅延などにはご理解いただければと思います。

 スキルのエラッタを行いました。内容の確認をお願いします。特に称号の件には、それぞれ何かしらの反応をいただければと思います。
 今後もよろしくお願いします。】

>>皆様

18日前 No.463

リーリエ @socius137☆fu53JKjHmH2 ★igH1aL2tc6_m8y

【リーリエ/黒曜石の箱庭/fate:2】
HP:45/45
SP:119/140→109/140

《暗黒色の双撃》の直撃を確認し、即座に次の魔法を放つべく術式の構築を開始する。
シニルの姿が変わってからというもの、どうにも魔法の通りが悪い感じだ。しかし、優勢の流れを維持するためにも攻めの手を緩める訳にはいかないだろう。
速く、もっと速くと魔法に意識を集中していたが、再びの強い生命力の気配。また何かしてくるのか!? と、前方を見る。

『シニル……ではないな。ウェンディか? いやしかし、これほどの生命力。いったいどんな魔法を……』

魔眼を使ってはいない今では生命力を視認することはできないので、あくまで感覚的にだが、どうやら膨大な生命力を集中させているのはウェンディのようだ。
いったい何をする気なのだろう。注目して見ていると、その直後に起きた現象に目を見開く。

『凍結魔法!?』

遠目ではよく見えないが、シニルに駆け寄ったと思ったらその体が徐々に凍りついていくのが見える。
今までウェンディは地を這う水刃や銃? という武器による攻撃がメインで、一撃の威力というよりは手数の多さで攻めるタイプだとリーリエは思っていた。
しかし、あの凍結魔法は違う。籠められた生命力も段違いであるし、シニルを氷塊に変えてしまうほどの大魔法だ。まさしく奥の手、必殺技とも呼べるものなのだろう。

「やるなウェンディ! わらわも負けてはおれん。行くぞ、《暗黒色の双撃》!」

凍結魔法という上位魔法に興奮しつつも、自分も負けじと掌を相手に向けて、先程と同じ暗黒色の魔法陣を展開する。しかし先程とは違って地を伝う影としてではなく、掌前方の魔法陣から直接闇の槍を射出した。
《黒色》ほど不規則な動きではないが、同じ黒系の魔法だ。射出後も細かく方向を調整し、追尾するようにシニルの姿を追う。

『最早見切られているのは分かっているからな、一つ"おまけ"を仕込ませて貰ったぞ!』

避けられた時に事も考えて、その内に一つの術式を宿しておいた。
相手の身体に当たらずとも、影に当たれば発動する《影縫い》。魔法の実力も相当なものであろうシニルに対し、移動を封じるのは意味があるのかは疑問だが、避けられて終わりというのも癪だ。せっかく演習とは言え実戦形式なのだし、シニルほどの実力者にも通用するか試したいというのもある。
とはいえあくまでそれは避けらたらという話で、最初から影を狙っているわけではない。リーリエも当てることを諦めているわけではないようで、《魔力集中》を使うタイミングを図っていた。



>>ALL

17日前 No.464

GM@参加者募集 @uqtosora ★Android=0XeFVlXF3K

【シィニルティア(成熟期)/黒曜石の箱庭】

HP:268/???
SP:???/???

付与:スタン(S-2)1T


 氷箔が剥がれ落ち、翼も元通りになったシニルは、再度来た攻撃役(リーリエ)の魔法の回避を試みる。

『本来なら防御魔法じゃが、露骨にそういうのはルール違反じゃからの。にしても、また何か式を追加しておるようじゃの』


リーリエ《暗黒色の双撃》
 シニル:(4,2,5,2+24)=37(失敗)
 リーリエ:(5,6,3,4,5+15)=38(成功)

 シニル:(4,5,3,6,6,2,3,4+80)-D=53


 放たれた魔法に急激な軌道修正はないものの、絶妙にその矛先を修正しながら飛んでくる。暗黒色と言うだけあって、滲むような闇の塊は視覚的にもその軌道を見失わせる。

 回避を試みたシニルは、躱すことは叶わず、腕をそわせて無理矢理直撃を避ける。
 そんなことをすれば、通常であれば腕がボロボロになるか、切り裂かれてしまうだろうが、相変わらずシニルはけろっとしている。

『変な式は効果を発揮しなかったようじゃな。どんな式かは気になるが効果を発揮しないものを分析する事は叶わぬからの。それに、もう次はない…』

 シニルはこれでリーリエを落とせば、まだ逆転できると鋭い眼を向けた。


>>All

15日前 No.465

シャーリィ @17854 ★Android=1LdIuPUifH

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13日前 No.466

シャルル @12122404 ★Tablet=4fg2rbSSgp

【シャルル/黒曜石の箱庭/fate2】

HP110
MP113→1

その時、猫は駆け出した。

その速さを生かして、一瞬で戦線復帰を果たすと、全速でシニルへと迫る。

鉄製のグローブから仕込みナイフが飛び出した。選択する技は、「ファイティングアサルト」、選択属性は、刺突。消費は112。合計56発の怒涛の連撃。

「にゃにゃにゃにゃにゃー!」

猫らしい掛け声とは裏腹に、鋭い連撃がシニルへと繰り出される。これを凌がれると、回避行動の取れない紙装甲シャルルはかなり不味い状況になるが、今は本能を理性でねじ伏せ、全力を投じる事を決めた。

≫all

【ナーフとか調整とかは後にして、とりあえず前に進めるために打ち込みました。ロール的には、戦線復帰からの攻撃かな?】

3日前 No.467
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