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──── No.6 #10

 ( なりきり掲示板(ストーリー) )
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その後の物語☆6ri/s3sibF. ★AU=KpIEINIyIO

────破壊は始まり

  始まりは破壊────

 これはNo,6のその後の物語である

No,6#10
第1話( >>100 まで)
紫苑との別れから、ネズミはNo,1へと向かっていた。
そこでネズミは全てを知る。
そして二年後、
ネズミはNo,1から抜け出し、No,6へと向かおうとするがNo,1の軍隊に銃で撃たれ、No,6をすぐ目の前にして倒れてしまう。
→(紫苑と同じグループにいる)咲(オリキャラ)に助けられ、病院へ。
一方、紫苑は再建委員会として日々活動し、壁の内側にいた人間と外側にいた人間との隔たりをなくそうとしていた。元西ブロックの復興を任されていた。そこへ紫苑に咲から連絡が入る。
通話中にネズミが起き、咲のIDブレスレットを取り上げ紫苑と話す。
紫苑は急いで病院へ向かい、ネズミと再開する。

第2話( >>200 くらい?)
紫苑はネズミの話で、No,1がNo,6へと攻め入りに来ようとしていることを知る。紫苑は急いで出かけ、No,1の高官に話をしに行こうとするが、ネズミは甘いと一蹴。
もっと、策を練るべきだと。
そしてイヌカシと力河に会いに行く。咲もついて来る(ネズミを怪しんでいるから)

第3話
作戦を練る。
No,6に軍隊はいない。だが、元軍人なら西ブロックに多くいる。ネズミはイヌカシや力河に軍人を集めてくるよう言う。軍隊を作り、No,1攻め入ろうと考えている。しかし、紫苑は反対。
武力で解決することを望まない。咲も紫苑の意見に賛成。
ネズミと紫苑(+咲?)のいざこざ。
結局、軍隊を作らず軍人から銃を取り上げ、自分たちが持つことに決まる。そして、何とか軍人から銃を取り上げる。

第4話
紫苑は銃を見て、二年前、No,6の軍人を殺したことを思い出す。
その様子にネズミは紫苑にNo,1に来なくていいと言う。
(実際、ネズミは紫苑の人を殺すところを見たくはない)
咲が止めに入っても、二人言い争いは止まらない。
一方、イヌカシと力河は行くかどうか迷っていた。勝算はあるのか疑問に思う。そして、二年前のことを思い出し、行く決意をする。
それを伝えにネズミのところに行くが、紫苑とネズミが仲違いをしていることを咲から聞く。
二人の説得で紫苑も行くことになる。
咲:ネズミにNo,6の危機を再建委員会の皆に話し、対策を練って欲しいと頼まれ、承諾する。【#10 了】

【詳しくはサブ記事へどうぞ!】

4年前 No.0
メモ2012/11/14 17:51 : スレ主☆VNR27QD71mA @line★AU-KpIEINIyIO

キャラ


・紫苑

・ネズミ

・如月花(オリキャラ)

・咲(オリキャラ)


まだまだ募集中!

出来ればイヌカシが来てくれると嬉しかったしまs((

後は再建委員オリキャラさんとk((

切替: メイン記事(15) サブ記事 (14) ページ: 1


 
 

募集開始!☆6ri/s3sibF. ★AU=KpIEINIyIO

【募集中です!
詳しくはサブ記事へ。そこで参加表明お願いします♪
一人でも多くの方と会えることを願っております────。】

4年前 No.1

ネズミ☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

 闇の中で銃声が響いた。
 暗闇に紛れたネズミの肩に激痛が走る。No,1の兵士の足音が近くまで聞こえてくる。ザクザクと足を踏み締める音が死の音のように思える。

 昔もこんなことがあった。
 No,6に追われていた頃だ。もう逃げ道は残されておらず、ほとんど諦めかけていた。こんなふうに死ぬのかと思うと惨めに思ったとき、唐突に窓が開いて少年が叫んでいた。
 奇跡。色あせることのない記憶。

──紫苑

 あんたはこの現実を知ったらどう思うのだろうか。現実に失望するのか、未来を変えようと立ち上がるのか、想像がつかない。紫苑は常に自分の予想を上回る。自分が初めて恐怖心を抱いた少年でもありながら、最後まで共に戦った、何かを持っている少年。

 しかし今は、奇跡の窓も、その少年の姿もあるはずはない。

『いたぞ!』

 ネズミは軽く舌打ちし、向かって来た兵士の脇をすり抜ける。それと同時に背中からナイフを振りかざし、兵士は倒れる。銃を奪い、前方から来た兵士より一瞬早く、引き金を引いた。呻くような声音を背にネズミは走り抜ける。急がなければならない。急がなければ、もたない。No,6も、おれの身体も。

 ネズミが立ち止まったのは、No,6を目前にしたときだった。木々の間から人影が過ぎるのを捕らえたのだ。間髪入れずに銃声が2発、同時に響いた。1発はネズミのもの、もう1発は敵が引き金を引いた音だった。

──あいつは……

 地が傾く。一瞬見えた人物の顔を捕らえる。
 ネズミは暗い川の濁流に飲まれていった。

【本編開始!】

4年前 No.2

☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

第1話

【咲/西ブロック】

 西ブロックに咲は居心地悪そうに歩いていた。再建委員会はNo,6を立て直すために日々活動している。No,6と西ブロックの壁がなくなった今、自由に行き来は出来るようになった。
 しかし、人々の壁は未だになくならない。
 衣服や食べ物をNo,6側から調達しに来たとしても、警戒心剥き出しで奪い取るように持っていった者もいる。そして、西ブロックを歩いていると住人の視線がひしひしと伝わってくる。

──なんで、変わらないんだろう

 生まれたときからずっと、No,6で暮らしてきた咲には西ブロックの住人の気持ちが分からなかった。
 唐突に電子音が鳴る。再建委員のメンバーからかと思い、咲はすぐさま携帯機器のボタンを押した。しかし、飛び込んできたのは【緊急ニュース】の文字。咲はそのまま内容に目を通す。

『昨晩、No,1から犯罪者が現れた模様。彼はNo,1の兵士約20名、重傷を負わせたのち、No,1から逃亡。東の森へと姿を消した。念のため、市民の皆様も警戒お願いします──』

「嘘……」

 咲は口元に手を当て、走り出した。

>ALL

4年前 No.3

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_GF7


夜の中、何故か川沿いを歩く少女。彼女は、如月 花。…昔、親をあのハチに殺され、亡くしたという。花は自ら持つ運動神経で、死を免れたという。
ふと、いつもならサラサラと縁起よく流れてくるはずの川が、嵐のような音を立てているのに気が付いた。そちらに目を向けると、何やら人が流れてきたようだ。それも、花の知っている人の。

「…ネズミ?」

流れてきたのは、自分の恩人の『ネズミ』だった。
流れてきたネズミの肩には、銃で撃たれたような傷があった。それを見て、すぐに川から独自の運動能力を使い、引き上げる。あと少しで流れていた。今日の川の流れは速いから。

「ネズミ。大丈夫ー」

ネズミ、までは大きな声で言ったが、最後は棒読みをする花であった。

ネズミ≫

【駄文すみません!】

4年前 No.4

ネズミ☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

【No,6南の森】

 遠くの方で声がした。自分を呼ぶ声だ。寄生蜂で両親を亡くした少女の声。

「──花……?」

 うっすらと瞳を開ければ、見覚えのある顔が覗き込んでいた。西ブロックにある自分の家に住む花だった。

 意識が覚醒し始めると凄まじく荒れた川の音が聞こえた。ネズミはすっと目を細めた後、敵に撃たれ、川に落ちたことを思い出した。

「あんたが助けてくれたのか?」

 起き上がろうとすると肩に鋭い痛みが走った。触ってみるとぬめりとした感触に顔を歪める。血はまだ流れ続けていた。

>花

【場所はNo,6からちょっと離れた南の森にしました!】

4年前 No.5

ネズミ☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

─訂正─

南の森は東の森の間違いです。
申し訳ありません!

4年前 No.6

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_GF7


うっすらと瞳を開いたネズミを見、ぱぁっと明るい笑顔に変わる。よほど安心したのだろうか。
そのあと、少しまた川へ目を移す。

「…花が助けなかったら、他に誰が助けられたの?運動神経が良い奴以外無理だってー」

そう、花は独自の運動能力でネズミを助けたのみ。花は一応、運動神経だけは良いのだ。
頭はその正反対。まぁ、学んでいなかったという事もあるが。

そして、横のネズミの肩に目を移す。そこには、赤い水がいつまでも流れていた。
それを見て、少し一歩ほど後ずさりし、息をゴクリと飲む。

「そ、それ……大丈夫……?」

おそるおそる指をたて、ネズミの肩へと向ける。こんなモノを見るのは、生まれて
初めてに近かった。そのため、少し抵抗が強かったのだ。

ネズミ≫

4年前 No.7

ネズミ☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

【No,6東の森】

 自分の目の前に、懐かしい笑顔があった。それはNo,1では見ることのできなかった明るい笑顔だ。ネズミは自分がNo,1から抜け出せたことを改めて自覚した。花の少しばかり皮肉めいた口調にはくすりと笑ってみせる。

「少し見ないうちに逞しくなったみたいだな、花。感謝する」

 この少女と別れてから、2年が経過していた。寄生蜂に両親を殺され、彼女と出会った当初はまだ幼い6歳の少女だった。一緒に住むようになってから、その身体能力が驚くほど優れていたのは今でも記憶に残っている。
 そして自分を心配する花の不安げな顔に「あぁ」とだけ返事をし、立ち上がる。こんなふうに真摯に労られたのは紫苑と過ごした日以来だとも思った。

「花、もしかしたらNo,1の兵士がまだうろついている可能性がある。いや、確実にこの近くにいるだろうな。出来るだけ足音を立てずに進むんだ」

 肩を抑えて足を一歩、踏み出した。少しだけふらつくが、歩けないわけではない。何としてもNo,6に戻ることを決意していたのだ。簡単に倒れ込むわけにはいかない。

>花

4年前 No.8

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_Ci2


「少しって、たったの二年だよ?しかも、歳だってあんまり大きくなってるとはいえないし。」

ネズミの「少しみない内に」と聞いて、思わずくすり、と笑ってしまう。相変わらず、誰か人を
無意識に褒めるのはかわってないなぁ。と、心の中で考える。

「ええっ!?……もう、今日はここで休んだほうがいいよ。ネズミの傷、結構深くいってるし。」

もう一度、身長が低いため、立ちあがったネズミの肩を見るため背伸びをする。
そして、以外に深くいっている事に気づく。

「誰かが来たら、私が倒すから。ねっ?」

少し大きめの声で、そう言い張る。そして、ネズミの脚を掴み、座るようにする。

ネズミ≫

4年前 No.9

ネズミ @line☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

 くすりと笑って自分の言葉を花は否定する。ネズミは口元に笑みを浮かべたまま肩をすくめた。

「おれは嘘は言わない。まっ、花のその口ぶりだけは相変わらずみたいだけど。それより、今自分が守るって言ったよな。もしかして武器を持っているのか?」

 嘘は言わない、ということは花の成長を短時間ながらもネズミは感じ取っていたらしい。自身の少し皮肉めいた口調は、昔のままだと自分も思う。変わったとすれば今は全身が傷だらけで、自分が今度はNo,6でなくNo,1に命を狙われているということだ。

 すると花が背伸びをして、自分の傷口を覗こうとしていた。彼女の言う通り、銃創は深い。遠距離から撃たれたとはいえ、No,1の兵士が生半可な武器を持っていないことはよく理解していた。先程まで水に浸っていたせいか、血はまだ止まり切らない。

 このままだと出血多量でぶっ倒れるかもな。

 それでは本末転倒だ。しかし、No,1の兵士が来たら──。
 ふいに足に何かが触れた感触がして視線を下げる。花が座り込むように足を引っ張っていた。ネズミは上を向いて考えるように息をはく。吐いた息は少し白く、透明な空気に消えた。星が瞬いている。星と月の光だけで森は照らされていた。こういう風景は不思議と落ち着く。それは自身が森の民だからだろうか。

「そうだな、でも見つかりにくい場所に移動はする。これでいいだろう?」

 視線を下げて、明るい灰色の瞳を花に向ける。口元には微かに優しげな笑みを浮かべていた。

>花

4年前 No.10

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_Ci2


「っ!口ぶりだって変ってるもん!……はぁ、失礼な……」

言われた言葉に、即座に反応し言いかえす花。自身でも一応、変わっていないとは思っているのだが、そう思うと少々イライラするので、言い返してみたというのが本心。そして、武器はもっているのか、という質問には、少し自分のポケットの中を探し始める。
そこにあったのは、本当の折りたたみ型のナイフと、そこらで売っているようなおもちゃの拳銃。

「…これ。ナイフと、おもちゃの拳銃。」

無表情のまま、感情のない表情で、その武器をネズミに見せる。そのあと、即座にポケットの中にしまう。折りたたみナイフを元の姿にすると、自分の大事なモノが盗まれると思ったのだ。そう、中に入っているのは、自分の生まれた誕生日。このナイフは一応、自分が生まれたころから持っているナイフなのだ。

「うん!そこなら、大丈夫だよ!きっと!」

ぱぁっと笑顔を浮かべ、ネズミの脚から手を離す。そして、辺りを見回し、改めて暗いと実感する。そして、まだ子供の彼女は、ふぅ、と白い息を吐き、白い息が出たことに感動したのか、それを繰り返し、繰り返すと笑顔になる。

ネズミ≫

4年前 No.11

ネズミ☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

 自分の言葉に花はムキになったのか言い返してきた。ネズミは予想していたのか、花の反応に「へぇ?」とからかうように意味ありげに笑ってみせる。
 次に、ふいに無表情になった彼女が取り出したのは、ナイフと玩具の銃だった。それを見てネズミはヒューと短く口笛を吹く。闇の中でも、刃はいとも簡単に鋭い銀色の光を浮かび上がらす。ナイフに映った自分の灰色の瞳が見えた。笑みは消え、見定めるような目をしていた。しかし、ネズミがナイフを取ろうと手を伸ばす前に、花は刃を仕舞い、ポケットに突っ込んだ。続けて、彼女は『そこなら大丈夫』と顔を輝かせながら、場所移動に賛成する。

「そこって言ったが、隠れやすい場所でも知っているのか? それならぜひとも案内を頼みたいね」

 それから、とついでのようにネズミは口を開いた。

「さっきのナイフだが、殺傷能力が高そうだな。運動神経のいいあんたは小回りも利くだろう。子供のあんたがそんな上物をいつどこで手に入れたかは知らないけど。まっ、玩具の銃が威嚇になるかはあんたの演技次第だろうな」

 淡々とした口調で言った後、ポケットから小ネズミが顔を出した。紫苑がクラバットと名付けた茶色の小ネズミだ。肩の上まで駆け上がり、チチッと鳴いた。

>花

4年前 No.12

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_GF7


いきなり自分をからかうように言ってきた彼に対し、怒りのレベルがMaxになったようだ。そのせいか、もう右ポケットに手を忍ばせ、ナイフを取ろうとしている。が、一回その怒りを抑え、ネズミを見る。すると、自分の予想通り、自分のナイフに触ろうとしていた。それを予想していた彼女は、一歩ネズミから離れる。

「そうそう!あのね、木の家があるんだよ?…あれ、ネズミに言わなかったっけ。」

やや遠い方向を指さし、一歩ずつ歩き始める。そこは昔。ネズミに会う前に、こっそりと遊びに来ていた場所。まず最初に、こんなに危ない場所に遊びに来る奴は花以外にありえないだろう。
そして、少しずつ歩いて行けば、この森ではひときわ目立つ木があったはずだ。一応その中には空洞があるので、そこに花の好きなモノを詰めていたようだ。そのせいか、何故かクッションのようなモノも敷いてあるし、家族写真も飾ってある。

「…ここだよ、ここ!」

そう、少し早歩きをして、久しぶりに来た秘密基地の中を見回し、とある人型の人形を取り出し、自分のクッションの上に乗せる。そして、ネズミがやや早口で言う言葉を聞き取り、ナイフを手に入れた場所などを言う。

「これはね、パパにもらったんだよ?」

ニコッとナイフを自分の頬に突きつけながら、笑顔を崩さず言う。そして、ネズミのポケットから出てきたネズミに、キラキラと目を輝かせ、「久しぶりだね!」と、頭を撫でてみる。まあ、二年前はしょっちゅう噛まれていたのだが、どうだろうか。

ネズミ≫

4年前 No.13

ネズミ @line☆VNR27QD71mA ★AU=KpIEINIyIO

 木の家があると聞いて、ネズミは花についていった。ザクザクと二人の足音だけが森に響く。静かな場所だと思った。誰にも邪魔されることのない静謐な場所。これでNo,1の兵士が来てこの場を踏み荒らすのなら、きっと自分は容赦なく鉄槌を下すだろう。それは昔、森の民が住んでいた地にNo,6の連中が足を踏み入れ、焼き払われた経験があるからかもしれない。

 早歩きをした彼女はネズミから少し離れ、大木の前振り返った。ここだよ、と言われ覗いて見ると、そこには空洞があり、花の私物が置いてあった。人形やクッション。そして、ちらりと視線を走らせると写真があった。映っているのは両親なのだろう。
 肌寒い空気が身体を刺激する。今日はやけに冷えている。はぁ、と上を向いて息を吐けば先程よりも白く、空気に溶け込んでいった。

「娘にナイフを持たせるとは、あんたのパパはNo,6の異変に気付いていたのかもしれないな。聡明な人を奪うとはエリウリアスも残虐な神だ」

 独白を言うようにネズミは言葉を紡いだ。大木にもたれ、脱力する。疲れていた。そのまま目を閉じる。
 ネズミの行動に反するように、一方で小ネズミは花に鼻を擦り寄せて、気持ち良さそうに目を細めた。

>花

4年前 No.14

如月 花 ★ZzTiRQu9dT_Ci2


「ん。じゃあ、閉めるね。」

静かな声で、そう言った後。木の空洞の上に付けておいた布で、入口を軽く塞ぐ。そして、近くにあったランプに火を灯し、クッションが敷き詰められたトコロの上の、棚らしきところに置く。ほんのりと、木の空洞が赤に染まる。

「…エリウリアスってさ、そんなに怖いモノなのかな。私の両親を奪って、他の人も奪って、何が楽しいんだろ…」

ふと、以前から思っていた言葉が、口から突如出てしまう。そのあと、伸ばしていた脚を縮め、自分は体育座りを始め、膝に顔をうずめる。そして、考え込むようにした後、すぐに顔を上げる。

「まあ、死んじゃった者はしょうがないよねっ!……ん?ちがうよ?パパは、私に強くなってほしいから、くれたんだよ。」

そう言って、少し気持ちを落ち着かせる。そうでもしなければ、もう少しで涙が出てしまうトコロだったのだ。そのせいか、もう涙が目に溜まっている。そう言いながら、ナイフをポケットから取りだし、少し眺めてみる。
と、ネズミが自分に鼻を擦りよせてきたので、喜んでまた頭を撫で始める。以外にも、小さい頃よりは噛まれないものなんだな、と考える。

ネズミ≫

4年前 No.15
切替: メイン記事(15) サブ記事 (14) ページ: 1

 
 
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