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【東方】『鍛練と理想』【戦闘】

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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語り手 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

物語の舞台は、幻想郷にある人間の里郊外にある命蓮寺。

そこでは幻想郷の人間と妖怪の共存を望む聖と、彼女を慕う妖怪達が暮らしている。

ここでは、その命蓮寺の住職達の鍛練と理想の綴る物語……


━━━━━━━━━━━━━


始めましての方は始めまして!
そうでは無い方はいつもありがとうございます!

此方は、
【東方】『人間の英雄』【戦闘メイン】
の後日談となって降りますので、そちらに目を通していただいた方がわかりやすいかなと思います!

切替: メイン記事(192) サブ記事 (10) ページ: 1 2 3


 
 
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命蓮寺 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

村紗
「………どうしたんですか?」

村紗には向けられなかったのか、殺意と狂気の視線を感じなかった村紗が先程は誰もいなかった郊外に戻ろうと言う聖の考えに疑問を抱き、どうしたのかと問いながらも聖の後を追う。

1ヶ月前 No.143

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=q6a8cm9ikJ

聖「いえ……先程の場所を念入りに確認しようと思っただけですよ」
村紗の問いにそう答えると、再び柵が壊されていた場所へと辿り着けばその場から全体を見渡した

先程の視線からして恐らくは自分に対して浅からぬ因縁があるのか、若しくは人を殺す事に快楽を得る狂人か……聖はそんな可能性を考えながら、立ち去ったか否かを確認した

1ヶ月前 No.144

命蓮寺 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

村紗
「戻ったはいいものの、特に痕跡は……」

《バキビキバキバキバキバキッ》
牛鬼の魔影
『グオォォォォォォォ!!!』

視線の感じた先程の人間の里郊外に戻り、再び辺りの様子を見て回る聖と村紗のもとへ、森の木々を薙ぎ倒し、何処に潜んでいたのか、小山のように巨大な黒い体に煮えたぎる溶岩のように赤く輝く目を持った、牛鬼が現れ、聖達の方に向かって突進を仕掛け、尖端が槍のようになった蜘蛛のような八本の脚を用いて二人まとめて刺し貫こうと迫って来る。

1ヶ月前 No.145

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=q6a8cm9ikJ

聖「なっ……!? くっ、せぇい!」
見渡してる最中に突然現れた牛鬼に驚くも、直ぐに調子を取り戻して全身に魔力を行き渡らせて身体強化、牛鬼の側面に移動してから右脇腹目掛けて鋭い蹴りを叩き込もうとした



零無「……ん?」
布団で寝ていた零無が暇潰しに天井のシミを数えている時に、突然知った魔力が増幅したのを感じ取った
零無「この魔力は……住職か? ……ちょっと様子がおかしいな、こっそり抜け出すか?」
世話になっているこの寺の住職が何者かと戦っているのかと思うと、誰にも見つからないよう上手く外に出ようと部屋の障子張りの戸を開け

1ヶ月前 No.146

命蓮寺 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

村紗
「転覆「沈没アンカー」!!」
《ゴオッ》
《ドガアァァァァァァァァァァァッ》
白蓮が全身に魔力を充実させて自身に身体強化をかけて飛び出す中、村紗もまたスペルカードを発動させ、右腕に高密度の水をアンカーの形に形成して牛鬼の頭を叩き潰そうと振り下ろし、二人の攻撃をまともに受けた牛鬼が黒い爆発を巻き起こす……



???
「……これが魔力……と言うものかい?
法の道、法の力では無く、
魔の道、魔の法を選んだんだね……」

巨大な牛鬼が黒い爆発となって霧散し、周囲が黒い爆煙に包まれた事でその姿は見えないものの、村紗にとっては始めて聞くが、白蓮にとっては懐かしい青年の声が聞こえて来る……しかし、その声の主は既に他界し、この世には存在しない筈であり、牛鬼の魔影の爆散による空間認識の異常から来る幻聴であるとも考えられる。

1ヶ月前 No.147

命蓮寺 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa


「ナズーリーン!居たら返事をしてくださーい!」

零無が里の郊外で起きた異常に気付き、こっそり抜け出そうと、障子張りの戸を開けたところ、通路の奥からナズーリンを呼ぶ星が辺りを見渡しながら呼んでいる。
その声には焦りが混ざっており、何時ものように宝塔か何かを、何処かへ忘れてしまい、それを探してもらうためにナズーリンを呼んでいるのだと言うことが、何度も寺の中で繰り返されていた事から推測できる。

1ヶ月前 No.148

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=q6a8cm9ikJ

聖「……この声は……いえ、貴方が生きている筈はありません……貴方は既に他界している、そうでしょう『命蓮』……」
牛鬼の身体が黒い爆発を起こし、その際に聞こえた懐かしき者の声を聞いた聖は、いつもとは違い強張った表情を見せていた……



零無「……また無くしたのかよ、懲りないねえ……」
星の姿を視界に捉えた零無は慌てて戸を閉じて、星が立ち去るのを待ってから移動しようと考えた

1ヶ月前 No.149

聖命蓮? @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮?
「……そう、僕は確かに死んだ。
それは紛れもない事実だ。だけど……今こうして僕は生きている。」

村紗
「(…………人間……?
……金と紫の髪に黒と白の服……噂通り……ね。)」

黒煙が薄れ、牛鬼が出て来た薙ぎ倒された木々が道のようになっている荒れ果てた森、白蓮の実弟であり、死亡した筈の命蓮が、髪こそ、白蓮と同じく生前の頃とは異なり、金と紫の混ざった髪をしているものの、その声や雰囲気、姿は白蓮の知っているものと何も変わっていない……幻覚と言うにはあまりにも明確な姿と気配をしており、変装と言うにはあまりにも精巧な姿をしている。

それを見て、村紗は先程牛鬼の頭を叩き潰そうと形成して振り下ろした10mもの大きさの巨大なアンカーを右手で持ち上げ、何時でも命蓮に攻撃できるように態勢を整えている。

1ヶ月前 No.150

命蓮寺 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

ナズーリン
「……これだろう?ご主人。」


「ああ!それです!流石ナズーリン。私が頼む前に見付け出してくれるなんて!」

ナズーリン
「流石も何も……さっきご主人が境内で落としていたじゃないか。」


「…………………え?」

ナズーリン
「まさか、本当に何も自覚が無かったのかい!?
こんな大きい物、普通は落としたら音なり重さなりでわかると思うんだけど?」

零無が戸を閉める様子を誰も見ていなかったのか、零無が戸を閉め、星が前を通りすぎようとしたところ、星とは反対の方向から歩いて来たナズーリンが手に本のような四角形の物、外の世界で言う辞典のようなものを星に渡し、彼女の不甲斐なさに呆れた様子で喋っている。
このやり取りもまた、零無が修行を始めた一ヶ月の間だけで三回目となっている。

1ヶ月前 No.151

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=q6a8cm9ikJ

聖「……貴方が今更何をするつもりかは知らないけれど……何故ですか命蓮……」
今の命蓮を見て何を思ったのか、聖は暗い表情を見せながら問い掛けた

聖「……何故、幻想郷に生きる人間達へ害を及ぼすのですか?」



零無「……」
まさか落し物の存在に全く気付けないというあまりにも抜けた状態に思わず頭を抱えてしまうも、既に一月で三度行なっている物無くしの常習犯である事から星の無くし癖は諦めかけていた

しかし、早く2人が立ち退いてくれないと表に出れない事から早くしろと襖に隙間を作って外の様子を覗き見た

1ヶ月前 No.152

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「何故人間に仇を成すのかって?
……その理由なら姉さん自身も充分にわかっているだろう……?」

命蓮が幻想郷の人間を襲っている理由について、自分が説明するまでもなく、姉の白蓮自身も薄々気付いている筈だと応える……
その事から、命蓮が伝えたい内容……自分が人間と妖怪を襲うのは、代わらない人間の悪意と邪悪さ、欲深さに罪深さ、何時まで経ってもどれだけ代を重ねようと薄れることの無いそれらの面に対する絶望が感じられる……
白蓮もまたその人間の愚かさから魔界に封印された経緯があり、命蓮もまた、それを知っているかのように語っている。

1ヶ月前 No.153

正体不明 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

ぬえ
「何を見ているの?」

音もなく背後に回り込まれると驚くと言う人間の本能を利用する火のようにいつの間にか零無の背後で上下逆さまに浮遊していたぬえがナズーリンと星の恒例の事態を前に脱出するための機会を伺っている零無に話し掛ける。

1ヶ月前 No.154

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=q6a8cm9ikJ

聖「……今は人間は愚かな部分もありましょう。 されど、時が経てば少しずつ良くなっていくかもやしれぬではありませんか!」
現状が駄目でも未来なら変わるかもしれないと聖は命蓮に言い、目を覚まさせる為か魔力を全身に循環させ、右拳を振り上げて命蓮へと殴りかかった!



零無「ファーーーーー!?」
ぬえが背後から声を掛けた所為で命蓮寺全体に響き渡るような奇声を上げてその場から横に跳んで壁に激突、背中を強かに打った為にプルプルと体を震わせた

零無「おのれぬえぇ……俺を驚かせて何のメリットがあるんだ……」

1ヶ月前 No.155

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「姉さんは魔の力を選んだんだね……
なら、見せてあげるよ。僕の選んだ……法の力を。」
【仏法「光脈軌天」】
《キンッ》
命蓮が体から金色の光を放ち始めた次の瞬間、命蓮が纏う光と同じ金色の軌跡を描き、白蓮の振るった拳が届くよりも先に相手の背後に回り込み、右腕に魔力でも霊力でも無い力……『法力』を展開し、掌に複雑な座壇の紋様が浮かび上がる。



命蓮
「……仏法「碧厳矢」。」
《バチバチバチバチバチバチバチッ》
白蓮の使う魔のエネルギー、魔力や妖力にとっての天敵と呼べる法力によって形成された金色の雷撃を右手の掌から解き放ち、白蓮の体を撃ち、焼き尽くそうとする。
法力は本来、魔力や妖力による脅威に対抗するために生み出された力である事から、魔力装甲による防御効果は期待する事が出来ない……

1ヶ月前 No.156

正体不明 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

ぬえ
「あっはははは!良い驚きっぷりだわ!
あははははははははは!!」

命蓮寺中に響くような彼の奇声を聞いて、想像していた以上に驚いた零無の様子を見て、こっそり背後に近付いたかいがあり、満足したぬえは上下逆さまに浮かんだまま、背中から生えた触手のような青赤の羽根をユラユラと波のように揺らしながら楽しそうに笑う。

1ヶ月前 No.157

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=PumEkp6Q5m

聖「がっ……くっ!」
命蓮が放つ法力をまともに食らい、魔力装甲を用いても与えられたダメージが甚大である事から怯むも、背後に回っている命蓮へと回し蹴りを放つ!



零無「誰だって驚くわァ!? 畜生、ちょいと外へ出ようと伺っていたんだが……」
よろよろと立ち上がってぬえを恨めしそうに睨みつけ、外の方で魔力や霊力とも違う力を感じた零無はふとその方角を向いた
零無「……? なあ、今何か変な力を感じ取ったんだが……」
法力を知らない零無はぬえへと今の力は何だったのかと気になり、つい聞いてみた

1ヶ月前 No.158

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

《ゴッ》
命蓮
「時を経て良くなる?……それなら、姉さんは今の世界の人間達をどう思っている?……姉さんが封印される前と……何か1つでも変わっていた?」

命蓮が直ぐ様法力を宿した右腕を縦にして白蓮の回し蹴りを受け止める事で最低限のダメージを受けるものの、防いで見せる。
そして肉体的なダメージだけでなく、精神的動揺を誘おうと、封印される前と後で、何か1つでも人間は善い方向へ進歩する事が出来ていたのかと問いかける。

人間の欲望は絶える事を知らず、人間の里においては、紫樹のような欲深さの権現のような男まで誕生し、外の世界でも文明は進歩すれど、争いや犯罪は無くなるどころか増加しているだけである現状を突き付けるかのように問いかけている……

1ヶ月前 No.159

正体不明 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

ぬえ
「あははははは!!
そうそう、それでいいのよ?」

驚く零無の反応を見て腹を抱えて笑ったまま、人間はそうやって驚いているのが一番だと言う。しかし、その直後、命蓮の放つ特異な力にして、ぬえにとって強い因縁がある法力を感じ取ると一瞬ぬえの動きが固まる。



ぬえ
「………私達妖怪にとっては最悪の力を感じるわ。ああ、嫌な記憶を思い出したせいか古傷が疼く……」

上機嫌だったのが一変し、命蓮の法力を感じ取ると、一気に不機嫌そうに顔を歪めて逆さまに浮いていたところ、空中で半回転して床の上に降り立つと、そう呟く。
法力は妖怪や魔物を退治するために編み出された力であり、かつてぬえを倒した人間もその法力を使っていた事もあり、自分の体を擦る。

1ヶ月前 No.160

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=PumEkp6Q5m

聖「っ……そ、れは……」
回し蹴りを受け止められ命蓮から問われた事に対し、封印される前の人間と封印から解き放たれた後の妖怪に対する考えがほぼ変わっていない事から、聖は実は人間はこれ以上良くならないのではないのかと疑心暗鬼に陥りかけた……

『たかが寺の住職が大きな夢を持ってるじゃねえか』

しかし……嘗て己の理想を鼻で笑いながらも内心応援しているとも言い、今や戻ってきて修練に勤しむ零無の姿を思い出すと迷いを振り払うように命蓮から足を離すと今度は掌底を突き出した



零無「かー! 可愛い顔して随分と悪戯っ子だよテメェ!」
怒ったような言い方をするがぬえの笑い声に合わせるかのように笑顔でそう言いながら、ぬえの発言に「ふうん?」と唸り声をあげた
零無「……丁度良いや、リハビリがてらあの異様な力の所に足を運んでみるわ」

1ヶ月前 No.161

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「姉さんも……人間は救えない。だから虐げられている妖怪達を助けようと考えたんだろう?人間は変わらないんだ。人間と妖怪の共存は出来ない……」
《バチバチバチバチバチッ》
近接攻撃にも対応できるにも関わらず、何故か接近戦に持ち込もうとはせず、命蓮は白蓮から距離を取るようにして後方に飛翔しながら、右手を翳して掌から先程と同様に法力によって練り上げられた金色の電撃を放ち、白蓮を打ち倒そうとする……
白蓮を支える零無の言葉と姿とは裏腹に、命蓮は姉の白蓮の信念に対して、人間は救えないから妖怪を助ける事にしたのだろうと、今の命蓮寺の現状を知っているかのように問う……

1ヶ月前 No.162

正体不明 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

ぬえ
「………!!?か、可愛い……!?
そんな訳……無い……よ……!」

長く生きてきたものの、人間は自分を平和に仇成す妖怪と呼び、他の妖怪からは大妖怪の鵺として恐れられて来た……昔に比べて幾分か大人しくなった今でも、白蓮に恩を返すために、やることの全てが裏目に出てしまい、何時までも命蓮寺に溶け込む事が出来ずにいた……
昔から恨まれるか恐れられるかのどちらかしか無かった事に加えて、昔からずっと疎外感を感じていたところに、面と向かって"可愛い"と言われた事で顔を真っ赤にして明らかに言葉に詰まる。

1ヶ月前 No.163

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=PumEkp6Q5m

聖「……確かに命蓮、貴方の言う通りです。 人間はこれ以上は救えないが故に、私は虐げられる妖怪を助ける事にしました……」
法力による雷を前に、独白するかのように聖はそう呟くと、懐からスペルカードを取り出して宣言する!

聖「……しかし! 嘗ての私のように、唯の人間が、人間から妖怪へ歩み寄ろうとしている御方を一人知っています! スペルカード発動! 「大魔法『魔神復誦』」!」
スペルカードを宣言すれば、突然空間が揺れて雷と競り合うかのように細いレーザー状の弾幕が、聖の周りからは中くらいの弾幕が、そして聖は巨大な弾幕を命蓮へ向けて撃ち放つ!

1ヶ月前 No.164

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「!!?」
《ドガガガガガガガガガガガッ》

命蓮
「……それなら、姉さんは人間の味方をするのかい?
……何時までも変わらず、争い続ける人間を……ごく限られた一部の者を見て、それ以外の大勢の悪の因子から目を背けるのか!?」

最初こそ、金色の電撃によって相殺されていたものの、次第に白蓮の放った弾幕が電撃を打ち破り、命蓮に当たって爆発を起こすものの、すかさず全身に再度法力を宿して爆煙を突き破るようにして上空に移動し、白蓮を見下ろし、人間の大半が悪であり、自分達のような存在はほんの一握りだけであり、人類の罪を擁護する理由にはならないと攻める……

1ヶ月前 No.165

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=64NT2mNS1b

聖「命蓮、貴方の言う通り人間は悪でもあり愚かでもあります! ……ですが!」
上空から見下ろす命蓮と同じ高さになるよう舞い上がり、強い意志を持った瞳で命蓮を睨み付けながら聖は語る……

聖「彼ならきっと先導者となり、妖怪と人間とが理解し合い真の平和への架け橋になると思っています! 彼の不器用で捻くれながらも『幻想郷を護る』という意志さえあれば!」

1ヶ月前 No.166

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「…………護る?……わかっていないみたいだね……堕落するだけの世界を、人間を守る事そのものが罪であり、間違いの根本なんだよ。」

命蓮は人間であった頃から自分の信じる事を貫き通す意思の強さがあった。だが、かつての命蓮は世界を……まして人間を悪と見なして滅ぼそうとする事などしなかった。寧ろ、人間にせよ妖怪にせよ、誰に対しても等しく慈愛と博愛を持って接し、罪を冒した妖魔でさえ、完全に滅する事は無かった……




命蓮
「邪魔すると言うのなら……例え姉さんであっても殺す。」
【法術「法輪展開」】
《ヴォンッ》
命蓮は邪魔をすると言うのであれば姉である白蓮でさえ殺すと、以前の彼を知る者からすれば、考えられないような言葉を口にする。そして言葉を終えると自身の足元を中心に金色に輝く巨大な魔法陣のような、円状の法輪を空中で展開し、先程の白蓮と同じように……だが、用いているのは、魔力や妖力の天敵である法力を全身に纏わせ、両足を前後に開き、両腕の拳を構える。

死んだ筈の命蓮が何故蘇ったのか、何故ここまで思考が歪んでしまったのか、その理由は謎であるものの、最早この状況を解決するには拳を交える以外の方法は残されていない………

1ヶ月前 No.167

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=64NT2mNS1b

聖「命蓮……ッ! ……何故貴方がそうなったかは知りませんが……敵対するなら仕方ありません!」
法力を身に纏い構える命蓮に応えるように、聖も魔力を迸らせて拳を構えた

この場合、最早命蓮の説得は不可能とみて最悪の場合は……聖は下唇を噛み、今この時ばかりは神仏に対してこのような酷な状況を生んだ事に対する怒りを心中に宿した……



零無「少しは自信持てよ、大妖怪ぬえ様だろ?」
言葉に詰まるぬえの様子に呆れながらも笑い、突如膨れ上がった法力と魔力に反応するとその方角を向き、「ヤベェ」と短く呟いた
零無「悪い……俺はよく分からん力場の方に行く! 俺の事は上手く誤魔化してくれ!」
そう言うと命蓮寺の庭へ勢いよく飛び出し、地面に手を着けば能力を使用して命蓮達の方へと弾丸のように飛んで行った

1ヶ月前 No.168

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「…………いくよ、姉さん……!!」
《ダンッ》
命蓮は空気を蹴り出し、白蓮目掛けて目にも止まらぬ速さで迫り、右腕に宿した法力により金色に輝く右腕を勢いよく突き出し、殴り飛ばそうとする。
その腕力は最早鬼に匹敵する程にまで跳ね上がっており、そこに加えて魔力に特効を持つ法力を用いてあるため、下手な防御は意味を成さない……

1ヶ月前 No.169

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=64NT2mNS1b

聖「くっ……!(防ごうとするのは悪手、ならば当たらないように避けながら叩かねばなりませんか!)」
右腕を突き出す命蓮の動きに合わせ、聖は上体を逸らし貫手で命蓮の右目を狙って指先を突き出し、命蓮の視界を潰そうとした



零無「……戦いが始まっているな……ッ」
能力を駆使して聖達の元へ急ぐ零無は聖の魔力と命蓮の法力が揺らいだのを感じ取り、より早く飛ぼうと能力をフル活用して加速した

1ヶ月前 No.170

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「…………!!」
《ガッ》
命蓮は自身の右目を潰そうと伸ばす白蓮の手を見て、すかさず伸ばした右腕の肘を曲げて白蓮の腕を上へ弾くようにして振り、攻撃が届く前にいなそうとする。
更にそこに加えて上へ払うようにして振り上げながらも肘を曲げ続け、右肘のバネを活かして右腕の拳を白蓮の顔に向けて殴り付けようと振るう。



村紗
「噂は……本当だったんだ……
………だけど、妖怪の私じゃ足手まといにしかならない……」

かつて法術について学び、知識もある白蓮と異なり、命蓮の振るう法力は、自分は存在そのものを消し去りうる力である事から、下手に加勢しようものなら、命蓮の力によって浄化され、消滅させられかねない……
その事から村紗は先程からずっと遠巻きに様子を見ている事しか出来ずにいる。

1ヶ月前 No.171

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=84IybnlXFK

聖「なっ……!? くぅっ!?」
本気で殺すつもりではなかったとはいえ、持てる力の全力で放った貫手をいなされ、右拳が迫るのを見れば両腕を使って防ぐものの、法力によって尋常ではないダメージを受けて怯んでしまった



零無「……! アレか……?」
能力を用いて飛んでいた零無は上空でぶつかり合う聖と命蓮の姿を捉え、次に村紗の姿を見つけると村紗の目の前に自由落下し、村紗の目の前に着地すると問い掛けた
零無「状況説明しろ村紗船長! 簡潔に手早く頼むぜ!」

28日前 No.172

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

【人間の里 郊外】


村紗
「あ、零無さん!どうして此処に……って言っている場合じゃないですね。私も話しでしか聞いていませんでしたが、彼はおそらく聖の弟の"命蓮"です……」

絶対安静にしているように言われていた零無が来たことに驚くものの、もうそんな事を言っているような状況では無いことから、白蓮と戦っているのが弟の命蓮であると応える。



命蓮
「……あれが姉さんの希望かい?」

命蓮はまるで狙いを定めたかのように白蓮に対する追撃を仕掛けず、地上の村紗の傍で事情を聞く零無の方を向き、白蓮に対してそう問いかける。
先程までの戦闘の際に口にしていた白蓮の希望を託そうとしている人間が彼であるのか、確認するように言う……

27日前 No.173

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=nFx31Ng3Av

零無「俺についてはどうでも良いが……成る程、住職……じゃなくて、聖の弟か……」
狙いを定めたような命蓮の視線に対し、まるで感情を読ませないような暗い瞳で命蓮を睨み返しながら、何故今更弟が現れたのかと考えた……

聖「何故零無さんが……!? ……ええ、彼こそが私が見出した『希望』です」
突如現れた零無に驚くも、命蓮の問い掛けに律儀に返しながらも追撃しない事に訝しみ、念の為にいつでもカウンターを仕掛けられるよう身構えておき

25日前 No.174

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「………その希望が目の前で消えたとき……姉さんはどう思うかな?」
《ダンッ》
命蓮は白蓮から零無に対して標的を変え、足元に展開した足場としていた曼陀羅を蹴って目にも止まらぬ速さで右腕に法力を宿し、零無の体を手刀で貫こうとする。
法力はその性質上、魔力や妖力に対しては絶大な特効を持っているものの、零無や霊夢の持つ霊力の類いに対しては特別な効果は持っておらず、現状では零無しか命蓮の攻撃に対抗する事は出来ない。

25日前 No.175

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=nFx31Ng3Av

聖「なっ……!? 零無、避けなさい!」
突然自身から零無へと標的を変えた命蓮に驚愕し、零無の方へ避けるよう叫ぶように言った

零無「……テメェ、聖さんの弟だってんなら……もう少し可愛げある態度ぐれえ見せろボケェ!!!」
しかし、零無は聖の言葉を聞かずに村紗をその場から突き飛ばすと、接近してきた命蓮に対して霊力を込めた右拳を命蓮の手刀に合わせるように打ち放った!

24日前 No.176

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「……………!!!」
《バチバチバチバチバチバチ》
命蓮の法力を纏った手刀と零無の霊力を纏った拳が激突すると、二つの高エネルギーが衝突した事によって周囲の大気を震わせるような衝撃波が発生し、二人の力の影響で発生したプラズマが衝撃波と共に周囲に広がっていく……だが、拳を交えた瞬間、命蓮から感じられる強力な法力の中にどこか違和感を感じられるようになる。



《ヒュッ》
手刀を防がれたとわかるや否や、今度は空中で身を捩り、生み出した回転による勢いと遠心力を利用し、右足に法力を宿し、鋼鉄の装甲をも一撃で破壊する事が出来る程の威力を持った踵落としを零無の頭上から放つ。

24日前 No.177

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=nFx31Ng3Av

零無「ぬっ……あん?」
拳と手刀がぶつかり合い衝撃波とプラズマを周囲に撒き散らしながら、零無は初めて感じた法力に何か違和感を感じて眉を潜めた

しかし、遠心力を利用した踵落としが迫ると頭上で腕を交差させ、命蓮の踵落としを受け止めながら全身の関節を利用して地面に衝撃を受け流すという離れ業を披露し、素早く命蓮の足首を掴むと体を捻って誰もいない地面に向けて片腕の力で投げ飛ばした

24日前 No.178

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「!?」

手刀による刺突だけでなく、踵落としに対してもその衝撃を全身の関節ごとに受け流し、地面にまで流動させ、更に踵落としを放った右足首を逆に掴ん片腕の腕力だけで投げ飛ばしたのを見て、驚愕する。



《ドッ》
命蓮
「………なるほど、これは予想以上に強い。
姉さんが希望を抱くことがわかる程度には……ね。」

踵落としを放った後と言うことで体が大きく横に倒れ、そのまま地面に叩き付けられると思いきや、命蓮は地面に体が叩き付けられる前に左手の親指と人差し指、中指の三本の指を地面に付けてそれだけで全身の体重を支え、指三本以外は空中で横になったままの状態になりながらも、平然とした様子で零無を見て、その力は姉の白蓮が望みをかけている程度には強いと彼の実力に対して呟く。

23日前 No.179

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=Us18OfRns2

零無「……テメェもかなり強いじゃねえか」
三本の指で自身を支えながら此方を見る命蓮の言葉にそう返し、続けてだが、と言葉を発した

零無「腑に落ちないな……テメェ、人間じゃあないだろ?」
激突した手刀と防いだ踵落としから感じた違和感。 初めて法力とやらと二度も激突したが……何かが混じったような、言い表せない何かを感じ、零無は命蓮を睨み付けた

21日前 No.180

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「……その通り、僕は一度死んだんだ。」

命蓮は地面に付けている三本指の指先に力を込めて勢いよく体を2mほど跳ね上げ、空中で体勢を立て直して地面に着地すると零無が自分を人間では無いと言うことを見抜いたのを聞いて自分は既に人間じゃない、何故なら一度死んだため、通常の人間と呼べる存在とは異なると応える。

21日前 No.181

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=Us18OfRns2

一度死んでいる。 その言葉に零無はやはりなと思いながらも、隙を見せないようにしながら命蓮に問い続けた
零無「……一度死んでいるなら、幽霊なり閻魔の所に行って地獄巡りをしている筈だが……その法力とやら、まさかテメェ自身が仏になったとかいう洒落にならない話じゃあねえよな?」

蘇るとしてもそれは人にあらず。 人間としての一生を終えたなら、次の生命となれば前世の記憶を失った『別物』になるものだ
聖と話していた時、何気なく仏教について問いかけてみた際にそんな話を聞いたものだが……

零無「テメェが再び人間として蘇ったとしたら……通常どの生命にも霊力と魔力は微量ながらに感じ取れる。 法力についてはテメェが死ぬ前に得たとしても、あまりに何かを混ぜ込んだ上に強力過ぎる……だから妖力でもない、『神力』とやらが混ざってたりしねえよな?」

20日前 No.182

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

【人間の里 郊外】



命蓮
「………随分と勘が良いね。その通りだよ。人としての死を迎えた僕は死後に磨き上げた法力と、数多の災魔を滅した事で輪廻転生の輪から解放され、仏となって蘇ったんだ。僕が目を覚ました時には、既に姉さんはもういなかったけどね……」

命蓮はふと、零無からも、白蓮からも視線を外し、ゆっくりと空を見上げる。
彼は伝説に残る程の僧となり、多くの人々を救った彼は、人としての終わりを迎えた後、彼が持つ法力と、善行の数々により、仏教における最終到達点である輪廻転生から解放され、仏としてこの世界に蘇ったのだと応える。

20日前 No.183

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=r2en5zLLPm

聖「そ、んな……死して仏になるなどと、どれだけの徳を積めばそのような事が……」
零無「……徳を積んだ割には、こうして人間をぶち殺して妖怪まで引き連れていたようだがな」
仏として蘇った命蓮に対し聖は目を見開いて驚愕するが、零無は今起こっている現状に対し鼻で笑うように言った

零無「仏目線で今の人間の在り方は最悪らしいが……殺して救済気取りか? 似非仏」
明らかに自身よりも格上だろう。 人間と仏とでは格の違いが明確であるにもかかわらず零無は空を見上げる命蓮を挑発した

18日前 No.184

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「………人の頃に俗世を忌み山に篭って法力の修行をしながら尋ねた人々を救って来た……仏となって千年、僕は旅をしながら世界各地で多くの人々を救って来た……だけど、人々はこの千年の間、何も変わらないどころか、二度も大きな戦いを引き起こし、それが漸く終わったと思いきや、宗教の違いやら、歴史認識の食い違いやら、領土の主張やら、下らない事を理由に多くの血を流し続けた……結局、人は千年経っても変わらないどころか、生きている限り、醜く歪んで行くだけなんだと僕は悟ったんだ……」

命蓮
「全ての命は輪廻転生から解放され、仏となった僕と一つになる事で六道の苦しみを味わうことも無くなる。妖怪も人間も一緒だよ。僕は"全てを対等に"見ている。」

命蓮は白蓮と同じ黄色の瞳をしているものの、その瞳は仏になったと言うだけはあり、何処までも透き通り、まるで全てを見通しているかのような綺麗な金色で零無と対峙し、自らの半生から得た経験から、全ての命を自分と一つにする事で輪廻転生の苦痛から解放されるのだと応える。

18日前 No.185

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=r2en5zLLPm

零無「……死を以って愚者を切り捨て、輪廻を抜けて仏と一つになる、成る程確かにそれも良いかもしれねえな」
全てを見通したかのように澄んだ黄色の瞳をした命蓮に対し、暗く濁った現代の人間のような黒い瞳をした零無はそれも救いの一つ、手段としては間違ってないと言った。

その言葉に対し聖はまさか零無が命蓮の考えに賛同するとは思っておらず、驚愕に満ちた表情で零無を見るが零無は「しかし」と言葉を続けた

零無「一生の苦しみを捨てる為に一生の楽しみを捨てるなんて、そんな捨てるだけの人生は御免だな」
『捨てるだけ』。 命蓮に対しまるでそれしか能がないと言わんばかりに命蓮の考えを鼻で笑ったのだ

16日前 No.186

聖命蓮 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

命蓮
「仏になるためには全てを捨てなければならない。全てを自らの意思で捨てた先に広がる求道の世界、それが仏と呼ばれる存在の住まう領域……」
《ザッ》

命蓮
「………姉さんも覚えておくといいよ。
人間は生きている限り決して救われない……絶えず自分達よりも下を求め続け、互いに互いを憎み合い、傷付け合う。その本質は千年経とうと、万年経とうと変わらないと言うことを……ね。」

仏となり、底知れぬ力、法力を自在に使えるようになった命蓮が見てきた光景、それは私欲に取り付かれた亡者が住まう地獄のような外の世界……
特に命蓮は人間の負の側面しか見ることが出来なかった……
人々を真の意味で救い、導きうる力を得ながら、人間の醜さ、愚かさだけを見て来た事で、歪んだ救済を求めるようになった……
白蓮の求める平等な世界は
人間と妖怪が共存し、互いに生きることが出来る世界であるのに対して、命蓮の求める平等な世界とは、人間も妖怪も殲滅し、仏である自身の中へ集束する事で永遠の救済をもたらす、生も死も、人間も妖怪も分け隔てなく"平等に"消え去る世界と言うように、二人の思考は完全に別たれてしまっている……

人間の負の側面は永遠に無くなることは無い、いずれ人間そのものに絶望する時が来ると告げると、命蓮は自身の背後にノーモーションで黄金の魔法陣のような曼陀羅を展開し、そのものに中に背中から倒れるようにして何処かへ去って行く。



【とりあえず、一旦退かせようかな〜と思います!】

16日前 No.187

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=r2en5zLLPm

聖「……」
命蓮に面と向かって告げられたその言葉に何も言えないのか、拳を強く握って血を滴らせながらも、俯いて命蓮の言葉を甘んじて受けるしかなかった……

命蓮の言う通り、人間は変わる事も出来ぬまま仏と一つになるのが正しいのではないか? 心の中で自問自答を繰り返し、命蓮が曼荼羅に乗って立ち去るのを唯々その場で立ち尽くして見逃す他なかった……

零無「……人間を捨て生に縋り付いた女と、人間を捨て仏となって無への平等を謳う男……ちょっと道を違えただけでこんなにも違うってんだな……」
命蓮が立ち去った後、独り言を呟いた零無は命蓮が立ち去った方向の空を見上げながら今後どうすべきかを考えた……

【了解しました!】

15日前 No.188

船幽霊 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

村紗
「……私が人間だった頃も、苦しいことも辛いことも、嫌なこともありました。死んで妖怪になった後も、長い間暗く冷たい海にいました……人間は醜く愚かで、その人間から生まれた妖怪もまた歪な存在です……」

村紗
「………ですが、彼の言う"全てを一つにする"と言うのは賛成できません。幾ら嫌なことや辛いことがあっても、それも人生の一つ。その人生や生き方そのものをまとめて消し去っても良い理由にはなりません。生きていれば変化だってある、その変化の中にはきっと良い事もある筈です。私が聖と出会えたように……」

拳を強く握って血を滴らせながらも、俯き命蓮の言葉こそが真実なんじゃないかと自問自答を繰り返す白蓮の方に村紗は静かに歩み寄る……
確かに全てを無に還し、転生も必要ない仏と一つになれば、いかなる苦しみや辛さからも解放されるだろう……
だが、それは後に訪れるであろう幸福さえも永遠に失われてしまう事を意味している。
苦しみも痛みも、全ては人生の一つ、やがて来るであろう幸せをも消し去る事は命蓮の言う"救済"とは違うんじゃないかと口にする。

15日前 No.189

外来人 @0016zero ★iPhone=r2en5zLLPm

零無「少なくとも俺も村紗船長に同意見だな。 人間ってのは善も悪も引っ括めて人間であり、仏と一つになるってのはそりゃ『自己の確立』を放棄してるのと大差ねえしな」
あくまでも人間らしさを追求し、また強くなるにしても人間のままで強くなろうとする零無も命蓮の言う救済について賛同出来なかった

聖「村紗……零無……そうでした、私が掲げた分け隔てなく平等に救いの手を差し伸べる事と、命蓮の仏と一つになる事は全く異なる事でした……」
自問自答を繰り返す中で村紗と零無に諭されると、今一度己がしようとしていた事を思い出したのかハッとなり、2人に対して「有難う御座います」と御礼を言って立ち上がると、ふと思った事を口にした

聖「……ところで、何故絶対安静と言われていた零無が此処にいるのですか?」
零無「……ヤッベ」

13日前 No.190

船幽霊 @mundus ★Android=L5vGTYVGqa

【人間里 郊外】


村紗
「あははは、これは長い説教になりそうですね。」

聖が命蓮の言葉によって、人類にとっての幸福とは、命蓮の思想こそが正しいのでは無いかと悩む聖へ、二人の言葉によって、命蓮が全ての魂による統合による"消滅"に対して救いを見出だしたのとは異なる"救い"を見出だしたのだとわかると普段の聖に戻ったのを見て微笑む。

13日前 No.191

外来人と住職 @0016zero ★iPhone=r2en5zLLPm

零無「は、ははは……さあて、命蓮寺に帰りますかァ!」
暫く聖から逃げるように目を泳がせていたが、責めるような視線から逃げるように能力を使って命蓮寺の方角へと飛んでいった……

聖「これ零無! ……全く、後で説教として……ぬえよりも困ったものですね……」
命蓮寺へと逃げ帰る零無の姿を暫し見つめ、視線を外せば村紗へ帰りましょうか、と微笑んでそう言い歩き始めた

11日前 No.192
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