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血に飢えた玉兎 @infernus☆XQ6phrzcKMtR ★F7MrHN45jw_YD6

【時空防衛連盟本部/食堂/雪葉】

徒党を組んで襲い掛かってくる敵は、得てして連携攻撃を仕掛けてくるものだ。味方として協力している以上、まさか単独で戦闘を進めるはずがないと、雪葉は考えたのだ。
しかし、その目論見は失敗に終わる。なんと敵の片方は、はじめから連携など頭にない人物であったのだ。これにはさすがの彼女も、驚愕の表情を浮かべざるを得なかった。
更に、接近攻撃を受け止められたことで、こちらの立ち位置まで露呈してしまった。焦る雪葉。だが、そんな暇も与えないというかの如く、無数の鎖が彼女の身動きを封じようと迫りくる。

「おっひょぉぉぉ!? 容赦なさすぎじゃないですかぁ!?」

既のところで何とか攻撃を躱しながら、雪葉は思わず本音をこぼす。気配を消して優位に戦闘を進めているはずだというのに、むしろ追い詰められているのは自分の方ではないか。
どうしてこうなっているのか、それを冷静に分析しようと試みるが、やはり納得のいく答えは浮かんでこない。もしや、自分はあまりに強すぎる相手に挑んでしまったのだろうか?
いや、実力差すらも無意味に変え、勝利をもたらすのがこの「気配を操る程度の能力」だ。見えない相手に攻撃を当てることが出来ないというのは、ごく当たり前のこと。
つまり、当たり前のことを続けていれば、自分は勝てるということだ。落ち着け、冷静になって攻撃を組み立てよう。単調にならないよう、変化を付け加えるべき時だ。

「見えないばかりじゃつまらないですよね〜、こんなことも出来るんですよ〜?」

次の瞬間、雪葉の気配が強烈に漂い始める。同時に、敵の二人は彼女を視界に捉えるだろう。ここまでならば、ただ単に気配を強くして自らの居場所を教えただけ。
しかし、真骨頂はここからである。加速し、視認出来ないほどの速度で飛び回る雪葉。膨れ上がった気配は部屋全体を包み込むほどとなっており、彼女の位置を正確に把握することが出来ない。
人間の脳を揺さぶろうかという強い気配とともに、雪葉が二人の首を描き切ろうとナイフを振るう。決して、止まることはない。チャンスがあるとすれば、それは彼女が攻撃を行う一瞬の隙だ。
だが、平衡感覚すらも乱す気配の波の中で、彼らが正確な攻撃を打てるかどうか。それが、最大の焦点となることだろう。

>ユスティーツ・シュタルク、桐生戦兎

2018/04/11 04:05 No.1141

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