Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(222) >>

〈インフィニット・ストラトス if 〉

 ( なりきり掲示板(フリー) )
- アクセス(3060) - ●メイン記事(222) / サブ記事 (134) - いいね!(11)

ユタロー @janus ★Android=g1wYDPJIn3

クリックしていただきありがとうございます。

こちらは http://mb2.jp/_ni2/18761.html まで続いたスレより、「男性もISに乗れる」という設定をそのままに一から再始動する意味を込めて建てたスレです。
なので上記のスレを知らない方々もお気軽に参加していただければ幸いです。

細かなルールはサブ記事にて

1年前 No.0
メモ2018/11/19 10:10 : 零治 @janus★Android-g1wYDPJIn3

現在までのルール(徐々に追加予定)

1:オリキャラ可

2:恋愛可(いきすぎた行為は禁止)

3:原作キャラの死ネタ禁止(オリキャラの退場は可)

4:キャラクター上限無し(自己管理できる範囲で)


参加キャラクター↓(随時更新予定)


▼原作キャラクター▼

織斑一夏(グリーヴァ様)

篠ノ之 箒(ユタロー)

セシリア・オルコット(北城様)

シャルロット・デュノア(北城様)


▼オリジナルキャラクター▼


ー1年ー

北城 明佳(1年1組)

ライラ・グリプ(1年1組)

御上 零治(1年2組)

ステラ・ピアース(1年2組)

フィル・カルディオ(1年2組)

久出 楪(1年2組)

天条若狭(1年3組)

リュイス・ベルダムンド・イ・シエルバ(1年3組)


ー2年ー

彩代 鈴菜(2年1組)

涼月宗也(2年1組)

ジークリット・フォン・リューベック(2年2組)

…続きを読む(14行)

切替: メイン記事(222) サブ記事 (134) ページ: 1 2 3


 
 
↑前のページ (172件) | 最新ページ

北城 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【北城明佳/格納庫】

北城「くはッ…。」

ISを解除したとき、北城は膝をついてしまった。
初めての『BIOS』。覚悟はしていたがこれほどのものとは思ってはいなかっただろう。
立ち上がろうとするも、中々足に力が入らなかった。

北城「…でも…それでもオレはあいつらをまもりた―――」

次に意識が遠のっていき最終的にはその場で気絶するのであった。


――

【北城明佳Side/自室】

北城「うッ…ここ…は?」

陽光が入り、ゆっくりと目を開けて目を覚ます。
重たい体を起き上がらせればそこは寮の自室であった。
誰がここまで運んできてくれたのだろうか?
そういえば自分はどれくらい眠っていたのだろうか。
改めて時間を確認すれば翌日の午前6時ぐらいであった。
それに散々散らかっていた部屋がいまではすっきりと片付いている。それに隣のベッドが誰かが眠った痕跡がある。
それもそのはず、北城の自室にはステラが同室しているのだから。

≫零治達

【長らくお待たせしましたがこれにてIS運用試験スレを終了したいと思います。後日、通常の絡み文を投稿したいと思いますのでよろしくおねがいします】
≫ALL本体様

3ヶ月前 No.173

北城明佳/シャルロット/ミスリル @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【北城&シャルロットSide/商店街】

日曜日のとある北城は日常生活品と服を買いに商店街へとやってきた。
あの散らかっていた部屋はステラ曰く「掃除」したということで捨てられていた。
さすがにあの時は疲れていてどうも怒る気にはならなかった。
それにステラからは日ごろの生活態度乱れすぎていると指摘されてしまってはぐうの音はでない。
捨てることはなかろうと…でも自業自得である。

北城「後これとこれは買ったなぁ。しかしこうも荷物が多くて歩きにく・・・あ?
シャルロット「あ・・・?」

商店街を歩いていると私服を着たシャルロット・デュノアと遭遇した。
これから始まるのは二人のちょっと気まずいけどちょっぴり楽しい一日がはじまろうとしていた。

≫ALL

3ヶ月前 No.174

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【商店街/零治、フィル】

『僕とデートに行かないかい?』

きっかけはそんなフィルの口説き文句じみた一言だった。
金曜日の放課後、教室で帰り支度を整えていたところ目の前にひょっこり現れては唐突にそんな事を言ってきた為クラスは騒然とした。
それもその筈だ。フィルが誘った相手は女子ではなく同じ男性の零治だったのだから。

零治「ハァ…全く、心臓に悪い…」

フィル「零治ー!ここのコロッケすごく美味しそう!」

ため息をつく零治を他所に肉屋さんのケースに並べられた揚げたてのコロッケに目を輝かせるフィル。

あの後、転入したてで学園外を良く知らない為見て回りたいという説明がなければ在らぬ噂を立てられそうになったのに本人はこれっぽっちも気にしない様子に零治のため息は増すばかりだ。

零治「フィル。あまりはしゃいでいると行きたいところ全てに行く前に疲れてしまいますよ。」

フィル「大丈夫だよー。はい、零治のぶんのコロッケ。」

零治「いや、こちらが疲れてしまうという意味だったんですが……まぁ、良いか……。」

手渡されたコロッケを口にしながら今更どうこう言っても無駄かと諦める零治。
好奇心で動く彼は誰にも止められない。
子供の時から変わらない長所であり短所な部分を見て懐かしさからつい許してしまうのだ。

>all

3ヶ月前 No.175

北城明佳/シャルロット/ミスリル @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【北城&シャルロットSide/商店街】

シャルロット「(どうしよう…何をはなしたらいいのかな。)」
北城「(どうしようか…何を声をかければ…。)」

お互い心の声では何を話したらいいのか迷っていた。
それもそもはず、急にいなくなった挙句対峙。
北城に至ってはBIOSのせいでシャルロットにひどい目に合わせてしまった。
シャルロットはさすがにどこにいっていたの?とかなんでミスリル社に?と本命を切り出せない。タイミングが見つからない。

シャルロット「今日はいい天気だね。」
北城「あぁ。」

シャルロット「荷物、大丈夫?よかったら」
北城「大丈夫。問題ない。」

シャルロット「…。」
北城「…。」

シャルロットはたわいのない会話から話しかけるも淡々とした答えが返ってくるのみでますます気まずさが増していった。
すると前方に見たけたことあるような人物達が歩いてきた。

シャルロット「あ!御上くん!フィルくん!」

シャルロットは元気よく二人に声を掛けた

≫零治達

3ヶ月前 No.176

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【商店街/零治、フィル】

フィル「あ、シャルロット君と北城君じゃないか!おーい!」

二人の声に気付き、振り向いた先にいたシャルロットと北城に手を振りながら呼び返すフィル。
零治もそれに着いていき、IS学園の特徴的な制服を着た四人が商店街の一角に集う形になった。

零治「随分と荷物が多いですね。お買い物ですか?」

北城が持っている大量の買い物袋に目をやりながら無難な質問をする零治にフィルは肩をポンポンと叩きながら首を横に振る。

フィル「零治ー…そこは何も問わずに荷物を預かるほうがスマートだよ〜…」

「そうなんですか?」と首を傾げる零治にフィルは「うむ」と頷く。
見て分かるような質問よりも気遣い、大事。と念を込めるような手振りをしながら恐らくこれまでろくに女子との交流がなかった零治に最善の行動を説いていく。

最も、フィル自身も誰かに教えるほど女子と交流した事はないのだが……。

零治「失礼しました。そのままでは歩き辛いでしょうし、持ちましょう。荷物。」

そう言って北城が持っているなかで一番大きい袋に手を伸ばす。

>北城達 all

3ヶ月前 No.177

北城・シャルロット @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【商店街/北城・シャルロット】

北城「お、おい別に―」

北城が断る前に零治は一番大きな袋に手を伸ばしていた。
北城は少しため息をついた後、渋々と荷物をもたせてあげることにした。

シャルロット「それにしてもすごい荷物だよね。何を買ったの?」
北城「…色々。あとそれ絶対に覗くなよ。」


(短文で失礼します!)

≫零治達 ALL

3ヶ月前 No.178

バカラ @bakara ★iPhone=l4puGe0kf0

【楪/IS学園学生寮前】

 IS学園。国内外から代表候補生や優秀な生徒が集まり日夜、研鑽に励む場所だと聞いている。
 だというのに、
「僕は一体何をやっているんだろう…」
 うなだれると同時にダークブラウンの髪が垂れ男にしては中性的な、ともすれば女性と間違われるような顔を少し隠す。
 編入して真っ先に職員室に向かって挨拶は済ませた。部屋で荷解きも済ませた。
 そしてすることがなくなった。
(でもルームメイトの子、僕のことすごい見てたな…。まず性別聞かれるし、何なんだ)
 つい数分前のことを思い出し今日に入ってから5回目のため息をつくと入り口の端に邪魔にならないように移動する。まだ綺麗なおろし立ての制服から携帯端末を取り出す。慣れた手つきで操作して今日のタスクを確認。…何もなし。
「大体の地形は頭に叩き込まれたし、あと何よりここにいると気まずいんだよなぁ」
 さきほどから通りすぎる女生徒のひそひそ声が聞こえる。「何しているんだろう」ならまだいい。時折「ナース服とか似合いそう」とか「メイド服だよ」とか聞こえるのは本当に気まずい。早く移動しないと。
「…仕方ない。少し辺りをぶらつこうかな」
》ALL

【いきなり癖の強い感じですいません!】

3ヶ月前 No.179

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【商店街/零治、フィル】

零治「え?あ、はい」

ため息混じりに荷物を預けた北城に中身は覗くなよと言われ零治は一瞬それほど大事なものなのかと少し慎重に受け取った荷物を持つ。
それほど重くはない為、精密機器とかではないだろう。

フィル「うんうん。さてここで提案があります。僕達は今、二人でこの商店街を何の目的もなくぶらついています。」

その場でピンと背筋を張り、自身と零治を交互に指差した後、その指を北城とシャルロットにも向ける。

フィル「そして君達二人はまだお買い物途中でこれからまた更に手荷物を増やしていくでしょう。」

つまりぃ〜?と言ったところで零治のほうへ視線を向ける。明らかな期待の眼差しに零治は困惑する。

零治「え…あの、一緒に見て回っても宜しいですか…?」

これがフィルが求めている受け答えだろうかと思いながら北城達にそう訊ねる零治。
確かにここで会ったのも何かの縁。二人でただぶらつくよりはフィルも楽しめるだろう。

フィル(無自覚なデートのお誘いキター!)

なお、当の本人は零治が女の子を誘っているという図と彼の慣れない反応を見て既に楽しんでいた。

>北城達 all

3ヶ月前 No.180

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/学生寮/ステラ】

…寮内が密かに騒がしい。アリーナで自身のISの具合を確認した後、寮に戻って休んでいたところでそんな気配を感じたステラは、少し不機嫌に部屋のドアを開け近くにいた女子の視線の先を追う。

原因はすぐに把握できた。

久出 楪……最近また編入されてきた"男性適合者"。
見た目からすれば過去のシャルロット・デュノアのように男装しているのかと勘違いする容姿だが正真正銘の男らしい。
簡単に調べた限りでは一夏や箒と同じく無所属の専用機持ちだそうだが、気になる点は学園に来るまでの経歴が驚くほど"何も無い"こと。
正確に言うならばISに関する経歴がごく最近のものしかなく、それより前は何の変哲もない普通の学生だったとしか記載されておらず特筆されるような内容は一切無し。
あまりの何も無さに"まるで操作されている"とすら感じたステラが他の代表候補と同じレベルで警戒している人物が外野が騒がしいのを除き都合よく一人でこの場を徘徊している。

ステラ(……今後の為にも探りを入れたほうが対処しやすいか……。)

そう判断すると先程から久出を遠巻きに見ていた女子達を一睨みし、蜘蛛の子を散らすように追い払うとそのまま楪に近づいていく。

ステラ「女の部屋の前をふらふらしているなんて随分と良いご身分ね。それとも自分が奇異の目で見られていると気づけないほど鈍感なのかしら?」

>楪 all

【申し訳ありません。昨日送信したと思ったら出来ていませんでした】

3ヶ月前 No.181

バカラ @bakara ★iPhone=rqwM5Fmk2k

【楪/IS学園 学生寮前】

 奇異の目に耐えられずそろそろ退散しようかと思っていた頃、事態が変わった。今まではこちらを見ていた女生徒達が蜘蛛の子を散らすようにどこかへ消えていき代わりに一人の女生徒が歩いてくる。
 年は僕と変わらないくらいだろうか。まるで作り物めいた美しさは精巧な人形と言われれば信じてしまいそうで、だからだろうか。開口一番の罵倒に予想外のダメージを受けた。

「え、あ、その、そんなのじゃなくて! 僕はただする事がなくて、邪魔になるのも悪いから隅に寄ってただけで! というか僕は覗いたりしてないよ!」

 混乱しているのが自分でもわかる。彼女は誰だったろう。確か、ステラ・ピアースという名前だったはず。クラスは僕と同じ1年2組。目立つ人物だからと頭に叩き込まれたのを覚えている。
 とにかく今は不必要に目立ちたくない。深呼吸して、怪しまれないように。笑顔で…!

「…僕は久出。君は確かステラ・ピアースさん、だったね。えっと、何か用かな」

 精一杯の笑顔(頬引きつり&目元痙攣)で話しかける。

》ステラ、ALL

【いえいえ! お気になさらないでください!】

3ヶ月前 No.182

北城・シャルロット @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【商店街/北城&シャルロット】

シャルロット「いいよ。北城さんも問題ないよね。」
北城「いやオレはそのままかえりた―」
シャルロット「問題ないよね?」
北城「・・・。」

シャルロットの言葉に何かこう圧のようなものが感じた。
北城はこれ以上言わない方がいいだろうと思い口を閉ざし、しょうがなく首を縦に振るのであった。

シャルロット「それじゃどこにいこっか!あ!あそこの店とかどうかな!」

そういってシャルロットが指さしたのはオシャレな服がそろっているとある洋服屋であった。
今は秋物のバーゲンセールを開催しているらしくいつもより安く服が手に入りそうだ。

北城「おいおいオレは服なんてもう買ったんだぜ。」
シャルロット「ダメだよ。クラスに聞いたよ?北城さんあまりオシャレとかに詳しくないらしいじゃない。」
北城「どこでそんな話を…。」
シャルロット「というわけでボクと零治君達にコーディネートしてもらおうか。題して北城さん大改造ビフォーアフター…っていう感じで。」

≫零治達 ALL

3ヶ月前 No.183

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/学生寮/ステラ】

ステラ「あら?名前を覚えているなんて光栄ね。最もそんな作り笑いをしながら言われても何も思わないけれど。」

お見通しだとばかりに金色の眼を光らせ、そのまま楪の肩を掴めば、窓際に押しつけて退路を断つ。
いわゆる「壁ドン」と呼ばれる体制で改めて彼を観察するが体型は余計なものを削ぎ落としたと言えば聞こえは良いが、はっきり言って痩せぎす。
常人とは異なるとはいえ窓際に押さえ付けられて抵抗の一つも出来ないところを見ると筋肉量も平均以下。

正直、危険性など一切見られない人畜無害というのが率直な感想だが、裏社会には諜報活動の為にあえて本来の体重から20kg減らし虚弱と偽るスパイもいる……。
ステラの中の疑惑を杞憂に変えるにはまだまだ材料不足だ。

ステラ「随分と華奢なのね。なのにISに適合してこんな学園に押し込まれて……辞退することも出来たでしょう?なのに何で貴方はここにいるのかしら、ね?」

互いの息遣いが分かる距離まで顔を近づけ、耳元で囁く。
万が一抵抗してくる事態を想定してか、いつでも部分展開して反撃に転じられるよう起動直前の状態で脈打つように光る首のチョーカーも楪にプレッシャーを与える。

>楪 all

3ヶ月前 No.184

バカラ @bakara ★iPhone=w2vw8a1p07

【楪/IS学園 学生寮前】

「っ!」

 お見通しだと言わんばかりに肩を掴まれ窓際に押し付けられる。肩に鈍い痛み。常人とは思えない腕力に混乱しながら痛みに顔をしかめるも彼女は止まらない。
 そのまま体をくまなく観察される。その目は冷徹というよりは澄んでいて吸い込まれそう、

(じゃなくて! 何なんだこの状況!?)

 思考だけがまとまることなく加速する。顔が熱い。鼓動が早くなるのが分かる。
 ステラさんがそのまま顔を近づけてくる。更に混乱し爆発寸前になった時、急に視界が鮮明になる。今までの動揺はまるで夢だったかのようになりを潜め顔色も戻っているのが自覚できる。
 この人は今何と言った。「拒否することもできた」「何故ここにいるのか」と言ったか。
 彼女の首で脈打つチョーカーも観察するような眼差しも今は気にならない。
 ただ色の消えたような笑みを浮かべ言う。

「…僕に拒否することなんてできないよ。ここに居るのは何でだろ。それは僕にも分からない」

 肩を掴む手を静かに外し、彼女の顔を見て続ける。
 彼女、ステラ・ピアースには嘘は通じないだろう。だから嘘はつかない。

「でも何だっていいよ。僕を救ってくれた人が言ったことだから。それが死ねって命令でも受け入れる。
 …ごめん! なんか今すごい事言ったね僕は! 今のは何というか言葉の綾というか…。とにかく気にしないで!」

 受け入れる。そう言った所でふと我に返り謝る。きっと混乱しすぎていたせいだろうと自身を強引に納得させて、とにかく頭を下げる。
 脳内では不快にさせていないだろうかという心配だけが駆け巡っていた。

》ステラ、ALL

3ヶ月前 No.185

織斑一夏 @arthur ★sMTaXRmOG3_sxd

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏】

 9月3日。まだ残暑も厳しい中、第三アリーナには一年一組および二組の生徒が整列し、一組の担任である織斑千冬と副担任の山田真耶の両名の話を受けていた。二学期初の実戦訓練がこれから行われる。
 千冬は長ったらしい話を好む人物ではなかったが、修学旅行中に起きた銀の福音事件といい、二学期初に起きた銀夜の強奪未遂事件は無視できる事柄では無かったらしい。簡潔にだったが先の事件を取り上げた上で、緊張感を持って実戦訓練に臨むように告げると、具体的な流れの説明は真耶に一任した。

 「(基本的には専用機持ちと成績上位者のグループとそれ以外のグループって形でやるってことか)」

 千冬から引き継いだ真耶の説明を一夏はそう噛み砕いて理解した。
 専用機持ちは一組に箒、セシリア、シャルロット、ラウラ、そして一夏を入れての五名。二組にはクラス代表の鈴にこの二日間の間に転入してきた零治とステラ、フィル、そして楪の同じく五名。そこに何人かの成績上位者が混ざる形になる。
 決して手を抜けない相手だ。まして一夏の白式は第二移行を成したことで、火力は大幅に向上したものの、ただでさえ悪かった燃費がますます嵩じている。考えなしに突っ込んでいればあっという間にガス欠になってしまうだろう。
 今日は勝つよりも新しい戦い方を掴むことを考えた方が良いか。腕を組んでそう考えていると、周囲は散会して指定されたグループを作り始めている。慌てる必要はなかったが、落ち着かなくなったので箒たちの姿を探すことにした。

>>一年一組・二組ALL


【一年越しにくらいになってしまいましたが、ようやくイベントを開始させていただきます。楪の編入時期ははっきりと分かりませんでしたが、9月1日〜2日と仮定させていただきました。】

>>参加者様各位

3ヶ月前 No.186

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【セシリア&シャルロットSide/第三アリーナ】

一夏とは離れた場所にて…

セシリア「ふふふ…ついにこの時がきましてよ。新しくなったこのセシリア・オルコットを披露する時が来ましたわ!」

おそらくこの中で一番気合いが入っているセシリア。
これまでとは一味違うらしいと自信満々である。

―セシリア脳内劇場―

セシリア「そして強くなった姿を一夏さんに見せたら…」

『セシリア。見ない間につよくなったな。』
セシリア『い、一夏さん。』
『お前の一段と強くなった姿を見て、俺は決めたよ。セシリア、付き合ういや結婚してくれ。』

―閉幕―

セシリア「きゃああ!一夏さんたら!」

妄想の中の一夏にきゅんきゅんする一方でシャルロットは。

シャルロット「…。」

シャルロットは真剣な表情で何か考え事をしていた。
零治達のことも気になるが、あの襲撃してきたISについてである。
特に織斑先生や山田先生からは捕えたISのパイロットや機体状況などの詳しいことは聞かされていない。
何か強い力が働いているのだろうか?

セシリア「あら?シャルロットさん、どうかなさいましたの?」
シャルロット「へ?あ、いやなんでもないよ。あはは。
シャルロット(いけない…今は模擬戦に集中しなくちゃ)

≫一夏


【北城Side/第三アリーナ】

北城「…。」

北城は専用機持ちグループをまるで羨ましい眼差しを向ける。

北城(専用機…あれがあればオレはもう失わずに済んだかもしれない。あんな近くにあるようで遠くにあるように感じる。)

もし自分に専用機を持てるとすればきっと変わっていたかもしれない。だが神様は残酷であった。
今の力でも守るたいものを守る力を有することができれば…複雑な気持ちを抱き、彼女は成績上位とは違うその他のグループへと編入するのであった。

≫対象なし


【時系列的には銀夜強奪未遂事件→本イベント→数日後→ミスリル社ISテストという流れでいこうかなと考えております。そのためこの時点ではミスリル社長はもちろんのこと、ミスリル社やイザナギのことも知りませんので注意してください。】
≫ALL本体様

3ヶ月前 No.187

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【商店街/零治、フィル】

フィル「良いねそれ!あ、だったらついでに零治の服も選んで良いかな?」

シャルロットの北城大改造劇的ビフォーアフターの提案にフィルは指を鳴らしながら更なる提案を口にする。

零治「は…?」

フィル「零治はセンスは悪くないのに無難な服しか持ってないから皆の印象がイマイチなんだよー?……制服で外を歩けるのはあと3年しかないんだよ?」

フィルのストレートな言葉に零治は反論する余地もなくうう…と後退りする。
確かに遠出する以外では現在進行形で制服で通しているし、寮のクローゼット内で眠っている私服たちはほとんどが○ニクロなのは否定しない。(選んでいるのは専ら家政婦の恭子さんだが……)

フィル「ここで北城さんと一緒に待ってて。必ず君に似合うものを探してみせるから。」

女性相手に使うべき声色でフッ…と笑みを浮かべながら服屋へと歩き出す。
店内は既に数多の女性達が店員達の「50%OFF!」「10人まで早い者勝ち!」といった魔法の呪文に釣られ他者を蹴落とし獲物を奪い合う狩人と化している。
そして、フィルが向かうべき男性用コーナーはその戦場を潜り抜けた先…店の奥だ。

フィル「うおおおおおおおおおおおおお!」

覚悟を決めた雄叫びを上げ、戦場へと突撃していくフィル。

フィルーッ!そのノリは絶対に間違ってます。と制止する零治の声ももはや届かず、激流の中に消えていった……。

こうしてまだ承諾もしていない内に零治は北城の隣でポツンと取り残されてしまったのであった。

>北城達

3ヶ月前 No.188

バカラ @bakara ★iPhone=7mcLagVW7R

【楪/IS学園 第三アリーナ】

 IS学園第三アリーナ。9月に入ったとはいえ未だ照りつける日差しは強く立っているとうっすらと汗が出てくる時期である。そんな中、楪は立っていた。
 …正確には立ち尽くしていた。

(疲れた…)

 思い返せばとてつもなく長い一日だったように思う。授業の合間にはクラスメイトからの質問攻め。おかげで次の準備すらも間に合わず教師には怒られ、挙句、内容は全くといっていいほど付いていけない。とどめを刺すならば今は大の苦手とする実戦訓練だ。ここまで来るともはや何かの罰ゲームのような気がする。

(神様。僕何か悪いことしましたか…?)

 などといるはずもない神に問いを投げるも当然返答はない。空はただ青いばかりだった。
 だが今はそんなことはどうでもいい。目の前の課題を何とかしなければ。

「と、とりあえず移動しないと…」

 辺りを見渡しながら指定されたグループを探す。途中、クラスメイトから声を掛けられ手を振り返す。返ってくるのは黄色い悲鳴。思わず苦笑が溢れた。
 断っておくが楪は決して女性嫌いというわけではない。声をかけられれば嬉しいし無視されるのは少し傷つく。ただ女子高生の持つエネルギッシュさに終始押されているだけである。

「…? あれは確か織斑君と…オルコットさん。あとデュノアさん?」

 先日のステラと同じく頭に叩き込まれた顔が見え思わず声が漏れる。たしか三人とも専用機持ちのはず。うち二人は代表候補生であり、もう一人は世界で最初に確認された男性のIS操縦者。確か福音事件にも関係していた筈だ。

 おーい。そう声をかけようとして急に恥ずかしくなりやめた。

(これじゃまるで友だちみたいじゃないか! ライラにだってそんな話し方しないし!)

 顔を赤くして頬に手を当てる。側からみれば完全に恋する乙女なのだがあえてそこは言わないでおく。
 余談だが、楪には友だちと呼べる友だちはいない。ライラ(監視役)はお節介焼きの妹に近いしもう一人については被害者と加害者の関係に近い。
 つまるところ非リア充である。

》一夏、セシリア達、一組、二組ALL

3ヶ月前 No.189

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【学生寮/ステラ】

ステラ「!……今のは…。」

窓際に押さえ付けていた手を離し、先程の豹変に関し思考を巡らせる。
予想通り。久出 楪は自らの意思でこの学園に編入してきた訳ではなかった。
まだ裏に何者がいるのか把握することは出来ないが、"命令"と言っている以上楪自身はやはり何処かの組織に所属している人間なのだろう。
加えて楪自身には明確な目的が何も感じられない。
演技ならば大したものだが、押さえ付けていた時ついでに測っておいた心拍数の変化からしてそこまで器用に振る舞える性格ではないらしい。

ーーーとりあえず今の段階でこの男は自身の目的の障壁にはなり得ない。
最終的にそう判断したステラは慌てふためく楪から身体を離すと自室に戻るべく踵を返す。

ステラ「良いわ。今日はここまで。私の目的さえ遮らなければ今後も無害と判断して監視だけに留めておいてあげる。」

せいぜい上手くとけ込むことね。そう言い残しステラは自室の奥へと消えていく。
専用機と実力に関しては近々行われる合同訓練で確かめれば良い。

>楪

3ヶ月前 No.190

バカラ @bakara ★iPhone=7mcLagVW7R

【楪/IS学園 学生寮前】

『良いわ。今日はここまで。私の目的さえ遮らなければ今後も無害と判断して監視だけに留めておいてあげる。』

 先程から状況が変わりすぎて思考が追いついておらず、ただ呆然とステラの後ろ姿を眺めていた。
 それでも一つだけ理解できたこともある。先ほど彼女が言ったことをそのまま信用するのなら、

(邪魔しなくても監視はされるんだ…)

 まあ慣れてるんだけどね。と内心で更に付け足す。
 生まれてこの方、特にここ数年は常に複数人に監視されているため今更動じることもない。別に監視される事に喜びを覚えるような性癖でもないが。

「はぁ…。気分転換に走ってこようかな…」

 そう誰に言うわけでもなく呟くと寮から出て行く。走る事が好きというわけではない。ただ、ステラがいなくなった事で再び集まりだした女生徒達から逃げるためである。
 寮を出ると同時にスタートを切る。まだ残暑の厳しい季節とはいえ頬を撫でる風は心地良く先ほどの一件を少しだけ忘れられた。鼻歌など口ずさみながら軽快に走っていきやがて見えなくっていった。

「〜♪」

 …ステラに壁ドンされている様子を一部の女生徒が遠巻きながら見ていた事をきっかけに、ごく一部から男子生徒とのボーイズがラブな薄い本が作成される事になるのだが、それはまた別の話。

》対象なし

3ヶ月前 No.191

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【商店街/北城、シャルロット/買い物イベント】

シャルロット「私も北城さんに似合う服を見つけてくるね!」

フィルにつづいてシャルロットも張り切ってセールという名の戦場へ向かった。
零治と一緒にぽつんと置いてかれた北城はただ呆然と立つだけであった。

北城「あぁ――――…。」

零治に何か話しかけようとするも何を話せばいいのか言葉に詰まった。さらに…
『ねぇあの2人カップルかな?』
『やだすごいイケメンじゃん!』
『あれかな。もしかしてドラマの撮影とか?』

周囲から注目されはじめようとしていた。
零治はどう思っているか分からないがこの状況、北城的には恥ずかしかった。

「なぁあの二人が帰ってくるまでこのまま放置されるのか?」

零治に嘆くように呟く北城。

>>188 零治達

3ヶ月前 No.192

削除済み @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【記事主より削除】 ( 2018/10/21 08:01 )

2ヶ月前 No.193

削除済み @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【記事主より削除】 ( 2018/10/21 08:12 )

2ヶ月前 No.194

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治、ステラ】

ーーーーー

日射しが暑い…夏の全盛期は既に通り過ぎたというのに太陽は未だに我が物顔でその強い光と熱を放っているのが嫌というほど伝わる今日。IS学園第三アリーナでは以前より予定されていた一年一組、二組合同の実戦訓練が行われようとしていた。

零治「………どういう事ですか?」

実戦訓練の説明と一組と二組両方の担任からの話しが終わり、それぞれが指定されたグループに集まる中、ステラに呼び出された零治は"今日の課題"と称された彼女の指示にそのままの意味で聞き返す。

ステラ「…二度も言わせないで欲しいわ。今回の訓練。誰に当たろうとも必ず徹底的に打ち負かしなさい。最悪…再起不能にしても構わないわ。」

言い間違いや訂正は無いと言わんばかりに所々を強調しながら再度"課題"を伝えるステラ。
前半だけならいつも通りの無茶な要求だ。今日まで実技の成績が芳しくないのにご冗談を……と笑いながら聞き流せただろう。

零治「……理由を聞いても宜しいですか。」

ステラ「言わなくても分かるはずよ。この数日、貴方は代表候補生にも関わらず醜態を晒し続けている……おかげで一部では"肩書きだけの代表候補"と呼ばれる始末。これでは示しがつかないわ。」

だからこの機会に払拭してもらうと冷淡に答えるステラに零治は反論できず俯き、拳を握りしめる。
望んだわけでなった訳ではないとはいえエリートと称される代表候補生という立場で自分はそれらしい振る舞いも実力も見せたことはないと自覚はあったからだ。

ステラ「………5分よ。」

零治「は?」

顔を上げる零治の視界をステラの掌が被う。

ステラ「各試合毎に5分間……その間は貴方の好きなように戦わせてあげる。……せいぜい相手を傷つけない勝ち方を考えるのね。」

零治「!……ありがとうございます!」

ステラの言葉に大きく目を見開き、感謝を込めて礼をした後、自分が向かう予定だったその他グループに向かって走り去る零治。

その後ろ姿に軽く手を振りながらステラも成績上位のグループへと向かう。

ステラ(頑張りなさい。………本当の貴方を見せつける為に、ね。)

>第三アリーナall


【申し訳ありません。まだフィルと箒の文が完成していないのでこれだけ投下致します。】

2ヶ月前 No.195

バカラ @bakara ★iPhone=g4kr7k5UOl

【楪/IS学園 第3アリーナ】

 赤くなった顔が少しずつ戻っていった頃、こちら側へと歩いてくる人物が見える。つい先日にあったほぼ唯一の相手、ステラ・ピアース。クラスが同じであるため当然といえば当然のことだ。
 別に驚くことではないのだが、昨日が昨日だ。平常心を保っていられる図太さは楪にはない。
 …今日、編入の挨拶から今に至るまでステラから距離を開けていたのは内緒である。
 しかしそうも言っていられない。同じグループなのだとしたら必然的に話すことになるだろう、その時になってようやくでは流石に印象が悪い。

「え、えっと、おはよう。ステラさん。ステラさんもこっちのグループなのかな」

 なるべく自然に。こちらが苦手だと思っていることを悟られないよう話しかける。

》ステラ、第3アリーナALL

【短文で失礼します!】

2ヶ月前 No.196

織斑一夏 @arthur ★sMTaXRmOG3_6UX

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏、凰鈴音】

 「お、呼んだか?」

 セシリアの後ろからひょっこりと顔を出して声をかける。もちろん、彼女の脳内で上演されている三文芝居など露ほどにも知らない。
 もしかしたら遠距離射撃型と近距離格闘型という相性を鑑みて、自分への対策を立てて来たのかも知れないなどと、セシリアの独り言をあながち間違いとも言い切れない方向に解釈していた。
 一方でシャルロットの浮かない表情の原因はすぐに思い当たった。ちらと視界の端で話し合っている二人組を見やる。言うまでもなく、ロシア代表候補生の御上零治とステラ・ピアースである。
 二人ともいくつか言葉を交わした後に、零治の方がその他のグループに混ざっていく。本来専用機持ちであれば、一夏たちと同じグループに入るはずではあるが、実際の技量を鑑みてそちらに入ることになったのだろう。

 「(明るい顔してたし大丈夫か)」

 編入初日の任務のことが頭に過ったが、零治の表情を見て少なくとも今は問題にしなくて良さそうだと判断した。
 ISは二時間の枠で授業が取られているとはいえ、これだけの人数である。あまりもたもたしている時間はない。
 一夏が手早くISのチェックを済ませたところで、溌溂とした声がその背に投げかけられた。

 「一夏、あたしと勝負しなさいよ!」

 振り返ってみると、そこには二組のクラス代表であり、中国の代表候補生である凰鈴音が両手を腰に当てて立っている。
 彼女の愛機こと甲龍は不可視の射撃武器である龍砲を備え、安定したエネルギー消費が売りの名機である。
 そして、それは単なる機体の性能のみならず、それを最大限生かす凰鈴音という乗り手の技量という点も無視できないはずだ。
 エネルギーの効率的な運用を課題としている一夏にとっては学ぶところのある相手である。

 「いいぜ!乗った!」
 「ふふん、負けたらアイス奢りなさいよ」
 「はぁ!?お前そういう後出しズルいぞ!」

 数年来の友人らしく賑やかにやり取りをしていたが、遠くからの千冬の視線に気付かない二人でもない。
 あらためて気を引き締めたところで、一夏は三対三での戦闘をしたいと提案した。むろん、鈴は良い顔をしなかったものの、一夏にしては先の襲撃からコンビネーションの強化も重要だと考えていたのである。

 「せっかくだし、楪。アンタ、私と組みなさいよ」

 同じ二組ということもあって、すでに何度か顔は合わせているのだが、ほぼ初対面の人間にこうもズケズケと物が言えるのは彼女の性格だろう。楪に対して決定事項のように声をかけるが、何かと引っ込み思案な楪に向けた彼女なりの思いやりでもある。
 一方、一夏はというと思案しかねていた。この場にいる専用機持ちは、セシリアとシャル、そしてステラの三人だ。クラスで分けるなら、ステラが鈴と組むべきなのだろうが、それでは半年近く一緒に過ごしてきた自分たちが有利になる。

 「うーん、どうする?」

 どうする。それはつまりセシリアとシャルのどちらが自分と離れるのかという問いだ。
 イギリスとフランス。歴史上、幾度となく戦いあってきた二国は今日、二人の少女を代理として新たな戦争を始めたり始めなかったりしそうだった。

【確ロル気味になってしまいましたが、全員に絡むためこういう処置にさせていただきました!】

>>セシリア&シャル 楪 ステラ(零治)

2ヶ月前 No.197

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/ステラ、フィル、箒】

ステラ「あらあら…仮にもエリートと呼ばれる人達が随分と和気藹々で微笑ましい限りね。」

専用機を所持しているグループのもとにやってきたステラはそこに集まる"お馴染み"の集いを見て開口一番にそう述べる。
言葉だけなら褒め言葉に聞こえるが、授業とはいえ訓練にも関わらず運動会の気分でこの場にいる一夏達に向ける冷やかな目でそれは軽蔑だと理解できるだろう。

声をかけてきた楪に対しても視線は移すものの、興味無さげに通り過ぎれば真っ直ぐに一夏の前までやってくると淡々とした様子で口を開いた。

ステラ「織斑一夏。私と組みなさい。」

信じられない一言だった。恐らくその場にいた全員が自分の耳を疑ったことだろう。

???「ちょっと待ったぁ!!」

全員が硬直している中、新たに介入してきた人物が一夏とステラの間に割って入ってきた。
まだ日が浅いにも関わらず持ち前のフレンドリーな性格で自クラスはおろか一部の2、3年生とも交流を持ち、まさに学園中の生徒全員と親睦を深める勢いで人脈を拡げているイタリアの代表候補生。フィル・カルディオだ。

フィル「ステラ君!悪いけど一夏君のパートナーを譲ってくれると嬉しいんだけど。」

ステラ「あら意外じゃない。貴方も織斑一夏と組みたいと申し出るなんて。」

フィル「ん?…あ、違う違う。僕が組みたいんじゃなくてーーー。」

そう言いながら辺りを見渡し、少し離れた場所でこちらの様子を見ていた人物を見つけると、近くまで走っていき腕を引っ張って強引に連行するように一夏達の前に連れてくる。

箒「フィ、フィル!離せ。何の真似だッ!」

気恥ずかしさから顔を赤らめたまま連れてこられた一夏のファースト幼なじみ"篠ノ之 箒"は状況に混乱しながら叫び声を上げる。

フィル「何って…朝から"箒君は一夏君とパートナーになりたそうにこちらを見ている"状態だった……から?」

ダメだったかな〜?と惚けたように首を傾げるフィル。
その答えが図星だったのか箒の顔はますます熱を帯び、「なっ…なっ…なぁっ!」と激しく動揺している。

>一夏達 シャルロット達 楪 all

2ヶ月前 No.198

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_aLu

【セシリア&シャルロットSide/第三アリーナ】

セシリア「え?あ、い、一夏さん!」
シャル「一夏、相変わらず元気そうだね。」

セシリアは急に話しかけれてドキッと驚き、シャルはいつもどおりな感じで挨拶をして一夏へ振り向く。
すると今度は鈴も現れた。
鈴は一夏とは組まず1年2組の楪と組むらしい。一夏から「どうする?」と問いかけてきた。

シャル「そういえば今回は誰かと組むことができるらしいね。」
セシリア「組む…それってつまり」
シャル「それはつまり」

どちらかが一夏と組むことができる。
二人の心は合致した。
セシリアとシャルはお互いの顔を見て、うなずいた。
そして…

セシリア「最初はぐー」
シャル「じゃんけん」
セシリア&シャル「「ぽん!」」

あいこ…

セシリア&シャル「「あいこでぽん!」」

あいこ…

それからもあいこあいこあいこ・・・
一夏を巡ってのイギリスvsフランスのじゃんけん大会は繰り広げられ、両者一歩も引けを取らない戦い。
まだ演習が始まっていないにもかかわらず。

セシリア「中々やりますわね。」
シャル「そっちこそ」
セシリア「でもこれで」
シャル「終わりにするよ!」
セシリア&シャル「「あいこで―――?」」

白熱するじゃんけん勝負のさなかステラ・ピアースがこちらに話しかけてきた。
しかしどこか貶している感じで挨拶を送られて少しむっとする二人。
そのときであったなんとステラが一夏にコンビを組もうと強引にさそってきたのであった。

セシリア「ちょっと待ってください!!」
シャル「それは少し強引じゃないかな?」

二人はステラの前に立ち、そのコンビ契約について異議申し立てる。
だがこれだけで終わらなかった。すると今度はフィルが端っこで隠れていた箒を連れて推薦したのであった。

セシリア「むむむ…フィルさん。余計なお世話を。一夏さんもしよろしければこのセシリア・オルコットを選んでくださいませ!援護なら任せてください!」
シャル「あ、セシリアずるい!ボクだってオールラウダーな戦いならだれにも負けないよ。サポートならまかせて!」

こうして演習がまだはじまっていないにも関わらず一夏を巡ってまるで世界大戦が起きるのであった。

≫一夏&箒 ステラ 楪


【北城Side/第3アリーナ】

北城「まだ始まっていないのにもう戦っているのかよ…。」

専用機持ちによる一夏争奪戦が繰り広げられている様子を北城は半ばあきれた様子で見ていたのであった。
するとこちらに零治がやってきた。

北城「(そうか専用機持ちだからといって成績が物を言うんだったか。)」

なぜ専用機持ちの零治がこちらのグループにやってきたのか北城はすぐに理解できた。
こちらでもすでにコンビを結成しているところも少なくもない。
北城は零治に近寄った。コンビ申請…かと思いきや。

北城「お前とはサシで勝負したい。」

決闘の申し込みである。その表情は真剣そのもの。

≫零治

【クリスチーヌ・ヒビキ/第3アリーナ観客席】

「あらあら…皆血気盛んね。若いとか青春っていいわね。」

一方で第三アリーナ観客席側にはとある珍客が座っていた。
その女性はどこかの軍に所属しているかきっちりと軍服を着こなし、日傘をさしてアリーナの様子をうかがっていた。
周囲を見渡した後、その女性はとある人物に目を向ける。

「楪さんのお手並み拝見っといきましょうか。」

≫楪さん

【クリスチーヌについてはサブ記事 >>95 について記載しており、楪さんとの関係はサブ記事 >>114 にて承諾を受けております】
≫スレ主様

2ヶ月前 No.199

バカラ @bakara ★kanIEqkLWh_keJ

【楪/IS学園 第3アリーナ】

 ステラさんに見事にスルーされ苦笑を浮かべる。

(散々避けてたわけだしそれは仕方ないよね…。ちゃんと後日謝っておこう。多分。きっと)

 途中で自信を無くしながらも心に決めておく。気にしていないかもしれないがそれはそれ。けじめはつけなければならない。
 などと決意していると更に鳳 鈴音が話に入る。なにもおかしなことではない。同じクラスで専用機持ち。おまけに授業の合間に聞いていた噂によれば一夏に好意を寄せていると聞く。であるならこの流れは当然だろう。
 だからこそこの発言は意外だった。

『せっかくだし、楪。アンタ、私と組みなさいよ』

「え? ああ、うん…」

 つい反射的に了承する。それでいいのかなと思うがきっと彼女なりの気遣いなんだろうと納得する。強引なところやさりげない気遣いが自然にできるあたり、どことなく監視役の少女に似ている気がするのはきっと気のせいだろう。
 うすうす感じていたがやはり彼女はいい人だ。楪個人としては応援しようと誰に言うわけでもなく決意する。
 そんなことを考えつつどこか遠い目で一夏争奪世界大戦を眺めているとふと見覚えのある服が目に留まった。直後に噴き出る冷や汗。表情がこわばったのが自覚できた。
 クリスチーヌ・ヒビキ。楪が配属された先の上官。簡潔に言えばそうなのだが、正確には隊員ではなく監視対象≠ナある楪には最も緊張する相手の一人だった。

(ヒビキさんがどうして…じゃない! これは僕は専用機を使えと言っているのか)

 だとしたらまずい。楪の予定では打金を借り彼女らの実力を図るとともに専用機すら扱えない¢且閧ニして警戒対象から除外される予定だった。しかしヒビキが来た以上下手な真似は見せられない。
 …であれば取れる手は一つだった。

》鈴達、セシリア達、ステラ、ヒビキ、第3アリーナALL

【長文失礼しました。
また楪についてはどのみちこうなる予定でしたので気にしないでいただけると幸いです。ライラ、鈴菜の二人については現在学園に向かっている最中、イベント終了から参加する予定になっております】》ALL本体様

2ヶ月前 No.200

織斑一夏 @arthur ★sMTaXRmOG3_iGf

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏、凰鈴音】

 チーム分けで早くも白熱した二人の様子を、一夏は相変わらず訓練に対しての意欲の表れだと受け取っており、またそんな彼を鈴は呆れたように白けた視線で眺めていた。
 最もそうしたいつもの光景も闖入者の一言によって終わりを迎える。闖入者ことステラ・ピアースは口元に侮蔑を湛え、舌先に毒を乗せて吐いた。
 正しいか否かはともかくとして、彼女のそうした態度は他人の反発を招くには十分であった。特に直情的な鈴は顔に怒気を走らせると、すぐに言い返そうとするものの、ステラの継いだ二の句の意外さに口を噤む。

 「俺と?」

 一夏が怪訝そうにステラを見る。先の発言を取っても、彼女が自分へ好感情の類を持ち合わせていないことは明らかだったからだ。
 ISの相性が良いとか、合理的な理由も考えられない訳ではなかったが、いずれも推測の域を出ず、ステラの真意を探るには不十分な根拠だった。
 最も一夏としては、悪い提案ではない。自分がセシリアとシャルと組めば、初めて共闘するであろう鈴と楪たちが不利になる。それはあまり効率的な訓練にはならないだろう。
 猛反発しようとする英仏の二人を宥めて、提案を受けようかと思っていた矢先に、今度は一人の少年が名乗りを上げた。
 一夏にとってはまだ挨拶もしていない相手だったが、消去法で名前絞り込める。フィル・カルディオ。イタリアの代表候補生で、零治と同じく銀の福音事件以後にISを起動させた男性操縦者だ。
 まずは名乗るべきかと考えていたところで、また状況は変化する。と言うのも、彼自身が名乗りを上げたのではなく、一夏のよく知る人物の代理として挙手をしたに過ぎなかったのだ。

 「なんだよ、箒。俺相手なら気兼ねなく……ハッ!そうか!」

 顔を赤くする箒を見て、一夏は何かをひらめいた。まさかこの朴念仁が気付いたか!?と鈴は慌てる。

 「そうだよな、専用機もらったばかりだと言い出しづらいよな……」

 周囲が盛大にずっこけ、漏れなく鈴もその中に入っていた。まぁそんなことだろうとも思ったわよ……と力なく立ち上がると、ひどく身体を強張らせている様子の楪が目に留まる。
 一夏が「幼馴染なんだし、遠慮しなくていいんだぞ!俺も箒のことは大事に思ってるしな!」などと言われて嬉しいような嬉しくないような慰めの言葉を箒にかけているのを尻目に、鈴は彼へと話しかける。

 「アンタ、どうしてそんな汗かいてんのよ?気を引き締めるのは良いけど、切れちゃったら元も子も無いわよ。所詮、訓練なんだからもうちょい方の力抜きなさい」

 零治などと同様にISを操縦してまだ間もないはずなので、緊張するのは無理もない。とは言え、過度の緊張はかえって危険を招く。
 訓練を甘く見ている人間にはこんな言葉はかけないが、重く見すぎている人間には逆にこのくらい言ってやった方が気休めにはなるだろう。

>>箒たち  セシリア&シャル 楪

2ヶ月前 No.201

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治】

その足取りは嘘のように軽かった。
5分間は好きに戦っても良いと言われたからかは分からないが、零治は久しぶりに自由を与えられたような気分で自身が加わるグループの元に向かっていた。

零治(ーーー5分以内に動きを封じて降参させればお相手を必要以上に傷つけずに勝てる………。)

そんな事を思いながらグループに合流すると既に他の生徒達はタッグパートナーを組んだり一対一の相手を決めていたりと既に組み合わせが決まりつつあった。
出遅れを感じるも、そもそも専用機持ちであるにも関わらずこの場にいる自分が誘っても良いものなのか…と引け目から声をかけられずにいると、零治の前に良く知っている顔がやってきた。
先の輸送船護衛任務の際に一緒に敵機を退けた北城明佳だ。

真剣な眼差しで零治の目の前にやってきた彼女が口を開く。
一対一の決闘の申し込みだった。

零治「え……。」

その意外な誘いに困惑するも自身と戦いたいと訴えかけてくる目を無下にする訳にもいかず零治も意を結して首を縦に振る。

零治「すみません。私達から先に始めても宜しいでしょうか?」

挙手をしその他グループを担当していた教師に申し出、了承を得ると北城と対峙する位置に移動し、ISを起動する。

零治「…行きましょう、銀夜。」

零治の声に呼応するように腕のチェーンブレスレットが光り、銀色に輝く武者鎧型のIS"銀夜"が姿を現す。
前日にステラが万全の状態で整備してくれたのかISに乗っている感覚がないくらいに身体にしっくりと来ている。

零治(これなら……行ける。)

日本刀型近接ブレード「千鳥」を抜き放ち。構えをとってこちらの準備は完了したと暗に北城に知らせる。

>北城 all

2ヶ月前 No.202

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_9Xi

【北城Side/第3アリーナ】

どうやら決闘を承諾してくれたようだ。
零治が先生に報告しているうちに北城は打鉄を起動させ、軽く準備運動を済ませる。
戻ってきた零治はさっそく銀夜を起動した。

北城「これだけはいっておく。私は全力でやる。だからお前はお前の全力を見せろよ。」

北城は今日に限ってやる気は入っていた。
零治が刀を構え始めれば、北城も構える。

北城「いくぞ零治ッ!」

北城から先に攻撃を仕掛ける。しかし北城は拳ではなくこちらも近接用ブレード「葵」を抜いて、振りかざすのであった・

≫零治

2ヶ月前 No.203

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/フィル、箒、ステラ】

箒「ッ〜〜一夏ぁ……お前という奴はぁ〜!」

相変わらずの鈍感発言に拳を握り締め、鉄拳制裁とばかりに腕を振りかぶろうとする箒。
しかしその腕は「どぉどぉ〜」と宥めるフィルの手でゆっくりと下ろされ、そのまま一夏に声を聞かれない距離まで連れていかれる。

箒「離せ!あの朴念人にこの怒りをぶつけなければ収まらない。」

フィル「いやいや。それ、逆効果だから。落ち着こ?とりあえず一夏君は箒君と組むのは構わないらしいからもう一押しだから。ね?」

暴れ馬を止める調教師の感覚ってこんな感じかなぁ…等と思いながら優しく箒を諭していくフィル。
その言葉にひとまず怒りを鎮められたのか、握り拳を開きその場で一度深呼吸をする。

箒「………どうして私と一夏を組ませたいんだ?」

気持ちを落ち着かせた後、率直に何故自分をと問う。
それに対しフィルはきょとんとした様子で小首を傾げると「ああ、そうか」と思い出したようにポンと手を叩く。

フィル「僕はね……"幼なじみ同士の恋愛"が大好きなんだ。」

箒「……は?」

フィル「特に、もう相手のことが好きなのに気持ちを伝えるのが恥ずかしくて"幼なじみ"から"恋人"にシフトチェンジできない子とか応援するしかないじゃない!ってくらい尊みを感じるんだよ!」

箒「なっ、なな…!!」

再び赤面する箒にフィルはこれ以上ないほどに瞳を輝かせながら自身の考えをやや早口で語っていく。

フィル「……という訳で一夏君には君と鈴音君と二人幼なじみがいるわけだけど。編入前の学園案内でお世話になったし。お礼も兼ねて一夏君に対する気持ちを後押しすることに決めたんだ!」

箒「勝手に決めるなぁッ!!」

恥ずかしさの限界値を越えた箒の叫びがアリーナに響き渡る。が、フィルは自身の言いたいことを言いきり満足げに鼻息を立てると再び一夏のほうへ向き直る。

フィル「一夏くーん!箒君も一夏君と組みたいってー!」

ステラ「………くだらない。」

離れた距離からもフィルと箒の会話を一部始終を聞こえていたステラはただ一言そう呟きながら既に一夏と組むことに興味を無くしたのか、横で未だ五月蝿く一夏にアピールするセシリアとシャルロットを鼻で笑いながらその他グループの方へと目を向ける。

ステラ「……早速始めているようね。」

既にISを展開し、北城と相対する零治の姿にステラは含みのある笑みを浮かべる。
全て思惑通り……とーーーー

>一夏達 シャルロット達 楪

2ヶ月前 No.204

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治】

零治「……フッ!」

自身に振り下ろされる北城の一刀を零治は千鳥を突きの要領で繰り出し、鍔同士をぶつけ合う形で防ぐ。
キン…と打ち鳴らされる鋼の音。
それが決闘開始の合図のようだった。

零治「良い踏み込みです。ですが…まだまだ速くなれるはずです!」

片足を一歩前に出し、同時にスラスターを一瞬だけ最大出力で吹かす。
急な加速に身体が反動によって前へと跳ねる。が、それを利用し一歩踏み込んでいた足で地面を蹴り機体全体で北城の打鉄を吹き飛ばす。

間合いを離すための押し出しで機体同士が衝突した程度
。互いのシールド消費は微々たるもの。
が、これで察しの良い者ならば先程の攻撃程度なら簡単に反せると理解できるだろう。

零治(もっと速く来て下さい……そしてそれを利用して武器を弾き飛ばせば私の勝ちです。)

相手を誘い、繰り出される攻撃全てをいなし、最大の一撃の瞬間にカウンターで返り討ち、戦意喪失を促す。

これがステラに決められた5分以内に相手を必要以上に傷つけずに勝つために零治が考えた戦い方だ。

>北城 all

2ヶ月前 No.205

バカラ @bakara ★iPhone=o0lcofdsSK

【楪/IS学園 第三アリーナ】

 取れる手は一つ。すなわち…、

『アンタ、どうしてそんな汗かいてんのよ?気を引き締めるのは良いけど、切れちゃったら元も子も無いわよ。所詮、訓練なんだからもうちょい方の力抜きなさい』

「え、えっと、有酸素運動かな?」

 決意を固めた直後にかけられる声。鈴からだ。先ほど吹き出た冷や汗を心配してのことらしい。本来なら「ちょっと緊張しちゃって」などと苦笑混じりに返すのだが、全員は一夏達の方を向いていると思っていたせいか答えは奇天烈なものになってしまった。

(しまった!? とにかく弁明をしないと、)

「えっと、そうじゃなくて。何でもないよ?
 あはは…」

 苦笑いを浮かべて誤魔化そうとする。怪しまれるがそれは構わない。隠そうとした≠アとだけ彼女に伝わればきっと詮索はして来ないだろう。
 尤も、バレたとしても「お世話になってる人が学園に来てて緊張してしまった」とでも言えばいい。ヒビキと関係があること自体はさして重要でもないのだ。
 今はその件はひとまず置いておくとして、チーム分けは決めなければならない。零治と北城が戦っている間はいい。もしそれが終わってなお決まっていなければ、織斑先生からの説教が来かねないのだ。楪としてはその場に居合わせたというだけで怒られるのは避けたかった。
 だからという訳ではないのだろう。特に意識もせずに口から溢れた言葉に本人は気付かない。

「…いっそ4対3でやればいいのに」

》一夏達、鈴、箒達、セシリア達、ALL

2ヶ月前 No.206

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_9Xi

【第三アリーナ/北城】

北城「くはッ!」

最初の一撃は見事にふさがれてしまい今度は相手に吹き飛ばされてしまった。
態勢を立て直し、再び構えなおす。

北城「(くそ…武器を扱いのは久しぶりだけどそれを理由にしたくない!オレならきっとできるはずだ!)」

再度スラスターを吹かして零治に向かって接近する。すると今度はスライディングの要領で相手の後ろへ滑り込み、素早く刀を振るうのであった。

≫零治


【第3アリーナ/セシリア&シャル】

セシリア「一夏さんたらもう…。」
シャル「一夏のそこはもう治らなさそうだね。」

一夏のあまりの朴念仁っぷりに呆れたり、苦笑いを浮かべたりする二人。
まぁそこは一夏らしいけど、なんというか玉に傷レベルかもしれない。
なんだかんだでこの集団は一夏をめぐっての戦いは続いていた。
しかしそこで楪の一言が状況を進展する。

セシリア「4対…」
シャル「3?」
セシリア「そうですわ!必ずしもコンビを組まなければならないということはないはずですわ!」

この状況の突破口にセシリアは声を大きくして納得する。

シャル「でもいいのかな?さすがに…うわ」

一方シャルはそれでいいのか、いったん織斑先生を見たとき、顔が引きつった。
早く始めめんかと言わんばかりの表情と視線をこちらに送っていたのであった。

≫一夏 ステラ 楪

2ヶ月前 No.207

織斑一夏 @arthur ★sMTaXRmOG3_iGf

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏】

 「な、なんで怒るんだ!?」

 今にも掴みかかってきそうな箒の剣幕に一夏はたじろく。気付けばセシリアとシャルも低温の視線を投げかけてきていた。
 やはり周囲にはばらされたくなかったのだろうかとあくまで自分の推測は間違っていないと確信した上で、デリカシーがなかったかと反省する。このように本人が問題点を自覚していない以上、誰かがそこを指摘するしかないのだがそれは彼に好意を持つ人間以外に言えることではあるまい。
 ともかくフィルがやや強引に箒の気持ちを代弁したため、一夏のチームはあと一人の枠に誰が入るかという話に戻る。箒は専用機を持って間もないことだし、セシリアとシャルのどちらかが入っても問題はないだろう。むしろ、「どちらかが」ではなく「どちらが」という問いの方が当事者にとっては争点である。

 「なにバカなこと言ってんのよ、アイツほどじゃないけど」

 はぐらかすにしては、あまりに頓狂な嘘に鈴は訝しげに眉を顰める。ただその反応で内的要因ではなく、外的要因による緊張であることはなんとなく察せられた。意地を張るタイプでもないだろう人間がそうした反応を取るという事は、口を噤まざるを得ない事情があると見るべきだ。
 ともかく鈴としてもあと一人のメンバーを加える必要がある。出来れば連携の慣れている、セシリアとシャル。特に憎まれ口を叩きあう仲ではあるが、なんだかんだ相性の良いセシリアが望ましい。本人は頑なに一夏と組みたがっているので、引き抜く手間がかかりそうだが。

 「それを言うなら四対四でしょ」

 楪の呟きを耳ざとく聞き取った鈴がそう返す。今いる専用機持ちだけでやるなら、少なくともそういう人数計算になるはずだ。
 要はセシリアとシャル、ステラとフィルがそれぞれどちらに入るかという話である。
 ISを起動させて間もないであろう、フィルと楪をいきなり四対四の複雑な戦闘に加えるのは如何なものかと思わなくはないが、三対三にせよ四対四にせよ早急に結論を導かなければ、ブリュンヒルデの鉄槌が漏れなく全員に下されるだろう。それだけは避けたいというのが全員の共通認識であることは疑いない。

【キャラがどちらのチームにつくかはそれぞれの本体様にお任せします。】

>>箒たち シャル&セシリア 楪

2ヶ月前 No.208

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治】

零治「!!…今のは良い奇襲ですね。」

背後に回り込んだ北城に対し、零治は機体を捻るように転身させ、裏拳で北城の刀の腹を叩いて軌道を反らすと千鳥の峰で再び打鉄を薙ぐように吹き飛ばす。

ーーーその後も北城は負けじと攻撃を仕掛け、零治はそれを全て捌いていく。

一合、また一合。刀を打ち合わせる度に零治は北城の太刀筋が徐々に洗練されていく様を確かに感じていた。

零治(まだ少ししか打ち合っていないのに……もう私の動きを読み始めている…!)

北城に関しては打鉄を使用するも、刀を使わず拳による格闘戦を主に使うとステラに教えられていた零治だが、その認識を自身の内で改める。

気づけば攻撃を返すばかりではなく自然と鍔競り合い、力比べに応じ、真正面から攻めに転じていた。
北城の成長に触発され零治も可能な限り戦いたいとそう思うようになっていく。

零治(…楽しい。まだ続けていたいですが…!)

地面を強く蹴り、そのまま空へと飛び上がり北城の上を取る。
残された時間はあと僅か。そろそろ決着をつけなければならない。

零治「次が最後です!貴女の本気。私も応えます!」

千鳥を納め。代わりに新たな刀『村雨』を抜き放つ零治。
晒された薄らと青く閃く刀身は次第にその輝きを強くし、稲光のようなエネルギーの帯を纏い、最後の一撃の準備を整える。

>北城 all

2ヶ月前 No.209

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_9Xi

【第3アリーナ/北城】

北城「(くそさっきから受け身的になって…まさか!)」

空へ上がった零治を見上げて構えなおす北城。
零治がこちらに積極的に攻撃してこないことを北城はこれはカウンター狙いだと悟った。
その時、北城の心にいらだちを感じた。手加減されていると思ったのだろう。

すると零治は村雨を抜き放ち、稲妻のようなエネルギーを纏わせた。
零治はいったこれで最後にすると。そして自分の本気に答えて見せると。

北城「あぁじゃあ、答えてやるよ覚悟しろ!!」

そして北城は大声を上げた時、上空に向かって飛び立つ。
このまま一直線に向かうかと違っていた。驚くべきことに手に持っていた刀を零治に向かって投擲する。
狙いはその刀を振り払った隙をついで再加速。懐に飛び込んで拳を叩きこむ。自然と両手に力がみなぎってくるのを感じていた。

≫零治 ALL

【第三アリーナ/シャル&セシリア】

一夏との組み合わせを巡っての戦いは膠着状態。
急がないと怒号が襲いかかってくる。
シャルは何かひらめいたい。

シャル「こうなったら…これを使ってみようか。」

すると彼女が起動させたのはいろんなくじを楽しめるアプリであった。
何かしらの設定を行い、シャルは説明する。

シャル「ここは公平にクジできめようか。同じ番号の人とペアになるということでいいかな。」
セシリア「そ、そうですわね。ここは公平に…ですわね。」

セシリアは仕方ないといった様子でくじに承諾する。
「ではまずはわたくしから引きますわ。」とセシリアが先に弾き、画面をタッチ。出てきた番号は「4」

セシリア「なんといいますか。不吉な数字ですわね。」
シャル「じゃあ次は僕の番だね…えっとでてきたのは4番。ということは…
セシリア&シャル「あッ。」

こうして一夏をめぐってのイギリスvsフランス対決はドローで終わった。

セシリア「私の運勢を呪いたい気分ですわ。」
シャル「そうしたい気持ちはわかるよ。一夏と組めないのは残念だけど仕方ないよ。」
セシリア「うふふ…いいですわ。やってやりますわ!」
シャル「今嘆いても仕方ない。一夏!僕たちは精いっぱいの力で勝ってみせるんだからね!」

そして頑固たる共同戦線が完成した瞬間であった。

≫一夏達 ステラ 楪 ALL

2ヶ月前 No.210

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/ステラ、フィル、箒】

ステラ(四対四……賢い案ではないけれど面白味はあるわね…。)

楪と鈴のやり取りを聞き、段々とこの訓練自体に興味が薄れてきていたステラが二人に近付く。
先の輸送船護衛…結果的に作戦は完了出来たとはいえ、ほぼ単機での各個撃破とイレギュラーである黒煙のISの存在で連携等のデータ収集が足りていなかった。

加えて今この場には"銀の福音事件"に関わった代表候補生達に第四世代を扱う一夏と箒……そして新たに編入してまだ実力を計れていないフィルと楪がいる。
一夏のデータが取れれば良しと考えていたが、この状況はまとめてデータ収集するには申し分ない。

ステラ「今の話しなかなか面白いわね凰 鈴音。どう?そこの久出 楪と一緒に私と組む気はあるかしら?」

鈴の目の前にやってきてチームを組まないかと誘うステラ。鈴を見据える金色の瞳は私と組めば貴女を必ず勝たせてあげる、と悪魔の囁きのように妖しい光を放っている。

フィル「じゃあ。僕も入れてくれない?」

そこに新たな乱入者フィル・カルディオがひょっこり姿を現す。

フィル「ちょうどあっちに置いてきた箒君と一夏君。あとセシリア君とシャルロット君のペアで四人だし僕あぶれちゃってさぁ……お願い!」

パン!と両手を合わせ鈴と楪にチームに加えてと頼むフィル。
その様子を一夏の隣に"置いていかれた"箒はわなわなと拳を握り締める。

箒「〜〜〜ッ!一夏!悪いがあのちゃらんぽらんを殴るのに付き合ってもらうぞ!」

図らずも一夏に自分からチームを組むよう言いながら箒は端から見ても分かるほどに怒りの炎を燃え上がらせるのだった…。

>楪 鈴 一夏 シャルロット セシリア all

2ヶ月前 No.211

バカラ @bakara ★iPhone=x40n3PoB9Z

【IS学園 第3アリーナ】

『それを言うなら四対四でしょ』

 何言ってんのよ、と目ざとく返されてようやく自身が発言していた事に気づく。しまったと思うも時すでに遅し。話は完全にそちらの方向になってしまっている。楪にとっても悪い話ではなかったため問題はなかったのだが、それでも、

(みんな耳良すぎないかな…)

 そう思わずにはいられなかった。
 力なく苦笑して誤魔化していると持ちかけられたのはステラからの共闘の提案。少し間を開けてフィルからも同様のそれを持ちかけられる。
 ステラの話から察するに楪はおまけ扱い。それ自体は問題ではなく、寧ろ願ったり叶ったりの状況。フィルからのそれも何ら不都合はない。怒りに燃える箒は別として…。

「僕としてはいいと思うよ。凰さんはどうかな」

 と言っても四対四を元々に言い出したのは鈴であり、こちらのリーダー格も鈴。いくら楪には問題なくとも彼女にはあるかもしれなかった。

》鈴達、ステラ達、セシリア達、アリーナALL

2ヶ月前 No.212

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治】

零治の言葉に応え、北城が飛び上がる。
既に村雨のチャージは完了し、あとは振り下ろすだけで斬撃は光の一閃となって勝負を決める一撃に変わる。

あとは振り下ろすのみ……しかしここで北城が刀を捨て、得意の拳に攻撃を切り替える。

零治(…巧い。なら、私もーー!!)

投擲された刀を避ける為、その場で回るように村雨で刀を打ち払う。
これで村雨を振り下ろすタイミングは潰え、次に構えるよりも北城の拳が銀夜を貫くほうが速い間合いに詰められてしまう。
が、手元が北城の死角に入っていた瞬間、右の掌の内蔵型拡散砲「鳴神」を起動し、振り返り様に発勁(はっけい)の要領で突き出す。

迫る拳と掌底。どちらが先に相手を打ち砕いてもおかしくない場面に両者はおろか見守る他の生徒達にも緊張が走る……………!



ーーー零治の身体が後ろに跳ねる。


北城の一撃を受けた訳でも鳴神を放った反動でもない。
互いの攻撃が衝突する寸前に銀夜のスラスターが勝手に逆噴射を起こし、回避したのだ。

零治「…!?機体が、勝手に……!!」

コントロールの効かないまま地上へと着地し、零治の操縦を受け付けないままその場で動かなくなる。
エネルギー残量を画面に表示し確認するが戦闘を続けるのに十分な数値を示している。

……代わりにステラに決められていた5分間を記していたタイマーが"0"を告げていた。

零治「時間切れ……?何だ……どうなってーーーッ!!」

状況が分からないまま視界が暗転し、次の瞬間には赤く点滅を始める。
バイザーが可変し、顔全体を覆う仮面になり息苦しさを感じる間もなく仮面の内部から霧状の"何か"が散布される。

零治(これは、ガス…?ステラさん…銀夜にいった…い何、を……。)

息を止めるのを試みるも、ほぼ密閉された仮面内では無抵抗に等しくガスを吸い込んでしまう。

身体に取り込まれる度に脳が白く塗り潰されていく…。

しかし意識は濁るどころかガスを吸う程に鮮明になり身体が軽くなっていく。


ーーーそして、機体のコントロールが再び正常に戻るころに"御上 零治"は目を覚ました。

>北城 all

2ヶ月前 No.213

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【商店街/零治、フィル/買い物イベント】

零治(うぅむ…こういう場合、どうしたら良いのでしょうか…?)

フィルとシャルロットが店の中へと消え、北城と二人でその場に取り残された零治。話すことが思い浮かばすただ呆然と二人の帰りを待つだけの状態。自分一人だけなら特に問題はないが、隣にいる北城も言葉に詰まっているあたり、黙って待つのが正解ではないことは嫌でも察せられる。

特に北城とは先日の一騎打ちのこともあり、場合によっては地雷を踏みかねないため、何を話すか慎重にならざるを得ない。

気がつけば通行人の女性の何人かがこちらを見ていることから自分たちが端から見て珍しいのかと思い尚焦る。

零治(やはりこの制服では目立つのか……。私服で来れば良かったですね。)

見られている本当の理由など知るよしもなく学園の制服が人目を引いているのかと考え、とりあえず怪しい者ではないことを示す為に笑みを浮かべながら小さく手を振ってみる。
すると目が合った女性らはそそくさとその場から立ち去り、また北城に振る話題を考え始める。

ーーー再び流れはじめた沈黙の時間に痺れを切らしたのか北城のほうから口を開く。
やはり北城もこの状況が落ち着かなかったのだと分かり、早く間を持たせるような話題をと頭をフル回転させる。

零治「ーーーそういえば、北城さんも専用機を頂いたんでしたよね。しかもミスリル社の新型を。ミスリルさんとは元々お知り合いだったんですか?」

散々考えた末、結局直近で気になっていた事について聞くような話題しか思い浮かばず情けないと思いながらも北城に話し掛ける。


>北城 all

1ヶ月前 No.214

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_ef5

【IS学園/第三アリーナ/北城】

北城「ッ!」

タイミングも完ぺきだったはずだ。
だがその拳は零治を貫くこともできず空気を切るだけであった。

考えている暇はない次の攻撃を移ろうとした時、零治側に異変が起きた。

北城「どんな隠し玉をもっていようが関係ねぇ!」

北城は零治に対して再度急接近して回し蹴りを繰り出そうとしていた。

≫零治

【仕事の方が忙しくなって返信が遅れて申し訳ありませんでした。買い物イベントの返信は後日送ります】
≫零治本体様

1ヶ月前 No.215

織斑一夏 @arthur ★sMTaXRmOG3_TJc

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏、凰鈴音】

「セシリアとシャルがこっちにつくんじゃないの……って言っても、そんな事も言ってられなさそうね」

 どうやらアプリでチーム分けを決めたらしい二人の反応を見るに、てっきり一夏の敵に回ったのかと鈴は思ったのだが、千冬がいよいよ視線だけで蚊くらいは落としそうなほどに苛立っている。
 一夏の危惧したように、鈴のチームはお互いのISの特性すらも満足に知らないまま連携を取ることになるので、不利に立たされることにはなるが、今から行うのはあくまで訓練だ。それこそ緊急時に初めて共闘するIS操縦者がいるとも限らないし、それに備えておくのも良いだろう。
 無論、だからと言って負けを前提に戦うほど、鈴は消極的な性格はしていない。むしろかなりの負けず嫌いである。無策で挑むつもりはなかった。

「アタシの甲龍は近・中距離両用型。あんたらは?」

 ステラの戦闘は大会などで見ているので、基本的なスペックは戦闘スタイルは把握しているが、フィルと楪に関しては一切が不明だ。
 まだISを動かしてから日も浅いことだろうし、自分とステラが近距離戦をして、その援護を行ってもらう形にはなるだろうが、なんといっても男性操縦者だ。一夏の白式のようにピーキーな機体を与えられている可能性も否めない為、大まかな特徴は知っておきたい。
 一方、一夏はと言うと燃える箒の横顔を見て、「専用機持ちの自覚がこんなにあるとは……」とズレた感銘を受けていたが、すぐに布陣を考える。

「俺と箒が近距離で戦うから、シャルは中距離、セシリアは遠距離から援護してくれ。特にシャルは箒がピンチになったら援護してくれ、なんなら近距離の間合いに来てもらっても構わない」

 紅椿の単一仕様能力はシールドエネルギーの増幅と言う、ISの戦闘を根底から覆しかねない特性を持つ。銀の福音戦に参加した鈴はそれを知っているし、そもそも世界で唯一の第四世代機というだけで警戒されてしまうだろう。事実、機体のスペックは現行のIS全てを上回るはずだ。
 零落白夜を有する一夏も警戒はされるだろうが、序盤から標的にはなるまい。燃費の悪さと言う大きな欠点を抱えているのだから、消耗を待った方が楽だろう。何より、白式を削ったそばから紅椿に回復されては意味がない。

「セシリアには前線に出てくるだろう鈴とステラに連携を取らせないように攪乱してほしい。あと無いとは思うけど、前にフィルか楪が出てきたら集中攻撃で」

 鈴はともかく、ステラは不気味なほど小器用なところがある。まだまだ我の強い鈴の動きに対応して、うまく動かれると厄介だ。なるべく分断を狙って片方ずつ潰してしまいたい。

【大変お待たせしました!】

>>ALL

1ヶ月前 No.216

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治】

零治「━━━遅いです。」

こちらの異変に臆することもなく繰り出された北城の回し蹴りを零治はその一言と共に片手で易々と止める。
狼の頭部を模した仮面に形を変えたバイザーからは獣の眼のような眼光が北城を捉える。

零治「……『天下五剣』展開。『大典太』。」

機械のような淡々とした口調で専用パッケージ『天下五剣』を展開し、銀夜の背部に五振りの鍔と柄のみの刀が現れ、その内の一振りを抜くと瞬時に鍔から長刀型近接ブレード『大典太』の刃が形成される。

蹴りを受け止めた手をそのまま爪を脚部に食い込ませて掴み、逃げられない状態からその重々しい刃を地面を抉りながら振り上げ北城を吹き飛ばす。

零治「『数珠丸』『鬼丸』。」

即座に大典太を戻し、吹き飛ぶ北城を追いながら新たに二振りを抜き放つと小太刀ほどのビーム刃と電気を纏った刃を形成し、容赦のない連撃を北城に繰り出す。
その動きは例えるなら暴風。されど繰り出される一撃一撃は的確に急所を狙い、打鉄を廃棄物(スクラップ)に変え、北城を確実に正確に仕留めんとしてくる。


>北城 all

1ヶ月前 No.217

北城達 @blize859☆J8/D6MAlKoU ★7gqmMkEWNn_OYu

【IS学園/第三アリーナ/北城】

北城「かはッ!!」

回し蹴りを易々と止められた上にまんまと掴まれてしまい、零治の大典太が
為す術もない北城に襲いかかり、宙へと舞い上がった。

態勢を立て直す間もなく零治の無慈悲な攻撃を喰らい続ける。
今までの戦いが嘘なまでに一方的な戦いへと化していった。それを見ている者は引いていた。
その光景ほヒビキも見ていて「まるで鬼神のようだわ。」と呟いた。

北城「くそッ!くそくそくそくそくそくそくそッ!!!」

体をなんとか動かして致命傷だけでもずらそうと奮闘するも時間の無駄であった。
少しずつ目頭が熱くなってきて涙をこぼしていた。
その時、脳裏にとある光景がフラッシュバックとしてよみがえった。

北城「やめてぇええええええええええええええ!!!」

そして零治の強烈な一撃が入り、北城はアリーナの壁に向かって吹き飛んでいき叩きつけられた。
土埃が晴れたその時、北城の姿は震えうずくまった状態で戦闘不能となっていた。

シャル&セシリア「!?」

北城の悲痛な叫びを聞いて振り向いた矢先、すでにボロボロの状態となった北城が目に入り、その時、シャルは急いで北城に駆け寄るのであった。

≫零治 アリーナALL

1ヶ月前 No.218

バカラ @bakara ★iPhone=1h9j3mwLgF

【IS学園 第3アリーナ/楪】

『セシリアとシャルがこっちにつくんじゃないの……って言っても、そんな事も言ってられなさそうね』

『アタシの甲龍は近・中距離両用型。あんたらは?』

「全距離には対応できるけど決め手には欠けるかな。奇襲とか撹乱がメインになると思う」

 僕の機体は≠ニ付けなかったことに大した意味はなかった。強いて言えば気が進まないくらい。勘のいい人であれば気付くかもしれないが触れてはこないだろうと判断。少なからず金髪の彼以外はこの場においては考えてなくていい。
 それはともかく。立ち回りについて考えるのであれば、鈴とステラが前衛。フィルは不明のため後に考えるにしても、楪は支援を行うことになりそうだった。事前に知らされている情報から察するに我の強いと言えば聞こえは悪いが、積極性のある鈴にステラは言わずもがな。彼女ならば合わせる事も自らが主になることも可能だろう。
 対して向こうは近距離型が2機と遠距離1機。どちらも対応可能な機体が1機。恐らく中衛。支援射撃が主になるだろう。となれば楪が取れる手は2つ。

(突攻して1機抑え込むか、支援に回るか…)

 相手の方が連携は取れる。必ずと言っていいほどに隊≠ナくる筈。強襲と撹乱でそれを崩せば最低でも立て直すまでの時間はアドバンテージは消える。尤も、シャルロットとセシリアの2名はそういった訓練も受けているだろうが。

(突攻なんてしたら集中砲火くらいそうだなぁ)

 などとずれた事を考えながら空を見る。その間も意識の何割かは雰囲気の一変した零治へと向けられていた。

》鈴、ステラ達、セシリア達、アリーナ内ALL

1ヶ月前 No.219

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/零治、ステラ、フィル、箒】

決め手となる一撃で北城を壁へと叩き付け、ゆっくりと着地する零治。
両手の鬼丸と数珠丸の切っ先を向け、一歩また一歩と近付いていきまだ土煙の立ち込める落下地点を見据える。

零治「……反応無し。追撃は無用。」

機体スキャンで打鉄の機能停止を確認し、刃を納める。そして徐々に晴れる土煙の中で踞る北城の姿を見た瞬間、一変した。

零治「そんな……何故、倒れているんですか?……私はまた何か……」

傷つき倒れ伏している北城を見て、狼狽えるように後退りする零治。いつの間にか仮面から元の形に戻ったバイザーを脱ぎ捨て、自身の目でもう一度はっきりと北城の状態を確認しようと近付く。
が、既に異変に気付いたシャルロットが駆け寄り周りの生徒達も集まってきた。

ステラ「良くやったわ。零治。」

動揺し、その場に立ち尽くす零治にステラが拍手を贈りながらしたり顔で歩いてくる。

零治「………あのガスは貴女の仕業なんですか…?」

ステラ「ええ。けれど法に触れるような代物じゃないわ。余計なことばかり考える貴方の頭をクリアにする為の……ただの安定剤よ。」

フフンと得意げに笑みを浮かべながら答えるステラに零治は拳を固く握り締める。
あのガスを吸った途端、不安に思っていたことが取り払われただ北城に勝つことに集中していた。その感覚ははっきりと感じていた。
薬や機体に操られたのではない。この状況は紛れもなく自分がやったのだ。と認めざるを得なかった。

零治「━━━ああ……また、私は………。」

銀夜が待機状態に戻り、その場で膝から崩れ落ちる零治。
そこに遅れて異変に気付いたフィルと箒が零治に近寄る。

箒「御上!…これは一体どういう事だ!?」

説明しろと言わんばかりに零治の肩を掴み、身体を揺さぶる箒に、零治はただ虚ろな目で顔を背けるばかりだ。

フィル「零治……何があったのかは分からないけど、何も言ってくれないと…僕もどうしたら良いのか分からないよ。」

フィルの優しく諭すような言葉にも零治は口をつぐみ。
ゆらりと立ち上がるとふらふらとおぼつかない足でアリーナを後にする。

ステラ「さ、私達もそろそろ始めたほうが良いかしら?」

零治が去ったのを見届けた後、さも何事もなかったかのように次の模擬戦を始めようとする。
そんなステラにフィルは苦笑いを浮かべていた。

>all

1ヶ月前 No.220

織斑一夏 @arthur ★iPhone=SrDjShYKm5

【IS学園・第三アリーナ/織斑一夏、凰鈴音】

 作戦会議をしている最中、強烈な激突音が全員の耳朶を打った。驚いて一夏が振り返ると、アリーナの壁の一角から土煙がもうもうと立ち込めており、それをひどく無機質な目をした零治が眺めていた。とても普段の零治とは結びつかない、機械的な印象に一夏は違和感を覚える。
 土煙はそう長くは持たず、すぐに晴れた。そこにはひび割れたアリーナの壁の前に蹲る北城の姿があり、纏った打鉄はシールドバリアーを突破した部分もあるのか、ところどころがひしゃげている。とっくに試合終了のブザーは鳴っていたが、その破壊の痕跡は戦闘の経過すら物語っていた。
 震えている北城を見るや否や、シャルロットがすぐに駆け寄った。セシリアも息を呑んだ様子で、鈴も眉を顰めており、箒に至っては零治に詰め寄るなど、全員が突然な事態に困惑している。
 前向きな緊張感と闘争心に満ちていたアリーナの空気は一変していた。先程の戦いで勝者も敗者も憔悴した様子で、そこには勝利の喜びも敗北の雪辱心も感じられないものだったのだ。重苦しい空気が場を支配する。
 そんな中、ステラだけが平然と戦闘を始めようと言い出した。抜け殻のような零治と怯えた様子の北城など眼中にもないという風に。

「ふざけんなよお前!」

 今にも掴みかからんばかりの勢いで、一夏はステラを怒鳴りつける。
 ステラは決して場の空気を変えようと思って、今の発言をしたわけではない。零治と北城はもちろん、この場にいる誰も思いやらなかったのだ。その上、零治をけしかけたのも彼女らしい。その無神経さに一夏は怒りを抑えきれなかった。

「喚くな、馬鹿者」

 その時、スパーンと一夏の頭が叩かれ、周囲は唖然とする。この一触即発の危うさを物ともしない人物ともなると限られた。

「ち、千冬姉……」
「さっさと訓練に戻れ。御上と北城のケアは私たちがやる」
「でもっ!」

 痛そうに頭をさすりながらも、一夏はジャージ姿の実姉に食い下がる。大抵は出席簿の一撃で沈黙する一夏であるが、同じクラス仲間が傷つけられたとなると引けない。
 そんな一夏を意にも介さない様子で、千冬はステラへとつかつかと近づく。

「そして、ピアース。ここはIS学園だ。校則こそがここの法であり、それに則れば私がこの場の裁量を持っている。次に私の許可なく、何か持ち込んでみろ。ただでは済まさん」

 そんな弟の心情を推し量ったのか否かはともかくとして、千冬は鋭い眼光をステラに送る。野生の虎でさえ竦むような、反論を認めない類のものだった。
 ここはあくまで学園であり、彼女のいた研究機関ではないのだ。御上零治を通しての研究に他生徒を巻き込むことは許されない。

【またまた遅くなって申し訳ない。さすがに教師が出るかと思い、一時的に千冬姉を使いました。文章はちょっと急拵えで妙にお堅いですが、お見逃しを!】

>>セシリア&シャル 零治たち 楪

13日前 No.221

零治 @janus ★Android=g1wYDPJIn3

【IS学園/第三アリーナ/ステラ、フィル、箒】


ステラ「フフフ…申し訳ありませんでした。以後は気をつけるよう努力致します。」

反省した━━とは言い難い声を含みつつ数多の強者でも一度見れば怯んでしまいそうな眼光を放つ千冬に対し、ステラは素直に頭を下げ、謝罪を述べる。

反論など時間の無駄。それに今は気分が良い。多少の恥など今回の功績に比べれば、いや比べる必要もない些末事だ。
脳内でそんな考えを巡らせながら顔を上げると何事もなかったように再び自身のチームへと戻る。

「━━次は貴方の番かもしれないわね。」

戻る方向に立っていた一夏にステラはすれ違い様にそう耳打ちした。


箒「くっ…ステラ・ピアース…」

拳を震わせながらステラを睨み付ける箒。
直接的ではないとはいえ北城があんな状態になった原因であるはずなのに、罪の意識など一切感じていない彼女の態度に久々に沸き上がる激情を抑えられずにいる。

そして意を決し、一夏に近寄ると自身の希望を口にした。

箒「一夏…悪いが私も前に出るぞ。サポートは期待しないでくれ。」

普通ならば一夏が先陣を切り。箒が高い機動力と火力で後方支援をしつつ単一仕様能力を発動すれば消耗を気にせず相手を追い詰めることは容易い。加えて今回はシャルロットとセシリアも味方にいるのだ。訓練とはいえ勝ちにいくならこの戦法を実行しないなどあり得ない。

が、今日の篠ノ之箒はそれを捨ててもあの自分勝手なロシアの代表候補生を直接叩きにいきたいと願っているのだ。


フィル「あーあ。どうするんだいステラ君。君が一騒ぎ起こしたせいで向こうはやる気満々だよ。」

何事もなかったかのように自分たちの元に戻ってきたステラにフィルは呆れた様子で一夏達を指差す。
相手は息のあった幼なじみコンビに代表候補が二人。
こちらにも鈴という場慣れしている代表候補生はいるものの後はステラ、フィル、楪の編入したてで顔合わせしたばかりの三人。

勝てる見込みは限りなく0に近い数値だと計算しなくても分かる。

ステラ「問題ないわ。この程度で劣勢と感じるのは思考が足りない凡人か端から勝とうとしない負け犬だけよ。」

いつも通りの毒の混じった一言。とは言ってもあまり面識のない三人にとっては反応に困るものだったが、次にステラが放った言葉には驚かざるを得なかった。

ステラ「あなた達三人は前線に立ちなさい。後方は全て私がフォローしてあげる」

>一夏達 楪 all

10日前 No.222
切替: メイン記事(222) サブ記事 (134) ページ: 1 2 3

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…進行相談・設定はサブ記事をご利用ください(テスト中)。