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幻想召喚事変──

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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ALLキャラ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

21世紀の現代──

人々が描く幻想は未だ増え、世には多くの物語が生まれていた。
現代には有り得ないものを求め続ける人間の思いは増幅し、やがて溢れるほどになったある日──それは起きた。

突如として現れる摩訶不思議な能力を持った者たち。
あるはずのない出会い、未知との遭遇、そして日常──果たしてそれは何処に向かっていくのか。


彼らを呼び出したのは無垢な願いか
それとも混沌を求める爛れた欲望だったのか

それを知るは、全てこの事件に関わった当事者達のみ。

後に【幻想召喚事件】とされる不思議な事件。これはそのはじまり──

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二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_T39

【喫茶店/二千恵衿沙】

「結構。それもそうだ──あの場に居る勇者達の行動が無ければ倒せなかった。
 強大な敵というものは一人で倒すものではなく、手を取り合って倒すという。正にそれかもしれないね」

 にこやかに微笑んで半分本音の相手の言葉に返す。
 なんとなくだが、自分がもと居た世界にいるとある人物を体現した言葉だ。どれだけ強大な敵だろうと、皆で力を合わせれば必ず打倒が出来る。一人で倒す事は敵わないし、全て掌の上という訳でもない。人の運命は人が切り開くものであるし、自分一人しか信じない者に光明はやってこない。
 「魔女」は良識のある人物だったというわけだ。これは大きな収穫だし、連絡を取り合う手段があれば彼女の「魔法」に頼る機会も増えていくだろう。

「『超人』──……? ああ、いや、ええとなんだったかな。
 あのリーゼント頭の子と、ロボット二体だろう?すまないが後者の二名とは顔も合わせなかったからね、所在は掴めていないんだ。
 で、前者の子だが、彼の名前なら知っている。君が悪者でないから教えておこう。名を東方仗助、僕より2歳年下の高校一年生のようだ」

 超人という言葉は聞き慣れない。
 「魔女」が居た世界で、そういう異能を持った人間を表すのならばそうなのだろう。「超人」、か。定義づけるには打ってつけの言葉だ。使わせてもらおう。
 最も僕が超人なのかは定かではないけれど。

「東方君とも昨日あの場で別れてしまってね、やっぱり所在は掴めていないんだ。宛ても無くこの喫茶店に入った訳だが……まあ、そこで君に会った」

 ぺら、と赤ペンで色々と丸をつけた地図を開きながら、ふと名乗っていなかったな、と思い──

「そういえば名乗り遅れたね、魔女様。僕は二千恵衿沙(にちええりざ)。えりざでも、ニーチェでも、まあ好きなように呼んでくれよ」

>>チカ

8ヶ月前 No.63

乾十三 @underbirth ★IwBCQ3k6ln_Qc5

【路地裏/乾十三】

 げ。
 この特有の甲高い声音は、オレが苦手とするものの一つだ。
 だが此方の脅しが効いたのか去っていく様子。なら良いんだ。オレはほっ、と安堵の息を吐き。

 ちゃりん、と。
 足元に転がってきたのは百円玉。其れによって暗闇から暴かれた相貌が有る。


 ――幻想がこの世に流れ出して幾星霜。
 幻想の中にしかなかった魔法や超化学が有り得るようになり、とんがり帽子に長い杖を持った人や、獣耳や変わった色の瞳を持つ人種を目にするのも珍しくないご時世。”あちら側”の少女が目にしたのは。
 銃頭。
 文字面通り、顔の代わりに銃がそのまま付いた人型のナニかである。目や脳がどこにあるのか、見る限りでは判らない。
 そんな、幼稚な発想で創られたとしか思えないモノが、紫煙を吐いて少女を見下ろしているのだ。


 「……ほらよ、ちゃんと持っとけ」

 頭痛が痛くなるなんて可笑しな言い方だが、今のオレの状況を表すにはピッタリだ。
 取り敢えず百円玉を拾って渡してやる。こいつが何者なのかは扨置き、こんな端金で盗人呼ばわりされるのは勘弁だ。

>雁淵ひかり

8ヶ月前 No.64

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【商店街/西隼人(ウエスター)】

「ああ、よろしくな」

そういえば名前を聞いていなかったが、学生の名前は東方仗助というらしい。"東"という名はイースを思い出すな、などと思いながら隼人は二人に挨拶を返した。

「怪獣騒ぎか、それなら俺も町の人から話を聞いたぞ!実際に見たわけじゃないけど」

彼女も昨日の晩の噂を聞いていたらしい。やはりこの世界では信じられないことだろう。怪獣や不思議な出来事は映画などでしか起きないことなのだと。

しかし噂を話し終えたミキの質問には思わず言葉が詰まった。

「気になる理由!?えー、と……それはだなぁ──ちょっとタンマ」

今考えるから、と思わず続けそうになって口を閉じる。例えばこの場にいるのがサウラーだったら上手い言い訳をすぐさま考え付くだろうが、残念な事に彼は今いない。隼人はそこまで頭の回転が速くはないのだ。一人で作戦を考えた時、考えが纏まるまで1日もかかったこともある。

どう答えようかと内心慌てていたその時、ベンチの前を中学生くらいの少年のグループが通り過ぎていく。

『知ってるか?例の廃墟に鎧姿の幽霊が出るって噂!』
『今話題なのは昨日の怪獣だろー?なんで幽霊なんだよ』
『この現代日本に鎧を着た幽霊とか面白いじゃんか。このあと行ってみようぜ!』
『時代錯誤過ぎだろ……あそこ元はただのマンションだって。ただの噂だ噂』

そう言わずに行こうぜー、などとワイワイ騒ぎながら少年達は去っていく。
なんて良いタイミングだ。これは使える!と早速隼人はミキに質問する。

「ミキ、今の子達が話してた廃墟の場所ってわかるか?俺は今から行ってみようと思うんだが」

要するに、ミキの質問を別の話題で逸そうと考えたのだ。実際幽霊の噂はとても気になった。鎧姿の幽霊が本当にいるなら何か手がかりになるかもしれない。

>>東方仗助、星井美希、ALL

8ヶ月前 No.65

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>63


 強大な敵というものは一人で倒すものではなく、手を取り合って倒す───
 微笑みながらこの少女はそんな風に言う。
 何となしだが、それは昨日の一件のみならず、今の自分達の境遇自体にも当て嵌まるように思えた。
 一人のままでは打開策は見付からない。けれど、同じ状況のアタシ達が力を合わせれば如何にかできる。

 ───尤も、生半な話ではないことにこそ、変わりはないが。

(ちょっと前のアタシなら、自分一人でどうにかしてやろうとか思ってたかもしれないけれど。)

 自分自身の未熟さは、あのとき痛い程に理解したつもりだ。
 別世界なうえに別次元の未来、さしもの魔法でも時間を越える事は容易ではない。
 だったら原因を究明することに専念したほうが、よほど可能性がある。
 そして、そのためなら他の超人との協力体制を敷いたほうがいいのは、確か───わかっていたわよ、それはわかってたんだけど。

 さておき。

「そうそう、その三人。
 なんだ、アンタ知り合い同士じゃなかったの。
 まあ───ロボット超人のほうも、その東方仗助って学生さんも、見間違えることができないような容姿をしていたし、また何処かで会うことになるんじゃ

ない?」

 たぶん、東方って学生もロボット超人も、最終的な目的は同じのはず。
 元の世界への帰還。
 それなら必ず、もう一度顔を合わせる日もあるだろう。
 それこそ、昨日の夜のように。

「魔女様はやめなさいよ、様付けなのに敬意が篭ってるように聞こえないし───月瀬(つきせ)チカよ。よろしくしてあげるわ、えりざ。」



【路地裏付近/雁淵ひかり】


>>64


(けん……銃───?)



 目を疑った。
    、、
 そこに居たのは紛れもない拳銃だ。
 りぼるばー、とかいう種類のものだったろうか。
 しかし、厳密にひかりが目を疑ったのは其処じゃない。
 勿論平和な街中でそんな代物を見れば大きな驚きを抱くのは普通かもしれないが、今回はそうではない。

 少女が目をぱちくりとさせた理由は、もっとわかりやすい。

(か……顔が、拳銃になってる……!?)

 ───言葉の通り。

 人間の身体を持った拳銃、拳銃のような頭部を持った人間。
 どちらにしても其れは異質な存在であると云えた。御面のようにも見えない。

「あ、ありがとうございます……!」

 呆気に取られていたひかりだが、そんな相手が転がっていってしまった百円玉を拾ってくれたことに気付く。
 受け取りながら御礼を述べる。まだイマイチ理解が追い付いていない様子でだが。

8ヶ月前 No.66

東方仗助 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【商店街/東方仗助】

やたら見てくる…怪しまれているのかと思っているとふと目が緩む…
結構彼女みたいなタイプは話しやすいと思う。

さてさて、質問の返答…ちょっと考えるような間が空いたと思うと彼女は口を開いた。

怪獣、街を破壊し、それは元通りに。それらは全て真実で間違いない。何故なら自分はその場にいた当事者だからだ。今話されたことは事実。しかし、実際に見なければ信じられないであろう。あの光景は。


「まー有り得ないよなァー…そんなの」

しかし、当事者だということは話さない。質問の意図はこの異変以外の噂についてであり自分が何故それを探るのかを話すことはしない。トラブルに一般人を巻き込むのはヒジョーにまずい。

そして相手から質問がくる。この質問は至極当然と言えよう。予想の範囲内…だったのだが

横から「ちょっとタンマ」という間抜けな発言が聞こえてきた。結構衝撃的だった。

「おれはよォー、学校がどうしても部活に入らなくちゃあいけないとこでよ、仕方ないからオカルト研究部に入ってんすよ。これは部活動の一貫っつーか」

完全に嘘である。だが、咄嗟に出た言葉としては割といい感じだと思う。

「廃墟っすか…騎士…おれも行こーかな」

ただ、星井を巻き込むのは気が引けるけど…
オカルト研究部って言ったばかりだし行かないわけにもいかないし…

>>星井美希 西隼人 周辺all

8ヶ月前 No.67

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_T39

【喫茶店/二千恵衿沙】

「ああ、多分、それぞれが別の世界の人物なんだとおもうよ。
 僕の居た世界では見かけたこともないし、能力も何も違う。東方くんもロボットを見て不思議がっているようだったから、多分ね」

 かといって、ロボットが不思議かと言われればそうではない。
 鬼塚ムームーという生徒、基ロボットが居る。花は桜木学園1年9組の生徒で、生徒会総務第五席の彼女は、奇妙な老人の仮面をかぶった小柄な少女で、その下は可憐な顔といういわゆる「仮面を外すと美少女」というのを表したような存在だが、その実態は「機甲児童(パンツァードール)」と呼ばれる人型のアンドロイド。
 人型という点だけならあのロボット達も同じ分類に当てはまる。技術の批准で言えばあちらに軍配が上がりそうだが。

「ふふ、感謝と敬意を込めていたんだけどね。
 ……ああ、そうだ。コーヒー、もう一杯頂けるかい?」

 代金を確認しながらカップを差し出すようにして持つ。
 もう一杯……即ち、もう少し此処に居る、というのも同義だろう。


>>チカ

8ヶ月前 No.68

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=aKz6Fhwx8Y

【廃墟/槍オルタ】

男に向かってラムレイは駆ける。力は試すとはいえ手を抜く気は無い。全力で挑むべく槍を構える。

これは、現状で自分がどれだけ魔力を行使出来るか、存在を保っていられるかを確かめる事も兼ねている。少なくとも、マスター不在でも1日以上は保っているが。

それに対して男の傍らに立つ像が動く。


「ーーっ!」

ーー速い。

鋭く振り抜いた拳は直感のスキルを失った自分では避けられないと分かる。否、あったとしても避け難い。


「ーー真正面から突き砕く!」

竜の因子によって呼吸で生み出した魔力を勢いよく噴出する。視認出来るほどの濃密な魔力をジェット噴射の如く放出しながら駆け抜ける。その様は天災の具現、触れる全てを打ち砕く荒れ狂う暴風である。

超高速の拳に速さでは敵わないと判断し、真正面から力で叩き潰す事にした。暴君としての振る舞いもあるが、この状況を知らしめることも兼ねている。あの怪獣騒動の関係者を。

我ながら強引だと理解しているが、あまり手段を選べない。



>承太郎、ALL

8ヶ月前 No.69

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>68


 ああなるほど。だからさっき「超人」って言葉で妙な反応の仕方をされたのか。

「今更他にどんな世界があっても驚きはしないわ。実際にこうして異世界にいるわけだし───」

 って言っても、完全に異世界と呼んでしまえるほど、世界の構造が異なっていると聞かれれば違うが。
 似通った部分もある。変わらないものもある。しかし、やっぱり何処かが決定的にずれている。

「アタシの世界には、自分の居場所を求めて異世界に旅立とうとした宇宙人がいたわ。案外、この世界がそうなのかもね。」

 ふと、あの月から来た宇宙人を思い出した。
 月に降り立った人間によって、自分の身体の大事なエネルギー源とも呼べる石を奪われたあの星人。
 後で聞いたところによると、その目的は新天地たる世界を求めての行いだったという。
 諸々あってその目的に巻き込まれることになった自分が、こうして別世界に来ることになるなんて、妙なこともあるものだ。

 もっとも、こっちはさっさと魔界に帰りたいのだが。

「どーだか。
 ───承ったわ、ちょっと待ってなさい。」

 差し出されたカップを回収して、再び奥に。

 さほど時間も掛からないうちに、御代わりを乗せたトレイを持って戻って来た。

「はい、どうぞ。」

 ことん、と音を立ててコーヒーを差し出す。

「それにしても昨日のあの怪獣……なーんかどっかで見たことあんのよね。」

8ヶ月前 No.70

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp

 【 商店街 / 星井美希 】


 美希本人としては、ただ単純に彼らの事情について好奇心が湧いただけだった。この程度の質問ならば誰であろうと驚きはするものの、大抵はすんなり答えてくれる。個人情報を訊ねているわけではないのだ。
 しかし、予想に反して隼人は言葉を詰まらせた。それも、何か言い難いのか気まずげな様子で、だ。
 形のいい眉を微かに顰め、美希は慌ただしい彼の姿を見つめる。
 しどろもどろに何か思案している彼と答えをじっと待つ美希の前を、中学生くらいの男子が数名、歩き過ぎていく。彼らはタイムリーな怪獣の噂話に加え、新たな噂を口々に話し合っていた。鎧を着た幽霊が、廃墟に現れるというものだ。
 それを耳にした隼人は廃墟がどこにあるか聞いてきた。現場に足を運びたいらしい。仗助も同じ考えのようで、仗助の場合は部活の一環だそう。


 双方の意見を聞き、美希はライトグリーンの携帯をポーチから取り出した。一昔前のガラパゴス携帯を開くと、カチカチとボタンを押してこの街の地図を小さな画面に呼び出す。

 「 ここから、少し歩いたところにあるみたいだよ、そのマンション。案内のお手伝いするから、ミキも着いていっていいかな? 」

 折角解消されるかと思った暇は、興味の対象の二人が居なくなってしまったらまた美希を悩ませるだろう。生憎今日は大人しく家でゆったり過ごす気分ではないのだ。
 それに少しばかり、幽霊とやらも不思議なことだ。立て続けに非現実的な話が起こることは珍しい。お願い、と携帯を挟み込むように両手を合わせ、隼人と仗助に頼み込んでみる。





 >> 西隼人さん、東方仗助さん、周辺おーるさま。

8ヶ月前 No.71

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【商店街→移動中/西隼人(ウエスター)】

隼人とは違い、学校の部活動と答える仗助。
そういう感じで良かったのか、と顔には出さずに少し後悔した。この世界の一般常識をもう少し学んだほうがいいのかもしれない。

「仗助も気になったなら一緒に行くか」

仗助も幽霊の事が気になったらしい。彼も何か手かがりがあればいいと思ったのだろう。ミキに部活だと答えた手前もあるだろうが。

ミキはポーチから取り出した携帯で場所を調べてくれた。思わず「イマドキの子はみんな携帯持ってるんだなー」と呟く。前に廃品回収のバイトをした時に学生に囲まれた時もみんな携帯を持っていたし、プリキュア達だって持っていた。携帯はやはり持ってると便利なのだろうか。

廃墟はここからそう遠くない所にあるようだが、ミキは案内をするから一緒に来たいと言ってきた。両手を合わせてお願いされる、というのは自分が頼み込んだことはあるがされた経験はないように思う。

「そうだな……土地勘もないし案内を頼むもうかな。だが、もし何かあれば真っ先に逃げるんだぞ?」

隼人は少し考えて、ミキの同行を許可することにした。会ったばかりだが、悪い子ではないのはわかる。もしも実際に幽霊がいて、何か危害を加えるような事があれば守ればいいだけの事だ。まあ実際に行ってみなければわからない。

ベンチから立ち上がり、伸びをする。行くと決まれば早い方がいい。

「じゃあ……まずはどっちに行ったらいいんだ?」

と早速ミキに案内を頼んだ。

>>東方仗助、星井美希、ALL

8ヶ月前 No.72

東方仗助/空条承太郎 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【商店街/東方仗助】

グレート、怪しまれてるかなァー…なーんてことを考えていたが、やはり違和感を感じたらしい。それはさておき…噂のマンションに行くことになった…んだと思う。これはそういう流れだ。

「…まあ、何かやばそうなら逃げるっていう約束で」

これは星井に対して言った訳では無い。自分たち全員に対してである。
怪獣騒ぎやら何やらでは運良く、たまたま集まっていたからなんとかなった。そう、1人でなんとか出来る状況ではなかったということだ。
無理そうなら逃げる、という意味だが…(そのニュアンスで伝わっているかはわからないが)これなら星井も違和感は覚えないだろう。多分。しかし星井は逃げろよっていうのは…まあ、男の仕事だとかで誤魔化しは効くだろうが。

「…んじゃあ、案内頼んでいいっすかね?」

そんなことを告げながら考え始める。そういう噂はきっと同じ考えの人間が向かっているのではないだろうか、と。ここに来て既に何人か自分と同じ状況の人間に出会っている。あの人たち以外にいてもおかしくはない。

>>西隼人 星井美希 周囲all



【廃墟/空条承太郎】

取り敢えず一撃、というわけにもいかないようだ。
当然相手も動いてくる。どうやら相手は避けられないと判断したようで、こちらに何かを放ってきた。

ネズミ狩りの時に1つ、勉強したことがある。
慎重になり過ぎるのも良くない。今回は『東方仗助』の存在がない以上、無理やり突っ込む、という戦法を取ることはできない。
そもそも、この暴力的なパワーは触れることすらマズイと感じる。力に自信があると言っても、これは質が違う。

問題なのはまだ殴っているモーションの途中だということだ。拳を止め、回避に移るもこれは微妙に回避が間に合わなさそうだ。いきなり奥の手を見せるのも気に食わないが、仕方がない。

クールタイムのことも考えるとあまり易易と使えるものでは無い。まあ、強いていうなら相手が敵じゃあなかったのが良かったってところだろうか。

「スタープラチナ・ザ・ワールド」

そう、承太郎が告げると同時にスタープラチナの目前で荒れ狂う暴風は停止する…
正確には、その暴風だけでなく、空条承太郎とスタープラチナを除く全てが停止したのである。
スタープラチナの能力、『時を止める』能力である。
停止時間は体感2秒程度。まずは暴風を避けるために横に移動する。
足場が悪いからかあまり動き回れないか、

暴風からある程度の距離を取ったところで時間切れのようだ。

「時は動き出す」

そう告げると見える暴風は何もない場所を虚しく通り抜けた。

さてさて、相手はこれをどう見るか、だ。今行ったのは移動の動作だけだ。普通なら初見でこの能力を看破できるとは思えないが、油断はできない。

取り敢えず考える時間は与えない。横に移動したことにより空いてから自分は斜めの位置にいることになる。
時間が動き出したあとに、素早く相手に向かい走って詰め寄る。

射程距離内な入り、再び拳を放つ。
>>槍オルタ 周囲all

8ヶ月前 No.73

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=aKz6Fhwx8Y

【廃墟/槍オルタ】

ーー溢れ出す濃密な魔力を纏っての突撃。暴君らしく振舞っているとはいえ、我ながら力任せな戦い方だ。

それに対して男はどう出るかと

「な、っ……!!」

ーー男が、消えた。言葉通り、目の前から“消えた”のだ。何が起きたのかわからない。

背後に気配を感じて即座に手綱を引き、ラムレイを振り向かせる。思考する間を与えないと言わんばかりに拳が襲いかかって来る。槍を振るうには近過ぎる。

咄嗟に放出した魔力を鎧にまわして防御を固める。真正面から拳に耐える手段に変えた。耐え切ることが前提だが、これで思考する余裕を得られる。

「ーー驚いたぞ。私とラムレイの背後を取るとはな」

ーー読めない。いったい男が何をしたのか。あの上半身の像の力と思われるが、あれは瞬間移動というレベルではない。仮に令呪による転移だとしても、魔力の放出を感じなかった。

否、そもそも“何も気付けなかった”。気がついたら背後を取られていた。その事実と結果が残った。まるで、その一瞬だけ抜け落ちたかのように。

「ーー面白い。もう一度だ。貴様の手を暴き出し、撃ち砕いてみせよう」

自分の中の負けず嫌いに火がついた。本来の目的を忘れてはいないが、このままでは気が治まらない。

もう一度、使わざるをえない状況に追い込む。違和感と男の力の正体を見極めるために。鍵となるのは、消える瞬間に聞こえた言葉。スタープラチナ・ザ・ワールドーーそこに答えに繋がる何かがある。

>承太郎、ALL

8ヶ月前 No.74

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_T39

【喫茶店/二千恵衿沙】

「違う世界────つまりは異世界。そんなもの、漫画やライトノベルだけの話かと思ってた」

 ……自分たちが生活しているこの世界ではない別の世界を異世界と呼ぶ。
 異世界を扱った物語の中では、異世界は現実とは違った法則や常識に従っていることが多く、また、その世界の住人も人間ではない別の種族であったり、現実とは違った時代背景や技術体系を持っていたりと、千差万別な異世界が作られている。
 だが此処は……異世界と言えるのだろうか。
 自分からすれば異世界ではないように思える。酷似した世界。パラレルワールド……最も、この魔女や、あのロボットからすれば異世界に違いは無いのだが。

 代わり映えのしない日常から離れ、非日常の世界に飛び込みたいという欲求は日常に疲れた人間ならば誰でも空想することであり、その需要を満たすため異世界物は長く愛されてきた。ここではないどこか、というキーワードは人の想像をかき立てる物であり、それを実現してくれるのが異世界────

 ────……ちょっと混ざり過ぎかな。

「ああ、ありがとう」

 差し出された御代わりのコーヒーを一口飲み、カップを置く。

「……というと、君の世界に関わりがある存在だったりするのかい?」


 >>チカ

8ヶ月前 No.75

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>75


「だと思うわ。イマイチよく覚えてないけれど───」

 直接対峙したことがあるわけじゃないのは確かだ。前にあんな怪獣と遭遇していたら、そのことを忘れるはずがない。

 地球に滞在している間の何処かで見たのだろう。
 たぶん雑誌かなにかか、あるいはダイハクの何処かでだ。
 強く記憶していないところかしても、ふと目に映っただとか、そんなところだろう。

「……でもま、たとえ覚えてたところで、あんな怪獣に来られても、帰る為の手掛かりにもならないわ。」

 一つ、溜息を吐いた。
 別に急いで帰らなければならない理由が、あるわけでもないのだが。

「ところで、アンタこのあとどうすんの? まさか一日中ここでコーヒー飲んでるってわけでもないだろうし」

8ヶ月前 No.76

空条承太郎 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【廃墟/空条承太郎】
時を止めた後、素早く反応してきた。
見た瞬間は驚いていたが、それでもまだ余裕が窺える。想像以上に手強い…といったところか。

力に対して力で勝つ、という方法で勝てるなら苦労はないだろう。だが、そうはいかない。

既に1度切り札を使った訳だが、キッカケがあればあっという間に気付かれてしまうだろう。
相手の気配を察知する能力は異常とも言えるほどに鋭く、背後をとった自分にすぐさま反応してきていた。何度も使うわけにはいかなさそうだ。

「…妙なものを使うな。初めて見る…スタンドとは全く別の力か」

決して力で押し勝てる相手では無さそうなのはわかった…しかし、どの道スタープラチナの拳を打ち込む以外に打ち倒す方法はない。

今は先ほど放った何かで壁のようなものを作っているらしい。拳1発は止められてしまった_____が
そもそもスタープラチナ本来の持ち味は一撃のパワーだけではない。鋭く、速く、力強い連打こそが真の持ち味と言ってもいいだろう。

「打ち砕く…?こっちのセリフだぜ」

弾かれた拳を引き、力を込める。目の前の壁に向け、今度は一撃ではなく…

「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

拳の連打を放つ。壁をぶち抜いて拳を叩き込まんとばかりに。

目的、それはこの世界の異変の調査…あくまでもそれである。だが、どうやら相手には火がついてしまったようだ。
ならば、こちらも相手の放つ奇妙なそれを看破してみるとするか。
大切なのは『観察』すること、だ。

>>槍オルタ

8ヶ月前 No.77

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp

 【 商店街→移動(廃墟) / 星井美希 】


 同行の許可を得た美希は、上機嫌に目元を綻ばせありがとうと二人に告げる。危険を感じたらすぐに逃げろという条件と素直に呑んだ。昨日の今日でこの幽霊騒ぎだ、危険がない方が奇妙であろう。
 アプリを起動させて地図を再び画面上に呼び出せば、街の詳細な情報をカチカチとボタンを押して探していく。こんな時、スマートフォンがあればいくらかいいだろうにと不便を覚えた。貯金は充分にあるし、今度の機会に買いに行こうと頭の隅にそんな思考を泳がせた。

 「 ちょっと遠いかもしれないけど、きっと幽霊は逃げないの。んーとね、こっちみたい 」

 商店街から離れる旨を伝えるように、微かに陽の光が閉ざされた人通りの少ない閑静な道を指で指し示す。徒歩で十分から十五分ほどかかるだろうか。左手に携帯を握り締め、悠然とした足取りで美希は廃墟を目指して歩き出した。
 普段は通ることのないような路地裏は、まるで現実味がないように思えた。




 >> 西隼人さん、東方仗助さん、周辺おーるさま。

8ヶ月前 No.78

クー @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_T39

【喫茶店/二千恵衿沙】


「それは最もだ。倒してしまったわけだからね」

 帰る為の手掛かりにもならないという言葉を聞いて、そりゃそうだと言うように納得の表情を見せる。
 コーヒーを呑み込んで、改めて考え直す。
 現状、手がかりが一切無い。もう一度言うが、一切無い。そう、何も無いのだ。どうすれば戻れるか、そもそもここはどういう世界なのか、そういう状況なのか。
 今何が起きているのか、それすらもわからない。
 目的が判明しない以上、大きくは動けない。

 チカの質問には、数秒の間を置いた。
 答えようが無かったからだ。先程も言ったが目的が無い。ない以上大きく動けないし、動く理由も無い。手がかりが無い以上、手探りで探していくしかない。
 幸い拠点はある。そこを足を掛けてもいいのだが───

「……どうだろう。手探りで探すと言っても、そんな甘い事じゃない。
 チカは……ここで働いているだろうから、良い。手がかりが見つかるまでの資金と拠点を持っている。
 ボクは、違う。はっきり言ってどうしようもない。こうして澄ました顔をしているけれど、実際、今何をすればいいのかすら思いついていないのさ」

 自嘲するように、すらすらと言い放つ。コーヒーを飲み干し、カップを置き、一つ大きな溜息を吐いた。

>>チカ

8ヶ月前 No.79

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>79


 ……う。

 どこか自嘲めいた口振りで語る恵衿沙の姿に、なにかがちくりと痛む。
 そんな反応が返ってくるなんて、思ってもみなかった。
 アタシの正体を探っていたみたいに、もっと不敵な回答でもしてくるのだとばかり。

 手掛かりなし。

 行くアテなし。

 吐露された心情に、此方も口を噤む。
 なによ、これじゃなんだかアタシが悪い事したみたいじゃない……!
 そして恵衿沙がコーヒーを飲み干し、一つ大きな溜息を吐いたところで───再び開かれた。

「…………何よ。
 余裕綽綽に見えて、内心かなり焦ってるって?
 ふん! さっきまでアタシに質問してたときにはもっと活き活きしてたでしょ!
 店のコーヒー飲んだんだから、少しは頭だって冴えたんじゃないの? ったく───しゃんとしなさいよ!」

 ずい、と顔を近付けて。

「アンタさっき言ったじゃない。
 強大な敵ってのは、一人じゃなくて手を取り合って倒すもんなんでしょ?
 だったら協力持ちかけてきなさいよ、アンタ、自分の目の前に居るのが誰だかわかってんでしょ!?」

 最早周りの客も店長もお構いなしである。

 もっとも、客はさっきから相変わらずクロスワードパズルに夢中だし。
 店長はしどろもどろだが。



「資金と拠点がない、そういったわよね? いいわ、だったらアンタ───今日からここで働きなさい!!」

8ヶ月前 No.80

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_T39

【喫茶店/二千恵衿沙】

「…………、………………」

 呆気にとられた表情を浮かべる。
 個性百面相にない、純粋な驚いた顔が、チカの視界に映るだろう。ああ、なんだか人間臭くなってしまった訳だな、僕も。学校を卒業するという瀬戸際だったからだろうか。それだしても、こうまで言ってくれる人は中々居ない。ああ、なんて素晴らしい個性を持っているのだろう。
 ごほん、と一つ息を吐いて、いつものように口角を吊り上げた妖しい笑みを浮かべる。

「……そいつは嬉しい提案だが……えっと、良いのか? ボク、サービス業なんてやったことないんだけど……」

 バイトなんて人生で一回も体験したことがないから余計に思う。
 ただ───そこを言っているのではないのだろう。彼女は。
 先程ボクが言った言葉…… 強大な敵ってのは、一人じゃなくて手を取り合って倒すものだという持論。ああ、まさかそれをぶつけてくるとはな。
 痛み入る。
 少々魔女様を誤解していたのかもしれないな、やれやれ鈍ったか?

「撤回だ。何をすればいいのかすら思いついていない───なんてのは撤回だ。
 今君のお陰でやる事が出来た。うん、感謝する。あそこでしどろもどろになっている店長さんには申し訳なく思うけれど、そうだな、うん、そうだ。
 道しるべをつけてくれた。それは素晴らしい事だ。……賞賛されるべきことだ」

 魔女様なんて言葉よりも、もっと似合う言葉があるかもしれない。
 勇者──────なんて。


>>チカ

8ヶ月前 No.81

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=aKz6Fhwx8Y

【廃墟/槍オルタ】

ーー反応が遅れた。黒化したとはいえ本質は変わらないが、本来の自分より直感は働かなくなっている。


「ぐっっ……!」

絶え間なく放たれる拳の衝撃が鎧を伝わって内側に響く。魔力と鎧は頑強なれど、肉体には堪える。

そして、魔力とて無限ではなく、浴びせ続けられる拳に耐えていた鎧に亀裂が走る。拳を叩き込まれる度に崩壊は広がっていく。

「保たぬか……ならば、くれてやろう!」

鎧が砕け散る瞬間ーー咄嗟に魔力を内側から放出し、鎧が砕けて弾き飛ばされる。その勢いでラムレイごと後ろに下がる。壊されるならばと自ら鎧を使い捨ての盾とする事により、拳の連打から逃れたのだ。

しかし、鎧を失った事で局部を覆う黒いインナーのみとなり、白い肌が露わになる。男ほどではないが、鍛え上げられていると同時に豊かさを併せ持つ魅惑な肢体を晒す。

魔力を放出した影響か、槍から光が消えて元の禍々しい形状に戻った。

「……ふっ、面白い。なかなかにやるようだな。いいだろう、次は此方の手を見せようーー聖槍、抜錨!」

自分を追い詰めた相手に対して賞賛を込めて、此方も宝具を開帳する。槍を拘束していた棘が外れ、力を解放しながら回転し始める。視認出来るほどの濃密な魔力が渦を巻いていく。

「突き立て!喰らえ!十三の牙!

ロンゴ ミニアド
“最果てにてーー輝ける槍ッッ!!」


槍を振り下ろすと共に魔力の渦が衝撃波となって放たれる。被害を抑えるため威力は加減してあるが、廃虚ゆえ何度も使えるものではない。

だが、勝負事に手を抜かないゆえ本気である。むしろ黒化も相まって熱くなっている。それでも殺す気は無い辺り、本来の目的は忘れていない。

とはいえ、何度も宝具を放てる状態ではない。この一撃をどう対応するかによって見極めとなる。いずれにせよ、これで勝負は決まる。

他の関係者の実力も試したかったが、そうはいかないようだ。

>承太郎、周辺ALL

8ヶ月前 No.82

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>81


 ……我ながら何て御人好しな発言だろう。

 困っている人を助けることが、アタシ達魔女にとって大事な要素なのは確かだ。
 今回だって、その延長線にすぎない。
 そう考えても居た、でも……今のは、それだけじゃなかった。

 放って置けなかった───のかも。ひょっとすると、今の恵衿沙の様子が、元の世界に居た頃のアタシに見えたのかもしれない。バイトこそしていたが、店の裏側で硬い椅子を布団にしていた時の自分を。

 それか、あの子の御人好しがアタシにも移ったか。
 細かいことはいいわね。ともあれ大見得切って誘った以上、後に退くつもりはない。ワルイわね店長、明日からイヤでも人手が増えることになるわよ。

「? アンタ、バイトの経験とかってないの? ──ま、いいけど。
 何心配してんの、アタシが良いって言ったのよ。困ってるんでしょ? 任せておきなさい。接客業の何たるかくらい、このアタシがアンタにみっちり叩き込んでやるわ!」

 不敵さと余裕さとを兼ねた笑みを浮かべて、答える。

「……え、や、その……あ、アレよ! ちょうどバイトで後輩が欲しいなって思ってただけよ! アタシ一人で働いてても張り合いがないでしょ!? だからまあ、偶然よ!」

 とはいえ、そんなペースがすぐ崩れるのもこの魔女らしい。
 本当なら調子に乗ってもおかしくないところだが、どうもこう真直ぐに賞賛されるのは慣れていない。

8ヶ月前 No.83

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【移動中→廃墟/西隼人(ウエスター)】

仗助の言った"やばそうになったら逃げる"というのはミキだけに言った訳ではない気がすると隼人は感じる。
全員に言っているのだろうと何となく思ったが、自分は一応この二人より頑丈なのだから何かあれば真っ先に前に出るつもりだった。
自分の力じゃ敵わない本当にやばい状況になったら当然逃げようとは思っているが。

「まあ少しくらいなら遠くても問題ないな」

ミキが携帯を操作し、表示された地図を見ながら人通りの少ない路地裏へと歩いていく。その後ろに隼人も続いて道を進む。

大通りより少し薄暗い道を通りながら、隼人はこの後どうしようかと考えていた。廃墟に本当に幽霊がいた場合はどう行動すればいいのかと。
敵意があれば戦うことになるかもしれないが、そもそも幽霊に実体はあるんだろうか。こちらの攻撃が当たらないとかあり得るかもしれない。

その時はどうしようと思いながら歩いていたが、遠くから聞こえてきた音に思わず声をあげる。

「なんだこの音は…? ちょっとすまん通してくれ」

まだ少し距離は離れているが、聞こえてきたのはまるで何者かが戦っているかのような音だった。ミキに一言断りを入れて前へ出ると、少し駆け足で先へと進む。
音が聞こえる方向へ進んでいき、そして廃墟が見える距離まで来たところで突如轟音が響き渡る。一瞬地震かと思ったが──違う。"これ"は建物の中から聞こえてくるものだ。

隼人は知らないが丁度その時、廃墟の中では宝具『最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)』が解放されたのだった。

>>仗助、美希、(槍オルタ、空条承太郎)

8ヶ月前 No.84

東方仗助/空条承太郎 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【移動中→廃墟/東方仗助】

ふーん…人通りの少ない場所だな…こういうところで襲われたりしたら流石にやべーかもな…まあ、こういうところを通ったことがないわけでもないのだが。近道とかは割とこういう道だと思う。勝手なイメージだけれども…

「うーん、幽霊…もし幽霊なら」

スタンドで幽霊を攻撃することは出来るらしい。つまりいざとなれば前に出なくてはならないかもしれないが……

「…ん?なんだ?この音……」

なんか…所謂やばい音だ。先に進んだ西さんの後を追うように走ると建物の中から音が聞こえた。…これはいよいよ現実味のある話になってきたかもしれないぜ…

「な、なあ…これ…入るのか?」

西さんに、そう話しかける。
マジにやばそーな雰囲気だけど…これ

星井は離した方がいいかもなァー…

>>西隼人 星井美希



【廃墟/空条承太郎】

確かにダメージは入っていた…が足りていない。鎧に亀裂を入れるまではよかった。ここで相手が鎧を吹き飛ばす、という選択肢を取るところまで予想していなかったのは痛いかもしれない。相手は後ろに下がった…そして自分も後ろに下がった。距離が出来てしまったのだ。
完全な射程距離外になった。つまり…こちらの攻撃は届かない、ということだ。そして…敵の射程距離内である。

槍は元の形に戻っている。どうやら壁は確実にブチ抜けたらしい。問題は次の一手だ。何が来る…?

槍の棘が外れた。まるでそれは槍を拘束するための道具と言うように、解き放たれた槍は力を宿す。

確実に大技がくる。非常にまずい、と言ったところだろうか。恐らくこれでも加減をしているのだろうが…

槍は振り下ろされた。こちらに何かの渦が突っ込んでくる。まだ時を止めることはできない。あとほんの数呼吸必要だ…攻撃の到達から1秒耐え切ることが出来れば、勝機は充分…問題はその1秒である。

(野郎!)

飛び込んでくる渦をを目の前に出し、スタープラチナは腕を交差させ渦を防御しにかかる。
しかし、圧倒的なそのパワーにクロスさせた腕はあっさり吹き飛ばされる。しかし、0.5秒をここまでで稼げた。残りの0.5秒、その0.5秒を稼ぐために…吹き飛ばされた腕に力を込め、拳で渦を殴りつける。拳の肉が裂ける。その拳から少し血が吹き出す。そして拳も押し返され、渦が顔面寸前まで来た、そのタイミングで再び、時間は止まったのであった。

今の行動で大分体力を使ったためか、ズッシリと体に疲労が襲いかかってくる。

躱すことしか出来ない。

渦から離れて、時は動き出す。
ズッシリとした疲労感は表には出さない。あくまでも余裕のある態度で。
相手を落ち着いた雰囲気で見る。

「__やれやれだぜ」

2度も時を止めることになるとは。しかし、近づかない。正確には近づけないのだが。
あくまでも力試し、ということだったからか。
承太郎は足をここで止めた。
これ以上やるとしたら…まあ、大人しく降参ってやつだ。
>>槍オルタ

8ヶ月前 No.85

クー @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_WRJ

【喫茶店/二千恵衿沙】

「あはは、もう少し、率直な感想を受け止める努力はしたほうがいいよ?
 僕みたいな人に、心を奪われてしまうかもしれないからね」

 ペースを崩して慌てふためき、偶然という魔女の様子を見て、面白可笑しくくすくすと笑いのける。
 ああでも、心から笑ったのは久しぶりだ。生徒会選挙前の、マブルゥとの語らいを思い出してしまう程には、素直に、個性百面相という化けの皮を剥いで笑った事はなかっただろう。全くもって、感謝しなくてはならない。

「ん……ああ、なら働き方を教えてもらうかな。『先輩』に。
 巨大な学園の理事長の娘ともなればバイトなんてしている暇もないし許されないしね。学校の運営に力を注いで来た。だから、こういうのは新鮮な気分だ」

 花は桜木学園。生徒数およそ1万人の超マンモス校の高等学校。理事長の二千恵理人が提唱する「絶対個性主義」のもと、生徒の個性を重んずる独特の校風を持つ、私が生徒会長とし君臨していた学校。
 生徒会長をしていれば、まあ、バイトなんてものは出来やしない。だからこそ、新鮮すぎる。ああ、なんでだろう。楽しくなって来た。

「と、なればあそこの店長さんにお話をするしかなさそうだね。
 勘定は済ませて、話を進めようかと思うんだが────」

>>チカ

8ヶ月前 No.86

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=aKz6Fhwx8Y

【廃墟/槍オルタ】

「ぐっ……」

ーー危うかった。直接ではないものの、拳の衝撃は鎧の内側まで届いていた。咄嗟に鎧を吹き飛ばさなくては、此方が吹き飛ばされる羽目になっただろう。

そして、槍を解放して一撃を放ったーーが、渦はあらぬ方向へと進み男を避けて壁を粉砕した。

否、男の方が渦から離れたのだ。やはり、何の前触れもなく。男に視線を向けると妙な事に気づく。槍の一撃を避けた筈なのに、男は傷ついていた。あの拳の速度なら渦を殴って強引に避けれるかもしれないーーが、やはり何か抜け落ちている。

まるで、其処だけ時間がーー

「時間、か……ーーそうか、時間を飛ばした。否、時間を止めたというわけか」

欠けたパズルのピースが埋まったような感覚を覚え、違和感の正体に気づいた。時間が飛んだ、あるいは止まっていたのであれば、初動や前兆が無かったことも頷ける。

「ーー見事だ。あの怪物を仕留めた実力も頷けよう。その力と折れぬ精神があれば、これから先の災厄にも立ち向かえよう」


槍を下ろして魔力の放出を止め、光が消えて再び棘が槍を刺して拘束が施される。意を汲み取ったラムレイも鼻を鳴らした後、首を下ろして戦意が無い事を男に示す。


「………」

ちらっと粉砕した壁の方を見る。威力を加減したのが幸いして、被害は多分、最小限に済んだようだ。外の方から近づいてくる者が居たとしても、巻き込むことは無いだろう。

>承太郎、(西隼人、美希、仗助)

8ヶ月前 No.87

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp

 【 廃墟 / 星井美希 】


 脳内に直接響くような重低音。それは歩を進める度に大きさと激しさを増していった。この錆びれた廃墟で何が起こっているのだろう。不審げな視線を辺りに巡らせていれば、隼人が美希の前に進み出てしきりに音の聞こえた方を気にしていた。
 不穏な空気に、隼人も仗助も敏感に反応しているらしい。勘が良いのか、本能が危機を告げているのか定かではないが、少なくとも美希では感じ取れない何かを分かっているようでもあった。

 「 ねえねえ、この音っていったいなんなの? 中で何か撮影でもしてる? 」

 彼らの後ろで何とか状況を把握しようと、美希はいつもよりも懸命に頭脳を働かせる。怪獣の事件や幽霊の噂にこの轟音、一見してみれば何かのアクション映画を撮っているようでもあった。
 しかし周辺に漂うただならない雰囲気に、否と心は首を横に振っていた。

 「 隼人、仗助、入らないの? さっきまであんなに行きたそうにしてたのに…… 」

 もしもこれが本当に映画の撮影だったなら。そんな淡い期待を抱いて、胸中にわだかまる不安を振り払おうと試みた。
 廃墟に行きたいと口々に言っていた二人に、純粋な疑問と好奇心を半分に訊ねてみる。




 >> 西隼人さん、東方仗助さん、槍オルタさん、周辺おーるさま。

8ヶ月前 No.88

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【廃墟/西隼人(ウエスター)】

廃墟から鳴り響いていた轟音は止み、辺りは静かになる。外からでは音でしか判断することが、戦闘は終わったのだろうか。
仗助が中に入るべきか聞いてくるが、今はミキもこの場にいる。彼女の言う撮影だったなら連れて行けるだろうが、残念ながら先程までの音は間違いなく何者かが戦っていたものだ。

入らないの、と聞いてくるミキの質問に少し考える素振りを見せた後、隼人は口を開く。

「やばそうなら逃げる、ってのがここに来る前の約束だったよな?」

廃墟へ向かう前に仗助が言った言葉だ。それを改めて口に出しながらミキと仗助を見る。
今は静かだが、廃墟の中にいるものが何なのかわからない以上普通の人間であるミキは来るべきじゃないだろう。仗助が戦えるのか、というのも聞く前にここに来たのでわからない。
ならば───

「さっきまで響いてた音を聴いただろ?中がどうなってるかわからないからな……ちょっと俺一人で様子を見てこようと思う。大丈夫そうなら中から二人を呼ぶからさ」

この中で一番年上の自分が行くべきだろうと隼人は考えた。中に入ってから元のウエスターの姿に戻ればミキに見られる心配もない。

>>仗助、美希(槍オルタ、空条承太郎、ALL)

8ヶ月前 No.89

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>86


「う、うっさいわね! 心配しなくてもアンタみたいなタイプのヤツになんて引っかかったりしないから!」

 素直に受け止めるようになった方がいい──

 云われなくても、自分がちょっとばかし天邪鬼な性質な事くらいは自覚している。
 序でに言うと、これについてはもう性分としか言い様がないのも、無理に変えようにも変えられる物ではない事も。
 けどだからって恵衿沙みたいなタイプの人に心奪われるって事は絶対ないわ! 其処までちょろくないわよアタシ!
 確かに現状翻弄されているのは事実かもしれないけど──それだけ! それだけだから!

「学園の理事長の娘──ね」

 さておき、どうもアタシはそういうタイプのヤツと縁があるらしい。
 きっこ──アタシにとって大切なライバルのあの娘も、魔界の女王の子だった。これは偶然なのか、或いはそういう星の下に生まれてきたのか。

「ふ。言っとくけどアタシの教えは厳しいわよ、充分覚悟しておきなさい、『後輩』」

 何はともあれ、これにて一件落着……


 ……の前に、話を通しておかないといけない相手が居るのを盛り上がっていたせいでスッカリ忘れていた。

 店長。そういえば居たわね、店長。

「──そうね、そうしましょ。まあ大丈夫よ、此処の店長って人が良いから」

 何か言い方を間違えているような気もするが、きっと気のせいよね、うん。

8ヶ月前 No.90

『星』と『金剛石』 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【廃墟/空条承太郎】

…やれやれ、終わったか。実際、かなりやばかったがなんとかなったな…
だがまあ、こんな野郎が敵じゃあなくて良かったってところだな。

「…バケモノ見てーな洞察力だな」

かつて、これと同じ能力を見破るために命を落とした仲間もいたが、マジにバケモノだぜ、こいつは。時を止める能力、それがまさにスタープラチナの能力である。

「おれはあの怪物退治に関与してねーがな」

そう、空条承太郎はあの事件とは全く関係のない人物である。事件単体としては、だが。もしかすると全体の異変には恐らく関係しているのだろうが…

まあ見事に壁が粉砕されている。廃墟ってとこがビミョーに怖いところだが、まあこの程度なら大丈夫だとは思う。
外に誰かいないかだけが不安ではあったが、この辺りを通るもの好きはこいつを探しに来るような輩くらいか。

>>槍オルタ (西隼人、星井美希)



【廃墟/東方仗助】

グレート、結構派手にドンパチしてたらしいな。しかし、終わったのか音はなり止む。

「そーっすねェー…撮影っつーよりは実験とかの方が有り得るんじゃあねーかなァー」

あくまでもシラを切る。スッとぼけているが、真面目な話、星井に話すべき話ではない気もした。

「そーいう約束でしたね…ちょっと離れた方がいいかもな…星井よォー、ちょっと下がっててくれ」

星井にちょいと離れるように声をかける。中は危険かもしれない。となると自分も中に行ったほうがいいとも思ったが、星井のことを放置しとくわけにもいかねーからなァー…

「そーっすね、おれと星井は外で待ってるぜェー…それでいいよな?」

西さんにそう返答をして、星井に問いかける。
一応、外で待機しておこう。マジにやばそうなら急いで駆け込める準備もして。
>>西隼人 星井美希 (槍オルタ)

8ヶ月前 No.91

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=aKz6Fhwx8Y

【廃墟/槍オルタ】

【ひとまず戦闘&シリアス終了のお知らせ】

槍を床に突き立て、体を支える杖代わりにする。弱みを見せないのは王として、というよりは負けず嫌いな面が強い。


「殺し合いでは無かった、というのもあるがな。とはいえ、考える隙を与えない攻めは見事だった」

試し、という前提があった。それ故にお互い命を奪うまで攻める気はない。それでも、絶え間無い攻めに防戦一方だった。魔力放出の応用で、魔力で編んだ鎧を弾き飛ばさなければ危うかった。

「ーーそうか。だが、そうであったとしても、私のすべき事に変わりはなかったが」

一瞬、しまった、と表情に出てしまった。だが、いずれにせよ実力を試すことに変わりはなかったと思い直す。

先日、怪獣の消滅と街が修復される様を見て試すべきことがあった。それを確かめることも、目的の一つだ。

「崩れずに済んだか。被害を抑えるために廃墟を選んだが、耐え得るかは賭けだった」

マスターはおろか、聖杯すらないというイレギュラーな条件で現代に召喚された身だ。いつまで現界していられるか分からない。故に急いでいた。

しかし、魔力放出を使い、抑えたとはいえ真名解放した宝具の一撃を放った後でも、こうして魔力切れを起こさず存在を保ててている。そもそも魔力供給無しに一晩が経っても現界している時点で異例だが。

「来るか。怖いもの見たさなら追い払うが、そうでなければ……彼らにも知る権利はあろう」

ひとまずラムレイから降りるべきかと思案しつつ、待つ事にした。

>承太郎、(西隼人、美希)

8ヶ月前 No.92

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_WRJ

【喫茶店/二千恵衿沙】

「あはは、そうだろうね」

 と、さらりと嘘を吐いてみせる。
 こういうタイプが一番、自分の『声』にハマりやすい。僕の声『暗示声(ヒュプノボイス)』は、直線であればあるほどはまりやすい。要するに野性的(プリミティブ)であればあるほど効果を発揮する。だから僕がここで絶望する歌とやらでも歌ってみれば、たちまちチカは絶望──
 まぁ、そんなことをするわけがない。折角の協力者だ。暗示なんてものは必要ないだろう?

「あはは。
 ……まあ大丈夫さ。全身の骨が折れても僕は歩いたし。
 死んでほしいくらい憎かったけど実の父親に高所から突き落とされてもちゃっかり生きてたし。
 どれだけチカ先輩のご指導ご鞭撻が厳しかろうと、僕はめげないし泣かないからね。余計に期待させてもらおうじゃあないか」

 立ち上がり、ぐっと背を伸ばす。
 順調、順調だ。この世界に来てからも、僕という存在は天に見放されていないらしい。好都合だ。


「────人が良すぎるのも、結構危ないけどね。
 僕が善人でよかったんじゃあないかな?」

 ────────なんて。


>>チカ

8ヶ月前 No.93

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp

 【 廃墟 / 星井美希 】


 不意に止んだ激しい音と、微かに聞こえる誰かの話し声らしきものは、廃墟というシチュエーションも相俟って一種の不気味さを醸し出していた。本来ならばあっていいはずのカットの声も、指示を飛ばす檄も聞こえない。
 これはいよいよ、本格的に心霊じみてきたかと思い美希は二人の言う通りここで待つことにしようと決意した。

 「 これ、本当に何かお化けがいるんじゃないかな。ミキ、入るのはちょっと気が引けるの 」

 彼女にしては珍しく不安を色濃く浮かばせて、怖々と視線を仗助と隼人へ順に投げる。もし何か危険があるようならすぐに帰ろうと、多分に含ませたものだった。
 得体の知れないものへの怯えに耐えるように、その事象から逃れるように、そして自身を守るように滑らかな両の腕をさすった。



 >> 西隼人さん、東方仗助さん、槍オルタさん、空条承太郎さん、周辺おーるさま。

8ヶ月前 No.94

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/月瀬チカ】


>>93


「そこまでしないわよそこまでぇ!!
 飲食店よ此処!? そんな過酷な修行みたいなのは必要ないわ! ていうかアンタさらっととんでもない事ぶちまけなかった!?」

 全身の骨が折れても歩いただの、実の父に高所から突き落とされただの。
 何をそんなさらりと口にしてくれているのか。後者の噺はあれか、アンタの家系はライオンか何かに影響でもされているのか。
 恵衿沙──いったい元の世界ではどんな生活を送ってきたのか。
 人それぞれに物語はあるのだろうが、彼女のは相当に奥が深いというか、闇が深そうだ。

「…………ふん。アンタが善人じゃなかったら、なんであの怪獣を倒すのに協力したのかって話よ」

 ちらり、恵衿沙が告げる言葉。

 しかし、と。

 薄情者であるなら、逃げ出せば良かった。
 悪人だったのなら、怪物騒ぎに乗じて火事場泥棒の一つでもしてみせたらいい。
 だけどアンタはそうしなかったろうに。アンタはあの中に居た輝きの一つだったろうに。

「アタシは魔女よ。───悪人かそうでないかを見分けるなんてのは、ワケないの」

 そう────。
 その時点で、月瀬チカの中での二千恵衿沙という少女への評価は、既に決まっていたのだ。

「ったく、くだらない事言ってないで、もう注文するものがないんなら勘定済ませちゃいなさいよ。それとももう一杯何か飲む?」

8ヶ月前 No.95

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

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7ヶ月前 No.96

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_WRJ

【喫茶店/二千恵衿沙】

「ああ、うん、そうだよ。
 僕は実の父親からネグレクトを受けていたんだ。酷いだろ?」

 ネグレクト────────育児放棄、育児怠慢。
 個性百面相は、その頃から父親に振り向いてほしいがために演じた過去の個性キャラが蓄積されたもの。
 それが父親にとって意味を成さない行為だと気付いた後、「父親の無視できない存在」を目指し、それまでのキャラを捨てヒーローになる事を決意した。
 しかし
 父親は私を見捨て、私を落とした。私の心は暫く海を彷徨った。

 全てが懐かしい。

「……はは、本当に『魔女』なんだね。
 全く。可愛い事言うよね。僕の中でも結構お気に入りだよ、君」

 くすくすと嘘か本当か分からないような、砕けた言い方をする。
 すると相手の言葉を聞いて「ああ」と、溜息を吐く。

「そうだね……じゃあ、あと、カプチーノでも、頂こうかと思うんだが」

>>チカ

7ヶ月前 No.97

星型のアザの一族 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【廃墟/空条承太郎】

…殺し合いじゃあなくて助かったな、お互いに…

手合わせ、という前提がなければまた結果は違ったのだろう。

「それしか手段がなかったってだけだ。思考を廻させたらすぐにバレそーだと思ったんでな」

理屈ではなく、本能的な話ではあるが…しかし、実際に能力は看破されたわけで…

「まあ、そもそも力試しをしたのは…これから先のことを見据えてのことだと思うが」

そう、先のこと…何もわからない状態だが、力を試す必要があったのは先に進むためではないか?そんな推測を立てていた。何故なら…恐らくこいつも同じ状況にある人物だろうと思っていたからである。

「そいつは良かった…壊れて潰されちまったら笑い話にもならねーからな」

相手が賭けだ、と言ったことに対し冗談じみた答えを返す。

そして、またここに来訪者が現れる。

幽霊探し、というが面白半分というよりは…格好を見て、態度を見て、ふざけているわけでもなさそうだ。つまりは…こいつもってところだな…

>>槍オルタ 西隼人 (星井美希)



【廃墟/東方仗助】

お化けがいるかもしれない、か…幽霊なら見たことはあるけど、お化けって嫌だなァー…
取り敢えず怯えてる女の子は1人にするのはマズイし残るのは正解かな、うん…

「イザとなったら逃げろよ?逃げる時間くらい稼げるからよォー…おれもその後逃げるけど」

軽いジョークのような雰囲気で星井にそう言う。多少は怯えが抜けるといいけど、まあ怯えても仕方が無いだろうし、その辺は正直期待していないが…まあ、マジでやばそうならいつでもスタンドは出せるぜェー…

「んじゃ、頼むぜ西さん」

今から中に入ろうとしている西にそう告げる。
自分から行ってくれるというのはなんとも心強く頼りになることか…
おれも自分の仕事はしないとな
>>西隼人 星井美希 (槍オルタ)

7ヶ月前 No.98

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp

 【 廃墟 / 星井美希 】


 「 ……うん、隼人、気をつけてね 」

 中の様子を見に行くと告げるとさっさと歩き始めてしまった隼人。止めても無駄だろうし、ここで待っていろと言われては反抗する気すら起きない。素直に従えば、仗助と二人彼の帰りを待つことになった。
 まだ昼間の時間帯と言っても差し支えない。ビルの隙間から顔を覗かせる空の色は、澄んだ青を湛えている。しかし人通りの少ない廃虚の周辺ということもあり、流れる空気は微かに異質なものだと感じた。
 冗談めかして仗助が逃げろと伝えてきたために、美希の怯えは大幅に払拭された。冷静になってみれば、お化けや幽霊などは本来有り得るはずのない存在なのだから。

 「 わかったの。まあ仗助にもしものことがあったら、ミキが警察でも呼んであげるね! 」

 左手に握った携帯を顔の近くで振って、民間人には頼もしい存在を示す。しかし、この場合警察が本当に頼りになるかは分からない。何せ不確定要素が多すぎるのだ。
 ふと真面目な顔つきになれば、辺りを見回して何か武器はないかと適当に足を動かす。流石に手持ち無沙汰ではいざという時に自分の身すら守ることはできない。

 「 あんまりないなあ、割れ瓶なんて逆に怪我しちゃうから使えないよ。……仗助は、逃げる時間稼げるって言ったけど、喧嘩強いの? 」




 >> 西隼人さん、東方仗助さん、槍オルタさん、空条承太郎さん、周辺おーる様。

7ヶ月前 No.99

時間は過ぎて、夜に。 @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e



        ・・・・・・・
        廃墟に住まう幽霊の噂。

        星を掲げる二つの幻想の激突。



その裏で東の名を持つ少年は、西を冠す青年と星を宿す少女に出会い。魔女は個性の王と邂逅す。
他にも幾つかの出会いがあり、それらは多かれ少なかれ、この現実への影響を与えていた。

しばらくの月日が流れ、幻想からの来訪者達は未だ帰還への糸口を見付けられないまま、この世界での生活を余儀なくされていた。
何も変わらず、平穏無事に過ぎて往く毎日。
──だが、幻想が終わった訳ではない。
浸食は既に、静かだが確実に進行を続けていたのだ。









【喫茶店/自室/月瀬チカ】



  ・・・・・・
「コメットループ」

 唱えるのは魔法の詞。
 物理法則を無視した現象を引き起こす力のトリガー。
 魔女力をチャンネルセットしていない状態では大した事は出来ない。
 アンテナのないテレビに電波を拾わせるくらいなら。

 捨てられていて、まだ使えそうな古いテレビを回収したのは、少し前のこと。
 この時代では既に過去の物になったブラウン管でも案外役に立つものね。

「……」

 仕事終わりに紅茶を啜りながらニュースを眺める。
 我ながら、なんて優雅な時間なのか。余裕のある大人の女性って感じで……

「──熱ッ!」

 ……。

 ひりひりする舌は置いておいて。

「……ふー、ふー」

 このところ、新聞やニュースで不穏な内容の話を聞くことが多くなった。
 小さいものから、大きなものまで。
 勿論、それらの事故は今までにもなかったわけではない。
 しかし頻度は確かに上がっている。

 …恐らくは、自分達が現れた日を境にしてだろう。

7ヶ月前 No.100

乾十三 @underbirth ★IwBCQ3k6ln_juY

【路地裏/乾十三】


 「(――キーキー喚かなかっただけ、褒めてやるべきかコレは)」

 この身形がこちら側でどういう反応を受けるのか、それは痛いほどよく分かっている。
 しかし目の前の少女は顔に言葉に詰まる驚愕が表れているにせよ、悲鳴(こえ)を上げる事は無かった。場所が場所だから人目が少ないにしろ万が一も有り得るのだから。銃頭というこれ以上なく凶器的なフォルムの男に、悲鳴を上げる少女の構図とくれば、勘違いも殊更特別でない。

 とりあえず、大事には至らず良かった――ふと、空を見上げると陽に闇が差し掛かっている。


 「忙しかろうと暇だろうと時間が過ぎるのは何処も同じか。……オイ、今日の事は夢だと思って忘れとけ。そして早く家に帰れ。最近、何かと物騒なんだろ? さっさとしねえとオレがお前を襲うかもな。夜道でこんなのに付いて来られても困るだろ?」

 興味よりも困惑が占めている様子だが、それを収まるのを悠長に待っている義理は無い。
 此処もそうだが、最近この街は”よく分からないもの”で平穏とは言えない状況に陥っている。であれば、家に居たところであまり変わらない気もするが、それは心持ちの問題として。
 軽く脅しを掛けておく。こうすれば大抵のガキはびびってさっさと退散する。
 ――こんなナリでフレンドリーだったら、粗悪なスプラッター映画より冗談悪いからな。

>雁淵ひかり

7ヶ月前 No.101

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=QtQ3S8TXME

【返信が遅くなって大変申し訳ないです。レスを返します。

戦闘にはならないので、御安心ください。決着はつきましたので締めに入っていきます】


【廃墟/槍オルタ】


実際、体感したからこそ気づいた。鎧を砕かれて、拳を受けて、宝具解放してもぎ取った。“この姿”とはいえ、我ながら力任せなやり方だ。

腹部に手を置く。鎧の下まで届いた拳は堪えた。それでも倒れはしないと、槍を杖代わりにしている。ラムレイも、それを汲み取ってくれているようだ。

「如何にも。あのような災厄が起きる可能性はある。

ーーそれに、あの怪物が消えると同時に壊れたものが戻った。あの現象が起こる理由を確かめるたでもあったが、犠牲は最小限に抑えたかったのでな」



それから、此度の幽霊騒動を起こしたもう一つの理由を明かした。破壊を最小限にしたかった為、幽霊が出る噂の廃墟は、まさに絶好の物件だった。

時間が無く強引な手段になってしまったのは否めないが。

「ああ、頑丈なおかげで助かった」

お互いにな、と付け加えて冗談じみた笑みで答えを返す。

「よくぞ名乗り出た。その気概に免じて王の尊顔を拝する権利を与えよう。……如何にも、私が亡霊ーー嵐の王、ワイルドハントの化身である。此度の幽霊騒動、私が起こしたものだ」

姿を現した来訪者。それは一人の男だった。此方の姿を見た後、男は覚悟を決めた表情を見せて掛け声と共に構える。男は現代風の衣装から、騎士を彷彿する装束へと変わる。変身、というよりは擬態を解除した、というのが正しいだろうか。

件の幽霊騎士かと問われ、胸を張って堂々と堪える。元より隠す気は無いが、鎧を失ったままでは説得力にかける。ならば、威厳を持って示した。

騒動を起こした理由は先に来た男に明かしたが、改めて説明する。

「ーーそこで隠れている者達も出て来るが良い。案ずるな、獲って喰ったりなどしない」

来訪者の後ろに顔を向けると、本来の自分に近い声色で語りかける。


>承太郎、隼人、(仗助、美希)、廃墟ALL

7ヶ月前 No.102

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_X9G

【喫茶店/廊下/二千恵衿沙】

 コン、コココン、コン。
 湯気の立ち上る黒い液体が入ったカップを手に、ボクはチカが住み込んでいる部屋のドアをノックする。
 朝からブラックコーヒーだ。返事を待ちながら、手にしたコーヒーを見てふと思う。完熟したコーヒーの実だけで作られたコーヒーは、ほのかな甘さを持っているらしい。この甘さは砂糖や牛乳などを入れると台無しになってしまうほどほのかな甘さなのだが、この世界でそれが味わえるとは思えない。

「せんぱーい、いるかーい」

 わざとらしく先輩、なんて言いながら再度ノックをする。
 尋ねる事は一つ。此処最近の治安状況に関してだ。
 おそらくそれは、相手も思っているに違いない。ここ最近、あまりにも頻発し過ぎているのだ。

「ドア越しに失礼するけど、今朝のニュースは見たかい。
 全く物騒になっていく世の中だよね。そういうわけで先輩の意見を一つ聞いておこうかな、とも思ったんだけれど?」

>>チカ

7ヶ月前 No.103

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/自室/月瀬チカ】


>>恵衿沙



 要するに、自分の居た世界と似たような事が起きているのではないか。
 自分をはじめとして、何らかの理由でこの世界に来てしまった人間ならぬ超人達。
 その全てが恵衿沙のように良識ある──
 いや、例え良識があったとして、突然の事態に戸惑わない者はいない。
 月瀬チカにはそれなりに万能の術である【魔法】があった。偶然偶々自分の仮住いに出来る場所も見付かった。

 有体に言えば、居場所となる地を確保出来たのだ。

 けれど、そうでない場合はどうなる。

 拠り所を欲した者は何でもやる、チカは身を以てそれを知っている。

「──ん」

 ノック音がして、扉に視線を向ける。
 次いで聞こえて来る自分を呼んでいるのであろう相手の声と、再度のノック。

「入っていいわよ」

 廊下にいるであろう彼女の入室を許可する。
 勘が鋭い相手だ、そりゃニュース云々を気に掛けるのも当然だろう。
 宜しい。だが見解を述べるのは、とりあえず入って来てもらってからだ。廊下に聞こえるような音量でべらべらと語る訳にはいかないし。




【路地裏付近/雁淵ひかり】


>>乾十三



「え、ええっと──」

 反応に困った。
 転がったお金を追い掛けて、そうしたら頭部が銃みたいになっている人が居て、その人がお金を拾ってくれて。
 今日の事を忘れてさっさと行けって言われた。まとめると、こんな感じだ。
 私がこっちに来てから、御手伝いとして働いて街に住んでいる人にも沢山会ったけど──こんな人は初めてだ。

 人は見かけによらないというけど、この人の場合は見かけが判断の基準として成り立たないような。
 初めて会った時の印象が恐怖であったのなら、それで固定されてもしかたが無い。
 が、経緯はどうあれ、落したお金を拾って貰った。だから──

「わ、わかりました!」

 素直に頷くと、ひかりは一つお礼を述べると頭を下げた。

「あの、」

 そうして路地裏から去ろうとして──。

「──何時も、此処にいるんですか?」

7ヶ月前 No.104

二千恵衿沙 @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_X9G

【喫茶店/廊下→/二千恵衿沙】

 自暴自棄、即ちヤケになった人物というのはどういう行動に出るか予測が出来ない。
 破れかぶれに行動を起こして最悪の事態を引き起こすか、それとも事態を好転させるか。運命の悪戯と、運命のサイコロがそれを決める。アンバランスな足場に居れば、やがて自暴自棄に陥る事もある。そういうのは全て体感済みだし、自分がそれで一度は死にかけたのもまた事実なのだから。

「はいお邪魔します」

 コーヒーをこぼさないようにドアを開けて部屋に入る。
 古いブラウン管のテレビから流れる最新のニュースに思わず目を丸くするが、「そういえば魔女だったか」と思い返せば、これくらいのことは出来て当たり前なのだろう。少し彼女の技量について感心する所だった、と記載しておく。
 ブラックコーヒーを啜り、壁に背を預ける。

「例の幽霊騒ぎだっけかな、廃墟の。
 別に足を運んだわけでもないけど、近辺の目撃から、あの時の怪獣退治に参加したメンバーがいたようだ。

 全くもって面白可笑しいものだ。
 こう言う奇天烈な事象には、決まって僕たちのような異邦者が関わっている。いや、寧ろ惹かれあっていると言っても過言ではないのかな?」

>>チカ

6ヶ月前 No.105

月瀬チカ @recruit ★0fKR6AbOdF_M0e

【喫茶店/自室/月瀬チカ】



>>恵衿沙



 ドアが開いて恵衿沙が入って来る。
 ──と同時に室内の漂う紅茶以外の香り。
 ああ、コーヒーかと手元を見て察する。道理で喫茶店のバイト中のソレだなと。
 テレビのカラクリに気付く一瞬の表情の変化にちょっぴり口元を緩めながら、話は本題へと移る。

「ロボットの超人か、あの変わった髪形した学生さんかのどっちかね」

 恵衿沙の言う幽霊騒ぎ、とは、この街の廃マンションで起きていた鎧を纏った幽霊が出るという噂だ。
 やっぱりと言うべきか。其処にはまた別の超人が絡んでいたらしい。口振りからして、件の両者が張本人という訳ではないのは考えが付く。

「巻き込まれるこの世界の住人からしたら、ただただ厄介事でしかないでしょうけど」

 同類が同類を呼ぶ。
 あながち、間違いではないのかもしれない。
 最初の怪獣はアタシの世界に居た存在だった、アタシがこの世界に呼ばれたのとも無関係ではない──と思う。

「このまま、どんどんこの世界にアタシ達みたいなのが流れて来たりしたら──」

 果たしてどうなるのか。

6ヶ月前 No.106

星井美希 @mistnovaxx ★Android=VFlsLBzQJp


 【 廃墟 / 星井美希 】


 本当に不思議で不可解なことだらけだ。世の中は、教科書では教えてくれないことがたくさんあるらしい。昨夜に起きた事件はゆらゆらと波紋を広げて、平和で温寧な日常を少しずつ侵食しつつあるように思えて、途方もない気持ちに襲われた。
 ふう、と小さく息をつき、頭の中で感情や出来事の整理をつける頃には大きく不穏な音が聞こえなくなっていた。
 美希が立つ場所から数メートルも距離はないのか、どこか厳粛な雰囲気の声がはっきりと聞こえてきた。出てくるように催促する声に、素直に従うことにした美希は携帯をポケットにしまい、気軽な足取りで不可解な何かの前へと躍り出た。

 「 こんにちは、なの。さっきまですっごい音がしてたみたいだけど、お姉さんたちは何してたの? 」

 名乗りを上げるのもそこそこに、つい好奇心や不安感が先行して矢継ぎ早に、見慣れない格好の女性に質問をしてしまう。
 足元の無機質なコンクリートはやはり硬い音を鳴らすだけで、美希に何も教えてはくれない。自分で知らなければならないのだ。
 目の前に立つ相手の正体が何なのか、それはわからない。男性なのか女性なのか。もしかしたらお姉さん、なんて言葉は不正解かもしれない。だからこそ、聞かなければ前には進まないのだ。




 >>槍オルタ、(西隼人、東方仗助)、周辺おーるさま

6ヶ月前 No.107

ウエスター @zexion☆k39FQPKv5bQ ★iPhone=5ISdhhOrha

【廃墟/ウエスター】

「幽霊騒動を起こした理由はわかった。亡霊って言うわりには実体があるように見えるが……まあそんな事はどうでもいいか」

嵐の王、と馬に跨る騎士は名乗った。ワイルドハントの化身というのもよくわからないが、彼女が上に立つ者であるというのはわかる。散々使われてきた経験のお陰だ。

どうやらウエスターが来る前に戦闘は終わっていたようで、彼女も奥にいる白コートの男も敵意はない。

この様子なら外で待つ仗助とミキを呼んでも問題ないだろう。そう思っていると、彼女が先程よりも柔らかい声音で外に向かって呼び掛ける。もう少し堅い人なのかと思ったが案外話せるのかもしれない。

しかし、そんな事を考えていた為に思わず反応が遅れてしまった。西隼人の姿に再び変わる前に、ミキが呼び掛けに応えてこの場所にやって来たのだ。

「────ッ!!」

ウエスターは今は本来の姿だった為に思わず固まってしまう。
髪の色も肌色も服装も全く違うのだ。別人だと思われる可能性が高い。
今すぐにでも変身したいが四葉町のあった世界とよく似たこの世界でも、突然目の前で姿が変われば当然驚いて困惑するに違いない。だから動けなかった。

>槍オルタ、承太郎、美希、仗助、廃墟ALL

【返信が遅れてしまい、本当に申し訳ありません!
もう作中では数日経っていますが、廃墟の話がひと段落ついてから数日後の文を投稿させていただきます】

6ヶ月前 No.108

空条承太郎 @jojo3daime☆UIZ8nct3yGTf ★iPhone=PvTjW8pAQ9

【廃墟/空条承太郎&東方仗助】

「喧嘩は…まあ、強くはないけどよォー」

腕力がないわけでもないが喧嘩なんてしたことはなかった。喧嘩というか…一方的に殴るケースで終わってしまうからだ。

「あ、おいちょっと…」

出てくるような告げる声に反応するように入っていってしまう星井。この行動力は羨ましくもあるのだが、問題ごとに首突っ込んだりしそーで大変そうだなァー…

後をついていくように中へと入ると中は…
うん、廃墟って感じだな…それに見知らぬ男?と女性がいたのだが…なんだか見知った姿があるのにはたまげてしまう。まさかこんなところで会うことになるとは…

「じ、承太郎さん…」

たじたじといった感じで白のコートの男を見る仗助。
一方の承太郎の方は、態度を変えずに何かを見ているようだが。

「……現象か。この場合はどうなるのか」

この前の怪獣が現れた時に起きた現象はそれ自体にプラスしてもう一つ。あの再生する現象は果たして。

…と、先に入ってきていた男が何やら動揺している。動揺の理由はわからないが、動きがあったのはあの少女が入ってきたタイミングのことだったのは間違いない。


「あれェ〜?西さんは?」

と、間抜けな声を1人の少年があげる。勿論、東方仗助のことである。先ほど入っていったはずの男の姿は見当たらない。代わりにいるのは威厳ある女性と承太郎さんと星井と…変なオッサンだ。変なオッサン…というのは悪いか。奇抜なスタイルの…か?まあいいや。
何故か、西隼人は消滅したのである。一体何処へ…?

西さん、と呼ばれる人物…タイミング的に考えると恐らく、そこの男なのだろうが…仗助は気が付かないということは姿が違うということなのだろうか。よくある特撮の変身ものみたいに姿を変えられると言ったところだろうか。さてさて…そうなると…フォローを入れるのもいいかもしれないがその前に…

「色々と頑丈さに助けられたな…今回は」

返答くらいするのは礼儀だろう。頑丈だったのはお互いのみならず、この廃墟となった建物だ。崩れたりしないでくれるのはマジに助かったぜ…

「それで…ウエスターか。まあどっちでもいいが…お前もなにか出来るのか?こういう状況だからな。その内手を貸しあわなければならない時も来るかもしれないから良かったら見せてもらえないだろうか」

そこの幽霊の騎士とは既にお互いに見せあったし自分が見せることに抵抗はない。悪人でないことくらいは挙動やらでわかることだ。

「スタープラチナ」

先に相手にやらせるのも申し訳ないのでスタープラチナを見せる。一般人もいるようだがこの中に入っている時点で見せるのは仕方の無いことだ。
どうせ最初から普通の雰囲気でもないし、こういうタイプは恐らくこれからも見ることになってしまうだろう。

仗助は少し妙な表情をして、承太郎を見ているのだが…

>>槍オルタ ウエスター 星井美希

6ヶ月前 No.109

ニーチェ @ready50☆AaWAaYBi9xHg ★6lDqAT8MNN_X9G

【喫茶店/チカの部屋/二千恵衿沙】

 口元を緩める相手の顔を見て「まいったねこれは」と、わざとらしく驚いたような声を出す。
 やれやれ今日のコーヒーはヤケに熱いな。お湯の温度設定を間違えているんじゃないだろうか、色々と。

「だろうね。想像し易い光景であることに間違いはないだろう。
 僕の想像としては、後者の東方くんだと思うのだけれど……ま、あくまで推測だ、気にしなくていい」

 どちらかと言えば彼は正義感の強い、いわゆる黄金の精神とやらを持っていそうな男だ。
 あの猿との激闘の最中でそれを垣間みた訳だし、推測とはいえ当たっている可能性は高い。というか多分そうかもしれない。

「うーん、これもまた推測、想像、思い込みでしかない話だけどね。
 君が続けようとしている言葉は当たっているだろう。どうも、この世界は「いい人」だけを選別しているわけではなさそうだ」

 ただ、それでは世界のキャパシティがどうなるだろうね?と続けながらコーヒーを口にする。

>>チカ

6ヶ月前 No.110

槍オルタ @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=QtQ3S8TXME

【廃墟/槍オルタ】


「夜明けを迎えて消えるーーという訳でも無いようだ。恐らくは、破壊を行った存在が消えない限り、その痕跡も消えないのだろうな」

実際、此方に喚ばれてからは消えずに存在を保てている。


完全に消えるとすれば、あの怪物のように討ち倒された時だろう。だからこそ、取り返しがつくように被害の少ない場所を選んだ。


「ーー噛み砕いて言うなれば、実体のある亡霊と言ったところだ。触りたくば、近くに寄るがいい」

冗談だ、とからかうように笑みを浮かべる。このマントを着た青年は、どうも憎めない雰囲気を感じる。悪戯心を抱く程度には。


「ーー」

後からやって来たのは、学ランを着た青少年と金髪の少女。それを見た青年の反応は、明らかに動揺している。

彼に合わせて一芝居打つべきか悩んでいたところ、先ほど対峙していた男が再び人型の像を具現化する。

「ーー私だ。これは我が槍の一撃によるものだ。その男と手合わせをさせてもらった」

後からやって来た二人、特に金髪の少女の意識をマントの青年から此方に向けさせようと試みる。下手に三文芝居を打つよりはいいだろう。

「案ずるな、既に勝敗は決した。貴様らに害をなすつもりはない」

敵意はない、と淡く笑みを浮かべて告げる。


「それはそれとしてーーーー空腹だ、ジャンクな魔力供給(しょくじ)を所望する」


>承太郎&仗助、ウエスター、美希

6ヶ月前 No.111

結城明日奈 @remarktaka☆r1tEhET71iM ★QQ4coYUYZl_jAc

・・・今の流れ、説明して頂戴だれか‥。ここの存在を失念してた私が悪いのよ。チカちゃんはいる?

3ヶ月前 No.112
切替: メイン記事(112) サブ記事 (1) ページ: 1 2

 
 
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