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◆】―BAYONETTA―【◆―第三章

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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版権+オリ/魔女/天使 @makita ★Android=QP7DgXg77L

《ラグナ信仰》の神話は語る――――




“かつて世界は神のもと《一つ》であった。
しかしファーストハルマゲドンにより世界は崩壊。
世界は《魔界》《人間界》《天界》その間を満たす《プルガトリオ》に分断され、神は永き眠りにつく”

謂わばそれは、《混沌の時代》の始まりであった……。
そんな時代の中、世界の観測者・二つの目は世を見守り続けた。

光の右目を所有する《ルーメンの賢者》
闇の左目を所有する《アンブラの魔女》



決して交わることを赦されぬ二つの一族……。

だが、二人の男女がその誓いを破ったことが引き金となり、長い争いが勃発。
両一族はこうして忽然と歴史から姿を消した。
不浄の子……《闇の左目の継承者》と共に――――――――




****






そして現代――――――――


500年の眠りから、《女》は覚醒した。
彼女の《目覚め》は偶然か?
それとも必然であったのであろうか?

彼女の憶えていることはたった一つ。
自身が《魔女》であるという事実だけ……。

記憶を失った女は《ベヨネッタ》として、襲い来る天使達の殺戮を繰り返しながら、その意味と運命に導かれていくのであった。



そして、同じく運命に導かれた者達が、あらゆる境界を越えて全てが始まった地《ヴィグリット》に足を踏み入れるのである――――――――――。






【原作はクライマックスアクションゲームBAYONETTA。超セクシーな変態魔女が天使を斬るっ!!

「あんた達を狩る理由が分かる? その顔がMU★KA☆TU★KU☆からよ!」

さあ皆さんもBAYONETTAの世界観でAllキャラを活躍させてみませんか?
BAYONETTAをあまり知らないという方でも大歓迎!スレ主がサポートいたします(*^_^*)】

1年前 No.0
メモ2017/08/17 20:01 : §三章§ @makita★Android-1ZJoxJicBJ

◇参加希望の方は此方をクリック!

http://sns.mb2.jp/makita/d-197-2#S2

◇楽屋裏ゲイツオブヘル

http://mb2.jp/_ztd/42514.html#S0

◇登場キャラクター

http://mb2.jp/_subni2/19462.html-126#a

◇ストーリー

§序章§

>>1

第一話「曰く付きの葬儀」>>2,6,12,14,15,17,18,23

第二話「掃き溜めの酒場」>>3,4,7,8,9,11

第三話「明けの明星と闇」>>13,20,21,22,24,28,33

第四話「エンジェルアタック」>>10,19,25,27,29

第五話「レオンハルトの疑惑」>>5,16

第六話「危険なハイウェイダンス」>>26,30,31,34,35

第七話「誘い」>>32,37,38,40,50

第八話「時の観測者」>>36,39,42,43,44,45,46,47,48

第九話「little devils」>>41,49,51,53,54,55,58,69,70,77

§一章§『天使の住む街』

>>52

第一話「白昼夢、或いは記憶」>>56,60,63

第二話「聖なる巨人達」>>59,62,64,65,66,67,68,71,72,73,74

第三話「ヴィグリッド入域」>>57,61,75,78

第四話「怒れる《勇気》」>>80,81,82,83

第五話「CelestialDragons」>>76,79,85,86,87,88,89,90,91,92

第六話「サピエンチア召喚」>>93,94,95,96,97,98,99

第七話「闇の少女達と三月兎」>>84,102,103,104,106,107,109,110,112,115,137,138

第八話「魔拳クライマックス」>>108,111,113

§二章§『奇縁の街ヴィグリッド』

>>114

…続きを読む(21行)

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異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【プルガトリオ/ヴィグリッド/広場付近の忘れ去られた旧街路→移動開始/大友英凌、くちさけ】

天使討伐後、マグネタイト通称MAGは悪魔召喚の際悪魔が現実に居る際の肉体維持の際に必要なものである。
つまりこれが沢山ないと強力な悪魔はすぐに枯渇してしまうし、悪魔の召喚は出来無いということ。
これは人間では感情等で増減するとも悪魔からすれば味などが変わるらしい。
例外はあるが補充するには生命力を持つ存在人間か悪魔等問わないが殺して手に入れるのが基本。
それと同時にそこらかしこに落ちている複雑な形の物を片っ端から回収する。

「なんだこれ?」

超高度知性を持つメインシステムの解析システムによる解析を行うとヘイロウと呼ばれる
天使の生命力の結晶のようなものらしい。

「此処だとMAGは減らない、やはり異界のようなものか」

この謎の空間は異界に近いものあるいはそのものようであるがどうやって出るのか

真アサシン:坊や、今生きてるのかい?

「なんとかね」

ハンドターミナルにはこのヘイロウを解析したことで、あるアプリを作ることが出来ることを表示していた。
それはこのプルガトリオから行き来が可能となるアプリだった。

真アサシン:で、どうするんだい?こっちからはアンタと糸が繋がってるから生きてることはわかるが…

「あの天使たちは全て掃討した。今現在は此処から出る為の手段が出来上がるまで探索しようと思うそっちはどうなってるの?」

真アサシン:坊やと天使共が突然消えた時、街で例の連中がドンパチし始めてる。

「なら僕が居ない間、地上の情報収集しててくれない?何が起きているか可能な限り知りたいんだ」

真アサシン:構わないけど、坊やは?

「この此処から出るまでの異界の調査とかかな?時間は10分はかからないと思う」

テレパシーで会話をしながらプルガトリオ移動アプリの生成開始を決めた後
装備の確認と周囲に天使の増援と仲間がいないかサーチし
くちさけには更に確認させる。

真アサシン:了解、じゃあまた人間界でね

それだけ会話を終えると、アプリの生成完了まで
プルガトリオをくちさけと一緒に探索するため歩き始める。

>all

4ヶ月前 No.299

謎の少女セレッサ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 鏡面世界→人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/→エヴァ自宅二階 】


 取り乱し泣きやもうとしない少女を案じてか、彼女達を救った女性エヴァは重傷を負った賢者を一旦おろし、その重力の法則を無視した場所で、少女の不安の一因ともなっていた彼から流れ出る血を止める。

「……わぁ」
 まるで魔法のように見る見るうちに傷は塞がり、セレッサもその神秘的な術を見て自分の父親のことを思い出し、涙もいつの間にか退いていた。
 以前少女が怪我を負ったとき、父親が不思議な力で傷を癒してくれたことがある。とても優しく暖かいものだったことが少女の記憶にははっきり残っていた。彼女が父親と過ごした時間はほんの僅かであったが、春の日差しのように優しく輝いて見える彼が、少女はとても大好きであったのだ。

「ありがとう。お姉さん……」
 大好きな父親と同様、優しい女性エヴァに親切にされ、小さな声でお礼を述べる。肩を撫でる手が暖かく、先程より少女も落ち着きを取り戻し始めた頃であった――――


 ――――どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!
――――びゅごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん


 遠くの方から大きな音、しかもほぼ同時期に大きな影がそばを通過したことで、少女は再び恐怖で悲鳴を上げエヴァにしがみついた。
「またお化けっ!!」

 そういった調子であったものの、なんとかエヴァのおかげで彼女の自宅二階へとたどり着いた少女は、疲労しきった心身を一旦休ませることが許された。自宅につくなりエヴァは二階の部屋を後にしたが、傷が塞がったものの、未だに賢者が目を覚ます気配はなく、少女も一人心配そうに彼を見つめている。
 それでも規則正しい寝息からは、彼が穏やかに眠っていることは感じられたに違いない。

「――――マミィが言ってたの。体が弱ったときはよく寝るのが一番だって。だからカエルムも、よく休んでね。子守歌もセレッサ、歌えるよ」
 起きる気配のない賢者を前に、少女はそのようなことを口にすれば、母親が自分に歌ってきかせてくれた子守歌を口ずさむ。


>エヴァ

4ヶ月前 No.300

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 夢の中/500年前(魔女狩り時代)/ヴィグリッド市街地→時計塔/(賢者戦闘服) 】


 燃え盛る街。倒壊した家屋。魔女達の亡骸。上空には天の軍隊――――。私はそれらに囲まれた石畳の路地を走っている。見知らぬ……だが何処かで見たことのある“少年”と一緒に。
 私が何処へ向かおうとしているのか、何処へ向かうべきか、既に分かっていた。一刻も早く、私は危険をしらせにいきたかった。なにがあろうと、掛け替えのない親友のため――――。

『“アイツ”を止めないと……っ!!』
「天使達や暴徒化した市民は時計塔の方へ向かっているが、まだ先回りできる」
『急ぐぞ!』

 するといつの間にか時計塔の門の前に場面が切り替わる。だが何の違和感も覚えず扉を開け放つ……と同時に私の口は親友の名を叫んでいた。
 ずっと疎遠だった……他でもない私自身が斥けてしまった、だがいつだって忘れることなど無かった――――後悔。こうなってしまうのなら、もっと傍にいたかった。望むことなら、これからは“彼女達”と一緒に生き延びよう、新しい未来を作って、誰にも邪魔されない未来で、ずっと傍に。そんな小さな希望を抱きながら開け放たれた扉の向こう側――――――

「マリー!!」



【 人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/エヴァ自宅二階/(賢者正装→紳士服) 】


 目を覚ますと、此処はどこかの家の中であった。夢を見ていたようだが殆ど覚えておらず、ただ、行方不明の親友の夢であったということは、賢者も何となく分かっていた。そして、胸を締め付けるような余韻も……

「マリー…………」
 目から滲んでいた涙が、頬を伝って流れる。何故泣いていたのか戸惑いを覚えた彼は、それを慌ててぬぐい去ると、どういった経緯でここに運び込まれたか、頭の中を整理し始めた。そして周囲に視線を向けたとき、眠っている少女の姿を見て、自分がフォルティトゥードによって噛み付かれ意識を喪失したことを思い出すのである。
「セレッサ……? ――――そういえば……私はあの時」

 だが不思議にも血で汚れている上破けてしまった衣服の隙間から覗く皮膚に傷跡は一切無い。応急処置程度で傷跡を消すなどということは普通の医者には不可能だ。つまり命の恩人はそういう特殊能力を持った誰かということになるだろう。

 賢者はそのまま起きあがると、指を鳴らし、聖職者風の正装から、現代人らしいチャコットグレーのスーツ姿へと変身した。そして銀縁の眼鏡をかけて普段のスタイルになると、彼にとって重要な太陽の懐中時計を懐に仕舞い直す。


>エヴァ自宅All

4ヶ月前 No.301

エヴァ @maaya115 ★vZhiyCrw2S_yFt

【人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/エヴァ自宅二階/ エヴァ「 」/セレナ『 』】

「ふむ、目が覚めたか。」

エヴァは、食事と着替えを持って来て起きたばかりの人物に声をかけた。
起き上がっていた様子を見る限り、傷の痛みが無いかと近づくエヴァ。

「ほほぅ…面白い肉体をしている。禍々しい力もさほどない…これなら、少しの間だけ安静にしていると良い。」

座っている男性の服の上から傷の癒えた具合を見ているエヴァは、歓心の声を出した。
少女の子は、2階に上がって来たセレナと会話をしようと思って来たのだろう。

『あ、可愛い子が居るー♪私、セレナ♪あなたのお名前は?』

「こら、セレナ…お客さんの前だからはしゃがないように。」

『はぁーい、ごめんなさぁーい。』

親に叱られた子供の光景をお客さんの前で見せてしまった。
エヴァは、セレナを抱き上げてその部屋から出て行こうと着替えと食事をテーブルの上に置いて行く。

「まぁ、此処で…しばらく休んでいくと良い。出て行く時は、宿賃を貰うがな。」

エヴァは、施しをしてあげている上に休ませる場所まで提供をしている。
ましてや、治療までもしていたのも重ねて伝える。

『また、会えたら話そうねー♪』

セレナは、お気楽に笑顔で手を振ってエヴァと一緒に部屋から出て行く。
1階では、アルニアスがテレビを見ながら教会から自宅付近まで探知結界を張っている最中だった。

>>セレッサ カエルム 周辺ALL

4ヶ月前 No.302

昼で無く夜でも無い者 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_m8y

【ヨーロッパ/ヴィグリッド/博物館付近・渓谷の向こう側→教会前(プルガトリオ)/アリシア「」(魔女装束※ガンロッド展開中)ダークネス()】

―――

――



此処(ヴィグリッド)へ来てからは随分と連戦に次ぐ連戦、異郷の魔女は同行者が残りの残敵を一掃した事を確認した上で再び一行の最後尾にて殿につく。何となしか定位置になってしまった気もしなくは無いが扱う得物の関係上そう悪いポジションでも無いだろう。――先行する(賢者)に続いて、やや遅れる形で辿りついた彼女が見たのは壮麗な教会のソレとは別の目まぐるしい展開のソレ。

「!?…ッ」

(これはまた大層大袈裟なモノが出て来たモノだな。――この距離だと間に合わん。今は捨て置け…少なくとも虫の息位はあるであろう。先ずは目先の厄介ごとを片付けよアリシア。)

相変わらず空気を読むというコトをしない内なる(高位悪魔)のしわがれ声を半分以上無視する形で自身の使い魔(鴉)を媒体にした魔法を用いて深手を負いつつもセレッサを庇った状態のまま投げ出されたカエルムの元へ置換移動を行おうとするが、どうやら新たに現れた第四者の手により二人はそのまま保護されたらしい。一応トレーサー代わりのちょっとした魔力痕跡を密かに二名に“つかせて”いた魔女は――安否は兎も角現状差し迫った脅威であろうソレに向き直りガンロッドを構え直して対峙する。

現状、この見た目どおりに強大な龍頭の“天使”を相手にするのはこの場に残ったメンバーのみだが…戦力的な不安は欠片も無い。


<念話※――何時も“相手してるの”とは真逆だけれども、“アレ”に詳しい紳士淑女の方はこの場にいらして?……冗談よ。>

ニィッと軽く笑みを浮かべた異郷の魔女、その足元から複雑な幾何学模様を伴ったドルイド系の魔法陣が赤い光の線で構築され始める…


≫シャドウ、フェルス、ベヨネッタ、フォルティトゥードイベントALL




【プルガトリオ/ヴィグリッド/市街地(移動中)/セイバー】【ちなみに当キャラが英凌君にした忠告は後の大火(ヴィグリッド炎上)の事も含めて言っていたり】

――“縁(えにし)”も無しに(彼女)が此処(ヴィグリッド)に顕現した理由はほんの些細な事。前者のそれは正確には間違っては居るものの…“知る者”が居ない筈の(彼女)を呼び止めたモノがいたから―そんな(誰か)に…“織って”はいても(知らない)そんな相手に会って見たかったという事もある。――静かに西洋建築のソレが立ち並ぶ古き良き中世欧州の冥い街並みを進む相反するような和装の佳人は――本当に自然な意味で、ただただ訥々とその(重なり・見えざる世界※プルガトリオ)へと足を踏み入れて往く。

「物騒な話―――あなたたちもそう思わない?」

―――その周囲を、濃厚なローズマリーの臭気と共に取り囲む聖なる異形の群れ。

“在ってはならぬ異物”“此処にいてはならない存在”当然だろう――(彼ら)からして見れば、この(存在)は居るというだけでもどんな危険を孕んでいるかもしれないのだから―(彼らの世界)の免疫機構宜しく―排除に掛かる。

その多方向からの理不尽な程の目まぐるしい人外の猛攻を、白の着物を揺らし、最低限の立ち回りで佳人は躱し続け…何時の間にか包囲を抜けた彼女の手に携えられているのは一振りの大業物(九字兼平)


「斬り捨て、御免なさい。」


明らかな殺意と敵意を向けられているにも関わらず、彼女は何処か哀しげな様子でそう呟いて、抜き身の刀身を朱拵えの鞘に音を立てる事無く収める。

途端に聖なる怪物達は、恐らく意識が在るのならば痛みすら感じる事無く独りでにバラバラになり消失する。


「確かに、(あの子)の言う通り女で一人歩きをするには少しばかり無粋な方が多いみたいね。」


その重ねられた世界の内から闇夜の空を臨む双眸は何を思うか。


≫ヴィグリッド市街地(プルガトリオ)ALL

4ヶ月前 No.303

アンブラの魔女フェルス @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/教会前→(プルガトリオ)/フェルス(戦闘正装)】

母親との待ち合わせ場所であるという教会にセレッサを連れていくため、
彼女はセレッサと知り合った仲間を連れ、先行するカエルムの後を追う。

〜教会前〜

教会前に着た瞬間、彼女の目付きは獲物を見定める猛禽類のように鋭くなる。
人の気配がする。カエルムもそれを知ってか瞬扉にかけた手が止まる。
『カエルム、どうしたの?』と、セレッサは不思議そうにカエルムを見上げている。
その先には輪郭だけの女の姿。間違いない。この気配はアンブラの魔女だ。
しかも、カエルムとはすでに顔見知りなのか最初こそ驚いた様子だったものの特に警戒している様子はない。
セレッサは美しいステンドグラスの漂わせる教会の雰囲気に好奇心が掻き立てられたはしゃぎ声をあげて無邪気に走り出す。

「元気なものだな…」

プルガトリオに入っていくカエルムを尻目に無邪気に走り出すセレッサを見つめていると…

――――ドゴォォオオオオオン!!!!

カエルムがプルガトリオに侵入した瞬間、突如凄まじい破壊音と獣が叫ぶような声が轟き、
気付けば教会の壁が破壊され、そこから巨大な竜頭が突っ込んでいき、
まさにプルガトリオにいる魔女に噛みつこうと迫っていった。
魔女の方は即座に気配を察し避けたため、丁度そこにいたセレッサにその牙が襲い来る。

「セレッサ!!」

彼女がプルガトリオに侵入するも遅く、ギッ…と歯ぎしりをする。


《きゃぁああああああああああ!!!!!!》


 ――――危ないっ!!

セレッサの甲高い悲鳴が響きわたる。しかし、目の前に移った光景は無残に食らい付かれたセレッサではなく…
咄嗟にセレッサを庇ったカエルムの姿がそこにあった。
彼の身は痛々しくも竜の顎に挟まれ、鮮血を噴き、庇って抱き抱える少女と共に教会の外へと放り出され、
それだけでなく竜の口から放たれる炎に包まれた岩で呆気なく上空へと飛ばされた。

「カエルム!セレッサ!」

彼女は虚しく叫ぶことしかできず、上空へと飛ばされて行ったセレッサとカエルムの名を呼ぶ。
そして旧友に食らい付き、上空へと吹き飛ばした竜頭を静かな怒りを滾らせる赤みがかった紫色の瞳で射抜くように見つめ…

「よくもあたしの友人たちに傷を負わせてくれたな…その牙を失う覚悟はできているか…?」

どすの利いた低い声で彼女は呟き、腰に下げていた格納された戦斧を手に取って振りかざし、
一瞬で大鎌の形状をした戦斧を大きく振りかぶり、竜頭目掛けて振り下ろしにかかった。
無論、同伴者であるアリシアの攻撃範囲の軌道から外れる死角の位置から。

>フォルティトゥードイベントALL

4ヶ月前 No.304

影術師 @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/教会前→(プルガトリオ)/シャドウ】

そのまま成り行きで彼は気分転換にと思い、教会に移動する一行について行くことにした。
そして教会前まで来ると、その荘厳な佇まいに彼は目を細める。
開かれた扉の先には美しいステンドグラスが光を受けて輝き、それに好奇心が掻き立てられたのか少女は無邪気に走り出す。
輪部だけが見える女性とカエルムと名乗った青年が何やら話しており、カエルムがプルガトリオへと侵入したその時…


――――ドゴォォオオオオオン!!!!


突如響き渡る轟音。獣が叫ぶような咆哮が轟く。
彼は思わずその爆風から身を守ろうと腕で顔を隠し、それが治まったころに目を開ければ…

「なんだ此奴は…!?」

視界に入ったのは巨大な竜頭。彼はすぐさま己の影を靴先でつついてアルタを呼び出し、プルガトリオに侵入する。
輪部だけであった女性の姿がはっきり見え、竜の牙から逃れる様子が見えた。
だが、その先にいたのは少女セレッサ。彼は必死に失踪するも…

「だめだ…!間に合わない!」

諦めかけたその時、セレッサの甲高い悲鳴とそれを庇うカエルムの声が聞こえ、
彼の身は痛々しくも竜の顎に挟まれ、鮮血を噴き、庇って抱き抱える少女と共に教会の外へと放り出され、
それだけでなく竜の口から放たれる炎に包まれた岩で呆気なく上空へと飛ばされていく二人の姿が目の前に映し出される。
その悪夢のような光景が教会に残るもの達の前で起こるも、同行者二人を案ずる余地も与えられぬまま、
竜頭はこちらを睨みつけてきた。知り合ったばかりとは言え、
自分が助けた人たちを傷つけられて黙っていられるほど彼は非情にはなれなかった。
既に巨大な鎌のような戦斧を振り回すフェルスにその足元から複雑な幾何学模様を伴った
ドルイド系の魔法陣が赤い光の線で構築され始めるアリシアを視界に捉え、
彼も二丁拳銃を構えると共闘者達からすべて軌道を外して竜頭の目や口内など脆い部分を重点的に攻撃し始める。

>フォルティトゥードイベントALL

4ヶ月前 No.305

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/エヴァ自宅二階/(紳士服) 】


 しばらくして、部屋の外から階段を上がる足音が響いてきた。ここの家の者、つまり賢者と少女にとって命の恩人とも言える人物だ。
 賢者は寝台の上にすわった状態のまま扉の方に視線を向けていると、その扉の奥から着替えと食事を持った女性が現れ、彼に調子を訊ねてきた。

「貴女が助けてくれたのですか……恩に着ます。傷は完治したようです。痛みはありません――――」
 女性にそう現在の身体の状況を答える賢者であったが、(どういった能力かは実際は知らないものの)女性が彼の体を服の上から見て傷の状態を診察したのを、“まさか透視をしているのでは”と内心焦り、年甲斐もなく恥じらいを覚え、青年のように視線を相手から逸らす。
 だが200歳以上にもなって、この様な反応をするというのも己の中で納得も行かず、取り繕るように「ま……禍々しい力?」とその場で気になった言葉に対して説明を求めた。

 と同時期に、女性の娘と思しき少女セレナがセレッサに対して興味を抱き彼女に話しかけている。セレッサも自分と歳の近い少女に親近感が沸いたのか、警戒するような素振りもなく「わたしはセレッサ。よろしくね。私、マミィを探してるの。それとね、私のマミィも魔女なんだよ! みんなを助ける強くて優しい魔女!」と相手の母親が普通の人間ではないことを見抜いた上で親自慢を含んだ自己紹介まで始めている。
 このまま意気投合し、お喋りも弾むのではという勢いであったが、途中で母親であるエヴァの制止もあり二人の幼い少女同士の交流は一旦幕を閉じることとなった。残念そうにするセレッサであったが“また、会えたら話そうね”という言葉で、嬉しそうに頷く。

 その後、エヴァもその娘も、ここをたつ際は宿代を請求するという事を告げ、親切にも着替えと食事をテーブルに起き、部屋を後にした。
 再び部屋には賢者と少女だけとなったが、賢者は少女の方を見て「食べるなら先に食べといてくれても良い。私は少し外の様子を見てくる」と窓を開ける。そしていざ出て行こうとしたとき、微かに服を引っ張る感覚で後ろを振り返った。見るとセレッサが、賢者の上着の端を握っている。

「――――どうかしたか?」
『セレッサも……一緒に行きたい。マミィにあえるかもしれないもん。お願いカエルム』
 自分は平気でも、普通の人間の少女であるセレッサにとって、食事を抜くことは好ましくない。とはいえ賢者も、少女をさっさと母親に会わせて自分は子守から解放されたいという思いもあったため、セレッサには食事をとってから出掛けることにしようと提案した。
 そうしてそれは承諾され、食後二人はここを発つことに決め、相応の宿代として手持ちのアメリカドル紙幣を何枚かおいた後は外へ出て行ったのである。


>ヴィグリッド市街地All

4ヶ月前 No.306

エヴァ @maaya115 ★vZhiyCrw2S_yFt

【 人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/エヴァ自宅二階/エヴァ「 」/アルニアス『 』 】

二人が出て行くのが気配で分かった。
まぁ、金銭を置いて行くとは思わなかったエヴァは、食事を下げた。

「…食べてから出て行けば体力も戻るだろうからね。セレッサっていう少女には、悪いことをしたね。」

エヴァは、セレッサという少女に探知されない発信機をセレナによって付けさせた。
セレナは、他愛もない笑顔で発信機を付けさせたことに神業だなと思ったエヴァであった。

『でも、良いんじゃない?セレッサちゃんに何かあったら私が行く予定だからさ。』

エヴァの背中の後ろからアルニアスが、声をかけて来た。
今回、アルニアスの貢献は大したことはしていなかった。
だが、鏡面世界での出来事で助けて貰ったことだけは感謝することにしたエヴァ。

「鏡面世界での救援、助かったわ。あと、会わなくて良かったの?」

エヴァの気遣いなのだろうかアルニアスは、笑顔で答えた。

『私と会うわけにはいかないわ。古の魔女があの子の前で会ってしまったら…まずいことが起こるからね♪』

アルニアスは、警告をしているのか笑顔で意味深なことを言っているのか。
今のエヴァには、ただの戯言だと思っていた。

だが、時は動いていたのだ―――――鏡面世界に“ある不穏な動きを見せている組織が暗躍”していることを。

>>カエルムさん セレッサさん ヴィグリット市街地周辺ALL

4ヶ月前 No.307

アンブラの魔女ベヨネッタ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 プルガトリオ/ヴィグリッド/教会 】


 凄まじい衝撃波が教会堂に加えられる前から、あの天界の気配にアンブラの魔女である女は既に気付いていた。無駄な動き無く、まるですれ違う人に道でも譲るかのように咄嗟に避けた魔女であったが、襲い来る竜頭は人間界にいる少女に向かい、それを庇った賢者が重傷を負いながら外へと放り出される展開となってしまった。
 これを見た魔女も黙ってはいられず、その両眼に怒りを湛えながら竜を睨み付け銃口を向ける。彼女以外にも、賢者の同行者三名が各々の戦闘準備を開始していた。巨大な戦斧を構え出す立派な体躯の女、魔法陣を展開する女、そして二丁拳銃を構える亜人の青年。この場にいるものの思いは同じに違いない。

「自己紹介はまた後でね。今はあいつにキツいお仕置きをしてあげなくちゃ……っ!」

 闇の力を持つ四人は、全員がプルガトリオへと集いファンタジーゲームの如く強大な光の力を放つ天界(ラグナ)の神々の一柱と対峙することとなった。
 そして早くも攻撃を始めたのはエルフのような見た目の青年であり、二丁の拳銃で容赦なくその竜に弾丸をぶち込んでいく。竜は皮膚で感じる痛みから頭を振り始め、一層攻撃的になったが、動きは実に単純なものだ。特に額にある宝石のような部分を攻撃されると反応が激しかったため、そこが弱点であることは明白。小難しい戦法を練らなくとも単純攻撃で切り抜けられそうである。

「それにしても、本当にこの鳥頭はしつこいわね。何処まで私を追いかければ気が済むのかしら? いたぶられたくてうずうずしているなら、応えてあげてもいいけど? その代わり……早く“逝って”欲しいわ! アンタを相手しているほど暇じゃないの」
 青年の攻撃に続いて、魔女ベヨネッタも竜頭へと接近すれば、バレットアーツを駆使して直接竜の頭にパンチやキックを繰り出し、最後には契約魔人マダム・バタフライの召喚パンチが弱点へとクリティカルヒットした。



《ギャゥァアアアアアア!!》



 痛みに堪えるような悲鳴をあげ竜は一瞬怯むが、向こうも負けていないのか、この場にいる四人に向かって連続で炎の岩を吐き出した。


>教会All

4ヶ月前 No.308

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 人間界/ヴィグリッド市街地/エヴァ自宅付近→市内検問/(紳士服) 】


 まだ日が昇らない夜の街を、スーツ姿の賢者とピンクのワンピースの少女が歩いている。命の恩人エヴァの自宅を後にし、教会にもいなかったという少女の母親を探すため、彼女の父親がいるというイスラ・デル・ソルに向かおうとルート666方面へと足を運ぶ最中であった。こんな場所を探し回るより、居場所が明らかな父親を訪ねた方が確実ではないかと感じてのことである。

「ところで、お前の父親は本当に賢者なのか?」
『そうだよ! マミィが言ってたもん! 強くて優しくて、凄くカッコいいって』
「そうか」

 本当のことを言っているか賢者は半信半疑であった。確かに少女の霊力は強いが、だからといって彼女の親が歴史から姿を消したはずの世界の観測者一族であるという証拠にはいたらないからだ。しかも母親が魔女で、父親が賢者など両者の掟のことをよく知る彼にとっては信じられない。もしそうだとすれば彼女は……
 賢者は怪訝そうな表情で無邪気に両親の自慢を始める少女を横目で見ながら、光と闇が交わる――――禁を破ることで産まれる“不浄の子”の言い伝えを思い出した。幼い少女の妄想といったことで片づけてもよかったが、状況が状況なだけに引っ掛かる部分もある。得体の知れない何かを覚えずにはいられなかった。とはいえ真相を握るのは彼女の両親に他ならない。

「……?」
『どうしたの?』
「今さっき銃声が」

 あの時の駅での襲撃などがあってか街は静まり返っていたが、遠くの方から銃声や爆発音、装甲車の走る音など、この風情ある古都には似つかわしくない物騒な音がこだます。しかも場所的に検問所だ。

「いったい何が起こっているんだ……? 侵入者に対するものというより、まるで襲撃に対する――――。イザベル社の管轄地に攻め入るとはいったい何者だ」
 イザベル社に対してこんな大胆な行動に出られるとは、かなりの馬鹿か、或いは強大な勢力の関係か。いずれにせよ調べてみようと、賢者は路上駐車してある一般自家用車を拝借し少女と共に乗り込んだ。
 勿論鍵などというものは持っていないが、指先一つでどうにかなる問題だ。エンジンも霊力を込めた指先で鍵穴を回し、検問所へと走らせる。場合によっては車で突っ切り、太陽島にお邪魔することも念頭に置いていた。


>始季 >>293

4ヶ月前 No.309

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【プルガトリオ→人間界/ヴィグリッド/移動中→駅舎前/大友英凌、くちさけ】

そのままプルガトリオ探索をしている内に、各所でイザヴェルと誰か―彼は分かっているがと戦っているような光景が見える。
同時にこの空間に居る場合相手からは見えていない、というのも試して完全に理解した。

「便利だねぇ、この異界いや半異界か?」

くちさけ:MAGの消耗が無いのであれば悪魔なら幾らでも居ても良さそうな場所ね

だからこそ天使たちは自分たちの目の前で堂々と現れることが出来る
しかしこれは厄介でもある。
相手も何時でも仕掛けてこられるというのでもあるのだから。

移動しながら、そして襲い掛かる天使共を倒しながら周囲を観察しているといつの間にか駅舎の前まで来ていた。
しかしその駅舎もイザヴェルの私兵の軍勢により厳重に警備と監視を行っていた。

「此処はもう完全に厳戒体制だ、敵の本拠地である以上情報伝達が速くて当然か」

くちさけ:駅舎に関してはどうするの?

「放置。というか関わらない方が良い、最後の大隊が列車砲で突っ込んでくるかも知れないし」

他人が聞いていればとてもではないだろうが信じられない言葉を吐くが
彼が送ったのは殆ど無作為に近い。それを拾った者は此処の動向に注目するだろう。
最早この世界は秩序による統一勢力が強い。ならばそれに自由と混沌の勢力を用いるべきだ
真っ向から反対の力なのだから当然反発し、戦うのは明白だからだ。
現に目的のために手段を問わないファントムソサエティは人類の進化を阻害する存在として
イザヴェルグループと主神を祝う祭事を持って完全に表に出てまで全面戦争に入った。
時はまだ来ない、故に人類の守護者として行っているかは甚だ怪しいが。
それに連ねてある存在がどう動くかも最早わからない、それは本来噂に過ぎない存在。

最後の大隊――ラストバタリオン。
ナチスドイツの都市伝説である。
それは珠阯レ市の噂により現実化した者達であり本来珠阯レ市が無ければ存在すらしないはずだった。
だがこの世界では珠阯レ市が存在した上で、その噂を具現化させた化身の奴が裏で蠢いているのが
調べていくうちに匂わすことが出てきていた。
だから奴が面白いネタだと思うならば飛びつくはずだと踏んでいたが、そんなに上手くいくことでもとも思っていた。

「そろそろ時間だしね、人目に付かない場所で戻ろうか」

ディスプレイを見ると既に煉獄移動アプリが完成していた。
なので人目に付かない場所まで移動し、アプリを作動させると場面が切り替わるようにくちさけと共に人間界に戻っていた。
一旦真アサシンと合流するか、と考えた矢先凄まじい迫撃砲の轟音と爆発そして銃撃戦が駅舎内で鳴り響く。
駅舎入り口にいるイザヴェル兵士は無線に怒号を向ける者もあるいは駅舎内に方向を向けて応戦を開始し始める者も居た。
それによりヴィグリット内部からの出入り口の見張りや警備が一時的に少し薄くなった増援も遠からず来るのも確実だろうが。

くちさけ:言ってた通りになってきたね、エイリョウ

噂をすればなんとやら、と内心思いつつその場から離れた。
それと同時に空からは使い魔が居ることに気づき、その主は誰か気づきつつ
使い魔の後を追った。

>all

4ヶ月前 No.310

エヴァ/アルニアス @maaya115 ★vZhiyCrw2S_yFt

【 人間界/ヴィグリッド市街地/教会付近/エヴァ自宅二階/アルニアス「 」 ヴァハヌート( )】

「ん、つけられているね。」

(いつものことだろ、アル。)

ヴァハヌートがいきなり声をかけて来た。
アルニアスは、ヴィグリット市街地の周辺を召い魔を通して見ているのである。
その召い魔について来る者を眺めるとはっきりと分かるように姿を消させて逃げることにさせた。

「まぁ、勘づかれる前に撤収をさせたわ。それで、そっちはどう?」

(ん、あいつ…異様な気質を持っていたようだ。鏡面世界の者じゃないな。)

「だろうとは思ってたわ。闘っていた天使とは、変な感じがしたからね。」

アルニアスが鏡面世界から現実の世界へと飛び込んだ時、ふと違和感を感じてたらしいようで。
ヴァハヌートもその違和感を戦ってみて感じていたようだった。

「とりあえず、今回は…他のやつらに目に触れないように手を引くことにするわ。」

(なら、我の出番か?これでも、調査や素性捜査は得意だ。まぁ、アルは、大人しく休んどきな。)

ヴァハヌートの言葉に甘えてみようと思ったのだが、アルニアスは、気に留めた。
そう、こうも素直になるということは裏があるんじゃないかと。

「あまり、目立たない動きで探りなさいよ?」

(分かっている…まぁ、最初は…少女セレッサという子を守るようにしてみよう。何か、分かるかもしれんしな。)

あまりしゃべらないはずのヴァハヌートが、こうも積極的に動くということに違和感を感じながらも渋々許可を出した。
何かあれば、エヴァが動いてくれるだろうと高をくくっていたアルニアスは、足元をくじかれた。

(エヴァは、すでに教会の仕事に向かったようだぞ。誰かと会うみたいらしいがな。)

やはり、私達の世界はシリアスより茶番を入れないとことが動かないと判明したようだ。

>>セレッサちゃん 教会付近ALL

4ヶ月前 No.311

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 人間界/ヴィグリッド市街地/→市内検問/(紳士服) 】


 賢者―少女は天使と思い込んでいるようだが―と共に少女が車に乗り込みしばらくして、“この先ヴィグリッド空港・碇泊所/ルート666”と記された看板が助手席の窓から見えた。市内検問を抜けた先に、件の連絡橋があることから、小規模な戦場と化したエリアを突破しなければならないのは必然的なことである。

 銃撃や爆発音といった不穏な騒音に不安を覚え、少女は運転席に座りハンドルを握る賢者に視線をやった。だが彼は前を見るばかりで、一言も喋らない。少女と違い怯えている様子ではないが、この状況を頭の中で整理しているようにも感じた。

『酷い有り様だ……』

 賢者が呟いたので、その視線の先に少女が目を向けると、なんと何人もの遺体が路上に転がっているではないか。そのどれもが兵士のようで、街で見かけた私兵の他に、どこの所属かも分からないものも。少女はその衝撃的な光景に圧倒され思わず頭を伏せ目を強く瞑った。
 だが目をつぶったからといって、現実で行われている戦闘は収まる気配もなく続けられている状態だ。

『そこの車とまれ!!』

 そして市街地からやや離れ開けた場所――市内検問の近く、所謂激戦区付近に差し掛かったとき、イザヴェル社の私兵の一人が無線で報告して此方に駆け寄ってきた。
 こんな状況であっても取締は怠らない姿に感心しつつも、だが厄介だと思いながら賢者は車を停止。私兵が来るのを待った。
 その間、戦闘する兵士達を遠くから見ていたが、賢者の目には、“普通の人間”であるならば交えることのない輩(天界の住人)と超自然的な能力を駆使し戦闘する者達が映っていた。これは単なる馬鹿がイザヴェル社に仕掛けたゲリラ戦ではないと察しがつく。

『いったい此処に何の用だ』
「太陽島に行きたいんだが、通してくれないか?」

 窓を開けて賢者はイザヴェル社私兵に答えた。私兵は眉間にしわを寄せながら、賢者と少女をジロジロ見ると、仲間のイザヴェル社の兵士達に無線で再び報告を始める。
『――ええ、民間人かと思われます。運転席にはスーツを着た若い白人の男、助手席には4歳ぐらいの子どもが一緒です。見たところヴィグリッド市民ではないようですが、太陽島へ向かいたいと……』
 兵士はそう報告した後、此方に視線を向けしばらく待つよう伝えてきた。


>始季、市内検問付近All

4ヶ月前 No.312

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/駅舎前→廃墟(ファントムソサエティ前線基地)/大友英凌、くちさけ】

使い魔=ファントムソサエティの案内役を追って付いていく。
他の場所でもドンパチしていたが敢えて無視をし目的地を目指す。
しばらくして使い魔は廃墟の中に入っていく。

くちさけ:此処に入るの?

「さっきみたいなことは無い、とは思いたいが」

合流しようとしたファントムソサエティの構成員は罠だったが
今回ははたしてどうか?
此処まで来た以上は覚悟を決めるしかあるまい。
そうして二人は廃墟に入り、使い魔は入ってくるのを確認すると
再び飛び続けて、ある部屋の前で止まる。

「……」

くちさけに警戒させつつ扉を開ける。
そこには様々な機器が置かれ、作業やら指示を行っていた。
使い魔はある人物の所までに戻り肩に止まる。
もしかしてこの施設の作戦指揮者かはわからなかったが

「君からの連絡はこちらも気づいていたが、まずは謝罪させていただこう。
君とはもっと早くやり取りすべきだったが、こちらも差し向けた者たちが消されていたとは」

「前置きは良いよ、それより今は情報のやり取りをしよう。それで示してよ」

あくまでファントムソサエティとは現状構成員でもない以上情報のやりとりをしに来ただけで
世辞やら建前を聞きにきたわけではない。お互いそれは理解しているはずだ。
彼の言葉に気を悪くするわけでもなく寧ろ行動で意思を示せという部分が気に入ったらしく笑っていた。
心ではどう思っているかはわからないが。

この廃墟の指揮しているリーダーと思しき男は早速だが彼との情報のやり取りをしていて分かったことがある。
ファントムソサエティとしてはこのヴィグリットの監視ネットワークとイスラ・デル・ソルとの通信網の分断をし
その後は港、空港、ルート666の掌握によりヴィグリッドとイスラ・デル・ソルを双方孤立化させる作戦を目的にしているようだ。
孤立化させたあとは、ヴィグリッドを制圧し陸海空路を通してファントムソサエティの増援を呼び込み
イスラ・デル・ソルに潜伏させている者たちの全員武装蜂起をさせて増援と共に攻め込む予定らしい。
英凌も煉獄なる異空間なるものの存在と、最後の大隊らしき者たちが駅舎に出現したらしい事も教えた。

「正直に言えば人員は居れば居るほど良い、君も港の制圧とイザヴェルの私兵部隊の通信施設制圧に加わって欲しい。
無論報酬は出させて貰う、どうだね?互いに利害は一致している以上悪くは無いはずだが…」

「今回は私用(プライベート)で来てる。だから加わるかは少し考えさせて欲しい」

この土地には厳密には私用で来ている、様々な人たちの予言と尊い物を守るため。
誰かに金で雇われてきているわけでもない、この戦いは利益の為に戦っていない。
しかし必要となれば彼らの力を利用する為に取る手段として悪くは無いので今はその選択肢を取って置く。

「我々としては無理強いはしない。受けてくれるなら連絡をくれ」

男は今度は自身の番号をこちらに渡し、それを受け取る。

>all

4ヶ月前 No.313

昼で無く夜でも無い者 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_m8y

【ヨーロッパ/ヴィグリッド/博物館付近・渓谷の向こう側→教会前(プルガトリオ)/アリシア「」(魔女装束※ガンロッド展開中)ダークネス()】

足元に広がった魔法陣、元々(代々重ね・練られた)様な血筋的な意味で言う“熟成”した魔力を持たない魔女としては新参者とも言える彼女に内なる契約者(ディアボロスもといダークネス)の“智”の部分を用いた代替案、即ち――積極的な儀礼と術式の使用、魔力の絶対量の少なさと、その掌握力を外部術式のソレを用いて補強すると言うやり方。元より(死人)から魔女として蘇生した様な身であり、“魂の器”としての個性が希薄な性質。それ故に決まった属性に偏った魔術のみではなく、様々な属性のソレ(魔術・魔法)を行使する上では都合が良い体質になっている。

「――その身の奥底まで貫いてあげる。」

“テュールの雷”

何も無い筈の異空間の大気に独りでに形成される薄ら冥い複数の雷雲。――此方の攻撃範囲を速やかに避けつつ近接戦にて迅く、そして巨大な鎌の様な戦斧を以って豪快に仕掛けて往くフェルスとまだ名も知らない手練れの妖艶な魔女(ベヨネッタ)、アキンボ且つ的確な射撃でピンポイントに着弾させているシャドウ。

一方の異邦の魔女の展開したドルイド方式のルーンの魔法陣が一層赤く煌々と輝き、その中心に彼女が杖の様にガンロッドの銃床を叩き付ければ――

雷雲より分散した数十の青白い稲妻が予め狙いを付けていた様に閃き、叩き付けられる。内数本の稲妻は竜頭――フェルスと魔女(ベヨネッタ)が抉り・召喚術を併用して殴打し、シャドウが穿った其処を更に打ち抜く様に――相応のダメージを与えられたらしく、(敵)はやや怯みを見せるが、直ぐに態勢を建て直し、其処から灼熱した炎の岩石を吐き出して来た。

地面に立っている分直撃は避けられないので、連続で無言詠唱――地上に居る彼(シャドウ)と自分の防御壁、そして縦横無尽に駆け巡る凄まじい機動を見せる手練れの二人の魔女(フェルス、ベヨネッタ)には足場を提供する形で、無数のルーン文字が書きなぐられた複数の岩の壁がせり上がり、灼熱する溶岩めいた岩石とぶつかり合い相殺する。

DODODODODODODODODODODODODODODN!

(ルーン石碑)を構築した本人は再びガンロッドを構えて腰溜めで引き金を引き、中口径の魔弾の火線を薬莢をばら撒きながら、(天使)に撃ち込み続ける。


≫シャドウ、フェルス、ベヨネッタ、フォルティトゥードイベントALL

3ヶ月前 No.314

アンブラの魔女フェルス @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/教会前(プルガトリオ)/フェルス(戦闘正装)】

竜頭を抉る三日月の刃が竜頭から離されたその時、アリシアの雷が竜頭に直撃する。
敵の動きを見て距離を取れば竜はこちらに向かって連続で炎の岩を吐き出してきた。
同時にアリシアより提供される無数のルーン文字が書きなぐられた複数の岩の壁が足場を作り、
彼女はそれを足場に何度も跳躍すれば己の足元を通過する炎岩目掛けて斧を振り下ろす。


―――――DOGAAAAAAAAAAN!!!!!!


木っ端微塵に砕かれた炎の岩は周囲に火の粉を散らし、味方に向かう破片はルーンの岩にぶつかり消滅。
竜には皮肉にも自分の吐いた岩の破片が一気に降り注ぐ。
その流れに乗るように彼女は足場を蹴ってその大きく開かれた竜の口の中目掛けて突進する。

「レディの服を燃やそうとする悪い子には…お仕置きだ!!」

彼女がそう叫べば三日月のごとく湾曲した巨大な戦斧の刃が竜の舌を切断せんばかりに大きく振りぬかれた。

>フォルティトゥードイベントALL

【遅れて申し訳ありません…!スランプの中やっと思いついた文がこちらです…】

3ヶ月前 No.315

影術師 @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/教会(プルガトリオ)/シャドウ】

「チィッ…!」

迫りくる炎の岩。大きく飛び退くも軸足を持っていかれるすれすれの距離。
火傷覚悟でアルタの腕を使って打ち砕こうとしたその矢先、目の前にルーン文字の書きなぐられた岩の壁がせりあがる。
どうやらあのアリシアと言う重火器を持った魔女が召喚してくれたようだ。

「すまない。助かったよ…」

飛び退くと同時に岩がぶつかり合って双方粉々に砕ける中、彼は後方にいるアリシアにあ視線を移して礼を言う。

「さて、やられた分はやり返さないとね…行け!アルタ!切り裂いてやれ!!」

彼が勢いよく竜を指さし叫べば。彼の背後にいる影の住民『アルタ』がもう一体彼の影から飛び出した。
そしてそのままもう一体のアルタは竜の額の弱点へと突進し、
雄たけびを発しながらその鋭利で巨大な鉤爪の生えた腕を何度も振り回してズタズタに切り裂かんと暴れまわる。
影術師なるものはアルタと契約を結んで初めて影術師と名乗れる。
その職業を知るものならば殆どが一体のアルタと契約を結ぶことを知っているだろう。
しかし、彼は違った。彼は己の寿命を捧げることもなく、更に不特定多数のアルタと契約を結んでいるのだ。
彼が召喚した新たなアルタも彼の傍らにいるアルタと同じく彼の従者であり、友人でもある。
アルタに固有名詞はなく、すべてアルタの名で統一されているがなぜ彼等は契約主が自分が呼んでいると分かるのか。
それは彼が己の声に込める魔力の周波数がカギになっている。彼のアルタという言葉に結び付いた
彼の求むアルタの波長に合った魔力を己の声に織り交ぜることで区別し、呼び出しているのだ。

『ゴルルルルル…!』

すると、彼の傍らにいる彼の一番の友人であり、アルタたちを束ねるボスである個体が唸り声を発した。

「アルタ…?」

いつもとは質の違う唸り声を発する相棒を彼は戦闘の中でも心配そうに見つめた。その瞬間…

『グオオオオオオオオオオオオ!!!!』

アルタは咆哮し、全身から闇の魔力を突風の様に発して周囲のものを吹き飛ばし始めた。

「うわ!?あ…アルタ!?いきなりどうしたんだ!落ち着け!」

傍らにいた彼も例外なく吹き飛ばされ、何とか空中で体勢を立て直して竜の視界から外れる場所に着地し、
咆哮しながら魔力を放出させる相棒を驚きと心配の混ざった目で見つめる。
そして、彼は驚愕した。目の前で魔力を荒れ狂わせる相棒の姿が変わっていくのだ。
青白く光っていた部分は橙色に変色し、体色も赤みがかった黒に変色した。それだけではなかった。
肩には巨大な棘のある金属のようなアーマーが魔力が固まって出来上がり、腕にも同様の形状をしたアーマーが現れた。

『グルルル…』

放出した魔力がすべて己の鎧になったことを確認した彼の相棒は申し訳なさそうに主に近づき、すり寄った。

「アルタ、その姿は一体…まあ、追及は後にしよう。あいつはそろそろ戻るみたいだから、まずは目の前の敵だ。」

そう言い、従者の中でも一番怒りっぽく暴れん坊であるアルタが主の危機で生じた怒りを
竜頭に発散しつくしたのか満足そうに吠えて竜の前から消えていく。
その直後にフェルスによるぽっかりと空いた竜の口内への攻撃が行われた。
彼は周囲の動きを見て自身が攻撃するタイミングを姿の変わった相棒と共に計っていた。

>フォルティトゥードイベントALL

【なんでフェルスの分よりこっちがこんなに思い浮かぶんだ…。とりあえず、アルタが一段階成長。まだまだ伸びます】

3ヶ月前 No.316

アンブラの魔女ベヨネッタ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 プルガトリオ/ヴィグリッド市街地→上空/教会 】


 辺りに発生した暗雲に稲妻――――どういった魔導術かは定かではないが、魔女と思しき若い女の見事な援護で戦闘は優位な方向に向かっていく。

 相当なダメージを食らい怒り心頭の《勇気》の竜頭は、ベヨネッタ達を幾つもの炎の岩石で潰そうと強行突破でいこうとするものの、やはり感情的になればそれだけ隙も読みの甘さも生まれるものだ。燃え盛るような闘争心に高いプライド、わが身を省みず敵に立ち向かう姿は勇気という名に相応しい――――けれどそれが仇となるとは皮肉なものである。
 件の異国の魔女が召喚したルーン文字が記された岩の防壁(足場)が攻撃を塞いだことで、戦斧を携えたアンブラの魔女はそれを利用し竜頭へと接近、さらに防壁の召喚者は銃撃を開始、影使いは“アルタ”と呼ばれる異形の影に命じて、竜の天使に対する一斉集中攻撃を展開した。勿論ベヨネッタも彼らと共に、武器を持ち替え竜頭を斬撃する。インドの血に飢えた魔神の心臓が入った日本刀“阿修羅”だ。

 だが突然、地鳴りのようなうなり声が響いたかと思えば、凄まじい突風が狭い礼拝堂の中で巻き起こり、流石のベヨネッタも体勢を崩しかける。
「いったい何なの?」
 辛うじて立て直すベヨネッタであったが、突然の出来事で不満そうに呟いた。
 背後からは影使いの青年の困惑する声が響いており、見ると、異形の影アルタの一体が、天使の放つそれに匹敵するほどの闇の気を放っているだけでなく、明らかに姿形や色彩が変貌している。

「あら、アンタの友達もなかなかのものじゃない?」
 ベヨネッタが影使いの青年に声をかけると、闇の鎧を身に纏ったアルタを賞賛した。主に対する忠誠心故か或いはこの天使の発する強い光の気故か、強化した影の住民は竜に強烈な攻撃をお見舞いし、気が済んだように戻っていく。

「さて、レディの服を脱がせたがる変態な天使サマにもっとキツいお仕置きをしてあげなきゃアンタも気が済まないでしょ? 一気に攻めるわよ!」
 今度は戦斧のアンブラの魔女に顔を向け、再びベヨネッタは臨戦態勢に入った。その途端――――

「……っ!?」

 突如足元が大きく揺らぎ浮遊感が襲う。気付くと教会の門の部分は戦闘による衝撃で破壊され、そこから見えるのは遥か下になった地上の壮大な景色であった。
 そして青い色をした竜頭が、破壊された場所から突っ込んでいき、礼拝堂の中にいる三人に牙をむく。


>フォルティトゥードイベントAll

【突然建物が壊れたり、教会が上空に飛ぶとか、ヴィグリッドは超常現象が絶えないだろうよ(´・ω・`)】

3ヶ月前 No.317

通行許可=同行 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_m8y

【ヨーロッパ/ヴィグリッド(夜間)/市内検問/梓家始季(私兵所属・同行・装甲車搭乗)、イザヴェル私兵(分隊)/敵対勢力と交戦中(散発的)】【同行(と言う名の監視※それでも実は不自然だったり)】

―――完全な夜間、しかしながら煌々と複数の投光器が道を破壊された街灯代わりに照らし出して激しく繰り広げられている市街戦の中で辛うじて、しかし増強されつつ再構築されているイザヴェル私設軍による検問の街路を維持している。其処へ走ってくる一両の乗用車、歩哨をしている私兵が誰何しつつ通行の許可を求めている“一般市民”を確認――そんな訝しげな表情の私兵の頭上には、レーザー兵器や機関銃を搭載した数機のイザヴェル社製の浮遊型セントリードローンがフワフワと円錐状の機体を揺らして警戒している。

『――ええ、民間人かと思われます。運転席にはスーツを着た若い白人の男、助手席には4歳ぐらいの子どもが一緒です。見たところヴィグリッド市民ではないようですが、太陽島へ向かいたいと……』

当然、こんな有様の市街から連絡橋〜ルート666経由で(太陽島)へ向かいたいと言う親子連れへの対応を指揮系統の上部へ仰いでいる訳だが…

私兵B「…不明勢力の工作員じゃあるまいか?」

私兵C「有り得ない、だとしたら何で子供連れなんかで…」

私兵D「いいや、オレがまだ国軍にいた頃に中東で似た様なモノを見たぜ。子供に分解した武器を隠し持たせて持ち込もうなんて輩をな…」

同僚達がそんな様子で色々と憶測を立てて話している間、彼らの中で相変わらず表情らしい表情を見せないまま、装甲車両に背を預けている隻眼の“彼女”は――その乗用車の子供連れに視線を向ける。視点と(見方)を変えれば――(ありのまま)が見えるのは大抵の物事に通じる理(ことわり)である。そしてそんな“彼女”の目に(視えて)いるモノは、この場の私兵たちのそれとはまた異なった物だった。

始季「…………………」

――――

――

分隊長「シイエ、アラド、モラン、ポー、お前達であの親子に同行しろ―――上からの命令だ。(護送)付なら通していいそうだ。」


“許可”は下りたが条件付、即ち目的地到着までの監視(首輪)として私兵数名が彼らに同行するという事だ。


始季「…了解」

私兵B「イエッサー、やったぞ、これで此処から少しは遠ざかれる。」

私兵C「そんな上手く行くと思うか?…嫌な予感しかしないよ。」

私兵D「よし、アラドお前は銃座に付け、シイエは助手席だ。ポー、貴様は後部座席へ」

―――

レーザーカッター方式の突破阻止装置と車両用のコンクリートブロックが解除されて通行可能になった連絡橋への街路、4輪駆動の私兵部隊のイヴェコLMV(軽装甲車)が乗用車をリードする形で前に出て走り出し始める――(太陽島)までの物騒なランデブーが始まった。


≫カエルム&セレッサ(車両搭乗)、ALL

3ヶ月前 No.318

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 人間界/ヨーロッパ/ヴィグリッド市街地/市内検問→/(紳士服→賢者戦闘服)/乗用車運転 イザヴェル装甲車同伴 】


 うまく行かないことの方が大概であるため、今回も命懸けの強行突破を賢者は覚悟していたが、意外にもあっさり許可が降りたことに不意をつかれた感覚だ。
 賢者は助手席の少女を見て、もしかして子連れということでそこまで警戒されなかったのだろうかと憶測を立てた。傍にいる私兵も“親子”と言っていたため、勘違いされているようであるが、それで許可がおりるなら、この子どもには感謝しなければなと心の片隅で思うのであった。

『どうしたの?』
「いや、別に」

 それでも勿論、警戒が厳しいヴィグリッド――――ただ通すわけにも行かず、乗用車の前をなんとも物騒な“車”が一台先行することとなる。

『……ねえカエルム』
「?」
『あれ凄いよ! みてみて! 顔だけのお化けみたい』
「顔だけのお化け……。(ああ、デコレイションズのことか……何処が似ているんだ?) とにかく出発するから早く座るんだ」
 空中を飛ぶドローンに興味を持って窓を叩き出す少女にきちんと席に座るよう促すと車を発車させた。子どもという生き物に慣れていないため、いつもの冗談を言う気にもなれない。









 戦場と化した市内検問を通過し、比較的静かなルート666方面へと続く車道を装甲車と共に走行している。暗黒ともいえる夜の海の向こうには、宝石のように輝く人工島の夜景が浮かぶ。美しくも、その真実の姿から実に不気味に輝く島――イスラ・デル・ソル。
 以前から調査をしてみたかった場所でもあるこの島へ上陸できるという緊張と共に今からそこへと続く橋へと入る……そんな時であった。何やらかぎなれた魔除けのハーブの薫りが鼻をさすと同時に、嫌な予感が押し寄せる。

「全くしつこい連中だ」
『いやぁあああ!! お化け!!』
 嫌な予感の正体――――そこには門番のように待ち構える二体の巨大な能天使ビラブトの姿があった。彼らは巨大な斧を振り下ろし、此方に向かって振り下ろしてきた。しかしそれらは車に直撃することはなく、行く手を陥没させる結果となり、大きな深い穴が形成される。
 だがビラブトがそれで気が済むわけが無く、明らかに賢者と少女の乗る車を狙って再び斧を振り下ろしにかかった。斧の衝撃がまさに乗用車に与えられると同時に賢者は光陰術“ライトスピード”を発動、助手席の少女を掴んだ後、乗用車から脱出した。
 彼は即座に宙にプルガトリオへの入口を展開し侵入、戦闘服に変身するなり、まだ崩れていない場所へと見事に着地した。光陰術はとけ周りの時間が動き出し、そして二丁拳銃を両手に、自分より遥かに巨大な敵に立ち向かう。

「善に仕える天使ならば天使らしく、破壊活動はやめて、もっと人を救うとかそういったことはしないのか? 魔女と違って私は死んでもお前達の世界にいくわけだから、精々天国を荒らされないよう神に祈っておけ」
 二段階跳躍をし間合いをつめると、弱点である背中に弾丸の雨を浴びせる。もがく天使は巨大な腕を伸ばし掴もうとするが、その瞬間に回避し頭部に思い切り蹴りを喰らわした。連続技にダメージを被った天使は頭上に星を回しはじめ、それを待っていたかのように溜まっていた霊力を消費し神具を召喚。地面にひざを突いた敵の弱点を錫杖で滅多差しにした。そして仕上げに――――

「クライマックスといくか」

 エノク語による高らかな詠唱――――その声に呼び出されたのは、神々しくもおぞましい、複雑な紋様のヘイロウを戴いた巨大な海蛇の容貌をした座天使。座天使は弱り切ったビラブトに噛みつき、その長い身体で締め上げて消滅させたのである。
 これで一件落着。そう思った矢先、少女の悲鳴で脆くなった地盤が次々に陥没していく事態に気付いた。少女もそれに巻き込まれ、深い穴のそこへと落下していく。賢者も彼女を追って、穴へと飛び込んだ。かつて世界の観測者達が修練の場として利用してきた地下洞窟の遺跡へと続く、その穴に――――――


>始季

【地下にいく予定ではあったので、いきなりですがこういう展開に】

3ヶ月前 No.319

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/廃墟付近→地下洞窟移動開始/大友英凌】

廃墟から出て、一旦くちさけにはCOMPに戻ってもらう。MAGの消費を抑えるためで
何かあればすぐに呼んでと戻っていった。
この後は他にどうするべきか考える
まだ他組織の者達と情報収集を続けるか、それともファントムソサエティ側に依頼された
港の制圧と通信施設制圧に協力するか。

「いや、もっと他に―」

その時、スマートフォンに一通のメールが送られてくる。
すぐに開いて見てみると、幾多のサーバーを経由し発信元を完全に辿れない様にし
とあるサイトにを介して行っていた。
そこから大友英凌に向けてある内容が送られてくる。
指定された場所で情報交換をしないか、というある組織からのメール。
その名前を見て、微かに眉を動かす。

「イザヴェルと同盟が裏社会への見せしめとして消した、という話だったけれど」

本当だとすれば眠れる獅子所かとんでもない怪物が動き出すことになる。
大友英凌はそのままこの情報を書きながら、ある人達にメールを送る準備をしながら
目的地へと歩き始める。
それはハッカー集団スプーキーズと呼ばれる者達であり
この集団は企業情報や裏取引情報などのハッキングで、企業ぐるみの不正を暴くことをし
彼自身も得た情報を流してもらったりあるいは今回のように多方面に情報を流す手伝いをして貰っている。
スプーキーズはその情報は悪さをしない、寧ろ正義感が強く世の中を正そうとする者達に近く英凌は信頼し
彼らもまた尊き者達だと思っていた。
そして今回の直接返って来た内容を一番に送り届け、重大な事が起きていることを世の中に知らしめてもらう。

「最後に、この情報は危険すぎる。全世界に送るなら君達も身を隠すことを考えたほうがいい」

彼らの身を案じながら、どう扱うかも自由と付け加え送信する。
指定された場所に向かって歩き始める。

その相手は【ショッカー】
「 人類 の守護者」を謳いその過程で人間に多少の犠牲が出る事には一切の躊躇が無い悪魔。
対抗する組織アンチショッカー同盟、奇跡が起こしたイザヴェルグループにより
倒す事は不可能とまで言われ活動停止した秘密結社。

>all

3ヶ月前 No.320

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡/超人ゴア】

タキシードに身に纏う一人の黒人の男は当初此処とは違う場所に居た。
男の名はゴア。元は南極に発見されたシュバルツバースと呼ばれる地上を侵食していく謎の空間を調査すべく
国連の調査隊の隊長だった。
しかし彼は部下を守るために命を落としたが、シュバルツバースの代弁者そして進化した超存在として復活。
操られ、調査隊の敵として回った。しかし彼は調査隊の活躍により本来の彼に戻った。
最終的には調査隊に人類に未来を託し、消えていった。本来ならば。
彼はそこで終わらず運命の悪戯かイレギュラーながら最も弱き者達を守る為に現れることがあった。
此度もなんでこの世界に現れたのかは、瞬時に察した。

すぐに分かった時、まずはこのヴィグリッドの地を観察し見回っていた。
道中、天使と遭遇するも全て打ち砕き倒してきた。
秩序側の存在である天使達が我が物顔での出迎えを見て
ヴィグリッドは天使勢力が強い地域だと再度確認する。

だが、それがなんだというのだ
ゴアは最も弱き者達人間を選び、その未来を信じた。
だからこそ天使勢力にこの世界は好きにさせない。
そんな彼は今ある人物がアカシックレコードによる未来予知で来ることが分かり
ある答えを聞くまでただ静かに待つ。

3ヶ月前 No.321

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 プルガトリオ→人間界/ヨーロッパ/ヴィグリッド市街地地下/地下洞窟/(賢者戦闘服→アセンション) 】


 悲鳴をあげる少女も、落下すれば死を免れないであろう深さを感じそのまま意識を失った。そのぐったりとしたまま自由落下する少女を追って、賢者は共に落ちていく瓦礫を利用しつつ、どんどん少女との距離を詰めていく。そして漸く手が届きそうな位置となり手を伸ばし、少女を片腕で抱きかかえて、もう片方でぬいぐるみのチェシャを掴んだ。
 だが彼らに迫っているのはただの地面ではなく、溶岩の流れる炎の湖。そこに突っ込めばどうなるかなど容易に想像がつく。

「こんな場所が地下に隠されていたとは……」
 それでも賢者は焦るそぶりはなく、寧ろ市街地の地下にこの様な洞窟があることに感心しながら徐に翼を広げ、熱が湧き上がる溶岩の上を何事も無かったかのように滑空、そのまま足場へと降り立った。
 その時ふと気付いたのが、明らかにこの場所が人の手が入っているということである。地面には石畳、向こうには遺跡らしきものも見えていた。尤も人の手が入っているといってもなん百年もまえということになるのだろうが……現代の市民はまさか自分達の街の地下にこの様な場所があるとは思ってもみないだろう。

「出口を探すがてら、観光も出来そうだが。それに……昔ここに来たことがあるような――――」
 本当かどうかは定かでないにせよ、かつて此処を訪れたような記憶があった。そしてあるものを見て、此処がいったいどういった場所なのかをしる(思い出す)こととなる。
「――――アンブラの魔女の紋章? なる程、此処は魔女が利用していた地下通路。もしかすると、魔女の使っていた施設に繋がっているかもしれない。あまり信じられないがセレッサの母親が現代にいきる魔女なら、此処に潜んでいる可能性も……(そしてマリーの行方の手掛かりも……)」




 ――――ならば先に進もう。その時、未だに目を覚まさないセレッサを横目で見やると、とにかく起こさなければと名前を何度も呼んだ。ただでさえ危険で、普通ではない場所に連れてきてしまったのだ。眠ったままなど危険極まりない。

「セレッサ! セレッサ起きろ、しっかりするんだ!」
『……ぅ……マミィ…………』
 目を僅かに開けてか細い声で返す少女。母親のことが恋しいのか、母のことを呼んでいる。意識を取り戻してくれたことに少し安堵しつつ、いつもの調子に戻した。
「残念ながらマミィはいない。……立てるか?」
『……うん』
「特に怪我は無いようだな。お化けは私が退治したから安心しろ」

 少女を下におろし、とりあえずどこかに向かってみようと歩き出そうとすると、背後から悲しげな声が聞こえてきて思わず足を止める。
『セレッサ早く、マミィに会いたいよ。マミィ……今どうしてるの……?』
「……。……いつかは会える。心配しても仕方がない。それまで辛抱しろ。私もお前の母親には会ってみたい。そしたら過去、マリーのことを聞けるかもしれないからな」
『マリーって誰? カエルムのマミィ?』
「いや、私の親友だ。今どうしているのか……500年以上は会っていないことになる。ブラッディマリーの名で畏れられた最強の魔女だ。さて、とにかく行くぞ」


>地下洞窟All

3ヶ月前 No.322

Sanya V Litvyak @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【ヨーロッパ/ヴィグリッド市街地地下/地下洞窟/Unknown(ストライカー装備中)】

地下洞窟を飛行しながら、軽くどんな感じになっているのかを体で感じる。
下は溶岩、そこに立っている遺跡を見て、どうやって作ったのかを疑うくらいだ。
恐らく通常武装では飛ぶのは難しい場所だ。と考えながらストライカーをふらふら動かしている。

天使の襲撃があれば勿論、倒せる状態にではあるが、奈何せんストライカーには場所が場所だ。圧倒的不利に陥る。
地上があそこまで超常現象が起きてしまえば、機体を飛ばす事はままならないから来たわけである。引き返せば落ちかねない。

それを考えながら、私はまだふらふらし続けていた。

>>地下洞窟all

【流れの関係で地下洞窟からにします。あと溶岩に近いと熱でストライカーが死ぬのである程度の高度でしか飛べません】

3ヶ月前 No.323

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/コロシアム/大友英凌(デモニカ戦闘形態)、【彼】(大友英凌平常時姿)】

熱が湧き上がる溶岩に明らかに年代水準では建築は不可能な遺跡。
今現在大友英凌はそこに居た。
どうやって入ったかと言えばある場所でテレパシーで呼びかけられたから。
それが何者かはわからないが急に自身の脳裏に囁く声に訝しげながら実行すれば入ることが出来た。
恐らく正規のルートなのでずっとオートマッピングで記録を続けながら石畳を歩き続ける。
見ていれば分かるがろくな場所ではない。

罠もそこ等中に転がっており、これが人為的に作られた物ならば何か重要な施設だったのかそれとも――
空を飛ぶしかなければ、シムルグを召喚その度に飛んだ。
飛びながらも内部の写真を取ったり謎の輪っかもあったがこちらも何かしらの意図はあったのかもしれない。

指定された場所の最後の通路もまた間違えば無事では済まない罠があったがそれも
自身のウンザリするほど裏打ちされた戦闘での経験と身体能力と技能を駆使し突破する。
そのまま進むと目前には大きな闘技場のような施設が現れる。

(普通の人ならこんな所に入る時点で無理だ、だけど何の為に…)

常人なら紛れ込んだ時点で生きて出ることは出来ない、断言できる。
此処に来るまで紋章のような物を見て古書店で買い漁った本に出ていた
アンブラの魔女の物に酷似する。
ということはアンブラの魔女の関連する遺跡であり、厳重度から言って秘宝が隠されている可能性もある。

「そうなれば魔界に居る魔女のおばあさん達にも力を借りる必要があるな」

英凌自身はあくまで濡れ手に栗程度にしか思っていない。
ただし、彼自身はこの世界では東京大破壊とそれに連なる地球の荒廃をなんとしても阻止する。
それに繋がる芽は全て潰してきたが、それも完全完璧でもないどんな事がきっかけで起きても不思議ではないから。
ならばせめて日本には使える力や技術は残しておきたい
それが問題なく利用できるものであればだが。

そんな事を思いつつ、闘技場の入り口に入る。
入り口から入り、闘技場の真ん中には一人ぽつんと立っていた。
大友英凌は一歩足を踏み入れた瞬間、その姿を見て二歩目で止まる。


その姿は紛れも無く自分自身であるから


デモニカスーツもこの世界では出回っているので同じような姿も装備も出来るので極めて近くなっても仕方ない。
そして悪魔にもドッペルゲンガーという自分と同じ姿をした存在もいる為大しては驚かない。
しかし相手は大友英凌自身に瓜二つの容姿で其処に居た。

「この姿が君に見えるのかな?兄弟と間違われるほど」

立ち止まり見つめている大友英凌に同じ似姿をした存在は第一声を発する。

「見る者の主観によって私の姿は変わる」

似姿の少年はニッコリと英凌と同じ微笑みを浮かべ

「君個人に興味を持ったんだ、さぁ話をしよう【救世主】」

「君は誰だ、大友英凌」

【彼】――ショッカーの大首領はこの世界で初めてそう呼び、話しかけた。

>コロシアムall

【原作の【仮面ライダー】と同じく【救世主】は【現人類】 ・ 【新人類 】・ 【真人類】 、そして 【改造人間】 とも異なる 『いずれにも属さない、誰から見ても他者とされる存在』 という描写。これがどうしてもやりたかった…自己満足ですはい】

3ヶ月前 No.324

虎穴に入らずんば @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Qjg

【ヨーロッパ/ヴィグリッド(夜間)/市内検問→地下洞窟/梓家始季(私兵所属・同行・装甲車搭乗→落下中→地下洞窟)】

――端的に言うと、ソレは不意に起きた事だった。どこぞの誰かが今の彼女を見た場合は嘲笑するであろう。やはり“縛られて”いると―崩落する岩盤、―(突然)崩壊した路面に巻き込まれる形で落ちて行くのは後方に追随していた乗用車で、そのまま崩れていくソレに巻き込まれる形で彼女が所属するイザヴェル私兵の分隊を乗せた軽装甲車両も後に続く様に宙に放り出される。

―身体が浮く感覚と同僚の絶叫。対照的に冴え渡る五感が示すは…“車外”に出る事。

刹那に重なる異相(プルガトリオ)にて翻り立ち回る“賢者”と(天使)の戦闘を目の端に映しながら――シャーシの前部が辛うじて路面の基礎部に引っかかる形で留まり完全な落下は間逃れた装甲車から――“視える”穴へと墜ちて往く。信じられないと言わんばかりの表情を浮かべた仮初の私兵の同僚の顔、

反射的にか此方を救おうと彼は手を伸ばして腕を取ろうとするが、何もかもが遅すぎた。そんな相手に何も心配は要らないと言わんばかりの、相変わらずな仏頂面を残して殺し屋は重力に逆らう事無く…落下を続ける。

――



のんびり自由落下(フリーフォール)と洒落込むには色々と非現実的ではあるがそれも今更な事。――殆ど先に落ちて往った(少女)と“賢者”を追う形でなし崩し的に落下を続ける紺色の私兵標準装備姿の女殺し屋は熱量を感じ取り顔を顰める。

そう、其処は大地の血溜まり――灼熱したソレはマグマそのものだ。

――落下しつつ懐から引き抜いたのはフックランチャー、イザヴェル私設軍の正規の支給品ではないが――そこそこ役立つと判断して装備保管庫から拝借してきたソレを手に取りつつ…


「……………………?」


ふと空中で傍を見渡せば…――“何か”が空中に居た。其れは自分の様に(落下)しているのでは無く…(飛行)している。――ヒトの姿…をしているのは確かながら何かしらの特殊な装備を用いて空中機動を行っているとみて間違い無いだろう。

――当然、こんな場所で右往左往しているのを見る限り、(あちらも)どこぞの“差し金”に違い無い。――そんな邪推をしつつ、女殺し屋は溶岩の奔流真っ只中に建築されている奇妙な、そして大規模な建築物(遺跡)を確認し、其方へとフックランチャーの銃口を向けて、ポイントと自分の距離感を目測で図りつつワイヤーを打ち込むタイミングを計る。


≫Unknown、(カエルム&セレッサ)

【変なのが地下空洞を落下中ですが、拾うも良し、放っておくも良しです(見た目はまんま普通のイザヴェルの一般私兵)】



【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡/セイバー】

素足のまま相も変わらず当然の様に

吶々と、それでいながら確かな足取りで――朱拵えの鞘に収まった大業物を片手に歩む和装の“ナニカ”

ふと、この地下に広がる広大な(遺跡)、“彼女”自身の格好や容姿とはまるで釣り合わない様な其処の(一方向)にそっと顔を向けて、その双眸を僅かに細め――笑う。

「執着はしない主義だったのだけれど、今回だけは自分を曲げてみようかしら。」

“彼女”が何に対してそんな独り言を漏らしたのかは――結局の所、捉え様に依って異なるだろう。

意味は必ずしも一つとは限らず、突き抜け捻じ曲がり予想だにしない事だったりもする。何もかも“識っている”癖に答えそのものにはまるで興味を持たない奇妙な存在。この地で起き始めているあらゆる事象や――成される其れに、珍しく少しばかりの興味を抱いたらしい。

「でも、(彼女)に逢うのが先…――この分だと、先に遭うのはあの“殿方”みたい。」



それはまるで巌の様な――格好で言えば“彼女”も到底他人のことを如何こう言えるモノではないが、黒のタキシード姿の筋骨隆々な紳士が――明らかに尋常の其れとは異なる雰囲気を漂わせながら、独りこんな場所で(待ち人)をしている事自体が不可思議そのものなのだから。

――

「“貴方”も待ち人?」



≫超人ゴア

3ヶ月前 No.325

消失のSanya V Litvyak @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【ヨーロッパ/ヴィグリッド市街地地下/地下洞窟/Unknown(ストライカー装備中)】

レーダーが何らかの反応を捉えた。
約数人の少数で構成されていると思われる部隊だろう。そして、リーダー格と思われる女性が銃らしきものを持ち遺跡を目視している。
降りるのは悪手だ、相手が仕掛けてくるなら、少し待った方が得策だろう。

相手の考えてることはいい……ただ、ストライカーがこのマグマの熱に耐えられるかどうかが一番の問題だが。


>>梓家始季

3ヶ月前 No.326

異端者 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡/超人ゴア】

それは本来であればまだ早い対面であった。

そもそも合う事も無かったのかもしれない

このような事態がなければ。

「明けの明星、彼も見ているな」

神の子と救世主の対話、傍観する明けの明星――
闇の魔女達が造成されし闘技場に介し集う秩序と調和と混沌。

「確かに待っていると言えばその通りになるな、お嬢さん」

闘技場での出来事を見つめているゴアに話しかけて来る者が居た。
其処に到るまでは気配も感じなかったが、敵意や悪意は感じられず
振り向くと日本で言う煌びやかな和装と日本刀を持つ女性が一人。
プルガトリオは普通は来られないので彼女は普通ではないのと
かつてシュバルツバースにて「母たち」が膨大な知識を流し込まれた。
アカシックレコードに触れたとも言える彼はこの世界では見ることが出来た。
それで彼女の正体についてもすぐに理解し、今の所では敵ではないと判断。
その上で紳士の態度で穏やかな態度でそう答えるゴア。

「私が問いかけた答えを」

かつて自分に答えた時と同じ答えを未だに持ち続けているのか

「…聞かせて欲しい、地球の未来を委ねられべきは誰なのだ?」

目の前の和装の女性に視線を変え、敢えて少年に向けて言った言葉を彼女にも問う。
この問いかけをした時には様々な状況と答えが返ってきた。
彼女の場合はどう帰ってくるのか?

>セイバー

3ヶ月前 No.327

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/モニュメント付近 】


 灼熱地獄がすぐそこにあるという地下洞窟の足場を子連れで、まるで街中でショッピングでもしているかのような足取りで進みながら、賢者と少女は謎の円形のモニュメントのある場所に辿り着いた。
 近くには壊れた巨大な石橋の跡があり、正直下がマグマなのにどうやって建てたのだろうかと考えさせられてしまうような不思議なモノである。

『行き止まりだよ……』
「全く橋にはついていないことばかりだな」
 博物館の石橋がフォルティトゥードに壊されたことを思い出して、賢者は冗談めいた皮肉を零した。
 だが不思議な気配を円形のモニュメントから感じ取り、彼の意識は自然とそちらに向く。そこには人が立っていた。いや、人と表現するには些か疑問なものが。それの身体は透き通っており、向こう側が見えていたが確かにそれは其処にいるのだ。しかも賢者もよく知る服装――――

「……ルーメンの賢者…………?」
 賢者の正装を纏ったその存在は黙ったままモニュメントの方を指さしている。
「そこをくぐれということか?」
 訳が分からぬまま存在に促されるままそこに近付いていくと、突然モニュメントの向こうの景色が変わった。燦々と降り注ぐ光、辺り一面に広がるサファイアのような海、色とりどりの花々、青々と茂る植物、花弁のように宙を舞う白い羽根……まるでそう、そこは楽園“パラディソ”――――――

『――――ロキ……まだ、目を覚ましていないのか』
「ロキ……?」

 地下洞窟の雰囲気とは対照的な楽園の美しい景色に見とれていると、横から例の存在が賢者に語りかけてきた。正確に言うと賢者の中で眠り続ける者に。


>All

3ヶ月前 No.328

アルニアス @maaya115 ★vZhiyCrw2S_yFt

【 鏡面世界/ヴィグリッド市街地/地下遺跡付近/アルニアス( ) ヴァハヌート「 」】

「ふむ、面白いことになっておる。」

ヴァハヌートは、アルニアスの言うとおりに監視役として水面に写る人物を眺めていた。
こちらからしては、何も出来ない状況ではあるがアルニアスの言葉通りに動いてみている。

「だが、こっちの動きが出来ぬのなら…意味がない。」

(文句を言わさんな♪見ているだけで良いって言っているじゃんか♪)

何気なくこの状況を楽しんで居るアルニアスに疑問を持っているヴァハヌート。
人間のすることには、不信感と嫌悪感があるドラゴンの末裔となると呆れてしまう。

監視をするのは、あまり楽しくなれないと思うヴァハヌート。
もう少し、様子を見てと言われているのだから仕方なく人間の動向を見て探ることにした。

「やはり、人間は好かぬな。」

ぶつくさ言っているヴァハヌートは、次の場所へと移動をし始める。
もうしばらくは、アルニアスのことも調べてみることにした。

>>周辺ALL

3ヶ月前 No.329

アンブラの魔女フェルス @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/ヴィグリッド市街地→上空/フェルス(戦闘正装)】

「…この野郎…!」

彼女は大きく足元が揺らいだ瞬間に召喚魔法の一種【アウァールス・アーラ】で契約悪魔マルファスの翼を召還し、
大きく羽ばたいて上空に投げ出されたその体の体勢を立て直す。
そして立て続けに今度は青い竜頭がこちらに牙をむいて突っ込んでくる。

「そんなにお仕置きを受けたいか…このドM天使め!!」

彼女はマルファスの翼を羽ばたかせ、紙一重で竜天使の牙を回避すると
血を浴びた三日月の斧を振り上げ、額の弱点であろう宝石のような部位に全体重と振り下ろしの勢いをつけて叩きつける。
刃を叩きつけた後はすぐさま竜頭から離れ、彼女の得意とするヒット&アウェイの攻撃を繰り返す。
影使いの青年“シャドウ”がこの戦場から振り落とされていないかと竜頭の攻撃を避けつつも彼女はシャドウを探す。
何とかこの上空に投げ出された礼拝堂のどこかにしがみついているのだろう。
どこからともなく極度に圧縮された影(闇)の銃弾が竜天使の頭にある弱点と脆い部分にピンポイントで飛んでくるのだから。

「シャドウ!どこにいる!?」

彼女がそう叫べば、後方からシャドウの声で『ここだ!』と返答が聞こえた。
振り返れば、必死に片手で礼拝堂の壁にしがみつき、空いた片腕で発砲しつつ宙を舞うことのできる
相棒アルタが自らの肩を主であるシャドウの足場にして何とかこの場にとどまっている彼の姿が見えた。
彼の相棒は巨大な体軸を持っているわけではなく、人を乗せることに適していないタイプのアルタである。
このままではシャドウが落下してしまう危険が高い。彼女は戦線から一時離脱すると自在に空中を飛び回り、
シャドウの元に急ぐと一瞬で華奢な体軸の彼を担ぎ上げ、そのまま肩車をして戻ってくる。
この状態ではうまく戦うにはお互いの高い連携力が求められるだろう。
しかし、彼女はどこかシャドウを信頼しているのか彼を肩車したまま戦場へと舞い戻る。

>フォルティトゥードイベントALL

3ヶ月前 No.330

影術師 @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/ヴィグリッド市街地→上空/シャドウ】

『ガルルルル…!!』

主を上空に吹き飛ばされぬように。主を遥か彼方の空の上から地面に叩き落とさないように。
本来は騎乗に適さないタイプの自分の肩を主の足場にし、アルタは必死に揺れる礼拝堂に主を留めている。

「アルタ…すまない……糞っ!もう…腕が…」

彼の礼拝堂の壁にしがみつく腕は疲弊し、酷く震えて指先が何度も滑る。万事休すか…
そう思った矢先、『シャドウ!どこにいる!?』と言うフェルスの力強い声が響いた。

「ここだ!」

彼は渾身の力を込めて叫び、禍々しい翼を召喚したフェルスに居場所を伝えた。
すると、フェルスは一度竜頭から離れるといつの間にやら彼のすぐそばまで移動し、
彼をアルタの肩から引き離すように担ぎ上げるとそのまま肩車の姿勢をとらせた。
主の足場になる必要がなくなった相棒はすぐさま主の傍らに寄り添い、攻撃の手段として待機する。

「フェルス…このまま奴を叩くことになるだろうから僕が即行で考えた作戦を話す。
簡単に思うがなかなか難しいことだ。フェルスの攻撃は接近戦に特化している。無論、アルタの力を借りる僕もだ。
この魔銃の威力も今は奴の天使の力で不安定で大きなダメージは見込めないだろう。
だから、フェルスの攻撃が終わった後に僕がアルタを使役して追撃を行う。
敵から距離をとったら僕が援護射撃をする。多分その繰り返しになると思う…会ってすぐだけど、息を合わせてくれると嬉しい。」

その言葉にフェルスはこう返す。
『わかった。最初のうちはお前が攻撃する前に一声私にかけてくれ。そうしていれば自ずとタイミングはつかめる。』
その言葉に彼も「わかった。じゃあ行こう!」と返事をするとそのままに二人羽織りの戦闘が始まった。
激しい動きをするフェルスの上で彼はバランスを取り、フェルスの斧が赤い竜頭に振りかざされた直後に

「フェルス!追撃するぞ!!破滅へ導いてやる…!行け!アルタ!!」

彼が叫べばフェルスと彼の目の前の影から彼の相棒とは異なる小柄なアルタが現れ、
竜頭に向かって突進。そして影の茨が渦を巻く影の沼を作り出して消えていった。
これは影術師の中でウンターガンクシュロスと呼ばれるスキルで
アルタが前方に影の沼を作り、影の中の敵に足止めを食らわせて続けざまにダメージを食らわせる捕縛系スキルだ。
しかも運がよければ対象を少しの間気絶させることもできる便利な技である。
教会の壁に頭を突っ込んでいる赤い竜頭は頭を引き抜かない限りこの影の沼が消えるまでの間
その場に捕縛され、続けざまに凝縮した闇の魔力がその肉体を削り取っていくであろう。

>フォルティトゥードイベントALL

【魔女将軍と影使いの連携攻撃が始まる!】

3ヶ月前 No.331

おつかい火力馬鹿 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Qjg

【ヨーロッパ/プルガトリオ/教会前→ヴィグリッド市街地→上空/アリシア「」(魔女装束※ガンロッド展開中)ダークネス()】【面倒事を粗方片付けたので戦線復帰です、お待たせして申し訳無い。】

「いつかの機上を思い出すわ」

(今回は足場が無いがな――惚けている場合では無いぞアリシア。)

数年前にアメリカで大型旅客機をまるごと飲み込むガイスト(超大型悪性造魔)の討伐の際――あの時は襲われた旅客機の機上に仁王立ちする様な形で戦い、跳んだり跳ねたりしていたが…今回は足場ごと、それどころか半分放り出される様な形で遥か上空へ共闘者共々至った訳で…表層の異界(プルガトリオ)と言えども高度が上がるにつれて冷え込む大気のそれに心地よさを感じながら、異郷の魔女は慣性に逆らう事無く――身体の力を抜いて腕でガンロッドの銃身を二、三度ペン回しの様に回した。――瞬時に形成されるのは六連装の銃身の束と大きなレシーバーや機関部、装飾や趣はそのままながら一回り得物(ガンロッド)そのものが大型化している。早い話がソレは(ミニガン)だ。

「“これ”を使うのは久し振りね。」

追撃を受けて上空を浮くような色々と現実離れした様な有の礼拝堂から更に頭上へと跳んだ其々の“魔女”達は――あの強大な火力と“力”そして図体を有している(天使)との戦闘を続けている。

反撃と回避、空中で繰り広げられる影の遣い手と旧きアンブラの魔女の連携を含めた攻勢――ああして見ると、対照的な体格の両者だと状況にそぐわない何処かうわの空にも近い思考が支配する。それもそうだろう、異郷の魔女は今はただただ、上手い事教会の壁に頭部を突っ込んでいて

――先述の二名の拘束術に嵌る形に成った(敵)の頭上へとふわりと浮かんで(遣い魔)の鴉の群れとの位置置換を瞬時に行うと同時に、腰溜めに構えたミニガン(回転式多銃身機関砲)形態に換装したガンロッドの砲口を動きを止められる手筈のソレ(フォルティトゥード)へと向けて…

「――でも“造り置き”は沢山在るから遠慮は要らない、全て受け取りなさい。」

乾いた音を立てて回転し出した六連装の銃身、魔導駆動の彼女の意思と悪魔の手により作り出された悪魔殺しの得物――毎分6000発の連射速度のソレが唸りを上げる


轟音、布を引き裂く様な凄まじい掃射音


汎用機関銃形態のソレとは比較に成らない、まさしく嵐の様な数の暴力を体現する魔弾の豪雨、不可視の聖なる障壁も属性の違いも貪欲に穿ち貪り食い破る

――

雨の様に空薬莢をばら撒きながら滞空しつつ制動の術式を自身の足元の中空に展開しながら、如雨露で満遍なく水を注ぐ様に――(天使)の巨体に無数の闇の魔力を帯びた魔弾の雨が文字通り(喰らい付いて)行く。


≫シャドウ、フェルス、ベヨネッタ、フォルティトゥードイベントALL

3ヶ月前 No.332

アンブラの魔女ベヨネッタ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 プルガトリオ/ヴィグリッド上空/礼拝堂 】


 突然礼拝堂がフォルティトゥードによって上空へと持ち上げられ、足場が不安定になるやいなや、礼拝堂内の共闘者が不利な状況に追い込まれるのは当然の結果であった。それでも彼女達はその程度で敗北するほど柔ではない。
 アンブラの魔女ベヨネッタは、高いヒールをはいたまま、足場の悪いその場所を魔導術でその姿勢を崩さないまま佇み、修羅刀を構えて天使を睨み続けた。特に動きは見せなかったものの、刀からは禍々しい赤い光が溢れ出し、傍目からでも凄まじい妖力が蓄積され、発散される時を待っているかのようである。

 一方彼女の視線の先にいる聖なる竜は、フェルスの戦斧によって額の弱点を攻められ、その後の彼女とシャドウの近接技を喰らわされることとなった。シャドウの小柄なアルタにより展開された、まるで魔界の入口を彷彿とさせるような影の沼により天使の赤い竜頭は拘束され、無防備な状態のまま連続攻撃を浴びせられる。
 そして、その敵の頭上で無数の鴉から人の姿になった若き魔女アリシアによって、絶え間ない魔弾の豪雨が撃ち込まれ、そのガンロットのうなり声以上の絶叫を竜はあげたのであった。

「……あらあら、もう限界? つまらないわね――――」
 だが苦しむ敵を前にしても手加減をしないのが、華麗にして残酷な魔女、ベヨネッタのやり方だ。眼鏡の奥で光る目は真っ直ぐ獲物を捉え、溜めに溜めた妖力を刀から解放せんと、彼女は思い切り赤い光を帯びた刀で凪払った。
 それと同時に巻き起こる魔力の波動と斬撃、鎌鼬の如く天使の竜の顔面を切り裂き、聖性の香りを漂わす肉片を撒き散らす。

 あまりのダメージで堪えられなくなったのか、天使は無理矢理礼拝堂に突っ込んでいた頭を引き抜き、思い切り上空へと四人を乗せたままの礼拝堂を蹴り上げた。
 だがそれだけで終わるわけがない。怒りに任せ、天使は吐き出す炎の巨岩を礼拝堂に向けて吐き出したのだ。巨岩は普段以上の速度を持って接近し、今にも建物諸共、上空で粉砕してしまう勢いであった。

「逃げるわよ!」

 そうなることを薄々察していたのか、魔女ベヨネッタは岩を放たれる前には周囲に避難を呼び掛け、外へ向かって走り出し、高度何百メートルもあるであろう天空に彼女は躊躇することなくダイブした。


>フォルティトゥードイベントAll

【それぞれ次のレスで第二章を終了とさせていただきます。皆さんお疲れさまです。第三章は落下してウィグリッド市街地に戻ったところからです】

3ヶ月前 No.333

アンブラの魔女フェルス @forte10☆NeDCG1Klls. ★SjANaFstHP_Gxb

【ヴィグリッド市街地/ヴィグリッド上空/フェルス】

「ほう…お前もなかなかやるではないか。」

シャドウのスキル“ウンターガンクシュロス”によって拘束され、無防備な状態のまま連続攻撃を浴びせられる
紅い竜頭を不敵な笑みを浮かべて見つめる彼女とその肩の上で次の一手を考えるシャドウ。
その更に追撃でアリシアが銃弾の雨を降らせ、妖艶な魔女(ベヨネッタ)からも
紅い光を帯びた刀の一振りを竜頭は立て続けに食らい、絶叫する。
あまりのダメージで堪えられなくなったのか、天使は無理矢理礼拝堂に突っ込んでいた頭を引き抜き、
思い切り上空へと四人を乗せたままの礼拝堂を蹴り上げた。無論それだけでは終わらない。
竜天使は炎の巨岩をこちらに向けて吐き出してきた。巨岩は普段以上の速度を持って接近し、
今にも建物諸共、上空で粉砕してしまう勢いであった。

『逃げるわよ!』

魔女ベヨネッタはまるで予想していたように岩を放たれる前には周囲に避難を呼び掛け、外へ向かって走り出し、
高度何百メートルもあるであろう天空にダイブしていった。

「アリシア!シャドウ!我々も続くぞ!!」

彼女は味方達に叫ぶとその肩にシャドウを乗せたままマルファスの翼を羽ばたかせでベヨネッタの後を追う。

>フォルティトゥードイベントALL

【シャドウに関してはフェルスに肩車されていて見ている描写もフェルスとほとんど変わらないため今回は省きます】

3ヶ月前 No.334

昼で無く夜でも無い者 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Qjg

【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡/セイバー】


“彼”の問い掛けに対して彼女はふっと口元を緩ませながら、日常と非日常の境目に立つ貴人は珍しく思案する様に口元に手を当てがう。


「意味が無い事だとは言わないけれども“内側”しか見られない“わたし”にその問い掛けをするのは少し可笑しな事よ。貴方も(分かっている)でしょうに、意地悪な人――でも“あの子”ならこう答えるでしょうね。」

紳士が見据えていた方向――向かい合っている二人の影をその視界に捉え…再び相手に向き直り顔を向けて

「(ヒトの手)にだって」

わたしは余り興味のない事だけれど、と彼女は続ける

(表)に出ることすら滅多に無く、なにも見ず、なにも考えず、夢さえみないという夢をみる。ずっと眠っていればいい。夢もみないで何も考えずに、ずっと。

いつかこの体が朽ちて消えてしまうときも――夢の終わりに気がつかないように

「この世は一時の夢の様なモノよ、でも今の“わたし”は戦いを直視する。ふふ、いつもとは逆の立場ね。当事者になるのって、新鮮だわ。探し人の幕間としてはこういうのも偶には良い物。」

祭囃子を愉しむ様な無邪気さでそう口にした彼女はそう笑う。


≫超人ゴア

3ヶ月前 No.335

おつかい火力馬鹿 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Qjg

【ヨーロッパ/プルガトリオ/ヴィグリッド上空/アリシア「」(魔女装束※ガンロッド展開中)ダークネス()】


絶叫とも取れる“敵”の咆哮と共に、舞台は再び急激な移り変わりを見せる。


それこそ幕間の余韻すら与えぬままに


「ええ、揃って炭火に成るのは御免ね、行きましょう。」


其々の攻撃が(竜頭)を穿ち、砕き、裂く――最後の最後にかの魔女の強烈で痛々しい“付録”付きで…灼熱し、硝煙を纏いながらカラカラと空転するミニガン形態のガンロッドの銃身を翻して、攻勢から引き際へと移行した現状に合わせて、妖艶な魔女の声に従い、同じく促すアンブラの古強者な――(影遣い)を肩車する形のまま空中へと飛び出した逞しい体躯の旧き魔女の声に頷きながら――自由落下に身を任せる。―宙に浮かんだままの礼拝堂の名残のソレが、怒り心頭な(竜頭)に蹴り上げられて、おまけに巨大な熱量を含んだ岩石を浮かんだままの礼拝堂跡へと粉砕せんとして叩き込んだのだから宙(そら)に逃れるのは当然の道理だろう。


特に(魔女)ならば尚更


――異相の空間(プルガトリオ)と言えども、ある程度は物理法則が通用する訳で、重力に任せるままに黒革の魔女装束をはためかせながら――各々の方法で地上に向かう(同行者)一行へと、異郷の魔女もまた追随しながらその姿を“バラけさせた”


影絵か何かの様に、彼女の存在を構成する体積のソレが、現実味の無い塗り潰した絵の様な無数の鴉の群れへと変わり、自由落下から群生飛行へとスタイルを変えて、妖艶な手練れの魔女、(ベヨネッタ)の後へとフェルスらに続いて追いかける様に滑空していく。



――



≫シャドウ、フェルス、ベヨネッタ、フォルティトゥードイベントALL


【ヨーロッパ/ヴィグリッド(夜間)/市内検問→地下洞窟/梓家始季(私兵所属・落下中→地下洞窟)】【何だか描写不足で申し訳無いです、一応このキャラは現状イザヴェル私設軍の雇われ一兵卒(傭兵とかPMSCsみたいな立場)で、今回の場合は地上での事故で、搭乗していた装甲車両から投げ出されて同僚と逸れて殆ど成り行きで一人地下洞窟の中空を落ちてる様な状況です故】≫Unknown本体様

――フックショット、イザヴェル社製の多目的高所移動用カーボンワイヤー射出式のソレ――の鋲先が、歴史的遺物の建材をぶち抜いて、展開された取っ掛かりでキッチリと固定――そのまま手繰り寄せられる様にして空中から彼女は洞窟内の赤々とした溶岩を避け――石畳のソレへと受け身を取りながら転がり衝撃を和らげつつ着地した。そもそも降下用の装備も無しに無傷であの高さから降りられた事は相当運がいい訳では有るが…

「…………………」

態々こんな場所まで落ちた理由は複数、一つは行方不明の偽装、私兵用のIDチップのそれには細工を施して現状は現在地を特定出来ない様にしてある。もう一つは彼女の(本来の仕事)に関わるモノ。

二重三重の(スパイ)なんて真似をしているのだから、こうやって一目につかない場所に移動出来たのは在る意味では好都合なのだ。

――



とはいえ、明らかに(目撃)されている点に関しては留意していた。あの空洞内の中空を飛行していた手合い――所属不明の要員が既に(色々な勢力や組織)からこの地へと送り込まれているという話は、市街戦の様相と化しているヴィグリッド市街の有様を見てきた分、理解しているが―偶発的に起きた崩落先に意図しているかは不明ながらも(入り込んでいる)あの何者かもまた、明確な目的を有している可能性が高い。

そしてソレが此方としての障害足り得るという予感も


ジャコッ…キンッ


―石畳から起き上がり、速やかに付近の遮蔽物へと移動し身を潜め、現状の得物であるSIG MPXの弾倉を交換しつつ――不意の戦端に備える。


≫Unknown、(カエルム&セレッサ)

3ヶ月前 No.336

§三章§ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

 市街地の広場へと着地したアンブラの魔女ベヨネッタ。

 その時、先程戦った天使フォルティトゥードが現れ、まるであの時の敵対心が嘘であったかのように、唯一生き残った闇の力を操る一族のことを思い出したように語り出す。
 “何者か”に召喚されたことを示唆するようなことを述べていた《勇気》――――教会での攻撃もその何者かの命令で動いていたことは明らかだが、その様なことは魔女はどうでもよかった或いは気付かなかったのだろう。
 ただならぬ魔女の力を察して契約を持ちかける《勇気》であったが、ベヨネッタの答えは容赦なく放たれた弾丸がすべてを物語っていた。

 その魔女の尊大さ、傲慢さに堪忍袋の尾を切らした《勇気》は、魔女を焼き尽くさんと言わんばかりに、古き街を溶岩の海に巻き込もうとしていた――――――。

3ヶ月前 No.337

消失のSanya V Litvyak @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【ヨーロッパ/ヴィグリッド市街地地下/地下洞窟/Unknown(ストライカー装備中→非装備)】【描写について了解です。ちなみに三章に入りましたが続行するかどうかはお任せします】

相手が移動用として使用しているワイヤーを目で追いつつ、その相手の持つスキルの高さを評価する。
私がこのようにふらふら浮いていれば、それは当然此方を怪しむであろう。そもそも、ここでストライカーを使っているのがなぞでもあるが。

ACACIAを持ちつつも遮蔽物に隠れた相手に目をつける。ワイヤーを使いつつも攻撃を出来るのであれば、こちらは当然LAREに切り替えなければ不利になるだろう。だからと言ってACACIAを使うためにわざわざ高度を下げれば、今度は熱暴走でストライカーがイカれる。

2つに1つの選択肢であったが、結果は無情にも非常の選択肢を選ぶ羽目になった。不意に来る「第6感」。天使が現れるとストライカーを一気に体ごと岩場の方へと投げ出し、いや正確には投げ出すように慣性で機体を落下させ、着地。ストライカーを外しACACIAもそこに投げ捨てた。


そして、ポケットにあるLAREを取り出す。格闘戦闘に慣れているのであれば正確にLAREで撃ち抜いた方が手っ取り早い。
協力は……求めるわけにはいかない。

>>梓家始季

【モブとして利用しちゃってくださいとスレ主が言っているのでモブとして天使を出しましたが、大丈夫でしょうか?>>梓家本体様】

3ヶ月前 No.338

梵我一如 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/コロシアム/大友英凌(デモニカ戦闘形態)、【彼】(大友英凌平常時姿)】

「それとも此処では名乗ることが許されている卜部(うらべ)と呼んだ方がいいかな?」

卜部―葛葉一族同程度に歴史のある有力な悪魔召喚師一族。
デビルサマナーとしての師である卜部 広一朗から名乗ることを許され貰った名前。
この世界では養子として本家の跡取り息子の立場でもある

「…好きにすれば良い、どちらも僕の名前だし」

偽名や身分を偽る際はよく名乗る名前だが、その名前を大切にしている。
一番最初に貰った本人に最期に貰ったものだから。

「誰だって良いだろう?僕は僕だ。救世主なんかじゃない、どこにでもいる場末のチンピラだよ」

君は誰だ、と言う答えに対し自分は自分そして場末のチンピラでしかないと答える。
救世主などではない、そんなものでは断じて

「私は誰に対しても他者だよ、誰にも。君は?」

ドクン、と英凌の心臓が高鳴る。
その言葉の意味は理解したくないが無意識的に気づいていたのかもしれない。

「………」

「言っただろう君に興味があるんだ、だから君について調べさせて貰ったよ」

付き合ってられない、無駄話ならばこのような場所まで危険を冒して来るべきではなかった。
背中は決して見せず闘技場の出入り口から出て行こうとゆっくりと足を進めようとする。

「突如紛争地域に現れ、戦火に巻き込まれた国境無き医師団、海外ボランティアや難民の人々を助けてはひっそりと消える。
そんな噂が実しやかに囁かれた……それは圧倒的な力を持ち、人ならざる者達を使役していたと」

「それは君だろう?それだけじゃない、必ずこの星が滅亡するか荒廃する戦いに君は存在する。
望もうと望まざるとだ」

足が再び止まり振り返る。

「私と君はこの世界では異物だ、だがそれでも人類を守っている」

だからこそ私たちは似ている、と【彼】は囁く。
確かにその通りだ、この世界でも自分は異質な存在には違いない。

「故にだ、イザヴェルという共通の相手が居る以上手を取り合えるはず」

「そこでだ、ショッカーは君に協力しよう。どうだね?」

その提案は大友英凌からすればされるとは思わなかったものだ。
直々にショッカー首領が来るとも思っていなかった。

>コロシアムall

3ヶ月前 No.339

梵我一如 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/コロシアム/大友英凌(デモニカ戦闘形態)、【彼】(大友英凌平常時姿)】

だが何か裏があるとしか英凌少年は思えなかった。

「…理由はそれだけ?なら断るよ、今回は――」

「断るというのならそれはそれで致し方ない。ならば24時間後ヴィグリッドを地球上から消す」

断ろうとしたが今、ヴィグリッドを消すと言ったのか?
さも当たり前のようにショッカーの首領は淡々と続きを話す。

「この地であの男がしようとしていることは人類が確実に滅ぶ。ならばこの街を消し去ることで世界と人類は救われる」

さも当たり前にショッカーの首領は言うがそれはこの町の人間全てを殺し、街ごと破壊するということだ。
世界に居る全人類を守るためにこの街という小を犠牲にする。
自分が選ぶ行動次第で大勢の人達が死ぬだろうが

「…この街の人たちを人質にして揺さぶるのか僕を」

「そんなつもりはないよ。すでにその段階まで本当ならば猶予はないのだからね」

暗に本来のショッカーならば既に街ごと消している段階にまで来ているということを指し示していた。

「しかしショッカーの力は以前と比べて落ちてしまった、だから優秀な協力者が一人でも欲しいのさ」

大友英凌にこの街の人間の命を握らせ、どう反応するのかを見ているらしい。
自分の答え次第で皆殺しにされるか否か。

「此処に住んでるのは神が死ねといえば死ぬような連中だ、奴隷と変わらない」

英凌少年は此処に来るまでヴィグリッドを見て思った。
此処に住む者達は信じる神が死ねと言えば死ぬような者達なのか?
極論ではあるしかし直接信仰する張本人が出てきて御託並べて死ねと言われたらそうするのか
観察してきて実際に神に命を捧げた者達も居たことから、狂信者は確実に居る。
そして狂信者は信じる神のためならば何だってする、世界中に潜み自爆テロすら辞さない危険な連中。
最早其処に人としての思考が無い、神の奴隷。
それを英凌少年はそんな輩が嫌いだった、人を信仰の元で平気で傷つけどうしようもない。

「そんな連中が幾ら死のうが知ったことじゃないね、自分で考え行動する意思を止めた者は最早人間じゃないんだよ」

彼は正義の味方でもないし、神の奴隷にまでなった者達まで助ける気は更々無い。
あくまでも尊い者達が守ろうとしているが彼自身は結果に付随する形で助けているに他ならない
優先は尊い者達の命と未来であり、真心から他人に思い遣れない奴には価値がないから真っ先に切り捨てる。
大友英凌は故に差別主義者であり救う存在を選ぶ。
そんな存在が救世主な訳が無いと自身ですら思っていた。

「ならば仕方あるまい――」

「だが、そんな命でも助けたいと思う人が居て信じる人もこの世界にも居る……
その人達は望まないだろう、それなら受けるよ不本意だけど」

だが出会った尊い者達を思い返し、命を切り捨てない道を選んだ。

「私には理解できない考えだな…だがそれならばこの街を消し去ることには猶予を与えよう」

【彼】はまるで理解できない物を見る目だがヴィグリッドを抹消への総攻撃には時間をくれるらしい。

「その代わり見せて貰おう君という人の全てを。詳しくは使いの者を送る、使者に聞いてくれ」

「………」

「少しの時間だったが君と話せて楽しかったよ、それではまた」

そう言って最初から居なかったように突然消えた。
周囲はただただ静けさだけが残った。

>コロシアムall

3ヶ月前 No.340

アンブラの魔女ベヨネッタ @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 プルガトリオ/ヴィグリッド市街地/広場 】


「凄いことになったわね」
 街の大地を割いて溶岩が飛び出す事態になっても、魔女ベヨネッタは焦っている様子もなくそう呟いた。
 そうして広場から出られる唯一の道へ走っていこうとしたが、突如行く手を塞ぐように光の結界が出現したため、彼女はうんざりしたようにため息をつき、背後に現れた気配に向かって強烈なキックをお見舞いしようとしたのだが……

「熱っ!?」

 思わずその焼ける痛みで跳ね返るように避ける。なんと目の前には数体のアフィニティが立っており、そのどれもが焔に包まれ武装しているのだ。
 流石の魔女であっても炎には勝つことは出来ない。銃弾だけで対処するのは余計に時間がかかる、もっとリーチのある武器に切り換えなければ。そうして魔女はその手に紫色の鞭を召喚した。

「レディの肌を焼こうだなんて許せないわね……。鞭でお仕置きしてあげなくちゃ。そのお似合いじゃない服も全部脱がしてあげる」
 そう艶やかに微笑み、魔力を帯びた鞭はしなりアフィニティの一体にそれは容赦なく打ち付けられた。高い音が鳴り、悶える天使の装甲が剥がれ落ち、その肉質が露わになる。それは何度も続けられ、最後は拷問具による華麗な斬首で戦いの幕は閉じた。

「呆気なかったわね。さぁて、次に進みましょう」
 光の結界を魔力を込めた投げキッスで破壊するなり、ベヨネッタは次へと急いだ。何せ、溶岩に街が呑まれるのも時間の問題であり、ぐずぐずしている暇など無かったからだ。


>All

【引き続き絡んでくださるのも良いですし、別の場所から始めていただいても構いません>フォルティイベントAll様】

3ヶ月前 No.341

梵我一如 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡/超人ゴア】

目の前の彼女に問うた答えは返って来た。
ゴアからすれば意外であったと言ってもいい。

「意外な答えですね、私は敢えて答えないと思っていました」

お嬢さんから貴方、と呼び方が変わりゴアは対象の意識を改めた。

「仰るとおりですが、それでもどんな答えが返ってくるか聞きたかったのですよ。
不愉快に思ったのであれば謝罪したい」

確かに可笑しいことを聞いたのかもしれない。
しかし彼女は自分同様この場所に居るのが不思議な存在。
如何なる意思で来たのかそれとも何かしら別の要因で来たのか
敢えて彼女の意思を見たかったのかもしれない。

「本来であれば私はこの場所にすら現れることは無かったが、それでもこうした呼ばれた事に意味があるのだと。
貴方にも貴方が呼ばれた理由があるようですが、貴方が居ると言う事はこの世界の人にも可能性はあるのでしょう」

彼女は探し人を探しつつ本来では滅多にないのかその道中でもいろいろ見るのが楽しいようだ。

「決断をし、行動をすれば未来は変わる。地球の未来、人類の未来そして己の未来――
例えこの世が一時の夢であっても自分の意思で変えられる可能性を持つそれが人」

人間には…受け継ぎ、そして次へと託す、無限の可能性がある
私たちにもそれを持っている。
ゴアはそう信じている。

「同じ人でもあの少年は少し違いますね、全ての人ではない」

向かい合っている二人のやり取りを見て
少年の放った答えは以前の問いと同じだった。
どんな命でも助けたいと思う人が居て信じるという尊い想いを持つ者を助ける。

「少し素直ではないが、やはり覚悟は忘れていないようだ」

その答えを聞ければ満足だった、変わっていないまるで変わっていない。
しかしそれで良い信頼している戦友が答えを違わず生きていてくれるのだから。

>セイバー

3ヶ月前 No.342

Lumen Sage @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 天界(パラディソ)/円形モニュメントの向こう側/(賢者戦闘服) 】


 今はモニュメントの向こう側に立つ相手――――賢者カエルムはその“存在”を知っている。以前も博物館付近で出会ったのだ。とはいえ、彼がいったい何者であるかまでは知る由もない。ただ言えることは、彼がルーメンの賢者と何らかの関係があるということだけだ。
 その謎の存在が自分達を導いているのは、彼なりの意図があってのこと――――カエルムはセレッサと共にパラディソへと足を踏み入れるとその存在に尋ねた。

「人に頼み事があるなら、はっきりいった方が通じると思うぞ? ところでロキというのは何だ?」
 腕を前で組みながら鋭い目で透明な存在を睨むと、人名と思しき“ロキ”というものについて答えを求める。すると存在はしばらく沈黙した後口を開いた。

『……ロキ。采配の力を有する者。混沌の片割れ……。お前が殺されずにこの時代へ来れたのも彼のおかげ。お前は彼に誓ったはずだ。ロプトの思惑を阻止するのだと』
「すまないが……いったい何のことだかさっぱりだ。人違いでは無いのか?」
 全く記憶にないことであるだけに賢者の表情からは疑いの色が晴れない。ますます謎が深まったといった印象だ。だが一つだけ思い当たるふしがあった。
 “采配の者”という言葉――――天使が自分に対してそう読んでいたことを思い出す。

 カエルムが返事をすると、存在は黙ったまま色とりどりの花が咲く芝生の上を進みながら賢者と魔女の二体の水晶像があるところで立ち止まった。そして比較的大きな空中の浮島の方をさすなり『そこに力の片鱗がある。采配の者の力が』と告げる。


>All

2ヶ月前 No.343

アルニアス @maaya115 ★vZhiyCrw2S_PHR

【鏡面世界→現実世界/ウィグリッド市街地 路地裏/アルニアス】

あれからしばらく、エヴァの拠点地域から離れることになりこれまでのいきさつを話すことにしよう。
アルニアスはと言うと―――とある少女を追いかけていたのだが過去と言う歴史の場所へと赴いた。
若者のところに居た少女のことが気になり過去へと辿ってみようと鏡面世界から現実世界に変わると其処には。

―――古びた駅舎に辿り着いたのだった。

調べようとすると“アンブラ”の単語が駅舎の中で魔法文字が浮かび上がり少しずつ少女の正体が分かりつつあった。
どうにも匂うと思っていたのだが、マントニウムより匂うとはこのことではないかと思うほどだった。(比喩ですよ?これ。)

「となると…後は、関係性…か。」

アルニアスは、若者の行動も気になってはいるのだが仕方なく召喚魔とは別行動をとることにしようと思ってウィグリッド市街地に辿り着いた。
そこで、召喚魔達とはしばらくの間は、鏡面世界で各々で好きにしても良さそうかなと思って野に放った。(鏡面世界なため害はない。)

「……時間が足りないか…あっちの動きが分からない以上、早めに調べることに越したことは無い。」

皆の動向をどうこうして調べるほかにやるべきことが出来てしまった。
仕方がないのだが、しばらくの間はこの街の調べものに最適な場所へ足を運ぶことにした。

―――そう、この街の歴史のゆかりのある場所へと。

>>周辺ALL

2ヶ月前 No.344

梵我一如 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/コロシアム/大友英凌(デモニカ戦闘形態)】

【彼】は去った。
しかし此処にはまだ残っている者が存在していた。

「…居るんだろ?出てきなよ」

英凌少年は気配を最初から感じていたそれに声を掛ける。

「やぁ、見物させてもらったよ」

声を掛けられた人物は英凌少年の前に現れると
その姿は高級スーツを着た金髪の青年だった。
見た目は美形と言っても良いが彼らの会話を見ていた者で仮に勘が鋭い者が居ればいや普通であれば違和感を抱く
普通の人間がこんな所に居るわけが無いと言うのは言うまでもない。
こんな所に居る以上普通ではないが、【彼】と同じく傷一つ負っている様子もなければ
当たり前のようにこの場に居て寛いでいる様子すら見せる。
神経が太い、などで生き延びることが出来るほど地下遺跡は甘くは無い。

「………」

「無粋とは思ったがね、中々見れる場ではないからつい出歯亀をしてしまったよ」

金髪の青年は楽しそうにそんなことを言っていたが、英凌少年は内心そんなことはどうでもよかった。

「それだけじゃないだろう?それとも天使勢力の真っ只中にガイア教のリーダーが来るなんてのは余程暇なの?」

「ハッハッハッ、これは手厳しい」

自由を求める無法者と悪魔を率いるその中心人物が天使勢力のいわば敵地のど真ん中に来るなど普通は考えられないこと。
その事に対し皮肉を込める。

「そう邪険にしないでくれたまえ、確かに此処は我々ガイア教と魔界の者達にとっては敵の本拠地に近い。
いや殆ど同じだと言うべきか?逆に言えばヴィグリッドを支配すれば唯一神と天使共と一気に最終決戦になるわけだが
敵情視察の一つも否定はできないな、最も今それ所じゃないけれど」

「どういう意味?」

「天使共がこの街を溶岩で焼き払っている、大昔あの二つの街のようにね
要因はまったく別のある人物がきっかけのようだが」

「…やはり天使共は何処の世界でも同じか――」

「奴らがこの世界の覇権を握れば洪水が起こるのは明白だ、今はこの街で収まっているがな」

地下遺跡で起きている出来事を青年からの話で初めてと知るが
所詮は神のためならば何をしても許されると思っている連中だからこそ
数え切れない人を当たり前のように殺せる。
所詮は神の手下である以上、今更だが。

>コロシアムall

2ヶ月前 No.345

ルーメンの賢者カエルム @makita ★Android=EKADxH4UEP

【 天界(パラディソ)/浮島/(賢者戦闘服) 】


「セレッサ。しばらくそこで待っていろ」
『うん分かった!』

 賢者は同伴していた少女にそう言うなり、自分は二体の水晶像の中央に立つと光陰術を発動し、噴出する水の上を足場に浮島へと渡った。
 “存在”もいつの間にか浮島へと移動しており、賢者は彼と共に、ある巨大な石碑のようなものを前に確かに漂う不思議な力を感じ取る。

「これが……? 光の力でも……闇の力でもない」
『――――触れてみなさい』

 存在に促されるまま、賢者はその石碑へと手を伸ばす。賢者と魔女の浮き彫りのあるその石碑は、二人が何かを持っていたであろう形状をしており、力はそこから強く発されているようだが、己の身長よりやや高いところに届くわけもなく、賢者はただ石碑の肌に指先を近付けた。

「……っ!」

 ふれた刹那、賢者の動きが止まる。大きく見開いた目の奥で、彼がいったい何をみたか誰も知る由もない。
 それと同時に、石碑の賢者と魔女の像の手は、先程まで無かったはずの大きな砂時計を支えていた。采配の者の力を身に封じる賢者が触れたことによって、力の片鱗が反応し具対物の形をとったのだろう。

『これは時を巻き戻し、あるべきものをあるべき形へと戻す装置だ……だが今のお前にはその装置は必要あるまい……』

 存在がそう意味深に言うと、賢者は突如頭を抱えてその場に座り込んだ。困惑した表情のまま、何かをぶつぶつと呟く。その姿を存在は何もすることなくただ見つめている。


>All

2ヶ月前 No.346

梵我一如 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【人間界/ヴィグリッド/地下遺跡/コロシアム/大友英凌(デモニカ戦闘形態)、ルイ・サイファー】

(だが解せない事がある、大破壊を起こしたければICBMを日本に放てば良い。しかしそれをしないのは…)

英凌少年が知る天使勢力は様々な要因で平行世界に移行する為、複雑な物となるが
それでも大本の始まり、東京大破壊により世界は荒廃が連なって起こる。
原因は日本に天使勢力が裏で操りICBMが放たれたことで各国が撃ち合いとなり世界は日本以外は滅ぶ
これが始まりなのだが、この世界では自分が阻止してきたとはいえ未だにこの街でしか
天使勢力の大規模な攻撃は起きていない。彼の知る限りだがどうも天使勢力側も内部抗争や分裂が起きているようなのだ。
信仰する者いや自身を生み出した者が違う為。

「メシア教も本格的に動くだろう…メシア教の天使をラグナ信仰の天使が抑えているからか
奴ら(メシア教の天使)は内戦で動けないで居たのにこれに黙っている筈があるまい」

メシア教とは唯一神を頂点とした、法による秩序、そしていずれ現れるメシアの出現を説く法と秩序をつかさどるロウを体現する宗教。
ただしこのヴィグリッドに居る住人たちが崇める神ではない、YHVHと呼ばれる無限の宇宙を統括する意識体の一部と呼ばれる存在を信奉する
それがメシア教。
主な拠点は日本だが、フリーメイソンを母体としておりそれを考えれば世界中に存在するとも同義。
ラグナ信仰とメシア教…信仰する物を考えれば、あくまでも意識と自我そして呼び名が違うYHVHとも捉えることが出来たが
ラグナ信仰の者達はどういう認識かは分からないがメシア教の天使はYHVHから生まれた存在。
到底別の神から生まれた存在とその思想からして合い見えることは無く、裏では天使同士の殺し合いが繰り広げられることとなる。
その話は裏社会に居る者達からすれば耳に入る情報だった。
同時にそれはメシア教の抑止力にもなっており、メシア教がラグナ信仰の天使との抗争により一定の均衡が保たれていた。
が、英凌少年は聞かされた世界が終わる予言の内容とこの地で起きようとしてラグナ信仰の神ジュベレウスの500年に一度の復活祭は
偶然で片付けるには余りに出来すぎていると考えていた。

これに実際に行動を起こしたラグナ信仰の天使に触発されてメシア教の天使が東京大破壊そしてYHVH降臨に繋がる出来事を起こすのは容易に想像できた。
ルイ・サイファーの言葉からして同じくそう考えていたのかも知れない。

英凌:何処も彼処も火種――いや火薬庫ばかりか、だとしても世界はイザヴェルで支配されているのならラグナ信仰の天使が勢力的に優位だ。
メシア教はそれこそ四大天使の総勢で攻め込まない限りこの劣勢は変えられない。

「我々ガイア教も大して変わらないがねだからこそ今回は傍観する。ガイア教としてもヴィグリッドとイザヴェルの流された情報は看過できない
が、所詮我々は日本国外ではせいぜい悪魔崇拝者を集わせることが出来るだけで此処に入ることすら出来ないだろう。
だから見に来たのだよ、この戦いの行く末を」

ガイア教は所詮自由と力を重んじる者達であり、その思想からして反社会的存在も圧倒的に多い。
やろうと思えば戦力を集うことが出来るだろうが日本国外以外には悪魔崇拝者ぐらいしか信奉者は居ない
増援にしても戦力にしてもイザヴェルの私兵には高位悪魔連中が出張るくらいしか対抗できず大乱戦で全滅するのが目に見えている。
だからガイア教は最初から傍観する立場するつもりだったようだ。

英凌:なるほどね、だからこそ貴方が直接来たということか。何の問題も無く此処に入れるから

しかしYHVHが現れなくてもジュベレウスがもしも同じような存在ならば放っても置けない
ルイ・サイファーの敵であり傍観と言いつつも直接見に来ているのはそれを見極める為。
英凌少年からすれば今の所敵でもないし味方でもないが、完全に信用は出来ないという認識になった。

>コロシアムall

2ヶ月前 No.347

昼で無く夜でも無い者 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_W77

【プルガトリオ/ヴィグリッド/地下遺跡→移動開始/セイバー】【大幅に遅れて申し訳ないです。順次上げていきます。】

「いいえ、不愉快だなんてとんでもないわ?それにきっと“普段のわたし”ならそうだったでしょう。“答えなんて幾らでもある”って――外に興味を持ち出すなんて気紛れを起こしたわたしが悪いだけ、だから貴方に謝られる謂れもないのだから気にしないで。」

紳士な彼のそんな言葉に微笑みながら別に構わない旨の返事をしつつ、思い浮かべるのはあの市井の何処にでも居そうで…実際は何処にも居なさそうな仏頂面の(探し人)の横顔。――しかしながら結局の所(関連付け)さえ出来てしまえば…或いはほんの些細な事であろうとも

「――人との関わり合いなんて物をほんの少ししかないわたしでも、(わたし)というモノを(つくった)のは人だから」

『』そのものであり、虚無的な癖に何処かで自身でも不可思議な(憧れ)を持っている。そんな物事自体を“わかりすぎて”つまらないものだというのに――人と言う種の行く末や――(星)の進む定めそのものを

人のという存在が持つ(力)を信じてやまない紳士――彼とて(其処)に至るまでにまるできりの無い(様々)なモノを酸いも甘いも苦いも分け隔てる事無く(識って)ありのままを見て来たに違いない筈だが…それでも尚捻じ曲げられないだけの強靭で確かな(目的)を維持し、信じて疑う余地も無い――

「そうね。“総て”では無い。――いえ(そう在るから)こそ…かしら」

件の(闘技場)にて向かい合って居た(紙一重まで同じだが、同じでない)と言うべき二柱――二人の応対と別離の様を見て呟いた相手の言葉に続ける様にそんな何処かしら意味深げな言葉を付け足して。

「御話出来て楽しかったわ、どうせまた近々出会うでしょうけれど、そろそろわたしはわたしの本題に戻ろうと思うの。…一方的で他愛の無い出会いだったとしても、ソレが切っ掛けなのに変わりは無いから」

――



そっと踵を返して白い和装の貴人は――ある種一つの(区切り)を見せた一部始終の現場から立ち去る。この件に関してはある意味彼女は深く入り込んでいない路傍の者に過ぎない。しかしながら…数少ない新しい(縁)が出来たのもまた事実。

≫超人ゴア

2ヶ月前 No.348
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