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【文字通り全ジャンル】CRPWARS【オリ対応】

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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初心者大歓迎 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★wDk6ay47NY_EP8

クリックありがとうございます。
そして興味と関心を持っていただけた事に感謝を。

こんにちは。
始めましての方は初めまして。

このスレはなりきり掲示板(フリー)にスレ建て予定の現在、別の掲示板円板でも建てられている
2005年8月12日に始まった、アニメや漫画、ゲームのみならず映画といった
様々な映画、小説、アニメ、マンガ、ゲーム、歴史の人物、現実の兵器etc…
文字通り全ジャンル(オリジナルキャラや作品含めて)キャラクターになりきりを行ったり、個々人で勢力を作り戦争をしたり
魔法やら超能力、銃撃戦や肉弾戦やイベントなどを行ったり
かたや日常生活を行ったりなどほぼ何でもありのスレです。
本来は雑談も行えるのですが、それに関してはルールで説明します。

参加するに当って無理には勧めませんしサブ記事のルールのみ知り覚えていただけるだけでも十分です。
しかし雰囲気やキャラの作り方を掴んだり参考になる為本家のウィキを見ることを推奨します。
詳しくはCRP雑談Wikiで検索か募集板でのリンクでのホームページでご確認を。

詳しくは本スレのサブ記事にて

この世界で何をするのか、それは貴方次第です。
それではプッシュスタート!

2年前 No.0
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セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_04V

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道路上/白銀武】


「やっぱりコックピットが俺には一番あってるらしいな…こんな俺を信じてくれた人達の為にもここで犠牲者は出させない」

狩人の紳士事セドリックはまぁ最初からあまり興味は無かったのだろう。
がC.M.S.Cの様な民間軍事会社ともなればTSF(戦術機)等早々目をつむれないだろう。だがゾーラは気にしないと言ってくれた。
そしてサウザンド仮面も信じてくれると言った。それだけじゃない素人目に見ても
体に凄まじい負荷をかけて電撃を放出し大型無機質グリム(ジャイアント・ペトラ・ガイガス)を大打撃を与えた。
皆自分を信じ、命を削ってグリムを足止めしてくれた。御蔭でこうしてTSFフォールに成功し機体に乗る事が出来乗りこむ事にも成功する。
ならば今自分に出来る事をするまで。


「俺は<英雄>じゃないが期待に応えようとしない程男を止めてるつもりもない!お前(グリム)の相手は俺だぁぁ!!」

まず驚かされるのがこの戦術機のモーション(挙動)だ。非常に柔軟で大きさを考慮しなければ言えば人間が着ているスーツと言われた方が納得がいく。
ジャイアント・ペトラ・ガイガスへ向かい走る。それに呼応して巨大な腕を振り下ろそうとした瞬間
横や上に回避するのではなく、のけぞる様に機体を倒し滑り込む形で腰一対のスラスターを必要最低限噴射させ、足元を過ぎていく。
いやただすり抜けて行った訳では無い通り過ぎる瞬間腕部に固定式ブレードを出現さえ脚部を斬りつけ
両腕を地面に振り下ろしたジャイアント・ペトラ・ガイガスの背部に回り込むと、機体を起こしつつ今度は脚部の膝からブレードを展開し
膝蹴りの要領でブレードを突き立てそれを軸にして起き上がる。その戦い方はまさに「鉄の巨人の軽業」だった。
ジャイアント・ペトラ・ガイガスを含め、この場に居る全員にとってそれは意外だったかもしれない。
普通こういった機動兵器と言えば幾ら人型とは言えパワーや火力で押し切るのが普通だからだ。なのに白銀と彼の乗った機体は全く違う
剛腕を振るわれれば風の様なスウェー、ダッキングで避け空いたボディの<顔>へブレードを突き立てる。
鉄骨等の残骸を集めようとすれば脚部の蹴り技を織り交ぜたブレードの高周波振動で破砕。銃火器を一切使わずそれでいで最小限の動きで
ジャイアント・ペトラ・ガイガスという巨人を翻弄し、隙を見ては全身に備わった高周波振動ブレードで<顔>を突き、切り裂く。
その姿はまるで熟練の戦士の様であった…と言うより知っている者が居ればあるモノを連想するだろう。
それはC.M.S.C等現役の兵士(ウィッチ)よりも年月を重ねたハンターの紳士セドリックやサウザンド仮面の方が知っているかもしれない
<アサシン教団>「平和と自由」を齎す為歴史の陰で暗躍し、勢力を選ばず権力者や軍人等を葬ってきた暗殺者達。
白銀の乗った戦術機の戦い方はまさにそのアサシン教団に属するアサシン達が使う、アサシンブレードと呼ばれる特殊な刺突用の小刀を駆使した戦いに酷似していた。

KS07
「警告ブレードのみでは打撃力が不足。銃火器の使用を提案」

「駄目だ!36mmでも大き過ぎて周辺被害が出る。空に撃ったって同じだ!それにどうせ弱らせても俺達に倒す事は出来ない…だから」

確かに白銀機はジャイアント・ペトラ・ガイガスを翻弄し次々と<顔>を潰している。
しかもそれでいて動きを最小限にし銃火器を使わない事で周辺被害も抑えていた。だがそれでもこの巨体のグリムを葬るには決定打に欠けている。
銃火器も使わず火力が足りない上元々戦術機はグリムの様な相手との戦いを想定していない。
魔術的要素が殆ど無い為物理的打撃のみでは与えられるダメージも限られてしまう。だが白銀はそれも想定済みであった。
何でも一人自分だけでやったって上手く行く訳が無い。そういう時はどうすればよいか?力を借りればいい。
ここには今力を持つ頼もしい人々が大勢いるのだから。そう改めて決意すると操縦桿を握り直し白銀はジャイアント・ペトラ・ガイガスへ向け
戦術機を突撃させる。今までの運動性と機動力を武器にした戦術とは打って変わっての突撃戦法だ。迎撃は無視する。
あの巨腕あれだけ避けられればいい。後は運動エネルギーを維持する為成るべく姿勢は固定しブレードを展開した片腕を巨体へと
突き刺す。無論これで倒せるなどとは思っていない「腕を突っ込む」事が目的だ<顔>を潰しつつ先ほどからずっと観測と解析を続け
おおそよの<核>の位置を探れたのだ。後は之を…


「皆!今から<核>を出す!攻撃は任せた!」

思いっきり踏み込んで腕を更に伸ばし、押し込んでジャイアント・ペトラ・ガイガスの引っ込んだ<核>を表に無理やり突きださせた。
無論ブレードすら刺さっていないただ体内から表に出しただけだが。ここに居る人達はそんな好機を逃す様な人達では無いだろう
機体に多少ダメージが入るし恐らくマニピュレーターは壊れるだろう。だがそれでいい今は何としてもこの巨体のグリムを倒す事が先決。
そうすれば後は何とかなるだろうと白銀は考えていた。

>> C.M.S.C サウザント仮面 東区ALL

2ヶ月前 No.305

魚面の書記官 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_cjE

【地球外/別次元エリア/第五伏魔封離領域/特別独房/ラブカ・コルベウス書記】

自分に孫でも居たんならこんな感じなのかのぉ…なんて事も思わなくも無い。ただそれはそれで想像も出来ない話では有るが
こういう風に尋問対象、それも高度な(封じ)が必要な対象に対して親身のなったりしたりしてるのは、普通の尋問官的な思考からすれば
きっと落第点なんだろうが、それも当て嵌まらない様な手合いもまた世の中多く存在する訳である。

実際、偶に元気にやってるか気に掛ける位には、(彼女達)とこの半魚人な書記兼尋問官代行は親しくやっていた。


「それなんじゃがの、――まぁ何と言うか…直接会った方が分かり易いかもしれん。敢えて一口で言うならちょっとばかし好奇心が過ぎた女史さんタイプじゃな。」


付近の椅子に腰掛けながら、至極当然な(尋問対象)もとい何だかんだで付き合いの長い■■■■■■■からの不安と興味を含んだ質問に書記官はそんな答えを返した。

“会えば判る”というのは――これからやって来る(後任者)もまた、このしっちゃかめっちゃかな組織体制である(評議会)のある種歪みが生んだ組織の数合わせ構成員であり、しかもかなり若手の魔術師という普通に考えればこんな一般論的に危険とされる様な存在に引き合わすべきでない人物なのだ。心配じゃ無いと言えば嘘になる。

一体“上”は何を考えているのだろうか、と自問自答するように少々深刻そうな表情を浮かべながら部屋の中空に目を遣りつつ…


「まぁ心配いらんよ。直接話した限りじゃ本人はそう悪い手合いじゃ無いのは間違いないからの…寧ろ問題は彼女の付き人…いや(ヒト)では無いか。――そやつがお前さんのトコのショゴス、そう、シズちゃんじゃったか…とちょいと悶着起こしそうな手合いでの」

ドロドロしてるモノ同士仲良くすれば良いものを…なんて本人たちの前ではとても言えない様な事を思う魚人な老書記官は思う。まぁ“アレ”は出自的な意味で出世欲とやたら妬み易い性質なのは仕方が無いんだろうなと感じる。反面、目の前の■■■■■■■――もとい(あいな)に仕えるショゴス(シズク)は、中々出来た者だとも思う。


「今日中に此処へ顔を見せる予定じゃ、そう時間は掛からんじゃろうさ。」

懐から取り出した古風な懐中時計、多次元層内でも正確な標準時を刻むソレを確認しつつ、書記官はそう告げた。


≫黒美あいな

2ヶ月前 No.306

SAF第21戦闘探索小隊/米情報軍d-4分隊 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_cjE

【地球/南米/ネグロ川方面(上流・防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/SAF第21戦闘探索小隊(ハンター21※マルコ・アルバレス大尉以下12名編成)、AFTA情報軍特殊検索群d-4分隊(デルタ4※ジョンソン・ウィラード大佐以下8名編成、大佐以外の要員は周囲に潜伏。)、情報軍自律無人兵器ユニット群(潜伏→起動)】

???≪ブッシュマンよりデルタ0へ、敵捜索部隊は四方より引き続き接近中、悪くない用心深さだ――連中、あの様子だとさしずめ何が飛び出すかお楽しみにしてるんだろう。指示があれば何時でも“税金のたんまり掛かったお人形さん方”を起こせますぜ。≫

ウィラード大佐≪デルタ0よりブッシュマン、了解した。藪を突いて出るのは小鹿か狼か――正解を教えてやれ。敵のお手並み拝見と行こうか≫

???≪(やや陰気な忍び笑い)…アイアイ、ボス≫

―――――(投下後)に殆ど落下時の加重と慣性にて元々それほど脆弱では無い地盤の土地だけに、重ねた時と同じだけ張り巡らされた樹木の根々の間の間に闖入者宜しく減り込んだ十以上のやや大型のイントルード・ポッド(侵入鞘)、摩擦や抵抗が極限まで抑えられた無機物とは思えないほどの弾力性と(柔らかさ)は自然、地中へソレらを埋めるに適していると言う事に他ならない。勿論無造作にそれらの(機材)を(兵員)を含めて降下させた訳ではなく、短時間ながらも精密な精査を以って運用するに当たって“最適”な隠匿箇所を決定、この時代では最早当然のようにCEP(半数必中界)、投入数の半数が収まる円の半径が半径で示される単位――は、一桁台が当たり前、陳腐な言い方をすればまさしく落としたい場所にドンピシャリ、こうした投下物の誘導テクノロジーは殆ど頭打ちレベルにまで達しているのが実情である。

情報軍特殊作戦航空団所属の(空飛ぶ海苔)より隠密を以って投下されたソレらの内、8つはオペレーター用の有人降下ポッドであったが、これらに関しては既に自己分解プログラムが発動して破棄モードに移行、擬似的ながらも忠実に再現された人工筋肉を始めとする生体組織の各細胞が必要とする特定の酵素の供給が停止し有機部分は速やかに壊死、分解して行った。機械部分に関しても、内蔵されている特殊な強酸により融解して速やかに消去され跡形も無い。

一方――(機材)の入った(拡張作戦モジュール)用の“ポッド”はと言うと、(中身)が使用されるまでの間は休眠状態で文字通り地中の底で(眠って)いた訳である。そして使用される今に至り、巧妙に隠匿されたそれらは一斉に、内蔵物の(展開)を開始した。

―――



恐らくは動態センサーや震動センサーの類ならば、否、それ以前に薄暗く無気味な静寂が支配する南米のジャングルでは目立ち過ぎる程に派手な土埃を上げて、四方より徐々に尻尾を手繰り寄せて確実に(目標)への追尾を成しつつあるリコンカスターズの捜索部隊の更に東西南北の外周にて次々と動きを見せ始める(ナニカ)

最初に聴こえてくるのは――何かの駆動音、そう、円形のタイヤめいた何かが高速で、且つ大量に――群れを成して地形を物ともせず木々の間を縫う様に(転がって)来る。見た目は物騒な(刃)を並べた何とも殺気溢れる意匠の(自律兵器)、いわゆるR.A.P.Sシステムの名で知られる地上運用使い捨て型の攻撃ドローン――が次々と現れてはスペクターを随伴歩兵として伴うトールボーイ型ウォーカーギア目掛けて見ようによってはシュールな光景ながらも無機質な殺意を以って飛んだり跳ねたりしながら殺到する。目的は無論、硬質な特殊合金製の刃を蒔き散らしながら、体当たりしての(自爆)である。



そして、尖兵として先行した車輪の化け物の後に続くのは、――起動後音も無くポッドから飛び出し、着装している個人用火器を揃って構えて行動を開始する情報軍仕様の(アサルトボット)の隊列。

明確に攻撃目標を認識している機械特有の味気無い機動で、それらはジャングルの背景に環境適応迷彩を起動させて溶け込むと気味が悪いほど作動音を立てずに周囲へ散って行く。運用者からのオーダーは(遊撃)。即ち積極的な交戦を絡めた通り魔的奇襲に終始する事になる。

――こうしてジャングルにて盛大な銃声と爆発音が響き始める。

これらに続き、最後にポッドから射出されるは、数機の飛行型無人ドローン(T.A.R.O.N)、これらもまた速やかに光学迷彩を起動させてその場から姿を消し四方へと滞空しながら周囲に展開している情報軍のオペレーターに対して各種情報支援を開始。

臨戦態勢のハンター21の小隊が火蓋を切る前に無人兵器ユニットによる伏兵という陽動を掛けつつ、速やかに包囲網からの離脱を測るSAFと情報軍の特殊部隊。――だが逃走に此処までするのならばやはり(何かしらがある)と余計に(相手)に対して印象を強めてしまうのも事実である。


≫リコンカスターズ機械化索敵部隊、傘化け、ネグロ川方面ALL

2ヶ月前 No.307

傘化け @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/南米/ネグロ川方面(上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/傘化け】



ー野営地ー

「かたじけないーーん、つまり司令部に呼ぶ理由は説明責任を果たしつつ、上下関係をはっきり教える為って事だな。だから、登録するだけなら此処でも問題ないって訳だな」

士官の話を聞いて礼を述べた後、内容を傘化けなりに纏めて確認するように繰り返した。

「応よ、勝負なら負けるつもりはねえさ!

ーーっと、やっぱり外は蒸し暑いな此処は……」

傘の下で楽しげに笑みを浮かべながら力強く答える。何であれ、勝負である以上は全力で応える。実験云々の話と言い、色々と訳ありなのは確かだ。


「宜しく頼むーーぜろななに似てるなあ……てことは、同じ部隊って事かい?まあ、それだけじゃ無さそうだが」

妙な兵隊たちに挨拶を済ませる。気にはなるが、まずは挨拶だ。彼等を見て反応を窺う。

口数が多過ぎた事に気付いて、申し訳ないと詫びる。尤も、その手には仕込み杖を握りながら目は真っ直ぐに見据えているが。


>奪還軍 >>289 、ハンター21、南米戦線ALL

2ヶ月前 No.308

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_04V

【地球/南米/ネグロ川方面(上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/奪還軍】

セレーネ兵
「<スリーパー>(ここでは伏兵の意)!?応戦しろ」

突如現れた合衆国情報軍の無人兵器部隊に対してハンター21等を包囲していたセレーネ側の勢子達も応戦せざるおえない。ただし索敵能力はそれなりでも
この勢子部隊火力は殆ど無い。スペクターは標準装備のレーザーライフル。トールボーイに搭載されているのもレーザーマシンガン程度の物だ。
勿論数の多さと機械特有の一糸乱れぬ射撃で密林を赤い閃光が無数に走り、迫りくるバグやマッドソーサーの如きR.A.P.Sシステムやアサルトポッドを貫く
だが奇襲に近い形で攻撃を受けた為幾つもの部隊がR.A.P.Sの突入を許し、スペクターが刃で切り裂かされてトールボーイが自爆に巻き込まれる。

一方で応戦を開始すると防御陣形を取ってスペクター達は応射を続けつつトールボーイはその高い索敵能力を生かして同様に遊撃戦に出た。
名前の通りの高さと長い脚が密林を踏み抜いていき、アサルトポッドを発見すると間合いを詰め何と蹴り技を放った。何せあれだけの高さになる長くそして
力強い脚部だ。之で蹴っ飛ばされるとただでは済まない。何の防御も無い人間なら即死は免れないだろう。この意外な攻撃には驚かされるかもしれない。

戦況を上空の飛行型偵察ドローンから得ているであろう情報軍とハンター21だがこの戦闘の中、やはり<それ>はいた。明らかに包囲していた部隊とは違う。
情報軍の無人兵器部隊を成るべく無視する形で最短経路をたどり真っ直ぐ此方に向かって来ている。それでいて隊列は乱れず此方を等間隔でしっかり囲んで
迫ってくる。そしてある一定の距離に近づいた瞬間動きを止める。次の瞬間ハンター21等の防御陣形付近に多数のグレネード弾が降り注いだ。
しかし通常の榴弾では無く、二射目は煙幕弾であった。多数落下したスモークグレネードは濃密な煙幕を形成し密林を深い霧で覆う。厄介な事に熱や電子機器に
干渉する粒子を帯びているのだろう。赤外線探知等も役に立たず飛行型偵察ドローンからの情報も正確な物が入らなくなってしまう。明らかに突撃の前の
準備攻撃に類する物…つまりはセレーネの特殊部隊は銃撃戦ではなく白兵戦を挑んでくるつもりなのだろう。

この攪乱のせいで最新鋭のガジェットはあまり役に立たなくなってしまう。動体センサーの類であればまだ何とか機能しているが妨害を受けているのは確か
なのであまり頼り切りには出来ないかもしれない。やはり現状一番頼りになる物それは戦士達各々が実戦を潜り抜けて鍛え上げて来た経験
そして感覚や嗅覚、センス等と呼ばれる物だ。最終的に頼りになるのは自分自身と言う事か。それを情報軍ハンター21の隊員等は実感する事だろう。

さて少しを時を遡り特殊部隊が展開する前、コマンダー07等がドロップシップ内に傘化け立と共に居た頃。

コマンダー07
「ああ"それ"はあんまり気にしなくていいよ。どうせ何聞いても答えないし」

傘化けが挨拶をしても答える気配が無い兵士達。それどころか聞こえているのかすら怪しい位だ。それを見た07は気にするなと傘化けに言った。
どうやらおかしいのは形だけではない様だ。この兵士達は機械化している。と言うだけでは無く何か異質な物を感じられる。はっきりと言ってしまえば
死体を見えない糸で操っているとでも言うか…とかく不気味さを感じられる連中であった。しかしそんな疑問や感情も降下地点に赴き戦場に出てしまえば
傘化けも気にしていられなくなるだろう。既に現地では戦闘が開始されている。コマンダー07曰く包囲していたセレーネの部隊と敵の無人兵器部隊が
交戦を始めたらしい。此方はそれを無視して本命である敵特殊部隊を突くとの事だ。07を含めて他の兵士達も降ろされた密林をまるで猿(ましら)の如く
駆け抜けていく。07はそんな中少し歩を緩め傘化けを連れていく様に動いていた。

コマンダー07
「さてさて傘のお化けさん。いよいよ<戦闘開始>だよ。どこまでやれるかお手並み拝見かな?かな?」

鬱蒼とした密林の中先ほどの事前攻撃で濃密な煙幕が形成された場所が見える。そこに居るのが目標の敵特殊部隊らしい勿論このまま突っ込んでも被害だけ
大きくなるだろう。だから他の兵士達には地上から攻撃をさせ07と傘化け達は上から行くそうだ。上…つまり跳躍して一気に相手の懐に飛び込めと

コマンダー07
「大丈夫大丈夫。私が担いで行ってあげるからアハハ心の準備だけして」

そう言うと傘化けの反応を待たずに凄まじい力で抱き抱え、そのまま密林を飛び越す様な跳躍し一瞬だけ空を飛んだ。後は自由落下に任せ敵のど真ん中に
飛び降りる事になる。ハンター21と情報軍にとっても奇襲になりえただろう。煙幕を形成して突撃。確かに地上からもセレーネ側の特殊部隊はやって来た。
だがそれは一種陽動だったのだ。地上に気を取られている一瞬の間に上からも攻めて来たのだ。防御陣形のど真ん中に飛び込んできたのはセレーネの一般兵
とは全く違う異様な風貌だった。服装は装甲部分が少ないセレーネ軍の戦闘服に似ていなくもないが異様に手足がひょろ長い。
手に至ってはこの身長で地面に付いている。身長は2mを超す程なのにこの手足と合わせ異常さを醸し出していた。
合衆国の人間であれば都市伝説「スレンダーマン」等を思い出すだろう。あるいはもっと生体兵器に知識がある者ならNMCを生み出した地下組織の産物
「ゴーレム兵」であると気が付くかもしれない。

>> ハンター21 傘化け 南米戦線ALL

2ヶ月前 No.309

怪人 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(中空〜路地裏)/周辺通り/サウザンド仮面】



「情熱的なアプローチだね、心に響いたよーーただ、お楽しみは後。まずは為すべきことを」


セドリックの言葉が聞こえているか否かは読めないが、少なくとも彼の感情はサウザンド仮面には届いている。

心当たりは今のところ無いが、恐らく自分と似たような存在を知っているのだろう。きっと、碌でもない輩なのだろう。

それはそれとして、彼からのお誘いは魅力的ではある。だが、今はやるべきことがある。またの機会に存分に堪能するとしよう。


「わかってもらえたなら、いいさ。ーーああ、ありがとう。これは有難い、僕から伝えておくよ。きっと喜ぶよ。……ふふ、毎度ありってね」

反省した様子が伝わったので仮面の下で笑顔を向けながら答える。二人の会話から人間関係を垣間見て楽しそうに笑う。

緊張感には欠けるが、むしろ窮地だからこそ気力が湧くというものだ。

些細な理由でも、生きる理由が出来れば踏ん張れるのが人間という生き物だ。



「ーーああ、大丈夫だよ。鍛えているからねえ。なあに、ちいとばかし意識が飛びかけた程度さ」

少女の言葉に対して亀裂が刻まれた仮面越しに顔を押さえながらサウザンド仮面は答える。

燕尾服から覗くパワードスーツは、特撮の怪人めいて破損箇所から白煙を吹いている。

身体を鍛えていなければ、立っている事もままならない状態になっていた。それどころか、下手したら死んでいる。


ーーだが、無駄ではなかった。天才が地上に降ろした、天の雷にして神の槌。尤も此れは模倣に過ぎないが、確かに雷は巨人へと届いた。


「ーーこれぞ魔術と科学の合わせ技一本、人の手で再現した神の槌!……ま、贋作だけどね」


苦痛に耐えて巨人を見上げながら、自嘲するように仮面の下で笑みをこぼした。

ーーさて、お膳立ては整った。後は主役の出番だ。人型の戦術機を駆り、巨人へと立ち向かう。その戦い方は特徴的であり、腕に仕込んだブレードを巧みに操り、機械の塊とは思えぬ華麗な動きで巨人を翻弄している。


「……まさか、あの技を使う人間が現代にいたなんて……しかも、戦術機を使って再現するなんてーーああ、素晴らしいっ!年甲斐なくワクワクが止まらないっ!」

まるで、憧れのヒーローに出会えた幼子のような無邪気さで喜びを表す。先程までの痛みを忘れてしまったのか、非常に元気そうに見える。

「ーーそれでは皆々様方、クライマックスです。派手に決めてやりましょう!」


核を引きずり出すタイミングに合わせ、人差し指を突き出した構えを取る。残った魔力と電力を集束、全身に再び幾何学模様が浮かび上がる。



>C.M.S.C、白銀武、東区ALL

2ヶ月前 No.310

SAF第21戦闘探索小隊/米情報軍d-4分隊 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_cjE

【地球/南米/ネグロ川方面(上流・防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/SAF第21戦闘探索小隊(ハンター21※マルコ・アルバレス大尉以下12名編成)、AFTA情報軍特殊検索群d-4分隊(デルタ4※ジョンソン・ウィラード大佐以下8名編成、大佐以外の要員は周囲に潜伏。)、情報軍無人兵器パッケージ】

――相互に飛び交うレーザーと実弾、時折合いの手を入れるように灼熱した劣化ウラン合金製の杭、誘導弾や青色に閃く照射プラズマが飛来して着弾、少なくない数の薄暗いジャングルを照らし出す。随伴歩兵とも言うべきスペクターはアンブッシュ(奇襲)に対応して防御陣形を取って戦闘機械らしい正確な光学小火器(レーザーライフル)による火線を張り、有人の(あしなが)なウォーカーギアの亜種とも言える(トールボーイ)はそのまま遊撃戦闘に移行、不用意に自動火器を射撃しながら接近した情報軍のアサルトボットを文字通り(蹴り飛ばし)て大破させたりと積極応戦の構えを見せる。高速で不規則な機動を行いながら迫るR.A.P.Sシステムもまた次々と撃破されているもののやはり奇襲の効果は有ったらしくそれなりの数が突入に成功して少なくない数を道連れに自爆して行く。

―アサルトボットはと言えば、典型的な消耗前提の無人兵器にありがちな(撃たれながらの行進射撃によるゴリ押し)から、背部と脚部のマイクロスラスターを作動させて高速機動戦に移行してスペクターの集団斉射に対する陽動を兼ねた数機ずつの少数のユニットに分かれ、生い茂る樹々や草陰を越えて不規則且つ一定の間隔を持たない能動的な緩い包囲を維持したまま射撃を続け、もしくは直接突撃しては近接戦でスペクターに襲い掛かってはバラバラにしたり(反撃されて撃破されたり)、近距離ですれ違いざまに掃射しては離脱、と言った戦術へと切り替える。

同時に再び環境適応迷彩を作動させて、隠密からのプラズマ携行兵器や無誘導・誘導射撃のロケット弾による攻撃を行う個体も複数その中に紛れ込み、四方から捜索部隊への執拗な遅滞攻撃が続く。

―――その一方で

ハンター21小隊隊員「!――クソッ準備砲撃か?」

ルイス軍曹≪隊の損害を報告しろ。≫

明らかに(こちら)の位置情報を把握しているらしい(敵)の(本命)からの砲撃、着弾角度や規模から陣地に据える様な迫撃砲の類ではなく携行運用可能な擲弾発射器を用いた複数人からの砲撃だ。それは此方に直接仕掛けてくるであろうというコトの証左でもあった。

ロベルト伍長≪砲撃による消耗・負傷者無し――しかし一部機器及び通信に障害有り、恐らくこのスモークは電子妨害の効果も兼ねてるものだと思われます。≫

ルイス軍曹≪了解した伍長…やはり当てを付けられてた様です。小隊長≫

一射目の着弾による土埃とは違う濃厚な煙幕が周囲の視界を著しく悪化させる。赤外線センサーや熱源探知画像への切り替えによる索敵もこのスモークによる電子的妨害により上手く機能しない有様である。

マルコ大尉「各自応戦せよ、パターンCで対応する。事前の打ち合わせ通りに行け――通信まで封じるとは念入りだな…」

ウィラード大佐≪デルタ0より各員へ、ケースEA(電子攻撃)、通信手段をレーザー及びEVE(Elan-Vital Energy※第六生命エネルギー波)併用へ切り替え。――対象パッケージの護送シチュエーションへ作戦行程を進める。これより任意判断での発砲・交戦を許可する。≫

???≪ブッシュマン了解、ドローンは使い物にならないんでタロンはこっちで管制してひっこませますぜ。ボス≫

???≪コルヴス――了解、……思い描け、凍てつく森を≫

――

―周囲での戦闘が激しくなると共に、紛れ込み、誤る事無く(目標)を捕捉したリコンカスターズ側の“異形”の特務部隊員、行動には支障が出易い険しく足を取る地形を物ともせず類人猿めいた人間離れした挙動と俊敏さで向かって来る。

ハンター21小隊隊員「コンタクト!(接敵!)――なんだ、あれは人間じゃ無いのか?」

ロベルト伍長「義体化…サイボーグ?――にしても何か…それだけじゃ無いぞ、“アレ”は」

ギーレ少尉「んなこたぁどうでも良いんだ。問題は奴らが殺す危満々ってことだろ?撃て!」

暁巌「……景気良く行くか。」

地上から仕掛けて行く(得体の知れない敵兵)の前面に面する場を受け持つハンター21の小隊員達は迫り来る者たちに対して並々ならぬモノを感じ取っていたが…当然交戦する形になる。其々の得物が向けられ、スモーク越しに一斉に迎撃の銃火が閃く。

BATATATATATATATATATATATATATATA!

率先する様に前へ出て、ギーレ少尉は空薬莢をバラ播きながらAK-103を連射する。それなりに殺傷力に関しては期待出来る7.62x39mmのAP弾だが相手が相手なので確実に命中させられていなければ恐らく牽制ぐらいだろう(尤も一斉射での制圧射撃が目的ではあるが)

ロベルト伍長は例の馬鹿でかい15mm対物火器で制圧射撃で炙り出した所を撃ち抜こうと静かに狙いを定めている。

その隣ではインベルIA2(ブラジル州軍の制式5.56mm突撃銃)を構えた隊員が同じく制圧射撃でギーレ少尉と同じ前面、迫り来る(敵)へ連射して火線を張る。
そして例の東洋人の傭兵(暁巌)はというと――制圧射撃をしている面々の頭上――何時の間にかワイヤーで移動していた樹上から、AUG A3のM203A1へ40mmHEグレネード弾を装填しスモーク越しに敵の進行するであろうルート上に、間の抜けた発射音と共に、40mmグレネード弾を撃っては排莢、装填、撃つ、を4度ほど熟練の速度で行って炸裂させ、殺傷範囲を広め(当たり)が出ないかねめつける。どの道この距離では白兵戦は避けられない、となれば数の上でも恐らく此方より上であろう敵の(特務部隊)の動きを鈍らせ、あわよくば数を減らす。

――と、

暁巌「!!…一人、いや、二人そっちに抜けたぞ!」

その樹上のまたまた頭上にて跳躍し恐ろしく高い空中を往く一人と、なんだか抱えられる様な形のもう一人の計二名が防御陣形を抜け――丁度今し方くっちゃべっている自隊(ハンター21)指揮官(マルコ大尉)と情報軍特殊検索群D-4分隊の指揮官(ウィラード大佐)、ルイス軍曹らの居る近くに(降りる)形で落下して行ったが…

声を掛けるより早く、あちら(コマンダー07、傘化け)が仕掛けるのが先だろう。果たしてどうなるか

―――



マルコ大尉「なっ――!!」

ルイス軍曹「っ…!」

ウィラード大佐「…ほう、風変わりなのが来たモノだな。」

一瞬あっけに取られている二名を他所に、刹那の状況判断を以って、(大佐)は躊躇なくスリングで吊っていたM6A1 ACR SOPMODに手を掛けて構えると、空中から地上へ降り立った(襲撃者)へと構え――というより先に始末せんといわんばかりに引き金を引く。

ジャゴッ

PATATATATATATATATATATATA!

サプレッツサー(減音器)にて押し殺された銃声の6.8×43mmSPC弾の銃撃が、ほぼ正面から二名へ撃ち込まれる。


≫リコンカスターズ機械化索敵部隊、傘化け、ネグロ川方面ALL

2ヶ月前 No.311

幽玄と夢幻の島/巡り合わせの珍道中 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_cjE

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(路地裏)/建物(伽藍の堂内)/青崎橙子、ルビー・ローズ】

こうしてこの人工島(沙沃島)の概要を人形師(魔術師)兼所長である彼女(橙子)は二人の“異界からの客人”に話した、…実際はこんな簡単な説明だけでは語り尽くせぬ程に色々と複雑怪奇な事情が重なりに重なり合ってこの現代東洋にスケールアップして蘇った九龍城めいた土地が形成されて、外部から様々な調査や探索の手を加えられては居るものの根本的な(根源)を突き止める事が出来ずに居る訳である。過去の(大怪異)もまた一端に過ぎない様に…(始まり)と(表面化)はまさしくあの事件こそが切っ掛けに違い無いが。――怪異の謎を解きほぐすのはゴルディアスの結び目の様にすんなりとは行かないだろう。

――やや顔を青くしている赤み掛かった黒髪の銀の瞳をした少女(ルビー)は元より、そもそもヒトでは無い(鬼)な彼(嶽丸)は成る程と言った様子で納得しているらしい。そうして気遣う様に声を掛ける様子は、まるで会って一時間もしない者同士のそれとは思えない。それだけこの幻想や伝承上の存在に分類される様な(鬼)が、意外と人間味のあるという特色を有していると言う時点で、彼女(ルビー)に負けず劣らず、もしくはそれ以上に彼(嶽丸)もまた訳有りなのだろうな、等と要らぬ勘繰りをしつつ。

ルビー「そうだね。わたしは――ちゃんと足も付いてるし息もしてる。生きてるんだ、色々欠けちゃってるけど…ありがと、タケマルさん。」

橙子「自覚は大切さ、その点君たちはしっかり己が何者かを理解してる。――少なくとも君(ルビー)は自覚(記憶)が無くても見失ってはいない様だ、(此処)ではその曖昧さに“飲み込まれ”てしまった連中も少なくない。ハッキリとした自意識は持ち続ける事だ。そんな当たり前な事でさえ命取りになる事が多々ある土地だけにね。――さて、色良い返事は貰えたんだし本題に移ろうか。」

そう言いながら、人形師は立ち上がると積み上げられた荷物やダンボールの集積物から、迷う事無く一つ…やたらと厳重に封が成された大きな灰色の柳行李を取り上げて、二人の前に見せる形で机に置いた。

橙子「さっき言った通り、この島では極一部を除いて郵便物の配達システムは無いに等しい、こんな危険で場所も定かじゃ無い様な得体の知れない土地で運送やら郵便業をやりたがる企業なんてそうそう無いからね。――うちの受け持ってる仕事の内には、そんな面倒の一つ、(配達)が入ってる。――取り寄せ品を受け持って定期的に港湾から受け取って此処で一時保管、契約を結んでるお得意さんに送るって訳だ。」

ルビー「えっと、つまり…わたし達でこの荷物を配達するって事ですよね?」

橙子「捻り無しにその通り、なんだが――これが中々危険なモノでね。中身は強力な(呪具)の悪性変異を起こした代物らしくて…態々取り寄せた御客の気が分からないけど、どうせ訳ありなんだろう。――住所の地図を渡す、そんなに離れた場所じゃ無いからま、迷う事はないんじゃないかな?」

ルビー「…ソレって初っ端から凄く危ない気がする様な」

橙子「一キロ圏内で送れる依頼が現状この件だけでね。――イヤなら直ぐにって訳じゃ無いから構わないよ。」

ルビー「いやって訳じゃ無いですけど…言われてみれば確かにこのボックス(柳行李)、変な感じがする。」

――明らかに(出された)途端に部屋の空気が重くなったのを感じる。そしてこの柳行李を見た時点で、妙に胸の内にイヤなざわつきを覚えてしまう。


≫嶽丸、(東区ALL)

2ヶ月前 No.312

黒美あいな @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球外/別次元エリア/第五伏魔封離領域/特別独房/黒美あいな】


「好奇心が過ぎた女史さん?アメアおばーーお姉さんの事?」

きょとんとした表情で首を傾げる。女史という単語から連想した人物の名を口にする。

「ん、あーーその類の人間は、よく見てきたような気もする。知らないうちに危ないものに首突っ込み過ぎて気づいたら破滅してるタイプだね」

失言した憑代を止める形で交代した中身の人格が言葉を続ける。

「まあ、組織が大きくなったからねえ……とはいえ、けだものの檻に赤子を放り込むようなものじゃないか。僕たちじゃなかったら危ないところだったよ」


後任者の立場と扱いについて憤りを示しつつ彼女を気遣う。憑代はまだしも中身の方は割と碌でもないと自覚しているが、それなりに良識はある。正確には、思わずまともになってしまった。


「それは良かったような悪かったようなーーうちのシズクと?……随分と訳ありのようだね」


シズーーあいなの生み出した改造ショゴス、シズクの名前が出た瞬間に表情が変わる。彼女にとっては我が子とも言える存在だ。

同時に、冒涜的な存在に珍しく真っ直ぐな気質に育ったシズクと悶着を起こす可能性があると聞いて何か訳ありだと推測する。


ーーある意味、あいな及び中身の出自的には出世欲こそ無いが、根の深い嫉妬や羨望を抱いている。

「それじゃあ、気長に待つとしようか。ーーいつ見ても、おじいちゃんの時計は綺麗だね」

懐中時計を眺めながら答える。単純な好奇心の他、物作りをするものとしての興味もあるのだろう。

>ラブカ・コルベウス >>306

2ヶ月前 No.313

双子星/嵐の前兆 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_YD6

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2ヶ月前 No.314

セレーネ @sierra09 ★6jKu3VKArB_ubH

【地球/南米/大西洋SAF艦隊〜SAF海兵隊上陸地点/ジャブローエリア内/奪還軍・SAF】

- リコンカスターズツインバンシー級空中空母内 -

セレーネ兵
「負傷した敵捕虜はただちにメディカルルームへ移送。メディジェルカプセルに入れて治療を」
シンクタンクメカニック
「帰還機の一部はメディバック装備に換装。それと博士の指示でプリントアウトしたこの…良く分からない武器を装備させろ」

大した妨害もなくほぼ帰還出来たレプリカウィッチ達は捕虜にしたSAF海軍ウィッチを医務室へ搬送し、命令通り治療すると同時に新しい装備へと換装を始めた。
そして眼前のにらみ合いが続く中、帰還したり艦隊のフィールド内で待機していたレプリカウィッチ部隊もまた支援機ウォーロックによって新しい武装の装備や補給を完了する。
捕虜をとっていたアイアンクロー装備機はその凶悪なワタリガラスの爪を外し、なにやら大掛かりなバックパックを装備している。そしてチェーンソウのついた機関銃を全機外し
恐らく純粋なガウスライフルに持ち替え、同時に外見はカラシニコフ突撃銃の様な物と…もうふたつ新しい武器を隠し持つ。敵が補給と再編を終える頃、停滞していた時間が動き出す

それは突然全周波数帯で広域に渡ってセレーネ側から送られてきた通信だった。双子星達ネイビーウィッチは勿論地上の海兵隊や海上のSAF艦隊にも聞こえるだろう。

セレーネ上級仕官
「<<SAF残存部隊に通達する。現時刻を持って我が軍はSAF並びにAFTAに対して一時休戦を申し込む。また我がセレーネ共和国は条件付停戦に応じる用意がある>>」
「<<我がリコンカスターズはブラジル州都ブラジリア、並びにボリビア、ペルー各州都に到達した。AFTA本国の増援は間に合わないだろう。これ以上の戦闘行為は無意味である>>」
「<<諸君等は勇敢に戦った。休戦に同意する場合赤十字及び各種戦争条約に則り此方も戦闘を停止し、捕虜にしたウィッチ並びに航空隊パイロット、海兵隊員達を釈放する>>」
「<<尚人命救助の為の限定的活動は認め、セレーネ側からも救助隊を派遣する。返答の猶予は一時間。諸君等南米の勇士達の懸命な判断に期待する以上>>」

それはこの戦争の始まりと同じ位唐突な休戦の申し込みであった。こういった物は現場判断でなく外交ルートを通じて行うものだが言い分を聞くに戦争その物を止めるという。
あるいは…<既にSAF首脳部と話がつけられる状態>にまで進んでいるのかもしれない。SAF側の動揺は隠し切れないだろう。

SAF海軍士官
「て.提督…!」
SAF海軍提督
「ううむ…至急本国に連絡だ。事実確認を急げ!」
SAF海兵隊員
「ふざけるな!突然侵略してきて今度は勝手に停戦しろだと?俺達はまだ戦える!連中は司令部まで攻め込まれてビビったんだ!聞く必要はねえ!」
SAF海兵隊員2
「だが艦隊の被害も馬鹿にならない。それに俺達も…連中の戦術機構大隊の撹乱戦術でただでさえ細い補給が寸断されている…」

艦隊はいまだ旗艦サンパウロUを含む複数の艦隊が健在だ。しかしアレッサンドラ少佐の分析の通り海軍航空隊は甚大な被害をこうむっていた。また先のセレーネ側の攻撃で
補給艦と強襲揚陸艦に被害が出たSAF海兵隊もまた息切れし始めていた。リコンカスターズは「セレーネ軍は頑丈で念入りに攻撃しなければならない」というSAF側の戦術を逆手に取り
多数の消耗品である無人兵器と、各種残骸ででっち上げたデコイを周到に配置しSAF海兵隊の人的損耗でなく、武器弾薬の消耗を狙う戦術に変更した。切り裂きエドや双子星等英雄達の
登場により勢い付き進軍を続けたSAF海兵隊をジャブローエリア内部まで誘き寄せ、消耗をさせると同時に精鋭戦術機甲大隊を投入。機動力を武器にした撹乱戦法で翻弄し攻撃目標を
補給部隊に絞り、更なる消耗を強いていたのだ。各国を震え上がらせたブルータルクラブも砲弾が無ければ速いだけ、MS部隊に至っては光学兵器や推進剤を多用する関係上、補給が
滞ってしまうと大きいだけの的に成り下がってしまう。

同時にこの反抗作戦を支えていた南米AFTA陸軍、空軍も限界状態だ。リコンカスターズ航空隊を釘付けにしている状況も綻び始めた。また陸軍部隊の戦線が崩壊しリコンカスターズ
地上軍の突破を許したのも事実らしい。SAF首脳部が捕虜になる様な最悪の事態は避けられた様だが主要都市に進駐を始めたのは確かな様だ。

SAFはきっぱり徹底抗戦派と停戦派に別れてしまっている。末端の兵士だけでなく左官クラスまでもだ。これは実にまずい状況だろう。祖国防衛の為決死の覚悟で行われた反抗作戦
それ故に劣勢ながらも士気旺盛でここまで戦えたのだ。だがこのセレーネ側から来た休戦申し込みにより足並みが乱れ始めた。
之こそがリコンカスターズ側の狙いであるのかもしれない。強固な鉄も一度ヒビが入ってしまうともう前の硬さを保てなくなる。

南米にまた新しい風が吹いた。だがそれは決してアレッサンドラ少佐やライサ大尉双子星が望んだ風ではないだろう。この状況下にどう動くか…

>>南米戦線ALL

2ヶ月前 No.315

傘化け @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/南米/ネグロ川方面/奪還軍秘密野営地→上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点/傘化け】


「反応しない……違ってたら謝るが、動く屍か?ああ、妖怪の中に似たような事が出来る種族が居るもんでな。

ーーあくまで推測だけど、さっきまで見た、あんた達の技術の高さからして死体を絡繰仕掛けで動かしてるってところかね?」


彼等に呼びかけながら目の前にひらひらと手を翳して居たが、彼女の言葉を聞いて手をゆっくりと引っ込めた。

それから、彼等をまじまじと観察して思案した後に彼女へ尋ねる。ここまで推測を組み立てられた理由は二つ。

一つは、傘化けが人外の存在として異形の知識を有して居た事。

一つは、短時間ながらも士官達との会話から技術力の高さを読み取った事。

それらの理由から兵士達の正体が絡繰仕掛けの動く屍だと推定したのである。



「仕事は全力で尽くそうーーまあ、此方も、お前さんの腕前が楽しみだ」

意気込みを示しながら密林の中心へと近づくと煙幕が形成されており、そこに居るのが標的である敵部隊らしい。

どうやら、先程の兵士達に地上から進撃して注意をひいて、自分達は上から奇襲という作戦のようだ。


「合点承知ーーぬおおっ!?」

返答するや否や、傘化けの体を抱えて彼女は跳躍する。流石に傘化けも驚愕の声を上げるが、その目は敵の特殊部隊から離さず静かに捉えている。

「ーーーー来るか」

落ちながら地上からの殺気を感じた後、敵のど真ん中に降りた此方に鉛玉の嵐が襲いかかってきた。


ーー抜刀しては間に合わない。

即断即決。納刀したままの異様な長刀を巧みな指の動きで動かし、最低限の動きで弾丸を弾き飛ばした。

正確には、向けられた殺意と銃口から弾道を予想した後、慣れてないから間に合わないと判断。それに合わせて鞘を動かす事で受け流して軌道を反らしたのだ。無論、彼女には当たらないように配慮した上で。此れらを瞬時に判断して実行に移した。

当然、人間では不可能である。人体の限界を超えて異常なまでに鍛え抜いた、傘化けの身体能力と動体反射だからこそ成せる業だ。

「ーー驚いた。あの種子島が、こんなに弾を吐き出す絡繰仕掛けに化けるとは……やっぱり人間は凄い生き物だねえ」

直後に出た言葉は驚嘆、そして敵対者に対する素直な敬意だった。傘の奥から覗く目は新しい玩具を目にした幼子のようにキラキラと輝いた後、一瞬にして敵対者を見据えた武人の眼差しへと切り替わる。



>奪還軍 >>309 、ハンター21 >>311

2ヶ月前 No.316

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

【地球/南米/ネグロ川方面(上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/奪還軍】

コマンダー07
「アハハハ!うんそんな所かな?偉い人達は「ゴーレム兵」って呼んでるけど確かに屍人だよね。ちょっと違うのは機械だけじゃなくて私が動かしてる事かな?」

出撃前の傘化けの問いにそう答えた07。言われてみれば納得出来るだろう。この屍人の兵士達は機械仕掛け。というだけにしてはまるで生きた人間の様な柔軟性
そして意思の様な物をうっすらと感じられる。そしてその感覚の元は隣に居るコマンダー07であった。

そして現在。ハンター21及びウィラード大佐指揮下部隊の元へとやってきて本格的に戦闘を開始した頃。ウィラード大佐の隙の無い対応に傘化けは予想を上回る
戦闘技能でしのいで見せた。一方でコマンダー07はと言うと着地直後でありながらバックステップで直撃を避け、斬り上げる様に何かを振う。
それは一見ただの自動散弾銃の様であった。しかし"斬り上げる"と表現した様に銃剣も無いのに地面が切り裂かれ、土や石ころをウィラード大佐に弾き飛ばし
更に杖を向ける様に構えると自動散弾銃の部分から12ゲージ00バック弾が連続で発射される。つまりこの武器はブレードとショットガンが一体化した複合武器
所謂「ガンブレード」と呼ばれる物なのだろう。しかも刃の部分は高周波振動させた粒子で形成される為、取り回しも良く普段は通常の散弾銃として使える様だ。
かつて存在したガンブレードの大半は銃火器が進化する際に生まれた徒花だった。だがこの武器は完成度が高く侮りがたいだろう。

コマンダー07
「アッハッハッハ!凄いよ!傘化けさんもアナタ(ウィラード大佐)もね!たのしーな!たのしーな!アッハッハッハ!」

傘化けと違って完全に防ぎ切れなかった為6.8mm弾を数発貰っているが、少なくともこのリコンカスターズ特殊部隊の女はピンピンしている。
ハンター21本隊等を攻撃しているスレンダーマン(ゴーレム兵)よりも遥かに小柄で特徴的な声から直ぐに女と分かるだろう。そして恐らく指揮官であるとも。
それ位に今攻めてきている連中とは全く違う異質な存在であった。何が楽しいのか常に高笑いをしており密林中に響き渡る程だ。

コマンダー07
「それじゃあ傘化けさんにはこの人(ウィラード大佐)を頼んじゃおうかな?かな?私は片付けなきゃいけない事があるから」

リコンカスターズ特殊部隊の女と人ならざる和風の剣客と言うある意味凄い組み合わせだが、指揮官(07)の方はウィラード大佐の相手を傘化けに頼み
自分はぐるりと首と体をひねらせ、マルコ大尉とルイス軍曹に向き直る。3対1の状況下で組し易そうな方を先に片付けるつもりだろうか。
二人にガンブレードを構えると猛然と斬りかかってきた。コマンダー07の戦い方はガンブレードともう一つ携行した大鉈、そしてゴーレム兵標準装備の
背部グレネードランチャーユニットであり、耐久力はそんなに無さそう(実際通常のライフル弾でもダメージを受け負傷している)だが何せすばしこい
足場の悪い密林を跳ね回る様に移動し、地面を木々を跳ねる変幻自在な移動はまさにサルの様であった。二人に照準をつけさせず弾切れや背後等
隙を突いてはガンブレードを撃ちながら猛然と斬りかかる。あるいはその"ふり"をして意識を逸らし、別方向から斬りかかってくる。
弾がある間は何とか追い払えるだろう。だが密林の中を跳ねまわり高笑いするあの不気味なゴーレム兵の指揮官に隙を見せたら恐らく御仕舞だろう。

ギーレ少尉の制圧射撃とロベルト伍長の狙撃、暁の40mm榴弾の弾幕形成で迫りくるステルススーツ姿の類人猿(ゴーレム兵)を3体程倒せた。
どうやら直撃させれば銃弾は有効な様だ。むしろタフネス差と言う面で見れば装甲服を身に纏ったセレーネ一般歩兵のが頑丈だろう。
体から血を流し腕や足が千切れ、内部の機械がショートして火花を散らして倒れると恐らく証拠隠滅の為だろう一瞬で蒼く燃え上り灰になって消えた。

ある種ハンター21チーム等に安堵感を齎すかもしれない。弾が当たれば血が流れ、当たり続ければ死んで灰になる。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とはこの事か
だがその一瞬の安堵感等は直ぐに打ち消されることになる。ロベルト伍長が次なる獲物に発砲した時だ。先ほど同様しっかりとサイトで捕え追い外す事等無い
筈だった…だが放たれた銃弾はゴーレム兵に当たらなかった。避けられたのだ。避けられた…?
歴戦の兵士であり狙撃に関しても熟知してるであろうロベルト伍長でも混乱する様な事が起きた。
そう放たれた15mmの砲弾に近い弾丸はゴーレム兵に命中する…と思いきやまるで着弾する瞬間ゴーレム兵にノイズが走った様になり弾は当たらなかったのだ。当然直ぐに気を取り直しもう一度狙いを正確に定めるだろう。
だがやはり二の矢もこの不可思議な現象に阻まれ弾丸が届く事が無かった。どんなオカルト技を使っているのか…
いや「不可思議に見える」だけでよく観察すれば分かる。ゴーレム兵は弾を避けていた。
しかもただ回避しているのではない。ぐにゃりそういうたとえが相応しい動きなのだ。つまりロベルト伍長の狙撃を回避したゴーレム兵は密林を
高速で駆け抜けながら、着弾の瞬間体を90度以上折り曲げて頭が地面に付く位の姿勢となり、ぶるんと音を立てる様に一瞬で元の状態に戻る。

ギーレ少尉等前衛を担当するハンター21の隊員はこの異常な現象をよりよく観察出来るだろう。
何せ自分が撃つAK-103等の突撃銃から放たれる超音速のライフル弾を
目の前で糸が切れた操り人形やゴムの様に不規則かつ無軌道な人体構造を無視した体勢で避けてくるのだ。
当初不可思議に見えたのも無理はない人間の眼はかなり補正がかかっている。ありのまま見た物を伝える訳でなく記憶をもとに
「之はこういう物」と補正して認識するので、あまりにも非現実的かつ突拍子も無い行動を取られた為に目と脳で誤差が起き
「瞬間移動等をした」という「錯覚」を起こしているのだ。しかもこの気色悪い回避行動を取りながら速度は一切落していないのだから
ハンター21の様なエリート特殊部隊の隊員でも錯覚を起こすのは仕方ない事だろう。
之を見破るには暁クラスの超常現象等にも精通したベテランか、あるいはロベルト伍長の様な狙撃兵故に高い観察力のある者
もしくは「エグリゴリ」という秘密結社がかつて作り上げた「クリムゾン・トライアッド」という試作型戦闘サイボーグの一体
フェイスと言う間接の存在しない軟体生物の様なサイボーグが居たと言う知識があるかだろう。

勿論この軟体回避行動は完全じゃ無く正面から撃っていれば当てる事は不可能では無い。
だが「錯覚」のトリックに気が付かないと脳内の無意識化で起きるパニックで命中率はガクンと落ちてしまうだろう。数を減らす事が難しくなってしまう。
こうしたアクシデントが起きる状況下、樹上に居る暁の足元が突如ぐらつく。
下を見ると何時の間にかグラップルガンの様なワイヤーでつながった爪が樹木に食い込んでいた。メキメキと大きな音を立てて樹木が引きずり倒されていく。
それ自体暁にとっては大した事では無いだろうが問題は別にある。この攻撃は別方向から来たのだ。つまり別働隊が居る。
戦術としては実にシンプルで隊長(コマンダー07)等が真上を飛越し、さらに煙幕下で前から銃弾を回避しつつ突撃してくるゴーレム兵。
前方へしっかりと印象付けておいて意識を向けさせ、別働隊を左右に展開させハンター21チーム本隊を包囲する。
だが之は更に面倒なことになるだろう暁にした様に別働隊ゴーレム兵達はグラップルクローを射出し、防御陣形を整えて応戦中のハンター21等に向け
次々と大きめの樹木を倒していく。メキメキと言う木の悲鳴の後ズシンと言う大きな地面を叩く音が土煙が辺りを覆う。
無論倒木で一網打尽等という気は無い。障害物を作り尚且つ防御陣形を崩す事を目的とした攻撃だ。

前方からの突撃し生き残ったゴーレム兵が到達しようとした頃、突然今までと行動を変え足で蹴る様に手榴弾をハンター21チーム本隊へ送り込んできた。
凄まじい爆音と閃光。閃光手榴弾で殺傷能力は無いがこの状態で一時的にでも攻撃を中断させられると
別働隊を含め更に迎撃が困難になる。煙幕の使用による視界及び電子機器不良。錯覚を起こす不気味な回避行動を取るセレーネ特殊部隊のゴーレム兵。
挟撃部隊の倒木による防御陣形破壊、そして閃光手榴弾による一時的な攻撃の中断。
こうした「積み重ね」でセレーネ特殊部隊のゴーレム兵達はいよいよハンター21チーム本隊との白兵戦状態に持ち込んでくる。
グレネードランチャー以外全く銃を使わない所を見ると敵は白兵戦を望んでいるのだろう。

ゴーレム兵達は白兵戦でも基本的に変わらない。2mを超す長身とクモザルの如き地面にまで届く長い手でありながら
関節を無視した自由にグネグネと動く錯覚回避行動は健在だ。そして攻撃方法それは「格闘」つまり殴ってくるのが基本である。
殴るだけと言うと軽く聞こえるかもしれないが、凄まじい力で非常に長くそして自由に動く手から繰り出される打撃は
まるで鞭の様に軌道が読み辛く変幻自在かつエグゾごと骨を砕くほどのパワーを秘めている。
スレンダーマン流格闘術とでもいうのか。ゴーレム兵等は自分の身体能力に見合った専用の格闘技を習得しているらしく
ただ殴ってくる訳では無く相手の武器や戦術に合わせて技を放つ為侮れない。
また全体では無いが幾つかのゴーレム兵は腕に指揮官の07同様高周波振動粒子で形成するブレードを装備しており
刃物が無いと侮ると危険なしっぺ返しを喰らう。更に厄介な事にこのブレードを時に投げナイフとして使ってくる。
そして最後は樹木を倒壊させる事に使用したグラップルクロー。之も遠距離武器で白兵戦に集中し過ぎていると離れた位置の茂みから、
ラップルクローが飛来して一瞬でお持ち帰りされてしまう。テイクアウトされた後は言うまでもないだろう。

煙幕が薄くなれば再度使用。暁やギーレ少尉等白兵戦を得意とするメンバーを中心に立て直せば閃光手榴弾を使用し、いったん離れた後攻撃を再開。
また非常に分かり辛いが全く戦闘に参加せずこの戦闘をただ観測し情報を送る観測要員のゴーレム兵もいる。
「アハハハハハ!」セレーネの特殊部隊事ゴーレム兵達が本格的に攻めて来てから常にジャングルに響く様になった女の高笑い声。
馬鹿みたいな大声の癖に透き通る声で妙に頭に響く。嫌な笑い声。そしてその声に従う様に襲ってくるゴーレム兵達。
ハンター21チームにとっては最悪の事態だろう。敵は今までと全く違う化け物。化け物で構成された自分達と同じ特殊部隊なのだから。

>> 傘化け ハンター21他

2ヶ月前 No.317

stella @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【地球/南米/太平洋方面/海岸沿い/七月、吹雪(ストライカーユニット装着)、アレサ(照月?)】

七月「すまない」
七月はステラに敬意を払いつつトランザムを使わない全速力でアレサを連れ離脱を図る。

レイレナードウィッチ1
「邪魔者が……まあいい、これからの戦いで絶望を与えるには十分すぎる」
七月のステルス性からレイレナードウィッチたちは機影を失い、またステラが放った砲撃によってどうにもできなかった。
このまま追撃すれば全滅することは目に見えて分かっていたからか、あきらめて一人一人基地のほうへと引き返し始めていた。
既に戦力として十分すぎるステラ相手に、レイレナードウィッチたちは成す術もないのだ。



――――――



DDSの艦載機群は先刻のことで何事かということからか撤退したころ、七月は撤退しつつアレサの中を覆っている黒い装甲を剥がそうと試みていた。
最初はSupermarineの連続射撃による破壊を考えたが、中にまで被害が及んでは話にならない。かといってレールガンも装甲の硬さが未知数からかどうしようもない。
その結果、何かしらの操作で外れると考えていた、が……。

七月「ちっ、ハッキングを一切受け付けない……」

アレサのプログラムはハッキングに対してかなり厳重にプロテクトされている。これを開けるのは本当のごく一部の人間に限られ、当然アレサの中のウィッチですら開けない。
その一方、戦線に留まっていた吹雪は……

吹雪(……本当に仕掛けてきたんですね)
アレサが脱走したのは何かしらのメッセージではないかと考えていた。そして、オープンチャンネルを使い何とか通信を傍受していたが流れ込んできた内容は衝撃的なものだった。

大本営に対するレイレナードの宣戦布告。それに伴う主要拠点(横須賀・呉・舞鶴・佐世保)での悲鳴と怒号が飛び交う防戦。
何もかもが地獄の様子を通信の向こうから聞いていた。レイレナードは地獄を作りだしたのだ。それは、セレーネ軍によって一気に侵略された初期の南米戦線みたいに。

吹雪(ごく少数だけれど、この人と共同戦線を張って抑止力になれれば……)

其れを考えたが、今はアレサのウィッチを救うことが目的だ。セレーネ側の拠点に戻らなければならない。

吹雪「戻りましょう。やらなきゃいけないことがあります」


吹雪はステラに呼び掛けて、七月が通って行ったルートをたどっていった。

>03パイロット(ステラ)

【03パイロットをステラって呼んでもよろしいでしょうか?その場合自己紹介を挟むことも少し考えたり】

2ヶ月前 No.318

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

【地球/南米/太平洋方面/海岸沿い/03パイロット(ステラ)】

03パイロット
「…ふう。疲れた」

七月がアンノウン連れて無事離脱し、レイレナード側の追撃隊ウィッチも撤退した事を確認して03のパイロットは一息つく。大火力と推進力で振り回す機体は
たとえ03パイロットが特別性であったとしても、ネウロイ、DDS混成部隊との戦闘もあり疲労と消耗感はぬぐえない。頭部パーツを解放して幼い素顔を晒し
口元から伸びるストローを咥えズズズと音を立てて何かを飲み始めた。コールドドリンクと言う一種の冷却材らしい。

博士
「<<ふむ扶桑皇国…いや日本かな?どうやら情勢は変わりつつある様だね。幸い此方は小康状態だ今なら問題無く来れる。何か必要なら私も手を貸そう>>」
03パイロット
「うん分かった」

吹雪の提案にダブルオーブリュンヒルデのパイロット事ステラは大人しく従い追従する。無骨な兵器から頭だけちょこんと出した少女がジュースを飲んでいる様
にも見える為何となく間が抜けて見えてしまう。また先ほどから七月にも通信を入れて来ていたセレーネ側の博士なる人物は随分と協力的な様だ。
また実戦データが取れたし"本物"のウィッチや艦娘と交流する事で情緒面でも良い影響を与えているので03パイロット事ステラをよろしく頼むと言われた。

>> 七月 吹雪 アレサ

どうぞどうぞ。博士から名前を聞き知っている状態で可能なら交流して欲しいと言われた。と導入的なのを僭越ながらつけておきました。

2ヶ月前 No.319

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

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2ヶ月前 No.320

光子王 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【地球/南米/ジャブロー周囲一帯/古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊】

此処まで情報収集を続けて様々なことが分かった。
言われてみれば疑問点やおかしな点も多々出てきたが
敦也からしてみれば発想の転換で荒唐無稽と言われるだろうが
幾つかの推測が頭に浮かぶ。

「一つは失踪者や行方不明者がセレーネ共和国の兵士達に自ら付いていったか」

老人の話から裕福で安全な場所に住んでいる訳でもないし、力を持つ者達に不都合がある者達は消される
悲しい話だがそのような所で貧富の差も激しい。
仮にその状況から抜け出せるとセレーネの連中が衣食住の保障いわば今より上の生活が出来るから
我々について来いと言われれば果たしてそれに何人付いて行くのだろうか?
明日食うものにも困る者ばかりならば例えどんなに怪しくてもその誘いに乗るだろう、何時死ぬかわからないのだ
居なくなった人数=貧困層の中で最底辺の者達と考えれば辻褄は合う部分もあるし何より死体が出ない。



「目撃者が居ないのはどうも腑に落ちない、携帯のような端末を持つ個人個人に通信でもするか」

あるいは特定の者達にのみテレパシーのように呼びかけでもしない限り何かしらの証拠は残る。
自分でも言葉にしておいて何だが、貧困層の者達が携帯端末を持つことすら出来ないのも多いから
ありえない選択肢に近いかもしれない。

「二つはアブダクション、それも古典的な方の」

今より昔から公式には認められてないが地球外から来た存在から誘拐されて消えるという事例が起きている。
これも円盤がやってきて光に吸い込まれるだの直接連れて行かれるなどそれもそれで誘拐方法は分かれるが
まだ地球外生命体の存在に対して懐疑的な者が多かった時代から行われていることだ。
セレーネという存在も広義的に見れば異星人とも言え、昔からされているアブダクションと呼ばれる方法と殆ど同じではないのか

「アブダクションの全容は未だに解明されてない以上一緒と見てもいいのかもしれない」

此処までの規模は過去今までにはあったかは分からない、しかし実際に起きていることには変わらず
宣戦布告する前から秘密裏にセレーネ共和国が過去からしていた可能性もある。
それで培った経験から此処まで大規模な行方不明者になっても証拠を出ないように出来たとも考えられる。

「行方不明者と<新しい将来>ことノヴァ・プロスペクト…そして例の演説」

セレーネ共和国大統領アダム・セレーネと名乗る人物からの演説も端末で見ていたが
現状をしればその語り口はやはり胡散臭く信用などが出来ない。

「不法居住者と言うならば、その最下層の者は人間では無く何をしても良いと言うのか?」

この言い草に居なくなった者達は最早人間扱いすらしてないとしか思えず
ふざけるなよ、と敦也の内側から怒りが湧き上がる。

巻島『今は抑えろ、それをぶつけるのは奴等が行方不明者を見つけてからにしろ』

端末でやり取りしていた巻島からは宥められるが、此処で切れて殴りこむなんて事をするほど怒りで我を忘れては居ない。

「分かってます、ジャブロー内に潜入して証拠を掴みます」

巻島『それが出来れば好きに暴れて構わん。上はその証拠を場合によってゲッター艦隊も動かすつもりだ』

巻島自体もその勢いで既にサンタレンで決起の準備を整えていた。
上層部としてもセレーネ共和国は危険な存在と認識しつつあり、明確な危険な存在という証拠が無ければ今は動けない。
月軌道上に展開する未知の宇宙艦隊を相手にするにはそうせねばならないという認識すら持ちつつあった。

「ゲッター艦隊すら動くとは尋常じゃないですね」

巻島『理由は知らんが、奴等相手にやる気満々みたいだ健闘を祈る』

「巻島隊長もご武運を」

巻島『死ぬなよ敦也』

互いに通信を切り、敦也は焼け野原となったジャブロー周囲一帯を見つめ

「さて、何処から入るか」

巻島から託されたUKUNUS量産素体型部隊を率いて
ジャブロー内に侵入を開始した。

>all

1ヶ月前 No.321

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

【地球/南米/ジャブロー周囲一帯/リコンカスターズ他】

古見敦也が行方不明者調査を続ける中、携帯電話等の通信端末に接続すると大半は繋がる。繋がるのだが大抵それは家の中や道端、或いは持ち主が不在になった後
拾われたか盗まれたかして闇市等に流された物が殆どであり、目的の人物に繋がる事は無かった。

南米市民
「ここは消えた親戚の家です。金品や家電製品は勿論、家財道具全てそのまま残っていました。私が訪ねた時は台所の火も付けっぱなしだったんです」

行方不明者の家を尋ねる事も出来た。だがやはり謎は深まるばかりだ案内してくれた男性の言う通り、家は全く手つかずの状態でまだ生活感すら残っている。
ここまで調べれば皆が口を揃えて"消える"と言うのも納得出来るだろう。先述したとおり之だけ大勢の人間が消えた割に足取りが全くと言って良い程残されて
居ないのだ。しかも消える人間に何か共通点がある訳でもない。手段は分からずともセレーネの仕業と断定出来れば良い。怒りの矛先を向ける事が出来る。
だがこの件に関してセレーネは否定も肯定も全くしていない。人は理解出来ない物を最も恐怖するものだ。

南米市民
「や.やっぱり宇宙人の仕業なんですかねぇ。月の兵隊も人間って感じがしませんし…」

男性はそう震えながら口にした。古見敦也の推理の中で最も信憑性があるのは皮肉にもアブダクションだった。普通行方不明事件で「エイリアンに誘拐された」等と言えば狂言の一言であしらわれるだろう。がそうとしか考えられないのが現状であった。同時にこれ以上市街地での調査を行っても収穫は望めないだろう

突然のセレーネ側からの休戦申込みで戦線の方は動揺が走っている。SAF(南米連邦軍)及びAFTA(米大陸統一機構…南米各州の上位組織)が之を正式に受け入れた
訳では無いがセレーネ側はブラジル、ボリビア、ペルー等南米連邦主要都市に進駐して以降歩を止めて動く気配は無い。アダム・セレーネ大統領の演説も含め
戦争は武力衝突から外交交渉の段階に入るのだろうか?何せSAFは既に死に体だ。SAFだけでなく南米中からかき集めた戦力も底を尽きかけている。
そして軍隊の不在は必然的に治安の悪化につながる。元々南米は御世辞にも治安が良いとは言えない。麻薬カルテル、反政府勢力etc…
悪党にとっては正に天国だろう何せ取り締まる人間が居ないのだから。更に厭戦気分が蔓延し政府を非難するデモや暴動、それに乗じた略奪等も横行。
頼みの綱であるAFTA北米軍の到来も音沙汰が無く、国連が停戦調停をするわけでもない。

そしてセレーネ共和国は南米では侵略者だが欧州ではPEU(汎ヨーロッパ連合)を積極的に支援し、ネウロイ・DDS等人類敵性存在と戦う救世主であり
宇宙ではトワサンガと同盟を結び、また南米の各行政それ自体にも取り込みを行い始めた。日本・扶桑へも支援表明を出しておりまたPEU欧州戦線では
日本・扶桑欧州派遣軍への支援もPEU軍と並行して行っている。つまりAFTAを除けば他は全て友好関係を構築しようとしており、敵の方が少ないのだ。

さて「ジャブロー」と一口に言ってもアマゾン川流域に建設された旧地球連邦軍総司令部であるこの基地は非常に広大で、過去の核爆発で中枢を失っても尚
外縁部の施設は丸々と残っている。そしてその地下施設の主にドック等にセレーネ共和国の攻撃軍リコンカスターズは布陣している。
とは言っても地上では無く総司令部は空に浮かぶ巨大な空中空母であり、激しい戦闘で一隻が沈んだものの未だ空中戦艦、空母共に健在であり西側から上陸した
SAF海兵隊及びそれを支援する海軍と激しい戦闘を繰り広げている。最も現在はセレーネ側が攻撃を中止し、SAF側の息切れの為自然と静かになっているが。

ジャブロー地下ではセレーネはかなりの人数を動員して基地施設の掌握と復興、再構築に尽力している。広大故忍び込みやすいものの流石にセレーネ側も
自分達が居るエリアの警備をしていないと言う事は無い様だ。青い装甲スーツが特徴の歩兵と人型、戦車型の各種無人兵器を中心とした複合警戒網を敷いており
戦力自体も馬鹿にならない。尚地下で労働しているのは全てセレーネ人(リコンカスターズの兵隊)と機械で行方不明者の影は無い。

そして<ノヴァ・プロスペクト>は珍しい事に地上に存在した。恐らく昔はアマゾン川から物資を引き上げる集積場か何かだったのだろう。そこを簡単に改築し
立て直したと言った感じの建造物が密林の中に存在した。だが意外な事に警備は手薄だ…と言うか施設時代動いている様子が無い。貨物置場の様になっており
その貨物や建物に葉や埃が積り、周辺の土も足跡が無く人気も感じられない。パトロールも歩行型無人機が行っているだけだ。
レジスタンスからの情報ではここはノヴァ・プロスペクトで合っている。入るだけなら簡単そうだがさて…

>> 古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊

1ヶ月前 No.322

C.M.S.C国連委託治安維持部隊/狩人と賞金稼ぎ @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_YD6

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1ヶ月前 No.323

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道路上/白銀武】


「いよっし!上手く行ったぁ!!」

コックピットの中で思わず叫ぶ白銀。巨人グリム(ジャイアント・ペトラ・ガイガス)を弱らせただけでなく、最も肝心な<核>の摘出に成功し味方の攻撃に繋げた
仮面の麗人サウザンド仮面、C.M.S.C.ウィッチ(ゾーラ達)そしてハンターの紳士(セドリック)…之だけ猛攻浴びせればあの巨人グリムも流石に倒れるだろう。
白銀はただこのまま<核>を押し出した姿勢を維持するほかない。それに余計な真似等任せればここに集まった猛者達がきっちりと仕留めてくれるだろう。


「<<わ.分かった!シールドを張ってくれたのは有り難いが最悪コクピットブロックさせ無事ならいい、ウィッチの皆は機体の後ろに隠れてくれ!>>」

C.M.S.Cウィッチ(ゾーラ)の手助け、そして助言を受けて核を押し出した姿勢から緊急離脱する様に、跳躍ユニットの推進機関を作動させ後ろに飛び退く。
確かに見ていると何やら大変そうなことになっていた。仮面の麗人サウザンド仮面の大技も確かに凄そうだが、ハンターの紳士セドリックが使用としている事も
何やら危なそうだ。ここは素直に助言に従い距離を取る。その際C.M.S.Cウィッチ達には後ろに隠れる様伝えた。このTSFには対魔戦等想定していないが
通常戦闘用のシールド機能が外部装甲に張り巡らされている。たとえば凄まじい爆発等が起きて機体がオシャカになっても自分を含め、人が助かるならそれでいい
「機体なんざ消耗品。パイロットが生きて帰れば大勝利」どこかの航空隊指揮官の言葉だが、白銀も同じ考えだ。


「た.倒してくれるのは嬉しいがちょっと抑え目で頼みたいぜ」

戦って居た時は別の冷や汗を流しながら、機体をゾーラ達の盾にしながら距離を取って推移を見守った。


>> C.M.S.C サウザント仮面 東区ALL

1ヶ月前 No.324

嶽丸 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(路地裏)/建物(伽藍の堂内)/嶽丸】


「いえいえ、どういたしまして。……それに、ちゃんと立ち上がれているのは貴方が頑張っている証ですよ、ルビー。私は、そのお手伝いをしただけです」

ルビーの言葉に微笑みながら答えた。橙子が言うように、例え記憶が無くともルビーは自分というものを持っている。それを見失わない限り、彼女は前に進める。

そして、遂に初仕事の話だ。橙子が積み上げられた荷物やらダンボールやらの中から取り出した。

それは大きな柳行李であり、やたらと厳重に封が成されている。その雰囲気が何故か禍々しい。まるで、中に入っているものを出さないように封じ込めているかのように見える。


「ええ、中には荷物を狙う輩もいるでしょうし、配達の度に毎度命がけでは割に合わないですからね。だからこそ、それを引き受けられるなら重宝される訳ですがーーと、此方が配達する品物ですね」


差し出された柳行李を見る。厳重に封をしてあり、異様な雰囲気を醸し出している。専門家ではないが、人外の視点から見ても明らかに良くない何かだと感じる。


「うっかり開けたり、 下手に壊したりなどしたら呪われる類という事ですね。

ーーええ、……大丈夫、私が傍に居ります」

不安そうなルビーを少しでも和らげようとする。少々、甘過ぎないかとも考えた。否、真っ当な人間なら無理もない反応だと思って彼女に手を差し伸べる。こういう時、人間は手を握った方が良いらしい。不器用な嶽丸なりにルビーを気遣う。

それから、橙子から地図を受け取って、ありがとうございます、と礼を述べる。初めて見た島の地図。確かに近いようだ。新しい土地ゆえに慣れないが、この距離なら迷わず

「これが所謂、初めてのおつかいというものでございますね」


嶽丸は超常の鬼であって幻想種である。橙子はそう見立ている。生まれは不明だが、少なくとも生粋の鬼である。嶽丸の穏やかな気質ゆえに邪気が極めて薄いが、曲がりなりにも妖怪の類だ。呪いのような悪意には耐性がある。とはいえ、油断は禁物なのは言うまでもないが。


「こういった品を蒐集するのが趣味という方も居ると聞いた事はありますがーー」


ーー

「では、準備を済ませてから参りましょう。……ところで、橙子殿。この品を届ける期限は?」


ルビーが落ち着いたら出発しよう。念の為に期限を橙子に確認する。会話の流れから察するに急ぎではないようだが。


>橙子、ルビー >>312

1ヶ月前 No.325

SAF第21戦闘探索小隊/米情報軍d-4分隊 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_YD6

【地球/南米/ネグロ川方面(上流・防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/SAF第21戦闘探索小隊(ハンター21※マルコ・アルバレス大尉以下12名編成)、AFTA情報軍特殊検索群d-4分隊(デルタ4※ジョンソン・ウィラード大佐以下8名編成、大佐以外の要員は周囲に潜伏→行動開始。)、情報軍無人兵器パッケージ】

―周囲では相変わらずの戦闘音が響き渡り、薄暗く密度の濃いジャングルを鈍く照らしては消え、照らしては消え…を繰り返している。次々と稼動しプログラムされた作戦行動を開始した情報軍側の無人兵器群は未だ戦術パターンを逐次変えながら執拗に攻撃を続けているらしく、それらの可動機が全滅するか、探索部隊が殲滅されるか撤退しない限りは当分の間は撃ち合いと突撃自爆と近接阻止の双方の応酬が繰り広げられるに違い無い。

少なくとも(現状の運用者の指示)は(積極交戦)であり、(仕上げ)のオーダーはまだ来ていないのだから。


――その一方で“主要目標”はと言うと


TATATATATATATATATATATA!

鞘で銃撃を弾きながら任意の方向へと軌道を逸らして見せるという人外ならではの離れ業を見ながらも眉一つ動かす事無く(情報軍大佐)は標準射撃姿勢のままACRの引き金を引く。銃撃自体はそのままリコンカスターズの傭兵と思われる東洋の(ヨウカイ)に集中している。着装している強化外骨格(Exo)の筋力補正があるとは言え、備え付けの自動銃座の如き精度で突撃銃をフルオート射撃で寸分の狂い無く、まるでこの人外の剣客に行動させる余裕を与えんとする様に流し込む様に撃ち続ける。

片割れ――外見と行動的に(指揮官)クラスと思われる敵(コマンダー07)による着地直後からの軽やかな跳躍回避交じりの(目眩まし)、それに伴い得物(ガンブレード)を振るい飛び散るつぶてや土も意に介さず。否、バイザー越しなので当たり前と言えば当たり前なのだが…

続けて撃ち込まれた12ゲージのダブルオーバック、この種の弾種の対人/対義体使用での有効性の高さは折り紙つきだが、それらは(大佐)の着用しているExoの側面から減り込む様に着弾する。如何に防弾でも衝撃は伝わる物だ。自然、ほんの少しだけ横から押される様に姿勢を崩し掛けて…そのまま持ち直して踏み止まる。

撃たれた本人は戦術バイザーに隠れた視線は伺えないが、その口元には薄っすらと笑みすら浮かべている。



――

ルイス軍曹「迅い――」

マルコ大尉「落ち着いて撃て軍曹。交互交換だ。」

DOGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGA!

ジャコッ!キンッ

PAN!PAPAN!

DOGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGAGA!


同時にどうやら狙いを絞られたらしき副官と指揮官の方は、さり気無く樹木を背後にしつつ交互での射撃で其々の得物で火線を張る。軍曹の50口径携行機銃がベルトリンクと空薬莢をばら撒き縦横無尽に場に不釣合いで不気味な笑い声を上げながら斬り掛かってくる敵の(指揮官)相手に弾幕を張る中で、SC-2010Cの弾倉を負傷時に行うエマージェンシーリロードの要領で脇に挟んだ本体に片手で器用に叩き込み、空いたもう片手でサイドアームのグロックを引き抜き、隙を見せない程度に空いた空間に向けて引き金を引き、再装填を終えた改修型FALを再び構えて単発射撃ながら確かな銃火を放つハンター21の指揮官。携行弾薬が続く限りはこれで時間を稼ぐつもりらしい。

相手(コマンダー07)は時折ガンブレードに仕込まれたショットガンでの射撃を交えて来てるが、其処はExoを着装してないマルコ大尉を庇う様にしてルイス軍曹が右腕の展開式防弾シールドを展開してギリギリのタイミングで防ぐ。

ルイス「大尉!…グッ」

とは言え、流石に限界がある――

だが、“敵”が認識していないモノも存在している。その一つが――見る限りでは定員が揃っている(ハンター21)の小隊では無く、あの情報軍の大佐が率いている(分隊)の人員が“全く姿を見せていない”と言う点。

そも姿を見せているのが(指揮官)一人だけと言う時点で怪しさ満点とも言えるが…

盛大に土埃を巻き起こしながら、今し方の二名のSAFの友軍と、彼らを徐々に追い詰めつつあったある種の(異形)の敵(コマンダー07)の間に割って入る。

“最初から其処に居た”様に

地中から姿を現したのは――黒と濃灰色を基調とした強化装甲とフルフェイスのバイザーを着用した気配の薄い独りのサイボーグ兵。――個性とは正反対な言葉にし難い空虚感を纏った(d-4分隊)の不気味な副官。


コルヴス少佐「接敵(コンタクト)」


―――



ハンター21小隊隊員「血を流すなら殺せる筈だ!怯むな、殺れ!」

阻止銃火は激しさを増すが、最初の制圧射撃から比較するとどうにも(命中率)が著しく下がっている気がする。――否、事実(下がって)いるのは間違いない。

光学サイト越しに狙撃を受けて倒れ、自己消去プログラムに依って瞬時に燃え尽きる個体を視認――再び狙いを定めて引き金を引く伍長は、スコープ越しに垣間見えた(敵影)の異常な“動き”を見て思わず自分の正気を疑い掛けるが、我に返ってもう一度捉えた(影)の動きを観察する。

ロベルト伍長「今の動き…いや、何かトリックがある筈だ。」

――――――――

――

暁巌「新手か…“其処”だな?」

身を翻して、クローに引き倒された倒れ掛けの樹木から――(クローの伸びて来た先)を見逃す事無く(別働隊)の攻撃を見据えた凄腕の傭兵は自身の強化戦闘服(トライデント製A.Mスーツ)の内蔵機構のワイヤー射出を使って、独特と言うか奇妙な幻覚めいた挙動で回避行動を取りつつ向かってくる異形の兵(ゴーレム兵)を二〜三体体程を巻き込む様に貫通し、複雑に絡まり合った樹木の繊維へ射出スピアを刺し込む。

■■■ドシュッ!!


暁巌「邪魔するぜ。」


急激なワイヤーの巻き上げ機能を以って迫り来る(別働隊)の背後へと擦れ違う、というより位置的な意味で(入れ替わる)形で恐ろしい速度で移動、尋常では無い速度での(着地時)には先に巻き込んだ敵(ゴーレム兵)数体と10本近い樹木と腐葉土を強烈な足蹴先にする形でクッション代わりにする。

BATATATATATATATATATATATAN!

ピンッ!DOGOOOOON!

ワイヤーとスピアを引き抜きゴーレム兵達が立ち直ってまた起き上がる前に油断なく念入りにAUGの掃射で巻き込んだソレラに銃弾を浴びせて止めを刺しつつ、更に保険で破砕手榴弾を放り込んで仕上げながら――攻勢真っ只中の敵(別働隊)後方より、ほぼ不意撃ちも良い様な銃撃の応酬、装填分を撃ち果たしたAUGから手を離し、大振りの精神感応金属製コンバットナイフ(オリハルコンナイフ)を引き抜き、煙幕とスタングレネード、そして次々と付近の木々を倒木させて小隊の防御陣形を確実に打ち崩しつつ白兵戦へ持ち込んでゆかんとするゴーレム兵の(後ろの後ろ)より襲い掛かってゆく。

暁巌「“本当に捻じ曲げてくる奴”を見た後でね。直接触れられるんなら殺す方法なんて幾らでもある。――後ろがお留守だ。」

この傭兵がこの手の戦闘の経験豊富だという点も有るが、ある意味で言えばそれだけ(現実を馬鹿にした様な理不尽なナニカ)とばかり相対して来ただけに感覚が麻痺している部分もある。真人間である彼はそうやってこれまで(生き残って)来た。

その挙動は強化戦闘服(A.Mスーツ)の身体能力補強を含めても縦横無尽そのものであり、木々を蹴り飛びニンジャめいた動きで精神感応金属製の厚い切っ先がゴーレムの一体のうなじを深々と抉り、或いは後頭部から西瓜でも割る様に真っ二つにしたり、振り返り様に乗用車でも蹴り飛ばす勢いの槍の様な蹴りをお見舞いして空中に打ち放る。

背後からの(単独)による襲撃に気付き応戦するゴーレム兵と火花を散らしながら鍔迫り合いをしつつそのまま樹木ごと押し倒して圧倒する東洋人の傭兵の表情は、薄暗いジャングル内にあってまさしく悪鬼その物と言えるほどの好戦的な笑顔を湛えている。――おまけにこの男は何と、(目を瞑って)絶えず放たれる閃光手榴弾の閃光を無視しながら、その隙を狙って襲い掛かるゴーレム兵をナイフを交えた肉弾戦で圧倒していた。

―――



朦々と立ち込める電子妨害効果を有するスモーク、目くらましのスタンは射撃を行っていた隊員達の視界を奪い、制圧射撃が途切れ――更なる接近を許し、尚且つ態勢を立て直そうと動き始めた矢先に、グラップルクローにより次々とメキメキと音を立てて倒れていく木々により、物理的に寸断されたり射界を封じられてしまっている。

ハンター21小隊隊員「――目の錯覚じゃない。コイツら確かに―ガハッ!」

■■■

引き抜いたマチェットやサイドアームで応戦を試みて、独特の格闘術による驚異的な腕力による打撃でウォードレスやExo越しに致命的な打撃を負う者、その閃光越しに怯んで高周波振動粒子で構成されたブレードで貫かれたり首を飛ばされる者。

ハンター21小隊隊員「Mu□rete!(くたばれ!)」

炸裂音を響かせて負傷して崩れ落ちながらも諸共手榴弾で道連れにする者。

ハンター21小隊隊員「マレッケとカリョトがKIA。――曹長もアエスタの奴も多分駄目だ。」

ロベルト伍長「…二体目、――この野郎!」

元々数の少ないハンター21小隊は襲い来る敵特務部隊の異形の兵(ゴーレム兵)と血で血を洗う大混戦に突入していた。――味方の位置も敵の位置もこのままでは把握する事すら覚束ない。



ギーレ少尉「そう何度も見せられりゃ覚えちまうぞ。化け物!」

“触れ合う距離”で件の奇怪な回避行動すら許さず、一体目を袈裟懸けに切り裂き、背後から迫ったもう一体の股下から滑り込んで胴を一文字にする。少なくとも8体ほどは仕留めていたが、如何に近接戦の猛者と言えども正面から人外の能力を有した化け物を相手にしているのだから、消耗も負傷も少なくない。

すでに片腕は先程貰った強烈な一発で感覚が無く、ヴィブロ・マチェットを握ったままの(道具)として割り切り、視界も立て続けのスタングレネードによる閃光で回復が追い付いて無く、曖昧なものだった。それでも近付いて来る化け物を相手に一歩も引かない立ち回りを、ベネズエラ州陸軍特殊部隊出向の愛想の無い不機嫌そうな少尉は続けていた。

顔は不機嫌ながら、内心は随分とまた愉悦に満ちている。これらの(獲物)が殺しがいに溢れているからだ。――脳内麻薬による高揚感と何時もの醒め切った戦術思考が混ざり合い。奇妙な感覚が兵士の支配していた。

ギーレ少尉「久し振りだよ、こんな感情の昂ぶりってヤツは――来い。もっと来い。」

負傷しているにも関わらず、火花を散らし、刃を交え、敵を斬れば斬る程…この男の剣戟や動きは更にキレのあるモノに成りつつある。未知の得体の知れない敵との交戦で少なくない恐慌と焦りが蔓延しているハンター21小隊に於いて、彼のソレは至極ピュアな(歓び)に満ち満ちている。典型的なコンバットハイと言うには落ち着き過ぎ、――しかしながら爆発しそうな程の衝動を中に秘めた非常に危なっかしいモノ。

――――





蒼い閃光を伴う恐ろしい弾速(光速)の実体弾が、隠れて戦闘の経過を観測するゴーレム兵の一体の上半身を消し飛ばす。――薄暗く、そしてスモークと閃光が絶え間なく続く密林の混戦地帯からやや数百メートル程離れた位置で、土に塗れ、環境追従迷彩で周囲の景色と一体化した(狙撃兵)が、ほぼ(裸眼)且つ別段何の変哲も無い照準器で(見抜いて)、得物の複合式電磁加速狙撃銃で撃ち抜いたのだ。


ブッシュマン「生憎この場所の覘き見野郎枠は一人で間に合ってるんでな。場所取りは“先に来た奴勝ち”だぜ御人形さんよ…さて、と」


―上げていた戦術バイザーを再び両目に装着し、視界に浮かび上がる幾何学模様やら文字列やら数値、そして何やら図形化された地形情報のデータを併せて見て取り、注視アイコンの一部を選択、ソレは例の妨害が発生する前に情報支援で飛ばしていた飛行ドローン(T.A.R.O.N)を示すモノで、電子妨害の範囲外へ一時的に離脱させていたソレら数機を再び呼び戻した。

現状も電子装備に障害を来す煙幕は継続的に使用されているが…――別に無理矢理でも情報支援用に使用するという訳では無く。それらのドローンが(搭載しているモノ)を散布させる事にしたらしい。


ブッシュマン「何分時間が押してるんだ。――“分かり易く”させて貰う。」


――



電子妨害による画像の乱れが徐々に大きくなる。――戦闘地域一帯の密林地帯上空に数機のドローンが現れて、兵装倉を開放し、上空から複数の1リットルボトルほどのディスペンサーを投下、十分な散布界を稼いだ後に、それらがマトリョーシカの様に外装がバラけてチャフか何かの様に混戦の喧騒とスモークに覆われた戦場へキラキラと発光する粒子状のモノ(タグ)が散布される。ソレらは爆風や風により舞い上がってはより浸透し地面から木々、あるいはその場の敵味方へと付着していき、(外部)から(視る)者の目に密林内の状態をイメージとして映し出し始める。


≫リコンカスターズ機械化索敵部隊、リコンカスターズ特務部隊、コマンダー07、傘化け、ネグロ川方面ALL

1ヶ月前 No.326

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_51i

【地球/南米/ネグロ川方面(上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/奪還軍】

ナンバー07
「アッハッハッハ!ついに情報軍のお出ましだね?いやその兵装はウィンズロー・アコードのサイブリッド(戦闘用サイボーグの意)かな?かな?
おんもしろいね〜!スイスには鳩時計と傭兵以外にもハイテク産業が出来た何て!」

ウィラード大佐の相手を傘化けに任せたナンバー07は攪乱戦術でマルコ大尉とルイス軍曹を絡め取り、じわりじわりと真綿で首を絞める様に締め上げていた。
が突如現れた来訪者(コルヴス少佐)に邪魔されてしまった。と言ってもセレーネ側特殊部隊の指揮官であろう女(ナンバー07)は相変わらずの高笑い。
だが同時に現れたコルヴス少佐を見ただけである程度の"アテ"をつけてきた。戦闘能力もそうだがこの女の観察眼や知識は馬鹿に出来ない。いやこの高笑い事態
相手を威圧させ自分を低く見せる為の偽装なのかもしれないが。
コルヴス少佐へ凄まじい力でハンドグレネードを投げつけると同時に大きく跳躍し、マルコ大尉とルイス軍曹にもう一度襲い掛かる。あくまで数を減らすつもり
なのだろう。投げつけられたグレネードはEMPパルスグレネードであった。効果範囲内に居た場合サイブリッドであれば一時的に行動不能に陥ってしまう代物だ

ナンバー07
「パルスグレネードを始末しないと大事な電脳が焼き切れちゃうよ(そんな事は無いのだが)ふふ指揮官さんもーらい!」

確かに高性能なサイブリッドとは言えパルスグレネードに何かしら対処せねば、敵はコルヴス少佐へターゲットを変えて攻撃をかけてくるかもしれない。
そしてそんな一瞬の隙を突いて、跳躍しルイス軍曹のEXOシールドを上段から斬りかかる。ガンブレードに形成された高周波振動粒子のブレード部分が
シールドに食い込んでいき切り裂こうとする。だがシールド事態を真っ二つにする必要はない。少しだけほんの少し盾に切り口を入れてしまえば…
スっと押し込んだ銃口から12ゲージ00バックの散弾が無数に吐き出される。対処を間違えればルイス軍曹は無数の散弾で文字通りスイスチーズになってしまう
だがこの攻撃もまた本命では無い。本命は…そう今までの戦闘でルイス軍曹が庇っていた指揮官であるマルコ大尉だ。斬りかかった硬直時片腕で思い切り
大鉈を投げつける。攻撃方法はシンプルだが何せゴーレム兵のすさまじ筋力で投げられた鉈だ通常の防具であれば簡単に着用者事真っ二つにしてしまうだろう
コルヴス少佐を足止めし、尚且つルイス軍曹へターゲットを移したと見せかけてのマルコ大尉への奇襲。流れる様な連撃は数の不利を感じさせない。

だがセレーネ特殊部隊にとって誤算があった。それはあくまで相手が通常の人間(勿論サイブリット等は想定していたが)で構成されたごく少数の部隊を
想定して一個小隊30匹強のビショップゴーレム兵2NDを引き連れ、ナンバー07と傘化けはやってきた。だが暁を中心にした"思いがけない障害"を前に
ビショップゴーレム兵は既に15匹以上撃破されてしまっている。成るべく煙幕や閃光手榴弾で分からない様にしているが圧力は徐々に弱まって行った。
また暁やギーレ少尉がそうしている様に、ゴーレム兵を相手にした場合最も効果的なのは以外にも高周波ブレードやオリハルコンファイティングナイフ等
高性能な白兵戦武器だ。無論エグゾやAMスーツのパワーアシストを使って打撃技を放てばご自慢の変則機動も出来なくなる。
最もそれはゴーレム兵の変則回避機動を見切り、あの鞭の様にしなる腕や足から繰り出される技を見切る必要があるが…

「銃弾を物ともせず突っ込み相手が適応する前に壊滅させる」と言うセレーネ特殊部隊の当初の目標は既に達成不可能になっていた。
しかしまだ負けた訳では無い。仮にここでゴーレム兵が全滅してもハンター21チームと引き換えなら悪く無い取引だ。
どうせビッグマウンテンの科学者連中が知識欲だけで突っ走ってブロックトイや粘土で遊ぶ子供の様に作り上げた怪物(ゴーレム兵)等幾らでも替えが効く。

暁の戦いは終始ゴーレム兵を圧倒していた。が破砕手榴弾を投げた時やや流れが変わる。ゴーレム兵は之を目ざとく見つけるとしならせた腕で思い切り
叩きつけ凄まじい速度で暁の元へ送り返してきたのだ。そして暁の前に立ちふさがった二体のゴーレム兵はそれぞれアンカーショットクロー装備モデルと
高周波振動粒子ブレード装備モデルの二体。外見上他に気になる点は何かパッドの様な物を両手両足に付けている位だ。
しかし何となくそれ以上の物を感じる。それは実際に刃を交えた瞬間確信へと変わるだろう。「こいつ等は強い」のだ。二匹が連携して密林をかき分け
暁にベッタリとくっ付いてくるだけでなく、それぞれがアンカーショットと高周波振動粒子ブレードを巧みに操り暁の行動を先手を取って封じ、格闘戦では
その軟体生物の如き腕を絡ませてくる。AMスーツ越しとは言えその上から絡まったゴーレム兵の腕が締め上げれば圧迫された内部で骨折や靭帯裂傷等が
起きてしまうだろう。最悪首に絡まれたら折られる危険性もある。何より「一体が攻撃を相打ち等で封じ、もう一体が隙を突いて攻撃する」
と言う二体一組徹底した連携行動を取る事で、鬼神の如くゴーレム兵を葬った暁に肉薄してくる。下手に攻撃に傾注すれば一匹を始末する間に
もう一匹に致命傷を負わせられる。だが深追いしなければ相手も此方に致命傷を与えられない。そんなお互い決定打に欠ける戦闘が続いていく。

ギーレ少尉の元にも同じタイプが現れた。バイブロ・マチェットとゴーレム兵の高周波振動粒子ナイフがぶつかり合った瞬間に"それ"と分かる。
他のハンター21チームに襲い掛かっているタイプや、今まで自分が叩き潰してきたのとは違う。純粋に技量が高い
そいつは想像通りお得意のスレンダーマン殺法で斬りかかってきた…がその攻撃の鋭さは今までの比ではない。今まで隙を見せてしまっても何とか
負傷するだけで済んだがこいつを相手に隙を見せてしまったら確実に命を奪われる。ナイフの太刀筋からそんな明確な殺意すら感じ取れる程だ。
骨のある大物が来たとギーレ少尉は感じるかもしれない。だが今の負傷した状態ではギーレ少尉の方が獲物と成り果てる可能性もある

ナンバー07
「ゴホゴホ…あぁれれ…何で監視役が死んじゃったのかな?かな?狙撃手?ドローンが何か落した?…ああちょーっとまずいかもねぇ」

ブッシュマンによって狙撃された監視役ゴーレム兵は一撃で大穴が落っこちて蒸発した。がそれを即座にナンバー07は察知し大まかな状況まで把握している。
だが仮面で見えないが彼女は鼻から血を垂れながらしていた。ここに居る全てのゴーレム兵は彼女のテレスティックリンクによって動いている。
更にそこへ暁とギーレ少尉の元へダイレクトリンクさせた三体のゴーレム兵を送って居る為、脳に凄まじい負荷がかかっているのだ。
だがそれ故に何を行っているかを即座に察知出来た。自分に張り付いた物が恐らく妨害煙幕下における敵味方識別用のダグ付けである事も。

その為情報軍の無人機部隊と戦闘している勢子部隊とは別の部隊へ、戦闘地域上空へスカイドローンを撃墜する為のEMPブラスト弾の支援砲撃
万が一の際の撤退の為のドロップシップを要請する為、背部グレネードランチャーユニットから信号弾を発射する。

ナンバー07
「もう少し遊べると思ったんだけどなぁ」

瞑った目を開くとそこからも涙の如く血が流れおちていくのを感じつつ、セレーネ特殊部隊はその最期まで戦闘に集中した。

>> 傘化け ハンター21他

1ヶ月前 No.327

傘化け @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/南米/ネグロ川方面(上流防衛線・旧主戦場前方40キロ地点)/傘化け】


「ーーちっ、抜く暇も与えねえってかっ……!」

絶え間なく打ち込まれる弾丸の嵐。その軌道を瞬時に見定め、手首の動きと鞘の角度を変えて受け流していく。人外の域に達した業であるが、それは同時に攻める隙が無い事を表している。

人類の生み出した武器、それを扱う彼等の技量に踏み込むには、まだ足りない。此方に勝機があるとすれば、長命の存在だからこそ成せる戦闘経験のみ。己の業で彼等を乗り越えなければならない。

だが、傘化けも弾丸の速さに慣れてきた。数々の未知に触れた事で学び、成長している。


ーーその最中、再び戦況が傾き始める。目を離せないが、音と気配で状況を把握する。ゴーレム達が押されている。



「ーーっ、引き際か!」


07の負傷と異変に気づいて笑みが消える。時間を稼ぐべく、被弾を覚悟して弾丸を受け流しながら刀を抜く。

露わになるのは異様に長い刀身。その様は、東洋に伝わる長刀使いの剣士を思わせる。一転して攻勢に入り、刀を振るう。

斬、斬、斬、斬斬斬ーー

電子妨害が行われる中、ひたすらに刀を振るう。闇雲に振るうしか見えないが、襲い来る弾丸の雨を確実に切り捨てていく。それに留まらず、生み出した剣圧が意思を持ったかのように木々や兵器を斬り飛ばさんと襲いかかった。


だが、もう一つ警戒している事が傘化けにはあった。


ーー最初に見つけた死体、プラズマ弾で狙撃された亡骸。それを生み出した見えない殺戮者の存在を。


>ハンター21、奪還軍、ALL

1ヶ月前 No.328

光子王 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【地球/南米/ノヴァ・プロスペクト付近/古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊】

ジャブロー周辺を見て回っていた最中、空に浮かぶ巨大な空中空母を見つめるが
そのまま突っ込むのは幾らなんでも無謀すぎるのでするつもりはない。
さすがに其れ位の戦力差は理解している何よりもその周辺を焼かれて否が応でも空に眼を向ければ映ってしまう。
正確にはまだ外縁部施設は残っていたかそこから入れば地下に行けるが彼は考える。
地上の施設に用があればそこも修復しているはずだし艦隊だけしか存在しないという点が引っかかる。
にも関わらず殆ど何かしらの存在や気配は感じられないと見れば

(用があるのは地下、いや最初から焼き払っている以上地上には目もくれていないのか?)

自分であれば不用意に地球の緑を焼き払うという行為自体に嫌悪を抱くが相手の立場になって考えてみた。
地上に施設を残しておけば戦略兵器の集中砲火に晒されるしならば最初からなかったことにして破壊してもされても問題ない
地下の施設は地中破壊爆弾で集中放火するか海中からの侵入対策を行うだけで当面良いと考えればそちらを優先すべき
それが終わってから地上の施設の修復から作れるのだから。

もっとも地上の戦略兵器云々はSAFではなくAFTAが使ってくるのではという想定に過ぎない。

「入るのは出来るとしても地下は絶対に譲れないなら機械や警備や防衛部隊は集中配備だったらキツイかもな」

それこそこれまでの戦いで見せてきた上で圧倒的な切り札や兵器を更に持っていたら
相手の全貌が見えてないとは言え、ありえない話ではない。

「…本当に地上に奴等の施設が無ければ覚悟を決めよう」

周囲を完全に把握していない為、地下への突入は保留にして周囲の探索を続けていると
密林の中に破壊されていない建造物が見つかる。

「まだ壊されていない建物があるか、こんな近くにか?」

簡単に立て直したという改築したように素人目で見受けられたものの
人が最近使用したという形跡は足跡がない事から見て取れる。

「にしては掃除も何もされてないし…でも無人歩行機は居ると」

貨物に触れて埃を確認すると振り払い遠くから周囲の様子を確認した上で
言われていた<ノヴァ・プロスペクト>が行われている座標と位置は間違いない。
だが胡散臭い

(兵士の一人も居なくて機械に任せきりなんてどうもおかしくないか?)

しかも立て直したとは言え人が使っている形跡はなくて
この場所だけがレジスタンスに知られているということは
レシスタンスや敵対している連中を誘き寄せる罠ではないのか、という疑念だ。

(それともさほど重要度はないのか)

この施設に人は来ている痕跡は無いため、そうとも取れるが
要らない施設丸ごと犠牲にして敵対勢力の戦力を大きく削げればそれはそれで有利には違いない。

「…念のためUKUNUS量産素体型部隊には包囲させる、合図をしたら突入してくれ」

罠である可能性は否定できないが確かめる必要はあるので念には念を歩行型無人機の足跡に合わせて
ノヴァ・プロスペクトへと入っていった。

>all

1ヶ月前 No.329

仮面の奇人 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(中空〜路地裏)/周辺通り/サウザンド仮面】


「末恐ろしい子ーーいや、本当に成長が楽しみだよ」


狩人に賛同しながら言葉を紡ぐ。恐らく青年と呼べる若さであろう。そんな身で巧みな技を見せた彼に心が躍る。

それはさておき、再び巨人へと意識を向ける。ウィッチと狩人が核に攻撃を加えて再生を阻害していく。

ーー狩人が武器に塗りつけたアレ、此方側に近いナニカを感じる。似て異なるものかもしれないが、少なくとも真っ当な人間は、いや、真っ当でなくとも知らない方がいい類だ。




「トドメは僕かーーでは、ご期待に添えるようとしようかね!……巻き込まない程度に」


離れたほうがよさそう、ちょっと控えめに、という周りの嘆願(リクエスト)が聞こえたので反応する。妙にしまらなくなってしまったが、彼女にとっては平常運転なので問題ない。


「受けよ、神の雷霆ーー宇宙(ソラ)の果てまでブッ飛べぇぇぇっっ!!」

被害を抑える為に集束した魔力と電力の渦を絞り、更に回転を加えて螺旋を描く。貫通力を高めた雷の一撃を掛け声と共に巨人の核目掛けて放つ。


このまま行けば核ごと天高く吹き飛んで消滅するだろう。流石に宇宙の果てとまではいかないが。ついでに巨人の体を巻き込むかもしれないが、他に犠牲は出ないだろう。



撃ち終えると同時にパワードスーツが限界に達し、機能を停止する。軽量化したとはいえ、電力切れでスーツによる補助が無くなって体に重みがかかる。自慢の衣装もボロボロになり、豊かな黒髪や白い肌が見え隠れする。

ーーこんな事もあろうかと、服の下は特殊な化粧で肌や髪の色、ついでに顔も少し変えているので見えても問題ない。隠す理由もないが、いわゆる様式美という事にしよう。


>鈴初瀬 星奈&シュープリス01、白銀武、C.M.S.C、東区ALL

1ヶ月前 No.330

Lumen Sage @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 アメリカ合衆国某州/掃き溜め/大聖堂付近屋上/カエルム(ルーメンの賢者正装) 】 >>134


 此方からの協力の申し出を受け入れたのか、エデシアは何やら妖しげに光る小さな物体を弾き飛ばしてきた。それを受け取るなり、目に映ったのは紺色の服の若い女性。
 700歳以上は生きた私が言えたことではないのだが、外見年齢にしては大人びた雰囲気を帯びた彼女は自然な笑みを湛えながら、生身としか思えない風貌とは裏腹、成る程「最先端科学の結晶」と頷けるような最後まで正確な発音と発声で自己紹介を終えた。

 ――――と、和やかに会話でもしてみようかと思った矢先、突如異変が起こる。

「何やらよくわからない連中がおでましときたか」

 アメリカの都市部とはいえ、その中心部からやや外れたこの場所は街灯の明かりや月明かりのみ。薄暗い空間に歪みを作り顕現した東洋を思わせる(アルカナ曰わく幻魔と呼ばれる)謎の怪物達は、この季節(ハロウィンの夜)には良い雰囲気を醸し出しているものだ。
 呑気なことを考えつつも、いつもの感覚で応戦しようとした私であったが、エデシアの言葉でそれを中止した。

「確かに面倒ごとに巻き込まれるのは賢い選択ではないな。馴れているようだし君に任せよう」

 そう言って、大聖堂の屋根から地上へと飛び降りる彼女を見守って、戦いの様子を高みの見物といこうとその場に私は留まることにした。


>エデシア

1ヶ月前 No.331

エンドマークに、希望と涙を @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東区上空/鈴初瀬 星奈、シュープリス01】
【THE・亀・レス・☆ そしてルーメンさんお久しぶりなのです】

気付けば戦闘に夢中になり、敵のカウントを忘れて存分に舞った二人。
残り少なくなっていた群れに対して、レイレナードの2人は容赦をしない。

『甘い!』

シュープリスは堅実な性能を持った新型のストライカーを使いつつ星奈よりは劣るものの其れに負けぬ機動力で陽動、その中でもオーバーシュートに持ち込んでMARVEやSULTANなどと言った高火力兵器を用いてランサーを殲滅していく。
その機動力は正規兵としては特別といったほうがよいのだろうか。引きつけつつも確実に数を減らす。

「そこっ!」

対して星奈は尖りきった性能で一歩誤れば死を招く可能性がある専用のストライカー。機動力と速力に特化したその機体は打撃兵器としても運用しやすいことから、事実上魔力が残弾といっても差し支えない。
陽動されて引きついていくランサーを狙い撃つようにMARVEで仕留め時折その集団の中に突撃し混乱を引き起こさせる。
その戦い方は、まるで死神にようだった。


2人の死神によって既に虫の息となったランサーの群れは本能に従うように再び2人に針を放つ。
そのコースは2人も直撃コースになるものが多かった。だが2人はまるで止まっているように全て躱した。

殺到した針は何の意味をなさないまま落ちて行き、そして虫の息となっていたランサーの群れの中に入った2人によって返り討ちに、挙句の果てには機動力に負けランサーは同士討ちを多発する。




最後の一匹を星奈が仕留めた時、確実に星奈の魔法力が尽きた。
ふらりと落ちていく彼女を、シュープリスは受け止める。

『お前というやつは……いつも無茶をしている……』

シュープリスは自らの部隊が待つ母艦へと向かうように、東区の港にしれっと泊まっていた空母「アストライア」へと着艦していった。

>>沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)東区all


【設定追加多数あり。シュープリス関連の情報はいつ明かせるかわからん……(オイ】

1ヶ月前 No.332

seventh moon and snowstorm @voltexfbk ★1DXVdHzeIP_M0e

【地球/南米/太平洋方面→リコーンカスターズ司令部/移動中/七月、吹雪(ストライカーユニット装着)、アレサ(照月?)】

アレサ「どこに……向かうの?」
七月が装甲の件をいったん諦めセレーネ側の基地へ戻ろうとしていた時、アレサはふっと問いかけた。
当然彼女は外の世界をほとんど知らないのだから、戸惑っていた。

七月「私を受け入れてくれている場所だ。ついたらまず、ストライカーから解放する」
要件をざっくりと伝えた七月は再び黙ってセレーネ軍の司令部への帰路をとる。
アレサは戸惑いながらも付いて行っているが、彼女は今何を思っているか。それを知ることは不可能に近かった。

七月(私は再び、人を殺すことになるのか……)
自分が非力だと、七月は思う。




この時ファールド社の独立傭兵部隊などが寄せ集められ日本ではレイレナードに対して反撃を開始していたが、事態は良い方向に向かわず、アレサと同型のプロトタイプ・ストライカーが放たれるなど寧ろ追いつめられていた。
しかし、日本に行くよりも欧州の本社を狙うほうがセレーネ司令部からの出撃ルートでは事実上最短であった。


――――――


一方、少し遅れながらも吹雪はステラとともに帰路に就いており――――――

吹雪「ステラさんは、何故あの子(アレサ)を助けようと思ったんですか?」
何らかの本能が働いたのか、それともステラが持つ感情なのか気になった吹雪は、一つの質問を投げる。
もし吹雪だったら、ステラと同じ行動をとってたかもしれないだろう。





それは吹雪はアレサとの面識が強くあったのだから。だが、それを認識するまでに時間は必要であったからか、帰路に就いてからアレサのことを思い出したからかは分からない。

>>ステラ、リコーンカスターズ司令部および南米戦線all

1ヶ月前 No.333

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_12Q

【地球/南米/ジャブロー周囲一帯/ノヴァ・プロスペクト/リコンカスターズ他】

周辺を警備している二足歩行型無人兵器はアームズテックセキュリティ社製「アーヴィング」に対抗して他社が開発した同系列の兵器「ラプター」だ。
ラプターの方が一回り程小さい反面、装甲や積載量、パワー等の点でアーヴィングに劣る反面小型で使い勝手が良いのが売りで、現地南米でも採用されている。
最もそパトロールも外縁部しか回っていない為、敷地内に入った後はアドリブとなるだろう。一応監視カメラやセンサー類の反応は見られない。
相変わらず埃や落ち葉が積もった…つまり長いこと動かしていないコンテナが並んでおり、奥に位置する建物ノヴァ・プロスペクト以外目立つ者も無い

罠と疑うのも無理はない。だがここまで来ると罠ならもう少し上手くやる筈だと思う事だろう。こんな廃屋に近い建物では実際に見れば情報が間違っていた
で済まされてしまう。だがノヴァ・プロスペクトと思わしき中央建造物を調べると新しい疑問点が浮上した。この建物「出入り口が無い」のだ。
外から遠目に見れば積み下ろされたカーゴやコンテナを中に入れる為の大きな扉や、人間が出入りする裏口等が存在するが実際それ等に触ってみると
ただの壁である事が分かる。ここまで来ると怪しさもかなりの物になってくるだろう。しかし全く出入口が無いこの箱モノの様な建造物に入るには
どこかしらを破壊して入るしかない。壁(偽装ドア含む)も固い為壊すにはそれなりの力を出さないといけないだろう。

何らかの方法で破壊して侵入した場合、ノヴァ・プロスペクト内部に入るとそこはまるで別世界の様であった。外の建造物の様な古めかしさは一切なく
セレーネ式テクノロジーで作り上げられた空間が広がっている。中央部に何やら小さいコンテナの様な物が無数に並び外に全く漏れていなかったが
機械の駆動音や何より明るさからここが「稼働している施設」と言う事が直ぐに分かる。だが之だけではまだ全容が分からない。
さてそんな時何やら話し声が聞こえてきた。ここに居る職員だろうか?少なくとも警戒した兵士と言う訳では無さそうだ。其方にモニタールームなり
コントロールルームなりもありそうだがさてどうするか。勿論破壊を諦めて撤収しても問題は無い

>>古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊

1ヶ月前 No.334

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_12Q

【地球/南米/太平洋方面→リコーンカスターズ司令部/移動中/ステラ】

レイレナードの日本列島侵攻には七月等に個人的に協力している博士以外にも、先述の様にアダム・セレーネ大統領の宣言通りセレーネ共和国事態が
日本に対して軍事的、人道的支援の用意があると公式に発表している。勿論南米にある空中空母での受け入れも問題無いそうだ。


ステラ
「私はステラでいい。何故かは分からないけれどハカセが「好きにしろって」言ったから。感情の赴くまま行動するのは正しいって。だからそうした」

吹雪の問いかけに相変わらず仏頂面(特に他意は無い)でコールドドリンクに吸いついているステラが答えた。感情の赴くまま行動するのは正しい…
と言う事はあの時助けたのは本能的と言う面もあるだろうがステラの意思と言う事なのだろう。地球のウィッチとは似ている様で違う存在な筈だが
やはり地球のウィッチをモデルにしているだけあり根っこの部分は変わらないのか。それともステラが特別なのか。
初めての戦闘で興奮したのかそれとも予想以上に放熱したのか。頭部ヘルメットを解放しっぱなしてドリンクを飲んでいるステラの姿は何となく愛嬌があり
そしてセレーネ共和国とはまた別にステラ個人を信用出来る様な気がした。

>> 七月、吹雪(ストライカーユニット装着)

1ヶ月前 No.335

NEGIUSさん @magius ★LkmbrOqVrD_8gk

長いこと空けてしまい大変恐縮ですが、漸くの再開…
【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島/南区/きらめき学園沙沃島分校/飛鳥井エルシィ】
>>255
得た知識が世間では如何に小さかろうと、それを突き詰めれば他の誰にも持てない強みとして昇華される。
エルシィはそう考えており、その点ではやはり称えられるべき在り様だと言外に伝えた。
改めてこの災也青年の人となりがまた一つ分かった所で、話題が現状に移行。恐竜の実在に目を丸くしながらも彼方此方を案内される少女。
「--この世界は美しく、そして輝いている。
けれどもその一方で、この世界は醜く、そして燻んでいる」
それが彼女が世界を旅して回り、得た結論…ではない。
「美しいと思うから、美しいと思うの。たぶんね。私は…それを知りたいから旅して回ってるのかもしれない」
この世界は素晴らしいと、災也青年の様に胸を張ることはエルシィにはまだ出来ない。
「旅を止めることはいつでも出来る。だから、私は私なりに楽しんで生きることを目指しているんだ」
通路から見渡せる窓の向こう側。架空と現実が入り乱れるこの広い世界に、想いを馳せる様にエルシィは笑った。
そうして暫く歩いた頃か。ロボ部の専用施設に差し掛かると、どうするの?という様に災也青年を見上げる。

>防森災也、ちゃっきー、他all

1ヶ月前 No.336

PEUドイツ/ベルカ連邦海軍所属W.F @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_LoN

【地球/ユーラシア大陸/欧州戦線/海上→移動開始(虹の霧※エイプスコンサート)/シャルンホルスト(艤装顕現)、????、ゲダツ】


奇妙で極めて怪談めいた話ながら、何処か異様で魔的ながら神秘と――儚さ、それに何故だかどうにも(懐かしさ)を覚えてしまう唄声。だがそんな怪現象に見舞われている事以前に、唖とした表情のまま涙を流し続けるヒトの姿をした艦(シャルンホルスト)は、自分と同じ様に何故か涙を流しながらこちらを見据え、何かしら掴みどころの無い、しかし確かな(違和感)に苦しみながらも思い出さんとしている深海棲艦の正規空母クラス(ヲ級)、そうこうしている内に霧は完全に周囲を覆い尽くした。

――

シャルンホルスト「…!、どうして、何故…その名を?」

意識と時間の間に奇妙な(ずれ)を感じる。――あの唄は先ほどから聴こえていた筈なのに、今し方鳴り出した様な、そんな感覚。

一方で、目の前の(敵)が放った言葉に、驚愕を覚えながらも何とか返事を返す巡洋戦艦な彼女(シャルンホルスト)は困惑と、しかし奇妙な確信を持ちはじめていた。間違いなく自分は目の前の彼女(空母ヲ級)と何処かで逢った事があるのだと…そしてそれは途切れ途切れな筈なのに、垣間見える断片は確かな鮮明さを持っている。

――





ゲダツ「knyshg#。jsl@〜ざぼふっ!ごぼぼぼぼぼぼぼ」

ドボンッ!

何やらもがく様な音と――遅れて聴こえる重量物の着水音。

割と直ぐ近くだ。

――それから溺れ掛け、というべきか何だか良く分からない誰かの手が自分の膝辺りに触れ、ずしりと重みを感じる、それから腰周りに長身な誰かの長い足がしがみ付く様に絡み付き、艤装越しの肩に腕が回り、丁度自分の頭辺りに、その何者かの胸板が位置し、上からこんな声が聴こえる。――密着した部分から熱を、人肌の熱を感じると言う事はつまり、自分(シャルンホルスト)にしがみ付いて来たコレは――ヒトだ。

ゲダツ「――不覚!このおれがまさかこんな場所まで流されて来るとは…此処に丁度良く浮遊物が在って命拾いをした。む…柔らかい――?」

シャルンホルスト「…………………この男、何処かで?」


霧で目が利かない状況とは言えども、間の悪い時にこの妙な大男はこんな場所まで流されてきたモノである…今のこの二人の状態は、恐らく彼女(ヲ級)から見ても色々と犯罪的な物に見え兼ねない(当のシャルンホルストはそれどころではないので大して気にはしていない様だが)一方で当然の事ながら、恐ろしく虚ろな視線(普段からではあるが)をしがみ付いた者(シャルンホルスト)から向けられて――一瞬何が起きて自分が何をしたのか理解出来ていなかった蜘蛛頭に大男(ゲダツ)は…その視線で一瞬動きが止まり、反射的に反対側(ヲ級)の姿を見て…

ゲダツ「…まさか…お、お前たちは『何時ぞや』の――ふなy」

慌ててしがみついていた巡洋戦艦(シャルンホルスト)から手と足を離そうとしたが、今度は逆に大男の脇腹と肩に彼女の手が回り、逃がさないと言わんばかりに微動だにさせず…

シャルンホルスト「“何時ぞや”?…貴様、何を知っている?――答えろ!」

…この男(ゲダツ)は何かを知っている。自分とあの子(ヲ級)に関しての(何か)を――


―唄声は何時の間にか止んでおり、静寂が霧の海を再び支配する。


≫空母ヲ級、欧州戦線ALL

1ヶ月前 No.337

C.M.S.C国連委託治安維持部隊/狩人と賞金稼ぎ @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_LoN

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(中空〜路地裏)/周辺通り/スパイク・スピーゲル、その他多数。ランサー(殲滅)、ジャイアント・ペトラ・ガイガス(撃破)、狩り立て憑きのセドリック、C.M.S.C警邏部隊(地上部隊・航空部隊(歩兵下車・封鎖線構築・機動展開完了、AH-2ローイファルクMk3攻撃ヘリ分遣隊、C.M.S.C航空歩兵一個小隊(ゾーラ准尉、キバキ少尉、他小隊指揮官含め六名)】


ゾーラ≪あいよ!そんじゃお言葉に甘えて…全員後退、分隊集結!からの〜全周防御!≫

変わり身早し、もとい近接防御の為の魔力障壁(シールド)を引っ込めつつ宙返りする様な形での空中機動で速やかに彼(白銀)の指示に従う形でその機体の後方へ移動、彼女(ゾーラ)の部下のウィッチ達も指示に倣い散らされた蜘蛛の子の様に一斉に攻撃態勢を解除して各個に分隊長へ続いて戦術機の後方へ事実上の“止め”として(大技※控え目)を繰り出さんとする(道化)もとい彼女(サウザンド仮面)謎の怪人物風ヒーローの強力な雷霆の一撃による(考えられる色々な危険)へ備える形で身を隠し、尚且つ其々で再び魔力障壁を展開させて四方からの衝撃や破片に対する守りとする。

C.M.S.Cウィッチ7≪准尉?頭を出したら危険です!≫

ゾーラ「なに、ちょっとばかし…。よっと眩しッ――でも流石にこれならいけるでしょ!」

F-35Sペリグリー戦術機…遮蔽物役を買って出た彼(白銀)の駆る機体、その背部へ隠れ、且つ全周防御姿勢を取るC.M.S.C機械化航空歩兵第三飛行中隊、第二分隊の面々の内、分隊長のゾーラ准尉は滞空しながらも機体の肩部越しに顔を出して、彼女(サウザント仮面)が放った周辺被害を弁え配慮した(集束)されし眩い閃光の雷霆が――下方より不穏かつ不可思議な青白いナニカを塗りたくられた(狩人)の鉈鋸をそのまま深々と突き刺されたまま著しく刃から滴るナニカ(■■■)に侵食され劣化していくジャイアント・ペトラ・ガイガスのコア(核)、カボチャ大ほどのサイズの激しく赤く点滅しているソレを文字通り打ち上げ、尚且つ(打ち砕い)た。

――直撃するコンマ数秒前に(狩人)の方はするりと得物の切っ先をコア(核)から引き抜きつつ、何事も無かったかの様に上空から飛び降り着地し、成り行きを見届けるように上方を見上げる。そんな彼のノコギリ鉈の切っ先は既に折り畳まれて収納されている――どうやら決着を見越していたらしい。

セドリック「散り際は中々魅せてくれるじゃないか…異界の獣(グリム)。」

―(貫かれ)、コア(核)を砕かれた無機質巨人型グリム(ジャイアント・ペトラ・ガイガス)は打ち上げられながら、コア(核)が消失すると同時に本体を構成していた材質が、在来のモノはグリム特有の(消え方)である幻想的な赤い輝きを放つ粒子状になって跡形も無くなり、周囲から取り込んだ建物や街路の雑多な素材はそのまま瓦礫として落ちて行き、元のの何ら変哲も無い細かいガラクタへと変わって行った。ぱらぱらと残骸が申し分程度に振り、結構な規模の破壊を引き起こした存在としてはかなりあっさりとした最期だったと言えるだろう。

ゾーラ≪ひゅー!お姉さん、お見事!――よし、スチェラ(C.M.S.Cウィッチ7)は負傷してるようならあの人の手当と搬送を、ナディン(C.M.S.Cウィッチ8)、キャンディス(C.M.S.Cウィッチ6)は周辺警戒。…まー空の方も片付いたみたいだし。≫

そう言いながら、隠れていた戦術機の装甲をコンコンと小突いて、共闘者へ(お疲れさん)と一声掛けつつ…

C.M.S.Cウィッチ6.7.8≪了解≫

スチェラと呼ばれていたゾーラの部下のウィッチ、(固有魔法)の中でも貴重なモノである治癒魔法(促進タイプ)を有している(それ以前に衛生兵としての訓練は受けているので魔法以外での応急手当も出来なくは無い)三つ編み黒髪の少女は携行していた突撃銃をスリングで背に掛け直しながら(外見上は)ボロボロになっている現地協力者の一人(サウザント仮面)へと低空/低速で滞空しながら頭上から近付いて声を掛ける。――相手の様相に少々驚きながら。

C.M.S.Cウィッチ7「大丈夫ですか?動けますか?」

一方

C.M.S.Cウィッチ1≪クングル1よりクングル5、此方でも地上目標の排除を確認した―――損害と状況報告を≫

ゾーラ≪了解、小隊長。第二分隊は消耗・負傷共に0、周辺警戒を引き続き継続中――それから“現地協力者”の件なんですけどね?≫

C.M.S.Cウィッチ1≪其方も把握している、該当勢力所属と思われる人物の件だろう?…安心しろ。現状で此方で彼(白銀)をどうこうしろという命令は下りていない。現状我が社(我が国)は南米での紛争に対しては中立・非干渉の立場だ。≫

ゾーラ≪やった!それなら何も文句有りませんよ小隊長。あ、それから今日のシフトが終わったらちょっと何人か連れて外出許可取っても(ry≫

C.M.S.Cウィッチ1≪……ゾーラ、毎度言わせるが場と時間を弁えろ。――軍の“あの人”が今のお前の台詞を聞いていたらこってり油を絞られてただろうに(ため息交じり)まあ良い。許可は出しておく。だが武装は忘れずにしていけ。≫

ゾーラ≪ゲェ…アイアイマム!そりゃ(この島)で丸腰でいろなんて頼まれたってしませんよっと≫

そんな能天気なやり取りを他所に、周辺のベオウルフ(グリム)の方は封鎖していた警邏部隊が掃討を完了、周囲のブロックごとに索敵殲滅を完了していたらしい。地上のC.M.S.Cの地上オペレーターと装甲車両、それからアーウィング(無人歩行兵器)がこの辺りまで入り込んで索敵しながら元の警邏ルートへと戻ってゆく。

その頭上には空中管制と近接航空支援用に飛んでいるAH-2ローイファルクMk3攻撃ヘリが滞空している。

≪HQより作戦区域の全部隊へ、掃討完了を確認次第通常業務へ移行せよ。ご苦労だった。≫

―――



キバキ「去ったか。」

C.M.S.Cウィッチ4≪そういえばあちらさん(レイレナード)の航空母艦も東区の港湾施設に停泊してるって話、企業内紛が国際紛争になるなんて珍しくは無いけどさ。――デカい企業になると色々複雑なんだろうねぇ。此処(沙沃島)は色々と主権が曖昧だから離反勢力からすれば良い隠れ蓑になるんだと思うよ。≫

キバキ「………………」

世間話でもする様に、キバキの呟きに共有無線内で同僚のお喋り好きなウィッチがそう続ける。この御時勢では大なり小なりの紛争は珍しくも何とも無いというイメージがあるものの――勃発したと言うソレは結構な規模らしい。残存していた蜂型グリム(ランサー)を掃討し急速離脱していく機影(最初の彼女を後発の増援のウィッチが抱えて行ったらしい)

地上の怪異顕現体群(グリム)の掃討も完了したと言う通達を受けていたので、地上の件が片付き次第、ベース(拠点)への帰投する事に成るだろうが…その後は多分あの同期の(用事)に付き合わされるだろう。

偶にはそういうのも悪く無いか…と珍しく彼女は考えていた。

―――



――

セドリック「“狩り”の刻は終わり、一幕明けてまた一幕墜ちる。―心せよ…(この場所)へ居続けんとするならば、降り掛かる災厄は…こんな生優しいモノばかりでは無い。」

唐突に現れて、唐突に消える。険しく皺を歪めた(狩人)もまたその辺は徹底しているらしく。この場の面々にそんな忠告めいた言葉を残し、風に巻かれて掻き消される霧の名残の様に消え失せる。



スパイク「……ん、終わったか。」

直ぐ隣の建物が戦闘の余波で倒壊している有様を尻目に、んっ…と伸びをしつつ立ったまま寄り掛かっていた壁際から立ち上がり――漸く異界の怪物による包囲網が解除されている事を見遣りつつ――(依頼)はまた振り出しからだな。と何処かしら疲れた様な声でぼやきつつ…携帯端末を片手に周囲の様相を特に気にする事無く。当初からこの賞金稼ぎ(カウボーイ)が追い掛けていた(ターゲット)が逃げて行った方向、即ち此処から更に島の内陸部へ向かうルートを見据えて、多難の一部がこの様ならどう考えても割に合わねぇかな…とか呟きながらトボトボと歩き始めその場を後にする。


≫鈴初瀬 星奈&シュープリス01、白銀武(戦術機搭乗中)、サウザント仮面、東区ALL

29日前 No.338

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_12Q

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道路上/白銀武】


「終わったか…ふぅみんな無事でよかった。こんな事ならぐだぐだせず最初からコイツ(ペレグリー)を出しときゃよかったなぁ」

ジャイアント・ペトラ・ガイガスの最期を見届けた後、一帯の戦闘自体が終結に向かっている事。何よりここで出会った人々ゾーラ達ウィッチに
ハンターの紳士セドリック、仮面の麗人サウザント仮面…その全員が無事な事が一番嬉しかった。軍紀違反その他諸々を覚悟して機体を出して良かった
コックピットを解放してハッチの上に降り立ち、強化装備の首筋を操作しヘルメットを外す。カチャカチャと音を立てて格納されたヘルメットから素顔を晒す。
之には自分に敵意が無い事を証明する為でもあった。最初はお目こぼしをしていたかもしれないがこのペレグリーの機体性能を見せつけた後だ。
セドリックやサウザント仮面等はさほど気にはしないかもしれないが、C.M.S.C等は警戒心を強めるかあるいは捕縛しようとするかもしれない。

「ああ皆お疲れ様…で誰も何も言わないって事は目を瞑って貰えるって事か?なら有り難い。俺はいいけど流石に機体を渡す訳にはいかないからな」

ゾーラに返事をした後他のウィッチ等の行動を見ながら聞こえる様に呟いた。白銀はこれ以上戦う気等無い特に人間同士の戦いなら尚更だ。
だったら自分の首を差し出して、その隙に機体(ペレグリー)だけ逃がすつもりだったがどうやらその心配も無さそうだ。人がいいのかそれとも向こうもこれ以上
戦う気等無いのか。どちらにせよ都合が良かった。そしてこれ以上自分が出来る事も無いだろう。であればさっさと帰った方が良いだろう。

「俺は暫くこの島に居るつもりだ。またこんな事が起きて手が足りない時は今回みたいに目こぼししてくれるなら手伝うぜ。じゃ皆またな!」

別れのあいさつの後、最後はコックピットハッチに立った自分と機体の両方が手を振ると言う芸当を見せた後、白銀はコクピットに戻ってハッチを閉じ
ペレグリーの跳躍機関を静かに起動させ、ジャンプして離脱した。空に浮かぶ途中姿を消した上レーダー上からも消えたと言う事は相当高度なステルス機能を
持っているのだろう。確かに形状はペレグリー(戦術機)だがあの人間の如き柔軟な運動性と高度なステルス性はどちらかと言えばAS(アームスレイヴ)に近い
かもしれない。どちらにせよ闖入者は跡を濁さず静かに消えて行った。

>> .M.S.C サウザント仮面 東区ALL

27日前 No.339

空母ヲ級 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【地球/ユーラシア大陸/欧州戦線/海上/空母ヲ級】


ーー全てを包み込むように霧へ覆い尽くされた。

正体不明の機械群も、同胞の亡骸も其処にはない。空母ヲ級とシャルンホルストの二人だけになった。まるで、世界から二人だけ取り残されたようにも映る。

「ーー頭ノ中ニ、浮カブノ……何処カ、遠イ、夏ノ海……ソコ、デ、貴女ニ……」

ーー艦娘からの問いかけに答える。

感情が溢れ出して、涙が止まらない。途切れ途切れだった記憶が色づいて、少しずつ繋がっていく。記憶のパズルピースが埋まっていく。

「ーーふぇっ!?」

ーー描かれた思い出が浮かびかけたところで、着水音。かなり大きくて重みを感じる。思考が途切れて、驚きのあまり声のエフェクトが外れた。

「ヲッ、ヲヲヲ……」

溺れかけていた人物は艤装越しに艦娘の身体へとしがみついた。色々と際どい状況であり、犯罪的である。

憲兵さんこっちですーーというノリはさておき、この光景に何故か、非常に、既視感を覚える。

「ソノ、髪型……濃ユイ覇気、何処カデ……」


何かを思い出しそうになる。忘れようが無い筈の存在感。

彼女とは別の意味で鮮烈な、例え忘れたとしても思い出せるような衝撃ーー

「フナーー今、何テ……?」

言いかけた言葉に思わず詰め寄る。反射的に彼女から撃たれておかしくない行為なのに、躊躇いなく。


>シャルンホルスト、????、ゲダツ >>337

27日前 No.340

ケース・オレンジ(”掃き溜め”にて) @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_LoN

【アメリカ合衆国某州/掃き溜め/大聖堂外部(大聖堂前通り)/ゼノン・エデシア(交戦)、???(敵対的※多数)、???(敵対的※多数)】

<ケースナンバー29908A“幻魔”異なる異世界の超古代文明由来の高等知性体(魔族)です、基底現実(現実世界)では概ね悪魔や妖として認識されています。我々(評議会)も過去に少なくない回数、彼らと接触していますが――此方の交渉には耳を貸す様子も無く何れのケースも武力衝突に陥っています。…残念ながら今回も交戦を避ける事は出来ない様ですね。>

何処か憂いを含んだ声色で、オペレーター(アルカナ28)は早速、一先ず高みの見物と洒落込んでいるカエルムへ口頭での簡単な説明と彼の視界内へ簡易な画像資料を伴った情報を投影する。―面白い事に閲覧する者に合わせて文面の表記がリアルタイムで変わるらしく、シンダール語(主にエルフ系列の言語の一つ)やらヴェーダ文字、異世界の様々な言語体が移り変わると共に物の数秒でカエルム向けの英語表記(一瞬“天使文字”に切り替わり掛けたのは偶然かも知れない)に変わる。

非常に高度な技術が用いられた(自我)を持つ(元民生向けアンドロイド)、しかしながらソレらの幾らかは(評議会)の(錬金部門)の手により後付け(この個体の要望でも有る)されたもので、凡そ9割方は彼女(アルカナ28)が元々“存在”していた(世界)の技術基準の物だ。今は亡き大戦で滅び去ったとある世界線の地球――――しかしながら(回収時)にはボロボロの状態であった“彼女達”の量子メモリーチップには確かにその記憶が残されていた。思い出も、終わりへとひた走っていた終末の時代の記録も、そこにかつて生きていた人々の姿も…

――

駐車されている乗用車の車上から啖呵を切った挑発的な白い(紋章官)の言葉に包囲してきた異邦の異形(造魔)の群れは、構えた段平を閃かせて一息、その改造された四脚から繰り出される恐ろしい瞬発力で跳躍して瞬時に距離を取ると同時に、四方上方下方から刺突で串刺しにせんとする。優に十を超える段平の切っ先が黒色を基調としたローブを文字通り八つ裂きにしてみせた。

だが肝心の(中身)、着用していた本人(エデシア)が見当たらない…

答えは簡単である。

「頭上注意だ、四ツ目共」

闇の中でギラギラと妖しく緑色に光る四対の目。

それらの異形の兵らの頭上に――自身の身体を軸にしてとても空中で出来るような挙動ではない動き、頭から落下しながらの――深く鋭い斬り払い。

重量級の得物(クレイモア)ながらも彼女自身の人外の凄まじい膂力が小枝でも振るう様な軽快さを可能にしているらしい。迸る剣閃が異形が着込んだ軽装の胸当てや鎧ごと怪物たちの上半身と下半身を生き別れにさせる。

―バシャリと鮮血が飛沫をあげて飛び散り、最初に自身を囲んでいた4〜5体を瞬時に撃破すると舞い上がった血の細かい霧に紛れて更に接近していた数体に腰を低くして接近し、一体目を逆袈裟で斬り裂き、それを足場にその背後の一体に跳躍際の兜割り――を通り越して縦に真っ二つにせしめた。再び血潮の奔流が飛び散りソレを浴びながらも油断の無い表情と動きで跳躍して同じく斬り掛かってくる異形を迎え撃ち異形の怪力を込められた重い段平を携えた複数の腕による連続的な剣戟をクレイモアの剣身で滑らせる様に受け流し、その衝撃すら都合の良い様に利用して相手の懐へ入り込みシンプルに首を刎ねる。特に魔術の類や術式を用いている訳でもなく、純粋に一対多数を想定した実用的且つ情け容赦の無い剣戟で40以上居た異形の兵らの数を瞬く間に減らして行く。

「あの忌々しい“蟲”の大群に比べれば斬れ味は素直な分、戦り易い…良いよねぇ?真っ当な近接戦で斬り合うって」

返り血に塗れてローブの下の白肌や、彼女の白髪も魔を含む血で赤く染まっている。

<目標群の殲滅を確認、該当地域での新手の増援は確認出来ません。――通常任務に戻って下さい。Miss.エデシア>

「はいよ。」

――最後の一体を一文字に真っ二つにして、ほんの数分で殲滅を果たした彼女は見物していたカエルムに改めて地上から声を掛ける。

「肩慣らしには悪くなかったかな。――そういえば君は君でどうして此処(掃き溜め)へ来てたんだっけ?…まあ今更だけどさ。」


≫カエルム

26日前 No.341

Lumen Sage @makita ★Android=1ZJoxJicBJ

【 アメリカ合衆国某州/掃き溜め/大聖堂付近屋上/カエルム(ルーメンの賢者正装) 】


 アルカナが突如現れた幻魔に関する解説を、まるで“感情を伴っている”かのような声色で始める。とはいえ外見が如何にも人工物であるわけではない彼女は、その方が自然といえば自然であり、彼女が憂いを秘めた口調になった理由が気になりつつも案外すんなりと私は受け入れていた。
 だがその気になることも、展開されたビジュアル資料と共に見たこともないような様々な文字が映し出され、最後に英語に収まった、最先端最新鋭を誇るであろう科学力で吹き飛ばされていた。いったいどういう仕組みなのか、閲覧者の通常使用言語を判断し表示できるようになっているようだ。(一瞬、天使(神)文字が映ったような気もしたが、気のせいかもしれないと言えばそうなのであろうぐらいの速さで切り替わってしまった)

 この謎のテクノロジーも興味深いものではあるが、私はアルカナの解説の「超古代文明由来の高等知性体」と述べた部分に意識が向いた。

「魔族といえども、魔界の住人とはまた別の存在か……。確かに似ているようで雰囲気が違う」

 アルカナは魔族と言ったが、カエルムが魔族や悪魔といって思い浮かべるのは、超古代文明のそれでもなく普遍的に存在し続けている魔界の住人だ。どちらかといえばアルカナがいう彼等は魔導器に似たものだろう。つまり、自分が見た子どもを介して顕現した悪魔とはまた別物であり関連性も小さいということだ。

「――――それにしても、あの容赦ない戦い方は既視感があると思っていたが、白い髪に白い肌……知り合いの魔女にそういう女がいた……教師をやっているらしいが」

 顔や胸は似ていないのは明白だが、あの戦闘能力に抜群なスタイルバランスと白い髪は、闇の左目セレッサの親友でアンブラの魔女ジャンヌを彷彿とさせる。次期魔女首長候補として挙げられていた程の実力の持ち主だとか。そんな彼女が掃き溜めで学校の教師をしているというのは、コメディーとしてならなかなかの設定だろう。
 そんなことをふと思い出しつつ、エデシアが魔物退治を終えるのを見届けると、彼女の方から私の方を見上げて掃き溜めに来た理由を訊ねてきた。

「私は何年間も掃き溜めの住人だ。裏社会の人間も多いから仕事も結構転がっている。……友達も沢山いるし離れる理由も特に無い」

 いや、こんな他愛もないことを言うより、エデシアには伝えなければならないことがある。

「それよりも、私はこの大聖堂で、人間の子どもを媒介に人間界に顕現した魔界の住人を目撃している。そして、天使も異変を察知し顕れたんだ。奴は、この世界のバランスが崩れつつあると……。実際、魔界の住人がアンブラの魔女を介さず人間界に侵入するという事態は滅多にない。しかも人間に危害を加えて……。君は何が起こっているのか、知らないか?」


>エデシア

22日前 No.342

光子王 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【地球/南米/ノヴァ・プロスペクト/古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊】

ノヴァ・プロスペクトと思しき周辺に入り、中央建造物を調べてみるが
結論から言おう、何の用途で作られたのか摩訶不思議でしかなかった。
人間が出入りすると思しき裏口も、カーゴやコンテナを中に入れる為の大きな扉も見せ掛けだけのフェイク
つまり開くはずのない壁という出入り口の無いという不自然極まりない場所―

どうなっている?その一言が最初に出てくるのが普通だが
古見敦也は沈着冷静に発想の転換を加わえながら思考を巡らせる。
一つはリコンカスターズは広義的な宇宙人に当たる、ならばあの者達は未知なる地球外生命体や異星人と関りがあってもおかしくない
それこそ理解不能な存在達もいるだろうそう言った連中に関わる施設―俗に言うUFOの秘密基地として作られた場所。

馬鹿げている、と一笑に付すのはのは簡単だが住民達も居なくなった事でさえアブダクションとしか思えないことも起きている以上
そんな簡単に否定をしていい物なのかという考えと普通の人から一般な常識や定義から逸脱したことさえ出来るのが
オカルト的な存在にしろ地球外生命体や異星人にしろ得体の知れない存在には変わりはしない。

もう一つは家に偽装した何かしらの人の要らない軍事施設か戦略兵器の類なのか…
でなければ入り口がないのに腑に落ちるし筋も通るが…
更に突拍子がないのはこの地に何かを封印する為にこの施設を作ったのではないかという疑念だった。

この南米の地で何を封印するのかは定かではないが、相当危険な存在を建物に封印するなら出入り口は必要ない。
地球を呈よく廃棄する地に見立てたとも見えるが…

(相手について知らないことが多すぎる以上普通では考えられない在り得ない事を否定すること自体が在り得ない)

考えすぎならばそれはそれで杞憂で済むのだ、相手は常識では起こせない事を起こしているのならば
常識では捕らえられないあらゆる視点で見る事が重要だと古見敦也は感じていた。

「力技で破るしかないか」

出入り口は存在しない、ならば仕方が無いので中央建造物の壁を音を余り立てない静かに行う蹴りの集中連打を瞬く間にして破壊して内部に入る。
そのまま侵入すると明らかに外とは別世界と言っていいほどになんとなく例えるなら工場に見えなくも無い。
何れにしろ稼働している施設には違いなく、何が動いているのか調べてみるかと思った矢先声らしき物が聞こえる。

(今のは声か?こんな外にも出られない場所で人がいるのか?)

先ほどの考えからこのような得体の知れない施設で普通の人が居られるものなのかという内部を見ても尚更疑念しか湧かず
そっと気配を殺しながらも話し声のする方向へと歩みを進める。


>all

【正直怪談新耳袋の山の牧場のイメージが湧いたのは自分だけでしょうか】

18日前 No.343

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_12Q

【地球/南米/ジャブロー周囲一帯/ノヴァ・プロスペクト/リコンカスターズ他】

不審な建造物内部は無機質かつ清潔な感じがまるで病院の様でもあった。中央が吹き抜けになっておりそこには地下からまるで伸びる塔の様にコンテナが
ずらりと伸びている。建造物自体も下へと広がっている様で進んでいくためには下へ下へと降りて行く必要がある。最もこれ自体は特に疑問は湧かないだろう
ここはジャブローかつて旧地球連邦軍最大の地下基地だ。地上の建物がダミーであったなら下つまり地下が本命と言う事になる。
声の方向へ進んでいくに従い少しずつ下と降りて行く。エレベーターに類する物は見当たらず階段しかないのだがその代りにここにも警備が見当たらない。
それなりに広いとはいえ地下の屋内だここで戦うとなると面倒な事になるだろう。だが警備兵どころか人一人鼠一匹いやしない。

コツ…コツ…自分の足音だけが薄暗く無機質な階段に響く。他に聞こえるのは先ほどの話し声とゴウンゴウンと時たま地下から響く何かの駆動音だけだ。
まるで夜の病院に居る様な錯覚に陥りそうだ。そうしていると漸く話し声がはっきり聞き取れる位置までたどり着いた。丁度一階下の部分に声の主はおり
何やら口論している様子。階段部分から通路に出て吹き抜けから下を覗けば姿も見れる。そして姿を見て驚く事だろう何故なら声の主は
どう見ても人間では無かった。片方はやたらテンションが高く妙な"なまり"で話し子供位の大きさだ…それはいいが妙にデカい頭部と黒一色の大きな瞳。
そして灰色の肌。「あ宇宙人だ」思わず口に出してしまいそうになる位絵に描いた様な宇宙人…所謂「リトル・グレイ」がそこにた。

それだけでも十分衝撃的なのにもう片方は背が高くアンモナイトの様な固く独特な頭部の形状をしており、顔もまるで骸骨の様でいてぎょろりと赤く光る眼が
"それ"が人間では無い事を言葉以上に雄弁に語っている。声の主…宇宙人?と骸骨の化け物は相変わらず通路を歩きながら会話を続けていた

宇宙人?
「せやからおっちゃんホンマ頼むわ〜このとーり!今回だけ取り分をちーとばかし多めにさせておくんなまし」
骸骨の化け物?
「またか宇宙ザル。今回だけというのは一体何度目だ取り分については最初に決めておいただろうが。ワシも新しい息子を作る為に数が必要なのだぞ」
宇宙人?
「いやー今月は予定外の出費が続いてもうて。このとーり!次の収穫はもうちょい気張って集めてくるんで!神様仏様幻魔様!御願いします!」
骸骨の化け物?
「全く忌々しいふざけた宇宙ザルだ。仕方ないだが借りは返してもらうぞ」

その後両名はコントロールルームかモニタールームらしき部屋に入って行ってしまう。すると突然今まで動きが無かった屋内が振動を始めた。
中央吹き抜け部分にあるコンテナが稼働した様だ。レールに沿ってそのまますごい速さで上へと進んでいくのだが…ここでまた直ぐ疑問が浮かぶだろう。
「上は天井があるのでは…?」だが吹き抜けから上を覗くと天井にはまるでそこだけくりぬいた様にぽっかりと穴が空いていた。天井をくりぬいたと言うよりも
「空間をくりぬいた」と言った方が正しいだろう。少なくとも先ほど壁を壊して入った建造物の中とは全く違う空間がそこには広がっている。
そして暫くコンテナが上へと流れていくと、その穴は一瞬で閉じてしまいレールの稼働もストップしコンテナも止まり、元の状態になった。

此処まででかなり情報を入手出来た事だろう。最後のは明らかにワームホール系転送技術だ。そしてその先に運び込まれる大量のコンテナ。
地下深くに広がる謎の施設。更には明らかに人外な存在。あの人外二人?組を追いかける事は簡単だ下に降りて二人組が入った部屋に入ればいい。
だが…本能的にもう一つの考えが浮かぶ事だろう「今ならまだ引き返せる」「もうこれ以上進んだら引き返せない」という考え。
人間の防衛本能から生まれる至極当然の考えだ。どうやら想像以上にディープな世界へと足を突っ込んでしまったらしいこれ以上進むと一体どうなるか
さて降りて進むか。それとも引き返すか…

> 古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊


【確かにちょっと怪談っぽくはしてあります】

18日前 No.344

幽玄と夢幻の島/巡り合わせの珍道中 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_yO9

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(路地裏)/建物(伽藍の堂内)/青崎橙子、ルビー・ローズ】


橙子「金目目当てに狙う者もいるといえばいるだろうな。――それでもこの島で運び屋稼業をしてる連中は少なくない。こんな土地だからな、必然的に怖い物知らずの手練れだらけになる訳だ。…そう、これが今回の“品物”さ。」

不吉な気配を感じ取ってやや引き気味且つ警戒気味のルビーと対照的に、比較的冷静な様子で柳行李を観察出来ている辺りは流石に年季が違うと言った処か、そもそも彼(嶽丸)自身も寧ろ現し世(うつしよ)の者では無いだけに、注意はすれどそれほどまで本能的な脅威は感じる必要も無いのかも知れない。

橙子「気休めかも知れないがそうそうの事じゃ開かない様に封が成されてる、少しばかし調べた分でも随分と念入りなものでね。(前の持ち主)は余程コレの“中身”に関して精通していたんだろう。」

――そんなに危険と承知しているモノを何故手放したか、管理し切れなくなったのか…もしくは管理者自身が既にこの世に居ないのか。そんな代物に態々大金を払って入手せんとした今回の(受け取り先)も余程の物好きな変人か蒐集家か、もしくはその(モノ)の“力”を利用しようとしている者なのかも知れない。そもそもこんな島で長く定住している様な手合いなのだから何らかの訳ありなのは間違い無い。

ルビー「――うぅ…なんか少し気分が…………大丈夫、ありがとタケマルさん、…落ち着いた。」

余り(柳行李)を直視しない様に少女は努力する。何処か自身の奥底から湧き上がってくる奇妙な強迫観念――(開けなきゃ)という余りにもストレートで強烈な暗示――差し出された手を握って息を整えた彼女を見て、人形師は…やはりこの(中)に在る物は意思を有しているのだろうな。と推測の一つを確信した。

橙子「数週間以内、配達先は特に期限は定めて来なかったからね。急ぎでは無い。」

そう説明する人形遣いの魔術師を他所に、改めて深呼吸をして息を整えたルビーは、どこと無くこの不気味な(柳行李)に対して対抗心を抱いたらしい。生来負けん気は強い性質なのだろう。

ルビー「うー、こんなプレッシャーなんかに負けてられない!行こうタケマルさん、ささっと済ませちゃうんだ。」

そう言ってサイズ的には結構大き目のソレ(柳行李)を見た目に似合わない腕力で持ち上げて担ぐと、早速外へ出んとする。――通りの方で起きていた怪異(グリム)騒ぎも一応既に傭兵部隊や民間協力者の手により掃討されて収束したらしいが、騒ぎが起きる前に比べるとまだ人の戻りは少ない。

つまりそれは面倒に巻き込まれる可能性も少ない。という事でもある。

≫嶽丸、(東区ALL)

15日前 No.345

光子王 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【気にしてないんで大丈夫ですよ、続くだけで儲け物なんですから】
【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島/南区/きらめき学園沙沃島分校/防森災也、ちゃっきー】

―この世界は美しく、そして輝いている。けれどもその一方で、この世界は醜く、そして燻んでいる

美しいと思うから、美しいと思うのかそれを知るために彼女は旅をしているという言葉に
そういう見方もあるのかと素直に思い関心を抱く。

「なるほど、結局世界が混沌として滅茶苦茶になってもそれを美しいと知りたいという理由で
旅をするというのもありなのか…」

ふむふむと頷くが馬鹿にする意図はない。そういう人間と出会えたこと自体が新鮮な体験だった
彼個人もいろんなバックパッカーもルンペンも旅する人達を見てきた中でそんな人は居なかったから。

「僕はそうだな、世界ナゼそこに?日本人という番組を知っているかな?」

突然とある番組の話をし始めるが、気にせず続ける

「その番組で世界で活躍する日本人を紹介するんだけど、その人たちはいろんな国に居るんだ」

それこそ発展途上国と言った貧困や治安の悪い国々も含まれている
その人達は様々な理由で異国に住んでいるが多くの人たちは

「そして殆ど無給や対価を貰わなかったりあるいは見合わなくても見知らぬ誰かを助けている」

こんな危険な世界になってもその人たちは今も変わらずそうしている
正義の味方ではなくても己の身を省みずそんなことが出来る人が居るとてもとても

「尊く、本当に素晴らしい事だと思う」

見返りを求めない心を力がない人間だとしても持てるのだと
それが一握りの人間だとしてもそれ自体は誇張ではないはずだ

「見知らぬ国で困っている誰か、苦しむ人の為に偽善ならば出来ないはずなんだ。
そんな凄いことを今でも続けているのはやはり凄いなぁって」

故に彼は人を何処までも信じている、まだまだ捨てた物ではない
そんな人達に自分は何が出来るかは分からないがもしも出会えたとして困難が立ち塞がるのなら
せめてこの拳と持てる知識で道を切り開く為に使おう。

「僕はそんな人達に会いに行くのも旅の目的の一つなのさ、だからこそ」

再度胸を張って言う何度でも何度でも

「この世界は素晴らしい、心の底からそう思えるんだ」

エルシィ氏を見つめながら

「僕もまだ半人前だから知った風な事は言えないけれど、君が知るために世界を回るという心はいつまでも忘れないで欲しい。
その世界を見続ける眼でまだそんな人達を見守ったり、嘘偽りのない姿を知ってくれている大事な証人だから」

後世界中のいろんな人に旅をしながら教えてくれると僕は更に嬉しいかな?と付け加えニコニコと笑う。
本当に赤ん坊と変わらない無垢で屈託のない笑顔で

「もちろん無理強いはしないよ。そこはエルシィさんへのあくまでもお願いだからね」

但し災也自身はこんな事を言うのは初めてで内心なぜこんな事が口に出たのか不思議だった。
でも彼女の話を聞いて自然と出てきた言葉だが、なぜだろう?

「あーごめんそっちはまた機会があれば案内するよ」

ロボ部の専用施設になると今日一日じゃ案内出来ない為今回は省くとしてそのまま体育館へと向かう。
そこは日本の学校機関の広い体育館と殆ど変わらないが、其処には明らかに怪異騒ぎに対しての準備がされていた。

「体育館はこんな感じかな?此処はこれから外じゃ収容できない人達の避難所になるから邪魔しないようにしないと」

と足早に体育館立ち去る。
そして再び一階の校舎内に戻り、最後に学生寮の方にまで案内される。
そこはアメリカの大学と同じくキャンパス内に設けられており男女共有寮であるが
災也青年とエルシィ氏は留学者専用の方を紹介されるのであった。

>飛鳥井エルシィ、all

14日前 No.346

魚面の書記官 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_yO9

【地球外/別次元エリア/第五伏魔封離領域/特別独房/ラブカ・コルベウス書記、ベゼルダ・カンク、メディナ・アスタロッド 】


ラブカ「滅多な事言うモノじゃないぞい?にっこり後ろに立ってるかもしれんからな…それに現“議長”は寧ろ石橋を叩き割る様な御方じゃ、本当に危険な物ならば相応の備えはしておるさ。歴代の評議長の中でも屈指の慎重派じゃろう。――ま、そうじゃな。探求者というモノは引き際を見極める目も多少は必要じゃろう。大抵はグレーゾーンを跳び越してロクな結果にならんが…ってお前さん達が言えた話か?」

書記官は真顔でそんな風に相手(あいな)と自分の背後に気を向ける様な仕草でおどかしながら、続けて口にした言葉にも肯定しながらも突っ込みを入れる。

本来の役割たる(禁忌の封印・管理)を名目とした多数の次元世界の国々や勢力により共同設立された国家単位以上の巨大な組織(魔導諸国評議会)は、その規模と活動範囲の広まりから、単なる純粋な対応組織の枠から、所謂次元間の政治的影響力(主に軍事的な意味で)を持つ強大な共同体の様相を顕わにしつつある。――同時に“敵”もまた多くなった。

恐るべき規模の排他的・侵略的異種族や存在の侵攻――それらの相手だけでは無く、次元世界に於いてある種の先達にして商売敵な“時空管理局”及びその手により設立されたもう一つの強大な異世界間同盟機構たる“ユクロスユニオン”との遠巻き、もしくは間近での軍事力を突き合わせた睨み合い。ここ十数年の間に進められている加盟世界独自、もしくは“評議会軍(MTCDTF)”単位での大幅な軍備の増強は、大方この仮想脅威への予防法的な備えであると言えるだろう。

どの道争い事からは逃げられない訳で、――少しでも其処から遠ざかりたいが故に、この辺境世界にある巨大な収容施設に志願して仕事をしている訳である。出世やら昇進で一旗挙げようなどという野心を抱くには少々己は達観し過ぎてしまっていると言えるだろう。

何よりこういう場所でのんびり研究室に篭って古文書やら未知の言語の投影図やら被写体の山に囲まれていたりした方が幸せな性質なのだから。


ラブカ「型落ちの量産品じゃがな、最近のは視界投影型だの気晶式画像表示型だのばっかで風情が無いんじゃ、それにワシにゃあこの位アナクロなぐらいが丁度いい。」

所謂基底現実(この場合は地球)に於ける電子的、デジタル的技術に相当するモノも当然普及している(無論、多世界故にその方式は様々だが…)中でも――そもそもの彼の出身的な文化圏(西暦1890年代後半)からしてみればこの手のタイプの方が馴染み深い。

それに針が時を刻む感覚は、この時間感覚が胡乱に成りがちな施設に於いて確かな実感を思い出させてくれる。

―――

―グニャりと天上が(歪み)、白く殺風景な其処へ、何処まで続くやもしれない(穴)が現れる。

ラブカ「噂をすればじゃな。むう…“正規手順”以外でおいでなすったか。全く相変わらずじゃなあのスライムもどきめ…」

と言い終わった直後から――天上の穴から遠く響いてくるのは、絹を裂くような絶叫(悲鳴)が急速に近付いて来て――



どむっ!

丁度、書記官と少女(あいな)の眼前へ、恐らくはトンデモない高さであろう出現した(穴)を抜けてきれいに膝をついて着地したのは、紺色のローブに古風なスーツ姿の一人の青年と、彼とはやや異なる所属部署を示す様な紺と黒のローブの首根っこを猫か何か様に引っ掴まれて、床に激突するギリギリでストップし、ガタガタ震えた状態で涙目で青褪めている若い女性――多分この部屋の中で唯一の(人)であろう人物。

ラブカ「ヤレヤレ…新人いびりにしても度が過ぎるぞ?ベゼルダ」

ベゼルダ「おやおや、いびりだなんて人聞きの悪い、私は彼女の質問と疑問に応えてあげただけですよ?ラブカ書記官。」

書記官の苦言に飄々とそう返す青年(ベゼルダ)を他所に、ストンと下ろされた彼女(メディナ)…くだんの“後任者”はへたり込みながらも落ち着こうと必死に深呼吸をしている。



≫黒美あいな

10日前 No.347

混沌 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P



【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(中空〜路地裏)/周辺通り/サウザンド仮面】


ーー巨人が消えていく。

跡形も残らない散り際は、どこか儚くて美しいと人外の彼女は感じた。

勿体ないとか、サンプルがとか、晩酌のつまみにしたかったとか、蜂酒飲みたいとか、雑念混じりだが。

ーー尤も、この島で生きるには図太さを持っているくらいが丁度いいのかもしれない。


「ようやく、終わったーーみんな、お疲れ様」


この場の皆に対して労いの言葉をかける。全員に聞こえているかは分からないが、感謝の意を伝えた。罅割れた仮面から覗く左目を細める。疲弊していながらも、達成感に満ちた赤い瞳で空を見上げている。

「ーー意外と優しいのかな」


神父や賞金稼ぎは先に帰るようだ。忠告して去っていく神父を見て、本心か皮肉か分かりにくい感想を口にする。

先ほど使用したナニカーー恐らくは“此方側”に縁のあるものと見受けた。願わくば、彼が人で在ることを祈りつつ見送ることにした。

「ーーああ、どうにかね。流石に、死ぬかと思ったが……人間、死にものぐるいで頑張ればいけるようだ」

気合いで踏ん張って立ちながら答えた。

推定数千トンの巨人に踏まれ、パワードスーツは漏電して機能停止寸前。そんな状態で魔力と電力を集束して雷霆を放つ無茶をやらかした。

常人ならとうに現世からサヨナラしているところだ。だが、パワードスーツと、こんなこともあろうかと鍛え抜いた肉体ーー何よりも、人間離れした執念力のおかげで人体の限界を踏み抜いて立っている。少しずつだが呼吸が整ってきている。

ーーそもそも人間じゃないだろうというツッコミもあるが、それは野暮というものだ。



そんな我が身より命の恩人たる少年の処遇を気にかけたが、どうやら穏便に済ませてもらえるようだ。

「ありがとう、この恩は忘れない!必ず返すと約束するよ!」

また会おう、と声を張り上げて手を振り返す。

声が届いているかは分からないが、戦術機を駆る少年へと返答して別れの挨拶を交わす。彼は島に滞在するといった。縁があれば、また会える。

機体と同時に手を振るという、なかなか器用なことをする彼に感心しつつ見送る。

>ゾーラ、C.M.S.Cウィッチ、セドリック、スパイク >>338 、白銀武 >>339

9日前 No.348

光子王 @ergou☆Aao/rdZJ3/w ★IZkIgWZ0cr_b5K

【地球/南米/ノヴァ・プロスペクト/古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊】

自らの足で進んだ方向に聞こえた声が大きくなっていくにつれて確信は深まっていく。
完全に聞き取れる場所まで立ち止まり静かに隠れ潜みながら様子を伺った瞬間
恐らく一般人であれば想像しえる宇宙人の姿がそこに居た。

(リトル・グレイ!!?いや、その可能性は今まで示唆されていたはずだ!)

確かそう呼ばれている有名な地球外生命体あるいは異星人を初めて見たが
古見敦也は動揺することは無い、寧ろ地球外生命体や異星人には更なる警戒心を抱く。
それは降臨者と呼ばれる存在と関わりがあるかも知れない
人類を創造したとされ後に危険性を抱き地球ごと滅ぼそうとした異星人の技術者集団。
宇宙人と呼ばれる存在に対しては彼はその真実を知ったがゆえ
自然と降臨者の尖兵かあるいは滅ぼす為の偵察と警戒心と思考を抱くようになっていた。
此処まで来て今までの出来事から行方不明者はアブダクションされていた、ということを確信するが
リトル・グレイの近くに居る存在に気づく。

(何だ…別の惑星の異星人か?)

骸骨の化け物は見た事もないが、何故か知っている気がした。
理由はわからないが別の惑星の生命体ではないおぞましい何か…
その二人の会話を聞いて取り分がどうとか言っているが
リトル・グレイが気になる言葉を口にする。

「幻…魔…そうか、だがその単語は知っているだがどっちだ?」

幻魔、確かに骸骨の化け物を聞き間違いで出なければそう呼んだ。
しかしなぜかその存在を知っている、記憶喪失だがこういうことだけは何故か覚えている。
その記憶から二つの存在が引っかかった。
一つは過去・現在・未来を通じて宇宙全域の消滅を企てる大宇宙の破壊者の名と
二つは地底に存在する魔物の名前も同じ名前だったはず。
いずれにしてもその二つの共通点は最強最悪の存在であり、人の敵ということ

(宇宙人とそのどちらかの存在かも知れない連中がなぜこんなところに居る?)

前者の存在ならばリトル・グレイはその軍門に下った存在とも言えたがそんな関係には見えない
疑問符しか浮かばず、共通点を見出す為の時間はすぐには浮かばない。
そして二人はコントロールルームかモニタールームらしき部屋に入り屋内が振動を始めた。
くりぬいた様にぽっかりと穴が空いた場所にレールに沿ってそのまますごい速さで上へと進んでコンテナが上へと流れ
その穴は一瞬で閉じて元の状態に戻る。

「消えたのか?それにあの空間は――」

ワームホール系転送技術――自身の見た物が間違いなければ地球ではまだ至っていないテクノロジー。
そんなものを持てるのは高度な知的生命体でなければ不可能、それも現人類より更に高い知性の持ち主でもなければ。
やはり此処はUFOの秘密基地だったのか、だとしても

「普通の秘密基地じゃない気がする、もっと想像を上回る何かをしている」

運び込まれる大量のコンテナ、これが何を意味しているのか?
古見敦也は此処までに至るまで起きていた出来事を合わせて幾つも思考を巡らせてある思考に至る。
しかしそれを考えるといや考えたくは無いがそれが腑に落ちてしまう。

「それを確かめなければまだ引き返せる…か」

もうこれ以上進んだら引き返せないそれも防衛本能から警告し考えとして出ている。
この場から逃げるか?手にデジタルカメラを持って今いるこの場所から装置の写真を撮りながらそれもありだろう
撮影した証拠写真を持ってその先は分からなかったと誤魔化しても咎められない、まずは生きて帰れと隊長命令がある
命令を第一優先とすれば引き際の分岐点になるには違いない。
此処で退くのは普通、とはいえ決断はするまでもなかったが

「いろんな人に協力してもらった以上、俺は最後まで知らなきゃいけない」

失踪者の遺族達は何時までも帰りを待ち続けている
そんな人達に協力してもらい此処に辿り着いたのなら、中途半端に終わるのは失礼に値する。
例えそれが目を覆いたくなる出来事でも彼は知らねばならない。
故に二人組が入った部屋に足を踏み入れた。

>all

【海外の映画で宇宙人の意味不明の行動絡めたホラーみたいな感じだなぁと思ってましたがやっぱりすか】

6日前 No.349

彩夜 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=SkBYWclB4P

【アメリカ合衆国某州/掃き溜め/大聖堂外部(大聖堂前通り)/

ーー時は遡って幻魔が出現するより前、ハロウィンで賑わう町の片隅を静かに歩く人影があった。

合衆国という事もあって目立たないように気配を抑えている。人混みに紛れても人外と気づかれる可能性は低い。まして、今はハロウィン。彼女の服装なら怪しまれる事なく溶け込むのは容易だろう。


ーー決して、ハロウィンの陽気に浮かれたりはしていない。お菓子欲しい、などと下心は無い。



だが、いざ来てみれば濃厚な魔族と血の臭い、それから、見知った人物の気配がする。ある意味祭りではあるが、趣は違う。血の臭いを辿って着いた先は大聖堂の通りだった。


ーーそして時は今に至る。既に戦闘は終わっていた。


「ーーもう、終わっていたのね。遅れてしまって、ごめんなさい」

長い銀髪をなびかせながら、少女が駆け寄ってきて遅れた事を詫びる。この少女も評議会に所属する紋章官の証であるローブを羽織っており、その下には和服の意匠を取り入れたドレスを着ている。

「ーーご協力感謝……初めまして、私は魔導諸国評議会の監査官で、名前は彩夜。よろしく」

状況から彼が事態解決に協力した事を察して感謝の意を伝える。それから改めて名乗る。


「……お話の続き、どうぞ」

間が悪く話を遮ってしまった事に気付いて、彼に話を続けるように促す。



>ゼノン・エデシア >>341 、カエルム >>342

6日前 No.350

セレーネ @sierra09 ★5aJ5lBLy87_12Q

【地球/南米/ジャブロー周囲一帯/ノヴァ・プロスペクト/リコンカスターズ他】

古見敦也が足を踏み入れた部屋はやはりモニタールームか何からしく広めの部屋の中には多数のモニターが設置されその前には最初に見たのと同じ様な
と言うか着ている宇宙服らしき物に描かれた文字?の様な物以外全く同じ姿のリトル・グレイが座って何やら操作を行っている。
先ほどの二人組は奥にある特に大きなモニターを眺めていた。そこに映っている光景はある種想像通り。だが最も考えたくない光景。

リトル・グレイ?
「と言う訳でワイ等の取り分を今回は7にしたんで頼むで」

モニター越しに伝えた先にはやはり同じ形のリトル・グレイ。そして四つ足の化け物があくせく動いていた。そしてそこにあるのは…吊り下げられた"何か"
リトルグレイと四足の化け物のサイズから計算すると丁度人間ほどのサイズのまるで冷凍食品の様な真空パックが無数に吊り下げられていた。
そしてそのパックに詰められた物体はレールに吊り下げられて移動を始め、先ほど見たコンテナに次々と収められていき、梱包されたコンテナは仕分けされ
先ほど見たコンテナ側のレーンともう一つ地下に伸びるレーンへと運ばれていく。中身さえ見なければ冷凍食品の工場の様だ。だがその中身も直ぐに判明する。
どうやら"検品"に引っかかった真空パックは自動的に機械で弾かれる様で、乱暴に吊り下げられた状態から落され落ちた物を四足の化け物が運んでいく。
その時…真空パックが開いて出た中身は間違いなく人間の頭と手だった。生きているのか死んでいるのか…それは分からないがぐったりとして動く気配はない。
つまり先ほどから見ていたコンテナの中身は全て人間。そう考えて間違いはないだろう。まだ手段は不明だがこのリトル・グレイ型宇宙人?と骸骨の化け物は
人間の取引しているのだ。ここに見えているだけのコンテナや真空パックだけで相当な数があると言う事は之が行方不明者の成れの果てと言う事か。

宇宙人?
「なんやにーちゃん何かあったんか?こっちに"人間"が来るのは珍しいなぁ」
骸骨の化け物?
「まぁ連中が人間と言うにはワシ等の定義からすると怪しい物があるがな…でムシケラ貴様は何の様で来た」

古見敦也の入室に気づいたリトル・グレイ型宇宙人?と骸骨の化け物は振り返って問いかける。今の所即敵とみなしている訳ではなさそうだ。
恐らくここに関係者以外が入る事は想定していないのだろう。だが別を言えばこの口ぶりから"人間の関係者"が居る事は推測出来る。と言っても
古見敦也は純粋な人間だろうから余程上手く誤魔化さない限り直ぐにボロが出るだろう。


> 古見敦也、UKUNUS量産素体型部隊


【確かに怪談と言うよりはホラーSFと言う感じですよね。元ネタに至っては宇宙人の方はホラーですらありませんし】

6日前 No.351

PEUドイツ/ベルカ連邦海軍所属W.F @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Twa

【地球/ユーラシア大陸/欧州戦線/虹の霧※エイプスコンサート/シャルンホルスト(艤装顕現)、ゲダツ】

シャルンホルスト「――もう一度問う。何を知っている?私とあの娘(ヲ級)について」

ある意味で言えば官憲の捕縛術宜しく(“艦娘/W.F”特有の生き物離れした怪力も多々影響しているが)、自分の事を浮遊物か何かと勘違いしてしがみつき、その正体を知って慌てて放して逃げ出そうとする妙な髪形の大男を己が身を以って拘束、何やら此方の事…そして彼女(ヲ級)の事を指して言い掛けた言葉があったらしい。問い質すために再度そう質問を投げ掛けながら―半ば締め上げかけている。

と、先程の言葉に――やはり彼女(ヲ級)の方も何か引っ掛かったらしく…思わず詰め寄らんとするが

シャルンホルスト「Beweg dich nicht!(動くな!)」

DODON!!

ほぼ同時の副砲の斉射は轟音と共に精密さながら、ギリギリのライン(至近弾)で彼女(ヲ級)の周囲に猛烈な砲撃の白い飛沫を上げ――警告を示す。

警戒そのものは絶えていないらしく。射抜く様な虚ろさの中に容赦の無さを秘めている様な、死線を潜り抜けて来た(兵器/軍人)特有の底冷えする様な冷たい一瞥をヲ級へ向けて――再びそのままの表情で件の大男(ゲダツ)に向き直り海上即席尋問の続きをせんとするが

シャルンホルスト「…?」

ゲダツ「ンンンンー!ンン!ンンン!!(否、別にそういうつもりではない!――この辺の水温は低くて凍えそうで)」

どうやら大男自身は考え方を変えたらしい。あろう事か拘束されている状態から逆に彼女自身を強く鯖折りでもする様に締め上げる。実際、この(海)の水温は場所が場所なだけにかなり低めである――大男(ゲダツ)自身としては相手(シャルンホルスト)からの尋問紛いの拘束から抜け出せずに困っているのは間違い無いものの、心底冷え切った自分自身の体温調節を丁度良い体温の彼女(シャルンホルスト)を使ってやっている訳である(幽霊扱いしている割に抜け目が無いが…それに加えてあわよくば鯖折りして逆襲を掛けた上で怯ませて逃げ出す算段だったりもする)…が、そもそも頑強さから人とは色々と異なる存在(艦娘)故にその辺の小細工は通じなかったらしい。

シャルンホルスト「…唇を噛んだままで何をしている?」

ゲダツ「はっうっかり…ええい余計な御世話だ。とっとと放せ船幽霊め!――貴様ら、おれを覚えていないという訳か?―其処の青白いの(ヲ級)も、如何にもな癖に足がついてるお前(シャルンホルスト)も…何時ぞやおれを深海に引き込もうと…」

――



其処まで聞いて、靄のかかっていた奇妙な記憶の空白が色付き始める。

ドボンッ!

まんま抱きかかえる形でがっちりと拘束していた大男(ゲダツ)を不意に手放し、海面に落しながら……彼女はほんの少し、少しだけ――過去の事を思いだし始めてきていた。

シャルンホルスト「…私はあの時、この男(ゲダツ)と…それから君(ヲ級)と――此処ではない何処かで出会った。」

――向けられていた副砲の砲身が…彼女(ヲ級)から自然と逸れる。

≫空母ヲ級

5日前 No.352

嶽丸 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=25Q2sdcr0r

【地球/東アジア島嶼(極東エリア)/沙沃島(旧名エリア8JO経済協力特区)/東頭村道(路地裏)/建物(伽藍の堂内)/嶽丸】


「過酷だからこそ、生きる為に逞しく……これも一つの弱肉強食という事ですね」



まだ全てを見て来た訳ではないが、橙子の話を聞いて得た情報をまとめた感想を述べた。嶽丸自身、物心つく前から山暮らしだった身だ。故に過酷な土地で暮らす事について呑み込みやすいのだろう。尤も、彼が生まれた土地よりも、この島は混沌と未知に溢れているようだが。

ただ、慣れ過ぎているが故に警戒心が薄れてしまう恐れもあると嶽丸は自省している。慢心はダメ、ゼッタイ。まだ己には足らぬものが多い。


「前の持ち主の方は、危険性を理解していたのですね。それを手放すとは余程のーー失礼、詮索し過ぎました」

前の持ち主の話を聞いて深入りしそうになり、我に返って詫びる。

「ご無理なさらず……あまり柳行李には触れない方が良いかもしれません」


ルビーの様子を見た後、改めて柳行李を見やる。知識では専門家である橙子に及ばないが、それでも中に在る物には何らかの意思があると推測した。そのナニカは、箱を開けたくなるように働きかけているのだろうと。

ーー嶽丸は思った。まるで、いつぞや旅の途中で聞いたパンドラの匣のようだ、と。

あるいは、と別の箱の話が脳裏に浮かんだが振り払う。この手合いの話は良くないものが多い。鬼の身でさえ怖気を感じてしまう。


「わかりました。ありがとうございます。ではーールビー?」

期限には余裕があると聞いて安堵する。とはいえ、のんびりと構える気はない。これ以上ルビーに悪影響が出るのは望まない。彼女が落ち着いてから向かおうと考えていたーーが、それより先にルビーの方が動いた。嶽丸の感情が揺れ動いた。

どうやら、ルビーを読み誤っていた。彼女は負けん気が強い気質のようだ。記憶を失っても芯の強さを持っているのだと改めて感じた。

ーーやはり、旅はいい。別れの方が多いけれど、こうして出会いがある。永い生の中で経験を得たと思っても、また新しいことに巡り合える感動がある。あるいは、まだ己は未熟なのかもしれない。

「待ってください、ルビー!ーーでは、橙子殿。行って参ります!」

考えている間にも、ルビーは大きな柳行李を抱えて出かけようとしていた。あの体のどこに、そんな力が秘められているのかと驚きと感心を禁じえない。

挨拶を済ませてから慌ててルビーを追いかけていく。

それにしても、空から降って来たルビーを助けて以来、彼女には驚かされてばかりだ。どうも、自分は振り回されやすい気質のようだ。

ーー何故だろうか、以前にも似たような経験をした気がする。だから、なのだろうか。空から女性が降って(落ちて)来るというあり得ない事に既視感を覚えたり、奇妙な縁を感じてしまうのは。


ーー気を取り直して外へ意識を向ける。通りの方は静まり返っている。どうやら怪異騒ぎは解決したらしい。人の気配は少ないが、それは面倒に巻き込まれる可能性が少ない事を意味する。油断は出来ないが、心配事が減ったのはありがたいと感謝する。


>蒼崎橙子、ルビー・ローズ >>345, (東区ALL)

3日前 No.353

ケース・オレンジ(”掃き溜め”にて) @izuma☆VNvX9naPtFo ★XdmdoCx531_m7g

【アメリカ合衆国某州/掃き溜め/大聖堂外部(大聖堂前通り)/ゼノン・エデシア「」、アルカナ28<オペレーター>、???×多数】


<A.R.M.T(Auto Recognition Machine Translation※自動認識機械化翻訳)、いわゆる魔導と科学技術の併せ業です。閲覧者の根底認識を汲み取って適切な選出言語体へ変換・出力します。“システム・パランティア”のささやかな応用例とでも――申し訳ありません、私の権限だとこれ以上は規定違反になりますので。>

物珍しそうな様子で表示・視界投影された自動翻訳資料を見遣る彼(カエルム)へ何時もの様子で分かり易く説明をしていきつつも途中で言葉を止めて置く。現状“現地協力者”であるカエルムへ必要に応じた情報提供は行うとしていたが、(喋り過ぎ)も抑制しなければならないだろう。しかしながらこうやって誰かに何かを説明するのはとても楽しい事だ。――そういう用途のアンドロイド故に職務に喜びを持つのも

と、次に彼が呟いた言葉に対しては

<ええ“魔族”と一言で言い表しても、様々なモノが存在しますからね。――我々もその総てを把握している訳では無いですが>

“魔族”に限らずとも、世界はまだまだ驚異と不可思議に満ち溢れている。

それもこの(基底現実)でさえ、その総てを網羅する事など殆ど不可能に近い程のモノであるというのだから、――その範囲を(次元世界)、そして其れにも当て嵌らない様な(異世界)に適応しようモノならば、満点の星空に浮かぶ無数の星々よりも遥かに多いと言うべきか。

“傘の厚さは心許ないのに、降り注ぐ豪雨は土砂降りを通り越して鋭い氷柱に成りつつある”

“評議会”のある高官がそんな比喩を口にしていた事をふと彼女は思い出す。――敗北を運命付けられた遅滞戦闘を足掻きながら続けているとでも現すと分かり易い。何せ解決するなり、排除するなり、収容するなり、共存するなり、遍く種族や存在が利害や立場を超え共通の理念の元で巨大な次元間国家機関のソレを立ち上げあらゆる手段を以って

いずれ訪れるであろう『その刻』に備える。

―――物思いをするアンドロイドもちゃんちゃら面白可笑しなモノだと、少し皮肉気な表情を一瞬浮かべて

<御知り合いに“そういう方(ジャンヌ)”もいらっしゃるんですか。魔女で腕っ節も御立ちになるのなら生徒の皆さんも安心ですね!>

なんだか突っ込みどころしか無い様な反応であるが、それを言い放ったオペレーターアンドロイド(アルカナ28)は屈託の無い笑みを浮かべている――と

シャンッ…

クレイモアを軽く振るい付着していた造魔(ゾルム)の血を飛ばしつつ…先ほど滅多刺しにされてボロボロになっていたが何時の間にか(自然修復)している濃紺のローブを引っさげながら、彼女(ゼノン)に斬り裂かれた異形の兵(ゾルム)の屍が自然消滅(蒸発する様な様子)していく中で、先のカエルムからの返事に成る程ね、と頷きながら

「ココ(掃き溜め)の住人って訳か、ま 後ろめたい過去なり何なりある手合いは今の世の中じゃ少なくないだろうしね。(仕事)は詮索はしないさ―――友人がいるんなら尚更気になるんだろうけど」


そうしてる内に、くだんの(増援)の件で此処へやって来た御同業――時期が時期なので誤魔化せて来たのかもしれないが…場所が場所なだけに

<最寄りの人員は貴女でしたかMiss.サヤ、御苦労様です。>

「おや?増援ってアンタだったの、サヤちゃん――コレは万人力だねぇ…ん?あー大丈夫大丈夫謝んなくても、別にオハナシの腰は折っちゃいないからさ。」

―彼女(彩夜)

実際はとんでもない実力者なのだが、この猫の手も恐らく借りたくなっていくであろう異常事態に対しては有り難い援軍だ。本人としては少々名乗り出たタイミングに気を遣っているらしい。

何というかその辺に関しては気にし過ぎてるきらいもしなくもない。


「とにかく、人は揃った訳だ…で、君(カエルム)からの質問だけど、人の子を媒介にして(こちら側)に顕現してくる(魔界の住人)ねぇ…―――わたしらが追ってる(対象)とは多分無関係だとは思うんだけど、ひょっとしたら“異界の門”って奴の影響かもしんないね。ソレ、その(天使)ってのが言う様に――この世界はハッキリ言って(異常)なのさ。陳腐な言い方をするなら(可能性の坩堝)とでも言うべきかな?起きる筈の事が起きず、起きない筈の事が起きる――バランスが崩れてるって言うのは言い得て妙だねぇ―最近は“ずれ”がかなり顕著だしさ。」

と答えつつ…


「さっきの造魔(幻魔)にしたって、縁もゆかりも無いこんなトコで出て来る時点でかなりきな臭くなって来た気がする。」

<!?…再度空間転移反応、魔力集束が複数個所で確認出来ました。座標を表示します!>

「って言った傍からかい!」

周囲に先ほどと同じ空間転移の(歪み)が発生、今度は丁度通りを挟んで二方向から囲む様な配置で出現するのは…

(バズー)と呼称される分厚い鉈を手にした小柄ながら鋭い大顎と背部のトゲが特徴的な下等幻魔、とその小規模な幻魔兵の群れを率いる大斧と段平で武装し独特の鎧を身に着けた(オオワッシャ)と呼ばれる足軽大将めいた下位ながらも上位互換の一回り大きな幻魔。

数は凡そ60

「まるでわたしらを試してるみたいだね?…良いよ。御希望に応えてあげるさ。――来て早速で悪いけどサヤちゃん、この連中の相手をやるとしようか。優男のイケメン一人と儚げ美女と可憐でいたいけな美少女二人の相手だからって嘗めてちゃ痛い目みるぞってね!」

<……人為的な可能性も否定出来ませんので此方は転移パターンの解析を行います。>

――更に空間転移が起きて、丁度カエルムの居る位置、建物上部にも6体ほどの(バズー)が現れ、内2体がアルマジロの様に体躯を丸めて高速前転でもする様に猛スピードで鋭利なトゲ付の回転タイヤと化して、彼(カエルム)を轢き裂かんと転がり体当たりを仕掛け始めた。

地上の多数のソレラも鉈や大斧を手に斬りかかり、もしくは丸まって高速で転がりながら襲い掛かってくる。


≫カエルム、彩夜

5時間前 No.354
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