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ドラゴンクエストヒーローズ-闇竜と世界樹の城-

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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ドラクエクロス外伝 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★mrfNRtNyh2_gr3

エルサーゼ王国。

この世界の挟間にあるといわれる異世界の巨大な王国。
そこには人間とモンスターが均衡を保ち、手を取り合いくらしていた。

しかし、ある日モンスター達は突如豹変し人々に襲い掛かる。
エルサーゼの親衛隊長達は、モンスター達の本来の心を取り戻すために立ち上がるのだった。

理屈っぽくて話が長い青年・アクト。
短気で猪突猛進な淑女・メーア。

そして、様々な時空から突如飛ばされてきたメンバー達。
果たして彼等は世界の平和を取り戻し、再び共存の道を歩めるのか?
そして、飛ばされた人々は無事に元の世界に帰れるのか?

これは、虚像の世界で紡がれるもしもの世界の物語

-注釈-
本スレッドは本家ゲーム「ドラゴンクエストヒーローズ」と
http://mb2.jp/_ni2/17175.html こちらのスレッドの番外編としての扱いとして製作しています。
なので一部設定などは違ったり、本家ゲームに登場しないはずのキャラクターが出たりしますが、それでも言い方はご参加ください。

尚、別スレの設定を知らなくとも本スレは独立した世界観がありますので安心してご参加ください。

【基本的なルール】
・荒らし禁止
・管理できるならば何役でも。主役級の独り占めは禁止。主人公キャラは1ユーザー4人までとします。
・ただし、王様等の街の人々を一時的に演じる役割ならば特例として許可
・キャラクターは全て本家ドラクエをベースにしたオリジナルキャラ限定。ただしスライム等の魔物はそのまま。
・中〜長文推奨。できるだけ皆で盛大なRPGを作ろう!
・アイテム等の設定もドラクエ世界に準ずる。
・プロフィールはサブ記事に書き込んでください。メイン記事に書き込んだ場合は無効とします。

【プロフィール】
《既存キャラ用》
名前:
作品:
設定:(「ヒーローズ」のキャラは記入不要、それ以外のキャラはどういう経歴・時系列でこの世界に来たかを記入)
陣営:(味方軍/敵軍)

《オリジナルキャラ用》
名前:
年齢:
性別:
性格:
容姿:
備考:
陣営:
職業:

では、主の使用キャラをサブ記事に書き込んだらスタートとします。
もうしばらくお待ちください。

2年前 No.0
メモ2016/04/01 23:13 : 登場人物☆hWfQzdHinlA @yorokongu★1UqW7ZjDHI_uEQ

本編⇒http://mb2.jp/_subni2/17175.html

展開等の相談所→http://mb2.jp/_nrs/4143.html


-味方側-

【ロトシリーズ】

・アルス・ロト/ロトの勇者

・サイモン・ガーファンクル/サマンオサの勇者

・シュガ・ロト・ローレシア/ローレシアの王子

・クッキー・ロト・サマルトリア/サマルトリアの王子

・アルガ・ロト/ロトの剣神


【天空シリーズ】

・ソロ/天空の勇者

・ブライ/王宮魔術師

・アリーナ・サントハイムU世/サントハイムの姫

・クリフト/パラディン

・リュケイロム・エル・ケル・グランバニア(リュカ)/グランバニアの国王

・レック・レイドック/レイドックの王子

・ハッサン/頼りになる武闘家

・テリー/最強の剣士


【それ以外】

・ハチ/竜神の勇者

・竜神王/竜神王

・イシュマウリ/旧き世界に属する者

・ジュエル/星空の守り人

・ダイ/小さな勇者

・ポップ/大魔導士

・マァム/武闘家


…続きを読む(17行)

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クッキー/サマルトリア王子 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【エルフの森/クッキー・ロト・サマルトリア メカバーンserial No. 4946】

「えええ!?に、逃げる!?この状況でどうやって??」

いつもいつもシュガの無謀な突っ込みに振り回されていた彼は戦略的退却をすっかり忘れていた。
しかし、すぐに頭を回転させて状況を理解し、足手まといにならないよう指示を待つことにした。
ヤンガスの攻撃が陸路からの敵の侵入を防ぎ、ポップとゼシカが氷の壁を作り上げ、
ホミロンがそれにフバーハをかけて壁の防御力を高める。

『85%…90%…95%…』

その間にも機械竜のカウントダウンは刻々と地獄への片道切符を作り出している。

『皆、行くぞ!このまま走り抜けるんだ!』

「はい!!」

アクトの声の通り、彼は仲間と共に一気に駆け抜けた。

『100% レーザーカノン…発射!!』

間一髪だった。機械竜の禍々しき光の束が吐き出されると同時に撤退は成功した。
レーザーは光である。熱はあるが物体ではないため、氷の壁に乱反射されて威力が消える。
機械竜はその場に佇んだまま口と体の亀裂からシューシューと白い煙を発していた。

『回路 オーバーヒート発生 冷却 修復モードニ 移行 シマス』

そう呟くように無機質な声を発したが最後、その瞳から光が消え、
ガシャリと金属の擦れる音を立ててその場に倒れ伏した。
同時にじわり、じわりとクッキーが発生させた亀裂が修復されていく。
体内の電源が切れる直前、掠れた悲しげな機械的な声が

『ナニユエニ…我ハ戦ウノダ…?……ワカラナイ…』

と、森の生命の立てる音に消え入るように虚無へ響いていった。

>森ALL

1年前 No.226

ハチ/竜神の勇者 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの森/竜神の勇者ハチ】

ハチ「ええっ!?あの竜逃げやがったぞ!」

???「そんなことよりハチさん!敵が来てますよ!」

ハチ「おうおうおう!分かってるって!団体様いらっしゃい!この俺のジツリキを…って、え?」

機械竜が森の中に消えていったのを見て意気消沈…完全にボス級の敵だとタカを括っていたのでやる気満々だったハチ。
予想外の展開に唖然としていた。
しかし現実は甘くはない。
入れ替わるかのように緑色の汚らしい巨人のようなオッサンが現れ、新たな魔物の軍勢が魔界の扉から夥しい数で現れた。
少年が我に返るよう声を掛けるも、ハチは再び闘志を燃やし、いままさに敵に突撃しようとして隣を見ると先ほどまで隣にいた少年の姿が消えているではないか…

???「この剣に誓う。汝、魔を断つ剣となりてこの国に降り注ぐ魔を滅ぼし光を導いてみせる。疾風斬りィィイイイイッ!」

少年の姿がハチの隣から消えたと思い、ハチは首を90°捻って元の視線にもどし、先ほどと同じく魔物たちの方向を見る。
するともうすでに魔物たち中心にいる少年。
目を凝らしよく見てみると1列目のセンターから中心にかけての敵が既にみじん切りにされているではないか…

ハチ「えっ!?ちょっ、はぁ!?どうなってんだ。」

そう、少年は目にも留まらぬ速さ…音速と称してもお釣りがくるレベルの動きで文字どおり瞬く間に魔物を瞬殺しているのだ。
そのスピードは自分の目がいままで見てきた何よりも速い…自分でも目で追うことも困難なレベルで動き回り敵を倒しているのだ。
そんな考えも束の間、既に敵の8割を少年はたった1人ですでに肉片へと変えていた。

そう、たったひとりで。


???→アルガ「僕の名はアルガ・ロト…ロトの名を受け継ぐ者だ!喰らえ…ひっさぁあああっつぅ!Vィィッ…カッタァァァァアアアアァァッ!」

少年はまさしく強者の背中をハチに向け、今しがた倒した敵の背中に剣を突き立て腕を組み自分の名を名乗る。
その後、その手に持つロトの剣でVの字を描くとVの字のエネルギー波なのか魔導波なのかよくわからない物を発射して残り2割の敵を一気に消滅させた。
10秒もかからずにものの数秒で軽く数十体は超える魔物の軍勢をたった片付けてしまったのだ。
それも息一つ切らさず無傷のまま…
それに何がすごいかって?
その8割を倒した技が呪文でいうメラやイオやバギ並みのごく普通な特技だという事だ。

しかし魔界の扉は破壊していないし、親玉であるトロデが残っている為まだ魔物の軍勢はこの場に溢れかえることだろう。

そしてハチは彼の名前に聞き覚えがあった為、怪しげな表情をしていた。

ハチ「ロトだと?どっかで聞いたような…それも最近…」

>アルス、all

1年前 No.227

トロル/巨人 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの森/青い巨人トロル】
トロル「おまえ おれの なかま ころす わるいやつ おれ おまえ やっつける」

なんとあれだけいた軍勢はたった一人の少年によってほぼ全滅してしまった。
しかも驚くことに、その少年はまるで呼吸するかのように自然に剣を振っただけにもかかわらず、
その勢いにより敵は殲滅されているのということである。
しかし魔界の扉は依然として開いたまま。トロルの言葉と同時に再び先ほどのモンスターと同種のモンスターがわらわらと現れ、
トロルも同時に前進しアルガと名乗った少年の前へと進んでいった。

トロル「おりゃぁあああああああああああああああっ」

そして振るわれるはそのトロルの巨体から放たれる木のハンマー。
大きいだけのハンマーならばそれほどでもないが、それがトロルの腕の力によって更に威力を増し、
さながら巨大な城が倒壊してくるかのような衝撃。
果たして二人はどう対抗するのだろうか。

>ハチ、アルガ


【エルフの里シーラ/ローレシアの王子シュガ・ロト・ローレシア】
スターキメラ「ケケケーッ!」

シュガ「はっ!せいっ!おらぁっ!くたばりやがれぇえええっ!」

こちらもこちらで単体で戦っている最中。
スターキメラは先ほど叩き落されたものの再び空中を飛び回っており、
シュガはそれを気弾連打…いわゆるグミ撃ちで叩き落しては殴るを繰り返して戦っている。
だが正直なことを言えばダルい。ものすごくダルい。
相手が相手であることもありスターキメラはすぐさま回復呪文を唱えて傷を回復しながら戦っている。
だがその回復速度も異常であり、ついさっき傷つけたと思ったらもう回復している。

シュガ「ちっ…めんどくせぇ…」

アクト「ようやく見つけたな…シュガ!無事か!?」

シュガ「馬鹿野郎!来るなら来るでさっさと来いこのウスラハゲ!」

そして遅れてアクトが到着したが、礼を言うどころか全く感謝もせずに悪態をつくシュガ。
当然と言えば当然だ。いくら助けに来たとしても現状は自分達ではどうしようもなく、
この無限回復してなおかつ自分も回復呪文を覚えてるスターキメラをどうにかしなければならない。
だが味方には回復を止める方法を知っている者などいない。

ちなみにヤンガスは一人で里のエルフ達を逃がそうと民家へと向かっていた。
アクトと一緒についてきたゼシカはというと…

ゼシカ「なにあの野蛮なの。どっかの猿を思い出すわね…」

シュガ「ぁ?なにしてんだアクト。デリヘルでも雇ったのか?なんだのその売女みてぇな乳お化け」

ゼシカ「あとでぶっ殺す!」

>その他もろもろ

1年前 No.228

ハチ/竜神の勇者 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの森/ロトの剣神アルガ・ロト】

アルガ「スクルト…」

その豪腕により振るわれる巨大な棍棒。
目を瞑り、剣を振るってくぐもったような声でボソリと術名を口にするアルガ。
そう、その呪文は防御力を上昇させるメジャーな術だ。
しかし…なにやら様子がおかしい。
それに普通に考えれば防御力をアップさせるだけであって無傷ではすまされないし、攻撃も当たってしまうだろう。
しかしギリギリのところでトロルの一撃は止まってしまっているではないか…
単純に防御力上昇魔法を唱えただけのはずなのに…

ハチ「はぁ!?一体全体どういうことだ!?念力でも使えんのかよお前!」

そんな信じられない光景を見て唖然とし、超能力の類だと思い込んでしまうハチ。
それもそのはず。
目の前の少年…アルガが行った芸当はすでに常識のそれを遥かに凌駕しているのだから…


アルガ「いえ、僕はバリアーを張っただけですよ?」

ハチからの問いに屈託のない笑みで答えてみせたアルガ。
どうやら自分自身が化け物じみた事をしているという自覚もないようで、これが当たり前だと言わんばかりにあっけからんとしといた。
そう、この少年…スクルトと言いながらも視認するのも困難な程の薄い膜の防御壁を展開していたのだ。
スクルトで…

もう一度言う。スクルトで

そしてアルガは剣を前方に向けながら一歩一歩トロルとの距離を詰めていく。
スクルトと言う名のバリアーは展開しっぱなしで。

アルガ「仰る通りだと思います。ですがもしあそこで僕が君達モンスターの侵攻を止めていなかったら君たちはどうしました?街を襲っていたでしょう?そうなると僕は見過ごせない。君たちが人間を襲うというのなら僕は一切の容赦はしない。君からしたら僕も君の仲間を殺した憎むべき宿敵でしょう。そう、僕は命を奪ってしまいました…貴方のその破壊行動は貴方の意志なのですか!?貴方がやりたくてやっていることなのですか!?誰かに命令されたり自分の意思じゃないのであれば今すぐにでも止めてください!その命令している誰かに裏切り者呼ばわりされるのならば僕が君を守る!そして僕は…生まれてから今現在まで殺してきたモンスターたちの分まで生きる。勿論、君の仲間の分もです。それでも君が誰かに命令されているんじゃなくて君が心の底から本気で破壊行動をしたいというのであればそうしてください。僕は全力で君を止めてみせる!」


トロルとの距離が自分の手が届くぐらいまでに縮めると剣を鞘に戻し、バリアーを解除して手を左右に広げ大の字でトロルの前に立ち塞がった。
傍目から見たらモンスターの説得なんてバカみたいなことをしていると思われるかもしれないが、アルガは本気だった。
こんな隙だらけの状態なら一撃でも喰らえば即死は免れないだろう。
しかしアルガにはそんなことどうでもよかった。
たとえモンスターであろうとも、仲間を想う気持ちがあるなら自分と一緒。
ならば手と手を取り合うことだってできるかもしれない。
そんな想いが今のアルガを突き動かしていた。
この大の字立ちこそ、その覚悟の証明なのだろう。

>all

1年前 No.229

ハチ/竜神の勇者 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

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1年前 No.230

トロル/巨人 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

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1年前 No.231

ポップ/大魔導士 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_nHx

【エルフの里シーラ・民家周辺/大魔導士ポップ】

ポップ「大体の奴らは避難させられた、か……?」
一方、ヤンガスとポップはモンスターの襲撃に備えてエルフの里の民間人の避難誘導を行っていた。あれだけのモンスターの大群だ、戦うことも大事だが、戦えない人々の避難を助けるのも立派な仕事だと言える。
そうしてしばらく避難誘導を続けていた二人だったが、あらかたそれも終わらせることができただろう。

ポップ「よし、俺達もさっさとアクト達と合流しようぜ、この音、結構激しい戦闘みたいだしな……」

早くアクト達と合流し、自分たちも助っ人に行こうとヤンガスに言うポップ。彼の注意は戦闘音が響く方向にしかなかったが……その背中に背負っていた親友、ダイの剣。その鞘の中では……柄の部分についている宝玉が、強く光り輝いていた。ダイの剣は世界で一刀、ダイの為だけに作られた剣。ダイが死んだらその宝玉も光をなくす、と言われているのだが、今は強く光っている。まぁもちろん鞘の中なので背負っているポップが気づくはずもないのだが。

しかし……宝玉が強く輝いているということは……?

≫ヤンガス

【エルフの里シーラ・外れ/小さな勇者ダイ】

ここはエルフの里の外れにある小さな民家。あまりに他の家と離れているので、モンスター達でさえ気づかないくらいひっそりとしている場所となっていた。
その家の中には、1人の少年と青年が……。

ダイ「……なんだ、この音……地響き……?」

少年の名は、ダイ。そう、ポップやマァムが探していた、彼らにとって……彼らのいた世界にとって、大事な存在。見た目は少年ながらも、世界を滅ぼそうとしていた魔王軍と戦い続け、大魔王バーンを打倒した小さな勇者だった。
だが、バーンの撃破後、死神キルバーンの最後の策……最強最悪の爆弾、黒の結晶の爆発から地上を守るために爆弾を抱えて空へ飛んでいき、その爆発を一人でその身に受けた。彼が正真正銘、世界を救ったのだが……その後の消息は不明。先に説明したようにダイの剣の宝玉が輝いていたことから魔界か天界、とにかくどこかで生きていることだけは確かだった。
だからポップ達は彼を探して世界中を旅していたというわけだ。

そしてそんなダイは、この世界に飛ばされていた。
黒の結晶のダメージもまだ体に残っていたが、長いリハビリで体も自由に動くようになってきていた……そんな頃に、里でのこの異変だ。

ダイ「もしかして、里に魔物が!?大変だ、行かないと……!」
剣はないが、自分はこの身だけでも十分に戦える。早く行かないと里が大変なことになる……そう思い、ダイは家を飛び出そうとした。

>青年

1年前 No.232

竜神王 @dieshen ★iPhone=Q4WFva8jPV

【エルフの里シーラ・外れ/竜神王】

竜神王「落ち着くが良い、少年よ」
少年ダイの居た小さな民家にはもう一人、耳の長い青年が居た。
しかし見た目は年若い彼だが、その実果てしないほど長い時を生きてきた……それ故に、傷が癒え切らないまま飛び出そうとするダイを、薬を調合する片手間に呪術で止める事すらも容易い事であった。
彼は竜神王、ハチの住む世界における竜神族の長。他の勇者達や戦士達とは違い、こちらの世界の危機を察知し、意図してこの世界にやってきた。
しかし思いの外世界間移動の消耗が激しいのか、今は巨竜の姿になるほどの力は無く、こう言った少しの呪術を使えるのみに留まっている。
竜神王「そなたの傷はまだ癒えたとは言い難い。それに、体を動かす事とてまだ戦いに出向ける段階とは言えん。逸る気持ちは分からないでもないが、今は安静にするが良い」>ダイ

1年前 No.233

ダイ/小さな勇者 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_nHx

【エルフの里シーラ・外れ/小さな勇者ダイ】

ダイ「……っ!」
家を飛び出そうとするダイの体を、目に見えない不思議な力が拘束する。何かに縛られているような感覚で、簡単に脱出できそうにはなかった。

確かに自由に動けるようにはなったが、戦いともなると話は別だ。彼が止める理由も、ダイはしっかり理解していた。

ダイ「けど、竜神王様……っ、このままじゃ、里のエルフ達が!あんまり魔物と戦うことにも長けてないだろうし……!」

理解はしていたが、納得するかどうかと言われたら当然しない。エルフ達は不思議な力を持っているがあまり戦闘が得意な種族ではないはず。戦える自分が守らないと、とダイは考えていた。
……まさか夢にも思わないだろう、ポップや、他の世界の勇者たちがエルフ達の代わりに戦っているなどと。

>竜神王様

1年前 No.234

クッキー/サマルトリア王子 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【エルフの森/クッキー・ロト・サマルトリア】

「シュガ!!無事だったか!?」

走り抜けたその先には見慣れたシュガの姿が。しかし、こちらにも敵はいたようで…

「あれは…スターキメラ!?…どうなってるんだ!?」

そして仲間の話を聞く辺り、スターキメラにはギガンテスと同じくホイミストーンが埋め込まれている様子…
スターキメラは強力なモンスターだ。長期戦に持ち込むのは厳しい。

「スターキメラはただでさえ癒しの力を持つのに厄介すぎる…どうすれば一撃で仕留められるだろう。」

あれだけ強力な攻撃をしたにも拘らず、スターキメラは起死回生と言わんばかりに
そのくちばしから炎を吐いて攻撃を仕掛ける。
アクトとシュガもダメージを受けたらしく、すぐにベホイミを唱えようとするが
ゼシカのハッスルダンスによって事なきを得る。しかし、彼は目のやり場に困っていたようだった。

「全員の今打てる最強の一撃を一匹に一斉に叩き込む…ぐらいしか思いつかないよ…」

冷静になって考えてみるものの、彼が今思い浮かぶのはこれぐらいしかなかった。
チーム分けで分担して世界を守りに行くのは名案だが、いざと言う時に大変なのがデメリットだろう。

>森ALL

1年前 No.235

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ/ローレシアの王子シュガ・ロト・ローレシア】
シュガ「要は回復しきれないほどのパワーを叩き込んで、その間回復をさせなきゃいいんだろ?」

「そうときまりゃぁ…」と一言だけ言うと、シュガは一目散にダッシュした。
その矛先は…クッキーが現在立ってる場所だった。
キッとスターキメラを睨み付けると、地面をけってジャンプ。
その後クッキーの頭を踏んづけさらにジャンプする。悪びれる様子も見せない。
これが当たりまえだろと言わんばかりの表情でそのままスターキメラに飛び移った。

シュガ「スゥパァ!ハイテンショォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!」

即座にスーパーハイテンションに変化し今度は何をするかと思えば、
両足でがしっとスターキメラの尻尾に捕まり、腕を構えた。
その動き、まさしくサラマンダーの如く雄々しく、そして神々しい。
シュガの気合いにより彼の全身は電撃と炎に包まれた。

シュガ「はぁあああ…」

アクト「よせ!そんな至近距離で放ったら君が…」

シュガ「ギィガァ!ドラゴニック…ブゥレイクウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!」

やがてその気の波は一つとなり、構えられた両腕は抱き着く…いや、かみ砕く顎の如くスターキメラの体を貫く。
それと同時にシュガの気は一転にスターキメラに流れ込み、ホイミストーンとスターキメラの体はその負荷に耐えられずまるで花火のような大爆発を起こした。
ホイミストーンは砕け散り、そこらにどさどさっとスターキメラの肉片が落下していく中、もう一つ落下してくるものがある。
…技を放ったシュガ本人だった。服の一部は焼け焦げ、全身に傷が出来ている。最後に一言彼は下記のセリフを言うと、その場に気絶してしまった。
なんとも彼らしい力技ではあるが無茶をしすぎである。

シュガ「チッ…手間取らせ…やがって…」

アクト「シュガッ!…ゼシカ!回復を!」

ゼシカ「無理よ!ハッスルダンスは視認効果がなきゃ…そこの緑の坊や。お願い!」

>クッキー

1年前 No.236

クッキー/サマルトリア王子 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【エルフの森/クッキー・ロト・サマルトリア】

「いだっ!?っておい!!」

彼の静止も聞かず、シュガはスターキメラに掴みかかり、大技を披露。
スターキメラ共々爆散し、全身傷だらけで落ちてきた。
ハッスルダンスは視認効果がないとダメらしく、彼は回復を頼まれる。

「全くいつも無茶して…!ベホイミベホイミベホイミ!」

回復呪文はベホイミ止まりの彼だが、連続で使うことで効果は上げられる。
彼はシュガの体の傷が癒えるまでベホイミを唱え続ける。
ようやく傷が塞がってきたため、さらに連続でベホイミを唱えて体力を回復させる。
普段ならガス欠でもうベホイミが使えないところだが
魔力の充満するこの森ではMPが常に回復しているため、彼も無尽蔵に回復呪文を唱えられる。

>シュガ

1年前 No.237

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ・民家周辺/人情深い盗賊ヤンガス】
ヤンガス「こっちも終わったでガス!んじゃ戻るとするで…」

こちらもこちらで避難誘導は完了し、加勢をしに行こうとしていた。
民間人の避難は既に完了し、残っているのはエルフの弓兵と魔法兵のみ。
いざ自分もと思い斧を構えようとした瞬間、彼の盗賊の目が何かに気づく。
ポップが背負っている巨大な大剣の宝珠が光り輝いているのだった。

ヤンガス「ポップ!その剣ピカピカして綺麗でガスなぁ。すげぇお宝でガスか?」

>ポップ、ダイ


【エルフの里シーラ/ローレシアの王子シュガ・ロト・ローレシア】
シュガ「…せぇ…じゃ…よ…」

アクト「ん…?シュガ、大丈夫か?」

一方こちらは先ほど大技を決めて倒れたシュガ。
幸いこの森の魔力充満とシュガの元々パワフルな生命力により回復は迅速に済み、
シュガが何かうわごとを言うまでに回復していた。
だが、そのうわごとはどんどんハッキリとしていく。
そして言葉が完全なものになったその時、目の前のクッキーの頭をがしっとつかみ…

シュガ「るっせぇ!耳元でどなんじゃねぇよこのボケ王子がぁっ!」

空いているほうの腕でバキィッと殴りつけた。
その後パンッパンッと膝を払い起き上がり。ゴーグルを頭にかけていつもの表情になるシュガ。
ぐっとクッキーの腕を引っ張って起こすと一言いい、すぐに目的地を定める。

シュガ「ありがとよ、おかげですぐ暴れられる…」

アクト「おい!まさかそのまま行くつもりか!?休んで行っても…」

シュガ「まだ獲物が残ってるのに黙ってられっか!そいつもやらねーとこっちまで向かってきちまうだろ!
…クッキー!まだ行けるよな…?俺はこの村の連中にひっ捕まえられて腹立って仕方ねーんだ。全力でクソ野郎をぶっ潰さねぇと気がすまねぇ。」

>クッキー

1年前 No.238

ハチ/竜神の勇者 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの森/剣神アルガ・ロト】

ハチ「うぉおおおおおおおお!っておいアルガ!今助けけてやるぜ!うぉおおおおおおおおッ!ギガッ…ブレイクゥウウウウウ!」

ヒップアタックの威力は想像を絶するほどの威力で、アルガに直撃した上にとんでもない範囲のクレーターを生み出してしまった。
雑魚相手にスーパーハイテンションで大暴れしているハチだったが、トロールに踏み潰されミンチになったのではないかと心配していた。
いや、思い込んでいた。
そんなアルガを救うべく現在自分が放てる必殺技であるギガブレイク…両手にエネルギーを集め、そのまま敵に突撃する大技だ。
雑兵の中心に飛び込み、文字通り一網打尽にし殲滅し終えると、急いでアルガの方へと走った。
この時、ハチは焦っていたのか肝心なことを忘れていた。
そう、魔界の扉を破壊していないのだ。

ハチ「おい、どきやがr…あ!?どうしちまったんだよ俺の身体…なんだ?なんつーか立てねぇ…いや動かねぇ…」

トロデの眼前に立ちトロデを退かしてアルガを救おうとするが、その場に倒れ伏してしまうハチ。
想像以上に先ほどの戦闘でエネルギーを使い倒してしまったようだ。


アルガ「と、思っていたのかァ?」

ぶっ倒れたハチを他所に、トロデの尻の下から這い蹲ってアルガが現れた。
よく見てみるとダメージは受けており、いつも剣を持っている左腕がぷらんぷらんと遊んでおり完全に骨折した様子だ。
それもそうだろう。武器も鞘に直しファイティングポーズもとっていない完全に無防備な状態でトロデを説得していたのだから…最も覚悟を見せるべくトロデのヒップアタックを敢えて食らったのであるが。

ハチ「おっ…生きてやがったか!とんだぶっ倒れ損だなぁおい!」

アルガ「ハチさん、少し休んでいてください。君の気持ちしかと受け止めた。君の流儀に倣い、僕は実力で君を屈することにする!はぁあああぁああ!魔神斬りィィイイイイイ!」

倒れ込みはしたが、意識はある。
立ち上がったアルガを視界に入れて彼が生きていたことに喜ぶハチ。
アルガもそんなハチの根にある優しさを知り、彼に休んでおくように言うと地面を蹴り飛び上がる。
わずか数秒でトロールの顔ぐらいまで飛び上がり、剣を使う時、両手持ちの時ぐらいにしか使わない右手で背中の鞘からロトの剣を引き抜く。
そして剣を自分の頭上に持ち上げ彼は技名を叫ぶ。
そうすると彼の剣の刃が紫色の怪しい光を放ち始める。
それをトロールに叩きつけるかのごとく剣を振り下ろした。

>all

1年前 No.239

トロル/青い巨人 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの森/青い巨人トロル】
トロル「えっ…あああああああああああああああ!」

完全に油断していた。
ヒップアタックを放ったはいいがそれはダメージこそ与えられたもののやり過ごされ、
魔界の扉は依然として開いたままだが、自分を守るモンスターは周りにはいない。
負傷してるとはいえ、アルガの一撃をまともにくらってしまったトロル。
たちまち吹っ飛ばされ、その衝撃で周りのモンスターをつぶしてしまう。
いててて・・・と頭をかきながらトロルは起き上がり…

トロル「ま まけた おまえ つよい おれ よわい」

先ほどの戦う表情とは違うにこやかな表情を見せアルガに近づいてきた。
そしてハンマーを後ろに捨てると手を差し出し…

トロル「おれ まけた おまえ つよい おれ したがう おれ たたかわない」

自分の敗北を宣言し、もう戦わないことを伝えた。
トロルの中のルールは強い者に従うというルール。
その考え通りにアルガが強さを示したのだから、それは従わなければならない。
今ここに、人間とモンスターとの間に友情が紡がれた…かに見えた。

>アルガ、ハチ

1年前 No.240

?? @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの森/剣神アルガ・ロト】

アルガ「魔物さんだ、大丈夫ですか!」

ハチ「それよりアルガ!早く扉をぶっ壊せ!」

片腕が使えない状態だったが全てを込めた一撃の元、トロルをなんとか倒すことができた。
かなりのダメージが入ったと思い、トロルを心配して近づくアルガ。
安心する前に新たな敵が現れぬよう扉を破壊するように催促するハチ。
自分が動けるのなら真っ先にそうしてるが身体が動かない…それ故アルガに頼んだのだ。

アルガ「は、はい!」

??「その必要はない」

トロデを心配して彼の前で膝をついていたアルガは即座に剣を地面に突き刺し、棒代わりにして立ち上がる。
そんな時、聞き覚えのない声が聞こえてきた。

ハチ「誰だ?どこにいやがる!?」

すると残っていた魔界の扉の奥から人影のようなものが見えてくる。
それはゆっくりと近づいて来ており、やがてその姿を見せた。

アルガ「お、お前は…竜王!何故ここに!?」

??→竜王「この私のことをご存知とは…」

アルガ「ご存知もなにも…ってどういうことだ!?僕のことを覚えていないのか!?」

竜王「貴様のことなど知りもせんわい。それともなんだ?異世界に私と同じ存在が…つまり並行世界の同一人物の事でも言ってるのか?まぁ良い。それよりもトロル。なんだそのザマは?誇り高き魔物が人間風情に負け、挙句は媚へつらうとはな…と、言うわけだ。消え去ってしまえ!」

扉から現れたのはロトの世界…アルガの時代にて世界を支配しようと企うゾーマの後釜とも言える新たなる魔王、竜王だった。
アルガと会話する中で新たなる事実が判明。
どうやら同じ姿をしているがアルガの知る竜王とはまた別の存在だと言うことだ。
竜王本人は並行世界の同一人物辺りと理解したようだが…
そして竜王はトロルに罵声を浴び人差し指を向ける。
躊躇なくその指先から放たれた光線は無慈悲にもトロルの額を貫いたのだった…

ハチ「…」

アルガ「…」

>all

1年前 No.241

トロル/青い巨人 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの森/青い巨人トロル】
トロル「あ…あああ…」

現実は甘くはなかった。
突如現れた魔族の王・竜王はおもむろにその手を構えたと思うと、そこから光線を放つ。
光線はトロルの頭を貫き、彼は倒れ伏してしまう。
先ほどまでに嬉しそうにしていた巨人は、一瞬にして苦しい表情へと変わる。
苦しみながらもトロルはアルガに向かって手を伸ばした。

トロル「おれ…たたかい…たのしかった…
おまえ…つよい、そしてやさしい…アルガ…トロル…と…も…だ…」

苦し紛れに伝えた相手への称賛。
だがそれは本当に苦しい時に伝えたものであった為、言葉は最後まで続かない。
伸ばしていた手も力がなくなってしまい、伸ばし続けて最後には地面へ。
目の生気も消え、体からその命が完全に消えてしまう。
戦いの中で心を通じ合わせたトロルは、戦いの中で彼と別れてしまうのだった。

>ルガ

1年前 No.242

アルガ・ロト/ロトの剣神 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの森/剣神アルガ・ロト】

アルガ「ト…ロ…ル……さ……ん…」

地面に落ちたトロルの巨大な手を折れていない左手で撫でる。
目の前で命が散った。
それも最後はこんな自分のことを友達だと呼ぼうとしてくれた者が…
確かに敵同士だった。
自分は人間、彼は魔物…だけどそんなことは関係ない。
たとえ見た目が違おうが言葉が違おうが心がある。
ならば友達になれる…ずっとそう信じて来た。
これからもそうするはずだった…
自分と戦い認めてくれたトロルのおかげでこの世界でもそうできるはずだった。
しかし…しかし…しかし…唐突に現れた魔王の手によって今しがた友達になれたトロルは殺されてしまった。
それも憎き宿敵である竜王の並行世界の同一人物に…
瞳がハイライトを失い、明るく可愛げのあった表情が一変、瞳孔が開いたかのようになおかつ顔面蒼白で絶望に淀んだような顔になっていた。怒りに打ち震えるアルガ、地に落ちたトロルの腕を触る力が徐々に強くなっていくことが分かる程だ。
そしてアルガの瞳から一筋の涙が零れ落ちた。

アルガ「うっ…うぅっ…あ…が……ぐあっ…がぁぁっ…うぐぁあァアぁぁあァァァァアァァァァあぁああぁああぁあ!!殺す…殺してやる!お前だけはもう絶対に許さないぞ…僕の知ってる竜王と違う存在だとしてもだ。消してやるぞ!お前という存在そのものを…」

竜王「なんだこの魔力は!?」

ハチ「ぐぁああああっ!?どうなってやがるぁ!?あいつの魔力…淀んでやがる…ドルマゲス…野郎のモンに似てやがる!」

瞳から流れた涙がトロルの手に落ちと同時に再びアルガの表情は生きた人間らしい者に戻った。
しかしそれは激しい悲しみと怒りにより構成される者。
生きた人間らしい…否、大切なモノを奪われた獣の姿と称する方が正しいのかもしれない。
まるで火山のように2つの感情が爆発し、滝のように溢れ出る涙と共に、全身から魔力が溶岩流のように一斉に解放されてしまった。禍々しい怨念に近い負の魔力として…
あまりの膨大すぎる量の禍々しい魔力が一気に解き放たれたことによってその衝撃によりハチは吹き飛ばされ、竜王も怯み空気が震えさせ、森をざわめかせ、果てはその力は里にまで及び、エルフ里の建物にヒビを入れ、里の木をも揺がし、里で戦っている者達にまでさぞ届いたことだろう。
魔力を宿す者、歴戦の修羅場を超えた戦士なら誰もがその異常さと、その魔力を放出する根源の位置を察することができるだろう。
ここは魔力が充満するエルフの森…アルガの負の魔力の放出が常軌を逸脱し、里にまで届くほどとんでもないものになったのもエルフの森の持つ魔力の影響もあったのだろう。

アルガ「りゅううううぅぅううおおぉおおおおおぉぉおおおおう!!」

竜王「チィッ!このままでは…」

ロトの剣を手に持つと、アルガの叫びに同調したのかどういうわけか中心の赤い宝玉が怪しく光始める。
その後、天を仰ぐように剣を頭上に掲げる。

アルガ「ビィイイイイイイッグゥッバァァァアアアン!」

銀河のように美しくきらめく、そして怪しく禍々しく輝く巨大な光球を剣先に作り出す。
それを竜王の方に叩き落とす。
ビッグバン…それは宇宙が誕生するときに起きると言われる爆発。
その名を冠する究極の特技とも呼ばれる大技だ。
光球が何かに触れると同時にイオ系の呪文とは比較にならないほどの爆発を起こす。
あまりに巨大な光球は竜王に触れると共に地面にも触れる。
そうして新星爆発が起きる…
爆発が晴れると周囲一帯はとんでもない惨状になっていることなど想像も容易いだろう。

竜王「ぐぁぁああぁあぁあああ!」

それにより聞こえてくる竜王の苦痛の叫び…
爆発が晴れると地表は抉られ半径100m、深さ12〜3mほどのクレーターいや、もはや孔ができていた。
その底にそこにいたのは…

竜王→真竜王「ううぅッ…まさかこの私がまだ試作段階のこれをを使うことになるとは…」

先ほどまで邪悪な魔人のような姿である人間に近い形態だった竜王、しかし爆発が晴れると同時にそこにいたのは悍ましい巨大な竜の姿だった。
名は真竜王。
そう、竜王がとある力で進化を遂げた姿だ。
本人はまだ試作段階であり自身の求める感性の1/3にすら満たない代物だと分かっていたので使うつもりはなかったらしい。
しかし、ビッグバンという予想外の攻撃により命を守らざる得なくなり仕方なく使ったようだ。
試作品故、まだまだ未完成な部分も多く、この姿でいられるのは精々10分ということらしい。

ハチ「痛ってぇ…なんだよ今の…あちちち…服がボロボロになっちまったじゃねぇか…」

一方でハチもビッグバンの余波を受けており、服がボロキレになり、体の一部に火傷を負っていた。
余波と言え近距離で熱風を浴びたのだからそれもそう。
むしろ生きているのも不思議なぐらいだ。

真竜王「おのれ!よもや、暴走したこ奴の相手をしている暇はない。目的を果たさねば!待っていろロォオオオオオオザリィィイイイイ!」

_______この姿を保てるのはたった15分。
そして竜王がこの世界に来た真の目的があった。
それを果たすべく、その目的の1つであるとある女性の名を叫びながら巨大な翼をはためかせ、里の方へと向かって行った。
こんなとんでもない惨状を生んでしまったアルガはというと…

アルガ「はぁっ…はぁっはぁ…待てぇええええ!待てりゅうううううううおおぉおおおおおぉぉおおおおう!!」

ハチ「お、おい!ま…まちやがれよクソガキ!テメ…くそったれ…まだ動かねぇのかよ…俺の身体!」

暴走のせいか、魔力を使い倒したせいか、肩で息をするほどの息切れを起こしていた。
しかしここは魔力が充満するエルフの森。
魔力を吸収し、全身で禍々しい負の魔力に変換させ、即座にエネルギーを全快させ、ハチの制止も虚しく、地面を蹴り飛び上がりさながら忍者のような動きで竜王を追いかけて行った。

>シーラall

1年前 No.243

ポップ/大魔導士 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_nHx

【エルフの里シーラ・民家周辺/大魔導士ポップ】

ポップ「剣?」
自分たちもいざ戦場へ向かおうとしたその時。ヤンガスがポップの背負っている剣が光っている、と言う。ポップはそういやダイの剣を背負っているんだったと思い出し……そして改めてその異変の重大さに気づいた。

ポップはすぐに剣を下ろし、ダイの剣を鞘から抜き出そうとする。が、この剣はダイ本人か剣自身の意思でしか抜けないため、当然ポップが抜けるはずもなかった。

ポップ「……このすげー光ってるとこ、確か宝玉が付いてるとこだよな……。姫さんが言うには、ダイが生きてる限り剣の宝玉は光を失わない。それがこんだけ光ってるってこたぁ、まさか……」
鞘の上からでも、確かに強く剣が輝いているのがわかる。その輝きが特に強いのは、剣の柄……記憶通りなら、宝玉が装飾されている箇所。それがここにきて、突然強く輝いた……その事実に、ポップは一つの考えに至った。

ポップ「……ダイは、ここにいる……!?」

どんなに探しても自分の元いた世界にはいなかった親友が、この里にいるかもしれない。そんな希望を持つと同時に、この辺りにもアルガの放ったビックバンの衝撃が……。

ポップ「うおぉぉぉぉっ!?な、なんだ、今の……!?」

>ヤンガス

【エルフの里シーラ・外れ/小さな勇者ダイ】

ダイ「……!?」
一方、こちらの里の外れにまで、今の衝撃は届いていた。
竜神王の呪術で身動きを封じられていたダイは、もう一度竜神王に懇願する。

ダイ「竜神王様っ!お願いだ、行かせてください!確かに傷は癒えていないけど……今の衝撃、絶対何か大変なことになってるんだ……俺は、このまま休んでることなんてできないっ!!」

里のエルフ達を助けたい、ただそれだけではない。こんな大きな事態になっているのに何もできない、そんな歯痒いことを我慢することは、ダイにはできなかった。その眼は、ひたすら真っ直ぐに竜神王を見つめていた。

>竜神王

1年前 No.244

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ・民家周辺/人情深い盗賊ヤンガス】
ヤンガス「どわーっ!?なんでガス!?」

シュガ「うるせぇぞピザ野郎っ!」

ヤンガス「ゲフゥウウウッ!?」

突如起こった謎の揺れ、それはこの里全土に響き渡る程の衝撃。
ヤンガスは慌てふためくが、すぐさまその慌ては止められた。
先ほど重体からすぐさま復活したシュガが走って里の入り口まで向かっており、その途中で騒ぐヤンガスを見つけてノリで殴った。
いつもの鋭い目つきを保ちながらキッと睨むと、すぐに言葉を放つ。

ヤンガス「このパンチ…アニキ…じゃない!?誰でガスか!?」

シュガ「知るか。んなことより里の前に敵がいるんだろ?早く…」

ゼシカ「馬鹿!アンタ感じなかったの!?途方もないぐらい巨大な魔力の塊が2個こっちに向かってきてるのよ!?」

だがその言葉はゼシカによって遮断された。
魔力を体に全く持っていないシュガにはこの状況がどうなっているかわからなかった。
だが魔術師の才を持つゼシカは里の中を渦巻いているバケモノじみた魔力を察知していた。
「あ?」と一言いうと彼は拳を構えなおす。
来るというならば迎え撃つ。そう考えたからだ。

ホミロン《アクト…なんか怖いよ…》

アクト「俺のそばを離れるな。…総員構え!一瞬たりとも気を抜くな!」

>シーラALL

1年前 No.245

クッキー/サマルトリア王子 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【エルフの森/クッキー・ロト・サマルトリア】

「ぶへ!?回復させておいてそれはないだろ!!」

殴り倒されて引っ張りあげられながらも反論する。
ここで自分がベホイミを叫び続けなければどうなっていたことやら…
そのまま突っ走っていくシュガを追いかける。
だが、その途中でアルガの放ったビッグバンの衝撃に一瞬体を持っていかれた。

「な…なんだ!?今の魔力は…!?」

すぐに体勢を立て直してシュガを追うも、巨大な魔力の塊が2個…こちらに向かっているのを感じた。

「おいおい…まさかシドーがこっちにもいるなんてことないよなぁ…?」

連戦続きのとばっちりで疲労の色が見えている状態で化け物級の魔力の相手に適うかどうか…
彼は戦う決意と共に小さな不安を抱いた。

>森ALL

1年前 No.246

謎の仮免ライダー @dieshen ★iPhone=Q4WFva8jPV

【エルフの里シーラ・外れ/竜神王】

竜神王「……」
ーーこんなにも頑なに自らの意志を貫く目を見たのはいつ以来だろうか。
そのダイの真っ直ぐな瞳を見て、竜神王の中で不意にそんな考えが頭をよぎる。
自らが課した掟が原因で引き裂かれた一つの家族、それを思い出した。その一家の一人である老人も、その娘も、そして娘の血を受け継ぐ息子も、自らの意志を貫き続けていた。
人間との間に生まれた子であろうと衰弱しきった体であろうと我が子を産むと言って譲らなかった娘、そして産まれてきた孫を一人にすまいと下界に降りた老人。
その時見た目に似たものを感じた竜神王は、ダイの体を縛る呪術を解いた。
竜神王「ならば行け。そなたの心の成すままにするが良い……だが、忘れるな。そなたの命は一つきり。その傷を負った体に鞭打ち、万が一世を去ろうものなら……そなたが先立って悲しむのは誰かを」>ダイ

1年前 No.247

アルガ・ロト/ロトの剣神 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの里シーラ・民家周辺/剣神アルガ・ロト】

真竜王「おのれ!どこまで追ってくるつもりだ!」

アルガ「お前を殺すまでだぁぁぁああ!うがぁあぁぁぁああぁああっ!」

巨大な翼をはためかせる紅蓮の龍。
それを追い詰めんとせん金髪の少年。
既に、2人の追跡劇はシーラの里の市街地にまで及んでいた。

真竜王「あの者たち…まさか!」

魔力を常時最大出力で放出し暴走し、追ってくるアルガを尻目に視界に入った者を見て驚く竜王。
そう、目の前ではモンスターたちと対峙していた大人数の男女の姿だった。
その様子から、とある人物から聞いた異界から来た勇者たちと、その仲間たちの話を瞬時に思い出し、彼らがそうであろうと察した。
後ろに下がっても前に行ってもどのみち敵はいて挟み討ち。
タイムリミットも迫り、果たさねばいけない事もある。
所謂、ピンチ…
自分の置かれてる状況を理解した竜王はアルガから少しでも距離を取るべく高速でシュガたちの付近まで飛ばし、そのまま地面に降り立って咆哮を上げた。

真竜王「グルルルルルルルゥッ!ガァァアァアアアッ!我が名は竜王!闇の者に仕えし邪悪なる賢者だ!良いか良く聞くがいい異界の者共。貴様らはこの世界とはなんら関係ない!我らはこの世界を闇で包むが今現在、この世界の事情から手を引くというのであれば無事に元いた世界に還してやろう!これは情けだ!貴様らに幸あらんことを!」

咆哮を上げたかと思えば、クッキーやゼシカ達に対して高らかに自分の名前と野望を宣言して見せる竜王。
この世界を闇で包むという明確な目的を一片の曇りもなく話す辺りもオリジナルと同じく悪のカリスマと呼ばれる部分であろうか。
そして彼らに対して、自分たちの野望の邪魔をしないと言うのであれば元の世界に還すとまで宣告。
戦士達にとっては願ってもないチャンス…だが彼らとて歴戦の修羅場を乗り越えた"竜の伝説"の英雄達。
勿論、そんな話に乗るわけもなくこの世界を守ろうとするだろう。
無論、それを理解した上でこの発言をしている竜王。
より強い敵と戦いたいと願う者が仲間内にいるので戦士達に発破をかけようというのだ。
そして竜王は締めと言わんばかりに戦士達の幸せを祈るというある意味最強の煽りを見せ羽ばたいて行った。
そして竜王が向かう先は…

イシュマウリ「邪の龍が迫っている…ロザリー、私が時間を稼ぐうちに我が友たちのいる場所に向かい彼らと合流するんだ」

ロザリー「はい!」

イシュマウリの言う通りに、家を出た矢先の事だった…

真竜王「世の中そう上手くはいかないのだ!さあ、帰るぞロザリー!」

イシュマウリ「そうはさせない…」

既に家の前に真竜王が待ち構えており、腕を伸ばしてロザリーを捕まえた。
文字通り手中に収めたとでも言うべきか。
イシュマウリもそれに対抗すべく、月影のハープから音色を奏でさせ、衝撃波を飛ばすが…

真竜王「そんなものがシンカしたこのわしに通じるとでも思ったか?他愛もない…さらばだ月の世界の者よ!」

ロザリー「イシュマウリさぁぁあああんっ!」

ロザリーを手で握り翼をはためかせてその場を去った真竜王。
山彦のように木霊したロザリーの声だったが、それもすぐに消えてしまった。
彼の戦闘を良く見ると実は英雄達に一度も攻撃をしていないのだ。
その事からも彼の先程のセリフの真剣さとオリジナルにも勝るとも劣らないカリスマ性が伝わるだろう。
何故攻撃しないか…それは、彼らの強さを買っているからだ。
それに先程の英雄たちに向けた元の世界に還すという発言といい、イシュマウリの住まう月の世界の事を知っていたりと何かを思わせるような発言をしていた竜王。
彼は一体何者なのだろうか?謎は謎を呼ぶばかりだ…

一方、シーラの里にはやっとアルガが辿り着いていた。

アルガ「竜王は…どこだぁぁあああぁあああッ!そこかぁあぁあぁぁあああああ!」

??「待ちやがれクソガキ!!」

里に着くなり、シャウトの響く怒りの声を上げるアルガ。
現在里で戦闘していた各員からしたら意味も分からないし、迷惑でしかないだろう。
それから数秒が経ちどうやらアルガは真竜王の魔力をキャッチした様子。
そこに向かおうとするが1つの声が彼の行く手を阻んだ。

??→ハチ「ぜぇ…ぜぇ…はぁっ…はぁ…はぁはぁ…やーっと追いついたぜ」

そう、その声の主はハチだった。
木の棒を突きながら、息を切らしてゆっくりだが、ずっと歩いてきたようだ。
先程まで、立ち上がるのもままならないほどに体力を消耗していたはずだが…どうしたのだろうか?

ハチ「はぁ…はぁ…さっきまでくたばってたが、運良くよぉ…近くに木の実が落ちててよ。それ食ったらちょっとだけ元気出てきてなんとか歩けるぐらいにまでは回復したぜ…へへっ…それでも戦えるほどじゃねぇかも知んねぇがよ…おいシュガ!そのガキを止めてくれ!どんな手使ってもいいぜぇ…へぇ…はぁっ…はぁ…な…な…んなら9/10殺しぐらいにしてやってくれ」

息も絶え絶えで苦しそうに事情を説明するハチ。
どうやら木になっていた果実が地面に落ちたものをなんの迷いもなく食らいついてみたら、少しだけ回復できたらしい。
恐らく、この周囲にはなんの特殊な力がある実がなっている木があるわけでもないので、おおよそ普通の果物だろう。
この短時間で歩けるぐらいには回復できたのはハチ自身の人間離れした再生能力と肉体があったからこそなのだろう。

___そしてハチはダチ公であるシュガに懇願する。
暴走しているアルガを止めてくれと…
ニヤッと笑って9/10殺しなんて物騒な事言ってる辺り相変わらずとでも言うべきか…
しかしハチは気付いていない…シュガたちの近くに子分として自分を慕ってくれる仲間であるヤンガスと、自分が世界中の誰よりも大好きな女がいる事を…

>all

1年前 No.248

ポップ/大魔導士 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_nHx

【エルフの里シーラ・民家周辺/大魔導士ポップ】

アクト達と合流し、安心したのもつかの間。ゼシカの言うように、こちらにとんでもない魔力が向かっていることにポップも気づいていた。

ポップ「おいおい……今度は何が来るってんだよ……!?」

とんでもない魔力。怯えるわけではないが、流石に警戒心はマックスだ、何が起きるか、何が来るのか分からないのが現状なのだから。
……しかし、過ぎ去っていったその人物の魔力とそのオーラは……疲弊した一行が手出しができるようなレベルではなかった。

竜王。その存在感と魔力は、まさしくかつての宿敵、魔王ハドラーや大魔王バーンに匹敵するやもしれぬものだった。

ポップ「……ははっ……話がいきなりスケール変わりすぎだろ、ついていけねぇよ」
いきなり現れた竜王は、こちらに攻撃することもなく去っていった。しかしどうやら自分たちのことは知っていた様子……ならば何故攻撃をしてこなかったのか?他に何か、大事なことでもあったのだろうか……。
もはや呆れて笑う余裕すら出てきたポップ。(苦笑いだが)

そしてまたまた新展開。もう一つの魔力の正体のようだが、今度は人間だった。どうやらハチは彼を追ってきたらしいが……随分とまぁ、ボロボロだった。

ポップ「……こいつ、今の竜王ってのを追いかけてたってわけか……!?」

>all

【エルフの里シーラ・外れ/小さな勇者ダイ】

ダイ「……大丈夫、俺だって、また会いたい仲間がいるんだ。……死なないよ!」
竜神王の呪術から解放され、自由となったダイ。たった一つの命を無駄にするなと言われたダイは、ニコッと笑って答えた。
もう一度、仲間に会いたいから。この命を、捨てるわけにはいかない……そして、自分だけじゃない。他の命だって、守ってみせる。そんな意味を込めて言ってから、ダイは今度こそ家を飛び出した。

ダイ「ありがとう、竜神王様……行ってきます!」

黒の核晶の爆発によるダメージ、ケガの治療をしてくれたのは竜神王様。その感謝をダイも当然忘れない。だからこそ、必ず戻ってくる。行ってきますに、その意味もダイは込めていた……。

……そして。

ダイ「……凄い魔力の一つはどこかへ飛んで行ったみたいだ……もう一個は……こっちか!」

竜王の魔力を感じたようだが、すでに竜王はロザリーを連れて消えてしまった。そして残る大きな魔力……怒りの感情が大きく感じ取れる、アルガの魔力を感じ取り、ダイはその方向へと走り出した。これも、運命の導きなのか……

>対象者なし

1年前 No.249

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ・民家周辺/ローレシア王子シュガ・ロト・ローレシア】
シュガ「知るかよ。ともかく…味方じゃねーことは確かだろ?」

ゼシカ「来たわよ…総員構えて!」

ゼシカの言葉にアクトがはっとなって構える。
本来指示を出さなければいけない自分が呆けに取られ、構えを怠っていた。
それも先ほど参入したばかりの味方であるゼシカにその役目をとられてしまっていた。
やってしまった…そう思い目つきを向かってきた謎の魔力に向ける。

こちらに向かってきた魔力は以外にも小柄で、人型の姿をしている。
魔力の包むローブをまとった男は高らかに自分の目的を宣言した。
それを見て本来ならすぐさま噛みついていくであろうシュガが、何かを言っている。

シュガ「竜王…そうだ、思い出した!100年前に先祖の一人が倒したっていう魔王!…これまためんどくせーのが出てきたなおい…」

アクト「っ…しまった!」

シュガの解説を真剣に聞いていたアクト。
再び彼のツメの甘さが災いしてしまい、竜王を逃がしてしまう。
竜王はエルフの里の中にいた女性を一人捕まえていたように見える。
「まだ逃げ遅れた人がいたでガスか!やっちまったでガス!」と後悔するヤンガス。
だがそれも虚しく竜王は消えてしまう。

そのすぐ後だった。竜王を追ってきたアルガが莫大な魔力を身にまとい突撃してきたのである。
シュガにとっては関わりの深い人物。彼もアルガの服に大きく刻まれた紋章…ロトの紋章が自分の小手に入ったものと同じものであることを確認する。
そして彼が持っているロトの剣。アルスの時代では由利の邪悪な意思の片割れ魔王・露理を封印した聖剣・ルビスの剣であり、
シュガの時代でははシュガが剣を使わないことでクッキーが所持している剣。
「どういうこった…」と一言言うが、それは2つの大きな声によってかき消された。

ゼシカ「ハチ!」

ヤンガス「アニキィイイイイイイイ!ハチのアニキ!大丈夫でガスかぁあああ!?」

そう、ゼシカ達である。
元の世界でハチの仲間だった二人はアルガよりも真っ先にハチに反応した。
今にも死にそうだが、まだ死んだわけではない。ならば復活系ではなく通常の回復魔法も届く。
ヤンガスとゼシカは即座に対処をすることにした。これだけ弱っていては視覚にも影響が出ている。
そう思ったゼシカは特薬草を口に含み水を飲み、口移しでハチの体の中に流し込む。
ヤンガスも回復を促進させるために数少ない魔法を唱えていた。

ヤンガス「アッシも魔法を使うときがきたでガス!…はやくよくなーれっ!ベホイミベホイミベホイミッ!」

ゼシカ「ちょっと我慢してね…はむっ」

そんな二人を見てアクトとシュガは別のことに集中しようと構えなおす。
相手は暴走した魔力の塊のような存在。やるとしたら先ほどのような捨て身の戦法ぐらいしか届かないかもしれない。
「少しきついな…」と弱音をはきかけるアクトだが、シュガはアクトにすぐさま意見した。

シュガ「隊長さん!俺を浮かびあがらせろ!そっから俺がどうにかする!」

アクト「…信じるぞシュガ!…煉獄斬りっ!」

シュガがジャンプすると同時にアクトは煉獄斬りを放った。
これは本来巨大な炎の竜巻に敵を巻き込んでダメージを与える技だが、それを推進剤として使用したわけである。
その勢いに任せてシュガはそのまま真っすぐアルガの方向に向かっていった。
そのあとやることは決まっている。そのまま拳を構え、彼の顔面に向かって突き出す。普段からやってる行動と一緒だ。

シュガ「オラァッ!ラリってんじゃねぇぞクソガキィッ!」

>ALL

1年前 No.250

ハチ/竜神の勇者 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの里・シーラ・民家周辺/竜神の勇者ハチ】

((もみっ))

ゼシカがボロボロのハチに口移しで特薬草を与えた数秒後だった。
上記のような擬音と共にゼシカの豊満なバストを鷲掴みにする手があった。
誰あろう……奴である。

ハチ「おっ、この感触……」

一揉みしてからその感触を確かめるべく魔手が何度も動き4揉みぐらいして満足したのかやっと手が離れた。
そして次の瞬間、獣の咆哮にも負けないほどの叫び声が辺りに響くことになる。

ハチ「ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼシカぁぁぁぁぁああぁあぁあぁ!?なんで!?なんでこんなとこにいんだよ!?へ?お?おぉおおおおおお!ヤンガス!オメェも来てたのか!!!」

数度バストを揉んだだけで確信に辿り着いたようだ。
この豊満な胸の持ち主が誰であるかを。
そう、ハチが世界の何物にも変えても守りたい意中の女性である彼女であると。
胸から手を離したかと思うと、そのまま手を使ってゼシカから文字通りに後退するとゼシカを指差して驚愕の声を響かせた。
そして辺りを少し見ると、そこには自分を兄貴分として慕ってくれるヤンガスの姿もあり、彼を指差してまたも大声を上げた。

ハチ「ゼシカ!愛してる!ヤンガス!愛してる!」

その後、飛び跳ねて立ち上がると駆け足で2人の元に近づき2人の手を握ってその再会を喜んだ。
一方その真横では…

アルガ「スクルトォオオオオォオ!」

拳が放たれたと同時にスクルトを唱える。
どういうわけか、トロール戦と同じく防御力を上げているのではなく、膜の薄いバリアーを展開している。
そのバリアーでシュガからの攻撃を防御してみせると、今度は右足で思い切り地面を踏み込み、折れてない方の腕を振るいシュガの顔面めがけてパンチを放った。

>>all

1年前 No.251

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ・民家周辺/ローレシア王子シュガ・ロト・ローレシア】
ゼシカ「ええいうっとうしい!…全く…どこでもこうなんだから…」

ヤンガス「アニキ!あっちのほうなんかやべーでがす!」

互いに再会を喜び、そしてツッコミを入れるゼシカと、
再会を喜びつつも何かヤバいものを見たヤンガス。
彼等はレティスに頼まれてこの世界へ自ら転移してきたのだが、こんなに早くかけがえのない仲間に会えるとは思わなかった。
とまぁそれはともかく、ヤンガスの言った通り向こうはマズい状況だった。

シュガの渾身の一撃をあっさり防御されてしまい、すぐさま反撃を許してしまう。
少なくても現時点の自軍でのパワーでは1.2を争うシュガの一撃をあっさり防げるあたり、圧倒的な防御力を有しているのがわかる。
そこから更に攻撃を放たれる、そこで響いたのは攻撃が当たった時の音ではなかった。

《ガシィッ!》

シュガ「逃 が さ ね ぇ ぞ?」

そう、なんとわざわざ顔面を無防備にして攻撃を誘い、向かってきた腕を直撃する直前でつかみこんだのである。
このまま逃げる隙を与えるわけもなく、そのまま両足で蟹ばさみの形で腰元に食らいつき、
一撃を放とうと両手を構えるために腕を離そうとしたその時だった。

ピカッ

眼前でとんでもない輝きがして一瞬で目を閉じたシュガ。
すぐさま目を開けると、輝きを放っているのは二つ。
1つはシュガが装備しているロトのガントレット。そしてもう一つは…アルガが装備しているロトの剣。
互いに同じ元の持ち主の魔力が込められている代物。最もシュガのロトのガントレットは元ロトの盾で形は変わっているのだが、
それらがまるで引かれ合うように互いに大きな輝きを放っていた。

シュガ「んだ…?これ…」

>ALL

1年前 No.252

クッキー/サマルトリア王子 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_BDB

【エルフの森/クッキー・ロト・サマルトリア】

「シュガ!待てってば!!」

彼は突っ走っていくシュガを追いかける。仲間割れとか最悪すぎる。
暴走している人物とシュガを止めるべく彼は二人に向かっていくが…

―――ピカッ

眩い輝きが彼の目を眩ました。恐る恐る目を開けてみれば、
シュガが装備しているロトのガントレット。そしてもう一つは…アルガが装備しているロトの剣が眩く輝いている。
気が付けば、自分の持つロトの剣も眩く輝いていた。
共鳴している。同じ魔力を感じる。だとしたら間違いない。この人も、自分の子孫か先祖だ。

「シュガ!!その人は多分僕らの先祖か子孫だ!!ロトの装備が共鳴してる!!」

彼は二人を那波目用途説得を試みた。

「君もそこで暴れてるだけじゃダメだ!ここで仲間割れしても攫われた人が戻ってくるわけじゃない!」

>シュガ アルガ ALL

1年前 No.253

ダイ/小さな勇者 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_yFt

【エルフの里シーラ・民家周辺/小さな勇者ダイ、大魔導士ポップ】

ポップ「……どうなってんだ、なんなんだよ、アイツ……!?」

竜王を追いかけていた少年は、怒りのままに暴走しかけている様子。すぐさまシュガが止めに入るが、シュガの攻撃は全く通用していない様子。
このままでは間違いなく死闘になる。せっかく敵は退けたというのに、このままでは……そんな時、シュガのガントレットと、少年の持っていた剣が強く輝き始めた。それこそ、目が眩むほどに眩い光。その発光が不思議な出来事だったため、一瞬だが二人とも動きが止まった。

……そして、そこへ。

ダイ「やめるんだ、ここにもう敵はいないよっ」
森の木々を抜け、現れたのは……ダイ。左手でシュガ、右手でアルガの腕を強く掴み、これ以上の戦いは無意味だと静止。その手の甲には竜の顔をした紋章が浮かび上がっており、大きな力を持つ二人をもう戦わせない、そんな強い意志からか……とにかく二人を落ち着かせようとしていた。

ポップ「……嘘だろ」
だが、ポップからしたらそんなことはどうでもいい。あのダイが、行方不明になっていたダイが、目の前にいる。それが信じられなくて、嘘か夢かと自分の目を疑い、唖然としていた……。

>all

1年前 No.254

ロトの剣神 @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの里シーラ・民家周辺/ロトの剣神 アルガ・ロト】

アルガ「がぁっ!なんだこの光は!?」

剣に着いたオーブから放たれた輝きになり、一瞬正気に戻ったアルガ。
再度暴走しそうになった時、1人の少年が割って入った。
小柄で見た目はまるで幼少男児のそれだが、その瞳から感じられる覚悟は本物だった。

なによりもその手の甲に宿された龍の紋章がこの少年の覚悟と芯の強さを物語っていた。

アルガ「はぁ…はぁ…僕は一体…これは…すみません皆さん。どうやら迷惑をかけたみたいで…」

どうやら暴走時も明確なものとは言えないが意識はあった模様で、現在の状況を把握することができた。
自分が齎した被害と、周りにかけた迷惑を反省してまずは素直に周囲にいた人間たちに謝った。
正気に戻ると同時に、周りにいた人間たちが自分と同じように異世界から飛ばされて来たであろうことを瞬時に察したようで中々に頭がキレると言うべきだろうか。

アルガ「君達には危ないところを助けてもらったよ。僕はアルガ・ロト…君は?」

それからアルガは真っ先に、ダイとシュガの元へと向かった。
彼らは暴走した自分を止めてくれのだから。
それに、もしかしたら自分もシュガの強烈な一撃を喰らっていたかも知れないし、逆に自分がシュガに強烈な一撃を浴びせていたかも知れないし。
とんでもない事態になる前に収束したのは正しくダイのお陰と言わざるを得ないだろう。
そして礼を言いつつ、名前を訪ねようとその前に自己紹介をしておくアルガ。
ダイはまだしも同じくロトの名を持つシュガ、それに近くにいるので聞こえていたであろうシュガはどんな反応を示すのだろうか?

>ダイ、シュガ、クッキー、all

1年前 No.255

削除済み @yorokongu ★TPGQ3UIcgo_zEX

【記事主より削除】 ( 2016/10/22 23:28 )

1年前 No.256

シュガ・ロト・ローレシア/ローレシア王子 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【エルフの里シーラ・民家周辺/ローレシア王子シュガ・ロト・ローレシア】
シュガ「なっ…なんだこのガキ…」

突如現れた妙な力を持つ少年に彼は圧倒された。
自分もそれほど自信家ではないが力には少しだけ自信があった。
しかしそれをこうも簡単に止めてしまった相手に押されてしまう。
一旦落ち着いてシュガは相手の話を聞くことにした。
その言葉の中には確かにあった。「ロト」と。この名前を聞き逃すわけにはいかない。

シュガ「…アルガ・ロトっていやぁ…あああああああっ!思い出した!
俺が昔英才教育受けてた頃ジジィの文献の中にあった名前だ!確か俺達の国作ったローラのババァの旦那の勇者…」

そう、彼の記憶にあった先祖の名前とぴったり一致したのである。
アルガ・ロトといえば自分を含むローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの創始者。
かつて暴虐の限りを尽くしてきた竜王を倒し世界に平和をもたらした勇者である。
シュガはまたも今日が薄るハメになった。
自分の先祖には少し前に会ったばかりなのにもう一度会う機会があるとは。

シュガ「…俺の名はシュガ・ロト・ローレシア。ローレシア王国の王子。
そっちのひょろいモヤシ野郎はクッキー・ロト・サマルトリア。俺もアイツもアンタの子孫だよアルガ・ロト。いや…ちぃ先祖」

【おかしい部分があったので修正します。前のは削除します】

>ちぃ先祖、クッキー、ダイ

1年前 No.257

アルガ・ロト @gooon ★iPhone=tQordcmLt5

【エルフの里シーラ・民家周辺/ロトの剣神アルガ・ロト】

アルス「ししししししし、子孫!?」

青フードにゴーグルの不貞腐れた表情目つきの悪い青年に告げられた真実。
目の前のその青年と、近くにいた緑色の服のゴーグルの青年含めて自分の子孫だと名乗った。
その事にさきほどの硬い表情から一変して、一気にコミカルな表情へと変化したアルガ。
どっからどう見ても自分たちより年上なのに…と言ったような怪しげな表情で2人を見比べて全く信じてない様子。

アルガ「だけど!それが事実だとしたら僕は…ロ、ロ、ロロロロロ、ローラ姫とあんな事やそんな事を…」

どういう頭の構造なのか、疑惑から一気に妄想へと彼の思考は昇華された。
両手の手をバッと開いて、両手を二度見、三度見と何故か確認しだすアルガ。
どうやら妄想と思考を整理し始めたようだが、それから程なくしてとんでもない方向へと思考が繋がったせいかまるで噴水のように鼻血を吐き出して、その場に大の字で倒れ込んでしまった。

>all

1年前 No.258

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

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1年前 No.259

レック/レイドックの王子 @seigi0124 ★WvTW0Vdncy_yyJ

【地下洞窟ドワドキア/レック、ジンガ君、ジュリエッタ】

レック「……そのクズは何処へ行ったのですか?」
眼鏡のフレームに指を当てて、静かに族長の娘にそう聞くレック。
彼の語調には、僅かに怒りの様なものが含まれていた。
彼にも婚約者、とまではいかないが大切に想う人は居る。その人と想いを通わせ合えば合うほど、離れるのはこの上ない苦痛となる。それを彼は現在進行形で味わっている。
だからこそ、いつもの様な不遜極まりない態度は一切なく、その人質に取った何者かへの怒りが静かにこみ上げていた。

ジンガ君『彼女ノ目的ハ、我々ノ当初ノ目的ト一致スル可能性ガアリマス』

ジュリエッタ「そうねぇ……まあ、今の決定権は私には無いから、貴方達に一任するわ」
決して適当に言っている訳ではない。彼女はバトシエに関する事は一任されているが、現場の事に関しては異界の勇者達の意向に従う様にとディルクから言われているのだ。>ドワドキアALL

1年前 No.260

メーア/親衛隊隊長 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_yFt

【地下洞窟ドワドキア/親衛隊隊長メーア】

メーア「婚約者を人質に……許せないわ……!」
そしてこちらのチームに配属されたメーアもまた、そのドワーフの婚約者を人質に取った「闇の衣をまとった者」を許せず怒りを露わにしていた。婚約、結婚。女性にとっての一つの夢。メーアも親衛隊隊長なんてやっているが女の子だ、ある程度そんな夢も持っているのだろう……種族は違えどその気持ちは一緒なはず。
拳を強く握りしめて、必ず助け出してあげよう、そう誓っていた。

メーア「絶対に貴女の婚約者を助け出してあげるわ、異論がある人は……いないわよね。」
族長の娘に真っ直ぐな眼で必ず婚約者を助け出すと誓い、その目的に異論がないか一行を見渡す。……どうやらいなさそうだ。

少し気になるのは、レックだろうか?どこか静かな怒りを感じるが……。

≫ドワドキアall

1年前 No.261

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【地下洞窟ドワドキア/ロトの勇者アルス・ロト】
族長の娘「この洞窟の奥に特別な鉱石がとれる大きな採掘場があります。おそらくはそこに…」

アルス「よし、行くぞ」

族長の娘「ええ!?危険ですよ!何も準備しないで…」

アルス「生涯をかけて愛すべき伴侶を誘拐した奴に慈悲など与えるか!…安心しろ、お婿さんは俺がぜってぇ助けてやる。」

ここで冷静になれていないのはアルスも一緒だった。
彼の場合は生涯をかけて愛し守り抜くと誓った女と結婚して間もない頃にこの世界に飛ばされた。
しかもその女性は自分とは違う種族の女性で、二人で異種族の共存という夢を追いかけていた。
今まさに自分が感じている状況と同じような境遇の娘。
それを長く味わわせたくない。そういった思いがアルスを突き動かしている。

娘に案内されて向かったのは洞窟の奥まで続く道。
最初の場所は十字路が何重にもなっている入り組んだ場所だった。
そこを見張っているリザードマン兵が二人…

リザードマンA「なぁ、ヘルムード様なんでこんな場所に来たんだ?」

リザードマンB「なんでも聞いた話によると、あのお方をよみがえらせる為に儀式をするけどその魔力が必要なんだと。
力押しで解決したいけどここの石はまだ使えるし掘れる奴等残しておかなきゃならないからな」

アルス「へえ〜、ところであのお方って誰だっけ?」

見張りの二人は何かを話している。
感じから見るに、見張りの途中で暇になったからだべっているといったところか。
その話の中に少しだけ見て取れる重要なワードが出てきた。
あのお方…どうやらこの世界のモンスターを暴走させた者達は何者かを蘇らせようとしているようだ。
これだけ大規模な世界進行のことも考えると、相当の相手だと考えられる。
だが、アルスたちにとって今はそんなことはどうでもいい。

リザードマンB「そりゃぁお前…って誰だお前!?」

アルス「騎兵隊だ馬鹿野郎!必殺…ドラゴン斬りぃっ!」

リザードマンB「うぎゃぁああああああああああああっ!?」

>ドワドキアALL

1年前 No.262

語り部のポキール/妖鳥族 @forte10☆NeDCG1Klls. ★I0OJO6Od8p_iQv

【地下洞窟ドワドキア/語り部のポキール】

「どこかで似たような出来事にあった気もするが…はて?」

仲間たちが各々の感情を抱き、冷静さを失いつつある中で相変わらず
この派手な色合いの服を着た黒い鳥人間は飄々とした態度を取っていた。
しかし、彼もまたその心の中に静かな怒りを燻らせているのも事実だった。
彼が大切にする愛と言うものを踏みにじる行為は、彼の心に怒りを宿すのには十分すぎるものだ。

「皆、怒りを抱くのも無理はないだろう。
しかし、冷静さを欠いてはいけない…こういうときだからこそ、落ち着いた対応が求められる。」

先に進み始めるアルスたちの後を追いながらも、彼は冷静沈着な口調で怒りで我を忘れるなと忠告する。
暫く進むと見張りであろうリザードマンの兵士が二体いた。
彼は息を潜めて話の中に少しだけ見て取れる重要なワードを頭に刻み込む。
モンスターを暴走させたヘルムードと言う人物が何かを蘇らせようとしている…
あの時、ゾーマが自分に破壊神シドーを創らせようとしたものに似た何かを彼は感じた。

「全く…敵になりふり構わず突っ込んで行くのは相変わらずだね。まあ、奇襲も僕は嫌いじゃないけど。」

アルスがリザードマンに切り込んでいくのを見ると、彼も奇襲に動き出した。
光の少ない洞窟では派手な服もそう目立たない。ましてや本体は漆黒の体であるため、意外と闇に溶け込んでいる。
彼は姿勢を低くしてアルスの強襲にうろたえる残されたリザードマンとの間合いを詰め、
その長い足から繰り出される鋭い蹴りに鎌鼬を纏わせた攻撃を放つ。この時の彼は無音…全く音を発していなかった。
これも彼の固有能力“真言”の力である。音の響きやすい洞窟ではその音で敵の位置や味方の位置がわかってしまう。
彼は攻撃に出る前に小さく己が無音となる真言を呟いて奇襲を仕掛けたのだ。

>ドワドキアALL

1年前 No.263

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【地下洞窟ドワドキア/ロトの勇者アルス・ロト】
アルス「答えろ、この洞窟の奥に婚約者を隠したことはわかってる…お前等の親玉はどこだ?」

リザードマンA「へ…へへへ…」

右腕に構えられたルビスの剣は、その場に倒れさせられたリザードマンへ向けられていた。
もう片方のリザードマンはぴんぴんしている為攻撃を仕掛けようと構えるがアルスもそこまで無謀じゃない。
左腕に構えられた王鋼の剣の切っ先はアルスの視線の真後ろ…つまりはもう片方のリザードマンに向けられている。
ピンチの方のリザードマンは恐怖でおかしくなってしまったのか、へらへらと笑って白眼になっていた。
しかしまぁこのアルスという男は一応勇者だが戦い方は蛮族のソレと言っていいだろう。
元の世界で盗賊団の残党と戦った際も倒れた敵の一人を盾にしたり、故郷ジパングでの戦いでは女装して不意をついた一撃を放つ等姑息な手を使うことが多い。
現に今もリザードマン相手に実質片方を人質にとって情報を聞き出そうとしている。
その考えが正しい方向に向けられているからまだしも、悪人だったら彼は技量混みで間違いなく魔王クラスの存在になっていたことだろう。

リザードマンB「相棒、今助けてやるぜ!…その剣…別世界のロトの勇者だな?
ヘルムード様が危惧していた相手にこんなとこで会うなんてな…」

アルス「聞こえなかったか?俺はとっととお前等のボスの場所を教え…」

リザードマンB「へっ、だったらこいつらを倒してからだぁ!くらえ…モシャスの鏡!」

アルスが「やべぇっ…」と一言言いバックステップをした。
そう、元の世界で味わったことのあるアイテムだったからだ。
モシャスの鏡…ラーの鏡と同じく魔力を持った魔鏡のうちの一つであり、
対象に向けることでそのパワーを発揮する鏡である。
向けられた者の生体情報を魔力で記憶し、転写…その場に鏡に映された者の偽物を召喚する鏡だ。
偽物は本物と全く同じステータスを持ち、鏡の所持者に付き従うようになっている。
ただそこは鏡、利き腕や服の模様などは鏡で真逆になっている。そしてもう一つ真逆になっているもの、それは…性格だった。

シャドーアルス「お任せください、リザードマン様。
…この勇者アルス・ロト。偉大なる戦神ロトと女神ルビスに誓い貴様を倒す!覚悟するがよい!」

アルス「…ま〜たこのパターンか…苦手なんだよなぁこの歯が浮くような絵に描いた勇者像な俺…」

リザードマンB「さぁ、こいつらは貴様等のコピー…能力なども全く同じだ。
自らの力によって滅ぶがよいわ!…さ、相棒。俺達は逃げるぞ」

リザードマンA「お、おうすまねぇ相棒。勇者達とエルサーゼ親衛隊!いつかわんわん泣かせてやるからなー!」

リザードマン達はこの隙に逃亡。
恐らくは彼らが言うヘルムードとかいう存在に報告をしに行ったのだろう。
アルスはげんなりしながら自身の影に向かって剣を構える。
戦うべき厄介な相手…それは自分達そのものだった。

>ドワドキアALL,シャドーヒーローズ

1年前 No.264

レック/レイドックの王子 @seigi0124 ★iPhone=A5hqv0rpmr

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1年前 No.265

語り部のポキール/妖鳥族 @forte10☆NeDCG1Klls. ★I0OJO6Od8p_iQv

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1年前 No.266

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【地下洞窟ドワドキア/ロトの勇者アルス・ロト】
アルス「なんでもいい、とっと終わらせてやる!」

シャドーアルス「奇遇だな本体。私もそう思っていた…お前の存在は…」

「「不愉快極まりない!」」

誰よりも早く…とはいかないが足が動き、俺達の剣はぶつかり合った。
やはり同一人物と戦っているだけはある。動きが全く同じだ。
同じ逆手の構え、二刀流、体術を交えた戦い方。

「「旋風回転斬っ!」」

アルス「この野郎!火炎斬りっ!」

シャドーアルス「猿め…氷結斬り!」

まるで鏡に剣を振るってるかのような動き。正直今すぐにでも戦いをやめたい。
剣が金切り声を上げ、隙を見て放った蹴りはほぼ同時に互いの鳩尾に当たる。
それでもひるんでられず、向かっていった両者の攻撃はまたぶつかり合おうとしていた。

アルス「ライデインッ…フィンガァアアアアアアアアアアっ!」

シャドーアルス「ギガ…」

ここでは俺が完全に失敗したと言わざるおえない。
振り上げた雷撃を纏った拳は止まらず向かっていく。
とっさに離れる行動を取ろうとするが、それは既に止まらない。
俺が散々練習して放った技…威力は一番知ってる。
ギガスラッシュ、その技の使い手はあらゆる世界にいるが俺のは大気の魔力を吸収して放つ斬撃。
しかもここは魔力が溜まる鉱石が沢山あるもんだから余計めんどくさい。

シャドーアルス「スラッシュ!」

ズバンッ!と巨大な音を立ててえぐられる地面。
その攻撃は確かに、そして鋭くこちらへ向かってくる。
光が晴れ、その場に残っていたのは…

シャドーアルス「ふっ…終わったな…所詮は不純な男よ。」

俺のマントがまかさったルビスの剣だった。

シャドーアルス「何っ…!?」

ルビスの剣《ひどいよご主人…》

アルス「馬鹿正直すぎるんだよ…俺の影ってことはそういうこった。…俺の世界でもそうだったようにな…」

正直ただでは済まなかった。あの咄嗟に自分だけにルーラを使って上へ吹っ飛ばし、当たったように錯覚させるためにルビスの剣を地面に刺してマントを巻いた。
おかげで右腕はバカみたいに痛いし血がドクドク出てやがる。
頭の方にも切り傷と感電跡…あーもう、なんで俺っていっつも戦いをスマートに決められねーんだろ。

シャドーアルス「馬鹿め、空中なら避けられまいっ!」

アルス「お前も避けられなくなるんだ…よっ!バギマッ!」

向こうもこんな無防備な相手をほっとくわけがないと思った。
もう一度ギガスラッシュを放とうと構えられたルビスの剣に相当する剣に向かって俺は残ってた王鋼の剣をぶん投げる。
その後王鋼の剣に向かってバギマを放って軌道を変え、真後ろから刺さるように放つ。

シャドーアルス「ぐああっ!?」

アルス「俺は他の奴に何かに突出した強みなんてもんはねぇさ…ただな。
元々覚えてる技を自分流にするぐらいなら容易いぜ!」

さぁて、布石は整った。こんだけやればスーパーハイテンションになるまでもねぇ。
ギガデインを足に溜め、そのまま重力加速を利用して落下しながら蹴る。
俺の十八番は勇者剣術やロト流格闘術だけじゃない。俺がアレンジした攻撃技だってある。
シンプルだが…こいつはいてぇぞ…!

アルス「スゥパァアアア!ジゴデインキィイイイイイイイイックッ!」

まさしく会心の一撃。
蹴りを直撃させ、敵をもう一度蹴って宙返りをして地面に着地。
同時にまるでタイミングかのように爆発をする俺の影。
毎度ながらほんっとギリギリな戦い方するな…俺…見たところボスでもないのにどうしよ…

アルス「いっちょ…上がりぃっ…」

シャドーアルス「ふむ、完全に負けたよ。やはり小ズルい奴だ。」

アルス「負けても消えねーのかよ!?」

>ドワドキアALL,シャドーヒーローズ

1年前 No.267

メーア/親衛隊隊長 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_yFt

【地下洞窟ドワドキア/親衛隊隊長メーア、???】

シャドーメーア「良い?そもそも私は貴女の分身、見た目は勿論、戦闘力、魔力、技、全てが貴女と同じ。本来同じ能力を持つ者どうしが戦えばその戦いは長きにわたる、早く先に進まなければならない貴女達からしたら、私達『影』と戦うことは大きなタイムロスとなるの。つまり……」

メーア「あぁもうっ、私のくせになんで話が長いの!」

シャドーメーア「影だからに決まってるでしょ」
一方、メーアは自分の偽物であるシャドーメーアと交戦中。どうやらメーアの偽物はメーアが嫌いな『話が長い』人間らしく、更に強さも互角なのでメーアのイライラは最大まで高まっていた。レイピアがシャドーメーアのレイピアとぶつかるたびに長々と話をしてくるため、いい加減そのイライラの限界も近い。

そして……シャドーレックと対峙し、フラグを建てていたレックの元に、そのフラグを回収するかのごとく物陰から1人の少女が飛び出してきた。

?「レック〜!!」
少女は嬉しそうに何の躊躇もなく、レックに抱き着く。

》レック

1年前 No.268

レック/レイドックの王子 @seigi0124 ★iPhone=A5hqv0rpmr

【地下洞窟ドワドキア/レック、ジンガ君、ジュリエッタ、シャドーレック】

レック「っ!?」
抱きついてくる少女を受け止めるレック。
自分の名を呼ぶ少女の声。待ち望んだ声のはずなのに、どうしてか今は全く真逆の思考が一気に彼の頭を制圧した。
レック「……どうして貴女はこう、いつもいつも僕の思考を読み取ったかの様にフラグを回収するんですかね……」

シャドーレック「おっ、なんだよオンナかぁ? ひゅー、妬けるなぁ俺ぇ!」
その様子をこの上なくチャラつきながら茶化すシャドーレック。どうやら彼は影として顕現したばかりだからか、記憶はコピー出来ていない様だ。

ジンガ君『レック様、オ知リ合イデスカ?』
一方、こちらのジンガ君は一切の悪気なくレックに問う。
しかし今のレックは

自分で建てたフラグが即座に回収された→認めたくもないチャラい自分の影に茶化されるという隙を生ぜぬ二段構えを喰らった挙句に大嫌いなモンスターと全く同じ姿の味方に聞かれているのでメーアほどではないだろうが怒りが煮え滾っていた。
しかし事情を知らぬ彼女の手前、ブチギレる訳にもいかない。ただそれだけがレックをギリギリ抑え込んでいた。
レック「まぁ、そんな所です……っ!!」>謎の少女

1年前 No.269

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【地下洞窟ドワドキア/ロトの勇者アルス・ロト】
アルス「さって…あと二人…」

周りの状況などお構いなしにアルスは剣を拾って構えなおした。
依然として敵は2人。しかも手練れぞろい。
ここで戦いを長引かせても攫われたフィアンセのこともある。
出来ることならここを突破してちゃちゃっと片づけてしまいたい。
だがこれだけの敵だ。戦うとなったら…

シャドーアルス「隙あり!」

その時だった。がばっと剣を構え突撃するシャドーアルス。
その剣には既にギガスラッシュの電力が纏われており、今にも仕留めようとせんとしている。しかし…

アルス「っるさいなぁ…」がしっ

シャドーアルス「なっ…」

アルス「今考えてんだろ!」

振るわれた腕をつかんだと思えば、即座に背負い投げを放つアルス。
剣術だけではなくロト流格闘術で武術も習っていたアルスだ。背を取られようと隙は無い。
回復はまだしていない為多少傷は痛むが、それでも柔を放つぐらいは造作もない。
投げられたシャドーアルスはそのまままっすぐとシャドーレックの方向へ飛んで行った。

不運にもその剣先にギガスラッシュの魔力を纏ったまま…

>>ドワドキアALL,シャドーヒーローズ

1年前 No.270

メーア/親衛隊隊長 @yuki1996 ★nL9dWXxow5_yFt

【地下洞窟ドワドキア/親衛隊隊長メーア、家出娘バーバラ】

バーバラ「レック、捜したんだよ〜!?あの時裂け目に吸い込まれた後、私ここに落とされて……。」
少女の名は、バーバラ。レックやハッサン達の仲間の一人だ。デスタムーアを倒した直後に開いた次元の裂け目に吸い込まれ、1人このドワドキアに落とされたらしい。
ようやくデスタムーアを倒したと思ったら今度は仲間とはぐれて知らない土地だ、彼女自身不安でいっぱいだったのだろう。レックに抱き着くと、もう離さないとでも言うかのようにギュッと強く抱きしめていた。
で、そこでようやくシャドーレックやジンガ君に気づいたようで……。

バーバラ「あれっ、レックがもう一人!?それに……キラーマジンガ!?」
見た目だけはレックにそっくりなもう一人のレック。更には元の世界でのトラウマ製造機であるキラーマジンガまでいる。ようやくレックと再会できたはいいが、バーバラは状況が理解できず軽くパニックに陥っていた。

》レック、all

1年前 No.271

レック/レイドックの王子 @seigi0124 ★ufUb70BdrI_yyJ

【地下洞窟ドワドキア/レック、ジンガ君、ジュリエッタ、シャドーレック】

レック「ようやくですか!?」

シャドーレック「マジかよ俺超ショックなんすけど……」
流石のシャドーレックも、バーバラの反応は堪えた様だ。しかもそこに、アルスとシャドーアルスの余波とも言うべきギガスラッシュの稲妻を纏った剣がシャドーレックにものの見事にクリーンヒットした。
シャドーレック「ぎにゃああああ!!! 我が魂はレイドックと共にありぃいいいい!!!!」
意味不明な事を叫びながら、シャドーレックは吹っ飛んで壁に激突した。しかもギガスラッシュのパワーがシャドーレックに直撃して無くなったのか、彼が壁に激突する頃には虚しく土煙が上がるのみだった。

レック「……そのまま二度と蘇らないでください、反吐が出ます」
吐き捨てる様に言った後、レックは改めてバーバラに向き直った。
その目はとても真剣で、とても再会を喜ぶ……という雰囲気ではない。
レック「バーバラ、再会を喜ぶのは後にしましょう。今は時間がありません……貴女の力があれば、きっとこの状況をより迅速に打開出来るはず。事情は追って説明しますので、今は力を貸してください」

ジンガ君『事情ノ説明デアレバ私ガオ引キ受ケシマス』

レック「ききき気を遣わなくて良い! 君は他の人のサポートに回ってくれ!!」
彼が味方であるのは重々承知している。なにせ改造したのはあのジュリエッタだ。それだけで信頼に足るというのはレックもこのドワドキアに来るまでに重々承知している。
だがそれでも、身に染み付いたトラウマはなかなか払拭できない。海底宝物庫での不意なエンカウント、更にヘルクラウド城での魔王デュランやデュランに操られたテリーの前哨戦。キラーマジンガというモンスターに植え付けられた恐怖は、少ないながらも強烈過ぎたのだ。>ドワドキアALL

1年前 No.272

アルス・ロト/ロトの勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【地下洞窟ドワドキア/ロトの勇者アルス・ロト】
アルス「何はともあれあと一人…」

共倒れとなったシャドー達など見向きもせずにアルスは考える。
残ったのはある意味一番厄介なシャドーメーア。
シャドーポキールは戦う気は皆無なようで、ジュリエッタは映らなかったためシャドー体が存在しない。
相手はシャドーとはいえ女、本来のメーアは強気で…短気で…簡単な男には引っかからない女。
その真逆…真逆…

アルス「はっ…!」

そう、真逆だ。相手はメーアとは真逆の性格。
冷静で…根気強く…そして簡単な男に引っかからない女の逆という事は…
アルスは少し迷う。たとえ別世界に離れているとはいえこのような行動に移っていいものか。
だが戦わずして進めるならこれでも構わない。
というより敵とはいえ出来れば女を斬りたくない。そう思った。
ハァ…とため息をついたがすぐさま身なりを整え、剣を鞘に2本治めると咳払いをし、シャドーメーアに近づく。そこでとった行動は…

アルス「ごめんね、美しきハニー。僕の仲間達が君を困らせちゃって。全部僕が頼んだことだったんだ。
君があまりにも麗しいから困らせたところを僕が助けるっていうベタなこと考えちゃってさ…
ああ神よ…何故運命とは残酷なんだ!愛しい相手が敵だなんて!…僕は君とは絶対に戦いたくない。この道…開けてくれるよね?」

そう、逆ハニートラップである。
簡単な男には引っかからないということは逆はちょろインということ。
自分だってこんな軽い真似したくないし何より浮気にならないかどうかと危惧していた。
いやアイツならこれが演技だとわかってくれるだろうけどそれでも頭を小突かれるぐらいはされかねない。

大丈夫だ。自分は作戦を遂行しているんだと言い聞かせながらシャドーメーアを必死で口説いていた。
昔母親に女形の訓練をさせられたおかげでその演技はべらぼうに上手いが果たして…

>シャドーメーア

1年前 No.273

語り部のポキール/妖鳥族 @forte10☆NeDCG1Klls. ★I0OJO6Od8p_rvy

【地下洞窟ドワドキア/語り部のポキール(「」) シャドウポキール(『』)】

『フン。情けない同胞だな…』

呆れたような口調で次々とやられていく影の戦士たちを傍観しながら影の賢人は呟いた。

「ボクとしては早くいなくなってくれた方が楽なわけなんだけどね。」

そして本体の彼も飄々とした態度でさりげなく毒を吐く。

『遠回しに俺に消えろと言っているのか貴様は。…言われるような存在ではあるのは認めるが。』

お互いの力を知っているからこそ。二人の賢人はここでは刃を向け合わずに毒を吐きあうのに落ち着いている。
一言では言い表せないものの、たいていは物静かで優しく、
常に飄々とした態度に見えるがいつも冷静沈着で落ち着いている彼とは対象に、
一言で言えば自身の力を自負した性格で、野生の感で行動して好戦的で粗暴な正反対の性格の影。
だが、不完全であるが故に共通点は通常の影よりも多かった。力を弄ぶことはしない。
彼が言葉を投げかけるのは、彼の言葉を受け止めるに足ると認められた者だけ。
そう、影であっても彼は己自身である本体を認めているわけだ。

「キミも災難なものだ。まさか、誰の掌の上で踊らされているとも分からぬ召還者に従う事になるとはね。」

そして、実行する事がしっかりと理由があること。曖昧なもののためには力を振るいたくない。
これも二人の共通点である。そのせいか、二人の会話は毒の吐合からいつの間にか談笑に変わっていた。

『全くだ。俺は不完全であるが故に更に貴様そのものに近い…だから曖昧な命令には従わん。』

だが、いつかは戦わなければならない時が来るだろう。そんな話をしている中で…彼の影はこんな事を言い出した。

『……戦いが一区切りついた所で、俺も一時的に共に行動する。勘違いするなよ。
俺は自分が生み出した奴らが何を目的としているのかを知りたいだけだ。』

彼の影も自身を生み出した者たちの行動の真意を知りたいのだろう。一時的ではあるが、協力の姿勢を見せてくれた。

「しかし…キミはボクの影であり、ボクと戦う宿命だ。不本意だけど、いつかは戦わなければならない。」

あまり争いは好まない性格の本体は、いずれは自身と戦うであろう己の影に語りかけた。

『バカ野郎。俺と貴様は真言使いだぞ?本気で殺りあったらこの異世界ぶっ壊れるだろうが。
ちょいと貴様を撫でてやった後、さっさと影に帰るぜ、俺は…。ったくめんどくせぇ。』

自分の力を自負する性格だからなのか。それともより本体に近いコピーだからか。
少しだけお互いの力をぶつけ合ってそれを確かめたら自ら鏡写しの…影の世界に帰ると彼の影は公言した。
そして、混乱した様子の新たな乱入者、バーバラを視界に捕らえた影のポキールは岩から飛び降り、
彼女とレックの方向に歩みを進める。近寄ってはきているが、敵意を持っているわけでもないようだ。

『やかましいぞ小娘。事情なら俺が後から説明する。
俺の本体の小難しい言い回しじゃあ、理解できるもんもできねぇからな。』

詩という表現法を使い人々に真実を説くポキールの言葉は小難しい言い回しをする為難解な言葉が多い。
それと反対の影のポキールはズバズバと本音を何にも包まずに端的に掻い摘んで言うため、
この混沌とした状況の説明を任せるには一番の人物かもしれない。

>ドワドキアALL シャドーヒーローズ バーバラ レック

1年前 No.274

わたぼう @gairu ★iPhone=tQordcmLt5

【砂漠の都市・ラパドール/わたぼう】

わたぼう「ふぅー、なんとか終わったね〜!」

テリーに援護を頼まれてから1人、いや1匹。
前線を離れて裏方に徹し、持てる力を使って迫り来る邪気が孕んだモンスター達の相手をしているとしばらくしてからそのモンスター達の増援も無くなった。
つまりはゲートが破壊されたということだ。
そんなこんなで一息つきながらテリーたちのもとに向かうわたぼう。
そこでは王と思わしき人物が老人や初老の男性らととまに大木の根のような物を囲んでいた。

わたぼう「すごーい!タイジュの国の根っこみたいだねー!あ、僕はわたぼう。よろしくね!」

その世界樹の根を見て、自分の世界にあるタイジュの国を支える文字通り大樹の根に似ていると表現しながら王たちに自己紹介した。

>all

29日前 No.275
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