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【ALL】闇を祓いて、平穏と【キャラ】

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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りめいくばん @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

東西南北それぞれ四つ、方角ごとに季節が別れた不思議な街、「飛鳥」。
街は日々是平穏、それを維持する為の組織も叉存在し、住民達は各々が各々の生活を送っていた。
 然れど、人が生きるところには必ず影が在る。
  表には裏が付いて廻る様に──表面の平和の裏には、それを脅かす悪意。
   今回の物語はありとあらゆる世界の住民が存在する小さな箱庭で、その世界をこっそりと守る人達と
    街の住民が織り成す、ある一つの御話。

3年前 No.0
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「吹雪」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【ごめんなさい、ちょっと短めなのデス】


【南方面/移動中/吹雪、〈ヤマト〉】


>>ALL



>>1163


「はい、御疲れ様です!」

 ぴし、と、背筋を張って言葉を返す。
 ユーノ・スクライア。五番隊に所属する青年。
 個性豊かな面子が揃う中でも穏健な性格をした人物。
 主に隊におけるサポート面でその能力を発揮。知識的な部分でも組織に大いに貢献してくれている──。>

<とまあ、こんな感じでしょうか>
「誰に解説しているんですか?」
<さて、誰でしょう──おつかれさまです、ユーノさん。こうして御会いするのは、初めてになりますか?>


>>1164


「秘湯混浴、刑事───?」

 もしも一度聞いたことがあるとしたら、二度と耳から離れないようなフレーズである。
 というか刑事。刑事なのか、この人。
 エバラという名前といい、彼一人だったら物凄く信用に欠けるのだが。


>>1165

 懐かしい、感じ。何て曖昧な表現。
 なのに酷く共感出来る。
 胸中を埋め尽くす不可思議な感情は──有り得ない筈の懐古だ。

「同じ雰囲気──じゃあ、もしかして」

 いや、そうとしか考えられない。
 でないと、この感覚の答えが他に見付からない。
 彼女と私が出会ったことがあるのだとしたら、きっとそれは。

「何処か、で──」

 私は。
 わたしは。      この子と何処かで、会ったことがある。


   、   ...
「夕立……夕立ちゃん、あなたは──」



>>1166


<───海の底から?>

 吹雪の言葉が最後まで紡がれる前に、スピーカーから聞こえて来る警鐘がそれを遮った。

3年前 No.1183

対鬼師団長/ケンスキーさん @aries ★Android=wQhSKrDKlW

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3年前 No.1184

DWN.034.035.039.040 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/沖合・小型船→海中〜浜辺/ウェーブマン&スターマン『通信のみ』、ストーンマン『通信のみ』&ナパームマン】

波『おいおい、安直すぎるネーミングはよせよ…オレはウェーブマンというんだ。そして――』
星『そんな彼(とその他ふたり)を情報支援する今夜のオペレーター、スターマン!今回きりの縁かもしれないけど…一応よろしくね』

スターマン以外の他にもウェーブマンの電脳にかかってきた、自らを(案山子/スケアクロウ)と名乗るあの海坊主関連らしきオペレーター。彼からの連絡曰く、自分が今搭乗しているこの小型船はいくら武装を揃えているとはいえ耐久性はそのまま。少しでも損傷を受けてしまったらアウトらしい。

波『あまり船から離れられないってことか…――!』

海の底からやってきたWお客さんW――無数に目をギラつかせる奴らの姿を、先ほどの酔い潰れは何処へやらのジイさんたちが器用な手つきで6つの照明弾を撃ちだし見せつける。彼らが歴戦の人物だとわかるも、相手は人外…放っておくことはできない。

星『始まるよウェーブ、いち早く奴らを出迎えてあげて』
波「『いわれなくてもそのつもりだ』――オレも出るぞ、ジイさんたち!」

軽く助走をつけてから甲板を強く蹴り、控えめな水しぶきを立てて潜水したウェーブマン。小型船との距離をあまり離さぬように、そのまま赤い眼光の群れまで単身突っ込む…と見せかけ、まずは気づかれるかもしれないギリギリまで接近してから近くの岩場に身を潜ませた。これでここからの不意打ちが成功すれば、不特定多数の敵の多くが自分を狙ってくるように陽動できる。海中戦では特殊武器を使えないが自身の戦力はモリで十分事足りるし、今夜は心強い味方もいる。それに別行動をとっている仲間たちや世界強豪ロボたちも、既に各自行動に移っているはずだろう。――後は力を合わせ、最善を尽くすのみだ。

波(さあ、来い。お前たちの最初の相手は…このオレだ!)
星『準備と覚悟はOKみたいね?後は…気をつけて!』

>>アラン・ダッチ・シェイファー、ハリガン警部補、ゲダツ



―一方、陸地にて―


焼夷弾「――あった、あの船か!」
石『なんでも…治安維持の人が独自で用意した、兵器たっぷりのものらしいな』

灯台から身を引いて衛宮と別れ、一人で浜辺まで到着したナパームマン。砂浜に埋めたトラップ…特殊武器の点検や新しい埋め込みをしながら、彼のナビ担当であるストーンマンからの上述の情報をそうなのかと聞いて内心ときめかせる。後でどんな装備が整ってあるのかウェーブに聞いておこう、と考えていた矢先に…昼間出会ったが、今はあからさまに様子がおかしな少女を発見する。

焼夷弾「あの娘は、昼間の…」
石『石津!?』

その側にいて彼女を気にかけている、小さな狸を連れた青年は恐らく。ふたりの元にかけより、両手で顔を覆い隠して身を震わせる彼女の背中をさすりつつ、青年――弐村に警告を告げる。

石『善くないものを見てしまったのか…?』
焼夷弾「お前は治安維持の人間か…ちょうどいい。この場所は危険だ、早くこの娘を安全な場所へ!」

沖合からあがった6つの光が、深海の脅威をでかでかと照らしていた。

>>石津萌 弐村剣輔

3年前 No.1185

DWN.036.038/MXN.047 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/海・岩浜/ジャイロマン、チャージマン、ウインドマン】

旋回「ハーーッハッハッハッそりゃよかったなぁ〜! 今夜はとてもいいゲームになるんじゃあないか? ――W独 り ぼ っ ちWのお前にとって」

こちら側の罰ゲームの内容を、自分たちでつくってくれたふたりを(無垢/残酷)そうにけらけらと嗤う島風の幻影。ジャイロマンは露骨に目元をしかめ、乾いた高笑いをだして更にお返しといわんばかりに彼女を煽り、挑発する。彼女が野放しにできる存在ではないとわかっているとはいえ、あくまで自分たちは悪の戦闘用ロボット軍団の一ナンバーズ…そしてコンビニのアルバイター。最初はあえてアレのペースに持ち込ませ、その後にショックを与えてやる……つまり上げて落とす、というやり方だ。

汽車(あいつに感化されて、来るか…)

その一方でチャージマンは、月を背景に不気味に赤く目を輝かせる彼女の他にも、眼光をぎらつかせ水平線から迫り来る敵の大群と…海面に佇む銀髪の青年、セフィロスを横目で見ていた。

汽車「ありがとよ、これでオレたちはあいつの追跡に集中できる。 …天龍、お前も艦娘なんだろ? あっちの方は任せた」

ウェーブマンとナパームマンも別の場所(浜辺)で奴らを迎撃するための準備を整え、既に出撃していることだろう。自分たちにできることはアレを一途に追いかけ、捕まえることだ。

旋回「さて、あちらは天龍とセフィロスに任せるとして……これ以上の御託はよして、とっとと始め――」

風「島風!! やはりとは思ったが、なぜお前がこんなことを…!」

別方向から突如割り込んできた第三者の声で驚き、ふたりは勢いよく顔を向ける。そこにいたのは、自分たちと同じ『心』を持つロボット。MXNの一人である彼の名は――

旋回「…ウインドマン…!?」

>>結城友奈、島風? 天龍 セフィロス

3年前 No.1186

始まりの人 @adgjmptw16 ★Android=Jt7ZZKmsKN

【南方面/移動中/伏羲】

彼の言った名前にたいしての反応それは正しく当然の物であり、疑問を浮かべられる。その内の片方はフォローが入ったことにより、事なきを得るがもう片方の少女に関しては疑問を持たれていた。とわいえグラビティーマンとトマホークマンについてきたその事実が存在することは少なくとも一切の信用がないということはない。連れてきたということは、信用があるからつれてこられたというわけだ。逆に彼がいきなり現れそういったのなら信用などされなかっただろう。強大な敵と戦うときは強大な味方を作るそれはかつて苦汁をなめさせられた事による経験から来たものだ

「うむ。それがわしの名だ。」

とわいえ疑問を持たれていることは事実なので、問いかけに対してさも当然の様に答える。下手な事をすれば更に怪しまれる事は当然であり、普通にするという選択肢を彼は選ぶ。そして突如して伝えられる事。二つの事。この内ジャイロマンとチャージマンが大物と遭遇した事これは彼の予想通りだったが、問題なのはもう1つの事。こちらは半分は予想通りであり、大物加えて現れるもう1つの大物。しかしそれがなんなのか彼には完全には分からない。しかし検討だけはついていた。影という存在と今回の大物そして海の底から現れる。つまり何かの負の面持った存在というものだ。ただ1つ彼はこの二つ情報からあることを危惧していた。それはおいかけっこ。何故おいかけっこなのか戦うのではなくおいかけっこまるで時間を稼いでいるいや実際稼いでいるのだろう。手間をとらせるうちにもう1つの大物で仕掛ける。しかしそれが1体とかならば意味なさない。ならば彼は問いかける

「その海の底から現れる怪異は複数なのか?。もしそうなうならば、これは厄介だのう………」

吹雪、ヤマト、ヤマトマン、トマホークマン、グラビティーマン(ナイトマン、スターマン)、ユーノ、夕立、ALL

3年前 No.1187

夕立 @jojolion ★VaQODXtFw6_TDO



 【  南方面/移動中/夕立  】

 >吹雪、ALL



 単なるデジャヴでは片づけられない。
 奇妙な感覚と、奇妙な輪廻の先。

 その答えは、飛んできた。
 言霊となって、それは、私の中を突き抜けた。

 「私と、あなたは――」

 しかし、それを阻むように。
 警鐘の音と、それに連なる、襲いかかってくるこの感覚。

 「……、え――?」


 津波のような不安と、何かが失われるような感覚。
 胸がチクリと痛む。
 まさか、いや、まさか――?

3年前 No.1188

古書店の女店主 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=1JzsaymcrR

【返信が滞ってすみません。短いですが、レスを分けて返します】

【南方面/海の家/ナイア】


「ーーやあ、こんばんは。また会ったね。夏を堪能しているかい?」

話を続ける両者に声をかけたのは、昼間に出会った水着姿の女性、ナイア。

にこやかに微笑を浮かべる姿に、どこか胡散臭い雰囲気を滲ませる。

だが、手に持ったイカ焼きとラムネが台無しにしていた。

この■■、ちゃっかり夏を満喫している様子。彼女の正体を知る者から見れば、かなり自由(フリーダム)でシュールな光景である。

「ーー実は昼間にあった、あの女の子……島風ちゃんが気になっていてね。流石に一人で調べるのは心許なくて……もしや、君達もと思って声をかけたのさ」

ふう、と息を吐いてラムネを一口飲み干した。とても心許ないという風には見えないが、少なくとも島風を気にかけている点については嘘を言っているようには感じられない。

「最近、この飛鳥で起きている怪異。もしや、何か関係がーー」

口元に手を添えながら考えを述べようとした時、禍々しい気配が溢れ出す。

「ーーどうやら、予想が当たったようだね」

そう言って海の方角へと顔を向ける。まるで、そうなることを知っていたかのように。

「今夜の海は酷く荒れそうだーーさて、どうしようか?」

今は脚本家ではなく端役に過ぎない。だからこそ、フットワークは軽く自由だ。

故に申し出た、興味を持った彼女にどうしたいのかと。

その答え次第では、少しくらい“お手伝い”をしよう。それくらいなら、妖怪猫吊るしも文句は言わないだろう。

さて、彼女たちの回答は如何にーー

>クロ&セン >>1137


【南方面/移動中/ユーノ・スクライア】


「はは……あまり、気にしない方がいいかもしれないね」

ヤマトの言動に対して、触れない方がいいと吹雪に答える。探究心旺盛な彼にしては控えめだが、恐らく冒涜的な宇宙の秘密にも似た真実に気づいてしまったのだろう。

あるいは、それを察して真実に気づく前に回避したのかもしれない。

「うん、そういうことになるね。では、改めてーー初めまして。初治安維持本部、五番隊隊員。ユーノ・スクライアです。宜しくお願いします」

気をとりなおして、ヤマトに向かって自己紹介するユーノ。

>吹雪&ヤマト >>1183

3年前 No.1189

豚刑事と @cube☆PjfbxfTdjqg ★udwvBD7NPe_ZFe

【南方面/海・砂浜→海の家/ぶりぶりざえもん】

 あれから――。
強圧的な金髪の男と別れを告げた後、プラントマンの案内を受けてカービィと共に海の家へと辿り着いた。

 時は既に夜の帳が下りた頃合いであった。

 其処に辿り着くや、其処で金髪の男から貰い受けた金で質の良いサーフボードを購入するに至った。
その後は腹を空かせた様子のカービィに気遣ってかプラントマンは食堂へと足を運べば、彼は其処でカレーと焼きそばを頼んだようである。それも大盛を。おそらくは、それくらいの量でなければ傍らに居る大喰らいを満足させることは敵わぬとみてのことだろう。

 プラントマンが食事を頼んでいる間、豚の刑事はそれなりの賑わいを見せる食堂にてカービィと共に空いている席を探していた。
食欲をそそる匂いが充満する中、それまで大して空腹感を感じていなかった豚刑事であるが、ここにきて漸く腹の音が鳴る。

 早いところ食事にありつかんと忙しなく周囲を見回している内に、カービィの方は既に空いた席に座していた。
間もなくして、テーブルの上に置かれたカレーライスと焼きそば。海の家ではお約束ともいえる品々はやはり国民的な人気を博すだけに、食に飢えた目を奪うだけのものはあった。涎の代わりか鼻腔から鼻水を垂れ流しに、目前に置かれた食事を頬張ろうとしたその時だった――。
我先にと山盛りの焼きそばを平らげるカービィに遅れを取るまいと山盛りのカレーライスへと伸ばしていた手が止まる。

 突如、紫のタイツから鳴る着信のメロディ。
静かに、豚刑事は通信端末を取り出せば通話ボタンを押した。

 『――――わたしだが、ただいま食事中なので電話に出ることはできん。ご用の方はピーと鳴ったr――』

 『旦那! ちょいっと一大事っすわ。奴ら……遂に姿を現したそうです』

 『ほう……来たか。だが今は後にしてくれ、食事中なので。―――――――――じゃあの』

 相手からの「ちょ、」を最後を豚刑事は通話を切る。
素知らぬ顔で彼は静かに携帯電話をしまえば、止めていたスプーンを持った手を動かしカレーライスへとありついた。

 「なに、ただの迷惑電話だ。ささ、気にしないで食事を続けようじゃないか」

 と周りには弁明。
 事の重大さを聞き及ぶことなく彼は何食わぬ面持ちでカレーライスを頬張るのであった。

>>プラントマン、カービィ、海の家オール




【南方面/浜辺/ロビンフッド&アタランテ】

 「ちっ……事の重大さをまるで分かっちゃいねぇな」

 一方、人気の無くなった夜の浜辺にて遠くの水平線を見遣る緑衣の青年。
彼は、プツンと一方的に通話を切られた携帯を耳元から離しポケットへとしまい込めば、溜息を一つ。
砂上の砂が舞い夜の冷たい風に緑の衣が靡く中、静かに事態が傾くのを懸念していれば、ふと人の気配を感じた方向へと顔を向ける。

 「よっ、随分と遅かったじゃないですか。姐さん」

 浜辺に現れたのは相方の純潔の狩人、アタランテ。
南方支部に赴く前にして忽然と姿を消した彼女が今になってこの場へと行き着いたわけだが――。
今は詳しい理由を問い詰めるよりも、迫りくる脅威を退く手段を講じるべきであろう。

 「少し野暮用でな。――――現状は既に聞き及んでいる。取り掛かるぞ」

 そう言い告げると同時にアタランテは弓へと矢を番え、弦を後ろへと引かせ、力を加え、狙いを遥か彼方の海面へと定める。
あいよ、と相槌を打つと共にロビンフッドは、その手に装着されている得物を遥か遠い水平線へと突き向ける。
両者の狙いは――数多の深海に棲みし艦。彼女たちが浮上したその時を先手一番に射撃を畳み掛けんと刻一刻、二人の弓兵は時を待つ。

3年前 No.1190

エイト @even ★Android=32ofqAtABJ

――とある田舎高校。

そこでは昼休みからか、様々な場所で生徒たちが昼食を口にしていた。

そんな高校の屋上で、とある一つのグループが仲良さげに話しながら食べ物を今まさに口にしようとする中――

――全員の表情が僅かに曇り、同じ方向へ首を向ける。

「…ねぇ、皆…今のって…。」

暫くの沈黙の後に、緑色のジャージを着ている女性がまずは口を開き、周りに問いかけようとしたが…。

「うん、多分私も…同じ事感じたと思う。」

「………恐らくは僕も…これは偶然、と言う訳ではなさそうですね…。」

それを言うまでもないと言わんばかりに遮り、赤色の上着を羽織った女性と、暗めの青の帽子を被った男装姿の女性が同時に頷く。

「先輩たちも感じたんスか…。にしても、んだよこの感じ…?なんつーか…」

「…凄く不安で、嫌な感じ…もしかして…何か、起こってるのかな…?」

金髪姿の男性に、ツインテールの女性が伝えきれない心境を口にしていた。

その心境と同時に浮かび上がるのは、以前まで共にここに居た一人の男の姿…。

――――どうやら、それは都会にて暮らす『銀髪の男性』も同じ思いを抱いていたようで…。

「………花村…?」

ただ一言、親友の名を呟きながら、やはり同じ方向へ首を向けていた―――


【南方面/灯台(展望台)/花村陽介(影化)】

窓を割り、重苦しい空気が漂う展望台に入り込む乱入者

入れ違うように後を任せ、灯台から『アチラ』の方へ力を貸しに行く者達

忙しく選手交代が繰り返される中、灯台から去り行く彼らを横目で一瞥した後、影はその表情を憎らしげにし、目の前の奴等を見つめる。

「……ハッ、まるで自分らがヒーローみたいな物言いだな。」

しかしそれも一瞬で終わり、直ぐ様分かってねぇなと言わんばかりに大袈裟に首を横に振り…馬鹿にするように嘲笑う。

事件が終わり、転校もあったものの…再び戻った退屈な普通の暮らし。
平和を望んたからこその結末に、勿論後悔はなかった。ただ―――

―――平和になって嬉しい、嬉しいが―――

―――こんな退屈な日常は嫌だ、刺激が欲しい――


日を重ねるごとに…気づけば花村は、笑顔の裏で…心の奥底で、矛盾した思いに悩み、葛藤していた。

その頃に耳に入ったこの街での異変の数々。

まともな人間なら近づきたくもない話だが、力を持ち、なおかつ退屈な日常からおサラバしたかった花村にとっては、まさに絶好のチャンス―――

「ほらほら、海からもゲストが乱入してきたぜ!!……ハハ…ハハハハッ!そう…これだよコレ!これを待ってたんだよ!!」

深き海から訪れる多数の怪物。それらの登場を、まるでゲーム感覚のように喜び、笑い、焼き付けるように目を見開き…この瞬間を楽しむ。

止めようと必死になるものから見れば、嬉しそうに悶えている花村は、最早狂気にすら感じられる程、おかしく思えるだろう。

その姿は間違いなく、かつて花村がテレビの中で会った、影そのもの。

その影が願うは―――


「俺はもう、退屈な暮らしなんざゴメンだ。こんなつまんねぇ世界なんざ…俺が全部ぶっ壊してやるよぉぉ!!」

――退屈と思う心から生まれた『破壊願望』

――そして自身がヒーローに、主人公になりたいと思う『憧れ』

より一層金の瞳を濁らせながら、包丁を持ち、突っ込んでくる一人の『主人公』。

「主人公は、ヒーローは俺以外にいらねぇんだよ…俺の邪魔するってんなら…まずはてめぇらから殺してやる!!」

腰にぶら下げていたホルダーから取り出したのは、二本のクナイ。

戦闘態勢となり、いち早く構えると、同時に目の前には、青く輝くアルカナカード。

『魔術師』のアルカナ、逆位置が示す己の力、その名は―――

「―――殺せ、ジライヤ!!」

名前であろう言葉を叫ぶと同時に、手に持ったいたクナイでアルカナカードを叩き割る。

すると、辺りに暴風をなびかせながら花村の背後に現れる、己の力の結晶。

蛙のような頭に真っ赤な長いマフラー。迷彩柄の手足、金色に輝く掌の手裏剣。

まるで特撮のヒーロー戦隊のような外見を持つその力の名はジライヤ…。花村がもつ『ペルソナ』―――

ペルソナを出現させたと同時に、素早い動きで横に大きく飛び退くことで、ナマハゲのような成り立ちとなった彼らの初撃…軌道から逸れる。

「んな遅ぇ攻撃なんか当たんねぇよ…そら、今度はこっちのターンだ!ジライヤ…!」

『マハガル!』

そして花村の命令とともに、ジライヤが両腕を目の前にかざすと…いくつもの『風の刃』が、様々な軌道を描きながら…確実に目の前の獲物へ向かって襲いかかる。

初級風魔法『マハガル』
全体へ攻撃することができ、上級とは違い、威力よりも牽制として多用される。

しかし、初級魔法と侮るなかれ、花村が覚えているスキルと呼ばれるものの中には『疾風ブースター+疾風ハイブースター』と呼ばれる、風魔法の威力を上げることができるスキルを覚えている。

故に…初級と言えども決して油断できるものではないだろう。


【花村陽介(影)】
HP=???
SP=???

・物理=――
・火=耐(影特性)
・氷=――
・雷=弱点
・風=無効
・光=弱点(影特性)
・闇=――



>>(ナパームマンさん、衛宮士郎さん)伊吹ガッコさん、ナマハさん、クリスタルマンさん、ALLさん

3年前 No.1191

DWN.033.037/MXN.044.046.048 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/移動中/グラビティーマン、スターマン『通信のみ』、ナイトマン『通信のみ』、トマホークマン、ヤマトマン】

秘湯混浴刑事エバラやユーノ・スクライアが他の面々に自己紹介をしている最中、治安維持に属する二人のロボットは北方支部からオペレートをしている同僚にある質問をした。

斧「ナイト…君はあの夜、本来ならばワタシの手に渡るはずであった治安維持の端末を――」
大和「誰 に 手 渡 し た?」

…ヤマトマンの声に強い威圧を感じるのは気のせいだろうか。あっ…と何かを思い出してしまったナイトマンは、やがて消え入るような声でその人物の名を教える。それは――

騎士『………ル、ルドルフ・ターキー…』

斧「!? その人物は確か、治安維持の要注意人物リストに載っている…」
大和「あの男に貴重物を手渡したのか貴様!!」

端末の向こうでナイトマンが謝罪を告げながら教えてくれた、その込み入った事情を要約すると…あの夜の時はきちんと異変を解決するまでの条件付きで手渡していたが、凄惨な現場の確認や後始末などのゴタゴタ…そして何より、端末そっちのけでW彼女Wの状態を誰よりも案じていたからであった。ため息を吐いて渋々納得していると、グラビティーマンとそのオペレーターであるスターマンが何がに気づいてしまったらしく大慌てでそれを教える。

重力「そ、そんなことより三人とも!治安維持の端末がそのルドルフって人の手元にあるってことは――」
星『この会話、現在進行中で……彼に全部筒抜けなんじゃないの?』

騎士、斧、大和「『あ、』」

――

騎士『あなた(ユーノ)の自己紹介に引き続き、こちらも名を申しておこう。 私は治安維持組織、北方支部隊員――MXN.044 ナイトマン。 本部の方々に秘湯混浴刑事さん、以後お見知りおきを。
無論、あの図書館職員はその怪異をW奴らWと称していた。 あなたたちのその反応から察するに――』
星『夕立ちゃんや治安維持の彼女たちにとって、今晩の怪異――W深海棲艦Wは非常に因縁深い敵のようだね。 あ、ミーはコンビニで働くしがないアルバイター…スターマン! 今後ともよろしく〜』

フホホホホ…とスターマンの独特な笑い声がグラビティーマンの通信から響いていると、それをかき消すかのような何かの銃撃音が海の方面から6つあがった。花火にしては地味すぎる…否、照明弾が海面に浮かぶ無数の赤い眼光をギラギラと照らしだす。

重力「…もう始まってる…!」
星『セフィロスに天龍、ロビンフッドとアタランテとか…浜辺で迎撃準備を整えている治安維持の人間も少なくないみたいね』

斧「ワタシたちも急がねば……!」
騎士『奴らはじわじわと陸地に接近してきているも、未だに上陸していない…。浜辺の方は彼らに任せ、まずは市民の避難を最優先するんだ』
大和「承知!」

左手をバスターに変換、端末から槍を取り出す…などの戦闘準備を整えた彼らは早速、市民に避難を呼びかけるために街の中心部まで向かおうとする。

>>吹雪、ヤマト ユーノ・スクライア 夕立 伏羲 (ルドルフ・ターキー)

3年前 No.1192

人理の礎 @aroundight☆SdjaOljKHtOm ★HiAuAVtDu6_j6k

【南方面/海岸/マシュ・キリエライト】

 ―――あ、やっぱり。
 あまりに荒唐無稽すぎたことを聞いたせいか、マシュの脳裏にはそんな言葉しか出てこなかった。

「………、……すみません、ちょっとどころじゃなくビックリです。
 頭の中で処理が追いつきません、もうすこし、もうすこしだけ待ってください」

 目前に立ち、先程まで想像を絶する宝具(ちから)を行使した黄金色の少年。
 見ようによっては傲岸不遜の立ち振る舞いとも言えようが、しかしその実何処までも澄んでいるように感じたその人物の名はギルガメッシュ。
 ……そう、バビロニアの神話に名を残した彼の高名な英雄王である。
 まさかと思って問い質そうとしてみれば、“なんだ、そんなことか”程度の軽い調子でそれが真実なのだと教えてくれた。本人にとっては恐らく伝承、神話など知ったことではないんだろうというのが、この問い掛けをしている中でもハッキリと分かる――されど、此方からすればスケールが大きすぎるにも程があった。
 なるほど。ならば、彼があのような宝具を使って来た理由も納得というものだろう。

 この世全ての財宝を手に収めた男ならば。
 ・・・・・・・・
 この世全ての原典(ざいほう)を手に取っていても、おかしくはない。

 驚いた。まさか、こんな辺境の街の海岸で、このような英霊に遭えるとは。
 ――なんだか微妙に現世を満喫しているように見えたけど、それは多分気のせいだろう。
 きっと気のせいだ。実は成長したらすごくひどい人間になって来るのではないかなんて思ったが、それもたぶん気のせいだ。想定外の遭遇すぎて、すこし頭が錯乱しているのだろう。
 落ち着こう。落ち着いて、深呼吸。
 こういう時には一先ず息を整えておけばいいと、何処かで見たことがある――そんなじつに短絡的かつ直球な理由で、マシュ・キリエライトは彼が本題を話す前に平静を取り戻そうと(謎の)努力をしようと思い立ち、じみに錯乱気味のままそれを行おうとしたが。


>「ほら、早速お出ましのようだよ。負の想念に当てられた旧き舟の化身、深海棲艦が」



 その言葉と共に確認した光景が、冷や水を浴びせるかのように彼女の思考を醒ます。
 見つめていた海面に、ぽつぽつと赤い点が見える――いや違う、あれは自然に生まれるものじゃない。あんなものが自然に生まれるようならば、それこそ世界はいよいよ末法というものだろう。
 あれは眼だ。
 憎い憎いぞ許さない、おまえも堕ちろと猛っている悪鬼羅刹の眼光。
 真っ当な神経をしていれば萎縮するどころか恐怖で錯乱するに違いなく――されど、ことマシュは愚鈍かつ愚直な少女だ。正確には感情を鈍らせる/恐怖の波に耐えることに慣れているだけあり、表面上は決してたじろぐこともしなかった。
 が、驚愕しなかっただけであり、危機感が壊れているわけではないが故に警鐘は鳴る。
 あの数。あれだけの数を屠るなど――不可能だ。
 よしんばこの少年の手を借りようとも、殲滅には手間がかかるに違いない。いや、ひょっとすると不可能か。対軍規模の攻撃を以てしても、これだけの軍団を殲滅し切る余裕は皆無。

 応援を要請する?
 それもいまは無理だ――此処を退けば、それこそ街までこの存在は進軍する。
 無線なり何なりで呼びかけるもアリだろう。だが到着まで時間は掛かり、マシュは死を恐れぬほど剛毅ではないが故にその場合撤退を選ぶ。そうなれば、どの道結果としては変わるまい。

 しかし考える時間はない。
 ならば迷っている暇はない。
 日が浅くとも、自分の居る組織は――民を、護るための組織だから。

「……ギルガメッシュさん」

 お願いがあります、と。
 進軍が始まる前に―――ある種の真摯さを持って振り向き、口を開く。

「わたしはアレを食い止めます。食い止めて、退けます」
「だから、どうか離脱を」

 放っておけば蹂躙が始まる。
 ならば自らの知る“この組織の人間”は、此処で安全策など取りはしないと結論を出した。
 マシュ・キリエライトは白紙の少女だ、故に常識での常套手段など要請する方が酷だろう。
 そして、そもそも。この少女にそんな打算は存在しない――致命的な火力不足を自覚しておきながら、先程その身に知った破壊の代表格のような少年の身を案じる事を優先し。そしてその次、自らが突破された後に起こり得る被害を食い止めることを優先し、そして……断固として負けぬ退かぬと宣言する。

 こと守勢に回った時にこそ自らの盾は真価を発揮すると自覚したが故でもない。
 それは単に――彼女本来の性質なのだろう。
 あるいはそう言う人物だからこそ、彼女の基となった英霊はその能力を譲り渡したのかも知れない。
 もっとも。その言動と行動を見て、英雄王が何を思うかは――彼にしか、分からないことだが。

>子ギル

3年前 No.1193

DWN.035.040/MXN.041.043 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/灯台・展望台/ストーンマン『通信のみ』&クリスタルマン、ブリザードマン『通信のみ』&フレイムマン】

水晶「…生憎、オレの肩書きは〈正義の味方〉より〈しがないアルバイター〉の方が似合ってるんでね」
焔「人間を助け、守るのがワシらロボットの勤め。 …それ以上もそれ以下もない…こちらは灸を据える気でいくぞ!」

さて――
なんの偶然か昼間の手合わせと同じメンバー…伊吹とナマハと共に、花村の影と対峙することとなったフレイムマンとクリスタルマン。それぞれ後衛、前衛の位置に立ってから手始めにとった行動は…影がどのように動くかを確認するための待機。この街で度々具現化する負の幻影――それと似て異なる存在である影は深き海の底から湧き出る無数の怪異の出現を、耳障りな嗤い声を出して心底愉しそうに歓迎する。どこぞの純宇宙製ロボット軍団のような、破壊を好むイカれ具合…呆れはしないが頭が痛くなる。W静Wの行動に移ったふたりの次に、先陣を切った伊吹が移り出すは…W動W。再びオーガハンターを身に纏い、大包丁を突き出して影に斬りかかる。影は自身の得物である一対のクナイを取り出すやいなや――青いオーラをまとい、背後からなにかを召喚する。その瞬間に大アルカナのタロットカード…混迷、スランプ、裏切りなどを意味する逆位置のW魔術師Wが現れ、破壊されたのをクリスタルマンは見逃さなかった。

焔「……な、何ぃーーーっ!! お前WもW…Wスタンド使いWだったのかッ!?」
吹雪『でもあいつ、洋楽名じゃなくて読本の主人公の名前してるよ?』

影の背後からいでくるなにか――赤いマフラーをたなびかせ、ライダースーツをまとう…WジライヤWという名の蛙忍者。それはフレイムマンがかつて出会った水兵服の青年、東方定助や近所の知り合い、空条徐倫が使役する守護霊…スタンドと非常に酷似していた。

水晶「こいつが…ナパームの目撃した、花村の異能の正体…!」
石『驚いている暇はないぞ二人とも。 ――風の異能が、来る!』

灯台を去る直前のナパームマンと現在のストーンマンの警告のいうとおり、影は大包丁の突撃を素早い身のこなしで回避してから全体を対象とした緑風の刃を吹き荒らす。クリスタルマンは両腕を交差して踏ん張り、風の猛攻をなんとか凌ぎきるも、腕部と腹部に埋め込まれたクリスタルに軽くひびが入った。

吹雪『フレイム、なにがなんでも避けてっ! 疾風はお前の火柱をすり抜けちまうし、なにより――』
焔「『えぇい、そのくらいわかっとるわ!』 …痛づう…ッ」

その一方で火炎耐性を持つ影と最悪な相性になってしまった、ウインドマンの特殊武器…つまり疾風攻撃を弱点とするフレイムマンは、昼間の手合わせ時のように火柱を起こして盾とせずスライディングで回避を試みる。…結果的に直撃は免れたものの右腕に切り傷を負ってしまい、それだけでもなお体に走った激痛によって思わず目元を歪める。

水晶「初手からこれほどの威力とは……侮れん」

牽制攻撃にしては威力が高め、ということはそれを増幅させる補助的なスキルを持ち合わせているのだろうか。直ちに影の弱点を看破しなければ勝機は見えないと判断した二人は、すぐそれぞれのオペレーターにある指示を与える。

焔『…ブリザードにストーンマン、あいつのステータスを分析できるか?』
吹雪『そーゆーのは俺たちの柄じゃないんだけどねぇ。 できるだけやってみるよ』
石『解析には少し時間がかかるから、悪いけどしばらく通信切っとく。 …気をつけてくれ』
水晶『そんなもの、いくらでも稼いでやるさ。 頼んだぞ』

彼らからの通信が一旦切れたのを確認すると改めて影にむきなおり、影の素早い動きをよく観察する。先ほどからの動きで伊吹がパワーなら花村はスピードで攻めるタイプだと推理し、まずはその行動範囲を狭めようとする。

焔「次はこちらの番だっ、フレイムブラスト!!」

クリスタルマンはあらかじめ水晶弾を複数作って身構えておくが、フレイムマンや伊吹をいつでもかばえるように再び待機。そしてようやく行動を移せたフレイムマンは右腕に負った損傷から未だに走り続ける痛みを堪えつつ、左手に装備するバスターから高火力の火炎弾を影の周辺に撒き散らしてごうごうと火柱を吹き上げる。

>>伊吹ガッコ(OS) 花村陽介(影)

3年前 No.1194

対鬼師団長 @aries ★Android=wQhSKrDKlW

【南方面/灯台/伊吹ガッコ(OS)】

「ヒーロー……ヒーローなぁ、なんか照れるな。」

『阿呆なことを言ってる場合ではないぞ。奴の素早さ、葉羽のそれ以上とみた。此方の攻撃を当てるのは容易ではないだろう。』

「あぁ、それにアイツの出したあのジライヤって奴。」

『見た目から忍者と見るべきだな。召喚した本人の影響を受けているかは定かではないが……。』

結果としては初撃は軽く回避され、さらにはフレイムマンがスタンドとやらと勘違いした異能を花村の影は発動した。
名をジライヤ、蛙が人の形をとったような姿をしており、掌の手裏剣、赤いマフラーが特徴的で、忍者を彷彿とさせる。

「ぐうぅ……!」

『ケーニッヒディフェンダーでは完全防御とはいかんか……!』

そして、次はこっちのターンだと言い無数の風の刃を飛ばしてくる。クリスタルマン、フレイムマンがそれぞれダメージを受けていく中、ガッコもまたガードの体勢で耐え忍んでいた。
相手が影のために相性がいいと侮っていたが、あのジライヤという蛙忍者自身はその限りではないらしい。となると此方が優位にたてるのは花村への直接的な一撃に対してのみとなる。
おまけに相手は素早いタイプ、力押し主体のオーガハンターでは追い付くのも一苦労だ。いくら頑丈であってもこのままでは消耗するのは此方のみ。戦闘スタイルの面で苦戦をしていた……が。

「ナイスだフレイムのにいちゃん!これで捉えやすくなる!」

戦い方に合わせてくれたのだろうフレイムマンによる火柱の出現。これで火柱に突っ込みでもしない限りは花村の回避するコースが限られるはず。このチャンスを逃す訳にはいかないだろう。

「本人さえやっちまえば決着つくだろ。狙うは影一直線だぜ!」

そこだけは脳筋と言うべきか、ジライヤへは完全無視をかまし視線は花村だけを捉え、再び包丁を振りかざす。

「既視感半端ねぇと思ったらお前の言い分が家の馬鹿野郎にそっくりなんだよ!2度と湧いてこねぇように徹底的に祓ってやる!」

チームハオの(実質上)ボスである麻倉花、彼もF.O.Mが開催されることを知る前までは才能をもて余し非日常な毎日を退屈だと言っていた。そこまでならまだいいが開催前に持霊を奪われ、挙げ句には使用禁止と言われた鬼の力までもホイホイと使う大馬鹿者。
勿論花村自身を否定している訳ではない。これは影が語っていることなのだから。だからこそ腹もたつというもの。本人が日常を退屈に思うのは仕方ない、だがそれを心の一部である影が全てわかりきったように語るのは気に入らない。
そう思えるのも花村が取り込まれる前に影を否定していたことを信じているからなのだが。

>フレイムマン、クリスタルマン、花村(影)

3年前 No.1195

エイト @even ★Android=32ofqAtABJ

【南方面/灯台(展望台)/影村陽介(以後、影村陽介と呼ぶ)】

「おいおい、こんなんで終わってくれるなよ?何つったって…俺はまだまだ壊したりねぇんだからよォ!?ハハハハハハ!」

風の刃を多少なりとも受け、苦しそうに呻く目の前の主人公達を、快感と言わんばかりに…上機嫌そうに嘲笑い続ける影。

しかし、奴等の一人が放った言葉に疑問を浮かべるように、僅かに眉を吊り上げ。

「…あ?おまえ“も”すたんど使い?」

―――まさか…俺以外にもベルソナみてぇな力を使う奴がいるのか?……んだよそれ…

「気に入らねぇなぁ…。てめぇら殺したら、次はソイツ等をぶっ壊してやらなきゃな…!」

疑問、考察、そして結論に至るその瞳は…妬み、嫌悪。
自分以外にも力を持つ奴らがいるのは気に入らないが、似たような力を持つ奴らは尚更放ってはおけない。
俺だけがこの力を使っていいんだ…何故なら俺は…主人公(ヒーロー)なのだから。

月を背に答えを導いた影は三日月のごとく口を吊り上げ、笑い続ける。こんな馬鹿な世界を――こんなくだらない世界を。

しかし、そんな考えを否定するかのように響いた銃音。
音の根源は、フレイムマンによって銃口から放たれたいくつもの火炎弾。
単純な攻撃だと内心馬鹿にしてるのを隠すことなく表情にも出しつつ、躱そうと僅かに動こうとした瞬間気づく、狙いは己ではなく…地面―――

「アツっ!?チィッ……!!」

瞬間、天へと貫く火柱の熱風に思わず、両腕を交差して顔の前へ。

それをチャンスと言わんばかりに声を上げ、再びこちらへと突っ込むナマハゲ姿の手には…包丁。

先ほどとなんら変わらぬ攻撃、だが先ほどと違うのは…躱そうにも逃げ道を塞ぐ火柱―――

「クソ…クソォォォォォ!!!






なんて言うわけねぇだろ?バーカ!!…ジライヤ!!」

『スクカジャ!!』

だが、両腕によって隠された影村の表情は――不穏な笑み。

背後に存在し続けるジライヤに再び指示を出すと、影村を中心として発生するは緑を基調とした…風のオーラ。

そして地面にヒビが入るほど強く脚を踏み蹴り、先ほどとは比べ物にならない速さで向かったのは…あろうことか『火柱』

「…ッ!!」

火柱に直接突っ込むものの、数秒ともかからぬ内にその外側へ抜けた影村は、僅かに服や肌が焼け焦げてるものの…大し火柱の中には居なかったため、深刻なダメージではなさそうだ。

「ハッ、この程度の火なら…天城の火炎の方が強力だっつーの…さぁて――」

―――逆に袋のネズミとなっちまったなぁ?ナマハゲさんよォ?

形勢逆転…。

言葉とともに振り向く花村の表情は獲物を狙うようにギラつかせており…影村が先ほどまで居た火柱と突っ込んだ恰好の獲物『ナマハ』に対し。

『ガルーラ!!』

横に一閃、縦に一閃…バツ印を作り、ナマハに向かうは再び風の刃。
しかし…その刃の大きさはマハガルの比では無いほど厚く、そして長い。

中級風魔法『ガルーラ』

単体に特化したガルの進化系魔法。その刃は如何なるものも綺麗に切り裂いていく。

「そして、アンタも終わりだ―――」

だが…影村の勢いは終わらない。再び地面を蹴り、ジライヤの前から残像すら残すほどの速度で移動するは…フレイムマンの背後。

振り上げた両腕には、風を付与させ、切れ味抜群となったクナイ―――

『スクカジャ』により、『忍者』の如き素早さを手に入れた花村の両腕が…

「――――死ね」

勢い良くフレイムマンの首筋へと振り下ろされていった――――


追記。
『スクカジャ』
単体一名の回避率・命中…いわゆる本人の素早さ(速度)を上げる。

>>伊吹ガッコ(O.S)さん、フレイムマン&クリスタルマンさん、周辺ALLさん

3年前 No.1196

「鬼と姫と」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【南方面/海全域/──】


 ..
 アレらを最初にそう呼んだのは誰だったのだろう。
 アレらは海より神出鬼没にその姿を顕す。何処から来たのか。何者が産み出したのか──一切合財の判らない彼女らは当然のように恐れの対象となった。
 アレらはその身を血の通わぬ真白な色で以て。その身に生物を脅かす機械の兵装を融け合わせていた。
 アレらは決して言葉を語らない。意思を通わせない。ただ無の侭に破壊を撒き散らす化生だ。
 アレらはそうして──何時しか人々から銘(な)を与えられた。
 . . .
 深き海に棲まいし者と。   、    .
 その身体に付随した機械も併せ──深海棲艦と。




     今宵。引き出されしは何よりその暗い意思に引き寄せられてか。
     沈んだ筈の憎悪は再び表舞台へと駆り出される。
     ただ一つ違う事があるとするのなら──今回の彼女らは明確に破壊という目的を持って。
     海を越えて地すらも蹂躙しようとしている事だろうか。






【南方面/森林地帯/───】


 そして此処にも。


『ァ───』


 無言の侭に目に付く生者へと攻撃を加える彼女達深海の化生。
 しかし彼女達の中の極一部には人語を介するタイプの存在もあった。
 それらは明らかに他の凡百とは一線を画す──言ってしまえば進化・成長を遂げたような容姿をした個体。
 治安維持でもかつては彼女らの進化の系譜や系図について詳細を調査していたこともあったようなのだが──この森林で産声を上げた彼女もまたそれら特殊な個体と同じくより人間に近い姿をしていた。


『ソウ──ソウイウ、コト』


 何かを理解したように。
 彼女は一人深い森の中でも呟く。 ..
 海から迫る多くの同胞達と違い──孤独の中で彼女は始まった。
 白い髪は風に揺れる。赤い瞳は暗闇の中で怪しく輝く。妖艶さすら思わせるその姿は視る者が見れば恐ろしさよりも先に魅力すら感じるかもしれない。
 その手は触れた者を引き千切らんとばかりの禍々しき爪を。
 そしてその傍らには黒く紅く彼女という存在が人ではない何かである事を証明する為の怪物のような三連の砲。


『イイワ。イッテ──コワセバ、イイノヨネ』


 口元に歪んだ笑みを携えた南方に眠っていた鬼。
 目的地は街の中心。
 引き寄せられるように少女の用意した“時限装置”は進攻を開始した。

3年前 No.1197

黄金の少年 @juudai☆i6EN.mmLyEY ★Q5TQ2gzVBT_Ew9

【南方面/海岸/子ギル】

>>マシュ、深海棲艦


「それは聞けないお願いかな」

 海辺に蠢く悪鬼を眼にした少女は振り返り、真摯に少年へと離脱を促した。
 だが少年はこれを拒否する。その願いを聞くわけにはいかない、と。
 彼はゆっくりと足を踏み出し、少女よりも前へと出て、断崖絶壁の崖っぷち際にまで進んで立ち止まる。
 そこはこの海岸周りの景色を見渡すには丁度いい場所であり、見下ろすにも悪くない場所だ。昼間も絶景、夜も美景。今のように、禍つ災厄さえ居なければ。

「深海棲艦――確かにアレは、過去の人間の遺物であり、取り残された怨嗟であり、人の生み出した負と言う名の業物だ。そんなものに襲われて滅びるというのなら、まさに自業自得という他にないんだし、ボクがこんなところで迎撃協力をしてあげる義務もない」

 伏し目がちに淡々と語り出す仕草は、どこか傍観者めいている。
 いかにどんな事象や課程があるものとしても、その発端と根幹が今まで歩んできた人々の歴史の中から生まれ出でたというのならば、それに人が滅びてしまうというのもまた必定である。
 自らの行い全てに責任をとるのは当たり前……否、それ以上に複雑怪奇な価値観を持ちうる少年の審美眼は、幼いながらも間違いなく王たる者のそれである。

「――――けど、此処はボクのテリトリーなんだ。そこを無断で踏み入るというのなら、領を治める王として裁定を下さないわけにもいかないさ」

 唯一、彼の中での非常事態であるといえるのは。この南方面にある海の家やレジャー施設、その他様々な建造物などが、彼の手によって経営されているもの。即ち、王の財。
 いかに人類の歴史が生み出した膿物であるとしても、絶対である自らの領域を侵すとなれば話は別。
 先ほどマシュには向けた事もない底冷えするような気配が滲み出る。殺気とも、闘気とも言い難い、言うなれば“王気(オーラ)”。
 ゆっくりと見開かれた真紅の瞳は奴らとは対照的に、あらゆる者を畏怖させるまでに神々しい眼光。
 今、両者の赤色が交わる。

「マシュ、キミは自分とボクに向かってくる砲撃を防ぐだけでいい。後はボクがやる」

 見開かれた瞳に呼応するように口角を釣り上げ、少年は言う。
 まだまだ距離があるとはいえ、砲撃ぐらいなら放たれてもおかしくない距離。
 しかし近接戦闘を主とするマシュでは届くこと敵わず、この子供の状態の少年では防御と攻撃両方に力を回しながら殲滅するのは難しい。
 で、あるならば。簡単な話、役割分担をすればいいだけのこと。防御特化のマシュがいるのならばそれを彼女に任せ、ギルガメッシュは出せる力全てを攻撃・攻勢に回せばいい。
 適材適所。崖の上から闇に紛れる有象無象を見下ろすギルガメッシュの背後には、既に無数の門が開かれ、空間より宝具の切っ先が獲物を定めていた。
 おまえたちがこの街を蹂躙するというのならば、それは違う。蹂躙されるのは、おまえたちなのだ。

3年前 No.1198

一番隊隊長 @juudai☆i6EN.mmLyEY ★Q5TQ2gzVBT_Ew9

【南方面/森林地帯/沖田総悟】

>>南方■鬼


 海から進撃する者たちを食い止めるべく海岸線などに駆けつける、治安維持組織の面々。
 多勢に無勢、なんてレベルの話ではない以上、当初の“学園護衛”なんて任務以上にきな臭くなってきている上に、ハードルも予定も大狂い中。
 しかし此処にも一人、そんなスケジュールを無視して彷徨っていた影が一つ。
 がさり、がさりと草木を分けながら進んでくるのは、黒い制服に身を包んだ少年だ。
 今夜は幸いにも晴れており、月の明かりでかなり視界も確保されているが、此処の場合場所も場所だ。天を覆うように広がる葉の隙間から降り注ぐ、申し訳程度の月光を頼りに、彼は見つけてしまう。
 今この時、産声をもって自らの使命を認識してしまった、鬼を。

「……こいつぁたまげた。念の為にって歩いてみりゃ、ドンピシャだ」

 誰の指示で動いたのかは不明。だが、彼――沖田総悟が、念には念を入れて、なんて面倒なことをやりたがる人物でないことは周知されていることだろう。
 そんな彼がこんな森の奥底まで足を運び、見つけてしまったのは間違いなく大物である。
 本来なら離れたこの地点からバズーカの一発ぐらいお見舞いしてやりたいところなのだが、いかんせん障害物が多すぎる。
 ならば、ばっさばっさぶった斬っていける近接戦闘の方が速かろう。
 カチャリ、と腰に携えた刀の柄に右手をかけ、いつでも抜刀出来る状態に。
 気配を殺し、音を鳴らさぬよう、様子を伺いながら一足で間合いに入れる距離までつめ寄っていく。
 そして。

「――――」

 無言のまま。呼吸までも殺し。瞳孔を開け。総悟は一瞬にして鬼の目の前へと現れ、不意を持った剣閃が首もと目掛けて振るわれる。
 一撃必殺。正に暗殺者の如く、彼は警告することもなく“本気”でその命を狩りに行く。
 気付かぬままに動けなければ、間違いなくその首は一瞬で落とされる。
 だが――そんな常套手段で倒せるようならば、今までもこれからも、苦労することはまずないだろう……。

3年前 No.1199

半額の切り身 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Ieh

【南方面/浜辺〜沖合(小型船)→ゾディアックボート(浜辺付近へ移動中)/ダッチ・シェイファー(海上で交戦)、ゲダツ(海上〜空中から交戦?)、ハリガン警部補(海上で交戦)、石津萌】

深遠からいずるモノ、ソレらは怨嗟と執念と――無機質な殺意…死人の生気の無いそれを更に脱色した様な死蝋めいた肌、照明弾と月明かりの光でソレを余計に目立たせながら、何より炯々と海中の闇から輝く…見る者全てに本能的な(脅威)を抱かせる様な赤い眼の夥しい群、群、群…(彼女達)は姿を顕わし始める、黒鋼の様々な艦載兵装を有機的な意味で(装備)した異形、自動擲弾発射器(GE.Mk47グレネードランチャー)に取り付けられた熱線映像照準器(IRスコープ)の映像越しにそれを険しい表情で睨みながら、“少佐”は耳元のスロートマイクで(小型船)組の方と、浜辺から展開しているであろう(治安維持)の面々へ通達する。

ダッチ「此方ダッチ、目標と接敵。目視だけでも相当な規模の模様――水際までに数を減らす想定は甘い見積もりだった様だ。これより先制攻撃に移る。」

≪了解した“少佐”こちらは何時でもOKだ。座標を指定次第ぶち込める。≫

ガコッ

DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!

砲身が反動を逃がす形で前後移動(ブローバック)を繰り返し、闇夜の海面をマズルフラッシュがチカチカと控えめに輝く。40mm×53HEDP弾(多目的破砕榴弾)をばら撒く様に海面から姿を顕わし始めた(彼女達)へと撃ち込む―BOOOM!BOBOM!と鈍い擲弾の炸裂音が海上から砂浜までに継続的に唸りを上げる。

DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!

DOGAN!

ガシャコッ!

DOGAN!

ガシャコッ!

ハリガン「こうも多いなら細々狙いを付ける必要は無いなッ!――喰らえ化け物共。“おもちゃ”はたんまりあるぞ!」

DOGAN!

ガシャコッ!

その隣からほぼ抱え撃ちで20mm対物火器をぶっ放している警部補、思いの他近距離且つ想定外の(敵)の数にウンザリした表情を浮かべているが、同時に何処かしら凶暴なトリガーハッピーの片鱗が見受けられる。その後ろから――

ゲダツ「フンッ!」

ドシュウウウウウウッ!

靴底に仕込んだ噴風貝(ジェットダイアル)を用いて、夕方ごろに吹き飛んだ際にそのまんま同じく、しかし今度は正確な軌道を描いて飛来し急降下爆撃機か何かの様に――心なしか戦陣を(組んで)移動している異形(深海棲艦)の先方集団――奇怪な小型の鯨めいた個体群(駆逐イ級)の頭上から強襲する。―――攻撃方法は無論、“殴打”

異形の群れが対空砲火による弾幕を展開する前に、蜘蛛頭は直上より仕掛ける。

ブオッ!!

ゲダツ「へそっ…噴風拳打(ジェットパンチ)!!」

シュドッ!ドガッ!!ドシャアアアアアアア!!

数体を巻き添えに、重い超音速の一撃が炸裂…するが、此処は海上――そのまま凄まじい敵の真っ只中に生身の変人が考え無しに突っ込んだ訳だが…

DOGAN!

ガシャコッ!

ハリガン「HAHAHA!!あいつも無茶しやがる。」

DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!DOM!

ダッチ「無謀だが良いデコイ(囮)だ。再装填まで6秒、援護を――」


―――



無数の(海の底から来るモノ)達の気に瘴てられて、己が(過去)の忘れようと、忘却した筈の記憶のフラッシュバックに意識の混乱が起きている彼女は――海の上で始まった戦闘に、嘗て在りし日の己が居た風景を重ね合わせ――大勢の(誰か)の死に顔が浮かび上がっては消える。何故こんなものに(触発)されるのか、(プログラム)で自然消去された(記憶)の奥底――その暗い深み。

―それらを拒絶しながら、漸く意識が落ち着きを取り戻して来た時に…誰かしらに声を掛けられているのに気が付く――は、確か図書館を良く利用してた石機械人とその仲間…にタヌキめいた妙な小動物?を連れた青年…

萌「…冷たい…海の底……アレ…が、何処から…来た…かは…分からない…でも…少し…“懐かしい”…私が…知っていたモノと…似た気配」

立ち上がりながら、彼女は青年(弐村)の問いには答えず。海から徐々に浜辺へ近づきつつある無数の(赤い眼)を見つめながらそんな事を言う。――一時もせず此処は戦場と成る。――だがそんな事は些細な事だと言わんばかりの無気味なほど落ち着いた様子で彼女は(赤い眼)の群れを見据え続ける。

萌「もう少しで、“思い出せ”そうなの。」

≫浜辺ALL

3年前 No.1200

ケンスキーさん @aries ★Android=wQhSKrDKlW

【南方面/浜辺/弐村剣輔】

「よくわかったな……あ、ナイトマンの知り合いとかか?」

震えている少女の様子を見ていた所に新たな来訪者、ロボット2体がやってくる。しかしこの2体治安維持組織所属ではないはず、となれば見た目からしてナイトマンの仲間かなにかだろう。
自分が治安維持の人間というのをすぐに見抜かれたのにも驚いたが、問題は次の言葉だ。この場所は危険だと……。

「危険ってどういう……うおぉっ!?」

聞き出す前にそれはわかった。彼らが言い終えるやいなや海上に6つの明かりが灯される。その光の下、つまりは海の中から怪しげに光る赤い点々。それも大量にだ。当初は学園生の警護だったはずだが……なんだかスケールが大きくなっていないか?
そんな中、少女が落ち着いてきたのか、ポツリポツリと語りだす。聞いた感じだと一部記憶を失っていて、今それが思い出されようとしているということか。海のアレが懐かしい……と。

(そういえば神楽も1度は記憶を無くして、暫くは対策室の役目も思い出せなかったんだよな……この子も昔に何か使命とかあったんじゃ……。)

「思い出せそうなのはいいけどさ……似た気配ってあれ友達か何かか……?」

海の中に光る赤い光を指差し尋ねる。知ってる気配と似ていると言うのだから何か因果関係はあるのだろうが、どうみても海のアレは友好的な雰囲気は出してない。どちらかといえば怨念だろうか、そういったものを感じられる。

「なぁアンタたち、この子が何か思い出すまでここに居てもいいか?何かを忘れたままっていうのも気分良いものじゃないだろうしよ……。」

それが彼女にとって良いことでも、悪いことでもだ。きっとそれは大事なこと……根拠はないがそう思えてきた。
海の敵もいつまでも大人しくはしていないだろう。ギリギリまで粘ってそれでも思い出せなければ彼女には逃げてもらうことになるが……。

>ストーンマン、ナパームマン、石津萌

3年前 No.1201

人理の礎 @aroundight☆SdjaOljKHtOm ★L7VJRpz4h5_j6k

【南方面/海岸/マシュ・キリエライト】

 退いてくれ。
 逃げてくれ――そう、マシュは口にし、海面の“ソレ”と向かい合った。
 単身では攻撃を防ぐことが出来ても攻め落とすことは出来ぬ……そんな、異常な軍勢に対し。震えすら見せることはなく、物怖じさえ感じさせることはなく。内面は恐怖しているくせに、背後になにもなければすぐにでも逃げ出そうと考えるくせに、しかしあくまでも、いまこの瞬間だけは気丈に。

 彼が英雄王だから、だとか。
 先程興味を持たれていたから、だとか。
 彼女の態度に、そんな小さな打算は何処にもない。
 その行いの根底にあったのは、彼女が元来何処に属しているかを鑑みればすぐにでも分かる。……否、本当ならば陣営もなにも関係あるまい。民を護るのが職務だから、というだけでは理由になるまい。

 ――なぜなら、マシュ・キリエライトは戦う人間ではないが護る人間だ。
 そんな彼女だからこそ、打算なく護り抜くと宣言し、こうして向かい合おうとして――。

「貴方は―――」

 続く彼の言葉に、本気で唖然とした面持ちで振り返った。
 尤も英雄王には、マシュの力添えをしようなどと言う心持ちは欠片もないのだろう。裁定者である少年が、なにゆえ争いの片方に手を貸すだろうか――有り得ない。亡びて然るべきであり、自業自得なのだと語る彼の目と言葉はどこか冷めていて、決して此処より蹂躙されるものに義憤を感じてはいない。

 しかし――否、故にこれは彼の私情ではなく。
 領域を踏み荒らす蛮族を誅して砕く、覇を歩む王の所業と呼べるものだろう。

「……いえ。わかりました」

 何を言っても意味はあるまいし、そもそもこの少年は、きっと、何にも律されない。
 それを理解しているかいないかは定かではないが、マシュは静かに頷き了解を返しただけだ。
 退く気がないならば、此処に居るならば、それを守るのは自らの責務だと、海面のそれが仕掛けて来るのを、ただじっと待っている。
 そして。――決して、先に行かせはしないと。言外に、彼/彼女等へと語っている。

>子ギル、(深海棲艦)

3年前 No.1202

DWN.035.040/MXN.041.042.043.044 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/灯台・展望台/(ストーンマン、ブリザードマン、ナイトマン『通信のみ』) クリスタルマン、ケンタウロスマン、フレイムマン】

焔「スタンド、ではないのか…?」
水晶「そいつらに手を出すその前に…お前を正気に戻してやる!」

牽制として放った全体の疾風攻撃が四人をじわじわと痛めつけていく快感を味わい、愉悦の嘲笑をあげていた影村は――フレイムマンが驚きながらいった言葉…自身と似た異能を扱う人物が複数いるということを知ると、一変して不服そうに顔を忌々しく歪める。まるで自分以外の所有物(異能)が気に入らないかのような、嫉妬と独占がドロドロと渦巻いた負の感情。……よほどタチ悪く暴走しているらしい。

灼熱の火柱に囲まれ、伊吹が大包丁を構えて突っ込んでくる。その追い詰められた状況で影村は不敵に微笑むやいなや――スクカジャという奇妙な呪文を唱えて緑のオーラをまとい、なんと火柱へと一直線に突っ込んだのだ。黒煙を吸って咳き込み服やら肌やらが煤けていたが、本人はわりかし平気そうであった。7000〜8000°Cの炎を扱うライトロボのファイヤーマンや、一万二千度のプラズマを扱うセカンドのワイリーロボ、ヒートマンじゃあるまいし……それ以上の火力を、異能を扱う天城という人物は一体何者なのだろうか。

焔「バカな……W4000℃Wもするワシの炎を、生身で耐えきっただと!?」
水晶「まずいッ!」

まさに形成不利、まさに絶対絶命。いつでも動けるように待機し、唯一影村の攻撃対象とならなかったクリスタルマンがついに動き出す。逆に窮地に陥ってしまった伊吹が先ほどのマハガルよりも強力な十字の疾風攻撃…ガルーラを回避もしくは自分がかばえるよう、彼の元まで大急ぎでかけよりながら火柱の吹き上がる元を狙って水晶弾を複数放ち、それらをかき消す。しかしその隙に影村は残像を残すほどの速さでこの場から消え去り、非常に鋭い切れ味をもった一対のクナイで的確にフレイムマンの首筋を狙い、振り下ろそうとしていた。

焔「はっ、速…っ」
水晶「(こいつのスピード、セカンドのクイックマンと同レベル…!) フレイムマーーン!!」

果たして、一対のクナイは彼の首をはね――



――ず、別方向…灯台の螺旋階段に続く場所から飛んできた、クナイを正確に狙った二つのエネルギー矢によって弾かれ宙を舞う。驚いた二人が矢がその方向へと顔を向けると、そこには――昼間の水着姿ではなく、長い金髪を角の生えたメットでかぶって隠し、緑と黄を基調とした装甲の上に青いケープをまとった……つまりいつものいでたちをしたケンタウロスマンが、右手の弓状バスターを構えたままそこにいた。

人馬「フレイム、クリスタルマン、それに伊吹たち! これは一体……」

思わぬ増援が現れたことにふたりは驚愕と安堵を隠せずにいられないも、なぜ救援要請を発していないのにこの場所で戦っているのがわかったかを疑問に思う。その理由は至ってシンプル。――変化したナマハに抱えられて灯台まで向かうフレイムマンの姿が見えたので、海の家を出てから灯台の入り口付近に着くまでは走って向かい、ワープ能力で螺旋階段を省略してここまでたどり着いたとのこと。

焔「あWあWーーっ!! アレ見てたの!?見られてたのッ!?」

その事実はフレイムマンにとってわりかしショックなのか…彼が赤面して悶えていると、彼らのオペレーターたちから分析完了の知らせが電脳通信で届いてきた。

吹雪『お待たせっ、あいつの弱点がわかったよ! ――火炎に強くて疾風が効かず、電撃と光に弱いんだ!』
石『生憎だが…オレたちフィフスも、お前たちも、電撃の特殊武器を持ち合わせていない。 でも光なら――』
騎士『いくんだ、ケンタウロス。 君の持つ特殊武器で……彼の闇を、祓える!』

人馬「わかった。…フレイム、後は任せてくれ」
焔「ぐおっ!? その言葉に素直に甘えておくか、痛つつ…」

ケンタウロスマンの容赦ない後ろ蹴りで、射程外…階段のそばまで大きく吹き飛ばされたフレイムマンはそのまま彼女に交代し、大きく切られた右腕をかばいつつ身を隠しておく。…が、念のため頭に巻かれたターバンを外し、頭部に搭載された大型火炎放射器を顕にする。いざという時にはどちらかが役立つかもしれないから。

水晶「さて、火炎がダメなら物理はどうだ? クリスタルアイ!!」
人馬「お前の素早さで避け切れるのならば、避け切って見せろ! ケンタウロスアロー!!」

クリスタルマンがわざと床、壁、天井を狙って多く放った、半ゲル状の大型水晶弾が反射すると同時に分裂して現れる三つの小型水晶弾…それらがあらゆる方面から影村を襲う。更にはケンタウロスマンが絶え間なく放った簡易ホーミングのエネルギー矢が、攻撃対象として定めた影村めがけてまっすぐ飛んでゆく。彼女の特殊武器は発射時の相手の位置めがけて飛んでくるが、動き回ってかわし続ければ避けられるという弱点を逆手に取って撹乱させるのが目的。自身の切り札はエネルギー消費が激しいのでまだ出さず、ここぞという時に使うつもりだ。

>>伊吹ガッコ(OS) 影村陽介

3年前 No.1203

MXN.041.045 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/海の家→移動開始/ブリザードマン『通信のみ』、プラントマン】

棺を担いだ人物と黒い水着を着た妖艶な女性のなにやら不穏な会話、そして窓から見えた――海面から覗く憎悪と無念に満ちた無数の赤い眼光。豚さん宛てに来た通信の主は恐らく昼間にヤマトマンたちといた、豚刑事をマスターと呼び慕う緑衣の青年ロビンフッドだろう。…いつまでものんびりしてはいられない。

植物「カービィに豚さん、君たちはここにいる人たちの安全を。ボクはそろそろ、いかなくちゃ」

カービィや豚刑事が食べている大盛りサイズとは違い、普通のサイズでカレーライスやら焼きそばやらを食べるプラントマンは、その合間に二人に頼みを入れていた。滲み出た闇と唯一戦っていなかったあの夜のようには、いかないから。

吹雪『プラント、こいつは有料だけれどお金あるの?』
植物「『あるよ、さっき金髪のコワいお兄さんがくれたのがいっぱい』 お願い豚さん、みんなを守って」

アメリカドルをもう一度豚刑事の目の前に置き、頭を下げて改めて丁重にお願いをし、あの夜世話になったブリザードマンも通信越しからそれに便乗する。…ドルを渡したその人物に心あたりを持ちながら。

吹雪『(そいつって、まさか…)…俺からも頼むよ、救いのヒーロー。 信じてるからさ』



植物「ごちそうさまでした。――それじゃあ、いってきます」

エネルギーを充填して、律儀に空の食器を返却口に返したプラントマンは――しんみりとした表情で人外の二人とお別れしてから静かに海の家を後にし、気を引き締めた表情で街灯煌めく街中へ。

>>ぶりぶりざえもん カービィ (クロ、セン ナイア)



――

植物「早速だけどブリザード、ボクはどこに向かえばいいの?」

吹雪『浜辺の方はみんなが対処しているから、住民を避難させるために街の中心部まで――プラント?』

植物「――森の方から嫌な予感がする。木々たちが恐怖で泣いている。 行かなきゃ」

吹雪『…君にとって植物は、意思疎通できる友達だもんね。 嘘をついてないってわかるよ』

――


【南方面/→森林地帯/ブリザードマン『通信のみ』、プラントマン】

植物(ひょっとして……あれがそう?)
吹雪『みたいだねぇ、生まれたてホヤホヤみたい』

闇夜の中でも力強く輝く青々しい森の中にて、一際目立つモノクロの存在。その瞳はこの世のものとは思えないほどに美しく、その手はそして漆黒の物々しい鉤爪、 そして彼女が纏うは――人間ではないあからさまな証拠の、生物的ディテールの艤装。草むらに紛れて彼女を観察するのは、異変をいち早く察してここまで来たプラントマン。その右手はいつでも戦えるよう既にバスターへと変換されていた。今夜限定オペレーターであるブリザードマンと小声でやりとりをしていた所に現れるもう一人の人影。

植物(そのいい方やめてよぉ…――!?)
吹雪『あいつは、一番隊隊長の――』

同じモノクロのいでたちをした甘いマスクの人間――治安維持組織一番隊隊長、沖田総悟がのらりくらりと参上。たまたま使命を持つ鬼が生まれる様と遭遇した彼は、プラントマンと同じく潜伏してから刀に手をかけ、一撃で彼女を葬り去ろうとする。

植物(お昼の時に輸送車内でぐっすり寝てて、覚まそうとしたボクの喉元に刀を突きつけたおっかないお兄さん!)
吹雪『……プラントにも俺にとっても嫌な奴だけど、沖田をフォローしてあげて…』

昼間の出来事を未だ根に持つ彼は渋々ブリザードマンの頼みを聞き入れ、ガサガサと音を立てず慎重に沖田のそばへと接近する。

>>沖田総悟 南方■鬼

3年前 No.1204

「おいかけっこなのです」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【南方面/海/岩浜/結城友奈、島風(?)】


>>ALL



>>1180

 ...
『まさか? ふふ、見えた? 見えたんだあ──ならわかるでしょ? アレが──私の代わりに罰ゲ―ムをしてくれル子達』

 龍が浮かべる驚愕の色。そうでしょう。そうでしょう。アレはあなたたちにとって──如何あっても目を逸らす事の出来ない。
 奥底に。根幹に。
 そうとも──そもそもを辿れば彼女達こそがお前たちにとって不倶戴天の敵で在り。存在理由の一つなのだから。
 それが今日此処でどんな理屈であれこうして蘇った。破壊の使徒として。なら無視何て出来る筈がない──していい訳がない。


「深海棲艦──」
    ...
 それがアレらに付けられた名前なのを、少女は知っている。だからか──気が付くと、意図せずしてその名前を呟いていた。

『へえ』

 知って居るんだ。少し意外そうな顔をして黒い風が少女の呟きに反応する。
 この街にはアレらの同胞も少なからず住民として生活している。しかしその正体を知っていた者がどれだけ居ただろう。
 存在を秘匿されていた訳ではないが──脅威として人前に姿を現さなかったことにより、何時しか風化していたのかもしれない。

『うん。単純だから馬鹿にもわカるいい案(ゲ―ム)でしょ?』

 子供の鬼事と大差ない。
 もっとも──今回大変なのは追う側なのだが。

『怖―い。眼帯の下カらでも睨んでそう。伊達に天龍の名前を持ってないよね』

 わざとらしく身を震わせる。
 『でもさ──』
 それから間も無く笑みが消え失せた。手加減。手加減だと──速さの競い合いで?


>>1186


 風が──吹いた。

『そういう言葉は私を捉えてからにしなイ? 口先だけだって思われたくないでしょ?』
 ....
 瞬きの間に少女の姿はこの場の全ての人間の視界から外れた。閉じた眼が開いた瞬間には既に風はその居場所を代えている。
 黒い風は原典となった少女にある子供の部分も引き継いで幻影と為ったが故か、その判りやすい挑発に自らの力を見せる事で反抗した。
 口先だけではない自分自身を此処に示してみせたのだ。
 何者よりも圧倒的に速い己を。

『そう──私は(島風は)何時だって独りぼっち。だっテ速いもの──だからそれでいいの』

 孤独こそは誰よりも何よりも速いことの絶対証明。
 己の前に立つ者はなく。己の後ろを追う者の姿は小さく。


「違う──違うよ」

 突き放すような──拒絶と孤高を望む宣告を、叩き斬るように、少女が紡いだ。

「島風ちゃんは言ってたよ。誰かと一緒に駆けっこするのは楽しいって──一人で走るだけで、それでいいなんて、そんなことあるわけない」

 誰かと走った方がずっと楽しいはずだ。
 あの子はそう言ったんだ。
 だから。

「あなたも島風ちゃんなんだよね? それなら──」

 しかし言葉は全て発せられる前に、苛立ち交じりの声がそれを掻き消す。

『なら言葉にする前にまず追い付いてみたらいいよ。私そう言ったはずだケど──』

 言葉は通じない。通さない。その意思をぶつけたいのならば、遣るべきことは一つだと。


>>1181,1186


『新しい参加者も来たみたいだし──いい加減始めよ。何度も言うけど──壊されたくないなら、私を捕まエてみせてよね』

 その言葉が皮切りになる。再び風が起こったかと思えば──その場から駆け出した。
 速力は昼間に島風が見せたそれは比較対象にはならない。
 本当の意味で人の其れを遥か上回る──その名が示す通りまるで風のように。


【島風(?)→移動開始】

3年前 No.1205

天龍 @cube☆PjfbxfTdjqg ★udwvBD7NPe_ZFe

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3年前 No.1206

「吹雪」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【南方面/移動中/吹雪、〈ヤマト〉】


>>ALL



 堂々と肯定する謎の刑事(自称)。
 いや──この際長々と質問をしている場合ではない。協力の意志があるのなら力を借りるに越したことはない。

<了解です。急ぎましょう。出来れば加賀さんや他の隊の方とも連絡を──>

 違和感。
 普段の流れと違う何か。
 何時もならば返って来る言葉がない。

<吹雪さん──?>

 それに気付くのが、私は遅かった。遅過ぎた。
 落とした視線の先には膝を折って、両の肩を手で抱えるように抑える彼女の姿。

<吹雪さん!!>

 俯き加減の侭、か細い声が返って来る。


「ぁ──ヤマトさん。私───寒、くて。冷たくて───これ、なん、ですか」


 深海棲艦。艦娘達にとっては切っても切り離す事の出来ない鎖で繋がれた物同士。表裏陰陽。それは当然吹雪にとっても逃げられない宿命だ。
 実はこの街の中にもそれらの仲間は存在していた。自身に与えられた資料(データ)の中にも以前治安維持組織に喧嘩を吹っ掛けて来た個体がいたというものがあった。
 しかし彼女らはそういった行いこそすれど確固たる自我を持ち合わせていた──住民を無意味に襲うような真似をしたという情報もない。むしろ街の住人として溶け込んですらいたのだ。だから──失策だった。補助すべき存在として供に付いていながら──こんな事が起きる何て考えていなかった何て言い訳にすら成らない。

<吹雪さん。気をしっかり持って──>

 今彼女を襲っているのは魂に──根幹に刻み込まれた、未知ではなく既知の敵対存在への本能的な恐怖。
 始まりからそうであった夕立とは違い。成ってからかなり時間の経っている天龍や加賀とも違い。未だ未熟であり──完成していないが故の。
 アレがどういった物なのかは大和と名付けられた自分にも判っている。しかし自分はあくまでも似せられた妖精に過ぎ無い。
 だから脅威としては理解していても彼女のようには成らない。裏を返すのなら──今彼女に降り掛かる恐怖を共有することが出来ない。
 何て──もどかしいのか。
 奥歯を噛締めたくなるような思いを殺して。ヤマトは他の面々へと告げる。


<すみません。皆さんは話の通り、市民の安全を第一に行動を御願いします。私と吹雪さんは──後から追い付きます>

 この状態ではどちらにしても行動は侭為らない。
 もう少し落ち着いてからでないと。
 でないと──もしも戦闘に陥ってしまえば、これではみすみす死なせに行くようなものだ。

3年前 No.1207

「鬼」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【南方面/森林地帯/南方棲鬼】


>>1199,1204



      キヅイテイナイト───オモッテイルノ。


 剣閃が奔る。
  闇夜を裂く銀の刀刃。     対するは──黒金を纏いし深海の怪異。その上位種(南方棲鬼)。
 首筋を的確に狙い、
 吸い込まれるように閃刃が
 白き肌を刈り取らんとして。   人間ならば確実に殺しているし。殺されている。


  さながら暗殺者の所業の様。天賦の才と積み重ねた修練が生み出す必殺の一手。
    人間だったなら──首を胴はとうに二つに別れていたに違い無い。



   鈍い音(ね)がした。
   如何考えても首が撥ね跳んだ快音でも怪音でもない。
   金属が衝突し互いが弾ぜるような──人によっては不快とすら感じる音色。
   刀の進路を遮ったのは爪。黒く厚く鋼物で創造された刺々しく禍々しい邪爪だ。



『ジャマヲシナイデ──』



     反撃。
 余っている方の手が一杯に振り上げられた。   歪んだ爪が空気を斬って──刀でさっぱりと絶たれるより、何倍も苦しいだろう、それが。

3年前 No.1208

DWN.034.035.037.039 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/海中〜浜辺/(ストーンマン、スターマン『通信のみ』) ウェーブマン、ナパームマン】

一人の孤独な悪意に当てられて、おびただしい数で地上を蹂躙しにかかろうとするモノクロの亡霊たち。既に海上ではシェイファーやハリガン警部補、ゲダツが先制攻撃として鉛玉やら噴風拳やらを憎悪に満ちた彼女ら…深海棲艦にお見舞いしていた。蜘蛛頭のバイト仲間をいい囮だとバカ笑いしながらどこか嬉々として引き金を引き続けるハリガン警部補は、たった6秒、されど6秒の再装填の猶予の傍らで援護を要求する。――海中に向けて。

星『――だってさ。出番だよ、ウェーブ!』
波「『任せろ』 お前たちには悪いが、先陣はオレたちから切らせてもらう!」

前から待ち伏せとして海底の岩陰にぴったりと伏せてはりつき、そこからどこか統率のとれた群れを見上げていたウェーブマンは、ハリガン警部補とスターマンからの合図を機に統率をかき乱すかのように群れの中へと単身で勢いよく飛び出す。先制攻撃として一ヶ所にとどまらないよう海中を舞いながらモリの射撃を何度も何度も繰り出し、彼女らが驚く間もなくモノクロの身を次々と穿ってゆく。更にはつい先ほど搭載した装置と同期したカメラアイを用い、まだまだいる複数の群れをロックオン。武装まみれの小型船に向けて座標を指定し合図を送る。

波(出番だ、ジイさん……奴らにたっぷり送ってやれ――!? やっべ!)

浜辺の方向から着水した複数の何かを見てウェーブマンは仰天し、慌ててその場を離れる――と同時にそれらが一斉に爆破した。

>>ダッチ・シェイファー、ゲダツ、ハリガン警部補 深海棲艦



――


石『ナイトマンって、あいつと面識があるのか!? あーっと…』
焼夷弾「我々はコンビニで働くしがないアルバイター。 あいつとはちょっとした腐れ縁に過ぎんさ」

小さな狸を連れた青年に、彼にとって治安維持の同僚…ナイトマンの仲間と勘違いをされたので訂正をしながら彼女を案じていたストーンマン(の通信)とナパームマン。浮遊していた意識を取り戻し、落ち着く彼女はあれらをW懐かしいWと感想を述べる。この儚げな少女が、なぜ戦争の残骸を懐かしいと……?

石『逆に聞くけど…どう見ても破壊と殺意に満ち溢れてるアレが、石津と仲よさげでフレンドリーに見えるのか?』
焼夷弾「それはひょっとして、戦争関連の――?」

このような危機的状況下でも違和感を覚えるほどに澄ました石津が亡霊たちの赤い眼光をぼんやり見つめる中、弐村からもう少しで記憶が戻りそうな彼女を頼まれる。彼女に関する謎がほんの少し浮かぶも今はそれどころではないのは明白、快くそれを承諾した。

焼夷弾「ああ、彼女のことはこのナパームマンに任せておけ。 ――オレも浜辺から助太刀するぞ!」
石『ちなみにオレはストーンマンね。 今度ともよろしくな〜色々な意味で』

彼女をかばうように立ちはだかり、頭部と肩部の小型ミサイルそして両腕に搭載された特殊武器のナパームボムを海に向けて突き出し発射の構えをする。その傍らで弐村に手を振って自己紹介をするストーンマン。発射する直前にナパームマンは、自分たちと同じく浜辺の離れた場所から弓で深海棲艦を狙撃しようとしている緑衣の男女を見かけ、あらかじめ大声で忠告を投げかけておく。

焼夷弾「おーい、そこの緑衣の男女ーー!! 海中でオレの同僚が単身戦っているから、下手に巻き込んだらただで済むと思うなよーーっ!!」

その言葉をいい終えたと同時に……兵器を一斉掃射。連続して海中に沈んでいったそれらは間を空けてから怪物たちを巻き込みながら爆ぜ、複数の大きな水柱をたててゆく。ウェーブマンが即座にその場から離れた理由はこれらの存在に気がついたからである。

石『……それ、お前がいうセリフ?』

>>石津萌 弐村剣輔 ロビンフッド、アタランテ 深海棲艦

3年前 No.1209

夕立 @jojolion ★VaQODXtFw6_TDO



 【  南方面/移動中/夕立  】

 >吹雪、<ヤマト>、ALL


 「撃沈された艦船」、

 「沈んでいった船の象徴」、

 「沈没した艦娘に怨念が取り憑いて変容した姿である」、

 諸説あるが、私「達」が戦っておいたであろう「それ」の正体は定かではない。
 残留した記憶、残骸の世界、魂、精神、怨念、エトセトラエトセトラ――

 その存在に対する、潜在的な恐怖。
 それを、もろに受けたのか吹雪は恐怖にのまれかけている。
 嗚呼、でも――

 「……大丈夫、っぽい」

 夕立は、低く言う。
 マフラーをぎゅ、っと巻きなおし、その口元を隠して。
 一回、しゃがんで、その綺麗な赤い目で吹雪を見て。まっすぐな、顔で。

 「……大丈夫だよ、吹雪ちゃんなら。私は、いってくる……っぽい」

 その一言。
 それだけを告げて、夕立は走り出す。考えろ、深海棲艦が現れたのなら、やることはただ一つ。
 守れ。
 刻め。
 あの水平線に、刻むのだ。

 考えられる選択肢の中で、結論はただ一つ。
 それを呼び寄せた何かがいる。それはきっと、海岸。海、そうだ。海だ。

 「――――――抜錨! っぽい!」

3年前 No.1210

カービィ @trickster ★m5jxuRAAX4_MaM

【南方面/海の家⇒海/カービィ】

カービィが焼き蕎麦を平らげてカレーライスへと手を伸ばす最中、唐突にも隣に座っている子豚ことジャンの携帯から着信のメロディが鳴り響く。料理に手を付けようとした矢先に之とは難とも間の悪い──ジャンはコール音に食事を邪魔されてやや不機嫌そうにも紫色のタイツから小刻みに震える携帯を取り出して返事をする。然し独特の艶を蔵した迦陵頻伽たる声音で紡がれるのは留守番電話の科白を模した着信拒否のアナウンス。まるで電話の内容など端から如何でも良いかのように彼は一方的に電話を切る。そして何事もなかったかのように食事を再開した。
自己中心的とは良く言ったものを。言動の一つ一つが彼の性格を体現している。電話の話し声は慌てふためく相手の声量と相まって隣に座っているカービィにまで聞こえていた。然し肝心の話の内容を理解していないのか頭に疑問符を浮かべてキョトンと静止している。そんな時にプラントマンが何かに気が付いたのか料理を食べながら深刻そうな顔付きで頼み事をして来た。そして流れるように食事を済ますなり律儀に食事を片付けて海の家から去って行く。

 「ポヨ?」

ポツリと残された人外の二人。唐突な出来事にカービィは入口の方に眼を向けたまま何事だと胴を傾ける。気づけば周りに座っていたはずの客が何かに食い入るように窓の方へと寄っていた。普通なら花火でもやっているのかと疑う所だが客の表情は祭事の其れではない。まるで得体の知れない何かを観察するように不信な眼差しで目を細めている。カービィは残りのカレーライスを掃除機のように口腔へと吸い込んだ後、周りの視線に釣られる形で窓の方へと歩み寄る。そして目にした。水平線の向こうで桔梗の花弁のように妖しく底光りを始める深海の闇(ゴーストシップ)を。まるで悪腫のように日常を蝕みつつある闇の手は刻一刻と水天彷彿の境から迫りつつあった。
カービィは走る。何を思ってか双眸に覚悟を決めたような色彩を帯びて。そして海の家から出て疾駆する彼を追うように空の果てから一つの流星が長い光の糸を曳いて虚空を切る。次の瞬間にはカービィは流星の乗り物──ワープスターの上に搭乗していた。無限の厚ぼったい海の如き漆黒に星の光を煌かせながらカービィは、街の脅威たる深き海に棲まいし者へと差し迫る。全ては街の平和を守るが為に。

>>深海棲艦、(ぶりぶりざえもん( >>1190 ))

3年前 No.1211

対鬼師団長 @aries ★Android=wQhSKrDKlW

【南方面/灯台/伊吹ガッコ(OS)】

「っしゃあもらっ──なにぃ!?」

『ガッコ!あのスクカジャとやら、自身の能力値を上げるものだ!先程よりも素早いぞ!』

逃げ場はない、この勝負もらったと思ったのも束の間、花村の影は何かを唱えた後炎の柱へと突っ込み此方の攻撃を回避してみせた。
多少のダメージはあるものの耐性があるのか、それとも唱えたものそのものに何かあるのかまでは解らないが、先程よりも加速していることをナマハは見逃さなかった。
しかしわかったところで何か出来るわけでもなく、寧ろ火柱に囲まれる形となったガッコが不利になるという有り様だった。そしてそこに放たれるクロスされた風の刃、いや、刃と言うにはあまりにも厚いが。
それを見て危機と見たのかクリスタルマンが急ぎ火柱を消しにかかり、自分達を庇おうと走ってくる。だが、状況はともかく相手が一撃の重さを重視したことはガッコ、このオーガハンターにとっては好都合だった。

「どぉぉぉぉっせい!……ふぅ、やべッ、ヒビ入ってる。」

『捨てて巫力を練り直せ、全く……クリスタルマンが退路をひいてくれたのだから素直に避ければいいものを。』

「力勝負で負けるわけにはいかねーだろ。」

包丁を両手で持ち、ガルーラと呼ばれる技をの弾き飛ばした。その結果刃にヒビが入ることになったがすぐに手放し、新たに造り出す。巫力さえ切らさなければ最悪オーガハンターも再度展開可能だ。
と、自分に降りかかった攻撃を防ぎきるので精一杯だった為、フレイムマンの危機には気づかなかったがどうやら良いタイミングで援軍の到着のようだ。

「ケンタウロスのねーちゃんか!」

『なるほど、灯台に向かっていた我等を見たのか……しかし何故フレイムマンはそう慌てている?』

「ナマハが何したか知らねーけど……まぁいいや、ナマハ、アイツの動きが止まったら一気にかたをつけるぞ!」

『まだその名で呼ぶのか貴様!』

「あぁもう面倒くせぇ!いくぞNAMA-HAGE!」

ナマハは特になんとも思っていないのか、それとも今の自分はNAMA-HAGEなのだから女の子としてカウントしていないのか、フレイムマンの狼狽にはてなマークを浮かべていた。
形勢逆転、とまではいかないが不利な状況は打破した。ケンタウロスマン同様、ガッコも手合わせで見せてない技(というより効かないだろうから出していない)が1つだけある。花村の動きが完全に止まったその時、それをお見舞いするつもりでいた。

『我等も続くぞ!』

「おうよ!食らえ!逆鬼太鼓!」

クリスタルマン、ケンタウロスマンの飛び道具による攻撃。それに合わせて此方も放つのは遠距離攻撃。太鼓を打ち鳴らすかのような音を響かせながら無数の巫力を込めた弾丸を無数に打ち出す。それこそ質より量でとらえようといわんばかりにだ。

>フレイムマン、クリスタルマン、ケンタウロス、花村(影)

3年前 No.1212

始まりの人 @adgjmptw16 ★Android=Jt7ZZKmsKN

【南方面/移動中/伏羲】

「やはりか……となるとそのおいかけっこしておる大物をどうにかせん限り、もう1つの大物達は止まらんと見た方がいいようだのう……」

彼の予想は的中する。とわいえそれが分かったところでそれがどうしたである。結局のところは今そのおいかけっこに参加している人達によって、その大物をどうにかしてもらわなければどうにもならないということなのだから。やろうと彼もその場所に空間移動で参加することも出来るが、今まで大物について調べていたのたあくまで知りたかったであり、戦うつもりはなく、自身は少しだけの手助けをするつもりだった。今回は桃饅頭とお茶の事そして実物の大物がどういうものか知りたかったもあるので、裏方ではあるが戦いに参加しているのだ。そのために表舞台に当たるおいかけっこに参加するつもりは彼にはない。あくまで裏方に彼は徹するつもりだ。それもあり今この場において名前が判明した人物は既に全て彼は記憶した。

「分かった」

そして見えてくる光景あれが今回の大物達。それが何なのか彼には分からない。しかし存在的には妖怪仙人に近いものだというのは先ほどまでの話の中で彼は考えていた。そしてナイトマンの指示によって避難の為に向かう面々それについていく形で彼もついていき始める。そしてかつては自身が軍師であり命令下していた立場であり、そんな自身にただひとつ命令でき、封神計画を命じた師匠である元始天尊ですらかつて自身の作戦に従って自身の命令したのもあり、何もなく命令されたのは彼にとっては新鮮ではあった。ではその軍師から見た今の現状はかなり危険なものだ。ただでさえ今回は大物達の数が多くそれに対応する人物がいくら強くともいつかは限界が来るそして数の暴力によって蹂躙されるかつて自身が実行したゲリラ作戦も1対多数を基本していたものだ。そのためにはその原因をどうにかしないといけないのだがその原因であろう存在はおいかけっこするつまり時間稼ぎをしている上にそこに数を割かれている。そして最後に避難に向かおうとする自身達にも人はさかれてる。今回のような防衛戦は防衛する側は、全ての大物達から防衛しなければならず必然的に耐久戦となるが、大物達はただ攻め続ければいいそれも多大な数でだ。防衛側は耐久することになりいつかは綻びが生じるが多大な数で攻める側は多少はやられたところで攻め続ければいいそして弱ったところを数の暴力で仕留める結果的に攻める方が有利なのだ。多少な数の差ではどうにもならなかった存在をさまざまな手段によって弱らせ最終的に倒したこともあった。

「む?どうし……ならばせめて海から離れた方がよかろう……」

さあ行こうとした矢先吹雪と呼ばれる人物の様子がおかしくなる。それはかつて軍師であったのもあり今どういう状態なのか察する。しかしそれを彼にはどうすることも出来ない。強いて言えば吹雪という人物に親しいものであればどうにかすることができるかもしれないが。ゆえに彼は1つ提案を済ますと、そのまま先にいく面々についていく。

>吹雪、ヤマト、ヤマトマン、トマホークマン、グラビティーマン(ナイトマン、スターマン)、ユーノ、夕立、ALL

3年前 No.1213

MXN.041.045 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/森林地帯/ブリザードマン『通信のみ』、プラントマン】

吹雪『やばい、あのままじゃあ沖田の奴…やられる!』
植物「させるかっ! プラントバリア!!」

沖田の周辺付近に生え茂る草むらで、今まで息を殺しながら小柄な機体を潜ませ様子見ていたプラントマン。漆黒の鋭い鉤爪による防御と反撃に移り出た南方棲鬼と攻撃をくらいかけていた沖田の間に勢いよく飛び出し、介入した彼は即座に右手のバスターから自身の特殊武器を発動。プラントマンを中心として電磁波を展開し、花びら型のビットを展開することでバリアをなしたそれは、沖田にしか敵意を集中していなかった彼女の反撃を見事に防ぎきる。

植物「沖田、怪我はない!?」

特殊武器で漆黒の爪を凌ぎ続けながら、プラントマンは後ろにいる沖田の方へと顔を向けて彼の安否を尋ねる。彼がもつ才能と修練の賜物である剣技の攻めを更に特化できるよう、プラントマンは特殊武器を生かしてとことん守りきるつもりだ。

>>南方棲姫 沖田総悟

3年前 No.1214

深海の少女 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=1JzsaymcrR

【返信が遅れてすみません、ゲダツの件について了解しました。

必要であればヲ級で助っ人としてゲダツ達の方に向かいます】

>ゲダツ本体様 >>1133


【南方面/浜辺→移動開始/空母ヲ級(水着)、戦艦レ級(水着)】

ーーうっかり癖が発動したゲダツが溺れそうになり、それを助けようとした黒人男性まで巻き混んでカオスな事態になった。

幸いに近くを通りかかった小型船に乗っていた海坊主ーーではなく、筋肉モリモリマッチョな外国人に助けられた。

ちなみに、例の宝の地図?はレ級が見つけた。

少年のように胸が高鳴るレ級だが、残酷で、残念な真実を知った時、果たしてどんな顔をするのだろうかーー



「コレで一安心ーー……っ□□」

ヲ級が胸を撫で下ろした直後、ざわりと肌が泡立つような違和感を覚える。胸の奥を鷲掴みにされるような苦痛か走り、心臓が早鐘のように鳴る。

「レ級、これッテーー」

「ーーアア、“深海棲艦(わたしたち)”ダ」

海が黒く染まり、昏き水底から姿を現した異形の同胞達ーー人が、深海棲艦と呼称する存在だ。

この二人のように人間社会へ溶け込む者もいるが、その心身に刻まれた大戦の記憶と負の感情に縛られて暴走する者が多い。

「今カラ皆ヲ探しニ行っても間に合わナイ……こうなったら、私達デ!」

「ーーやるしかねェナ。一宿一飯じゃ済まない恩モあるシ……久々に大暴れしてヤル!」

街を守るため、人々を守るため戦う決意をした二人。それに呼応するように艤装が自ら飛来し、瞬時に装着される。

ヲ級は帽子とマントに杖、レ級はリュックサックとアフガンストールに尻尾以外は、それぞれ水着姿に艤装を装着した状態になっている。

そして、燃料代わりに特製の栄養ゼリーを飲み干して戦闘態勢に入る。

「ーーあちこちカラ来ているみたいネ……岩浜ノ方ガ、一番反応が強イ。
しかも、移動してル」

周囲から感じる負の感情、溢れ出した怨念に満ちた禍々しい気配を察知して把握する。同じ深海棲艦だからこそ出来ることだ。

「つまり、そいつガ旗艦ッテ訳カーーじゃア、そいつヲ墜とせばイイんだナ」

ヲ級の言葉を聞いて、口元に笑みを浮かべるレ級。その瞳には赤い輝きが宿る。

狙うは大将首ーー島を駆け抜ける風の如し疾きもの。

>浜辺ALL、(島風?、岩浜ALL)

3年前 No.1215

エイト @even ★Android=32ofqAtABJ

【南方面/影村陽介/灯台(展望台)→移動開始】

その首を跳ね、命を奪おうと振るうクナイ。

まず、一人――――

「ッ!?」

瞬間、二本のクナイは弾き飛ばされる。
援軍からの…寸分狂うなき、矢状の銃弾で――――

僅かに痺れる腕に構うことなく、すぐ様ロボ達と同じように、矢を放った者を睨みつける。

だが、止めをさせなかった悔しさ…というよりも、それは―――

「……なんだよ……」

遅れて到着する、ヒーローに対してのすざましい憎しみ…と言ったほうがしっくりくるだろう。

影は思う。何故――

「なんなんだよ…テメェ等…!」

何故、己が悪役のような雰囲気、流れ、ムードとなっているのか………?

力を持ち、新なる我となった自分こそが主人公なはずなのに…どうしてこいつ等は邪魔をするのか……?

あぁ、そういや…アイツも同じ瞳をして…目の前に立ち塞がり、俺は負けたんだっけ。

何でだ…何で俺はアイツを…こいつ等を倒せない?

分からない、わからない、ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ―――――

「主人公は俺なんだよ…!だから敵役のテメェ等は大人しく死ねばいいんだ!なのに…ッ!!アァ…ウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェェェェェ!!!」

風の刃を弾き返し、止めもさせず…しつこく立ち塞がる『己の敵役』。

叫び、嘆き、怒り、妬み……影からは負の感情を現した黒きオーラが噴き出していく。

そんな影の思いなどをよそに、己の戦闘スタイルを察知されたか、三者三様…同じ考えのようで。四方八方から迫るは…無数の弾丸。

右、左、飛び、屈み、飛び退き―――

すざましい速度で暫くは躱し続けていたが、量が量…時間が経つにつれて肌に掠り、血が滲み、傷が増えていった。

「ウゼェ…つってんだろぉがァァァァァ!!」

現状によって更に苛立ち、憎しみが募った影村を中心として、突如吹き荒れ始めた、今の心情を現すかのような強き暴風。

『忘却の風』

影のみが覚える風のオリジナルスキル。周辺全てを吹き飛ばし、対象を、彼方へと吹き飛ばしていく。

今回の吹き飛ばす対象は、無数の弾丸。迫っていた弾丸は暴風によって勢いが弱まり、消失、地面へ落ち…その機能を失わせていく。

「足りねぇ…壊し足りねェ!!このつまらねぇ世界も、貴様らも、全部全部全部全部壊して崩して殺して、破壊してやる!!俺の力なら、それが出来んだよ…!!!」

その隙を逃さず、飛び入り参戦する際に彼等が割って入ってきた天井の窓。
再びその場から姿を消すほどの走力。

その走力を利用して地面を蹴って…高く…高く飛び、外へと退却。

狭い展望台では分が悪いと本能で察したのか。それもある…だが―――

「まとめて…壊れろォォォォ!ジライヤ!」

『ガル&ソニックパンチ!』

まずは無数の風の刃を灯台の下部へ放ち足場へヒビを入れる。

そして決め手に使ったスキル、ソニックパンチ。

掌に飾ってあった手裏剣がゆっくりと回転し、徐々に拳に凝縮された暴風の塊。

そしてその拳を勢い良く灯台へ殴りつける事で……灯台は、彼等事崩壊をし始めていった――――

「ハハハハハハ!!お前達なんか生き埋めがお似合いだ…仲良く瓦礫の中で眠れ…永遠にな!!」

破壊をしたからだろうか。快感とともにしばらく笑い続け…そしてジライヤを一度消し、くるりと背を向けて走り出した――

――――さぁ、次は…あの街を壊そう…“こいつ等”とともに…!

『海より這い出る者達』と共に、街の破壊を求め―――

>>伊吹ガッコ(O.S)さん、フレイムマン&クリスタルマン&ケンタウロスマンさん、周辺ALLさん

3年前 No.1216

黄金の少年 @juudai☆i6EN.mmLyEY ★Q5TQ2gzVBT_Ew9

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3年前 No.1217

一番隊隊長 @juudai☆i6EN.mmLyEY ★Q5TQ2gzVBT_Ew9

【南方面/森林地帯/沖田総悟】

>>南方棲鬼、プラントマン、ブリザードマン


 不意をついた一閃は、容易に防がれる形で終わった。
 軋みを上げる刀と腕。索敵能力もさることながら、当人自身の力も生身の人間のそれを遙かに凌駕している。
 たった一言、ジャマヲシナイデと言葉を介してくる相手を見据えながら、彼は。

「そいつは出来ねーな。邪魔なのは、てめーのほうでィ」

 向かってくる轟爪による一撃。常人であれば、触れただけで掻き消されてしまいそうな禍々しいそれが迫る。
 沖田の表情に焦りはない。こうなることもある程度予測していたというように、次の行動に出ようとしたその時―――いずこかで見た機人が間に入り、バリアを展開してそれを防ぐ。
 気配には気付いていたが、このタイミングで介入してくるとは思っていなかったのだろう。僅かにだが目を見開いた後、彼は一度鬼と距離をとる。

「チッ……妙な奴らが紛れこんでると思ったら、おめーらですかィ」

 ヒュン、と一度刀で空を切り、鞘に収めると、その視線を“二人”へとやる。
 しかしすぐに視線を外し、ただ目の前に立ちふさがっている鬼へと戻す。いや、立ち塞がっているのは、こちらの方なのだが。
 再び腰を低く落とし、抜刀の構えをとる。今の沖田は昼間の時のような、穏やかな時のものではない。表情こそ変わらないものの、そこに在るのは冷たく、そして恐ろしいまでの殺気を纏った殺人者宛らの空気。
 恐らくは次に来るであろう、敵の砲撃に備えて神経を研ぎ澄ましている。視線を変えぬまま、彼はプラントマンらへ告げる。

「足だけは引っ張らないでくれよ。さっきみたいに間に入られちゃあ、おめーらごと削ぐ事になっちまうだろーが」

 カチリ。
 再び刀の柄に手をかけ、体勢を整えた。

3年前 No.1218

DWN.035.036.037.038/MXN.041.047 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/海・岩浜→各自移動開始/(ストーンマン、スターマン、ブリザードマン『通信のみ』) ジャイロマン(→上空へ)、チャージマン、ウインドマン(→一時離脱)】

旋回「確かにあいつは強い。 お前がそういうのなら、大丈夫だろうな」
汽車「そうか…オレたちに付き合ってくれてありがとよ、天りゅ――!?」

天龍とジャイロマンの挑発を幼稚に受け取った黒き風は孤独と引き換えに手に入れたW最速W……瞬く間の文字通りに彼らの目前から消え失せ、それでいいのと諦めのついた拒絶の言葉と共にそれを見せつけた。

旋回(バカな…このスピー…ド…)
汽車(…み、見えなかった…あのクイックマンと同レベルの速さ…!!)

二人は驚愕を隠せないまま、セカンドナンバーズW最速Wの戦闘ロボット――クイックマンと彼女との共通点をどことなく発見する。――それは、孤高。

彼女の負を断ち切るかのように、あの夜コンビニ地下で寝かされていた店長の友達――結城友奈が島風の影を説得しようにも、負の凝固物である彼女がなにひとつ聞き入れるわけではなく拒絶する。追いかけっこの始まり――再び黒き風が吹き荒れると同時に、各自オペレーターたちから即座に指示が伝えられた。

石『…今夜はW速さWとの戦いが主か…ジャイロ、それとウインドマンは空路で彼女を見逃さないように位置を確認し続けるんだ!』
星『チャージは天龍と共に、陸路で! 援軍にヲ級とレ級、そして衛宮が駆けつけてきてるから…援護は彼らに任せ、ただひたすら一途に追跡して!』
汽車「応ッ!!」

スターマンからの指示と大地を強く踏みしめ走り出す天龍の轟き、その両方に向けて返事を強く叫んだチャージマン。彼も動力としての蒸気機関をフル稼働してから大量に発生した廃熱によってボディを赤く変色させるほど加熱させ、両足の裏に搭載された鉄輪を軋ませるほど回して強烈な突進を始める。

汽車「天龍、奴の背中をただ追い続けるだけじゃあ埒が開かない。 対策なり攻撃なり仕掛けねぇと…!」

まずは牽制攻撃として、頭部の汽笛から灼熱の石炭を3つ…もくもくと湧き上がる黒煙に紛らせて上空から発射。風と一体化しそうなくらい全力疾走を続ける島風の影を対象として降り注ぐ。

――

旋回「オレたちも奴を追うぞ! ……ウインドマン…?」
風「………島風…ウソだろ? 誰かに何かされたのか?」

がっくりと項垂れたまま、呆然と立ち尽くすウインドマンの心中を察したジャイロマンが、唯一状況を飲み込めていない彼に簡潔な説明を行う。

旋回「…ご明察だ。 島風が心の内側に溜め込んでいた負の感情、そいつがどっかの誰かさんによって加工されたことにより――非常にタチ悪く暴走するW負の幻影Wとして具現化されているのさ」
風「…孤影悄然の身をつけこまれたのか…しかし、一体誰がこんなことを――フレイム!!」

遠くからの地響きと轟音を感じとった二人がその方向に顔を向けると、先ほど別れた同僚のフレイムマンがいるはずの灯台が崩壊していく見えた。ウインドマンが狼狽してそこまで向かおうとすると、ブリザードマンからの通信が。

吹雪『落ち着けっての、あいつらは無事だよ。 彼に協力を求めておいたらどう?』
風「…ジャイロマン、私は彼女を追うその前にあちらへと赴く。 後で合流しよう」
旋回「お前なりに何か考えがあるようだな…待っているぞ」

プロペラで大きな重量を持つ本体を浮揚し、ジェット推進で辺り一面が瓦礫と化した灯台の元へと高速で移動していくウインドマンを見送ったジャイロマンはその後、両手に複数の回転プロペラ…ジャイロアタックを所持してから飛行を始めて夜空に漂う雲の中へと潜り込み、上空から彼女の位置を決して見逃さぬように注意深く確認する。

>>結城友奈、島風? 天龍

3年前 No.1219

DWN.040/MXN.042.043.047 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/灯台・展望台→各自移動開始/クリスタルマン、ケンタウロスマン、フレイムマン、ウインドマン】

水晶「どうやら、心配は無用だったようだな」

特殊武器を撃ち出す直前、得意のパワーで振るった大包丁によってガルーラを弾ききった伊吹に思わず安堵の息を漏らすクリスタルマン。水晶弾、矢、そして巫力……三者の放った弾幕は影村が回避し続けてもなお、ある程度の手傷を負わすことに成功するも、苛立ちを隠せずにいられない彼が暴言を喚き散らしながら放った暴風――忘却の風によって全ての弾幕を相殺される。とにかく全てを破壊し尽くしたい彼は三人にとって、とある純宇宙製の破壊兵器ロボット軍団の存在を彷彿とさせた。

人馬「こ、こいつ…!」
焔「お前のその主張…いつぞやのW奴らWにそっくりだな、クソォォォ……!」
水晶「しかし――アレは、花村の負の感情がタチ悪く暴走しているにすぎない。 オレが昼間出会った時の別れ際、あの戦う覚悟のこもった目は…どう見ても本物だった」

いいたい放題喚ききった影村はこの場所で戦うのは不利だと察したのか、ナマハもといNAMA-HAGEがフレイムマンを抱えながら突き破ってやってきた天井の穴まで跳躍して外に逃げ出す。――それからしばらく、展望台…否、灯台全体を揺るがすような地震が彼らに襲いかかった。

焔「ワシらが潜入した際の穴に…!」
水晶「まさかあいつ、灯台の土台を破壊したのか!?」
人馬「二人ともオレに捕まれっ、脱出するぞ!」

激震から崩壊の兆しをいち早く察したケンタウロスマンは伊吹の腕をしっかりと左手で握りしめ、ターバンの布を彼女の腕に巻きつけたフレイムマンと自身の腰部にしがみついたクリスタルマンを確認した後に――右手のバスターを煌めかせ、ワープ能力を発動。破壊の快感とこれで彼らが確実に死を迎えたという勘違いでしばし高笑いを続けている影村に気づかれぬよう、崩れゆく灯台からある程度離れた砂浜へと瞬間移動して地に降り立った直後、灯台は轟音を立ててあっという間に瓦礫の山と化して崩壊した。そして彼は、一旦ジライヤをひっこめた後に街中へと走り出す――新たな破壊をもたらすために。

――

束の間の休息……

風「ケンタウロス、フレイム、無事か!……クリスタルマンまで」
人馬「ウインド…!」
焔「ケンタウロスのおかげで、なんとかな」

ケンタウロスマンが所持していた数本のE缶を分け合って飲みきり、ガルで斬られた右腕の応急処置をクリスタルマンにされたフレイムマンが、その後頭部にターバンを巻き直していた矢先……灯台が崩れた轟音を聞きつけ、ウインドマンが彼らの安否を確かめるために駆けつけてきた。全員が無事だと知るやいなや、彼は思わず肩の力が抜ける。が、再び表情を引き締めてフレイムマンに頼みを申し込んでくる。

風「フレイム、怪我をしているところ悪いがちと付き合ってくれ。 …魑魅魍魎を従える、島風の幻影が現れたのだ!」
人馬、焔「!!」
水晶「…案の定か…。 しかし、今はジャイロとチャージがそいつの後を追っている」

ストーンマンからの連絡でそれを予め知っていたクリスタルマンはともかく、影村との戦いに途中から介入していた二人は驚かざるを得なかった。――特に、昼間の追いかけっこによって彼女と交流を深めていたケンタウロスマンにとって、非常にショックな事態である。しかし三人の中で唯一島風と面識のあった彼女だけが、ある疑問にたどり着く。岩浜に現れたのが幻影ならば、W本物の島風Wはどこに……?

人馬「………生憎だが、オレは別の闇を祓わねばならないから島風を追うことができない。 フレイムにウインド、幻影の彼女――それとW本物の彼女Wを頼んだぞ」
風「…任せろ。――必ずや、助け出してみせる。 いくぞフレイム」
焔「よし、特殊武器の発動は問題ないな…。いってくるぞ、花村の方はお前たちに任せた。 ――って、おぉい!ワシまた抱えられるの!?勘弁してくれぇ!」

ウインドマンの脇に抱えられる形で運ばれたフレイムマンは、そのまま島風と彼女を追いかける者たちと合流するために街中へと向かうのであった。

水晶「それじゃあ…伊吹にケンタウロス、急いで奴を追うぞ! それなりに手傷は与えたから、移動したとはいえそう遠くない場所にいる可能性が高い。 それに、あいつの走っていった方向には――」

昼間に彼が一目惚れしていたある少女――吹雪と、自分の腐れ縁でありフレイム、ケンタウロスらの同僚である武者ロボット――ヤマトマンがいるはずだ。彼女の身に降りかかっている災難を彼らは知らない。

>>伊吹ガッコ(OS) 影村陽介

3年前 No.1220

人理の礎 @aroundight☆SdjaOljKHtOm ★L7VJRpz4h5_j6k

【南方面/海岸/マシュ・キリエライト】

 私が盾となり、この少年が矛となる。
 ならば事は決まったようなもの――その決定と、王の口上を持ってして戦争が幕を開けた。
 戦争と言っても、厳密に言うなら、これは軍隊同士が戦っているのではない。片方は確かに軍隊と呼べるだけの規模と破壊力を持ち、地上に引っ張り上げれば間違いなく混迷を招くこと請け合いだろう。

 だが、しかし。
 片方の陣営。こちらの陣営は自らを含めてただ二人であり、数と言う意味では釣り合うまい。
 それでも――それでも、マシュ・キリエライトがこれを戦争に例えたのは理由がある。この光景を戦争としか言い切れなかった理由は……ひとえに、自らではない“矛”を務める少年にこそ要因があった。

 剣が飛び、槍が飛ぶ。
 斧が飛んで矢が穿つ。
 膨大な神秘と魔力を秘めた宝具の豪雨の規模は先程とは比べ物にならない。
 先程の攻撃など、いま繰り広げられる爆撃さながらの様相と比べれば、針と破城槌ほどの差があるに等しいだろう。いったいどれほどの武具を此処で使い捨てているというのか、考えれば気が遠くなりそうなものではあったけれど……――しかし、盾となるより以前に、ただその暴威にこそわたしは圧倒されていた。

 もちろん、そんな理由で行動を疎かにするわけにはいかない。
 隙間を縫うように飛んで来る砲撃に対し、すぐに気を取り直してから前面に躍り出て――

「は……――ッ!」

 十字の大盾を、勢いよく大地へと打ち下ろす。
 突き立てられた盾を媒介として魔力回路を回し、紡がれた方陣を以て隙間を縫う弾丸を防ぎ、その質量によって猛攻を叩き落とし、一歩たりとも退く素振りを見せぬままに奮闘する。

 其は魔力放出の防御応用。
 憑依し、継承し、そして昇華した――盾の英霊が保有する技能の真価が此処にあった。

 堅牢にして無双を誇る王城の壁であるかのように。
 陣を守護し、退かず、耐えて見せると吠え立てる護り手たる騎士のように。
 目を向けることもないまま攻撃を続ける英雄王の元へ――ただ一度も、弾丸を届かせはしない。

>子ギル、(深海棲艦)

3年前 No.1221

半額の切り身 @izuma☆VNvX9naPtFo ★HhCfmmMzXU_Ieh

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3年前 No.1222

対鬼師団長 @aries ★Android=wQhSKrDKlW

【南方面/灯台→移動/伊吹ガッコ(OS)】

全員での一斉砲火、それは放つ者によって様々な軌道を描く為か、スピード自慢の花村に徐々にだが傷をつけていく。先程までの余裕な表情もなく、歪んでいた。
が、そのままやられる訳もなく、彼を中心として暴風が吹き荒れる。それこそ全ての弾を打ち消す勢いで。

「主人公とか言いながら全部壊すとかもうわかんねぇな。」

『それだけ今の状態が不安定なのだろう。囚われた花村に呼び掛ければ意識を戻せるやもしれんぞ?』

「そういう柄じゃねーよ。さっさとあの影を叩き斬る方がいいぜ。そろそろ止めを……うぉ!?」

弾丸を打ち消した後、逃げた花村を追いかけようと試みるが不意に床が揺れだす。否、灯台そのものが揺れていた。建造物を丸々1つ潰してまで殺しにかかるとは流石に予想外だ。

『我々をおぶる気か?しかしこの人数を一斉には……!』
───
「お?砂浜?……うおぉ!灯台が崩れてらぁ!」

『転移能力とは……恐れ入った。』

構わず逃げろ、と言うつもりだったのが、一瞬にして灯台から少し離れた砂浜へとワープ。武装は矢のみかと思っていたがとんだ勘違いだったようだ。
その後、灯台の倒壊の音を聞いてかウインドと呼ばれる仲間が1体やってくる。
海からの赤い視線と島風、そして先程まで対峙していた花村の影……対処すべきことが山ほどあるようだ。それもありフレイムマンとはここで別れることとなった。どこも人手不足ということだろう。

「任しときな。アイツはぜってー連れて帰る!」

持ち運びが便利なのか連れ去られる形で後を任されたが、気にせずそのまま見送る。

『ふむ、どうやら街の方角へと走っていったが……何か気がかりなことでもあるのか?確かに街で破壊活動されるのは由々しき事だが。』

何やらそれ以外にも何かあるような物言いだ。破壊衝動と別に彼を突き動かす何かをクリスタルマンは知っているのだろうかと感じ、尋ねる。

>フレイムマン、クリスタルマン、ケンタウロス、ウインドマン、花村(影)

3年前 No.1223

エイト @even ★Android=32ofqAtABJ

身体を、花村の心を支配し、好き放題破壊をしつくす一方で。

心の更に深い奥底……そこに様々な感情が行き交うとある部屋があった。

その部屋は感情の間…そこは本来正と負。2つの感情が均一となっているはずなのだが、負の塊である影が主体となっている現在は、正の感情は一切存在せず、黒く濁りきり…負の感情が全てを支配していた。

…そんな黒く染まった部屋の中に……

「………ハァ…」

鎖によって両手両足を囚われた、花村の姿があった。

「何やってんだろーな…俺。勝手に出しゃばって、皆に迷惑かけて……なっさけね…。」

ため息をはき、ブルーと化していた花村が思い浮かぶは、当然…先ほどの影に対する言葉。

『お前なんか…俺じゃない!!!』

………過去にも言ったことのある己自身を否定する言動。

しかも二度目の今回、言えばどうなるか…花村自身も分かってはいた。

だが…言ってしまった。周りに聞かれた羞恥心と、否定してもしきれないもどかしさから―――

「…ハァ……。」

二度目のため息、己しかいないこの場ではそれがよく響く。…と言っても、ここは己の心の中なのだから自分しかいなくて当然なのだが――――

《……マ……ァ……?…ョ…!?》

「……?」

遠くから聞こえる微かな、自分以外の声…まさか、と…驚きながら辺りを見渡すが…人影は見当たらない。

どうかしてる――

馬鹿みたいに探していた自分に対し、フッ…と…自嘲するように笑みを浮かべる。
確かに自分しかいないこの場に対し、寂しさを覚えてはいたが…よもやそれにより幻聴まで聞こえてしまうとは…。

「何期待してたんだか…いるわけねぇっつーのにn

《ヨーズゲェ"ェ"ェ"ェ"!!!》

ウボァァッ!!」

…………。

花村は背後から、『クマ?の着ぐるみ』を着ている変な物体Aに突撃を喰らった!

「いっ……てぇな!!誰だコノヤロ…って、おまえ…………」

背中に走る激痛にガチャガチャと…動かせない両手足をせわしなくバタつかせ、悶えた後に…先ほどのネガティブさは何処へやら、怒りの表情を隠すことなく首のみを僅かに振り向かせたが…すぐにその怒りは消え去った…。

《およよよー…》

見覚えのある、花村に抱きつきながら…独特な泣き方をしているソイツは―――

「クマ………!?」

物体Aなどではなく…花村にとっての大事な仲間だった…。


【南方面/影村陽介/移動中】

轟音。轟音。轟音。

砲撃音。切り裂く生々しい音。士気を上げんと雄叫びを上げるもの。

そして、その戦場と化した砂浜を走り抜く影村。

「痛っ…!チッ…アイツ等…」

道中。回復魔法『ディアラマ』をかけ、回復を試み…火傷の部分や、軽い傷は塞がったが…いくつかのひどい傷跡は治りきらず、残ってしまっていた。

それにより走る分には問題はなくなったが…やはり時折鈍い痛みが体のあちこちから襲いかかり、顔を顰めてしまう。

思わず舌打ちをしながら…この傷を付けた、先ほどの連中を思い出す。

―――だがまぁ、まとめて壊してやったから、もういねぇんだどな…ハハッ。

灯台ごと破壊し、走り行く背後で彼らとともに崩れ去る音…あの時の快感は忘れない。

だが、まだ足りない…己が満たされるには…もっと、もっと…!

何人か、戦闘中の人物達と出会ったのだが…何せ見た目はただの少年。傷を見せながら街へ走る姿を見ればなお、逃げている青年としか思えないのだろう。わざわざ『早く街へ行け!』とまで、親切に通してくれた。

―――ハッ…何必死になってんだか……バーカ

内心口元を歪め、楽しげにしている青年の目的は…今相手にしている『深海棲艦』とほとんど変わりないというのに…。

さぁ、いよいよ街はすぐ目の前…そうすれば――――

「―――!」

ここに来て、同じく街へ行こうとしている人物。

思わず足を止め、その見覚えのある二人組の後ろ姿を見つめる…。

こいつ等は、花村が一目惚れしていた女性。

この戦場の場を……影を生む場を提供してくれた、治安維持局の人達。

記憶を無くした艦娘、その名は―――

「…よぉ。また会ったな…《吹雪チャン》?」




>>(伊吹ガッコ(O.S)さん、フレイムマン&クリスタルマン&ケンタウロスマンさん)吹雪さん&ヤマトさん、周辺ALLさん□

3年前 No.1224

DWN.033.037/MXN.044.046.048 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/移動中/グラビティーマン、トマホークマン(→離脱)、ヤマトマン】

大和「吹雪っ!!」
斧「吹雪!吹雪!」
重力「吹雪ちゃ〜〜ん!!」

いざ街の中心部へと向かおうとした矢先、突如吹雪の容態が悪化し始めた。もう一人のW大和W曰く、半人前の彼女は艦娘の宿敵――深海棲艦とやらの本能的な恐怖に押しつぶされかけているのが原因だとのことだが、彼女はあくまで艦娘を模した妖精(プログラム)。知識ではわかっていても目の前で彼女の痛みを分かち合えないことにとても歯がゆい顔をしていた。

大和「――トマホーク、お主はエバラと共に一足先に街の中心部へ。…あの夜の、西病院の二の舞にはさせたくないだろう? 儂は彼女のそばに付き添う」
重力「吹雪ちゃんに悪いことしちゃったから…ボクもここに残る! 気をつけてほしいのだ、夕立ちゃん!」
斧「……わかった。エバラ、共に行くぞ」

そんな中、グラビティーマンのバイト仲間である夕立は吹雪は大丈夫だと信じて海上へと躍り出る。エバラは海から離した方が良いと提案してからトマホークマンと共に街の中心部へと向かっていった。

――

重力「吹雪ちゃん…」
星『…ごめんなさい。ミーの発言、無神経すぎたかも』
大和「気にやむな、スターマンのせいではない。 ……よし」

端末を配布される前から特殊武器――ヤマトスピアを包み運ぶ物として、愛用していた緑の布を端末から取り出したヤマトマン。瘴気に当てられたのか死人のように冷えきった体温となっている吹雪の震え続ける肩にそれを巻きつけてから――槍を装備したまま片腕で彼女を静かに抱きしめ、優しく背中をさすりながら自身の動力炉をフル稼働して機体から煙を吹かすほどの高熱を全身に持たせ、彼女を温める。

大和「大丈夫、大丈夫だ…お主を独りにさせるものか…」

重力「ふにゃあ!?」
星『きゃー! ヤマトマンったら、意外と大胆ね!』

深淵に沈みかけている吹雪を現実に引き戻そうと静かに語りかけるヤマトマンの近くで、グラビティーマンは赤面しながら驚き、スターマンは黄色い声をあげる。その途中から、深刻そうな口調のナイトマンから新たな警告が発される。

騎士『あー…お取り込み中のところ悪いが、用心してくれヤマト。 君が昼間に出会った、花村という風使いの青年が――』
大和「…! ユーノにグラビティーマン、吹雪の護衛と儂の援護を頼む」
重力「ヤマトマン…わかったのだ」

只事ではないことを察したヤマトマンは一旦吹雪を離し、ユーノとグラビティーマンに預けておいてから彼女を守るように立ちはだかる。やがてこちらに向かってきたのは――なぜか全身に傷を負い、殺気をみなぎらせ、歪んだ笑みを浮かべながら吹雪を容易にちゃん付けした、金色の瞳を浮かべる花村陽介。どう見ても様子のおかしい彼に槍をつきつけ、彼の援護を任せたはずのナパームマンとクリスタルマンの安否を尋ねる。

星『彼、幻影にしては…ちょっと異質だね』
大和「花村…あの二人はどうした?」

>>吹雪、ヤマト ユーノ・スクライア 影村陽介 (夕立 伏羲)

3年前 No.1225

「勇者」 @recruit ★2wBeFhWWiK_M0e

【南方面/海/岩浜/結城友奈、島風(?)】



>>ALL




>>1206,1219


 齧ってでも離しては為らない──今の彼女は一度見失えばその痕跡を追う事は困難に成る。

「すみません! 私──先に行きます!」

 風の向かった先を見据えて駆け出す。同時に、アプリを起動して変身──桜色の勇者が、夜を彩るように姿を現す。
 岩で不安定な足場の悪さなど物ともせず、ただ只管に追い付く為に向かって往く。
 彼女もまた昼間に見せた速さを遥かに越える──人の限界などとうに上回っていると言っていい速度。

「っっ──」

 それでも──まだ眼前の少女が黒い影のようにしか映らない。
 速き事はまるで(島)風の如く。その言葉に嘘偽りはなくて、全力の疾駆を以てしても容易くは追い付けない。

「まだ、まだ……っ!!」

 勇者部五箇条一つ。
 ........
 なるべく諦めない!
 追い付けないと思ってしまったら、本当に追い付けなくなってしまう。だから──走れ、奔れ! この脚が動く限りは!


>>



『ン───付いて来てる。付いて来てる。そうこなくちゃネ』

 速度を落さないまま、余裕綽々に駆け抜ける。
 後方には自身を逃すまいと走って来る者達が、鬼気迫る勢いで向かって来ているんだ──そう考えると、愉快以外の何者でもない。

『でもただ追い回されてるだけっていうのも、ツまらないなあ。……そうだ、だったら──』

3年前 No.1226

DWN.040/MXN.042 @libragreen ★iPhone=RNgxZ2Hllc

【南方面/移動中→海・砂浜/クリスタルマン、ケンタウロスマン】

戦場と化した海上の至るところから轟々と鳴り響き続ける射撃、砲撃、爆音。それらのBGMを背景に、無数の砂塵に蹄を強く踏み込ませながら砂浜を駆けるケンタウロスマンと、彼女の背に騎乗し振り落とされぬように手綱代わりとして彼女の首回りに纏うケープを強く握りしめるクリスタルマン。

人馬「エネルギーの消費が激しいから乱用は禁物だが、先程のようないざという時には役立つオレの切り札さ」

伊吹らと共に、街に破壊をもたらそうと目論む影村を追跡している途中でクリスタルマンはナマハからの問い…花村の変貌の理由に心あたりがあるのかと聞かれた。昼間別れた際の覚悟のこもった瞳と灯台で聞いた影の歪んだ本音を反芻し、少し考え込んでから一つの仮説をたてる。

水晶「恐らくはあいつも…あの異能を用いて、街の異変を解決する力になりたいんじゃないかと思う」
人馬「…まさかお前、彼にWあの事Wを…。 いまの所、私だけが目撃した島風を襲った犯人…道化師の人影を…!」

苦々しく目を伏せてからケンタウロスマンからの別の問いにうなずき肯定を示す。彼の持つ異能と心を見込んで教えたのだが、それが彼の負の側面を暴走させるきっかけとなったのかもしれない。

水晶「もしそうだとしたら、これはオレの責任だ。 何としてでもあいつを止めねばならん」
人馬「さすがに彼が、その…W影Wとして暴走したのはお前も想定外だったんだろう? 無理に罪悪感を持たなくても――いた!」

やがて傷だらけの影村を遠くから確認した彼らは、自分たちの生存を彼に気づかれぬよう距離を離したまま岩陰に身を隠す。それから各々の特殊武器を構え、頃合いを見計らって彼に奇襲を仕掛けようとしたと同時に彼が襲撃しかけている複数の人影に気づく。彼らはクリスタルマンが昼間に出会った治安維持の人間たち、その内影村と対峙している武者ロボット――ヤマトマンは、クリスタルマンの腐れ縁もといケンタウロスマンの同僚であった。そして肩を震わせうずくまっている少女/吹雪のそばにいるのは、クリスタルマンの同ナンバーズ…グラビティーマン。

水晶「グラビティー!? それにあいつは、昼間の――」
人馬「ヤマト…!」

なぜかちゃん付けで呼ばれている、昼間と同様に彼と同行したままの吹雪は、恐怖にのまれかけているのか戦闘不能で非常にまずい状況だ。 今すぐにでも助太刀として攻撃を仕掛けるべきか……

>>伊吹ガッコ(OS) (影村陽介 吹雪)

3年前 No.1227

深海の少女 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=sBHRIVw1IW

【返信が遅れて大変申し訳ないです。レスを分けて返します】




【南方面/砂浜→沖合/空母ヲ級、(戦艦レ級)】

レ級が島風?を標的と定めた時、海上から響き渡るのは砲撃音と爆発音による戦場音楽。

そして、その後に続く仲間の悲鳴。これに反応したのはヲ級だった。

「ヲヲッ!ゲダツ!?ーーッ、コノ距離ジャ、艦載機がッ……」

白い手に絡みとられてもがくゲダツの姿を目の当たりにするヲ級。艦載機を発艦しようとしたが、密着した状態ではゲダツを巻き込んでしまうと思い留まる。

手も足も出ない状況に歯噛みするが、直ぐに意を決したように口を固く閉じて表情を引き締める。杖を握る手に力が強く込められる。

「ーー待ってテ!今、助ケル!!」

両目をカッと見開いて叫び、水飛沫を上げながら海上をスケートリンクを滑るように駆け抜けける。一気に加速してゲダツの元へと辿り着く。

「ヲヲヲヲヲッッ!!!」

感情の昂りに呼応するように、左目の蒼い炎が激しく燃え上がる。振り上げた杖先を絡みつく白い手に向かって振り下ろした。

更に空いた手足、艤装の触手までも使ってゲダツの体から引き剥がそうと試みる。

艦載機が頼りな空母の身なれど、ヲ級とて深海棲艦の端くれ。その膂力は鍛え上げた成人男子や艦娘達に負けず劣らない。

ーーまして、大切な仲間を救うためとあらば、怨念を糧としていた頃を遥かに超越する底力を生み出すことだろう。


>ゲダツ >>1222

3年前 No.1228

ソロモンの悪夢 @jojolion ★VaQODXtFw6_TDO


 【  南方面/海/岩浜/夕立  】

 >島風(?)、友奈( >>1226

 だっ。
 だっ、だっ。
 だっ、だだだ。
 ―――だだだだだだだだっ!

 豪快に、しかし軽快に走る足音が響きわたる。

 ガシャン!
 直球で追いかけるのは、駄目だ。相手がスタミナ切れするまでまたなくてはならない。
 なら。
 先回り。
 いや。先回りというほどでもないけど、少し優位に、並行できればそれでいいかなって。
 なんにせよ――

 「鬼ごっこには、自信があるっ………ぽい!」

 ガシャコン!
 装填された砲弾を走りながら構える。狙いはぶれるけど、当てる目的じゃない。ただの、足止め。

 「いっけーっ!っぽい!」

 ―――どぉん!
 大きな音と共に一発の砲弾が、足止め目的に島風――らしき人物の足元を狙って放たれる。
 もしだめなら、もっと近づいて――

3年前 No.1229

深海の少女 @firstmoon☆Iqtd6N0SMOw ★iPhone=sBHRIVw1IW

【南方面/移動中/戦艦レ級】

宝の地図?に沸き立つ心を抑えつつ、戦艦の馬力を活かして島風?を追いかけていくレ級。

燃費の事情もあってか、敵と認めた相手以外には全力全開を出さないために□lite級まで抑えている。

ーーもっとも、島風?の速さを体感した以上は、全力を出すことになるだろうが。


そんなわけで、飛鳥の、そして島風の運命を賭けた追いかけっこにレ級が参戦する。

そこへ参戦する人物が一人ーー同じコンビニに働く仲間であり、艦娘の夕立だ。

駆けつけるや否や、島風?に向かって砲撃する。

「派手にヤるじゃナイカ……ーーナラ、私モ!」

とはいえ、いきなり三連装砲を使うのは威力と範囲が広くて巻き添えにしかねない。

どうやら、少しずつであるがレ級なりに身内以外にも周りを思いやるという考えが芽生えつつあるようだ。

「ヤレヤレ……」


ならば、と背中のリュックサックに手を入れて取り出したのは魚雷である。

「採れたての活きのイイ魚ダ!金ハいらねエ、持って行きなァ!!」

ーーブンッ!

左手で掴んだ魚雷を島風?目掛け、そのまま力任せに投擲する。

「悪イ子ハ、捕まえテ尻叩きノ刑ダ!!」

お前が言うな、とレ級の素行を知る者から総ツッコミされそうな台詞を叫ぶ。




>島風?、結城友奈 >>1226 、夕立 >>1229

3年前 No.1230

始まりの人 @adgjmptw16 ★Android=Jt7ZZKmsKN

【南方面/移動中/グラビティーマン、トマホークマン(→離脱)、ヤマトマン

3年前 No.1231

始まりの人 @adgjmptw16 ★Android=Jt7ZZKmsKN

【南方面/移動中/伏羲】

そしてその場所には何人かが残り、その内トマホークマンと彼は街へと向かう。ただもしほんの少しでもその場所にいることがあったのならば風を扱う彼には気づいたのだろう。吹雪達に向かっておかしな風の流れがあると。しかし彼は街へと向かってしまいそのことは距離が離れてしまい彼が気づくことはなかった。

「トマホークマンよ。ここから街へとは後どれくらいでつくのだ?」

そして街へと向かって進む彼はトマホークマンへと移動しながら問いかける。ここにきてある程度立ったとわいえ彼はまだ完璧に街の立地や移動によりかかる時間等は理解していない。故に問いかける。こういう戦いは時間との勝負になる。その為にも正確な時間などは理解しておく必要があるのだ。かつて封神計画の時にも彼は凄まじく遅刻しながら戦場にたどりつく事が何度かあったのだ。そしてもし彼が完全に立地を理解していたのならばトマホークマンをつれて瞬間移動して行けるのだが立地が分からないからそれが出来ないのだ。ただ本当に時間に余裕がないのならば短距離瞬間移動を繰り返すことで無理矢理移動時間を短縮するという手段もあるにはあるのだが。下手なことをすれば危険な事になりうる。


>トマホークマン ALL

【1231はミスです。無視してください……そして投稿が非常に遅れてすみません……】

3年前 No.1232
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