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ドラゴンクエストV-そして伝説へ-

 ( なりきり掲示板(フリー) )
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塗り替えられし伝説 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TwN8TBOQEo_q7s

上世界…
人間と悪魔、剣と魔法が入り混じる無秩序な世界。
この世界の人々やモンスターは共存し、このような世界がずっと続くと思っていた。
しかし、当然このような世界でも諸悪というのは現れるものだ。

大魔王ゾーマ。
魔界で代々王族としての地位を受け継いできた強大な力を持つ悪魔である。
彼が考えた思想は「人間を全滅させ、悪魔の世界を創る」という身勝手極まりないものだった。

これを期に、悪魔と人間は敵対し、世界中に悪の心を持ったモンスターが蔓延ることとなった。
一部の共存していた者達はこの世界を正しい道へ戻そうとし、
他種族に恨みを持つ者は立ち上がり、戦うことを決意した。

それから数年後・・・

「勇者オルテガ・ロト、死す。」
長きに渡り、世界を救ってきた偉大なる勇者の死は瞬く間に世界全土へと広がった。

ここは王都アリアハン。
オルテガの忘れ形見であるアルス・ロトは16歳の誕生日を迎えていた。
国王によって勇者の称号をえた彼は、仲間を引き連れて冒険の旅へ出る。

しかし、旅立った矢先に彼の目に入ったのは、
浜辺に流れ着いた謎の美女悪魔であった。

今、勇者と魔王の世界を巡る運命の歯車が廻り始めた・・・

【基本的なルール】
・荒らし禁止
・管理できるならば何役でも。主役級の独り占めは禁止。1パーティに1キャラずつ。
・ただし、王様等の街の人々を一時的に演じる役割ならば特例として許可
・キャラクターは全て本家ドラクエをベースにしたオリジナルキャラ限定。ただしスライム等の魔物はそのまま。
・長文推奨。できるだけ皆で盛大なRPGを作ろう!
・アイテム等の設定もドラクエ世界に準ずる。
・プロフィールはサブ記事に書き込んでください。メイン記事に書き込んだ場合は無効とします。

【プロフィール】
名前:
年齢:
性別:
性格:
容姿:
備考:
所属:(勇者パーティ(最大4人まで),悪魔娘パーティ(最大4人まで),魔王軍,人類軍,無所属から)
職業:
初期場所:(基本的なマップはドラクエVに準ずる。ドラクエVのマップのどの街かを選んでください。)

-職業-
主役級職:勇者(主がやるのでこれ以外で),悪魔娘(先着1名様)
汎用職業:魔法使い,僧侶,戦士,武道家,吟遊詩人,踊り子,遊び人⇒賢者,盗賊,漁師,魔物飼いから
上級職一覧⇒バトルマスター、魔法剣士、パラディン、海賊、スーパースター、天地雷鳴師、ゴッドハンド、魔物職(一度基本職でレベル20になってから)
魔物職業:基本的にドラクエに登場する魔物ならばなんでもよし。ただし大魔王はゾーマ、魔王はかなりの上級悪魔のみ。

では、スレ主のプロフィールをサブ記事に書き込んだら開始とします。
世界は救われるのか、それとも支配されるのか・・・

3年前 No.0
メモ2015/08/19 23:23 : ドラクエクロス外伝☆hWfQzdHinlA @yorokongu★mrfNRtNyh2_gr3

外伝⇒http://mb2.jp/_ni2/19152.html


アリアハンの勇者パーティ(ジパングだァァァツ)

・アルス/勇者/男

・キリハ/武闘家/男

・ヒルダ/賢者/女

・ルシファ/天地雷鳴士/女


悪魔娘パーティ(同上)

・由利/魔王/女

・ジン/マッスルアニマル/男

・セタンタ/シュプリンガー/女

・ルカ/魔物飼いナイト/男


サマンオサの勇者パーティ(?)

・サザル/勇者/男

・ミラーズ/戦士/女

・カンダタ/盗賊/男

・チャヤ/商人/女


魔王軍

・ゾーマ/大魔王/男

☆五焉帥

・ダヴィデ/魔王・五焉帥/男

・ポキール/妖鳥族・五焉帥/男

・エーディア/バルログ・五焉帥/男

・キャプテン・クック/クラーゴン・五焉帥/男

☆八魔将

・クェイン/スターキメラ・八魔将/男

・ルークス/アークマージ・八魔将/女

…続きを読む(14行)

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リディス/エルフの少女 @arthur ★iPhone=xWMjZYXFeq

【ジパング地方/ジパング・結婚式場/商人チャヤ】

「……なんでしょう?」

 疚しい話をしている訳でもないのだが、アルサルの真剣な切り口を受けてか、自然とチャヤの声は抑えられていた。
 まだ戴冠して日は浅いとはいえ、一国の主が旅商人へ頼む事など、情報収集程度くらいしか無さそうなものである。しかし、それでは些か拍子抜けと言うものだ。そもそもそんな事は利害関係を前提とする商人のチャヤではなく、知り合いでもあるアルスに頼むはずであろう。
 勇者にも頼めず、大商人にも任せられない仕事とは一体何なのか。チャヤは相手の次の句を待つ。

>>アルサル


【ジパング地方/ジパング・結婚式場/エルフのリディス】

「……共存……か」

 キリハの説明を受けて、リディスは複雑そうに短く呟く。
 姉のアンは人間の男と結ばれようとしたが、種族間の隔たりの為に結果として心中を図った。しかも男の方はあまりの無念に魔族と成り果てて、今は魔族以外を駆逐しようとしているのだ。共存を目指した果てに訪れたものは救いのない悲劇だったのである。それ故に『共存』という言葉の甘美な響きをそのまま受け取る事は出来ないのだろう。

「まぁ理由は分かった……だが、母様は怒り狂っているはずだ。姉様の死がはっきりした以上、唯一の肉親は私だけになってしまったからな……」

 子供が何の前触れもなく消えてしまうなど、親にとっては自分の死を超越する苦痛であろう。まして、すでに一人の娘を失った女王にとって、かなりデリケートな部分である事は自明の理である。
 リディスもあの事件をきっかけに幾らかは成長したようで、単に母親の顔色を伺っている訳ではなく、彼女の気持ちを汲もうとしているようだった。

「お前の土下座じゃ多分ダメだろう。あいつと一緒に私も謝りに行こうと思う……」

 女王とて愚劣な訳ではない。実際に事を起こしてしまったのはアルスなのだ。仮にキリハが真摯に謝っても、筋ではないとして撥ね付けるであろう。

「だが気持ちは受け取っておくぞ、手下!」

 事態を飲み込めた事で余裕が出てきたのか、今度は屈託のない笑顔を見せて、キリハにそう感謝の言葉をかける。
 が、ここで結婚式に自分も出るという事に改めて自覚したようで、今度はその不安から顔を青くしていく。

「あー……それと命令があるんだが……」

 やけに歯切れが悪く、所在無さげにしながら、キリハへと命令を下そうとする。素直にお願いがあると言えば良いものを、体裁を気にしてなのか、そんな高圧的な言い回しをしていた。
 リディスが言わずとも、キリハには察しがついているであろう。要は式場という異種族ばかりの空間にいるのが怖いので、式の間は側にいてくれと頼みたいのだ。
 だが、そんな事を直球で頼む訳にも行かず、子供らしいちっぽけなプライドのせいで、言い出せない訳である。アルスやルカであれば意地悪く本人が具体的な『命令』を下すまで待つのだろうが、ここは何も聞き返さずに分かったと言ってやるべきだろう。

>>キリハ


【長くなってしまったので、またしても分割します!イシス女王はもう少しお待ちを……】

1年前 No.1441

アルサル/ロマリア王国国王 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【黄金の国ジパング/ロマリア王国国王アルサリーズ・マッド・ロマリア】
アルサル「え…こほん。実はこのアルサリーズ・マッド・ロマリア。最果ての地に一つの街を作ろうと思ってるッス。」

アルサルはそう言って地図をバサっと広げた。
地図には北東の地…氷の島の近くにバツ印がつけられている。
どうやら、街を作ろうというのはここのようだ。
海域からしてエジンベアの近くのこの場所、しかも周りに街はない。
アルサルはここからさらに続ける。

アルサル「ここの地に、ムオルの地から離れて街を作ろうとしている者がいるッス。
そこをロマリアの兄弟街としてその人を支援して街作りを手伝おうと思ってるッスが…そこで必要になってくるのが商人ッス。
腕利きなのもいいですが、信用が大事ッスからね。そこで…勇者様と一緒に旅してるチャヤさんのことは知ってたし、信用できる人だと思ってお頼みしようと思ったッス。」

言い終えるとアルサルはチャヤに頭を下げて、「お願いします!オイラ達と一緒に街を作ってください!」と言った。
さらっと言っているが、これはかなりの大役である。
下手をすれば最高の商人として名高くなれる千載一遇のチャンス。
しかも国のバックアップもついているというトンデモ仕様。
果たしてこの誘いにチャヤは…

>チャヤさん

1年前 No.1442

嬉利覇/紅龍王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_XcE

【ジパング・結婚式場/紅龍王 嬉利覇 鋼断ちの竜騎士・セタンタ リザードマン・フィン】

自分の土下座じゃたぶんダメだろうというリディスの言葉に

キリハ「だろうな…その時は我が奴をひっ捕らえて連れて行くさ。」

自分が謝りに行っても筋ではない。と言うのは彼も知っているようで
謝罪のときは自分がアルスをひっ捕らえて連れて行くとおどけたように笑ってみせる。
そして、気持ちは受け取ると言う言葉と手下と言う言葉に複雑そうな笑みを浮かべて返すが
そのあとの命令を下そうとしているが、やけに歯切れが悪く、所在無さげにしている。

キリハ「ふむ…不安ならば我の傍にいると良い。だが、皆リディス殿に悪いことはせんよ。我が保障する。」

ふと漫才を繰り広げ続けているセタンタとフィンを見れば、
二匹ともリディスのことを聞いていたのかこちらに気づくとセタンタは丁寧にお辞儀し、
ちょっと砕けた様子でフィンが片手を挙げて挨拶しようとしたところを
セタンタがフィンの頭をわしづかみにして強引にお辞儀させる。
そして準備に取り掛かり、ジパングの様式を知らない二匹は再び漫才めいたやり取りを始めるのだった。

>リディス

1年前 No.1443

チャヤ/商人 @arthur ★iPhone=GgTI5qWznA

【ジパング地方/ジパング・結婚式場/商人チャヤ】

 途方もない内容をアルサルは話した。思わずチャヤは唸って、世界地図をまじまじと見直す。
 スー地方の最東端に位置する街の予定地は、確かに海路が使えるなら、大いに発展する可能性のある場所と見て良いだろう。古き伝統を持つエジンベア、世界一の貿易国家として栄えていたポルトガ、アルスたちが眠りから覚ましたノアニールの三つが近い距離にある。
 しかし、問題も決して少なくはないこともチャヤは理解していた。

「……まず海路は使えるのでっしゃろか?陸路が使える場所やおまへんし、海の魔物や海賊をどうにかせん事には……」

 各国の交流が途絶えた理由の一つとして、魔物の活性化が挙げられる。陸地は勿論、それは海にすらも及んでいる。
 腕利きの護衛を雇うのにも金がかかり、 また物騒な世の中になった事で、自国の中で商売をする方が儲けになるようになってからは、貿易は数えられるほどに少なくなってしまった。かつて大国だったエジンベアも、今は小さな島国と成り果てている。

「あとは……エジンベアやポルトガとの交渉は?」

 これから貿易する国とは事前に話をつけておくべきだろう。
 ましてロマリアにとって有利な街が作られる上に、誰の領土とも言えぬ場所だ。何かしら譲歩してやらなければ乗ってはくれまい。無断で計画を進めようものなら、街の建設を阻害されたり、出来てから侵攻される、貿易をしてくれないなどが考えられる。
 この町づくりは見返りも大きいが、ハイリスクであることも否定出来ない。チャヤは打算があれば、危険に飛び込む気概は持っているが、何も考えずに二つ返事で飛びつくほどの夢想家でもなかった。
 またアルサルの王としての支持、後世においては評価を左右する大計画でもある。そこまで責任は持てないというのが、チャヤの本音ではあるのだが、なんだかんだ言って人の良い彼女は、目の前の少年の未来も意識せざるを得なかった。

>>アルサル

1年前 No.1444

アルサル/ロマリア王国国王 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★Android=Zy9kCQcxgA

【黄金の国ジパング/ロマリア王国国王アルサリーズ・マッド・ロマリア】
アルサル「海路に関しては既に父上がエジンベアの陛下に話を遠し許可済みで、近海に入った際に護衛船が数隻出る予定ッス。
なんせ街を造るわけっすから、ポルトガ及びエジンベアの陛下にも許可及び協力の申請の結果、有事の際にこちらの兵の要請を条件に許可をもらったッス。
目的地までの護衛は我が軍やエジンベアの兵達の他、オイラも全線に立って戦うッス。アリアハンの漁師仕込みの海賊技、お見せするッス!」

無論これらの問題点を考慮せずこのプロジェクトをたのんでいるアルサルではない。
既に各国の国王には先代から使者を送ったり、先代の命令で自ら交渉に赴いたりなどのことはしてある。
これで貿易対象である各国のバックアップを付けて堂々と街作りが出来るというわけだ。
更に護衛には各国の兵士がつく他にアルサル自身も戦う予定の模様。
彼はアリアハンにて修行時代に漁師の皆さんに水兵の戦いかたを凝れでもかというほど伝授されてきたのである。
更にロマリアの兵士にはモンスター兵士もいる。
海上の戦闘がお手のもののしびれクラゲや魚人兵をなどのたのもしい兵士ももちろんいるため、死角はできるだけ塞がれた状態であった。

【砂漠の王都イシス/勇者アルス・ロト】
アルス「申し上げます。
私ことアルス・ロト、この由利を伴侶とし永久の愛を誓い共にいきることを決めた所存であります。」

一方その頃俺はというと、結婚をするという意思を伝えていた。
この人にもだいぶお世話になった。
ピラミッドの呪いを解いた時には盛大な宴を開いてくれた。
だからこそ、俺達の新しい門出を見てほしかった。
俺はその後、結婚式に来てほしい、という趣旨を簡潔に女王陛下に伝えた。

〉all

1年前 No.1445

チャヤ/商人 @arthur ★iPhone=m5UpmvIHeW

【ジパング地方/ジパング・結婚式場/商人チャヤ】

「その護衛を動かすお金は守られる側が出す必要があります。何よりみなの商船にお国の兵士をつけていては、他の所が回らなくなってしまうのでは?」

 しかし、その金を払って商売をするのであれば、自国で商売をした方が儲かるのだ。それも、国の軍隊などに護衛をさせれば、当然傭兵などよりも高くつく。まさかエジンベア王とポルトガ王が自腹を切るなど、お人好しを超えた馬鹿を言い出す訳がない。
 そして、収益が期待出来るほどの発展を目指すのであれば、多くの商船が来る事を期待しなくてはならない。それをいちいち国が守っていては、誰が国そのものを守るのか。
 安全の確保に関しても考えねばならないようだ。さらに商人が飛びつくような儲け話を用意しなくてはならない。危険の少ない道を用意してやっても、目的地そのものに魅力がなければ、誰も足を運ぶ事はないのだ。
 その魅力をどうにかして作れというのが、アルサルの命令なのだろうが、そう一朝一夕で思いつくものでもない。

「……少し考えさせて貰います」

 国王相手に口に出して言える訳もないが、今のままでは計画は頓挫するとチャヤは見ている。
 最も他の二国が有事の援軍派遣のみを条件として出しているのは気に食わなかった。自国の軍隊を使わせるのだから、その分の防衛をロマリアにさせるのは当然である。他に物資を要求するなり、街の利益をいくつか寄越せくらいは言っても良いはずなのだ。
 それをしないという事は、そもそも街などというものは出来ないのだから、する必要がないと判断していると見て良い。護衛を出すというのも、結局は街が出来てからの話になる訳である。立派な街を作り上げて、ぎゃふんと言わせたくなる気持ちもなくは無かった。

>>アルサル

1年前 No.1446

削除済み ★uOYAuxu9nk_3uu

【記事主より削除】 ( 2016/03/09 11:11 )

1年前 No.1447

リディス/エルフの少女 @arthur ★iPhone=k3w0SsAYlT

【ジパング地方/ジパング・結婚式場/エルフのリディス】

「そうか!うん、いい手下だ、お前は」

 キリハの提案に鷹揚に頷いてみせるが、内容が内容なので、そこには威厳というものは全くない。
 最もいかに人間が安全だと説いた所で、リディスが今まで生きてきた常識と認識があるのだから、それをすんなりと受け入れる事は出来ないのは当然である。普通の人間にまともな魔物もいると説明した所で、その姿形の恐ろしさや、先人たちの伝え残した凶行が記録として残っている以上、どれほどの説得を試みても、恐怖心までは払拭する事は不可能であるのと同様である。
 セタンタとフィンが挨拶をしてきたので、リディスもまたぎこちなく手を振って返した。エルフと友人となれる魔物など、スライムくらいのものである。人間ほどではないにしろ、警戒の対象であった。
 果たして、この不自然な会釈が和らぐ日は来るのだろうか。それは神龍やゾーマですらも知り得ない事である。

【短めですが、これでキリハとリディスの絡みは一旦終わりにしようかと。エルフの女王への謝罪イベントは後の方に持って来る事を考えています】

>>キリハ

1年前 No.1448

水葬 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_e8e

【ジパング・結婚式場/紅龍王 嬉利覇 鋼断ちの竜騎士・セタンタ リザードマン・フィン】

キリハ「そう簡単に警戒は解くことはできぬだろう…だが、ここに居るものは汝に害は与えぬぞ。」

リディスの答えや態度を見て、警戒の対象になるであろう人間や魔物がいる場所はさぞかし落ち着かないだろう。
それを汲み取った上で、心を開いている自身の傍に居るよう提案すると、
リディスはいい手下だと言いながらホッとしたような態度を見せる。
そんなリディスを見守りつつも彼は式の準備を再開する。

そう遠くない場所でセタンタの怒号と平謝りするフィンの声が聞こえた気がするが、
周囲の反応からして対したものではないだろう。
セタンタからしたら、己の主君の幸せの門出でもあるのだ。それを台無しにしたくないと言う気持ちが強いのだろう。
一方フィンはそんな姉貴分の力になりたいのだろうが、
なにせ見知らぬ土地の方式の結婚式の準備の勝手が分からず、余計迷惑をかけてしまっているようだ。

>リディス

【絡み終了了解です。由利の返信はイシス女王の返信の後と考えています。】

1年前 No.1449

アリス・マックイヤー/女勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

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1年前 No.1450

イシス女王 @arthur ★iPhone=Yrr3OsU9YO

【イシス地方/イシス・謁見の間/イシス女王】

 女王は初めて勇者たちに謁見を許した時と違わず、細い肢体を玉座に預けていた。その佇まいがすでに絵画として成立するような美しさである。
 両脇には器量の良さそうな侍女が二人控えており、勇者と魔王に好意的な視線を向けている。アリアハンの名前すら忘れられていたこの国で、アルスがここまでの声望を勝ち得たのは、女王から直々に頼まれた難題を解決した事にあった。彼はこの国でも勇者として認められている。

「よくぞおいで下さいました、お顔をあげて下さい」

 優しげな声が二人に掛けられる。
 女王は美しさだけが取り柄の人物ではない。むしろそれを否定して、心の美しさに価値を見出す聡明さを持つ人である。その聡明さを持ってして、アルスと由利が二人だけでイシスにやって来た意味がある事を掴んでいた。最も、顔を上げたアルスが口にした内容は、その女王をも良い意味で驚かせるものであったが。

「結婚ですか!我が国からもお祝い申し上げましょう……」

 女王は自分の事のように喜ぶように、祝福の言葉を二人にかける。

「して、式は挙げるのでしょうか?」

 これは意外にされなかった質問である。
 どこで挙げるのか、というタイプの質問は上がっていたものの、それらはあくまで挙式を前提として成立する質問である。
 勇者と魔王が結婚する事による政治的な効果には、多くのマイナス効果がある事は言うまでもない。女王はその点を見抜いているからか、結婚式を通して大々的にアピールするのかどうかをまず考えたのであろう。

>>アルス 由利

1年前 No.1451

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【砂漠の王都イシス/勇者アルス・ロト】
アルス「はい。我が第二の故郷ジパングにて挙式する所存でございます。」

同じ女王でも何故かこの人にだけは心が開ける。
この辺が俺の人間としての浅ましさなんだろう。
自分に好意的だった相手にはこうも心が開けて、印象が最悪だった相手にはダメ。
いかん、自分の目指している世界はそういう心を最も嫌う世界だというのに。
俺は罪悪感を覚えた。自重しよう。マジで。

俺は更にこう言葉を紡いだ。

アルス「今回のことは、多くの者に反感を買うでしょう。世界そのものと戦うことにもなりかねません。
しかし、この差別と憎悪が入り乱れる世界で共存を勝ち取るには、まず誰かがそれを公然と実現しなければなりません。
私は見てきました。優しい悪魔やモンスターがいることを。勇気ある慈愛に満ちた人間がいることを。それらが手を取り合い、愛し合っていることを。
そういった者達が「俺達はここで共に生きている」と堂々と言えるようにするためにも、まずは我々が堂々と結ばれよう、そう思った所存であります。」

うん、自分のことを主張するのは慣れてるけどそれを丁寧な言葉で言うのはどうも苦手だ。
一応王様とかそういう貴族相手に言う口調はある程度は習ってきたけど。
それでもやっぱりなんかこそばゆい。ムズムズする。
俺が思ってることはやはり世間から見たら異端であるしそして無謀だろうな。
…けどさ、ありえないことすんのが勇者ってもんだろ。

>陛下

1年前 No.1452

イシス女王 @arthur ★iPhone=7udasN3Q8P

【イシス地方/イシス・謁見の間/イシス女王】

 単に婚姻関係を結ぶのではなく、結婚式という祭典を執り行う事をアルスは示した。それによるデメリットも理解した上で、人間と魔物の共存という理想には不可欠なものだと判断したものであると主張し、決して的外れなものでもなかったので、女王は真摯に頷いた。
 もしアルスが個人的かつ感情的な動機の為に結婚式を挙げるというのであれば、女王も意見の一つや二つは口にしたかも知れないが、ここまで考えた上で行動に踏み切ったのであれば、止める理由もなかった。また、アルスの言うように結婚式を挙げる事にはプラスの面も確かに存在するのである。

「アリアハンの勇者よ、世界が敵になろうとも、私は……イシスはあなた方の敵にならぬ事を誓いましょう」

 その誓いは、世界を敵に回すかも知れないというアルスの不安を僅かにだが、拭う効果を含んでいたであろう。
 勿論、女王がいくらカリスマ的な資質を持つからといって、国民全体が魔物との共存を願う訳ではあるまい。それでも、多くの人はかつてこの国を救った勇者に報いようという気持ちを個人差はあれど持つに違いなかった。

「今までと同じように善なる者たちの力となり、助けになれば、その者たちはいつかあなたを支えてくれるでしょう。ゆめゆめ、忘れてはなりませんよ」

 文学的には陳腐かつ説教くさい言い回しではあるが、この場においては強い説得力を持っていた。こうしてアルスたちに助けられたイシスの国が、今はアルスたちの理想を支えると表明してくれたのだから。
 これから先、魔物は当然として、人間からも白眼視される可能性は高くなる。だが、決して今までしてきた事を曲げないで欲しいと女王は願っていた。

「……こほん、差し出た事を申してしまいましたね。して、日時は?」

 小さく咳払いをすると、日時を尋ねた。女王は多忙な身なので、予定が合わないという可能性も十分にあり得るのだが、その際は使節を送る事になるだろう。いずれにしても挙式の日時を知っておく必要はある。

>>アルス 由利

1年前 No.1453

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_e8e

【砂漠の王都イシス/音速の魔王・由利】

「共存を願うが故の行為でもあり、私自身が勇者アルスを認め、受け入れた上での結婚でもあります。
私も勇者アルスと共に、手を取り合い、愛し合っている魔族と人間がいると言うことをこの目に焼き付けてきました。
彼等のためにも、この世界をあるべき姿に戻すためにも、我々が結ばれよう、私もそう思った所存であります。」

彼女もアルスと同じように、己の心情とは別に共存を望むもの達の為にも、
自身たちがまずその礎となりたいと言う旨を伝える。

「日時については…非常に急なことではありますが“明日”となっています。」

跪いたままの姿勢で、女王の寛大な心に感動を覚えつつも改まった表情で挙式の日時を告げる。

「理由は明日が勇者アルス生誕の日…平たく申しますと彼の誕生日と言うことなのです。
提案をしたのは勇者アルスの母上殿でございます。母上殿のお心を汲み取った上で、私も承知いたしました。」

一つの国を治める女王が多忙であることは分かっている。
ただ、あまりにも急なことであるため大丈夫だろうかと彼女は少し不安を覚えたが決して顔には出さなかった。

>女王陛下 アルス

1年前 No.1454

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【砂漠の王都イシス/勇者アルス・ロト】
アルス「…」

明日…なんだよな。わかってたけど。
改めて言葉を聞いて、自分が旅をしてから明日で丁度1年がたったことを思う。
思えば物凄く濃い1年だった。
アリアハンを出たと思ったら盗賊団と戦ったり、死ぬような思いをして砂漠を攻略したり。
魔王の刺客相手にわけのわからない呪文を使われたり作戦でハメられたりしても俺は…違う。
俺達はずっと戦い続けてきた。
皆の笑顔や世間の厳しさ、若さでぶつかってもどうにもなんないことだってあった。
けどわかったことだって多かった。

俺達だけじゃなくて、皆この大空と命があふれる大地で生きてるってこと。
ずっとあたりまえのように過ごしてきたのに、ゾーマの凶行でそれが崩れ、
あたりまえがあたりまえじゃなくなった結果の惨状を俺は嫌って程見てきた。
だからそれをあたりまえに戻して、そしていい方向に変えて行こう。
俺達を見て、堂々としてくれる人達が数多く出てくれればいいな…

>陛下

1年前 No.1455

イシス女王 @arthur ★iPhone=odVJFYJnkp

【イシス地方/イシス・謁見の間/イシス女王】

「明日ですか!恐らく行幸の予定はなかったはずですが……」

 細長い指を形の良い顎に添えて女王は記憶を辿る。その間に侍女の一人が予定表を取り出し、一礼して女王に差し出した。
 勇者の結婚式ともなれば、私人として勿論、公人としても出席するべきである。一つの政務として、処理しても良いだろう。
 明日の予定を確認すれば良いだけなので、女王はすぐに紙面から顔を上げた。

「出席させて頂きましょう。私がいなくては何も出来ないほど、この国の文官は無能ではありませんしね」

 他でもない自身が安心したように女王は微笑みながら、出席したいとの旨を伝えた。
 政務の方は留守を任せられる部下に託す事に決めた。最終的な決定権を持つ女王がいなくては、政策そのものを実行には移せないが、一日程度であれば何の問題にもならない。この聡明な女王が登用した人物たちが、揃いも揃って役立たずという事はあり得まい。

「少々準備があります。またあとでいらして下さい」

 一国の元首が外国に行くのだ。そのままアルスたちのルーラで同行する訳にはいかない。
 家臣たちに留守を任せる間、どこまでの権限を与えるかを示す書状を作らなくてはならないし、出席するにあたっての召し物や贈り物は用意しなくてはならないだろう。それらを一斉に頭の中で処理し、女王は侍女たちに手際よく指示を与えていった。二人の幸せを見届ける為に。

【次の出席者を尋ねるもよし、イシスで時間を潰すもよしです。】

>>アルス 由利

1年前 No.1456

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【砂漠の王都イシス/勇者アルス・ロト】
アルス「思いの他とんとん拍子に話が進んだな。」

思えば自分達には多くの支持者がいたんだと感心してしまう。
差別にあふれそうになっている世界だが、誰かと手を取り合う気持ちを忘れない者もこんなにいる。
それが嬉しかった。何か自分の理想に近づいている気がして。
そう思い俺達はいったんイシスを出ようと思った。
にしても暑い。さっきまでは気にしてなかったけど他の国とは段違いの気温だ。
暑くて仕方がないな…と思ってた矢先、聞き覚えのある声が聞こえる。

カンダタ「おいアンタ!その情報は確かなんだろうな!?」

情報屋「ああホントさ。あんたが知りたがってた二つの情報だろ?秘宝・黄金の爪と現在のサマンオサの現状な。
まずは黄金の爪な。あれはもうピラミッドを攻略した冒険者が持って行っちまったよ。残念だったなオッサン。
それと、サマンオサの現状だが…なんでそんなことが知りたいんだい?」

カンダタ「仲間にサマンオサの奴がいるんだ。何かと新聞で黒い報道されてんだろ?どこまでのもんかってのをな。」

あれは…カンダタ?アイツ…イシスに来てたのか。
でも今のアイツはパーティの一人。一人で来るってことはあるまい。
大方勇者サザルと姐さんに「この宝を探してぇんだ。頼む」とか無理言って来たんだろう。
俺は声をかけようとしたが、その前に変わった情報を聞くことになった。

情報屋「わかったよ。その代り報酬は弾むぜ?なんせ超ヤバい情報だからな。
…王様が今暴君として恐怖政治を行ってることは知ってるな?あれから民衆の反感を買いクーデターが起きているようだが、
そのたびに首謀者がとっつ構えられ見せしめとして処刑されてるそうだ。ひでぇ話だよ…中には王様の政治に陰口で文句言ったのを兵士が聞いただけで処刑された例もあんだと。
んで、これはそこにいる俺の相棒から伝書鳩で来た情報なんだがよ…なんでも王様は偽物らしいぜ。
そいつは偶然見たらしいんだが、地下牢に本物の王様が閉じ込められて、今政治をしてる王様が寝室で巨大な緑色の肌のデブな巨人になっちまったそうだ。」

カンダタ「…嘘だったら承知しねーぞ?」

アルス「興味深い話だな。…お久し。俺も聞いちまったし報酬半分払うよ。」

カンダタ「アルス!…ありがてぇ。っていうかお前等なんでこんなとこにいるんだ?」

俺はカンダタと一緒に情報屋に報酬として50000ゴールド、俺はその半分の25000ゴールドを支払った。
予想外の出費に驚いたが、それよりも驚いたのはこいつらがここにいたこと。
なんでなんて俺が聞きてぇよ。でもまぁ丁度いいかなこれは。

>由利、サザルパーティ

1年前 No.1457

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_e8e

【砂漠の王都イシス/音速の魔王・由利】

ふと声のする方向を見れば、前に人攫いの事件で協力した
サマンオサの勇者と共に行動している元大盗賊のカンダタの姿が。
情報屋からなにか聞き出している様子で、内容によるとサマンオサの王が
暴君として恐怖政治を行っているとのことらしい。なにか…引っかかる気がする。
すると、アルスもその情報に興味があったのかカンダタに請求された報酬の半分を支払った。

「お久しぶりだな、カンダタ。私達は明日行われる大切な行事の招待を行っているところだ。」

いきなり結婚するなんていったらもっと驚くだろう。最初はそういうことをほのめかしておきながら…

「つまるところ…私はアルスと夫婦になる…まあ、結婚することになる。
明日行われる挙式に皆を招待しているんだ。仲間が式場の準備をしてくれてる。」

浮かれている様子はなく、むしろ世界を敵にまわすことになりかねない行為でもあるが故、
彼女の表情は終始硬いままでカンダタにイシスにいる理由を話した。

>カンダタ

【遅れましてすみません!】

1年前 No.1458

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【砂漠の王都イシス/勇者アルス・ロト】
カンダタ「なーんだそうかって゛えっ!?」

アルス「あ、新鮮。こういうのを待ってたんだよ」

今までの人たちあんまり驚いてなかったからな…
やっぱリアクション担当はこいつだなぁと改めて思った。
いつもなら大人の冷静さを見せているこいつでも不意打ちには弱いか。
そういえばこいつがいるってことは、勇者サザルや姐さんもいるってことだよな。
もしいなくてもこいつから伝えてくれれば好都合か。

カンダタ「そういうことなら祝わせてもらうぜ!
しかしまぁ俺の一存じゃ決められねーからあとで付くことになるけど…」

アルス「場所はダーマね」

カンダタ「おうよ。…逆玉じゃねーか!よかったな!」

俺は「いや別に魔王軍側の財産貰えるわけじゃねーから逆玉じゃねーよ。婿行くんじゃなくて嫁貰うわけだし」と返して訂正した。
しかし運が良かったといえるなこれは。わざわざこいつらの位置特定せずとも偶然にも会うことができるとは。
これであとは…あれ?これで全部じゃね?他には特に親しくなった相手とかいねーよな…?

>all

1年前 No.1459

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_e8e

【砂漠の王都イシス/音速の魔王・由利】

「アルス、私個人としてはカザーブでカメラをくれたおじいさんと
その娘さんとサイクロプスの旦那さんにも一応知らせておきたいな…ほら、あんた世話になってるし。」

思えば、自分達の決意を後押ししてくれるような存在がまだ居た。
こんなご時世でも愛を忘れず、種族の隔たりを気にせずに暮らすオッサン夫婦や
あのとき、カメラを託してくれたおじいさん…他にも…

「グプタさんやタニヤさん…はそこまで親しくはないけど…挨拶程度はしたほういいかも。
あと、ダーマのラピスさんだっけ?ほら、あんたの魔力増幅させてくれてキリハの力元に戻した…」

挙がってくる名前はこれぐらいかな?まあ、挨拶するしないはアルスの自由だが、
できればかなり世話になっているオッサン夫婦には会っておきたい。

>アルス カンダタ

1年前 No.1460

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【結構引き伸ばしすぎて停滞しつつあるのでスレ主権限発動してダイジェストパルプンテ!】

【いろんな地方→黄金の国ジパング・宿屋の風呂場/勇者アルス・ロト】
それからしばらくした後、俺達はイシスの女王陛下をジパングに送り届けた。
その後は思い当たる節のある面々の地を巡り、俺たちにゆかりのある人物を誘った。
相も変わらず明るく祝ってくれたオッサン夫婦。
俺達の最初の思い出をくれたカメラ屋のおじいさん。
ダーマの巫女さんも誘ったら結構喜んで参加してくれる模様であった。

問題はその後だった。
俺が結構無茶したからエルフの女王様は謝りに行ったら尋常じゃないほどキレていた。
今回は業を焦った俺が完全に悪い。そのことはわかっていたので力いっぱい謝った。
今後の決意も話し、そして自分が悪いことも自覚したことを伝え力いっぱい贖罪した結果、ギリギリだが許してもらえた。
といっても俺自体は許してもらってないだろう。わかってるさ。

そして現在は結婚前夜。俺も準備を手伝おうとしたら「新郎は休め」と宿屋の部屋に入れられる。
何もすることがないので、俺は風呂場に向かっていった。
宿屋の人に許可をとって、ナツを連れていき体を洗ってやることに。

アルス「…動くなよ?」

わしゃわしゃと石鹸を泡立てて、夜風が通る露天風呂でただ一人、
かつての愛犬もとい愛狼を洗いつつブラッシングをかける俺。
…何年ぶりかな…この感覚…結構忘れてたな。こいつがいなくなってからペットなんて飼ったことないし。

>ALL,ナツ

1年前 No.1461

ナツ/アリアハンオオカミ @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_e8e

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1年前 No.1462

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★1UqW7ZjDHI_uEQ

【黄金の国ジパング・宿屋の風呂場/勇者アルス・ロト】
アルス「うわっ!ちょっ…こいつ…ハハハハハ」

そうだ、あの時もこんな感じで泡まみれになりながら一緒にふざけてたっけ。
ずっとこんな日が続くと思ったけど、一旦終わって、そしてまた帰ってきた。
湯船につかって満月の輝く夜空を見て思う。
俺は俺で幸せをつかみ取ったわけだけど、おふくろはどうだ?
俺はまだ家に帰るわけにはいかない。ちょくちょくは帰るけどそれでも長くいるわけじゃない。
だったら、おふくろには誰がついてやれるんだ?親父はいない。じぃちゃんは死んだ。
となるとこいつしかいないよなぁ。

アルス「いいか?ナツ。俺はまだ旅をつづけなきゃならない。
その間におふくろは独りぼっちになっちまう。だから…お前がおふくろのそばにいて、おふくろを守ってやるんだ。約束だぞぉ?」

ナツの頭と背中をナデナデして俺は言った。
よく知っているこいつだからこそ信頼できる。たとえ言葉が話せな獣だとしても、家族だから。
そしてそんな家族が一人、種族の垣根を超えて俺達に増えることになる。
ここでは終わらない。更に増えることになるだろう。いや絶対増やす。サッカーチームぐらいには増やす。
…俺、大黒柱になるんだな…そう考えると今みたいにふざけてることができなくなるな。
あらゆる意味で決意が増えた今である。

>ナツ、ALL

1年前 No.1463

ナツ/アリアハンオオカミ @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_lQ2

【黄金の国ジパング・宿屋の風呂場/アリアハンオカミ・ナツ】

「ワォッフ!」

懐かしい気分のまま、しばし主と一緒に泡まみれになってふざけあう。
だが、主はふと満月を見上げて何か考え込んだ表情をした。
そう言えば、主の祖父は一体どこに行ってしまったのだろう。
自分が帰ってきたときには既にどこにもいなくて。家に染み付いた匂いすら薄れていた。
もしかしたら…主の祖父はもう…。そう考えると、主の母のことが心配だ。
自分が帰ってきたときはとても嬉しそうだった。だけど、どこか辛さを隠しているようにも見えた。
いや、辛いのだろう。自分が主の下に来たときには、既に主の父親と言う存在はそこになかった。
そう、主の母からすれば、最愛の伴侶がいないと言うことだ。
主も旅をしていると聞く。ならば、誰が主の母を守るのだ?そう考えた矢先だった。

『いいか?ナツ。俺はまだ旅をつづけなきゃならない。
その間におふくろは独りぼっちになっちまう。だから…お前がおふくろのそばにいて、おふくろを守ってやるんだ。約束だぞぉ?』

やはり、主も主の母の身を案じていたようだった。こう言うのを、人間は“以心伝心”と言うらしい。

「ウォン!」

任せてくれ。そういう意味と意思の篭った声で返事をすれば。
汚れの落とされた白銀の体を高校と闇夜を照らす満月に向け…

「アオォー…ン…」

一つ、遠吠えをする。狼の遠吠えと言うのは通常は遠くの仲間との連絡を取る手段だ。
だが、高い知能を持つ神獣の末裔でもあるアリアハンオオカミの遠吠えにはもう一つ、意味がある。
アリアハンオオカミの遠吠えはその個体の“決意”を表す鬨の声でもあるのだ。
この遠吠えは、アルスの母“ティアラ”を守ると言う決意の現れだった。

>アルス

1年前 No.1464

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★B5CJO4m3xp_uEQ

【黄金の国ジパング・宿屋の風呂場/勇者アルス・ロト】
《ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃー》

そして、ついにやってきてしまった。
あれから1日、みんなの協力の末とうとうこの日が来てしまったのである。
おふくろ、俺を生んでくれてありがとう。
俺、アルス・ロトは…17歳になりました。

現在俺の装備は、紋付羽織袴。
ああ…俺がこの服を着ることになるとは思いもしなかったぜ…
ありがとう大地、ありがとう太陽。俺に命をありがとう。

アルス「…そわそわしてきた」

アルサル「そんなんで大丈夫っすか?」

アルス「ま、とりあえずは…開始時間待ちかな。」

屋敷の中には、既に杯などがセッティングされている。
えっと確か…ジパング式の結婚式は神主さんの言葉に合わせて杯の中の酒を3回に分けて飲むんだったよな…
正直自分で言ったことではあるが結構ドキドキしている。
いかんいかん、俺がこんなことでどうするよおい。
気を確かに持て…俺ならできるよエイエイオーだよー

>ALL

1年前 No.1465

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_lQ2

【黄金の国ジパング・控え室/紅翼の魔王・由利】

今、彼女の体を包んでいるのは純白の白無垢。
雪のような白い肌に乗せる薄化粧にささやかな祈りを込める。
“私達の行動が…真の平和を…共存を望む在りし日の世界への礎となるように”と。
結婚なんて、するとも思っていなかった。もしするのだとしても、同じ魔族とすると思っていた。

「……。」

ふと、彼女の表情が曇る。兄は…ダヴィデはどうしているのだろうか?
彼女に加え、弟までもが魔王軍に反旗を翻してしまった。残された兄はどうなってしまうのだろうか?
正直、弟、瑠璃には離反して欲しくなかった。その謙虚な心で、そっと兄を支えて欲しかった。
兄が父に影響されて狂ってしまわないように…闇の中の光であって欲しかった。

「……らしくないな。」

そっと首を横に振ると、小さく呟いた。いつか、必ず…
私達は再び手を取り合える。絆を取り戻せる。信じるだけでも、思いは形を成す。
それが儚く、触れたら壊れてしまいそうな小さな思いでも。

>ALL

1年前 No.1466

カンダタ/武闘覇王 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★B5CJO4m3xp_uEQ

【黄金の国ジパング・式場/武闘覇王カンダタ】
一方こちらは参加者の皆様。
当然冠婚葬祭であるため皆正装で来ているわけだ。
しかし、現在のこの正装を着ているこの状況を納得してない男が一人いた。
そう、最も似合わないであろうカンダタである。
彼には全く似合わない黒い背広を着ており、本人もかなり複雑な表情をしていた。

カンダタ「あああああああ窮屈だぁあああ!今すぐ脱ぎてぇえええええ!」

ティアラ「あらあら、大の男がだらしないわよ?」

カンダタ「…おばちゃん、あんたは随分慣れてんな。息子の結婚式だってのにすまし顔で。」

ティアラ「そうだからよ。折角の息子の結婚式ですもの。私だって20年以上前に通過した道、笑って送ってあげないとね。」

そしてこちらはラピス達だった。
流石にオッサンの体に合う服は見つからなかったようであり、唯一いつもと同じ格好をしている。
オッサンもまたあの一帯を出たことがない為、初めて見るジパングに緊張している模様である。

ラピス「仕事してないと落ち着きません。」

オッサン「おっとさん、ご無沙汰してますだ。なかなか顔みせられねぇですまねぇと思ってますだ。」

店主「元気してたか?元気ならそれでええ。おてんとさまみきっちり顔合わせてうんと笑顔でいろ」

ハニー「…そういえば私達駆け落ちだから結婚してないわよね?」

>新郎新婦以外

1年前 No.1467

ヒルダ/賢者 @arthur ★iPhone=kWmRaoWEGP

【ジパング地方/やよいの屋敷(結婚式場)/賢者ヒルダ、魔法使いルシファ、マッスルアニマルのジン、商人チャヤ、その他】

 ヒミコの屋敷あらため、やよいの屋敷は柔らかな陽気と幸福感に包まれていた。
 数日前までの圧制者の牙城は、今はただ新たに契りを交わす夫婦のものとなっている。それも勇者と魔王という世界にとって初めての縁組であった。
 会場に居並ぶ面子は錚々たるもので、夫婦の絆が単に独り善がりなものでないことを証明している。キリハやヒルダを始めとする旅の仲間、リディスやイシス女王と言った旅先で出会った人々、カンダタのようなかつては矛を交えた相手、そして、アルスの母であるティアラ。
 足りないとすれば、新婦の縁者であろうか。彼女の父や兄は当然として、弟もお尋ね者の身となってしまっている。加えて、サマンオサの勇者も姿は見せておらず、これも立場を考えての事だと思われた。事実、この結婚式は多くの人物にとって唾棄される内容である事も否定出来ないのだ。もう一人の勇者まで、人類の守護者という立場をあやふやにすれば、人々の頭上に不安という名の暗雲が立ち込めるのは明白なのである。

「ヒルダさん、結界の方は?」
「問題ありません、あなたや新女王の力添えもありますしね」

 並んで席に座るルシファとヒルダも今日は和服であった。彼女らに着付けの心得はないので、新女王らに手取り足取り教えてもらったわけだが、二人とも異国の装いを違和感なく馴染ませていた。彼女らが町娘であれば、男どもは決して放ってはおかないであろう。
 ジンはと言うと、空気を読まずに普段のまま、退屈そうに運ばれてくる御馳走を待っている。その姿から、時折、白目で見られているのだが、本人にしてみれば、長時間窮屈な服装でいる事の方が苦痛なのだ。アルスや由利が型にうるさくない事もあって、そのままの姿で列席を許されたのだった。彼が静かでいられるのは、食に対する執念に依るものが大きい。
 チャヤはと言うと、やはり和服で控えていたのだが、今は会場の手伝いをしている。どうやら動いていた方が気楽のようだ。いざ、式が始まれば戻って来るのであろう。
 リディスやイシス女王と言った人々も和服に身を包んでおり、リディスは落ち着かない様子で、女王は泰然として式の始まりを待っていた。

>>アルス 由利

1年前 No.1468

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_lQ2

【黄金の国ジパング・式場/紅龍王・嬉利覇 鋼断ちの竜騎士・セタンタ リザードマン・フィン 紅翼の魔王・由利】

新婦の縁者が殆どいない異例の結婚式の式場に紅蓮の龍王は鎮座していた。
今のところ結解も問題なく、ジンが退屈そうにしていてカンダタが窮屈な服装に文句を言っているぐらいだ。
その横には、金色の体を更に栄えさせる青緑銀色の所々に蝶が舞っている柄の振袖を着ているセタンタがいた。
そんな姉貴分の姿に見とれているフィンは藍色の紋付袴姿だ。
二匹とも、和服は少しばかり落ち着かないようだがなんとか平静を保っている。
喜びと、不安と、悲しみ。そんな複雑な感情が入り混じった会場の中、開始期の時は刻一刻と迫っている。


一方、新婦控え室では…

「……誰だ?」

コンコンと窓の横の壁を叩く音に、彼女は振り返った。窓の向こうからは敵意を全く感じない。
魔王軍独特の瘴気も発していない。むしろ、どこか安心するような温かい、聖の力だ。
そっと彼女は障子の窓を開けた。そこには、長い金髪に黄金の翼と尾羽の飾りの付いた白いローブを着た
顔立ちの整った好青年が立っていた。何故だろう…どこか懐かしい気配がする。

『この度はご結婚、おめでとうございます。火のレイザス…語り部のポキールに変わって祝福申し上げます。
私はウェントスと申します。四賢人“風のオムシス”である“風の王セルヴァ”の側近でございます。』

彼女は突然の来訪者に目を丸くして驚いた表情を見せた。
確かに、恩師は四賢人の内の一人、火のレイザス、語り部のポキールだ。
彼のほかにも土のレイザス、水のシリンス、風のオムシスがいる。
その内の風のオムシス“風の王セルヴァ”の側近がわざわざここに来た理由が、彼女は分からなかった。

『貴方のお師匠であられる火のレイザス…ポキールからの祝福の品を届けるよう我が主に依頼が来ました。
彼は魔王軍に己の命を握られた身ゆえに貴方を直接祝福することができないのです…。
加えて、我が主も多忙の身…従って、側近である私が代わりにお届けに参ったのです。さあ、お受け取りください。』

ウェントスと名乗った黄金の翼を持った天使のような姿の四賢人の側近から手渡されたのは、
大きなガーネットを中心に、ルビー、ペリドット、ムーンストーン、真珠、オニキス、アメシストがちりばめられた
輝かしいまでの美しい宝箱のような形のオルゴールだった。その横にはメッセージカードが添えられた花束もあった。
詩人であるポキールは語りを行う際に、リュートなどの弦楽器ではなく、オルゴールを媒体に使う。
彼自身もここまで華やかではないものの、大きな宝箱型のオルゴールを持ち歩いている。
いうならば、このオルゴールは恩師から大きな祝福の真言と世界に向けた希望がこめられた品でもあるのだ。

「ありがとう…。喜んで受け取っておくよ…。」

そっと、彼女は風の王の側近からオルゴールを受け取り、複雑そうな笑みを浮かべた。
このオルゴールがこの花が届いたと言うことは、待ち人は来ないことを告げている。
その後、花束とオルゴールを確かに受け取ったことを確認したウェントスは旋風とともに消えていった。
彼女は来訪者が消えた窓をそっと閉め、その掌の中で踊るオルゴールの中の人形を見つめていた。
赤い翼の天使のような姿をした女性が、勇ましい騎士のような姿の男性に手を引かれ、
荒廃した世界から新たに大地を緑に生き返らせる背景が変わるギミックと言う手の込んだ造りをしている。
彼女はすぐに察した。赤い翼の天使は自分を示しており、騎士は勇者アルスを示しているのだと。
全ての種族がいがみ合う荒んだ世界が、この二人によって再び息を吹き返すと言う暗示と願いが込められているのだと。

「この思いが…この願いが……小さな希望の星が…この世に救いを齎さんことを…。」

そっと願う彼女の運命の時はすぐそこにまで迫っていた。

>会場ALL アルス

1年前 No.1469

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★B5CJO4m3xp_uEQ

【黄金の国ジパング・式場/勇者アルス・ロト】
そして、いよいよ本番となり舞台は神社の中へ。
参加者たちが静けさが漂う神内にて杯を前にしてその場に座っている一行。
俺もまたその神内の上の方で、最愛の嫁と向かい合わせになって儀式を受けている。
巫女が俺達の杯に清酒を注ぎ、去っていくと現れるのは神主。
白い装束に青い冠という絵に描いたような格好で立っていた。

神主「では、3度に分けて杯をお飲みください」

アルス「…はい」

正直なことを言うと、堅苦しくてこの雰囲気が苦手だ。
なんっか空気が静かだし、このなんとも言えない緊張感が。
まぁそんなことも言ってられないと思い3回に分けて杯に口を付ける。
あ、これ結構濃い酒だ。辛いし…

そう思っていた矢先の出来事だった。
奥の方で何やら妙な音が聞こえ、静かな神社の中全体に響き渡る。
聞こえたのはガラスが割れたような音。パリィンと勢いよく響き渡った。

アルス「ぶっ!げほっげほっ…」

>由利、ALL

1年前 No.1470

カラドボルグ @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Quh

【黄金の国ジパング・式場/紅翼の魔王・由利】

純白の白無垢に身を包み、新郎となる勇者アルスの向かいに鎮座する。
巫女が彼女とアルスの杯に清酒を注ぎ、去っていくと現れるのは神主。
白い装束に青い冠という絵に描いたような格好をしていた。

神主「では、3度に分けて杯をお飲みください」

「はい…」

しっかりと、そして芯の通った声で答え、祝福の杯にそっと淡い紅色の口をつける。
3回に分けられて口を付けられた清酒はそっと彼女に飲み下される。
これから、世界にとって新たな門出となる…そう思っていた矢先…

“パリィン!!”

「っ!?」

勢い良く響き渡ったガラスの割れるような音。
彼女は怒りと困惑と焦りの篭った鋭い眼差しを音源の方へ向ける。
3つの魔力…あいつらか…?門出を邪魔するとはいい度胸だ。
彼女自身の怒りもあり、なにしろ彼女に忠誠を誓うセタンタの怒りはもっと激しいものとなるだろう。
現に、厳かな雰囲気の中で主君を見守っていたセタンタが般若のような形相で音源を睨んでいた。

>アルス 式場ALL

1年前 No.1471

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【黄金の国ジパング・式場/勇者アルス・ロト】
アルス「…感じたな」

俺は冷静な表情になっているが、その実少し安心した部分もあった。
さっきもモノローグで語ったが俺はこういう堅苦しいのが苦手だ。
若干この空気も耐えられなくなってたし、緊張の糸が切れたって意味じゃぁまぁ感謝すべきか。
そんなことを思っているのもつかの間、現れるは例によってあいつらだ。

エリミ大将「おお!もらったオーブ探知機に反応が!ダハク!ずしおう!ここにオーブがあるぞおおおおおお!!」

ルカ「あいつらは!」

アルス「三バカ!」

エリミ大将「ちっがぁああああああう!我々はゾーマ3ちゃんズだ!名乗り省略!」

いつものように俺の前でマッスルポーズをとるこの馬鹿。
例によって腰ぎんちゃく×2を引き連れてきたのは見えてるけど。
あの手に持ってる杖先に水晶玉がついたアイテム、あれがどうやらキモのようだ。
その言葉通りオーブが発する魔力を追うレーダーのようなもんだろう。
杖の周りには電線みたいなのもあるし、魔化学で作ったものか。

アルス「…勇者アルスの名において…」

エリミ大将「だがちょうどいい!姫様を連れ戻し勇者をぶっ殺してオーブも奪えば俺たちも出世だ!魔王までになれなくてもムーア様の側近ぐらいにはいけるんじゃね!?
あっははははははははははははは!メジャーだ計り知れない!よぉし!そうと決まったらいくぞお前ら…て…え?」

アルス「…はははは…ありがとよ、3バカ。お前らのお陰で緊張の糸が切れた。ありがとついでに…ぶっ飛ばす。」

目の前で調子ぶっこいてる馬鹿を無視して俺は呪文詠唱を小声で行い眼前に魔力をためた。
確かに緊張の糸が切れたことに関しては礼を言うけど、それ以上に婚儀ぶっ壊されてんだよ。
人の甘い思い出ぶち壊しやがって…覚悟はできてるな?
俺は隣の最も愛する存在の手を握り、いつもの笑顔に戻って彼女にこう言った。

アルス「んじゃ…汚いケーキ3個に雷を入刀といきますか!」

>由利、ゾーマ3バカ

1年前 No.1472

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Quh

【黄金の国ジパング・式場/紅翼の魔王・由利】

ダハク「オーブ…あるね〜…。でもなんか…やばくないかなぁ?皆怒ってるよ??帰ろう大将。」

ダースドラゴンの癖にマイペース且つ逃げ腰のダハクは早速アルスの怒りに怯えている。
というよりも、もっと怯える要素はその近くにいるセタンタである。
彼女はもう席を立って抜刀しており、鬼のような形相で3バカに怒りの視線を刺していた。

そして夫となる勇者に手を握られ、汚いケーキ3個に雷を入刀といきますかと言われた彼女も

由利「そうだな…。人生一度の晴れ舞台…壊された恨みを晴らそうか…」

アルスの笑顔にいつもの芯の強さと儚さを交えた笑顔を向けると3バカに向き直ると…
一気に大失態を犯した部下を始末しようとするような魔王の黒い笑みに変わる。

由利「とっておきのお仕置きだ…。さあ、受け取りな!ジゴスパァァァアアク!!!!」

ジゴスパーク。彼女を初めとする魔族たちの上級雷呪文である。
力を奪われた彼女のそれはまだ未完成ではあったが、ここまでの旅で再び成長したのだろう。
その威力は初期の頃と違って飛躍的に上昇しており、
闇色の雷が彼女の左腕から荒れ狂う大蛇の如く飛び出して3バカに迫る。

セタ「こんのクサレ脳味噌どもがぁぁぁぁあ!!!!!二度と我々の前に姿を表すなぁぁあああ!!!!!」

同時にブチキレたセタンタが風神斬りからのバギクロスが局所的に3バカへと放つ。
彼女も魔力のコントロールが上達したのか、周囲を巻き込まずに3バカだけを竜巻で飲み込むという芸当を見せる。

>アルス 3バカ

1年前 No.1473

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【黄金の国ジパング・式場/勇者アルス・ロト】
アルス「ギガァっ…ジゴォ!ラァブラブウッ!デイィイイイイイイインッ!!」

エリミ大将「やっぱこうなるのねぇえええええええええええええええ!?」

どうやら思っていたことは全く同じだったらしく、俺達の攻撃は交わった。
聖なる雷と邪なる雷はバギクロスにより渦を巻き、(モンスターの)魔王バラモスの姿になって突撃していく。
当然こんな技に3バカが耐えられるわけもなく、直撃と同時に大爆発を起こし、付近の窓をぶち破って彼方へと吹っ飛んだ。
おーおーよく飛んだぁ…と破られた壁と空を見上げる俺。
すぐさま付近の巫女たちがベニヤ板を持ってきており、修復作業へととりかかっていた。

神主「とんだ惨事となりましたな…式のほうほいかがいたしましょうか」

アルス「あ、そうだったな…えっと…」

ここで互いに3回杯の酒を飲んだ後、去っていくのがしきたりだが、
先ほどの馬鹿どものせいでいろいろうやむやとなってしまっていた。
ふむ…と考えたが、ここはシンプルにいこう。
俺は由利を抱き寄せてさっとフレンチキッスしビシッとサムズアップを参加者へ向けた。

アルス「これで堪忍…」

神主「宗教が違いますな」

それから式場は引き払われ、互いにお色直しをした後食事会をすることになった。
俺は本当は必要ないが、先ほどの魔法で衣装の一部が焦げてしまったので、いつもの勇者衣装に着替えていった。
色々うやむやにはなったものの割と好評であり、静けさがあった式場内は拍手に見舞われた。

カンダタ「ハハハハハハ!お前らすげぇな…久々に笑わせてもらったぜ。」

アルス「そういや姐さんは?こっち来てるんだろ?」

カンダタ「おぅ、あいつらにもきっちり声かけたからな…いるとは思うけど…」

>由利

1年前 No.1474

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Quh

【黄金の国ジパング・式場/紅翼の魔王・由利 紅龍王 嬉利覇 鋼断ちの竜騎士・セタンタ 女戦士ミラーズ】

ミラーズ「アッハハハハハ!!あの3バカ…空気も読めないんだな!お陰で笑わせてもらったけど!!」

アルスの丁度死角になるあたりの席から彼の見知った笑い声が聞こえる。
祖父であるライド・ロトの弟子であり、アルスの姉弟子であるミラーズの声だ。
そして彼女は席を立ち、自分を見失っている門出を迎えた弟弟子の方へ歩いていった。

ミラーズ「アルス、結婚…おめでとう!あたし、絶対悪魔と結婚なんて無理だと思ってたけど…
あんた…本当に実現しちゃうなんてね。アルス、あんたってやっぱすごい奴だよ。
幸せになれよ、アルス。あと由利ちゃんを泣かせるんじゃないぞ!泣かせたら承知しないからな!!」

魔族を受け入れられない彼女からの、精一杯の祝福の言葉が彼女の口から紡がれた。
受け入れられなくてもここにいる魔族はケルティクのように優しく、善意あるもの達であると
彼女は受け止めており、悪魔…それも魔王と結婚した弟弟子を彼女は祝った。

セタ「あのバカども…次会うときは…」

ミラーズはふと未だに憤怒の表情で窓の外を見つめているセタンタに近づいて…

ミラーズ「セタちゃん、セタちゃん…だっけ?と、とりあえず落ち着こうか…。
あんたの主君もそんな怒り顔してたら困っちゃうよ?気持ちは分かるけど今は祝ってあげて!」

とセタンタを宥めに入った。今までのミラーズでは絶対しない行動だろう。

キリハ「セタ、彼女の言うとおり落ち着くんだ。主の門出を汚されて怒る気持ちは分かる。
だが、もう一件落着だろう。今は食事の時…こういう宴は楽しんだもの勝ちだ。」

セタンタの隣に座るキリハも微笑しながらセタンタを宥める。

セタ「はぁ…はぁ…。そ、そうですね…。今は祝いの席…場の空気を乱してはいけませんね。すみません…」

二人の声かけでようやく落ち着いたセタンタも席に戻り、その横で震えていたフィンもホッとした表情をする。

由利「悪いね…二人とも。それと、ありがとう…私はこの一時を絶対に忘れない。この記憶は障害の宝だ。」

やわらかく笑みを浮かべる新婦、魔王由利も再び和やかな雰囲気となった会場を見て感謝の意を述べた。

>アルス ALL

1年前 No.1475

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【黄金の国ジパング・式場/勇者アルス・ロト】
アルス「お、姐さん」

ケラケラと響き渡る聞きなれた笑い声、それは俺の姉弟子のミラーズ姐さんだ。
いえい、と言わんばかりに俺はVサインを作って指を構える。
思えば俺の知り合い結構来てるなぁ…そう思いつつ話を聞く。
けどそれは俺にとってはわざわざ確認するまでもない愚問であった。

アルス「俺は勇者である前に男だ。惚れた女は泣かせないし、泣いてたら一緒に泣いてやるよ。」

そうだ。一緒にいるのは今だけじゃない。
この旅が終わってから俺が死ぬまで…いや、死んでも魂はずっと一緒にいる。
何があっても離れたりしない。そう決めたから俺はやり通す。
俺達だけじゃないすべての人が笑顔になるまで、その道がいかに困難だろうと。

詩人「新郎さん!記念に一曲歌わないかい?」

アルス「はい!?俺あんまそういうのは…」

詩人「歌に合わせてあげるから!新婦さんに歌でも捧げてやりなよ!」

しかしすっかり周りは二次会ムードで小さな舞台にはこの国の芸人が集まって歌うわ踊るわ騒ぐわ。
俺も無茶ぶりがかかり半ば強制的にステージに立つことになった。
はぁ…と思いつつマイクを握りたんったんったんたんっと叩き合図を送る。
そうすると後ろの詩人達が琵琶、琴、和太鼓等のジパング楽器では想像がつかない激しい音楽…
外国のロックとここの和曲を組み合わせた「和ロック」を演奏する。ハードではあるけどゆるやかな感じ。
これならまぁ…と思い、俺は口を開いた。

アルス「すぅ…はぁ…」

青空がある限り、風は時を運ぶよ。勇気がある限り、夢は必ず叶うよ。
―――涙が溢れるまま

「「「ヘェイ!ヘェイ!」」」

―――走りだせ。
赤い地平線の彼方、明日があるのさ…

誰よりも、何よりも、君だけを守りたい。
いつまでも、どこまでも、君だけを守りたい。

アルス「Wow Wow Wow 叫ぼう…」

―――世界は終わらない!

ルカ「…世界を守らなきゃいけない男が「君だけを守りたい」ですか…」

カンダタ「いいんじゃねーの?世界を守るにはまず世界に住む人守らなきゃなんねーんだ。
そんで住む人で一番最初に思いつくったら…男なら親かダチか惚れた女だろ?」

>由利

1年前 No.1476

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Quh

【黄金の国ジパング・式場/紅翼の魔王・由利】

「…君だけを守りたい……か。嬉しいよ…アルス。」

二次会ムードのまま歌いだすアルス。酒が入って盛り上がるミラーズにカンダタ。
機嫌を直してキリハと共に声援を送るセタンタとそれにつられるフィン。
静かではあるがこちらを見守るヒルダとルシファ。冷静にツッコミを入れるルカとご馳走にありつくジン。
仲間が、一つの国が、種族の垣根を超えた結婚を祝福する。
アルスの歌が終わった時、彼女は温かい笑顔と共に拍手喝采をする。そして…

「私も…一曲良いかな?」

そっと立ち上がり、“風の王セルヴァ”の側近に渡された
恩師からの祝福の言霊を込めたオルゴールを持っていき、詩人たちの下で鳴らして旋律を聞かせる。

「この旋律に合わせた歌が浮かんだんだ…歌わせてくれないか?」

そっとオルゴールを側近でもあるセタに預からせると、彼女もマイクを取る。
詩人たちも新婦が望むならと和楽器でポップでありながらどこか厳かな演奏を始める。


昨日よりは空が青いよねって 触れた水の冷たさに笑ってた

「衝動 それは時に…堂々生きた証を 追い求める!」


――― Dream Life Love forever 漂う波に かき集めるような絆
I’ll never find 正しさはなくても握り締めてこの手にとどめたい

雨の中知った幸福が照らす今は幻のような現実

「I’ll never find 正しくはなくても強く強くこころに広がる」

曲の終わりと共に広げられる真紅の翼は、これから世界へと共に生きる希望を届けたいと言わんばかりに
窓からの光を反射し、金属のような強い光沢を放って光り輝いた。

漂う波に揺られてたどり着いた場所で、かき集めるように集った仲間との絆も。
凝り固まってしまった世間の目からでは決して正しいとはいえない今のこの決意も。
昔は当たり前だった幸福が幻のように消えてしまった現実も。
それは―強く 強く 心に広がってゆく。まさに全てを一度失った彼女の生き様ともいえる歌だった。

>アルス 会場ALL

1年前 No.1477

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【黄金の国ジパング・船着き場/勇者アルス・ロト】
俺はなんだか心が洗われたような気分だった。
そうだった、俺達はあの時からずっと歩いてここまでこれたんだった。
よし、明日になったら船出だ。また進もう。
こう思いながら俺は目の前の嫁を見て、にっこりとほほ笑んだ。

それから時はあっという間に過ぎ、次の日の朝。
俺達は挨拶を終え後片付けも終え、それが昼までかかってしまう。
現在は船の上、進路は…

アルス「ランシール?地球の裏側じゃねーか…」

ルカ「ええ、そうですよ。
しばらく船旅にはなりますが、そこの洞窟には勇者しか入ることが許されない洞窟があるそうです。
唯一ラーミア復活のオーブがあることが明らかになってる場所でして、並大抵の覚悟がなければ行けないとか。」

アルス「んで、俺か勇者サザルのどっちかしか入れないからどっちかが行く意思あるほうがやるってことな。なら俺だな。
ヒルダって確かランシール出身だろ?里帰りってことも考えて…んで?チャヤは?」

カンダタ「決めかねてるみたいだぜ?王子様からのおデートのお誘いをな。」

アルス「なるほどな…っていうかオッサンは降りろ、方向全くちげーからなこの船」

ここで俺達はメンバーが集うところを待っている。
チャヤは昨日、アルサルに辺境の街をつくる誘いを受けていた。
その時は「考えさせてください」と言っていたが、今日返事を出すとは言っていない。
俺達が口を出せる事じゃないしここで待っている現状。
街か…辺境の場所に待ち作るにしても多くの国を敵に回したり道中襲われたりとか色々面倒そうだけど、
実際そのへんがどうにかなるかが問題だよな…

>味方ALL

1年前 No.1478

ヒルダ/賢者 @arthur ★iPhone=2m8vXVDLUI

【ジパング地方/港/賢者ヒルダ】

「……言いづらいのですが、アルス。ランシールに入るのは難しいでしょう」

 苦い表情でヒルダは言う。
 ランシールは世界中の教会の総本山であり、魔族と敵対する構えを見せている組織でもある。そんなランシールに魔族と結婚したアルスが訪れた所で、そもそもまともな人間としてすら認められず、代わりに異端者の烙印を押されかねなかった。

「私がランシールを説得するか、あるいは勇者サザルにオーブを持ってきて貰うか……後者は少なくともランシールを刺激する事はありませんし、勇者サザルの実力や性格を考えて、最も無理のないやり方であるとは思います」

 一つ確かなのはこのまま何の考えもなしにランシールに行こうとした所で、門前払いを食らわせられるか、最悪の場合はランシールと敵対関係にまでなってしまう可能性が高いという事だ。ヒルダとしても故郷と事を構えるのは避けたかったし、他のメンバーからしてみても、わざわざ敵を増やしたくはないだろう。

「前者に関しては……せめてアルス一人の入国権限は勝ち得たいものですが……」

 説き伏せられる確証がないのか、ヒルダの歯切れは悪かった。たとえ肉親だからといって、父親がそんな私情を入れない人間である事を知っている為である。公正明大な父親はヒルダにとって誇りであり敬意の対象であったが、だからこそ、その手強さも承知している。
 逆に言えば、相手の言い分に正当性を感じれば、それに見合った譲歩をしてくれるという事でもあるので、望みが万に一つもないという訳ではない。

「どちらを選ぶかは任せます。ただ、このまま入国するのは難しい事は確かです」

【チャヤは分けます。それも終わり次第、魔王軍の描写を入れていきます】

>>勇者パーティ

1年前 No.1479

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★Android=NsOascBmb2

【黄金の国ジパング・船着き場/勇者アルス・ロト】
アルス「うーん…迷うなそれ…
確かにさ、勇者サザルに任せれば簡単に事態が収まるからそれが最善の策だとは俺も思うよ。
たださ…俺達が夫婦になったのには、種族の違うやつらで関わってる奴等が堂々としていられる世界のスタートラインの為なんだよ。
そんでランシールの方針がそうなら、俺達がコソコソしちまったらいけないって思った。悪魔やモンスターが敵っていう生き方が当たり前の奴等に、俺達みたいな生き方もあるっていうのを示したい。…ごめん、我が儘だよな、わかってるよ」

ああ、俺は結局どうしたいのだろうか。
勇者サザルを信頼してないわけではなく、むしろこいつなら大丈夫って思えるぐらいに信頼してる。
けど、俺が今言ったように、そういう奴等にこそ俺達は堂々としてなきゃならないとも思う。
わかってるよ。俺がやりたいと思ってることは、例えるなら賞金首が自分の指名手配書をばら蒔きながら歩いてるようなもんだって。
あー俺ってこんな優柔不断だったっけ、迷ってもなんにもならないのになぁ…

アルス「ぁぁぁぁぁ…マジでどーしよ…」

ルカ「ここまで真剣に悩んでる勇者さん初めて見た…
どーします?魔王様。僕は口出せる立場でもないんで黙ってますけど。」

俺は柄にもなく頭を抱えて床に伏してしまった。
やっべぇ本当にどうしよう。俺はどうしたらいいんだろう。
これまでの旅では即決でなんでも決めてたけど、今回はそうはいかない。
悩んでたら停滞したままってのはわかってても全く答えが出てこない。
いかん、今の俺はどうしようもなく駄目な男だ。

>ヒルダ、仲間ALL

1年前 No.1480

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Quh

【黄金の国ジパング・船着き場/紅翼の魔王・由利】

彼女は仲間たちの意見を聞きながらジッと考える。確かに私達は新たな世界のスタートラインの為にも結ばれた。
しかし、土台のできていない家屋がすぐに倒れるように、共存の意が根付いていない今、安易に行動はできない。

「…土台の脆い家は倒れる…。それと同じように、私達は塗り固められた概念の中に突っ込むことはできないだろう。
魔王は世界を闇に包む存在。勇者はその世界に光を齎す存在。勇者は人々の希望の光でなければならない。
アルス、お前は人々の希望の光…しかし、お前は私と言う名の闇と結ばれてしまった…」

ゆっくりと閉じられた真紅の瞳を開き、彼女は大きく息を整えながら言った。

「世界はまだ、我々を受け入れてはくれないだろう…。希望の光が闇と結ばれたことは…
魔を敵と認識する人間たちにとって受け入れがたいことだろう…。
だから、ここはヒルダの言うように、サザルに任せたほうが良いかもしれない。」

あまり気が乗らないといった表情ではあるが、彼女は最善の策と思われるだろう
もう一人の勇者サザルに任せるという意見を述べた。

>ヒルダ 仲間ALL

1年前 No.1481

アルス・ロト/勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【黄金の国ジパング・船着き場→八岐大蛇の洞窟/勇者アルス・ロト】
アルス「ま…そうだな。んじゃ、そうしますか…」

やよい「アルス様ー!」

アルス「あれ…?やよいさん?」

こうして、事態の鎮静化を図るために今回はサザルに任せることにした。
まぁこの行動が妥当であると俺も思う。
そうだ、受け入れられた時でも遅くはない。何も身を隠すわけじゃないんだ。
それが決まった際に俺はやよいさんから声をかけられる。
なんだと思い「わり、みんな待ってて」と一言だけいうと、俺はやよいさんについていった。
もうこのジパングは平和になってオーブも手に入ったし、やることなんてないだろうと思ってた。

やよいさんに案内された先は、俺達が攻め込んだ八岐大蛇の洞窟だった。
あれから邪気は消え、野生のモンスターも平和に暮らしているとのことだが一応様子見。
それで洞窟に入ったことのある俺が選ばれたってわけか。

やよい「すみません、本当は兵士と共に私が行くべきなのですが…」

アルス「気にしないでよ。ちょっと行ってすぐ戻ってくる。」

…これが、俺がこの洞窟を通った先で体験した奇妙すぎる出来事の前の最後の会話だった。
俺がこの洞窟を潜った時にはもう時は遅く、俺は明らかに洞窟とは違う場所に立っていた。
あとから聞いた話によれば、俺が洞窟に入った瞬間青色の輝きが入口内を包み気が付けは俺はいなかったらしい。

えっと、いろいろ言わなきゃならないことはあるけど、ちゃんと帰ってくるから。
俺の出番を楽しみにしてるやつがいるかどうかわからないけど、続報を待ってろ!

【ここで一旦アルスはロト世界からログアウトします。サザル編になったらカンダタで絡みますんでしばらく俺不在でも構わず進めててください】

1年前 No.1482

ヒルダ/賢者 @arthur ★iPhone=APDsqJAUpM

【ジパング地方/港/賢者ヒルダ、魔法使いルシファ】

「……まぁ、あたしたちがしてるのって一般人からすれば狂気の沙汰としか思えない事だしね」

 ルシファが由利に同調する。
 猛獣も手懐ければ安全だと言って、あちこちを連れ回しては飼ってみないかと誘っているようなものなのだ。しかも、その猛獣の中には人以上の知能があったり、中には世界を滅ぼそうとしているものすらいる。むしろ誘いに乗るような人間が大半では、それこそ社会が成り立たなくなりそうではないか。
 いきなり人の家に押し掛けるよりは、まずはチラシなりをポストに入れる方が受け入れられそうなものであろう。ヒルダや由利が言っているのはそういう順序の話であった。
 アルスもそれを受け入れ、地球のへそへの挑戦は勇者サザルに託すという事で話は纏められたところで、やよいが声をかけてきた。アルスもそれに応え、すぐに彼女の元へと向かう。この後、ヒルダたちが大した用でもないと彼を見送った事を後悔したのは言うまでもない。
 無論、今話している彼女たちはそんな未来を知っている訳でもないので、アルスを抜きにして今後の方針を話し続ける。

「私もサザル様たちに同行しましょうか?事前にアルスの為人を伝えておけば、いくらか態度を軟化させてくれる可能性もありますし」

 ヒルダはそんな提案を残った由利たちにする。
 アルスが世界中に自分の理想を実現させるつもりであるならば、いずれは訪問を避けては通れない地である。ならば、それを見越して今のうちに布石を打っておこうという腹だ。いくらランシールが反魔物的とはいえ、賢者として神に認められ、かつ教団の長の娘たるヒルダを異端者として認める事は出来ないだろう。
 問題はと言えば、サザル本人に魔物との共存という理想はなく、あくまで人類平和を望んでいるという点で、ヒルダにどこまで味方してくれるかという所であろうか。

【チャヤとかの描写は作戦会議が済んでからにしますね】

>>勇者パーティ

1年前 No.1483

由利/紅翼の魔王 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【黄金の国ジパング・船着き場/紅翼の魔王・由利 紅龍王 嬉利覇】

由利「ふむ…お前がパーティーを抜けるのは少し不安だが…任せたい。
お前ならば事を伝えるのも上手いし、そこにおいては絶大に信頼している。ただ、無理はしないでくれ。」

彼女は以前のあの出来事が頭を過ぎり、一瞬不安そうな顔をするがヒルダの考えを受け入れた。
今、自分にできることはとても限られている。だからこそ、仲間の力が必要だ。

キリハ「我は部下たちにオーブの情報についてを調べるよう言っておこう。
友好的に接してくるサラマンダーは皆我の部下と思ってくれて良い。
我は神龍に付き従う三つの属性を司る龍の一体、焔帝紅龍王…サラマンダーを束ねる古龍族の王でもある。
サラマンダー達にこのことを伝えておけば中立の立場の者たちも動きやすくなるだろう…
だが、敵対するサラマンダーはゾーマに惹かれ、堕ちてしまった裏切り者だ。
奴らも高い戦闘能力を持っているから、対峙した時は細心の注意を払ってほしい。」

キリハも自身の立場と力を使い、事が円滑に進むよう中立の立場にいるモンスターたちに
オーブについてのことやこれから自分が行かなければならないであろう場所のこと、
勇者たちの存在についてを部下であるサラマンダーに教え、理解してもらうと共に
オーブについての情報を調べてもらうようだ。
彼は一瞬で光に包まれ、ヤマタノオロチと退治したときと同じ紅蓮の龍王の姿となり、天へ高く高く上っていく。

“フュォォォオオオオオ…”

澄み切った柔らかな風が木々の間を吹き抜けるような、そしてささやくような頭に直接響く美しい声がこだました。
厳密に言うとこれは竜族の遠吠えの一種である。特に古龍族の遠吠えはその個体の力が強く、
位が高いほどより美しい声となると言う言い伝えがジパングの古い文献に残っている。
その現象が目の前で行われている状況だ。その優しくも厳かな遠吠えは2〜3度続き、
やがてその夕映えを纏ったような巨体がゆっくりと降下し、元の人の姿となって仲間のもとへ戻る。

>勇者パーティ

1年前 No.1484

ルカ/モンスターナイト @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★Android=RmPpZQ9Nq2

【黄金の国ジパング・船着き場/モンスターナイトのルカ】
ルカ「とりあえず話はつきましたね。あとは勇者さんを待つだけか。」

ルカはというと、自分が話をするまでもないことだと思ったので黙っていた。
それよりも気になっていたのはアルス乃ほうだ。
一応まだ野生のモンスターがいるとはいえ、平和になった洞窟の調査にしてはすこしだけ時間がかかっている。
いざとなったら自分も見に行くか、仲良くなったモンスターに頼めばすぐにすみそうだし。
そう思ってた矢先に血相をかかえて兵士が来た。
伝令係のようだがどうも様子がおかしい。

ジパング兵「申し上げます!アルス様が消えました!」

ルカ「…は?」

兵士が伝えたのは、アルスが姿を眩ましたと言うこと。
普段から破天荒な行動をする人だとは思ってたけど、まさか王族の頼みの途中でそんなことするなんて。
はぁ…とため息をつくが、その呆れは直後に驚愕に変わる。
カンダタがすぐさま場所を疑ったが、帰って来たのは耳を疑う言葉だった。

カンダタ「あのやろうばっくれやがったか…で?今どこにいるんだ?」

ジパング兵「そうではなく!洞窟に入ろうとしたら入り口から次元の扉が開き、アルス様はそこに吸い込まれて行方知れずに…」

ルカ「…え?」


カンダタ「ダニィ!?」

>味方ALL


【なんか間が持たなそうだったのでレスしました。】

1年前 No.1485

ヒルダ/賢者 @arthur ★iPhone=HJLF8SkM0B

【ジパング地方/港/賢者ヒルダ、魔法使いルシファ、マッスルアニマルのジン】

「はい、首尾良く……とは行かないかも知れませんが、出来るだけの事はします。そちらも気をつけて」

 由利が自分の身を案じてくれたように、ヒルダもまた同じように相手の無事を祈った。
 事実、ヒルダが抜ける事でパーティの生命線は死に寄る事は疑いない。ヒルダの他に回復呪文を心得ているアルスとルカも本業は剣を振るう戦士なのだ。二人合わせても彼女の持つマジックポイントには及ばないだろう。加えて、回復呪文以外にも彼女は多くの補助呪文を習得している。戦闘の安定性に陰りが生まれるのは間違いなかった。
 自惚れでもなんでもなく、客観的に自分の実力を把握した上で、ヒルダは自分が離脱する事で起きる弊害を見抜いていた。

「では、カンダタ様。短い間になりますが、これからよろしくお願いします」

 由利からカンダタに向き直ると、彼女は静かに頭を下げる。
 順序立てるなら、彼らのパーティのリーダーであるサザルに了解を得るべきなのだろうが、あいにくと彼は不在である。現地で承諾してもらうという、やや強引なやり方になってしまうだろうが、その分は働いて返そうと早くも彼女は決意していた。ちなみに断られるという可能性を考えていないのは、利害関係からして有り得ないと判断しての事である。勇者サザルも頑固ではあるが、それはアルスと同じく信念に関しての話だ。戦略の面では柔軟な思考を持っている。
 話がひと段落したところで、ジパングの兵士が急報を持ってきた。アルスが洞窟の調査中に姿を消したというのである。

「……現地に向かいましょう」

 ヒルダの声はいつも通りの落ち着きを持ちつつも、緊張感を持ったものに変わっていた。
 足を洞窟の方へと進めながらも、彼女の犀利な頭脳は事の原因について考える。つい最近までこの地を支配していたのはやまたのおろち、即ち魔王軍に他ならない。彼らの利用していた旅の扉か、もしくはそれに類するものが誤作動してしまったのか。罠とは考えなかった。もし罠を仕掛けるぐらいなら、最初に自分たちが洞窟に突入した時点で作動してもおかしくはないからである。アルス一人という条件で起動するという事も考えづらい。多人数の時に作動させない理由がないのだ。
 ともかくいきなり消えたという情報だけでは答えを導き出すのは難しそうだった。

>>勇者パーティ(アルス除く)

1年前 No.1486

ダヴィデ/五焉帥 @arthur ★iPhone=SwVflwNDwD

【ネクロゴンド地方/バラモス城・会議室→自室/五焉帥ダヴィデ】

 バラモス城の一室。城内でも謁見の間に次いで広い空間を持ち、中央には長方形の卓が置かれている。普段から政治の方針を取り決める為の場として使われており、現在もその多分に漏れない。
 今、その卓を十人以上の魔物が囲んでいた。その容姿も様々であったが、いずれも剣呑な空気を放っている。

「勇者と結婚など言語道断でしょうな。それがしは直ちに討伐隊を派遣すべきかと」
「……しかし、由利様は本来の力を取り戻しつつあると聞いております。勇者を殺す事なく、由利様を抹殺するとなれば、多大な犠牲を払うのでは?」
「その為の我々でしょうよ〜!まんまと返り討ちにされた方もいらっしゃるようですが!!」

 五焉帥と八魔将のほとんどが一同に介して、各々の思惑と打算のままに声を上げている。
 アリアハンの勇者と魔王由利の結婚。魔王軍にとって大きな凶報であるそれは彼らにとっては何らかの対策を講じなくてはならないものであった。
 最上席にいる青年は押し黙ったまま、思い詰めた表情をしていた。紛糾した会議はもう耳には入っていない。それぞれの考えなどすでに理解している。
 それでもなお彼が悲痛な面持ちであるのは、理解に納得が追いつかない為であった。

「……一時散会しましょう。次の会議を始める際にはこちらから魔物を飛ばします」

 反対する者はいなかった。魔物たちもこのままでは埒があかない事を察知していたのである。ちなみに青年の苦労を気にかけて、小休止を認めた者などは一握りにも満たなかった。
 青年は最後に室内を出た。足取りが酷く重く感じられ、頭も生温い熱が停滞しているような不快さに苛まれている。
 そんな内面は□気にも出さず、青年は自室へと戻った。

 「(由利……)」

 そう心内で呟くと同時に彼は寝台へと仰向けに倒れ込む。体内に渦巻いた苦悩を溜め息と共に肺から吐き出したが、それはまたすぐに胸に溜まっていった。
 あの場にいる魔物のほとんどは由利の抹殺を願っている事は間違いない。実際、処刑してもお釣りが来るくらいの事を妹はしてしまっている。
 上の世界の海へと投げ出した時は、妹が自分や弟の事を忘れても新たに穏やかな日々を築ければ良いとだけ思っていた。
 それがこのような結果を生むとは。
 青年ことダヴィデは身体を起こして、音のない空間に身を委ねる。

【舞輝羽、御津羽との会話後にシャナと話して、そこで由利抹殺の決断を下す感じにしようと思います。ちなみにここでの決断はエンディングとは特に関係がないので、安心してください。】

>>舞輝羽&御津羽

1年前 No.1487

舞輝羽&御津羽/双竜 @forte10☆NeDCG1Klls. ★rP8kKWIe1e_Gtr

【ネクロゴンド地方/バラモス城・会議室→ダヴィデの自室/双竜・舞輝羽&御津羽】

がらんどうとした会議室から、切なげなすすり泣く声が聞こえた。
その声の主は闇竜バルボロス、御津羽のものだった。
会議室の中では双竜の姿があり、御津羽が泣き崩れ、片割れである光竜グレイナル舞輝羽の胸の中で涙を流していたのだ。

御津羽「なぜ…なぜこうなってしまったんだ…!私が…私が望んでいるのはこんな世界じゃない!!」

元々はネクロゴンドの守護竜であり、生命の共存が成り立っていた時代を見ていた
二匹にとって今の状況はとても良い状況とは言えなかった。
思慮深く心優しい御津羽にとっては今回の件は辛いものだったであろう。
特に、由利の結婚の話という凶報に謀反したダヴィデと由利の弟瑠璃のことは
ずっと感情を表に出さずに淡々と命令や業務をこなしていた彼女の心にも大きな傷を与えた。

舞輝羽「……御津羽、一旦落ち着こう。今の俺達は守護竜でありながらもダヴィデ様の部下だ。
ダヴィデ様はもっとお辛い筈…。俺達がここで押し潰されていたら…本当の絶望になっちまう…。」

いつもはダジャレを連発しておやじくさいことばかりしておちゃらけた印象の強い舞輝羽も
今回ばかりは深刻な顔をして御津羽を抱きしめ、さらさらとした髪が覆う頭をそっと撫でていた。

御津羽「血を分かち合った兄弟が…たった一人の魔王の暴挙で引き裂かれるなんて…!
たとえそれが魔王の子供だったとしても…!!これ以上彼らが苦しむのは…私は見ていたくない!!」

自身も片割れも兄弟のような存在だからこそ分かる。絆を引き裂かれる苦しみを。
苦渋の決断を決めなければならない断腸の思いも。失ってしまう悲しみも。

舞輝羽「なあ…御津羽。お前は目の前の絶望だけ見つめてそうやって嘆いているだけなのか?
空を見てみろよ…。明けない夜はないんだぜ?暮れない昼はないんだぜ?
光と闇は番みてぇなもんだ。互いの均整が崩れりゃどちらかが強まってまたバランスをとるんだ。
俺達はなんだ?光と闇を司るネクロゴンドの守護竜だろ?均整が崩れ始めたなら…俺達にもやることはある筈だ。」

たとえ魔王には及ばなくとも、彼らは光と闇を司る番のような竜である。
陰陽の均整が崩れだした今の世界は彼らの肉体や魔力にも微量な変化を与える。
闇が強まり、光が弱まりだしている今の状態は舞輝羽の力を弱らせ、
御津羽の体に無理にエネルギーを入れているようなものだ。
舞輝羽は思うように力を発揮できず、疲労が蓄積しやすくなり、
御津羽は体の負荷によって力をコントロールしにくくなり、時折血を吐いて発作症状を起こすこともあった。

御津羽「…………舞輝羽……」

舞輝羽の冷静な言葉と語り掛けによって、取り乱していた御津羽も徐々に落ち着きを取り戻していった。

舞輝羽「行こうぜ…御津羽。今回は部下としてではなく…守護竜としての意見も含めてだ。」

二匹の思いは同じだ。ゾーマのやり方に囚われずに、自身のやり方で、自身の思う方向で魔族を束ねて欲しい。
そして再び、兄弟三人が笑顔で手を取り合って幸せに過ごして欲しい。
二匹は会議室を後にし、ダヴィデの自室へと向かう。ふと窓を除けば、涙の形をした宝石が雨のように降り注いでいた。
その宝石の降る方向を見れば、五焉帥の一人である妖鳥族“ポキール”が己の翼で空を飛び、雲の中へ姿を消していった。
降り注ぐ宝石が火のラドレス―四賢人の一人であるポキールの涙であることは二匹はすぐに理解した。
同じ思いをしているのはダヴィデや自分たちだけではない。彼らは改めてそう認識すると、
ダヴィデの自室前へと一歩を踏み出した。

>ダヴィデ

【なんか長くなって遅くなってすみません。この二匹は元々ネクロゴンドの守護竜なので
ゾーマに忠誠なんて1oもしてないのもあって中立的な考えです。
無論、二匹ともダヴィデ、由利、瑠璃にはまた仲良く笑っていて欲しいのが本音ですが…】

1年前 No.1488

ムーア/執事悪魔 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_zEX

【バラモス城・執事の部屋/執事悪魔ムーア】
ムーア「姫様…一体どうしたというんだ…ムヒョオ」

一方こちらは長きにわたり魔王であるダヴィデの補佐を現在進行形で続けているムーア。
一応彼もこの中では幹部に当たる人物なので、会議への参加は可能だが、
彼は休むことなく王族を支え続けてきたこともあってかボーナス休暇を貰っていた。
しかし、彼もまたこの現状に嘆いている者の一人。
魔界の忠義者であることもありどうしたらいいか考えていた。

まさか現在問題の対象となっている勇者が別世界で大冒険している等誰も知る由も無く、
どうにかして愛しい(博愛的な意味で)由利を魔王城に引き戻そうと考えている。
彼もまた魔界の重役。果たしていきつく先は…

>対象者無

11ヶ月前 No.1489

アリス・マックイヤー/女勇者 @yorokongu☆hWfQzdHinlA ★TPGQ3UIcgo_Tty

【フィールドマップ:アリアハン付近の道/女勇者アリス・マックイヤー】

勇者と魔王が一つになった。世界はその事実だけで揺れていた。
認める者もいれば反発する者もいる。
魔王の城では重大な会議が行われるほどにまで大発展していた。

だがそんな世界情勢に揺さぶられない一人の女性がいた。
その女性は自分の身の丈よりも巨大な大剣を背中にしょってのっしのっしと歩く。
そして、アリアハンの城下町の前に着くと剣を引き抜きこう叫んだ。

アリス「ついにたどり着いたわ魔王城!さぁ魔王ゾーマ!出てきなさい!」

…静けさが響き渡る。

そう、彼女はありえないほどの方向音痴なのである。
彼女もまたアルスやサザル達と同じく世界を救うために旅立ち様々な街で魔王城に関する情報を聞いた。
それで死の谷ネクロゴンドを徒歩や船で目指していたのだが、どういうわけかアリアハンについていた。

無論こんな果ての田舎街が魔王城であるわけもなく魔王も出てこない。
彼女の間抜けな叫びだけがその場に響き渡るのだった。

>対象者無し

3ヶ月前 No.1490
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